JP2003109547A - 無電極放電灯 - Google Patents

無電極放電灯

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JP2003109547A JP2001298783A JP2001298783A JP2003109547A JP 2003109547 A JP2003109547 A JP 2003109547A JP 2001298783 A JP2001298783 A JP 2001298783A JP 2001298783 A JP2001298783 A JP 2001298783A JP 2003109547 A JP2003109547 A JP 2003109547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアでの電力ロスを増加させることなく、無
電極放電灯の調光をすることができる無電極放電灯を提
供する。 【解決手段】 放電ガスが封印されているバルブ1と、
バルブ1に高周波電磁界を印可するコア2a、2bと、
コア2a、2bに巻回するコイル3と、コア2a、2b
及びコイル3を介してバルブ1に高周波電力を供給する
高周波電源と、を備えた無電極放電灯において、一のバ
ルブ1が複数の放電ループ6a、6b、6cを有する構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極のない放電灯
に放電灯電流を流し、従来の電極のある放電灯と同様の
原理で放電灯を点灯させるようにした無電極放電灯に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として、たとえば、特開
平10−116591号公報のものが挙げられる。この
従来例を図14に示す。このものは、水銀蒸気と緩衝ガ
スを封印するチューブ状放電灯容器12と、チューブ状
放電灯容器12に外嵌しチューブ状放電灯容器12に高
周波電力を供給する変圧器コア22及び24と、を備え
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すような無
電極放電灯において、チューブ状放電灯容器12を調光
する場合には、高周波電源からチューブ状放電灯容器1
2に供給する電力を制御する方法が一般的である。とこ
ろが、高周波電源からチューブ状放電灯容器12へ供給
する電力を減少させると、変圧器コア22及び24での
電力ロスが増加する。なぜなら、変圧器コア22及び2
4での電力ロスはチューブ状放電灯容器12への入力電
力(光出力)に依存し(これを裏付けるデータは、たと
えば、特表平10−511806号公報を参照)、通常
は、チューブ状放電灯容器12の光出力が100%のと
きに変圧器コア22及び24での電力ロスが最小になる
ように、変圧器コア22及び24は選定、設計されてい
る。
【0004】また、チューブ状放電灯容器12の光出力
を増加させようとする場合、上述したように変圧器コア
22及び24での電力ロスを増加させないようにするた
めには、チューブ状放電灯容器12の形状を大きくしな
ければならない。この場合には、チューブ状放電灯容器
12の始動時に必要となる電界強度が増加し、変圧器コ
ア22及び24に巻回されている誘導コイル(図示しな
い)にかかる電圧も増大してしまう。したがって、誘導
コイルの絶縁耐圧、始動時の電力ロス等の問題が生じ
る。また、当然のことながら、チューブ状放電灯容器1
2の形状を大きくするとコストアップの要因となる。
【0005】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたの
もであり、その目的とするところは、無電極放電灯を調
光させた場合にも、コアでの電力ロスを抑制することが
でき、また、無電極放電灯の始動性を容易にした無電極
放電灯を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無電極放
電灯は、放電ガスが封印されているバルブと、バルブに
外嵌するコアと、コアに巻回するコイルと、を備えた無
電極放電灯において、一のバルブが複数の放電ループを
有し、各放電ループに少なくとも1つのコアが外嵌して
いることを特徴とするものである。
【0007】ここで、放電ループの定義をしておく。放
電ループとは、放電電流が流れる閉ループであり、連続
的に閉じた電気的な経路を形成するものである。たとえ
ば、図14に示す無電極放電灯では放電ループは1つ、
図15に示す無電極放電灯では放電ループは3つ存在す
ることになる。
【0008】そして、このような無電極放電灯において
は、放電灯電流を流す放電ループを選択することによ
り、コアでの電力ロスを増加させることなく、無電極放
電灯の調光をすることができる。
【0009】請求項2記載の無電極放電灯は、請求項1
