JPH1023028A - 無線電子会議におけるメンバー識別方法 - Google Patents

無線電子会議におけるメンバー識別方法

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JPH1023028A
JPH1023028A JP8174853A JP17485396A JPH1023028A JP H1023028 A JPH1023028 A JP H1023028A JP 8174853 A JP8174853 A JP 8174853A JP 17485396 A JP17485396 A JP 17485396A JP H1023028 A JPH1023028 A JP H1023028A
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JP
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group
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terminal station
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JP8174853A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Nakagawa
義克 中川
Harumi Okaji
晴美 小梶
Hiroaki Uchiyama
裕章 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1023028A publication Critical patent/JPH1023028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一グループに属する全端末が、互いのアド
レスを認識し、通信するまでの手順を提供する。 【解決手段】 ホスト端末は、全メンバー名(A)およ
びホスト端末固有のネットワークアドレス(B)をデー
タとしたパケットを同報送信し、待ちとなる。メンバー
端末は、受信パケットを解析し、自分の名前の入ったパ
ケットから(B)の情報を取り出して識別し、各メンバ
ー名と各メンバー端末固有のネットワークアドレス
(C)をデータとするパケットをホスト端末へ送信す
る。ホスト端末は、受信パケットを解析し、同一グルー
プに属するメンバーの名前があった場合には、そのパケ
ットに含まれる(D)情報を取得し、メンバー名と端末
アドレスを対応させ、対応データをセーブしておく。一
定時間後、全メンバー端末からのパケットを受信できな
い時には、再度先に入力した(A)及び(B)をデータ
としたパケットを同報送信し、待ちとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電子会議にお
けるメンバー識別方法に関し、例えば、ネットワーク,
アクセス方式,無線通信,室内,室外無線通信,移動体
通信等において適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話,自動車電話,PHS等
移動通信システムが急速に注目されている。ネットワー
ク環境においても、ノート型パーソナルコンピュータや
手帳サイズ型の携帯情報端末の普及が目ざましく、「い
つでも、どこでも、誰とでも」互いに通信できる環境
(アドホックネットワーク)の実現が切望されている。
このようなアドホックなネットワークを構成するための
従来技術として、特開平6−237251号公報(移動
ステーション引渡しを含む無線ローカルエリアネットワ
ークシステム)が提案されているが、これは、移動無線
局は、有線LANと接続された第一の基地局と通信し、
第一の基地局と第二の基地局との通信引き渡しの決定に
呼応して、引き渡しメッセージが有線LANを経由して
第二基地局へ送られ、移動無線局の新規通信ロケーショ
ンが更新されるというもので、移動無線局の新規ロケー
ションが有線LANおよび基地局によって管理されるも
のである。この場合には、移動無線局同士の通信におい
ても基地局を経由した形態となるため,既存の有線LA
Nおよびベース局との通信が可能であるという場所的制
約を受け、「いつでも、どこでも、誰とでも」といった
アドホックなネットワークでの使い方は難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、無線機能を
有する端末で構成されるアドホックなネットワークにお
いて、有線LANおよびベース局なしに、同一グループ
に属する全端末が、互いのアドレスを認識し、通信する
までの手順を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の無線端末により任意に構成された複数のグループが、
マルチチャネルをグループごとに選択することで、ぞれ
ぞれのグループに属する無線端末同士でアドホックな対
等分散型ネットワーク通信を行うための無線通信システ
ムを用いて行う無線電子会議において、会議のホストの
有するホスト端末局が、会議に参加するグループメンバ
ーの名前を入力する手段と、全メンバーの名前とホスト
端末固有のネットワークアドレスを同報通信する手段と
を備える一方、メンバーの有する各メンバー端末局が、
各自の名前を入力する手段と、ホスト端末局から同報通
信された情報を受信する手段と、各自の名前およびホス
ト端末アドレスを認識する手段と、各自の名前および各
自の端末固有のネットワークアドレスをホスト端末宛に
送信する手段とを備え、さらに、ホスト端末局が、全グ
ループメンバーの名前と端末アドレスを対応させる手段
とホストを含む全グループメンバーの名前と端末アドレ
スの対応情報を送信する手段と、各メンバーから送信さ
れる情報を受信する手段とを備えたことを特徴とし、も
って、特別なサーバを必要とすることなく、メンバーの
識別が行えるようにしたものである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、1パ
ケットに1メンバーの名前を含め、順次送信する手段を
備えたことを特徴とし、もって、1パケットに1メンバ
ー名のみの情報が含まれるだけとし、ホスト端末は順次
送信でき、メンバー端末も順次受信し、メンバー端末間
での返信パケットのタイミングが重なりにくいようにし
たものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、1パ
ケットに全メンバーの名前を含め、1度に送信する手段
を備えたことを特徴とし、もって、1パケットに全メン
バー名情報が入るため、ホスト端末はこのパケットを一
回送信するだけでよいようにしたものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末は無線システムで定められた特定の通信チャネル
を用いて送信を行う手段と、グループの通信チャネルと
して選択した通信チャネルで受信する手段と、全グルー
プメンバーの名前とホスト端末固有のネットワークアド
レスに加えてホストが選択したグループで用いる通信チ
ャネル情報を送信する手段と、メンバー端末は上記特定
の通信チャネルを用いて受信する手段と、ホストが選択
した通信チャネルを用いて送信する手段を備えたことを
特徴とし、もって、メンバー端末は、特定チャネルを監
視するだけでよいようにしたものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末はグループの通信チャネルとして選択した通信チ
ャネルを用いて送信および受信を行う手段と、メンバー
端末は無線システムで用意された複数の通信チャネルを
切り替えることで、ホストが選択したグループ通信チャ
ネルで送信された情報を受信する手段と、グループ通信
チャネルで送信する手段を備えたことを特徴とし、もっ
て、特定チャネルを使わず、チャネルの有効利用が図れ
るようにしたものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末は無線システムで用意された通信チャネルを順次
切り替えて送信を行う手段と、グループの通信チャネル
として選択した通信チャネルで受信する手段と、全グル
ープメンバーの名前とホスト端末固有のネットワークア
ドレスに加えて、ホストが選択したグループで用いる通
信チャネル情報を送信する手段と、メンバー端末は無線
システムで用意された複数の通信チャネルのうち任意の
チャネルで、上記ホストからの情報を受信する手段と、
グループ通信チャネルで送信する手段を備えたことを特
徴とし、もって、特定チャネルを使わないので、チャネ
ルの有効利用が図れ、メンバー端末は任意のチャネルで
識別情報を得られるようにしたものである。
【0010】請求項7の発明は、複数の無線端末により
任意に構成された複数のグループが、マルチチャネルを
グループごとに選択することで、それぞれのグループに
属する無線端末同士でアドホックな対等分散型ネートワ
ーク通信を行うための無線通信システムを用いて行う無
線電子会議において、会議のホストの有するホスト端末
局が、グループの識別名を入力する手段と、会議に参加
するグループメンバーにグループの識別名とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する手段を備え
る一方、メンバーの有する各メンバー端末局が、各自の
名前とグループの識別名とを入力する手段と、ホスト端
末局から同報通信された情報を受信する手段と、グルー
プの識別名およびホスト端末アドレスを認識する手段
と、各自の名前および各自の端末固有のネットワークア
ドレスをホスト端末宛に送信する手段とを備え、さら
に、ホスト端末局が、全グループメンバーの名前と端末
アドレスを対応させる手段と、ホストを含む全グループ
メンバーの名前と端末アドレスの対応情報を送信する手
段と、各メンバーから送信される情報を受信する手段と
を備えたことを特徴とし、もって、特別なサーバを必要
することなく、メンバーの識別が行え、ホスト端末はグ
ループの識別名の入力だけでよいので、請求項1の発明
に比べ始めの設定が簡易になるようにしたものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項7において、ホ
スト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグル
ープの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレス
を同報通信する際に、ホスト端末は無線システムで定め
られた特定の通信チャネルを用いて送信を行う手段と、
グループの通信チャネルとして選択した通信チャネルで
受信する手段と、グループの識別名とホスト端末固有の
