JP2003112843A - 熱転写記録用インクフイルムカートリッジ - Google Patents

熱転写記録用インクフイルムカートリッジ

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JP2003112843A
JP2003112843A JP2001310107A JP2001310107A JP2003112843A JP 2003112843 A JP2003112843 A JP 2003112843A JP 2001310107 A JP2001310107 A JP 2001310107A JP 2001310107 A JP2001310107 A JP 2001310107A JP 2003112843 A JP2003112843 A JP 2003112843A
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JP
Japan
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ink film
thermal transfer
transfer recording
film cartridge
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001310107A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takeda
和裕 武田
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない構成部品でインクフイルムのたるみを
防止するための巻軸制動力を得る。 【解決手段】 インクフイルムをたるみなく供給するた
めに供給側巻軸(103)に設けられた制動部(10
7)と、制動部(107)を筐体(101)に押圧する
加圧腕(108)と含んで構成される。制動部107に
は、片持ち梁形状の加圧腕108が設けられており、熱
転写記録用インクフイルムカートリッジの筐体101に
押し付けられた際に梁のたわみにより生ずる荷重を発生
させ、これが制動力となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写記録用インク
フイルムカートリッジ、特に、インクフイルムのたるみ
を防止した構造を有する熱転写記録用インクフイルムカ
ートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などに用いられてい
る、ロール状のインクフィルムを使用した熱転写記録方
式では、記録時に記録紙と同期してインクフィルム動か
す為、インクフィルムの巻取り側にギヤを設け、それを
本体側の駆動ギヤによって回転し巻取り動作を行う。こ
の際、巻取り駆動ギヤの回転速度は一定の為、巻き取り
側のインクフィルム量が少ないと巻き取り速度は遅く、
巻き取り側のインクフィルムが多いと巻き取り速度は速
くなる。特に巻き取り側のフィルムが大きい時、インク
フィルムの巻き取り量も多い為、インクフィルムのたる
みも発生しやすい。
【0003】インクフィルムのたるみが発生すると、記
録時の印字不良が発生しやすいので、それを防止するた
め、インクフィルムの供給側軸管の軸受け部への負荷を
加える構造を設けている。
【0004】従来の熱転写記録用インクフイルムカート
リッジについて図面を参照して詳細に説明する。
【0005】図4は第1の従来例を示す斜視図である。
(例えば、特開平11−042841号公報参照)。図
4に示す熱転写記録用インクフイルムカートリッジは、
シャフト4、それに巻かれたインクフイルム5、駆動側
のケース3、反駆動側のケース2で構成されたインクフ
イルムカセットにおいて、ケース2には、シャフト4の
端面を押圧するバネ機構(板バネ12及び壁11を含
む)を有し、そのバネ機構とケース2を樹脂にて一体形
成する。
【0006】インクフイルム5を巻き付けるためのシャ
フト4の端面を押圧するために、板バネ1をケース2に
ねじ等で固定する。そして、ケース3に穿たれた穴部に
シャフト4の一端を差し込み、他端を板バネ1に当接さ
せると共にケース2に設けた壁11に支持させて、ケー
ス2をケース3に取り付ける。こうして、シャフト4の
押圧を得て、インクフイルム5のたるみを防止する。こ
の場合、板バネ1の材質、強度、あるいはバネ部分の長
さ等をケース2,3やシャフト4に応じて的確に設定す