記載の無電極放電灯において、一のバルブが複数の貫通
開口部を有し、貫通開口部に沿って放電ループを設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】このような無電極放電灯においては、バル
ブに複数の貫通開口部を設けると、その貫通開口部の周
囲にそれぞれ放電ループが形成されることになり、請求
項1記載の無電極放電灯と同様に、コアでの電力ロスを
増加させることなく、無電極放電灯の調光をすることが
できる。
【0011】請求項3記載の無電極放電灯は、請求項2
記載の無電極放電灯において、貫通開口部の形状はそれ
ぞれ略同一であることを特徴とするものである。
【0012】このような無電極放電灯においても、請求
項2記載の無電極放電灯と同様に、コアでの電力ロスを
増加させることなく、無電極放電灯の調光をすることが
できる。
【0013】請求項4記載の無電極放電灯は、請求項2
記載の無電極放電灯において、貫通開口部の形状はそれ
ぞれ異なることを特徴とするものである。
【0014】このような無電極放電灯においても、請求
項2記載の無電極放電灯と同様に、コアでの電力ロスを
増加させることなく、無電極放電灯の調光をすることが
できる。
【0015】請求項5記載の無電極放電灯は、請求項1
ないし4のいずれか1つに記載の無電極放電灯におい
て、任意の放電ループで放電させるための切り替え手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0016】このような無電極放電灯においては、放電
ループが最短のループで、まず無電極放電灯の放電を開
始させ、該放電ループで放電が開始すると、切り替え手
段により、より長い放電ループに高周波電力を供給し、
該放電ループで放電を開始させることができる。すなわ
ち、放電ループが最短のループでまず無電極放電灯の放
電を開始させるので、無電極放電灯の始動時に必要な電
界強度が小さくて済み、コイルの小型化、コストダウン
を図ることができる。また、始動時に高周波電源から供
給しなければならない高周波電力が少なくて済む。すな
わち、高周波電源を構成する電源回路の各回路素子の小
型化を図ることができ、無電極放電灯のコストダウンを
図ることができる。
【0017】請求項6記載の無電極放電灯は、請求項1
ないし5のいずれか1つに記載の無電極放電灯におい
て、バルブ内が放電状態において、任意の2つのコイル
に着目した場合に、第1のコイルの一端から他端に向け
て生じる電圧と、第2のコイルの一端から他端に向けて
生じる電圧との極性を切り替える極性切り替え手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0018】このような無電極放電灯においては、複数
の放電ループが重なる部分の放電ループに流れる放電電
流を、コイルに発生する高周波電圧で制御することによ
り、無電極放電灯の調光をすることができる。
【0019】請求項7記載の無電極放電灯は、請求項1
ないし6のいずれか1つに記載の無電極放電灯におい
て、一のバルブの内面を複数に分割し、分割した部分に
それぞれ異なる材質の蛍光体を塗布したことを特徴とす
るものである。
【0020】このような無電極放電灯においは、たとえ
ば、各放電ループに対応する無電極放電灯の内面の蛍光
体にそれぞれ異なる材質のものを塗布しておくと、コア
での電力ロスを増加させることなく、簡単に調色及び調
光することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、請求項1ないし4に対応す
る本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7を参照し
て説明する。
【0022】図1に示す無電極放電灯は、放電ガスが封
印されているバルブ1と、バルブ1に高周波電磁界を印
可する略同一形状のコア2a、2bと、コア2a、2b
に巻回するコイル3(図2を参照)と、コア2a、2b
及びコイル3を介してバルブ1に高周波電力を供給する
高周波電源(図示しない)と、を備えた無電極放電灯に
おいて、一のバルブ1が複数の放電ループ(図1の場合
は6a、6b、6c)を有することを特徴とするもので
ある。また、バルブ1には、形状が略同一の貫通開口部
5a、5bがそれぞれ設けられており、この貫通開口部
5a、5bにより放電ループが複数形成されることにな
る。図2は図1のa−a’における断面図を示してい
る。そして、バルブ1の内部には図2に示すように蛍光
体4が塗布されている。
【0023】バルブ1は、ガラス容器内に不活性ガス
(たとえば、アルゴン、クリプトン)や水銀(その他、
ナトリウム、カドミウム)蒸気等の放電ガスが封印され
ている。そして、励起された水銀蒸気に電子が衝突する
ことにより紫外線が発生し、紫外線がガラスバルブの内
