JP2003112591A - 車載システム - Google Patents
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Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両の不具合への対処法に関するガイダンス情
報をドライバーに効率的に伝達する。 【解決手段】車両に発生した事象への対処方法を示すガ
イダンス情報を、無線装置202を介して受け付ける車
載システム200は、ディスプレイ等の出力装置206
と、車載情報端末207とを有している。車載情報端末
207は、出力装置206、および、ドライバーが携帯
する携帯移動端末のうちから、ドライバーの居場所に応
じて変化する、車両の状態に基づき、ガイダンス情報の
出力先を定める。
報をドライバーに効率的に伝達する。 【解決手段】車両に発生した事象への対処方法を示すガ
イダンス情報を、無線装置202を介して受け付ける車
載システム200は、ディスプレイ等の出力装置206
と、車載情報端末207とを有している。車載情報端末
207は、出力装置206、および、ドライバーが携帯
する携帯移動端末のうちから、ドライバーの居場所に応
じて変化する、車両の状態に基づき、ガイダンス情報の
出力先を定める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の不具合への
対処法に関するガイダンス情報の出力先を、ドライバー
の居場所に応じて決定するシステムに関する。
対処法に関するガイダンス情報の出力先を、ドライバー
の居場所に応じて決定するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のメンテナンス情報をドライバーに
提供する情報処理システムとして、特開平11−110
689号公報記載のシステム、特開平9−164923
号公報記載のシステムが知られている。これらのシステ
ムにおいては、車両側で収集された車両情報(オルタネ
ータ電圧、バッテリー電圧、油圧等)に応じたメンテナ
ンス情報(不具合への対処方法等)が保守センターから車
載端末に送信される。これらのシステムによれば、ドラ
イバーは、車載端末のディスプレイに表示されたメンテ
ナンス情報にしたがい、車両の不具合に適切に対処する
ことができる。
提供する情報処理システムとして、特開平11−110
689号公報記載のシステム、特開平9−164923
号公報記載のシステムが知られている。これらのシステ
ムにおいては、車両側で収集された車両情報(オルタネ
ータ電圧、バッテリー電圧、油圧等)に応じたメンテナ
ンス情報(不具合への対処方法等)が保守センターから車
載端末に送信される。これらのシステムによれば、ドラ
イバーは、車載端末のディスプレイに表示されたメンテ
ナンス情報にしたがい、車両の不具合に適切に対処する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドライバー
は、車両の不具合に対処するとき、必ずしも車内にいる
とは限らない。したがって、例えば、車外で対処する必
要のある不具合が発生した場合、ドライバーは、車載端
末のディスプレイに表示されたメンテナンス情報の内容
(不具合への対処方法)を車内で確認しつつ、車外で不具
合に対処する必要がある。これでは、ドライバーにとっ
て不便である。
は、車両の不具合に対処するとき、必ずしも車内にいる
とは限らない。したがって、例えば、車外で対処する必
要のある不具合が発生した場合、ドライバーは、車載端
末のディスプレイに表示されたメンテナンス情報の内容
(不具合への対処方法)を車内で確認しつつ、車外で不具
合に対処する必要がある。これでは、ドライバーにとっ
て不便である。
【0004】そこで、本発明は、車両の不具合への対処
法に関するガイダンス情報をドライバーが効率的に取得
することができる情報処理システムを提供することを目
的のひとつとする。
法に関するガイダンス情報をドライバーが効率的に取得
することができる情報処理システムを提供することを目
的のひとつとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、車両に発生した事象への対処方法を示
すガイダンス情報を出力させるべく、第一の出力装置を
有する車載システムに、以下の処理を実行させることと
した。すなわち、車載システムと無線通信する第二の出
力装置、および、第一の出力装置のうち、ドライバーの
居場所に応じて変化する、車両の状態に基づき定まる1
以上の出力装置から、ガイダンス情報を出力させること
とした。
め、本発明では、車両に発生した事象への対処方法を示
すガイダンス情報を出力させるべく、第一の出力装置を
有する車載システムに、以下の処理を実行させることと
した。すなわち、車載システムと無線通信する第二の出
力装置、および、第一の出力装置のうち、ドライバーの
居場所に応じて変化する、車両の状態に基づき定まる1
以上の出力装置から、ガイダンス情報を出力させること
とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0007】まず、本実施の形態に係る情報提供システ
ムの構成について説明する。なお、この情報提供システ
ムを利用するドライバーは、携帯電話、PDA(persona
l digital assistant)等の移動通信端末(図7における
209)を所持しているものとする。
ムの構成について説明する。なお、この情報提供システ
ムを利用するドライバーは、携帯電話、PDA(persona
l digital assistant)等の移動通信端末(図7における
209)を所持しているものとする。
【0008】図1に示すように、本実施の形態に係る情
報提供システムには、車両に搭載された情報処理システ
ム(以下、車載システムと呼ぶ)200と、情報センタに
設置された情報処理システム(以下、管理システムと呼
ぶ)300とが含まれている。
報提供システムには、車両に搭載された情報処理システ
ム(以下、車載システムと呼ぶ)200と、情報センタに
設置された情報処理システム(以下、管理システムと呼
ぶ)300とが含まれている。
【0009】管理システム100には、(1)外部からの
信号を受信するとともに外部に信号を発信する送受信ア
ンテナ101、(2)送受信アンテナ101に接続され、
受信信号および発信信号に対して所定の信号処理を行う
無線装置102、(3)ユーザからのデータ入力を受け付
ける入力装置103、(4)出力装置104、(5)3種類
のデータベース(車両故障予測データベース105a、
車両異常対策データベース105b、車両診断データベ
ース105c)が格納された外部記憶装置105、(6)
データベース105a,105bの格納データと車載シ
ステム200からの車両情報(ギア位置、車速、エンジ
ン回転数等)とに基づき車両の状態を診断し、その診断
結果に応じたメンテナンス情報を無線装置102に出力
する情報処理装置106、が含まれている。
信号を受信するとともに外部に信号を発信する送受信ア
ンテナ101、(2)送受信アンテナ101に接続され、
受信信号および発信信号に対して所定の信号処理を行う
無線装置102、(3)ユーザからのデータ入力を受け付
ける入力装置103、(4)出力装置104、(5)3種類
のデータベース(車両故障予測データベース105a、
車両異常対策データベース105b、車両診断データベ
ース105c)が格納された外部記憶装置105、(6)
データベース105a,105bの格納データと車載シ
ステム200からの車両情報(ギア位置、車速、エンジ
ン回転数等)とに基づき車両の状態を診断し、その診断
結果に応じたメンテナンス情報を無線装置102に出力
する情報処理装置106、が含まれている。
【0010】ここで、情報処理装置106は、ハードデ
ィスクにインストールされたプログラムをメモリにロー
ドし、それを実行する通常のコンピュータとしてのハー
ドウエアを有している。そして、この情報処理装置10
6は、プログラムの実行によって、後述のガイダンス提
供処理を可能とする機能構成を実現する。すなわち、
(7)車両情報と車両診断データベース105cの登録デ
ータとに基づき、車両に発生した事象を検出する車両情
報分析部106a、(8)車両情報分析部106aの分析
結果と、車両故障予測データベース105aの登録デー
タとに基づき、車両の故障等、車両に発生し得る不具合
を予測する車両故障予測部106b、(9)車両故障予測
部106bの予測結果に応じたガイダンス情報を、車両
異常対策データベース105bから取り出すガイダンス
情報生成部106c、(10)車両故障予測部106bの
予測結果およびガイダンス情報生成部106cが生成し
たガイダンス情報を、無線装置102に出力する情報制
御部106d、を実現する。
ィスクにインストールされたプログラムをメモリにロー
ドし、それを実行する通常のコンピュータとしてのハー
ドウエアを有している。そして、この情報処理装置10
6は、プログラムの実行によって、後述のガイダンス提
供処理を可能とする機能構成を実現する。すなわち、
(7)車両情報と車両診断データベース105cの登録デ
ータとに基づき、車両に発生した事象を検出する車両情
報分析部106a、(8)車両情報分析部106aの分析
結果と、車両故障予測データベース105aの登録デー
タとに基づき、車両の故障等、車両に発生し得る不具合
を予測する車両故障予測部106b、(9)車両故障予測
部106bの予測結果に応じたガイダンス情報を、車両
異常対策データベース105bから取り出すガイダンス
情報生成部106c、(10)車両故障予測部106bの
予測結果およびガイダンス情報生成部106cが生成し
たガイダンス情報を、無線装置102に出力する情報制
御部106d、を実現する。
【0011】また、車両故障予測データベース105a
には、図2に示すようなテーブルが格納されている。こ
のテーブルには、車両に発生する事象の発生要因ごと
に、それぞれ、要因ID105a1、発生要因の具体的
な内容105a2、発生し得る不具合105a4、不具合
ID105a3が登録されている。また、車両異常対策
データベース105bには、図3に示すようなテーブル
が格納されている。このテーブルには、車両に発生する
事象ごとに、それぞれ、車両故障予測データベース10
5aと共通の要因ID105b1、発生要因の具体的な
