JP2003112615A - ピンの支持構造 - Google Patents

ピンの支持構造

Info

Publication number
JP2003112615A
JP2003112615A JP2001307191A JP2001307191A JP2003112615A JP 2003112615 A JP2003112615 A JP 2003112615A JP 2001307191 A JP2001307191 A JP 2001307191A JP 2001307191 A JP2001307191 A JP 2001307191A JP 2003112615 A JP2003112615 A JP 2003112615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
recess
pedal
brake pedal
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001307191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kuroda
賢次 黒田
Kazuki Shimizu
和貴 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2001307191A priority Critical patent/JP2003112615A/ja
Publication of JP2003112615A publication Critical patent/JP2003112615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ピンを用いて所望部材どうしを離脱可能に連結
する用途に好適なピンの支持構造を提供する。 【解決手段】ピン4を離脱可能に支持するためのピンの
支持構造であって、ピン4が嵌入する凹部70の一部を
規定する第1の部材7Aと、この第1の部材7Aとは別
体に形成され、かつ凹部70の他の一部を規定するよう
に第1の部材7Aに組み合わされた第2の部材7Bと、
を具備しており、ピン4は、第2の部材7Bの凹部70
の一部を規定する部分が変形することにより凹部70か
ら離脱可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば車両の
ブレーキ装置のブレーキペダルとブレーキブースタのプ
ッシュロッドとをピンを用いて連結するような用途に好
適なピンの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のブレーキ装置の一例とし
て、特開平9−254821号公報に所載のものがあ
る。本願の図7に示すように、同公報に所載のブレーキ
装置は、ダッシュパネル80に取り付けられたペダルブ
ラケット91に、ブレーキペダル90が吊り下げ支持さ
れた構造を有している。ブレーキペダル90には、ダッ
シュパネル80に取り付けられたブレーキブースタ6の
プッシュロッド60がピン68を介して連結されてい
る。ピラー・ツー・ピラー・メンバ81には、後ろ下が
り状のガイド面92aを有するガイドブラケット92が
取り付けられている。ピラー・ツー・ピラー・メンバ8
1は、自動車の左右一対のフロントピラーどうしを繋ぐ
部材であり、「PPメンバ」と略称され、また「インパ
ネリインフォース」と称される場合もある。ペダルブラ
ケット91の後部とガイドブラケット92の前部とは、
たとえばボルト82を利用して連結されているが、この
連結は、車両前方から一定値以上の負荷を受けたときに
解除されるようになっている。
【0003】上記構成のブレーキ装置においては、車両
ボディのフロント部分にその前方から大きな負荷F1が
入力し、ダッシュパネル80が車両後方に変形すると、
これに伴ってペダルブラケット91とガイドブラケット
92との連結が解除され、ペダルブラケット91が車両
後方に後退する。この後退時には、ペダルブラケット9
1がガイドブラケット92のガイド面92aによって下
降するようにガイドされる。ペダルブラケット91の下
降に伴って、ブレーキペダル90の上部が下降すると、
このブレーキペダル90の下部の車両後方上方への移動
量を少なくすることが可能となる。その結果、ブレーキ
ペダル90の下部が運転者の足に大きな衝撃力を与えな
いようにすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のブレーキ装
置においては、ブレーキペダル90にブレーキブースタ
6のプッシュロッド60がピン68を介して連結された
ままであり、ブレーキペダル90がプッシュロッド60
による拘束を受け続けている。このため、ブレーキペダ
ル90をペダルブラケット91に伴わせて下降させよう
としても、プッシュロッド60の拘束により、このブレ
ーキペダル90が車両後方上方に移動する量を充分に小
さくすることができない虞れがある。本願発明者らは、
このような点に鑑み、ペダルブラケット91が下降を行
なうときにはプッシュロッド60とブレーキペダル90
とのピン68による連結を解除させることにより、ブレ
ーキペダル90がプッシュロッド60の拘束を受けない
ようにし、このことによってブレーキペダル90の下降
量を従来よりも大きくできるようにすることを着想し
た。
【0005】しかしながら、従来においては、上記した