側に塗布された蛍光体4を照射することによりバルブ1
は可視光を発生する。バルブ1の形状は、図1ではロ字
状であるが、環状であってもよく、無電極放電灯であれ
ば形状は特に限定されない。コア2a、2bの形状はロ
字状で、バルブ1に外嵌しており、高周波(たとえば1
3.56MHz)電力をバルブ1に供給するものであ
る。材質は、亜鉛、マンガン、ニッケル等と鉄との金属
酸化物のフェライトである。コア2a、2bの形状も特
にロ字状に限定されるものではなく、ループ状のもので
あれば特に形状は限定されない。たとえば、リング状
(トロイダル型コア)であってもよい。また、コア2
a、2bはリッツ線等から形成されるコイル3が巻回さ
れており、コイル3には高周波電磁界が発生する。
【0024】本実施の形態によれば、図1に示すように
バルブ1は、3個の放電ループ6a、6b、6cを有し
ている。
【0025】ここで、バルブ1を調光することを考え
る。始めに、コア2a、2bを介して2つの放電ループ
6a、6bに高周波電力を供給し、バルブ1を点灯させ
る。その後、たとえば、コア2bへの電力供給を停止す
ると、放電ループ6bでの放電が停止し、放電ループ6
aの放電のみでバルブ1は点灯することになる。すなわ
ち、コア2aに供給する高周波電力を制御することな
く、バルブ1を調光できることになり、発明が解決しよ
うとする課題で述べたような、調光するためにコア2a
に供給する高周波電力を制御し、コア2aでの電力ロス
を招く、といった問題は本実施の形態では生じないこと
になる。
【0026】また、図1に示すバルブ1と図14に示す
バルブ12において(両無電極放電灯の形状は略同一を
する)、両無電極放電灯で略同一の光出力を得ようとし
た場合、バルブ1の放電ループ6a、6bはバルブ12
のそれよりも短いので、始動時にバルブ1のコイル3に
印可する電界強度が小さくて済み、コイルの小型化、コ
ストダウンを図ることができる。また始動時の入力電力
を低減できるので、高周波電源を構成する電源回路の各
回路素子の小型化を図ることができ、無電極放電灯のコ
ストダウンを図ることができる。
【0027】もちろん、コア2a、2bの形状はそれぞ
れ異なっても構わないし、図3に示すように、貫通開口
部5a、5bの形状がそれぞれ異なっても構わない。
【0028】さらに、図4に示すような複数の形状が略
同一の貫通開口部5a(この場合は4個)及び図5に示
すような複数の形状の異なる貫通開口部5a、5b(こ
の場合は形状が略同一の貫通開口部5aが3個と貫通開
口部5aと形状の異なる貫通開口部5bが1個)をバル
ブ1にそれぞれ設けると、より細かい調光や調色が可能
となる。
【0029】あるいは、図6に示すように、環状のバル
ブ1に形状が略同一の扇状の貫通開口部5cを3つ設
け、バルブ1の中心と外環を結ぶ放電管にコア2a,2
b,2cをそれぞれ外嵌させてもよい。この図に示すバ
ルブ1の場合、たとえば、コア2aを介して、バルブ1
に高周波電力を供給すると最短の放電ループとして、放
電ループ7a,7bの2つが存在することになる。すな
わち、一のコアに高周波電力を供給した場合に、異なる
2つの放電ループでバルブ1を放電させることができ、
図1に示す無電極放電灯と比較して、より細かい調光や
調色が可能となる。
【0030】あるいは、図7に示すように、環状のバル
ブ1に形状が略同一の扇状の貫通開口部5cを3つ設
け、環状のバルブ1の外環にコア2を3つ設けた構成と
してもよい。
【0031】以下、請求項5に対応する本発明の第2の
実施の形態を図8を参照して説明する。
【0032】図8に示す無電極放電灯は、図1に示す無
電極放電灯において、コア2a、2を介してバルブ1に
電力を供給するための切り替え手段8を追加したもので
ある。なお、図1と同一で本実施の形態の説明に不要な
符号は省略している。
【0033】本実施の形態によれば、バルブ1を点灯さ
せるために、まず最初にコア2aを介してのみバルブ1
に電力を供給し、放電ループ6aでもって、バルブ1を
点灯させる。そして、切り替え手段8で切り替え、コア
2bを介してバルブ1に電力を供給してやると、放電ル
ープ6b及び6cでも放電が開始されることになる。す
なわち、放電ループが短いので最初から放電ループ6c
で放電させるときのようにコイルに過度の電界強度を印
可する必要がなく、コイルの小型化、コストダウンを図
ることができる。始動時の入力電力を低減できるので、
高周波電源を構成する電源回路の各回路素子の小型化を
図ることができ、無電極放電灯のコストダウンを図るこ
とができる。
【0034】なお、上記説明で特に言及していない回路
構成、作用、効果等はすべて第一の実施の形態と同様で
ある。
【0035】以下、請求項6に対応する本発明の第3の
実施の形態を図9ないし図12を参照して説明する。
【0036】図9に示す無電極放電灯は、図1に示す無
電極放電灯と基本的には同一であって、図9に示す方向