内容105a2、発生し得る不具合への具体的対処法を
示す一連のガイダンス情報(ただし、ここでは、一連の
ガイダンス情報のうちの1つだけを図示)または一連の
ガイダンス情報を含むファイル名105b4、ガイダン
スID105b3が登録されている。また、車両診断デ
ータベース105cには、図4および図5に示すよう
な、互いに関係付けられた2つのテーブルが格納されて
いる。一方のテーブル(図4参照)には、車両に発生し得
る事象ごとに、それぞれ、事象ID105c1、事象の
内容105c2、診断の要否105c3、車両からの収集
を要する車両情報群ID105c4、車両情報群の収集
タイミングを与える収集トリガ105c5、が登録され
ている。診断を要しない旨を表す診断要否情報105c
3がこのテーブルに登録される場合、その診断要否情報
105c3に対応付けられる車両情報群ID105c4お
よび収集トリガ105c5には、それぞれ、空値が格納
される。他方のテーブル(図5参照)には、車両から収集
する車両情報群ごとに、それぞれ、図4のテーブルと共
通の情報群ID105c6、車両情報群に含まれる情報
数105c7、情報IDと車両情報名(車速、エンジン回
転数等)と収集時間と収集間隔とを含む情報を構成情報
とするリスト105c8、が登録されている。
には、図2に示すようなテーブルが格納されている。こ
のテーブルには、車両に発生する事象の発生要因ごと
に、それぞれ、要因ID105a1、発生要因の具体的
な内容105a2、発生し得る不具合105a4、不具合
ID105a3が登録されている。また、車両異常対策
データベース105bには、図3に示すようなテーブル
が格納されている。このテーブルには、車両に発生する
事象ごとに、それぞれ、車両故障予測データベース10
5aと共通の要因ID105b1、発生要因の具体的な
内容105a2、発生し得る不具合への具体的対処法を
示す一連のガイダンス情報(ただし、ここでは、一連の
ガイダンス情報のうちの1つだけを図示)または一連の
ガイダンス情報を含むファイル名105b4、ガイダン
スID105b3が登録されている。また、車両診断デ
ータベース105cには、図4および図5に示すよう
な、互いに関係付けられた2つのテーブルが格納されて
いる。一方のテーブル(図4参照)には、車両に発生し得
る事象ごとに、それぞれ、事象ID105c1、事象の
内容105c2、診断の要否105c3、車両からの収集
を要する車両情報群ID105c4、車両情報群の収集
タイミングを与える収集トリガ105c5、が登録され
ている。診断を要しない旨を表す診断要否情報105c
3がこのテーブルに登録される場合、その診断要否情報
105c3に対応付けられる車両情報群ID105c4お
よび収集トリガ105c5には、それぞれ、空値が格納
される。他方のテーブル(図5参照)には、車両から収集
する車両情報群ごとに、それぞれ、図4のテーブルと共
通の情報群ID105c6、車両情報群に含まれる情報
数105c7、情報IDと車両情報名(車速、エンジン回
転数等)と収集時間と収集間隔とを含む情報を構成情報
とするリスト105c8、が登録されている。
【0012】なお、ここで示したデータベースの登録デ
ータは、一例である。したがって、例えば、必要に応じ
て他のデータを追加することもできるし、後述のガイダ
ンス情報提供処理に使用されないデータを削除すること
もできる。
ータは、一例である。したがって、例えば、必要に応じ
て他のデータを追加することもできるし、後述のガイダ
ンス情報提供処理に使用されないデータを削除すること
もできる。
【0013】ここでは、1台の情報処理装置106およ
びその周辺機器102,103,104,105によって
管理システム100を構成したが、図6に示すように、
ネットワークに接続された情報処理装置群およびそれら
の周辺機器によって管理システム100を構成してもよ
い。図6の管理システム上の情報処理装置群には、入力
装置103および出力装置104が接続されたオペレー
タ用端末(情報制御部106dに相当)、オペレータ用端
末からのリクエストに応じて車両故障予測データベース
105aを検索するデータベースサーバ(車両故障予測
部106bに相当)、オペレータ用端末からのリクエス
トに応じて車両異常対策データベース105bを検索す
るデータベースサーバ(ガイダンス生成部106cに相
当)、オペレータ用端末からのリクエストに応じて車両
情報を分析するサーバ(車両情報分析部106aに相当)
が、一組以上含まれている。さらに、図6の管理システ
ム上の情報処理装置群には、送受信アンテナ101およ
び無線装置102を有する全体管理サーバ300も含ま
れており、この全体管理サーバ300が、車載システム
200からの接続要求をオペレータ端末106dに割り
当てるようになっている。なお、301は、システム管
理者が使用する管理者用端末である。
びその周辺機器102,103,104,105によって
管理システム100を構成したが、図6に示すように、
ネットワークに接続された情報処理装置群およびそれら
の周辺機器によって管理システム100を構成してもよ
い。図6の管理システム上の情報処理装置群には、入力
装置103および出力装置104が接続されたオペレー
タ用端末(情報制御部106dに相当)、オペレータ用端
末からのリクエストに応じて車両故障予測データベース
105aを検索するデータベースサーバ(車両故障予測
部106bに相当)、オペレータ用端末からのリクエス
トに応じて車両異常対策データベース105bを検索す
るデータベースサーバ(ガイダンス生成部106cに相
当)、オペレータ用端末からのリクエストに応じて車両
情報を分析するサーバ(車両情報分析部106aに相当)
が、一組以上含まれている。さらに、図6の管理システ
ム上の情報処理装置群には、送受信アンテナ101およ
び無線装置102を有する全体管理サーバ300も含ま
れており、この全体管理サーバ300が、車載システム
200からの接続要求をオペレータ端末106dに割り
当てるようになっている。なお、301は、システム管
理者が使用する管理者用端末である。
【0014】一方、車載システム200には、図7に示
すように、(1)外部に信号を発信するとともに外部から
の信号を受信する送受信アンテナ201、(2)送受信ア
ンテナ201に接続され、外部からの受信信号および外
部への発信信号に対して所定の信号処理を行う無線装置
(携帯電話、近距離無線等)202、(3)車両の状態を検
出し、その検出を車両情報として出力するセンサ群(ジ
ャイロ、プローブ、加速度センサ、GPS、ドア開閉セ
ンサ等)203、(4)センサ群203からの車両情報に
基づき車両を制御する各種電子制御装置(エンジン制御
用ECU、車間距離制御用ECU、変速制御用ECU、
アクセサリ制御用ECU、姿勢制御用ECU、エアバッ
ク制御用ECU、ABS制御用ECU等)204、(5)
ユーザ(ドライバー)からのデータ入力を受け付ける各種
入力装置(ここでは、異常通知ボタン、情報収集ボタン
等の各種操作ボタン、マイク)205、(6)出力装置(こ
こでは、液晶ディスプレイ、スピーカ)206、(7)セ
ンサ群203から電子制御装置204を介して受け付け
た車両情報(ギア位置、車速、エンジン回転数等)および
無線装置202からの受信情報を処理し、その処理結果
を出力装置206または無線装置202に出力する車載
情報端末207、が含まれている。さらに、必要に応じ
て、(8)可搬型記憶媒体が装着されるドライブ(RAM
カードドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RO
Mドライブ等)208が含まれることもある。
すように、(1)外部に信号を発信するとともに外部から
の信号を受信する送受信アンテナ201、(2)送受信ア
ンテナ201に接続され、外部からの受信信号および外
部への発信信号に対して所定の信号処理を行う無線装置
(携帯電話、近距離無線等)202、(3)車両の状態を検
出し、その検出を車両情報として出力するセンサ群(ジ
ャイロ、プローブ、加速度センサ、GPS、ドア開閉セ
ンサ等)203、(4)センサ群203からの車両情報に
基づき車両を制御する各種電子制御装置(エンジン制御
用ECU、車間距離制御用ECU、変速制御用ECU、
アクセサリ制御用ECU、姿勢制御用ECU、エアバッ
ク制御用ECU、ABS制御用ECU等)204、(5)
ユーザ(ドライバー)からのデータ入力を受け付ける各種
入力装置(ここでは、異常通知ボタン、情報収集ボタン
等の各種操作ボタン、マイク)205、(6)出力装置(こ
こでは、液晶ディスプレイ、スピーカ)206、(7)セ
ンサ群203から電子制御装置204を介して受け付け
た車両情報(ギア位置、車速、エンジン回転数等)および
無線装置202からの受信情報を処理し、その処理結果
を出力装置206または無線装置202に出力する車載
情報端末207、が含まれている。さらに、必要に応じ
て、(8)可搬型記憶媒体が装着されるドライブ(RAM
カードドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RO
Mドライブ等)208が含まれることもある。
【0015】これらの構成機器のうち、車両に既存の機
器201,202,203,204以外の機器は、車内の
適当な空きスペースに配置されていればよい。例えば、
図8に示すように、一方の出力装置206であるスピー
カ206aは、ダッシュボード500の両側に配置する
ことができ、他方の入力装置206であるディスプレイ
206bは、車載情報端末207とともにオーディオス
ペース501上に配置することができる。また、一方の
入力装置205であるマイク205aは、フロントガラ
ス504上部の前席マップライト502付近に配置する
ことができ、他方の入力装置205である複数の操作ボ
タン(異常通知ボタン205b、情報収集ボタン205
c)は、ダッシュボード500に含まれた計器板500
Aの下部およびハンドル506の内側に配置することが
できる。そして、車載情報端末207に無線でデータを
送信するリモートコントローラ208に操作ボタン等を
収めた場合には、このリモートコントーラ208は、適
宜、ドライバーの使用上の便宜に応じた任意の箇所に置
かれればよい。
器201,202,203,204以外の機器は、車内の
適当な空きスペースに配置されていればよい。例えば、
図8に示すように、一方の出力装置206であるスピー
