JP2003111735A - 健康情報管理システム - Google Patents

健康情報管理システム

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JP2003111735A
JP2003111735A JP2001307821A JP2001307821A JP2003111735A JP 2003111735 A JP2003111735 A JP 2003111735A JP 2001307821 A JP2001307821 A JP 2001307821A JP 2001307821 A JP2001307821 A JP 2001307821A JP 2003111735 A JP2003111735 A JP 2003111735A
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JP
Japan
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health information
information management
server
database
terminal device
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JP2001307821A
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English (en)
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Nobuhiko Miyamoto
暢彦 宮本
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NTT Data Group Corp
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NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 救命救急の現場において、周囲の人が病人
(ケガ人)の既往歴や投薬状況、応急処置を容易に知る
ことができる健康情報管理システムを提供する。 【解決手段】 会員が外出中において体調の異常を感
じ、119番通報をすると、あらかじめダウンロードさ
れていた携帯電話のソフトウエアにより、119番通報
と同時に携帯電話からサーバ1に異常を告げるメールが
送信される。センタKSはメールを受信し、自動的にコ
ールバックを行う。また、サーバ1は健康情報データベ
ース2に格納されている会員のプロフィールを表示す
る。センタKSのオぺレータ(基本的に医療従事資格
者)が肉声により、会員の異常を確認し、表示されてい
る会員プロフィールと、会員からの肉声により総合的に
判断し、119番通報による救急車到着までの時間に必
要な措置を、携帯電話(通話、画像メール等)を通じて
通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、P
HS(登録商標)等の携帯端末装置を利用した健康情報
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】救命救急の現場、特に、通行人等の非医
療従事者がケガ人や病人を発見し、救急車を呼ぶ現場に
おいては、1秒を争う迅速な判断や処理が要求される。
しかし、病人(ケガ人)の意識がない、あるいは、意識
があっても既往歴や投薬状況に専門用語が多くて分から
ない場合が多く、応急処置の段階では通行人等が救急車
到着まで何も処置することができず、生命が左右される
事態になることが少なくない。また、救急車到着時から
搬送時においても、その病人(ケガ人)のプロフィール
を知り得ないまま応急処置に当たるため、その対応には
救急士または医師の属人的な知識に基づく対応を余儀な
くされ、正確かつ迅速な判断に支障をきたし、その結果
としても生命が左右される事態になることも多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な事情を考慮してなされたもので、その目的は、救命救
急の現場において、本人あるいは周囲の人が病人(ケガ
人)の既往歴や投薬状況、応急処置を容易に知ることが
できる健康情報管理システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、
会員が所持する携帯端末装置と、前記会員の健康情報が
記憶されたデータベースを有するサーバと、前記サーバ
を管理する健康情報管理センタと、前記携帯端末装置お
よび前記サーバを接続する通信網とからなる健康情報管
理システムであって、前記携帯端末装置は、前記会員が
119番通報を行った時、同時に前記サーバへ緊急事態
発生の旨のメールを送信し、前記健康情報管理センタは
