JP2003113529A - 紡糸システムのオイリング装置 - Google Patents

紡糸システムのオイリング装置

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JP2003113529A
JP2003113529A JP2001309350A JP2001309350A JP2003113529A JP 2003113529 A JP2003113529 A JP 2003113529A JP 2001309350 A JP2001309350 A JP 2001309350A JP 2001309350 A JP2001309350 A JP 2001309350A JP 2003113529 A JP2003113529 A JP 2003113529A
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oiling nozzle
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Takashi Nakagawa
隆 中川
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】スピンパックから溶融紡出されたフィラメ
ント群fを冷却するクエンチボックス2内に配設された
オイリングノズルブロック10と、オイリングノズルブ
ロックが取り付けられている支持バー8と、支持バーを
フィラメントの走行方向に移動可能に案内する案内部材
4と、案内部材に装着されて案内部材に沿って移動自在
となった止め部材6とを備え、止め部材の案内部材に対
する固定及び固定解除を、ハンドル操作により行うよう
にしたものである。 【効果】止め部材の案内部材に対する固定及び固定解除
を、ハンドル操作により行うようにしたので、1人の作
業者により、短時間に、オイリング装置の位置調整を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料溶融液をスピ
ンパックから押し出してフィラメントを製造する紡糸シ
ステムにおいて使用される紡糸システムのオイリング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スピンパックから押し出され、ク
エンチボックス内において冷却されたフィラメント群に
オイルを付与するオイリング装置が知られており、従来
のオイリング装置は、複数のオイリングノズルブロック
が、支持バーに取り付けられており、支持バーは、その
両端において、垂直に配設された支持板に、ボルトナッ
ト等の固着部材により取着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオイリング装置
においては、複数のオイリングノズルブロックが取着さ
れている支持バーを、支持板に対して上下動させる際に
は、1人の作業者がガイドバーを保持し、もう1人の作
業者が固着部材を取り外し、その後、支持バーを保持し
ている作業者が、支持バーの上下位置を調節した後、も
う1人の作業者が固着部材を締め付けるようにしてお
り、支持バーの移動には、少なくとも、2人の作業者が
必要であるとともに、固着部材の解除に相当の時間を要
していた。
【0004】また、従来のオイリング装置においては、
オイリングノズルブロックや支持バー等が、角柱状に形
成されているとともに、オイリングノズルブロックの上
方に、板状のカバー等が配設されているために、クエン
チボックス内におけるフィラメント群に沿って流れてい
る冷却気流が乱されて、フィラメントの物性が不均一に
なったり、物性が低下する等の問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の紡糸シス
テムのオイリング装置が有する課題を解決することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、スピンパックから溶融紡
出されたフィラメント群を冷却するクエンチボックス内
に配設されたオイリングノズルブロックと、オイリング
ノズルブロックが取り付けられている支持バーと、支持
バーをフィラメントの走行方向に移動可能に案内する案
