JP2003111741A - 妊婦用健康管理装置 - Google Patents

妊婦用健康管理装置

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JP2003111741A JP2001308165A JP2001308165A JP2003111741A JP 2003111741 A JP2003111741 A JP 2003111741A JP 2001308165 A JP2001308165 A JP 2001308165A JP 2001308165 A JP2001308165 A JP 2001308165A JP 2003111741 A JP2003111741 A JP 2003111741A
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優子 北原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浮腫の判断は診察した医師の主観に左右やす
く、定量的な判断ができなかった。また、体重の増加も
その日の食事量、排泄量、発汗量等によってばらつきが
大きく、500グラム程度はすぐ変化することが知られ
ている。また、血圧測定で高血圧の判定はできるもの
の、これだけでは浮腫等の判断には結びつかなかった。 【解決手段】妊婦の個人データを入力する入力手段と、
妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピーダン
ス測定手段と、測定したインピーダンスの変化と特定妊
娠週数におけるインピーダンスの変化率とから妊婦の健
康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装
置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、妊婦の健康を管理
する装置、特に妊婦の浮腫や妊娠中毒症に関する健康管
理をする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来妊婦の浮腫の発症に関しては、脛骨
稜を親指で押し、圧痕が残るかどうかで判断されてき
た。また、妊娠中毒症での浮腫に関しては、一般的に下
肢に浮腫が見られ、かつ最近の一週間で500グラムの
体重増加が見られた場合に、軽度の妊娠中毒症と判断さ
れ、浮腫が全身に及ぶと重度の妊娠中毒症と判断されて
いた。
【0003】また、妊婦の血圧は、循環血液量の増加に
対応した血管拡張により妊娠中期に向けて低下傾向を示
し、分娩に向けて上昇する。ところが妊娠中毒症の妊婦
では、体内のNa貯蔵増加とそれによる浸透圧の維持に
より血管が収縮し、血圧が上昇する。そして収縮期血圧
(以下HBPという)が140mmHg以上及び拡張期
血圧(以下LBPという)が90mmHg以上になると
高血圧と判断されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、浮腫の判断は
診察した医師の主観に左右されやすく、定量的な判断が
できなかった。
【0005】また、体重の増加もその日の食事量、排泄
量、発汗量等によってばらつきが大きく、500グラム
程度はすぐ変化することが知られている。
【0006】また、血圧測定で高血圧の判定はできるも
のの、これだけでは浮腫等の判断には結びつかなかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、妊婦の個人データを入力する入力手段と、妊婦の
生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定
手段と、測定したインピーダンスの変化と特定妊娠週数
におけるインピーダンスの変化率とから妊婦の健康状況
を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置が提
供される。
【0008】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は前記インピーダンスの変化と変化率とのマト
リックスを用いて判断することを特徴とする。
【0009】本発明の別の観点によれば、身長、体重等
の妊婦の個人データを入力する入力手段と、妊婦の生体
電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
と、妊婦の体重変化とインピーダンスの変化から妊婦の
健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理
装置が提供される。
【0010】本発明のさらに別の観点によれば、身長、
体重等の妊婦の個人データを入力する入力手段と、妊婦
の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段と、特定の妊娠週数のインピーダンスから測定し
たインピーダンスの変化率を演算する演算手段と、妊婦
の体重変化とインピーダンス変化率から妊婦の健康状況
を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置が提
供される。
【0011】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦の体重増加が1週間あたり500グラ
ムを越えるときに判定することを特徴とする。
【0012】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦のインピーダンスが所定値より低下し
たときに判定することを特徴とする。
【0013】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦の体重増加が1週間あたり500グラ
ムを越え且つインピーダンスが所定値より低下したとき
に判定することを特徴とす。
【0014】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、非妊時のBMIにより妊婦のインピーダン
