JP2003108945A - 運転免許証個人認識情報管理システム - Google Patents

運転免許証個人認識情報管理システム

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JP2003108945A
JP2003108945A JP2001296252A JP2001296252A JP2003108945A JP 2003108945 A JP2003108945 A JP 2003108945A JP 2001296252 A JP2001296252 A JP 2001296252A JP 2001296252 A JP2001296252 A JP 2001296252A JP 2003108945 A JP2003108945 A JP 2003108945A
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Shunichiro Hoshi
俊一郎 星
Norikazu Yamagishi
令和 山岸
Mutsuharu Takesada
睦治 武貞
Takaaki Habara
貴明 羽原
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Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転中に事故が発生した時、運転免許
証の免許証所持者の個人認識情報を提供する運転免許証
個人認識情報管理システムの提供。 【解決手段】 運転免許証個人認識情報管理システム１
は、ＩＤ読取／表示装置２と運転免許証管理センタ３の
パソコン３０と親族への緊急連絡先４とドナー通知先５
とを通信回線６を介して接続する。運転免許証７のＩＤ
チップ８に記録されたＩＤ情報に対応した運転免許証７
の免許証所持者の個人認識情報を運転免許証管理センタ
３のデータベース３１から読出してＩＤ読取／表示装置
２に送信する。運転免許証７の免許証所持者の個人認識
情報をＩＤ読取／表示装置２に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転中に不
慮の事故が発生した時、運転免許証の免許証所持者の個
人認識情報を即時に提供するようにした運転免許証個人
認識情報管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、運転免許証は普通自動車，原動
機付き自転車，自動二輪車，特殊自動車等の車両の運転
の許可を証明するものである。そして、都道府県公安委
員会の発行する運転免許証を所持しない者は車両の運転
を禁止される。
【０００３】通常の運転免許証は、運転者の氏名，生年
月日，本籍地，現住所，免許証交付年月日，有効期限，
免許の条件等，免許証番号，免許証取得年月日，免許の
種類，運転者の顔写真が印刷されている。
【０００４】また、近年日本国内において、臓器移植が
頻繁に行なわれるようになってきており、予めドナー
（臓器提供者）登録している人も多くおり、臓器移植に
は臓器提供の意思を書面で表示した臓器提供意思表示カ
ード等と親族の承諾が必要であり、運転免許証の免許証
所持者が臓器提供するドナーとなる意志のある場合に、
社団法人日本臓器移植ネットワーク等が臓器提供の意思
を書面で表示した臓器提供意思表示カードを発行してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状では、
車両の運転中に不慮の事故が発生した時に、運転免許証
に印刷された個人情報と顔写真から個人認証を行うこと
は可能であるが、運転免許証の免許証所持者が臓器提供
の意思を書面で表示した臓器提供意思表示カードを携帯
していなければドナー登録しているかの確認を行えず、
車両を運転する際に、運転免許証の免許証所持者が臓器
提供意思表示カードを常時携帯している必要があり、し
かも、運転免許証の免許証所持者がドナー登録している
にも係わらず、運転免許証の免許証所持者の親族の承諾
が得られないと、ドナーからの臓器移植を行えず、運転
免許証の免許証所持者の親族への緊急連絡が迅速に行え
ないおそれもあった。
【０００６】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、運転免許証のＩＤチップから読取ったＩＤ情報をＩ
Ｄ読取／表示装置から通信回線を経由して運転免許証管
理センタのパソコンに送信し、運転免許証のＩＤチップ
のＩＤ情報に対応した運転免許証の免許証所持者の個人
認識情報を運転免許証管理センタのデータベースから読
出し、運転免許証管理センタのデータベースから読出し
た運転免許証の免許証所持者の個人認識情報を運転免許
証管理センタのパソコンから通信回線を経由してＩＤ読
取／表示装置に送信し、運転免許証の免許証所持者の個
人認識情報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運転免許証
