JP2003115311A - 固体高分子形燃料電池およびその運転方法 - Google Patents

固体高分子形燃料電池およびその運転方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】無負荷運転時も反応ガスの加湿が効果的に行わ
れ、電解質膜の乾燥による電池特性の低下が防止できる
ものを得る。 【解決手段】反応ガス加湿器1の被加湿ガス室12に、
燃料電池本体3の空気極31に供給する反応空気を流通
し、水蒸気透過膜11を介してこの被加湿ガス室12と
隔てられた加湿ガス室13に、空気極31より排出され
た空気極オフガスを流通し、同時にこの加湿ガス室13
に、燃料電池本体3の冷却部33より排出された電池冷
却水を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体高分子形燃料電
池に係わり、特に固体高分子電解質膜を加湿するための
反応ガスの加湿器を備えた固体高分子形燃料電池、なら
びにその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子形燃料電池(PEFC:Poly
mer Electrolyte Fuel Cell )は、電解質に高分子膜を
用いる燃料電池で、出力密度が高い、電池寿命が長いな
どの特長をもつ。図6は、一般的な固体高分子形燃料電
池のセルの基本構成を模式的に示す分解断面図である。
固体高分子電解質膜71の両面に電極72、集電体73
を配し、ガス流通溝75を備えたセパレーター74で挟
持して単セルが構成されている。また、セパレーター7
4の反対面には電極での発電に伴う発熱を除去するため
の冷却水流通溝76が備えられている。
【0003】固体高分子形燃料電池の固体高分子電解質
膜71に用いられている固体高分子電解質体は水を含ん
だ湿潤状態のとき高いイオン伝導性を示すので、固体高
分子形燃料電池で高い電池特性を得るには、固体高分子
電解質膜71を湿潤状態に保持する必要がある。したが
って、反応ガスを加湿してガス流通溝75へと供給し、
その水分を浸透させることによって固体高分子電解質膜
71を湿潤状態に保持する方法が一般に採られている。
また、反応ガスを加湿する方法の一つとして、燃料電池
本体から排出されるオフガスを用いる方法が知られてい
る(特許第3111697号公報参照)。
【0004】図7は、オフガスによる反応ガス加湿器を
備えた従来の固体高分子形燃料電池のガス系統の要部を
模式的に示すフロー図である。図において、1は反応空
気側の反応ガス加湿器、2は燃料ガス側の反応ガス加湿
器であり、3は燃料電池本体、4は燃料電池本体3の冷
却部33に冷却水を供給する冷却水ポンプである。反応
空気側の反応ガス加湿器1は、水蒸気透過膜11と、こ
の水蒸気透過膜11により隔てられた被加湿ガス室12
と加湿ガス室13からなる。被加湿ガス室12に未加湿
空気を導入し、発電反応に伴う反応生成水を含んで燃料
電池本体3の空気極31より排出される空気極排ガスを
加湿ガス室13に導入すると、空気極排ガスに含まれる
水蒸気は、水蒸気透過膜11を介して未加湿空気と接触
し、水蒸気の濃度勾配に従って未加湿空気を加湿するこ
ととなる。
【0005】同様に、燃料ガス側の反応ガス加湿器2
は、水蒸気透過膜21と、この水蒸気透過膜21により
隔てられた被加湿ガス室22と加湿ガス室23からな
り、被加湿ガス室22に未加湿燃料を、また、加湿ガス
室23に燃料電池本体3の燃料極32より排出される燃
料極オフガスを導入することによって、未加湿燃料の加
湿が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、オフガ
スを用いて反応ガスを加湿する方法は、発電反応に伴う
反応生成水を効果的に活用して反応ガスの加湿を行う方
法である。しかしながら、このオフガスを用いる加湿法
においては、加湿に用いられる水量、すなわち加湿ガス
室に送られるオフガスに含まれる水量が、電池の反応生
成水量に制限されるので、反応ガスの加湿量は電池の負
荷電流と被加湿ガス室に送られる未加湿ガス量により一
義的に定まることとなる。このため、本加湿法では、反
応ガスの加湿量を負荷電流と独立にコントロールするこ
とができないという難点がある。
【0007】また、燃料電池の運転開始直前や運転待機
時あるいは運転終了直後などの無負荷状態(すなわち負
荷電流がゼロ)では、オフガスに反応生成水が含まれな
いため、反応ガスを加湿することが不可能となる。加湿
されない反応ガスを燃料電池本体に供給すると、電池内
の固体高分子電解質膜が乾燥することとなる。この状態
で運転を継続すると、乾燥により固体高分子電解質膜の
