JP2003108670A - 介護システム - Google Patents
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- JP2003108670A JP2003108670A JP2001294949A JP2001294949A JP2003108670A JP 2003108670 A JP2003108670 A JP 2003108670A JP 2001294949 A JP2001294949 A JP 2001294949A JP 2001294949 A JP2001294949 A JP 2001294949A JP 2003108670 A JP2003108670 A JP 2003108670A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、介護を要求する被介護者が介護を
受けるまでの時間がかかるのを防止できる介護システム
を提供する。 【解決手段】 介護を希望する介護希望者が所有するな
いしは前記介護希望者に対して介護を行う介護者が使用
する複数の端末とネットワークを介して通信可能なサー
バーを用いて介護希望者に対して介護サービスを提供す
る介護システムである。受信手段は、介護希望者により
少なくとも一つの端末からの操作入力に基づいて送信さ
れた介護希望者が介護を要求する介護要求通知を受信す
る。報知手段は、受信手段にて受信され、複数のうちい
ずれか1つの前記端末からの介護要求通知を、複数の前
記端末に対して一斉に報知する。これにより、いずれか
の介護者に介護要求通知を伝達でき、介護を受けるまで
の時間を短縮化できる。
受けるまでの時間がかかるのを防止できる介護システム
を提供する。 【解決手段】 介護を希望する介護希望者が所有するな
いしは前記介護希望者に対して介護を行う介護者が使用
する複数の端末とネットワークを介して通信可能なサー
バーを用いて介護希望者に対して介護サービスを提供す
る介護システムである。受信手段は、介護希望者により
少なくとも一つの端末からの操作入力に基づいて送信さ
れた介護希望者が介護を要求する介護要求通知を受信す
る。報知手段は、受信手段にて受信され、複数のうちい
ずれか1つの前記端末からの介護要求通知を、複数の前
記端末に対して一斉に報知する。これにより、いずれか
の介護者に介護要求通知を伝達でき、介護を受けるまで
の時間を短縮化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護システムに関
し、特に、介護サービスにけるネットワークを使った通
知手法に関するもので、介護を必要とする人が長い時間
介護されないことを避けるために使用されるものに関す
る。
し、特に、介護サービスにけるネットワークを使った通
知手法に関するもので、介護を必要とする人が長い時間
介護されないことを避けるために使用されるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、医療技術の進歩等による長寿命化
に伴って、高齢者の割合は増加の一途を辿っており、高
齢者等の介護を必要とする被介護者の介護問題が社会的
に注目されるようになってきている。特に、一人暮らし
の老人などの被介護者の人数も増加すると予想されてい
るが、このような被介護者を収容する施設は現状でも不
足しがちであり、在宅で介護を行わざるをえないのが必
至の情勢である。
に伴って、高齢者の割合は増加の一途を辿っており、高
齢者等の介護を必要とする被介護者の介護問題が社会的
に注目されるようになってきている。特に、一人暮らし
の老人などの被介護者の人数も増加すると予想されてい
るが、このような被介護者を収容する施設は現状でも不
足しがちであり、在宅で介護を行わざるをえないのが必
至の情勢である。
【0003】例えば、被介護者の近くに介護者がおら
ず、緊急を要する介護を必要とする場合には、従来、介
護してもらいたい被介護者は自宅から、親戚・知人等に
電話して自宅に来てもらい介護を受けていた。
ず、緊急を要する介護を必要とする場合には、従来、介
護してもらいたい被介護者は自宅から、親戚・知人等に
電話して自宅に来てもらい介護を受けていた。
【0004】一方、在宅介護などの介護サービスを行う
企業、団体等も増え、ホームヘルパー等の介護者による
サービスを含めて様々な形態の介護サービスが登場して
きている。すなわち、在宅介護を行う介護サービスの場
合、例えば、安否確認や、独居老人の寂しさ解消のため
のコミュニケーション、買物代行のような訪問前の依頼
等の業務を行う際に、ネットワークを利用して要介護者
とコンタクトを可能にする技術が提案されている。
企業、団体等も増え、ホームヘルパー等の介護者による
サービスを含めて様々な形態の介護サービスが登場して
きている。すなわち、在宅介護を行う介護サービスの場
合、例えば、安否確認や、独居老人の寂しさ解消のため
のコミュニケーション、買物代行のような訪問前の依頼
等の業務を行う際に、ネットワークを利用して要介護者
とコンタクトを可能にする技術が提案されている。
【0005】このような介護サービスの場合には、前記
被介護者が介護を希望する際に、予め登録している介護
サービス会社に電話にて連絡を行い、介護者に自宅まで
来てもらうようなサービスも行われている。
被介護者が介護を希望する際に、予め登録している介護
サービス会社に電話にて連絡を行い、介護者に自宅まで
来てもらうようなサービスも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話な
どにより自宅から連絡を行うような場合には、介護をす
る介護者が電話中であるなどの理由により、相手が捕ま
らないという問題があった。
どにより自宅から連絡を行うような場合には、介護をす
る介護者が電話中であるなどの理由により、相手が捕ま
らないという問題があった。
【0007】また、登録しているサービス会社に電話を
して特定の介護者を呼び出して、介護の依頼を要求する
場合も同様に、依頼された介護者(担当者)がいない場
合もあり、さらに、会社が遠くにあるなどの諸般の事情
により直ちに自宅に来ることができない場合があり、被
介護者が困ってしまうという問題があった。
して特定の介護者を呼び出して、介護の依頼を要求する
場合も同様に、依頼された介護者(担当者)がいない場
合もあり、さらに、会社が遠くにあるなどの諸般の事情
により直ちに自宅に来ることができない場合があり、被
介護者が困ってしまうという問題があった。
【0008】さらに、緊急ではないが介護を要請するよ
うな、日常の身近な用事でも助ける必要性を要する場合
に、気軽に介護者に介護依頼を行うシステムではなかっ
た。
うな、日常の身近な用事でも助ける必要性を要する場合
に、気軽に介護者に介護依頼を行うシステムではなかっ
た。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、介護を要求する被介
護者が介護を受けるまでの時間がかかるのを防止できる
介護システムを提供することにある。
であり、その目的とするところは、介護を要求する被介
護者が介護を受けるまでの時間がかかるのを防止できる
介護システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、介護を希望する介護希望
者が所有するないしは前記介護希望者に対して介護を行
う介護者が使用する複数の端末とネットワークを介して
通信可能なサーバーを用いて前記介護希望者に対して介
護サービスを提供する介護システムであって、前記介護
希望者により少なくとも一つの前記端末からの操作入力
に基づいて送信された前記介護希望者が介護を要求する
介護要求通知を受信する受信手段と、前記受信手段にて
受信され、複数のうちいずれか1つの前記端末からの介
護要求通知を、複数の前記端末に対して一斉に報知する
報知手段と、を含むことを特徴としている。
に、請求項1に記載の発明は、介護を希望する介護希望
者が所有するないしは前記介護希望者に対して介護を行
う介護者が使用する複数の端末とネットワークを介して
通信可能なサーバーを用いて前記介護希望者に対して介
護サービスを提供する介護システムであって、前記介護
希望者により少なくとも一つの前記端末からの操作入力
に基づいて送信された前記介護希望者が介護を要求する
介護要求通知を受信する受信手段と、前記受信手段にて
受信され、複数のうちいずれか1つの前記端末からの介
護要求通知を、複数の前記端末に対して一斉に報知する
報知手段と、を含むことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0012】(システムの全体構成)先ず、本発明の介
護システムを動作させる前提となる、システムの概略構
成、とりわけその通信インフラ並びにハードウエア構成
について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の
