JP2003115090A - セキュリティシステム - Google Patents

セキュリティシステム

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JP2003115090A
JP2003115090A JP2001309983A JP2001309983A JP2003115090A JP 2003115090 A JP2003115090 A JP 2003115090A JP 2001309983 A JP2001309983 A JP 2001309983A JP 2001309983 A JP2001309983 A JP 2001309983A JP 2003115090 A JP2003115090 A JP 2003115090A
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center
emergency
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Ayako Mori
綾子 森
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PRINCETON TECHNOLOGY Ltd
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PRINCETON TECHNOLOGY Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、多くの人が非常事態に遭遇した場合に
利用する携帯電話では、非常事態を連絡・通報するのに
複数のボタン操作を行う必要があったため連絡するのが
困難であったし、相手が出ない場合はまったく役に立た
なかった。また、防犯ブザーなどは、犯人が発した音に
逆上することがあり、大きな音を発しても周囲に誰もい
なければ効果がない。さらに、GPSを用いたセキュリ
ティシステムでも、利用者側から危機通知ができなく
て、今1歩防犯効果が得られなかった。 【解決手段】 利用者が、必要時に自己の所有する発信
器1に対して所定の操作をすると、発信器1が、各発信
器1毎に固有の識別データを含む非常信号をセンター2
へ発信し、非常信号を受信したセンター2は、非常信号
に含まれる識別データに基づいて発信器1の所在地を探
知するとともに、利用者の保護者・関係者3に対して、
利用者の発信器1から非常信号が発信された旨を送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常事態に遭遇し
た者が、容易に非常事態に遭遇した旨を通報することが
できるとともに、非常事態に遭遇した者の所在を探知す
ることが可能なセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、子供や女性、社会要人をターゲッ
トにした誘拐や暴行などといった犯罪が増加傾向にあ
り、誘拐の場合は、特に営利目的の小児誘拐が飛躍的に
増加している。このような、人を対象とした犯罪などの
非常事態に遭遇した際の対応策としては、大きな音を発
して犯人に対して威嚇する防犯ブザーを用いたり、知人
や家族に連絡をとる又は警察に通報するために携帯電話
端末やPHS(Personal HandyPhone System)端末を用
いたりする、などといったことが行われている。
【0003】しかし、携帯電話端末やPHS端末を用い
て連絡・通報する場合は、発信先の電話番号をダイヤル
するために複数のボタン操作を行う必要があるが、複数
のボタン操作を行う時間的な余裕がなかったり、操作で
きる状況になかったりする場合がある。特に、緊急時の
子供の場合は、複雑なボタン操作を行うことは困難であ
る。また、防犯ブザーを用いる場合には、犯人が発した
音に逆上して却って危ない目にあったり、防犯ブザーを
犯人に取り上げられたりすることがあり、大きな音を発
しても周囲に誰もいなければ助けを求めることができず
効果がない。従って、効果的な防犯を行うためには、自
分が非常事態に遭遇していることを、犯人に悟られるこ
となく、即座に第三者へ知らせるとともに、非常事態に
遭遇している自分の所在地を探知してもらうような防犯
グッズや防犯システムを構築することが重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような、自分の
所在地を探知してもらうシステムとしては、例えば、常
時電波を発信する端末装置をシステムの利用者に持たせ
ておき、GPS(GlobalPositioning System)及び携帯
電話のネットワークを利用して、その利用者の現在の居
場所を検知するものがある。端末装置を所有している利
用者の居場所は、常に管理センターにて監視されてお
り、利用者の保護者や関係者が望むときには、いつで
も、電話やインターネットを利用して管理センターに問
い合わせることで、利用者の居場所を知ることが可能と
なっている。しかし、このシステムは、単に端末装置を