カ206aは、ダッシュボード500の両側に配置する
ことができ、他方の入力装置206であるディスプレイ
206bは、車載情報端末207とともにオーディオス
ペース501上に配置することができる。また、一方の
入力装置205であるマイク205aは、フロントガラ
ス504上部の前席マップライト502付近に配置する
ことができ、他方の入力装置205である複数の操作ボ
タン(異常通知ボタン205b、情報収集ボタン205
c)は、ダッシュボード500に含まれた計器板500
Aの下部およびハンドル506の内側に配置することが
できる。そして、車載情報端末207に無線でデータを
送信するリモートコントローラ208に操作ボタン等を
収めた場合には、このリモートコントーラ208は、適
宜、ドライバーの使用上の便宜に応じた任意の箇所に置
かれればよい。
【0016】ここで、車載情報端末207は、各種プロ
グラムが格納されたROM、RAM、ROMからRAM
にロードしたプログラムを実行するCPU、外部機器
(入力装置205、出力装置206)との間のデータ伝送
を制御するI/F416、電子制御装置204とのデー
タ送受信用ゲートウェイ(G/W)、これら各電子機器を
相互に接続するバスを有している。そして、この車載情
報端末207は、図1に示したように、プログラムの実
行によって、後述のガイダンス提供推理を可能とする機
能構成を実現する。すなわち、(1)ECU204からの
車両情報に基づき車両の異常状態の発生を検出する車両
異常検出部207a、(2)車両異常検出部207aの検
出結果を無線装置202に出力するとともに、管理シス
テム100からのガイダンス情報の出力先を、ECU2
04からの車両情報に基づき決定する情報制御部207
b、(3)車両情報を保存するための記憶部207c、を
実現する。
グラムが格納されたROM、RAM、ROMからRAM
にロードしたプログラムを実行するCPU、外部機器
(入力装置205、出力装置206)との間のデータ伝送
を制御するI/F416、電子制御装置204とのデー
タ送受信用ゲートウェイ(G/W)、これら各電子機器を
相互に接続するバスを有している。そして、この車載情
報端末207は、図1に示したように、プログラムの実
行によって、後述のガイダンス提供推理を可能とする機
能構成を実現する。すなわち、(1)ECU204からの
車両情報に基づき車両の異常状態の発生を検出する車両
異常検出部207a、(2)車両異常検出部207aの検
出結果を無線装置202に出力するとともに、管理シス
テム100からのガイダンス情報の出力先を、ECU2
04からの車両情報に基づき決定する情報制御部207
b、(3)車両情報を保存するための記憶部207c、を
実現する。
【0017】つぎに、以上のように構成される情報提供
システムにおいて実行されるガイダンス情報提供処理に
ついて説明する。
システムにおいて実行されるガイダンス情報提供処理に
ついて説明する。
【0018】本実施の形態に係るガイダンス情報提供処
理における、車載システム200側の処理および管理シ
ステム100側の処理のフローチャートを図9に示す。
また、本実施の形態に係るガイダンス情報提供処理中に
表示される一連のガイダンス情報を図11に示す。
理における、車載システム200側の処理および管理シ
ステム100側の処理のフローチャートを図9に示す。
また、本実施の形態に係るガイダンス情報提供処理中に
表示される一連のガイダンス情報を図11に示す。
【0019】車載情報端末207の電源が投入される
と、車載情報端末207のディスプレイ206bには起
動画面が表示される。この起動画面は、例えば、図11
(a)に示すようなナビゲーション画面であってもよい。
と、車載情報端末207のディスプレイ206bには起
動画面が表示される。この起動画面は、例えば、図11
(a)に示すようなナビゲーション画面であってもよい。
【0020】また、車載情報端末207の電源が投入さ
れると、車両異常検出部207aが、電子制御装置20
4を介してセンサ203から逐次入力される車両情報と
基準値との比較を開始する。そして、逐次得られる比較
結果が所定の条件を満たしていれば、異常事象の発生を
情報制御部207bに通知する(S600)。例えば、エ
ンジン水温検出センサからの出力が、基準水温値を超え
ていれば、その旨が情報制御部207bに通知される。
そして、その通知を受けた情報制御部207bは、無線
基地局を介して管理システム100へ送信される異常通
知メッセージを無線装置202に出力する(S601)。
なお、本実施の形態においては、車両になんらかの状態
変化があったことに気付いたドライバーが異常通知ボタ
ン205bを押し下した場合にも、同様に、車両異常検
出部207aから情報制御部207bに異常事象発生が
通知される。この場合、車載情報端末207のディスプ
レイ206bには、図11(b)に示すように、異常通知
ボタンの押下しによってセンタに発呼がなされている旨
のメッセージが表示される。
れると、車両異常検出部207aが、電子制御装置20
4を介してセンサ203から逐次入力される車両情報と
基準値との比較を開始する。そして、逐次得られる比較
結果が所定の条件を満たしていれば、異常事象の発生を
情報制御部207bに通知する(S600)。例えば、エ
ンジン水温検出センサからの出力が、基準水温値を超え
ていれば、その旨が情報制御部207bに通知される。
そして、その通知を受けた情報制御部207bは、無線
基地局を介して管理システム100へ送信される異常通
知メッセージを無線装置202に出力する(S601)。
なお、本実施の形態においては、車両になんらかの状態
変化があったことに気付いたドライバーが異常通知ボタ
ン205bを押し下した場合にも、同様に、車両異常検
出部207aから情報制御部207bに異常事象発生が
通知される。この場合、車載情報端末207のディスプ
レイ206bには、図11(b)に示すように、異常通知
ボタンの押下しによってセンタに発呼がなされている旨
のメッセージが表示される。
【0021】車載システム200からの異常通知メッセ
ージを受信した管理システム100においては、情報制
御部106dが、車載システム200からの異常通知メ
ッセージに応答すべき旨のメッセージを出力装置104
から出力させる(S650)。そのメッセージにしたがっ
てオペレータが応答すると、その後、オペレータとドラ
イバーとの間で、入力装置および出力装置を利用した対
話による情報交換が可能となる(S651、S602)。
このことをドライバーに通知するため、車載情報端末2
07のディスプレイ206bには、図11(c)に示すよ
うに、オペレータと通話中である旨のメッセージが表示
される。このような状態となったら、車両に発生した事
象を特定できるだけの情報をオペレータが得ることがで
きるまで、オペレータからの質問(S652)と、ドライ
バーによる回答(S603)とが繰り返される(S65
3)。このような対話によって特定された事象を、オペ
レータが入力装置103に入力すると(S654)、情報
制御部106dのリクエストに応じて、車両情報分析部
106aが、その事象に対応する診断要否情報105c
3を車両診断データベース105cから取り出す。
ージを受信した管理システム100においては、情報制
御部106dが、車載システム200からの異常通知メ
ッセージに応答すべき旨のメッセージを出力装置104
から出力させる(S650)。そのメッセージにしたがっ
てオペレータが応答すると、その後、オペレータとドラ
イバーとの間で、入力装置および出力装置を利用した対
話による情報交換が可能となる(S651、S602)。
このことをドライバーに通知するため、車載情報端末2
07のディスプレイ206bには、図11(c)に示すよ
うに、オペレータと通話中である旨のメッセージが表示
される。このような状態となったら、車両に発生した事
象を特定できるだけの情報をオペレータが得ることがで
きるまで、オペレータからの質問(S652)と、ドライ
バーによる回答(S603)とが繰り返される(S65
3)。このような対話によって特定された事象を、オペ
レータが入力装置103に入力すると(S654)、情報
制御部106dのリクエストに応じて、車両情報分析部
106aが、その事象に対応する診断要否情報105c
3を車両診断データベース105cから取り出す。
【0022】その結果、事象の診断が不要である旨の診
断要否情報105c3が車両診断データベース105c
から取り出されれば、情報制御部106dが、その旨の
メッセージを出力装置104から出力させる。このメッ
セージを参照したオペレータは、自己が特定した事象を
車両の不具合としてドライバーに伝えるとともに、その
事象を入力として後述のS660以降の処理を実行させ
る。例えば、タイヤのパンク等、診断をするまでもなく
不具合であることが確かな事象については、このような
対応がなされる。
断要否情報105c3が車両診断データベース105c
から取り出されれば、情報制御部106dが、その旨の
メッセージを出力装置104から出力させる。このメッ
セージを参照したオペレータは、自己が特定した事象を
車両の不具合としてドライバーに伝えるとともに、その
事象を入力として後述のS660以降の処理を実行させ
る。例えば、タイヤのパンク等、診断をするまでもなく
不具合であることが確かな事象については、このような
対応がなされる。
【0023】一方、事象の診断を要する旨の診断要否情
報105c3が車両診断データベース105cから取り
出されれば、車両情報分析部106aが、その事象の事
象ID105c1とリスト105c8と収集トリガ105
c5とを車両診断データベース105cからさらに取り
出し(S655)、情報制御部106dが、それらの情報
を、車載システム200に送信すべく無線装置102に
出力する(S656)。
報105c3が車両診断データベース105cから取り
出されれば、車両情報分析部106aが、その事象の事
象ID105c1とリスト105c8と収集トリガ105
c5とを車両診断データベース105cからさらに取り
出し(S655)、情報制御部106dが、それらの情報
を、車載システム200に送信すべく無線装置102に
出力する(S656)。
【0024】それらの情報を、車載システム200の無
線装置202が受信すると(S604)、車載情報端末2
07の情報制御部207bが、センサ群203から電子
制御装置204を介して受け付けた車両情報の収集を開