る必要がある。なお、シャフト4のケース3に対向する
側(フランジ部)の端面には放射状の溝(図示せず)を
設け、ケース3内側の前記穴部周囲には線形の突起(図
示せず)を設けているので、カセット取り付け時には、
前記穴部にシャフト4の一端を差し込むことにより、シ
ャフト4側の凹部とケース3側の凸部とが嵌合してシャ
フト4の回転が抑止される。また、カセット取り付け後
の駆動時には、シャフト4が反駆動側に付勢されてシャ
フト4側の凹部とケース3側の凸部とは離反し、駆動手
段(図示せず)にてシャフト4が回転駆動される。
【0007】図5は第2の従来例を示す斜視図である。
図5は、ドットプリンタ等の印刷装置で用いられるイン
クフイルムカセットであって、シャフト4及びこれに巻
かれたフィルム状のインクからなるインクフイルム5
と、そのインクフイルム5を収容する樹脂製のケースか
らなる。このケースは、シャフトの両端を支持する構造
となっており、シャフトを回転させるための駆動装置
(図示せず)を有する駆動側ケース3、及びそれに対す
る反駆動側ケース2からなる。
【0008】駆動側ケース3は、シャフト4の一部(例
えばシャフトに設置したフランジ10)を支持するよう
に構成されている。また、反駆動側ケース2は,シャフ
ト4の端面を押圧するためのバネ機構(板バネ12及び
壁11を含む)がケース2本体と一体形成されたもので
ある。すなわち、バネ機構は、ケース2の材質である樹
脂の弾性を利用してシャフト4を支持固定することによ
り、インクフイルム5をケースに収納した際及び印刷時
に、インクフイルム5にたるみが発生することを防止す
る。
【0009】この反駆動側ケース2のバネ機構は、図6
(a)〜(c)のような構造となっている。なお、図2
(b)は、反駆動側ケースの外側からバネ機構を見た図
であり、図6(a)は、図6(b)のB−B断面図であ
り、図6(c)は、図6(b)の側断面図である。
【0010】図では、シャフト4の側面を支持する壁1
1と、シャフト4の端面を押圧する板バネ12とはケー
ス2と一体となっている。この板バネ12は、板の変形
量をY、変形する支点からシャフトの端面が接触する位
置までの距離をL、板の厚さをTとすると、発生歪みε
が2〜10%となる形状とし、かつケースの材質の曲げ
弾性率をEとすると、応力σが、ケース材質の曲げ強度
E0に対し、σ<E0の関係を満足するような形状であ
る。前記発生歪みεを2〜10%と設定したのは、2%
以下ではシャフト4の押しつけが弱すぎ、10%以上で
は板バネ12の板が折れるおそれがあることによる。こ
のように、ケース2とバネ機構を一体化することによ
り、前記Y,L,Tを調整して発生歪みεを容易に設定
することができ、板バネの材質である樹脂の弾性(ヒン
ジ特性)を利用して、インクフイルムのたるみを防止す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の熱転写
記録用インクフイルムカートリッジは、構造部品分だけ
部品点数は増加し、それに伴う部品組付けにも時間がか
かり、その結果製造費用も上がるという欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の熱転写記録
用インクフイルムカートリッジは、インクフイルムをた
るみなく供給するために供給側巻軸(103)に設けら
れた制動部(107)と、制動部(107)を筐体(1
01)に押圧する加圧腕(108)とを含んで構成され
る。
【0013】第2の発明の熱転写記録用インクフイルム
カートリッジは、第1の発明において、加圧腕(10
8)を複数備える。
【0014】第3の発明の熱転写記録用インクフイルム
カートリッジは、第1の発明において、加圧腕(10
8)が樹脂製である。
【0015】第4の発明の熱転写記録用インクフイルム
カートリッジは、第1の発明において、加圧腕(10
8)が金属製である。
【0016】第5の発明の熱転写記録用インクフイルム
カートリッジは、第1の発明において、加圧腕(10
8)が両端支持の梁形状である。
【0017】第6の発明の熱転写記録用インクフイルム
カートリッジは、第1の発明において、制動部(10
7)に突起を設け、前記突起が接触する面を波状にす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0019】図1および図2は本発明の一実施形態を示
す斜視図である。図1および図2に示す熱転写記録用イ
ンクフイルムカートリッジは、筐体101、ロール状の
