JP2003114782A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JP2003114782A
JP2003114782A JP2002183280A JP2002183280A JP2003114782A JP 2003114782 A JP2003114782 A JP 2003114782A JP 2002183280 A JP2002183280 A JP 2002183280A JP 2002183280 A JP2002183280 A JP 2002183280A JP 2003114782 A JP2003114782 A JP 2003114782A
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Takayuki Iida
孝之 飯田
Maki Ouchi
牧 大内
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的にプリントを行い、且つ低コストで実
現可能なプリントシステムを提供する。 【解決手段】 プリントシステム20では、無人運転時
は、未処理の注文情報62の処理順序が、ペーパを交換
せずにプリンタ34で処理できるものから順次処理され
るように並び換えられ、プリンタ34にセットされてい
るペーパで処理可能なものを優先的にプリントして、無
人状態で可能な限りの未処理の注文情報を処理する。ま
た、無人運転に切り替える前に、最も処理数の多いペー
パのサイズを選択してその結果を報知して、オペレータ
に当該結果で示されているペーパをプリンタ34にセッ
トするように促して、無人運転で最大限の処理が行われ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントシステム
に係わり、特に、注文情報に基づいて記録媒体に画像を
プリントして出力するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀塩カメラによって撮像済み
のフイルムを現像するミニラボ(以下、「ラボ」と称
す)が各地に点在しており、各地のミニラボではフイル
ムの現像と顧客の注文に応じた写真のプリントとを一体
化したプリントサービスを提供している。また、現像し
たフイルムや作成された写真プリントをスキャナで光学
的に読み取って取得した画像データや、デジタルカメラ
等で撮影され電子的に記録された画像データを顧客の注
文に応じてプリントするサービスも提供している。
【0003】また、近年は、インターネットの普及に伴
って、ネットワークを介したプリントサービスも提供さ
れている。詳しくは、ラボにフイルムスキャナ、プリン
タ、大容量記憶ディスクシステムを有するコンピュータ
等の設備を設置しておき、一般のユーザ(顧客)がネッ
トワークを介してラボなどに注文を受注するために設置
されたコンピュータにアクセスすることにより、写真画
像のプリント注文、電子メールへの写真画像の添付、写
真画像(画像データ)のダウンロード等の各種サービス
を提供するものである。
【0004】このようなネットワークを介したプリント
サービスでは、顧客からの注文を常時(24時間)受け
付けることが可能となり、ラボではプリンタの稼動率を
高めて効率良くプリントを行って、例えば夜間に無人状
態でプリントシステムを稼動し(無人運転)、受注した
翌日にはプリントを完了して顧客に引き渡すことが求め
られている。しかしながら、プリンタに装填可能な記録
紙の数には限界があり(既存のプリンタでは最大2
つ)、注文に応じてオペレータが記録紙をプリンタに装
填し直す作業が要求されるため、プリンタに装填されて
いる記録紙と異なる記録紙が指定された注文情報の処理
順番になると、無人状態での処理は終了されてしまっ
た。
【0005】このため、特開平11−305341号公
報には、プリント作成装置に受付を済ませた注文情報と
画像情報を記憶させ、オペレータの休息中や夜間に記憶
されている情報を読み出してプリントを行うことで、無
人運転でプリント可能とする技術が提案されており、無
人運転中にプリント作成装置にセットしておく記録媒体
は、最大サイズのプリント作成が可能な幅のものとされ
ている。
【0006】また、特開2000−158766号公報
には、注文カウンタとプリント装置を2組以上設置して
おき、1組目のプリント装置が動作不良の場合は2組目
の注文カウンタへデータを転送し2組目のプリント装置
にプリントを実行させる技術が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−305341号公報記載の技術では、無人運転中
にプリントされた記録媒体を適切なサイズに切断するた
めには、プリント作成装置に、記録媒体を幅方向及び長
手方向に切断する切断機能が必要とされ、コストアップ
となってしまうという問題があった。また、コストアッ
プを避けるために、従来から備えられている片方向のみ
の切断機能を用いる場合は、オペレータによる切断作業
が必要となり、効率が悪いという問題があった。
【0008】また、特開2000−158766号公報
記載の技術では、写真をプリントするためのプリント装
置は非常に高価であるため、各ラボに2組以上の注文カ
ウンタとプリント装置を設置することは、コスト的に実
現が困難であった。また、ネットワークを介して各ラボ
に設置された注文カウンタ及びプリント装置のセットを
接続しておき、各々のラボで自ラボに設置されているセ
ットを1組目、他のラボに設置されているラボを2組目
として使用することも考えられるが、この場合は、他の
ラボへ転送されてプリントされたプリントを回収する必
要があり、かえって効率が悪くなってしまうという問題
があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、効率的にプリントを行い、且つ低コスト
で実現可能なプリントシステムを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のプリントシステムは、記録媒体に
画像をプリントするプリント処理の依頼を表す注文情報
を受け付ける受付手段と、前記受け付けた注文情報に対
応する予め定められたプリントアルゴリズムを選択し、
前記プリントする記録媒体として定められた記録媒体に
前記画像をプリントする前記注文情報のプリント計画を
定め、定めたプリント計画により画像をプリントするよ
うに制御する制御手段とを有する、ことを特徴としてい
る。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、受付手段
によって記録紙などの記録媒体に画像をプリントするプ
リント処理の依頼を表す注文情報を受け付ける。なお、
受付手段は、請求項6に記載されているように、注文情
報を直接入力するための入力手段を含み、入力手段が操
作されることにより注文情報が直接入力されるようにし
てもよいし、請求項7に記載されているように、ネット
ワークに接続されると共に、該ネットワークと接続され
た他の装置から送信された注文データを受信し、且つ受
信した注文データを注文情報として受け付ける受信手段
を含み、受信手段によってネットワークを介して注文情
報を受け付けてもよい。
【0012】制御手段では、受け付けた注文情報に対応
するプリントアルゴリズム(例えば、注文情報で指定さ
れたプリントサイズに応じて画像をプリントする、所定
のテンプレートに画像を嵌め込む等のアルゴリズム)を
選択し、プリントする記録媒体として定められた記録媒
体に画像をプリントする注文情報のプリント計画を定
め、該定めたプリント計画により画像をプリントするよ
うに制御する。
【0013】このように制御手段でプリント計画によっ
て制御することで、受付手段で受け付けた注文情報を受