をコイル3に高周波電圧を生じた場合の正の方向として
いる。なお、図1と同一で本実施の形態の説明に不要な
符号は省略している。
【0037】図10に示すようにコア2aに巻回するコ
イルに発生する高周波電圧を9a、コア2bに巻回する
コイルに発生する高周波電圧を9bとすると、高周波電
圧を9a及び高周波電圧を9bがそれぞれ正のときに
は、図9に示すように放電ループ6aでは時計回りに、
放電ループ6bでは反時計回りにそれぞれ放電電流が流
れる。すわなち、バルブ1の中央部に流れる電流は、2
つの放電電流が合流して流れ、この部分の光出力は増加
する、すなわち、調光可能となる。
【0038】これとは逆に、図11に示すように高周波
電圧を9aと高周波電圧を9bとの位相がπだけずれて
いる場合には、図12に示すように放電ループ6aでは
時計回りに、放電ループ6bでも時計回りにそれぞれ放
電電流が流れる。すわなち、バルブ1の中央部に流れる
電流は、2つの放電電流が打ち消し合い、この部分の光
出力は減少し調光可能となる。
【0039】なお、上記説明で特に言及していない回路
構成、作用、効果等はすべて第一の実施の形態と同様で
ある。
【0040】以下、請求項7に対応する本発明の第4の
実施の形態を図13を参照して説明する。
【0041】図13に示す無電極放電灯は、図1に示す
無電極放電灯において、コア2a及び2bの近傍に異な
る材質の蛍光体11a及び11bをそれぞれ塗布したも
のである。なお、図1と同一で本実施の形態の説明に不
要な符号は省略している。
【0042】店舗等の商業施設への利用目的のために、
効果的な演出を狙った混色照明が必要な場合がある。従
来、蛍光灯でこのような混色照明を提供したものはあっ
たが、一の無電極放電灯で混色照明を提供したものは存
在しなかった。本実施の形態によれば、一の無電極放電
灯で混色照明を実現できる。
【0043】蛍光体の材質として、赤色にはY2O3:
Eu,(YGd)BO3:Eu、緑色にはLaPO4:
Ce,Tb,Zn2SiO4:MnやY2SiO4:T
b、青色には(SrCaBaMg)5(PO4)3C
l:Euや3(BaMgEu)O・8Al2O3等を使
用してもよい。もちろん、蛍光体の色、材質は上記した
ものには限られない。そして、たとえば、蛍光体11a
に赤色を、蛍光体11bに緑色を塗布しておくと、蛍光
体11a近傍は赤色発光となり、蛍光体11bの近傍は
緑色発光となり、残りの特に材質を選定していない部分
は白色発光となる。すなわち、コアでの電力ロスを増加
させることなく、バルブ1を簡単に調色、調光すること
ができる。
【0044】また、図4に示すバルブ1に上記の蛍光体
を多数組み合わせて塗布しておくと、複雑で効果的な演
出を狙った調色も可能となる。
【0045】さらに、複数のバルブをバルブ全体を覆う
外管等に収納し、各バルブに塗布する蛍光体の材質を変
えておくと、色斑のない混色照明を提供することがで
き、効果的な演出をすることもできる。
【0046】なお、上記説明で特に言及していない回路
構成、作用、効果等はすべて第一の実施の形態と同様で
ある。
【0047】
【発明の効果】上記詳述したように、請求項1記載の無
電極放電灯においては、一のバルブが複数の放電ループ
を有し、各放電ループに少なくとも1つのコアが外嵌し
ており、放電灯電流を流す放電ループを選択することに
より、コアでの電力ロスを増加させることなく、無電極
放電灯の調光をすることができる。
【0048】請求項2記載の無電極放電灯においては、
請求項1の無電極放電灯において、一のバルブが複数の
貫通開口部を有し、貫通開口部に沿って複数の放電ルー
プを設けているので、請求項1記載の無電極放電灯と同
様に、コアでの電力ロスを増加させることなく、無電極
放電灯の調光をすることができる。
【0049】請求項3記載の無電極放電灯においては、
請求項2の無電極放電灯において、貫通開口部の形状は
それぞれ略同一としており、このような無電極放電灯に
おいても、請求項2記載の無電極放電灯と同様に、コア
での電力ロスを増加させることなく、無電極放電灯の調
光をすることができる。
【0050】請求項4記載の無電極放電灯においては、
請求項2の無電極放電灯において、貫通開口部の形状は
それぞれ異なっており、このような無電極放電灯におい
ても、請求項2記載の無電極放電灯と同様に、コアでの
電力ロスを増加させることなく、無電極放電灯の調光を
することができる。
【0051】請求項5記載の無電極放電灯においては、
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の無電極放電灯
において、任意の放電ループで放電させるための切り替
え手段を設けているので、まず最短の放電ループで無電
極放電灯を放電させることができ、無電極放電灯の始動
時に必要な電界強度が小さくて済むので、コイル及び電