所有している利用者の居場所を確認するのみに留まって
いるものであるので、利用者が安全な状態にあるのか、
又は非常事態に遭遇して危険な目に会っているのかの判
断がつかなかった。従って、確認した利用者の居場所が
保護者などの家の近くであったからと安心していたら、
実は利用者が非常事態に遭遇していたということも考え
られ、さらに、犯人が利用者を連れ去る際に端末装置を
家の近くに捨てていってしまえば、このシステムは役に
立たなくなってしまう。また、利用者にとってみれば、
自分の居場所を常に監視されているのは、あまり気分が
よいものではなく、プライバシーを侵害されていると感
じる場合もある。特に、若い女性などが利用者になった
場合にはその傾向が強い。また、端末装置は常に電波を
発しているので、当該電波を長時間浴びる利用者の身体
に対する影響が懸念される。さらに、利用者が非常事態
に遭遇していそうな感じがしても、当該システムでは居
場所の確認までしかできないので、警察への出動依頼を
ためらってしまうことがある。このシステムでは、いつ
発生するかわからない非常事態に備えて、発信する電波
が途切れないように常に端末装置の充電をしておく必要
があるとともに、毎月の基本料金など高額の維持費が必
要である。
【0005】また、自分の所在地を探知してもらうシス
テムとしては、スキーや登山などといった、遭難などの
非常事態に遭遇する可能性がある場合に、電波を発する
発信器を衣服に埋め込んでおき、予め届け出た日時を過
ぎても戻ってこないなど、いざというときにGPSを利
用して発信器の位置を探索するものもある。しかし、こ
のシステムは、予め届け出た日時が過ぎてから探索を開
始するので、非常事態が発生してから探索を開始するま
でに時間を要するとともに、常に電波を発し続けている
発信器を身につけることとなるので、長時間の利用によ
り電波が身体に与える影響が懸念される。また、スキー
や登山などといった特殊な用途に用いられるのみである
ので、一般的ではない。
【0006】さらに、自分の所在地を探知してもらうシ
ステムとして、警察や探偵などが用いる業務用に開発さ
れた高精度の発信機及び探索装置や、カーナビゲーショ
ンのような衛星を利用したGPSを用いるものがある
が、これらは一般向けの機器ではなく、設備も大掛かり
となるため高額であり、携帯するにも適していない。ま
た、衛星などを利用するため、月々の利用料金などのラ
ンニングコストも高額なものとなってしまう。
【0007】そこで、本発明においては、自分の非常事
態を即座に第三者へ知らせると同時に、その位置情報も
探知可能とする、即時性を有したセキュリティシステム
を提供するものである。また、このシステムは、安価で
汎用性があり、携帯性に優れ、操作も簡単で子供向きで
あり、犯人に悟られにくいという利点も備えたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1に記載の如く、利用
者が、自己の所有する発信器に対して所定の操作をする
と、発信器が、発信器毎に固有の識別データを含む非常
信号をセンターへ発信し、非常信号を受信したセンター
は、非常信号に含まれる識別データに基づいて発信器の
所在地を探知するとともに、利用者の保護者・関係者に
対して、利用者の発信器から非常信号が発信された旨を
送信する。
【0009】また、請求項2に記載の如く、非常信号を
受信したセンターは、さらに、利用者の発信器から非常
信号が発信された旨、及び探知した発信器の所在地を、
警察その他関係機関に通報可能とする。
【0010】また、請求項3に記載の如く、非常信号を
受信し、発信器の所在地を探知したセンターは、さら
に、警備会社に対して、探知した発信器の所在地データ
の送信、及び出動依頼を行う。
【0011】また、請求項4に記載の如く、前記発信器
は、利用者による所定の操作がなされたときのみ信号を
発信し、一旦発信された信号は、発信器に内蔵される電
源が切れるまで発信され続ける。
【0012】また、請求項5に記載の如く、前記発信器
は、ワンタッチ操作にて非常信号の発信が可能である。
【0013】また、請求項6に記載の如く、前記発信器
は、非常信号を発信する発信部と、発信部へ電力を供給
する電源部と、非常信号の発信を開始させる起動部とで
構成され、起動部を引っ張ったり、引き抜いたり、凹ま
せたりするなどの破壊操作をすることにより非常信号の
発信が開始される。
【0014】また、請求項7に記載の如く、前記発信器
からの非常信号の発信、及びセンターが行う発信器の所
在地の探知は、PHS回線網又は携帯電話回線網を用い
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のセキュリティシステムを示す概略
図、図2はセキュリティシステムのフローを示す図、図
3は利用者がセキュリティシステムを利用する場合の手
続きの流れを示す図、図4は利用者がセキュリティシス
テムのオプションを利用する場合の手続きの流れを示す
図である。
【0016】本発明のセキュリティシステムについて説