形態の介護システムの全体構成を示す説明図である。
護システムを動作させる前提となる、システムの概略構
成、とりわけその通信インフラ並びにハードウエア構成
について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の
形態の介護システムの全体構成を示す説明図である。
【0013】本実施の形態の介護システム1は、介護サ
ービス会社ないしは自治体によるサービスセンターが介
護サービスを提供するものであり、図1に示すように、
被介護者が所有ないし使用する(ユーザー)側の一又は
複数の被介護者端末10(10―1〜10―M)(第1
の機器)と、介護者側が所有ないし使用する一又は複数
の端末20(20―1〜20―N)(第2の機器)と、
これら被介護者端末10、介護者端末20とネットワー
クNなどの通信網を介して無線、有線等により各々デー
タ通信可能に形成されてサービスを提供するサーバー3
0(第3の機器)と、を含んで構成されている。
ービス会社ないしは自治体によるサービスセンターが介
護サービスを提供するものであり、図1に示すように、
被介護者が所有ないし使用する(ユーザー)側の一又は
複数の被介護者端末10(10―1〜10―M)(第1
の機器)と、介護者側が所有ないし使用する一又は複数
の端末20(20―1〜20―N)(第2の機器)と、
これら被介護者端末10、介護者端末20とネットワー
クNなどの通信網を介して無線、有線等により各々デー
タ通信可能に形成されてサービスを提供するサーバー3
0(第3の機器)と、を含んで構成されている。
【0014】ここに、当該サーバー30から他方側の介
護者側の介護者端末20までは、介護サービス提供者、
すなわちサービスセンター側のシステムを構成してい
る。
護者側の介護者端末20までは、介護サービス提供者、
すなわちサービスセンター側のシステムを構成してい
る。
【0015】なお、ネットワークNとしては、例えばイ
ンターネット(乃ち、TCP・IPプロトコルを用いた
通信態様)や、他の種々の通信プロトコルを用いたネッ
トワーク、無線(携帯電話網、衛星通信等を含む)ネッ
トワークであっても構わない。
ンターネット(乃ち、TCP・IPプロトコルを用いた
通信態様)や、他の種々の通信プロトコルを用いたネッ
トワーク、無線(携帯電話網、衛星通信等を含む)ネッ
トワークであっても構わない。
【0016】被介護者端末10は、被介護者(ユーザ
ー)により使用されるものであり、webサーバー等に
アクセス可能な携帯コンピュータ機器である。この被介
護者端末10は、インターネット関連の機能を有してい
れば、デスクトップ、ラップトップコンピュータ、携帯
電話端末・パームコンピュータ・PDA、モバイル、ペ
ージャその他無線・有線通信機能を有する情報機器、ま
たはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュー
タでもよく、移動式・固定式を問わない。
ー)により使用されるものであり、webサーバー等に
アクセス可能な携帯コンピュータ機器である。この被介
護者端末10は、インターネット関連の機能を有してい
れば、デスクトップ、ラップトップコンピュータ、携帯
電話端末・パームコンピュータ・PDA、モバイル、ペ
ージャその他無線・有線通信機能を有する情報機器、ま
たはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュー
タでもよく、移動式・固定式を問わない。
【0017】なお、被介護者端末10は、図示しない
が、種々の画像情報等を表示するための表示手段(スク
リーン)、この表示手段の表示画面上にデータを入力す
るための操作入力手段、データを送受信するための送受
信手段(ないしは送信手段及び受信手段)、各種データ
を記憶するための記憶手段(メモリ)、これらの制御を
司る制御手段などを有している。
が、種々の画像情報等を表示するための表示手段(スク
リーン)、この表示手段の表示画面上にデータを入力す
るための操作入力手段、データを送受信するための送受
信手段(ないしは送信手段及び受信手段)、各種データ
を記憶するための記憶手段(メモリ)、これらの制御を
司る制御手段などを有している。
【0018】介護者端末20は、前記被介護者端末10
とほぼ同様の構成を有し、無線もしくは有線通信機能を
もち、当該介護者端末20にアクセス可能なメモリを有
する。
とほぼ同様の構成を有し、無線もしくは有線通信機能を
もち、当該介護者端末20にアクセス可能なメモリを有
する。
【0019】サーバー30は、有線通信に加えて無線通
信機能を有し、データベースその他のメモリなど、サー
バー30にアクセス可能なメモリを有する。サーバー3
0は、例えばWeb上で情報をユーザーに提供するもの
であり、インタラクティブなウェブページの管理その他
インターネットサービスの提供を目的とした市販のサー
バーまたは無線・有線通信機能をもつ専用のサーバーで
よい。
信機能を有し、データベースその他のメモリなど、サー
バー30にアクセス可能なメモリを有する。サーバー3
0は、例えばWeb上で情報をユーザーに提供するもの
であり、インタラクティブなウェブページの管理その他
インターネットサービスの提供を目的とした市販のサー
バーまたは無線・有線通信機能をもつ専用のサーバーで
よい。
【0020】このサーバー30は、図示しないが、ユー
ザー側にメニュー画面等の各種画面が表示されるように
促す例えばCGIプログラム等により形成された表示処
理手段、被介護者端末10、介護者端末20との間で例
えばユーザー情報などの各種データの送受信を行う送受
信手段(ないしは送信手段及び受信手段)、システム管
理者用の表示手段及び操作入力手段、各種制御プログラ
ム、サービス実行プログラムなどを記憶しておく記憶手
段、などを含んで構成される。これらの各手段の構成
は、種々のハードウエア及びソフトウエアによって実現
できるよう構成される。
ザー側にメニュー画面等の各種画面が表示されるように
促す例えばCGIプログラム等により形成された表示処
理手段、被介護者端末10、介護者端末20との間で例
えばユーザー情報などの各種データの送受信を行う送受
信手段(ないしは送信手段及び受信手段)、システム管
理者用の表示手段及び操作入力手段、各種制御プログラ
ム、サービス実行プログラムなどを記憶しておく記憶手
段、などを含んで構成される。これらの各手段の構成
は、種々のハードウエア及びソフトウエアによって実現
できるよう構成される。
【0021】ハードウエア構成の具体例としては、図示
しないが、通信機能の制御を行う通信用インターフェー
ス、ハードディスク等の記憶装置、端末からのデータ入
出力を行う入出力インターフェース、及びそれらの制御
を司る制御手段たる中央演算処理装置(CPU)等が挙
げられる。
しないが、通信機能の制御を行う通信用インターフェー
ス、ハードディスク等の記憶装置、端末からのデータ入
出力を行う入出力インターフェース、及びそれらの制御
を司る制御手段たる中央演算処理装置(CPU)等が挙
げられる。
【0022】また、ソフトウエアとしては、そのグラフ
ィカルユーザインターフェースを実現するための、標準
ウェブページオーサリングツールおよびHTML、XM
L、XHTML、CGI、Java、Javascri
pt、ActiveX等の言語を用いてプログラムされ
てもよい。
ィカルユーザインターフェースを実現するための、標準
ウェブページオーサリングツールおよびHTML、XM
L、XHTML、CGI、Java、Javascri
pt、ActiveX等の言語を用いてプログラムされ
てもよい。
【0023】さらに、「サーバー30」には、webサ
ーバーのみならず、データベース、電子メールを送受信
するためのPOP及びSMTPサーバーやその他DNS
サーバーなどの各種サーバーを含んで構成され、これら
を含むシステムの総称として機能する。
ーバーのみならず、データベース、電子メールを送受信
するためのPOP及びSMTPサーバーやその他DNS
サーバーなどの各種サーバーを含んで構成され、これら
を含むシステムの総称として機能する。
【0024】なお、本実施の形態の介護システム1の基
本構成は、図1のようであるが、より広義には、図2に
示すような、サーバー30を各地域毎に設置されるいわ
ゆる「ドメインコントローラ」として機能する構成とし
てよい。
本構成は、図1のようであるが、より広義には、図2に
示すような、サーバー30を各地域毎に設置されるいわ
ゆる「ドメインコントローラ」として機能する構成とし
てよい。
【0025】ここに、「ドメイン」とは、管理単位毎に
設定されるネットワーク上のコンピュータの概念的なグ
ループであり、端末の集合の単位であり、階層的に管理
され、物理的な設置場所には基本的には無関係である。
また、複数台のサーバーをまとめてグループにし、ドメ
インとして統合管理するためのものである。
