JP2003115863A - 通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置及び通信制御方法

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JP2003115863A
JP2003115863A JP2002211966A JP2002211966A JP2003115863A JP 2003115863 A JP2003115863 A JP 2003115863A JP 2002211966 A JP2002211966 A JP 2002211966A JP 2002211966 A JP2002211966 A JP 2002211966A JP 2003115863 A JP2003115863 A JP 2003115863A
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Shogo Yamaguchi
尚吾 山口
Shinzo Matsubara
伸三 松原
Yosuke Tajika
陽介 多鹿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】近接する情報機器に、予め相手のアドレスを知
らなければ、同一の情報を送信できなかった。 【解決手段】自己の通信端末を識別する自端末識別情報
を設定する自端末識別情報設定手段と、前記自端末識別
情報を保持する手段と、前記自端末識別情報を保持する
手段から、自端末識別情報を取得し、自端末の存在情報
として送信する手段と、他の通信端末からの存在情報を
受信する存在情報受信手段と、受信した存在情報と自端
末識別情報とが一致する場合には、自端末識別情報を変
更するか否かを判定し、必要ならば変更を行なう自端末
識別情報変更手段とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信機器の通
信制御装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機能を持つコンピュータ間の
データ転送は1対1の通信が主であった。その最も典型
的な例が電話回線を用いた場合である。電話回線を用い
た通信を行なうためには、電話が設置されている場所に
行き、予め知っている通信相手の電話番号を指定する。
したがって、電話が設置されており、かつ、予め電話番
号の知っている相手との1対1通信しか実現されない。
携帯電話を用いた場合にも、使用場所に関する制限は緩
くなるものの基地局との通信ができなければならないと
言う制限や、相手の電話番号を予め知っておかなければ
ならないと言う制限、1対1通信の制限は残る。
【0003】1対多通信としては放送が考えられるが、
基本的に一方向通信しかサポートされない。
【0004】また、コンピュータ間の通信専用のネット
ワークとしてインターネットがある。インターネットに
おける通信を実現している技術はTCP/IPである。
TCP/IPでは通信相手を特定するためにIPアドレ
スを用いている。32ビットで表現されるアドレスで通
信端末1台に1つ用意される。しかしながら、TCP/
IPによる通信を実現するためには、基本的に通信端末
がケーブルにより接続されている必要があるため使用場
所に制限がある。しかも、通信したい相手のIPアドレ
スを予め知っておく必要がある。近年、無線によるコン
ピュータ間の通信を実現する無線LANにより、使用場
所の制限は緩やかになったものの、通信したい相手のI
Pアドレスを予め知っておく必要があると言う制限は残
る。
【0005】通信相手のアドレスを予め知らずに通信を
行なえる技術としてはIrDAがある。IrDAは、赤
外線を用いた通信技術で自己の通信端末の赤外線の受発
光部と通信相手の赤外線受発光部とを向かい合わせるだ
けで、データの送信が可能である。しかし、IrDAで
は予め相手のアドレスを知る必要はないものの、サポー
トされるのは1対1の通信であり、同時に複数人に同一
の情報を送ることはできない。
【0006】上述の問題を解決する手段として、特願平
6−75757号がある。特願平6−75757号で
は、各通信端末は自己の通信端末を識別するための情報
を自主的に送信する。そして、各通信端末は他の通信端
末より送信される識別情報に基づき、自分の周囲に存在
する通信可能端末を認識する。そして、指定された通信
端末でグループを形成し、グループ内の通信端末には同
一の情報をマルチキャストすることができる。
【0007】無線通信機能を持つ携帯情報機器に特願平
6−75757号の技術を用いれば、固定設備が不要
で、しかも予め相手のアドレスを知らなくてもN対Nの
通信を、いつでもどこでも開始することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、特願平
6−75757号では、従来必要とされた固定設備も不
要であり、また、通信相手のアドレスを予め知っておく
必要がなく、いつでもどこでも誰とでも通信を実現する
技術である。この技術は無線通信機能を持つ携帯情報機
器との組合せにおいてより有効であると考えられる。
【0009】しかしながらこのとき問題となるのは、自
己の通信端末識別情報と他の通信端末の識別情報とが一
致している場合である。この場合、第三者の通信端末に
は2台の通信端末を識別することができず、実際には2
台の通信端末が存在するにも関わらず、1台の通信端末
しか存在しないと認識される。また、どちらか一方のみ
の通信端末を指定することもできない。
【0010】本願発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、その目的は各通信端末の保持している、
自己の通信端末識別情報と他の通信端末の持つ識別情報
が一致していることを検出し、識別情報の重複を回避す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本願発明による通信制御装置は自己の通信端末を識
別する自端末識別情報を設定する自端末識別情報設定手
段と、前記自端末識別情報を保持する手段と、前記自端
末識別情報を保持し、自端末識別情報を取得し、自端末