前記サーバが受信したメールを検知し、前記携帯端末装
置へ前記データベース内の前記会員の健康情報を通知す
ると共に、応急処置を通知することを特徴とする健康情
報管理システムである。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の健康情報管理システムにおいて、前記健康情報管理セ
ンタは、前記データベース内の会員の健康情報を119
番通報を管理する救急指令センタへ通知することを特徴
とする。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の健
康情報管理システムにおいて、前記健康情報管理センタ
は、前記データベース内の会員の健康情報を前記会員が
向かう救急病院へ通知することを特徴とする。
【0006】請求項4に記載の発明は、会員が所持する
携帯端末装置と、前記会員が所持するブザー装置と、前
記会員の健康情報が記憶されたデータベースを有するサ
ーバと、前記サーバを管理する健康情報管理センタと、
前記携帯端末装置、前記ブザー装置および前記サーバを
接続する通信網とからなる健康情報管理システムであっ
て、前記ブザー装置は、前記会員が装置表面に設けられ
た押しボタンを押すと、前記サーバへ緊急事態発生の旨
のメールを送信し、前記健康情報管理センタは前記サー
バが受信したメールを検知し、前記携帯端末装置へ前記
データベース内の前記会員の健康情報を通知すると共
に、応急処置を通知することを特徴とする健康情報管理
システムである。
【0007】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の健康情報管理システムにおいて、前記ブザー装置は、
前記会員が前記押しボタンを押すと、前記メールと共に
装置の現在位置を示す現在位置データを送信し、前記健
康情報管理センタは、前記現在位置データに基づいて1
19番通報を行うことを特徴とする。請求項6に記載の
発明は、請求項5に記載の健康情報管理システムにおい
て、前記健康情報管理センタは、前記119番通報と同
時に、前記データベース内の会員の健康情報を119番
通報を管理する救急指令センタへ通知することを特徴と
する。
【0008】請求項7に記載の発明は、会員が所持する
携帯端末装置と、前記会員が心臓近傍に装着する心拍計
と、前記会員の健康情報が記憶されたデータベースを有
するサーバと、前記サーバを管理する健康情報管理セン
タと、前記携帯端末装置、前記心拍計および前記サーバ
を接続する通信網とからなる健康情報管理システムであ
って、前記心拍計は、前記会員の心臓に異常が発生した
時、前記サーバへ緊急事態発生の旨のメールを送信し、
前記健康情報管理センタは前記サーバが受信したメール
を検知し、前記携帯端末装置へ前記データベース内の前
記会員の健康情報を通知すると共に、応急処置を通知す
ることを特徴とする健康情報管理システムである。
【0009】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の健康情報管理システムにおいて、前記心拍計は、前記
メールと共に心拍計の現在位置を示す現在位置データを
送信し、前記健康情報管理センタは、前記現在位置デー
タに基づいて119番通報を行うことを特徴とする。請
求項9に記載の発明は、請求項8に記載の健康情報管理
システムにおいて、前記健康情報管理センタは、前記1
19番通報と同時に、前記データベース内の会員の健康
情報を119番通報を管理する救急指令センタへ通知す
ることを特徴とする。
【0010】請求項10に記載の発明は、会員の健康情
報が記憶されたデータベースを有し、前記会員が所持す
る携帯端末装置と通信網を介して接続されたサーバであ
って、前記携帯端末装置から緊急事態発生の旨のメール
を受信して、前記携帯端末装置へ前記データベース内の
前記会員の健康情報および応急処置を通知することを特
徴とするサーバである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
一実施の形態について説明する。図1はこの発明の第1
の実施の形態による健康情報管理システムの構成を示す
ブロック図である。この図において、符号KSは、この
システムの会員の健康情報を管理する健康情報管理セン
タである。1は健康情報管理センタKSにもうけられた
サーバであり、会員の健康情報を記録した健康情報デー
タベース2を有しており、有線による通信網3に接続さ
れている。4は会員が日常において利用している病院、
5は緊急病院、6は消防庁の救急指令センタであり、こ
れらはいずれも情報端末を有し、その情報端末が通信網
3に接続されている。11は会員が所有するパーソナル
コンピュータであり、通信網3に接続されている。12
は会員が所有する携帯電話機であり、無線回線を介して
通信網3に接続されている。なお、ブザー装置13、心
拍計14はこの第1実施形態においては使用されない。
