JP2003109794A - プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 - Google Patents
プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置Info
- Publication number
- JP2003109794A JP2003109794A JP2001302893A JP2001302893A JP2003109794A JP 2003109794 A JP2003109794 A JP 2003109794A JP 2001302893 A JP2001302893 A JP 2001302893A JP 2001302893 A JP2001302893 A JP 2001302893A JP 2003109794 A JP2003109794 A JP 2003109794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- wave
- pair
- plasma
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
マになるようなことはなく、処理時間を短縮できるとと
もに、安定した低温プラズマにより処理品質を向上させ
ることができ、また異常放電により被処理物にダメージ
を与えることもなく、更にプラズマ発生の制御が容易で
あるのに加え装置規模も小さくできるようにする。 【解決手段】 一対の電極1・2間に印加する高電圧を
減衰振動波が間欠的に繰り返し生ずる減衰振動波形周期
波として各減衰振動波ごとに共振させ、その各減衰振動
波ごとに、アーク放電発生に伴い共振ズレを生じさせて
アーク放電を中断させることにより、間欠的アーク放電
とする。
Description
洗浄や殺菌・消毒や切断等の各種の処理をプラズマによ
り大気圧下で行えるようにするプラズマ発生方法及びプ
ラズマ発生装置に関する。更に詳しくは、対向する一対
の電極間に高電圧を印加して強制的にアーク放電させ、
これら電極間にガスを送入してその風力によって放電を
拡張させるプラズマ発生方法及びプラズマ発生装置に関
するものである。
ために使用されているこの種のプラズマ発生装置では、
商用周波数の電圧又は高周波(約30KHz)の電圧
を、高圧トランスで昇圧し、対向する電極間に同時に印
加して行っている。しかし、その印加電圧が、商用周波
数の場合も、また高周波の場合も正弦波状の連続波で、
放電開始電圧以降に上昇する電圧波分も継続してそのま
ま電極に印加するため、連続して使用すると電極が加熱
されて高温プラズマとなるので、間欠動作(例えば、低
周波信号を使ってON/OFFしてバースト動作させ
る)で使用し、更に昇圧トランスをリーケージ化して使
用しているので、トランスの容量が非常に大きくなり、
また大重量になる欠点と、間欠動作のため基材の濡れ性
改善に1秒間以上の時間がかかる欠点があり、実用上、
高速処理ができないので改質時間に限界があった。
導電性を有するものを処理する場合は、被処理物に向か
って異常放電が生じ、これら被処理物にダメージを与え
るという欠点があった。
ても電極が加熱されて高温プラズマになるようなことは
なく、処理時間を短縮できるとともに、安定した低温プ
ラズマにより処理品質を向上させることができ、また異
常放電により被処理物にダメージを与えることもなく、
更にプラズマ発生の制御が容易であるのに加え装置規模
も小さくできるプラズマ発生方法及びプラズマ発生装置
を提供することにある。
法は、対向する一対の電極間に高電圧を印加して強制的
にアーク放電させ、これら電極間にガスを送入してその
風力によって放電を拡張させる方法であって、一対の電
極間に印加する高電圧を減衰振動波が間欠的に繰り返し
生ずる減衰振動波形周期波として各減衰振動波ごとに共
振させ、その各減衰振動波ごとに、アーク放電発生に伴
い共振ズレを生じさせてアーク放電を中断させることに
より、間欠的アーク放電とする。
加する電圧を正弦波状の連続波ではなく、減衰振動波の
間欠的繰り返しによる減衰振動波形周期波とし、しかも
各減衰振動波ごとに共振させる。そして、各減衰振動波
ごとに、高圧トランスが持つLC成分等を利用してアー
ク放電発生に伴い共振ズレを生じさせることで、一対の
電極間に印加される減衰振動波の残部を相殺する(リー
ケージ化する)ことにより、アーク放電を瞬時に中断す
る。このような動作を減衰振動波の繰り返し周期で間欠
的に繰り返すことにより、電極の加熱を抑制しながら安
定した低温プラズマを発生させることができる。
ある。請求項2に係る発明では、一対の電極間に印加す
る高電圧の減衰振動波は正負が逆位相とする。
の減衰振動波は、片方を接地せずに正負が逆位相となる
ようにすることで、対接地間と無関係にすることができ
る。これは、基材を改質する場合、プラズマが基材に照
射されるときに、対接地間とは無関係であるため、感電
することなく電極間で電流が流れて改質できるからであ
る。また、逆位相の電圧を同時に印加するのは、電極間
の電位差が放電開始電圧以上となれば良いので、0点を
中心とした正負の繰り返し信号にする必要はない。高圧
トランスの二次側を接地から浮かすことで、一対の電極
間に印加する電圧を逆位相とすることができる。
おいた正負一対のパルスをある繰り返し周波数で高圧ト
ランスの一次側に供給し、該高圧トランスの二次側から
各減衰振動波ごとに共振した減衰振動波形周期波を出力
して一対の電極間に印加する。
波のような整然とした連続波とすると、前述のように、
放電開始後も印加電圧が残って放電電流が持続するた
め、電極が加熱されて高温プラズマになってしまう。そ
