JP2003113218A - 生分解性模型素材用樹脂成形品 - Google Patents

生分解性模型素材用樹脂成形品

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JP2003113218A
JP2003113218A JP2001308839A JP2001308839A JP2003113218A JP 2003113218 A JP2003113218 A JP 2003113218A JP 2001308839 A JP2001308839 A JP 2001308839A JP 2001308839 A JP2001308839 A JP 2001308839A JP 2003113218 A JP2003113218 A JP 2003113218A
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昌紀 粟原
Jiro Nagarego
治朗 流郷
Yuichi Sasaya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中の臭気が無く、使用後の廃棄方法が簡
単で、低密度である工業用デザイン模型素材用樹脂成形
品を得る。 【解決手段】 ヒドロキシ価が10〜250であり軟化
温度が100℃以下である直鎖型脂肪族ポリエステルジ
オール(a1)を10質量%以上含有する活性水素成分
(a)と、脂肪族系ポリイソシアネート(b)とを反応
させてなる熱可塑性ウレタン樹脂(A)、充填剤
(B)、相溶化剤(C)、および(a1)を混練成形し
てなる生分解性模型素材用樹脂成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、模型素材用樹脂成
形品に関するものであり、さらに詳しくは、生分解性模
型素材用樹脂を使用した成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工業用デザイン模型素材として
は、切削性の良好な硫黄含有のインダストリアルクレイ
が使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
クレイは硫黄含有であることから、使用中の臭気や使用
後の廃棄方法に問題があること、および比重が大きいた
めに大型模型の場合には重いなどの問題点を有してい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、使用中の
臭気がほとんど無く、使用後の廃棄方法が簡単で、低密
度である工業用デザイン模型素材について鋭意検討した
結果、本発明に到達した。
【0005】即ち本発明は、ヒドロキシ価が10〜25
0であり軟化温度が100℃以下である直鎖型脂肪族ポ
リエステルジオール(a1)を10質量%以上含有する
活性水素成分(a)と、脂肪族系ポリイソシアネート
(b)とを反応させてなる熱可塑性ウレタン樹脂
(A)、充填剤(B)、相溶化剤(C)、および(a
1)を混練成形してなる生分解性模型素材用樹脂成形
品、並びに上記成形品を切削加工することによって得ら
れる切削加工製品である。
【0006】
【発明の実施形態】本発明において、生分解性とは、J
IS K6951に準じて、対象物を微生物分解させ、
発生した全二酸化炭素量を測定し、炭素量換算した値を
対象物中の全炭素量で割った値が0.60以上であるこ
とを意味する。
【0007】本発明における活性水素成分(a)は、直
鎖型脂肪族ポリエステルジオール(a1)を10質量%
以上含有するものである。(a1)の含有量は、好まし
くは20質量%以上、さらに好ましくは40質量%以
上、特に好ましくは60〜99.5質量%である。(a
1)が10質量%未満であると成形品の硬度が不十分で
ある。(a1)のヒドロキシ価は、通常10〜250、
好ましくは20〜200である。ヒドロキシ価が10未
満では切削性良好な成形品が得られず、250を越える
と十分な成形品の硬度が得られない。(a1)の軟化温
度(環球法による、以下の軟化温度についても同様)
は、好ましくは100℃以下、さらに好ましくは80℃
以下である。軟化温度が100℃を越えると、切削性良
好な成形品が得られるない。
【0008】(a1)としては、2価アルコール(a1
1)と、2塩基カルボン酸(a12)もしくはその無水
物、低級アルキル(アルキル基の炭素数:1〜4)エス
テルなどのエステル形成性誘導体(例えば、アジピン
酸、セバシン酸、これらのメチルエステル、無水マレイ
ン酸など)、またはカルボン酸無水物およびアルキレン