【0012】次に、上記実施形態の動作を図2〜図5を
参照して説明する。 (1)平常時の動作:図2 (1−1)会員の入会 会員は入会の際に、氏名、性別、生年月日、血液型、住
所、電話番号、携帯電話番号、健康保険証種別と番号な
どの基本情報、身長、体重、血圧などの検査データ情報
を、パーソナルコンピュータ11からサーバ1に形成さ
れているホームページに入力する。また、入会の際、会
員は会員利用病院4への加療時にレセプト(カルテ)審
査請求、レセプト開示請求に関する契約を、健康情報管
理センタKS運営者と契約をする。
【0013】(1−2)会員の情報閲覧、更新 会員は任意にデータベース2内の自分のデータを、パー
ソナルコンピュータ11のインターネット・ブラウザを
用い、閲覧・更新することができる。また、更新情報と
して、日々の体重、体脂肪率、血圧などを、パーソナル
コンピュータ11から入力をすることで、系列的に自分
のデータをグラフ化などして閲覧・把握することができ
る。さらに日々の食事記録、健康日記など定性的な情報
を、データベース2に記録することができる。
【0014】(1−3)会員の加療時 会員が会員利用病院4において加療した場合、パーソナ
ルコンピュータ11から健康管理サーバ1のホームペー
ジに加療情報を入力する。具体的には、日時と病院名
(診療目と医師名)、病院住所、投薬の有無、検査の有
無、保険証種別と番号などを入力する。 (1−4)健康情報管理センタKSによるレセプト(ま
たはカルテ)開示請求代行
【0015】上記(1−1)において交わした契約に基
づき、(1−3)による加療情報がサーバ1のホームペ
ージに記載されると、健康情報管理センタKSは任意に
会員利用病院4に会員である患者に代わりレセプト(カ
ルテ)の開示請求をすることができる。
【0016】(1−5)医療機関によるレセプト開示 上記(1−4)の行為により会員利用病院4は健康情報
管理センタKSに第三者レセプト開示を行う。レセプト
情報により、健康情報管理センタKS内の健康情報デー
タベース2に、最新の既往歴、投薬状況、診療記録、検
査値、通院歴などが書き込まれる。 (1−6)会員の情報閲覧 会員は、パーソナルコンピュータ11からサーバ1にア
クセスすることにより、データベース2内の情報を任意
に閲覧することができる。
【0017】(2)緊急時(意識あり):図3 本ケースでは、緊急時ながらも会員である患者に意識が
ある場合について説明する。健康情報管理センタKSで
は、会員の携帯電話番号を入会時に登録しており、登録
されている携帯電話番号に対し、あらかじめ対応ソフト
ウエアをダウンロードすべく送信しておく。
【0018】(2−1)緊急事態発生 患者が異常(苦痛など)を訴え、119番通報をする。
あらかじめダウンロードされていた携帯電話のソフトウ
エアにより、119番通報と同時に携帯電話から自動的
にサーバ1に異常時を告げるメールが送信される。セン
タKS側がメールを受信し、自動的にコールバックを行
う。センタKS側オぺレータ(基本的に医療従事資格
者)が肉声により、会員の異常を確認する。
【0019】(2−2)会員情報照会 上記メールによるの通知を受け、サーバ1は自動的に健
康情報データベース2に格納されている会員のプロフィ
ールを表示する。オぺレータは表示されている会員プロ
フィールと、会員からの肉声により総合的に判断し、1
19番通報による救急車到着までの時間に必要な措置
を、携帯電話(通話、画像メール等)を通じて通知す
る。
【0020】(2−3)救急車到着 119番通報を受け、救急車が到着する(都内:約7分
後)。なお、会員である患者に意識があるものの、上肢
等が不自由であり、直接の通話が難しい場合は、会員の
呼びかけにより、近隣にいる者(通行人など)に介助者
を担ってもらい、センタKS側オペレータからのコール
バックに対する応答や措置を担って貰うことが可能であ
る。
【0021】(3)救急車内:図4、図5 本ケースでは、救急車到着前の緊急時の処理を終え、救
急車が到着後の処理を説明する。 (3−1)救急車到着 緊急時処理によりに通話状態となっている携帯電話を、
介助者(通行人)または本人から救急士に手渡し、オペ
レータと救急士が通話する。救急士はオペレータに救急
士であることを告げる。オペレータは、会員の情報を見
ながら必要な対処法を救急士に告げ、対処の一助として
いただく。
【0022】(3−2)会員情報開示 緊急時フローにより、救急士を管理している救急司令セ
ンタ6に、会員情報の開示がなされていない場合で、救
急士からの要請があった場合、救急司令センタ6に対
し、サーバ1が電子メールとホームページを用いて会員
情報の開示を行う。救急司令センタ6では、得られた会
員情報を元に判断、検討を行い、救急士に指示を出す。
なお、救急司令センタ6の判断で、サーバ1から走行し
ている救急車内の端末に会員情報を開示することも可能
である。
【0023】(3−3)健康情報通知 救急司令センタ6または救急士の判断で搬送先の救急病