こで、高圧トランスが持つLC成分を利用して、正負一
対のパルスを高圧トランスの一次側で共振した減衰振動
波とし、二次側でアーク放電発生に伴い共振ズレを生じ
させれば、共振した減衰振動波は放電開始後に瞬時に消
滅する。これを各減衰振動波ごとに行って、連続波にせ
ずに間欠的に繰り返せば、安定した低温プラズマを発生
できる。
スのパルス幅を調整して減衰振動波の周波数を可変す
る。上記のように高圧トランスのLC成分によって正負
一対のパルスを減衰振動波とするが、調整要素が無いと
高圧トランスのLC成分にマッチングした共振周波数に
調整することができない。そのため、正負一対のパルス
のパルス幅を調整することで、共振した減衰振動波とす
る。
振動波の電圧立ち上がり時間を1μs以下とする。アー
ク放電を利用して低温プラズマを生成するには、上述の
ように、アーク放電した後の印加電圧を即0にしてしま
わないと、低温プラズマにはならない。また、商用周波
数を用いて行うと、立上り時間が緩やかなため瞬時に強
い電界を発生することができないので、プラズマの生成
効率が悪く、必要以上の電圧を印加しなければならな
い。この欠点をクリアーするため、立上り時間はできる
だけ短くした方が良いが、正負一対のパルスを生成する
ための半導体スイッチング素子のスイッチング特性など
に鑑み、減衰振動波の電圧立ち上がり時間は1μs以下
とするのが好ましい。
り返し周期を10〜50KHzとする。減衰振動波の繰
り返し周波数は、改質する基材の材質によって異なる
が、繰り返し周波数を10〜50KHzにしているの
は、改質時間が短縮できるからで、実験によれば最も良
い条件は10〜20KHzである。
距離を1〜15mmとする。電極間の距離を大きくする
と、プラズマ照射範囲が長く伸びて広がるが、改質に時
間がかかる。しかし、照射範囲が広がるので基材の改質
面積を大きく確保できる。一方、電極間の距離を小さく
すると、プラズマは広がらず狭い範囲に集中する。この
場合の利点は、改質する基材の改質時間を短縮させ、短
時間で改質が可能となる。従って、改質する基材の条件
によって電極間の距離を調整すれば良いが、1〜15m
mの範囲が実用的である。
その繰り返し周波数よりも低い周波数で一対の電極間に
間欠的に印加する。改質する材質が金属の場合、繰り返
し生じる減衰振動波のみで行うと、アーク放電が金属の
一部分に集中してしまい、改質できないが、その繰り返
し周期よりも更に低い周期で間欠的に発生させることに
よって、金属等に照射しても均一にプラズマを照射する
ことができる。
する一対の電極間に高電圧を印加して強制的にアーク放
電させ、これら電極間にガスを送入してその風力によっ
て放電を拡張させるものであって、ある時間間隔をおい
た正負一対のパルスをある繰り返し周波数で発生させる
正負パルス波発生回路と、その正負パルス波を一次側に
入力され、各減衰振動波ごとに、共振した正負逆位相の
減衰振動波形周期波を二次側から出力して一対の電極間
に印加する高圧トランスとを備え、その各減衰振動波ご
とに、アーク放電発生に伴い共振ズレを生じさせてアー
ク放電を中断させることにより、間欠的アーク放電とす
る。
イッチング回路を用いた高周波の正負パルス波発生回路
と、その信号を使って容易に昇圧することができる高圧
トランスとにより、従来のように商用周波数を利用して
昇圧する大型のリーケージ型高圧トランスを使用する必
要が無く、軽量・小型で効率の高いプラズマ発生用電源
とすることができる。
ある。請求項10に係る発明では、正負パルス波発生回
路は、第1と第4を上アーム、第2を第1に対する下ア
ーム、第3を第4に対する下アームとして第1〜第4の
4個の半導体スイッチング素子をHブリッジ接続すると
ともに、各半導体スイッチング素子にそれぞれダイオー
ドを並列接続したHブリッジスイッチング回路を用い
て、正負パルス波を生成する。
イッチング回路では、歪の無いスイッチング動作が可能
となり、幅の狭いパルス幅調整ができるので、立上り時
間が1μs以下の減衰振動波を容易に発生できる。
発生回路が、Hブリッジスイッチング回路の4個の半導
体スイッチング素子のためのゲートパルスのパルス幅を
調整することにより、Hブリッジスイッチング回路から
出力される正負一対のパルスのパルス幅を調整して減衰
振動波の周波数を可変するパルス幅設定手段を備えてい
る。
ングし、しかもアーク放電開始直後に瞬時に共振ズレを
生じさせることができる共振周波数に正確に調整するこ
とができる。
発生回路が、Hブリッジスイッチング回路の4個の半導
体スイッチング素子のためのゲートパルスの周期を調整
することにより、Hブリッジスイッチング回路から出力
される正負一対のパルスの繰り返し周波数を調整して減
衰振動波の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設
定手段を備えている。
易に調整できるので、改質する基材の材質に適合したプ
ラズマ処理ができる。
ッジスイッチング回路の4個の半導体スイッチング素子
のためのゲートパルスを、その周波数より低い周期で間
欠的にHブリッジスイッチング回路のゲートドライブ回
路へ入力させるバースト周波数設定手段を備えている。
均一した処理が可能となる。
能であるため、プラスチックやセラミックや金属やガラ
スなどの被処理物の表面改質(濡れ性を改善して接着剤
やインクなどの密着性を良くする)の他、表面に付着し
た有機物や汚れの洗浄、殺菌や消毒、プラスチック基板
の切断などに広範囲に適用できる。
に基づいて詳細に説明する。
J字形の一対の電極1・2を互いの折り曲げ部を内側に
して対向させ、これら電極1・2間に、図2に示すよう
な回路の最終段の高圧トランス3の二次側から、後述す
