JP2003110116A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003110116A
JP2003110116A JP2001302720A JP2001302720A JP2003110116A JP 2003110116 A JP2003110116 A JP 2003110116A JP 2001302720 A JP2001302720 A JP 2001302720A JP 2001302720 A JP2001302720 A JP 2001302720A JP 2003110116 A JP2003110116 A JP 2003110116A
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Toshiaki Ono
敏明 小野
Takashi Nishimura
貴志 西村
Eiji Yamanaka
英二 山中
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チャンネルの導電型を反転させること無く、
安定して埋め込みゲート型が形成される半導体装置及び
その製造方法を得る。 【解決手段】 第一導電型半導体基板1の主表面に、縞
状又は網目状に第二導電型の半導体層3を設け、更にそ
の上層に第一導電型の半導体層2を気相成長によって形
成することにより、上記第二導電型の半導体層3が第一
導電型の半導体層の中に埋め込まれた構造の半導体装置
において、上記気層成長以前に遂行される第二導電型の
半導体層3の形成に際し、その範囲を、電流通路形成部
分に対応する領域に限定した半導体装置の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワー用半導体装
置に関わり、特に静電誘導型トランジスター(Statick
Induction Transistor;以下、SITと略称する)
を代表とする埋め込みゲート構造を有する接合型電界効
果型半導体装置の構造及び製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】SITは、チャンネルを挟んで、相対向
させられたPN接合に、逆バイアス電圧が印加された際
に発生する空間電荷層(以下、空乏層と呼称する)の重
なり合いによる、チャンネル内電位の上がり下がりによ
って、ドレイン電流の流れを制御する半導体装置であ
り、その特徴は、電圧駆動に起因する低駆動電力、空乏
層の拡がり速度に起因する高速動作、PN接合構造に起
因する高耐サージ性、残留ソース抵抗に起因するドレイ
ン電流の負温度特性等であり、他の半導体装置に比べ、
高速大電力の用途には極めて適した素子として、注目さ
れている。
【0003】しかしながら、逆導電型で高不純物濃度の
ゲートを、高温の気相成長によって埋め込み、尚その後
にチャンネルを設計通りに開けて作らなければならない
点が、製造工程上の大きな課題であった。
【0004】即ち、ドレイン領域を構成する低不純物濃
度のN型半導体基板の表面に、高不純物濃度のP
ゲート拡散層及びP型ゲート電極層を形成し、しかる
後に1000℃を越える高温で、N型ソース気相成長層
を成長させて、上記P型ゲート層及び同電極層を埋め
込むのであるが、上記気相成長に際し、P型拡散層の
不純物元素であるB(ボロン)原子がN型半導体基板
の表面に飛び出し、本来N型であるべきチャンネル部に
も降りかぶり、結果としてチャンネルの導電型がP型に
反転してしまうという不安定要素を含んでいた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、上記従来の問題点を克服し、チャ
ンネルの導電型を反転させること無く、安定して埋め込
みゲート型が形成される半導体装置およびその製造方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆導電型で高
不純物濃度のゲートを形成するに当たり、その形成領域
を可能な限り小さくすることによって、気相成長の際に
ゲート領域から飛び出す逆導電型不純物原子の数を減ら
し、結果としてチャンネルの導電型反転を抑えようとす
るものである。
