JP2003111449A - 移動機構 - Google Patents

移動機構

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JP2003111449A
JP2003111449A JP2001305225A JP2001305225A JP2003111449A JP 2003111449 A JP2003111449 A JP 2003111449A JP 2001305225 A JP2001305225 A JP 2001305225A JP 2001305225 A JP2001305225 A JP 2001305225A JP 2003111449 A JP2003111449 A JP 2003111449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃による破壊や破損、誤作動を防ぐことが
できる移動装置を大型化することなく提供する。 【解決手段】 電気機械変換素子32と、前記電気機械
変換素子32の伸縮方向一端に固定された駆動軸34と
を備えたリニアアクチュエータ28と、少なくとも前記
リニアアクチュエータ28の前記駆動軸34を支持する
支持腕36を備え、前記リニアアクチュエータ28を固
定する固定テーブル12と、前記固定テーブル12に対
向して配置され、前記リニアアクチュエータ28の前記
駆動軸34に摩擦係合する当接部を備え、前記固定テー
ブル12に対して相対的に前記駆動軸方向に摺動可能な
移動テーブル14とを備え、前記支持腕36と前記移動
テーブル14は、それぞれ互いに嵌合する嵌合手段3
8、79を有し、前記嵌合手段38、79によって、前
記移動テーブル14が前記駆動軸34に垂直方向へ移動
するのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアアクチュエ
ータを用いて移動テーブルを駆動させる移動機構に関す
るものであり、好ましくは、手振れ補正装置などに好適
に用いられる移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像素子を2軸方向に移動可能に
鏡胴に取り付け、手振れによる光学系の揺動に合わせて
撮像素子を移動させる手振れ補正装置が開示されてい
る。この手振れ補正装置は、撮像素子を移動させるため
に、リニアアクチュエータを用いた移動装置を備えてお
り、撮像素子は、リニアアクチュエータに沿って直線移
動する移動テーブルに固定されている。
【0003】移動装置は、一般的に、圧電素子の伸縮方
向一端に駆動軸を固定し、他端にウェイトを固定した圧
電アクチュエータを備えている。そして、駆動軸をその
軸方向に振動できるようにするために、弾力的に圧電ア
クチュエータを固定板に固定する。圧電素子に左右非対
称の駆動パルスを印加することによって、駆動軸が振動
し、摩擦結合されている移動テーブルが、駆動軸との間
の静止摩擦力に打ち勝って駆動軸に沿って移動する。
【0004】このように、移動テーブルは、駆動軸に沿
う方向には移動することができるが、駆動軸に垂直な方
向には、移動することができない。ここで、移動装置に
衝撃が加わったような場合、圧電アクチュエータの駆動
軸に垂直な方向に、外力が働き圧電アクチュエータの破
壊や破損、誤作動を生ずることがある。このため、移動
テーブルにガイド軸などを設け、圧電アクチュエータを
保護し外力による破壊などを防止する手段がとられてい
る。
【0005】しかし、このような部材を移動装置に付す
と、移動装置が大型化し、ひいては、この移動装置が搭
載されている機器全体が大型化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】したがって、本発明が解決しようとする技
術的課題は、衝撃による破壊や破損、誤作動を防ぐこと
ができる移動装置を大型化することなく提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の移
動装置を提供する。
【0009】本発明の移動装置は、電気機械変換素子
と、前記電気機械変換素子の伸縮方向一端に固定された
駆動軸とを備えたリニアアクチュエータと、少なくとも
前記リニアアクチュエータの前記駆動軸を支持する支持
腕を備え、前記リニアアクチュエータを固定する固定テ
ーブルと、前記固定テーブルに対向して配置され、前記