設定されるネットワーク上のコンピュータの概念的なグ
ループであり、端末の集合の単位であり、階層的に管理
され、物理的な設置場所には基本的には無関係である。
また、複数台のサーバーをまとめてグループにし、ドメ
インとして統合管理するためのものである。
【0026】そして、「ドメインコントローラ」は、一
般的には、ユーザーの登録処理やアクセス権限の管理な
どを行い、この結果は、ドメインに参加する全サーバー
にコピーされるものと認識されているが、このような機
能に限定されるものではない。
般的には、ユーザーの登録処理やアクセス権限の管理な
どを行い、この結果は、ドメインに参加する全サーバー
にコピーされるものと認識されているが、このような機
能に限定されるものではない。
【0027】具体的には、図2に示すように、介護シス
テム1において、被介護者端末10(10―1〜10―
M)並びに介護者端末20(20―1〜20―N)を管
理するドメインコントローラ32aと、他の被介護者端
末40(40―1〜40―M)並びに介護者端末50
(50―1〜50―N)を管理するドメインコントロー
ラ32bと、前記ドメインコントローラ32a、前記ド
メインコントローラ32bを管理するためのドメインコ
ントローラ34と、を有する。
テム1において、被介護者端末10(10―1〜10―
M)並びに介護者端末20(20―1〜20―N)を管
理するドメインコントローラ32aと、他の被介護者端
末40(40―1〜40―M)並びに介護者端末50
(50―1〜50―N)を管理するドメインコントロー
ラ32bと、前記ドメインコントローラ32a、前記ド
メインコントローラ32bを管理するためのドメインコ
ントローラ34と、を有する。
【0028】例えば、地域的に管理を分担する場合に
は、ドメインコントローラ32aは、例えばある地域エ
リアAに属する被介護者並びにサービスセンターの支所
などを管理するために設置されるものである。また、ド
メインコントローラ32bは、前記地域エリアAとは異
なる地域エリアBに属する被介護者並びにサービスセン
ターの支所などを管理するために設置されるものであ
る。そして、ドメインコントローラ34は、例えば前記
地域エリアA及び地域エリアBを含む広域エリアCを管
理するための設置されるものである。
は、ドメインコントローラ32aは、例えばある地域エ
リアAに属する被介護者並びにサービスセンターの支所
などを管理するために設置されるものである。また、ド
メインコントローラ32bは、前記地域エリアAとは異
なる地域エリアBに属する被介護者並びにサービスセン
ターの支所などを管理するために設置されるものであ
る。そして、ドメインコントローラ34は、例えば前記
地域エリアA及び地域エリアBを含む広域エリアCを管
理するための設置されるものである。
【0029】なお、これら各ドメインコントローラ32
a、32b、34には、各々不図示のバックアップ用サ
ーバーを付設してよい。
a、32b、34には、各々不図示のバックアップ用サ
ーバーを付設してよい。
【0030】また、サーバー30を構成するドメインコ
ントローラ32aにより、例えば、同じアパートの住人
や同じ地区の住人など、ドメインの広域の広さを自由に
定義できる。
ントローラ32aにより、例えば、同じアパートの住人
や同じ地区の住人など、ドメインの広域の広さを自由に
定義できる。
【0031】さらには、ドメインコントローラによるシ
ステム構成は、上記の例に限らず、さらに複数のドメイ
ンコントローラを、マンション等の各階別、各番地別、
各各町別、各都道府県別、各国別等階層的に設けてもも
ちろんよい。例えば、あるドメインコントローラは、マ
ンションに1つ、あるいは、ある地区に一つ、という具
合に地域別にカテゴリーを分けて構成してよい。この
際、サービス会社ないしは自治体が地域別に各サーバー
を所有していることとなる。また、介護者も、例えば地
域別ないしはドメイン別に担当の割り振りを構成するこ
とが好ましい。
ステム構成は、上記の例に限らず、さらに複数のドメイ
ンコントローラを、マンション等の各階別、各番地別、
各各町別、各都道府県別、各国別等階層的に設けてもも
ちろんよい。例えば、あるドメインコントローラは、マ
ンションに1つ、あるいは、ある地区に一つ、という具
合に地域別にカテゴリーを分けて構成してよい。この
際、サービス会社ないしは自治体が地域別に各サーバー
を所有していることとなる。また、介護者も、例えば地
域別ないしはドメイン別に担当の割り振りを構成するこ
とが好ましい。
【0032】さらに、ドメインは概念であるから、複数
の各ドメインコントローラを1台のサーバーとして構成
してもよいし、各ドメイン毎にドメインコントローラと
してのサーバーが配備され、これらの各ドメインを管理
するコントローラとしてのサーバーも配設する構成とし
てもよい。なお、ドメインコントローラとして機能する
サーバーの設置する際の最小単位は、例えば、1棟のマ
ンションの各階に1台、あるいは、同じ棟のマンション
がいくつもあった場合には、マンションに1台に設定す
るのが好ましい。
の各ドメインコントローラを1台のサーバーとして構成
してもよいし、各ドメイン毎にドメインコントローラと
してのサーバーが配備され、これらの各ドメインを管理
するコントローラとしてのサーバーも配設する構成とし
てもよい。なお、ドメインコントローラとして機能する
サーバーの設置する際の最小単位は、例えば、1棟のマ
ンションの各階に1台、あるいは、同じ棟のマンション
がいくつもあった場合には、マンションに1台に設定す
るのが好ましい。
【0033】上述のような構成を有する介護システム1
において、概略以下のように動作する。先ず、前提とし
て、予め被介護者が利用する被介護者端末10から介護
サービス提供者側のサーバー30に対して、ユーザー登
録等を行っておく必要がある。このユーザー登録の際に
必要な情報としては、例えば、端末情報、ドメイン情報
等がある。
において、概略以下のように動作する。先ず、前提とし
て、予め被介護者が利用する被介護者端末10から介護
サービス提供者側のサーバー30に対して、ユーザー登
録等を行っておく必要がある。このユーザー登録の際に
必要な情報としては、例えば、端末情報、ドメイン情報
等がある。
【0034】ここに、端末情報とは、端末所有者(被介
護者及び介護者を含む)の電子メールアドレスをいう。
さらに、ドメイン情報とは、電子メールアドレスに含ま
れているドメインの情報である。例えば、「taro@
xx.yy.zz.co.jp」とすると、例えばxx
が一番狭い区域のドメイン、yyが中規模のドメイン、
zzが大規模(全体)のドメイン、・・等を示し、3階
層のドメインよりなることを示している。従って、被介
護者は、被介護者端末10からサーバー30に対し、自
己の電子メールアドレスを入力して登録する際に、前記
端末情報と前記ドメイン情報の登録は一義的になされる
こととなる。
護者及び介護者を含む)の電子メールアドレスをいう。
さらに、ドメイン情報とは、電子メールアドレスに含ま
れているドメインの情報である。例えば、「taro@
xx.yy.zz.co.jp」とすると、例えばxx
が一番狭い区域のドメイン、yyが中規模のドメイン、
zzが大規模(全体)のドメイン、・・等を示し、3階
層のドメインよりなることを示している。従って、被介
護者は、被介護者端末10からサーバー30に対し、自
己の電子メールアドレスを入力して登録する際に、前記
端末情報と前記ドメイン情報の登録は一義的になされる
こととなる。
【0035】また、被介護者は、前記被介護者端末10
を利用して、介護サービス提供者に対して、自己の氏
名、年齢、住所等の個人情報、電子メールアドレス、サ
ービス会社における登録ID等を登録する。というの
も、介護要求通知を受けた際には、当該個人情報が判明
しないと、介護要求通知を受けた介護者がどこに行けば
よいのかが解らないからである。このために、前提とし
て、予めユーザー情報を登録するステップが必要とな
る。
を利用して、介護サービス提供者に対して、自己の氏
名、年齢、住所等の個人情報、電子メールアドレス、サ
ービス会社における登録ID等を登録する。というの
も、介護要求通知を受けた際には、当該個人情報が判明
しないと、介護要求通知を受けた介護者がどこに行けば
よいのかが解らないからである。このために、前提とし
て、予めユーザー情報を登録するステップが必要とな
る。
【0036】このような前提の下、被介護者は、介護を
必要とする場合に被介護者端末10を用いて介護要求通
知を送信し、当該介護要求通知がサーバー30に届く
と、サーバー30は、基本的にはその被介護者端末10
が所属しているドメイン内のグループの全ての介護者端
末20(ないしは介護者端末20及び被介護者端末1
0)に電子メールにて当該介護要求通知を一斉に報知す
る。
必要とする場合に被介護者端末10を用いて介護要求通
知を送信し、当該介護要求通知がサーバー30に届く
