JP2003107246A - 位相差フィルム貼りつけ装置、及び位相差フィルム貼り付け方法 - Google Patents

位相差フィルム貼りつけ装置、及び位相差フィルム貼り付け方法

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JP2003107246A
JP2003107246A JP2001306038A JP2001306038A JP2003107246A JP 2003107246 A JP2003107246 A JP 2003107246A JP 2001306038 A JP2001306038 A JP 2001306038A JP 2001306038 A JP2001306038 A JP 2001306038A JP 2003107246 A JP2003107246 A JP 2003107246A
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retardation film
panel
film
corner
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JP2001306038A
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English (en)
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Shingo Matsumoto
信吾 松本
Hironori Nakao
浩徳 中尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置の製造装置に使用される位相差
フィルム貼りつけ装置において、セパレートフィルム剥
離後の待機による異物の付着確率を低減し、生産性の高
い位相差フィルム貼りつけ装置を提供する。 【解決手段】 パネルコーナー検出機構7と、パネル吸
着搬送機構5と、パネル清掃機構4と、長尺のセパレー
トフィルム10を連続台紙とする位相差フィルム9を搭
載した位相差フィルム送り機構1と、位相差フィルムコ
ーナー検出機構3と、位相差フィルム貼りつけ機構2
と、セパレートフィルム巻き取り機構6とを備え、パネ
ル吸着搬送機構5がパネル11を搬送する際に、パネル
清掃機構4と、位相差フィルム送り機構1と、位相差フ
ィルム貼り付け機構2と、セパレートフィルム巻き取り
機構6とを連動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、位相差フィルム
貼りつけ装置、及び位相差フィルム貼り付け方法に関
し、特に、位相差フィルム貼り付けの際に異物付着を防
止できる位相差フィルム貼り付け装置、及び位相差フィ
ルム貼り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、位相差フィルム貼りつけ方法はロ
ーラー加圧方式であり、位相差フィルムをローラーでパ
ネルへ押しつけ連続的に貼つける方法が主流である。
【0003】以下に、従来の位相差フィルム貼りつけ方
法について説明する。図3は従来の位相差フィルム貼り
つけ装置の構造を示す図である。図において、20は位
相差フィルム、21は位相差フィルムホッパーで、割断
された位相差フィルム20を積み重ねて置く箱であり、
22は位相差フィルム取り出し吸着アームで、位相差フ
ィルムホッパー21から位相差フィルム20を吸着して
取り出し、アームの長さ、幅を連続的に振動させること
で、位相差フィルムホッパー21内で、静電気や位相差
フィルムの接着剤の影響で貼りついている位相差フィル
ム20の束から、1枚だけ取り出すことができる。23
は2枚取り防止検知機構で、取り出した位相差フィルム
20の厚さを測定して2枚取り供給を防止する装置で、
24は位相差フィルム位置合わせ機構で、位相差フィル
ム20の位置合わせに用いる。25は位相差フィルム貼
りつけヘッドで、供給された位相差フィルムの位置を保
って吸着保持し、パネルに貼り付ける機構である。26
は位相差フィルム貼りつけローラーで、パネル36へ位
相差フィルム20を押しつけて貼るためのローラーであ
り、材料にはシリコンゴムやウレタンゴム材などが用い
られる。27は剥離テープで、位相差フィルム20の粘
着面を保護しているセパレートフィルム35を接着させ
て剥離するためのテープであり、28はセパレートフィ