オキサイド[エチレンオキサイド(以下EOと略記)、
プロピレンオキサイド(以下POと略記)など炭素数2
〜8のアルキレンオキサイド]との縮合反応物;そのア
ルキレンオキサイド付加反応物;ポリラクトンジオー
ル、例えば(a11)を開始剤としてラクトン(ε−カ
プロラクトンなど)を開環重合させることにより得られ
るもの;ポリカーボネートジオール[例えば、(a1
1)と低級アルコール(メタノールなど)の炭酸ジエス
テルとの反応物];などが挙げられる。
【0009】2価アルコール(a11)としては、炭素
数2〜20の脂肪族ジオール(例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−および1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコールなどのアルキレングリコール)および炭
素数2〜20の脂環式ジオール(例えば、シクロヘキサ
ンジオール、シクロヘキサンジメタノールなどのシクロ
アルキレングリコール)などが挙げられる。ポリエステ
ルジオールの軟化温度および生分解性を考慮して、これ
らのうち好ましくは、エチレングリコール、1,4−ブ
タンジオールおよびそれらの混合物である。
【0010】2塩基カルボン酸(a12)としては、炭
素数3〜18の脂肪族カルボン酸(例えば、マロン酸、
コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、アゼ
ライン酸)などが挙げられる。ポリエステルジオールの
軟化温度および生分解性を考慮して、これらのうち好ま
しくはコハク酸、グルタル酸、アジピン酸およびそれら
の混合物である。
【0011】直鎖型脂肪族ポリエステルジオール(a
1)の数平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフ法による、以下の数平均分子量についても同様)
は、好ましくは500〜5000、さらに好ましくは8
00〜3000である。数平均分子量が500以上で十
分な成形品の硬度が得られ、5000以下で通常100
℃以下の軟化温度が得られるので好ましい。
【0012】(A)を得るのに用いる(a)と(b)の
合計質量に対する(a1)の使用量は、好ましくは40
〜98質量%、さらに好ましくは50〜96質量%であ
る。(a1)が40質量%以上で硬化物の密着性が向上
し、98%以下で切削性良好な成形品が得られるので好
ましい。
【0013】活性水素成分(a)中には、必要により
(a1)以外のポリオール(a2)を含有することがで
きる。(a2)としては、得られる成形品の生分解性に
悪影響を与えないものであれば特に限定されないが、
(a1)以外の高分子ポリオール(a2−1)、前記2
価アルコール(a11)、およびこれらの混合物などが
挙げられる。
【0014】(a2−1)としては、ポリエーテルポリ
オール、変性ポリオール、およびこれらの混合物などが
挙げられ、ジオールが好ましい。また、数平均分子量が
200〜7000、とくに500〜5000のものが好
ましい。ポリエーテルポリオールとしては、例えば、少
なくとも2個の活性水素を含有する化合物(多価アルコ
ール、多価フェノール、アミン類、ポリカルボン酸、リ
ン酸など)にアルキレンオキサイドが付加された構造の
化合物およびこれらの混合物が挙げられる。
【0015】多価アルコールとしては、前記2価アルコ
ール(a11)、炭素数3〜20の3価アルコール(脂
肪族トリオール、例えば、グリセリン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオール
などのアルカントリオール)、炭素数5〜20の4〜8
価またはそれ以上の多価アルコール(脂肪族ポリオー
ル、例えばペンタエリスリトール、ソルビトール、マン
ニトール、ソルビタン、ジグリセリン、ジペンタエリス
リトールなどのアルカントリオールおよびその分子内も
しくは分子間脱水物;並びにしショ糖、グルコース、マ
ンノース、フルクトース、メチルグルコシドなどの糖類
およびその誘導体)が挙げられる。
【0016】多価フェノールとしては、ピロガノールお
よびハイドロキノンなどの単環多価フェノール;ビスフ
ェノールA、ビスフェノールFおよびビスフェノールス
ルホンなどのビスフェノール類;フェノールとホルムア
ルデヒドの縮合物(ノボラック)などが挙げられる。
【0017】アミン類としては、アンモニア;脂肪族ア
ミン類としては、炭素数2〜20のアルカノールアミン
類(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミンおよびイソプロパノールアミ
ン)、炭素数1〜20のアルキルアミン類(例えば、n
−ブチルアミンおよびオクチルアミン)、炭素数2〜6
のアルキレンジアミン(例えば、エチレンジアミン、プ
ロピレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミン)、炭
素数4〜20のポリアルキレンポリアミン類(アルキレ
ン基の炭素数が2〜6のジアルキレントリアミン〜ヘキ
サアルキレンヘプタミン、例えば、ジエチレントリアミ
ンおよびトリエチレンテトラミン)が挙げられる。ま
た、炭素数6〜20の芳香族モノもしくはポリアミン類
(例えば、アニリン、フェニレンジアミン、トリレンジ
アミン、キシリレンジアミン、ジエチルトルエンジアミ
ン、エチレンジアニリンおよびフェニルエーテルジアミ
ン);炭素数4〜20の脂環式アミン類(例えば、イソ
ホロンジアミン、シクロへキシレンジアミンおよびシク
ロヘキシルメタンジアミン);炭素数4〜20の複素環
式アミン(例えば、ピペラジンおよびアミノエチルピペ
ラジン)などが挙げられる。
【0018】ポリカルボン酸としては、前記2塩基カル
ボン酸(a12)、炭素数8〜20の芳香族ポリカルボ
ン酸(例えば、テレフタル酸、イソフタル酸など)、お
よびこれらの2種類以上の混合物などが挙げられる。
【0019】活性水素含有化合物に付加させるアルキレ
ンオキサイドとしては、炭素数2〜8のものが好まし
く、例えば、EO、PO、1,2−、1,3−、1,4
−または2,3−ブチレンオキサイド、スチレンオキサ
イド、およびこれらの2種類以上の併用(ブロックおよ
び/またはランダム付加)が挙げられる。得られるポリ
エーテルポリオールの生分解性を考慮して、好ましくは
EO、またはEOとPOとの併用である。
【0020】上記ポリエーテルポリオールの具体例とし
ては、上記活性水素含有化合物にEOと他のアルキレン
オキサイド(以下AOと略記)を下記の様式で付加した
もの、およびAOを付加したもの、並びに、これらの付
加化合物とポリカルボン酸もしくはポリリン酸とのエス
テル化合物が挙げられる。 AO−EOの順序で付加したもの(チップド) AO−EO−AO−EOの順序でブロック付加したも
の(バランスド) EO−AO−EOの順序でブロック付加したもの AO−EO−AOの順序でブロック付加したもの(活
性セカンダリー) AOおよびEOを混合付加したランダム付加物 特開昭57−209920号公報記載の順序でランダ
ムまたはブロック付加したもの 特開昭53−13700号公報記載の順序でランダム
またはブロック付加したもの
【0021】変性ポリオールとしては、ポリブタジエン
ポリオールなどのポリジエンポリオールおよびそれらの
水添物;アクリル系ポリオール、特開昭58−5741
4号公報などに記載された水酸基含有ビニル重合体;ひ
まし油などの天然油系ポリオール;天然油系ポリオール
の変性物;などが挙げられる。
【0022】硬化物の物性および生分解性を考慮して、
(a2)として好ましいものは、(a11)、(a1
1)のアルキレンオキサイド付加物、およびそれらの混
合物であり、さらに好ましくは(a11)である。
【0023】(A)を得るのに用いる(a)と(b)の
合計質量に対する(a2)の使用量は、好ましくは58
質量%以下、さらに好ましくは0.2〜40質量%であ
る。(a2)が58質量%以下であると切削性良好な成
形品が得られるので好ましく、0.2質量%以上である
と成形品の密着性が向上するので好ましい。
【0024】本発明に用いる脂肪族系ポリイソシアネー
ト(b)としては、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式
ポリイソシアネート、これらの変性物(例えば、ウレタ
ン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア
基、ビューレット基、イソシアヌレート基、またはオキ
サゾリドン基含有変性物)、およびこれらの2種以上の
混合物が挙げられる。
【0025】脂肪族系ポリイソシアネートとしては、炭
素数6〜10の脂肪族ジイソシアネート[例えば、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、2,
2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
リジンジイソシアネート]などが挙げられる。脂環式ポ
リイソシアネートとしては、炭素数6〜16の脂環式ジ
イソシアネート(例えば、イソホロンジイソシアネー