付順序に関わらずに、プリントする記録媒体として定め
られた記録媒体にプリントを行う注文情報から優先的に
プリントすることができる。これにより、プリントシス
テムに前記定められた記録媒体をセットしておけば、該
セットされた記録媒体でプリントできる注文情報からプ
リント処理することができる。言いかえると、前記定め
られた記録媒体に対するプリント量を最大とすることが
でき、記録媒体の交換などオペレータ作業を必要とせず
に無人状態で、従来よりも多量のプリントを行うことが
できる。また受け付けた注文情報の処理順序の並び換え
はソフト的な対応でよいので、低コストで実現可能であ
る。
【0014】また、請求項2に記載のプリントシステム
は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、
前記受付手段により受け付ける注文情報を予測すると共
に、該注文情報の予測結果及び既に受け付けている注文
情報に基づいて、前記制御手段による制御中に注文情報
を最大量プリントすることができる記録媒体を予測し、
該予測した記録媒体に画像をプリントするプリント計画
を定めることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、制御手段
では、例えば、夜間や休業日などに受付手段が受け付け
る注文情報を予測し、この注文情報の予測結果と、既に
受け付けている注文情報に基づいて、前記制御手段によ
る制御中に注文情報を最大量プリントすることができる
記録媒体を予測し、この予測した記録媒体に画像をプリ
ントするためのプリント計画が定められる。
【0016】すなわち、プリント計画によるプリント量
が最大量となるような記録媒体が予測されて、この予測
された記録媒体に対するプリント計画が定められる。こ
れにより、無人状態でのプリント量を最大とすることが
できる。
【0017】この場合、予測精度が問題となるが、例え
ば、請求項3に記載されているように、過去に受け付け
た注文情報の履歴情報に基づいて、前記受け付ける注文
情報を予測するようにすれば、履歴情報の蓄積に従っ
て、予測精度を向上させることができる。
【0018】なお、請求項4に記載されているように、
前記制御手段による制御状態を報知する状態報知手段を
更に有するようにすれば、例えば、何らかのエラー発生
により制御手段の制御でのプリントができなかったり、
予定よりも注文情報をプリントする処理が進まなかった
場合に、オペレータに知らせることができる。
【0019】請求項5に記載されているように、前記制
御手段による制御でプリント不能な注文情報の量を予測
して報知する予測報知手段を更に有するようにすれば、
例えば、オペレータ作業を必要とするような注文情報な
どの制御手段による制御ではプリント不能な注文情報が
多いことをオペレータに知らせることができる。
【0020】ところで、一般にプリンタシステムでは、
記録媒体が格納されたマガジンなど、記録媒体を供給す
るための供給手段が装置内部に装填され、装填するマガ
ジンの交換によって記録媒体の種類が交換されるように
なっており、オペレータの交換作業の負担が大きい。
【0021】このため、請求項8に記載されているよう
に、前記記録媒体が、該システム内部に装填されたメイ
ン供給手段と、該システム外部から供給する前記記録媒
体を交換可能に設けられたサブ供給手段とから選択的に
供給可能であり、前記制御手段は、前記メイン供給手段
から供給される記録媒体と、前記サブ供給手段から供給
される記録媒体との各々について、前記プリント計画を
定める、ようにするとよい。
【0022】すなわち、マガジンなどの内部に装填され
て用いられるメイン供給手段の他に、サブ供給手段から
も記録媒体を供給可能であり、サブ供給手段は、外部か
ら供給する記録媒体を交換できるので記録媒体の交換を
容易に行うことができる。したがって、大量注文につい
てはメイン供給手段の記録媒体、注文が少量のものにつ
いてはサブ供給手段の記録媒体というように、注文量に
応じて使い分けするようにすれば、作業負担の大きいメ
イン供給手段の交換回数を低減することができる。
【0023】この場合、請求項9に記載されているよう
に、前記メイン供給手段は、プリント時に切断されて用
いられる長尺状の記録媒体を供給し、前記サブ供給手段
は、予め所定サイズに切断された記録媒体を供給する、
ようにするとよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0025】[構成]図1に示すネットワークプリントシ
ステム10は、一般家庭やオフィス等に設置され、顧客
によって操作されるコンピュータ(PC)12と、サー
ビスセンタ14に設置され顧客からの各種注文を受け付
けるセンタサーバ16と、各地域に点在するラボ18各
々に設置された写真をプリントするプリントシステム2
0とがインターネット等のネットワーク22を介して相
互に接続されて構成されている。なお、特に多くの通信
を行うサービスセンタ14及び各ラボ18間について
は、高速回線を使用して、より多くの注文を迅速に処理
可能とするとよい。
【0026】センタサーバ16は、ネットワーク22を
介して参照可能なWebデータを保持しており、写真の
プリント注文を受け付けるための所謂HP(Home Pag
e)17をネットワーク22上に開設している。顧客
は、PC12からネットワークを介してセンタサーバ1
6のWebデータ、すなわちHP17にアクセスして、
HP17の情報を該PC12のディスプレイに表示す
る。そしてPC12のキーボードやマウス等を操作し
て、表示されたHP17から、商品を受取るラボを指定
する情報と共に、一括してプリント処理可能な一括処
理、もしくは個別にプリント処理する特殊処理の注文を
指示する注文データを入力することで、PC12からセ
ンタサーバ16へプリントしたい画像データと共に注文
データを送信することができる。
【0027】センタサーバ16は、受信した画像データ
や注文データを図示しない内部のメモリ又はデータベー
スなどに一旦格納した後、ネットワーク22を介して指
定されたラボ18へ画像データ及びそれに対応する注文
情報として送信する。各ラボ18では、各々に設置され
ているプリントシステム20で画像データ及び注文情報
を受信する。
【0028】ここで、注文情報としては、顧客の氏名な
どの個人情報と、希望のプリントサイズ、特殊処理を行
う場合は希望の特殊処理、受取り期日、代金の支払い方
法等を指定する情報とが含まれる。なお、一般的な写真
のプリントサイズには表1に示すようなサイズの種類が
あり、一般的な特殊処理には表2に示す処理の種類があ
る。本実施の形態においてもこれらの中から希望のプリ
ントサイズ、希望の特殊処理を指定可能となっている。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】プリントシステム20は、撮像・現像済み
フイルムの各コマ画像や、写真プリントから光学的に画
像を読み取って画像データを取得するスキャナ30と、
デジタルカメラで撮影され電子化された画像データ、或
いはコマ画像や写真プリントをスキャナで読み取って取
得された画像データを電気的又は磁気的に記録したメモ
リから画像データを読み出すメモリリーダ32と、装填
(セット)されている感光材料などの記録紙(以下「ペ
ーパ」と称す)に画像データに基づく画像をプリントす
るプリンタ34とが、プリンタ34のプリント処理を管
理するコンピュータ(PC)36と接続されて構成され
ている。なお、本実施の形態では、プリンタ34におい
て感光材料に画像をプリントする場合を例に説明する。
【0032】PC36には、スキャナ30或いはメモリ
リーダ32で読み取った画像データが直接入力されると
共に、入力手段として該PC36に備えられているキー