明する。図1に示すように、本セキュリティシステム
は、システムの利用者が、身の危険を感じたり、襲われ
そうになったりした場合など、非常事態に遭遇した際
に、自己の所有する発信器1に対して所定の操作をする
と、発信器1が、発信器毎に固有の識別データを含む非
常信号をセンター2へ発信し、非常信号を受信したセン
ター2が、非常信号に含まれる識別データに基づいて発
信器1の所有者を特定し、発信器1の所在地を探知する
とともに、利用者の保護者・関係者3が保有する受信端
末などへ、利用者の発信器1から非常信号が発信された
旨を送信するものである。また、センター2から連絡を
受けた保護者・関係者3から要望があれば、センター2
は、利用者の発信器1から非常信号が発信された旨、及
び探知した発信器1の所在地を、警察や警備会社、その
他関係機関に通報することも可能としている。
【0017】利用者が保有する発信器1は、アンテナ1
1aを含む発信部11と、発信部11に電力を供給して
作動させるための電源部12と、発信部11に非常信号
の発信を開始させる起動部13とで構成されており、利
用者が起動部13に対して所定の操作を行うと、発信部
11から非常信号が発信されるように構成されている。
発信器1は、例えば、鎖に取り付けられたペンダント型
に構成されており、首から掛けることができるようにな
っている。前記起動部13は電源部12に挿入されるピ
ン状部材であって、その端部は電源部12から突出して
いる。そして、該電源部12から突出した部分を持って
起動部13を引き抜くと、発信部11から非常信号が発
信されるように構成している。これは、例えば、電源部
12内に起動部13を挿入した状態では、電源部12か
ら発信部11へ電力を供給する回路が遮断され、起動部
13を引き抜くとその回路が接続されるように構成する
ことで実現できる。また、電源部12内に、発信部11
に接続される導線を設けて、起動部13を引き抜くこと
でこの導線が電気的に切断され、これにより発信部11
が非常信号を発するように構成することもできる。
【0018】このように構成される発信器1から発せら
れた非常信号は、所定のセンター2により受信され、そ
の後、利用者の保護者や関係者へのその旨の連絡などが
行われるが、本セキュリティシステムのフローを図2に
より説明する。尚、発信器1における発信部11は、例
えばPHS端末又は携帯電話端末の発信機能と同様の機
能を有しており、予め登録された特定の発信先(本例の
場合はセンター2宛の電話番号)へ非常信号を発信する
ように構成されている。センター2は、例えばPHS事
業又は携帯電話事業を営む電話会社である。
【0019】まず、利用者が、身の危険を感じたり、襲
われそうになったりした場合など、非常事態に遭遇した
際に、発信器1の起動部13を引きちぎるなどして壊す
と(S1)、発信部11から非常信号が発信される(S
2)。この場合、発信器1には、発信先であるセンター
2宛ての電話番号が予め登録されており、起動部13を
破壊することにより、自動的にセンター2宛にダイヤル
操作が行われて非常信号が発信される。発信器1から発
信された非常信号は、センター2の送受信器21により
受信されるが(S3)、この非常信号の送受信は、例え
ばPHS回線を用いて行われる。
【0020】発信器1からの非常信号には、当該発信器
1に固有の識別コードなどといった識別データが含まれ
ており、非常信号を受信したセンター2は、この識別デ
ータに基づいて非常信号を発信した発信器1、及び発信
器1の所有者を処理装置22により特定する(S4)。
発信器1及び所有者が特定されると、PHS回線網を利
用したGPSを用いて、発信器1の現在位置を特定する
べく探索を開始する(S5)。この探索は、発信器1か
らの非常信号を、各地に設置されているPHS回線の複
数のアンテナ基地局5・5・・・を通じて送受信器21
により受信することで、該発信器1の現在位置を精密に
特定することが可能である。
【0021】また、センター2は、発信器1の探索を開
始すると同時に、利用者の保護者・関係者3に、当該所
有者の発信器1から非常信号が発信された旨を連絡する
(S6)。この保護者・関係者3への連絡は、例えば、
受信した非常信号を、センター2内に設置される転送装
置23にて、保護者・関係者3が保有するPHS端末へ
自動的に転送することで行われる。また、送受信器21
を通じてオペレータにより又は処理装置22により自動
的に、保護者・関係者3のPHS端末に連絡することも
可能である。
【0022】尚、非常信号が発信された旨を連絡する保
護者・関係者3の連絡先は、予めセンター2の処理装置
22内に登録されており、一つの発信器1に対して複数
の保護者・関係者3への連絡先を登録しておくことが可
能である。この場合、複数の保護者・関係者3への連絡
は、各連絡先に優先順位を設けて、優先順位が高いもの
から順に連絡していくようにしたり、各連絡先へ同時に
連絡を行うようにしたりすることができる。
【0023】その後、例えば発信器1からの発信が使用
者の誤操作によるものであったなど、発信器1の誤作動
