JP2003109995A - 基板処理方法 - Google Patents

基板処理方法

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JP2003109995A
JP2003109995A JP2001299287A JP2001299287A JP2003109995A JP 2003109995 A JP2003109995 A JP 2003109995A JP 2001299287 A JP2001299287 A JP 2001299287A JP 2001299287 A JP2001299287 A JP 2001299287A JP 2003109995 A JP2003109995 A JP 2003109995A
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chamber
lock chamber
processing
wafer
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JP2001299287A
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Hiroshi Ishibashi
拓 石橋
Norihiko Kataoka
紀彦 片岡
Isao Teranishi
勲 寺西
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理室の数がロードロック室の数の倍数でない
場合等処理室の構成に拘らず、高いスループットが得ら
れる基板処理方法を提供する。 【解決手段】真空搬送装置1を具備した搬送室2と、該
搬送室に連設された複数の処理室6,7,8と、前記搬
送室に気密連設された複数のロードロック室12,13
と、該ロードロック室に基板搬送する大気圧搬送装置1
6とを具備した基板処理装置に於いて、前記ロードロッ
ク室の2組が1組の処理室に対して搬入用、搬出用に区
別して使用され、搬入搬出の対象となる処理室が変る度
に各ロードロック室が搬入用、搬出用を変更し、基板2
2の大気圧搬送、真空搬送の少なくとも一方が少なくと
も1組のロードロック室への基板の搬入及び搬出をする
様にし、該基板の搬入及び搬出については同一圧力条件
で連続して行う様にした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は複数の処理室、基板
搬送装置を具備する枚葉式の基板処理装置に於ける基板
処理方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】基板処理方法として、一枚毎に基板を処
理する枚葉式の基板処理方法と所定枚数を一括して基板
処理するバッチ式の基板処理方法とがある。 【0003】バッチ式の基板処理方法は、同一品種の製
品を同時に多数生産できるという利点があり、枚葉式の
基板処理方法は、多種少量生産に適し、顧客の多様なニ
ーズに対応できるという利点がある。 【0004】以下、図3により、枚葉式の基板処理装置
について説明する。 【0005】図3は処理室を3組有する基板処理装置を
示している。 【0006】真空搬送装置1を有する搬送室2、該搬送
室2に放射状に第1ゲートバルブ3、第2ゲートバルブ
4、第3ゲートバルブ5を介して第1処理室6、第2処
理室7、第3処理室8が気密に設けられている。又、前
記搬送室2には第4ゲートバルブ9、第5ゲートバルブ
10を介して第1ロードロック室12、第2ロードロッ
ク室13が気密に設けられ、前記第1ロードロック室1
2、第2ロードロック室13に掛渡り第6ゲートバルブ
14、第7ゲートバルブ15を介して大気圧搬送装置1
6が気密に設けられている。又、該大気圧搬送装置16
にはロードポート20が連設され、該ロードポート20
には3個のカセット17,18,19が載置可能となっ
ている。 【0007】従来上記基板処理装置に於いて、基板処理
を自動運用する場合、前記第1ロードロック室12、第
2ロードロック室13を搬入用、搬出用とに専用化する