ボードやマウス等の入力操作手段40が操作されること
によって該画像データに対する注文情報が直接入力され
る。なお、ラボ18の店頭に、例えばPOSシステムを
利用した専用端末を設置してPC36と接続し、この専
用端末から注文情報が入力されるようにしてもよい。ま
た、PC36には、ネットワーク22を介してセンタサ
ーバ16から画像データや注文情報が入力される。
【0033】PC36は、直接入力或いはネットワーク
を介して入力された注文情報で指定されたプリンタサイ
ズや特殊処理に対応するプリントアルゴリズムを選択
し、該プリントアルゴリズムに従って画像データを画像
処理してプリンタ34へ出力すると共に、プリンタ34
に対して該注文情報で指定されているプリントの実行を
指示する。
【0034】なお、プリントアルゴリズムは、プリンタ
サイズに応じて画像データの拡大・縮小、指定された特
殊処理に応じて所定のテンプレートへ画像データの嵌め
込みなどの、指定されたプリンタサイズや特殊処理のプ
リントを作成するための処理を示すものである。
【0035】ここで、一般的な写真をプリントするプリ
ンタにおいて、同時にセット可能なペーパ数は現在のと
ころ最大2つであるため、本実施の形態では、プリンタ
34に2つのペーパを同時にセット可能な場合を説明す
る。具体的には、図9に示す如く、プリンタ34は、露
光装置80と現像装置82とで構成され、露光装置80
側に、ロール状に巻かれた長尺状のペーパ84R(所謂
ロール紙)を遮光性の箱体に収納した2つのマガジン8
6が装填可能となっている。
【0036】表3に一般的なペーパサイズを示す。プリ
ンタ34は、この表3のペーパサイズのうち、幅寸法が
異なる2種類のサイズが1本ずつ、或いは1つのサイズ
のペーパが2本セットされる。
【0037】
【表3】
【0038】なお、プリンタ34にセット可能なペーパ
数は1つのみとしてもよいし、3つ以上としてもよい。
【0039】また、プリンタ34には、マガジン86の
ペーパ取出し口の近傍に、ニップローラ88およびカッ
タ90が配置されており、ニップローラ88によりマガ
ジン86からペーパ84Rを所定の長さ引き出した後に
切断することができる。カッタ90は、例えば固定刃と
移動刃から成るロータリータイプのカッタとされてお
り、移動刃を回転カムなどによって上下に移動させて固
定刃と噛み合わせペーパ84Rを切断することができ
る。すなわち、表1で示したような各種のプリントサイ
ズの写真プリントは、当該プリントサイズに対応するペ
ーパ84Rが格納されたマガジン86をプリンタ34に
装填し、プリンタ34において、カッタ90で切断する
際のペーパ84Rの送り寸法を制御することで作成可能
である。
【0040】カッタ90により切断されたペーパは、複
数の搬送ローラ及び各搬送ローラ間に設けられたガイド
板(図示せず)を備えた搬送系により図中一点鎖線で示
す搬送径路Tに沿って搬送されて、まず搬送ローラ92
A、92Bの間に設けられた露光部94へ案内される。
露光部94の上方には、レーザ光照射部96が設けられ
ており、露光部94に案内されたペーパには、レーザ光
照射部96により画像データに基づいてレーザ光Lが照
射される(画像露光)。
【0041】画像露光後のペーパは、搬送系により搬送
されて、裏印字プリンタ98により裏印字情報の記録が
行われ、調整部99により該露光装置80、現像装置8
2との処理速度の差が調整されて、現像装置82(詳細
省略)へ案内される。そして、現像装置82では、案内
された露光装置80による露光処理後のペーパに対し
て、現像、定着・漂白、水洗などの湿式処理を施し、乾
燥した後、最終成果物としてのプリント(写真)84P
が外部に設けられたトレイ200に排出される。
【0042】プリンタ34は、PC36からの指示に従
って各部を作動し、セットされているペーパのうち、注
文情報で指定されたプリントサイズと幅寸法が対応する
サイズのペーパを選択して、画像データに基づいてプリ
ントを行うと共に、指定されたプリントサイズの送り寸
法でカットして、プリント(写真)84Pを作成する。
対応する幅寸法を有するサイズのペーパがプリンタ34
にセットされていない場合は、オペレータがペーパ交換
(すなわちマガジン86の交換)してからプリントが行
われる。
【0043】次に、PC36の構成を説明する。なお、
PC36には、キーボードやマウス等の入力操作手段4
0及びディスプレイ42を備えた一般的なコンピュータ
を用いることができ、以下では本発明に係わる部分のみ
詳細に説明する。
【0044】図2に示すように、PC36は、入出力ポ
ート44と、CPU46、RAM、ROM等のOSを始
めとする各種ソフトウェアプログラムが記憶(インスト
ール)されたメモリ48、及び画像データ及び注文情報
を記憶するためのHDD等の大容量のメモリ50がバス
52を介して相互に接続されている。
【0045】前述のネットワーク22は、受信手段とし
ての通信制御ユニット54を介して入出力ポート44と
接続されており、PC36は、通信制御ユニット54に
よってネットワーク22との情報の授受を行なう。ま
た、前述のスキャナ30、メモリリーダ32、プリンタ
34、及び通信制御ユニット54は、入出力ポート44
と接続されており、入出力ポート44を介して、これら
の装置とCPU46、メモリ48、50との間で情報が
入出力される。また、入力操作手段40及びディスプレ
イ42も入出力ポート44と接続されている。
【0046】メモリ50には、プリント処理前(未処
理)の画像データ60及び注文情報62が格納され、こ
の画像データ60及び注文情報62は、プリンタ34に
おいてプリントが実行された場合、或いはプリンタ34
へジョブとして送信された場合に削除される。また、ラ
ボ18の営業終了後にネットワーク22を介してセンタ
サーバ16から送信されてきた注文情報については、プ
リント実行後も営業終了後受注ログ64としてメモリ5
0内に保存される。この営業終了後受注ログ64が本発
明の履歴情報に対応する。
【0047】なお、プリントされた画像データはすぐに
削除せずに、例えば、顧客が指定した期間や焼き増し注
文される可能性が高い期間など、所定期間保管されるよ
うにしてもよい。この場合、顧客の個人情報など、顧客
を識別するための情報と関連付けておくことは言うまで
もない。また、画像データの保管場所は、PC36でも
よいし、PC36からセンタサーバ16に送信してセン
タサーバ16で保管してもよい。
【0048】さらに、画像データから低解像度の画像デ
ータ(以下、「サムネイル画像」と称す)を生成し、こ
れを画像データと対応付けてセンタサーバ16或いはプ
リント作成したラボ18のPC36で保管し、サムネイ
ル画像をネットワーク上でアクセス可能とし、このサム
ネイル画像を用いて顧客からの注文を受付けるようにし
てもよい。これにより、顧客は、PC12からネットワ
ーク22を介して自分の写真のサムネイル画像を確認
し、焼き増し等の次回のプリント注文、或いは画像デー
タのダウンロードを行うことができる。
【0049】この場合、センタサーバ16或いはPC3
6は、各顧客が他人に自分の写真のサムネイル画像を見
られることを防ぐために、パスワードによる認証等によ
って、本人照会を行い、各顧客が見ることができるサム
ネイル画像を制限する必要がある。また、プリント作成
したラボ18のPC36で画像データを保管する場合、
次の注文が行われたときに、初回(又は前回)の注文時
と異なるラボ18が指定された場合は、初回(前回)指
定されたラボ18のPC36に対して、今回指定された
ラボ18のPC36へ画像データを転送させるようにす
ればよい。
【0050】一方、メモリ48には、アルゴリズムソフ
トウェアプログラム(図ではアルゴリズムソフトと略
す)70と、スケジューリングソフトウェアプログラム