であった場合には、使用者がセンター2宛てに電話をか
けると、その時点で発信器1の現在位置の探索は終了す
る(S12)。この場合、使用者からセンター2の所定
の電話番号に電話をかけると、センター2内の処理装置
22が発信元の電話番号(即ち使用者の電話番号)を検
知して、非常信号を発している発信器1の使用者に関す
るデータと照合し、電話をかけてきた者と、非常信号を
発している発信器1の使用者とが同一人物であると認定
すると、発信器1の探索を終了するようにしている。ま
た、使用者がセンター2宛てに電話をかけると、センタ
ー2のオペレータが対応し、使用者が誤作動である旨を
オペレータに伝えるように構成することもできる。さら
に、センター2への誤作動の連絡は、センター2から連
絡を受けて、使用者が居る現場へ駆けつけた保護者・関
係者3から行うようにしてもよい。一方、このような誤
作動である旨の連絡がない場合は、引き続き探索は継続
される(S8)。
【0024】発信器1の現在位置の探索中又は探索終了
後に、連絡を受けた保護者・関係者3から要請があれば
(S9)、センター2は発信器1から非常信号が発せら
れた旨を警察に連絡する(S10)。この場合、探索が
終了し次第、探索の結果(発信器1の現在位置)を警察
へ報告する(S11)。これにより、非常信号を発信さ
せた利用者が遭遇した非常事態が犯罪などの刑事事件や
事故に発展した場合でも、即座に警察が出動して利用者
の元へ駆け付けることが可能となり、迅速に解決が図ら
れることを期待できる。また、非常信号が発信された旨
の連絡を受けた保護者・関係者3に、探索の結果判明し
た発信器1の現在位置を連絡し、保護者・関係者3が利
用者の元に駆け付けるようにすることも可能である。
【0025】前記発信器1は、本例においてはペンダン
ト型に構成しているが、ブレスレッド型や腕時計型など
身に付けるものの形に形成したり、衣服のポケットに入
るカード型などといった携帯性に優れ形状に形成したり
することもできる。そして、起動部13は、前述の如く
ピン状に形成したものを電源部12に挿入しておき、こ
れを引き抜くと非常信号が発信される、といったように
構成するだけでなく、強く押したり、握り締めたり、凹
ましたり、ひっぱったりすることで、非常信号が発信さ
れるように構成することもできる。
【0026】さらに、発信機1を地面や壁などに投げつ
けたり叩きつけたりすることで、起動部13の部分が壊
れ、これにより非常信号が発信されるように構成するこ
ともできる。このように構成すると、非常時における一
連の流れや動作の中で衝撃等が加えられた場合、例え
ば、犯人と争っている最中に発信器1を地面に落とした
り、発信器1を踏み付けてしまったりした場合にも、起
動の役割を果たすことができる。そして、このことか
ら、高い防犯性能を期待することができる。尚、この場
合、起動部13の部分と他の部分との強度には差を持た
せておき(他の部分を起動部13よりも強固に構成す
る)、起動部13のみが破壊されるようにしている。ま
た、起動部13を外力により比較的容易に壊れるように
構成しておき、通常時は起動部13を強固なカバーで覆
っておいて、非常事態に遭遇した場合にこのカバーを取
り外して起動部13を破壊するように構成することもで
きる。さらに、カバーを取り外すと同時に起動部13が
破壊されるように構成してもよい。即ち、起動部13
は、(破壊操作を含む)ワンタッチ操作にて非常信号が
発信されるように構成されており、非常信号を発信する
ために要する操作力は、子供の力でも操作できるよう
に、その操作力が設定されている。
【0027】発信器1の所有者が身に危険を感じた場合
や犯人に襲われそうになった場合など、非常事態に遭遇
した場合には、携帯電話のダイヤルボタンを操作して特
定の発信先に発信するなどといった複雑なボタン操作
を、発信器1に対して、とっさに行うことは困難であ
る。特に、幼い子供や女性などにとってはなおさらのこ
とである。そこで、本システムの発信器1では、前述の
如く、とっさの場合に、ピン状に形成された発信器1の
起動部13を引き抜いたり、発信器1を投げつけたり、
叩きつけたりして起動部13を破壊する、又は起動部1
3を握り締めたり、凹ましたりする、といった非常時に
おいても簡単にできるワンタッチ操作にて、発信器1か
ら非常信号は発信されるように構成し、確実且つ即座に
非常信号の発信を行うことができるようにしている。
【0028】特に、起動部13を破壊すると発信される
ように構成した場合は、例えば起動部13をワンタッチ
のボタン操作で発信が開始されるように構成した場合に
比べて、誤操作による発信を減少することが可能となっ
て、センター2に通報される誤報を減らしてセンター2
の負担を少なくすることができる。また、犯人に襲われ
たり格闘したりした場合には、発信器1が落下したり、
踏まれたりして壊れることが多いが、このように壊れる
と自動的に非常信号が発信されるので、非常に防犯効果
が高い。さらに、本システムの発信器1が普及して世間
一般に広く知れ渡ると、非常信号の発信を恐れて、犯人
側が、発信器1を身につけている者を襲う、乱暴な行為