スの判定の低下量を切り替えることを特徴とする。
【0015】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦への健康に関するアドバイスを表示す
ることを特徴とする。
【0016】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
インピーダンス測定手段は、妊婦の両足間の生体電気イ
ンピーダンスを測定することを特徴とする。
【0017】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦のインピーダンス変化率が所定値より
低下したときに判定することを特徴とする。
【0018】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、妊婦の体重増加が1週間あたり500グラ
ムを越え且つインピーダンス変化率が所定値より低下し
たときに判定することを特徴とする。
【0019】本発明のさらに別の観点によれば、身長、
血圧等の妊婦の個人データを入力する入力手段と、妊婦
の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段と、妊婦の血圧変化とインピーダンスの変化から
妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健
康管理装置が提供される。
【0020】本発明のさらに別の観点によれば、身長、
血圧等の妊婦の個人データを入力する入力手段と、妊婦
の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段と、特定の妊娠週数のインピーダンスから測定し
たインピーダンスの変化率を演算する演算手段と、妊婦
の血圧変化とインピーダンスの変化率から妊婦の健康状
況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置が
提供される。
【0021】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、収縮期血圧が140mmHgを超えるとき
に判定することを特徴とする。
【0022】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、拡張期血圧が90mmHgを超えるときに
判定することを特徴とする。
【0023】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、収縮期血圧が160mmHgを超えるかま
たは拡張期血圧が110mmHgを超えるときに判定す
ることを特徴とする。
【0024】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、収縮期血圧が非妊時より30mmHgを超
えて増加したときに判定することを特徴とする。
【0025】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、拡張期血圧が非妊時より15mmHgを超
えて増加したときに判定することを特徴とする。
【0026】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
判定手段は、収縮期血圧が妊娠前より30mmHgを超
えて増加し、且つ拡張期血圧が非妊時より15mmHg
を超えて増加したときに判定することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施例について図
面を用いて説明する。第一の実施例は、妊婦のインピー
ダンスの変化と特定妊娠週数からのインピーダンスの変
化率から妊婦の健康状況を判定するものである。図1
は、本発明に関する妊婦用健康管理装置1の外観斜視図
であり、大きくは測定部2と表示印刷部3とからなり、
測定部2の図示しない台板と表示印刷部3に固定される
支柱部4とからなる。この測定部2は、公知の体脂肪計
と同様の構成で、内部に体重測定センサーを備え、測定
部2の上面に被測定者が乗ることで体重が測定できる構
成になっている。また、測定部2の上面には、両足間の
生体電気インピーダンスを測定すべく電流供給電極5
A、6Aと、電圧測定電極5B、6Bを備えている。
【0028】一方、表示印刷部3は、図2で示す操作部
7、入力したデータや結果表示のための表示部8、測定
結果を印刷する印刷部9とからなる。
【0029】図2の操作部7は、電源スイッチ10、被
測定者の着衣の重量を設定する風袋量設定キー11、日
時を設定するためのキー12、性別・体型を設定するキ
ー群13、データ等を設定するためのテンキー14を備
えている。
【0030】図3は、妊婦用健康管理装置1の電気ブロ
ック図を示すもので、マイクロコンピュータを備えた制
御部15を備え、この制御部15に図2の操作部7の各
スイッチ、キーが接続され、表示部8、印刷部9も接続
される。また、測定部2からは、定電流発生回路16を
介して電流供給電極5A、6Aが、電圧測定回路17を
介して電圧測定電極5B、6Bが、体重測定センサーが
それぞれ制御回路15に接続している。さらに、制御回
路15には、各種データを記憶するためのメモリ18が
接続されるほか、妊娠週数等の日時データを発生させる
時計回路19も接続される。なお、電源20は、各部に
電力を供給するものである。
【0031】次に本発明の妊婦用健康管理装置1の動作
を図4のフローチャートを用いて説明する。最初に電源
スイッチ10をオンすると、ステップS1で制御回路1
5は、マイクロコンピュータやメモリ18等を初期化す
る。次にステップS2で日時設定がされているかどうか
を判断し、設定されていればステップS4に進む。日時
が設定されていなければ、ステップS3で日時をセット
する。この日時設定は、一般の装置で用いられているも
のと同じであるため、詳細な説明を省略する。
【0032】ステップS4では、表示部8に「着衣重
量、即ち風袋量をテンキー14から入力し、入力が完了
したら風袋量設定キー11を押して下さい」と表示をす