ネットワークアドレスに加えてホストが選択したグルー
プで用いる通信チャネル情報を送信する手段と、メンバ
ー端末は上記特定の通信チャネルを用いて受信する手段
と、ホストが選択した通信チャネルを用いて送信する手
段を備えたことを特徴とし、もって、メンバー端末は、
特定チャネルを監視するだけでよいようにしたものであ
る。
【0012】請求項9の発明は、請求項7において、ホ
スト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグル
ープの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレス
を同報通信する際に、ホスト端末はグループの通信チャ
ネルとして選択した通信チャネルを用いて送信および受
信を行う手段と、メンバー端末は無線システムで用意さ
れた複数の通信チャネルを切り替えることで、ホストが
選択したグループ通信チャネルで送信された情報を受信
する手段と、グループ通信チャネルで送信する手段を備
えたことを特徴とし、もって、特定チャネルを使わず、
チャネルの有効利用が図れるようにしたものである。
【0013】請求項10の発明は、請求項7において、
ホスト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグ
ループの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレ
スを同報通信する際に、ホスト端末は無線システムで用
意された通信チャネルを順次切り替えて送信を行う手段
と、グループの通信チャネルとして選択した通信チャネ
ルで受信する手段と、グループの識別名とホスト端末固
有のネットワークアドレスに加えて、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネル情報を送信する手段と、
メンバー端末は無線システムで用意された複数の通信チ
ャネルのうち任意のチャネルで、上記ホストからの情報
を受信する手段と、グループ通信チャネルで送信する手
段を備えたことを特徴とし、もって、特定チャネルを使
わないので、チャネルの有効利用が図れ、メンバー端末
は任意のチャネルで識別情報を得られるようにしたもの
である。
【0014】請求項11の発明は、複数の無線端末によ
り任意に構成された複数のグループが、マルチチャネル
をグループごとに選択することで、それぞれのグループ
に属する無線端末同士でアドホックな対等分散型ネット
ワーク通信を行うための無線通信システムを用いて行う
無線電子会議において、会議のホストおよびメンバー全
員が各自の端末に各自の名前を入力する手段を備え、会
議のホストの有するホスト端末局が、ホスト端末局がグ
ループの通信チャネルとして選択した通信チャネルでメ
ンバー端末局からの送信信号を待ち受け受信する手段を
備える一方、メンバーの有する各メンバー端末局が、各
自の名前および端末アドレスをマルチチャネルの内の一
つの通信チャネルを用いて送信する手段を備え、さら
に、ホスト端末局が、各グループメンバー端末局からの
上記名前とアドレスの情報を認識し、各グループメンバ
ーにホストの名前と端末局のネットワークアドレスおよ
び全グループメンバーの名前と端末アドレスを送信する
手段とを備えたことを特徴とし、もって、特別なサーバ
を必要とすることなく、メンバーの識別が行えるように
したものである。
【0015】請求項12の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末が無線シ
ステムで定められた特定の通信チャネルを用いて送信を
行う手段と、ホスト端末は上記特定の通信チャネルを用
いて受信する手段と、ホストの名前と端末局のネットワ
ークアドレスおよび全グループメンバーの名前と端末ア
ドレスに加えてホストが選択したグループ通信チャネル
情報を上記特定通信チャネルを用いて送信する手段を備
えたことを特徴とし、もって、ホストおよびメンバーは
特定チャネルを監視するだけでよいようにしたものであ
る。
【0016】請求項13の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルを順次切り替えて送
信を行う手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネルで受信する手段と、ホス
トの名前と端末局のネットワークアドレスおよび全グル
ープメンバーの名前と端末アドレスを上記グループで用
いる通信チャネルで送信する手段を備え、さらに、メン
バー端末は無線システムで用意された複数の通信チャネ
ルを順次切り替えて、上記ホストからの情報を受信する
手段を備えたことを特徴とし、もって、特定チャネルを
使わないので、チャネルの有効利用が図れ、かつ、ホス
トは選択チャネルのみを監視するだけでよいようにした
ものである。
【0017】請求項14の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルを順次切り替えて送
信を行う手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネルで受信する手段と、ホス
トの名前と端末局のネットワークアドレスおよび全グル
ープメンバーの名前と端末アドレスに加えて上記グルー
プで用いる通信チャネル情報を無線システムで用意され
た通信チャネルを順次切り替えて送信する手段を備え、
さらに、メンバー端末は無線システムで用意された複数
の通信チャネルのいずれか任意の一つのチャネルで待ち
受け、上記ホストからの情報を受信する手段を備えたこ
とを特徴とし、もって、特定チャネルを使わないので、
チャネルの有効利用が図れ、かつ、メンバーは選択チャ
ネルのみを監視するだけでよいようにしたものである。
【0018】請求項15の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルの任意のチャネルを
用いて送信を行う手段と、ホスト端末からの応答がない
ときに上記チャネルと異なる別のチャネルを用いて送信
する手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択したグル
ープで用いる通信チャネルでメンバー端末局からの送信
情報を待ち受け受信する手段と、ホスト端末固有のネッ
トワークアドレスを上記グループで用いる通信チャネル
を用いて送信する手段と、全メンバー端末局の名前およ
び端末アドレスを受信し終えた後に、その情報を各メン
バーに送信する手段とを備えたことを特徴とし、もっ
て、特定チャネルを使わないので、チャネルの有効利用
が図れ、かつ、メンバーの情報送信に対してホストが各
々のメンバーに対答パケットを返すので、より確実な情
報伝達が図れるようにしたものである。
【0019】請求項16の発明は、請求項11乃至15
のいずれかにおいて、会議のホストの有するホスト端末
局が、会議に参加するグループメンバーの名前を入力す
る手段と、各メンバー端末から送信された情報に含まれ
るメンバーの名前情報と前記入力情報とを比較する手段
とを備えたことを特徴とし、もって、グループメンバー
が多い場合、ホストは確実かつ容易にメンバー全員の情
報取得を確認できるようにしたものである。
【0020】請求項17の発明は、請求項11乃至15
のいずれかにおいて、会議のホストの有するホスト端末
局が、グループの識別名を入力する手段と、各メンバー
端末から送信された情報に含まれるグループの識別名と
前記入力情報とを比較する手段とを備えたことを特徴と
し、もって、グループメンバーが多い場合、ホストは確
実かつ容易にメンバー全員の情報取得を確認できるよう
にしたもので、また、グループ識別名を用いることによ
り、ホストが全グループ名をホスト端末に入力する手間
が省けるようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における無線電子
会議に用いる無線通信システムの構成例を示す図で、無
線システムは、複数のチャネルを有しており、複数のチ
ャネルとしては、周波数的に分割されたチャネルや符号
分割されたチャネルを用いる場合などがある。図1の例
では、複数の無線端末により構成された2つのグループ
(グループ1とグループ2)が存在し、それぞれのグル
ープは、異なる無線チャネルAとBを用いて対等分散型
ネットワーク通信を行っている。上記ネットワークのよ
うに、基地局を必要とせず、「いつでも、どこでも、誰
とでも」というアドホックなネットワークを構築するた
めには、「チャネル選択」,「チャネル伝達方法」とい
う手順が事前に必要となる。
【0022】本発明は、グループで使用するチャネルを
選択した後に、同一グループに属する全端末のアドレス
を全端末に認識させるための手順を提供する。通常、会
議においては、参加メンバーの一人がホスト的役割を担
うが、下記実施例の説明では、グループで使用するチャ
ネルを選択するための端末を有するメンバーをホストと
し、このホストの有する無線端末をホスト端末(局),
それ以外の端末をメンバー端末(局)と呼ぶ。
【0023】(請求項1の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの名
前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この手
段を用いてホストは同一グループに属する全メンバーの
名前を入力し、各メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0024】図2は、請求項1の発明におけるメンバー
識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図で、
ホスト端末は、先に入力した全メンバー名およびホスト
端末固有のネットワークアドレスをデータ(例えば、図
3のような)としたパケットを同報通信で送信し、待ち
受け状態となる。
【0025】一方、メンバー端末は、受信パケットを解
析し、自分の名前の入ったパケットからホスト端末固有
のネットワークアドレスの情報を取り出し、ホスト端末
固有のネットワークアドレスを識別する。その後、各メ
ンバー端末は、各メンバー名と各メンバー端末固有のネ
ットワークアドレス情報をデータ(例えば、図4のよう
な)とするパケットをホスト端末へ送信する。
【0026】ホスト端末は、受信パケットを解析し、パ
ケット中に同一グループに属するメンバーの名前があっ
た場合には、そのパケットに含まれる端末固有のネット
ワークアドレス情報を取得し、メンバー名と端末アドレ
スを対応させ、この対応データを、例えば、メモリにセ
ーブしておく。
【0027】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度先に入力した全