の存在情報として送信する手段と、他の通信端末からの
存在情報を受信する存在情報受信手段と、受信した存在
情報と自端末識別情報とが一致する場合には、自端末識
別情報を変更する否かを判定し、必要ならば変更を行な
う自端末識別情報変更手段とを有している。
【0012】また上記通信制御装置の通信制御方法を提
供する。
【0013】本願発明の通信制御装置について説明す
る。
【0014】自端末識別情報設定手段が、自己の通信端
末を識別する自端末識別情報を設定する。
【0015】前記自端末識別情報を保持する手段から、
自端末識別情報を取得し、自端末の存在情報として送信
する。
【0016】存在情報受信手続が、他の通信端末からの
存在情報を受信する。受信した存在情報と自端末識別情
報とが一致する場合には、自端末識別情報変更手段が、
自端末識別情報を変更する否かを判定し、必要ならば変
更を行なう。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施例1−1)請求項1記載の
本願発明に関わる実施例1−1を図面に従って説明す
る。図1は本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図
で、いわゆるアプリケーションを実行するユーザー情報
処理部401と通信制御を行なう通信制御部402によ
り構成される。
【0018】端末識別情報送信部410は、ユーザー情
報処理部401の要求もしくはタイマ415の設定値に
基づいて、端末識別情報を送信する。端末識別情報は、
各端末を特定する端末識別子が含まれている。
【0019】自端末識別子記憶部411は、自端末識別
子設定分412で設定された自端末識別子を記憶する。
自端末識別子設定部412は、ユーザー情報処理部40
1の要求もしくは端末識別子比較部413の要求によ
り、自定端末識別子を設定する。設定した自端末識別子
を受信した端末識別子と比較し、重複していれば再度、
自端末識別子を設定する。
【0020】端末識別情報受信部414は、他の端末か
ら送信された端末識別情報を受信し、端末識別情報比較
部415に渡す。
【0021】端末識別情報比較部413は、受信した端
末識別情報から端末識別子を取りだし、自端末識別子記
憶部411に記憶されている自端末の端末識別子と比較
する。比較結果が同じである場合、端末識別子比較部4
13が自端末の端末識別子の変更が必要である場合、端
末識別子を設定するよう自端末識別子設定部412に要
求する。
【0022】次に、端末識別情報比較部413の比較結
果が同じである場合の処理について述べる。比較結果が
同じ場合、他の端末の端末識別子と重複しているため、
端末識別子が重複している端末の区別がつかないので、
端末識別子の重複を検出した端末が自端末識別子設定部
412で端末識別子を変更する。
【0023】あるいは、端末優先度を各端末に割り当て
端末識別情報に付与して送信する。そして、受信した端
末識別情報の優先度が高いもしくは同じ場合には、自端
末識別子設定部412で端末識別子を変更し、通鮮度が
低い場合には変更しなくてもよい。この他に、端末識別
子を設定した時間を端末識別情報に付与して送信し、こ
の設定時間の大小によって、端末識別子を変更するか否
かを判断する。
【0024】(実施例1−2)請求項2記載の本願発明
に関わる実施例1−2を図面に従って説明する。図2は
本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図で、いわゆ
るアプリケーションを実行するユーザー情報処理分50
1と通信制御を行なう通信制御部502により構成され
る。
【0025】端末識別情報送信部520は、ユーザー情
報処理部501の要求もしくはタイマ525の設定値に
基づいて、端末識別情報を送信する。端末識別情報は、
各端末を特定する端末識別子と各端末を一意に特定でき
る特定端末識別子が含まれている。
【0026】自端末識別子記憶部521は、自端末識別
子設定部22で設定された自端末識別子を記憶する。自
端末識別子設定部522は、ユーザー情報処理部501
の要求もしくは端末識別子比較部523の要求により、
自定端末識別子を設定する。設定した自端末識別子を受
信した端末識別子と比較し、重複していれば再度、自端
末識別子を設定する。
【0027】端末識別情報受信部524は、他の端末か
ら送信された端末識別情報を受信し、端末識別情報比較
部525に渡す。
【0028】端末識別情報比較部523は、受信した端
末識別情報から端末識別子を取りだし、自端末識別子記
憶部521に記憶されている自端末の端末識別子と比較
する。比較結果が同じである場合、端末識別子比較分5
23が自端末の端末識別子の変更が必要である場合、端
末識別子を設定するよう自端末識別子設定部522に要
求する。比較結果が同じである場合、受信した端末識別
子と特定端末識別子を他端末識別情報記憶部526に保
持する。
【0029】このように、端末が各端末からの端末識別
情報を受信することで、図3のようなテーブルを他端末
識別情報記憶部526に保持することができる。また、
端末毎に優先度を設け、これを端末識別情報に含めて送
信することで、図4のようなテーブルを他端末識別情報
記憶部526に保持することができる。あるいは、各端
末で端末識別子の設定時間を保持しておいて、これを端
末識別情報に付与して送信することで、図5のようなテ
ーブルを他端末識別情報記憶部516に保持することが
できる。
【0030】次に、端末識別情報比較部523に比較結
果が同じである場合の処理について述べる。
【0031】比較結果が同じ場合、他の端末の端末識別
子と重複しているため、端末識別子が重複している端末
の区別がつかないので、端末識別子の重複を検出した端
末が自端末識別子設定部522で端末識別子を変更す
る。
【0032】あるいは、優先度を各端末に割り当て、受
信した端末識別情報の優先度が高いもしくは同じ場合に
は、自端末識別子設定部522で端末識別子を変更し、
優先度が低い場合には変更する。あるいは、特定端末識
別子の大小によって、端末識別子を変更するか否かを判
断する。この他に、端末識別子を設定した時間を端末識
別情報に付与して送信し、この設定時間の大小によっ
て、端末識別子を変更するか否かを判断する。