固定運用と、前記処理室6,7,8に対してロードロッ
ク室12,13を専用化する並列運用とがある。 【0008】先ず、図4〜図6に於いて固定運用につい
て説明する。 【0009】尚、図4は前記ロードポート20にカセッ
ト17が載置され、該カセット17の被処理基板(シリ
コンウェーハ、ガラス基板等があり、以下はウェーハ2
2について説明する)を処理する場合を示し、前記第1
ロードロック室12はウェーハ搬入用、前記第2ロード
ロック室13はウェーハ搬出用として使用される。 【0010】図4(A)により、前記第1処理室6に於
けるウェーハ22の処理について説明する。 【0011】前記大気圧搬送装置16が前記ロードポー
ト20からウェーハ22を前記第1ロードロック室12
に搬入する。この時、前記第4ゲートバルブ9は閉じら
れ、第6ゲートバルブ14は開放され、前記第1ロード
ロック室12内は大気圧となっている。 【0012】前記ウェーハ22が前記第1ロードロック
室12に搬入された後、前記第6ゲートバルブ14が閉
じられ、前記第1ロードロック室12内が真空引き(E
vac)される。真空引き後、前記第4ゲートバルブ9
が開かれ、前記ウェーハ22が前記真空搬送装置1によ
り搬送室2内に取込まれ、更に前記第4ゲートバルブ9
が閉じられた後、前記第1ゲートバルブ3を介して前記
第1処理室6内に前記ウェーハ22が搬送される。 【0013】前記第1ゲートバルブ3が閉じられ、前記
第1処理室6内で前記ウェーハ22の処理が行われる。
該ウェーハ22の処理が完了した後、前記第1ゲートバ
ルブ3が開かれ、前記真空搬送装置1により前記ウェー
ハ22が搬出される。前記第1ゲートバルブ3が閉じら
れた後、前記第5ゲートバルブ10が開かれ、前記第2
ロードロック室13内に前記ウェーハ22が搬入され
る。前記第5ゲートバルブ10が閉じられ、前記第2ロ
ードロック室13内が大気圧復帰(Leak)され、前
記第7ゲートバルブ15が開かれる。前記大気圧搬送装
置16により、前記第2ロードロック室13から前記ロ
ードポート20にウェーハ22が搬出される。 【0014】図4(B)は、前記第2処理室7でのウェ
ーハ処理について示しており、図4(C)は、前記第3
処理室8でのウェーハ処理について示している。 【0015】前記第2処理室7、第3処理室8に於ける
ウェーハ処理も前記第1ロードロック室12がウェーハ
搬入用として使用され、前記第2ロードロック室13は
ウェーハ搬出用として使用され、ウェーハ22が処理さ
れる処理室が異なるだけで、その他の作動については前
記第1処理室6で処理する場合と同様である。 【0016】上記した様に、前記第1ロードロック室1
2、第2ロードロック室13はウェーハ22を搬送する
状態に合わせ、真空引き、大気圧復帰をする必要があ
る。 【0017】例えば、前記ロードポート20のカセット
17と前記第1ロードロック室12間で搬送が行われる
場合は、該第1ロードロック室12内を大気圧にする必
要があり、該第1ロードロック室12と前記搬送室2間
で搬送する場合は、前記第1ロードロック室12内を前
記搬送室2内と同様の真空にする必要がある。 【0018】従って、図5に示される様に、前記第1ロ
ードロック室12は前記ロードポート20から前記第1
ロードロック室12の大気圧搬送の為、大気圧復帰がさ
れ、該第1ロードロック室12から前記搬送室2を介し
て処理室へ真空搬送を行う為に真空引きされ、次のウェ
ーハ22の為に更に、大気圧復帰、大気圧搬送、真空引
き、真空搬送が繰返される。 【0019】即ち、1枚目のウェーハ22の前記第1処
理室6への搬送が完了した後、2枚目のウェーハ22の
大気圧搬送が開始されるのは、前記第1ロードロック室
12の大気圧復帰が完了した後となる。 【0020】同様に、前記第3処理室8へのウェーハ2
2の搬送が開始されるのは、前記第2処理室7へのウェ
ーハ22の搬送が完了した後、前記第1ロードロック室
12の大気圧復帰が完了した後である。 【0021】又、図6に見られる様に、前記第1処理室
6から1枚目の処理済ウェーハ22が前記ロードポート