【0007】即ち、本発明は、第一導電型半導体基板の
主表面に、縞状又は網目状に第二導電型の半導体層が設
けられ、更にその上層に第一導電型の半導体層を気相成
長によって形成され、上記第二導電型の半導体層が第一
導電型の半導体層の中に埋め込まれた構造の半導体装置
において、上記第二導電型の半導体層の範囲が、電流通
路形成部分に対応する領域に限定された半導体装置であ
る。
【0008】 また、本発明は、前記気相成長に
よって埋め込まれた第二導電型の半導体層からの電極引
き出しは、上記気相成長によって形成された第一導電型
の半導体層の内、少なくとも上記チャンネル形成領域直
上の部分を残して、他の部分を選択的に掘り起こし、そ
の掘り起こした面に第二導電型の不純物拡散が施こされ
た半導体装置である。
【0009】 また、本発明は、第一導電型半導体
基板の主表面に、縞状又は網目状に第二導電型の半導体
層を設け、更にその上層に第一導電型の半導体層を気相
成長によって形成することにより、上記第二導電型の半
導体層が第一導電型の半導体層の中に埋め込まれた構造
の半導体装置において、上記気層成長以前に遂行される
第二導電型の半導体層の形成に際し、その範囲を、電流
通路形成部分に対応する領域に限定した半導体装置の製
造方法である。
【0010】また、本発明は、前記気相成長によって埋
め込まれた第二導電型の半導体層からの電極引き出し
は、上記気相成長によって形成された第一導電型の半導
体層の内、少なくとも上記チャンネル形成領域直上の部
分を残して、他の部分を選択的に掘り起こし、その掘り
起こした面に第二導電型の不純物拡散を施すことによっ
て行う半導体装置の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による半導体
装置及びその製造方法について、以下に説明する。ここ
で、半導体装置は、SITの例を具体例として詳述す
る。
【0012】先ず、図4に、従来の埋め込みゲート型S
ITの製造工程の断面概略図を示す。図4(a)は、ド
レイン電極のオーミック接触を良好にするためのN型高
不純物濃度のNドレインオーミック層1(単結晶Si
基板)の上層にN型低不純物濃度のNドレイン層2を
形成し、全体をスチーム雰囲気で1100℃程度の温度
でSiO膜で覆ってから、通常のフオトリソグラフイー
(以下、PRと略称する)手法で選択的にSiO膜1
1’を形成した状態である。
【0013】図4(b)は、図4(a)の状態でBCl
やBBr等の不純物拡散源を用い、前述のSiO
膜11’を拡散マスクとして、P型高不純物濃度のP
ゲート層3及びPゲート電極層3’を同時に拡散形成
した状態である。ここで、P ゲート3同士の隙間或い
はPゲート層3とPゲート電極層3’との隙間はや
がてチャンネルとなる領域である。
【0014】図4(c)は、図4(b)の状態の後、S
iClやSiHCl等の成長源を用い、キャリアガ
スとしてHガスを使用して、1000〜1100℃程
度の高温でN型単結晶SiであるNソース層4を成長形
成して前述のPゲート層3及びPゲート電極層3’
をN型Si中に埋め込んだ後、図4(a)と同様に、全
面酸化によるSiO膜形成とPR手法によって、Si
膜12を選択的に残した状態である。
【0015】図4(d)は、図4(c)のSiO膜1
2をエッチングマスクとし、HF、HNO系のSiエ
ッチング液を用いて選択的にPゲート電極層3’を掘
り起こして露呈させた状態である。
【0016】図4(e)は、図4(d)の状態の後、上
述と同様の手段でSiO膜13を、選択エッチングで
掘り起こされた部分に局所的に配した状態を示してい
る。
【0017】図4(f)は、図4(e)の状態のウェハ
ーに、N型不純物源としてPOCl を用いて選択的に
ソースオーミック層5を形成した後、Pゲート電
極層3’からNドレイン層2を経てNドレインオー
ミック層1に達する深さで、前述同様のPR手法とSi
のエッチング液を用いて、メサ形状にエッチングを施
し、SITの基本構造を完成させた状態である。
【0018】上記した従来の製造方法では、図4(c)
で示した気相成長工程に際し、本来N型であるべきチャ
ンネル領域がP型に導電型反転してしまうというトラブ