【0033】また、端末識別子の重複により変更する必
要がある場合、自端末識別子設定部522は新たな端末
識別子を設定する。この時、一定時間、他の端末からの
端末識別情報を受信し、この時受信した端末識別子を記
憶する。この記憶した端末識別子から、現在使用されて
いない端末識別子を検出し、自端末識別子設定部522
は使用されていない端末識別子を新たな端末識別子とし
て割り当てる。この時、自端末識別部522によって新
たな端末識別子が設定されるまで、端末からの情報の送
信を停止する。また、他端末からの情報の受信を停止し
てもよい。
【0034】あるいは、端末識別子の重複により変更す
る必要がある場合、新たに設定する端末識別子は他端末
識別情報記憶部526を利用して、空いてる端末識別子
を割り当ててもよい。
【0035】(実施例1−3)実施例1−1と同様の手
順で端末識別子の重複の検出を行なう場合、端末識別子
の変更処理とユーザーデータの送信方法について述べ
る。
【0036】端末識別子の重複が検出された場合、自端
末識別子設定部522は新たな端末識別子を設定する。
この時、一定時間、他の端末からの端末識別情報を受信
し、この時受信した端末識別子を記憶する。この記憶し
た端末識別子から、現在使用されていない端末識別子を
検出し、自端末識別子設定部522は使用されていない
端末識別子を新たな端末識別子として割り当てる。
【0037】この時、自端末識別子設定部522によっ
て新たな端末識別子が設定されるまで、端末からの情報
の送信を停止する。
【0038】(実施例1−4)実施例1−1と同様の手
順で端末識別子の重複の検出を行なう場合、端末識別子
の変更処理とユーザーデータの送信方法について述べ
る。
【0039】端末識別子の重複が検出された場合、自端
末識別子設定部522は新たな端末識別子を設定する。
この時、一定時間、他の端末からの端末識別情報を受信
し、この時受信した端末識別子を記憶する。この記憶し
た端末識別子から、現在使用されていない端末識別子を
検出し、自端末識別子設定部522は使用されていない
端末識別子を新たな端末識別子として割り当てる。
【0040】この時、自端末識別子設定部522によっ
て新たな端末識別子が設定されるまで、端末からの情報
の送信と他端末からの情報の受信を停止する。
【0041】(実施例1−5)請求項4記載の本願発明
に関わる実施例1−5を図面に従って説明する。図6は
本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図で、いわゆ
るアプリケーションを実行するユーザー情報処理部60
1と通信制御を行なう通信制御部602により構成され
る。
【0042】端末識別情報送信部610は、ユーザー情
報処理部601、端末識別情報比較部613の要求もし
くはタイマ615の設定値に基づいて、端末識別情報を
送信する。端末識別情報は、各端末を特定する端末識別
子が含まれている。
【0043】自端末識別子記憶部611は、自端末識別
子設定部612で設定された自端末識別子を記憶する。
自端末識別子設定部612は、ユーザー情報処理部60
1の要求もしくは端末識別子比較部613、端末識別情
報受信部614の要求により、自定端末識別子を設定す
る。
【0044】請求項6〜8の装置を適用した場合には、
設定した自端末識別子を受信した端末識別子と比較し、
重複していれば再度、自端末識別子を設定することも可
能である。
【0045】端末識別情報受信部614は、他の端末か
ら送信されたパケットを受信し、端末識別情報を端末識
別情報比較部613に渡したり、端末識別情報変更要求
を自端末識別設定部612に渡したりする。
【0046】端末識別情報比較部613は、受信した端
末識別情報から端末識別子を取りだし、他端末識別子記
憶部616に記憶されている他端末の端末識別子すべて
と比較する。比較結果が同じであり重複が発見された場
合、端末識別比較部613が他端末の端末識別子の変更
が必要であると認識し、端末識別子を変更するように指
示するように端末識別情報変更要求パケットを該当端末
向けに送出、または、該当端末情報をのせてブロードキ
ャストするための指示を端末識別情報送信部610に出
す。そして、受けた端末識別情報を他端末識別子記憶部
616に格納する。
【0047】次に、端末識別情報受信部614が端末識
別情報変更要求パケットを受け、自端末が該当すると判
断すると、端末識別情報変更要求を自端末識別子設定部
612に出し、自端末の端末識別子を変更する処理に入
る。この場合、端末識別子が重複しているため、端末識
別子が重複している端末に対する区別がつかないので、
端末識別子の重複している全端末における自端末識別子
設定部612で端末識別子を同時に変更する。また、こ
の変更は実施例4−2記載の方法と同じように、優先
度、端末識別子の大小、設定時間の前後を用いてどちら
か一方で変更することもできる。
【0048】ここで、端末識別子を変更後、一定時間経
過しても重複が発生しなければ、その識別子を自身の識
別子として利用する。この時、端末識別情報変更完了パ
ケットを全端末宛にブロードキャストする場合もある。
【0049】(実施例1−6)請求項5記載の本願発明
に関わる実施例1−6を図面に従って説明する。図7は
本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図で、いわゆ
るアプリケーションを実行するユーザー情報処理部70
1と通信制御を行なう通信制御部702により構成され
る。
【0050】端末識別情報送信部710は、ユーザー情
報処理部701、端末識別情報比較部713の要求もし
くはタイマ715の設定値に基づいて、端末識別情報や
ユーザー情報を送信する。端末識別情報は、各端末を特
定する端末識別子が含まれている。
【0051】自端末識別子記憶部711は、自端末識別
子設定部712で設定された自端末識別子を記憶する。
自端末識別子設定部712は、ユーザー情報処理部70
1の要求もしくは端末識別子比較部713、端末識別情
報受信部714の要求により、自定端末識別子を設定す
る。
【0052】請求項1〜3の装置を適用した場合には、
設定した自端末識別子を受信した端末識別子と比較し、
重複していれば再度、自端末識別子を設定することも可