と、サーバー30は、基本的にはその被介護者端末10
が所属しているドメイン内のグループの全ての介護者端
末20(ないしは介護者端末20及び被介護者端末1
0)に電子メールにて当該介護要求通知を一斉に報知す
る。
【0037】介護要求通知なる電子メールが介護者端末
20に到着すると、介護者は、当該介護者端末20にて
前記介護要求通知を参照しつつ返答ボタンを押すことに
より、自動的に介護OK通知が介護者端末20よりサー
バー30に対して送信される。サーバー30は、少なく
とも1つの介護者端末20より介護OK通知を受け取る
と、前記ドメイン内の全ての被介護者端末10及び介護
者端末20を含む端末の所有者全員に対して前記介護O
K通知を送信する。
20に到着すると、介護者は、当該介護者端末20にて
前記介護要求通知を参照しつつ返答ボタンを押すことに
より、自動的に介護OK通知が介護者端末20よりサー
バー30に対して送信される。サーバー30は、少なく
とも1つの介護者端末20より介護OK通知を受け取る
と、前記ドメイン内の全ての被介護者端末10及び介護
者端末20を含む端末の所有者全員に対して前記介護O
K通知を送信する。
【0038】一方、サーバー30は、介護要求通知を送
信した後、一定時間返答を監視し、予め設定した一定期
間、介護要求通知を一斉に報知したにも関わらず、介護
者端末20からの介護OK通知が受信されない場合は、
当該ドメインよりさらに上の階層の広域なドメイン(親
ドメイン)に所属する全ての端末(被介護者端末40及
び介護者端末50)に対して一斉に介護要求通知を送信
することとなる。以上が概略の動作であり、以下さらに
詳細な処理手順について説明することとする。
信した後、一定時間返答を監視し、予め設定した一定期
間、介護要求通知を一斉に報知したにも関わらず、介護
者端末20からの介護OK通知が受信されない場合は、
当該ドメインよりさらに上の階層の広域なドメイン(親
ドメイン)に所属する全ての端末(被介護者端末40及
び介護者端末50)に対して一斉に介護要求通知を送信
することとなる。以上が概略の動作であり、以下さらに
詳細な処理手順について説明することとする。
【0039】(処理手順について)次に、上述のような
構成を有する介護システムにおいてユーザーがサービス
を受けるにあたり、特にサーバー側の処理を中心にその
処理手順を、図2に示すネットワークシーケンス図を参
照しつつその詳細について説明する。図2は、本例のシ
ステムの全体の処理の流れを示すネットワークシーケン
ス図である。
構成を有する介護システムにおいてユーザーがサービス
を受けるにあたり、特にサーバー側の処理を中心にその
処理手順を、図2に示すネットワークシーケンス図を参
照しつつその詳細について説明する。図2は、本例のシ
ステムの全体の処理の流れを示すネットワークシーケン
ス図である。
【0040】なお、以下の説明では、説明を簡易にする
ために、被介護者側からサービスセンター側に対して電
子メールを送信する場合の被介護者側SMTPサーバ
ー、サービスセンター側からの電子メールを被介護者側
で受信する被介護者側POPサーバー、介護者側からサ
ービスセンター側に対して電子メールを送信する場合の
介護者側SMTPサーバー、サービスセンター側からの
電子メールを介護者側で受信する介護者側POPサーバ
ーなどを省略し、かつ、被介護者側ないしは介護者側か
らの電子メールをサービスセンター側で受信するための
サービスセンター側POPサーバー、被介護者側ないし
は介護者側に対して電子メールをサービスセンター側か
ら送信するためのSMTPサーバー、被介護者側ないし
は介護者側に対してホームページ等のWebコンテンツ
を提供するためのWebサーバー、並びに各種登録情報
を管理する管理データベースを便宜的に「サーバー」な
いしは通知サーバーと称することとする。
ために、被介護者側からサービスセンター側に対して電
子メールを送信する場合の被介護者側SMTPサーバ
ー、サービスセンター側からの電子メールを被介護者側
で受信する被介護者側POPサーバー、介護者側からサ
ービスセンター側に対して電子メールを送信する場合の
介護者側SMTPサーバー、サービスセンター側からの
電子メールを介護者側で受信する介護者側POPサーバ
ーなどを省略し、かつ、被介護者側ないしは介護者側か
らの電子メールをサービスセンター側で受信するための
サービスセンター側POPサーバー、被介護者側ないし
は介護者側に対して電子メールをサービスセンター側か
ら送信するためのSMTPサーバー、被介護者側ないし
は介護者側に対してホームページ等のWebコンテンツ
を提供するためのWebサーバー、並びに各種登録情報
を管理する管理データベースを便宜的に「サーバー」な
いしは通知サーバーと称することとする。
【0041】先ず、前提として、介護を希望する介護希
望者(被介護者)は、サービスセンターのサーバーない
しは通知サーバーに対して当該介護希望者に対する個人
情報(ユーザー情報)の登録等を行っておく(ステッ
プ、以下「S」101)。この個人情報の登録とは、先
に述べたように、端末情報、ドメイン情報等である。
望者(被介護者)は、サービスセンターのサーバーない
しは通知サーバーに対して当該介護希望者に対する個人
情報(ユーザー情報)の登録等を行っておく(ステッ
プ、以下「S」101)。この個人情報の登録とは、先
に述べたように、端末情報、ドメイン情報等である。
【0042】このような前提の下、被介護者が諸般の事
情により介護を必要とすると判断した場合には、被介護
者端末10を用いて、例えば電子メール等にて介護要求
通知を送信することとなる(S102)。なお、いま述
べた「諸般の事情」とは、いわゆる被介護者が心臓発作
等に見舞われるような切迫した緊急事態のことではな
く、被介護者が立てなくて自宅内の高所に手が届かずに
日用品等を採ってもらいたい等の日常の雑務に対する要
求とするような、緊急ではないが介護を要する場合を想
定している。
情により介護を必要とすると判断した場合には、被介護
者端末10を用いて、例えば電子メール等にて介護要求
通知を送信することとなる(S102)。なお、いま述
べた「諸般の事情」とは、いわゆる被介護者が心臓発作
等に見舞われるような切迫した緊急事態のことではな
く、被介護者が立てなくて自宅内の高所に手が届かずに
日用品等を採ってもらいたい等の日常の雑務に対する要
求とするような、緊急ではないが介護を要する場合を想
定している。
【0043】さて、電子メールにて送信される介護要求
通知としては、例えば、図4に示すような画面レイアウ
トの「介護要求通知」なる通知メールを構成することが
好ましい。同図から明らかなように、介護要求通知の表
示画面60に必要な情報としては、被介護者のメッセー
ジ61、被介護者の氏名62、住所63、電子メールア
ドレス64の他、介護の要求レベルに関する情報65を
有することが好ましい。ここに、介護の要求レベルと
は、介護に要する緊急度を意味し、例えば、要求レベル
を「3」「2」「1」と三段階にした場合に、緊急度の
高い要求を「3」とし、緊急度の低い要求を「1」とす
るようなものである。
通知としては、例えば、図4に示すような画面レイアウ
トの「介護要求通知」なる通知メールを構成することが
好ましい。同図から明らかなように、介護要求通知の表
示画面60に必要な情報としては、被介護者のメッセー
ジ61、被介護者の氏名62、住所63、電子メールア
ドレス64の他、介護の要求レベルに関する情報65を
有することが好ましい。ここに、介護の要求レベルと
は、介護に要する緊急度を意味し、例えば、要求レベル
を「3」「2」「1」と三段階にした場合に、緊急度の
高い要求を「3」とし、緊急度の低い要求を「1」とす
るようなものである。
【0044】このために、被介護者が被介護者端末10
から介護要求通知を送信する際には、緊急等の要求レベ
ル(例えば緊急度等)に応じて要求レベルを選択して通
知を行う。
から介護要求通知を送信する際には、緊急等の要求レベ
ル(例えば緊急度等)に応じて要求レベルを選択して通
知を行う。
【0045】従って、介護要求通知として送信される情
報としては、当該要求レベルに関する情報、被介護者の
氏名、住所、電子メールアドレス等が含まれることとな
る。
報としては、当該要求レベルに関する情報、被介護者の
氏名、住所、電子メールアドレス等が含まれることとな
る。
【0046】なお、このような送信にかかる操作を、老
人等の被介護者が、通常の電子メールソフトのように、
当該電子メールソフトを立ち上げて、メッセージを書き
込み、保存し、(登録がない場合には電子メールアドレ
スを入力し)送信操作を行うのは負担が大きい。そこ
で、予め個人情報を事前に登録しておくことで、例え
ば、介護要求通知送信用のアイコン等が被介護者端末の
表示画面に自動生成され、当該アイコンをクリックする
だけで、自動的に前記情報を含む介護要求通知が送信す
るような構成としておくことが好ましい。但し、要求レ