のＩＤチップに記録したＩＤ情報により運転免許証の免
許証所持者の個人の認証が行え、車両運転中に不慮の事
故が発生した時、運転免許証の免許証所持者の個人認識
情報を即時に提供することが可能な運転免許証個人認識
情報管理システムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の運転免許証個人
認識情報管理システムは、ＩＤ読取／表示装置と運転免
許証管理センタのパソコンと親族への緊急連絡先とドナ
ー通知先とを通信回線を介して各種の情報を送受信する
ように接続した構成において、運転免許証に埋め込んで
設けた粉末状のＩＤチップに記録されたＩＤ情報をＩＤ
読取／表示装置で読取り、運転免許証のＩＤチップから
読取ったＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置から通信回線を
経由して運転免許証管理センタのパソコンに送信し、運
転免許証のＩＤチップのＩＤ情報に対応した運転免許証
の免許証所持者の個人認識情報を運転免許証管理センタ
のデータベースから読出し、運転免許証管理センタのデ
ータベースから読出した運転免許証の免許証所持者の個
人認識情報を運転免許証管理センタのパソコンから通信
回線を経由してＩＤ読取／表示装置に送信し、運転免許
証の免許証所持者の個人認識情報をＩＤ読取／表示装置
に表示する機能を備えたことを特徴とする構成を有する
ものである。
【０００８】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証のＩＤチップに記録したＩＤ情報が
ＩＤ番号，氏名，性別，本籍地，生年月日，現住所，緊
急連絡先等の個人情報と付帯情報と運転免許証の交付年
月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免許証の登録
番号，運転免許証の取得年月日，免許の条件，免許の種
類等の免許証関連情報を有している。
【０００９】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証管理センタのデータベースに運転免
許証の免許証所持者の個人認証情報を登録し、運転免許
証管理センタのデータベースに登録した運転免許証の免
許証所持者の個人認証情報がＩＤ番号，氏名，性別，本
籍地，生年月日，現住所等の個人情報と運転免許証の交
付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免許証の
登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条件，免許
の種類等の免許証関連情報と残点数，交通違反暦等の運
転履歴情報とドナー登録番号，血液型，提供臓器，臓器
提供条件等のドナー情報と親族への緊急連絡先の情報と
ドナー通知先の情報を有している。
【００１０】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証管理センタのデータベースに登録し
た運転免許証の免許証所持者の個人認証情報にドナー情
報が有る場合に、運転免許証のＩＤチップのＩＤ情報に
対応したドナー情報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運
転免許証の免許証所持者のドナー情報をＩＤ読取／表示
装置から通信回線を経由してドナー通知先に通知する機
能を備えている。
【００１１】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証管理センタのデータベースに登録し
た運転免許証の免許証所持者の個人認証情報に親族への
緊急連絡先の情報が有る場合に、運転免許証のＩＤチッ
プのＩＤ情報に対応した親族への緊急連絡先の情報をＩ
Ｄ読取／表示装置に表示し、運転免許証の免許証所持者
に緊急事態が発生したことをＩＤ読取／表示装置から通
信回線を経由して親族への緊急連絡先に連絡する機能を
備えている。
【００１２】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証管理センタのデータベースに登録し
た運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の更新が有
る場合に、ＩＤ読取／表示装置を通信回線を介して運転
免許証管理センタのパソコンに接続し、運転免許証の免
許証所持者の更新したい個人認証情報を運転免許証管理
センタのデータベースから読出し、運転免許証管理セン
タのデータベースから読出した運転免許証の免許証所持
者の更新したい個人認証情報を運転免許証管理センタの
パソコンから通信回線を経由してＩＤ読取／表示装置に
送信し、運転免許証の免許証所持者の更新したい個人認
証情報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運転免許証の免