能である。
【0053】端末識別情報受信部714は、他の端末か
ら送信されたパケットを受信し、ユーザー情報をユーザ
ー情報処理部701に渡したり、端末識別情報を端末識
別情報比較部713に渡したり、端末識別情報変更要求
を自端末識別設定部712に渡したりする。端末識別情
報比較部713は、受信した端末識別情報から端末識別
子を取りだし、他端末識別子記憶部716に記憶されて
いる他端末の端末識別子すべてと比較する。比較結果が
同じであり重複が発見された場合、端末識別子比較部7
13が他端末の端末識別子の変更が必要であると認識
し、端末識別子を変更するように指示する端末識別情報
変更要求パケットを、該当端末情報をのせてブロードキ
ャストするための指示を端末識別情報送信部710に出
す。そして、受けた端末識別情報を他端末識別子記憶部
716に格納する。
【0054】次に、端末識別情報受信部714が端末識
別情報変更要求パケットを受け、自端末が該当すると判
断すると、端末識別情報変更要求を自端末識別子設定部
712に出し、自端末の端末識別子を変更する処理に入
る。この場合、端末識別子が重複しているため、端末識
別子が重複している端末に対する区別がつかないので、
端末識別子の重複している全端末における自端末識別子
設定部712で端末識別子を同時に変更する。また、こ
の変更は実施例1−2記載の方法と同じように、優先
度、端末識別子の大小、設定時間の前後を用いてどちら
か一方で変更することもできる。
【0055】ここで、端末識別子を変更後、一定時間経
過しても重複が発生しなければ、その識別子を自身の識
別子として利用する。この時、端末識別情報変更完了パ
ケットを全端末宛にブロードキャストする場合もある。
【0056】ブロードキャストされた端末識別情報変更
要求パケットを受信した端末においては、パケットに記
載されている該当端末情報から他の端末の端末識別子が
重複していると検出した場合、それに該当する端末宛の
パケット転送ができないように、端末識別情報送信部7
10に指示する。ここでは、すべてのパケットの転送を
禁止するだけでなく、ユーザー情報や制御情報の転送禁
止を選択的に行なえることもできる。
【0057】転送禁止の解除は、端末識別情報受信部7
14が該当端末から端末識別情報変更完了パケットを受
けた場合、転送解除を端末識別情報送信部710に指示
する。また、自端末内で、端末識別情報受信部714が
受信した端末識別情報が端末識別情報比較部713に渡
され、該当端末の識別子が変更されて重複なしと自身で
判定した場合に、転送解除を端末識別情報送信部710
に指示することもできる。
【0058】(実施例1−7)請求項6記載の本願発明
に関わる実施例1−7を図面に従って説明する。図8は
本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図で、いわゆ
るアプリケーションを実行するユーザー情報処理部80
1と通信制御を行なう通信制御部802により構成され
る。
【0059】装置構成は、実施例1−6と同様である。
【0060】ブロードキャストされた端末識別情報変更
要求パケットを受信した端末においては、パケットに記
載されている該当端末情報から他の端末の端末識別子が
重複していると検出した場合、それに該当する端末から
のパケットの受信ができないように、端末識別情報受信
部814に指示する。ここでは、すべてのパケットの受
信を禁止するだけでなく、ユーザー情報や制御情報の転
送禁止を選択的に行なえることもできる。
【0061】転送禁止の解除は、端末識別情報受信部8
14が該当端末から端末識別情報変更完了パケットを受
けた場合、受信禁止解除を行なう。また、自端末内で、
端末識別情報受信部814が受信した端末識別情報が端
末識別情報比較部813に渡され、該当端末の識別子が
変更されて重複なしと自身で判定した場合に受信禁止解
除を行なうこともできる。
【0062】(実施例1−8)請求項7記載の本願発明
に関わる実施例1−8を図面に従って説明する。図9は
本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図、いわゆる
アプリケーションを実行するユーザー情報処理部901
と通信制御を行なう通信制御部902により構成され
る。
【0063】装置構成は、実施例1−6と同様である。
【0064】端末識別情報受信部914が端末識別情報
変更要求パケットを受け、自端末が該当すると判断する
と、端末識別情報変更要求を自端末識別子設定部912
に出し、自端末の端末識別子を変更する処理に入る。こ
の場合、端末識別子が重複しているため、端末識別子が
重複している端末に対する区別がつかないので、端末識
別子の重複している全端末における自端末識別子設定部
912で端末識別子を同時に変更する。また、この変更
は実施例4−2記載の方法と同じように、優先度、端末
識別子の大小、設定時間の前後を用いてどちらか一方で
変更することもできる。そして、端末識別子を変更後、
一定時間経過しても重複が発生しなければその識別子を
自身の識別子として利用する。
【0065】自端末識別子設定部912は、この端末識
別情報変更要求パケットを受け、自端末の端末識別子を
変更する処理に入った時に、この端末の情報の送信の停
止を端末識別情報送信部910に指示し、自端末識別子
設定部922によって新たな端末識別子が設定された時
点で、この端末の情報の送信の再開を端末識別情報送信
部910に指示する。送信停止時においては、すべての
パケットの転送を禁止を選択的に行なえることもでき
る。
【0066】(実施例1−9)請求項8記載の本願発明
に関わる実施例1−9を図面に従って説明する。図10
は本発明の一実施例に関わる通信装置の構成図で、いわ
ゆるアプリケーションを実行するユーザー情報処理部1
001と通信制御を行なう通信制御部1002により構
成される。
【0067】装置構成は、実施例1−6と同様である。
【0068】端末識別情報受信部1014が端末識別情
報変更要求パケットを受け、自端末が該当すると判断す
ると、端末識別情報変更要求を自端末識別子設定部10
12に出し、自端末の端末識別子を変更する処理に入
る。この場合、端末識別子が重複しているため、端末識
