JP3178419B2 - 情報提供サーバ、情報提供クライアントおよび記録媒体 - Google Patents

情報提供サーバ、情報提供クライアントおよび記録媒体

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JP3178419B2
JP3178419B2 JP17072398A JP17072398A JP3178419B2 JP 3178419 B2 JP3178419 B2 JP 3178419B2 JP 17072398 A JP17072398 A JP 17072398A JP 17072398 A JP17072398 A JP 17072398A JP 3178419 B2 JP3178419 B2 JP 3178419B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1001Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for accessing one among a plurality of replicated servers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続された複数の通信インタフェースを持つサーバ
と、少なくとも一つ通信インタフェースを持つクライア
ントによる、情報提供サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報提供システムは、ネットワークを介
したコンピュータシステム等において、サーバに蓄えら
れた有用な情報をクライアントに提供するシステムであ
る。従来の情報提供システムは、特願平10−0381
79に開示される技術のように、サーバ及びクライアン
トが複数の通信インタフェース有し、それぞれ異なる経
路となる通信路を介して情報の送受信を行う。
【0003】以下、従来の情報提供システムについて図
面を参照して説明する。図17は、従来の情報提供シス
テムの構成を示す模式図である。情報システムは、複数
のサーバ200及び複数のクライアント100がそれぞ
れ複数の通信路を介して接続されて構成される。
【0004】サーバ200は、サービスアナウンス情報
処理部210と、サービス提供起動管理部220と、サ
ービス提供処理部230と、通信インタフェース選択部
240と、通信処理部250、260と、通信インタフ
ェース270とから構成される。
【0005】サービスアナウンス情報処理部210は、
提供サービス情報管理表211と、提供サービス情報処
理部212と、処理起動部213と、から構成される。
提供サービス情報管理表211は、サーバ200が提供
可能となる提供サービスの管理表を記憶する。提供サー
ビス情報処理部212は、サーバ200における各種の
情報提供サービスにおける送受信の処理を行う。処理起
動部213は、所定のサービス提供起動管理部220を
起動させる。
【0006】サービス提供起動管理部220は、サービ
ス提供処理部230を起動させる。サービス提供処理部
230は、サーバ200における情報提供サービスの送
受信の処理を行う。通信インタフェース選択部240
は、サービス提供処理部230が行う情報提供サービス
の送信処理時に通信インタフェース270を特定する。
通信処理部250、260は、サービス提供処理部23
0が行う情報提供サービスの送信処理時に通信インタフ
ェース270を介してクライアント100に対する情報
の送受信を行う。通信インタフェース270は、通信路
を特定する通信インタフェース識別子271を備え、通
信路を介してクライアント100と通信を行う。
【0007】クライアント100は、サービスアナウン
ス情報処理部110と、サービス利用起動管理部120
と、サービス利用処理部130と、通信処理部140
と、通信インタフェース選択部150と、通信インタフ
ェース160とから構成される。サービスアナウンス情
報処理部110は、利用サービス一覧表111と、利用
サービス指定部112と、サービスアナウンス情報入出
力部113と、利用サービス情報処理部114と、サー
ビスアナウンス情報管理表115と、処理起動部116
と、から構成される。
【0008】利用サービス一覧表111は、利用したこ
とのあるサービスを特定するサービスの一覧を記憶す
る。利用サービス指定部112は、利用対象となるサー
ビスを指定する。サービスアナウンス情報入出力部11
3は、利用サービス情報処理部に114に利用サービス
一覧等の情報を供給する。利用サービス情報処理部11
4は、クライアント100全体を制御してサーバ200
との間で各種情報の送受信を行い、情報提供システムに
おけるクライアント100側を管理する。サービスアナ
ウンス情報管理表115は、クライアント100におけ
るサービスの利用状況等を管理する。処理起動部116
は、サービス利用管理部120を起動させる。
【0009】サービス提供起動管理部120は、サービ
ス利用処理部130を起動させる。サービス利用処理部
130は、クライアント100における各種の情報提供
サービスの受信処理を行う。通信処理部140は、サー
ビス利用処理部130が行う情報提供サービスの受信処
理時に通信インタフェース160を介してサーバ200
に対する情報の送受信を行う。通信インタフェース選択
部150は、利用サービス情報処理部114に従って、
通信インタフェース等を選択する。通信インタフェース
160は、通信路3を特定する通信インタフェース識別
子161を備え通信路を介してサーバ200と通信を行
う。
【0010】このような情報提供システムは、クライア
ント100が、すべてのサーバ200の有するサービス
を検索し、検索したサービスの中から利用サービス指定
部112にて指定されたサービスを利用する。すなわ
ち、利用サービス情報処理部114は、通信インタフェ
ース選択部150を制御して接続可能なサーバ200を
検索し、サービス一覧情報を取得する。サービス利用処
理部130は、利用サービス指定部112にて指定され
たサービスを通信処理部140を介して利用する。その
際、クライアント100は、サーバ200が確保してい
る通信路、すなわち利用可能状態となっている通信路か
ら、無作為に一つの通信路を選択し、その通信路を用い
て、サーバ200に蓄積されている有用な情報提供サー
ビスを受信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような情
報提供システムは、サーバ200とクライアント100
との間で通信路の適切さを判別することなく、クライア
ント100が無作為に通信路の選択を行っていた。その
ため、クライアント100は、サーバ200の通信負荷
等を把握できず、サーバ200が確保している通信路の
中で、最適な通信路を選択することができなかった。
【0012】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、複数の通信路から最適な通信路を選択することので
きる情報提供システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る情報提供サーバは、
ービスの内容を識別するサービス番号と、前記サービス
が、前記サービスの提供を全てのクライアントに同報し
て行う放送型により提供されているかどうかの状態を示
す状態情報と、前記サービスが、前記放送型により提供
されている場合の通信路の前記通信路を識別するための
通信路識別子とを記憶する提供サービス管理表と、 前記
クライアントから、前記サービス番号を用いて要求され
たサービス開始の要求を受け取り、前記提供サービス管
理表を参照して、前記サービス番号から前記サービスを
特定し、当該サービスが前記放送型で提供されている場
合、当該通信路の前記通信路識別子を割り当てるための
通信路割当応答を行うサービスアナウンス処理部と、
備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、サービスアナウンス処
理部は、クライアントから、サービス番号を用いて要求
されたサービス開始の要求を受け取り、提供サービス管
理表を参照して、サービス番号からサービスを特定し、
当該サービスが放送型で提供されている場合、当該通信
路の通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を
行う。この結果、複数の通信路から最適な通信路を選択
することができる。
【0015】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係る情報提供サーバは、 サービスの内容を識別
するサービス番号と、前記サービスの提供を全てのクラ
イアントに同報して行う放送型か、または前記サービス
の提供をクライアントに個別に行う個別型かどうかを示
す前記サービスの種類と、前記サービスが提供されてい
るかどうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが放
送型により提供されている場合の通信路の前記通信路を
識別するための通信路識別子とを記憶する提供サービス
管理表と、 前記クライアントから、前記サービス番号を
用いて要求されたサービス開始の要求を受け取り、前記
提供サービス管理表を参照して、前記サービス番号から
前記サービスを特定し、当該サービスの種類が個別型の
場合または当該サービスの種類が前記放送型で、当該サ
ービスが提供されていない場合、サービス提供のための
前記通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を
行い、更に、当該サービスの種類が前記放送型で、当該
サービスが提供されている場合、前記通信路の前記通信
路識別子を割り当てるための通信路割当応答を行うサー
ビスアナウンス処理部と、 を備えることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、サービスアナウンス処
理部は、クライアントから、サービス番号を用いて要求
されたサービス開始の要求を受け取り、提供サービス管
理表を参照して、サービス番号からサービスを特定し、
当該サービスの種類が個別型の場合または当該サービス
の種類が放送型で、当該サービスが提供されていない場
合、サービス提供のための通信路識別子を割り当てるた
めの通信路割当応答を行い、更に、当該サービスの種類
が放送型で、当該サービスが提供されている場合、通信
路の通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を
行う。この結果、複数の通信路から最適な通信路を選択
することができる。
【0017】前記サービスアナウンス処理部が、前記ク
ライアントから、前記サービスの内容を要求するための
サービス情報要求を受け取り、前記提供サービス管理表
を参照して、前記サーバが有するサービスの前記サービ
ス番号を知らせるためのサービス情報応答を前記クライ
アントに行ってもよい。
【0018】前記サービスアナウンス処理部が、前記ク
ライアントから、前記サーバが有する全ての前記通信路
識別子を要求するための通信路情報要求を受け取り、前
記サーバが有する全ての前記通信路識別子を知らせるた
めの通信路情報応答を前記クライアントに行ってもよ
い。
【0019】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点に係る情報提供クライアントは、サーバを識別す
るサーバ識別子と当該サーバの有するサービスの内容を
識別するサービス番号とを有するサービス一覧表と、
記サービス番号と、前記サービスが、前記サービスの提
供を全てのクライアントに同報して行う放送型により提
供されているかどうかの状態を示す状態情報と、前記サ
ービスが、前記放送型により提供されている場合の通信
路の前記通信路を識別するための通信路識別子とを記憶
する提供サービス管理表を備えるサーバに対し、前記サ
ービス一覧表を参照して、前記サーバ識別子と前記サー
ビス番号とを用いてサービス開始の要求を行う提供サー
ビスアナウンス処理部と、 前記サーバに対し、前記提供
サービス管理表を参照させ、前記サービス番号から前記
サービスを特定させ、当該サービスが前記放送型で提供
されている場合、当該通信路の前記通信路識別子を割り
当てるための通信路割当応答を送信させ、当該通信路割
当応答を受け取り、前記割り当てられた前記通信路識別
子を用いて、前記通信路の接続を切り替える通信路切り
替え部と、を備えることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、提供サービスアナウン
ス処理部は、サービス番号と、サービスが、サービスの
提供を全てのクライアントに同報して行う放送型により
提供されているかどうかの状態を示す状態情報と、サー
ビスが、放送型により提供されている場合の通信路の通
信路を識別するための通信路識別子とを記憶する提供サ
ービス管理表を備えるサーバに対し、サービス一覧表を
参照して、サーバ識別子とサービス番号とを用いてサー
ビス開始の要求を行う。通信路切り替え部は、サーバに
対し、提供サービス管理表を参照させ、サービス番号か
らサービスを特定させ、当該サービスが放送型で提供さ
れている場合、当該通信路の通信路識別子を割り当てる
ための通信路割当応答を送信させ、当該通信路割当応答
を受け取り、割り当てられた通信路識別子を用いて、通
信路の接続を切り替える。この結果、複数の通信路から
最適な通信路を選択することができる。
【0021】上記目的を達成するため、この発明の第4
の観点に係る情報提供クライアントは、サーバを識別す
るサーバ識別子と当該サーバの有するサービスの内容を
識別するサービス番号とを有するサービス一覧表と、
記サービス番号と、前記サービスの提供を全てのクライ
アントに同報して行う放送型か、または前記サービスの
提供をクライアントに個別に行う個別型かどうかを示す
前記サービスの種類と、前記サービスが提供されている
かどうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが放送
型により提供されている場合の通信路の前記通信路を識
別するための通信路識別子とを記憶する提供サービス管
理表を備えるサーバに対し、前記サービス一覧表を参照
して、前記サーバ識別子と前記サービス番号とを用いて
前記サーバに対しサービス開始の要求を行う提供サービ
スアナウンス処理部と、 前記サーバに対し、前記提供サ
ービス管理表を参照させ、前記サービス番号から前記サ
ービスを特定させ、当該サービスの種類が個別型の場合
または当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービ
スが提供されていない場合、サービス提供のための前記
通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を送信
させ、更に、当該サービスの種類が前記放送型で、当該
サービスが提供されている場合、前記通信路の前記通信
路識別子を割り当てるための通信路割当応答を送信さ
せ、前記通信路割当応答を受け取り、前記割り当てられ
た前記通信路識別子を用いて、割り当てられた前記通信
路が前記サーバと通信を行っている前記通信路と異なる
場合、当該割り当てられた通信路に接続を切り替える通
信路切り替え部と、を備えることを特徴とする。この発
明によれば、提供サービスアナウンス処理部は、サービ
ス番号と、サービスの提供を全てのクライアントに同報
して行う放送型か、またはサービスの提供をクライアン
トに個別に行う個別型かどうかを示すサービスの種類
と、サービスが提供されているかどうかの状態を示す状
態情報と、サービスが放送型により提供されている場合
の通信路の通信路を識別するための通信路識別子とを記
憶する提供サービス管理表を備えるサーバに対し、サー
ビス一覧表を参照して、サー バ識別子とサービス番号と
を用いてサーバに対しサービス開始の要求を行う。通信
路切り替え部は、サーバに対し、提供サービス管理表を
参照させ、サービス番号からサービスを特定させ、当該
サービスの種類が個別型の場合または当該サービスの種
類が放送型で、当該サービスが提供されていない場合、
サービス提供のための通信路識別子を割り当てるための
通信路割当応答を送信させ、更に、当該サービスの種類
が放送型で、当該サービスが提供されている場合、通信
路の通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を
送信させ、通信路割当応答を受け取り、割り当てられた
通信路識別子を用いて、割り当てられた通信路がサーバ
と通信を行っている通信路と異なる場合、当該割り当て
られた通信路に接続を切り替える。この結果、複数の通
信路から最適な通信路を選択することができる。
【0022】上記情報提供クライアントは、通信可能状
態となるサーバへの通信路の前記通信路識別子を1また
は複数記憶するサーバ一覧表を更に備え、 前記通信路切
り替え部が、前記サーバ一覧表を参照して、前記通信可
能状態となるサーバへの通信路の前記通信路識別子を選
択し、当該選択した前記通信路識別子により識別される
前記通信路に接続してもよい。
【0023】前記提供サービスアナウンス処理部が、前
記サーバが有する前記サービスの内容を要求するための
サービス情報要求を行い、前記サーバに対し、前記提供
サービス管理表を参照させ、前記サーバが有するサービ
スの前記サービス番号を知らせるためのサービス情報応
答を送信させ、当該サービス情報応答を用いて前記サー
ビス一覧表を更新してもよい。
【0024】前記通信路切り替え部が、通信が可能な前
記サーバとの前記通信路を検索し、 前記提供サービスア
ナウンス処理部が、当該検索された通信路の前記通信路
識別子を用いて前記通信が可能なサーバに対し、前記通
信が可能なサーバが有する全ての前記通信路識別子を要
求するための通信路情報要求を行い、前記サーバから、
当該サーバが有する全ての前記通信路識別子を知らせる
ための前記通信路情報応答を受け取り、当該通信路情報
応答を用いて、前記サーバ一覧表を更新してもよい。
【0025】上記目的を達成するため、この発明の第5
の観点に係る記録媒体は、 サービスの内容を識別するサ
ービス番号と、前記サービスが、前記サービスの提供を
全てのクライアントに同報して行う放送型により提供さ
れているかどうかの状態を示す状態情報と、前記サービ
スが、前記放送型により提供されている場合の通信路の
前記通信路を識別するための通信路識別子とを提供サー
ビス管理表に記憶する処理と、 前記クライアントから、
前記サービス番号を用いて要求されたサービス開始の要
求を受け取り、前記提供サービス管理表を参照して、前
記サービス番号から前記サービスを特定し、当該サービ
スが前記放送型で提供されている場合、当該通信路の前
記通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を行
うサービスアナウンス処理と、 をサーバに実行させるた
めのプログラムを記憶したことを特徴とする。上記目的
を達成するため、この発明の第6の観点に係る記録媒体
は、サービスの内容を識別するサービス番号と、前記サ
ービスの提供を全てのクライアントに同報して行う放送
型か、または前記サービスの提供をクライアントに個別
に行う個別型かどうかを示す前記サービスの種類と、前
記サービスが提供されているかどうかの状態を示す状態
情報と、前記サービスが放送型により提供されている場
合の通信路の前記通信路を識別するための通信路識別子
とを提供サービス管理表に記憶する処理と、 前記クライ
アントから、前記サービス番号を用いて要求されたサー
ビス開始の要求を受け取り、前記提供サービス管理表を
参照して、前記サービス番号から前記サービスを特定
し、当該サービスの種類が個別型の場合または当該サー
ビスの種類が前記放送型で、当該サービスが提供されて
いない場合、サービス提供のための前記通信路識別子を
割り当てるための通信路割当応答を行い、更に、当該サ
ービスの種類が前記放送型で、当該サービスが提供され
ている場合、前記通信路の前記通信路識別子を割り当て
るための通信路割当応答を行うサービスアナウンス処理
と、 をサーバに実行させるためのプログラムを記憶した
ことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、この発明の第7
の観点に係る記録媒体は、サーバを識別するサーバ識別
子と当該サーバの有するサービスの内容を識別するサー
ビス番号とを有するサービス一覧表を記憶する処理と、
前記サービス番号と、前記サービスが、前記サービスの
提供を全てのクライアントに同報して行う放送型により
提供されているかどうかの状態を示す状態情報と、前記
サービスが、前記放送型により提供されている場合の通
信路の前記通信路を識別するための通信路識別子とを記
憶する提供サービス管理表を備えるサーバに対し、前記
サービス一覧表を参照して、前記サーバ識別子と前記サ
ービス番号とを用いてサービス開始の要求を行う提供サ
ービスアナウンス処理と、 前記サーバに対し、前記提供
サービス管理表を参照させ、前記サービス番号から前記
サービスを特定させ、当該サービスが前記放送型で提供
されている場合、当該通信路の前記通信路識別子を割り
当てるための通信路割当応答を送信させ、当該通信路割
当応答を受け取り、前記割り当てられた前記通信路識別
子を用いて、前記通信路の接続を切り替える通信路切り
替え処理と、 をクライアントに実行させるためのプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、この発明の第8
の観点に係る記録媒体は、サーバを識別するサーバ識別
子と当該サーバの有するサービスの内容を識別するサー
ビス番号とを有するサービス一覧表を記憶する処理と、
前記サービス番号と、前記サービスの提供を全てのクラ
イアントに同報して行う放送型か、または前記サービス
の提供をクライアントに個別に行う個別型かどうかを示
す前記サービスの種類と、前記サービスが提供されてい
るかどうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが放
送型により提供されている場合の通信路の前記通信路を
識別するための通信路識別子とを記憶する提供サービス
管理表を備えるサーバに対し、前記サービス一覧表を参
照して、前記サーバ識別子と前記サービス番号とを用い
て前記サーバに対しサービス開始の要求を行う提供サー
ビスアナウンス処理と、 前記サーバに対し、前記提供サ
ービス管理表を参照させ、前記サービス番号から前記サ
ービスを特定させ、当該サービスの種類が個別型の場合
または当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービ
スが提供されていない場合、サービス提供のための前記
通信路識別子を割り当てるための通信路割当応答を送信
させ、更に、当該サービスの種類が前記放送型で、当該
サービスが提供されている場合、前記通信路の前記通信
路識別子を割り当てるための通信路割当応答を送信さ
せ、前記通信路割当応答を受け取り、前記割り当てられ
た前記通信路識別子を用いて、割り当てられた前記通信
路が前記サーバと通信を行っている前記通信路と異なる
場合、当該割り当てられた通信路に接続を切り替える通
信路切り替え処理と、 をクライアントに実行させるため
のプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる情報
提供システムについて以下図面を参照して説明する。図
1は、この発明の実施の形態にかかる情報提供システム
の一例を示すブロック図である。情報提供システムは、
複数のサーバ1及び複数のクライアント2がそれぞれ通
信路3を介して接続されて構成される。なお、通信路3
は、ISDN、イーサネットなどの有線網や、無線LA
N、携帯電話、PHSなどの無線網からなる論理的な回
線の単位のことである。
【0029】サーバ1は、複数のサービス提供制御部1
0と、サービス提供起動管理部11と、提供サービス管
理表12と、通信路選択部13と、提供サービスアナウ
ンス部14と、複数の通信インタフェース部15とから
構成される。サービス提供制御部10は、サービス提供
処理部51と、通信インタフェース特定部52と、情報
送受信部53とから構成される。
【0030】サービス提供処理部51は、サーバ1にお
ける各種の情報提供サービスにおける送受信の処理を行
う。通信インタフェース特定部52は、サービス提供処
理部51が行う情報提供サービスの送信処理時に通信イ
ンタフェース15を特定する。情報送受信部53は、サ
ービス提供処理部51が行う情報提供サービスの送信処
理時に通信インタフェース15を介してクライアント2
に対する情報の送受信を行う。
【0031】サービス提供起動管理部11は、所定のサ
ービス提供処理部51を起動させる。提供サービス管理
表12は、図2に示すようなサーバ1が提供可能となる
提供サービスの管理表を記憶する。
【0032】通信路選択部13は、情報提供サービスの
送受信を行う最適な通信路3を選択する。提供サービス
アナウンス部14は、サーバ1全体を制御してクライア
ント2との間で各種パケットの送受信を行い、情報提供
システムにおけるサーバ1側を管理する。
【0033】通信インタフェース部15は、ISDNの
ターミナルアダプタ、イーサネットのインタフェースボ
ード及び、無線LANのPCMCIAカード等からな
り、通信路3を介してクライアント2と通信を行う。通
信インタフェース部15は、通信路3を特定する通信イ
ンタフェース識別子54が設定されている。通信インタ
フェース識別子54は、イーサネットなどにおけるMA
Cアドレス(Media Access Control)や、ISDNや携
帯電話、PHSの電話番号およびサブアドレスの組、I
Pネットワーク内のIPアドレスやTCPやUDPのポ
ート番号の組からなる。
【0034】クライアント2は、複数のサービス利用制
御部20と、サービス利用起動管理部21と、利用サー
ビス一覧表22と、サービス一覧表23と、利用サービ
ス選択部24と、提供サービスアナウンス処理部25
と、利用者入出力部26と、サーバ一覧表27と、通信
路切替部28と、通信インタフェース29とをから構成
される。
【0035】サービス利用制御部20は、サービス利用
処理部61と、情報送受信部62とから構成される。サ
ービス利用処理部61は、クライアント2における各種
の情報提供サービスの受信処理を行う。情報送受信部6
2は、サービス利用処理部61が行う情報提供サービス
の受信処理時に通信インタフェース29を介してサーバ
1に対する情報の送受信を行う。
【0036】サービス利用起動管理部21は、所定のサ
ービス利用処理部61を起動させる。利用サービス一覧
表22は、図3に示すような利用したことのあるサービ
スを特定するサービスの一覧を記憶する。
【0037】サービス一覧表23は、図4に示すような
サーバ1を特定するサーバ識別子及び各サーバ1にて提
供されている情報サービスを特定する情報からなるサー
バ情報一覧を記憶する。利用サービス選択部24は、利
用者入出力部26を介して利用者から入力されたサービ
スを特定する。
【0038】提供サービスアナウンス処理部25は、ク
ライアント2全体を制御してサーバ1との間で各種パケ
ットの送受信を行い、情報提供システムにおけるクライ
アント2側を管理する。利用者入出力部26は、利用者
から入力される利用対象となるサービスを特定する選択
情報を取得する。
【0039】サーバ一覧表27は、通信路切替部28に
より取得した通信可能状態となっている通信路3に対応
するサーバ1を特定する図5に示すようなサーバ一覧を
記憶する。サーバ一覧は、サーバ識別子及び通信路識別
子から構成される。サーバ識別子は、クライアント2内
においてサーバ1を特定するための任意の記号、文字
列、数値である。すなわち、サーバ識別子は、端末の中
でしか利用されない局所的な値である。通信路識別子
は、サーバ1の通信インタフェース15に設定されてい
る通信インタフェース識別子54の通信路識別子情報で
ある。
【0040】通信路切替部28は、提供サービスアナウ
ンス処理部25に従って、通信路3を切り替える。通信
インタフェース29は、ISDNのターミナルアダプ
タ、イーサネットのインタフェースボード及び、無線L
ANのPCMCIAカード等からなり、通信路切替部2
8にて切り替えられた通信路3を介してサーバ1と通信
を行う。
【0041】なお、このような情報提供サービスは、複
数のクライアント2が同時にサービスを受ける「放送
型」と、クライアント2が個別にサービスを受ける「個
別」との二つの方法がある。これらが互いに通信して情
報を送受信しているとき、「クライアント2がサービス
を利用している」あるいは「サーバ1がサービスを提供
している」という。
【0042】個別型では、同一のサービスを複数のクラ
イアント2が利用しているとき、クライアント2のサー
ビス利用処理部と通信するサーバ1のサービス提供処理
部51がそれぞれ異なる形態となる。この場合、サーバ
1にて起動されているサービス提供処理部51の数は、
そのサービスを利用しているクライアント2の数と等し
くなる。
【0043】放送型では、同一のサービスを複数のクラ
イアント2が利用しているとき、クライアント2のサー
ビス利用処理部と通信するサーバ1のサービス提供処理
部51がクライアント2の数にかかわらず共通に一つの
形態となる。この場合、サーバ1のサービス提供処理部
51の数は、そのサービスを利用しているクライアント
2の数が一つでもあれば一つである。一般に放送型で
は、サーバ1からの情報は、すべてのクライアント2に
同報することにより、すべてのクライアント2のサービ
ス利用処理部が同時に同じ情報を取得することができ
る。
【0044】まず、サーバ1が行うパケット受信処理に
ついて図6に示すフローチャートを参照して説明する。
サーバ1は、電源が投入されると所定の初期処理を行っ
た後に、図6に示すパケット受信処理を行う。
【0045】まず、サーバ1は、通信インタフェース1
5毎に通信路を確保する(ステップS1)。すなわち、
サーバ1の提供サービスアナウンス部14は、通信イン
タフェース15を初期化して通信動作可能な状態にす
る。
【0046】サーバ1は、通信インタフェース15を介
して、クライアント2から送られてくる通信パケットの
受信待ちを行う(ステップS2)。
【0047】クライアント2から送られた通信パケット
を受信すると、サーバ1は、通信インタフェース15を
介して、通信パケットを取得する(ステップS3)。
【0048】サーバ1は、取得した通信パケットが通信
路情報要求パケット、サービス情報要求パケット、通信
路割当要求パケット及びサービス開始要求パケットのう
ちのいずれの通信パケットであるか判別する(ステップ
S4)。
【0049】サーバ1は、ステップS4にて取得した通
信パケットが通信路情報要求パケットであると判別した
場合に、後述する通信路情報応答処理を行い、サービス
情報要求パケットであると判別した場合に、後述するサ
ービス情報応答処理を行う。また、サーバ1は、ステッ
プS4にて取得した通信パケットが通信路割当要求パケ
ットであると判別した場合に、後述する通信路割当応答
処理を行い、サービス開始要求パケットであると判別し
た場合に、後述するサービス開始応答処理を行う。
【0050】なお、サーバ1は、上記のパケット受信処
理以外に、通信路3を介して、通信インターフェース1
5に設定されている通信インタフェース識別子54の通
信路識別子情報を定期的に送信する。
【0051】次に、クライアント2が行う通信路検索処
理及び、サーバ1が行う通信路情報応答・情報応答処理
について図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。なお、クライアント2は、電源が投入されると所定
の初期処理を行った後、サーバ一覧表27等を初期化す
る。
【0052】まず、クライアント2は、サーバ1との通
信が可能となる通信路3を検索する(ステップS10
1)。すなわち、クライアント2の提供サービスアナウ
ンス処理部25は、通信路切替部28を制御し、通信イ
ンタフェース29を介してサーバ1との通信が可能とな
る通信路3を検索する。
【0053】通信路切替部28は、サーバ1との通信が
可能となる通信路3を検索すると、提供サービスアナウ
ンス処理部25に、通信路3の検出を通知する(ステッ
プS102)。
【0054】一方、通信路切替部28は、通信路3を検
索できなかった場合、提供サービスアナウンス処理部2
5に検索不能を通知する。提供サービスアナウンス処理
部25は、検索不能通知を受けて、対応するサーバの情
報をサーバ一覧表27から削除する(ステップS11
0)。
【0055】提供サービスアナウンス処理部25は、ス
テップS102にて通信路切替部28から通信路の検出
が通知されると、通信インタフェース29を介して、通
信路3を特定する通信路識別子情報を取得する。この通
信路識別子情報は、接続先となるサーバ1の通信インタ
フェース15に設定されている通信インタフェース識別
子54の情報である。
【0056】提供サービスアナウンス処理部25は、通
信路識別子情報を取得すると、通信路3が新規通信路か
否かを判別する(ステップS103)。すなわち、提供
サービスアナウンス処理部25は、サーバ一覧表27に
記憶されている図5に示すようなサーバ一覧に、該当す
る通信路識別子情報が記憶されているか否かを判別す
る。
【0057】提供サービスアナウンス処理部25は、サ
ーバ一覧に取得した通信路識別子情報がすでに記憶され
ていると判別した場合に、ステップS101に戻って、
他の通信路3を検索する。
【0058】一方、クライアント2は、通信路3が新規
通信路であると判別した場合に、サーバ1に対して通信
路情報の送信を要求する通信路情報要求パケットを送信
する(ステップS104)。すなわち、クライアント2
は、図8に示すような通信路情報要求パケットを生成
し、通信路3を介してサーバ1に送信する。
【0059】サーバ1は、クライアント2から送られた
通信路情報要求パケットを通信インタフェース15を介
して受信する(ステップS201)。
【0060】サーバ1は、自己の有するすべての通信路
情報からなる通信路情報応答パケットを生成する。すな
わち、サーバ1は、図9に示すような、通信可能状態と
なっているすべての通信路3に対応する通信インタフェ
ース15に設定されている通信インタフェース識別子5
4の通信路識別子情報を含んだ通信路情報応答パケット
を生成する。なお、サーバ1は、このとき、クライアン
ト2から通信路情報要求パケットが送られてきた通信路
3の通信路識別子情報を除いた通信路情報応答パケット
を生成してもよい。
【0061】サーバ1は、生成した通信路情報応答パケ
ットを通信インタフェース15を介してクライアント2
に送信する(ステップS202)。サービス情報応答パ
ケットを送出したサーバ1は、通信路応答処理を終了
し、図6に示すパケット受信処理のステップS2に戻っ
て、クライアント2から送られるパケットの受信待ちを
行う。
【0062】一方、クライアント2は、サーバ1から送
られた通信路情報応答パケットを通信インタフェース2
9を介して受信する(ステップS105)。
【0063】クライアント2は、受信した通信路情報応
答パケットに含まれる通信路識別子情報からサーバ一覧
表27のサーバ一覧を更新する(ステップS106)。
すなわち、提供サービスアナウンス処理部25は、取得
した通信路情報応答パケットに含まれる各通信路識別子
情報とサーバ一覧表27に記憶されている対応するサー
バの通信路識別子情報とを照合し、合致しない通信路識
別子が含まれていた場合に、対応するサーバの通信路識
別子情報をサーバ一覧に追加登録する。また、提供サー
ビスアナウンス処理部25は、新規なサーバ1の場合、
新規のサーバ識別子と共に取得した通信路情報応答パケ
ットに含まれる各通信路識別子情報をサーバ一覧に登録
する。
【0064】クライアント2は、サーバ1に対してサー
ビス情報の送信を要求するサービス情報要求パケットを
送信する(ステップS107)。すなわち、クライアン
ト2は、図10に示すようなサービス情報要求パケット
生成し、通信路3を介してサーバ1に送信する。
【0065】サーバ1は、クライアント2から送られた
通信路情報要求パケットを受信する(ステップS21
1)。
【0066】サーバ1は、自己の有するすべての提供サ
ービスの情報からなるサービス情報応答パケットを生成
する。すなわち、サーバ1の情報サービスアナウンス部
14は、提供サービス管理表12に記憶されている提供
サービスの情報から、図11に示すようなサービス情報
応答パケットを生成する。
【0067】サーバ1は、生成したサービス情報応答パ
ケットをクライアント2に送信する(ステップS21
2)。
【0068】クライアント2は、サーバ1から送られた
サービス情報応答パケットを受信する(ステップS10
8)。
【0069】クライアント2は、受信したサービス情報
応答パケットに含まれるサービス情報からサービス一覧
表23のサービス一覧を更新する(ステップS10
9)。すなわち、提供サービスアナウンス処理部25
は、取得したサービス情報応答パケットに含まれる各サ
ービス情報とサービス一覧表23に記憶されている対応
するサーバのサービス情報とを照合し、合致しないサー
ビス情報が含まれていた場合に、対応するサーバのサー
ビス情報をサービス一覧に追加登録する。
【0070】この結果、クライアント2は、その時点で
の利用できるサーバ1の一覧及びサービスの一覧を取得
することができる。クライアント2は、利用できるサー
バ1の一覧をサーバ一覧表27に、利用できるサービス
の一覧をサービス一覧表23にそれぞれ記憶し、後述す
るサービスの利用時に使用する。
【0071】次に、クライアント2が行うサービス利用
処理及び、サーバ1が行う通信路割当・サービス応答処
理について図12に示すフローチャートを参照して説明
する。まず、クライアント2において、利用するサービ
スの選択がなされる(ステップS121)。すなわち、
クライアント2の利用者入出力部26は、サービス一覧
表23に記憶されたサービス情報を表示し、利用者が入
力した利用対象となるサービス選択情報を取得する。
【0072】利用者入出力部26は、取得したサービス
選択情報を利用サービス選択部24に供給する。利用サ
ービス選択部24は、取得したサービス選択情報を利用
サービス一覧表22に記憶させる。すなわち、利用サー
ビス一覧表22は、図3に示すような利用履歴となるサ
ービス一覧を記憶する。なお、利用者入出力部26は、
利用サービス一覧表22に記憶された利用したことのあ
るサービス一覧を表示し、利用者にサービスの選択をさ
せてもよい。クライアント2は、取得したサービス選択
情報に対応するサーバ1をサーバ一覧27を使用して特
定する。
【0073】クライアント2は、特定したサーバ1との
通信が可能となる通信路3を選択する(ステップS12
2)。すなわち、クライアント2は、通信路切替部28
を制御し、サーバの確保している通信路3へ切替える。
その際、通信路切替部28は、サーバ一覧表27を参照
し、特定したサーバ1の確保している複数の通信路3か
ら一つを選択し、選択した通信路3に対して通信インタ
フェース29が接続できるようにする。この通信路3の
選択は、ランダムとしてもよい。
【0074】通信路切替部28は、通信路3の切替が終
了すると、提供サービスアナウンス処理部25に対し
て、切替終了の通知を送信する。
【0075】提供サービスアナウンス処理部25は、切
替終了の通知を受信すると、特定したサーバ1に対して
通信路の割当てを要求する通信路割当要求パケットを送
信する(ステップS123)。すなわち、クライアント
2は、図13に示すような通信路割当要求パケットを生
成し、切り替えた通信路3を介してサーバ1に送信す
る。
【0076】サーバ1は、クライアント2から送られた
通信路割当要求パケットを受信する(ステップS22
1)。
【0077】サーバ1は、受信した通信路割当要求パケ
ットのサービス番号に対応する通信路3を選択する(ス
テップS222)。すなわち、サーバ1は、提供サービ
ス管理表12を検索して、受信した通信路割当要求パケ
ットのサービス番号に対応する通信路3の情報を取得し
て通信路3を選択する。
【0078】その際、サーバ1は、受信した通信路割当
要求パケットにて指定されたサービスが放送型で、すで
にサービスが開始されている場合に、提供サービス管理
表12から、通信路3の情報を取得して通信路3を選択
するが、サービスが開始されていない場合、あるいはサ
ービスが個別型の場合に、通信路選択部13により、通
信路3の選択を行う。なお、通信路選択部13が通信路
3を選択する方法は、ランダムに選択してもよいし、提
供サービス管理表12に記憶された現在提供しているサ
ービスから、最も利用の少ない通信路3を選択してもよ
い。最も利用の少ない通信路3を選択した場合、サーバ
1が確保している通信路3を均等に割り付けることがで
きる。
【0079】サーバ1は、選択した通信路3を特定する
通信路識別子等からなる通信路割当応答パケットを生成
する。すなわち、サーバ1は、図14に示すような、サ
ービス番号及び通信路識別子からなる通信路割当応答パ
ケットを生成する。
【0080】サーバ1は、生成した通信路割当応答パケ
ットをクライアント2に送信する(ステップS22
3)。通信路割当応答パケットを送出したサーバ1は、
通信路割当処理を終了する。
【0081】クライアント2は、サーバ1から送られた
通信路割当応答パケットを受信する(ステップS12
4)。
【0082】クライアント2の提供サービスアナウンス
処理部25は、受信した通信路割当応答パケットにて指
示された通信路識別子が現在使用している通信路識別子
と同一か否かを判別する(ステップS125)。
【0083】提供サービスアナウンス処理部25は、現
在使用している通信路識別子と同一でないと判別した場
合、通信路切替部28を制御し、サーバ1から指示され
た通信路3に接続を切替える(ステップS126)。
【0084】提供サービスアナウンス処理部25は、サ
ーバ1に対してサービスの開始を要求するサービス開始
要求パケットを送信する(ステップS127)。すなわ
ち、クライアント2は、図15に示すようなサービス開
始要求パケット生成し、指示された通信路3を介してサ
ーバ1に送信する。
【0085】サーバ1は、クライアント2から送られた
サービス開始要求パケットを受信する(ステップS23
1)。
【0086】サーバ1の提供サービスアナウンス処理部
14は、受信したサービス開始要求パケットに指定され
るサービスが提供中であるか否かを判別する(ステップ
S232)。すなわち、提供サービスアナウンス処理部
14は、提供サービス管理表12を参照して、指定され
たサービスが提供中であるか否かを判別する。
【0087】提供サービスアナウンス処理部14は、指
定されたサービスが放送型で、すでにサービスが開始さ
れている場合、サービスが提供中であると判別し、起動
中の該当するサービスを特定するサービス開始応答パケ
ットを生成する。すなわち、提供サービスアナウンス処
理部14は、図16に示すようなサービス開始応答パケ
ットを生成する。
【0088】一方、指定されたサービスが提供中でない
と判別した場合、提供サービス管理表12に記憶された
提供サービス情報に従って、サービス提供管理部11を
制御し、サービスの提供を起動させる。すなわち、サー
ビス提供管理部11は、指定されたサービスに対応する
サービス提供処理部51を起動させ、サービス提供処理
部51が生成したサービスを特定する情報を提供サービ
スアナウンス部14に供給する。提供サービスアナウン
ス処理部14は、該当するサービスを特定するサービス
開始応答パケットを生成する。
【0089】サーバ1は、生成したサービス開始応答パ
ケットをクライアント2に送信する(ステップS23
4)。
【0090】クライアント2は、サーバ1から送られた
サービス開始応答パケットを受信する(ステップS12
8)。
【0091】クライアント2の提供サービスアナウンス
処理部25は、サービス利用起動管理部21を制御し、
受信したサービス開始応答パケットにて特定されるサー
ビスの利用を起動させる(ステップS129)。すなわ
ち、サービス利用起動管理部21は、特定されたサービ
スに対応するサービス利用処理部61をサービス開始応
答パケットに含まれるパラメータの付加して起動させ
る。
【0092】この後、クライアント2は、サーバ1のサ
ービスを利用することができる。すなわち、クライアン
ト2のサービス利用処理部61は、情報送受信部62を
介して、サーバ1に対して情報の送受信を行う。一方、
サーバ1のサービス提供処理部51は、通信インタフェ
ース特定部52及び情報送受信部53を介して、クライ
アント2に対する情報の送受信を行う。
【0093】サービスの送受信は、原則として、サービ
ス提供処理部51とサービス利用処理部61との間で行
われるが、サーバ1、クライアント2ともに、各処理部
の動作状態を監視する。従って、サービスの送受信が終
了すると、サービスの提供が終了したと判別し、サーバ
1のサービス提供起動管理部11は、提供サービスアナ
ウンス部14にサービス終了を通知する。提供サービス
アナウンス部14は、サービス終了の通知を受けると、
通知に従って提供サービス管理表12を更新する。同様
に、クライアント2のサービス利用起動管理部21は、
提供サービスアナウンス処理部25にサービス終了を通
知する。提供サービスアナウンス処理部25は、サービ
ス終了の通知を受けると、再びサーバ1の検索を開始し
たり、所定の時間経過後再びサービスの利用を開始す
る。
【0094】この結果、複数の通信路からサーバが指定
した最適な通信路を使用してサービスの送受信を行うた
め、情報提供システム全体を高速化することができる。
【0095】上記の実施の形態では、サーバ1が送り先
を指定してパケットを送信したが、マルチキャストにて
同報することにより、同じ通信路3を使っている他のク
ライアント2にも同時にパケットを送信してもよい。
【0096】上記の実施の形態では、サービス提供起動
管理部11及びサービス利用起動管理部22は、サービ
スが終了したことを認識して、自発的に処理を終了した
が、外部からの要求によって処理を終了してもよい。例
えば、クライアント2が持ち運び可能な端末で、通信路
3が移動通信等であり、クライアント2が移動した結果
サーバ1のサービス範囲から外れてしまった場合に、通
信路3が切断されたことを通信インタフェース15、2
9、提供サービスアナウンス部14及び、提供サービス
アナウンス処理部25が検出してサービス終了の要求し
てもよい。この際、通信路3の切断確認は、互いに、所
定の時間毎に相手が存在しているかの確認信号を送出
し、その応答により確認する。
【0097】なお、この発明の情報提供システムは、専
用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを
用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の
いずれかを実行するためのプログラムを格納した媒体
(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
する情報提供システムを構成することができる。
【0098】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の通信路から最適な通信路を使用してサービスの送
受信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報提供システムの
構成を示す模式図である。
【図2】提供サービス管理表に記憶された提供可能とな
る提供サービスの一覧を示す模式図である。
【図3】利用サービス一覧表に記憶された利用履歴の一
覧を示す模式図である。
【図4】サービス一覧表に記憶されたサーバ毎に提供さ
れている情報サービスの一覧を示す模式図である。
【図5】サーバ一覧表に記憶された通信可能状態となっ
ている通信路の一覧を示す模式図である。
【図6】サーバが行うパケット受信処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】クライアントが行う通信路検索処理及び、サー
バが行う通信路情報応答・情報応答処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】通信路情報要求パケットの一例を示す模式図で
ある。
【図9】通信路情報応答パケットの一例を示す模式図で
ある。
【図10】サービス情報要求パケットの一例を示す模式
図である。
【図11】サービス情報応答パケットの一例を示す模式
図である。
【図12】クライアントが行うサービス利用処理及び、
サーバが行う通信路割当・サービス応答処理を説明する
フローチャートである。
【図13】通信路割当要求パケットの一例を示す模式図
である。
【図14】通信路割当応答パケットの一例を示す模式図
である。
【図15】サービス開始要求パケットの一例を示す模式
図である。
【図16】サービス開始応答パケットの一例を示す模式
図である。
【図17】従来の情報提供システムの構成を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 クライアント 3 通信路 10 サービス提供制御部 11 サービス提供起動管理部 12 提供サービス管理表 13 通信路選択部 14 提供サービスアナウンス部 15 通信インタフェース 20 利用サービス制御部 21 サービス利用起動管理部 22 利用サービス一覧表 23 サービス一覧表 24 利用サービス選択部 25 提供サービスアナウンス処理部 26 利用者入出力部 27 サーバ一覧表 28 通信路切替部 29 通信インタフェース 51 サービス提供処理部 52 通信インタフェース特定部 53 情報送受信部 54 通信インタフェース識別子 61 サービス利用処理部 62 情報送受信部 100 クライアント 110 サービスアナウンス情報処理部 111 利用サービス一覧表 112 利用サービス指定部 113 サービスアナウンス情報入出力部 114 利用サービス情報処理部 115 サービスアナウンス情報管理表 116 処理起動部 120 サービス利用起動管理部 130 サービス利用処理部 140 通信処理部 150 通信インタフェース選択部 160 通信インタフェース 161 通信インタフェース識別子 200 サーバ 210 サービスアナウンス情報処理部 211 提供サービス情報管理表 212 提供サービス情報処理部 213 処理起動部 220 サービス提供起動管理部 230 サービス提供処理部 240 通信インタフェース選択部 250 通信処理部 260 通信処理部 270 通信インタフェース 271 通信インタフェース識別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 G06F 13/00 354

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サービスの内容を識別するサービス番号
    と、前記サービスが、前記サービスの提供を全てのクラ
    イアントに同報して行う放送型により提供されているか
    どうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが、前記
    放送型により提供されている場合の通信路の前記通信路
    を識別するための通信路識別子とを記憶する提供サービ
    ス管理表と、 前記クライアントから、前記サービス番号を用いて要求
    されたサービス開始の要求を受け取り、前記提供サービ
    ス管理表を参照して、前記サービス番号から前記サービ
    スを特定し、当該サービスが前記放送型で提供されてい
    る場合、当該通信路の前記通信路識別子を割り当てるた
    めの通信路割当応答を行うサービスアナウンス処理部
    と、 を備えることを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 【請求項2】サービスの内容を識別するサービス番号
    と、前記サービスの提供を全てのクライアントに同報し
    て行う放送型か、または前記サービスの提供をクライア
    ントに個別に行う個別型かどうかを示す前記サービスの
    種類と、前記サービスが提供されているかどうかの状態
    を示す状態情報と、前記サービスが放送型により提供さ
    れている場合の通信路の前記通信路を識別するための通
    信路識別子とを記憶する提供サービス管理表と、 前記クライアントから、前記サービス番号を用いて要求
    されたサービス開始の要求を受け取り、前記提供サービ
    ス管理表を参照して、前記サービス番号から前記サービ
    スを特定し、当該サービスの種類が個別型の場合または
    当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービスが提
    供されていない場合、サービス提供のための前記通信路
    識別子を割り当てるための通信路割当応答を行い、更
    に、当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービス
    が提供されている場合、前記通信路の前記通信路識別子
    を割り当てるための通信路割当応答を行うサービスアナ
    ウンス処理部と、 を備えることを特徴とする情報提供サーバ。
  3. 【請求項3】前記サービスアナウンス処理部が、前記ク
    ライアントから、前記サービスの内容を要求するための
    サービス情報要求を受け取り、前記提供サービス管理表
    を参照して、前記サーバが有するサービスの前記サービ
    ス番号を知らせるためのサービス情報応答を前記クライ
    アントに行う、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供サー
    バ。
  4. 【請求項4】前記サービスアナウンス処理部が、前記ク
    ライアントから、前記サーバが有する全ての前記通信路
    識別子を要求するための通信路情報要求を受け取り、前
    記サーバが有する全ての前記通信路識別子を知らせるた
    めの通信路情報応答を前記クライアントに行う、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報提供
    サーバ。
  5. 【請求項5】サーバを識別するサーバ識別子と当該サー
    バの有するサービスの内容を識別するサービス番号とを
    有するサービス一覧表と、 前記サービス番号と、前記サービスが、前記サービスの
    提供を全てのクライアントに同報して行う放送型により
    提供されているかどうかの状態を示す状態情報と、前記
    サービスが、前記放送型により提供されている場合の通
    信路の前記通信路を識別するための通信路識別子とを記
    憶する提供サービス管理表を備えるサーバに対し、前記
    サービス一覧表を参照して、前記サーバ識別子と前記サ
    ービス番号とを用いてサービス開始の要求を行う提供サ
    ービスアナウンス処理部と、 前記サーバに対し、前記提供サービス管理表を参照さ
    せ、前記サービス番号から前記サービスを特定させ、当
    該サービスが前記放送型で提供されている場合、当該通
    信路の前記通信路識別子を割り当てるための通信路割当
    応答を送信させ、当該通信路割当応答を受け取り、前記
    割り当てられた前記通信路識別子を用いて、前記通信路
    の接続を切り替える通信路切り替え部と、 を備えることを特徴とする情報提供クライアント。
  6. 【請求項6】サーバを識別するサーバ識別子と当該サー
    バの有するサービスの内容を識別す るサービス番号とを
    有するサービス一覧表と、 前記サービス番号と、前記サービスの提供を全てのクラ
    イアントに同報して行う放送型か、または前記サービス
    の提供をクライアントに個別に行う個別型かどうかを示
    す前記サービスの種類と、前記サービスが提供されてい
    るかどうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが放
    送型により提供されている場合の通信路の前記通信路を
    識別するための通信路識別子とを記憶する提供サービス
    管理表を備えるサーバに対し、前記サービス一覧表を参
    照して、前記サーバ識別子と前記サービス番号とを用い
    て前記サーバに対しサービス開始の要求を行う提供サー
    ビスアナウンス処理部と、 前記サーバに対し、前記提供サービス管理表を参照さ
    せ、前記サービス番号から前記サービスを特定させ、当
    該サービスの種類が個別型の場合または当該サービスの
    種類が前記放送型で、当該サービスが提供されていない
    場合、サービス提供のための前記通信路識別子を割り当
    てるための通信路割当応答を送信させ、更に、当該サー
    ビスの種類が前記放送型で、当該サービスが提供されて
    いる場合、前記通信路の前記通信路識別子を割り当てる
    ための通信路割当応答を送信させ、前記通信路割当応答
    を受け取り、前記割り当てられた前記通信路識別子を用
    いて、割り当てられた前記通信路が前記サーバと通信を
    行っている前記通信路と異なる場合、当該割り当てられ
    た通信路に接続を切り替える通信路切り替え部と、 を備
    えることを特徴とする情報提供クライアント。
  7. 【請求項7】通信可能状態となるサーバへの通信路の前
    記通信路識別子を1または複数記憶するサーバ一覧表を
    更に備え、 前記通信路切り替え部が、前記サーバ一覧表を参照し
    て、前記通信可能状態となるサーバへの通信路の前記通
    信路識別子を選択し、当該選択した前記通信路識別子に
    より識別される前記通信路に接続する、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報提供クラ
    イアント。
  8. 【請求項8】前記提供サービスアナウンス処理部が、前
    記サーバが有する前記サービスの内容を要求するための
    サービス情報要求を行い、前記サーバに対し、前記提供
    サー ビス管理表を参照させ、前記サーバが有するサービ
    スの前記サービス番号を知らせるためのサービス情報応
    答を送信させ、当該サービス情報応答を用いて前記サー
    ビス一覧表を更新する、 ことを特徴とする請求項5、6又は7に記載の情報提供
    クライアント。
  9. 【請求項9】前記通信路切り替え部が、通信が可能な前
    記サーバとの前記通信路を検索し、 前記提供サービスアナウンス処理部が、当該検索された
    通信路の前記通信路識別子を用いて前記通信が可能なサ
    ーバに対し、前記通信が可能なサーバが有する全ての前
    記通信路識別子を要求するための通信路情報要求を行
    い、前記サーバから、当該サーバが有する全ての前記通
    信路識別子を知らせるための前記通信路情報応答を受け
    取り、当該通信路情報応答を用いて、前記サーバ一覧表
    を更新する、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報提供クラ
    イアント。
  10. 【請求項10】サービスの内容を識別するサービス番号
    と、前記サービスが、前記サービスの提供を全てのクラ
    イアントに同報して行う放送型により提供されているか
    どうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが、前記
    放送型により提供されている場合の通信路の前記通信路
    を識別するための通信路識別子とを提供サービス管理表
    に記憶する処理と、 前記クライアントから、前記サービス番号を用いて要求
    されたサービス開始の要求を受け取り、前記提供サービ
    ス管理表を参照して、前記サービス番号から前記サービ
    スを特定し、当該サービスが前記放送型で提供されてい
    る場合、当該通信路の前記通信路識別子を割り当てるた
    めの通信路割当応答を行うサービスアナウンス処理と、 をサーバに実行させるためのプログラムを記憶したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 サービスの内容を識別するサービス番号
    と、前記サービスの提供を全てのクライアントに同報し
    て行う放送型か、または前記サービスの提供をクライア
    ントに 個別に行う個別型かどうかを示す前記サービスの
    種類と、前記サービスが提供されているかどうかの状態
    を示す状態情報と、前記サービスが放送型により提供さ
    れている場合の通信路の前記通信路を識別するための通
    信路識別子とを提供サービス管理表に記憶する処理と、 前記クライアントから、前記サービス番号を用いて要求
    されたサービス開始の要求を受け取り、前記提供サービ
    ス管理表を参照して、前記サービス番号から前記サービ
    スを特定し、当該サービスの種類が個別型の場合または
    当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービスが提
    供されていない場合、サービス提供のための前記通信路
    識別子を割り当てるための通信路割当応答を行い、更
    に、当該サービスの種類が前記放送型で、当該サービス
    が提供されている場合、前記通信路の前記通信路識別子
    を割り当てるための通信路割当応答を行うサービスアナ
    ウンス処理と、 をサーバに実行させるためのプログラムを記憶したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 サーバを識別するサーバ識別子と当該サ
    ーバの有するサービスの内容を識別するサービス番号と
    を有するサービス一覧表を記憶する処理と、 前記サービス番号と、前記サービスが、前記サービスの
    提供を全てのクライアントに同報して行う放送型により
    提供されているかどうかの状態を示す状態情報と、前記
    サービスが、前記放送型により提供されている場合の通
    信路の前記通信路を識別するための通信路識別子とを記
    憶する提供サービス管理表を備えるサーバに対し、前記
    サービス一覧表を参照して、前記サーバ識別子と前記サ
    ービス番号とを用いてサービス開始の要求を行う提供サ
    ービスアナウンス処理と、 前記サーバに対し、前記提供サービス管理表を参照さ
    せ、前記サービス番号から前記サービスを特定させ、当
    該サービスが前記放送型で提供されている場合、当該通
    信路の前記通信路識別子を割り当てるための通信路割当
    応答を送信させ、当該通信路割当応答を受け取り、前記
    割り当てられた前記通信路識別子を用いて、前記通信路
    の接続を切り替える通信路切り替え処理と、 をクライアントに実行させるためのプログラムを記憶し
    たことを特徴とするコ ンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 サーバを識別するサーバ識別子と当該サ
    ーバの有するサービスの内容を識別するサービス番号と
    を有するサービス一覧表を記憶する処理と、 前記サービス番号と、前記サービスの提供を全てのクラ
    イアントに同報して行う放送型か、または前記サービス
    の提供をクライアントに個別に行う個別型かどうかを示
    す前記サービスの種類と、前記サービスが提供されてい
    るかどうかの状態を示す状態情報と、前記サービスが放
    送型により提供されている場合の通信路の前記通信路を
    識別するための通信路識別子とを記憶する提供サービス
    管理表を備えるサーバに対し、前記サービス一覧表を参
    照して、前記サーバ識別子と前記サービス番号とを用い
    て前記サーバに対しサービス開始の要求を行う提供サー
    ビスアナウンス処理と、 前記サーバに対し、前記提供サービス管理表を参照さ
    せ、前記サービス番号から前記サービスを特定させ、当
    該サービスの種類が個別型の場合または当該サービスの
    種類が前記放送型で、当該サービスが提供されていない
    場合、サービス提供のための前記通信路識別子を割り当
    てるための通信路割当応答を送信させ、更に、当該サー
    ビスの種類が前記放送型で、当該サービスが提供されて
    いる場合、前記通信路の前記通信路識別子を割り当てる
    ための通信路割当応答を送信させ、前記通信路割当応答
    を受け取り、前記割り当てられた前記通信路識別子を用
    いて、割り当てられた前記通信路が前記サーバと通信を
    行っている前記通信路と異なる場合、当該割り当てられ
    た通信路に接続を切り替える通信路切り替え処理と、 をクライアントに実行させるためのプログラムを記憶し
    たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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