プロトン導電性が低くなるので、膜の抵抗が大きくな
り、この抵抗損失によってセル電圧が低下することとな
る。
【0008】負荷電流がゼロの時には反応ガスの供給を
停止するとの措置を採ることとすれば、固体高分子電解
質膜の乾燥を防止することができるが、燃料電池の運転
開始直前や運転待機時あるいは運転終了直後などにおい
て、常に反応ガスの供給を停止することは困難である。
本発明は、上記のごとき従来技術の難点を考慮してなさ
れたもので、本発明の目的は、無負荷時においても反応
ガス加湿器による反応ガスの加湿が効果的に行われ、固
体高分子電解質膜の乾燥によるセル電圧の低下が効果的
に防止される固体高分子形燃料電池、ならびにその運転
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、水蒸気透過膜と、この水蒸気
透過膜により隔てられた被加湿ガス室と加湿ガス室とか
らなる反応ガス加湿器を備えた固体高分子形燃料電池に
おいて、 (1)反応ガス加湿器の被加湿ガス室に燃料電池本体に
供給される反応ガスを導入し、加湿ガス室に燃料電池本
体より排出されたオフガスと加湿水、例えば、燃料電池
本体の冷却に用いられた燃料電池冷却水を導入すること
とする。
【0010】(2)また、上記の(1)において、上記
の反応ガスを空気、オフガスを反応空気オフガスとす
る。あるいは、上記の反応ガスを燃料ガス、オフガスを
燃料ガスのオフガスとする。また、上記の(1)あるい
は(2)のごとく構成した固体高分子形燃料電池の運転
において、 (3)反応ガス加湿器の加湿ガス室に導入する加湿水の
量を、燃料電池の負荷量に基づいて制御しつつ運転する
こととし、例えば、無負荷時に加湿水の量を最大とす
る。
【0011】(4)あるいは、反応ガス加湿器の加湿ガ
ス室に導入する加湿水の量を、燃料電池出力に基づいて
制御しつつ運転することとする。 (5)あるいは、反応ガス加湿器の加湿ガス室に導入す
る加湿水の量を、燃料電池本体の反応ガスの入口で測定
されたガス露点に基づいて制御しつつ運転することとす
る。
【0012】固体高分子形燃料電池を、上記の(1)あ
るいは(2)のごとく構成することすれば、反応ガス加
湿器の加湿ガス室に導入される加湿水の量は、負荷電流
に左右されることなく独立して選定できるので、無負荷
時でも加湿することができ、乾燥による特性低下を回避
することができる。また、反応ガス加湿器の加湿ガス室
に導入する加湿水として、燃料電池本体を冷却後の燃料
電池冷却水を用いれば、反応ガス加湿器における蒸発潜
熱を補うことができ、熱エネルギーが効率的に利用され
ることとなる。
【0013】また、上記の(1)あるいは(2)のごと
く構成した固体高分子形燃料電池において、上記の
(3)〜(5)のごとく運転すれば、未加湿ガスの加湿
を十分に行うことができるので、燃料電池本体の乾燥が
防止され、特性低下をもたらすことなく長時間運転でき
ることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を実施例を挙
げて説明する。なお、以下の実施例においては、反応ガ
ス加湿器における加湿ガスと被加湿ガスの組み合わせが
空気極オフガスと反応空気、燃料極オフガスと燃料ガス
の場合について述べているが、本発明はこれに限定され
ず、燃料極オフガスと反応空気との組み合わせ、もしく
は、空気極オフガスと燃料ガスとの組み合わせとしても
よい。
【0015】<実施例1>図1は、本発明の固体高分子
形燃料電池の第1の実施例のガス系統の要部を模式的に
示すフロー図である。本実施例の構成の図7に示した従
来例との相違点は、反応空気側の反応ガス加湿器1の加
湿ガス室13と燃料ガス側の反応ガス加湿器2の加湿ガ
ス室23の双方に、燃料電池本体3を冷却して冷却部3
3より排出された電池冷却水の一部が、図示しない調節
弁により制御されて加湿水として導入されていることに
ある。すなわち、反応空気側の反応ガス加湿器1の加湿
ガス室13には空気極オフガスに加えて加湿水としての
電池冷却水が導入され、燃料ガス側の反応ガス加湿器2
の加湿ガス室23には燃料極オフガスに加えて加湿水と
しての電池冷却水が導入されている。したがって、本構
成では、オフガス中に反応生成水が含まれない無負荷運
転時にも別途導入された電池冷却水により反応ガスの加
湿が行われるので、燃料電池本体の乾燥が回避されるこ
ととなる。
【0016】また、加湿水として導入した燃料電池本体
3を冷却後の電池冷却水の水温は電池運転温度以上に上
昇しており、相応の熱エネルギーを有している。この高
温の電池冷却水を加湿水として使用することにより、反
応ガス加湿器での蒸発潜熱や未加湿ガスの加熱エネルギ