内部材と、案内部材に装着されて案内部材に沿って移動
自在となった止め部材とを備え、止め部材の案内部材に
対する固定及び固定解除を、ハンドル操作により行うよ
うにしたものであり、第2には、スピンパックから溶融
紡出された複数のフィラメント群を冷却するクエンチボ
ックス内に、複数のフィラメント群に対応して設けられ
た複数のオイリングノズルブロックと、これら複数のオ
イリングノズルブロックを、同一高さに支持する支持バ
ーとを備え、複数のオイリングノズルブロックを、個別
に、支持バーに沿って位置調整可能としたものであり、
第3には、スピンパックから溶融紡出されたフィラメン
ト群を冷却するクエンチボックス内のフィラメント周囲
の冷却気流領域に存在する部材を、冷却気流に対し、流
線型形状に構成したものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0008】スピニングビーム装置1に配設されたスピ
ンパック1aから押し出されたフィラメント群fは、ク
エンチボックス2内に配設された後述するオイリング装
置3によりオイリングが施されるとともに集束され、そ
の後、図示されていない公知のゴデットローラーやガイ
ド等を経た後、巻き取り装置において、パッケージとし
て巻き取られる。
【0009】次に、図2〜図4を用いて、オイリング装
置3について説明する。
【0010】4は、所定の間隔で垂設された管状パイプ
等からなる案内ロッドである。5は、スライドブロック
であり、スライドブロック5に穿設された縦孔5aに
は、案内ロッド4が挿入されており、スライドブロック
5は、案内ロッド4に対して、上下方向に移動可能に構
成されている。6は、スライドブロック5の下方に位置
する案内ロッド4に挿着された止め部材である。
【0011】止め部材6は、割り溝6a1が形成された
止め管体6aと操作ハンドル部6bとを有しており、止
め管体6aの割り溝6a1を挟んで相対する部分には、
ネジ孔6a2が形成されている。また、操作ハンドル部
6bの先端には、止め管体6aの割り溝6a1を挟んで
形成されたネジ孔6a2に螺合されるネジ6b1が取着
されている。操作ハンドル部6bのハンドル6b2を持
って、ネジ6b1を、割り溝6a1が狭まる方向に回動
させることにより、止め管体6aを、案内ロッド4に締
め付けて、止め部材6を案内ロッド4に固定することが
できるように構成されており、また、操作ハンドル部6
bのハンドル6b2を持って、ネジ6b1を、割り溝6
a1が拡がる方向に回動させることにより、止め管体6
aの案内ロッド4に対する締め付けを解除して、止め部
材6を案内ロッド4に対して上下動できるように構成さ
れている。
【0012】7は、取付プレートであり、取付プレート
7には、後述するオイリングノズルブロック等を、オイ
リングノズルブロックの並設方向と直交する方向への水
平位置調整を行うための手段が設けられている。そし
て、上部支持バー8及び下部支持バー9が取着された取
付プレート7が取り付けられたスライドブロック5は、
下方に位置する止め部材6に当接し、その下動が阻止さ
れるように構成されている。
【0013】10は、オイリングノズルブロックであ
り、オイリングノズルブロック10の下部には水平な支
持バー挿入孔10aが穿設されており、支持バー挿入孔
10aに、上方に位置する上部支持バー8が挿入されて
いる。10bは、オイリングノズルブロック10の支持
バー挿入孔10aより上方に位置する部分に形成され
た、上部支持バー8と直交するオイル流路であり、10
cは、オイリングノズルブロック10の上部支持バー8
の軸線に沿った一方の側面10dに取着された糸ガイド
取付ブロックであり、糸ガイド取付ブロック10cに
は、オイル流路10bに連通するオイル流路10c1が
穿設されている。10eは、糸ガイド取付ブロック10
cに形成された凹部10c2に嵌着された軸部10e1
を有する糸ガイド部材であり、軸部10e1には糸ガイ
ド部10e2が連接されている。糸ガイド部10e2に
は、紡糸されたフィラメント群fが挿入可能な凹部10
e3が形成されているとともに、軸部10e1及び糸ガ
イド部10e2には、オイリングノズルブロック10に
穿設されたオイル流路10b及び糸ガイド取付ブロック
10cに穿設されたオイル流路10c1に連通するオイ