る。ここで被測定者がテンキー14から1.0kgを入
力し、風袋量設定キー11をオンすると、ステップS5
でYesと判断され、ステップS6に進み、メモリ18
に風袋量を記憶する。ステップS5で風袋量設定キー1
1がオンされなければ、ステップS4に戻り、風袋量の
入力を促す表示を繰り返す。
【0033】次にステップS7では、性別・体型別を設
定するキー群13で被測定者にあったキーをオンするよ
うに表示部8に表示する。ここで被測定者が、例えば男
性のスタンダードである場合、図2の男性マークの枠内
でスタンダードのキーをオンする。すると、ステップS
8で入力を判断し、ステップS9に進み、オンしたキー
のデータをメモリ18に記憶する。ステップS8では、
キーがオンされるまで、ステップS7に戻り、キーのオ
ンを促しつづける。同様にステップS10からステップ
S12では被測定者の年齢を、ステップS13からステ
ップS15では被測定者の身長を入力し、メモリ18に
記憶する処理を行う。
【0034】そしてステップS16では、ステップS8
でオンしたキーが何であるかを判断し、この場合には男
性のスタンダードであるので、Noと判断され、ステッ
プs17に進む。ステップS17では、被測定者が電流
供給電極5A、6Aにつま先を、電圧測定電極5B、6
Bに踵を接して測定部2に乗ったことを確認して測定を
開始する。体重の測定は、体重センサーからの出力を制
御部15に取り込み、ステップS18で演算する。一
方、インピーダンスは、定電流回路16から電極5A、
6A間に一定電流を流し、電極5B、6B間の電圧を電
圧測定回路17で測定し、電流と電圧の関係からインピ
ーダンスをステップS18で演算する。このステップS1
7では、測定した日時と、被測定者の風袋量を減算した
体重値、測定インピーダンス値をメモリ18に記憶して
おく。
【0035】ステップS18では、測定した体重から風
袋量を減算し、被測定者の体重を演算すると共に、イン
ピーダンスから体脂肪率を、体重に体脂肪率を乗算して
体脂肪量を、体重から体脂肪量を減算して除脂肪量を、
除脂肪量に平均的体水分率である73.2%を乗算して
体水分量を、身長と体重からBMI(体格指数)をそれ
ぞれ演算する。そしてこの演算結果は、ステップS19
で表示部8に表示すると共に、印刷部9よりプリントア
ウトする。
【0036】図5は、このプリントアウトの例であり、
測定時間のほか入力した性別・体型、年齢、身長、等の
個人データ、ステップS17及びステップS18で測定
・演算した結果を印刷する。この表示及び印刷の後、ス
テップS4に戻り次のデータ入力を待つ。
【0037】上記ステップS8でマタニティキーがオン
された場合には、ステップS16でYesと判断され、
ステップS20に進む。ステップS20では、表示部8
に出産予定日を入力してくださいと表示し、ステップS
21でテンキー14よりの年月日の入力がなされるま
で、ステップS20とS21を繰り返す。予定年月日が
入力されると、ステップS21でYesと判断され、ス
テップS22で入力された出産予定日と測定日のデータ
とから妊娠週数を演算し、ステップS23でメモリ18
に記憶する。
【0038】そしてステップS24では、表示部8に収
縮期血圧を入力してくださいと表示し、ステップS25
でテンキー14より収縮期血圧の入力がなされるまで、
ステップS24とS25を繰り返す。収縮期血圧が入力
されると、ステップS26で、表示部8に拡張期血圧を
入力してくださいと表示し、ステップS26でテンキー
14より拡張期血圧の入力がなされるまで、ステップS
26とS27を繰り返す。拡張期血圧が入力されると、
ステップS27でYesと判断され、ステップS25と
ステップS27で入力された収縮期血圧と拡張期血圧と
測定日のデータとをステップS28でメモリ18に記憶
する。
【0039】さらにステップS29では、表示部8に非
妊時のBMIを入力してくださいと表示し、ステップS
30でテンキー14より非妊時のBMIの入力がなされ
るまで、ステップS29とS30を繰り返す。非妊時の
BMIが入力されると、ステップS30でYesと判断
され、ステップS30で入力された非妊時のBMIのデ
ータとをステップS31でメモリ18に記憶する。な
お、このステップでは非妊時のBMIを直接入力した
が、これに代わり非妊時の体重を入力し、ステップS1
4で入力した身長とからBMIを演算してメモリ18に
記憶しても良い。
【0040】ステップS21でマタニティモードと判断
された場合には、ステップS17の処理は通常の場合と
同じであるが、ステップS18でのデータ演算におい
て、特定妊娠週数、例えば妊娠20週に測定したインピー
ダンスから今回測定したインピーダンスの変化率を演算
し、この演算結果と今回測定したインピーダンスとから
妊婦の浮腫レベルをマトリックス的に判断し、判定結果
に基づくコメントをメモリ18から呼び出し、ステップ
S19で図6で示すような表示を表示器8に表示し、印
刷部9からプリントアウトする。この表示・印刷のステ
ップS19が終了すると、ステップS4に戻り次のデー
タ入力を待つ。
【0041】上記マタニティの演算において、図7で示
すように妊婦のインピーダンスは妊娠初期から妊娠末期
向けて若干減少することが判明し、また非妊娠時の体型
がやせ型(BMIが18.5未満)、標準型(BMIが
18.5以上、25以下)、肥満(BMIが25を超え
る)によってもインピーダンスの値が異なる。図8は、
図7の標準型の妊婦を代表例として示したもので、中心
のグラフが妊娠週数の変化におけるインピーダンス変化
の中心値を示し、上のグラフがインピーダンスの上限値
を、下のグラフがインピーダンスの下限値を示し、上限
値と下限値の間が適正範囲を示している。この下限値よ
り妊婦の測定インピーダンスが低下すると、妊婦に浮腫
が現れる傾向があると判断され、さらにaで示すグラフ
より低下すると妊娠中毒症の恐れがあると判断される。
図8の適正範囲及びaのグラフは、非妊時のBMI毎に
メモリ18に記憶してある。
【0042】次に特定妊娠週数、例えば妊娠20週に測
