JP2003112396A - 包装体 - Google Patents

包装体

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JP2003112396A JP2001307133A JP2001307133A JP2003112396A JP 2003112396 A JP2003112396 A JP 2003112396A JP 2001307133 A JP2001307133 A JP 2001307133A JP 2001307133 A JP2001307133 A JP 2001307133A JP 2003112396 A JP2003112396 A JP 2003112396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揮散性物質の吸着が少なく、かつ、ヒートシ
ール性の良好な揮散性物質を封入するための包装体を提
供することを目的とする。 【解決手段】 揮散性物質を封入するための包装体にお
いて、上記包装体が少なくとも2層の積層構造を有し、
上記包装体の外表面に配される積層構造の外層が上記揮
散性物質に対してガスバリア性を有し、上記包装体の内
表面に配される積層構造の内層が低密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンの少なくと
も1つから構成され、上記積層構造を構成する各層を厚
さ0.5μm以下のアンカーコート層を介して又は直接
接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、揮散性物質、特
にエンペンスリン等のピレスロイド系化合物を封入する
ための包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防虫剤等の常温揮散性物質を含浸
させた含浸体を包む包装体は、ガス透過性を所定の速度
に調整した内装袋中に含浸体を入れ、この内装袋をガス
バリア性フィルムからなる外装袋に封入してなるもの
や、上記含浸体をそのまま上記外装袋に封入してなるも
のがあげられる。使用時には、通常、外装袋を開封して
内装袋又は含浸体が取り出される。
【0003】上記の外装袋は、開封時まで、その内部に
封入した揮散性物質が外部に揮散しないものが好まし
い。このため、外装袋としては、揮散性物質を全く通さ
ない材料からなることが望ましく、さらに商品価値を高
める意味で印刷の容易な材料であることが望ましい。ま
た、袋を形成することから、外装袋の内表面は、ヒート
シール可能な材料であることが望ましい。
【0004】従来知られている外装袋は、保管中、内部
の揮散性物質のガスが充満し、経時的に外装袋に吸着し
てしまい、揮散性物質の有効量が減少する問題点を有し
ている。
【0005】この問題点に対し、特開平11−1704
45号公報には、外装袋の内表面にエチレン−ビニルア
ルコール樹脂やポリアクリロニトリル等のガス不透過性
樹脂を用いて、揮散性物質の吸着を防止する方法が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エチレン−ビニルアルコール樹脂やポリアクリロニトリ
ル等のガス不透過性樹脂は、ヒートシール性に劣るた
め、ピロー包装充填機等の高速充填用には不向きである
という欠点を有し、また高価である。
【0007】そこで、この発明は、揮散性物質の吸着が
少なく、かつ、ヒートシール性の良好な揮散性物質を封
入するための包装体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、揮散性物質
を封入するための包装体において、上記包装体は少なく
とも2層の積層構造を有し、上記包装体の外表面に配さ
れる積層構造の外層が、上記揮散性物質に対してガスバ
リア性を有し、上記包装体の内表面に配される積層構造
の内層が低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレンの少なくとも1つから構成され、上
記積層構造を構成する各層を、厚さ0.5μm以下のア
ンカーコート層を介して又は直接接合することにより、
上記の課題を解決したのである。
【0009】上記の包装体を構成する積層構造の各層
は、互いに接着剤層を介して接合されていないので、揮
散性薬剤がこの接着剤層によって吸着されるのを防止で
き、揮散性薬剤の吸着を少なくすることができる。ま
た、包装体の内表面に配される積層構造の内層として、
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリ
プロピレンの少なくとも1つを用いるので、良好なヒー
トシール性を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において、この発明について
詳細に説明する。この発明にかかる包装体は、揮散性物
質を封入するためのものであり、この包装体は、少なく
とも2層の積層構造を有する。
【0011】上記包装体の外表面に配される積層構造の
一方の表層(以下、「外層」と称する。)は、上記揮散
性物質に対してガスバリア性を有する層である。これに