ト、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、ノルボ
ルナンジイソシアネート)などが挙げられる。変性ポリ
イソシアネートの具体例としては、ウレタン変性HDI
(ショ糖HDI、ひまし油変性HDIなど)、カルボジ
イミド変性HDIなどが挙げられる。これらのうち好ま
しいものはジイソシアネートであり、さらに好ましくは
脂肪族ジイソシアネートであり、特に好ましくはHDI
である。
【0026】(A)を得るのに用いる(a)と(b)の
合計質量に対する(b)の使用量は、好ましくは2〜5
0質量%、さらに好ましくは4〜45質量%である。
(b)が2質量%以上で成形品の密着性が向上し、50
質量%以下で切削性良好な成形品が得られるので好まし
い。
【0027】熱可塑性ウレタン樹脂(A)の製造の際に
は、必要によりポリウレタン製造に通常使用される触媒
を用いることができる。触媒としては、例えば、3級ア
ミン[トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、ビス
(ジメチルアミノエチル)エーテル、N−メチルモルホ
リン、ジメチルアミノメチルフェノール、N−メチル−
N−ジメチルアミノエチルピペラジン、ピリジンなど]
およびこれらの酸ブロック化合物、カルボン酸の金属塩
(酢酸ナトリウム、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、ナ
フテン酸コバルト、スタナスオクトエート、ジブチルチ
ンジラウレートなど)、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属のアルコキシドまたはフェノキシド(ナトリウム
メトキシド、ナトリウムフェノキシドなど)、4級アン
モニウム塩(テトラエチルヒドロキシルアンモニウムな
ど)、イミダゾール類(イミダゾール、2−エチル−4
−メチルイミダゾールなど)、およびスズ、アンチモン
などの金属を含有する上記以外の有機金属化合物(テト
ラフェニルスズ、トリブチルアンチモンオキサイドな
ど)が挙げられる。これらの触媒は、単独または混合し
て使用することができる。触媒の配合量は、製造される
(A)に対し、好ましくは5質量%以下、さらに好まし
くは0.001〜4質量%である。
【0028】熱可塑性ウレタン樹脂(A)の数平均分子
量は、好ましくは5,000〜300,000、さらに
好ましくは10,000〜200,000である。ま
た、(A)は20℃で固状またはペースト状のものが好
ましく、軟化温度は、好ましくは100℃以下、さらに
好ましくは80℃以下である。
【0029】本発明の成形品中の(A)の配合量は、好
ましくは20〜95質量%、さらに好ましくは30〜8
0質量%である。(A)が20質量%以上で成形品の密
着性が向上し、95質量%以下で切削性良好な成形品が
得られるので好ましい。
【0030】充填剤(B)としては、無機フィラー[無
定形フィラー(例えば、炭酸カルシウム、シリカ、カオ
リン、クレー、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ、
マグネシア)、板状フィラー(例えば、タルク、マイ
カ、ガラスフレーク)、針状フィラー(例えば、ウォラ
ストナイト、モスハイジ、セピオライト、ゾノライト、
ホウ酸アルミニウム)、および球状フィラー(例えば、
ガラスビーズ)など]、並びに中空微小球[熱可塑性樹
脂系(例えば、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタク
リレート、ポリアクリロニトリル)、熱硬化性樹脂系
(例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹
脂)、および無機系(例えば、ガラスバルーン、アルミ
ナバルーン、シラスバルーン、カーボンバルーン、セラ
ミックバルーン)など]等が挙げられる。上記の中空微
小球の嵩密度は、好ましくは0.005〜0.5g/c
3 、さらに好ましくは0.01〜0.4g/cm3
ある。0.005g/cm3 以上であると取り扱いが容
易で、0.5g/cm3 以下であると成形品の軽量化が
容易である。成形品の軽量化および強度を考慮して、こ
れらのうち好ましいものは、無定型フィラー、板状フィ
ラー、無機系中空微小球、およびこれらの混合物であ
り、さらに好ましくは、カオリン、クレー、炭酸カルシ
ウムおよびタルクから選ばれる1種以上の無機フィラ
ー、ガラスバルーン、並びにこれらの混合物である。
(B)中の中空微小球の量を5〜60質量%にすると、
成形品の軽量化ができるのでさらに好ましい。