院5が決定された場合、サーバ1が、予め、搬送先の緊
急病院5の端末に対し、電子メールとホームページによ
って会員情報の開示を行う。搬送先の緊急病院5では、
受け入れ(患者到着)前に、会員(患者)情報を元に処
置の方針を練ることができる。また、会員の保険証番号
をサーバ1からの情報開示により知ることができるの
で、応急処置後の診療方針に役立てることができる。な
おこの場合、健康情報管理センタKSの係員が通話を用
いて情報の伝達を行ってもよい。なお、上記実施形態に
よれば、緊急時でない場合においても、自分で自身の医
療情報を管理することができ、初診の病院にかかる場合
などに新たに検査を受ける必要がなく、医療費(検査
費)の削減に貢献することができる。
【0024】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態においては、会員が外出
時に、携帯電話12と共にブザー装置13を携帯して外
出する。このブザー装置13は、会員契約時に健康情報
管理センタKSから貸与されるもので、図6に示すよう
に、ブザー16と、ブザー16を駆動するブザー駆動回
路17と、通信部18と、アンテナ19と、GPS(Gl
obal Positioning System)20と、押しボタン21と
から構成されている。ここで、通信部18は携帯電話の
通信部と同様の機能を有しており、また、内部に予めサ
ーバ1の電話番号がプリセットされている。以下、この
第2の実施形態の動作を説明する。
【0025】(4)緊急時(意識なし);図7 (4−1)緊急事態発生 会員である患者が異常(苦痛など)を感じ、意識がなく
なる直前に携帯しているブザー装置13の押しボタン2
1をオンとする。意識がもうろうとしており、119番
通報をする余裕のない場合を想定している。押しボタン
19が押されると、ブザー駆動回路17がブザー16を
駆動し、これにより、ブザー音が発生する。また、押し
ボタン19がオンとされると、通信部18が異常時を告
げるメール、および、GPS20から出力されている現
在位置を示すデータをサーバ1へ送信する。健康情報管
理センタKSはメールを受信し、自動的にブザーを貸与
している会員の携帯電話12へコールバックを行う。セ
ンタKS側オペレータ(基本的に医療従事責格者)が会
員の携帯電話による応答の有無により、会員の異常を確
認する。会員の応答がないことを確認したら、現在位置
を示すデータから会員の位置を特定し、オペレー夕が1
19番通報を行う。
【0026】(4−2)会員情報開示 健康情報管理センタKSは、119番通報と同時に、1
19番通報を管理している各都道府県の該当する救急司
令センタ6に対し、データベース2内の会員情報を電子
メールとホームページにて開示する(個人機密情報の第
三者への開示)。これにより、救急司令センタ6のオペ
レータなどが搬送先病院などを決定する場合の判断材料
とすることができる。
【0027】(4−3)通行人などによる応急措置 会員の意識がないことを確認した場合、オペレータは緊
急時と判断し、会員である患者の携帯電話を鳴らし、周
辺にいる通行人などに異常時であることを呼びかけ、携
帯電話に応答した通行人に介助者を担っていただく。介
助者は、患者の携帯電話にてセンタKSのオペレータと
通話し、応急措置にあたる。 (4−4)救急車到着 119番通報を受け、救急車が到着する(都内:約7分
後)。以後の処置は、図4、図5において説明した処置
と同様である。
【0028】上記の処置において、何らかの制約によ
り、患者の位置情報が分からない場合は、異常時を告げ
るメールを受け、センタKS側が自動的にブザーを貸与
している会員の携帯電話へのコールバックを行い、(4
−3)の処理を先行して行い、通行人などが呼応後、通
行人より場所を聞き、119番通報及び(4−2)の処
理を行う。また、通行人に119番通報をして貰っても
よい。なお、上述したブザー装置13の各機能を各々携
帯電話機12に内蔵させてもよい。
【0029】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。この第3の実施形態においては、会員が心疾
患を有しており、外出時に、携帯電話12を所持すると
共に、心拍計(ホルター心電図計)14を心臓部に装着
する。心拍計14は健康情報管理センタKSが契約時
に、会員のプロフィールから心疾患保持者であることを
知り、貸与する。この心拍計14は、装着者の心拍に異
常が発生した場合に、内部の通信部からサーバ1へ異常
発生のメールおよび現在位置データを送信する。以下、
この第3の実施形態の動作を説明する。
【0030】(5)緊急時(意識なし):図8 (5−1)緊急事態発生 患者が発作などにより、激しい胸痛などを訴え、そのま
ま意識を失った場合、装着している心拍計が異常を感知
し、内蔵されている通信部からサーバ1へ異常時を告げ
るメールを送信する。健康情報管理センタKSがメール