リニアアクチュエータの前記駆動軸に摩擦係合する当接
部を備え、前記固定テーブルに対して相対的に前記駆動
軸方向に摺動可能な移動テーブルとを備え、前記支持腕
と前記移動テーブルは、それぞれ互いに嵌合する嵌合手
段を有し、前記嵌合手段によって、前記移動テーブルが
前記駆動軸に垂直方向へ移動するのを阻止する。
【0010】上記構成において、移動装置は、リニアア
クチュエータと、固定テーブルと、移動テーブルとを備
える。固定テーブルと移動テーブルは、互いに対向して
配置され、移動テーブルはリニアアクチュエータの駆動
軸に沿って固定テーブルに対して相対的に摺動する。固
定テーブルは、リニアアクチュエータを固定する部材で
あり、そのための支持腕を備える。
【0011】支持腕と移動テーブルには、互いに嵌合す
るための嵌合手段が設けられている。嵌合手段は、移動
テーブルが駆動軸方向に移動することを許容すると共
に、移動テーブルが駆動軸に垂直方向へ移動するのを防
止する。なお、移動テーブルの駆動軸方向への摺動を妨
げない手段であることが求められる。
【0012】上記構成によれば、支持腕と移動テーブル
とに設けられた嵌合手段によって、固定テーブルと移動
テーブルとが嵌合するため、駆動軸に垂直な方向に衝撃
が加わった場合、嵌合手段によってその衝撃は吸収され
移動テーブルの移動が規制される。また、嵌合手段は、
支持腕と移動テーブルとを嵌合させるように設けられて
いるため、装置を小型化することができる。
【0013】本発明の移動装置は、具体的には以下のよ
うに種々の態様で構成することができる。
【0014】好ましくは、前記嵌合手段は、前記支持腕
に設けられた突部と、前記移動テーブルに設けられ前記
駆動軸方向へ伸びる長穴である。
【0015】上記構成において、嵌合手段は、支持腕に
設けられた突部と移動テーブルに設けられた長穴とで構
成される。ここで、長穴は、移動テーブルの駆動軸に沿
った移動を可能にするために、駆動軸方向に長く構成さ
れている。また、その長さは、移動テーブルの移動量に
一致しているか、移動量よりも長く設けられていること
が好ましい。上記構成によれば、簡単な構成で嵌合手段
を構成することができる。
【0016】好ましくは、前記嵌合手段は、前記移動テ
ーブルの固定テーブル対抗面に設けられかつ駆動軸方向
に延在する帯状突部と、前記支持腕に設けられかつ前記
帯状突部を挟むように嵌合するフォーク部である。
【0017】上記構成において、嵌合手段は、移動テー
ブルの固定テーブル対抗面に設けられた帯状突部と、そ
の帯状突部を挟むような構成を有する支持腕に固定され
たフォーク部とで構成される。帯状突部は、駆動軸方向
に延在しているため、フォーク部は、これを挟むような
形で、駆動軸方向にその位置をかえることができ、これ
によって、移動テーブルの摺動を達成することができ
る。上記構成によれば、簡単な構成で嵌合手段を構成す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の移動装置を用いた
手振れ補正装置の一実施形態について、図面を参照しな
がら説明する。
【0019】手振れ補正装置は、図1に示すように、デ
ジタルカメラ1に搭載され用いられる。デジタルカメラ
1は、カメラ本体2と、レンズ4などを含む光学系であ
る鏡胴3とから構成される。手振れ補正装置10は、鏡
胴3の端に取りつけられる。後述するように、手振れ補
正装置10には、CCDなどの撮像素子が設けられてい
る。そして、図1の矢印5で示すように、撮影中にデジ
タルカメラ1がブレて、鏡胴3に入射する光軸Lがずれ
た場合に、撮像素子を矢印6に示すように移動させて光
軸のずれを補正する。
【0020】図2に手振れ補正装置の組立分解斜視図を
示す。図3に、図2の手振れ補正装置をI−I断面で切
断した断面図を示す。図4に図2の手振れ補正装置をII
−II断面で切断した断面図を示す。手振れ補正装置10
は、土台となるベース板12と、該ベース板12に対し
て水平方向(以下、X軸方向として説明する。)に移動
する第1スライダ14と、該第1スライダの移動方向に
対して垂直方向(以下、Y軸方向として説明する。)に
移動する第2スライダと、該第2スライダに固定される
撮像素子16とで構成される。
【0021】ベース板12は、図3及び図4に示すよう
に、鏡胴3との位置(煽りとレンズバック)を調整され
て鏡胴3に固定され、ネジ98とスプリング100によ