許証所持者の個人認証情報の変更箇所を更新する機能を
備えている。
【００１３】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムは、運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の変
更箇所の更新が終了した場合に、運転免許証の免許証所
持者の更新した個人認証情報をＩＤ読取／表示装置から
通信回線を経由して運転免許証管理センタのパソコンに
送信し、運転免許証の免許証所持者の更新した個人認証
情報を運転免許証管理センタのデータベースに登録する
機能を備えている。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態
における運転免許証個人認識情報管理システムを示す構
成図、図２は本発明の実施の形態における運転免許証個
人認識情報管理システムに用いられる個人認証用ＩＤチ
ップ付き運転免許証の正面図である。本発明の運転免許
証個人認識情報管理システム１は、図１に示すように、
ＩＤ読取／表示装置２と運転免許証管理センタ３のパソ
コン（ＰＣ）３０と親族への緊急連絡先４とドナー通知
先５とが通信回線６を介して各種の情報を送受信するよ
うに接続され、運転免許証７に埋め込んで設けた粉末状
のＩＤチップ８に記録されたＩＤ情報をＩＤ読取／表示
装置２で読取り、運転免許証７のＩＤチップ８から読取
ったＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置２から通信回線６を
経由して運転免許証管理センタ３のパソコン３０に送信
し、運転免許証７のＩＤチップ８のＩＤ情報に対応した
運転免許証７の免許証所持者の個人認識情報を運転免許
証管理センタ３のデータベース（ＤＢ）３１から読出
し、運転免許証管理センタ３のデータベース３１から読
出した運転免許証７の免許証所持者の個人認識情報を運
転免許証管理センタ３のパソコン３０から通信回線６を
経由してＩＤ読取／表示装置２に送信し、運転免許証７
の免許証所持者の個人認識情報をＩＤ読取／表示装置２
に表示する機能を備えている。
【００１５】運転免許証管理センタ３は、図１に示すよ
うに、パソコン３０とデータベース３１を有している。
【００１６】運転免許証７は、図１に示すように、紙製
のライセンスカード本体７０を有し、運転免許証７のラ
イセンスカード本体７０には、図２に示すように、上縁
７１ａと一側縁７１ｂとのコーナー部７２にＩＤ情報を
記録した粉末状のＩＤチップ８が埋め込んで設けられて
いる。
【００１７】運転免許証７のライセンスカード本体７０
の表側面７３には、図２に示すように、免許証所持者の
氏名，生年月日，本籍地，現住所等の個人情報と運転免
許証の交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，免許
の条件，運転免許証の登録番号，運転免許証の取得年月
日，免許の種類等の免許証関連情報を示す表示７４がそ
れぞれ印刷されると共に、免許証所持者の顔写真７５が
印刷されている。
【００１８】運転免許証７のライセンスカード本体７０
の表側面７３には、図２に示すように、ＩＤチップ８を
埋め込まれていることを示す表示７６が印刷により施さ
れている。
【００１９】また、運転免許証７のライセンスカード本
体７０の表側面７３には、図２に示すように、ＩＤチッ
プ８の埋め込まれている場所を示す表示７７が印刷によ
り施されている。
【００２０】運転免許証７のライセンスカード本体７０
の表側には透明な合成樹脂シートがラミネート加工によ
り積層されている。
【００２１】運転免許証７のライセンスカード本体７０
に埋め込まれるＩＤチップ８は粉末状ＩＣ（集積回路）
チップからなり、この粉末状ＩＣチップは最大３８桁の
数字を記録することが可能である。
【００２２】ＩＤチップ８は、縦×横０．４ｍｍ角，厚
さ０．０６ｍｍで、運転免許証７に埋め込んで折り曲げ
ても壊れることがなく、１２８ビットのＲＯＭ（Ｒｅａ
ｄＯｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ；読み出し専用メモリ）を備
えている。
【００２３】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証７のＩＤチップ８に記録したＩＤ
情報がＩＤ番号，氏名，性別，本籍地，生年月日，現住
所，緊急連絡先等の個人情報と付帯情報と運転免許証の
交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免許証
の登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条件，免
許の種類等の免許証関連情報を有している。
【００２４】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証管理センタ３のデータベース３１