別子が重複している端末に対する区別がつかないので、
端末識別子の重複している全端末における自端末識別子
設定部1012で端末識別子を同時に変更する。また、
この変更は実施例4−2記載の方法と同じように、優先
度、端末識別子の大小、設定時間の前後を用いてどちら
か一方で変更することもできる。そして、端末識別子を
変更後、一定時間経過しても重複が発生しなければ、そ
の識別子を自身の識別子として利用する。
【0069】自端末識別子設定部1012は、この端末
識別情報変更要求パケットを受け、自端末の端末識別子
を変更する処理に入った時に、この端末の情報の受信の
停止を端末識別情報受信部1014に指示する。もしく
は、端末識別情報受信部1014が端末識別情報変更要
求パケットを受けた時点でこの端末の情報の受信の停止
の設定を行なうこともできる。
【0070】自端末識別子設定部1022によって新た
な端末識別子が設定された時点で、この端末の情報の受
信の再開を端末識別情報受信部1014に指示する。
【0071】受信停止時においては、すべてのパケット
の受信を禁止するだけでなく、ユーザー情報や制御情報
の受信禁止を選択的に行なえることもできる。
【0072】(実施例1−10)請求項9記載の本願発
明の実施例1−10について図11を用いて説明する。
【0073】ユーザー情報処理部300は、いわゆるア
プリケーションを実行する部分である。自端末識別情報
設定部301は、自己の通信端末の識別情報を設定する
部分である。設定方法および設定する識別情報は特に限
定されるものではない。最も単純な設定方法としては、
ユーザー情報処理部からの入力をそのまま識別情報とす
る方法が考えられる。また、ユーザー情報処理部からの
入力を引数とする関数の返り値を識別情報とする方法も
考えられる。設定された自端末識別情報は自端末識別情
報記憶部に送られる。
【0074】自端末識別情報記憶部302は、自端末識
別情報設定部から送られる自端末識別情報を記憶してお
く部分である。記憶している識別情報は通信端末の存在
認識のために用いられる。詳細は、後に述べる。
【0075】存在確認情報生成部303は、ある通信端
末の識別情報が存在するかどうかの問い合わせのための
情報を生成する部分である。存在確認情報には問い合わ
せる通信端末識別情報と、それが、存在確認のための情
報であることを示す情報とが含まれる。生成された存在
確認情報は送信部および存在確認情報処理部に送られ
る。
【0076】送信部304は、送られてきた情報をネッ
トワークに送信する部分である。送信する情報には、先
述の存在確認情報、後述の存在確認応答および宛先の付
与されたユーザー情報がある。
【0077】受信部305は、他の通信端末の送信部か
らネットワークへ送信された情報を受信する部分であ
る。受信した情報は受信情報判別部に送る。
【0078】受信情報判別部306は、受信部から送ら
れた情報の種類を判別する部分である。受信部から送ら
れてくる情報の種類としては存在確認情報、存在確認応
答、ユーザー情報の3つが考えられる。存在確認情報は
存在確認情報処理部へ、存在確認応答は通信可能端末認
識部へ、ユーザー情報は宛先判別部へそれぞれ送る。存
在確認情報処理部307では、まず送られてきた存在確
認情報から存在の確認を問い合わせている対象である通
信端末の識別情報を抽出する。抽出された識別情報は、
自端末識別情報記憶に記憶されている自端末の識別情報
と比較される。もし、両者が一致する場合には、自端末
の存在を問い合わせているものと考え、その旨を存在確
認応答生成部に通知する。抽出した識別情報と自端末の
識別情報とが異なる場合には、抽出した識別情報を通信
可能端末認識部に送る。
【0079】存在確認応答生成部308は、存在確認の
問い合わせのあった識別情報と自己の通信端末の識別情
報とが一致していることを他の端末に通知するための存
在確認応答を生成する部分である。問い合わせ識別情報
と自己の識別情報とが一致していることは存在確認情報
処理部からの通知により知ることができる。問い合わせ
識別情報と自己の識別情報との一致の通知を受けるとす
ぐに存在確認応答を生成し、送信部に送る。
【0080】通信可能端末認識部309は、自分の周囲
で現在通信可能な端末を認識する部分である。存在確認
情報処理部で抽出された存在の問い合わせのあった識別
情報を受けると、通信可能端末認識部では一定時間それ
を保持しておく。保持しておく時間の決定方法は何でも
良く、ユーザー情報処理部からの指示により予め定めら
れていても良いし、その場合、ユーザー情報処理部から
の指示がない場合のデフォルト値を定めておくことも考
えられる。また、ネットワークの込み具合により適応的
に変えても良い。ネットワークが込み合っている場合に
は保持する時間を長くし、ネットワークがすいている場
合には保持する時間を短くしても良い。またあるいは、
存在確認情報処理部からの次の識別情報の通知を受ける
まで保持しておく方法もある。
【0081】識別情報を保持している間に受信情報判別
部より存在確認応答が送られた場合、保持している識別
情報を持つ通信端末が存在するとして、通信可能端末記
憶部に識別情報を送る。識別情報を保持している一定時
間内に存在確認応答が送られてこない場合には、保持し
ている識別情報を捨てる。
【0082】通信可能端末記憶部310は、通信可能端
末認識部より送られた現在通信可能な端末の識別情報を
記憶しておく部分である。
【0083】グループ設定部311は、通信可能端末記
憶部に記憶されている通信可能端末のうち、同報的に情
報を送信したい通信端末の集合を設定する部分である。
設定は基本的に、ユーザー情報処理部からの指示により
行なう。ユーザー情報処理部からグループ設定の宛先付
与部312は、送信するユーザー情報に、グループ設定
部において保持されているグループのうちどのグループ
に送信するかの情報を付与する部分である。
【0084】宛先判別部313は、受信情報判別部より
送られてくるユーザー情報のうち、自端末の所属するグ
ループ宛に送信された情報のみをユーザー情報処理部に
送る部分である。自端末の所属しないグループ宛の情報
は捨てる。
【0085】以上により、自分の周囲にいる通信可能な
端末を認識し、認識した通信可能端末間でグループを形