ーが補われ、熱エネルギーが有効に使用されることとな
る。
【0017】図2は、本実施例の構成の固体高分子形燃
料電池の発電運転における負荷電流と反応ガス加湿器へ
の加湿水の供給量の時間変化を示す特性図で、(a)は
負荷電流の時間変化、(b)は空気極側の反応ガス加湿
器1の加湿ガス室13への加湿水の供給量の時間変化で
ある。図に見られるように、本発電運転においては、加
湿ガス室13への加湿水の供給量が電池の負荷電流に連
動して制御されており、負荷電流がゼロのとき加湿水の
供給量が最大値となるよう設定されている。したがっ
て、無負荷となり反応生成水が生じない場合にも加湿ガ
ス室13へは規定の電池冷却水が供給されるので、被加
湿ガス室12に導入された未加湿ガスは十分に加湿され
て燃料電池本体3の空気極31へと送られることとな
る。
【0018】図3は、本実施例の構成の固体高分子形燃
料電池の他の発電運転における電池出力と反応ガス加湿
器への加湿水の供給量の時間変化を示す特性図で、
(a)は電池出力の時間変化、(b)は空気極側の反応
ガス加湿器1の加湿ガス室13への加湿水の供給量の時
間変化である。図に見られるように、本発電運転におい
ては、加湿ガス室13へ導入する加湿水の供給量が電池
出力の変化に連動して制御されている。すなわち、一般
的に供給反応ガスの加湿量が増大すると固体高分子形燃
料電池の出力が増大するので、電池出力が減少して設定
した下限値に達した場合に供給反応ガスの加湿量を一定
量増加させて電池出力を増大させ、電池出力を一定値以
上に保持するよう制御している。電流一定制御で運転さ
れている固体高分子形燃料電池の場合には、電池電圧を
モニターして供給反応ガスの加湿量を調整すればよい。
【0019】なお、図1に示した本実施例では、反応空
気側の反応ガス加湿器および燃料ガス側の反応ガス加湿
器の双方の加湿ガス室へ加湿水として電池冷却水を導入
しているが、反応空気側の反応ガス加湿器の加湿ガス室
へのみ導入することとしてもよく、また、燃料ガス側の
反応ガス加湿器の加湿ガス室へのみ導入することとして
もよい。
【0020】<実施例2>図4は、本発明の固体高分子
形燃料電池の第2の実施例のガス系統の要部を模式的に
示すフロー図である。本実施例の構成の図1に示した第
1の実施例との相違点は、反応ガス加湿器1の被加湿ガ
ス室12から燃料電池本体3の空気極31へと反応空気
を供給する供給配管に露点センサー5が、また、反応ガ
ス加湿器2の被加湿ガス室22から燃料電池本体3の燃
料極32へと燃料ガスを供給する供給配管に露点センサ
ー6が組み込まれ、これらの露点センサー5、6の測定
信号に基づいて、反応ガス加湿器1の加湿ガス室13に
供給される加湿水、ならびに反応ガス加湿器2の加湿ガ
ス室23に供給される加湿水の供給量が図示しない調節
弁により制御されている点にある。
【0021】図5は、本実施例の構成の固体高分子形燃
料電池の発電運転における供給ガスの露点と反応ガス加
湿器への加湿水の供給量の時間変化を示す特性図で、
(a)は露点センサー5による供給ガスの露点の時間変
化、(b)は空気極側の反応ガス加湿器1の加湿ガス室
13への加湿水の供給量の時間変化である。供給ガスの
露点が低下し始めたら加湿水の供給量が増加し、供給ガ
スの露点が上昇し始めたら加湿水の供給量が減少するよ
うに調整されており、これによって供給ガスの露点が設
定値に保持され、加湿ガス室13へ供給される空気極オ
フガスの加湿量が一定に保たれる。
【0022】なお、図4に示した実施例では、燃料電池
本体3の空気極31へと反応空気を供給する供給配管お
よび燃料極32へと燃料ガスを供給する供給配管の双方
に露点センサーを組み込んで、これらの露点センサーの
測定信号に基づいて、反応ガス加湿器の加湿ガス室に供
給される加湿水の供給量を制御しているが、一方の供給
配管にのみ露点センサーを組み込んで、その反応ガスを
加湿する反応ガス加湿器の加湿ガス室に供給される加湿
水の供給量を制御することとしてもよい。
【0023】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、 (1)固体高分子形燃料電池を、請求項1、請求項2、
さらには請求項3に記載のごとく構成することとしたの
で、反応ガス加湿器の加湿ガス室に導入される加湿水の
量を負荷電流に依らず独立して選定し、無負荷時でも加
湿することが可能となり、乾燥による電池特性の低下を
生じない固体高分子形燃料電池が得られることとなっ
た。
【0024】(2)また、請求項4、さらには請求項
5、あるいは請求項6、あるいは請求項7に記載のごと
き運転方法を用いて固体高分子形燃料電池を運転すれ
ば、未加湿ガスの加湿を十分に行って燃料電池本体の乾