に運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報を登録
し、運転免許証管理センタ３のデータベース３１に登録
した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報がＩＤ番
号，氏名，性別，本籍地，生年月日，現住所等の個人情
報と運転免許証の交付年月日，運転免許証の有効期限年
月日，運転免許証の登録番号，運転免許証の取得年月
日，免許の条件，免許の種類等の免許証関連情報と残点
数，交通違反暦等の運転履歴情報とドナー登録番号，血
液型，提供臓器，臓器提供条件等のドナー情報と親族へ
の緊急連絡先の情報とドナー通知先の情報を有してい
る。
【００２５】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証管理センタ３のデータベース３１
に登録した運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報
にドナー情報が有る場合に、運転免許証７のＩＤチップ
８のＩＤ情報に対応したドナー情報をＩＤ読取／表示装
置２に表示し、運転免許証７の免許証所持者のドナー情
報をＩＤ読取／表示装置２から通信回線６を経由してド
ナー通知先５に通知する機能を備えている。
【００２６】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証管理センタ３のデータベース３１
に登録した運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報
に親族への緊急連絡先の情報が有る場合に、運転免許証
７のＩＤチップ８のＩＤ情報に対応した親族への緊急連
絡先の情報をＩＤ読取／表示装置２に表示し、運転免許
証７の免許証所持者に緊急事態が発生したことをＩＤ読
取／表示装置２から通信回線６を経由して親族への緊急
連絡先４に連絡する機能を備えている。
【００２７】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証管理センタ３のデータベース３１
に登録した運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報
の更新が有る場合に、ＩＤ読取／表示装置２を通信回線
６を介して運転免許証管理センタ３のパソコン３０に接
続し、運転免許証７の免許証所持者の更新したい個人認
証情報を運転免許証管理センタ３のデータベース３１か
ら読出し、運転免許証管理センタ３のデータベース３１
から読出した運転免許証７の免許証所持者の更新したい
個人認証情報を運転免許証管理センタ３のパソコン３０
から通信回線６を経由してＩＤ読取／表示装置２に送信
し、運転免許証７の免許証所持者の更新したい個人認証
情報をＩＤ読取／表示装置２に表示し、運転免許証７の
免許証所持者の個人認証情報の変更箇所を更新する機能
を備えている。
【００２８】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テム１は、運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報
の変更箇所の更新が終了した場合に、運転免許証７の免
許証所持者の更新した個人認証情報をＩＤ読取／表示装
置２から通信回線６を経由して運転免許証管理センタ３
のパソコン３０に送信し、運転免許証７の免許証所持者
の更新した個人認証情報を運転免許証管理センタ３のデ
ータベース３１に登録する機能を備えている。
【００２９】図３は本発明の運転免許証個人認識情報管
理システムにおける運転免許証の免許証所持者の個人認
証情報の運転免許証管理センタのデータベースへの登録
時の処理フロー図である。ステップＳ１００でスタート
した処理は、運転免許証７の免許証所持者の個人認証情
報の運転免許証管理センタ３のデータベース３１への登
録時に、まず、ステップＳ１０１で運転免許証７の免許
証所持者の個人認証情報である個人情報を運転免許証管
理センタ３のデータベース３１に登録し、次いで、ステ
ップＳ１０２で運転免許証７の免許証所持者の個人認証
情報である免許証関連情報と運転履歴情報を運転免許証
管理センタ３のデータベース３１に登録し、次いで、ス
テップＳ１０３で運転免許証７の免許証所持者の個人認
証情報であるドナー情報を運転免許証管理センタ３のデ
ータベース３１に登録し、次いで、ステップＳ１０４で
運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報である親族
への緊急連絡先の情報とドナー通知先の情報を運転免許
証管理センタ３のデータベース３１に登録する。
【００３０】図４は本発明の運転免許証個人認識情報管
理システムにおける運転免許証のＩＤチップに記録した
ＩＤ情報の運転免許証管理センタへの照会時の処理フロ