定したインピーダンスから今回測定したインピーダンス
の変化率は図9に示すようにメモリ18に記憶してある
20週のインピーダンスの値を基準として、測定したイ
ンピーダンスが何%ずれているかを示すもので、bで示
すラインまでは適正範囲と見做し、それより低下すると
浮腫が現れる傾向があると判断され、さらにしたのcの
ラインに達すると妊娠中毒症の恐れがあると判断され
る。
【0043】上記インピーダンスの変化と変化率とは、
単独で浮腫及び妊娠中毒症の判断に使用しても良いが、
精度を高めるために図10で示すようにインピーダンス
の変化(Ω変化)とその変化率をマトリックスに配置
し、測定結果がマトリックスのどこにあるかによって浮
腫及び妊娠中毒症の判断を行うことがよい。図10のマ
トリックスでは浮腫及び妊娠中毒症の判断を適正の0か
ら妊娠中毒症発症の恐れが高い4までの5段階に分けて
判断できるようにしており、この各段階に応じて「順調
に推移しております」とか「妊娠中毒症発症の恐れが高
いので、医師の診察を受けてください」のような妊婦に
対するアドバイスをリンクさせておく。このマトリック
スの判断及びアドバイスは、メモリ18に記憶してあ
る。
【0044】次に本発明の第二の実施例について説明す
る。第二の実施例は、妊婦のインピーダンスの変化と体
重の変化から妊婦の健康状況を判定するものであり、第
一の実施例の図1から8がほぼ共通であり、マタニティ
モードにおける図4のステップS18の演算とステップ
S19の表示・印刷処理が変わるのみである。このた
め、共通の部分については説明を省略する。
【0045】マタニティモードにおいて、ステップS1
8においては、まず妊婦のインピーダンスの変化を演算
する。すなわち第一実施例と同様に図7で示すように妊
婦のインピーダンスは妊娠初期から妊娠末期向けて若干
減少することが判明し、また非妊娠時の体型がやせ型
(BMIが18.5未満)、標準型(BMIが18.5
以上、25以下)、肥満(BMIが25を超える)によ
ってもインピーダンスの値が異なる。図8は、図7の標
準型の妊婦を代表例として示したもので、中心のグラフ
が妊娠週数の変化におけるインピーダンス変化の中心値
を示し、上のグラフがインピーダンスの上限値を、下の
グラフがインピーダンスの下限値を示し、上限値と下限
値の間が適正範囲を示している。この下限値より妊婦の
測定インピーダンスが低下すると、妊婦に浮腫が現れる
傾向があると判断され、さらにaで示すグラフより低下
すると妊娠中毒症の恐れがあると判断される。図8の適
正範囲及びaのグラフは、非妊時のBMI毎にメモリ1
8に記憶してある。
【0046】一方、妊婦の体重は妊娠週数の増加ととも
に一般的に増加するものの、一週間に500g、1Kg
以上増加すると軽度の妊娠中毒症発症の恐れがあるとい
われている。このステップS18ではメモリ18から測
定日の一週間前の妊婦体重値を呼び出し、測定した体重
値から減算することで一週間の体重増加の値を求める。
一週間前の体重値を呼び出すときに、一週間前の体重値
が存在しないときにはその前後、またはその前一週間の
平均値等を使用しても良い。
【0047】上記インピーダンスの変化と体重の変化と
は、単独で浮腫及び妊娠中毒症の判断に使用しても良い
が、精度を高めるためにメモリ18に予め記憶してある
図11で示すようにインピーダンスの変化(Ω変化)と
体重の変化をマトリックスに配置し、測定結果がマトリ
ックスのどこにあるかによって浮腫及び妊娠中毒症の判
断を行うことがよい。図11ではインピーダンスの変化
と体重の変化をマトリックスに配置し、測定結果がマト
リックスのどこにあるかによって浮腫及び妊娠中毒症の
判断を行うことがよい。図11のマトリックスでは浮腫
及び妊娠中毒症の判断を適正の0から妊娠中毒症発症の
恐れが高い4までの5段階に分けて判断できるようにし
ており、この各段階に応じて「順調に推移しておりま
す」とか「妊娠中毒症発症の恐れが高いので、医師の診
察を受けてください」のような妊婦に対するアドバイス
をリンクさせておく。このマトリックスの判断及びアド
バイスは、メモリ18に記憶してある。そしてステップ
S19で図12で示すような表示を表示器8に表示し、
印刷部9からプリントアウトする。この表示・印刷のス
テップS19が終了すると、ステップS4に戻り次のデ
ータ入力を待つ。
【0048】さらに本発明の第三の実施例について説明
する。第三の実施例は、妊婦の特定妊娠週数、例えば妊
娠20週に測定したインピーダンスから今回測定したイ
ンピーダンスの変化率と体重の変化から妊婦の健康状況
を判定するものであり、第一の実施例の図1から図5及
び図9がほぼ共通であり、マタニティモードにおける図
4のステップS18の演算とステップS19の表示・印
刷処理が変わるのみである。このため、共通の部分につ
いては説明を省略する。
【0049】マタニティモードにおいて、ステップS1
8においては、まず妊婦のインピーダンスの変化率を演
算する。すなわち第一実施例と同様に図9で示すように
特定妊娠週数、例えば妊娠20週に測定したインピーダ
ンスから今回測定したインピーダンスの変化率は図9に
示すようにメモリ18に記憶してある20週のインピー
ダンスの値を基準として、測定したインピーダンスが何
%ずれているかを示すもので、bで示すラインまでは適
正範囲と見做し、それより低下すると浮腫が現れる傾向
があると判断され、さらにしたのcのラインに達すると
妊娠中毒症の恐れがあると判断される。
【0050】一方、妊婦の体重は妊娠週数の増加ととも
に一般的に増加するものの、一週間に500g、1Kg
以上増加すると軽度の妊娠中毒症発症の恐れがあるとい
われている。このステップS18ではメモリ18から測
定日の一週間前の妊婦体重値を呼び出し、測定した体重
値から減算することで一週間の体重増加の値を求める。
一週間前の体重値を呼び出すときに、一週間前の体重値
が存在しないときにはその前後、またはその前一週間の
平均値等を使用しても良い。
【0051】そして妊婦のインピーダンスの変化率と体
重の変化は、単独で浮腫及び妊娠中毒症の判断に使用し
ても良いが、精度を高めるためにメモリ18に予め記憶