燥を防止することができるので、固体高分子形燃料電池
を特性低下を生じることなく長時間安定して運転する運
転方法として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体高分子形燃料電池の第1の実施例
のガス系統の要部を模式的に示すフロー図
【図2】第1の実施例の構成の固体高分子形燃料電池の
発電運転における負荷電流と反応ガス加湿器への加湿水
の供給量の時間変化を示す特性図
【図3】第1の実施例の構成の固体高分子形燃料電池の
他の発電運転における電池出力と反応ガス加湿器への加
湿水の供給量の時間変化を示す特性図
【図4】本発明の固体高分子形燃料電池の第2の実施例
のガス系統の要部を模式的に示すフロー図
【図5】第2の実施例の構成の固体高分子形燃料電池の
発電運転における供給ガスの露点と反応ガス加湿器への
加湿水の供給量の時間変化を示す特性図
【図6】一般的な固体高分子形燃料電池のセルの基本構
成を模式的に示す分解断面図
【図7】オフガスによる反応ガス加湿器を備えた従来の
固体高分子形燃料電池のガス系統の要部を模式的に示す
フロー図
【符号の説明】
1 反応ガス加湿器(反応空気側) 2 反応ガス加湿器(燃料ガス側) 3 燃料電池本体 4 冷却水ポンプ 5 露点センサー(反応空気側) 6 露点センサー(燃料ガス側) 11 水蒸気透過膜 12 被加湿ガス室 13 加湿ガス室 21 水蒸気透過膜 22 被加湿ガス室 23 加湿ガス室 31 空気極 32 燃料極 33 冷却部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水蒸気透過膜と、この水蒸気透過膜により
    隔てられた被加湿ガス室と加湿ガス室とからなる反応ガ
    ス加湿器を備えた固体高分子形燃料電池で、前記の反応
    ガス加湿器の被加湿ガス室に燃料電池本体に供給される
    反応ガスが導入され、加湿ガス室に燃料電池本体より排
    出されたオフガスと加湿水が導入されている固体高分子
    形燃料電池。
  2. 【請求項2】請求項1記載の固体高分子形燃料電池にお
    いて、前記反応ガスが空気、前記オフガスが反応空気オ
    フガス、もしくは、前記反応ガスが燃料ガス、前記オフ
    ガスが燃料ガスのオフガスであることを特徴とする固体
    高分子形燃料電池。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の固体高分子形燃
    料電池において、反応ガス加湿器の加湿ガス室に導入さ
    れる前記の加湿水が、燃料電池本体の冷却に用いられた
    燃料電池冷却水であることを特徴とする固体高分子形燃
    料電池。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の固体高
    分子形燃料電池の運転方法において、反応ガス加湿器の
    加湿ガス室に導入される前記の加湿水の量を燃料電池の
    負荷量に基づいて前記負荷量が大のとき小に、負荷量が
    小のとき大とする制御を行うことを特徴とする固体高分
    子形燃料電池の運転方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の固体高分子形燃料電池の
    運転方法において、無負荷時に前記の加湿水の量を最大
    とすることを特徴とする固体高分子形燃料電池の運転方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれかに記載の固体高
    分子形燃料電池の運転方法において、反応ガス加湿器の
    加湿ガス室に導入される前記の加湿水の量を燃料電池出
    力に基づいて前記出力が設定下限値に達した場合に加湿
    量を増加させる制御を行うことを特徴とする固体高分子
    形燃料電池の運転方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至3のいずれかに記載の固体高
    分子形燃料電池の運転方法において、反応ガス加湿器の
    加湿ガス室に導入される前記の加湿水の量を燃料電池本
    体の反応ガスの入口で測定されたガス露点に基づいて制
    御しつつ運転することを特徴とする固体高分子形燃料電
    池の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1307735C (zh) * 2003-07-11 2007-03-28 现代自动车株式会社 燃料电池系统
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