ル流路10e4が穿設されている。糸ガイド部10e2
の下面は、糸ガイド部10e2の先端から、オイリング
ノズルブロック10の糸ガイド取付ブロック10cが取
着されている側面10d方向に向かって、下方に傾斜し
た傾斜面10e5が形成されている。
【0014】オイリングノズルブロック10に形成され
たオイル流路10bには、適当な連結具11が連接され
ているとともに、連結具11には、フレキシブルパイプ
12が連結されており、フレキシブルパイプ12は、図
示されていないオイル供給源に連結されている。オイル
供給源から送られるオイルは、フレキシブルパイプ12
及び連結具11を経て、オイリングノズルブロック10
に穿設されたオイル流路10b、糸ガイド取付ブロック
10cに穿設されたオイル流路10c1及び糸ガイド部
10e2に穿設されたオイル流路10e4に流入し、糸
ガイド部10e2の凹部10e3に案内されているフィ
ラメント群fに、オイルリングが施されるように構成さ
れている。
【0015】本実施例においては、オイリングノズルブ
ロック10は、下部10’を形成する角柱部(半円柱部
であってもよい)と、上部10”を形成する半円柱部1
0”とにより構成されており、このように、オイリング
ノズルブロック10の上部10”を半円柱状に形成する
ことにより、クエンチボックス2内におけるフィラメン
ト群fの周囲の冷却気流が大きく乱されるようなことが
なく、従って、フィラメント群fの物性が不均一になっ
たり、物性が低下するようなことを防止することができ
る。また、オイリングノズルブロック10は、複数のフ
ィラメント群fのそれぞれに対応して、複数、配設され
ている。
【0016】オイリングノズルブロック10は、上述し
た形状に限定されることなく、クエンチボックス2内に
おけるフィラメント群fの周囲の冷却気流を乱さない流
線型形状であればどのような形状でもよい。例えば、下
部10’を角柱や半円柱とし、上部10”を先端が尖っ
た三角柱や三角錐としたり、或いは、下部10’を円柱
とし、上部10”を、ドーム状の半球とすることもでき
る。また、本実施例においては、糸ガイド取付ブロック
10cがリング状に形成されているが、このようなリン
グ状に限定されることなく、冷却気流の乱れをなくすた
めに、その上部が、半円柱状や三角柱や三角錐等に形成
されていてもよい。
【0017】13は、糸ガイド部10e2の下面に形成
された傾斜面10e5と糸ガイド部10e2の糸ガイド
取付ブロック10c側の側面10e6とにより形成され
る糸ガイド部10e2の下部先端10e7の下方に、入
口開口13aを有するオイル受けパイプであり、オイル
受けパイプ13は、オイリングノズルブロック10に形
成された傾斜孔10fに嵌入されている。
【0018】14は、上述したオイル受けパイプ13の
出口開口13bの下方に位置するように、上述した相対
する一対の取付プレート7に架橋された樋部材である。
樋部材14のオイリングノズルブロック10側の側壁1
4aには、上部支持バー8に配設されたオイリングノズ
ルブロック10に対応して、オイル受けパイプ13の外
径より横幅の長い嵌合凹部14bが形成されており、嵌
合凹部14bには、上述したオイル受けパイプ13の出
口開口13b付近が挿入されるように構成されている。
上述したように、糸ガイド部10e2の凹部10e3に
案内されている多数のフィラメント群fに付与されるオ
イルのうち、余剰オイルは、糸ガイド部10e2の傾斜
面10e5を伝わって下部先端10e7まで移動し、そ
の後、下部先端10e7から垂れて、下方に位置するオ
イル受けパイプ13の入口開口13aに入り、入口開口
13aに対して、出口開口10bが下方に位置するよう
に傾斜されたオイル受けパイプ13を経て、樋部材14
に落下し収容されることになる。樋部材14に収容され
たオイルは、樋部材14の底板14cの適当な箇所に形
成された排出口に連接された排出パイプ14dから排除
される。なお、樋部材14は、フィラメント群fの周囲
の冷却気流領域から退避されており、樋部材14が、冷
却気流に影響を与えないように構成されている。
【0019】上述したように、樋部材14のオイリング
ノズルブロック10側の側壁14aには、上部支持バー
8に配設されたオイリングノズルブロック10に対応し
て嵌合凹部14bが形成されており、フィラメント群f
