JP2003110405A - デジタルフィルタ - Google Patents

デジタルフィルタ

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JP2003110405A
JP2003110405A JP2001306107A JP2001306107A JP2003110405A JP 2003110405 A JP2003110405 A JP 2003110405A JP 2001306107 A JP2001306107 A JP 2001306107A JP 2001306107 A JP2001306107 A JP 2001306107A JP 2003110405 A JP2003110405 A JP 2003110405A
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Tomohiko Ise
友彦 伊勢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算精度を低下させることなく演算量を削減
することができるデジタルフィルタを提供すること。 【解決手段】 デジタルフィルタ100は、2次のII
R型デジタルフィルタであり、遅延部101、104、
106、108、乗算部102、103、105、10
7a、107b、109a、109b、加算部110を
含んで構成されている。遅延部101、104、乗算部
102、103、105によりフィードフォワード部が
構成されており、このフィードフォワード部で扱うデー
タ精度を単精度としている。また遅延部106、10
8、乗算部107a、107b、109a、109bに
よりフィードバック部が構成されており、このフィード
バック部で扱うデータ精度を倍精度としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ装置に
含まれるグラフィックイコライザなどを構成するデジタ
ルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、オーディオ装置に含まれる音
質調整用のグラフィックイコライザなどがデジタルフィ
ルタを用いて実現されている場合が多い。このデジタル
フィルタは、集積回路化が可能であり、小型化、低価格
化、高信頼化を実現することができるとともに、フィル
タ特性をソフトウェア処理によって容易に調整すること
ができる等、アナログフィルタと比較して多くの利点を
有している。
【0003】図4は、従来のデジタルフィルタの一例を
示す図である。図4に示すデジタルフィルタ500は、
2次のIIR(Infinite Impulse Response )型デジタ
ルフィルタであり、例えば、デジタル信号処理装置(D
SP:Digital Signal Processor)によって実現され
る。
【0004】デジタルフィルタ500は、4つの遅延部
501、504、506、508、5つの乗算部50
2、503、505、507、509、加算部510を
含んで構成されている。遅延部501は、所定周期で入
力されるデータ(例えば、24ビットの音声データ)を
その周期に相当する時間t1だけ遅延する。遅延部50
4は、遅延部501から出力されるデータを所定時間t
1だけ遅延する。乗算部502は、入力されるデータに
所定の乗数を乗算する。乗算部503は、遅延部501
から出力されるデータに所定の乗数を乗算する。乗算部
505は、遅延部504から出力されるデータに所定の
乗数を乗算する。
【0005】遅延部506は、加算部510から出力さ
れるデータを所定時間t1だけ遅延する。遅延部508
は、遅延部506から出力されるデータを所定時間t1
だけ遅延する。乗算部507は、遅延部506から出力
されるデータに所定の乗数を乗算する。乗算部509
は、遅延部508から出力されるデータに所定の乗数を
乗算する。加算部510は、各乗算部502、503、
505、507、509から出力されるデータを加算す
る。遅延部501、504、乗算部502、503、5
05によってフィードフォワード部が構成され 遅延部
506、508、乗算部507、509によってフィー
ドバック部が構成されている。
【0006】また、従来のデジタルフィルタでは、カッ
トオフ周波数が低くなったときに演算誤差が大きくな
り、所望のフィルタ特性を確保することが難しくなる。
このような場合に、従来のデジタルフィルタでは、演算
時のデータのビット数を2倍にした倍精度演算を行うこ
とにより、演算精度を向上させて所望のフィルタ特性を
確保している。
【0007】図5は、倍精度演算を行う場合の従来のデ
ジタルフィルタの一例を示す図である。図5に示すデジ
タルフィルタ600は、基本的には図4に示すデジタル
フィルタと同様の構成を有している。このフィルタ60
0では、所定周期でデータ(例えば、48ビットの音声
データ)が入力されると、上位24ビット分のデータに
対して乗算部602aにより所定の乗数が乗算されると
ともに、下位24ビット分のデータに対して乗算部60
2bにより所定の乗数が乗算される。
【0008】また、入力されたデータが所定時間t1だ
け遅延部601により遅延されて乗算部603a、60
3bに入力されると、上位24ビット分のデータに対し
て乗算部603aにより所定の乗数が乗算されるととも
に、下位24ビット分のデータに対して乗算部603b
により所定の乗数が乗算される。遅延部601から出力
されるデータが所定時間t1だけ遅延部604により遅
延されて乗算部605a、605bに入力されると、上
位24ビット分のデータに対して乗算部605aにより
所定の乗数が乗算されるとともに、下位24ビット分の