源回路の各回路素子の小型化、コストダウンを図ること
ができる。
【0052】請求項6記載の無電極放電灯においては、
請求項1ないし5のいずれか1つに記載の無電極放電灯
において、任意の2つのコイルに着目した場合に、第1
のコイルの一端から他端に向けて生じる電圧と、第2の
コイルの一端から他端に向けて生じる電圧との極性を切
り替える極性切り替え手段を設けているので、請求項1
記載の無電極放電灯と同様に、コアでの電力ロスを増加
させることなく、無電極放電灯の調光をすることができ
る。
【0053】請求項7記載の無電極放電灯においては、
請求項1ないし6のいずれか1つに記載の無電極放電灯
において、一のバルブの内面を複数に分割し、分割した
部分にそれぞれ異なる材質の蛍光体を塗布しているの
で、コアでの電力ロスを増加させることなく、簡単に調
色及び調光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1のa―a’における断面図である。
【図3】第1の実施の形態の応用形態を示す平面図であ
る。
【図4】第1の実施の形態の他の応用形態を示す平面図
である。
【図5】第1の実施の形態の他の応用形態を示す平面図
である。
【図6】第1の実施の形態の他の応用形態を示す平面図
である。
【図7】第1の実施の形態の他の応用形態を示す平面図
である。
【図8】第2の実施の形態を示す平面図である。
【図9】第3の実施の形態を示す平面図である。
【図10】第3の実施の形態の動作を説明する説明図で
ある。
【図11】第3の実施の形態の応用形態の動作を説明す
る説明図である。
【図12】第3の実施の形態の応用形態を示す平面図で
ある。
【図13】第4の実施の形態を示す平面図である。
【図14】従来例を示す平面図である。
【図15】放電ループの定義を説明するための平面図で
ある。
【符号の説明】
1 バルブ 2、2a、2b、2c コア 3 コイル 4 蛍光体 5a、5b、5c 貫通開口部 6a、6b 放電ループ 7a、7b 放電ループ 8 切り替え手段 10 極性切り替え手段 11a、11b 蛍光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA08 AA16 AC11 CA16 DA00 DA03 DA10 HA09 3K073 AA16 AA49 AA50 AB03 AB04 BA02 BA09 BA13 CB02 CG16 CG53 CJ17 CL12 CM03 CM09 5C039 NN04 NN09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ガスが封印されているバルブと、バ
    ルブに外嵌するコアと、コアに巻回するコイルと、を備
    えた無電極放電灯において、一のバルブが複数の放電ル
    ープを有し、各放電ループに少なくとも1つのコアが外
    嵌していることを特徴とする無電極放電灯。
  2. 【請求項2】 一のバルブが複数の貫通開口部を有し、
    貫通開口部に沿って放電ループを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の無電極放電灯。
  3. 【請求項3】 貫通開口部の形状はそれぞれ略同一であ
    ることを特徴とする請求項2記載の無電極放電灯。
  4. 【請求項4】 貫通開口部の形状はそれぞれ異なること
    を特徴とする請求項2記載の無電極放電灯。
  5. 【請求項5】 任意の放電ループで放電させるための切
    り替え手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1つに記載の無電極放電灯。
  6. 【請求項6】 バルブ内が放電状態において、任意の2
    つのコイルに着目した場合に、第1のコイルの一端から
    他端に向けて生じる電圧と、第2のコイルの一端から他
    端に向けて生じる電圧との極性を切り替える極性切り替
    え手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1つに記載の無電極放電灯。
  7. 【請求項7】 一のバルブの内面を複数に分割し、分割
    した部分にそれぞれ異なる材質の蛍光体を塗布したこと
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
    無電極放電灯。
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JP2008186608A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯装置および照明器具

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