を行うなどの行動を控えることとなって、さらに高い防
犯効果を期待することができる。
【0029】また、発信器1は非常信号を発信するのみ
で、警告音などの音は発生しない。これは、発信器1
は、センター2によりその現在位置を探索してもらうこ
とが主目的であるため、及び、音を発して犯人に発信器
1の存在を察知されて取り上げられてしまうことを防止
するためである。
【0030】また、発信器1は、起動部13を破壊する
などの所定の操作が行われた場合にのみ非常信号を発す
るように構成されており、起動部13が操作されない通
常時には一切信号を発することがない。従って、通常時
は、小型の電池などで構成される電源部12が電力を消
費することがなく、長期間電池交換など電源の補充を行
う必要がない。加えて、使用期間内であれば、例えば2
00時間程度以上の非常信号の発信が可能であるので、
充分な探索時間を確保することが可能である。また、一
般的な発信器やPHS・携帯電話のように常時電波を発
しているものと比べると、発信器1から発信される電波
による人体への影響は非常に小さいものとなる。一方、
一旦発信開始された非常信号は、電源部12に内蔵され
る電池が切れるまで、又はセンター2による発信器1の
所在地の探知が終了するまで発信されるように構成され
ているので、センター2による発信器1の探索を確実に
行うことが可能となっている。
【0031】尚、電源部12に用いられる電池は、使い
切りタイプの1次電池でも、充電可能な2次電池でも良
く、1次電池を用いた場合は、電池交換可能なタイプに
構成したり、電池交換は不可として電池が切れたら発信
機1自体を取り替える(新しく購入し直す)ようにした
りすることが可能である。電源部12の電池交換を不可
として使い切りタイプに構成した場合、又は発信器1の
修理や保守は行わないように構成した場合は、発信器1
の構成を簡単にすることができて、低コスト化を図るこ
とが可能である。2次電池を用いた場合は、充電器を別
途用意することができる。
【0032】また、1次電池の場合及び2次電池の場合
共に、電力残量をチェックするチェッカーを別途用意し
ておき、利用者が発信器1を携帯する前に、発信器1が
正常に動作するかどうかを確認することができるように
構成することも可能である。また、場合によっては、発
信器1にマイクを内蔵して、利用者が非常信号の発信先
であるセンター2へ向けて現在の状況や居場所などを口
頭で伝えることができるように構成することも可能であ
る。
【0033】以上のように構成される発信器1を用い
て、利用者が本セキュリティシステムを利用する場合
は、図3に示すように、まず、センター2へ防犯登録を
行う必要がある(S21)。この防犯登録は、利用者
が、自分の個人情報や発信器1が非常信号を発した場合
に連絡を行う保護者・関係者の連絡先などをセンター2
に対して提出すると、これらの個人情報などがセンター
2に登録されるものである(S22)。この場合、セン
ター2は、発信器1の生産・販売者に対して、防犯登録
を行った利用者用の識別コードなどの識別データを決定
することを要請し、発信器1の生産・販売者は識別コー
ドを決定する(S23)。
【0034】その後、発信器1の生産・販売者は、決定
した識別コードをセンター2に対して通知するととも
に、識別コードが登録された発信器1をセンター2に対
して販売する(S24)。センター2は、識別コードが
登録された発信器1を、防犯登録を行った利用者に販売
し、防犯登録の登録料、及び発信器1の商品代金を請求
する。尚、利用者が支払う料金は、この登録手続時に支
払う登録料及び商品代金のみであり、発信器1を保有し
ている間の月毎の基本利用料金などは一切必要でないた
め、利用者は低額で本システムを利用することができ
る。また、月々の料金を振り込むなどの支払いの手間が
かからないため、使用者に面倒さを感じさせることもな
い。このように、センター2に対して防犯登録を行い、
発信器1を購入した利用者は、本セキュリティシステム
を利用することが可能となる。
【0035】そして、発信器1を携帯した利用者が非常
事態に遭遇したとき、又は危機を予測した場合には、前
述のように、発信器1を使用して非常信号を発すると
(S25)、PHSのアンテナ基地局5・5・・・を利
用したGPSにより、発信源である発信器1の現在位置
の探索が行われる(S26)。その後、非常事態が刑事
事件に発展した場合や保護者・関係者3からの依頼があ
った場合などには、警察へ出動を依頼依頼することとな
る(S27)。また、探索された発信器1の現在位置
に、保護者・関係者3が駆け付けるなどして利用者の無
事が確認されると、当該発信器1による本セキュリティ
システムの利用は終了する。従って、利用者は再度別の
発信器1を購入することが必要となる。
【0036】また、本システムでは、発信器1の現在位
置を探索するといったサービスに加えて、センター2と
提携している警備会社などのガードマンが現場(発信器
1の現在位置)へ駆け付けるといったサービスをオプシ
ョン的に付け加えることも可能である。