り鏡胴3と手振れ補正装置との間隔を調整できるように
なっている。ベース板12は、光路方向(以下、Z軸方
向として説明する。)に直交し、中央に大穴20を有す
る環状の金属フレーム19で構成される。
【0022】ベース板12からは、後述する各種腕(押
圧スプリング掛け21、基板保持腕22、浮き防止係止
爪24、位置決め腕31、ロッド支持腕36)が光軸方
向(Z軸方向)に伸びている。また、金属フレーム19
には、圧電素子32を振動伝達ロッド34とウェイト3
0で挟み込んだ構成の第1リニアアクチュエータ28が
X軸方向に固定されている。
【0023】第1リニアアクチュエータ28は、振動伝
達ロッド34の先端と末端(圧電素子32側)をベース
板に設けられている2本のロッド支持腕に嵌合され、ベ
ース板12の位置決め腕31にウェイト30を当接した
状態で、ロッド支持腕36との2つの嵌合個所とウェイ
ト30をベース板12に対して接着している。ロッド支
持腕30と振動伝達ロッド34との間の接着には、シリ
コン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、位置決め
腕31とウェイト30との間の接着には、柔らかいゴム
系またはシリコン含有の接着剤が好適に用いられる。
【0024】ベース板12の2つのロッド支持腕36に
は、その上面にZ軸方向に延在する突部38が設けられ
ている。突部38は、後述するように、組立時に第1ス
ライダ14の移動制限穴79に嵌合される。
【0025】第1スライダ14は、光軸方向(Z軸方
向)でベース板12に対して結像面側に位置し、ほぼ同
一面内に第2スライダ13を収めるための開口68が設
けられたアルミニウム製の環状のフレーム66により構
成される。第1スライダ14には、ベース板12に固定
されたアクチュエータ28の振動伝達ロッド34に当接
する第1ロッド当接部74と、後述する第2スライダに
固定されたアクチュエータ56の振動伝達ロッド60に
当接する第2ロッド当接部76と、ベース板12の押圧
スプリング掛け26との間に押圧スプリング70を係止
するための押圧スプリング掛け72と、移動制限穴79
とを備える。
【0026】第1スライダ14は、図4に示すように、
組み上げ時にベース板12と第1スライダ14にそれぞ
れ設けられた押圧スプリング掛け72に設けられた押圧
スプリング70によって、ベース板12に近づくように
付勢されており、第1スライダ14の振動伝達ロッド3
4を中心とする回転を防止している。
【0027】第1ロッド当接部には、断面がV字型の溝
(図3参照)が設けられており、溝をアクチュエータ2
8の振動伝達ロッド34に当接させた状態でキャップ4
0を用いて振動伝達ロッド34を挟み込むことによっ
て、振動伝達ロッド34に沿って摺動可能に摩擦結合す
る。第1ロッド当接部とキャップ40との固定には挟持
スプリング42が用いられる。図5に第1スライダ14
を摩擦係合した第1アクチュエータ28の構造図を示
す。上述したように、アクチュエータ28は圧電素子3
2を振動伝達ロッド34とウェイト30で挟み込んだ構
成であり、ベース板12のロッド支持腕36と位置決め
腕31に嵌合し、嵌合ガタを固定するためにそれぞれ接
着剤33で固定されている。
【0028】なお、アクチュエータ28とベース板12
との間の固定の変形例として、図6に示すような板バネ
を用いることもできる。すなわち、L字型に曲げられた
板バネ35を振動伝達ロッド34の先端に位置するよう
にベース板12上に固定し、板バネ35に取りつけられ
た先尖部39が振動伝達ロッド34の先端に突き刺さる
ようにする。板バネは、常時、弾性力で振動伝達ロッド
34を圧電素子側へ付勢しており、ロッド34の嵌合ガ
タを防止することができると共に、振動時には、弾性力
に打ち勝ってロッド34が振動できるようにすることが
できる。
【0029】アクチュエータ28の振動伝達ロッド34
には、上述したように第1スライダ14が配置される。
第1スライダ14は、第1ロッド当接部74とキャップ
40とで振動伝達ロッド34を挟み込んで摩擦結合す
る。第1ロッド当接部74とキャップ40の固定には、
挟持スプリング42が用いられる。キャップ40の一端
は、第1ロッド当接部74に係止され、中央部は振動伝
達ロッド34と当接し、他端が挟持スプリング42に引
っ張られる。キャップ40と振動伝達ロッド34との接
触圧は、用いられる挟持スプリング42の2倍程度とな