【0031】(B)の平均粒径は、好ましくは300μ
m以下であり、さらに好ましくは0.5〜200μmで
ある。(B)が300μm以下であると、表面のきめが
細かくなるので好ましい。
【0032】(B)の成形品中の配合量は、好ましくは
1〜60質量%、さらに好ましくは5〜50質量%であ
る。(B)が1質量%以上で切削性良好な成形品が得ら
れ、60質量%以下で成形品の密着性が向上するので好
ましい。
【0033】相溶化剤(C)としては、熱可塑性ウレタ
ン樹脂(A)と直鎖型脂肪族ポリエステルジオール(a
1)が分散できるものが好ましく、脂肪族系ジエステル
[炭素数2〜20の脂肪族ジカルボン酸のアルキル基の
炭素数が1〜4のジアルキルエステル(例えば、アジピ
ン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル)など]、芳香族系
ジエステル[炭素数8〜30の芳香族ジカルボン酸のア
ルキル基の炭素数が1〜4のジアルキルエステル(例え
ば、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル)など]、ポ
リエーテルポリオール(例えば、数平均分子量150〜
1000の前記ポリエーテルポリオール)、およびこれ
らの混合物などが挙げられる。成形品の密着性と生分解
性を考慮して、これらのうち好ましいものは、脂肪族系
ジエステル、多価アルコールのEO付加物、およびこれ
らの混合物であり、さらに好ましくは、アジピン酸ジエ
ステル、グリセリンのEO付加物、およびこれらの混合
物である。
【0034】(C)の成形品中の配合量は、好ましくは
0.1〜30質量%、さらに好ましくは0.5〜20質
量%である。(C)が0.1質量%以上で成形品の密着
性が良好であり、30質量%以下で成形品が十分な硬度
を得られるので好ましい。
【0035】脱水剤(D)としては、通常用いられてい
る脱水効果を持つ化合物を使用できるが、中性またはア
ルカリ性で粒径が0.1〜50μmの脱水剤が好まし
い。脱水剤の具体例としては、酸化カルシウム、硫酸カ
ルシウム(半水石膏)、塩化カルシウム、モレキュラー
シーブなどが挙げられる。これらのうち好ましいもの
は、硫酸カルシウム(半水石膏)およびモレキュラーシ
ーブである。
【0036】(D)の成形品中の配合量は、好ましくは
30質量%以下、さらに好ましくは1〜20質量%であ
る。(D)が30質量%以下で成形品の密着性が良好で
あるので好ましい。
【0037】離型剤(E)としては、ワックス[植物系
(例えば、キャンデリラワックス、カルナウバワック
ス、ライスワックス、木ろう、ホホバ油)、動物系(例
えば、みつろう、ラノリン、鯨ろう)、鉱物系(例え
ば、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン)、石
油ワックス(例えば、パラフィンワックス、マイクロワ
ックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス)な
ど]、油脂(例えば、ひまし油、大豆油、あまに油、オ
リーブ油、それらの硬化油)、炭素数8〜30の高級ア
ルコール(例えば、ラウリルアルコール、ステアリルア
ルコール)、炭素数8〜30の高級脂肪酸(例えば、ラ
ウリン酸、ステアリン酸)、およびこれらの混合物など
が挙げられる。成形品の生分解性と離型性を考慮して、
これらのうち好ましいものは、植物系ワックス、高級ア
ルコール、高級脂肪酸、およびこれらの混合物である。
【0038】(E)の成形品中の配合量は、好ましくは
20質量%以下、さらに好ましくは1〜15質量%であ
る。(E)が20質量%以下で成形品の密着性が良好で
あるので好ましい。
【0039】成形品の生分解性を得るために、(a)、
(b)、(C)および(E)は、それぞれ単独でも生分
解性であることが好ましい。
【0040】本発明の成形品には、必要により、顔料
[無機顔料(酸化チタン、ベンガラ、黄鉛、硫化カドミ
ウム、群青など)、および有機顔料(アゾ系、フタロシ
アニン系、キナクリドン系、ジオキサジン系など)
等]、および染料(アントラキノン系、インジゴイド
系、アゾ系など)も含有させることができる。これらの
顔料または染料の成形品中の配合量は、好ましくは10
質量%以下である。
【0041】本発明の成形品は、例えば、以下のように
な方法により作成できる。熱可塑性ウレタン樹脂(A)
は、活性水素成分(a)および脂肪族系ポリイソシアネ
ート(b)を40〜150℃で加温しながら反応させ
る。必要により、撹拌しながら反応させることができ
る。成形品は、(A)、充填剤(B)、相溶化剤