【0037】即ち、図4に示すように、当該サービスを
付け加える場合、利用者は防犯登録をしたセンター2に
オプション登録依頼を行う(S31)。依頼を受けたセ
ンター2は、利用者の個人情報などを、提携する警備会
社や保険会社に対して登録するように依頼し(S3
2)、依頼を受けた警備会社や保険会社はその登録を行
う(S33)。この場合、警備会社や保険会社に登録す
る個人情報などは、既にセンター2に登録されている情
報をそのまま登録することが可能である。警備会社や保
険会社での登録が完了すると、センター2は利用者に対
し登録料を請求し(S34)、利用者はセンター2に登
録料を支払う。これで、利用者は当該サービスを利用す
ることが可能となる。
【0038】そして、発信器1を携帯した利用者が非常
事態に遭遇したとき、又は危機を予測した場合には、前
述のように、発信器1を使用して非常信号を発すると
(S35)、PHSのアンテナ基地局5・5・・・を利
用したGPSにより、発信源である発信器1の現在位置
の探索が行われる(S36)。探索の結果、発信器1の
現在位置が判明すると、センター2は提携する警備会社
や保険会社に対し、ガードマンの発信器1の現在位置へ
向けての出動依頼を行い、依頼を受けた警備会社や保険
会社は、発信器1の現在位置の近辺に待機しているガー
ドマンを出動させる(S37)。
【0039】ガードマンが現場(発信器1の現在位置)
に到着し、利用者の無事を確認、又は利用者を保護した
場合、その旨の報告がガードマンからセンター2へ入り
(S38)、報告を受けたセンター2はさらに利用者の
保護者・関係者へ報告する。また、非常事態が刑事事件
に発展した場合には、現場へ駆け付けたガードマンが警
察へ出動を依頼依頼する(S39)。このように、一旦
発信器1から非常信号が発信されて事件が解決すると、
当該発信器1による本セキュリティシステムの利用は終
了し、利用者は再度別の発信器1を購入することが必要
となる。また、ガードマンが出動した場合、警備会社や
保険会社は、利用者に対して出動料金の請求を行う。
【0040】本セキュリティシステムは、以上に述べた
ように、利用者が、自己の所有する発信器1の起動部1
3に対して所定の操作をすると、発信器1が、各発信器
1毎に固有の識別データを含む非常信号をセンター2へ
発信し、非常信号を受信したセンター2は、非常信号に
含まれる識別データに基づいて発信器1の所在地を探知
するとともに、利用者の保護者・関係者3に対して、利
用者の発信器1から非常信号が発信された旨を送信する
ように構成されているので、非常事態に遭遇した又は身
の危険を感じた利用者が、携帯する発信器1を操作する
だけの簡単な作業を行うだけで、非常事態である旨を利
用者自らが即座にセンター2へ知らせることができ、自
分の居場所を探索してもらうことができる。即ち、周囲
に誰もいない場合でも、自分の身の危険及び居場所を即
時に第三者へ知らせることが可能であり、犯罪や事件を
未然に防ぐ防犯性を向上させることが可能となる。ま
た、防犯ブザーのように音を出すものではないので、犯
人が逆上して却って危ない目にあったり、発信器1を犯
人に取り上げられたりすることがなく、防犯効果を確実
に発揮することができる。
【0041】また、センター2は、保護者・関係者3か
らの要請があったなどの場合には、利用者の発信器1か
ら非常信号が発信された旨、及び探知した発信器1の所
在地を、警察その他関係機関に通報することを可能とし
ているので、発信器1を携帯する利用者が遭遇した非常
事態が刑事事件にまで発展した場合でも、事件を迅速且
つ円滑に解決することを期待することができる。
【0042】また、センター2は、提携する警備会社や
保険会社に対して、探知した発信器1の所在地データの
送信、及びガードマンの出動依頼を行うことも可能とし
ているので、利用者が非常事態に遭遇している現場にガ
ードマンがすぐさま駆け付けることができ、事件の発生
を未然に防いだり、利用者を確保したりすることなどの
防犯を確実に行うことができる。
【0043】さらに、発信器1は、利用者による所定の
操作がなされたときのみ信号を発信するので、通常時は
電力を消費することがなく、長期間の間充電を行う必要
がなく、メンテナンスも不要となって、発信器1の取り
扱いが容易となっている。また、通常は発信しないの
で、PHS端末や携帯端末を発信器として用いた場合の
ように、月々の基本使用料などの費用が不要となり、低
コストで手軽にセキュリティシステムを利用することが
できる。また、常に電波を発信しているPHS端末や携
帯端末の場合のように、電波が体に及ぼす影響を心配す
ることもない。さらに、一旦発信された信号は、発信器
1に内蔵される電源部12の電源が切れるまで、又はセ
ンター2による発信器所在地の探知が終了するまで、発
信され続けるので、センター2による発信器1の探索を
確実に行うことが可能となり、防犯性能の信頼性を確保
することができる。
【0044】また、発信器1は、ワンタッチ操作にて非
常信号の発信が可能であるので、電話番号をいちいち打