20へ大気圧搬送された後、前記第2処理室7から2枚
目の処理済ウェーハ22が搬送開始されるのは前記第2
ロードロック室13が真空引きされた後であり、前記第
3処理室8から3枚目の処理済ウェーハ22が搬送され
るのも、2枚目の処理済ウェーハ22が前記ロードポー
ト20へ大気圧搬送された後、前記第2ロードロック室
13が真空引きされた後となる。 【0022】図7、図8は処理室に対してロードロック
室を専用化する並列運用を示しており、又2組の処理室
6,7が設けられている場合である。 【0023】図7中、図3中で示したものと同等のもの
には同符号を付してある。 【0024】前記第1処理室6でウェーハ処理を行う場
合、前記第4ゲートバルブ9が閉じられ、前記第6ゲー
トバルブ14が開いた状態で、前記カセット17から取
出されたウェーハ22は、前記第1ロードロック室12
に大気圧搬送で取込まれる。次に、前記第4ゲートバル
ブ9が開かれ、真空搬送で前記搬送室2内にウェーハ2
2が搬送され、前記第4ゲートバルブ9が閉じられ、前
記第1ゲートバルブ3が開かれ、ウェーハ22は前記第
1処理室6内に搬入される。 【0025】該第1処理室6内でウェーハの処理が完了
すると、前記第1ゲートバルブ3が開かれ、前記搬送室
2内に処理済のウェーハ22が搬送されると、前記第1
ゲートバルブ3が閉じられ、前記第4ゲートバルブ9が
開かれ、真空搬送で前記第1ロードロック室12内に処
理済ウェーハ22が搬送される。尚、前記第1ロードロ
ック室12には前記第1処理室6でのウェーハ22の処
理と並行して未処理ウェーハ22が搬入されている。前
記真空搬送装置1が未処理ウェーハ22を前記搬送室2
内に取込んだ後、前記第4ゲートバルブ9が閉じられ
る。前記第1ロードロック室12内が大気圧復帰され、
前記第6ゲートバルブ14が開かれ、処理済ウェーハ2
2が前記カセット17へ大気圧搬送される。この状態
で、続いて未処理ウェーハ22が前記カセット17から
前記第1ロードロック室12へ大気圧搬送される。 【0026】即ち、並列運用では一枚のウェーハ22を
処理するのに、前記第1ロードロック室12は一度の真
空引き、大気圧復帰でよい。 【0027】前記第1処理室6での基板の処理につい
て、搬入搬出共に前記第1ロードロック室12が使用さ
れる。同様に、前記第2処理室7に対する基板の処理に
ついては、前記第2ロードロック室13が搬入搬出共に
使用される。 【0028】図8により、前記ウェーハ22の処理に伴
うロードロック室の圧力制御の状態を説明する。 【0029】前記第1処理室6での処理が完了すると、
処理済ウェーハ22は前記第1ロードロック室12に対
して真空搬送が行われる。上記した様に、該第1ロード
ロック室12に対しては前記第1処理室6での処理中に
未処理ウェーハ22が予め搬入されているので、該未処
理ウェーハ22が続いて前記第1処理室6に真空搬送さ
れる。即ち、処理済ウェーハ22の真空搬送と未処理ウ
ェーハ22の真空搬送が連続して行われる。従って、前
記第1処理室6では真空搬送後直ちに未処理ウェーハ2
2の処理が開始できる。 【0030】前記第1ロードロック室12では未処理ウ
ェーハ22が処理済ウェーハ22に置換えられると、大
気圧復帰が行われ、処理済ウェーハ22の大気圧搬送が
行われ、続いて前記カセット17から未処理ウェーハ2
2の大気圧搬送が行われ、前記第1ロードロック室12
には未処理ウェーハ22が残ることとなる。前記第1処
理室6での前記未処理ウェーハ22の処理中に前記第1
ロードロック室12の真空引きが行われ、ウェーハ22
の処理が完了する迄には真空引きが完了している。従っ
て、該ウェーハ22の処理が完了すると直ちに処理済ウ
ェーハ22の前記第1処理室6から第1ロードロック室
12への真空搬送、未処理ウェーハ22の前記第1ロー
ドロック室12から第1処理室6への真空搬送が行える
状態となっている。 【0031】而して、未処理ウェーハの大気圧搬入と、
処理済ウェーハの大気圧搬出が連続して行われ、未処理
ウェーハの大気圧搬入と、処理済ウェーハの大気圧搬出
が連続して行われるので、真空引き、大気圧復帰の回数