ー図である。ステップＳ２００でスタートした処理は、
運転免許証７のＩＤチップ８に記録したＩＤ情報の運転
免許証管理センタ３への照会時に、まず、ステップＳ２
０１で運転免許証７に埋め込んで設けたＩＤチップ８に
記録したＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置２により読取
り、次いで、ステップＳ２０２で運転免許証７のＩＤチ
ップ８から読取ったＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置２か
ら通信回線６を経由して運転免許証管理センタ３のパソ
コン３０に送信し、次いで、ステップＳ２０３で運転免
許証７のＩＤチップ８のＩＤ情報に対応した運転免許証
７の免許証所持者の個人認識情報を運転免許証管理セン
タ３のデータベース３１から読出し、次いで、ステップ
Ｓ２０４で運転免許証管理センタ３のデータベース３１
から読出した運転免許証７の免許証所持者の個人認識情
報を運転免許証管理センタ３のパソコン３０から通信回
線６を経由してＩＤ読取／表示装置２に送信し、次い
で、ステップＳ２０５で運転免許証７の免許証所持者の
個人認識情報をＩＤ読取／表示装置２に表示し、運転免
許証７のＩＤチップ８に記録したＩＤ情報の運転免許証
管理センタ３への照会を行い、次いで、ステップＳ２０
６で運転免許証管理センタ３のデータベース３１に登録
した運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報にドナ
ー情報が有るか否かを判断する。
【００３１】ステップＳ２０６において、運転免許証管
理センタ３のデータベース３１に登録した運転免許証７
の免許証所持者の個人認証情報にドナー情報が有る場合
は、ステップＳ２０７で運転免許証７のＩＤチップ８の
ＩＤ情報に対応したドナー情報をＩＤ読取／表示装置２
に表示し、次いで、ステップＳ２０８でドナー通知先４
へ運転免許証７の免許証所持者のドナー情報を通報する
必要がある場合、運転免許証７の免許証所持者のドナー
情報をＩＤ読取／表示装置２から通信回線６を経由して
ドナー通知先４に通知し、次いで、ステップＳ２０９で
運転免許証管理センタ３のデータベース３１に登録した
運転免許証７の免許証所持者の個人認証情報に親族への
緊急連絡先の情報が有るか否かを判断する。
【００３２】ステップＳ２０９において、運転免許証管
理センタ３のデータベース３１に登録した運転免許証７
の免許証所持者の個人認証情報に親族への緊急連絡先の
情報が有る場合は、ステップＳ２１０で運転免許証７の
ＩＤチップ８のＩＤ情報に対応した親族への緊急連絡先
の情報をＩＤ読取／表示装置２に表示し、次いで、ステ
ップＳ２１１で親族へ運転免許証７の免許証所持者の緊
急事態を通報する必要がある場合、運転免許証７の免許
証所持者に緊急事態が発生したことをＩＤ読取／表示装
置２から通信回線６を経由して親族への緊急連絡先４に
連絡する。
【００３３】図５は本発明の運転免許証個人認識情報管
理システムにおける運転免許証管理センタのデータベー
スに登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報
の更新時の処理フロー図である。ステップＳ３００でス
タートした処理は、運転免許証管理センタ３のデータベ
ース３１に登録した運転免許証７の免許証所持者の個人
認証情報の更新時に、まず、ステップＳ３０１で運転免
許証管理センタ３のデータベース３１に登録された運転
免許証７の免許証所持者の個人認証情報の更新が有るか
否かを判断する。
【００３４】ステップＳ３０１において、運転免許証管
理センタ３のデータベース３１に登録された運転免許証
７の免許証所持者の個人認証情報の更新が有る場合は、
ステップＳ３０２でＩＤ読取／表示装置２を通信回線６
を介して運転免許証管理センタ３のパソコン３０に接続
し、次いで、ステップＳ３０３で運転免許証７の免許証
所持者の更新したい個人認証情報を運転免許証管理セン
タ３のデータベース３１から読出し、次いで、ステップ
Ｓ３０４で運転免許証管理センタ３のデータベース３１
から読出した運転免許証７の免許証所持者の更新したい
個人認証情報を運転免許証管理センタ３のパソコン３０
から通信回線６を経由してＩＤ読取／表示装置２に送信
し、次いで、ステップＳ３０５で運転免許証７の免許証
所持者の更新したい個人認証情報をＩＤ読取／表示装置
２に表示し、次いで、ステップＳ３０６で運転免許証７
の免許証所持者の個人認証情報の変更箇所を更新し、次
いで、ステップＳ３０７で運転免許証７の免許証所持者
の個人認証情報の変更箇所の更新が終了したか否かを判
断する。
【００３５】ステップＳ３０７において、運転免許証７
の免許証所持者の個人認証情報の変更箇所の更新が終了
した場合は、ステップＳ３０８で運転免許証７の免許証
所持者の更新した個人認証情報をＩＤ読取／表示装置２
から通信回線６を経由して運転免許証管理センタ３のパ