ような場合にプッシュロッド60とブレーキペダル90
との連結を解除させるのに適した手段は、提案されてい
ない実情にある。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、ピンを用いて所望部材どうしを
離脱可能に連結する用途に好適なピンの支持構造を提供
することをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明によって提供されるピンの支持構
造は、ピンを離脱可能に支持するためのピンの支持構造
であって、上記ピンが嵌入する凹部の一部を規定する第
1の部材と、この第1の部材とは別体に形成され、かつ
上記凹部の他の一部を規定するように上記第1の部材に
組み合わされた第2の部材と、を具備しており、上記ピ
ンは、上記第2の部材の上記凹部の一部を規定する部分
が変形することにより上記凹部から離脱可能とされてい
ることを特徴としている。
【0009】このような構成においては、上記ピンと上
記第1および第2の部材とを利用することにより、所望
の部材どうしを離脱可能に連結することが可能であり、
次のような効果が得られることとなる。
【0010】第1に、ピンの支持構造の解除は、第2の
部材の一部分が変形してピンが所定の凹部から離脱する
ことによりなされるために、ピンの支持構造をどのよう
な状況下で変形させるかの設定は、第2の部材または第
2の部材の一部分の強度を調整することによって簡単に
行なうことが可能となる。したがって、設計および製作
が容易である。
【0011】第2に、第1の部材については、変形させ
る必要がなく、たとえば所定方向から作用する荷重に対
して充分な耐久性を発揮するものとして構成しておくこ
とができる。したがって、ピンが所定方向からの荷重を
受けることによっては凹部から簡単に離脱しないように
することもできる。
【0012】第3に、ピンの支持構造の組み立ては、第
1および第2の部材によって凹部を形成してからこの凹
部内にピンを嵌入させることにより行なうのに代えて、
たとえばピンを第1および第2の部材のそれぞれの一部
分どうしの間に挟み込むようにして第1および第2の部
材を組み付けることによって行なうこともできる。した
がって、組み立て作業性も良い。また、そのような組立
方式を採用すれば、凹部の開口幅をピンの直径よりも小
さくすることも可能となり、ユーザなどが意図しない条
件下においてピンが凹部から不当に離脱することを回避
することも簡単に行なえることとなる。
【0013】本願発明の好ましい実施の形態において
は、上記第1の部材は、車両前方から所定値以上の負荷
入力があったときに車両後方下方に変位可能なペダルブ
ラケットに支持されているブレーキペダルまたはこのブ
レーキペダルに取り付けられた部材であるとともに、上
記ピンは、ブレーキブースタのプッシュロッドに保持さ
れたプッシュロッド連結用のピンであり、かつ上記ペダ
ルブラケットが上記ブレーキブースタに相対して下降す
るときに上記凹部から離脱可能とされている。
【0014】このような構成によれば、車両が前方衝突
するなどしてペダルブラケットが車両後方に変位すると
きに、ブレーキペダルとブレーキブースタのプッシュロ
ッドとの連結を解除させて、ブレーキペダルが車両後方
上方に大きく変位しないようにしてブレーキペダルが運
転者の足に大きな衝撃を与えないようにすることが、簡
易な構造によって適切に達成される。また、通常時にお
いては、ブレーキペダルとプッシュロッドとの確実な連
結を図っておくこともできる。
【0015】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0017】図1は、本願発明が適用された車両のブレ
ーキ装置の一例を示している。なお、図1以降の図にお
いて、矢印Frは車両前方を示し、矢印Upは車両高さ
方向の上方を示している。
【0018】図1に示された車両のブレーキ装置は、ブ
レーキペダル1、ペダルブラケット2、ガイドブラケッ
ト3、ブレーキブースタ6、ブレーキペダル1に取り付
けられた第1および第2の部材7A,7B、ならびにピ
ン4を具備して構成されている。
【0019】ブレーキペダル1は、既存のブレーキペダ
ル1と同様なものであり、ペダルアーム10の下端部に
踏部11が設けられたものである。ペダルブラケット2
は、たとえば板金製であり、その前部はボルト(図示
略)によってダッシュパネル50に取り付けられてい
る。このペダルブラケット2は、ダッシュパネル50へ
の取り付け部分から車両後方に延びた形態を有してお
り、このペダルブラケット2に保持された軸20によっ
てブレーキペダル1が車両前後方向に揺動可能に吊り下
げ支持されている。
【0020】ガイドブラケット3は、ピラー・ツー・ピ
ラー・メンバ51に溶接されるなどして取り付けられて
おり、ペダルブラケット2よりも車両後方に配されてい
る。このガイドブラケット3の前部は、ボルト・ナット
30a,30bを介してペダルブラケット2の後部と連
結されている。ただし、この連結は、車両前方から所定
値以上の大きな荷重がこの連結部分に作用したときに
は、解除されるように構成されている。このための手段
としては、たとえば本願の従来技術として説明した特開
平9−254821号公報に記載されている手段と同様
に、ペダルブラケット2に設けられるボルト挿通用の穴
を車両前方寄り部分が開口した形状に形成しておき、ボ