成、グループに属する端末に同報的に情報を送信するこ
とができる。
【0086】通信可能な端末であると認識している端末
がいなくなった場合、いなくなったことは、通信可能端
末記憶分に記憶されている端末識別情報の存在確認情報
に対する存在確認応答がなくなったことにより検出され
る。
【0087】存在確認情報の生成は、他の端末からの存
在確認情報を受信している間は行なわないことにしてお
いても良い。その場合、自分の周囲に存在確認情報を送
信する端末がいなくなった場合には、存在確認情報の生
成を行なうかどうかを何らかの方法で判別するようにし
ておいても良い。例えば、存在確認情報が受信しなくな
ったことを検出した各通信端末は、あるランダム時間を
待ってから存在確認情報を生成、送信することにする。
最も短い待ち時間を選択した端末が最初に存在確認情報
を生成、送信するので、他の端末は存在確認情報の生
成、送信をとりやめる。
【0088】自端末識別情報変更部320は、自己の通
信端末の識別情報と同じ識別情報を持つ通信端末が存在
することを検出し、必要ならば識別情報の重複を回避す
るために自端末の識別情報を変更する部分である。存在
確認情報処理部307は送られてきた存在確認情報から
存在の問い合わせている対象である通信端末の識別情報
を抽出する。抽出された識別情報は、自端末識別情報記
憶部に記憶されている自端末の識別情報と比較される。
もし、両者が一致する場合には、自端末の存在を問い合
わせているものと考え、その旨を存在確認応答生成部に
通知すると同時に、自端末識別情報変更部へも通知す
る。自端末の識別情報と存在確認情報処理部で抽出した
識別情報とが一致していることを通知されると自端末識
別情報変更部は通知があったことを一定時間記憶してお
く。通知を記憶しておく時間は、通信可能端末認識部が
存在確認情報処理部から通知のあった識別情報を保持し
ておく時間と同じにしておけば良い。
【0089】受信情報判別部306は、受信した情報が
存在確認応答の場合には通信可能端末認識部と自端末識
別情報変更部に送る。自端末識別情報変更部では、自端
末の識別情報と存在確認情報処理部で抽出した識別情報
とが一致している通知を記憶している間に、存在確認応
答が送られてきた場合、自己の通信端末の識別情報と同
じ識別情報を持つ、別の通信端末が存在することが分か
る。その場合、自端末の識別情報の変更の必要があるか
どうかを判断する。変更の必要があると判断された場合
には、自端末識別情報の再設定を自端末識別情報設定部
に指示する。
【0090】自端末識別情報を変更するかどうかの判断
方法としては、例えば自己の通信端末識別情報と同じ識
別情報を持つ通信端末がいることを検出した場合にはい
つでも変更することが考えられる。あるいは、確率的に
変更するか否かを決定しても良い。
【0091】自端末識別情報設定部301では、自端末
識別情報変更部から自端末識別情報の再設定指示を受け
ると、新たな自端末の識別情報を設定し自端末識別情報
記憶部に通知する。
【0092】以上により、近接する通信端末同士で同じ
識別情報を設定してしまった場合にも、それを検出し回
避することができる。
【0093】また、通信端末の識別情報の重複検出、回
避を効率良くする方法として以下のような方法も考えら
れる。存在確認情報処理部で存在の確認を問い合わせて
いる対象が自端末の識別情報であることを確認した時に
その旨の存在確認応答生成部と自端末識別情報変更部へ
通知する。存在確認応答生成部では存在確認情報処理部
から通知を受けた後すぐに存在確認応答を生成し送信部
へ送るのではなく、ある時間待ってから生成する。一
方、自端末識別情報変更部は存在確認情報処理部から通
知を受けた後、一定時間内に受信情報判別部から存在確
認応答が送られると、自端末の識別情報と同じ識別情報
を持つ通信端末が存在することを検出する。このとき、
自端末識別情報設定部に識別情報の再設定を通知すると
共に、存在確認応答生成部にも自端末の識別情報を再設
定することを通知する。存在確認応答生成部では自端末
の識別情報の再設定通知を受けると、存在確認応答の生
成待ちの状態であれば生成を中止する。
【0094】この方法であれば、近接する通信端末同士
で複数の端末が同じ識別情報を有している場合に、最初
に存在確認応答を生成、送信した端末がそのまま元の識
別情報を用いることになる。これにより、識別情報の再
設定の手間が省ける。また、存在確認応答を生成待ちの
端末が、生成を中止することにより存在確認応答がネッ
トワークに送出される数が減り、ネットワークのトラヒ
ックが軽減される。
【0095】(実施例1−11)請求項10記載の本願
発明の実施例1−11について図12を用いて説明す
る。
【0096】存在確認情報、存在確認応答の送受信およ
び各々に対する処理は実施例1−10と同様であるので
省略する。実施例1−10との大きな違いは、重複情報
生成部330が新たに追加されていることであるので、
重複情報生成部に関連する部分、重複情報の送受信とそ
の処理に関連する部分についてのみ説明する。
【0097】重複情報生成部330は、同じ識別情報を
持つ端末が複数存在することを通知するための重複情報
を生成する部分である。重複情報の生成は通信可能端末
認識部からの指示により行なわれる。まず、通信可能端
末識別部において重複情報生成部に重複情報の生成を指
示するまでの処理について述べる。
【0098】通信可能端末認識部では、存在確認情報処
理部で抽出された存在の問い合わせのあった識別情報を
受けると、一定時間それを保持しておく。識別情報を保
持している間に受信情報判定部より存在確認応答が送ら
れた場合、保持している識別情報を持つ通信端末が存在
するとして、通信可能端末記憶部に識別情報を送る。し
かし、存在確認情報処理部で抽出された識別情報を保持
している間に受けると存在確認応答は1つとは限らな
い。複数の存在確認応答が送られてきた場合には、同じ
識別情報を持つ通信端末が複数存在するものとして重複
情報生成部に重複情報の生成を指示する。
【0099】重複情報生成部では、通信可能端末認識部
から重複情報の生成を指示されると同じ識別情報を持つ
通信端末が複数いることを示す情報を生成し、送信部に
送る。
【0100】受信情報判別部は、受信した重複情報を自
端末識別情報変更部へ送る。