が少なくなり、搬送効率が向上し、搬送に要する時間が
少なくなる。 【0032】 【発明が解決しようとする課題】上記した第1ロードロ
ック室12、第2ロードロック室13を搬入用、搬出用
とに専用化する固定運用では、第1ロードロック室1
2、第2ロードロック室13が均等に使用され、負荷が
同一となるが、一枚のウェーハ22に対して第1ロード
ロック室12、第2ロードロック室13が使用される
為、搬入に対して前記第1ロードロック室12の大気圧
復帰、真空引き、搬出に対して第2ロードロック室13
の大気圧復帰、真空引きが行われる為、多頻度の圧力制
御が必要となる。又、図5に示す様に次の搬送が開始さ
れる迄に、第1ロードロック室12の大気圧復帰時間、
真空引き時間が待ち時間となる為、スループットの低下
の原因となっている。 【0033】又、上記処理室に対してロードロック室を
専用化する並列運用では、ロードロック室の圧力制御が
簡略化され、効率のよい稼働が得られる。 【0034】然し乍ら、処理室がロードロック室の倍数
でない場合は、どちらか一方のロードロック室に負荷が
偏り、場合によっては、ロードロック室の空きを待つ状
態が生じることも考えられ、ロードロック室の使用状態
の偏りで、基板処理装置の稼働率が低下する場合も生じ
る。 【0035】本発明は斯かる実情に鑑み、処理室の数が
ロードロック室の数の倍数でない場合等処理室の構成に
拘らず、高いスループットが得られる基板処理方法を提
供するものである。 【0036】 【課題を解決するための手段】本発明は、真空搬送装置
を具備した搬送室と、該搬送室に連設された複数の処理
室と、前記搬送室に気密連設された複数のロードロック
室と、該ロードロック室に基板搬送する大気圧搬送装置
とを具備した基板処理装置に於いて、前記ロードロック
室の2組が1組の処理室に対して搬入用、搬出用に区別
して使用され、搬入搬出の対象となる処理室が変る度に
各ロードロック室が搬入用、搬出用を変更し、基板の大
気圧搬送、真空搬送の少なくとも一方が少なくとも1組
のロードロック室への基板の搬入及び搬出をする様に
し、該基板の搬入及び搬出については同一圧力条件で連
続して行う様にした基板処理方法に係るものである。 【0037】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 【0038】図1はロードロック室が2組、処理室が3
組の場合の基板処理装置構成の例を示している。 【0039】図1中、図3中で示したものと同一のもの
には同符号を付してある。 【0040】ロードポート20にカセット17が載置さ
れ、該カセット17の被処理基板(ウェーハ22)を処
理する場合を説明する。 【0041】1枚目のウェーハの搬送経路は、ロードポ
ート20から第1ロードロック室12へ、該第1ロード
ロック室12から第1処理室6へ、該第1処理室6から
第2ロードロック室13へ、該第2ロードロック室13
から前記ロードポート20へ戻る(図1(A)参照)。 【0042】2枚目のウェーハ搬送経路は、前記ロード
ポート20から前記第2ロードロック室13へ、該第2
ロードロック室13から第2処理室7へ、該第2処理室
7から前記第1ロードロック室12へ、該第1ロードロ
ック室12から前記ロードポート20へ戻る(図1
(B)参照)。 【0043】3枚目のウェーハ搬送経路は、前記ロード
ポート20から前記第1ロードロック室12へ、該第1
ロードロック室12から第3処理室8へ、該第3処理室
8から前記第2ロードロック室13へ、該第2ロードロ
ック室13から前記ロードポート20へ戻る(図1
(C)参照)。 【0044】尚、上記搬送経路で、前記ロードポート2
0から前記第1ロードロック室12、第2ロードロック
室13へ、又前記第1ロードロック室12、第2ロード
ロック室13から前記ロードポート20への搬送では大
気圧搬送が行われ、前記第1ロードロック室12、第2
ロードロック室13から各処理室、各処理室から第1ロ
ードロック室12、第2ロードロック室13へは真空搬
送が行われ、それぞれ搬送状態に応じて、前記第1ロー