る。挟持スプリング42は、長円形状をしており、1つ
の直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプ
リング42は、キャップ40のフックと第1スライダの
第1ロッド当接部74のスプリングフックの間に端部と
直線部中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
【0030】移動制限穴79は、上述したベース板12
のロッド支持腕36の上面に設けられた突部38と緩く
嵌合する。移動制限穴79は、第1スライダ14の移動
可能幅だけ、第1スライダ14の移動方向、すなわち、
振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方向)に伸びる長
穴で、短辺方向にロッド支持腕36上面の突部38と嵌
合し、第1スライダ14が移動制限穴の短辺方向(Y軸
方向)へ移動(脱落)するのを防止する。
【0031】図7にロッド支持腕と第1スライダの嵌合
の変形例を示す。この変形例では、第1スライダ14の
ベース板と対向する側の表面に第1スライダの移動方
向、すなわち、振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方
向)に伸びる帯状の突部77を設ける。そして、ロッド
支持腕36には、その上面両端に設けられた突部38と
第1スライダの帯状突部77を挟むように、突部38の
間に設けられた凹部39からなるフォーク部を備える。
そして、第1スライダ14の第1ロッド当接部74がキ
ャップ40によって振動伝達ロッド34に摩擦結合され
たとき、フォーク部の凹部39が第1スライダ14の帯
状突部77にはまり込むように配置される。
【0032】第2スライダ13は、底壁44に開口48
を備えた樹脂製の箱体であり、撮像素子16と放熱板1
8とローパスフィルタ17と第2アクチュエータ56と
を保持する。放熱板18は、撮像素子16の撮像面が付
されていない背面側に当接して、第2スライダの周壁4
6によって区画された空間を覆うようにして、ビス止め
穴64を貫通するビス62によって第2スライダに固定
される。図3、4に示すように、放熱板の背面には第1
基板80が設けられており、撮像素子16と連結してい
る。第1基板80の背面側には、図3、4に示したよう
に第2スライダの位置を検知するための赤外LED94
と撮像素子の出力回路81の一部が搭載される。
【0033】ローパスフィルタ17は、撮像素子の有効
撮像面を覆うように密着して取りつけられ、第2スライ
ダの開口48に嵌め込まれる。このとき、開口48の周
囲に配置された密着スプリングにより押圧され、撮像素
子16の背面が、放熱板18に密着するようになってい
る。
【0034】第2スライダ13に保持される第2アクチ
ュエータ56は、周壁の側方に設けられたロッド支持腕
50に接着保持されている。振動伝達ロッド60の先端
と末端(圧電素子59側)を、それぞれ第2スライダ1
3の2本のロッド支持腕に嵌合させた上、同じく第2ス
ライダの位置決め面57にウェイト58を当接した状態
で2つの嵌合個所とウェイト58を第2スライダ13に
対して接着する。接着には上述の第1アクチュエータの
接着と同様に、振動伝達ロッド60の接着には、シリコ
ン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、ウェイト5
8の接触には、柔らかいゴム系若しくはシリコン含有の
接着剤が好適に用いられる。
【0035】第2スライダの第2アクチュエータ56
は、第1スライダ13の第2ロッド当接部76とキャッ
プ75とで挟み込まれ、第1スライダ14が第2スライ
ダ13に摩擦結合する。第2ロッド当接部76とキャッ
プの固定には、挟持スプリング78が用いられる。キャ
ップの一端は、第2ロッド当接部76に係止され、中央
部は振動伝達ロッド60と当接し、他端が挟持スプリン
グ78に引っ張られる。キャップと振動伝達ロッド60
との接触圧は、用いられる挟持スプリング78の2倍程
度となる。挟持スプリング78は、第1アクチュエータ
に用いられたものと同様に長円形状をしており、1つの
直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプリ
ング78は、キャップのフックと第1スライダの第2ロ