メンバー名,ホスト端末固有のネットワークアドレスを
データ(例えば、図3のような)としたパケットを同報
通信にて送信し、待ち受け状態となる。この手順は、全
メンバー端末からのパケットを受信できるまで繰り返
す。
【0028】ホスト端末は、上記手順により全メンバー
の名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応情
報をデータ(例えば、図5のような)としたパケットを
各メンバー端末へ送信する。メンバ端末は、この受信パ
ケットを解析してグループに属する全メンバー名を対応
する端末のネットワークアドレスを入手し、以後はこの
アドレスを用いて各メンバー端末との通信を行う。
【0029】(請求項2の発明)請求項1の発明におい
て、ホスト端末は、先に入力した全メンバー名から1メ
ンバー名とホスト端末固有のネットワークアドレス情報
をデータ(例えば、図3のような)としたパケットを同
報通信で各メンバー分送信する。
【0030】(請求項3の発明)請求項1の発明におい
て、ホスト端末は、先に入力した全メンバー名から全メ
ンバー名とホスト端末固有のネットワークアドレス情報
をデータ(例えば、図6のような)としたパケットを同
報通信で送信する。
【0031】(請求項4の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの名
前を入力する手段を有しており、通信開始時にこの手段
を用いてホストは同一グループに属する全メンバーの名
前を入力し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバ
ー名を入力する。
【0032】図8は、請求項4の発明におけるメンバー
識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図で、
ホスト端末は、先に入力した全メンバー名,ホスト端末
固有のネットワークアドレス及びホストが事前に選択し
たグループで用いる通信チャネル情報をデータ(例え
ば、図7のような)としたパケットを無線システムで定
められた特定のチャネルを用いて同報通信で送信し、選
択したチャネル(チャネルS)で待ち受け状態となる。
特定チャネルとは、無線システムで使用可能なチャネル
0〜Nのうち、全グループで共通に予約されたチャネル
として割り当てられたチャネルである。
【0033】一方、メンバー端末は、無線システムで定
められた特定のチャネルで待ち受け状態でおり、受信パ
ケットを解析し、自分の名前の入ったパケットから選択
チャネルおよびホスト端末固有のネットワークアドレス
の情報を取り出し、選択チャネルおよびホスト端末固有
のネットワークアドレスを識別する。その後、メンバー
端末は、メンバー名およびメンバー端末固有のネットワ
ークアドレス情報をデータとするパケット(例えば、図
4のような)を先に識別した選択チャネル(チャネル
S)にてホスト端末へ送信し、選択チャネル(チャネル
S)で待ち受け状態となる。
【0034】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)でパケットを受信し解析し、パケット中に同一グ
ループに属するメンバーの名前があった場合には、その
パケットに含まれる端末固有のネットワークアドレス情
報を取得し、メンバー名と端末アドレスを対応させ、こ
の対応データを例えば、メモリにセーブしておく。
【0035】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度無線システムで
定められた特定のチャネルで先に入力した全メンバー
名,ホスト端末固有のネットワークアドレスおよびホス
トが事前に選択したグループで用いる通信チャネル情報
をデータ(例えば、図7のような)としたパケットを同
報通信にて送信し、再び選択したチャネル(チャネル
S)で待ち受け状態となる。この手順は、全メンバー端
末からのパケットを受信できるまで繰り返す。
【0036】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を選択したチャネル(チャネルS)を用いて各メンバー
端末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル
(チャネルS)にて、この受信パケットを解析してグル
ープに属する全メンバー名と対応する端末のネットワー
クアドレスを入手し、以後はこのアドレスを用いて、各
メンバー端末との通信を行う。
【0037】(請求項5の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの名
前を入力する手段を有しており、通信開始前にこの手段
を用いてホストは同一グループに属する全メンバーの名
前を入力し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバ
ーを入力する。
【0038】図9は、請求項5の発明におけるメンバー
識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図で、
ホスト端末は、先に入力した全メンバー名,およびホス
ト端末固有のネットワークアドレス情報をデータ(例え
ば、図3のような)としたパケットを選択したグループ
通信チャネル(チャネルS)を用いて同報通信で送信
し、このチャネルで待ち受け状態となる。
【0039】一方、メンバー端末は、無線システムで使
用可能なチャネルを順次切り替えて待ち受け状態とな
り、受信パケットを解析し、自分の名前の入ったパケッ
トを受信したチャネルを選択したグループチャネルと識
別し、また、上記ネパケットよりホスト端末固有のネッ
トワークアドレスの情報を取り出し、ホスト端末固有の
ネットワークアドレスを識別する。その後、メンバー端
末は、メンバー名およびメンバー端末固有のネットワー
クアドレス情報をデータ(例えば、図4のような)とす
るパケットを先に識別した選択チャネル(チャネルS)
にてホスト端末へ送信し、選択チャネルで待ち受け状態
となる。
【0040】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)でパケットを受信し解析し、パケット中に同一グ
ループに属するメンバーの名前があった場合には、その
パケットに含まれる端末固有のネットワークアドレス情
報を取得し、メンバー名と端末アドレスを対応させ、こ
の対応データを、例えば、メモリにセーブしておく。
【0041】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、選択したグル
ープ通信チャネルで、先に入力した全メンバー名および
ホスト端末固有のネットワークアドレス情報をデータ
(例えば、図3のような)としたパケットを同報通信に
て送信し、再び選択したチャネル(チャネルS)で待ち
受け状態となる。この手順は、全メンバー端末からのパ
ケット受信できるまで繰り返す。
【0042】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレス対応情報を作成し、この対応情
報をデータ(例えば、図5のような)としたパケットを
選択したチャネル(チャネルS)を用いて各メンバー端
末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル(チ
ャネルS)にて、この受信パケットを解析してグループ
に属する全メンバー名と対応する端末のネットワークア
ドレスを入手し、以後はこのアドレスを用いて各メンバ
ー端末との通信を行う。
【0043】(請求項6の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの名
前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この手
段を用いてホストは同一グループに属する全メンバーの
名前を入力し、各メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0044】図10は、請求項6の発明におけるメンバ
ー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、ホスト端末は、先に入力した全メンバー名,ホスト
端末固有のネットワークアドレスおよびホストが事前に
選択したグループで用いる通信チャネル情報をデータ
(例えば、図7のような)としたパケットを無線システ
ムで使用可能なチャネルを順次切り替え、同報通信で送
信し、選択したチャネル(チャネルS)で待ち受け状態
となる。
【0045】一方、メンバー端末は、無線システムで使
用可能な任意のチャネルで待ち受け状態でおり、受信パ
ケットを解析し、自分の名前の入ったパケットから選択
チャネルおよびホスト端末固有のネットワークアドレス
の情報を取り出し、選択チャネルおよびホスト端末固有
のネットワークアドレスを識別する。その後、メンバー
端末は、メンバー名およびメンバー端末固有のネットワ
ークアドレス情報をデータ(例えば、図4のような)と
するパケットを先に識別した選択チャネル(チャネル
S)にてホスト端末へ送信し、選択チャネルで待ち受け
状態となる。
【0046】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)でパケットを受信し解析し、パケット中に同一グ
ループに属するメンバーの名前があった場合には、その
パケットに含まれる端末固有のネットワークアドレス情
報を取得し、メンバー名と端末アドレスを対応させ、こ
の対応データを例えば、メモリにセーブしておく。
【0047】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、先に入力した
全メンバー名,ホスト端末固有のネットワークアドレス
およびホストが事前に選択したグループで用いる通信チ
ャネル情報をデータ(例えば、図7のような)としたパ
ケットを無線システムで使用可能なチャネルを順次切り
替えて同報通信にて送信し、再び選択したチャネル(チ
ャネルS)で待ち受け状態となる。この手順は、全メン
バー端末からのパケットを受信できるまで繰り返す。
【0048】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を選択したチャネル(チャネルS)を用いて各メンバー
端末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル
(チャネルS)にて、この受信パケットを解析してグル
ープに属する全メンバー名と対応する端末のネットワー
クアドレスを入手し、以後は、このアドレスを用いて、
各メンバー端末との通信を行う。
【0049】(請求項7の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前やグループ番号などの識別名をキー