より上記包装体中の揮散性物質が包装体外に揮散するの
を防止することができる。この外層は、上記揮散性物質
の吸着量の少ない材質から構成されるのがよい。また、
この外層は、後述するように、隣接する層とアンカーコ
ート層を介して又は直接接合される、すなわち、接着剤
層を介して接合されないので、アンカーコート層を介し
て又は直接接合可能な材質を用いるのがよい。
【0012】このような材質としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン
6、ナイロン6,6、メタキシレンジアミン−アジピン
酸縮合物等のアミド系樹脂、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアル
コール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル重合体、アルミニウム等のガスバリア性
材料等があげられる。また、上記のポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂に、ポリ
塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体、エチレン−酢酸ビニル重合
体、アルミニウム、無機化合物等のガスバリア性材料を
積層させたものもあげられる。
【0013】上記包装体の内表面に配される積層構造の
一方の表層(以下、「内層」と称する。)は、ヒートシ
ール性がよく、かつ、上記揮散性物質の吸着量の少ない
材質から構成されるものがよい。また、この内層は、後
述するように、隣接する層とアンカーコート層を介して
又は直接接合される、すなわち、接着剤層を介して接合
されないので、アンカーコート層を介して又は直接接合
可能な材質を用いるのがよい。
【0014】このような材質としては、低密度ポリエチ
レン(以下、「LDPE」と略する。)、直鎖状低密度
ポリエチレン(以下、「LLDPE」と略する。)、ポ
リプロピレン(以下、「PP」と略する。)等があげら
れる。
【0015】さらに、上記の外層と内層の間に、少なく
とも1層の中間層を設けることが好ましい。この中間層
は、上記揮散性物質の吸着量の少ない材質から構成され
るのがよい。また、この中間層は、後述するように、隣
接する層とアンカーコート層を介して又は直接接合され
る、すなわち、接着剤層を介して接合されないので、ア
ンカーコート層を介して又は直接接合可能な材質を用い
るのがよい。このような材質としては、LDPE、LL
DPE等があげられる。
【0016】上記包装体の積層構造を構成する各層は、
いずれも、接着剤層で隣接する互いの層を接合しておら
ず、上記積層構造の各層は、隣接する層とアンカーコー
ト層を介して接合されるか、又は直接、接合される。接
着剤層を用いると、上記揮散性物質が接着剤層に多量に
吸着されるので、好ましくないからである。上記アンカ
ーコート層を構成する材質の例としては、ポリエチレン
イミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系、ポリウレ
タン系等があげられる。
【0017】また、上記アンカーコート層の厚みは、
0.5μm以下がよく、0.4μm以下が好ましい。
0.5μmを超える厚みを有すると、揮散性物質の吸着
量が多くなり、好ましくない。一方、厚みの下限は、
0.05μmがよく、0.1μmが好ましい。厚みの下
限が0.05μmより薄いと、接着強度が小さくなる恐
れがあり、好ましくない。
【0018】上記包装体の積層構造は、任意の方法で形
成することができる。例えば、複数の原料樹脂をそれぞ
れ別個に溶融させ、これをタンデム押出し、又は共押出
し等による方法で積層構造を形成することができる。ま
た、別々にフィルムを形成し、1つのフィルムの片面に
アンカーコート剤を塗布し、この面と他のフィルムを合
わせて接合する方法で積層構造を形成することができ
る。さらに、上記の共押出しする方法で得られた積層体
と、同様の方法で得られた別の積層体又は単層のフィル
ムとを、上記のアンカーコート剤を用いて積層構造を形
成してもよい。
【0019】この発明にかかる包装体は少なくとも2層
構造を有するが、層の数は、外層、内層の2層に限られ
ず、3層以上、すなわち、外層と内層の間に1つ以上の
層があってもよい。この場合、外層と内層の間の層の
内、少なくとも1層は上記中間層であることが好まし
く、また、それ以外の層は、この発明の目的を害さない
層、すなわち、上記揮散性物質の吸着量が少なく、隣接
する層とアンカーコート層を介して又は直接接合される
層であれば、特に限定されない。
【0020】上記包装体に封入される揮散性物質は、常
温又は加温した状態で気化することのできるものであ
る。このような揮散性物質の例としては、エンペンスリ
ン、アレスリン、レスメトリン、フラメトリン等のピレ
スロイド系化合物、DDVP、スミチオン等の有機リン
系化合物、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジブチル、フマル酸ジエチル、N,N−ジエチル−
m−トルアミド等の防虫・忌避剤、安息香酸エチル、サ