ベルに関しては、常時はあるレベルに設定されていて、
場合に応じて被介護者に採って使い勝手のよいGUIに
よって適宜変更が可能であるものとする。
人等の被介護者が、通常の電子メールソフトのように、
当該電子メールソフトを立ち上げて、メッセージを書き
込み、保存し、(登録がない場合には電子メールアドレ
スを入力し)送信操作を行うのは負担が大きい。そこ
で、予め個人情報を事前に登録しておくことで、例え
ば、介護要求通知送信用のアイコン等が被介護者端末の
表示画面に自動生成され、当該アイコンをクリックする
だけで、自動的に前記情報を含む介護要求通知が送信す
るような構成としておくことが好ましい。但し、要求レ
ベルに関しては、常時はあるレベルに設定されていて、
場合に応じて被介護者に採って使い勝手のよいGUIに
よって適宜変更が可能であるものとする。
【0047】さて、いずれか一つの被介護者端末10か
ら介護要求通知がサーバー30に対して送信されると、
当該介護要求通知がサーバー30に届き、サーバー30
(通知サーバー)は、被介護者端末からの介護要求通知
を受信すると、報知手段31なる電子メール一斉送信プ
ログラムが起動し、基本的にはその被介護者端末10が
所属しているドメイン内のグループの全ての複数の介護
者端末20(ないしは介護者端末20及び被介護者端末
10)に対して電子メールにて当該介護要求通知を一斉
に報知する(S105)。但し、便宜的に介護者端末2
0に対して一斉に送信する構成としてもよい。
ら介護要求通知がサーバー30に対して送信されると、
当該介護要求通知がサーバー30に届き、サーバー30
(通知サーバー)は、被介護者端末からの介護要求通知
を受信すると、報知手段31なる電子メール一斉送信プ
ログラムが起動し、基本的にはその被介護者端末10が
所属しているドメイン内のグループの全ての複数の介護
者端末20(ないしは介護者端末20及び被介護者端末
10)に対して電子メールにて当該介護要求通知を一斉
に報知する(S105)。但し、便宜的に介護者端末2
0に対して一斉に送信する構成としてもよい。
【0048】なお、報知手段31では、被介護者端末1
0から送信されてきた電子メールのヘッダ部に含まれる
宛先情報を全介護者端末20宛とするような書き換え処
理ないしは割り当て処理が行われることとなる。
0から送信されてきた電子メールのヘッダ部に含まれる
宛先情報を全介護者端末20宛とするような書き換え処
理ないしは割り当て処理が行われることとなる。
【0049】これらの各電子メールが各々各介護者端末
20にて受信されると、乃ち、少なくとも一つの介護要
求通知なる電子メールが介護者端末20に到着すると
(S106)、当該受信を介護者が確認した場合には、
いずれかの介護者端末の介護者は、当該介護者端末20
にて前記介護要求通知を参照しつつ介護者宅に介護に行
くことができる旨の返答ボタンを押すことにより、自動
的に介護OK通知が介護者端末20よりサーバー30に
対して送信されることとなる。を所定の操作に基づき、
送信することとなる(S108)。
20にて受信されると、乃ち、少なくとも一つの介護要
求通知なる電子メールが介護者端末20に到着すると
(S106)、当該受信を介護者が確認した場合には、
いずれかの介護者端末の介護者は、当該介護者端末20
にて前記介護要求通知を参照しつつ介護者宅に介護に行
くことができる旨の返答ボタンを押すことにより、自動
的に介護OK通知が介護者端末20よりサーバー30に
対して送信されることとなる。を所定の操作に基づき、
送信することとなる(S108)。
【0050】ここに、介護OK通知は、例えば、図5に
示すような画面レイアウトに構成できる。同図に示すよ
うに、介護OK通知の表示画面70には、例えば、「介
護します」等のメッセージ欄71、介護者の氏名が表示
された介護者名表示欄72などが形成されている。
示すような画面レイアウトに構成できる。同図に示すよ
うに、介護OK通知の表示画面70には、例えば、「介
護します」等のメッセージ欄71、介護者の氏名が表示
された介護者名表示欄72などが形成されている。
【0051】一方、サーバー30では介護OK通知の応
答待ち状態となる(S107)。そして、このような、
メッセージ情報、介護者氏名等の情報を含む介護OK通
知が電子メールの形式でサーバー30にて受信されたか
否かに関する判断処理が行われる(S110)。この判
断処理において、例えばS109のように受信され、受
信されたものと判断されると、すなわち、少なくとも1
つの介護者端末20より介護OK通知を受け取ると、前
記ドメイン内の全ての被介護者端末10及び介護者端末
20を含む端末の所有者全員に対して前記介護OK通知
を一斉に送信する処理を行う(S111)。
答待ち状態となる(S107)。そして、このような、
メッセージ情報、介護者氏名等の情報を含む介護OK通
知が電子メールの形式でサーバー30にて受信されたか
否かに関する判断処理が行われる(S110)。この判
断処理において、例えばS109のように受信され、受
信されたものと判断されると、すなわち、少なくとも1
つの介護者端末20より介護OK通知を受け取ると、前
記ドメイン内の全ての被介護者端末10及び介護者端末
20を含む端末の所有者全員に対して前記介護OK通知
を一斉に送信する処理を行う(S111)。
【0052】このように、本実施の形態では、例えば、
当該介護OK通知を同じアパートの住人等などのあるエ
リア全体に対して一斉に報じることができる。
当該介護OK通知を同じアパートの住人等などのあるエ
リア全体に対して一斉に報じることができる。
【0053】というのも、介護OK通知を全員に送信し
ないと、介護要求通知に対する返答が行われたか否かが
他の介護者に解らないからである。ただし、同一ドメイ
ン内で介護OK通知が複数同時になされた場合には、サ
ーバー30での着信順に優先処理される。
ないと、介護要求通知に対する返答が行われたか否かが
他の介護者に解らないからである。ただし、同一ドメイ
ン内で介護OK通知が複数同時になされた場合には、サ
ーバー30での着信順に優先処理される。
【0054】例えば、一方の被介護者端末10から介護
要求通知を行うと、その要求を受けた介護者端末20の
いずれか一方から介護OK通知を受ける。一方、他方の
被介護者端末10から介護要求通知を行うと、その要求
を受けた介護者端末20のいずれか他方から介護OK通
知を受ける。
要求通知を行うと、その要求を受けた介護者端末20の
いずれか一方から介護OK通知を受ける。一方、他方の
被介護者端末10から介護要求通知を行うと、その要求
を受けた介護者端末20のいずれか他方から介護OK通
知を受ける。
【0055】なお、被介護者端末10では、前記一方側
の介護OK通知も、前記他方側の介護OK通知も受信し
てしまうことになるが、介護OK通知は、単に介護要求
通知が来ましたよということを報告するだけであるので
問題ない。
の介護OK通知も、前記他方側の介護OK通知も受信し
てしまうことになるが、介護OK通知は、単に介護要求
通知が来ましたよということを報告するだけであるので
問題ない。
【0056】このように、介護OK通知は、被介護者端
末、介護者端末を問わず、すべての端末に送信されるの
で、ある一の介護者が一の介護者端末20から介護OK
通知を送信すると、他の介護者の他の介護者端末20に
も介護OK通知が通達されることとなるので、他の介護
者は、前記介護要求通知に対して一の介護者が介護に向
かうことを把握することができる。このため、前記のよ
うな全端末に対する通知を行うことにより、電子メール
を管理する管理サーバーにアクセスすることなく、どの
被介護者からの要求に対してどの介護者が依頼を受けた
のかといったような状況を第三者が把握することができ
る。
末、介護者端末を問わず、すべての端末に送信されるの
で、ある一の介護者が一の介護者端末20から介護OK
通知を送信すると、他の介護者の他の介護者端末20に
も介護OK通知が通達されることとなるので、他の介護
者は、前記介護要求通知に対して一の介護者が介護に向
かうことを把握することができる。このため、前記のよ
うな全端末に対する通知を行うことにより、電子メール
を管理する管理サーバーにアクセスすることなく、どの
被介護者からの要求に対してどの介護者が依頼を受けた
のかといったような状況を第三者が把握することができ
る。
【0057】なお、一の介護要求通知に対して、複数の
介護人から各々介護OK通知が送信された場合には、サ
ーバー30に当該各介護OK通知が着信した時点におけ
る着信時間順に基づいて、優先される一つの介護OK通
知が決定され、当該一つの介護OK通知が全ての端末に
対して送信されることとなる。
介護人から各々介護OK通知が送信された場合には、サ
ーバー30に当該各介護OK通知が着信した時点におけ
る着信時間順に基づいて、優先される一つの介護OK通
知が決定され、当該一つの介護OK通知が全ての端末に
対して送信されることとなる。