ボードから入力するなどの手段を有しており、通信開始
前に、この手段を用いてホストはグループ識別名を入力
し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバー名およ
びグループ識別名を入力する。
【0050】図11は、請求項7の発明におけるメンバ
ー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、ホスト端末は、先に入力したグループ識別名および
ホスト端末固有のネットワークアドレスをデータ(例え
ば、図12のような)としたパケットを同報通信で送信
し待ち受け状態となる。
【0051】一方、メンバー端末は、受信パケットを解
析し、自グループのグループ識別名の入ったパケットか
らホスト端末固有のネットワークアドレスの情報を取り
出し、ホスト端末固有のネットワークアドレスを識別す
る。その後、各メンバー端末は、各メンバー名および各
メンバー端末固有のネットワークアドレス情報をデータ
(例えば、図4のような)とするパケットをホスト端末
へ送信する。
【0052】ホスト端末は、メンバー端末からの受信パ
ケットを解析し、そのパケットに含まれるメンバー名と
端末固有のネットワークアドレス情報を取得し、メンバ
ー名と端末アドレスを対応させ、この対応データを、例
えば、メモリにセーブしておく。
【0053】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、先に入力した
グループ識別名,ホスト端末固有のネットワークアドレ
スをデータ(例えば、図12のような)としたパケット
を同報通信にて送信し、待ち受け状態となる。この手順
は、全メンバー端末からのパケットを受信できるまで繰
り返す。
【0054】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を各メンバー端末へ送信する。メンバー端末は、この受
信パケットを解析してグループに属する全メンバー名と
対応する端末のネットワークアドレスを入手し、以後
は、このアドレスを用いて各メンバー端末との通信を行
う。
【0055】(請求項8の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前やグループ番号などの識別名をキー
ボードから入力するなどの手段を有しており、通信開始
前に、この手段を用いてホストはグループ識別名を入力
し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバー名およ
びグループ識別名を入力する。
【0056】図14は、請求項8の発明におけるメンバ
ー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、ホスト端末は、先に入力したグループ識別名,ホス
ト端末固有のネットワークアドレスおよびホストが事前
に選択したグループで用いる通信チャネル情報をデータ
(例えば、図13のような)としたパケットを無線シス
テムで定められた特定のチャネルを用いて同報通信で送
信し、選択したチャネル(チャネルS)で待ち受け状態
となる。特定チャネルとは、無線システムで使用可能な
チャネル0〜Nのうち、全グループで共通に予約された
チャネルとして割り当てられたチャネルである。
【0057】一方、メンバー端末は、無線システムで定
められた特定のチャネルで待ち受け状態でおり、受信パ
ケットを解析し、自グループのグループ識別名の入った
パケットから選択チャネルおよびホスト端末固有のネッ
トワークアドレスの情報を取り出し、選択チャネルおよ
びホスト端末固有のネットワークアドレスを識別する。
その後、各メンバー端末は、メンバー名およびメンバー
端末固有のネットワークアドレス情報をデータとするパ
ケット(例えば、図4のような)を、先に識別した選択
チャネル(チャネルS)にてホスト端末へ送信し、選択
チャネル(チャネルS)で待ち受け状態となる。
【0058】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)で、メンバー端末からのパケットを受信し解析
し、そのパケットに含まれるメンバー名および端末固有
のネットワークアドレス情報を取得し、メンバー名と端
末アドレスを対応させ、この対応データを、例えば、メ
モリにセーブしておく。
【0059】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、無線システム
で定められた特定のチャネルで、先に入力したグループ
識別名,ホスト端末固有のネットワークアドレスおよび
ホストが事前に選択したグループで用いる通信チャネル
情報をデータ(例えば、図13のような)としたパケッ
トを同報通信にて送信し、再び選択したチャネル(チャ
ネルS)で待ち受け状態となる。この手順は、全メンバ
ー端末からのパケットを受信できるまで繰り返す。
【0060】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を選択したチャネル(チャネルS)用いてを各メンバー
端末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル
(チャネルS)にて、この受信パケットを解析してグル
ープに属する全メンバー名と対応する端末のネットワー
クアドレスを入手し、以後は、このアドレスを用いて各
メンバー端末との通信を行う。
【0061】(請求項9の発明)全端末は、例えば、共
通のエディタで名前やグループ番号などの識別名をキー
ボードから入力するなどの手段を有しており、通信開始
前に、この手段を用いてホストはグループ識別名を入力
し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバー名およ
びグループ識別名を入力する。
【0062】図15は、請求項9の発明におけるメンバ
ー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、ホスト端末は、先に入力したグループ識別名および
ホスト端末固有のネットワークアドレス情報をデータ
(例えば、図12のような)としたパケットを選択した
クループ通信チャネル(チャネルS)を用いて同報通信
で送信し、このチャネルで待ち受け状態となる。
【0063】一方、メンバー端末は、無線システムで使
用可能なチャネルを順次切り替えて待ち受け状態とな
り、受信パケットを解析し、自グループのグループ識別
名の入ったパケットを受信したチャネルを選択したグル
ープチャネルと識別し、また、上記パケットよりホスト
端末固有のネットワークアドレスの情報を取り出し、ホ
スト端末固有のネットワークアドレスを識別する。その
後、メンバー端末は、メンバー名およびメンバー端末固
有のネットワークアドレス情報をデータ(例えば、図4
のような)とするパケットを先に識別した選択チャネル
(チャネルS)にて、ホスト端末へ送信し、選択チャネ
ルで待ち受け状態となる。
【0064】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)で、メンバー端末からのパケットを受信し解析
し、そのパケットに含まれる端末固有のネットワークア
ドレス情報を取得し、メンバー名と端末アドレスを対応
させ、この対応データを例えば、メモリにセーブしてお
く。
【0065】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、選択したグル
ープ通信チャネルで先に入力した全メンバー名およびホ
スト端末固有のネットワークアドレス情報をデータ(例
えば、図12のような)としたパケットを同報通信にて
送信し、再び選択したチャネル(チャネルS)で待ち受
け状態となる。この手順は、全メンバー端末からのパケ
ットを受信できるまで繰り返す。
【0066】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を選択したチャネル(チャネルS)を用いて各メンバー
端末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル
(チャネルS)にて、この受信パケットを解析してグル
ープに属する全メンバー名と対応する端末のネットワー
クアドレスを入手し、以後は、このアドレスを用いて、
各メンバー端末との通信を行う。
【0067】(請求項10の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前やグループ番号などの識別名をキ
ーボードから入力するなどの手段を有しており、通信開
始前に、この手段を用いてホストはグループ識別名を入
力し、各メンバーは、所有する端末に各自メンバー名お
よびグループ識別名を入力する。
【0068】図16は、請求項10の発明におけるメン
バー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、ホスト端末は、先に入力したグループ識別名,ホス
ト端末固有のネットワークアドレスおよびホストが事前
に選択したグループで用いる通信チャネル情報をデータ
(例えば、図13のような)としたパケットを無線シス
テムで使用可能なチャネルを順次切り替え、同報通信で
送信し、選択したチャネル(チャネルS)で待ち受け状
態となる。
【0069】一方、メンバー端末は、無線システムで使
用可能な任意のチャネルで待ち受け状態でおり、受信パ
ケットを解析し、自グループのグループ識別名の入った
パケットから、選択チャネルおよびホスト端末固有のネ
ットワークアドレスの情報を取り出し、選択チャネルお
よびホスト端末固有のネットワークアドレスを識別す
る。その後、メンバー端末は、メンバー名および端末固
有のネットワークアドレス情報をデータ(例えば、図4
のような)とするパケットを先に識別した選択チャネル
(チャネルS)にてホスト端末へ送信し、選択チャネル
で待ち受け状態となる。
【0070】ホスト端末は、選択したチャネル(チャネ
ルS)で、メンバー端末からのパケットを受信し解析
し、そのパケットに含まれる端末固有のネットワークア
ドレス情報を取得し、メンバー名と端末アドレスを対応
させ、この対応データを、例えば、メモリにセーブして
おく。
【0071】一定時間経った後、全メンバー端末からの
パケットを受信できない場合には、再度、先に入力した
グループ識別名,ホスト端末固有のネットワークアドレ
スおよびホストが事前に選択したグループで用いる通信
チャネル情報をデータ(例えば、図13のような)とし
てパケットを無線システムで使用可能なチャネルを順次
切り替えて同報通信にて送信し、再び選択したチャネル
(チャネルS)で待ち受け状態となる。この手順は、全
メンバー端末からのパケットを受信できるまで繰り返
す。