してある図13で示すようにインピーダンスの変化率と
体重の変化をマトリックスに配置し、測定結果がマトリ
ックスのどこにあるかによって浮腫及び妊娠中毒症の判
断を行うことがよい。図13のマトリックスでは浮腫及
び妊娠中毒症の判断を適正の0から妊娠中毒症発症の恐
れが高い4までの5段階に分けて判断できるようにして
おり、この各段階に応じて「順調に推移しております」
とか「妊娠中毒症発症の恐れが高いので、医師の診察を
受けてください」のような妊婦に対するアドバイスをリ
ンクさせておく。このマトリックスの判断及びアドバイ
スは、メモリ18に記憶してある。
【0052】そしてステップS19で図14で示すよう
な表示を表示器8に表示し、印刷部9からプリントアウ
トする。この表示・印刷のステップS19が終了する
と、ステップS4に戻り次のデータ入力を待つ。
【0053】さらに本発明の第四の実施例について説明
する。第四の実施例は、妊婦のインピーダンスの変化と
血圧の変化から妊婦の健康状況を判定するものであり、
第一の実施例の図1から図8がほぼ共通であり、マタニ
ティモードにおける図4のステップS18の演算とステ
ップS19の表示・印刷処理が変わるのみである。この
ため、共通の部分については説明を省略する。
【0054】マタニティモードにおいて、ステップS1
8においては、まず妊婦のインピーダンスの変化を演算
する。すなわち第一実施例と同様に図7で示すように妊
婦のインピーダンスは妊娠初期から妊娠末期向けて若干
減少することが判明し、また非妊娠時の体型がやせ型
(BMIが18.5未満)、標準型(BMIが18.5
以上、25以下)、肥満(BMIが25を超える)によ
ってもインピーダンスの値が異なる。図8は、図7の標
準型の妊婦を代表例として示したもので、中心のグラフ
が妊娠週数の変化におけるインピーダンス変化の中心値
を示し、上のグラフがインピーダンスの上限値を、下の
グラフがインピーダンスの下限値を示し、上限値と下限
値の間が適正範囲を示している。この下限値より妊婦の
測定インピーダンスが低下すると、妊婦に浮腫が現れる
傾向があると判断され、さらにaで示すグラフより低下
すると妊娠中毒症の恐れがあると判断される。図8の適
正範囲及びaのグラフは、非妊時のBMI毎にメモリ1
8に記憶してある。
【0055】一方、妊婦の血圧は妊娠中期に向けて低下
傾向を示し、その後分娩に向けて上昇する。しかしHB
Pが140mmHg、またはLBPが90mmHgを越
えると妊娠中毒症に伴なう血圧上昇であると判断され
る。また、HBPが160mmHg、またはLBPが1
10mmHg超えると妊娠中毒の発症が確実視される。
【0056】上記インピーダンスの変化及びまたは血圧
の変化は単独で、またはHBP、LBPそれぞれ単独で
浮腫及び妊娠中毒症の判断に使用しても良いが、精度を
高めるためにメモリ18に予め記憶してある図15で示
すようにインピーダンスの変化(Ω変化)と血圧の変化
をマトリックスに配置し、測定結果がマトリックスのど
こにあるかによって浮腫及び妊娠中毒症の判断を行うこ
とがよい。図15のマトリックスでは浮腫及び妊娠中毒
症の判断を適正の0から妊娠中毒症発症の恐れが高い4
までの5段階に分けて判断できるようにしており、この
各段階に応じて「順調に推移しております」とか「妊娠
中毒症発症の恐れが高いので、医師の診察を受けてくだ
さい」のような妊婦に対するアドバイスをリンクさせて
おく。このマトリックスの判断及びアドバイスは、メモ
リ18に記憶してある。そしてステップS19で図16
で示すような表示を表示器8に表示し、印刷部9からプ
リントアウトする。この表示・印刷のステップS19が
終了すると、ステップS4に戻り次のデータ入力を待
つ。
【0057】なお、妊娠中毒症には、妊娠週数が28週
程度までに発症する早発型とその後に発症する遅発型と
があるが、早発型は血圧の変化が先行して現れるので、
図15において妊娠28週まででインピーダンスが適正
範囲でも血圧が上昇しているときにはアドバイスとして
早発型の妊娠中毒症の恐れがあることを表示または/及
び印刷するとより良い。また、遅発型は血圧の変化より
インピーダンスの変化が先行して現れるので、図15に
おいて妊娠28週以降血圧があまり上昇しなくともイン
ピーダンスが急激に低下しているときにはアドバイスと
して遅発型の妊娠中毒症の恐れがあることを表示または
/及び印刷するとより良い。
【0058】さらに本発明の第五の実施例について説明
する。第五の実施例は、妊婦の特定妊娠週数、例えば妊
娠20週に測定したインピーダンスから今回測定したイ
ンピーダンスの変化率と、血圧の変化とから妊婦の健康
状況を判定するものであり、第一の実施例の図1から図
6及び図9がほぼ共通であり、マタニティモードにおけ
る図4のステップS18の演算とステップS19の表示
・印刷処理が変わるのみである。このため、共通の部分
については説明を省略する。
【0059】マタニティモードにおいて、ステップS1
8においては、まず妊婦のインピーダンスの変化率を演
算する。すなわち第一実施例と同様に図9で示すように
特定妊娠週数、例えば妊娠20週に測定したインピーダ
ンスから今回測定したインピーダンスの変化率は図9に
示すようにメモリ18に記憶してある20週のインピー
ダンスの値を基準として、測定したインピーダンスが何
%ずれているかを示すもので、bで示すラインまでは適
正範囲と見做し、それより低下すると浮腫が現れる傾向
があると判断され、さらに下のcのラインに達すると妊
娠中毒症の恐れがあると判断される。
【0060】一方、妊婦の血圧は妊娠中期に向けて低下
傾向を示し、その後分娩に向けて上昇する。しかしHB
Pが140mmHg、またはLBPが90mmHgを越
えると妊娠中毒症に伴なう血圧上昇であると判断され
る。また、HBPが160mmHg、またはLBPが1
10mmHg超えると妊娠中毒の発症が確実視される。
【0061】上記インピーダンスの変化率及びまたは血
圧の変化は単独で、またはHBP、LBPそれぞれ単独
で浮腫及び妊娠中毒症の判断に使用しても良いが、精度
を高めるためにメモリ18に予め記憶してある図17で