【0058】そして、これらの各介護OK通知が各被介
護者端末にて各々受信される(S112)一方、各介護
OK通知は、各介護者端末にて各々受信され(S11
3)、各々通知されることとなる。
護者端末にて各々受信される(S112)一方、各介護
OK通知は、各介護者端末にて各々受信され(S11
3)、各々通知されることとなる。
【0059】一方、サーバー30は、介護要求通知を送
信した後、一定時間返答を監視し、予め設定した一定期
間、介護要求通知を一斉に報知したにも関わらず、介護
者端末20からの介護OK通知が受信されない場合、す
なわち、前記S110の判断処理において、介護OK通
知が受信されていないものと判断されると、現在のサー
バー30(ないしは通知サーバー)が属するドメインよ
りさらに上の階層の広域なドメイン(親ドメイン)に所
属する全ての端末(被介護者端末40及び介護者端末5
0)に対して介護要求通知を一斉に送信する処理を行う
(S120)。
信した後、一定時間返答を監視し、予め設定した一定期
間、介護要求通知を一斉に報知したにも関わらず、介護
者端末20からの介護OK通知が受信されない場合、す
なわち、前記S110の判断処理において、介護OK通
知が受信されていないものと判断されると、現在のサー
バー30(ないしは通知サーバー)が属するドメインよ
りさらに上の階層の広域なドメイン(親ドメイン)に所
属する全ての端末(被介護者端末40及び介護者端末5
0)に対して介護要求通知を一斉に送信する処理を行う
(S120)。
【0060】ここに、親ドメインとは、上述したよう
に、図2に示す、ドメインコントローラ32aが管理す
るドメインよりもより広域なドメインコントローラ34
が管理するドメインを意味する。
に、図2に示す、ドメインコントローラ32aが管理す
るドメインよりもより広域なドメインコントローラ34
が管理するドメインを意味する。
【0061】より具体的には、被介護者ないしは介護者
が属するドメインを、ドメインコントローラ32aが管
理する「ドメイン1―1」とした場合を想定する。ドメ
イン1―1の被介護者端末10から介護要求通知が介護
者端末20に一斉に通知される。その際に、ドメイン1
―1にて介護OK通知がドメインコントローラ32aに
着信されない場合には(1人も介護者がいない場合に
は)、ドメインコントローラ34による広域の「ドメイ
ン1」に属する介護者端末50、20(ないしは介護者
端末50、20及び被介護者端末40、10)に介護要
求通知を送信することとなる。
が属するドメインを、ドメインコントローラ32aが管
理する「ドメイン1―1」とした場合を想定する。ドメ
イン1―1の被介護者端末10から介護要求通知が介護
者端末20に一斉に通知される。その際に、ドメイン1
―1にて介護OK通知がドメインコントローラ32aに
着信されない場合には(1人も介護者がいない場合に
は)、ドメインコントローラ34による広域の「ドメイ
ン1」に属する介護者端末50、20(ないしは介護者
端末50、20及び被介護者端末40、10)に介護要
求通知を送信することとなる。
【0062】この際、上述したように、狭いドメイン
は、広域ドメインに含まれることとなるので、結果とし
て、狭いドメインと広域ドメインに当該介護要求通知を
送信することとなり、特に、狭いドメインには、重複し
て電子メールが送られることとなる。なお、システムの
設定上、2回目は、狭いドメインには電子メールを送信
しないように構成しても勿論よい。
は、広域ドメインに含まれることとなるので、結果とし
て、狭いドメインと広域ドメインに当該介護要求通知を
送信することとなり、特に、狭いドメインには、重複し
て電子メールが送られることとなる。なお、システムの
設定上、2回目は、狭いドメインには電子メールを送信
しないように構成しても勿論よい。
【0063】なお、あるドメインに属する全ての端末に
介護OK通知を送信するが、その際、例えば介護者端末
に介護要求通知が来たにもかかわらず、介護者がOKす
る旨のボタンを押下しなかった場合のように、サーバー
30において応答待ちで介護OK通知が1通も受信され
ない状態も想定されうる。このような場合には、特定の
例えば、3階層以上の上の広域のドメインに達した場合
には、当該処理を終了するような制限を設けておくこと
が好ましい。例えば、上記広域な特定のドメインコント
ローラにまで要求が至ると、自動的に下位のドメインコ
ントローラに対して、あるいは要求を受けた下位のドメ
インに属する端末に対して、介護OK通知がなかった旨
の通知を送信する構成としてよい。より広域なドメイン
に属する端末に対して送ったとしても、地域が遠くなり
介護者が被介護者のもとにすぐに介護に行けないからで
ある。
介護OK通知を送信するが、その際、例えば介護者端末
に介護要求通知が来たにもかかわらず、介護者がOKす
る旨のボタンを押下しなかった場合のように、サーバー
30において応答待ちで介護OK通知が1通も受信され
ない状態も想定されうる。このような場合には、特定の
例えば、3階層以上の上の広域のドメインに達した場合
には、当該処理を終了するような制限を設けておくこと
が好ましい。例えば、上記広域な特定のドメインコント
ローラにまで要求が至ると、自動的に下位のドメインコ
ントローラに対して、あるいは要求を受けた下位のドメ
インに属する端末に対して、介護OK通知がなかった旨
の通知を送信する構成としてよい。より広域なドメイン
に属する端末に対して送ったとしても、地域が遠くなり
介護者が被介護者のもとにすぐに介護に行けないからで
ある。
【0064】このようにして、介護要求通知を発信した
被介護者の被介護者端末に対して、介護OK通知が受信
されると、必要に応じて、被介護者端末よりサーバーに
対して終了通知等を送信するとよい(S114)。つま
り、介護OK通知に対して被介護者がOKである場合
に、介護者が自宅に来た場合、介護が終了した場合など
に、被介護者は、終了通知をサービスセンターに対し通
知することもできる。ここに、終了通知ないしは介護完
了通知は、例えば図6に示すような画面レイアウトに構
成することが好ましい。同図に示すように、介護完了通
知の表示画面80には、例えば、「介護を受けました」
等のメッセージ欄81、被介護者の氏名が表示された被
介護者名表示欄82などが形成されている。このように
して、終了通知を出すことにより、このシステムが終了
する。なお、介護者が現場にて携帯情報端末から終了通
知を出すようにしても構わない。
被介護者の被介護者端末に対して、介護OK通知が受信
されると、必要に応じて、被介護者端末よりサーバーに
対して終了通知等を送信するとよい(S114)。つま
り、介護OK通知に対して被介護者がOKである場合
に、介護者が自宅に来た場合、介護が終了した場合など
に、被介護者は、終了通知をサービスセンターに対し通
知することもできる。ここに、終了通知ないしは介護完
了通知は、例えば図6に示すような画面レイアウトに構
成することが好ましい。同図に示すように、介護完了通
知の表示画面80には、例えば、「介護を受けました」
等のメッセージ欄81、被介護者の氏名が表示された被
介護者名表示欄82などが形成されている。このように
して、終了通知を出すことにより、このシステムが終了
する。なお、介護者が現場にて携帯情報端末から終了通
知を出すようにしても構わない。
【0065】また、介護OK通知に対して、被介護者が
OKを出さないと、いつまで経っても介護されないよう
に構成してもよい。
OKを出さないと、いつまで経っても介護されないよう
に構成してもよい。
【0066】ここで、上述のS104を処理するための
処理プログラムは、介護要求通知を受信する処理である
ことから、前述のハードウエア構成と組み合わせること
により、いわば本発明にいう「受信手段」を構成できる
と言えよう。この受信手段は、介護希望者により端末か
らの操作入力に基づいて送信された介護希望者が介護を
要求する介護要求通知を受信する機能を主として有す
る。
処理プログラムは、介護要求通知を受信する処理である
ことから、前述のハードウエア構成と組み合わせること
により、いわば本発明にいう「受信手段」を構成できる
と言えよう。この受信手段は、介護希望者により端末か
らの操作入力に基づいて送信された介護希望者が介護を
要求する介護要求通知を受信する機能を主として有す
る。
【0067】また、上述のS105を処理するための処
理プログラムは、介護要求通知を端末に一斉に報知する
処理であることから、前述のハードウエア構成と組み合
わせることにより、いわば本発明にいう「報知手段」を
構成できると言えよう。この報知手段は、複数のうちい
ずれか1つの端末からの介護要求通知を、複数の端末に
対して一斉に報知する機能を主として有するが、必要に
応じて、介護者が使用する端末に対してのみ介護要求通
知を一斉に報知するように制御してもよい。
理プログラムは、介護要求通知を端末に一斉に報知する
処理であることから、前述のハードウエア構成と組み合