ルがたびたび発生していた。以下に、その原因について
述べる。
【0019】図3(a)は、気相成長装置の概要を示し
ており、気密性の良い透明石英製のベルジャー31の内
部に高周波磁界を発生させるために渦巻き状に巻かれた
ワークコイル32とその直上に配置されたターンテーブ
ル33、そして、その直上にSiC膜がコーテイングさ
れたサセプタ34が載せられている。SITウェハーW
は、サセプタ34上の所定位置に密着して置かれ、ベル
ジャー31内の雰囲気が、ターンテーブル33の中央に
配されているノズル35の小孔から供給されたHガス
によって十分置換された後、ワークコイル32に高周波
電流を通電してサセプタ34の温度を上げる。サセプタ
34の温度が設定値に達したところで、ノズル35から
成長源であるSiclガスをHキャリアガスと共に
送り込んで単結晶Siを成長させるのである。
【0020】成長させられるウエハーWが、図4(b)
に示されるようなSIT構造であった場合、図3(b)
に示すように、Pゲート層3及びPゲート電極層
3’の表面からP型不純物であるB原子が飛び出し、ベ
ルジャー31内に供給されたN型SiCl分子と混じ
り合うと考えられ、飛び出したB原子の量が一定の値よ
り多い場合には、結果として、図4(c)に示すよう
に、チャンネル領域の導電型がP型に反転し、基本構造
がNPN型のバイポーラトランジスターに類似なものと
なってしまうのである。
【0021】上記のようなトラブルを防止するために
は、Nソース成長層4の結晶性を損なわない程度に成長
温度を下げてB原子の飛び出し量を減らすことが考えら
れるが、その下限である1000℃迄下げても尚、P
ゲート層3及びPゲート電極層3’の不純物濃度の高
さ(1019atomcm−3オーダー)の故に、導電型の
反転は免れない。
【0022】一方、成長温度を結晶性を損なわないレベ
ル(1000℃以上)に保っておいて、上記とは逆にP
ゲート層3及びゲート電極層3’の不純物濃度の方を
低減させる手も考えられるが、この手段では埋め込まれ
たPゲート層3の電気抵抗が大きくなってしまい、結
果として、SITの特徴である周波数特性のメリットが
著しく損なわれてしまうという不具合が発生する。
【0023】上記現象に関する発明者達の更なる調査の
結果、成長されるべきSITウェハーWの搭載枚数を減
らすと、同じ不純物濃度かつ同じ成長条件であってもチ
ャンネルの導電型反転が起こらないことを発見した。即
ち、Pゲート層3及びPゲート電極層3’の不純物
濃度を高い値(1019atomcm−3オーダー)に固定
して、気相成長温度も1000〜1100℃の範囲で埋
め込み気相成長工程を遂行した場合であっても、搭載枚
数を半分程度に減らすと全くチャンネルの導電型反転が
発生しなかったのである。
【0024】このことは、温度の関数として、ベルジャ
ー31内のN型SiCl分子の量と、搭載された全ウ
ェハー表面から飛び出すP型B原子の総量との間に、
N型になるかP型になるかを決定するクリテイカルな変
換点が存在することを示唆している。即ち、ウェハー内
のP拡散領域の面積を必要最小限にとどめておいて、
埋め込み気相成長を実施するという手段が有効であると
考えられるのである。
【0025】前述のような従来の問題点を避けて、安定
した埋め込みを可能とするために、本発明が採った手段
について、図1及び図2を参照しながら以下に詳述す
る。
【0026】図1は、本発明の実施の形態による埋め込
みゲート型SITの製造方法の断面図である。図2は、
本発明と従来のゲート層及びゲート電極層の形成形態を
比較、説明するための平面図である。
【0027】図1(a)は、図4(a)と殆ど同様であ
るが、Pゲート層3の選択拡散に用いるSiO膜1
1の形態が異なっている。即ち、図4(a)に示した従
来の方法では、Pゲート電極層3’も同時に形成でき
るようにチャンネル形成領域の外側もSiO膜が開孔
されていたのに対し、本発明による図1(a)では、チ
ャンネル形成領域の外側にもSiO膜11を残してお
き、この工程段階ではPゲート電極層3’の形成がで
きないようにしている。
【0028】図1(b)は、図1(a)の状態で前述と
同様の手段によりPゲート層3を選択拡散により形成
した状態である。図4(b)に示した従来の構造との違