(C)、および直鎖型脂肪族ポリエステルジオール(a
1)を、ニーダーおよびオープンロールなどを用いて混
練することにより得られる。必要により脱水剤(D)お
よび/または離型剤(E)を添加して、混練することが
できる。また、混合物は、押出機および真空脱泡成型機
などを使って成形し、割れにくい成形品を作成すること
ができる。(B)および(D)は、上記の(A)に混合
する方法の他、(A)の作成時に(a)、(b)などと
共に添加する方法をとることもできる。
【0042】切削性良好な成形品を得るためには、成形
品を混練成形する時に(a1)を添加する必要がある。
(a1)の配合量は、成形品中に、好ましくは0.5〜
40質量%、さらに好ましくは1〜30質量%である。
(a1)が0.5質量%以上で切削性良好な成形品が得
られ、40質量%以下で切削加工しやすい硬度となるの
で好ましい。なお、(a1)は、(A)を作成する際
に、(a1)を(b)に対して大過剰に用いることによ
って、(A)中の未反応物の形で配合することもでき
る。
【0043】成形品の密度は、好ましくは0.15〜
1.0g/cm3 、さらに好ましくは0.2〜0.9g
/cm3 である。成形品の密度が0.15g/cm3
上で成形品の切削強度が良好であり、1.0g/cm3
以下で軽量化したデザイン模型ができるので好ましい。
【0044】本発明の成形品は、レイク、ワイヤー、ヘ
ラ、ノミ、カンナ、ノコギリなどによる手加工、および
NCマシンなどによる機械切削などの方法により切削加
工され、所望の形状の模型とすることができる。
【0045】本発明の生分解性模型素材用樹脂成形品
は、使用中に硫黄などの臭気がなく、使用後の廃棄方法
は土壌に埋めるだけでよく容易であり、比重が小さく大
型模型を作製してもインダストリアルクレイよりも軽い
ので、模型素材用樹脂として好適であり、切削加工して
得られた切削加工製品は、模型、特に工業用デザイン模
型として用いられる。
【0046】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下にお
いて%は質量%、部は質量部を示す。
【0047】[使用原料] ポリエステルジオール(a1−1):ポリエチレンアジ
ペート[サンエスター2620(数平均分子量:200
0、ヒドロキシ価:56、軟化温度:30℃)、三洋化
成工業(株)製] ポリエステルジオール(a1−2):ポリブチレンアジ
ペート[サンエスター4620(数平均分子量:200
0、ヒドロキシ価:56、軟化温度:30℃)、三洋化
成工業(株)製] 他のポリオール(a2−1):1,4−ブタンジオール ポリイソシアネート(b−1):HDI
【0048】充填剤(B−1):ガラスバルーン[クラ
スバブルズK15、住友スリーエム(株)製] 充填剤(B−2):カオリン[カオリンJP−100、
土屋カオリン工業(株)製] 相溶化剤(C−1):グリセリンのEO付加物[サンニ
ックスGE−600(数平均分子量:600)、三洋化
成工業(株)製] 脱水剤(D−1):モレキュラーシーブ[モレキュラー
シーブ3A−Bパウダー、ユニオン昭和(株)製] 離型剤(E−1):ステアリルアルコール
【0049】実施例1 ポリエステルジオール(a1−1)581部、ポリイソ
シアネート(b−1)46部、充填剤(B−1)102
部、充填剤(B−2)102部、脱水剤(D−1)18
部、トリエチレンジアミン2部をプラネタリーミキサー
で混合後、80℃で3時間加熱し、熱可塑性ウレタン樹
脂(A−1)からなる硬化組成物を得た。さらに、ポリ
エステルジオール(a1−1)59部、相溶化剤(C−
1)59部、離型剤(E−1)31部を80℃でニーダ
ーを用いて混合し、成形品を得た。
【0050】実施例2 ポリエステルジオール(a1−1)403部、ポリイソ
シアネート(b−1)32部、トリエチレンジアミン2
部を80℃で3時間加熱し、熱可塑性ウレタン樹脂(A
−2)を得た。さらに、ポリエステルジオール(a1−
1)20部、充填剤(B−1)218部、充填剤(B−
2)218部、相溶化剤(C−1)20部、離型剤(E
−1)87部を80℃でニーダーを用いて混合し、成形
品を得た。
【0051】実施例3 実施例2の熱可塑性ウレタン樹脂(A−2)437部
に、ポリエステルジオール(a1−2)20部、充填剤
(B−1)218部、充填剤(B−2)218部、相溶
化剤(C−1)20部、離型剤(E−1)87部を80
℃でニーダーを用いて混合し、成形品を得た。
【0052】実施例4 ポリエステルジオール(a1−1)393部、ポリオー
ル(a2−1)4.4部、ポリイソシアネート(b−