(図ではスケジューリングソフトと略す)72とが記憶
されている。前述のプリントサイズや特殊処理毎の各種
プリントアルゴリズムは、スケジューリングソフトウェ
アプログラム72に含まれている。
【0051】CPU46によって、これらのプログラム
を適宜読み出して実行することで、上述のメモリ50の
データ管理と共に、注文情報に基づいてプリントアルゴ
リズムを選択したり、営業終了後にプリンタ34を無人
運転する際にセットすべきペーパの種類(サイズ、面種
(グロッシー、シルク、マット、ラスタ等)、厚み(薄
手ペーパー、普通紙)、裏印刷(有り、無し)など。た
だし、本実施の形態では、説明の簡便化のためにサイズ
についてのみ取り上げて説明する)を決定したり、プリ
ント処理する注文情報の順番を決定したりする。注文情
報の順番決定では、特に、営業終了後にプリント処理す
る順番の入れ替え、すなわち無人運転時のプリント処理
及び無人運転で処理しきれずに営業開始前に有人運転で
プリント処理する注文情報のプリント計画を定め、該プ
リント計画に従って注文情報をプリント処理するように
制御する所謂スケジューリングが行われる。
【0052】すなわち、CPU46がアルゴリズムソフ
トウェアプログラム70やスケジューリングソフトウェ
アプログラム72を適宜読み出して実行することで、P
C36が本発明の制御手段として機能する。
【0053】なお、上記のネットワークプリントシステ
ム10は一例として挙げたものであり、本発明はこれに
限定されるものではなく、ネットワークを介して、PC
12から注文を受け付けてプリントを実行することがで
きればよい。例えば、上記では、センタサーバ16で各
ラボ18へのネットワークを介した注文(ネットワーク
注文)を一括して受け付けてから指定されたラボ18へ
振り分けるようにしたが、各ラボ18のプリントシステ
ム20においてPC12からネットワーク注文を直接受
け付けるようにしてもよい。また、プリントシステム2
0ではPC36のメモリ50の記憶量が所定値以上とな
ったら、当該ラボ18に対するネットワーク22を介し
た注文の受付けを中止するようにしてもよい。
【0054】また、本実施の形態では、それぞれ独立し
て設けられたPC36、プリンタ34、スキャナ30、
及びメモリリーダ32でプリントシステム20を構成し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、プリンタ34内にPC36の機能を組み込んで、プ
リンタ34とPC36を一体化してもよいし、スキャナ
30やメモリリーダ32の機能をプリンタ34内に組み
込むこともできる。また、メモリ50はPC36内に組
み込まれている必要はなく、PC36と独立して設け
て、PC36と接続して用いる、例えば外付けHDDや
データベースサーバなどを用いることもできる。
【0055】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0056】[ラボにおける全体の処理の流れ]まず、各
ラボ18における全体の処理の流れについて説明する。
なお、以下では、図3に示す営業形態で各ラボ18が営
業を行っている場合を例に説明する。
【0057】各ラボ18では、10時から19時まで
(営業時間)は開店して営業しており、プリントシステ
ム20は、オペレータのいる状態で通常運転(通常運
転)されるようになっている。
【0058】この営業時間中、ラボ18には、撮影した
写真の画像データが記憶されているフイルム或いはメモ
リを持参して顧客が来店し、写真のプリントが注文され
る。各ラボ18では、オペレータが入力操作手段40を
操作して顧客の要望に応じた注文情報62をプリントシ
ステム20に入力すると共に、スキャナ30或いはメモ
リリーダ32で顧客が持参したフイルム或いはメモリか
ら画像データ60を読み取って、プリントシステム20
に入力する。
【0059】プリントシステム20では、入力された注
文情報62及び画像データ60をPC36のメモリ50
に一旦格納する。そして、PC36において、注文情報
62で指定されているプリントアルゴリズムを選択し、
このプリントアルゴリズムに従って画像データ60及び
注文情報62に基づくプリント指示を示す情報を生成し
て、生成した情報をプリント指示としてPC36からプ
リンタ34へ順次送信する。プリンタ34は、送信され
てきたプリント指示を受信し、受信したプリント指示に
基づいて画像データに基づく画像をペーパ84Rに記録
して、プリント84Pを作成していく。そして、PC3
6はプリントを終了した注文情報及び画像データをメモ
リ50から削除する。
【0060】また、各ラボ18のプリントシステム20
には、センタサーバ16で受付けた注文のうち、該ラボ
18が引き取り店に指定された注文情報62が画像デー
タ60と共にネットワーク22を介して送信されてき
て、上記と同様にPC36のメモリ50に格納される。
プリントシステム20は、営業時間中、このネットワー
クを介して送信されてきた注文情報62も来店した顧客
からの注文情報62と同様に処理して(プリンタ34を
通常運転して)、プリント84Pを作成していき、プリ
ント終了した注文情報はメモリ50から削除される。
【0061】なお、営業時間中は、注文枚数の少ないイ
レギュラーなプリントサイズや特殊処理が指定された注
文情報62を処理するようにし、営業時間中に処理しな
かった注文情報62、すなわち処理枚数の多い一般的な
処理やプリントサイズが指定された注文情報62を後述
の無人運転において処理するようにするとよい。或い
は、営業時間中は、受け付けた順番に注文情報62を処
理するようにし、処理しきれずに残った未処理の注文情
報を無人運転で処理するようにしてもよい。
【0062】そして、営業時間が終了すると、オペレー
タは帰宅するが、この際、プリントシステム20を無人
運転に切り替えて、営業時間中に処理しなかった或いは
処理しきれずに残った注文情報62と、営業終了後にネ
ットワーク22を介して送信されてくる注文情報62と
を、翌日の8時まで(無人運転時間)に最大限処理させ
る。
【0063】なお、営業中に処理しなかった或いは処理
しきれずに残った未処理の注文情報を無人運転で処理す
るためには、オペレータは、予め営業時間中に、キーボ
ードやマウスなどの入力操作手段40を操作して注文情
報の入力、及びスキャナ30やメモリリーダ32による
画像データの読み取りを行って、プリントシステム20
に注文情報62及び画像データ60をデジタルデータと
して入力しておく必要がある。
【0064】営業時間中に処理しなかった或いは処理で
きなかった未処理の注文情報62及び画像データ60が
入力された後、オペレータは、PC36でセットペーパ
決定処理(詳細後述)を実行してその結果指示された種
類のペーパ84Rをプリンタ34にセットしてから無人
運転に切り替える。無人運転切替後は、PC36による
無人運転スケジューリング処理(詳細後述)によって、
プリントシステム20の無人運転制御が行われる。
【0065】そして、翌日8時にオペレータが出勤した
ら、無人運転が終了される。無人運転終了後は、プリン
トシステム20では、PC36で営業開始前スケジュー
リング処理(詳細後述)が実行され、オペレータは、こ
の処理によって指示されたペーパにプリンタ34にセッ
トされているペーパを交換して(マガジン86の交
換)、メモリ50に残っている注文情報62、すなわち
営業が開始される10時までに無人運転で処理しきれな
かった未処理の注文情報を処理して、その後、通常運転
に切替えて営業を開始する。
【0066】なお、開店までに未処理の注文情報を処理
しきれなかった場合は、一般に開店直後は来店する顧客
が少ないので、開店後も引き続き未処理の注文情報の処
理を行うようにしてもよい。
【0067】また、無人運転開始時に、例えば、無人運