ルト・ナット30a,30bに一定以上の水平方向の力
が作用したときには、ボルト30aが上記ボルト挿通用
の穴から車両前方寄りに外れるようにする手段を用いる
ことができる。もちろん、それ以外の手段、たとえばボ
ルト30aに一定値以上の剪断力が作用したときにこの
ボルト30aを破断させるといった手段を用いることも
できる。
【0021】ガイドブラケット3は、このガイドブラケ
ット3とペダルブラケット2との連結が解除された後に
ペダルブラケット2の移動をガイドするためのガイド面
31を有している。このガイド面31はペダルブラケッ
ト2の後端部の取り付け部分から車両後方下方に向けて
滑らかに延びた下向きの傾斜面として形成されている。
ガイドブラケット3は、たとえばペダルブラケット2と
同様な板金製であるが、ペダルブラケット2が後退する
ときにガイド面31が容易に変形してそのガイド機能が
損なわれるといったことがないように、その全体の機械
的な強度はガイドブラケット3よりも高められている。
【0022】ブレーキブースタ6は、ダッシュパネル5
0に取り付けられており、図2によく表われているよう
に、そのプッシュロッド60の先端部に取り付けられた
クレビス61の貫通穴61aにピン4が挿通している。
このピン4は、第1および第2の部材7A,7Bによっ
て形成された凹部70に嵌入していることにより、第1
および第2の部材7A,7Bに保持されており、このこ
とによってプッシュロッド60とブレーキペダル1との
連結が図られている。このような連結がなされると、ブ
レーキペダル1の踏部11が踏み込み操作されたときに
ブレーキブースタ6のプッシュロッド60がその踏み込
み量に対応する寸法だけ車両前方に押し込まれる構造と
なる。
【0023】図3によく表われているように、第1の部
材7Aは、比較的厚肉の金属板からなり、ペダルアーム
10の一側面に溶接されるなどして取り付けられてい
る。この第1の部材7Aの前部は、ペダルアーム10よ
りも車両前方に突出しており、この部分には、凹部70
の一部となる凹部70aおよびこの凹部70aを規定す
る凸状部71が形成されている。
【0024】第2の部材7Bは、第1の部材7Aよりも
薄肉の金属板をプレス加工することにより形成されたも
のであり、背板部74とこの背板部74の両側縁に繋が
った一対の側板部72とを有する平面視コ字状である。
一対の側板部72のそれぞれには、凹部70の一部とな
る凹部70bが形成されている。第2の部材7Bは、一
対の側板部72間に第1の部材7Aの前部を挟み込むよ
うにして第1の部材7Aに対して組み付けられ、かつ固
定されている。その固定手段としては、たとえば溶接が
採用されている。凹部70は、第1の部材7Aの凹部7
0aの周縁部と、第2の部材7Bの各凹部70bの周縁
部とによって規定されており、その上方の最小開口幅L
は、ピン4の直径よりも小さくされている(図2参
照)。
【0025】凹部70へのピン4の嵌入作業は、クレビ
ス61の貫通穴61aにピン4を挿通させてセットした
後に、このピン4を第1および第2の部材7A,7Bの
凹部70を形成する部分間に挟み付けるように、これら
第1および第2の部材7A,7Bを組み付けることによ
り行なうことができる。このような作業手順で組み立て
を行なえば、第1および第2の部材7A,7Bによって
凹部70を形成した時点で、既にクレビス61とブレー
キペダル1との連結がなされている状況となり、組み立
て作業性を良くすることができる。
【0026】図2において、凹部70の周縁のうち、凹
部70の最小開口幅Lを規定している第1の部分73a
は、第2の部材7Bの一対の側板部72のみによって構
成されている。これに対し、凹部70の周縁のそれ以外
の第2の部分73bは、第1の部材7Aと第2の部材7
Bとの双方によって構成されている。このようなことに
より、第1の部分73aは、第2の部分73bと比較す
ると、その機械的な強度が低くされている。より具体的
には、この第1の部分73aは、ピン4が凹部70の上
方に移動しようとする力が発生し、かつその力が一定値
を超えると、変形を生じることにより、ピン4が凹部7
0からその上方に離脱することを許容するようになって
いる。
【0027】次に、上記したブレーキ装置およびピンの
支持構造の作用について説明する。
【0028】まず、通常のブレーキ操作時においてブレ
ーキペダル1が軸20を支点として揺動するときには、
凹部70の周縁の第2の部分73bの一部が、図1およ
び図2の矢印N1に示すように、ピン4を車両前方に向
けて押圧する。これに対し、第2の部分73bは、第1
および第2の部材7A,7Bのそれぞれによって形成さ
れた厚肉状であり、充分な強度をもっている。したがっ
て、通常の操作時において、凹部70の周縁部の強度に
不足を生じることはなく、ブレーキペダル1の揺動に基
づくプッシュロッド60の押圧動作を適切に行なわせる
ことができる。また、凹部70はその上方が開口した形
状であるものの、その最小開口幅Lがピン4の直径より
も小さいために、通常時において、この凹部70からピ
ン4が不用意に抜け外れることもない。ブレーキペダル
1を支持するペダルブラケット2の前部および後部は、
ダッシュパネル50およびガイドブラケット3のそれぞ
れに固定されている。したがって、通常時におけるペダ
ルブラケット2の固定は確実なものとなり、たとえばブ
レーキペダル1を運転者が操作したときに、ペダルブラ
ケット2の剛性が不足するような感覚を運転者に与えな