ドロック室12、第2ロードロック室13が真空引き、
大気圧復帰が行われるのは、従来例と同様である。 【0045】実際のウェーハ22の搬送は、図2に示さ
れる様に、無駄時間がない様にウェーハ22の搬送が組
合わされる。 【0046】先ず、1枚目の未処理ウェーハ22が前記
第1ロードロック室12に大気圧搬送され、該第1ロー
ドロック室12が真空引きされた後、搬送室2を経て前
記第1処理室6に真空搬送され、該第1処理室6で1枚
目のウェーハ22の処理が行われる。 【0047】2枚目の未処理ウェーハ22が前記第2ロ
ードロック室13に大気圧搬送され、該第2ロードロッ
ク室13が真空引きされた後、前記搬送室2を経て前記
第2処理室7に真空搬送され、該第2処理室7で2枚目
のウェーハ22の処理が行われる。 【0048】前記第1ロードロック室12が大気圧復帰
され、3枚目のウェーハ22が前記第1ロードロック室
12に大気圧搬送され、該第1ロードロック室12が真
空引きされた後、前記搬送室2を経て前記第3処理室8
に真空搬送され、該第3処理室8で3枚目のウェーハ2
2の処理が行われる。 【0049】4枚目の未処理ウェーハ22の搬送の為、
前記第2ロードロック室13は2枚目の未処理ウェーハ
22を真空搬送した後、直ちに大気圧復帰がされる。4
枚目の未処理ウェーハ22が前記第2ロードロック室1
3に大気圧搬送され、次に真空引きされる。真空引き完
了時点が前記第1処理室6での1枚目のウェーハ22の
処理終了とマッチングしており、前記第1処理室6から
1枚目の処理済ウェーハ22が前記第2ロードロック室
13に真空搬送される。該第2ロードロック室13には
既に4枚目の未処理ウェーハ22が搬入されているの
で、続いて4枚目の未処理ウェーハが前記第1処理室6
へ真空搬送される。 【0050】5枚目の未処理ウェーハ22の搬送の為、
前記第1ロードロック室12は3枚目の未処理ウェーハ
22を真空搬送した後、直ちに大気圧復帰がされる。5
枚目の未処理ウェーハが大気圧搬送され、次に真空引き
される。真空引き完了時点が前記第2処理室7での2枚
目のウェーハ22の処理終了とマッチングしており、前
記第2処理室7から2枚目の処理済ウェーハ22が前記
第1ロードロック室12に真空搬送される。該第1ロー
ドロック室12には上記した様に既に5枚目の未処理ウ
ェーハ22が搬入されているので、続いて5枚目の未処
理ウェーハ22が前記第2処理室7へ真空搬送される。 【0051】1枚目の処理済ウェーハ22が前記第2ロ
ードロック室13に真空搬出された後大気圧復帰がなさ
れ、該第2ロードロック室13から前記ロードポート2
0へ大気圧搬出される。続いて6枚目の未処理ウェーハ
22が連続して前記第2ロードロック室13に大気圧搬
入される。該第2ロードロック室13が真空引きされる
と前記第3処理室8での3枚目のウェーハ22の処理が
終了し、3枚目の処理済ウェーハ22が前記第2ロード
ロック室13に真空搬送され、6枚目の未処理ウェーハ
22が前記第3処理室8に連続して真空搬送される。 【0052】2枚目の処理済ウェーハ22を真空搬送し
た後、前記第1ロードロック室12は大気圧復帰され、
該第1ロードロック室12から前記ロードポート20に
大気圧搬出される。尚、特に図示していないが、7枚目
の未処理ウェーハ22が連続して前記第1ロードロック
室12へ大気圧搬送される。 【0053】如上の如く処理、搬送が繰返して行われ
る。 【0054】而して、前記第1ロードロック室12、第
2ロードロック室13では交互に搬入、搬出が行われ、
定常状態(6枚目のウェーハ22以降)になると、前記
ロードポート20と第1ロードロック室12、第2ロー
ドロック室13間の大気圧搬送が搬入、搬出と連続して
行われ、又該第1ロードロック室12、第2ロードロッ
ク室13と第1処理室6、第2処理室7、第3処理室8
間の真空搬送が、搬入、搬出と連続して行われる。従っ
て、前記第1ロードロック室12、第2ロードロック室
13の大気圧復帰、真空引きは搬入、搬出を併せて一度
で済むので、圧力制御の頻度が大幅に少なくなり、又大
気圧復帰、真空引きに必要とされていた時間が節約でき