【0101】自端末識別情報変更部320は、自己の通
信端末の識別情報と同じ識別情報を持つ通信端末が存在
することを検出し、必要ならば識別情報の重複を回避す
るために自端末の識別情報を変更する部分である。存在
確認情報処理部307は送られてきた存在確認情報から
存在の確認を問い合わせている対象である通信端末の識
別情報を抽出する。抽出された識別情報は、自端末識別
情報記憶部に記憶されている自端末の識別情報と比較さ
れる。もし、両者が一致する場合には、自端末の存在を
問い合わせているものと考え、その旨を存在確認応答生
成部に通知すると同時に、自端末識別情報変更部へも通
知する。自端末の識別情報と存在確認情報処理部で抽出
した識別情報とが一致していることを通知されると自端
末識別情報変更部は通知があったことを一定時間記憶し
ておく。記憶している間に受信情報判別部から重複情報
が送られてきた場合には自己の通信端末の識別情報と同
じ識別情報を持つ別の通信端末が存在することが分か
る。その場合、自端末の識別情報の変更の必要があるか
どうかを判断する。変更の必要があると判断された場合
には、自端末識別情報の再設定を自端末識別情報設定部
に指示する。
【0102】
【発明の効果】本願発明の通信制御装置であれば、複数
の通信端末が同一の識別子を持つことを検出、回避する
ことができ、通信機器間で相手を誤ることなくデータの
送信をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例1−1の構成図。
【図2】 本願発明の実施例1−2の構成図。
【図3】 本願発明の実施例1−2における他端末識別
情報記憶部の構成例。
【図4】 本願発明の実施例1−2における他端末識別
情報記憶部の構成例
【図5】 本願発明の実施例1−2における他端末識別
情報記憶部の構成例
【図6】 本願発明の実施例1−5の構成図。
【図7】 本願発明の実施例1−6の構成図。
【図8】 本願発明の実施例1−7の構成図。
【図9】 本願発明の実施例1−8の構成図。
【図10】 本願発明の実施例1−9の構成図。
【図11】 本願発明の実施例1−10を示す構成図。
【図12】 本願発明の実施例1−11を示す構成図。
【符号の説明】
300…ユーザー情報処理部 301…自端末識別情報設定部 302…自端末識別情報記憶部 303…存在確認情報生成部 304…送信部 305…受信部 306…受信情報判別部 307…存在確認情報処理部 308…存在確認応答生成部 309…通信可能端末認識部 310…通信可能端末記憶部 311…グループ設定部 312…宛先付与部 313…宛先判別部 320…自端末識別情報変更部 330…重複情報生成部 401…ユーザー情報処理部 402…通信制御部 410…端末識別情報送信部 411…自端末識別子記憶部 412…自端末識別子設定部 413…端末識別子比較部 414…端末識別情報受信部 415…タイマ 501…ユーザー情報処理部 502…通信制御部 520…端末識別情報送信部 521…自端末識別子記憶部 522…自端末識別子設定部 523…端末識別子比較部 524…端末識別情報受信部 525…タイマ 526…他端末識別情報記憶部 601…ユーザー情報処理部 602…通信制御部 610…端末識別情報送信部 611…自端末識別子記憶部 612…自端末識別子設定部 613…端末識別子比較部 614…端末識別情報受信部 615…タイマ 616…他端末識別情報記憶部 701…ユーザー情報処理部 702…通信制御部 710…端末識別情報送信部 711…自端末識別子記憶部 712…自端末識別子設定部 713…端末識別子比較部 714…端末識別情報受信部 715…タイマ 716…他端末識別子記憶部 801…ユーザー情報処理部 802…通信制御部 810…端末識別情報送信部 811…自端末識別子記憶部 812…自端末識別子設定部 813…端末識別子比較部 814…端末識別情報受信部 815…タイマ 816…他端末識別子記憶部 901…ユーザー情報処理部 902…通信制御部 910…端末識別情報送信部 911…自端末識別子記憶部 912…自端末識別子設定部 913…端末識別子比較部 914…端末識別情報受信部 915…タイマ 916…他端末識別子記憶部 1001…ユーザー情報処理部 1002…通信制御部 1010…端末識別情報送信部 1011…自端末識別子記憶部 1012…自端末識別子設定部 1013…端末識別子比較部 1014…端末識別情報受信部 1015…タイマ 1016…他端末識別子記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多鹿 陽介 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番30号 株式会社東芝関西支社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HD09 MD09 5K033 AA05 DA17 EC03 5K034 AA06 DD03 EE03 FF02 FF14 LL01 5K067 AA21 BB21 CC08 CC13 CC14 DD17 EE02 EE10 HH22 HH23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己の通信端末を識別する自端末識別情報
    を設定する自端末識別情報設定手段と、前記自端末識別
    情報を保持する手段と、前記自端末識別情報を保持する
    手段から、自端末識別情報を取得し、自端末の存在情報
    として送信する手段と、他の通信端末からの存在情報を
    受信する存在情報受信手段と、受信した存在情報と自端
    末識別情報とが一致する場合には、自端末識別情報を変
    更するか否かを判定し、必要ならば変更を行なう自端末
    識別情報変更手段とを有し、自端末識別情報と他端末の
    端末識別情報が重複した場合、各端末で端末識別情報の
    重複を回避することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】前記自端末識別情報変更手段で、自端末識
    別情報の変更が必要と判定されてから、新たな自端末識