ソコン３０に送信し、次いで、ステップＳ３０９で運転
免許証７の免許証所持者の更新した個人認証情報を運転
免許証管理センタ３のデータベース３１に登録する。
【００３６】なお、運転免許証に埋め込んで設けた粉末
状のＩＤチップに個人情報，免許証関連情報の他に運転
履歴情報，ドナー情報，親族への緊急連絡先の情報，ド
ナー通知先の情報等をＩＤ情報として記録することも可
能であり、運転免許証のＩＤチップに記録したＩＤ情報
をＩＤ読取／表示装置で読取り、運転免許証のＩＤチッ
プのＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置に表示させることも
可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の運転免許
証個人認識情報管理システムによれば、ＩＤ読取／表示
装置と運転免許証管理センタのパソコンと親族への緊急
連絡先とドナー通知先とを通信回線を介して各種の情報
を送受信するように接続したので、運転免許証に埋め込
んで設けた粉末状のＩＤチップに記録されたＩＤ情報を
ＩＤ読取／表示装置で読取り、運転免許証のＩＤチップ
から読取ったＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置から通信回
線を経由して運転免許証管理センタのパソコンに送信す
ることができ、運転免許証のＩＤチップのＩＤ情報に対
応した運転免許証の免許証所持者の個人認識情報を運転
免許証管理センタのデータベースから読出し、運転免許
証管理センタのデータベースから読出した運転免許証の
免許証所持者の個人認識情報を運転免許証管理センタの
パソコンから通信回線を経由してＩＤ読取／表示装置に
送信するので、運転免許証の免許証所持者の個人認識情
報をＩＤ読取／表示装置に表示させることができ、運転
免許証のＩＤチップに記録したＩＤ情報により運転免許
証の免許証所持者の個人の認証が行え、粉末状のＩＤチ
ップを運転免許証に埋め込んだので、各種のＩＤ情報を
ＩＤチップに記録させることができ、ＩＤチップを運転
免許証に埋め込んで折り曲げてもＩＤチップが壊れるこ
とがなく、ＩＤチップの記憶容量が大きいので、より多
くのＩＤ情報をＩＤチップに記憶させることができ、車
両運転中に不慮の事故が発生した時、運転免許証の免許
証所持者の個人認識情報を即時に提供することができ
る。
【００３８】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証のＩＤチップに記録したＩＤ
情報はＩＤ番号，氏名，性別，本籍地，生年月日，現住
所，緊急連絡先等の個人情報と付帯情報と運転免許証の
交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免許証
の登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条件，免
許の種類等の免許証関連情報を有しているので、運転免
許証に埋め込んだＩＤチップのＩＤ情報を免許証所持者
の判定に有効利用することができる。
【００３９】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証管理センタのデータベースに
運転免許証の免許証所持者の個人認証情報を登録し、運
転免許証管理センタのデータベースに登録した運転免許
証の免許証所持者の個人認証情報がＩＤ番号，氏名，性
別，本籍地，生年月日，現住所等の個人情報と運転免許
証の交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免
許証の登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条
件，免許の種類等の免許証関連情報と残点数，交通違反
暦等の運転履歴情報とドナー登録番号，血液型，提供臓
器，臓器提供条件等のドナー情報と親族への緊急連絡先
の情報とドナー通知先の情報を有しているので、運転免
許証の免許証所持者の個人認証情報を運転免許証管理セ
ンタで管理することができ、従来のように運転免許証の
免許証所持者が臓器提供の意思を書面で表示した臓器提
供意思表示カード等を常時携帯している必要もなく、運
転免許証の免許証所持者がドナー登録しているかを確認
することができる。
【００４０】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証管理センタのデータベースに
登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報にド
ナー情報が有る場合に、運転免許証のＩＤチップのＩＤ
情報に対応したドナー情報をＩＤ読取／表示装置に表示
し、運転免許証の免許証所持者のドナー情報をＩＤ読取
／表示装置から通信回線を経由してドナー通知先に即時
に通知することができる。