【0072】ホスト端末は、上記手順により、全メンバ
ーの名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応
情報をデータ(例えば、図5のような)としたパケット
を選択したチャネル(チャネルS)を用いて各メンバー
端末へ送信する。メンバー端末は、選択したチャネル
(チャネルS)にて、この受信パケットを解析してグル
ープに属する全メンバー名と対応する端末のネットワー
クアドレスを入手し、以後は、このアドレスを用いて、
各メンバー端末との通信を行う。
【0073】(請求項11の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの
名前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この
手段を用いてホストは同一グループに属する全メンバー
の名前を入力し、メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0074】図17は、請求項11の発明におけるメン
バー識別手段を実現すめための制御シーケンスを示す図
で、各メンバー端末は、先に入力したメンバー名,各メ
ンバー端末固有のネットワークアドレスをデータとした
パケット(図4)を同報通信で送信し、同じチャネルで
待ち受け状態となる。
【0075】一方、ホスト端末は、各グループメンバー
端末局からの受信パケットから、各メンバーの端末の名
前と端末固有のアドレス情報を取り出し、各メンバー端
末の名前と端末固有のアドレス情報を識別する。この
後、ホスト端末は、全メンバーの名前と端末アドレスの
対応情報を作成し、ホストの名前および端末固有のアド
レス情報を含んだ全メンバーアドレス対応情報をデータ
としたパケット(図5)を、各メンバー端末に送信す
る。
【0076】メンバー端末は、ホストが送信した上記パ
ケットを受信し、この受信パケットを解析してグループ
に属する全メンバー名と対応する端末のネットワークア
ドレス,ホストの名前,ホスト端末固有アドレスを入手
し、以後は、上記アドレス情報を用いて、各メンバー端
末およびホスト端末との通信を行う。
【0077】(請求項12の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの
名前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この
手段を用いてホストは同一グループに属する全メンバー
の名前を入力し、メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0078】図18は、請求項12の発明におけるメン
バー識別手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、各メンバー端末は、先に入力したメンバー名,各メ
ンバー端末固有のネットワークアドレスをデータとした
パケット(図4)を無線システムで定められた特定のチ
ャネルを用いて同報通信で送信し、同じチャネルで待ち
受け状態となる。特定チャネルとは、無線システムで使
用可能なチャネル0〜Nのうち全グループで共通に予約
されたチャネルとして割り当てられたチャネルである。
【0079】一方、ホスト端末は、無線システムで定め
られた特定チャネルで待ち受け状態でおり、各グループ
メンバー端末局からの受信パケットから、各メンバー端
末の名前と端末固有のアドレス情報を取り出し、各メン
バー端末の名前と端末固有のアドレス情報を識別する。
【0080】ホスト端末は、全メンバーから、名前とメ
ンバー端末固有のアドレスを取得したら、全メンバーの
名前と端末アドレスの対応情報を作成し、ホストの名前
およびホスト端末固有のアドレス情報を含んだ、全メン
バーのアドレス対応情報に加えてホストが選択したチャ
ネル(チャネルS)をデータとしたパケット(図19)
を無線システムで定めた特定のチャネルで各メンバー端
末に送信する。
【0081】メンバー端末は、無線システムで定めた特
定のチャネルにて、ホストが送信した上記パケットを受
信し、この受信パケットを解析してグループに属する全
メンバー名と対応する端末のネットワークアドレス,ホ
ストの名前,ホスト端末固有のアドレスおよびホストが
選択したチャネルした情報を入手し、以後は、上記アド
レスおよびホストが選択したチャネル(チャネルS)を
用いて、各メンバー端末およびホスト端末との通信を行
う。
【0082】(請求項13の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの
名前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この
手段を用いてホストは同一グループに属する全メンバー
の名前を入力し、メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0083】図20は、請求項13の発明におけるメン
バー認識手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、各メンバー端末は、先に入力したメンバー名,各メ
ンバー端末固有のネットワークアドレスをデータとした
パケット(図4)を無線システムで用意されたチャネル
を、ある一定時間間隔で順次切り替えて、同報通信で送
信する。
【0084】一方、ホスト端末は、ホストが選択したチ
ャネル(チャネルS)で待ち受け状態でおり、各グルー
プメンバー端末局からの受信パケットから、各メンバー
端末の名前と端末固有のアドレス情報を取り出し、各メ
ンバー端末の名前と端末固有のアドレス情報を識別す
る。
【0085】ホスト端末は、全メンバーから、名前とメ
ンバー端末固有のアドレスを取得したら、全メンバーの
名前と端末アドレスの対応情報を作成し、ホストの名前
およびホスト端末固有のアドレス情報を含んだ全メンバ
ーのアドレス対応情報をデータとしたパケット(図5)
を、ホストが選択したチャネル(チャネルS)で各メン
バー端末に送信する。
【0086】メンバー端末は、無線システムで用意され
た複数の通信チャネルを一定時間間隔で順次切り替え
て、上記ホストからの情報を受信し、受信パケットか
ら、この受信パケットを解析してグループに属する全メ
ンバー名と対応する端末のネットワークアドレス,ホス
トの名前およびホスト端末固有アドレス情報を入手し、
以後は、このアドレスおよびホストが選択したチャネル
(チャネルS)を用いて、各メンバー端末およびホスト
端末との通信を行う。
【0087】(請求項14の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの
名前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この
手段を用いてホストは同一グループに属する全メンバー
の名前を入力し、メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0088】図21は、請求項14の発明におけるメン
バー認識手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、各メンバー端末は、先に入力したメンバー名,各メ
ンバー端末固有のネットワークアドレスをデータとした
パケット(図4)を無線システムで用意されたチャネル
を、ある一定時間間隔で順次切り替えて、同報通信で送
信する。
【0089】一方、ホスト端末は、ホストが選択したチ
ャネル(チャネルS)で待ち受け状態でおり、各グルー
プメンバー端末局からの受信パケットから、各メンバー
端末の名前と端末固有のアドレス情報を取り出し、各メ
ンバー端末の名前と端末固有のアドレス情報を識別す
る。
【0090】ホスト端末は、全メンバーから、名前とメ
ンバー端末固有のアドレスを取得したら、全メンバーの
名前と端末アドレスの対応情報を作成し、ホストの名前
およびホスト端末固有のアドレス情報を含んだ全メンバ
ーのアドレス対応情報に加えて、ホストが選択したチャ
ネル(チャネルS)情報をデータとしたパケット(図1
9)を、無線システムで用意されたチャネルを、ある一
定時間間隔で順次切り替えて同報通信で各メンバーに送
信する。
【0091】メンバー端末は、無線システムで用意され
た複数の通信チャネルのいずれか任意の一つのチャネル
で待ち受け、上記ホストからの情報を受信し、受信パケ
ットから、この受信パケットを解析してグループに属す
る全メンバー名と対応する端末のネットワークアドレ
ス,ホストの名前,ホスト端末固有アドレスおよびホス
トが選択したチャネルした情報を入手し、以後は、上記
アドレス情報およびホストが選択したチャネル(チャネ
ルS)を用いて、各メンバー端末およびホスト端末との
通信を行う。
【0092】(請求項15の発明)全端末は、例えば、
共通のエディタで名前をキーボードから入力するなどの
名前を入力する手段を有しており、通信開始前に、この
手段を用いてホストは同一グループに属する全メンバー
の名前を入力し、メンバーは、所有する端末に各自メン
バー名を入力する。
【0093】図22は、請求項15の発明におけるメン
バー認識手段を実現するための制御シーケンスを示す図
で、各メンバー端末は、先に入力したメンバー名,各メ
ンバー端末固有のネットワークアドレスをデータとした
パケット(図4)を無線システムで用意された通信チャ
ネルの内、任意のチャネルを用いて、同報通信で送信
し、同じチャネルで、ホスト端末からの応答を待つ。そ
の後、メンバー端末は、ある一定時間待ってホストから
の応答がないときは、チャネルを他のチャネルに切り替
えて、再度メンバー端末の情報を送り、ホストから応答
待ちをする。各メンバー端末は、上記動作をホストから
の応答があるまで繰り返す。
【0094】一方、ホスト端末は、ホストが選択したチ
ャネル(チャネルS)で待ち受け状態でおり、各グルー
プメンバー端末局からの受信パケットから、各メンバー
端末の名前と端末固有のアドレス情報を取り出し、各メ
ンバー端末の名前と端末固有のアドレス情報を識別す
る。その後、ホスト端末はホストの名前とホスト端末固
有のアドレスをデータとしたパケット(図23)チャネ
ルSを用いて各メンバー端末に送信(応答)する。
【0095】ホスト端末は、全メンバーから、名前とメ
ンバー端末固有のアドレスを取得したら、全メンバーの
名前と端末アドレスの対応情報を作成し、この対応情報
をデータとしたパケット(図5)を、ホストが選択した
チャネル(チャネルS)を用いて送信する。
【0096】メンバー端末は、ホストからの対応パケッ
トを受信した後、ホストが選択したチャネル(チャネル
S)を用いて待ち受け、上記ホストからの情報を受信
し、受信パケットから、この受信パケットを解析してグ
ループに属する全メンバー名と対応する端末のネットワ