転で処理しきれない未処理の注文情報の量を予測して、
翌日の出勤時間をディスプレイ42に表示してオペレー
タに翌日の出勤時間を早めるように指示するなど、オペ
レータへの指示機能(本発明の予測報知手段に対応)を
PC36に備えさせ、オペレータに早めに出勤させて開
店までに未処理の注文情報を処理しきれないという事態
を防止するようにしてもよい。また、紙詰まりや紙切れ
でプリンタの処理が中止された等、無人運転の処理状況
によって、例えば電子メール送信でオペレータに翌日の
出勤時間を早めるように連絡するなど、所謂オペレータ
コール機能(本発明の状態報知手段に対応)をPC36
に備えさせてもよい。なお、このような出勤時間を早め
るように指示する機能や連絡する機能は、ソフト的対応
でよいので実現が容易である。
【0068】次に、図4乃至図6のフローチャートを参
照して、PC36で実行されるセットペーパ決定処理、
無人運転スケジューリング処理、営業開始前スケジュー
リング処理について順に説明する。なお、セットペーパ
処理は、図2のアルゴリズムソフトウェアプログラム7
0を読み出してCPU46で実行することで行われる処
理であり、無人運転スケジューリング処理、営業開始前
スケジューリング処理は、図2のスケジューリングソフ
トウェアプログラム72を読み出してCPU46で実行
することで行われる処理である。また、以下では、具体
例として図7を参照して説明する。
【0069】[セットペーパ決定処理]図4には、セット
ペーパ決定処理のフローチャートが示されている。オペ
レータによる入力操作装置からの指示入力によりセット
ペーパ決定処理が開始されると、図4に示すように、ま
ずステップ100でメモリ50から過去に営業終了後に
受注した注文情報の履歴を示す営業終了後受注ログ64
を読み込む。なお、オペレータの指示入力ではなく、予
め設定された所定時間となったらセットペーパ決定処理
が開始されるようにしてもよい。
【0070】そして、ステップ102では、この営業終
了後受注ログ64に基づいて、営業終了後にネットワー
ク22を介して送信されてくるであろう、すなわち営業
終了後にネット受付けされるであろう注文情報(プリン
トサイズ、ペーパの面種、特殊処理の種類や量)を予測
する。なお、過去に営業終了後に受注した注文情報の履
歴が蓄積されるほど、予測が正確になる。
【0071】この予測は、具体的には、次のような注文
受注傾向を考慮して行うとよい。例えば、季節による傾
向としては、夏休み等の長期連休後や運動会シーズンに
はLサイズのプリント注文が増加し、年末の年賀状の需
要が増えるときには、ポストカードサイズの注文が増加
する。また、季節特有の特殊処理の注文もあり、例え
ば、カレンダーの需要が増える季節には4切り、6切り
サイズ、3月には卒業アルバムの欠席者の焼き込み処理
の注文がある。このような傾向は、営業終了後受注ログ
64から容易に把握できる。
【0072】また、季節に関係しない傾向として、各ラ
ボ18が立地する地域の傾向が考えられ、例えば、夜間
ネットワーク22を介して送信されてくる注文情報は、
年配者が多い地域では少なく、逆に若い世代が多い学生
街や新興住宅地で多くなる。このような各立地による傾
向は、営業終了後受注ログ64から把握可能であるのは
勿論のこと、例えばGIS(Geographical Information
System)技術を利用することもできる。
【0073】更に、テレビ、ラジオ、雑誌、或いは折り
込みチラシなどで、特定の特殊処理が紹介された場合に
は、そのCM効果で該特殊処理の注文が多くなることも
考えられる。
【0074】次のステップ104では、メモリ50から
未処理の注文情報62を読み込み、ステップ106で、
前述のステップ102の予測結果と未処理の注文情報6
2を集計する。この集計は、具体的には、予測された注
文情報と未処理の注文情報とを足し合わせ、使用するペ
ーパのサイズ(ペーパサイズ)、面種毎に整理し直した
後、ペーパサイズ、面種毎に処理枚数(プリント枚数)
をカウントする。
【0075】次のステップ108では、この集計結果に
基づいて、カウント数が1番目と2番目に多いペーパサ
イズをプリンタ34にセットすべきペーパ(セットペー
パ)に決定する。そして、次のステップ110で、この
決定結果をPC36のディスプレイ42に表示してオペ
レータに報知し、セットペーパ決定処理を終了する。
【0076】すなわち、セットペーパ決定処理では、無
人運転時に注文情報を最大量プリントするために、何れ
のサイズ(幅寸法)のペーパ84Rが格納されたマガジ
ン86を装填すべきかが決定されて、その結果がオペレ
ータに報知される。
【0077】このようなセットペーパ決定処理により、
図7の例では、未処理の注文情報と予測した注文情報が
(A)に示すような場合は、(B)に示す2種類のペー
パサイズがプリンタ34にセットすべきペーパに決定さ
れる。
【0078】なお、図8に示す一般的なプリントサイズ
毎の注文件数において、89mm幅のペーパを用いるL
C、PA、DSCのプリントサイズの注文件数が多いこ
とからも分かるように、一般に最も注文が多いペーパサ
イズは89mm幅であり、セットペーパ決定処理で決定
される2つのセットペーパのうち1つは、大抵89mm
幅となり、残りの1つが季節、ラボ18の立地、CM等
によって異なることが多いと考えられる。
【0079】オペレータは、ディスプレイ42に表示さ
れたセットペーパの決定結果を確認して、プリンタ34
に該決定結果で示されているペーパサイズのペーパ84
Rがセットされていない場合は、該ペーパサイズのペー
パ84Rをプリンタ34にセットしてから(マガジン交
換)、入力操作手段を操作して無人運転開始指示を入力
して無人運転に切り替える。これを受けて、PC36で
は無人運転スケジューリング処理を開始する。
【0080】なお、プリンタ34にセットされているペ
ーパ84Rの種類を確認するセンサを設けておき、セッ
トペーパ決定処理の実行後、プリンタ34に決定結果に
示された種類のペーパ84Rがセットされたら自動的に
無人運転スケジューリング処理が実行されるようにして
もよい。
【0081】[無人運転スケジューリング処理]図5に
は、無人運転スケジューリング処理のフローチャートが
示されている。図5に示すように、無人運転スケジュー
リング処理では、まず、ステップ120において、セッ
トペーパ決定処理の処理結果情報など、現在、プリンタ
34にセットされているペーパ(セットペーパ)84R
を示す情報を読み込む。次に、ステップ122で、メモ
リ50から未処理の注文情報を注文単位、すなわち顧客
毎に読み込み、ステップ124では、プリンタ34にセ
ットされているペーパ84Rで処理可能か否かを判断す
る。
【0082】セットされているペーパ84Rで全枚数を
処理可能な場合は、ステップ126に進み、該注文情報
に対応するプリントアルゴリズムを選択し、このプリン
トアルゴリズムに従って生成した注文情報及び画像デー
タに基づくプリント指示をプリンタ34に送出して、プ
リンタ34にプリントを実行させる。また、このとき、
プリンタ34へ送信した画像データ及び注文情報をメモ
リ50から削除する。その後、後述のステップ136に
進む。
【0083】一方、セットされているペーパ84Rで全
枚数を処理できない場合は、ステップ128に進み、該
注文情報で指示されているプリント1枚ずつその処理内
容を確認する。そして、セットされているペーパ84R
で処理可能なものがある場合は、ステップ130からス
テップ132に移行して、セットされているペーパ84
Rで処理可能なものだけステップ126と同様にしてプ
リントし、次のステップ134で、セットされているペ
ーパ84Rでプリント処理できなかった分については未
処理の注文情報としてメモリ50に保存して、ステップ
136に進む。プリント1枚ずつ処理内容を確認した結