【００４１】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証管理センタのデータベースに
登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報に親
族への緊急連絡先の情報が有る場合に、運転免許証のＩ
ＤチップのＩＤ情報に対応した親族への緊急連絡先の情
報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運転免許証の免許証
所持者に緊急事態が発生したことをＩＤ読取／表示装置
から通信回線を経由して親族への緊急連絡先に迅速に連
絡することができる。
【００４２】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証管理センタのデータベースに
登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の更
新が有る場合に、ＩＤ読取／表示装置を通信回線を介し
て運転免許証管理センタのパソコンに接続するので、運
転免許証の免許証所持者の更新したい個人認証情報を運
転免許証管理センタのデータベースから読出し、運転免
許証管理センタのデータベースから読出した運転免許証
の免許証所持者の更新したい個人認証情報を運転免許証
管理センタのパソコンから通信回線を経由してＩＤ読取
／表示装置に送信することができ、運転免許証の免許証
所持者の更新したい個人認証情報をＩＤ読取／表示装置
に表示し、運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の
変更箇所を更新することができる。
【００４３】本発明の運転免許証個人認識情報管理シス
テムによれば、運転免許証の免許証所持者の個人認証情
報の変更箇所の更新が終了した場合に、運転免許証の免
許証所持者の更新した個人認証情報をＩＤ読取／表示装
置から通信回線を経由して運転免許証管理センタのパソ
コンに送信するので、運転免許証の免許証所持者の更新
した個人認証情報を運転免許証管理センタのデータベー
スに登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態における運転免許証個人認
識情報管理システムを示す構成図。
【図２】本発明の実施の形態における運転免許証個人認
識情報管理システムに用いられる個人認証用ＩＤチップ
付き運転免許証の正面図。
【図３】本発明の運転免許証個人認識情報管理システム
における運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の運
転免許証管理センタのデータベースへの登録時の処理フ
ローチャート図。
【図４】本発明の運転免許証個人認識情報管理システム
における運転免許証のＩＤチップに記録したＩＤ情報の
運転免許証管理センタへの照会時の処理フローチャート
図。
【図５】本発明の運転免許証個人認識情報管理システム
における運転免許証管理センタのデータベースに登録し
た運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の更新時の
処理フローチャート図。
【符号の説明】
１ 運転免許証個人認識情報管理システム ２ ＩＤ読取／表示装置 ３ 運転免許証管理センタ ４ 親族への緊急連絡先 ５ ドナー通知先 ６ 通信回線 ７ 運転免許証 ８ ＩＤチップ ３０ パソコン ３１ データベース ７０ ライセンスカード本体 ７１ａ 上縁 ７１ｂ 一側縁 ７２ コーナー部 ７３ 表側面 ７４ 表示 ７５ 顔写真 ７６ 表示 ７７ 表示
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｑ (72)発明者 武貞 睦治 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地２ 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 羽原 貴明 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地２ 日立電子サービス株式会社内 Ｆターム(参考） 2C005 MA04 MB01 NB01 SA12 5B035 BB09 BC01 5B058 CA01 KA06 KA37 5B085 BE07 BG02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ＩＤ読取／表示装置と運転免許証管理セ
    ンタのパソコンと親族への緊急連絡先とドナー通知先と
    を通信回線を介して各種の情報を送受信するように接続
    した構成において、 運転免許証に埋め込んで設けた粉末状のＩＤチップに記
    録されたＩＤ情報をＩＤ読取／表示装置で読取り、運転
    免許証のＩＤチップから読取ったＩＤ情報をＩＤ読取／
    表示装置から通信回線を経由して運転免許証管理センタ