いようにすることもできる。
【0029】次いで、車両が前方衝突を行い、図4に示
すように、車両前方から大きな負荷Fの入力があった場
合には、ブレーキブースタ6がダッシュパネル50を変
形させながら車両後方に移動する。その際、ペダルブラ
ケット2には、このペダルブラケット2をガイドブラケ
ット3に相対させて車両後方に移動させようとする大き
な荷重が作用する。このため、ペダルブラケット2とガ
イドブラケット3との連結は解除され、ペダルブラケッ
ト2は後退することとなる。この後退時には、ペダルブ
ラケット2の後端部がガイドブラケット3のガイド面3
1によって下降するようにガイドされる。すると、ペダ
ルブラケット2がプッシュロッド60に相対して下降し
ようとする力が発生し、ピン4が凹部70からその上方
に離脱する。このピン4の離脱は、ピン4が凹部70の
周縁の第1の部分73aを上方に押圧する力が一定値以
上となることによりこの第1の部分73aが変形し、凹
部70の上方開口部が拡大することによってなされる。
したがって、凹部70からのピン4の離脱を円滑に行な
わせることができる。ピン4をどの程度の荷重で凹部7
0から離脱させるかは、第1の部分73aの強度の増減
によって調整することが可能となるために、その設計お
よび製作も容易となる。
【0030】上記したピン4の離脱がなされると、プッ
シュロッド60とブレーキペダル1との連結は解除され
る。したがって、その後ブレーキペダル1はプッシュロ
ッド60による拘束を受けないこととなる。すると、図
5に示すように、その後もブレーキブースタ6が車両後
方に移動した場合には、ブレーキペダル1の全体をペダ
ルブラケット2の下降に伴わせてそれと略同等量だけ下
降させることが可能となる。その結果、ブレーキペダル
1が車両後方上方に変位する量を少なくすることができ
るとともに、そのようてことが確実化され、踏部11が
運転者の足に大きな衝撃を与えないようにすることが可
能となる。
【0031】本願発明は、上述した実施形態の内容に限
定されない。本願発明に係るピンの支持構造の各部の具
体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【0032】たとえば、本願発明においては、図6に示
すように、ブレーキペダル1に凹部70aを直接形成
し、このブレーキペダル1に第2の部材7Bを組み付け
ることによって、ピン4を嵌入させるための凹部70を
形成した構成とすることもできる。この場合、ブレーキ
ペダル1が、本願発明でいう第1の部材の一例に相当す
ることとなる。ただし、このような図6に示す構成によ
れば、ブレーキペダル1のペダルアーム10自体に比較
的な複雑な加工を施す必要がある。これに対し、上述し
た実施形態のように、ペダルアーム10とは別体の第1
の部材7Aを用いれば、ブレーキペダルとしては従来と
同様な形態のブレーキペダルをそのまま使用することが
でき、その製造が容易となる利点が得られる。
【0033】本願発明でいうピンは、ブレーキペダルと
ブレーキブースタのプッシュロッドとの連結を図るため
のピンに限定されず、その具体的な種類は問わない。ま
た、ピンを利用して連結される部材の具体的な種類も限
定されない。本願発明でいうピンの支持構造の用途は、
自動車部品どうしを連結する用途に限定されず、それ以
外の種々の用途に利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用されたブレーキ装置の一例を示
す側面図である。
【図2】図1の要部拡大側面図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】図1に示すブレーキ装置の作用を示す側面図で
ある。
【図5】図1に示すブレーキ装置の作用を示す側面図で
ある。
【図6】本願発明の他の例を示す要部側面図である。
【図7】従来技術の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 ペダルブラケット 3 ガイドブラケット 4 ピン 6 ブレーキブースタ 7A 第1の部材 7B 第2の部材 60 プッシュロッド 70 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンを離脱可能に支持するためのピンの
    支持構造であって、 上記ピンが嵌入する凹部の一部を規定する第1の部材
    と、 この第1の部材とは別体に形成され、かつ上記凹部の他
    の一部を規定するように上記第1の部材に組み合わされ
    た第2の部材と、を具備しており、 上記ピンは、上記第2の部材の上記凹部の一部を規定す
    る部分が変形することにより上記凹部から離脱可能とさ
    れていることを特徴とする、ピンの支持構造。
  2. 【請求項2】 上記第1の部材は、車両前方から所定値
    以上の負荷入力があったときに車両後方下方に変位可能
    なペダルブラケットに支持されているブレーキペダルま
    たはこのブレーキペダルに取り付けられた部材であると
    ともに、 上記ピンは、ブレーキブースタのプッシュロッドに保持
    されたプッシュロッド連結用のピンであり、かつ上記ペ
    ダルブラケットが上記ブレーキブースタに相対して下降
    するときに上記凹部から離脱可能とされている、請求項
    1に記載のピンの支持構造。