データに対して乗算部605bにより所定の乗数が乗算
される。
【0009】また、加算部610から出力されたデータ
が所定時間t1だけ遅延部606により遅延されて乗算
部607a、607bに入力されると、上位24ビット
分のデータに対して乗算部607aにより所定の乗数が
乗算されるとともに、下位24ビット分のデータに対し
て乗算部607bにより所定の乗数が乗算される。遅延
部606から出力されるデータが所定時間t1だけ遅延
部608により遅延されて乗算部609a、609bに
入力されると、上位24ビット分のデータに対して乗算
部609aにより所定の係数が乗算されるとともに、下
位24ビット分のデータに対して乗算部609bにより
所定の係数が乗算される。加算部610は、各乗算部か
ら出力されるデータを加算する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに従来のデジタルフィルタでは、所望のフィルタ特性
を確保するために高い演算精度が要求される場合には、
倍精度演算を行うようにしていたが、倍精度演算を行う
ことによって演算量が増加するという問題があった。例
えば、DSPを用いてデジタルフィルタを実現している
場合には、演算量の増加に伴って、より高い処理能力の
DSPが必要となることから、コストを増加させること
となり好ましくない。
【0011】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、演算精度を低下させること
なく演算量を削減することができるデジタルフィルタを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のデジタルフィルタは、フィードフォワ
ード部とフィードバック部を有しており、フィードフォ
ワード部で扱うデータ精度よりもフィードバック部で扱
うデータ精度を高くしている。具体的には、本発明のデ
ジタルフィルタは、入力データを遅延させる直列接続さ
れた複数の第1の遅延手段と、複数の第1の遅延手段の
それぞれの入出力データに所定の乗数を乗算する複数の
第1の乗算手段と、入力データを遅延させる直列接続さ
れた複数の第2の遅延手段と、複数の第2の遅延手段の
それぞれの入出力データに所定の乗数を乗算する複数の
第2の乗算手段と、複数の第1の乗算手段および複数の
第2の乗算手段による各乗算結果を加算して加算結果を
複数の第2の遅延手段の初段に入力する加算手段とを備
えており、第1の遅延手段および第1の乗算手段によっ
て構成されるフィードフォワード部で扱うデータ精度よ
りも、第2の遅延手段および第2の乗算手段によって構
成されるフィードバック部で扱うデータ精度を高くして
いる。
【0013】一般に、フィードフォワード部とフィード
バック部を有するデジタルフィルタ(例えば、IIR型
デジタルフィルタ)では、主にフィードバック部によっ
てインパルス応答が再現されている。したがって理論的
に考えると、インパルス応答の再現精度を高めるために
は、主にフィードバック部におけるデータ精度を高めれ
ばよいことになる。したがって、高いデータ精度が必要
なフィードバック部におけるデータ精度をフィードフォ
ワード部で扱うデータ精度よりも高くすることにより、
全体として演算精度を低下させることなく演算量を削減
することができる。
【0014】上述したフィードフォワード部で扱うデー
タのビット数をn、フィードバック部で扱うデータのビ
ット数をnより大きなmとしたときに、加算手段は、フ
ィードフォワード部から入力されるnビットのデータに
対して下位にm−nビットの固定データ“0”を付加し
てmビットの演算を行うことが望ましい。これにより、
フィードフォワード部から入力されるデータのビット数
とフィードバック部から入力されるデータのビット数を
容易に揃えることができる。
【0015】また、フィードフォワード部で扱うデータ
精度を単精度、フィードバック部で扱うデータ精度を倍
精度とすることが望ましい。一般的なDSP等の各種プ
ロセッサでは、演算時のデータ精度として単精度と倍精
度を選択できる機能を備えている場合が多い。したがっ
て、フィードフォワード部で扱うデータ精度を単精度、
フィードバック部で扱うデータ精度を倍精度とすること
により、特に仕様変更などを行うことなく一般的なDS
P等を用いて容易に本発明のデジタルフィルタを実現す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のデジタルフィルタについて、図面を参照しながら説
明する。図1は、本実施形態のデジタルフィルタの構成
を示す図である。図1に示すデジタルフィルタ100
は、2次のIIR型デジタルフィルタであり、遅延部1
01、104、106、108、乗算部102、10
3、105、107a、107b、109a、109
b、加算部110を含んで構成されている。そして、遅
延部101、104、乗算部102、103、105に
よりフィードフォワード部が構成され、遅延部106、
108、乗算部107a、107b、109a、109
bによりフィードバック部が構成されている。なお、本
実施形態のデジタルフィルタ100は、DSPを用いて
構成されているものとする。
【0017】遅延部101は、デジタルフィルタ100
に所定周期で入力されるデータをその周期に相当する時
間T1だけ遅延させるものである。同様に、遅延部10
4は、遅延部101から出力されるデータを時間T1だ
け遅延させる。なお本実施形態では、デジタルフィルタ
100に対して24ビットのデータが入力されるものと
して以下の説明を行う。
【0018】乗算部102は、デジタルフィルタ100