果、セットされているペーパ84Rで処理可能なものが
無かった場合は、ステップ130からそのままステップ
134に進み、該注文情報をそのまま未処理の注文情報
として保存して、ステップ136に進む。
【0084】ステップ136では、メモリ50に保存さ
れている全ての未処理の注文情報62について上記処理
が終了したか否かを判断し、残っている場合はステップ
122に戻り、上記処理を繰返す。全ての未処理の注文
情報について処理が終了したら、センタサーバ16から
新たな注文情報が受信するか(ステップ138)、無人
運転終了指示が入力される(ステップ140)まで待機
する。
【0085】センタサーバ16からネットワーク22を
介して新たな注文情報を受信すると、ステップ138か
らステップ142に進み、メモリ50に該情報を未処理
の注文情報62として格納すると共に、営業終了後に受
注した注文情報であるので、営業終了後受注ログ64に
追加してから、ステップ124に戻り、同様に処理を行
う。
【0086】したがって、無人運転時は、図7の例で
は、(A)に示した未処理の注文情報(顧客A〜Gの注
文情報)のうち、(B)で示した無人運転時にプリンタ
にセットされているペーパ84R(セットペーパ)でプ
リント処理できるものが、(C)に示すような順番でプ
リントされるようにプリント計画が定められ、このプリ
ント計画に従ってプリントされる。また(B)で示した
無人運転時のセットペーパで処理できない分((E)参
照)については、未処理の注文情報としてメモリ50に
残される。
【0087】これにより、無人運転時は、未処理の注文
情報62をその受付順に関わらずに、プリンタ34で処
理できるものから順次処理されるように処理順序が並び
変えられてプリントが行われるので、ペーパ交換(マガ
ジン86の交換)を必要とせずにプリント処理していく
ことができる。
【0088】ここで、プリンタ34では一般にソート機
能(図示省略)を利用して、顧客毎にソートしながら作
成したプリント84Pを出力するが、一般的なプリンタ
が備えているソート機能は25段程度であり、無人運転
時に25人を超える顧客の注文情報を処理できなくなっ
てしまう。また、無人運転時に最大限処理するために、
プリンタ34に顧客毎にソートせずに、各段のソータに
予め定められた最大量のプリントを出力させると、オペ
レータが顧客毎に仕分けする作業が煩雑になってしま
う。
【0089】これらを解消するために、本実施の形態に
係かるプリントシステムでは、図9に示すように、排出
トレイ200の上方に、顧客の氏名などを記載したオー
ダー用紙202を発行し、発行したオーダー用紙202
を排出トレイ200に向けて排出するオーダー用紙発行
出力機204を設けている。このオーダー用紙発行出力
機204は、PC36と接続され、PC36により、プ
リンタ34での顧客毎の出力プリント84Pの間に、当
該顧客のオーダー用紙を発行するように制御されてい
る。また、無人運転時は、排出トレイ200として、大
量のプリント84Pを載置可能な多数枚受皿(又は1段
のソータ)を用いるようになっている。
【0090】すなわち、プリントシステム20では、無
人運転時は、顧客毎の出力プリント84Pの間に顧客の
氏名などを記載したオーダー用紙202を挿入して、多
数枚受皿(又は1段のソータ)に複数人の顧客の注文情
報に基づくプリント84Pを出力する。このように顧客
毎のプリント84Pの間にオーダ用紙202を挿入する
ことにより、オペレータが翌日出勤したときに、排出ト
レイ200上に、無人運転により複数人の顧客の注文情
報に基づくプリント84Pが重なって載置された状態と
なっていても、容易にプリント84Pを顧客毎に仕分け
することができる。
【0091】なお、オーダ用紙202は、プリント84
Pと異なる色やサイズとしたり、又は排出トレイ200
上への排出位置をプリント84Pに対してずらすように
することが好ましい。このように色、サイズ、又は排出
位置を異ならせることで、排出トレイ200上にプリン
ト84Pとオーダー用紙200とが重なっていても、そ
れぞれを容易に区別でき、オペレータによる仕分け作業
の負担を更に低減可能である。
【0092】なお、オーダー用紙202の代わりに、単
なる仕切用紙を顧客毎のプリント84Pの間に挿入する
ようにしてもよいが、本実施の形態の如くオーダー用紙
202を用いることにより以下のような効果も期待でき
る。
【0093】以下、具体的に、図10に示すオーダー用
紙202を顧客毎のプリントの間に挿入する場合を例に
説明する。図10の例では、オーダー用紙202には、
顧客を識別するための顧客Noと、プリント注文された
画像データのファイル名、フチ有り/無しの指定、プリ
ントサイズ、プリント枚数といった注文データが印字さ
れており、また無人運転中に処理できなかったものにつ
いては、未処理の注文情報を表す情報として、プリント
枚数の代わりに「未」(図中矢印A参照)と印字されて
いる。
【0094】すなわち、オペレータは、仕分け作業中
に、オーダー用紙202を確認して、「未」と印字され
ている画像データがあれば、未処理の注文情報(プリン
ト未了のもの)があるということを簡単に把握すること
ができ、次に必要となる作業に移ることができる。な
お、このようなオーダー用紙は、例えば注文を受けた画
像データをExif規格で管理することで容易に発行可
能である。
【0095】一方、PC36は、翌日オペレータが出勤
して、入力操作手段40を操作して無人運転終了指示が
入力されたら、ステップ140からステップ144に進
み、無人運転中に処理できなかった未処理の注文情報が
残っているか否かを判断し、未処理の注文情報が残って
いなければ、ステップ146に進み、通常運転に切り替
えて、無人運転スケジューリング処理を終了する。
【0096】一方、未処理の注文情報が残っている場合
は、ステップ148に進んで、営業開始前スケジューリ
ング処理を起動して、無人運転スケジューリング処理を
終了する。
【0097】[営業開始前スケジューリング処理]図6に
は、営業開始前スケジューリング処理のフローチャート
が示されている。営業開始前スケジューリング処理で
は、図6に示すように、まずステップ150において、
未処理の注文情報をペーパサイズ、面種毎に分別する。
そして、次のステップ152で、分別結果に基づいて、
プリント枚数の多い順にペーパ毎の処理順番を決定し、
上位2つずつを次にプリンタ34にセットすべきペーパ
サイズとして、ステップ154でPC36のディスプレ
イ42にプリンタ34のペーパ交換(マガジン86の交
換)を指示するメッセージを表示するなどして、オペレ
ータにプリンタ34のペーパの交換(マガジン86の交
換)を指示する。
【0098】指示に基づいたペーパ交換(マガジン86
の交換)が行われたら、ステップ156からステップ1
58に進み、未処理の注文情報のうち、ペーパ交換後に
プリンタ34にセットされているペーパ84R(セット
ペーパ)でプリントできる注文情報をプリントする。次
のステップ160では、交換後のペーパ84R(セット
ペーパ)で処理できる注文情報を全てプリントしたか否
かを判断し、交換後のペーパで処理できる注文情報を全
てプリントするまで、ステップ158に戻り繰返しプリ
ントを行う。
【0099】そして、交換後のペーパ84Rでプリント
できる注文情報を全てプリントしたら、ステップ160
からステップ162に移行し、未処理の注文情報が残っ
ていたら、ステップ154に戻り、前述のステップ15
2で決定されたペーパ毎の処理順番のうち、次の上位2
つを次にセットすべきペーパサイズとしてペーパ交換
(マガジン86の交換)を指示する表示をして、上記と
同様の処理を繰返す。
【0100】したがって、営業開始前スケジューリング
処理では、図7の例では、(D)のペーパサイズにプリ