    別情報を設定し終えるまで、情報の送信を停止すること
    を特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】前記自端末識別情報変更手段で、自端末識
    別情報の変更が必要と判定されてから、新たな自端末識
    別情報を設定し終えるまで、情報の送受信を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】自己の通信端末を識別する自端末識別情報
    を設定する自端末識別情報設定手段と、前記自端末識別
    情報を保持する手段と、前記自端末識別情報を保持する
    手段から、自端末識別情報を取得し、自端末の存在情報
    として送信する手段と、他の通信端末からの存在情報を
    受信する存在情報受信手段と、受信した存在情報を保持
    する手段と、前記受信した存在情報を保持する手段から
    の情報に基づき、受信した端末識別情報に重複したもの
    があるかどうかを判定する端末識別情報重複手段と、端
    末識別情報に重複したものがある場合には、端末識別情
    報重複通知を送信する手段と、他の通信端末からの端末
    識別情報重複通知を受信する重複情報受信手段と、受信
    した端末識別情報重複通知に基づき、自端末識別情報を
    変更するか否かを判定し、必要ならば変更を行なう自端
    末識別情報変更手段とを有し、自端末で検出した他端末
    の端末識別情報の重複通知を行ない、重複通知を受けた
    各端末が端末識別情報の重複を回避することを特徴とす
    る通信制御装置。
  5. 【請求項5】前記端末識別情報重複通知手段において、
    端末識別情報が重複している端末に対して情報の送信を
    停止することを特徴とする請求項4記載の通信制御装
    置。
  6. 【請求項6】前記端末識別情報重複通知手段において、
    端末識別情報が重複している端末に対して情報の送受信
    を停止することを特徴とする請求項4記載の通信制御装
    置。
  7. 【請求項7】前記自端末識別情報変更手段で、自端末識
    別情報の変更が必要と判定されてから、新たな自端末識
    別情報を設定し終えるまで、情報の送信を停止すること
    を特徴とする請求項4記載の通信制御装置。
  8. 【請求項8】前記自端末識別情報変更手段で、自端末識
    別情報の変更が必要と判定されてから、新たな自端末識
    別情報を設定し終えるまで、情報の送受信を停止するこ
    とを特徴とする請求項4記載の通信制御装置。
  9. 【請求項9】自己の通信端末を識別する自端末識別情報
    を設定する自端末識別情報設定手段と前記自端末識別情
    報を保持する自端末識別情報記憶手段と、自分の周囲に
    存在する通信可能端末を認識するために存在確認情報を
    送信する存在確認情報送信手段と、他の通信端末からの
    存在確認情報を受信する存在確認情報受信手段と、受信
    した存在確認情報と自端末識別情報とが一致する場合
    に、一致している端末が存在することを知らせる存在確
    認応答を送信する存在確認応答送信手段と、受信した存
    在確認情報と自端末識別情報とが一致しておりさらに、
    同一の存在確認情報に対する他端末からの存在確認応答
    を受信した場合には自端末識別情報を変更するか否かを
    判定し、必要ならば変更を行なう自端末識別情報変更手
    段とを有し、自端末識別情報と他端末の端末識別情報が
    重複した場合、各端末で端末識別情報の重複を回避する
    ことを特徴とする通信制御装置。
  10. 【請求項10】自己の通信端末を識別する自端末識別情
    報を設定する自端末識別情報設定手段と前記自端末識別
    情報を保持する自端末識別情報記憶手段と、自分の周囲
    に存在する通信可能端末を認識するために存在確認情報
    を送信する存在確認情報送信手段と、他の通信端末から
    の存在確認情報を受信する存在確認情報受信手段と、受
    信した存在確認情報と自端末識別情報とが一致する場合
    に、一致している端末が存在することを知らせる存在確
    認応答を送信する存在確認応答送信手段と、同一の存在
    確認情報に対する複数の他端末からの存在確認応答を受
    信した場合には端末識別情報重複通知を送信する手段
    と、他の通信端末からの端末識別情報重複通知を受信す
    る重複情報受信手段と、受信した端末識別情報重複通知
    に基づき、自端末識別情報を変更するか否かを判定し、
    必要ならば変更を行なう自端末識別情報変更手段とを有
    し、自端末で検出した他端末の端末識別情報の重複通知
    を行ない、重複通知を受けた各端末が端末識別情報の重
    複を回避することを特徴とする通信制御装置。
  11. 【請求項11】自己の通信端末を識別する自端末識別情
    報を設定し、保持し、自端末の存在情報として該情報を
    送信し、他の通信端末からの存在情報を受信するときの
    受信した存在情報と自端末識別情報とが一致する場合に
    は、自端末識別情報を変更するか否かを判定し、必要な
    らば前記自端末識別情報を変更することを特徴とする通
    信制御装置の通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257788A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 識別子管理システム、情報管理サーバ、相互接続先管理サーバ、識別子管理方法、情報管理プログラム、相互接続先管理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257788A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 識別子管理システム、情報管理サーバ、相互接続先管理サーバ、識別子管理方法、情報管理プログラム、相互接続先管理プログラム

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