る。更に、大気圧復帰、真空引きの為の圧力制御の回数
が少なくなり、圧力制御が簡単となる。 【0055】又、図5に示す従来例と本発明の図2とを
比較すると明らかな様に、大気圧復帰、真空引きの為の
待ち時間がなくなる。 【0056】更に、前記第1ロードロック室12、第2
ロードロック室13は交互に搬入、搬出に使用され、前
記第1ロードロック室12、第2ロードロック室13の
使用が均等化される。 【0057】尚、上記実施の形態では3組の処理室に対
して2組のロードロック室について説明したが、4組以
上の処理室、3組以上のロードロック室を有する基板処
理装置に対しても、各処理室に対してその都度異なる2
組のロードロック室が搬入搬出に使用され、更に各ロー
ドロック室については搬入と搬出とに交互に使用される
様に搬入、搬出のシーケンスを組むことで、同様の作用
効果が得られる。 【0058】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、真空搬
送装置を具備した搬送室と、該搬送室に連設された複数
の処理室と、前記搬送室に気密連設された複数のロード
ロック室と、該ロードロック室に基板搬送する大気圧搬
送装置とを具備した基板処理装置に於いて、前記ロード
ロック室の2組が1組の処理室に対して搬入用、搬出用
に区別して使用され、搬入搬出の対象となる処理室が変
る度に各ロードロック室が搬入用、搬出用を変更し、基
板の大気圧搬送、真空搬送の少なくとも一方が少なくと
も1組のロードロック室への基板の搬入及び搬出をする
様にし、該基板の搬入及び搬出については同一圧力条件
で連続して行う様にしたので、処理室の数がロードロッ
ク室の数の倍数でない場合等処理室の構成に拘らず、ロ
ードロック室の圧力制御の頻度が低減し、高いスループ
ットが得られる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A)(B)(C)は本発明の実施の形態での
基板搬送経路を示す説明図である。 【図2】本発明の実施の形態に於ける基板処理シーケン
スのタイミングチャートである。 【図3】基板処理装置の概略構成図である。 【図4】(A)(B)(C)は従来例の基板搬送経路を
示す説明図である。 【図5】該従来例の基板処理シーケンスのタイミングチ
ャートである。 【図6】該従来例の基板処理シーケンスのタイミングチ
ャートである。 【図7】(A)(B)は他の従来例の基板搬送経路を示
す説明図である。 【図8】該他の従来例の基板処理シーケンスのタイミン
グチャートである。 【符号の説明】 1 真空搬送装置 2 搬送室 6 第1処理室 7 第2処理室 8 第3処理室 12 第1ロードロック室 13 第2ロードロック室 16 大気圧搬送装置 20 ロードポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 勲 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 FA01 FA07 FA15 MA04 NA05 NA09 NA20 PA02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 真空搬送装置を具備した搬送室と、該搬
    送室に連設された複数の処理室と、前記搬送室に気密連
    設された複数のロードロック室と、該ロードロック室に
    基板搬送する大気圧搬送装置とを具備した基板処理装置
    に於いて、前記ロードロック室の2組が1組の処理室に
    対して搬入用、搬出用に区別して使用され、搬入搬出の
    対象となる処理室が変る度に各ロードロック室が搬入
    用、搬出用を変更し、基板の大気圧搬送、真空搬送の少
    なくとも一方が少なくとも1組のロードロック室への基
    板の搬入及び搬出をする様にし、該基板の搬入及び搬出
    については同一圧力条件で連続して行う様にしたことを
    特徴とする基板処理方法。
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