るような高電圧を印加して強制的にアーク放電させてプ
ラズマ4を生成し、これら電極1・2間にファン5によ
り空気を送風してその風力によって放電を拡張、つまり
電極1・2を冷却しながらプラズマ4を拡張させ、被処
理物である基材6にプラズマ4を照射して基材6の表面
を改質する。
くは空気、窒素、アルゴン、ヘリウム、二酸化炭素の単
独又は組み合わせたものが使用される。例えば、水素や
アンモニア、亜酸化窒素、水蒸気などの反応性を有する
ガスを少量添加することも可能である。添加量は特に限
定しないが、通常は0.1体積%から10体積%が有効
である。また、電極1・2の材質としては、タングステ
ン、ステンレス、真鍮等の錆びにくい材質であれば良
い。
ス3の一次側に印加する正負パルス波を生成するための
Hブリッジスイッチング回路(インバータ)7について
説明する。図2に示すように、このHブリッジスイッチ
ング回路7は、第1、第2、第3、第4の4個の半導体
スイッチング素子SW1、SW2、SW3、SW4を、
SW1とSW4を上アーム、SW2をSW1に対する下
アーム、SW3をSW4に対する下アームとしてHブリ
ッジ接続する(MOS−FET等の2個入り半導体モジ
ュールをHブリッジとする)とともに、各半導体スイッ
チング素子にダイオードD1、D2、D3、D4をそれ
ぞれ並列接続したものである。このHブリッジスイッチ
ング回路7の電源として、商用周波数の電圧を整流する
整流回路8と直流安定化電源回路9による直流電源が使
用されている。直流安定化電源回路9の出力電圧は出力
設定器10により調整できる。
ートドライブ回路11とその前段の回路により、次の表
1に示す、、、、の5つのON/OFFの組
み合わせ態様で順次繰り返しスイッチング動作させる。
図3は、このようなスイッチング動作によって、第1と
第2の半導体スイッチング素子SW1・SW2の中点
と、第3と第4の半導体スイッチング素子SW3・SW
4の中点との間から出力される正負交互のパルスのタイ
ミングチャートである。
等価回路を示す。図3に示すように、第2の半導体スイ
ッチング素子SW2をOFFにするときの時間幅は、第
1の半導体スイッチング素子SW1をONにするときの
時間幅よりも前後に長く、また第3の半導体スイッチン
グ素子SW3をOFFにするときの時間幅は、第4の半
導体スイッチング素子SW4をONにするときの時間幅
よりも前後に長くする。
ってからSW1がONになると、I1の方向に電流が流
れ、負荷が正に充電される。次に、SW1がOFFにな
ってからSW2がONになると、SW2とD3を通って
I2の方向に電流が流れるので、負荷のリーケージイン
ダクタンス及び浮遊容量分がSW2とD3で強制的にリ
セットされる。
4がONになると、I3の方向に電流が流れ、負荷が負
に充電される。次に、SW3がOFFになってからSW
4がONになると、I4の方向に電流が流れ、負荷のリ
ーケージインダクタンス及び浮遊容量分がSW2とD3
で強制的にリセットされる。
と、次のとおりである。では、SW2とSW3はゲー
ト信号を入力されてONとなり、負荷の両端はショート
された状態となる。
少し遅れてSW1にゲート信号が入力されてこれがON
になると、SW3はOFFのままであるため、SW1か
ら負荷を通ってI1方向に電流が流れ、負荷を正に充電
する。
ってこれがOFFとなってから、SW2へ再びゲート信
号が入力されてこれが再びONになるので、負荷に充電
された電荷分は、SW2とD3を通ってディスチャージ
する。その結果、と同じ状態に戻ることになる。
てSW4にゲート信号が入力されてこれがONになる
と、SW2はONのままであるため、SW4から負荷を
通ってI3方向に電流が流れ、負荷を負に充電する。
ってこれがOFFとなってから、SW3へ再びゲート信
号が入力されてこれが再びONになるので、負荷に充電
された電荷分は、SW3とD2を通ってディスチャージ
する。その結果、と同じ状態に戻ることになる。
とSW4の組がそれぞれ同時にONにならないように、
デッドタイムを与えて〜と順番にスイッチングする
ことにより、入力信号(ゲート信号)に比例した波形の
出力信号(ある時間間隔をおいた正負一対のパルス)が
得られる。その場合、負荷側の浮遊容量及びリーケージ
インダクタンスは、上記のようなスイッチング動作によ
ってリセットされるので、歪みの無い出力波形が得られ
る。
リッジスイッチング回路7の出力は、図2において、第
1と第2の半導体スイッチング素子SW1・SW2の中
点を一方の極、第3と第4の半導体スイッチング素子S
W3・SW4の中点を他方の極として取り出され、コン
デンサCを介して高圧トランス3の一次側に印加され
る。
Hブリッジスイッチング回路7から正負一対のパルスを
繰り返し出力させるとともに、その周期及びパルス幅を
調整する前段の回路について、図5のタイミングチャー
トを参照して説明する。
(1)に示すような矩形波を繰り返し出力する。その繰
り返し周波数は繰り返し周波数設定器13にて調整でき
る。
4は、図5(2)に示すように、電圧制御発振器12の
出力(VC0出力)の立ち上がりで立ち上がるパルスを
出力する。そのパルス幅は第1のパルス幅設定器15に
て調整できる。
に、第1のワンショットマルチバイブレータ14のパル
スの立ち下がりにより立ち上がる一定時間幅(デッドタ
イム)のパルスを出力する。
7は、図5(4)に示すように、遅延回路16の出力の
立ち上がりで立ち上がるパルスを出力する。そのパルス
幅は第2のパルス幅設定器18にて調整できる。
4からのパルスは第1のANDゲート19、第2のワン
ショットマルチバイブレータ17からのパルスは第2の
ANDゲート20にそれぞれ入力される。これらAND