1)39部、トリエチレンジアミン2部を80℃で3時
間加熱し、熱可塑性ウレタン樹脂(A−3)を得た。さ
らに、ポリエステルジオール(a1−1)20部、充填
剤(B−1)218部、充填剤(B−2)218部、相
溶化剤(C−1)20部、離型剤(E−1)87部を8
0℃でニーダーを用いて混合し、成形品を得た。
【0053】比較例1 パラフィンワックス[パラフィンワックス115、日本
精蝋(株)製]300部、充填剤(B−2)600部、
硫黄100部を60℃でニーダーを用いて混合し、成形
品を得た。
【0054】比較例2 パラフィンワックス[パラフィンワックス115、日本
精蝋(株)製]200部、水添ホホバ油[ホホバワック
ス、日光ケミカルズ(株)製]100部、充填剤(B−
2)600部、硫黄100部を60℃でニーダーを用い
て混合し、成形品を得た。
【0055】[性能試験例]実施例1〜4、および比較
例1〜2の各成形品の、密度、生分解性、硬さ(D硬
度)、曲げ強度、および臭気の試験結果を表1に示す。
なお試験法は以下のとおりである。 (生分解性)JIS K6951に準じて、試料を数m
m程度に粉砕したもので測定した。 (D硬度)成形品の硬度は、高分子計器社製D型硬度計
を用いて測定した。 (曲げ強度)JIS K6911に準じて、島津製作所
製「島津オートグラフAGS−500A」を用いて測定
した。 (臭気)成形品の臭気は、10cm離れた場所から嗅
ぎ、以下の基準で判定した。 〔判定:臭気あり=×、若干臭気あり=△、臭気なし=
○〕
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明の生分解性模型素材用樹脂成形品
は、下記の効果を奏する。 (1)硫黄成分が添加されていないことにより臭気の問
題がなく、且つ従来のインダストリアルクレイと同様の
切削が可能である。 (2)成形品が生分解性なので、土壌に埋める、または
コンポスト化することで処分でき、環境破壊を起こさな
い。 (3)従来のインダストリアルクレイよりも軽量である
ことにより、モデルの軽量化のニーズが高まっている現
在、大型モデルの作製に非常に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 75/06 C08L 75/06 Fターム(参考) 4F071 AA53 AE17 AE22 AF52 AH19 BA01 BB06 BC11 4J002 CK031 DE236 DJ016 EH097 FD016 FD207 FD208 FD209 GT00 4J034 DA01 DB04 DF01 HA07 HC03 MA01 MA03 MA12 MA24 QB01 QB17 QB19 RA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシ価が10〜250であり軟化
    温度が100℃以下である直鎖型脂肪族ポリエステルジ
    オール(a1)を10質量%以上含有する活性水素成分
    (a)と、脂肪族系ポリイソシアネート(b)とを反応
    させてなる熱可塑性ウレタン樹脂(A)、充填剤
    (B)、相溶化剤(C)、および(a1)を混練成形し
    てなる生分解性模型素材用樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 さらに脱水剤(D)および/または離型
    剤(E)を含有する請求項1記載の樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 (A)を20〜95質量%、(B)を1
    〜60質量%、(C)を0.1〜30質量%、(a1)
    を0.5〜40質量%、(D)を30質量%以下、およ
    び(E)を20質量%以下含有する請求項1または2記
    載の樹脂成形品。
  4. 【請求項4】 (a)、(b)、(C)および(E)が
    生分解性である請求項1〜3のいずれか記載の樹脂成形
    品。
  5. 【請求項5】 (b)がヘキサメチレンジイソシアネー
    トである請求項1〜4のいずれか記載の樹脂成形品。
  6. 【請求項6】 成形品の密度が、0.15〜1.0g/
    cm3 である請求項1〜5のいずれか記載の樹脂成形
    品。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか記載の樹脂成形
    品を切削加工することによって得られる切削加工製品。
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