示すようにインピーダンスの変化率と血圧の変化をマト
リックスに配置し、測定結果がマトリックスのどこにあ
るかによって浮腫及び妊娠中毒症の判断を行うことがよ
い。図17ではインピーダンスの変化率と血圧の変化を
マトリックスに配置し、測定結果がマトリックスのどこ
にあるかによって浮腫及び妊娠中毒症の判断を行うこと
がよい。図17のマトリックスでは浮腫及び妊娠中毒症
の判断を適正の0から妊娠中毒症発症の恐れが高い4ま
での5段階に分けて判断できるようにしており、この各
段階に応じて「順調に推移しております」とか「妊娠中
毒症発症の恐れが高いので、医師の診察を受けてくださ
い」のような妊婦に対するアドバイスをリンクさせてお
く。このマトリックスの判断及びアドバイスは、メモリ
18に記憶してある。そしてステップS19で図18で
示すような表示を表示器8に表示し、印刷部9からプリ
ントアウトする。この表示・印刷のステップS19が終
了すると、ステップS4に戻り次のデータ入力を待つ。
【0062】なお、妊娠中毒症には、妊娠週数が28週
程度までに発症する早発型とその後に発症する遅発型と
があるが、早発型は血圧の変化が先行して現れるので、
図17において妊娠28週まででインピーダンスの変化
率が適正範囲でも血圧が上昇しているときにはアドバイ
スとして早発型の妊娠中毒症の恐れがあることを表示ま
たは/及び印刷するとより良い。また、遅発型は血圧の
変化よりインピーダンスの変化が先行して現れるので、
図17において妊娠28週以降血圧があまり上昇しなく
ともインピーダンスの変化率が急激に低下しているとき
にはアドバイスとして遅発型の妊娠中毒症の恐れがある
ことを表示または/及び印刷するとより良い。
【0063】なお、本発明の第四及び第五の実施例にお
いて、血圧の変化はHBPとLBPの絶対値から妊婦の
健康状況を判定したが、非妊時のHBPとLBPとを図
4のステップS31の後で入力し、測定されたHBPと
LBPとがそれぞれ30mmHg、15mmHgを超え
て増加したときに、第四及び第五実施例と同様に判断し
て、測定データおよびアドバイスとを表示及び印刷して
もよい。
【0064】また、上記実施例では、別体の血圧計で測
定した値をテンキー14から操作者が手動で入力した
が、図3のブロック図に破線で示したように電子血圧計
BPを制御部15に接続し、測定血圧値が自動的に取り
込めるようにすることもできる。
【0065】さらに本発明では、インピーダンスの変化
や特定妊娠週数からのインピーダンスの変化率を判定の
要素として用いたが、インピーダンスの変化や特定妊娠
週数からのインピーダンスの変化率から回帰直線を求
め、その傾きから浮腫または妊娠中毒症の判定を行って
も良い。
【0066】さらに本発明は、妊婦の両足間のインピー
ダンスを測定したが、両手間、手足間、特定部位のイン
ピーダンスを測定しても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明は、妊婦の個人データを入力する
入力手段と、妊婦の生体電気インピーダンスを測定する
インピーダンス測定手段と、測定したインピーダンスの
変化と特定妊娠週数におけるインピーダンスの変化率と
から妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦
用健康管理装置であり、客観的、定量的に浮腫や妊娠中
毒症等の妊婦の健康管理ができる。
【0068】また本発明は、判定手段が前記インピーダ
ンスの変化と変化率とのマトリックスを用いて判断する
ので、精度良く浮腫や妊娠中毒症等の判定ができる。
【0069】さらに本発明は、身長、体重等の妊婦の個
人データを入力する入力手段と、妊婦の生体電気インピ
ーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、妊婦の
体重変化とインピーダンスの変化から妊婦の健康状況を
判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置であ
り、客観的、定量的に浮腫や妊娠中毒症等の妊婦の健康
管理ができる。
【0070】さらに本発明は、身長、体重等の妊婦の個
人データを入力する入力手段と、妊婦の生体電気インピ
ーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、特定の
妊娠週数のインピーダンスから測定したインピーダンス
の変化率を演算する演算手段と、妊婦の体重変化とイン
ピーダンス変化率から妊婦の健康状況を判定する判定手
段とを備えた妊婦用健康管理装置であり、非妊時の体型
に関わりなく定量的に浮腫や妊娠中毒症等の妊婦の健康
管理ができる。
【0071】さらに本発明は、判定手段が妊婦の体重増
加が1週間あたり500グラムを越えたり、インピーダ
ンスの変化または変化率が所定値より低下したときに判
定するので、一般的な判断基準とも合致し、信頼性の高
いものである。
【0072】さらに本発明は、判定手段がアドバイス表
示をするものであり、妊婦へのきめ細かいアドバイスが
できる。
【0073】さらに本発明は、浮腫が出やすい両足間で
測定するので、早い時期に浮腫や妊娠中毒症等を発見で
きる。
【0074】さらに本発明は、身長、血圧等の妊婦の個
人データを入力する入力手段と、妊婦の生体電気インピ
ーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、妊婦の
血圧変化とインピーダンスの変化から妊婦の健康状況を
判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置であ
り、定量的に浮腫や妊娠中毒症等の妊婦の健康管理がで
きる。
【0075】さらに本発明は、身長、血圧等の妊婦の個
人データを入力する入力手段と、妊婦の生体電気インピ
ーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、特定の
妊娠週数のインピーダンスから測定したインピーダンス
の変化率を演算する演算手段と、妊婦の血圧変化とイン