ンタ34のペーパの交換(マガジン86の交換)が指示
され、(E)に示す順番でプリントされる。
【0101】すなわち、ペーパサイズ毎に未処理の注文
情報を整理し直して、ペーパサイズ毎に順番に処理され
るように処理順序が並び替えられてプリントが行われ
る。これにより、オペレータがプリンタ34のペーパを
交換(マガジン86の交換)する回数を最小限に抑える
ことができ、作業効率を向上させることができる。
【0102】全ての未処理の注文情報について上記の処
理が終了したら、通常運転に切り替えて、営業開始前ス
ケジューリング処理を終了する。オペレータは、プリン
タ34で作成されたプリント(前日処理できなかった分
のプリントと、営業終了後に受注した分のプリント)を
顧客毎に整理して、開店後の顧客への引渡しに備える。
【0103】このように、本実施の形態では、無人運転
時は、無人運転スケジューリング処理によって、未処理
の注文情報62の処理順序が、ペーパ84Rを交換(す
なわちマガジン86を交換)せずにプリントできるもの
から処理されるように並び変えられて、プリンタ34に
セットされているペーパ84Rで処理可能なものが優先
的にプリントされるので、無人状態で可能な限りの未処
理の注文情報を処理することができる。
【0104】また、無人運転に切り替える前に、セット
ペーパ決定処理によって、最も処理数の多いペーパのサ
イズが選択されてその結果がオペレータに報知されるの
で、無人運転時に、この決定されたペーパ84Rをプリ
ンタ34にセットしておけば、無人運転で最大限の処理
を行うことができる。
【0105】また、セットペーパ決定処理では、営業終
了後受注ログ64、すなわち過去に営業終了後に受注し
た注文情報の履歴を保持しておき、この履歴から当日の
営業終了後にネットワークを介して送信されてくるであ
ろう注文情報を予測し、予測結果と、営業時間中に処理
しなかった或いは処理しきれなかった未処理の注文情報
とに基づいて、プリンタ34にセットすべきペーパ84
Rの種類が選択されるので、営業終了後にネットワーク
22を介して受け付けた注文情報についても効率良く処
理することができる。
【0106】これらにより無人運転時のプリントシステ
ム20の稼動率を高めることができ、翌日オペレータが
処理しなければならない注文情報が減少され、オペレー
タの負担を軽減することができる。また、この実現のた
めには、上記で説明したようにCPU46でアルゴリズ
ムソフトプログラム70及びスケジューリングソフトプ
ログラム72を実行すればよい、すなわちソフト的対応
だけでよいので、低コストで容易に実現可能である。
【0107】また、営業終了後にネットワークを介して
注文を受け付け可能としても、営業終了後のネットワー
クを介した受付量を考慮して無人運転時のペーパ84R
の種類が決定されるので、オペレータの負担の増大を抑
えて、翌日顧客にプリントを引渡すことができる。すな
わち、顧客が夜間にネットワーク22を介して発注した
プリントを翌日には引き渡すことができるプリントサー
ビスを提供することができ、このようなプリントサービ
スが広範に認知されれば、デジタルデータをプリントし
たい顧客がネットワークプリントシステム10のラボ1
8に集中することが期待できる。また、ラボ18をチェ
ーン店やフランチャイズ店展開した場合に、チェーン店
やフランチャイズ店の加入の増大も期待することができ
る。
【0108】ところで、一般に、写真のプリント注文
は、LC、PA、HVサイズといった89mm幅のペー
パを用いるプリンタサイズの注文が多く、次に需要が多
い127mm幅のペーパを用いるプリンタサイズの注文
は、全体の注文量の数%に過ぎない。
【0109】2つのマガジン86を装填可能なプリンタ
34の場合、上記のような注文量の割合から、通常、2
つとも89mm幅のペーパのマガジン86を装填してお
き、127mm幅のペーパを用いるプリントサイズの注
文が入った場合に、オペレータがマガジン86を交換す
ることが考えられるが、その都度マガジン交換を行うの
ではオペレータの負担が大きい。また、夜間や休日運転
では、127mm幅のペーパを用いるプリントサイズの
注文を全く処理できず、この未処理の注文情報について
は、翌朝、オペレータが出勤してから処理しなければな
らず、開店までに処理しきれない可能性が高い。
【0110】また、プリンタ34に装填する2つのマガ
ジン86のうち、1つを89mm幅、もう1つを127
mm幅のペーパを割当てることも考えられるが、夜間や
休日の無人運転の際に、89mm幅のペーパのマガジン
86が1つだけでは、該サイズのペーパを用いるプリン
トサイズの全注文の処理には足りない恐れがある。ま
た、装填可能なマガジン86の個数を増やし、例えば8
9mm幅のペーパのマガジン86を2個、127mm幅
のペーパのマガジン86を1個装填できるようにするこ
とも考えられるが、その分だけプリンタ34のサイズが
大きくなり、コスト的に見合わない。
【0111】このため、図11に示すように、メイン供
給手段として、プリンタ34(より詳しくは露光装置8
0)の内部に装填されるマガジン86の他に、サブ供給
手段として、予め所定サイズに切断されたペーパ(所謂
カット紙)84Cを格納可能で、格納されたペーパ84
Cを1枚ずつ取出して、プリンタ34(より詳しくは露
光装置80)内部に案内する遮光式のカット紙トレイ2
10をプリンタ34に更に設け、注文情報に応じて、マ
ガジン86に格納されているペーパ(ロール紙)84R
又はカット紙トレイ210に格納されているペーパ(カ
ット紙)84Cを選択してプリント処理を行うようにす
ることが好ましい。なお、カット紙トレイ210には、
同時に複数種類のサイズのペーパ84Cをセットしても
よい。
【0112】なお、図11では、カット紙トレイ210
から露光装置80内に案内されたペーパ84Cが、搬送
ローラ92などによって、露光部94の手前でマガジン
86から引出されたペーパ84Rの搬送径路と合流する
ように搬送される場合を例に示しているが、露光装置8
0で合流するようにしてもよい。当然ながら、合流後の
ペーパ84Cはペーパ84Rと同様に処理される。
【0113】このように、カット紙トレイ210を設け
たことにより、注文が少量であるプリントサイズについ
てはカット紙トレイ210、大量の注文があるプリント
サイズについてはマガジン86というように使い分けす
ることができる。したがって、無人運転中に処理できる
量が増え、営業開始前の処理負荷を軽減することができ
る。また、営業中にマガジン86を交換せずとも特殊サ
イズの注文(例えばA4サイズを1枚など)を処理する
ことができる。さらに、装填可能なマガジン86の個数
を増やすよりも、プリンタ34の外形寸法はコンパクト
である。
【0114】なお、カット紙トレイ210を設けた場
合、PC36では、前述したセットペーパ決定処理(図
4参照)や営業開始前スケジューリング処理(図6参
照)において、何れのサイズ(幅寸法)のペーパ84R
が格納されたマガジン86を装填すべきかのほかに、カ
ット紙トレイ210に格納すべきペーパ84Cのサイズ
及び枚数についてもディスプレイ42に表示するなどし
て、オペレータに報知することは言うまでもない。
【0115】また、上記では、営業終了後から翌朝オペ
レータが出勤するまでの間にプリントシステム20を無
人運転する場合を説明したが、ラボ18の休業日で来店
する顧客の注文に応じられない場合にもプリントシステ
ム20を同様に無人運転してもよい。この場合も、ネッ
トワーク22を介した注文情報を受け付けて処理するこ
とが可能であるので、休業日でもプリントシステム20
を稼動でき、稼動率を向上させることができる。
【0116】また、上記では、各ラボ18のPC36で
各々のプリントシステム20のプリント計画を定め、該
プリント計画に従ってプリント処理するスケジューリン