に入力されるデータに対して、所定のフィルタ係数(乗
数)を乗算する。同様に乗算部103は、遅延部101
から出力されるデータに対して、所定のフィルタ係数を
乗算する。乗算部105は、遅延部104から出力され
るデータに対して、所定のフィルタ係数を乗算する。
【0019】加算部110は、乗算部102、103、
105、および後述する乗算部107a、107b、1
09a、109bのそれぞれから出力されるデータを加
算する。本実施形態では、フィードバック部により扱わ
れるデータのビット数が48ビットとなっており、フィ
ードフォワード部により扱われるデータのビット数が2
4ビットとなっているため、加算部110は、フィード
フォワード部から入力されるデータに対して下位に24
ビット分の固定データ“0”を付加することにより、4
8ビットの演算(すなわち、倍精度演算)を行ってい
る。なお、加算部110の詳細構成については後述す
る。
【0020】一般的なDSPでは、演算時のデータ精度
として単精度と倍精度を選択できる機能を備えている場
合が多い。したがって、フィードフォワード部で扱うデ
ータ精度を単精度、フィードバック部で扱うデータ精度
を倍精度とすることにより、特に仕様変更などを行うこ
となく一般的なDSP等を用いて容易にデジタルフィル
タ100を実現することができる。
【0021】遅延部106は、所定周期で加算部110
から出力されるデータをその周期に相当する時間T1だ
け遅延させる。同様に、遅延部108は、遅延部106
から出力されるデータを時間T1だけ遅延させる。乗算
部107aは、遅延部106から出力されるデータのう
ち、上位24ビット分のデータに対して所定のフィルタ
係数を乗算する。また乗算部107bは、遅延部106
から出力されるデータのうち、下位24ビット分のデー
タに対して所定のフィルタ係数を乗算する。
【0022】乗算部109aは、遅延部108から出力
されるデータのうち、上位24ビット分のデータに対し
て所定のフィルタ係数を乗算する。また乗算部109b
は、遅延部108から出力されるデータのうち、下位2
4ビット分のデータに対して所定のフィルタ係数を乗算
する。
【0023】なお、下位24ビット分のデータに対応す
る乗算部107b、109bにおける演算で桁上がりが
生じた場合には、上位24ビット分のデータに対応する
乗算部107a、109aにおける演算にこの桁上がり
が反映される。上述したデジタルフィルタ100におい
て、各乗算部102、103、105、107a、10
7b、109a、109bのフィルタ係数を任意に設定
することにより、例えば、低域通過フィルタなどを実現
することができる。
【0024】図2は、加算部110の詳細構成を示す図
である。図2に示すように加算部110は、4つの2値
加算部112、114、116、118を含んで構成さ
れている。2値加算部112は、乗算部102から出力
される24ビットのデータと、乗算部103から出力さ
れる24ビットのデータを加算する。2値加算部114
は、2値加算部112から出力される24ビットのデー
タと、乗算部105から出力される24ビットのデータ
を加算する。
【0025】2値加算部116は、乗算部107aと乗
算部107bのそれぞれから出力されるデータをつなぎ
合わせて得られる48ビットのデータと、乗算部109
aと乗算部109bのそれぞれから出力されるデータを
つなぎ合わせて得られる48ビットのデータとを加算す
る。2値加算部118は、2値加算部114から出力さ
れる24ビットのデータに対してその下位に24ビット
の固定データ“0”を付加して48ビットのデータと
し、この48ビットのデータと2値加算部116から出
力される48ビットのデータを加算する。このように、
2値加算部114から出力される24ビットのデータに
対してその下位に24ビットの固定データ“0”を付加
することにより、フィードフォワード部から入力される
データのビット数とフィードバック部から入力されるデ
ータのビット数を容易に揃えることができる。
【0026】上述した遅延部101、104が第1の遅
延手段に、遅延部106、108が第2の遅延手段に、
乗算部102、103、105が第1の乗算手段に、乗
算部107a、107b、109a、109bが第2の
乗算手段に、加算部110が加算手段にそれぞれ対応し
ている。
【0027】このように、本実施形態のデジタルフィル
タ100は、高い演算精度が必要なフィードバック部で
扱うデータ精度を倍精度とし、フィードフォワード部で
扱うデータ精度を単精度としているので、演算精度を低
下させることなく演算量を削減することができる。ま
た、加算部110に含まれる4つの2値加算部の中で、
2値加算部112、114については24ビットのデー
タ(本実施形態では単精度のデータ)を扱っているの
で、この点からも演算量を低減することができる。具体
的には、本願発明者の試算によれば、本実施形態のデジ
タルフィルタ100は、フィードフォワード部とフィー
ドバック部の両者ともに倍精度演算を行う従来のデジタ
ルフィルタと比べて演算量を20%程度削減できること
が確かめられている。
【0028】図3は、本実施形態のデジタルフィルタ1
00を用いて構成した低域通過フィルタの周波数特性の
一例を示す図である。本実施形態のデジタルフィルタ1
00により、カットオフ周波数が100Hzの低域通過
フィルタを構成した場合の振幅特性の測定結果が示され
ている。図3において、縦軸は振幅比、横軸は周波数に
それぞれ対応している。
【0029】図3に示す波形Aは、本実施形態のデジタ
ルフィルタ100の周波数特性を示している。また波形
Bは、従来のデジタルフィルタにおいてフィードフォワ
ード部とフィードバック部の両者ともに倍精度演算を行