ピーダンスの変化率から妊婦の健康状況を判定する判定
手段とを備えた妊婦用健康管理装置であり、非妊時の体
型に関わりなく定量的に浮腫や妊娠中毒症等の妊婦の健
康管理ができる。
【0076】さらに本発明は、判定手段が収縮期血圧が
140mmHgを超えたり、拡張期血圧が90mmHg
を超えたりするときに判定するので、一般的な判断基準
とも合致し、信頼性の高いものである。
【0077】さらに本発明は、判定手段は、収縮期血圧
が妊娠前より30mmHgを超えて増加したり、拡張期
血圧が非妊時より15mmHgを超えて増加したりする
ときに判定するので、一般的な判断基準とも合致し、信
頼性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例の外観斜視図である。
【図2】 本発明の第一実施例の表示印刷部を示す図で
ある。
【図3】 電気ブロック図である。
【図4】 第一実施例のフローチャートである。
【図5】 マタニティ以外の表示例を示す図である。
【図6】 マタニティの表示例を示す図である。
【図7】 非妊時のBMI別のインピーダンス変化を示
す図である。
【図8】 標準型におけるインピーダンス変化と適正範
囲との関係を示す図である。
【図9】 妊娠20週を基準にしたインピーダンスの変
化率を示す図である。
【図10】 インピーダンスの変化と変化率とからの判
定表を示す図である。
【図11】 インピーダンスの変化と体重増加とからの
判定表を示す図である。
【図12】 第二実施例の表示例を示す図である。
【図13】 インピーダンスの変化率と体重増加とから
の判定表を示す図である。
【図14】 第三実施例の表示例を表す図である。
【図15】 インピーダンスの変化と血圧とからの判定
表を表す図である。
【図16】 第四実施例の表示例を示す図である。
【図17】 インピーダンスの変化率と血圧とからの判
定表を表す図である。
【図18】 第五実施例の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 体脂肪計 2 測定部 3 表示印刷部 5A、5B、6A、6B 電極 7 操作部 8 表示部 9 印刷部 12 日時設定キー 13 性別・体型設定キー 14 テンキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA25 AA27 AA40 FA34 GC30 JA01 JA07 4C017 AA08 AA18 AA20 BB13 CC02 CC03 FF30 4C027 AA00 AA06 CC00 EE01 GG15 GG16 HH02 HH11 KK00 KK01 KK05

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 妊婦の個人データを入力する入力手段
    と、妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピー
    ダンス測定手段と、測定したインピーダンスの変化と特
    定妊娠週数におけるインピーダンスの変化率とから妊婦
    の健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は前記インピーダンスの変
    化と変化率とのマトリックスを用いて判断することを特
    徴とする請求項1記載の妊婦用健康管理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、妊婦への健康に関する
    アドバイスを表示することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の妊婦用健康管理装置。
  4. 【請求項4】 身長、体重等の妊婦の個人データを入力
    する入力手段と、妊婦の生体電気インピーダンスを測定
    するインピーダンス測定手段と、妊婦の体重変化とイン
    ピーダンスの変化から妊婦の健康状況を判定する判定手
    段とを備えた妊婦用健康管理装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、妊婦の体重増加が1週
    間あたり500グラムを越えるときに判定することを特
    徴とする請求項4記載の妊婦用健康管理装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、妊婦のインピーダンス
    が所定値より低下したときに判定することを特徴とする
    請求項4記載の妊婦用健康管理装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、妊婦の体重増加が1週
    間あたり500グラムを越え且つインピーダンスが所定
    値より低下したときに判定することを特徴とする請求項
    4記載の妊婦用健康管理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、非妊時のBMIにより
    妊婦のインピーダンスの判定の低下量を切り替えること
    を特徴とする請求項6または請求項7記載の妊婦用健康
    管理装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、妊婦への健康に関する
    アドバイスを表示することを特徴とする請求項4乃至請
    求項8記載の妊婦用健康管理装置。
  10. 【請求項10】 前記インピーダンス測定手段は、妊婦
    の両足間の生体電気インピーダンスを測定することを特
    徴とする請求項4乃至請求項10記載の妊婦用健康管理
    装置。
  11. 【請求項11】 身長、体重等の妊婦の個人データを入
    力する入力手段と、妊婦の生体電気インピーダンスを測
    定するインピーダンス測定手段と、特定の妊娠週数のイ
    ンピーダンスから測定したインピーダンスの変化率を演
    算する演算手段と、妊婦の体重変化とインピーダンス変
    化率から妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えた