の位置に合わせて、オイリングノズルブロック10を、
上部支持バー8に沿って移動させて、その位置を微調整
した際に、オイル受けパイプ13の出口開口13b付近
が、嵌合凹部14b内を移動できるように構成されてい
る。このように、オイリングノズルブロック10は、オ
イリングノズルブロック10の並設方向(上部支持バー
8の軸線方向)に、その水平位置が調整可能に構成され
ている。
【0020】15は、糸集束ガイド部材であり、糸集束
ガイド部材15の円柱状の基部15aには、水平なガイ
ドバー挿入孔15a1が穿設されており、ガイドバー挿
入孔15a1には、下部支持バー9が挿入されている。
基部15aの端面15a2には、スネールガイド15b
が取着されている。基部15aには、下部支持バー9ま
で達する図示されていないネジ孔が形成されており、ネ
ジ孔にネジを螺合させ、ネジの先端を、下部支持バー9
に圧接することにより、糸集束ガイド部材15を、下部
支持バー9に固定することができ、また、ネジを緩め
て、ネジの先端を下部支持バー9から離した後、糸集束
ガイド部材15を、下部支持バー9に沿って移動させ、
その後、再度、ネジの先端を、下部支持バー9に圧接さ
せることにより、糸集束ガイド部材15の水平方向の位
置を調整することができるように構成されている。
【0021】上述した糸集束ガイド部材15の基部15
aも円柱状に形成されているので、クエンチボックス2
内におけるフィラメント群fの周囲の冷却気流が乱され
るようなことがなく、従って、フィラメントfの物性が
不均一になったり、物性が低下するようなことを更に防
止することができる。
【0022】オイリングノズルブロック10と同様に、
糸集束ガイド部材15の基部15aの形状も、上述した
形状に限定されることなく、クエンチボックス2内にお
けるフィラメント群fの周囲の冷却気流を乱れないよう
にする流線型形状であればどのような形状でもよい。例
えば、糸集束ガイド部材15の基部15aの上部を、先
端が尖った三角柱や三角錐としたり、或いは、ドーム状
の半球とすることもできる。
【0023】上述したように、フィラメント群fの周囲
の冷却気流領域内に存在する部材(例えば、上部支持バ
ー8、下部支持バー9、オイリングノズルブロック1
0、糸集束ガイド部材15等)が、冷却気流に対して、
流線型形状に形成されているので、クエンチボックス2
内におけるフィラメント群fの周囲の冷却気流が乱れる
ようなことが防止できる。
【0024】上述したように、オイリングノズルブロッ
ク10が配設された上部支持バー8及び糸集束ガイド部
材15が配設された下部支持バー9を、案内ロッド4に
対して上下動させて、その上下位置を調整する際には、
先ず最初に、作業者は、一方の手で、上部支持バー8等
を支持し、他方の手で、一方の案内ロッド4に配設され
ている止め部材6の操作ハンドル部6bのハンドル6b
2を把持し、ネジ6b1を、割り溝6a1が拡がる方向
に回動させて、止め管体6aの案内ロッド4に対する締
め付けを解除し、止め管体6aを所望の位置に移動す
る。その後、ネジ6b1を、割り溝6a1が狭まる方向
に回動させて、止め部材6を、所望の位置に固定する。
次いで、一方の手で、上部支持バー8等を支持したま
ま、もう一方の案内ロッド4の位置に移動し、他方の手
で、同様に、案内ロッド4に配設されている操作ハンド
ル部6bのハンドル6b2を把持して、ネジ6b1を、
割り溝6a1が拡がる方向に回動させて、案内ロッド4
に対する止め管体6aの締め付けを解除して、上記のよ
うに、止め管体6aを所望の位置に移動し、その後、同
様にして、止め部材6を、所望の位置に固定する。この
ようにして、一対の案内ロッド4に対する止め部材6の
位置を変更した後、上部支持バー8等を移動させて、オ
イリングノズルブロック10が配設された上部支持バー
8及び糸集束ガイド部材15が配設された下部支持バー
9が取着されているスライドブロック5を止め部材6に
当接させて、オイリングノズルブロック10及び糸集束
ガイド部材15の位置調整作業を終了する。このよう
に、本発明においては、1人の作業者により、オイリン
グノズルブロック10や糸集束ガイド部材15の上下位
置を調整することができる。
【0025】また、上述したように、クエンチボックス