インクフィルム102、インクフィルム102の供給側
巻軸103、巻取り側巻軸104、ギヤ105を有する
巻取り側軸受け106、制動部107、加圧腕108、
巻取り側駆動ギヤ109により構成されている。
【0020】図3(a),(b)は図1に示す制動部1
07の詳細を示す上面図および側面図である。103の
制動部107には、片持ち梁形状の加圧腕108が設け
られており、熱転写記録用インクフイルムカートリッジ
の筐体101に押し付けられた際に梁のたわみにより生
ずる荷重を発生させ、これが制動力となる。
【0021】筐体101に取り付いた、ロール状のイン
クフィルム102は、巻取り側軸受け106に付帯した
ギヤ105が装置本体側の巻取り駆動ギヤ109により
回転し、巻き取り動作を行う。
【0022】一方、インクフィルム102の供給側巻軸
103に取り付いた、制動部107の加圧腕8は筐体1
01の内側面と常時接触しており、接触部に押圧が加わ
る。この押圧により接触部に発生した摩擦力がインクフ
ィルム102の供給側巻軸103の回転時の負荷とな
り、インクフィルム102の巻き取り時のたるみを防止
する。
【0023】制動部107は、金属または樹脂で形成す
る。
【0024】なお、加圧腕の構造を、片持ち梁ではな
く、両端支持の梁にする、加圧腕の形状を1ヶ所もしく
は3ヶ所以上にする、インクフィルムの供給側軸管の軸
受け部に負荷を加える構造を、樹脂製の供給側の軸受け
に内蔵されたバネ構造による加圧部ではなく、樹脂製の
供給側軸受けに設けた突起形状と、それと接触するイン
クフィルムカートリッジ側の筐体面を波状にすることに
より、回転時の両者の摩擦力にて制動力を実現させるこ
とが考えられる。
【0025】供給側巻軸103と制動部107と加圧腕
108とは、一体樹脂成形できるが、個別に製造してか
ら組立ててもよい。
【0026】なお、供給側巻軸103は、インクフイル
ム102を巻き付けた紙筒に挿入して使用される。
【0027】
【発明の効果】本発明の熱転写記録用インクフイルムカ
ートリッジは、ロール状のインクフィルムの巻き取り時
の巻緩みを防止する為の、供給側軸管の軸受け部への負
荷を加える構造を、巻バネなど、他部品を用いるのでは
なく、樹脂製の供給側軸受けに内蔵されたバネ構造の加
圧部とそれを保持するインクフィルムカートリッジと間
の摩擦力により実現することにより、部品点数の削減、
およびそれに伴うコスト削減を実現できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図3】(a),(b)は図1に示す制動部107の詳
細を示す上面図および側面図である。
【図4】第1の従来例を示す斜視図である。
【図5】第2の従来例を示す斜視図である。
【図6】(a)〜(c)は図5の詳細を示す正面図およ
び断面図である。
【符号の説明】
101 筐体 102 インクフイルム 103 供給側巻軸 104 巻取り側巻軸 107 制動部 108 加圧腕

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクフイルムをたるみなく供給するた
    めに供給側巻軸(103)に設けられた制動部(10
    7)と、制動部(107)を筐体(101)に押圧する
    加圧腕(108)を有することを特徴とする熱転写記録
    用インクフイルムカートリッジ。
  2. 【請求項2】 加圧腕(108)を複数備えた請求項1
    記載の熱転写記録用インクフイルムカートリッジ。
  3. 【請求項3】 加圧腕(108)が樹脂製である請求項
    1記載の熱転写記録用インクフイルムカートリッジ。
  4. 【請求項4】 加圧腕(108)が金属製である請求項
    1記載の熱転写記録用インクフイルムカートリッジ。
  5. 【請求項5】 加圧腕(108)が両端支持の梁形状で
    ある請求項1記載の熱転写記録用インクフイルムカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 制動部(107)に突起を設け、前記突
    起が接触する面を波状にした筐体(101)を有する請
    求項1記載の熱転写記録用インクフイルムカートリッ
    ジ。
JP2001310107A 2001-10-05 2001-10-05 熱転写記録用インクフイルムカートリッジ Pending JP2003112843A (ja)

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