始する(S604、S605)。具体的には、受信情報内
の収集トリガが表す事象が発生したら、その後、受信情
報内のリストの各構成情報ごとに、それぞれ、収集時間
情報の示す時間が経過するまで、収集間隔情報の示す時
間おきに、車両情報名情報の示す車両情報が、電子制御
装置204からの車両情報群のなかから取り込まれ、記
憶部207cに保存される。なお、受信情報内の収集ト
リガがボタン押下しを示している場合には、図11(d)
に示すように、ドライバーに情報収集ボタン205cを
押し下させるべく、情報収集ボタン205cの押下しを
促すメッセージを、車載情報端末207の情報制御部2
07bがディスプレイに206bに表示させる。
線装置202が受信すると(S604)、車載情報端末2
07の情報制御部207bが、センサ群203から電子
制御装置204を介して受け付けた車両情報の収集を開
始する(S604、S605)。具体的には、受信情報内
の収集トリガが表す事象が発生したら、その後、受信情
報内のリストの各構成情報ごとに、それぞれ、収集時間
情報の示す時間が経過するまで、収集間隔情報の示す時
間おきに、車両情報名情報の示す車両情報が、電子制御
装置204からの車両情報群のなかから取り込まれ、記
憶部207cに保存される。なお、受信情報内の収集ト
リガがボタン押下しを示している場合には、図11(d)
に示すように、ドライバーに情報収集ボタン205cを
押し下させるべく、情報収集ボタン205cの押下しを
促すメッセージを、車載情報端末207の情報制御部2
07bがディスプレイに206bに表示させる。
【0025】その後、収集時間情報の示す時間が経過し
たら、車載情報端末207の情報制御部207bは、図
11(e)に示すように、車両情報の収集が終了した旨の
メッセージをディスプレイ206bに表示させる。ま
た、それまでに収集した車両情報を、記憶部207cか
ら取り出して、事象IDとともに管理システム100に
送信すべく無線装置202に出力する(S606)。
たら、車載情報端末207の情報制御部207bは、図
11(e)に示すように、車両情報の収集が終了した旨の
メッセージをディスプレイ206bに表示させる。ま
た、それまでに収集した車両情報を、記憶部207cか
ら取り出して、事象IDとともに管理システム100に
送信すべく無線装置202に出力する(S606)。
【0026】それらの情報を、管理システム100の無
線装置102が受信すると(S657)、管理システム1
00では、情報制御部106dが、その受信情報に含ま
れている車両情報群に欠落がないか否かのチェックを行
う(S658)。その結果、欠落が生じていれば、情報制
御部106dは、必要な車両情報群を取得すべく、S6
55に処理を返す。その反対に、欠落が生じていなけれ
ば、情報制御部106dのリクエストに応じて、車両情
報分析部106aが、受信情報内の事象IDに応じた方
法で、受信情報内の車両情報群を分析することによっ
て、問題の事象が車両に発生した要因を推定する(S6
59)。具体的には、受信情報内の車両情報群の分析結
果が、受信情報内の事象IDに対応する複数の条件のう
ちの、いずれの条件を満たすかによって、事象の発生要
因を推定する。例えば、エンジン高温に対応する事象I
Dが受信情報に含まれていた場合には、図10に示すフ
ローチャートにしたがって、エンジン高温の発生要因を
定める。すなわち、車両情報として時系列に得られたエ
ンジン水温データ群から、エンジン水温の時間微分値を
算出し(S700)、その値の平均値が基準値を超えてい
た場合には(S701)、クーラント不足をエンジン高温
の発生要因と推定し(S702)、それ以外の場合には
(S701)、その他の原因をエンジン高温の発生要因と
推定する(S703)。なお、ここでは、エンジン高温の
発生要因を推定するための処理の一例を示したが、それ
以外の事象については、車両情報から事象の発生要因を
推定するための処理を、事象の発生要因と車両情報との
相関関係に基づき定めればよい。
線装置102が受信すると(S657)、管理システム1
00では、情報制御部106dが、その受信情報に含ま
れている車両情報群に欠落がないか否かのチェックを行
う(S658)。その結果、欠落が生じていれば、情報制
御部106dは、必要な車両情報群を取得すべく、S6
55に処理を返す。その反対に、欠落が生じていなけれ
ば、情報制御部106dのリクエストに応じて、車両情
報分析部106aが、受信情報内の事象IDに応じた方
法で、受信情報内の車両情報群を分析することによっ
て、問題の事象が車両に発生した要因を推定する(S6
59)。具体的には、受信情報内の車両情報群の分析結
果が、受信情報内の事象IDに対応する複数の条件のう
ちの、いずれの条件を満たすかによって、事象の発生要
因を推定する。例えば、エンジン高温に対応する事象I
Dが受信情報に含まれていた場合には、図10に示すフ
ローチャートにしたがって、エンジン高温の発生要因を
定める。すなわち、車両情報として時系列に得られたエ
ンジン水温データ群から、エンジン水温の時間微分値を
算出し(S700)、その値の平均値が基準値を超えてい
た場合には(S701)、クーラント不足をエンジン高温
の発生要因と推定し(S702)、それ以外の場合には
(S701)、その他の原因をエンジン高温の発生要因と
推定する(S703)。なお、ここでは、エンジン高温の
発生要因を推定するための処理の一例を示したが、それ
以外の事象については、車両情報から事象の発生要因を
推定するための処理を、事象の発生要因と車両情報との
相関関係に基づき定めればよい。
【0027】さて、このようして、車両で問題の事象が
発生した要因を車両情報分析部106aが推定したら、
情報制御部106dのリクエストに応じて、車両故障予
測部106bが、車両に発生する可能性のある不具合を
予測し、ガイダンス生成部106cが、不具合への具体
的な対処方法を示したガイダンス情報を生成する(S6
60)。具体的には、車両故障予測部106bは、車両
情報分析部106aによる推定要因に対応付けられた不
具合情報105a4および要因ID105a1を車両故障
予測データベース105aから取り出し、ガイダンス生
成部106cは、車両故障予測データベース105aか
ら取り出された要因ID105a1に対応付けられた一
連のガイダンス情報105b4を車両異常対策データベ
ース105bから取り出す。そして、情報制御部106
dは、このとき取り出された不具合情報およびガイダン
ス情報を、事象の発生要因とともに、車載システム20
0に送信すべく無線装置102に出力する(S661)。
発生した要因を車両情報分析部106aが推定したら、
情報制御部106dのリクエストに応じて、車両故障予
測部106bが、車両に発生する可能性のある不具合を
予測し、ガイダンス生成部106cが、不具合への具体
的な対処方法を示したガイダンス情報を生成する(S6
60)。具体的には、車両故障予測部106bは、車両
情報分析部106aによる推定要因に対応付けられた不
具合情報105a4および要因ID105a1を車両故障
予測データベース105aから取り出し、ガイダンス生
成部106cは、車両故障予測データベース105aか
ら取り出された要因ID105a1に対応付けられた一
連のガイダンス情報105b4を車両異常対策データベ
ース105bから取り出す。そして、情報制御部106
dは、このとき取り出された不具合情報およびガイダン
ス情報を、事象の発生要因とともに、車載システム20
0に送信すべく無線装置102に出力する(S661)。
【0028】それら情報を、車載システム200の無線
装置202が受信すると(S607)、車載システム20
0の情報制御部207bが、その受信情報(事象の発生
要因、不具合情報、一連のガイダンス情報)の出力先
を、後述の出力先選択処理によって決定する。これによ
り、受信情報の出力先が、ドライバーの居場所に応じて
決定される。その結果、車載情報端末の出力装置206
が出力先として決定されたら、情報制御部207bは、
受信情報のうち、事象の発生要因、不具合情報、最初の
ガイダンス情報を、車載情報端末の出力装置206に出
力させる。一方、車載情報端末の出力装置206および
携帯移動端末209が出力先として決定されたら、情報
制御部207bは、受信情報のうち、事象の発生要因、
不具合情報、最初のガイダンス情報を、車載情報端末の
出力装置206に出力ささせるとともに、携帯移動端末
209への配信情報として、無線装置202から無線基
地局へ出力させる(S608)。これにより、不具合情報
およびガイダンス情報が、ドライバーの居場所に応じた
出力先から出力される。すなわち、ドライバーが車内に
いる場合には、図11(f)に示すように、事象の発生要
因801、不具合情報802、最初のガイダンス情報8
00がディスプレイ206bに表示され、ドライバーが
車外にいる可能性がある場合には、図12(a)に示すよ
うに、携帯移動端末209および車載情報端末の双方か
ら、事象の発生要因801、不具合情報802、最初の
ガイダンス情報800が、音声および画像のうちの少な
くとも一方によって出力される。したがって、ドライバ
ーは、自己の車両に起こる可能性のある不具合、その不
具合を回避するために行う必要がある具体的な対処方法
を、自己の現居場所から情報を参照しやすい装置によっ
て知ることができる。
装置202が受信すると(S607)、車載システム20
0の情報制御部207bが、その受信情報(事象の発生
要因、不具合情報、一連のガイダンス情報)の出力先
を、後述の出力先選択処理によって決定する。これによ
り、受信情報の出力先が、ドライバーの居場所に応じて
決定される。その結果、車載情報端末の出力装置206
が出力先として決定されたら、情報制御部207bは、
受信情報のうち、事象の発生要因、不具合情報、最初の
ガイダンス情報を、車載情報端末の出力装置206に出
力させる。一方、車載情報端末の出力装置206および
携帯移動端末209が出力先として決定されたら、情報
制御部207bは、受信情報のうち、事象の発生要因、
不具合情報、最初のガイダンス情報を、車載情報端末の
出力装置206に出力ささせるとともに、携帯移動端末
209への配信情報として、無線装置202から無線基
地局へ出力させる(S608)。これにより、不具合情報
およびガイダンス情報が、ドライバーの居場所に応じた
出力先から出力される。すなわち、ドライバーが車内に