JP2001307191A 2001-10-03 2001-10-03 ピンの支持構造 Pending JP2003112615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001307191A JP2003112615A (ja) 2001-10-03 2001-10-03 ピンの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001307191A JP2003112615A (ja) 2001-10-03 2001-10-03 ピンの支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003112615A true JP2003112615A (ja) 2003-04-15

Family

ID=19126696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001307191A Pending JP2003112615A (ja) 2001-10-03 2001-10-03 ピンの支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003112615A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665387B2 (en) 2005-11-11 2010-02-23 Hyundai Motor Company Shock absorbing device for brake pedals
KR101055026B1 (ko) * 2004-12-24 2011-08-05 현대자동차주식회사 후방 밀림 방지형 브레이크 페달 구조
JP2016157424A (ja) * 2015-02-20 2016-09-01 トヨタ自動車株式会社 車両用ブレーキペダル装置
US9821777B2 (en) 2015-02-20 2017-11-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle brake pedal device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101055026B1 (ko) * 2004-12-24 2011-08-05 현대자동차주식회사 후방 밀림 방지형 브레이크 페달 구조
US7665387B2 (en) 2005-11-11 2010-02-23 Hyundai Motor Company Shock absorbing device for brake pedals
JP2016157424A (ja) * 2015-02-20 2016-09-01 トヨタ自動車株式会社 車両用ブレーキペダル装置
US9821777B2 (en) 2015-02-20 2017-11-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle brake pedal device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7665565B2 (en) Support structure for control pedal of vehicle
US7111703B2 (en) Vehicular pedal supporting structure
EP2122433B1 (en) Vehicle having a pedal support system
US8100462B2 (en) Floor underframe of vehicles
EP1844997B1 (en) Operating pedal support structure
JPH11139346A (ja) 車両用ペダル変位制御構造
US6840131B2 (en) Pedal supporting structure
US7540218B2 (en) Brake assembly
EP1479577B1 (en) Pedal support structure for vehicle.
JP3768856B2 (ja) ブレーキペダルの取り付け構造
JP2003112615A (ja) ピンの支持構造
JP2000344064A (ja) ペダル支持構造
JPH10175492A (ja) 車両用ペダル変位制御構造
JPH11268667A (ja) 車両用ペダル変位制御構造
JP3831163B2 (ja) フットペダルの支持構造
JPH1159351A (ja) 車両用ペダル変位制御構造
JP4507857B2 (ja) 車両用ブレーキペダル装置
JP3804651B2 (ja) 車両用ペダル変位制御構造
JP2003220935A (ja) ブレーキペダルの支持構造
JPH10236288A (ja) 車両用ペダル支持構造
JP3964748B2 (ja) ブレーキペダルの支持構造
JP3993350B2 (ja) 車両のフットペダルの支持構造
JP2005075098A (ja) 車両用ペダル支持構造
JPH115563A (ja) 車両用ペダル変位制御構造
JP3662770B2 (ja) 車両用ペダル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913