フロール、インサフロール、オイゲノール、シトロネロ
ール、アネトール、1−カルボン酸等の防虫性香料、シ
トラール、シトロネラール、ネロール、ゲラニオール、
酢酸リナシル、アセトフェノン、テレピネオール、メン
トン、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸エチル、酢酸イ
ソアミル、ユーカリブトール等の香料等、ケイ皮アルデ
ヒド、ベンズアルデヒド等の防虫・防カビ剤等があげら
れる。
【0021】上記揮散性物質としてピレスロイド系化合
物、特にエンペンスリンを用いる場合、上記の包装体の
吸着量は、0.70g/m2以下がよく、0.60g/
2以下が好ましい。0.70g/m2より多いと、有効
に利用されないエンペンスリン量が多くなり、効率的で
ない。
【0022】上記吸着量は、次の方法で測定される。す
なわち、エンペンスリン40mgを綿製不織布(2×5
cm、150mg)にコーティングして防虫剤シートを
作製する。また、収納部の面の有効面積が8×8cmで
ある測定対象の包装体を準備する。そして、この包装体
に上記防虫剤シートを入れ、ヒートシールして3方シー
ル袋の形で密封する。次いで、これをアルミパックに密
封し、40℃で保管する。30日間保管後、1,4−ジ
オキサンで包装材に吸着したエンペンスリンを抽出し、
ガスクロマトグラフィーで定量して、包装体へのエンペ
ンスリンの吸着量(g/m2)を算出する。このとき、
サンプル数は少なくとも3点とし、平均の値をその包装
体の吸着量とする。
【0023】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげてこの発明を
さらに具体的に説明する。 (実施例1)外層としてPVAでコートされたOPPフ
ィルム(ダイセル化学工業(株)製;XOP、厚み23
μm)を用いた。中間層としてLDPE樹脂(日本ポリ
ケム(株)製;LC600A)、内層としてLLDPE
樹脂(住友化学工業(株)製;スミカセンHiαCW8
003)を用い、タンデム押出しラミネートを行った。
このとき、外層と中間層の間には、アンカーコート処理
(ポリウレタン系アンカーコート剤、大日精化工業
(株)セイカダイン2710A/2710B)を行っ
た。また、中間層の押出し温度を340℃、内層の押出
し温度を280℃とした。得られた積層体を40℃で2
4時間エージングを行った。得られた包装体用積層体の
中間層の厚みは15μm、内層の厚みは20μm、外層
と中間層との間のアンカーコート層の厚みは0.3μm
であった。得られた包装体用積層体を内層同士が対向す
るように折り曲げ、2辺をヒートシールした。この包装
体にエンペンスリン40mgを綿製不織布にコーティン
グして作製した上記防虫剤シートを入れ、もう1辺をヒ
ートシールして3方シール袋の形で密封した。この作製
工程において、収納部の面の有効面積が8×8cmとな
るようにした。次いで、これをアルミパックに密封し、
40℃で保管した。所定期間保管後、1,4−ジオキサ
ンで包装材に吸着したエンペンスリンを抽出し、ガスク
ロマトグラフィーで定量して、包装体へのエンペンスリ
ンの吸着量を算出した。その結果を表1に示す。
【0024】(実施例2)内層にLLDPE樹脂からな
るフィルム(タマポリ(株)製;UB−1、厚み30μ
m)を用いて押出しラミネートを行った以外は実施例1
と同様にして包装体用積層体を製造した。得られた包装
体用積層体の中間層の厚みは15μm、内層の厚みは3
0μm、外層と中間層との間のアンカーコート層の厚み
は0.3μmであった。これを用いて実施例1と同様に
して3方シール袋を作製し、エンペンスリンの吸着量を
測定・算出した。その結果を表1に示す。
【0025】(実施例3)外層としてPVAでコートさ
れたOPPフィルム(ダイセル化学工業(株)製;XO
P、厚み23μm)を用いた。内層としてLDPE樹脂
(日本ポリケム(株)製;LC600A)を用い、押出
しラミネートを行った。このとき、内層の押出し温度を
340℃とし、外層と内層の間には、アンカーコート処
理(ポリウレタン系アンカーコート剤、大日精化工業
(株)セイカダイン2710A/2710B)を行っ
た。得られた包装用積層体を40℃で24時間エージン
グを行った。得られた包装体用積層体の内層の厚みは2
5μm、外層と内層との間のアンカーコート層の厚みは
0.3μmであった。これを用いて実施例1と同様にし
て3方シール袋を作製し、エンペンスリンの吸着量を測
定・算出した。その結果を表1に示す。
【0026】(比較例1)外層としてPVAでコートさ
れたOPPフィルム(ダイセル化学工業(株)製;XO
P、厚み23μm)を用いた。また、内層としてLLD
PE樹脂からなるフィルム(タマポリ(株)製;UB−
1、厚さ30μm)を用いた。内層と外層の間に2液反
応型ポリウレタン系接着剤(武田薬品工業(株)製;タ
ケラックA−969V/タケネートA−5)を塗布して
ドライラミネートを行い、得られた積層体を40℃で2
4時間エージングして比較積層体を製造した。このと
き、外層と内層との間に、厚さ3μmの中間層たる接着
剤層が形成された。得られた比較積層体を用いて実施例
1と同様にして3方シール袋を作製し、エンペンスリン