    のパソコンに送信し、運転免許証のＩＤチップのＩＤ情
    報に対応した運転免許証の免許証所持者の個人認識情報
    を運転免許証管理センタのデータベースから読出し、運
    転免許証管理センタのデータベースから読出した運転免
    許証の免許証所持者の個人認識情報を運転免許証管理セ
    ンタのパソコンから通信回線を経由してＩＤ読取／表示
    装置に送信し、運転免許証の免許証所持者の個人認識情
    報をＩＤ読取／表示装置に表示する機能を備えたことを
    特徴とする運転免許証個人認識情報管理システム。
  2. 【請求項２】 運転免許証のＩＤチップに記録したＩＤ
    情報はＩＤ番号，氏名，性別，本籍地，生年月日，現住
    所，緊急連絡先等の個人情報と付帯情報と運転免許証の
    交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免許証
    の登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条件，免
    許の種類等の免許証関連情報を有する請求項１に記載の
    運転免許証個人認識情報管理システム。
  3. 【請求項３】 運転免許証管理センタのデータベースに
    運転免許証の免許証所持者の個人認証情報を登録し、運
    転免許証管理センタのデータベースに登録した運転免許
    証の免許証所持者の個人認証情報はＩＤ番号，氏名，性
    別，本籍地，生年月日，現住所等の個人情報と運転免許
    証の交付年月日，運転免許証の有効期限年月日，運転免
    許証の登録番号，運転免許証の取得年月日，免許の条
    件，免許の種類等の免許証関連情報と残点数，交通違反
    暦等の運転履歴情報とドナー登録番号，血液型，提供臓
    器，臓器提供条件等のドナー情報と親族への緊急連絡先
    の情報とドナー通知先の情報を有する請求項１または２
    に記載の運転免許証個人認識情報管理システム。
  4. 【請求項４】 運転免許証管理センタのデータベースに
    登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報にド
    ナー情報が有る場合に、運転免許証のＩＤチップのＩＤ
    情報に対応したドナー情報をＩＤ読取／表示装置に表示
    し、運転免許証の免許証所持者のドナー情報をＩＤ読取
    ／表示装置から通信回線を経由してドナー通知先に通知
    する機能を備えている請求項１乃至３に記載の運転免許
    証個人認識情報管理システム。
  5. 【請求項５】 運転免許証管理センタのデータベースに
    登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報に親
    族への緊急連絡先の情報が有る場合に、運転免許証のＩ
    ＤチップのＩＤ情報に対応した親族への緊急連絡先の情
    報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運転免許証の免許証
    所持者に緊急事態が発生したことをＩＤ読取／表示装置
    から通信回線を経由して親族への緊急連絡先に連絡する
    機能を備えている請求項１乃至４に記載の運転免許証個
    人認識情報管理システム。
  6. 【請求項６】 運転免許証管理センタのデータベースに
    登録した運転免許証の免許証所持者の個人認証情報の更
    新が有る場合に、ＩＤ読取／表示装置を通信回線を介し
    て運転免許証管理センタのパソコンに接続し、運転免許
    証の免許証所持者の更新したい個人認証情報を運転免許
    証管理センタのデータベースから読出し、運転免許証管
    理センタのデータベースから読出した運転免許証の免許
    証所持者の更新したい個人認証情報を運転免許証管理セ
    ンタのパソコンから通信回線を経由してＩＤ読取／表示
    装置に送信し、運転免許証の免許証所持者の更新したい
    個人認証情報をＩＤ読取／表示装置に表示し、運転免許
    証の免許証所持者の個人認証情報の変更箇所を更新する
    機能を備えている請求項１乃至５に記載の運転免許証個
    人認識情報管理システム。
  7. 【請求項７】 運転免許証の免許証所持者の個人認証情
    報の変更箇所の更新が終了した場合に、運転免許証の免
    許証所持者の更新した個人認証情報をＩＤ読取／表示装
    置から通信回線を経由して運転免許証管理センタのパソ
    コンに送信し、運転免許証の免許証所持者の更新した個
    人認証情報を運転免許証管理センタのデータベースに登
    録する機能を備えている請求項１乃至６に記載の運転免
    許証個人認識情報管理システム。
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