を受信し、自動的に心拍計を貸与している会員の携帯電
話へのコールバックを行う。センタKS側オペレータ
(基本的に医療従事資格者)が会員の受信の有無によ
り、会員の異常を確認する。会員の受信がないことを確
認したら、現在位置データから位置を特定し、代わりに
オペレータが119番通報を行う。
【0031】(5−2)会員情報開示 119番通報と同時に、119番通報を管理している各
都道府県の該当する救急司令センタ6に対し、会員情報
を電子メールとホームページにて開示する(個人機密情
報の第三者への開示)。 (5−3)通行人などによる応急措置 会員の意識がないことを確認した場合、オペレータは緊
急時と判断し、会員の携帯電話を鳴らし、周辺にいる通
行人などに異常時であることを呼びかけ、反応した通行
人に介助者を担っていただく。介助者は、患者の携帯電
話にて健康情報管理センタKSのオペレータと通話し、
応急措置にあたる。
【0032】(5−4)救急車到着 119番通報を受け、救急車が到着する(都内:約7分
後)。以後の処置は、図4、図5において説明した処置
と同様である。なお、何らかの制約により、患者の位置
情報が分からない場合、異常時を告げるメールを受け、
健康情報管理センタKSが自動的に心拍計を賃与してい
る会員の携帯電話へのコールバックを行うが、位置情報
が分からない場合はオペレータが即座に119番通報せ
ず、(5−3)の処理を先行して行い、通行人などが呼
応後、通行人より場所を聞き、119番通報及び(5−
2)の処理を行う。また、通行人に119番通報をして
貰ってもよい。
【0033】また、心拍計にブザーを付け、異常時に自
動的にブザーが鳴るようにしてもよく、また、そのブザ
ーを健康情報管理センタKSからの通信で鳴動できるよ
うにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、会員が携帯端末によって119番通報を行った時、
同時に携帯端末がサーバへ緊急事態発生の旨のメールを
送信し、そのメールをサーバが受信した時、健康情報管
理センタが携帯端末へデータベース内の会員の健康情報
を通知すると共に、応急処置を通知するので、救急の現
場において、本人や周囲の人が病人(ケガ人)の既往歴
や投薬状況、応急処置を容易に知ることができる。これ
により、外出中に病気やケガで倒れた場合においても、
本人または通行人が応急処置をする際に医療に根ざした
正しい情報を得ることができる。また、救急活動におい
て、いち早く病人のプロフィールを得ることができ、救
急士などの判断の一助とすることができる。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、デ
ータベース内の会員の健康情報を、119番通報を管理
する救急指令センタへ通知するようにしたので、救急指
令センタにおいて救急病院を選択する際に適切な選択を
行うことができる。また、請求項3の発明によれば、デ
ータベース内の会員の健康情報を会員が向かう救急病院
へ通知するようにしたので、救急病院において、予め救
急患者の準備をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態による健康情報管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の平常時の動作を示す図である。
【図3】 同実施形態の動作を示す図であり、緊急時で
あって本人の意識がある場合の動作を示す図である。
【図4】 同実施形態の動作を示す図であり、患者が救
急車内に収容された後の動作を示す図である。
【図5】 同実施形態の動作を示す図であり、患者が救
急車内に収容された後の動作を示す図である。
【図6】 図1におけるブザー装置13の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 同実施形態の動作を示す図であり、緊急時で
あって本人の意識がない場合の動作を示す図である。
【図8】 同実施形態の動作を示す図であり、緊急時で
あって本人の意識がない場合の動作を示す図である。
【符号の説明】
1…サーバ 2…健康情報データベース 3…通信網 6…救急指令センタ 11…パーソナルコンピュータ 12…携帯電話機 13…ブザー装置 14…心拍計 16…ブザー 17…ブザー駆動回路 18…通信部 20…GPS 21…押しボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C341 LL10 5K024 AA71 CC09 CC11 EE06 FF01 FF06 GG01 GG05 GG07 GG08 GG10 5K101 KK02 KK14 KK19 LL02 LL12 MM07 NN03 NN18 PP04 SS07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員が所持する携帯端末装置と、前記会