ゲート19・20には、起動スイッチ21にてオン・オ
フされる起動・停止回路22からの出力が入力されてお
り、それがオンになっているときに、第1・第2のワン
ショットマルチバイブレータ14・17のパルスが、第
3・第4のANDゲート23・24にそれぞれ入力され
る。
遅延用AND回路25及び第1の遅延用NAND回路2
6へ入力され、第4のANDゲート24の出力は、第2
の遅延用AND回路27及び第2の遅延用NAND回路
28へ入力される。図5の(5)、(6)、(7)、
(8)にこれらAND回路25、NAND回路26、A
ND回路27、NAND回路28の出力波形を示し、そ
の出力に従い、ゲートドライブ回路11がHブリッジス
イッチング回路7の4個の半導体スイッチング素子SW
1・SW2・SW3・SW4のためのゲートパルスを出
力して、これらが前述のようにスイッチングする。
ッジスイッチング回路7から、ある時間間隔をおいた正
負一対のパルスがある繰り返し周波数で正負のパルス波
として出力されることになる。その繰り返し周波数は繰
り返し周波数設定器13にて調整でき、またパルス幅
は、パルス幅設定器15・18にて正負それぞれ調整で
きる。
して高圧トランス3の一次側に印加され、高圧トランス
3が持つLC成分により、共振した減衰振動波が間欠的
に繰り返す高圧の減衰振動波形周期波となる。高圧トラ
ンス3の二次側は、接地から浮かしてあるので、一対の
電極1・2にそれぞれ印加される高圧の電圧は、図5
(10)、(11)に示すように、高圧トランス3の二
次側の中点に対して正負が完全に逆位相となる。これら
図5(10)、(11)に示す波形は、電極1・2間が
放電しない状態での波形である。パルス幅設定器15・
18にてパルス幅を調整することにより、高圧トランス
3のLC成分にマッチングする共振条件にすることがで
きる。
5(14)に示すように放電電流が流れると、その放電
電流の最大波高値又はその付近で共振ズレが生じ、電極
1・2間に印加される以降の減衰振動波が相殺して消滅
するため、アーク放電は瞬時に中断する。その際の電極
1・2にそれぞれ印加される電圧波形を図5(12)、
(13)にそれぞれ示す。
減衰振動波が間欠的に繰り返す逆位相の高圧の減衰振動
波形周期波が印加されるが、その印加と休止を次のよう
に間欠的に行えるようにもなっており、次にはその動作
について図6のタイミングチャートを参照して説明す
る。
すように、電圧制御発振器12による同図(1)に示す
ような繰り返し周波数よりもはるかに低い周波数の矩形
波を出力し、それが連続・間欠動作切替スイッチ30を
オンにしたときに、NANDゲート31を介して第3及
び第4のANDゲート23・24に入力される。例え
ば、前者の繰り返し周波数を100KHzとすると、後
者の周期は1KHzで、バースト波発振器29の出力が
HIGHのときに、図6(3)、(4)に示すように、
第3及び第4のANDゲート23・24から繰り返し周
波数に応じた前述のようなパルスが出力される。そし
て、その間だけHブリッジスイッチング回路7から正負
のパルス波が図6(5)のように出力され、図6
(6)、(7)のように一対の電極1・2に、共振した
減衰振動波が間欠的に繰り返す逆位相の高圧の減衰振動
波形周期波が印加され、アーク放電開始直後に図6
(8)のように急峻に上昇する放電電流が流れることに
より、共振ズレが生じてアーク放電が瞬時に中断する。
このような動作が電圧制御発振器12による繰り返し周
波数で繰り返され、またその周期よりはるかに低い周期
で運転・休止が反復される。
は、商用周波数で動作するシーケンス回路32により駆
動される。
について説明する。基材に対する濡れ性の改善テストを
行い、濡れ性を接触角計(エルマ製G−1/2MG型)
で測定した。印加電圧の測定は、ソニーテクトロニクス
製高電圧プローブP−6015型、電流の測定にはヒア
ソン製4100型を用いた。基材としてはPETフィル
ム、金属の場合は銅、アルミニウム、ステンレスを用い
た。
mとし、処理する基材6としてPETフィルムを使って
濡れ性改善を行った。送風するガスは空気を用いた。表
2は、繰り返し周波数を変化させたときの接触角のデー
タで、20KHz以上で改質され、35〜40KHzで
改質が飽和している。処理時間は30KHz以上で改質
し、時間を1秒かけても改質は良くならず飽和している
ことが判る。表3は、周波数を20KHzに固定し、出
力を上げインバータであるHブリッジスイッチング回路
7の電力に対する接触角のデータで、電力を上げれば良
くなることが判った。表4は、周波数を20KHzに固
定、電力を497Wに固定のもとで、プラズマ中に基材
を照射する距離を変えたときのデータ、つまり電極から
基材までの距離(処理距離)に対する接触角のデータ
で、20mmのときが一番良い結果となっている。
ETフィルムに対して濡れ性改善を行った。送風するガ
スは空気を用いた。表5は、繰り返し周波数を変化させ
たときの接触角のデータで、20KHz以上で改善さ
れ、35〜40KHzで改質が飽和している。実験例1
の表と比較すると、実験例2の電極の方が改質性能が良
く、プラズマ照射電力密度が高い電極が効果的である。
表6は、周波数を20KHzに固定し、出力を段階的に
上げた場合のインバータの電力に対する接触角のデータ
で、電力を上げれば良くなることが判った。また、電極
間の距離を4mmとした場合、照射電力500W印加が
限度であったので、照射電力を上げるには電極間距離を
広げることが必要となることが判る。
る金属として銅、アルミニウム、ステンレスを用い、電
極間距離を5mmと10mmにした場合の濡れ性データ
を表7に示す。
部に設けた液晶ディスプレイ用パネル(大きさ50mm