ッド当接部76のスプリングフックの間に端部と直線部
中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
【0036】第2スライダの第2アクチュエータの対向
する周壁44に付された方向基準板54は、その表裏に
剛球15を保持するための凹状の剛球受け52を備え、
剛球受け52に剛球15を遊嵌した状態で、第1スライ
ダ14とベース板12とに剛球15を介して挟まれるよ
うに固定される。上述のように第1スライダ14とベー
ス板12との間に押圧スプリング70が掛けられること
で、第2スライダ13は、第2アクチュエータの振動伝
達ロッド60を中心とした回転を阻止される。
【0037】ベース板12と第1スライダ14が組みあ
がる場合は、第1スライダ14はベース板12に設けら
れる4つの基板保持腕22に囲まれた領域内に収まるよ
うに配置され、浮きあがり防止のために、浮き防止係止
爪24によって係止される。一方、第2スライダ13
は、その箱体部分が第1スライダ14の開口68に収ま
るように、第1スライダ14に組み込まれる、第2スラ
イダ13は、第1スライダ14にぶら下がるように一体
的に構成される。上述のように第1スライダ14は、第
1アクチュエータに沿ってX軸方向に摺動可能であり、
このとき第2スライダ13は第1スライダ14の移動に
あわせて一体的に移動し、第2スライダ13に固定され
ている撮像素子16もX軸方向に移動する。一方、第2
スライダ13は、第1スライダ14に対して独立してY
軸方向に移動可能であり、また、第1スライダがベース
板12に固定されているため、ベース板12に対して
は、Y軸方向に移動可能である。したがって、第2スラ
イダ13に固定されている撮像素子16もY軸方向に移
動する。
【0038】第1及び第2スライダ14,13を組み込
んだ状態で、ベース板12の基板保持腕22には、第2
基板82が固定される。上述のように第1基板80は、
第2スライダ13に固定されているため、第2スライダ
の移動によって、第1基板80は、第2基板82に対し
て平行移動する。よって、図3、4に示すように、第2
基板82は、結像面の背面に第1基板80と対向して配
置され、両者はフレキシブル基板84によって結線され
ている。フレキシブル基板84は、水平方向に第1基板
80を出た直後に一端光軸方向(Z軸方向)に折り曲げ
られ第2基板82と接続される。
【0039】第2基板82には、撮像素子16(第1基
板80)からの信号を処理する回路と、第2スライダ1
3の位置を検知する位置検出素子88(以下、PSDと
いう。)と、PSDの位置信号とジャイロ回路86から
の角速度信号に基づいて、2つのリニアアクチュエータ
を制御する回路とが搭載されている。PSDは、検出誤
差を防止するため、スリット付きのカバー92で覆われ
ており、第1基板80に設けられている赤外LEDから
の光を受けた受光素子90がその位置を検知する。第2
基板82へは、直交する検出方向(X軸、Y軸)の角速
度信号がジャイロ素子86より入力される。また、第2
基板82からはリニアアクチュエータ制御信号と処理さ
れた撮像素子信号が出力される。
【0040】なお、撮像素子16を支持、揺動するため
の機構であるベース板12、第1スライダ14、第2ス
ライダ13は、互いにはめ込むように組み上げられ、撮
像素子16および撮像素子16に直接接続する第1基板
80の周囲かつ光軸方向上流側に位置する。したがっ
て、図3、4に示すように、手振れ補正ユニット10が
鏡胴3に取りつけられたとき、撮像素子の支持、揺動す
るための機構は、鏡胴3及び撮像素子16からなる光学
系に必要な部材の輪郭に対して余剰空間を充填するよう
に配置され、撮像素子の支持、揺動するための機構を含
む広義の光学ユニットを小さくまとめることができる。
【0041】次に本実施形態に係る手振れ補正装置の動
作について説明する。図8は、本実施形態にかかる手振
れ補正装置の駆動制御回路の電気的構造を示すブロック
図である。
【0042】制御回路は、カメラ本体すなわち、鏡胴3
に入射される光軸Lのブレ5を検知して角速度信号を出
力するジャイロ素子86と第2スライダ13(撮像素子
16)の位置を検出するPSD回路90と、回路の総合
的な制御を行い、入力された信号に基づいて移動量や存
在位置を演算するマイコン102と、マイコンからの駆
動信号に基づいて所定周波数の駆動パルスを発生させる