わせることにより、いわば本発明にいう「報知手段」を
構成できると言えよう。この報知手段は、複数のうちい
ずれか1つの端末からの介護要求通知を、複数の端末に
対して一斉に報知する機能を主として有するが、必要に
応じて、介護者が使用する端末に対してのみ介護要求通
知を一斉に報知するように制御してもよい。
【0068】また、上述のS111を処理するための処
理プログラムは、介護OK通知を端末に一斉に送信する
処理であることから、前述のハードウエア構成と組み合
わせることにより、いわば本発明にいう「送信手段」を
構成できると言えよう。この送信手段は、介護要求通知
に対する、少なくとも一人の介護者からの応答である介
護OK通知を、複数の端末に対して一斉に送信する機能
を主として有する。
理プログラムは、介護OK通知を端末に一斉に送信する
処理であることから、前述のハードウエア構成と組み合
わせることにより、いわば本発明にいう「送信手段」を
構成できると言えよう。この送信手段は、介護要求通知
に対する、少なくとも一人の介護者からの応答である介
護OK通知を、複数の端末に対して一斉に送信する機能
を主として有する。
【0069】さらに、上述のS120を処理するための
処理プログラムは、介護要求通知を異なるドメインの端
末に一斉に報知する処理であることから、前述のハード
ウエア構成と組み合わせることにより、いわば本発明に
いう「第2の報知手段」を構成できると言えよう。この
第2の報知手段は、介護者が使用する端末からの介護O
K通知が一定期間サーバーにて受信されない場合に、サ
ーバーが属するドメインより広域の広域ドメインに属す
る全ての端末に対して、介護が必要である旨の介護要求
通知を一斉に報知する機能を主として有するが、必要に
応じて、介護希望者が所有する端末に対してのみ介護O
K通知を一斉に報知するように制御してもよい。
処理プログラムは、介護要求通知を異なるドメインの端
末に一斉に報知する処理であることから、前述のハード
ウエア構成と組み合わせることにより、いわば本発明に
いう「第2の報知手段」を構成できると言えよう。この
第2の報知手段は、介護者が使用する端末からの介護O
K通知が一定期間サーバーにて受信されない場合に、サ
ーバーが属するドメインより広域の広域ドメインに属す
る全ての端末に対して、介護が必要である旨の介護要求
通知を一斉に報知する機能を主として有するが、必要に
応じて、介護希望者が所有する端末に対してのみ介護O
K通知を一斉に報知するように制御してもよい。
【0070】以上のように本実施の形態によれば、被介
護者は、ドメインに登録されている人に対して、一斉に
介護要求を伝えることができるため、介護要求通知はい
ずれかの介護者に伝達されるので、介護要求時に介護者
が捕まらないような事態を回避でき、被介護者は介護を
受けるまでに長い時間待たされることなく、短時間で介
護を受けることができる。
護者は、ドメインに登録されている人に対して、一斉に
介護要求を伝えることができるため、介護要求通知はい
ずれかの介護者に伝達されるので、介護要求時に介護者
が捕まらないような事態を回避でき、被介護者は介護を
受けるまでに長い時間待たされることなく、短時間で介
護を受けることができる。
【0071】また、サーバーがドメインからの介護OK
通知の最大受信待ち時間を監視しており、その時間を越
えても応答がない場合、そのドメインが所属するドメイ
ン(広域)に対して再度通知するため、介護者が捕まる
確実性も増す。
通知の最大受信待ち時間を監視しており、その時間を越
えても応答がない場合、そのドメインが所属するドメイ
ン(広域)に対して再度通知するため、介護者が捕まる
確実性も増す。
【0072】なお、本発明にかかる装置と方法(処理手
順)は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明
してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱すること
なく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の
変形が可能である。例えば、上述の第1の実施の形態で
は、介護OK通知を被介護者端末及び介護者端末に対し
て送信する構成としたが、被介護者端末のみに送信する
構成としてもよい。
順)は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明
してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱すること
なく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の
変形が可能である。例えば、上述の第1の実施の形態で
は、介護OK通知を被介護者端末及び介護者端末に対し
て送信する構成としたが、被介護者端末のみに送信する
構成としてもよい。
【0073】また、上述の実施の形態では、介護サービ
スにおける介護要求通知、介護OK通知等を電子メール
にて通知する構成としたが、このような電子メールでの
通知に限らず、種々の通信手段例えば、電話、ファクシ
ミリ等にて一斉に特定の端末もしくは全端末に通知する
構成であっても勿論よい。
スにおける介護要求通知、介護OK通知等を電子メール
にて通知する構成としたが、このような電子メールでの
通知に限らず、種々の通信手段例えば、電話、ファクシ
ミリ等にて一斉に特定の端末もしくは全端末に通知する
構成であっても勿論よい。
【0074】さらに、上記実施の形態において、介護サ
ービスを受けて、介護者が現場に来た場合には、支払い
料金等を支払うステップを構成してもよい。
ービスを受けて、介護者が現場に来た場合には、支払い
料金等を支払うステップを構成してもよい。
【0075】またさらに、上述の実施の形態の介護(通
知)システム、それに用いるサーバー、端末において処
理される処理プログラム、説明された処理、データ(例
えば、各種テーブル等)の全体もしくは各部を情報記録
媒体に記録した構成であってもよい。さらに、上述の処
理プログラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能
な電子メールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込
んだ電子メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
知)システム、それに用いるサーバー、端末において処
理される処理プログラム、説明された処理、データ(例
えば、各種テーブル等)の全体もしくは各部を情報記録
媒体に記録した構成であってもよい。さらに、上述の処
理プログラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能
な電子メールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込
んだ電子メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
【0076】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、FD、DVDRAM、DVDROM、MO、ZI
P、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード、
ICカード等に記録して構成して用いてよい。
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、FD、DVDRAM、DVDROM、MO、ZI
P、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード、
ICカード等に記録して構成して用いてよい。
【0077】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネットにて通信制御するために必要な各種
処理プログラムの情報を含む。
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネットにて通信制御するために必要な各種
処理プログラムの情報を含む。
【0078】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0079】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、サーバー、端末(携帯電話)上のRTOS等が処理
の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み
出されたプログラムコードが、コンピュータ、情報処理
装置に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続