ークアドレスを入手し、以後は、上記アドレス情報およ
びホストが選択したチャネル(チャネルS)を用いて、
各メンバー端末およびホスト端末との通信を行う。
【0097】(請求項16の発明)請求項11乃至請求
項15の発明において、ホスト端末が各メンバー端末か
らの情報を受信し、全てのグループメンバー端末からの
情報を受信したことを確認する方法として、ホストは、
各メンバー端末からの情報を受信する前に、あらかじめ
各メンバーの名前をホスト端末に入力しておく。その
後、各メンバー端末からの情報を受信するたびに、受信
情報に含まれるメンバーの名前情報と前記名前情報とを
比較することにより、全メンバーからの情報の受信の確
認を実現する。
【0098】(請求項17の発明)請求項11乃至請求
項15の発明において、ホスト端末が各メンバー端末か
らの情報を受信し、全てのグループメンバー端末からの
情報を受信したことを確認する方法として、ホストは、
各メンバー端末からの情報を受信する前に、あらかじめ
グループの識別名をホスト端末に入力しておく。その
後、各メンバー端末からの情報を受信するたびに、受信
情報に含まれるグループ識別名と前記グループ識別名を
比較することにより、全メンバーからの情報の受信の確
認を実現する。
【0099】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の無線端末によ
り任意に構成された複数のグループが、マルチチャネル
をグループごとに選択することで、ぞれぞれのグループ
に属する無線端末同士でアドホックな対等分散型ネット
ワーク通信を行うための無線通信システムを用いて行う
無線電子会議において、会議のホストの有するホスト端
末局が、会議に参加するグループメンバーの名前を入力
する手段と、全メンバーの名前とホスト端末固有のネッ
トワークアドレスを同報通信する手段とを備える一方、
メンバーの有する各メンバー端末局が、各自の名前を入
力する手段と、ホスト端末局から同報通信された情報を
受信する手段と、各自の名前およびホスト端末アドレス
を認識する手段と、各自の名前および各自の端末固有の
ネットワークアドレスをホスト端末宛に送信する手段と
を備え、さらに、ホスト端末局が、全グループメンバー
の名前と端末アドレスを対応させる手段とホストを含む
全グループメンバーの名前と端末アドレスの対応情報を
送信する手段と、各メンバーから送信される情報を受信
する手段とを備えたので、特別なサーバを必要とするこ
となく、メンバーの識別が行える。
【0100】請求項2の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、1パ
ケットに1メンバーの名前を含め、順次送信する手段を
備えたので、1パケットに1メンバー名のみの情報が含
まれるだけのため、ホスト端末は順次送信でき、メンバ
ー端末も順次受信し、メンバー端末間での返信パケット
のタイミングが重なりにくい。
【0101】請求項3の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、1パ
ケットに全メンバーの名前を含め、1度に送信する手段
を備えたので、1パケットに全メンバー名情報が入るた
め、ホスト端末はこのパケットを一回送信するだけでよ
い。
【0102】請求項4の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末は無線システムで定められた特定の通信チャネル
を用いて送信を行う手段と、グループの通信チャネルと
して選択した通信チャネルで受信する手段と、全グルー
プメンバーの名前とホスト端末固有のネットワークアド
レスに加えてホストが選択したグループで用いる通信チ
ャネル情報を送信する手段と、メンバー端末は上記特定
の通信チャネルを用いて受信する手段と、ホストが選択
した通信チャネルを用いて送信する手段を備えたので、
メンバー端末は、特定チャネルを監視するだけでよい。
【0103】請求項5の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末はグループの通信チャネルとして選択した通信チ
ャネルを用いて送信および受信を行う手段と、メンバー
端末は無線システムで用意された複数の通信チャネルを
切り替えることで、ホストが選択したグループ通信チャ
ネルで送信された情報を受信する手段と、グループ通信
チャネルで送信する手段を備えたので、特定チャネルを
使わないので、チャネルの有効利用が図れる。
【0104】請求項6の発明は、請求項1において、ホ
スト端末局が、全グループメンバーの名前とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する際に、ホス
ト端末は無線システムで用意された通信チャネルを順次
切り替えて送信を行う手段と、グループの通信チャネル
として選択した通信チャネルで受信する手段と、全グル
ープメンバーの名前とホスト端末固有のネットワークア
ドレスに加えて、ホストが選択したグループで用いる通
信チャネル情報を送信する手段と、メンバー端末は無線
システムで用意された複数の通信チャネルのうち任意の
チャネルで、上記ホストからの情報を受信する手段と、
グループ通信チャネルで送信する手段を備えたので、特
定チャネルを使わないので、チャネルの有効利用が図
れ、メンバー端末は任意のチャネルで識別情報を得られ
る。
【0105】請求項7の発明は、複数の無線端末により
任意に構成された複数のグループが、マルチチャネルを
グループごとに選択することで、それぞれのグループに
属する無線端末同士でアドホックな対等分散型ネートワ
ーク通信を行うための無線通信システムを用いて行う無
線電子会議において、会議のホストの有するホスト端末
局が、グループの識別名を入力する手段と、会議に参加
するグループメンバーにグループの識別名とホスト端末
固有のネットワークアドレスを同報通信する手段を備え
る一方、メンバーの有する各メンバー端末局が、各自の
名前とグループの識別名とを入力する手段と、ホスト端
末局から同報通信された情報を受信する手段と、グルー
プの識別名およびホスト端末アドレスを認識する手段
と、各自の名前および各自の端末固有のネットワークア
ドレスをホスト端末宛に送信する手段とを備え、さら
に、ホスト端末局が、全グループメンバーの名前と端末
アドレスを対応させる手段と、ホストを含む全グループ
メンバーの名前と端末アドレスの対応情報を送信する手
段と、各メンバーから送信される情報を受信する手段と
を備えたので、特別なサーバを必要することなく、メン
バーの識別が行え、ホスト端末はグループの識別名の入
力だけでよいので、請求項1の発明に比べ始めの設定が
簡易になる。
【0106】請求項8の発明は、請求項7において、ホ
スト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグル
ープの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレス
を同報通信する際に、ホスト端末は無線システムで定め
られた特定の通信チャネルを用いて送信を行う手段と、
グループの通信チャネルとして選択した通信チャネルで
受信する手段と、グループの識別名とホスト端末固有の
ネットワークアドレスに加えてホストが選択したグルー
プで用いる通信チャネル情報を送信する手段と、メンバ
ー端末は上記特定の通信チャネルを用いて受信する手段
と、ホストが選択した通信チャネルを用いて送信する手
段を備えたので、メンバー端末は、特定チャネルを監視
するだけでよい。
【0107】請求項9の発明は、請求項7において、ホ
スト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグル
ープの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレス
を同報通信する際に、ホスト端末はグループの通信チャ
ネルとして選択した通信チャネルを用いて送信および受
信を行う手段と、メンバー端末は無線システムで用意さ
れた複数の通信チャネルを切り替えることで、ホストが
選択したグループ通信チャネルで送信された情報を受信
する手段と、グループ通信チャネルで送信する手段を備
えたので、特定チャネルを使わないので、チャネルの有
効利用が図れる。
【0108】請求項10の発明は、請求項7において、
ホスト端末局が、会議に参加するグループメンバーにグ
ループの識別名とホスト端末固有のネットワークアドレ
スを同報通信する際に、ホスト端末は無線システムで用
意された通信チャネルを順次切り替えて送信を行う手段
と、グループの通信チャネルとして選択した通信チャネ
ルで受信する手段と、グループの識別名とホスト端末固
有のネットワークアドレスに加えて、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネル情報を送信する手段と、
メンバー端末は無線システムで用意された複数の通信チ
ャネルのうち任意のチャネルで、上記ホストからの情報
を受信する手段と、グループ通信チャネルで送信する手
段を備えたので、特定チャネルを使わないので、チャネ
ルの有効利用が図れ、メンバー端末は任意のチャネルで
識別情報を得られる。
【0109】請求項11の発明は、複数の無線端末によ
り任意に構成された複数のグループが、マルチチャネル
をグループごとに選択することで、それぞれのグループ
に属する無線端末同士でアドホックな対等分散型ネット
ワーク通信を行うための無線通信システムを用いて行う
無線電子会議において、会議のホストおよびメンバー全
員が各自の端末に各自の名前を入力する手段を備え、会
議のホストの有するホスト端末局が、ホスト端末局がグ
ループの通信チャネルとして選択した通信チャネルでメ
ンバー端末局からの送信信号を待ち受け受信する手段を
備える一方、メンバーの有する各メンバー端末局が、各
自の名前および端末アドレスをマルチチャネルの内の一
つの通信チャネルを用いて送信する手段を備え、さら
に、ホスト端末局が、各グループメンバー端末局からの
上記名前とアドレスの情報を認識し、各グループメンバ
ーにホストの名前と端末局のネットワークアドレスおよ
び全グループメンバーの名前と端末アドレスを送信する
手段とを備えたので、特別なサーバを必要とすることな
く、メンバーの識別が行える。
【0110】請求項12の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末が無線シ
ステムで定められた特定の通信チャネルを用いて送信を
行う手段と、ホスト端末は上記特定の通信チャネルを用
いて受信する手段と、ホストの名前と端末局のネットワ
ークアドレスおよび全グループメンバーの名前と端末ア
ドレスに加えてホストが選択したグループ通信チャネル
情報を上記特定通信チャネルを用いて送信する手段を備