ドライブ回路104とで構成される。ドライブ回路から
発生された駆動パルスは第1及び第2アクチュエータ2
8,56に出力され、アクチュエータに沿って第1及び
第2スライダ14、13が移動する。
【0043】ジャイロ素子86は、図4に示すように鏡
胴3に固定されており、カメラ本体が矢印5で示すよう
にぶれると2軸方向(X軸方向、Y軸方向)の角速度を
検出してマイコン102に出力する。
【0044】マイコン102は、ジャイロ素子86から
角速度信号が入力されると、光学系の焦点距離信号から
撮像素子上(結像面上)のぶれによる像の移動量、移動
速度を算出する。算出した移動速度と第2スライダ13
(撮像素子16)の位置から2つのリニアアクチュエー
タへ印加される所定周波数の供給電圧を決定する。すな
わち、マイコン102は、PSD90から入力された信
号に基づいて演算される第2スライダ13(撮像素子1
6)が現在存在している位置及び、ジャイロ素子86か
ら入力された角速度信号に基づいて、撮像素子16が本
来あるべき位置を計算し、現在位置との差を比較して、
あるべき位置に撮像素子が戻るようにスライダを移動さ
せるフィードバック制御を行なう。
【0045】ドライブ回路104は、マイコン102か
らの信号を受けて、アクチュエータ28、56の共振周
波数の7割程度の周波数の駆動パルスを出力する。駆動
パルスは、圧電素子32、59に印加され、以下の原理
によって、第1及び第2スライダを振動伝達ロッド3
4、60に沿って移動させる。
【0046】図9(a)に示すような緩やかな立ち上が
り110と急激な立下り部分112を有する鋸歯状波の
駆動パルスを圧電素子32、59に印加すると、(b
2)に示すように、駆動パルスの緩やかな立ち上がり部
分110では圧電素子32,59が緩やかにその厚み方
向に伸び変位し、圧電素子に固定されている振動伝達ロ
ッド34、60が軸方向に緩やかに変位する。このとき
振動伝達ロッド34、60に摩擦結合したスライダ1
3、14は摩擦力により振動伝達ロッド34、60と共
に移動する。
【0047】一方、駆動パルスの急激な立下り部分11
2では、圧電素子32、59は、急速に厚み方向に縮み
変位し圧電素子32、59に結合する振動伝達ロッド3
4、60も急速に軸方向に変位する。このとき、(b
3)に示すように、振動伝達ロッド34、60に摩擦結
合したスライダ13、14は慣性力により摩擦結合力に
打ち勝って実質的にその位置に留まり移動しない。結果
として、(b1)に示す初期状態よりもスライダは振動
伝達ロッドに沿って右側に移動する。圧電素子32、5
9に前記鋸歯状波の駆動パルスを連続的に印加すること
により、スライダ13、14を連続的に軸方向に移動さ
せることができる。なお、ここで実質的にその位置に留
まり移動しないとは、振動伝達ロッド34、60の正方
向及び負方向の伸縮時のいずれにおいてもスライダ1
3、14と振動伝達ロッド34、60との間で滑りを生
じつつスライダがそれぞれ移動するが、移動量が対称で
はないため、全体としてどちらか任意の位置方向にスラ
イダ13、14移動する場合を含む。
【0048】なお、スライダ13、14を左方向に移動
させるには、圧電素子32、59に印加する鋸歯状波の
波形を変えて急速な立ち上がりと緩やかな立下りからな
る駆動パルスを印加すれば上述とは逆の作用によってこ
れを達成することができる。なお、駆動パルスは、矩形
波やその他の波形を適用することもできる。
【0049】ベース板に保持された第1アクチュエータ
の圧電素子に駆動パルスが印加された場合は、上述のよ
うに圧電素子32は伸縮を繰り返す。圧電素子32の伸
縮はウェイト30と振動伝達ロッド34に伝達する。ウ
ェイト30と振動伝達ロッド34の慣性質量の差からウ
ェイト30はほとんど移動せず、振動伝達ロッド34の
みに伸縮が伝達される。振動伝達ロッド34は、上述の
ように、ロッド支持腕36に接着されているが、接着剤
33が弾性的に撓むため伸縮が妨げられることがない。
上述のように、ロッドの左右に移動する速度差で摩擦結
合する第1スライダ14が振動伝達ロッド34に沿って
X軸方向に移動する。第1スライダ14の加減速に伴な
い第1アクチュエータ28に嵌合ガタ内で移動しようと
する力が働くが、振動伝達ロッド34とロッド支持腕3
6とが接着されているため、移動は起こらず、補正性能
のみならず焦点移動による光学性能劣化も防止すること
ができる。
【0050】第1スライダ14がX軸方向へ移動する