の吸着量を測定・算出した。その結果を表1に示す。
【0027】(比較例2)内層としてエチレン−酢酸ビ
ニル樹脂からなるフィルム(タマポリ(株)製;SB−
5、厚み30μm)を用い、また、接着剤として、2液
反応型ポリウレタン系接着剤(武田薬品工業(株)製;
タケラックA−616/タケネートA−65)を用いた
以外は比較例1と同様にして比較積層体(中間層の厚
み;2μm)を製造し、これを用いて実施例1と同様に
して3方シール袋を作製し、エンペンスリンの吸着量を
測定・算出した。その結果を表1に示す。
【0028】(比較例3)内層としてエチレン−酢酸ビ
ニル樹脂(東ソー(株)製;ウルトラセンUE537、
酢酸ビニル含有量6%)を用い、内層の押出し温度を2
40℃とした以外は実施例1と同様にして比較積層体を
製造した。得られた比較積層体の中間層の厚みが15μ
m、内層の厚みが20μm、外層と中間層との間のアン
カーコート層の厚みが0.3μmであった。これを用い
て実施例1と同様にして3方シール袋を作製し、エンペ
ンスリンの吸着量を測定・算出した。その結果を表1に
示す。
【0029】
【表1】
【0030】(結果)実施例1〜3から明らかなよう
に、この発明にかかる包装体は、エンペンスリンの吸着
量が少なく、また、ヒートシール性に優れていた。
【0031】
【発明の効果】この発明にかかる包装体を構成する積層
構造の各層は、互いに接着剤層を介して接合されていな
いので、揮散性薬剤がこの接着剤層によって吸着される
のを防止でき、揮散性薬剤の吸着を少なくすることがで
きる。また、包装体の内表面に配される積層構造の内層
として、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレンの少なくとも1つを用いるので、良
好なヒートシール性を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/28 A01N 53/00 502A (72)発明者 藤田 真夫 大阪市福島区大開4丁目1番186号 レン ゴー株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 2B121 AA11 CA02 CA66 3E067 AA30 AB96 BA12A BB14A BB15A BB16A CA04 CA24 EA08 EE02 FA01 FC01 GC07 GC08 GD07 GD10 3E086 AA23 AB02 AD01 AD08 BA04 BA24 BB13 BB15 BB51 BB62 BB81 BB90 CA29 4F100 AK06B AK06C AK06D AK07B AK07C AK07D AK21A AK63B AK63C AK63D AR00A BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10C BA10D CC00A GB16 JD02A 4H011 AC01 AC06 BA01 BB15 DA08 DB03 DC10 DD05 DF03 DH02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮散性物質を封入するための包装体にお
    いて、上記包装体は少なくとも2層の積層構造を有し、
    上記包装体の外表面に配される積層構造の外層は、上記
    揮散性物質に対してガスバリア性を有し、上記包装体の
    内表面に配される積層構造の内層は低密度ポリエチレ
    ン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンの少な
    くとも1つから構成され、上記積層構造を構成する各層
    は、厚さ0.5μm以下のアンカーコート層を介して又
    は直接接合されたことを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 上記の外層と内層の間に少なくとも低密
    度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンからなる
    中間層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装
    体。
  3. 【請求項3】 上記揮散性物質がピレスロイド系化合物
    である請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 【請求項4】 上記ピレスロイド系化合物がエンペスリ
    ンであり、このエンペンスリンの吸着量が0.70g/
    2以下である請求項3に記載の包装体。
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JP2005119286A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 Sumitomo Chemical Co Ltd 衣料用防虫剤用包装材料および衣料防虫用品
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