グを行う場合を例に説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、センターサーバ16で各ラボ18の
プリントシステム20のスケジューリング管理を行って
もよい。この場合、センターサーバ16及びプリントシ
ステム20により本発明のプリントシステムが構成され
ることになる。
【0117】例えば、ラボ18毎にプリントシステム2
0でプリント処理可能なプリントサイズや特殊処理が異
なる場合は、センターサーバ16側にプリントアルゴリ
ズムとして、注文情報を処理するために適切なプリンタ
システム20が設置されているラボ18を選択し、選択
したラボ18へ注文情報を送信する処理を示すアルゴリ
ズムを備えておき、センターサーバ16で注文情報を一
括して受け付ける。センターサーバ16では、各注文情
報に対応するプリントアルゴリズムを選択し、選択した
プリントアルゴリズムによって、各注文情報を処理する
ために適切なプリンタシステム20が設置されているラ
ボ18が選択されて、この選択されたラボ18へ注文情
報が送信されるようにしてもよい。
【0118】また、適切なプリンタシステム20が設置
されているラボ18が複数存在する場合は、プリントア
ルゴリズムによって、最適なラボ18、例えば各ラボ1
8の未処理の注文情報に基づいて最も早く処理できるラ
ボ18を選択して、注文情報を送信するようにしてもよ
い。
【0119】
【発明の効果】上記に示したように、本発明は、効率的
にプリントを行い、且つ低コストで実現可能であるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるネットワークプ
リントシステムを示すネットワーク構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係わるプリントシステ
ムの詳細構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係わるラボの営業形態
の一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係わるプリントシステ
ムのコンピュータで実行されるセットペーパ決定処理の
フローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態に係わるプリントシステ
ムのコンピュータで実行される無人運転スケジューリン
グ処理のフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態に係わるプリントシステ
ムのコンピュータで実行される営業開始前スケジューリ
ング処理のフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態に係わる営業終了後から
翌日の営業開始までのラボで行われる処理・作業の流れ
を具体的に説明するための図である。
【図8】 プリントサイズ毎の一般的な注文件数を示す
グラフである。
【図9】 本発明の実施の形態に係かるプリンタの概略
構成を示すブロック図である。
【図10】 オーダー用紙の一例を示す図である。
【図11】 別の実施の形態に係わるプリンタの概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ネットワークプリントシステム 12 コンピュータ 14 サービスセンタ 16 センタサーバ 18 ラボ 20 プリントシステム 22 ネットワーク 30 スキャナ 32 メモリリーダ 34 プリンタ 40 入力操作手段 42 ディスプレイ 50 メモリ 60 画像データ 62 注文情報 64 営業終了後受注ログ 86 マガジン 210 カット紙トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HJ03 HK04 HK11 HN05 HN15 HN17 5B021 AA01 BB00 CC06 CC07 KK02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像をプリントするプリント
    処理の依頼を表す注文情報を受け付ける受付手段と、 前記受け付けた注文情報に対応する予め定められたプリ
    ントアルゴリズムを選択し、前記プリントする記録媒体
    として定められた記録媒体に前記画像をプリントする前
    記注文情報のプリント計画を定め、定めたプリント計画
    により画像をプリントするように制御する制御手段と、 を有することを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記受付手段により受
    け付ける注文情報を予測すると共に、該注文情報の予測
    結果及び既に受け付けている注文情報に基づいて、前記
    制御手段による制御中に注文情報を最大量プリントする
    ことができる記録媒体を予測し、該予測した記録媒体に
    画像をプリントするプリント計画を定める、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、過去に受け付けた注文
    情報の履歴情報に基づいて、前記受け付ける注文情報を
    予測する、 ことを特徴とする請求項2に記載のプリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段による制御状態を報知する
    状態報知手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載のプリントシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段による制御でプリント不能
    な注文情報の量を予測して報知する予測報知手段を更に
    有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
    記載のプリントシステム。
  6. 【請求項6】 前記受付手段は、注文情報を直接入力す
    るための入力手段を含む、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に
    記載のプリントシステム。
  7. 【請求項7】 前記受付手段は、ネットワークに接続さ
    れると共に、該ネットワークと接続された他の装置から
    送信された注文データを受信し、且つ受信した注文デー
    タを注文情報として受け付ける受信手段を含む、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に
    記載のプリントシステム。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体が、該システム内部に装填
    されたメイン供給手段と、該システム外部から供給する
    前記記録媒体を交換可能に設けられたサブ供給手段とか
    ら選択的に供給可能であり、 前記制御手段は、前記メイン供給手段から供給される記
    録媒体と、前記サブ供給手段から供給される記録媒体と
    の各々について、前記プリント計画を定める、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に
    記載のプリントシステム。
  9. 【請求項9】 前記メイン供給手段は、プリント時に切
    断されて用いられる長尺状の記録媒体を供給し、 前記サブ供給手段は、予め所定サイズに切断された記録
    媒体を供給する、 ことを特徴とする請求項8に記載のプリントシステム。
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