ち込んだりする必要がなく、複雑な操作をすることが困
難な非常事態発生時においても、子供でも容易に非常信
号の発信を行うことが可能となって、防犯効果を向上さ
せることができる。さらに、発信器1の構造を簡単にす
ることができ、低コスト化を図ることもできる。
【0045】また、発信器1は、非常信号を発信する発
信部11と、発信部へ電力を供給する電源部12と、非
常信号の発信を開始させる起動部13とで構成され、利
用者の操作により非常信号を発信させるための最低限の
機構を有しているだけであるので、安価且つコンパクト
に構成することができ、携帯性に優れた故障が少ない発
信器1を構成することができる。
【0046】さらに、発信器1は、起動部13を破壊操
作することにより非常信号の発信が開始されるように構
成されているので、非常時における一連の流れや動作の
中で衝撃等が加えられた場合、例えば、犯人と争ってい
る最中に発信器1を地面に落としたり、発信器1を踏み
付けられてしまった場合にも、起動の役割を果たすこと
ができる。そして、このことから、高い防犯性能を期待
することができる。また、通常時に誤動作することを防
止することができ、センターの負担を少なくすることが
できる。また、本システムの発信器1が普及して世間一
般に広く知れ渡ると、非常信号の発信を恐れて、犯人側
が、発信器1を身につけている者を襲う、乱暴な行為を
行うなどの行動を控えることとなって、さらに高い防犯
効果を期待することができる。
【0047】発信器1からの非常信号の発信、及びセン
ター2が行う発信器の所在地の探知は、PHS回線網又
は携帯電話回線網を用いるので、アンテナ基地局5・5
・・・などの既に整備されているインフラ(infrastruc
ture)をそのまま用いつつ、広い地域でセキュリティシ
ステムのサービスを提供することができ、多くの人に安
価でセキュリティシステムサービスを提供することが可
能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、利用者が、自己の所有する発信器に対して所定の操
作をすると、発信器が、発信器毎に固有の識別データを
含む非常信号をセンターへ発信し、非常信号を受信した
センターは、非常信号に含まれる識別データに基づいて
発信器の所在地を探知するとともに、利用者の保護者・
関係者に対して、利用者の発信器から非常信号が発信さ
れた旨を送信するので、非常事態に遭遇した又は身の危
険を感じた利用者が、携帯する発信器を操作するだけの
簡単な作業を行うだけで、非常事態である旨を利用者自
らが即座にセンターへ知らせることができ、自分の居場
所を探索してもらうことができる。即ち、周囲に誰もい
ない場合でも、自分の身の危険及び居場所を即時に第三
者へ知らせることが可能であり、犯罪や事件を未然に防
ぐ防犯性を向上させることが可能となる。また、防犯ブ
ザーのように音を出すものではないので、犯人が逆上し
て却って危ない目にあったり、発信器を犯人に取り上げ
られたりすることがなく、防犯効果を確実に発揮するこ
とができる。
【0049】さらに、請求項2記載の如く、非常信号を
受信したセンターは、さらに、利用者の発信器から非常
信号が発信された旨、及び探知した発信器の所在地を、
警察その他関係機関に通報可能とするので、発信器を携
帯する利用者が遭遇した非常事態が刑事事件にまで発展
した場合でも、事件を迅速且つ円滑に解決することを期
待することができる。
【0050】さらに、請求項3記載の如く、非常信号を
受信し、発信器の所在地を探知したセンターは、さら
に、警備会社に対して、探知した発信器の所在地データ
の送信、及び出動依頼を行うので、利用者が非常事態に
遭遇している現場にガードマンがすぐさま駆け付けるこ
とができ、事件の発生を未然に防いだり、利用者を確保
したりすることなどの防犯を確実に行うことができる。
【0051】さらに、請求項4記載の如く、前記発信器
は、利用者による所定の操作がなされたときのみ信号を
発信するので、通常時は電力を消費することがなくて、
長期間の間充電を行う必要がなく、メンテナンスも不要
となって、発信器の取り扱いを容易とすることができ
る。また、通常は発信しないので、PHS端末や携帯端
末を発信器として用いた場合のように、月々の基本使用
料などの費用が不要となり、低コストで手軽にセキュリ
ティシステムを利用することができる。また、常に電波
を発信しているPHS端末や携帯端末の場合のように、
電波が体に及ぼす影響を心配することもない。さらに、
一旦発信された信号は、発信器に内蔵される電源部の電
源が切れるまで発信され続けるので、センターによる発
信器の探索を確実に行うことが可能となり、防犯性能の
信頼性を確保することができる。
【0052】さらに、請求項5記載の如く、前記発信器
は、ワンタッチ操作にて非常信号の発信が可能であるの
で、電話番号をいちいち打ち込んだりする必要がなく、
複雑な操作をすることが困難な非常事態発生時において
も、子供でも容易に非常信号の発信を行うことが可能と
なって、防犯効果を向上させることができる。さらに、
発信器の構造を簡単にすることができ、低コスト化を図
ることもできる。
【0053】さらに、請求項6記載の如く、前記発信器
は、非常信号を発信する発信部と、発信部へ電力を供給
する電源部と、非常信号の発信を開始させる起動部とで
構成され、起動部を破壊操作することにより非常信号の
発信が開始されるので、発信器は利用者の操作により非
常信号を発信させるための最低限の機構を有しているだ
けであり、安価且つコンパクトに構成することができ、
携帯性に優れた故障が少ない発信器を構成することがで
きる。さらに、発信器は、複雑な操作を行うことが困難
な非常事態発生時における、一連の流れや動作の中で衝
撃等が加えられた場合、例えば、犯人と争っている最中
に発信器を地面に落としたり、発信器を投げつけられた
り、踏み付けられたりするなどの衝撃が加えられた場合
にも非常信号を発するため、非常時の起動性能が高く、
結果的に防犯性能を高めることができる。また、通常時
に誤動作することを防止することができ、センターの負
担を少なくすることができる。また、本システムの発信
器が普及して世間一般に広く知れ渡ると、非常信号の発
信を恐れて、犯人側が、発信器を身につけている者を襲
う、乱暴な行為を行うなどの行動を控えることとなっ
て、さらに高い防犯効果を期待することができる。
【0054】さらに、請求項7記載の如く、前記発信器
からの非常信号の発信、及びセンターが行う発信器の所
在地の探知は、PHS回線網又は携帯電話回線網を用い
るので、PHS回線網又は携帯電話回線網のアンテナ基
地局などの、既に整備されているインフラをそのまま用
いつつ、広い地域でセキュリティシステムのサービスを
提供することができ、多くの人に安価でセキュリティシ
ステムサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセキュリティシステムを示す概略図で
ある。
【図2】セキュリティシステムのフローを示す図であ
る。
【図3】利用者がセキュリティシステムを利用する場合
の手続きの流れを示す図である。
【図4】利用者がセキュリティシステムのオプションを
利用する場合の手続きの流れを示す図である。
【符号の説明】
1 発信器 2 センター 3 保護者・関係者 4 警察 5 アンテナ基地局 11 発信部 12 電源部 13 起動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が、自己の所有する発信器に対し
    て所定の操作をすると、発信器が、発信器毎に固有の識
    別データを含む非常信号をセンターへ発信し、非常信号
    を受信したセンターは、非常信号に含まれる識別データ
    に基づいて発信器の所在地を探知するとともに、利用者
    の保護者・関係者に対して、利用者の発信器から非常信
    号が発信された旨を送信することを特徴とするセキュリ
    ティシステム。
  2. 【請求項2】 非常信号を受信したセンターは、さら
    に、利用者の発信器から非常信号が発信された旨、及び
    探知した発信器の所在地を、警察その他関係機関に通報
    可能とすることを特徴とする請求項1に記載のセキュリ
    ティシステム。
  3. 【請求項3】 非常信号を受信し、発信器の所在地を探
    知したセンターは、さらに、警備会社に対して、探知し
    た発信器の所在地データの送信、及び出動依頼を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセキュリ
    ティシステム。
  4. 【請求項4】 前記発信器は、利用者による所定の操作
    がなされたときのみ信号を発信し、一旦発信された信号
    は、発信器に内蔵される電源が切れるまで発信され続け
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載のセキュリティシステム。
  5. 【請求項5】 前記発信器は、ワンタッチ操作にて非常
    信号の発信が可能であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載のセキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 前記発信器は、非常信号を発信する発信
    部と、発信部へ電力を供給する電源部と、非常信号の発
    信を開始させる起動部とで構成され、起動部を破壊操作
    することにより非常信号の発信が開始されることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のセキュリ
    ティシステム。
  7. 【請求項7】 前記発信器からの非常信号の発信、及び
    センターが行う発信器の所在地の探知は、PHS回線網
    又は携帯電話回線網を用いることを特徴とする請求項1
    乃至請求項6の何れかに記載のセキュリティシステム。
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