いは、チャンネル形成領域の外側にPゲート電極層
3’が形成されていないことである。図2に、この様子
を上方から見た平面概略図を示す。図2(a)は、図4
(b)に示した従来工程に対応する平面概略図であり、
ゲート層3とPゲート電極層3’とが連続して形
成されており、これらの隙間(チャンネル)以外の領域
は全てP拡散層となっている。
【0029】一方、本発明による図2(b)では、P
ゲート層3の領域のみがP拡散層であり、それ以外の
領域は、全てSiO膜11でマスクされている。尚、
SiO膜11の直下はNドレイン層2となってい
る。
【0030】図1(c)は、図1(b)の状態のウェハ
ー表面のSiO膜11をHF系薬品で全面除去した
後、前記と同様、SiClを成長原料として、Nソー
ス層4を成長させ、Pゲート層3を埋め込んで、更に
前述同様の手順でSiの選択エッチング用マスクである
SiO膜12を形成した状態を示す。
【0031】ここで、Nソース層4の気相成長に際して
は、図3で説明した従来の場合に比べ、Pゲート電極
層3’が存在しない分、P+型B原子が飛び出す面積が
圧倒的に小さいため、ベルジャー内のB原子量が前述の
変換点以下に維持でき、搭載ウェハー枚数を満杯にして
も、チャンネルの導電型反転の不具合は全く発生しない
のである。即ち、これは、従来の製造方法において搭載
枚数を減らして成長した時の結果と等価であると考えら
れる。
【0032】具体的には、チャンネル形成領域のP
散層の面積(=Pゲート層3の総面積)とPゲート
電極層3’の面積との比率が、発明者達が生産している
SIT素子では、1:2〜1:3であり、本発明の製造
方法を採れば、P型B原子の飛び出す面積は、埋め込
み気相成長の時点で1/3〜1/4に低減されているの
である。
【0033】図1(d)は、図1(c)の状態のウェハ
ーをHF+HNO系のシリコンエッチング液を用い、
先に埋め込んであるPゲート層3に達する深さ迄Nソ
ース層4を選択的に除去し、引き続きその表面にP
ート電極層23を拡散形成した状態を示している。尚、
ここで、Pゲート電極層23は、初めてPゲート層
3と接続され、その結果、ちょうど図2(a)と同等の
構造が得られるのである。
【0034】図1(e)及び図1(f)は、前述の従来
の製造工程を説明した図4(e)、図4(f)と全く同
様の工程内容で埋め込みゲート型SITの基本構造を完
成した状態を示すが、説明は省略する。
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、P
ゲート層3のみを気相成長によってNソース層4で埋め
込んだ後、チャンネルの導電型反転の主要因であったP
ゲート電極層23を形成するという方法を採っている
ため、ウェハー搭載枚数を減らすことも、成長温度を低
下させることも、又Pゲート層3の不純物濃度を下げ
ることもなく、安定してチャンネルを形成することがで
き、結果として、高歩留まり、かつ高生産効率で、所望
のSITを得ることが可能となるのである。
【0036】本発明では、Nチャンネル型のSITに関
して例示したが、当然の事ながらPチャンネル型のSI
T、或いは類似の構造を有する接合型電界効果トランジ
スター、更には静電誘導型サイリスター等の埋め込みゲ
ート構造を有するあらゆる半導体装置に対し、本発明が
適用可能であることは言うまでもなく、又本発明の工程
を遂行するに当たり、例えば、酸化膜の形成や不純物拡
散、或いはSiのエッチングやPRの手法等の加工手段
と使用設備に関しては、特にこれらを限定するものでは
ない。
【0037】又、埋め込み型半導体装置の構造を能動領
域を構成する部分(ゲート層やベース層等)と受動領域
を構成する部分(ゲート電極層やベース電極層等)とに
分け、特性そのものに直接関与する能動領域のみを最初
に安定に作り込んでしまい、後で電極引き出し層等の特
性そのものには関与しない受動領域を形成するといっ
た、大きく二段階に分けて全体を完成する手法を用いる
ことで、高品質の埋め込み型半導体装置を安定製造する
ことが本発明の主旨なのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による埋め込みゲート型S