×30mm)において、その電極接続端子を実験例1と
同一条件で、空気を用いてプラズマ処理を行った。次い
で、異方導電性フィルムを介してポリイミドフィルム
(50ミクロン厚)で構成される駆動回路を熱圧着し
た。この熱圧着の条件は、温度170℃、圧力3MP
a、時間20秒とした。そして、上記のよにして接合さ
れたパネルと回路体とを互いに逆方向に引っ張って剥離
強度を測定した結果、プラズマ処理を行わない場合に比
べて約2倍の剥離強度が得られた。
波数を高く(40KHz以上)すると、接触角は飽和
し、プラスチック基材が熱によって溶けてしまう結果と
なり、最適繰り返し周波数は10〜20KHzが最も良
いと言うことが判った。また、金属を改質するには、繰
り返し周波数の持つ連続信号で行うと、金属の一部に集
中してしまうので、バースト動作させる必要が有るとい
うことが判った。電極間距離に対しては、距離を離せば
プラズマの広がりは大きく広がるが、処理するには1秒
以上かかり、均一な処理ができにくいことが判った。電
極間距離を狭くするとプラズマの広がりは狭くなるが、
処理時間が短縮でき、0.1〜0.2秒間で即改質され
ることが判った。
続使用しても電極が加熱されて高温プラズマになるよう
なことはなく、処理時間を短縮できるとともに、安定し
た低温プラズマにより処理品質を向上させることがで
き、また異常放電により被処理物にダメージを与えるこ
ともなく、更にプラズマ発生の制御が容易であるのに加
え装置規模も小さくできる。
例を示す図である。
である。
グ回路の等価回路図である。
トである。
ある。
る。
素子 D1、D2、D3、D4 ダイオード C コンデンサ 8 整流回路 9 直流安定化電源回路 10 出力設定器 11 ゲートドライブ回路 12 電圧制御発振器(VC0) 13 繰り返し周波数設定器 14 ワンショットマルチバイブレータ 15 パルス幅設定器 16 遅延回路 17 ワンショットマルチバイブレータ 18 パルス幅設定器 19・20 ANDゲート 21 起動スイッチ 22 起動・停止回路 23・24 ANDゲート 25 遅延用AND回路 26 遅延用NAND回路 27 遅延用AND回路 28 遅延用NAND回路 29 バースト波発振器 30 連続・間欠動作切替スイッチ 31 NANDゲート 32 シーケンス回路
Claims (14)
- 【請求項1】対向する一対の電極間に高電圧を印加して
強制的にアーク放電させ、これら電極間にガスを送入し
てその風力によって放電を拡張させるプラズマ発生方法
において、前記一対の電極間に印加する高電圧を減衰振
動波が間欠的に繰り返し生ずる減衰振動波形周期波とし
て各減衰振動波ごとに共振させ、その各減衰振動波ごと
に、アーク放電発生に伴い共振ズレを生じさせてアーク
放電を中断させることにより、間欠的アーク放電とする
ことを特徴とするプラズマ発生方法。 - 【請求項2】一対の電極間に印加する高電圧の減衰振動
波は正負が逆位相であることを特徴とする請求項1に記
載のプラズマ発生方法。 - 【請求項3】ある時間間隔をおいた正負一対のパルスを
ある繰り返し周波数で高圧トランスの一次側に供給し、
該高圧トランスの二次側から各減衰振動波ごとに共振し
た減衰振動波形周期波を出力して一対の電極間に印加す
ることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ発生方
法。 - 【請求項4】正負一対のパルスのパルス幅を調整して減
衰振動波の周波数を可変することを特徴とする請求項3
に記載のプラズマ発生方法。 - 【請求項5】共振した各減衰振動波の電圧立ち上がり時
間が1μs以下であることを特徴とする請求項1、2、
3又は4に記載のプラズマ発生方法。 - 【請求項6】減衰振動波の繰り返し周期が10〜50K
Hzであることを特徴とする請求項1、2、3、4又は
5に記載のプラズマ発生方法。 - 【請求項7】減衰振動波を、その繰り返し周波数よりも
低い周波数で一対の電極間に間欠的に印加することを特
徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載のプラ
ズマ発生方法。 - 【請求項8】一対の電極間の距離を1〜15mmとする
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
に記載のプラズマ発生方法。 - 【請求項9】対向する一対の電極間に高電圧を印加して
強制的にアーク放電させ、これら電極間にガスを送入し
てその風力によって放電を拡張させるプラズマ発生装置
において、ある時間間隔をおいた正負一対のパルスをあ
る繰り返し周波数で発生させる正負パルス波発生回路
と、その正負パルス波を一次側に入力され、各減衰振動
波ごとに、共振した正負逆位相の減衰振動波形周期波を
二次側から出力して一対の電極間に印加する高圧トラン
スとを備え、その各減衰振動波ごとに、アーク放電発生
に伴い共振ズレを生じさせてアーク放電を中断させるこ
とにより、間欠的アーク放電とすることを特徴とするプ
ラズマ発生装置。 - 【請求項10】正負パルス波発生回路は、第1と第4を
上アーム、第2を第1に対する下アーム、第3を第4に
対する下アームとして第1〜第4の4個の半導体スイッ
チング素子をHブリッジ接続するとともに、各半導体ス
イッチング素子にそれぞれダイオードを並列接続したH
ブリッジスイッチング回路を用いて、正負パルス波を生
成することを特徴とする請求項9に記載プラズマ発生装
置。 - 【請求項11】正負パルス波発生回路が、Hブリッジス
イッチング回路の4個の半導体スイッチング素子のため
のゲートパルスのパルス幅を調整することにより、Hブ
リッジスイッチング回路から出力される正負一対のパル