2内に配設されたオイリング装置3を構成する上部支持
バー8や下部支持バー9及び上部支持バー8に配設され
たオイリングノズルブロック10や下部支持バー9に配
設された糸集束ガイド部材15が、クエンチボックス2
内におけるフィラメント群fの周囲の下方に向かう冷却
気流を乱さないような形状に構成されているので、冷却
気流の乱れに起因するフィラメント群fの物性の不均一
や低下を抑制することができる。
【0026】更に、オイリング装置3を構成する上部支
持バー8に配設されているオイリングノズルブロック1
0及び下部支持バー9に配設されている糸集束ガイド部
材15が、上部支持バー8及び下部支持バー9に対し
て、上部支持バー8及び下部支持バー9の軸線方向に移
動可能に構成されているので、スピンパック1a数の変
更に、適宜、対応することができるとともに、フィラメ
ント群fの位置に、オイリングノズルブロック10や糸
集束ガイド部材15の位置を適正に合致させることがで
きる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0028】止め部材の案内部材に対する固定及び固定
解除を、ハンドル操作により行うようにしたので、1人
の作業者により、短時間に、オイリング装置の位置調整
を行うことができる。
【0029】複数のオイリングノズルブロックが、個別
に、支持バーに沿って位置調整可能に構成されているの
で、フィラメント群の位置に合わせて、オイリングノズ
ルブロックの位置を調整することがきる。
【0030】スピンパックから溶融紡出されたフィラメ
ント群を冷却するクエンチボックス内のフィラメント周
囲の冷却気流領域に存在する部材が、冷却気流に対し、
流線型形状に構成されているので、フィラメント群の周
囲の冷却気流の乱れに起因するフィラメントの物性の不
均一や低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のオイリング装置が適用された紡
糸システムの概略正面図である。
【図2】図2は本発明の紡糸システムのオイリング装置
の正面図である。
【図3】図3は本発明のオイリング装置の部分斜視図で
ある。
【図4】図4は同じく本発明のオイリング装置の部分斜
視図である。
【符号の説明】
f・・・・・・・・・・・フィラメント 3・・・・・・・・・・・オイリング装置 4・・・・・・・・・・・案内ロッド 5・・・・・・・・・・・スライドブロック 6・・・・・・・・・・・止め部材 8・・・・・・・・・・・上部支持バー 9・・・・・・・・・・・下部支持バー 10・・・・・・・・・・オイリングノズルブロック 13・・・・・・・・・・オイル受けパイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンパックから溶融紡出されたフィラメ
    ント群を冷却するクエンチボックス内に配設されたオイ
    リングノズルブロックと、オイリングノズルブロックが
    取り付けられている支持バーと、支持バーをフィラメン
    トの走行方向に移動可能に案内する案内部材と、案内部
    材に装着されて案内部材に沿って移動自在となった止め
    部材とを備え、止め部材の案内部材に対する固定及び固
    定解除を、ハンドル操作により行うようにしたことを特
    徴とする紡糸システムのオイリング装置。
  2. 【請求項2】スピンパックから溶融紡出された複数のフ
    ィラメント群を冷却するクエンチボックス内に、複数の
    フィラメント群に対応して設けられた複数のオイリング
    ノズルブロックと、これら複数のオイリングノズルブロ
    ックを、同一高さに支持する支持バーとを備え、複数の
    オイリングノズルブロックが、個別に、支持バーに沿っ
    て位置調整可能になっていることを特徴とする紡糸シス
    テムのオイリング装置。
  3. 【請求項3】スピンパックから溶融紡出されたフィラメ
    ント群を冷却するクエンチボックス内のフィラメント周
    囲の冷却気流領域に存在する部材が、冷却気流に対し、
    流線型形状に構成されていることを特徴とする紡糸シス
    テムのオイリング装置。
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