ITの製造方法に関する断面図。
【図2】本発明と従来のゲート層及びゲート電極層の形
成形態を比較、説明するための平面図。
【図3】気相成長装置の概略構造と埋め込み気相成長工
程でのSITウェハーの様子を説明するための断面概略
図。
【図4】埋め込みゲート型SITの従来の製造工程を説
明するための断面概略図。
【符号の説明】
1 Nドレインオーミック層 2 Nドレイン層 3 Pゲート層 3’ Pゲート電極層 4 Nソース層(気相成長層) 4’ Nソース層(Si選択エッチング後の気相成長
層) 5 Nソースオーミック層 11 SiO膜(Pゲート層の選択拡散マスク) 11' SiO膜(Pゲート層及びPゲート電極
層の選択拡散マスク) 12 SiO膜(Siの選択エッチングマスク) 13 SiO膜(Nソースオーミック層の選択拡
散マスク) 14 SiO膜(ソース・ゲート間PN接合パッシ
ベーシヨン膜) 23 Pゲート電極層 31 ベルジャー 32 ワークコイル 33 ターンテーブル 34 サセプタ 35 ノズル W ウェハー ch チャンネル(電流通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F045 AB02 AB32 AC03 AF20 BB08 DB05 HA10 HA14 5F102 FA08 FB01 GB04 GC08 GD04 HC01 HC05 HC15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型半導体基板の主表面に、縞状
    又は網目状に第二導電型の半導体層が設けられ、更にそ
    の上層に第一導電型の半導体層を気相成長によって形成
    され、上記第二導電型の半導体層が第一導電型の半導体
    層の中に埋め込まれた構造の半導体装置において、上記
    第二導電型の半導体層の範囲が、電流通路形成部分に対
    応する領域に限定されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記気相成長によって埋め込まれた第二
    導電型の半導体層からの電極引き出しは、上記気相成長
    によって形成された第一導電型の半導体層の内、少なく
    とも上記チャンネル形成領域直上の部分を残して、他の
    部分を選択的に掘り起こし、その掘り起こした面に第二
    導電型の不純物拡散が施こされたことを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第一導電型半導体基板の主表面に、縞状
    又は網目状に第二導電型の半導体層を設け、更にその上
    層に第一導電型の半導体層を気相成長によって形成する
    ことにより、上記第二導電型の半導体層が第一導電型の
    半導体層の中に埋め込まれた構造の半導体装置におい
    て、上記気層成長以前に遂行される第二導電型の半導体
    層の形成に際し、その範囲を、電流通路形成部分に対応
    する領域に限定したことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記気相成長によって埋め込まれた第二
    導電型の半導体層からの電極引き出しは、上記気相成長
    によって形成された第一導電型の半導体層の内、少なく
    とも上記チャンネル形成領域直上の部分を残して、他の
    部分を選択的に掘り起こし、その掘り起こした面に第二
    導電型の不純物拡散を施すことによって行うことを特徴
    とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104952937A (zh) * 2015-06-18 2015-09-30 贵州煜立电子科技有限公司 一种限流控制二极管的制作方法及结构

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CN104952937A (zh) * 2015-06-18 2015-09-30 贵州煜立电子科技有限公司 一种限流控制二极管的制作方法及结构

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