スのパルス幅を調整して減衰振動波の周波数を可変する
パルス幅設定手段を備えていることを特徴とする請求項
10に記載プラズマ発生装置。 - 【請求項12】正負パルス波発生回路が、Hブリッジス
イッチング回路の4個の半導体スイッチング素子のため
のゲートパルスの周期を調整することにより、Hブリッ
ジスイッチング回路から出力される正負一対のパルスの
繰り返し周波数を調整して減衰振動波の繰り返し周波数
を設定する繰り返し周波数設定手段を備えていることを
特徴とする請求項10又は11に記載のプラズマ発生装
置。 - 【請求項13】Hブリッジスイッチング回路の4個の半
導体スイッチング素子のためのゲートパルスを、その周
波数より低い周期で間欠的にHブリッジスイッチング回
路のゲートドライブ回路へ入力させるバースト周波数設
定手段を備えたことを特徴とする請求項10、11又は
12に記載のプラズマ発生装置。 - 【請求項14】一対の電極間の距離を1〜15mmとし
たことを特徴とする請求項10、11、12又は13に
記載のプラズマ発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302893A JP4746804B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302893A JP4746804B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003109794A true JP2003109794A (ja) | 2003-04-11 |
JP4746804B2 JP4746804B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=19123065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001302893A Expired - Fee Related JP4746804B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4746804B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004108294A1 (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | 放電装置及び空気浄化装置 |
JP2005056647A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Haiden Kenkyusho:Kk | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 |
JP2006277953A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-12 | Toyohashi Univ Of Technology | プラズマ生成装置、プラズマ処理装置、プラズマ生成方法及びプラズマ処理方法 |
US7226819B2 (en) | 2003-10-28 | 2007-06-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Methods for forming wiring and manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
US7365805B2 (en) | 2004-01-26 | 2008-04-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7371625B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-05-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
JP2008167584A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sawafuji Electric Co Ltd | 高電圧印加装置 |
JP2008238145A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Seibu Giken Co Ltd | ガス処理装置 |
US7968461B2 (en) | 2003-10-28 | 2011-06-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for forming wiring, method for manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
JPWO2009119845A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-07-28 | 三井造船株式会社 | 排ガス浄化装置 |
JP2018088819A (ja) * | 2018-02-28 | 2018-06-07 | 株式会社ダイヘン | 高周波電源 |
JP2020077607A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-05-21 | コリア アトミック エナジー リサーチ インスティテュートKorea Atomic Energy Research Institute | 電流パルスを制御するモジュレータおよびその方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000278962A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-06 | Haiden Kenkyusho:Kk | 高周波高圧電源 |