った場合の周波数特性を示している。波形Cは、従来の
デジタルフィルタにおいてフィードフォワード部とフィ
ードバック部の両者ともに単精度演算を行った場合の周
波数特性を示している。図3に示すように、波形Aと波
形Bはほとんど重なっており、フィードフォワード部と
フィードバック部の両者ともに倍精度演算を行う従来の
デジタルフィルタと同等の遮断特性を有する低域通過フ
ィルタが、本実施形態のデジタルフィルタ100によっ
て実現されていることが分かる。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
フィードフォワード部で扱うデータのビット数を24ビ
ット、フィードバック部で扱うデータのビット数を48
ビットとしていたが、各データのビット数はこれに限定
されるものではない。具体的には、フィードフォワード
部で扱うデータのビット数をnとすると、フィードバッ
ク部で扱うデータのビット数をnより大きいmとしてお
けばよい。すなわち、デジタルフィルタにおいて、フィ
ードフォワード部で扱うデータ精度よりも、フィードバ
ック部で扱うデータ精度を高くしておけばよい。
【0031】上述した実施形態では、デジタルフィルタ
100として2次のIIR型デジタルフィルタを想定し
て説明を行っていたが、デジタルフィルタの次数は2次
に限定されるものではなく、他の次数でもよい。また、
デジタルフィルタ100の構成形態として直接形を考え
ていたが、これに限定されるものではなく、縦続形、並
列形、格子形などの構成形態をとるようにしてもよい。
【0032】上述した実施形態では、デジタルフィルタ
100をDSPによって実現していたが、DSP以外の
プロセッサ等によってデジタルフィルタ100を実現し
てもよい。
【0033】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、高い
演算精度が必要なフィードバック部で扱うデータ精度を
フィードフォワード部で扱うデータ精度よりも高くして
演算が行われるので、全体として演算精度を低下させる
ことなく演算量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のデジタルフィルタの構成を示す図
である。
【図2】加算部の詳細構成を示す図である。
【図3】本実施形態のデジタルフィルタを用いて構成し
た低域通過フィルタの周波数特性の一例を示す図であ
る。
【図4】従来のデジタルフィルタの一例を示す図であ
る。
【図5】倍精度演算を行う場合の従来のデジタルフィル
タの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 デジタルフィルタ 101、104、106、108 遅延部 102、103、105、107a、107b、109
a、109b 乗算部 110 加算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードフォワード部とフィードバック
    部を有するデジタルフィルタであって、前記フィードフ
    ォワード部で扱うデータ精度よりも前記フィードバック
    部で扱うデータ精度を高くすることを特徴とするデジタ
    ルフィルタ。
  2. 【請求項2】 入力データを遅延させる直列接続された
    複数の第1の遅延手段と、 複数の前記第1の遅延手段のそれぞれの入出力データに
    所定の乗数を乗算する複数の第1の乗算手段と、 入力データを遅延させる直列接続された複数の第2の遅
    延手段と、 複数の前記第2の遅延手段のそれぞれの入出力データに
    所定の乗数を乗算する複数の第2の乗算手段と、 複数の前記第1の乗算手段および複数の前記第2の乗算
    手段による各乗算結果を加算して加算結果を複数の前記
    第2の遅延手段の初段に入力する加算手段と、 を備え、前記第1の遅延手段および前記第1の乗算手段
    を含んで構成されるフィードフォワード部で扱うデータ
    精度よりも、前記第2の遅延手段および前記第2の乗算
    手段を含んで構成されるフィードバック部で扱うデータ
    精度を高くすることを特徴とするデジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記フィードフォワード部で扱うデータのビット数を
    n、前記フィードバック部で扱うデータのビット数をn
    より大きなmとしたときに、前記加算手段は、前記フィ
    ードフォワード部から入力されるnビットのデータに対
    して下位にm−nビットの固定データ“0”を付加して
    mビットの演算を行うことを特徴とするデジタルフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記フィードフォワード部で扱うデータ精度を単精度、
    前記フィードバック部で扱うデータ精度を倍精度とする
    ことを特徴とするデジタルフィルタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318274A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Yamaha Corp 放収音装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007318274A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Yamaha Corp 放収音装置

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