いる場合には、図11(f)に示すように、事象の発生要
因801、不具合情報802、最初のガイダンス情報8
00がディスプレイ206bに表示され、ドライバーが
車外にいる可能性がある場合には、図12(a)に示すよ
うに、携帯移動端末209および車載情報端末の双方か
ら、事象の発生要因801、不具合情報802、最初の
ガイダンス情報800が、音声および画像のうちの少な
くとも一方によって出力される。したがって、ドライバ
ーは、自己の車両に起こる可能性のある不具合、その不
具合を回避するために行う必要がある具体的な対処方法
を、自己の現居場所から情報を参照しやすい装置によっ
て知ることができる。
【0029】そして、不具合情報の示す不具合が現状況
にそぐわない等、出力情報800,801,802の内容
に疑問がある場合には(S609)、ドライバーは、自身
が納得のできる出力情報800,801,802が得られ
るまで、S603からの処理を繰り返せばよい。
にそぐわない等、出力情報800,801,802の内容
に疑問がある場合には(S609)、ドライバーは、自身
が納得のできる出力情報800,801,802が得られ
るまで、S603からの処理を繰り返せばよい。
【0030】一方、自身が納得のできる出力情報80
0,801,802が得られた場合には、ドライバーは、
ガイダンス情報にしたがって行動すればよい。例えば、
オーバーヒートの原因となる事象が生じた場合には、図
13(a)に示すように、ガイダンス情報800として、
自分で修理するかディーラーに修理してもらうかを問う
メッセージが表示されるとともに、このメッセージに対
する回答の入力を受け付ける2つのボタン800a,8
00bが表示される。したがって、ドライバーは、操作
ボタンを利用して、2つのボタン800a,800bの
うちのいずれか一方を選択すればよい。ここで、ドライ
バーが、ディーラーに修理を依頼すべく、一方のボタン
800aを選択した場合、情報制御部207bは、その
ボタン800aに対応付けられた次のガイダンス情報の
出力先を、後述の出力先選択処理によって決定する。そ
の結果、車載情報端末のディスプレイ206bに出力先
が決定されれば、ドライバーに次に提供すべきガイダン
ス情報を車載情報端末のディスプレイ206bから出力
させ、携帯移動端末209に出力先が決定されれば、ド
ライバーに次に提供すべきガイダンス情報を、携帯移動
端末209への配信情報として、無線装置202から無
線基地局へ出力させる。これにより、車載情報端末のデ
ィスプレイまたは携帯移動端末209のディスプレイに
は、図13(a)に示すように、ディーラーに関する情報
(電話番号、住所等)が表示される。さらに、ディーラー
までの地図を表示させるためのボタン、ディーラーに電
話をかけるためのボタンも表示されるため、ドライバー
は、必要に応じて、いずれかボタンを選択すればよい。
例えば、ディーラーまでの地図を表示させるためのボタ
ンをドライバーが選択すれば、情報制御部207bが、
そのボタンに対応付けられたガイダンス情報、すなわ
ち、ディーラーまでの地図(図13(b)参照)を、後述の
出力先選択処理により定めた装置のディスプレイに表示
させる。このため、ドライバーは、その地図にしたがっ
て、ディーラーまで自車両を到達させることができる。
また、ディーラーに電話をかけるためのボタンをドライ
バーが選択すれば、情報制御部207bが、そのボタン
に対応付けられたガイダンス情報、すなわち、ディーラ
ーに発呼中である旨のメッセージ(図13(c)参照)を、
後述の出力先選択処理により定めた装置のディスプレイ
に表示させるとともに、ディーラーのダイヤル信号等を
無線装置202から出力させる。このため、ドライバー
は、そのまま待機していれば、ディーラーに連絡をとる
ことができる。なお、図14(d)は、ディーラーの電話
との接続が確立されると表示されるメッセージである。
0,801,802が得られた場合には、ドライバーは、
ガイダンス情報にしたがって行動すればよい。例えば、
オーバーヒートの原因となる事象が生じた場合には、図
13(a)に示すように、ガイダンス情報800として、
自分で修理するかディーラーに修理してもらうかを問う
メッセージが表示されるとともに、このメッセージに対
する回答の入力を受け付ける2つのボタン800a,8
00bが表示される。したがって、ドライバーは、操作
ボタンを利用して、2つのボタン800a,800bの
うちのいずれか一方を選択すればよい。ここで、ドライ
バーが、ディーラーに修理を依頼すべく、一方のボタン
800aを選択した場合、情報制御部207bは、その
ボタン800aに対応付けられた次のガイダンス情報の
出力先を、後述の出力先選択処理によって決定する。そ
の結果、車載情報端末のディスプレイ206bに出力先
が決定されれば、ドライバーに次に提供すべきガイダン
ス情報を車載情報端末のディスプレイ206bから出力
させ、携帯移動端末209に出力先が決定されれば、ド
ライバーに次に提供すべきガイダンス情報を、携帯移動
端末209への配信情報として、無線装置202から無
線基地局へ出力させる。これにより、車載情報端末のデ
ィスプレイまたは携帯移動端末209のディスプレイに
は、図13(a)に示すように、ディーラーに関する情報
(電話番号、住所等)が表示される。さらに、ディーラー
までの地図を表示させるためのボタン、ディーラーに電
話をかけるためのボタンも表示されるため、ドライバー
は、必要に応じて、いずれかボタンを選択すればよい。
例えば、ディーラーまでの地図を表示させるためのボタ
ンをドライバーが選択すれば、情報制御部207bが、
そのボタンに対応付けられたガイダンス情報、すなわ
ち、ディーラーまでの地図(図13(b)参照)を、後述の
出力先選択処理により定めた装置のディスプレイに表示
させる。このため、ドライバーは、その地図にしたがっ
て、ディーラーまで自車両を到達させることができる。
また、ディーラーに電話をかけるためのボタンをドライ
バーが選択すれば、情報制御部207bが、そのボタン
に対応付けられたガイダンス情報、すなわち、ディーラ
ーに発呼中である旨のメッセージ(図13(c)参照)を、
後述の出力先選択処理により定めた装置のディスプレイ
に表示させるとともに、ディーラーのダイヤル信号等を
無線装置202から出力させる。このため、ドライバー
は、そのまま待機していれば、ディーラーに連絡をとる
ことができる。なお、図14(d)は、ディーラーの電話
との接続が確立されると表示されるメッセージである。
【0031】また、ドライバーが、車両に発生した事象
に自分で対処すべく、他方のボタン800bを選択した
場合には、情報制御部207bが、そのボタン800b
に対応付けられた次のガイダンス情報の出力先を、後述
の出力先選択処理によって決定する。その結果、車載情
報端末のディスプレイ206bに出力先が決定されれ
ば、ドライバーに次に提供すべきガイダンス情報が、車
載情報端末のディスプレイ206bに表示され、ガイダ
ンス情報の出力先が携帯移動端末209に決定された
ら、ドライバーに次に提供すべきガイダンス情報が、携
帯移動端末209への配信情報として、無線装置202
から無線基地局へ出力される。その後、一連のガイダン
ス情報のなかから新たなガイダンス情報を表示させる必
要がある場合には、情報制御部207bは、後述の出力
先選択処理によって、そのガイダンス情報の出力先を、
ドライバーの現居場所に応じて車載情報端末の出力装置
206および携帯移動端末209のうちのいずれかに決
定する。このため、例えば、オーバーヒートの原因とな
り得るラジエータクーラント不足への対処法は、図14
(a)〜図15(l)に示すようなガイダンス情報により与
えられるが、これらのガイダンス情報のうち、ドライバ
ーが車内にいる場合に提供されるガイダンス情報(例え
ば、図14(a)〜図14(c)のガイダンス情報)は、車
載情報端末のディスプレイ206bに表示され、ドライ
バーが車外にいる場合に提供されるガイダンス情報(例
えば、図14(d)〜図15(l)のガイダンス情報)は、
ドライバーが携帯している携帯移動端末209のディス
プレイに表示されることになる。同様に、診断を要しな
い事象であるパンクへの対処方法も、図16(a)に示
すような一連のガイダンス情報により与えられるが、こ
れらのガイダンス情報のうち、ドライバーが車内にいる
場合に提供されるガイダンス情報(例えば、図16
(a)〜図16(b)のガイダンス情報)は、車載情報
端末のディスプレイ206bに表示され、ドライバーが
車外にいる場合に提供されるガイダンス情報(例えば、
図16(c)〜図17(o)のガイダンス情報)は、ド
ライバーが携帯している携帯移動端末209のディスプ
レイに表示されることになる。
に自分で対処すべく、他方のボタン800bを選択した
場合には、情報制御部207bが、そのボタン800b
に対応付けられた次のガイダンス情報の出力先を、後述
の出力先選択処理によって決定する。その結果、車載情
報端末のディスプレイ206bに出力先が決定されれ
ば、ドライバーに次に提供すべきガイダンス情報が、車
載情報端末のディスプレイ206bに表示され、ガイダ
ンス情報の出力先が携帯移動端末209に決定された
ら、ドライバーに次に提供すべきガイダンス情報が、携
帯移動端末209への配信情報として、無線装置202
から無線基地局へ出力される。その後、一連のガイダン
ス情報のなかから新たなガイダンス情報を表示させる必
要がある場合には、情報制御部207bは、後述の出力
先選択処理によって、そのガイダンス情報の出力先を、
ドライバーの現居場所に応じて車載情報端末の出力装置
206および携帯移動端末209のうちのいずれかに決
定する。このため、例えば、オーバーヒートの原因とな
り得るラジエータクーラント不足への対処法は、図14
(a)〜図15(l)に示すようなガイダンス情報により与
えられるが、これらのガイダンス情報のうち、ドライバ
ーが車内にいる場合に提供されるガイダンス情報(例え
ば、図14(a)〜図14(c)のガイダンス情報)は、車
載情報端末のディスプレイ206bに表示され、ドライ
バーが車外にいる場合に提供されるガイダンス情報(例
えば、図14(d)〜図15(l)のガイダンス情報)は、
ドライバーが携帯している携帯移動端末209のディス
プレイに表示されることになる。同様に、診断を要しな
い事象であるパンクへの対処方法も、図16(a)に示
すような一連のガイダンス情報により与えられるが、こ