    妊婦用健康管理装置。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、妊婦の体重増加が1
    週間あたり500グラムを越えるときに判定することを
    特徴とする請求項11記載の妊婦用健康管理装置。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、妊婦のインピーダン
    ス変化率が所定値より低下したときに判定することを特
    徴とする請求項11記載の妊婦用健康管理装置。
  14. 【請求項14】 前記判定手段は、妊婦の体重増加が1
    週間あたり500グラムを越え且つインピーダンス変化
    率が所定値より低下したときに判定することを特徴とす
    る請求項11記載の妊婦用健康管理装置。
  15. 【請求項15】 前記判定手段は、妊婦への健康に関す
    るアドバイスを表示することを特徴とする請求項11乃
    至請求項14記載の妊婦用健康管理装置。
  16. 【請求項16】 前記インピーダンス測定手段は、妊婦
    の両足間の生体電気インピーダンスを測定することを特
    徴とする請求項11乃至請求項15記載の妊婦用健康管
    理装置。
  17. 【請求項17】 身長、血圧等の妊婦の個人データを入
    力する入力手段と、妊婦の生体電気インピーダンスを測
    定するインピーダンス測定手段と、妊婦の血圧変化とイ
    ンピーダンスの変化から妊婦の健康状況を判定する判定
    手段とを備えた妊婦用健康管理装置。
  18. 【請求項18】 前記判定手段は、収縮期血圧が140
    mmHgを超えるときに判定することを特徴とする請求
    項17記載の妊婦用健康管理装置。
  19. 【請求項19】 前記判定手段は、拡張期血圧が90m
    mHgを超えるときに判定することを特徴とする請求項
    17記載の妊婦用健康管理装置。
  20. 【請求項20】 前記判定手段は、収縮期血圧が160
    mmHgを超えるかまたは拡張期血圧が110mmHg
    を超えるときに判定することを特徴とする請求項17記
    載の妊婦用健康管理装置。
  21. 【請求項21】 前記判定手段は、収縮期血圧が非妊時
    より30mmHgを超えて増加したときに判定すること
    を特徴とする請求項17記載の妊婦用健康管理装置。
  22. 【請求項22】 前記判定手段は、拡張期血圧が非妊時
    より15mmHgを超えて増加したときに判定すること
    を特徴とする請求項17記載の妊婦用健康管理装置。
  23. 【請求項23】 前記判定手段は、収縮期血圧が非妊時
    より30mmHgを超えて増加し、且つ拡張期血圧が妊
    娠前より15mmHgを超えて増加したときに判定する
    ことを特徴とする請求項17記載の妊婦用健康管理装
    置。
  24. 【請求項24】 身長、血圧等の妊婦の個人データを入
    力する入力手段と、妊婦の生体電気インピーダンスを測
    定するインピーダンス測定手段と、特定の妊娠週数のイ
    ンピーダンスから測定したインピーダンスの変化率を演
    算する演算手段と、妊婦の血圧変化とインピーダンスの
    変化率から妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備え
    た妊婦用健康管理装置。
  25. 【請求項25】 前記判定手段は、収縮期血圧が140
    mmHgを超えるときに判定することを特徴とする請求
    項24記載の妊婦用健康管理装置。
  26. 【請求項26】 前記判定手段は、拡張期血圧が90m
    mHgを超えるときに判定することを特徴とする請求項
    24記載の妊婦用健康管理装置。
  27. 【請求項27】 前記判定手段は、収縮期血圧が160
    mmHgを超えるかまたは拡張期血圧が110mmHg
    を超えるときに判定することを特徴とする請求項24記
    載の妊婦用健康管理装置。
  28. 【請求項28】 前記判定手段は、収縮期血圧が非妊時
    より30mmHgを超えて増加したときに判定すること
    を特徴とする請求項24記載の妊婦用健康管理装置。
  29. 【請求項29】 前記判定手段は、拡張期血圧が非妊時
    より15mmHgを超えて増加したときに判定すること
    を特徴とする請求項24記載の妊婦用健康管理装置。
  30. 【請求項30】 前記判定手段は、収縮期血圧が妊娠前
    より30mmHgを超えて増加し、且つ拡張期血圧が非
    妊時より15mmHgを超えて増加したときに判定する
    ことを特徴とする請求項24記載の妊婦用健康管理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010038893A (ja) * 2008-07-09 2010-02-18 Sysmex Corp 試料分析装置、試料の分析結果画面表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2013079971A (ja) * 2008-07-09 2013-05-02 Sysmex Corp 試料分析装置、試料の分析結果画面表示方法、及びコンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010038893A (ja) * 2008-07-09 2010-02-18 Sysmex Corp 試料分析装置、試料の分析結果画面表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2013079971A (ja) * 2008-07-09 2013-05-02 Sysmex Corp 試料分析装置、試料の分析結果画面表示方法、及びコンピュータプログラム

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