JP2000306892A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Shibaura Mechatronics Corp | マイクロ波放電方法およびマイクロ波放電装置 |
JP2001293363A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Keyence Corp | コロナ放電装置及びその一部を構成する放電電極組立体 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001302893A patent/JP4746804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000278962A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-06 | Haiden Kenkyusho:Kk | 高周波高圧電源 |
JP2000306892A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Shibaura Mechatronics Corp | マイクロ波放電方法およびマイクロ波放電装置 |
JP2001293363A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Keyence Corp | コロナ放電装置及びその一部を構成する放電電極組立体 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7270698B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-09-18 | Daikin Industries, Ltd. | Discharge device and air purifier |
WO2004108294A1 (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | 放電装置及び空気浄化装置 |
JP2005056647A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Haiden Kenkyusho:Kk | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 |
US7968461B2 (en) | 2003-10-28 | 2011-06-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for forming wiring, method for manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
US7226819B2 (en) | 2003-10-28 | 2007-06-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Methods for forming wiring and manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
US8278204B2 (en) | 2003-10-28 | 2012-10-02 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Methods for forming wiring and manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
US7875542B2 (en) | 2003-10-28 | 2011-01-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Methods for forming wiring and manufacturing thin film transistor and droplet discharging method |
US7993993B2 (en) | 2004-01-26 | 2011-08-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7365805B2 (en) | 2004-01-26 | 2008-04-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7732818B2 (en) | 2004-01-26 | 2010-06-08 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7371625B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-05-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
US7776667B2 (en) | 2004-02-13 | 2010-08-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