    員の健康情報が記憶されたデータベースを有するサーバ
    と、前記サーバを管理する健康情報管理センタと、前記
    携帯端末装置および前記サーバを接続する通信網とから
    なる健康情報管理システムであって、 前記携帯端末装置は、前記会員が119番通報を行った
    時、同時に前記サーバへ緊急事態発生の旨のメールを送
    信し、 前記健康情報管理センタは前記サーバが受信したメール
    を検知し、前記携帯端末装置へ前記データベース内の前
    記会員の健康情報を通知すると共に、応急処置を通知す
    ることを特徴とする健康情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記健康情報管理センタは、前記データ
    ベース内の前記会員の健康情報を、119番通報を管理
    する救急指令センタへ通知することを特徴とする請求項
    1に記載の健康情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記健康情報管理センタは、前記データ
    ベース内の会員の健康情報を前記会員が向かう救急病院
    へ通知することを特徴とする請求項1に記載の健康情報
    管理システム。
  4. 【請求項4】 会員が所持する携帯端末装置と、前記会
    員が所持するブザー装置と、前記会員の健康情報が記憶
    されたデータベースを有するサーバと、前記サーバを管
    理する健康情報管理センタと、前記携帯端末装置および
    前記ブザー装置を前記サーバに接続する通信網とからな
    る健康情報管理システムであって、 前記ブザー装置は、前記会員がブザー装置表面に設けら
    れた押しボタンを押すと、前記サーバへ緊急事態発生の
    旨のメールを送信し、 前記健康情報管理センタは前記サーバが受信したメール
    を検知し、前記携帯端末装置へ前記データベース内の前
    記会員の健康情報を通知すると共に、応急処置を通知す
    ることを特徴とする健康情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ブザー装置は、前記会員が前記押し
    ボタンを押すと、前記メールと共にブザー装置の現在位
    置を示す現在位置データを送信し、前記健康情報管理セ
    ンタは、前記現在位置データに基づいて119番通報を
    行うことを特徴とする請求項4に記載の健康情報管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記健康情報管理センタは、前記119
    番通報と同時に、前記データベース内の前記会員の健康
    情報を119番通報を管理する救急指令センタへ通知す
    ることを特徴とする請求項5に記載の健康情報管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 会員が所持する携帯端末装置と、前記会
    員が心臓近傍に装着する心拍計と、前記会員の健康情報
    が記憶されたデータベースを有するサーバと、前記サー
    バを管理する健康情報管理センタと、前記携帯端末装置
    および前記心拍計を前記サーバに接続する通信網とから
    なる健康情報管理システムであって、 前記心拍計は、前記会員の心臓に異常が発生した時、前
    記サーバへ緊急事態発生の旨のメールを送信し、 前記健康情報管理センタは前記サーバが受信したメール
    を検知し、前記携帯端末装置へ前記データベース内の前
    記会員の健康情報を通知すると共に、応急処置を通知す
    ることを特徴とする健康情報管理システム。
  8. 【請求項8】 前記心拍計は、前記メールと共に心拍計
    の現在位置を示す現在位置データを送信し、前記健康情
    報管理センタは、前記現在位置データに基づいて119
    番通報を行うことを特徴とする請求項6に記載の健康情
    報管理システム。
  9. 【請求項9】 前記健康情報管理センタは、前記119
    番通報と同時に、前記データベース内の前記会員の健康
    情報を、119番通報を管理する救急指令センタへ通知
    することを特徴とする請求項8に記載の健康情報管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 会員の健康情報が記憶されたデータベ
    ースを有し、前記会員が所持する携帯端末装置と通信網
    を介して接続されたサーバであって、 前記携帯端末装置から緊急事態発生の旨のメールを受信
    して、前記携帯端末装置へ前記データベース内の前記会
    員の健康情報および応急処置を通知することを特徴とす
    るサーバ。
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