された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張
機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理
の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等
の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることがで
きる。
S、サーバー、端末(携帯電話)上のRTOS等が処理
の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み
出されたプログラムコードが、コンピュータ、情報処理
装置に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続
された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張
機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理
の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等
の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることがで
きる。
【0080】さらにまた、上述の実施の形態の「介護サ
ービス」の一例である「介護(通知)システム」を、い
わゆる「病院情報システム」などと連携して、医師等に
連絡可能な構成としてもよい。
ービス」の一例である「介護(通知)システム」を、い
わゆる「病院情報システム」などと連携して、医師等に
連絡可能な構成としてもよい。
【0081】さらに、上記実施形態には種々の段階が含
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。また、実施形態に示される全構成
要件から幾つかの構成要件が削除された構成であっても
よい。
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。また、実施形態に示される全構成
要件から幾つかの構成要件が削除された構成であっても
よい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
介護者は、ドメインに登録されている人に対して、一斉
に介護要求を伝えることができるため、介護要求通知は
いずれかの介護者に伝達されるので、介護要求時に介護
者が捕まらないような事態を回避でき、被介護者は介護
を受けるまでに長い時間待たされることなく、短時間で
介護を受けることができる。
介護者は、ドメインに登録されている人に対して、一斉
に介護要求を伝えることができるため、介護要求通知は
いずれかの介護者に伝達されるので、介護要求時に介護
者が捕まらないような事態を回避でき、被介護者は介護
を受けるまでに長い時間待たされることなく、短時間で
介護を受けることができる。
【0083】また、サーバーがドメインからの介護OK
通知の最大受信待ち時間を監視しており、その時間を越
えても応答がない場合、そのドメインが所属するドメイ
ン(広域)に対して再度通知するため、介護者が捕まる
確実性も増す。
通知の最大受信待ち時間を監視しており、その時間を越
えても応答がない場合、そのドメインが所属するドメイ
ン(広域)に対して再度通知するため、介護者が捕まる
確実性も増す。
【図1】本発明の介護システムの全体の概略構成の一例
を示す説明図ある。
を示す説明図ある。
【図2】本発明の介護システムにおける処理手順の一例
を示すネットワークシーケンス図である。
を示すネットワークシーケンス図である。
【図3】図1の介護システムにおけるサーバーが属する
ドメインとその親ドメインとの関係を説明するための説
明図である。
ドメインとその親ドメインとの関係を説明するための説
明図である。
【図4】図1の介護システムにおける端末に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。
表示画面の一例を示す説明図である。
【図5】図1の介護システムにおける端末に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。
表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】図1の介護システムにおける端末に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。
表示画面の一例を示す説明図である。
1 介護システム
10 端末(被介護者端末)
20 端末(介護者端末)
30 サーバー
N ネットワーク
Claims (5)
- 【請求項1】 介護を希望する介護希望者が所有するな
いしは前記介護希望者に対して介護を行う介護者が使用
する複数の端末とネットワークを介して通信可能なサー
バーを用いて前記介護希望者に対して介護サービスを提
供する介護システムであって、 前記介護希望者により少なくとも一つの前記端末からの
操作入力に基づいて送信された前記介護希望者が介護を
要求する介護要求通知を受信する受信手段と、 前記受信手段にて受信され、複数のうちいずれか1つの
前記端末からの介護要求通知を、複数の前記端末に対し
て一斉に報知する報知手段と、 を含むことを特徴とする介護システム。 - 【請求項2】 前記報知手段にて報知された前記介護要
求通知に対する、少なくとも一人の前記介護者からの応
答である介護OK通知を、複数の前記端末に対して一斉
に送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請
求項1に記載の介護システム。 - 【請求項3】 前記介護者が使用する前記端末からの前
記介護OK通知が一定期間前記サーバーにて受信されな
い場合に、前記サーバーが属するドメインより広域の広
域ドメインに属する全ての端末に対して、介護が必要で
ある旨の前記介護要求通知を一斉に報知する第2の報知
手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の
介護システム。 - 【請求項4】 前記報知手段は、前記介護者が使用する
前記端末に対してのみ前記介護要求通知を一斉に報知す
るように制御することを特徴とする請求項1に記載の介
護システム。 - 【請求項5】 前記第2の報知手段は、前記介護希望者
が所有する前記端末に対してのみ前記介護OK通知を一
斉に報知するように制御することを特徴とする請求項3
に記載の介護システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294949A JP2003108670A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 介護システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294949A JP2003108670A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 介護システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003108670A true JP2003108670A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19116461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001294949A Pending JP2003108670A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 介護システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003108670A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352197A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Synclayer Inc | 介護支援システム |
-
2001
- 2001-09-26 JP JP2001294949A patent/JP2003108670A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352197A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Synclayer Inc | 介護支援システム |
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