れらのガイダンス情報のうち、ドライバーが車内にいる
場合に提供されるガイダンス情報(例えば、図16
(a)〜図16(b)のガイダンス情報)は、車載情報
端末のディスプレイ206bに表示され、ドライバーが
車外にいる場合に提供されるガイダンス情報(例えば、
図16(c)〜図17(o)のガイダンス情報)は、ド
ライバーが携帯している携帯移動端末209のディスプ
レイに表示されることになる。
【0032】つぎに、車載情報端末207の情報制御部
207bが実行する前述の出力先選択処理について説明
する。
207bが実行する前述の出力先選択処理について説明
する。
【0033】車載システム200のセンサ群203のな
かには、図18に示すように、閉止中のドア250と車
体251との接触位置に取り付けられたドア開閉センサ
203aと、他のセンサ203b等とが含まれている。
このドア開閉センサ203aは、ドア250の開閉状態
を検出し、その検出結果を車両情報として出力する。例
えば、ドライバーが、ガイダンス情報に示された作業を
行うために車外に出る場合、ドライバーがドアを開くた
め、ドアが開いたことを表す車両情報がドア開閉センサ
203aから出力される。そこで、本実施の形態では、
車載情報端末の情報制御部207が、図19に示すよう
に、ドア開閉センサ203aから電子制御装置204を
介して入力される車両情報に基づいて、ガイダンス情報
の出力先を決定することとする。
かには、図18に示すように、閉止中のドア250と車
体251との接触位置に取り付けられたドア開閉センサ
203aと、他のセンサ203b等とが含まれている。
このドア開閉センサ203aは、ドア250の開閉状態
を検出し、その検出結果を車両情報として出力する。例
えば、ドライバーが、ガイダンス情報に示された作業を
行うために車外に出る場合、ドライバーがドアを開くた
め、ドアが開いたことを表す車両情報がドア開閉センサ
203aから出力される。そこで、本実施の形態では、
車載情報端末の情報制御部207が、図19に示すよう
に、ドア開閉センサ203aから電子制御装置204を
介して入力される車両情報に基づいて、ガイダンス情報
の出力先を決定することとする。
【0034】さて、車載情報端末207の情報制御部2
07bは、ドア開閉センサ203aからの車両情報が示
すドアの開閉状態をチェックする(S900)。
07bは、ドア開閉センサ203aからの車両情報が示
すドアの開閉状態をチェックする(S900)。
【0035】その結果、ドア開閉センサ203aからの
車両情報がドアの開状態を示していれば、ドライバーが
車外にいる可能性が高いため、車載情報端末207の情
報制御部207は、ドライバーが携帯する携帯移動端末
209と、車載情報端末207のディスプレイ206a
との双方を、ガイダンス情報等の出力先として決定する
(S901)。その後、車載情報端末207の情報制御部
207はギア位置および車速の収集を開始してから(S
902)、出力先選択処理を終了する。したがって、以
降、車載情報端末207の情報制御部207は、電子制
御装置204からギア位置および車速が車両情報として
入力されるごとに、それらを記憶部207cに格納す
る。
車両情報がドアの開状態を示していれば、ドライバーが
車外にいる可能性が高いため、車載情報端末207の情
報制御部207は、ドライバーが携帯する携帯移動端末
209と、車載情報端末207のディスプレイ206a
との双方を、ガイダンス情報等の出力先として決定する
(S901)。その後、車載情報端末207の情報制御部
207はギア位置および車速の収集を開始してから(S
902)、出力先選択処理を終了する。したがって、以
降、車載情報端末207の情報制御部207は、電子制
御装置204からギア位置および車速が車両情報として
入力されるごとに、それらを記憶部207cに格納す
る。
【0036】一方、ドア開閉センサ203aからの車両
情報がドアの開状態を示していなければ、ドライバーが
車内にいる可能性が高いため、車載情報端末207の情
報制御部207は、車載情報端末207のディスプレイ
206aを、ガイダンス情報等の出力先として選択する
(S903)。このときギア位置および車速の収集中でな
ければ(S904)、車載情報端末207の情報制御部2
07は、出力先選択処理を終了する。これに対して、こ
のときギア位置および車速の収集中であれば、すなわ
ち、現在閉じられているドアが前のガイダンス情報等の
出力時に開放されていたならば(S904)、車載情報端
末207の情報制御部207は、さらに、車速が0であ
るか否かを判断する(S905)。その結果、車速が0で
なければ、ドライバーが車外にいる可能性はないため、
車載情報端末207のディスプレイ206aだけを、ガ
イダンス情報等の出力先として定めたまま、車載情報端
末207の情報制御部207は、ギア位置および車速の
収集を終了し(S906)、出力先選択処理を終了する。
また、車速が0であれば、車載情報端末207の情報制
御部207は、記憶中のギア位置がバック位置またはパ
ーキング位置を示しているかどうかをさらに判断する。
そして、車載情報端末207の情報制御部207は、記
憶中のギア位置がバック位置またはパーキング位置を示
していれば、ドライバーが車外にいる可能性があるた
め、ドライバーが携帯する携帯移動端末209をガイダ
ンス情報等の出力先に追加してから(S908)、出力先
選択処理を終了し、記憶中のギア位置がバック位置およ
びパーキング位置を示していなければ、ドライバーが車
外にいる可能性が低いため、ドライバーが携帯する携帯
移動端末209をガイダンス情報等の出力先に追加せず
に、ギア位置および車速の収集を終了し(S906)、出
力先選択処理を終了する。
情報がドアの開状態を示していなければ、ドライバーが
車内にいる可能性が高いため、車載情報端末207の情
報制御部207は、車載情報端末207のディスプレイ
206aを、ガイダンス情報等の出力先として選択する
(S903)。このときギア位置および車速の収集中でな
ければ(S904)、車載情報端末207の情報制御部2
07は、出力先選択処理を終了する。これに対して、こ
のときギア位置および車速の収集中であれば、すなわ
ち、現在閉じられているドアが前のガイダンス情報等の
出力時に開放されていたならば(S904)、車載情報端
末207の情報制御部207は、さらに、車速が0であ
るか否かを判断する(S905)。その結果、車速が0で
なければ、ドライバーが車外にいる可能性はないため、
車載情報端末207のディスプレイ206aだけを、ガ
イダンス情報等の出力先として定めたまま、車載情報端
末207の情報制御部207は、ギア位置および車速の
収集を終了し(S906)、出力先選択処理を終了する。
また、車速が0であれば、車載情報端末207の情報制
御部207は、記憶中のギア位置がバック位置またはパ
ーキング位置を示しているかどうかをさらに判断する。
そして、車載情報端末207の情報制御部207は、記
憶中のギア位置がバック位置またはパーキング位置を示
していれば、ドライバーが車外にいる可能性があるた
め、ドライバーが携帯する携帯移動端末209をガイダ
ンス情報等の出力先に追加してから(S908)、出力先
選択処理を終了し、記憶中のギア位置がバック位置およ
びパーキング位置を示していなければ、ドライバーが車
外にいる可能性が低いため、ドライバーが携帯する携帯
移動端末209をガイダンス情報等の出力先に追加せず
に、ギア位置および車速の収集を終了し(S906)、出
力先選択処理を終了する。
【0037】このような出力先選択処理によれば、ドラ
イバーの居場所に応じて、ガイダンス情報等の出力先が
選択される。このため、例えば、ドライバーが車内にい
る可能性が高い場合には、車載情報端末のディスプレイ
にガイダンス情報が表示され、ドライバーが車外にいる
可能性が高い場合には、ドライバーの携帯している携帯
移動端末のディスプレイにもガイダンス情報が表示され
る。このため、ドライバーは、ガイダンス情報を効率的
に取得することができる。
イバーの居場所に応じて、ガイダンス情報等の出力先が
選択される。このため、例えば、ドライバーが車内にい
る可能性が高い場合には、車載情報端末のディスプレイ
にガイダンス情報が表示され、ドライバーが車外にいる
可能性が高い場合には、ドライバーの携帯している携帯
移動端末のディスプレイにもガイダンス情報が表示され
る。このため、ドライバーは、ガイダンス情報を効率的
に取得することができる。
【0038】なお、ここでは、S900において、ドア
開閉センサの出力に基づきドライバーがどこにいるのか
推定するようにしているが、必ずしも、この通りにする
必要はない。例えば、ドアの電磁開閉スイッチの状態
等、ドライバーが車外および車内のいずれにいるかによ
って状態が変化する機器の状態を検出することよって、
ドライバーの居場所を推定するようにしてもよい。
開閉センサの出力に基づきドライバーがどこにいるのか
推定するようにしているが、必ずしも、この通りにする
必要はない。例えば、ドアの電磁開閉スイッチの状態
等、ドライバーが車外および車内のいずれにいるかによ
って状態が変化する機器の状態を検出することよって、
ドライバーの居場所を推定するようにしてもよい。
【0039】また、ここでは、S907において、ドラ
イバーの居場所をギア位置によって判断しているが、サ
イドブレーキの位置によってドライバーの居場所を判断
するようにしてもよい。
イバーの居場所をギア位置によって判断しているが、サ
イドブレーキの位置によってドライバーの居場所を判断
するようにしてもよい。
【0040】ところで、以上のガイダンス情報提供処理
においては、車両になんらかの状態変化があることに気
が付いたドライバーが、どのように異常通知ボタンを押
し下すかによって処理上の違いを設けていないが、例え
ば、以下に示すように、異常通知ボタンの押し下し方に
よって、異常通知メッセージへの応答処理に優先順位を
付けるようにしてもよい。
においては、車両になんらかの状態変化があることに気
が付いたドライバーが、どのように異常通知ボタンを押
し下すかによって処理上の違いを設けていないが、例え
ば、以下に示すように、異常通知ボタンの押し下し方に
よって、異常通知メッセージへの応答処理に優先順位を
付けるようにしてもよい。
【0041】このようにするため、本実施の形態では、
図22に示すように、図1の機能構成部106a〜10
6dの機能が割り当てられた情報処理装置群を含むサー
バシステムを複数管理システム100に含ませておき、
全体管理用サーバが、それらのサーバシステムの処理能
力に応じて、異常通知メッセージへの応答処理を割り当
てることとした。すなわち、サーバシステムとその処理
能力との対応情報に基づき、1番処理能力の高いサーバ
システム1904には、最も優先順位の高い異常通知メ
ッセージへの応答処理を割り当て、その次に処理能力の
高いサーバシステム1905には、優先順位が中程度の
異常通知メッセージへの応答処理を割り当て、最も処理
能力の低いサーバシステム1906には、優先順位の低
い異常通知メッセージへの応答処理を割り当てる。
図22に示すように、図1の機能構成部106a〜10
6dの機能が割り当てられた情報処理装置群を含むサー
バシステムを複数管理システム100に含ませておき、
全体管理用サーバが、それらのサーバシステムの処理能
力に応じて、異常通知メッセージへの応答処理を割り当
てることとした。すなわち、サーバシステムとその処理
能力との対応情報に基づき、1番処理能力の高いサーバ
システム1904には、最も優先順位の高い異常通知メ
ッセージへの応答処理を割り当て、その次に処理能力の
高いサーバシステム1905には、優先順位が中程度の
異常通知メッセージへの応答処理を割り当て、最も処理
能力の低いサーバシステム1906には、優先順位の低
い異常通知メッセージへの応答処理を割り当てる。
【0042】一方、車載システム200については、押
下し力の検出可能なボタンで異常通知ボタン205bを
構成するとともに、図20に示すように、車載情報端末
207に、上述の機能構成の他、さらにタイマー170
5を実現させ、情報視御部207bが、所定の時間内に
おける異常通知ボタンの押され方に応じた優先度を異常
通知メッセージに付加することができるようにすればよ
い。具体的には、以下に示すように、ドライバーが異常
通知ボタン205bを押し下した場合の処理として、図
21に示す処理を、図9のS600の処理に付加すれば
よい。
下し力の検出可能なボタンで異常通知ボタン205bを
構成するとともに、図20に示すように、車載情報端末
207に、上述の機能構成の他、さらにタイマー170
5を実現させ、情報視御部207bが、所定の時間内に
おける異常通知ボタンの押され方に応じた優先度を異常
通知メッセージに付加することができるようにすればよ
い。具体的には、以下に示すように、ドライバーが異常
通知ボタン205bを押し下した場合の処理として、図
21に示す処理を、図9のS600の処理に付加すれば
よい。
【0043】ドライバーが異常通知ボタン205bを押
し下すと(S1081)、車載情報端末207では、車両
異常検出部207aから情報制御部207bに、その旨
が通知される。この通知を受け付けると、車載情報端末
207の情報制御部207bは、タイマー1705を起
動してから、優先度パラメータの値を0に初期化する
(S1082)。そして、車載情報端末207の情報制御
処理部207bは、それ以降、所定の時間が経過するま
で、異常通知ボタン205bの出力(圧力値)を記憶部2
07cに蓄積する(S1803)。
し下すと(S1081)、車載情報端末207では、車両
異常検出部207aから情報制御部207bに、その旨
が通知される。この通知を受け付けると、車載情報端末
207の情報制御部207bは、タイマー1705を起
動してから、優先度パラメータの値を0に初期化する
(S1082)。そして、車載情報端末207の情報制御
処理部207bは、それ以降、所定の時間が経過するま
で、異常通知ボタン205bの出力(圧力値)を記憶部2
07cに蓄積する(S1803)。
【0044】異常通知ボタン205bの押下しが最初に
通知されてから所定の時間が経過したら、車載情報端末
207の情報制御部207bは、記憶部207cの蓄積
情報を時間で積分することによって、異常通知ボタン2
05bが最初に押し下されてから所定の時間が経過する
までの間における異常通知ボタン205bの出力の積分
値を算出する(S1804)。そして、情報制御部207
bは、この積分値と所定の第一基準値とを比較し(S1
805)、積分値が第一基準値以上であった場合にだ
け、優先度パラメータの値を1だけインクリメントする
(S1806)。これにより、ドライバーが異常通知ボタ
ンを強く押した場合には、優先度パラメータの値がイン
クリメントされることになる。
通知されてから所定の時間が経過したら、車載情報端末
207の情報制御部207bは、記憶部207cの蓄積
情報を時間で積分することによって、異常通知ボタン2
05bが最初に押し下されてから所定の時間が経過する
までの間における異常通知ボタン205bの出力の積分
値を算出する(S1804)。そして、情報制御部207
bは、この積分値と所定の第一基準値とを比較し(S1
805)、積分値が第一基準値以上であった場合にだ
け、優先度パラメータの値を1だけインクリメントする
(S1806)。これにより、ドライバーが異常通知ボタ
ンを強く押した場合には、優先度パラメータの値がイン
クリメントされることになる。
【0045】その後、車載情報端末207の情報制御部
207bは、記憶部207cの蓄積情報から、異常通知
ボタン205bの押圧時間の累積値を算出し(S180
7)、この累積値と所定の第二基準値とを比較する(S1
808)。その結果、累積値が第二基準値以上であった
場合にだけ、優先度パラメータの値を1だけインクリメ
ントする(S1809)。これにより、ドライバーが異常
通知ボタン205bを長い間または繰り返し押した場合
には、優先度パラメータの値がインクリメントされるこ
とになる。
207bは、記憶部207cの蓄積情報から、異常通知
ボタン205bの押圧時間の累積値を算出し(S180
7)、この累積値と所定の第二基準値とを比較する(S1
808)。その結果、累積値が第二基準値以上であった
場合にだけ、優先度パラメータの値を1だけインクリメ
ントする(S1809)。これにより、ドライバーが異常
通知ボタン205bを長い間または繰り返し押した場合
には、優先度パラメータの値がインクリメントされるこ
とになる。
【0046】以上の処理によって優先度パラメータに設
定された値には、車両に生じた緊急度が反映されている
可能性が高い。例えば、緊急事態に直面しているドライ
バーは、あわてて異常通知ボタン205bをつよく押し
下したり繰り返し押し下したりすることが多いため、優
先度パラメータの設定値が大きくなる。その反対に、さ
ほど緊急性の高くない事態に直面しているドライバー
は、せいぜい1〜2回異常通知ボタン205bを押し下
す程度であるため、優先度パラメータの設定値が大きく
なることは殆どない。そこで、車載情報端末207の情
報制御部207bは、以上の処理によって優先度パラメ
ータに設定された値を含む異常通知メッセージを、管理
システム100へ送信すべく、無線装置202に出力す
る(S601)。
定された値には、車両に生じた緊急度が反映されている
可能性が高い。例えば、緊急事態に直面しているドライ
バーは、あわてて異常通知ボタン205bをつよく押し
下したり繰り返し押し下したりすることが多いため、優
先度パラメータの設定値が大きくなる。その反対に、さ
ほど緊急性の高くない事態に直面しているドライバー
は、せいぜい1〜2回異常通知ボタン205bを押し下
す程度であるため、優先度パラメータの設定値が大きく
なることは殆どない。そこで、車載情報端末207の情
報制御部207bは、以上の処理によって優先度パラメ
ータに設定された値を含む異常通知メッセージを、管理
システム100へ送信すべく、無線装置202に出力す
る(S601)。
【0047】一方、このような優先度付き異常通知メッ
セージを受け付けた管理システム100においては、全
体管理サーバ300が、その異常通知メッセージに関す
る処理を、複数のサーバシステムのうちのいずれかに割
り当てる。具体的には、異常通知メッセージに含まれて
いる優先度が2であれば、最も処理能力の高いサーバシ
ステム1904に割り当て、異常通知メッセージに含ま
れている優先度が1であれば、その次に処理能力の高い
サーバシステム1905に割り当て、異常通知メッセー
ジに含まれている優先度が0であれば、最も処理能力の
低いサーバシステム1903に割り当てる。
セージを受け付けた管理システム100においては、全
体管理サーバ300が、その異常通知メッセージに関す
る処理を、複数のサーバシステムのうちのいずれかに割
り当てる。具体的には、異常通知メッセージに含まれて
いる優先度が2であれば、最も処理能力の高いサーバシ
ステム1904に割り当て、異常通知メッセージに含ま
れている優先度が1であれば、その次に処理能力の高い
サーバシステム1905に割り当て、異常通知メッセー
ジに含まれている優先度が0であれば、最も処理能力の
低いサーバシステム1903に割り当てる。
【0048】このような処理を、ドライバーが異常通知
ボタン205bを押し下した場合の処理としてS600
の処理に付加することよって、車両に生じた事象の緊急
度に応じて、異常通知メッセージへの応答処理に優先順
位が付けられる。このため、緊急性の高い事象について
は、管理システム側からより早急な応答がなされる。
ボタン205bを押し下した場合の処理としてS600
の処理に付加することよって、車両に生じた事象の緊急
度に応じて、異常通知メッセージへの応答処理に優先順
位が付けられる。このため、緊急性の高い事象について
は、管理システム側からより早急な応答がなされる。
【0049】なお、ここでは、異常通知ボタンの押下し
力および押下し時間に基づき、異常通知メッセージの優
先度を定めているが、それらのうちの一方の大きさに基
づき、異常通知メッセージの優先度を定めてもよい。ま
た、その他の情報により、異常通知メッセージの優先度
を定めてもよい。例えば、所定時間内における異常通知
ボタンの押下し回数をカウントし、そのカウント値に応
じて優先度を定めてもよい。
力および押下し時間に基づき、異常通知メッセージの優
先度を定めているが、それらのうちの一方の大きさに基
づき、異常通知メッセージの優先度を定めてもよい。ま
た、その他の情報により、異常通知メッセージの優先度
を定めてもよい。例えば、所定時間内における異常通知
ボタンの押下し回数をカウントし、そのカウント値に応
じて優先度を定めてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ドライバーは、車両の