JP2006277953A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-12 | Toyohashi Univ Of Technology | プラズマ生成装置、プラズマ処理装置、プラズマ生成方法及びプラズマ処理方法 |
JP2008167584A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sawafuji Electric Co Ltd | 高電圧印加装置 |
JP2008238145A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Seibu Giken Co Ltd | ガス処理装置 |
JPWO2009119845A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-07-28 | 三井造船株式会社 | 排ガス浄化装置 |
JP2018088819A (ja) * | 2018-02-28 | 2018-06-07 | 株式会社ダイヘン | 高周波電源 |
JP2020077607A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-05-21 | コリア アトミック エナジー リサーチ インスティテュートKorea Atomic Energy Research Institute | 電流パルスを制御するモジュレータおよびその方法 |
US11152926B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-10-19 | Korea Atomic Energy Research Institute | Modulator for controlling current pulse and method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4746804B2 (ja) | 2011-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Shao et al. | A compact repetitive unipolar nanosecond-pulse generator for dielectric barrier discharge application | |
JP2003109794A (ja) | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 | |
RU2005108355A (ru) | Способ косметического ухода за кожей, предотвращающий старение | |
US8098472B2 (en) | System and method for controlling an electromagnetic field generator | |
CN100582988C (zh) | 放电灯点灯装置 | |
US10728997B2 (en) | Plasma generator | |
JP4653370B2 (ja) | インバータを具えた電源装置 | |
JP4088665B2 (ja) | 超音波発生方法及び装置 | |
KR20090011993A (ko) | 접지형 이온도입전류발생방법과 이를 이용하는피부미용장치 | |
JP3119822B2 (ja) | 放電電流供給方法および放電電流供給装置 | |
JP2009165947A (ja) | 超音波洗浄装置 | |
JP2002017090A (ja) | 圧電トランスの駆動方法および駆動装置 | |
JP6301112B2 (ja) | 高周波電源 | |
JP3871055B2 (ja) | プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 | |
KR100972085B1 (ko) | 초음파 세척기의 최대효율전력 공급방법 | |
JP7298098B2 (ja) | 超音波振動子駆動回路及び超音波溶着装置 | |
JP2005116818A (ja) | プラズマ発生装置 | |
JP2018088819A (ja) | 高周波電源 | |
JP2008219420A (ja) | 超音波発振器 | |
US20230007764A1 (en) | Method of operating a piezoelectric plasma generator | |
JP3262185B2 (ja) | 超音波モータ制御装置 | |
JP3206484B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
JPH0671226A (ja) | 超音波発生装置 | |
Ray | Lecture Notes on Plasma Physics and Analog Electronics | |
KR101238035B1 (ko) | 코로나방전용 가변식 고압모듈 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080411 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080411 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080411 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110419 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |