JP2003109735A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JP2003109735A
JP2003109735A JP2001296162A JP2001296162A JP2003109735A JP 2003109735 A JP2003109735 A JP 2003109735A JP 2001296162 A JP2001296162 A JP 2001296162A JP 2001296162 A JP2001296162 A JP 2001296162A JP 2003109735 A JP2003109735 A JP 2003109735A
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case
individually
top plate
inverter units
electromagnetic cooker
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JP2001296162A
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Tatsuya Fuchizaki
達也 淵崎
Hitoshi Tamura
仁志 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁調理器において、ケース内部の駆動手段
を効率よく冷却できるようにする。 【解決手段】 ケース10に対して吸気口55と排気口
56,57とを離隔配置しているうえ、ケース10の下
から外気を吸い込んで手前側と奥側とに分けて流してイ
ンバータユニット31,32を横切らせて後、排気させ
るようにしている。これにより、排気口56,57から
排出された暖かい風が吸気口55に対して流入するショ
ートサイクル現象が確実に防止されるので、常に新鮮な
室温の外気でインバータユニット31,32を個別に効
率よく冷却させることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IHクッキングヒ
ータなどの電磁調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、IHクッキングヒータの平坦
な天板は、流し台などとの調和を考えて矩形形状にして
おり、例えば2つの加熱コイルを横並びに設置したタイ
プや、4つの加熱コイルを縦横に並べて設置したタイプ
などがある。
【0003】ここで、従来例として、特開平11−87
039号公報に示すような電磁調理器がある。この公報
では、2つの加熱コイルを単一のインバータユニットで
駆動するようにしている。
【0004】このインバータユニットの冷却形態として
は、ケース奥壁側に吸気口と排気口とを幅方向横並びに
設けるとともに、ケース奥壁側の吸気口寄りに送風ファ
ンを設けるようにし、送風ファンを駆動することにより
吸気口より外気を吸入して、ケース内部のインバータユ
ニットを横切らせて後、ケース前壁でUターンさせてケ
ース奥壁寄りの排気口から外部に排気するようにしてい
る。つまり、送風経路が、平面的に見てほぼU字形に形
成されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、吸気
口と排気口とが隣り合わせに配設されているために、排
気口から出た排気風が吸気口から吸入されるという、い
わゆるショートサイクル現象が発生しやすくなるため、
暖かい風をインバータユニットに対して吹き付けること
になってしまうなど、冷却性能の低下を余儀なくされ
る。
【0006】このような事情に鑑み、本発明は、電磁調
理器において、ケース内部の駆動手段を効率よく冷却で
きるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明第1の電磁調理器
は、請求項1に示すように、調理台上に離隔して搭載さ
れるケースにおける加熱対象載置用の天板の下側に複数
の電磁誘導式の加熱コイルを配置してなるもので、前記
ケース内部において前記複数の加熱コイルに対応する領
域に、前記複数の加熱コイルを個別に駆動するインバー
タユニットが配設され、このインバータユニット個々
に、当該インバータユニットを冷却するための送風ファ
ンが装備され、この送風ファン個々を駆動することによ
り、ケース底側から外気をケース内に吸入して、各イン
バータユニットを個別に横切らせて後、前記吸気部分よ
りも遠い位置から外部へ排気させる送風経路が設けられ
ている。
【0008】本発明第2の電磁調理器は、請求項2に示
すように、調理台上に離隔した状態で搭載されかつ加熱
対象載置用の天板を有する奥行きの長い長方形のケース
と、ケースの天板の下側で奥行き方向前後に配置される
2つの電磁誘導式の加熱コイルと、前記ケース内部にお
いて前記2つの加熱コイルに対応する領域に配設され
て、当該各加熱コイルを個別に駆動する2つのインバー
タユニットと、このインバータユニット個々に装備され
かつ当該各インバータユニットを個別に冷却するための
2つの送風ファンとを備え、この送風ファン個々を駆動
することにより、ケース底壁において前記両インバータ
ユニットの間の領域から外気をケース内に吸入して、手
前側と奥側とへ流すことにより各インバータユニットを
個別に横切らせて後、ケースの手前側と奥側とから外部
へ排気させる送風経路が設けられている。
【0009】本発明第3の電磁調理器は、請求項3に示
すように、上記第2において、前記ケースの底壁の奥行
き方向中央に単一の吸気口が、また、ケースの前壁に前
部排気口が、さらに、天板の奥寄り領域に後部排気口が
それぞれ設けられることにより、前記単一の吸気口と2
つの排気口とが離隔配置されている。
【0010】本発明第4の電磁調理器は、請求項4に示
すように、調理台上に離隔した状態で搭載されかつ加熱
対象載置用の天板を有する奥行きの長い長方形のケース
と、ケースの天板の下側で奥行き方向前後に配置される
2つの電磁誘導式の加熱コイルと、前記ケース内部にお
いて前記2つの加熱コイルに対応する領域に配設され
て、当該各加熱コイルを個別に駆動する2つのインバー
タユニットと、このインバータユニット個々に装備され
かつ当該各インバータユニットを個別に冷却するための
2つの送風ファンとを備え、この送風ファン個々を駆動
することにより、ケースの幅方向一側から外気をケース
内に吸入して、幅方向他側へ流すことにより各インバー
タユニットを個別に横切らせて後、ケースの幅方向他側
から外部へ排気させる送風経路が設けられている。
【0011】本発明第5の電磁調理器は、請求項5に示
すように、上記第4において、前記ケースの天板におい
て一側壁寄りの領域とケースの一側壁との2箇所にそれ
ぞれ吸気口が設置され、また、ケースの天板において他
側壁寄りの領域とケースの他側壁とにそれぞれ排気口が
設置されることにより、2つの吸気口と2つの排気口と
がケースの幅方向両側に離隔配置されている。
【0012】本発明第6の電磁調理器は、請求項6に示
すように、調理台上に離隔した状態で搭載されかつ加熱
対象載置用の天板を有する方形のケースと、ケースの天
板の下側で奥行き方向と幅方向の縦横に配置される4つ
の電磁誘導式の加熱コイルと、前記ケース内部において
前記4つの加熱コイルに対応する領域に配設されて、当
該各加熱コイルを個別に駆動する4つのインバータユニ
ットと、このインバータユニット個々に装備されかつ当
該各インバータユニットを個別に冷却するための4つの
送風ファンとを備え、この送風ファン個々を駆動するこ
とにより、ケース底壁において奥行き方向の中央側から
外気をケース内に吸入して、手前側と奥側とへ流すこと
により各インバータユニットを個別に横切らせて後、ケ
ースの手前側と奥側とから外部へ排気させる送風経路が
設けられている。
【0013】本発明第7の電磁調理器は、請求項7に示
すように、上記第6において、前記ケースの底壁の奥行
き方向中央に単一もしくは2つの吸気口が、また、ケー
スの前壁に前部排気口が、さらに、天板の奥寄り領域に
後部排気口がそれぞれ設けられることにより、前記吸気
口と排気口とが離隔配置されている。
【0014】本発明第8の電磁調理器は、請求項8に示
すように、上記第3,第5,第7のいずれかにおいて、
前記吸気口に、フィルタが取り外し可能に装着されてい
るとともに、このフィルタが装着されているときのみ、
加熱動作開始用の操作手段を操作可能とする保護手段が
設けられている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0016】図1から図4は本発明の実施形態1を示し
ている。図1は、電磁調理器を示す平面図、図2は、正
面図、図3は、一側面図、図4は、背面図である。
【0017】図例の電磁調理器は、縦型2口タイプのI
Hクッキングヒータであり、長方体のケース10の天板
11下側における奥行き方向前後に加熱コイル21,2
2を設置し、ケース10内部の奥行き方向前後に各加熱
コイル21,22を個別に駆動する駆動手段としてのイ
ンバータユニット31,32を配設した構成である。
【0018】このケース10の前壁12には、電源スイ
ッチ41や、各加熱コイル21,22の加熱能力を強弱
調節するためのレバー42,43などを含む操作パネル
40が設置されている。これらのスイッチ41やレバー
42,43の操作に応じてインバータユニット31,3
2が制御され、ケース10の天板11上において加熱コ
イル21,22の設置領域に搭載される金属製の鍋など
の加熱対象を電磁誘導作用により加熱するものである。
【0019】この実施形態1では、インバータユニット
31,32を冷却するための送風経路を工夫しているこ
とに特徴がある。
【0020】具体的に、2つのインバータユニット3
1,32の内部においてケース10の奥行き方向中央側
には、2つのインバータユニット31,32を個別に冷
却するための2つの送風ファン50,51が装備されて
いる。
【0021】ケース10の底壁13の奥行き方向中央に
は、単一の吸気口55が、また、ケース10の前壁12
の上半分領域には、前部排気口56が、さらに、天板1
1の奥端領域には、後部排気口57がそれぞれ設けられ
ている。しかも、上記吸気口55はケース10の底壁1
3において上下方向に貫通され、また、前部排気口56
は、ケース10の前壁12で水平方向に貫通され、さら
に、後部排気口57は、天板11の奥で上下方向に貫通
されている。
【0022】このように、単一の吸気口55と2つの排
気口56,57とは離隔して配置されているとともに、
吸気口55が2つの排気口56,57よりも下側に配置
されている。
【0023】また、上記送風ファン50,51は、単一
の吸気口55から外気を吸入してから、前後方向へ送出
するものである。また、ケース10の底壁13の四隅に
は、脚14が設けられており、この脚14により調理台
とケース10の底壁13との間には、所定の空間が確保
されている。
【0024】このような構成において、2つの送風ファ
ン50,51を駆動すると、図2の矢印で示すように、
調理台とケース10の底壁13との間の空間から、外気
が単一の吸気口55を通じてケース10内に吸入されて
後、ケース10の奥行き方向中央から前壁12側と奥壁
15側とに分流されて、2つのインバータユニット3
1,32をほぼ水平に横切ることによって、当該インバ
ータユニット31,32から発生する熱をそれぞれ奪っ
て、前部排気口56からは前向きに、また、後部排気口
57からは上向きにそれぞれ排気される。これら両排気
口56,57から排出された暖かい風は自然に上昇す
る。
【0025】以上説明したように、単一の吸気口55と
2つの排気口56,57とを離隔配置しているうえ、送
風経路をケース10の下から吸い上げて手前側と奥側と
に分けて流すようにしているので、2つの排気口56,
57から排出された暖かい風が吸気口55に対して流入
するショートサイクル現象を確実に防止できるようにな
る。したがって、単一の吸気口55から、常に新鮮な室
温の空気が吸入されることになるので、2つのインバー
タユニット31,32を個別に新鮮な外気でもって効率
よく冷却させることができ、十分な冷却性能を発揮でき
るようになる。
【0026】図5から図8は本発明の実施形態2を示し
ている。図5は、電磁調理器を示す平面図、図6は、正
面図、図7は、一側面図、図8は、他側図である。
【0027】この実施形態2は、上記実施形態1と同様
の縦型2口タイプであるが、インバータユニット31,
32を冷却するための送風経路を変更している。
【0028】具体的に、ケース10の天板11において
右側壁16寄りの領域とケース10の右側壁16との2
箇所にそれぞれ吸気口55,58を設置し、また、ケー
ス10の天板11において左側壁17寄りの領域とケー
ス10の左側壁17とにそれぞれ排気口56,57を設
置することにより、2つの吸気口55,58と2つの排
気口56,57とをケース10の幅方向両側に離隔配置
している。これらの吸気口55や排気口56,57は、
それぞれ、奥行き方向ほぼ全長に及ぶ範囲に長く形成さ
れている。
【0029】そして、送風ファン50,51は、インバ
ータユニット31,32において吸気口55の側に配置
されている。
【0030】このような構成において、2つの送風ファ
ン50,51を駆動すると、図5の矢印で示すように、
ケース10の2つの吸気口55,58から空気がケース
10内に吸入され、この空気が、ケース10の右側壁1
6側から左側壁17側へ向けて流されて、2つのインバ
ータユニット31,32をほぼ水平に横切ることによっ
て、当該インバータユニット31,32から発生する熱
をそれぞれ奪って、2つの排気口56,57から左向き
と上向きにそれぞれ排気される。これら両排気口56,
57から排出された暖かい風は自然に上昇する。
【0031】このように、2つの吸気口55,58と2
つの排気口56,57とをケース10の幅方向両側に離
隔配置して、ケース10を右から左へと向かう一方通行
の送風経路を作るようにしているので、2つの排気口5
6,57から排出された暖かい風が吸気口55,58に
対して流入するショートサイクル現象を確実に防止でき
るようになる。したがって、2つの吸気口55,58か
ら、常に新鮮な室温の空気が吸入されることになるの
で、2つのインバータユニット31,32を個別に新鮮
な外気でもって効率よく冷却させることができ、十分な
冷却性能を発揮できるようになる。
【0032】図9から図12は本発明の実施形態3を示
している。図9は、電磁調理器を示す平面図、図10
は、正面図、図11は、一側面図、図12は、背面図で
ある。
【0033】この実施形態3は、四口タイプのIHクッ
キングヒータであり、ケース10の天板11をほぼ正方
形に近い形状とし、この天板11の下方で前後左右に4
つの加熱コイル21〜24を設置しているとともに、ケ
ース10内部で4つの加熱コイル21〜24の下方領域
にインバータユニット31〜34を配設した構成になっ
ている。
【0034】そして、4つのインバータユニット31〜
34の奥行き方向中央寄りに、それぞれ送風ファン50
〜53を個別に設置するとともに、ケース10の奥行き
方向中央で左右2分割した領域に、吸気口55A,55
Bを設置し、また、ケース10の前壁12上部で左右2
分割した領域に、前部排気口56A,56Bを設置し、
ケース10の天板11において奥壁15側で左右方向全
域に単一の後部排気口57を設置している。
【0035】これにより、左側領域の2つのインバータ
ユニット31,32と、右側領域の2つのインバータユ
ニット33,34とにおける冷却封路は、それぞれ、上
記実施形態1と同様に、ケース10の下から吸い上げて
手前側と奥側とに分けて流すようになる。そのため、そ
れぞれ前部排気口56A,56Bと単一の後部排気口5
7から排出された暖かい風が吸気口55A,55Bに対
して流入してしまうというショートサイクル現象を確実
に防止できるようになる。したがって、吸気口55A,
55Bから、常に新鮮な室温の空気が吸入されることに
なるので、4つのインバータユニット31〜34を個別
に新鮮な外気でもって効率よく冷却させることができ、
十分な冷却性能を発揮できるようになる。
【0036】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、いろいろな応用や変形が考えられ
る。
【0037】例えば吸気口55,58に対するごみなど
の侵入を防止するための手段や、異物侵入防止手段に関
連した保護手段を装備させるのが好ましい。具体的に、
例えば上記実施形態1の電磁調理器について、図13か
ら図16に示すように、ケース10の底壁13には、吸
気口55に対するごみなどの侵入を防止するフィルタ6
0をケース10の手前側から着脱可能とするように、ガ
イド61が設けられている。また、ケース10の前壁1
2には、ガイド61を介して吸気口55に対してフィル
タ60を装着したときのみ、各加熱コイル21,22の
加熱能力を強弱調節するためのレバー42,43などを
操作可能とするガードレバー62が傾動可能に取り付け
られている。
【0038】ガードレバー62は、横から見て「く」の
字形に形成されたワイヤからなり、フィルタ60をガイ
ド61に対して押し込んだときに、図13および図14
に示すように、前傾姿勢になって、レバー42,43の
前方から下方に垂れ下がるようになる一方で、フィルタ
60をガイド61から取り外したときに、図15および
図16に示すように、起き上がった姿勢になって、レバ
ー42,43の前方を多い被さるようになる。この場
合、加熱動作を行うときに必ず吸気口55にフィルタ6
0を取り付けた状態にできるから、使用経過に伴いイン
バータユニット31,32に対してごみが侵入して溜ま
ることを確実に防止できるなど、耐久性向上に貢献でき
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1から8の発明では、吸気部分と
排気部分とを離隔配置しているうえ、ケースの下から外
気を吸入して異なる方向へ流すようにしているので、排
気部分から排出された暖かい風が吸気部分に対して流入
するショートサイクル現象を確実に防止できるようにな
る。したがって、常に新鮮な室温の外気でインバータユ
ニットを個別に効率よく冷却させることができて、十分
な冷却性能を発揮できるようになる。
【0040】特に、請求項2,3の発明では、2つの加
熱コイルを奥行き方向に配置した電磁調理器において、
ケースの奥行き方向中央の底から外気を吸入してケース
の奥行き方向手前と奥へ流して排気させるようにしてい
るので、2つのインバータユニットを冷却する風が干渉
することがなく、効率良く冷却できるようになる。
【0041】また、請求項4,5の発明では、4つの加
熱コイルおよび4つのインバータユニットを有する電磁
調理器において、上記請求項2,3と同様に、ケースの
奥行き方向中央の底から外気を吸入してケースの奥行き
方向手前と奥へ流して排気させるようにしているので、
4つのインバータユニットを冷却する風が干渉すること
がなく、効率良く冷却できるようになる。
【0042】また、請求項6,7の発明では、上記請求
項2,3と同様に2つの加熱コイルを奥行き方向に配置
した電磁調理器において、上記請求項2,3とは異な
り、ケースの幅方向一側から外気を吸入して幅方向他側
から排気させるようにしているので、排気部分から排出
された暖かい風が電磁調理器手前に立つ人にかからずに
済む点で有利となる。
【0043】さらに、請求項8の発明では、必ず吸気口
にフィルタを取り付けた状態にしないと加熱動作を行わ
せることができないから、使用経過に伴いインバータユ
ニットに対してごみが侵入して溜まることを確実に防止
できるなど、耐久性向上に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る電磁調理器を示す平
面図
【図2】図1の正面図
【図3】図1の一側面図
【図4】図1の背面図
【図5】本発明の実施形態2に係る電磁調理器を示す平
面図
【図6】図5の正面図
【図7】図5の一側面図
【図8】図5の他側図
【図9】本発明の実施形態3に係る電磁調理器を示す平
面図
【図10】図9の正面図
【図11】図9の一側面図
【図12】図9の背面図
【図13】本発明の応用例に係る電磁調理器を示す正面
【図14】図13の一側面図
【図15】図13のガードレバーの動作説明に用いる正
面図
【図16】図15の一側面図
【符号の説明】
10 ケース 11 ケースの天板 12 ケースの前壁 13 ケースの底壁 15 ケースの奥壁 21,22 加熱コイル 31,32 インバータユニット 40 操作パネル 50,51 送風ファン 55 吸気口 56 前部排気口 57 後部排気口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理台上に離隔して搭載されるケースに
    おける加熱対象載置用の天板の下側に複数の電磁誘導式
    の加熱コイルを配置してなる電磁調理器であって、 前記ケース内部において前記複数の加熱コイルに対応す
    る領域に、前記複数の加熱コイルを個別に駆動するイン
    バータユニットが配設され、 このインバータユニット個々に、当該インバータユニッ
    トを冷却するための送風ファンが装備され、 この送風ファン個々を駆動することにより、ケース底側
    から外気をケース内に吸入して、各インバータユニット
    を個別に横切らせて後、前記吸気部分よりも遠い位置か
    ら外部へ排気させる送風経路が設けられていることを特
    徴とする電磁調理器。
  2. 【請求項2】 調理台上に離隔した状態で搭載されかつ
    加熱対象載置用の天板を有する奥行きの長い長方形のケ
    ースと、 ケースの天板の下側で奥行き方向前後に配置される2つ
    の電磁誘導式の加熱コイルと、 前記ケース内部において前記2つの加熱コイルに対応す
    る領域に配設されて、当該各加熱コイルを個別に駆動す
    る2つのインバータユニットと、 このインバータユニット個々に装備されかつ当該各イン
    バータユニットを個別に冷却するための2つの送風ファ
    ンとを備え、 この送風ファン個々を駆動することにより、ケース底壁
    において前記両インバータユニットの間の領域から外気
    をケース内に吸入して、手前側と奥側とへ流すことによ
    り各インバータユニットを個別に横切らせて後、ケース
    の手前側と奥側とから外部へ排気させる送風経路が設け
    られていることを特徴とする電磁調理器。
  3. 【請求項3】 請求項2の電磁調理器において、 前記ケースの底壁の奥行き方向中央に単一の吸気口が、
    また、ケースの前壁に前部排気口が、さらに、天板の奥
    寄り領域に後部排気口がそれぞれ設けられることによ
    り、前記単一の吸気口と2つの排気口とが離隔配置され
    ていることを特徴とする電磁調理器。
  4. 【請求項4】 調理台上に離隔した状態で搭載されかつ
    加熱対象載置用の天板を有する奥行きの長い長方形のケ
    ースと、 ケースの天板の下側で奥行き方向前後に配置される2つ
    の電磁誘導式の加熱コイルと、 前記ケース内部において前記2つの加熱コイルに対応す
    る領域に配設されて、当該各加熱コイルを個別に駆動す
    る2つのインバータユニットと、 このインバータユニット個々に装備されかつ当該各イン
    バータユニットを個別に冷却するための2つの送風ファ
    ンとを備え、 この送風ファン個々を駆動することにより、ケースの幅
    方向一側から外気をケース内に吸入して、幅方向他側へ
    流すことにより各インバータユニットを個別に横切らせ
    て後、ケースの幅方向他側から外部へ排気させる送風経
    路が設けられていることを特徴とする電磁調理器。
  5. 【請求項5】 請求項4の電磁調理器において、 前記ケースの天板において一側壁寄りの領域とケースの
    一側壁との2箇所にそれぞれ吸気口が設置され、また、
    ケースの天板において他側壁寄りの領域とケースの他側
    壁とにそれぞれ排気口が設置されることにより、2つの
    吸気口と2つの排気口とがケースの幅方向両側に離隔配
    置されていることを特徴とする電磁調理器。
  6. 【請求項6】 調理台上に離隔した状態で搭載されかつ
    加熱対象載置用の天板を有する方形のケースと、 ケースの天板の下側で奥行き方向と幅方向の縦横に配置
    される4つの電磁誘導式の加熱コイルと、 前記ケース内部において前記4つの加熱コイルに対応す
    る領域に配設されて、当該各加熱コイルを個別に駆動す
    る4つのインバータユニットと、 このインバータユニット個々に装備されかつ当該各イン
    バータユニットを個別に冷却するための4つの送風ファ
    ンとを備え、 この送風ファン個々を駆動することにより、ケース底壁
    において奥行き方向の中央側から外気をケース内に吸入
    して、手前側と奥側とへ流すことにより各インバータユ
    ニットを個別に横切らせて後、ケースの手前側と奥側と
    から外部へ排気させる送風経路が設けられていることを
    特徴とする電磁調理器。
  7. 【請求項7】 請求項6の電磁調理器において、 前記ケースの底壁の奥行き方向中央に単一もしくは2つ
    の吸気口が、また、ケースの前壁に前部排気口が、さら
    に、天板の奥寄り領域に後部排気口がそれぞれ設けられ
    ることにより、前記吸気口と排気口とが離隔配置されて
    いることを特徴とする電磁調理器。
  8. 【請求項8】 請求項3,5,7のいずれかの電磁調理
    器において、 前記吸気口に、フィルタが取り外し可能に装着されてい
    るとともに、このフィルタが装着されているときのみ、
    加熱動作開始用の操作手段を操作可能とする保護手段が
    設けられていることを特徴とする電磁調理器。
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