えたので、ホストおよびメンバーは特定チャネルを監視
するだけでよい。
【0111】請求項13の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルを順次切り替えて送
信を行う手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネルで受信する手段と、ホス
トの名前と端末局のネットワークアドレスおよび全グル
ープメンバーの名前と端末アドレスを上記グループで用
いる通信チャネルで送信する手段を備え、さらに、メン
バー端末は無線システムで用意された複数の通信チャネ
ルを順次切り替えて、上記ホストからの情報を受信する
手段を備えたので、特定チャネルを使わないので、チャ
ネルの有効利用が図れ、かつ、ホストは選択チャネルの
みを監視するだけでよい。
【0112】請求項14の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルを順次切り替えて送
信を行う手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択した
グループで用いる通信チャネルで受信する手段と、ホス
トの名前と端末局のネットワークアドレスおよび全グル
ープメンバーの名前と端末アドレスに加えて上記グルー
プで用いる通信チャネル情報を無線システムで用意され
た通信チャネルを順次切り替えて送信する手段を備え、
さらに、メンバー端末は無線システムで用意された複数
の通信チャネルのいずれか任意の一つのチャネルで待ち
受け、上記ホストからの情報を受信する手段を備えたの
で、特定チャネルを使わないので、チャネルの有効利用
が図れ、かつ、メンバーは選択チャネルのみを監視する
だけでよい。
【0113】請求項15の発明は、請求項11におい
て、メンバーの有する各メンバー端末局が各自の名前お
よび端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チ
ャネルを用いて送信する際に、各メンバー端末は、無線
システムで用意された通信チャネルの任意のチャネルを
用いて送信を行う手段と、ホスト端末からの応答がない
ときに上記チャネルと異なる別のチャネルを用いて送信
する手段を備え、ホスト端末は、ホストが選択したグル
ープで用いる通信チャネルでメンバー端末局からの送信
情報を待ち受け受信する手段と、ホスト端末固有のネッ
トワークアドレスを上記グループで用いる通信チャネル
を用いて送信する手段と、全メンバー端末局の名前およ
び端末アドレスを受信し終えた後に、その情報を各メン
バーに送信する手段とを備えたので、特定チャネルを使
わないので、チャネルの有効利用が図れ、かつ、メンバ
ーの情報送信に対してホストが各々のメンバーに対答パ
ケットを返すので、より確実な情報伝達が図れる。
【0114】請求項16の発明は、請求項11乃至15
のいずれかにおいて、会議のホストの有するホスト端末
局が、会議に参加するグループメンバーの名前を入力す
る手段と、各メンバー端末から送信された情報に含まれ
るメンバーの名前情報と前記入力情報とを比較する手段
とを備えたので、グループメンバーが多い場合、ホスト
は確実かつ容易にメンバー全員の情報取得を確認でき
る。
【0115】請求項17の発明は、請求項11乃至15
のいずれかにおいて、会議のホストの有するホスト端末
局が、グループの識別名を入力する手段と、各メンバー
端末から送信された情報に含まれるグループの識別名と
前記入力情報とを比較する手段とを備えたもので、グル
ープメンバーが多い場合、ホストは確実かつ容易にメン
バー全員の情報取得を確認できる。また、グループ識別
名を用いることにより、ホストが全グループ名をホスト
端末に入力する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線電子会議に用いる無線通信システムの構
成例を示す図である。
【図2】 請求項1の発明におけるメンバー認識手段を
実現するための制御シーケンスを示す図である。
【図3】 各メンバー名及びホスト端末固有のネットワ
ークアドレスをデータとするパケットの一例を示す図で
ある。
【図4】 各メンバー名及び各メンバー端末固有のネッ
トワークアドレスをデータとするパケットの一例を示す
図である。
【図5】 メンバー名と端末アドレスとの対応情報をデ
ータとするパケットの一例を示す図である。
【図6】 全メンバーとホスト端末固有のネットワーク
アドレス情報をデータとするパケットの一例を示す図で
ある。
【図7】 グループで用いる選択通信チャネル情報を含
むデータのパケット例を示す図である。
【図8】 請求項4におけるメンバー認識手段を実現す
るための制御シーケンスを示す図である。
【図9】 請求項5におけるメンバー認識手段を実現す
るための制御シーケンスを示す図である。
【図10】 請求項6におけるメンバー認識手段を実現
するための制御シーケンスを示す図である。
【図11】 請求項7におけるメンバー認識手段を実現
するための制御シーケンスを示す図である。
【図12】 グループ識別名及びホスト端末固有のネッ
トワークアドレスをデータとしたパケットの一例を示す
図である。
【図13】 グループで用いる選択通信情報チャネル情
報を含むデータのパケット例を示す図である。
【図14】 請求項8におけるメンバー認識手段を実現
するための制御シーケンスを示す図である。
【図15】 請求項9におけるメンバー認識手段を実現
するための制御シーケンスを示す図である。
【図16】 請求項10におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図17】 請求項11におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図18】 請求項12におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図19】 ホストが選択したチャネル情報を含むデー
タのパケット例を示す図である。
【図20】 請求項13におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図21】 請求項14におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図22】 請求項15におけるメンバー認識手段を実
現するための制御シーケンスを示す図である。
【図23】 ホスト名とホスト端末固有のアドレスをデ
ータとしたパケットの一例を示す図である。
【符号の説明】
A,B…無線チャネル、1,2…端末グループ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線端末により任意に構成された
    複数のグループが、マルチチャネルをグループごとに選
    択することで、ぞれぞれのグループに属する無線端末同
    士でアドホックな対等分散型ネットワーク通信を行うた
    めの無線通信システムを用いて行う無線電子会議におい
    て、会議のホストの有するホスト端末局が、会議に参加
    するグループメンバーの名前を入力する手段と、全メン
    バーの名前とホスト端末固有のネットワークアドレスを
    同報通信する手段とを備える一方、メンバーの有する各
    メンバー端末局が、各自の名前を入力する手段と、ホス
    ト端末局から同報通信された情報を受信する手段と、各
    自の名前およびホスト端末アドレスを認識する手段と、
    各自の名前および各自の端末固有のネットワークアドレ
    スをホスト端末宛に送信する手段とを備え、さらに、前
    記ホスト端末局が、全グループメンバーの名前と端末ア
    ドレスを対応させる手段と、ホストを含む全グループメ
    ンバーの名前と端末アドレスの対応情報を送信する手段
    と、各メンバーから送信される情報を受信する手段とを
    備えたことを特徴とする無線電子会議におけるメンバー
    識別方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ホスト端末局が、全
    グループメンバーの名前とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する際に、1パケットに1メンバ
    ーの名前を含め、順次送信する手段を備えたことを特徴
    とする無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ホスト端末局が、全
    グループメンバーの名前とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する際に、1パケットに全メンバ
    ーの名前を含め、1度に送信する手段を備えたことを特
    徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、ホスト端末局が、全
    グループメンバーの名前とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する際に、ホスト端末局は、無線
    システムで定められた特定の通信チャネルを用いて送信
    を行う手段と、グループの通信チャネルとして選択した
    通信チャネルで受信する手段と、全グループメンバーの
    名前とホスト端末固有のネットワークアドレスに加えて
    ホストが選択したグループで用いる通信チャネル情報を
    送信する手段とを備え、メンバー端末局は、上記特定の
    通信チャネルを用いて受信する手段と、ホストが選択し
    た通信チャネルを用いて送信する手段を備えたことを特
    徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、ホスト端末局が、全
    グループメンバーの名前とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する際に、ホスト端末局は、グル
    ープの通信チャネルとして選択した通信チャネルを用い
    て送信および受信を行う手段を備え、メンバー端末局
    は、無線システムで用意された複数の通信チャネルを切
    り替えることで、ホストが選択したグループ通信チャネ
    ルで送信された情報を受信する手段と、グループ通信チ
    ャネルで送信する手段を備えたことを特徴とする無線電
    子会議におけるメンバー識別方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、ホスト端末局が、全
    グループメンバーの名前とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する際に、ホスト端末局は、無線