と、第1スライダに連結されている第2スライダ13も
同時にX軸方向に移動する。第2スライダ13は第1ス
ライダ14とベース板12の間にかかる押圧スプリング
70と、第2スライダ13とベース板12との間の剛球
15により、抵抗が少なくかつ光軸方向に変動すること
なく移動する。このとき第1及び第2の基板80,82
を接続するフレキシブル基板84は折り曲げられた開放
角度が変動して第1スライダの移動を吸収する。
【0051】一方、第2スライダ13に保持された第2
アクチュエータの圧電素子59に駆動パルスが印加され
た場合は、上述のように圧電素子59は伸縮を繰り返
す。圧電素子59の伸縮はウェイト58と振動伝達ロッ
ド60に伝達する。ウェイト58と振動伝達ロッド60
の慣性質量の差からウェイト58はほとんど移動せず、
振動伝達ロッド60のみに伸縮が伝達される。振動伝達
ロッド60は、上述のように、第2スライダ13のロッ
ド支持腕50に接着されているが、接着剤が弾性的に撓
むため伸縮が妨げられることがない。上述のように、ロ
ッドの左右に移動する速度差で第2スライダ13が第1
スライダ14と相対的に振動伝達ロッド60の延在方向
(Y軸方向)に移動(自走)する。第2スライダ13の
加減速に伴ない第2アクチュエータ56に嵌合ガタ内で
移動しようとする力が働くが、振動伝達ロッド60とロ
ッド支持腕50とが接着されているため、移動は起こら
ず、補正性能のみならず焦点移動による光学性能劣化も
防止することができる。
【0052】このように第2アクチュエータに駆動パル
スが印加された場合は、第1スライダとは独立して第2
スライダだけがY軸方向に移動(自走)する。第2スラ
イダ13は第1スライダ14とベース板12との間にか
かる押圧スプリング70と、第2スライダ13と第1ス
ライダの間の剛球15により抵抗が少なく、かつ光軸方
向への変動を起こすことなく移動する。このとき、第1
及び第2基板80、82を接続するフレキシブル基板8
4は、折り曲げられた曲げ部分がよれて、第2スライダ
の移動を吸収する。
【0053】以上説明したように、本実施形態にかかる
手振れ補正装置は、ジャイロ素子86により検知された
カメラ本体のブレを補正するように、第1及び第2アク
チュエータを駆動させることで、撮像素子をそれぞれX
軸方向およびY軸方向に移動させることができる。
【0054】また、カメラ本体を落下するなど手振れ補
正装置に衝撃が加わった場合は、アクチュエータの破壊
や破損を引き起こさないようにするため、ロッド支持腕
と第1スライダとを嵌合手段により嵌合させることによ
って、アクチュエータに大きい力がかからないようにし
ている。
【0055】すなわち、Y軸方向に衝撃が加わった場合
は、第1スライダの移動制限穴と、ベース板のロッド支
持腕の突部38との間で嵌合しているため、第1スライ
ダはY軸方向に移動することができず、第1アクチュエ
ータ28に大きい力がかかることがない。また、第2ア
クチュエータ56は、Y軸方向に振動伝達ロッドを有す
るため、第2スライダがロッドに沿って滑りを生じるた
め、第2アクチュエータに大きい力がかかることがな
い。
【0056】一方、X軸方向に衝撃が加わった場合は、
第1スライダ14は振動伝達ロッド34との間で滑りを
生じるため、第1アクチュエータに大きい力がかかるこ
とがない。また、移動制限穴は、第1スライダの移動量
分だけの長さを有しており、移動幅を超えて第1スライ
ダが滑るのを阻止することができる。また、第2スライ
ダは、第1スライダの開口68に嵌め込まれており、第
2スライダの周壁46が開口の縁部に当接することによ
ってX軸方向への移動を規制するため、第2アクチュエ
ータに大きい力がかかることがない。
【0057】また、このように第1及び第2スライダの
移動を規制するための手段がロッド支持腕とスライダ自
身に設けられており、装置を大型化することなく上記効
果を発揮することができる。
【0058】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0059】例えば、上記実施形態においては、第2ア
クチュエータは第2スライダに搭載され、第2スライダ
を自走式とした構成であるが、第2アクチュエータを第
1スライダに固定させ、第2スライダを移動させるよう
に構成してもよい。このような構成であっても同様の作
用を実現することができる。なお、この場合、第1スラ