不具合への対処法に関するガイダンス情報を効率的に取
得することができる。
不具合への対処法に関するガイダンス情報を効率的に取
得することができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報提供システム
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る車両故障予測デー
タベースのデータ構造を概念的に示した図である。
タベースのデータ構造を概念的に示した図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る車両異常対策デー
タベースのデータ構造を概念的に示した図である。
タベースのデータ構造を概念的に示した図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係る車両診断データベ
ースのデータ構造を概念的に示した図である。
ースのデータ構造を概念的に示した図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係る車両診断データベ
ースのデータ構造を概念的に示した図である。
ースのデータ構造を概念的に示した図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る情報提供システム
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る車載情報システム
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る車載情報システム
が搭載された車両の車内レイアウト例を示した図であ
る。
が搭載された車両の車内レイアウト例を示した図であ
る。
【図9】本発明の実施の一形態に係るガイダンス情報提
供処理のフローチャートである。
供処理のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の一形態に係る車両診断処理の
うちの、エンジン高温を診断する処理のフローチャート
である。
うちの、エンジン高温を診断する処理のフローチャート
である。
【図11】本発明の実施の一形態に係る一連のガイダン
ス情報の表示画面を示した図である。
ス情報の表示画面を示した図である。
【図12】本発明の実施の一形態に係るガイダンス情報
を出力中の携帯電話の正面図である。
を出力中の携帯電話の正面図である。
【図13】本発明の実施の一形態に係る車載情報端末の
ディスプレイ上の一連の表示画面を示した図である。
ディスプレイ上の一連の表示画面を示した図である。
【図14】本発明の実施の一形態に係る一連のガイダン
ス情報の表示画面を示した図である。
ス情報の表示画面を示した図である。
【図15】本発明の実施の一形態に係る一連のガイダン
ス情報の表示画面を示した図である。
ス情報の表示画面を示した図である。
【図16】本発明の実施の一形態に係る一連のガイダン
ス情報の表示画面を示した図である。
ス情報の表示画面を示した図である。
【図17】本発明の実施の一形態に係る一連のガイダン
ス情報の表示画面を示した図である。
ス情報の表示画面を示した図である。
【図18】ドア開閉センサおよびドア開閉スイッチの取
付け位置を説明するための図である。
付け位置を説明するための図である。
【図19】本発明の実施の一形態に係る出力先選択処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図20】本発明の実施の一形態に係る車載情報端末の
機能構成の一部を示した図である。
機能構成の一部を示した図である。
【図21】本発明の実施の一形態に係る優先度判定処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図22】本発明の実施の一形態に係る、サーバシステ
ムを複数含む管理システムの全体構成図である。
ムを複数含む管理システムの全体構成図である。
100…管理システム、101…送受信アンテナ、10
2…無線装置、103…入力装置、104…出力装置、
105…外部記憶装置、106…情報処理装置、106
a…車両情報分析部、106b…車両故障予測部、10
6c…ガイダンス生成部、106d…情報制御部 200…車載システム、201…送受信アンテナ、20
2…無線装置、203…センサ群、204…電子制御装
置、205…入力装置、206…出力装置、207…車
載情報端末、207a…車両異常検出部、207b…情
報制御部、207c…記憶部
2…無線装置、103…入力装置、104…出力装置、
105…外部記憶装置、106…情報処理装置、106
a…車両情報分析部、106b…車両故障予測部、10
6c…ガイダンス生成部、106d…情報制御部 200…車載システム、201…送受信アンテナ、20
2…無線装置、203…センサ群、204…電子制御装
置、205…入力装置、206…出力装置、207…車
載情報端末、207a…車両異常検出部、207b…情
報制御部、207c…記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04Q 7/20 H04B 7/26 M
H04Q 7/04 Z
(72)発明者 上脇 正
茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株
式会社日立製作所日立研究所内
Fターム(参考) 5K024 AA79 FF05 GG10 GG13
5K067 AA21 BB03 BB21 DD28 DD51
EE02 EE10 EE16 FF02 FF18
FF23 FF25 HH22 HH24
Claims (4)
- 【請求項1】車両に発生した事象への対処方法を示すガ
イダンス情報を、無線装置を介して受け付ける車載シス
テムであって、 第一の出力装置と、 前記第一の出力装置、および、前記無線装置と無線通信
する第二の出力装置のうち、ドライバーの居場所に応じ
て変化する、前記車両の状態に基づき定めた1以上の出
力装置から、前記ガイダンス情報を出力させる情報制御
手段と、 を備えることを特徴とする車載システム。 - 【請求項2】車両に発生した事象への対処方法を示すガ
イダンス情報、無線装置を介して受け付ける車載システ
ムであって、 第一の出力装置と、 第二の出力装置に無線送信される情報を出力する無線通
信手段と、 前記車両に設けられたセンサから、前記車両のドアの状
態を表す出力を受け付け、前記第一の出力装置、およ
び、前記無線装置と無線通信する第二の出力装置のう
ち、前記センサの出力に応じて定まる1以上の出力装置
から前記ガイダンス情報を出力させる情報制御手段と、 を備えることを特徴とする車載システム。 - 【請求項3】請求項1または2記載の車載システムであ
って、 前記ガイダンス情報の提供を受けるべき事象が前記車両
に発生した場合に、前記車両のドライバーにより操作さ
れる入力手段を備え、 前記情報制御手段は、 前記入力手段が所定の時間内に受け付けた操作の、回
数、力および時間のうちの少なくとも一つに相関する優
先度情報を含むメッセージを、前記ガイダンス情報を出
力する情報処理システムに送信すべく、前記無線装置か
ら出力させる、 ことを特徴とする車載システム。 - 【請求項4】複数の情報処理装置を含む情報処理システ
ムであって、 請求項3記載の車載システムからの前記メッセージを受
け付ける無線装置を備え、 前記無線装置が前記メッセージを受け付けた場合、前記
複数の情報処理装置のうちの1の情報処理装置は、当該
1の情報処理装置以外の他の情報処理装置のうち、前記
メッセージに含まれていた優先情報に応じた処理能力を
有する情報処理装置に、当該メッセージに対する応答処
理を割り当てること、 を特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310467A JP2003112591A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 車載システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310467A JP2003112591A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 車載システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003112591A true JP2003112591A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=19129436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001310467A Pending JP2003112591A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 車載システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003112591A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100359539C (zh) * | 2004-10-28 | 2008-01-02 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 一种汽车故障检测装置和与其配套使用的移动电话 |
JP2014213620A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 株式会社デンソー | 車両診断システム、サーバ及びコンピュータプログラム |
WO2016056323A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | ヤンマー株式会社 | 遠隔サーバ |
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-
2001
- 2001-10-05 JP JP2001310467A patent/JP2003112591A/ja active Pending
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