    システムで用意された通信チャネルを順次切り替えて送
    信を行う手段と、グループの通信チャネルとして選択し
    た通信チャネルで受信する手段と、全グループメンバー
    の名前とホスト端末固有のネットワークアドレスに加え
    て、ホストが選択したグループで用いる通信チャネル情
    報を送信する手段とを備え、メンバー端末局は、無線シ
    ステムで用意された複数の通信チャネルのうち任意のチ
    ャネルで、上記ホストからの情報を受信する手段と、グ
    ループ通信チャネルで送信する手段を備えたことを特徴
    とする無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  7. 【請求項7】 複数の無線端末により任意に構成された
    複数のグループが、マルチチャネルをグループごとに選
    択することで、それぞれのグループに属する無線端末同
    士でアドホックな対等分散型ネートワーク通信を行うた
    めの無線通信システムを用いて行う無線電子会議におい
    て、会議のホストの有するホスト端末局が、グループの
    識別名を入力する手段と、会議に参加するグループメン
    バーにグループの識別名とホスト端末固有のネットワー
    クアドレスを同報通信する手段を備える一方、メンバー
    の有する各メンバー端末局が、各自の名前とグループの
    識別名とを入力する手段と、ホスト端末局から同報通信
    された情報を受信する手段と、グループの識別名および
    ホスト端末アドレスを認識する手段と、各自の名前およ
    び各自の端末固有のネットワークアドレスをホスト端末
    宛に送信する手段とを備え、さらに、ホスト端末局が、
    全グループメンバーの名前と端末アドレスを対応させる
    手段と、ホストを含む全グループメンバーの名前と端末
    アドレスの対応情報を送信する手段と、各メンバーから
    送信される情報を受信する手段とを備えたことを特徴と
    する無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、ホスト端末局が、会
    議に参加するグループメンバーにグループの識別名とホ
    スト端末固有のネットワークアドレスを同報通信する際
    に、ホスト端末局は、無線システムで定められた特定の
    通信チャネルを用いて送信を行う手段と、グループの通
    信チャネルとして選択した通信チャネルで受信する手段
    と、グループの識別名とホスト端末固有のネットワーク
    アドレスに加えてホストが選択したグループで用いる通
    信チャネル情報を送信する手段とを備え、メンバー端末
    局は、上記特定の通信チャネルを用いて受信する手段
    と、ホストが選択した通信チャネルを用いて送信する手
    段を備えたことを特徴とする無線電子会議におけるメン
    バー識別方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、ホスト端末局が、会
    議に参加するグループメンバーにグループの識別名とホ
    スト端末固有のネットワークアドレスを同報通信する際
    に、ホスト端末局は、グループの通信チャネルとして選
    択した通信チャネルを用いて送信および受信を行う手段
    を備え、メンバー端末局は、無線システムで用意された
    複数の通信チャネルを切り替えることで、ホストが選択
    したグループ通信チャネルで送信された情報を受信する
    手段と、グループ通信チャネルで送信する手段を備えた
    ことを特徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、ホスト端末局が、
    会議に参加するグループメンバーにグループの識別名と
    ホスト端末固有のネットワークアドレスを同報通信する
    際に、ホスト端末局は、無線システムで用意された通信
    チャネルを順次切り替えて送信を行う手段と、グループ
    の通信チャネルとして選択した通信チャネルで受信する
    手段と、グループの識別名とホスト端末固有のネットワ
    ークアドレスに加えて、ホストが選択したグループで用
    いる通信チャネル情報を送信する手段とを備え、メンバ
    ー端末局は、無線システムで用意された複数の通信チャ
    ネルのうち任意のチャネルで、上記ホストからの情報を
    受信する手段と、グループ通信チャネルで送信する手段
    を備えたことを特徴とする無線電子会議におけるメンバ
    ー識別方法。
  11. 【請求項11】 複数の無線端末により任意に構成され
    た複数のグループが、マルチチャネルをグループごとに
    選択することで、それぞれのグループに属する無線端末
    同士でアドホックな対等分散型ネットワーク通信を行う
    ための無線通信システムを用いて行う無線電子会議にお
    いて、会議のホストおよびメンバー全員が各自の端末に
    各自の名前を入力する手段を備え、会議のホストの有す
    るホスト端末局が、該ホスト端末局がグループの通信チ
    ャネルとして選択した通信チャネルでメンバー端末局か
    らの送信信号を待ち受け受信する手段を備える一方、メ
    ンバーの有する各メンバー端末局が、各自の名前および
    端末アドレスをマルチチャネルの内の一つの通信チャネ
    ルを用いて送信する手段を備え、さらに、ホスト端末局
    が、各グループメンバー端末局からの上記名前とアドレ
    スの情報を認識し、各グループメンバーにホストの名前
    と端末局のネットワークアドレスおよび全グループメン
    バーの名前と端末アドレスを送信する手段とを備えたこ
    とを特徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、メンバーの有す
    る各メンバー端末局が各自の名前および端末アドレスを
    マルチチャネルの内の一つの通信チャネルを用いて送信
    する際に、各メンバー端末局が、無線システムで定めら
    れた特定の通信チャネルを用いて送信を行う手段を備
    え、ホスト端末局が、上記特定の通信チャネルを用いて
    受信する手段と、ホストの名前と端末局のネットワーク
    アドレスおよび全グループメンバーの名前と端末アドレ
    スに加えてホストが選択したグループ通信チャネル情報
    を上記特定通信チャネルを用いて送信する手段を備えた
    ことを特徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、メンバーの有す
    る各メンバー端末局が各自の名前および端末アドレスを
    マルチチャネルの内の一つの通信チャネルを用いて送信
    する際に、各メンバー端末局は、無線システムで用意さ
    れた通信チャネルを順次切り替えて送信を行う手段を備
    え、ホスト端末局は、ホストが選択したグループで用い
    る通信チャネルで受信する手段と、ホストの名前と端末
    局のネットワークアドレスおよび全グループメンバーの
    名前と端末アドレスを上記グループで用いる通信チャネ
    ルで送信する手段を備え、さらに、メンバー端末局は、
    無線システムで用意された複数の通信チャネルを順次切
    り替えて、上記ホストからの情報を受信する手段を備え
    たことを特徴とする無線電子会議におけるメンバー識別
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項11において、メンバーの有す
    る各メンバー端末局が各自の名前および端末アドレスを
    マルチチャネルの内の一つの通信チャネルを用いて送信
    する際に、各メンバー端末局は、無線システムで用意さ
    れた通信チャネルを順次切り替えて送信を行う手段を備
    え、ホスト端末局は、ホストが選択したグループで用い
    る通信チャネルで受信する手段と、ホストの名前と端末
    局のネットワークアドレスおよび全グループメンバーの
    名前と端末アドレスに加えて上記グループで用いる通信
    チャネル情報を無線システムで用意された通信チャネル
    を順次切り替えて送信する手段を備え、さらに、メンバ
    ー端末局は、無線システムで用意された複数の通信チャ
    ネルのいずれか任意の一つのチャネルで待ち受け、上記
    ホストからの情報を受信する手段を備えたことを特徴と
    する無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  15. 【請求項15】 請求項11において、メンバーの有す
    る各メンバー端末局が各自の名前および端末アドレスを
    マルチチャネルの内の一つの通信チャネルを用いて送信
    する際に、各メンバー端末局は、無線システムで用意さ
    れた通信チャネルの任意のチャネルを用いて送信を行う
    手段と、ホスト端末局からの応答がないときに上記チャ
    ネルと異なる別のチャネルを用いて送信する手段を備
    え、ホスト端末局は、ホストが選択したグループで用い
    る通信チャネルでメンバー端末局からの送信情報を待ち
    受け受信する手段と、ホスト端末固有のネットワークア
    ドレスを上記グループで用いる通信チャネルを用いて送
    信する手段と、全メンバー端末局の名前および端末アド
    レスを受信し終えた後に、その情報を各メンバーに送信
    する手段とを備えたことを特徴とする無線電子会議にお
    けるメンバー識別方法。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至15のいずれかにおい
    て、会議のホストの有するホスト端末局が、会議に参加
    するグループメンバーの名前を入力する手段と、各メン
    バー端末局から送信された情報に含まれるメンバーの名
    前情報と前記入力情報とを比較する手段とを備えたこと
    を特徴とする無線電子会議におけるメンバー識別方法。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至15のいずれかにおい
    て、会議のホストの有するホスト端末局が、グループの
    識別名を入力する手段と、各メンバー端末局から送信さ
    れた情報に含まれるグループの識別名と前記入力情報と
    を比較する手段とを備えたことを特徴とする無線電子会
    議におけるメンバー識別方法。
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