イダにロッド支持腕、第2スライダに第2ロッド当接部
が設けられる。
【0060】また、上記実施形態においては、第2基板
82が第1基板80とほぼ重なるように基板を区分し、
両者を対向させて配置させているが、第1基板と第2基
盤の大きさを変えたり配置位置を変えたりして一部のみ
が重なるように構成されていてもよい。
【0061】また、上記実施形態においては、ジャイロ
素子86は、鏡胴3に取りつけられ、第1及び第2基板
80、82へ角速度信号を送信するように構成されてい
るが、対向する第1及び第2基板80、82の対向面に
直接取りつけられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の移動装置を用いた手振れ補正装置を
搭載するデジタルカメラの概略構成を示す図である。
【図2】 (a)は本発明の移動装置を用いた手振れ補
正装置の組立分解斜視図である。(b)は(a)の第1
アクチュエータ部分の詳細図である。
【図3】 図2の手振れ補正装置をI−I断面で切断し
た断面図である。
【図4】 図2の手振れ補正装置をII−II断面で切断し
た断面図である。
【図5】 第1スライダを摩擦係合した第1アクチュエ
ータの構造図である。
【図6】 第1アクチュエータの固定構造の変形例を示
す図である。
【図7】 ロッド支持腕と第1スライダの嵌合の変形例
を示す図である。(a)はロッド支持腕の構造を示す斜
視図であり、(b)は嵌合した状態を示す断面図であ
る。
【図8】 図2の手振れ補正装置の駆動制御回路の電気
的構造を示すブロック図である。
【図9】 アクチュエータの駆動原理を説明するための
図である。(a)は圧電素子に印加される駆動パルスの
波形の例である。(b)はアクチュエータの動きを説明
する図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 ボディ 3 鏡胴 4 レンズ 10 手振れ補正装置 12 ベース板 13 第2スライダ 14 第1スライダ 15 剛球 16 撮像素子 17 ローパスフィルタ 18 放熱板 19 フレーム 20 大穴 21,72 押圧スプリング掛け 22 基板保持腕 24 浮き防止係止爪 26 位置決め腕 28 第1リニアアクチュエータ 30 ウェイト 32 圧電素子 34 駆動軸 36 ロッド支持腕 38 突部 40 キャップ 42,78 挟持スプリング 44 底板 46 周壁 48 開口部 50 ロッド支持腕 52 方向基準板 54 剛球受け 56 第2リニアアクチュエータ 57 位置決め面 58 ウェイト 60 駆動軸 62 ビス 64 通孔 66 フレーム 68 開口 70 押圧スプリング 74 第1ロッド当接部 76 第2ロッド当接部 79 移動制限穴 80 第1基板 82 第2基板 84 フレキシブル基板 86 ジャイロ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械変換素子と、前記電気機械変換
    素子の伸縮方向一端に固定された駆動軸とを備えたリニ
    アアクチュエータと、 少なくとも前記リニアアクチュエータの前記駆動軸を支
    持する支持腕を備え、前記リニアアクチュエータを固定
    する固定テーブルと、 前記固定テーブルに対向して配置され、前記リニアアク
    チュエータの前記駆動軸に摩擦係合する当接部を備え、
    前記固定テーブルに対して相対的に前記駆動軸方向に摺
    動可能な移動テーブルとを備え、 前記支持腕と前記移動テーブルは、それぞれ互いに嵌合
    する嵌合手段を有し、前記嵌合手段によって、前記移動
    テーブルが前記駆動軸に垂直方向へ移動するのを阻止す
    ることを特徴とする移動機構。
  2. 【請求項2】 前記嵌合手段は、前記支持腕に設けられ
    た突部と、前記移動テーブルに設けられ前記駆動軸方向
    へ伸びる長穴であることを特徴とする、請求項1記載の
    移動機構。
  3. 【請求項3】 前記嵌合手段は、前記移動テーブルの固
    定テーブル対抗面に設けられかつ駆動軸方向に延在する
    帯状突部と、前記支持腕に設けられかつ前記帯状突部を
    挟むように嵌合するフォーク部であることを特徴とす
    る、請求項1記載の移動機構。
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