ルム剥離機構で、剥離テープ27を所定の位置に搬送し
位相差フィルム20のセパレートフィルム35を剥離す
るためのものである。29はセパレートフィルム巻き取
り機構であり、剥離動作に使用した剥離テープ27と剥
離されたセパレートフィルム35を回収するものであ
る。30はパネル清掃機構で、パネル表面のゴミ、ガラ
ス粉などを除去するためのもので、粘着ローラー、カッ
ター刃などが用いられる。31は粘着ローラー清掃機構
であり、粘着ローラーによるパネル清掃によって付着し
たゴミやガラス粉を、さらに粘着性の高い粘着ローラー
を用いて清掃するためのものである。32はパネル吸着
搬送機構で、パネル36を位相差フィルム貼りつけ位置
に吸着保持及び搬送するためのものである。33はパネ
ルコーナー検出機構で、パネル36のコーナーを読みと
るためのものであり、34はパネル位置合わせ機構であ
り、パネルコーナー検出機構33で検出されたパネルコ
ーナー位置の情報をもとに、パネル位置合わせ機構34
を、縦方向、横方向、傾きの補正をし、パネルの整列を
行う。
【0004】以上のように構成された位相差フィルム貼
りつけ装置について、その動作について図4を用いて説
明する。まず、図4(a)に示すように、位相差フィル
ムホッパー21から、位相差フィルム20を位相差フィ
ルム取り出し吸着アーム22によって取り出し、アーム
の幅、長さを10秒間で連続的に振動させ位相差フィル
ム20を1枚だけ取り出す。次に、位相差フィルム20
の厚さを2枚取り防止厚み検出機構23で測定し、厚さ
異常がなければ位相差フィルム20を位相差フィルム位
置合わせ機構24へ移動する。次に位相差フィルム20
を位相差フィルム位置合わせ機構24によって5秒間で
縦、横の位置合わせを行う。次に位置合わせ済みの位相
差フィルム20を位相差フィルム貼りつけヘッド25へ
搬送し、位相差フィルム20の吸着保持を行う。
【0005】次に、図4(b)に示すように、パネル位
置合わせ機構34でパネル36を吸着保持し、パネルコ
ーナー検出機構33でコーナーの位置情報を読みとり、
その情報をもとに、5秒間でパネルの縦、横、傾きの補
正動作を行い、パネル吸着搬送機構32に吸着保持させ
る。
【0006】次に、図4(c)に示す様に、セパレート
フィルム剥離機構28を5秒で位相差フィルムの終端ま
で前進させ、剥離テープ27を送り出す。次に剥離テー
プ27の粘着面をセパレートフィルム35に押しつけた
後、5秒間でセパフィルム剥離機構28(図示せず)を
もどし、セパレートフィルム巻き取り機構29で巻き取
る。
【0007】次いで、図4(d)に示すように、セパレ
ートフィルム剥離動作の直後にパネル吸着搬送機構32
を前進させ、パネル清掃機構30を5秒間で通過させ、
3秒間で位相差フィルム貼りつけヘッド25の上まで移
動しで待機させる。パネル清掃動作の際、パネル清掃機
構30は粘着ローラー清掃機構31によってパネル清掃
と連続して清掃される。
【0008】次に、図4(e)に示すように、位相差フ
ィルム貼りつけヘッド25を位相差フィルム貼りつけロ
ーラー26が上になるように傾け、位相差フィルム20
を吸着保持した状態で上昇させ、位相差フィルム貼りつ
けローラー26側をパネルに接触させる。
【0009】この後、図4(f)に示すように、パネル
吸着搬送機構32を前進させながら吸着を弱めて自動的
に送り出しながら5秒間で位相差フィルム20を貼り付
ける。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例の構成では、位相差フィルムのセパレートフィルム
剥離後、パネルクリーニング完了まで約10秒間待機し
ているので、待機中に落下してきた異物や浮遊異物が位
相差フィルムの粘着面に付着しやすいという問題点を有
していた。
【0011】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、異物付着を防止できる位相差
フィルム貼り付け装置、及び位相差フィルム貼り付け方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
係る位相差フィルム貼りつけ装置は、画像認識カメラを
備え、パネルの合いマークを検出するパネルコーナー検
出機構と、表面に吸着面を有し、上記吸着面に吸着され
たパネルを搬送するパネル吸着搬送機構と、粘着ローラ
ーを備え、上記パネル吸着搬送機構が上記パネルを搬送
する際に、上記パネルを清掃するパネル清掃機構と、長
尺のセパレートフィルムを連続台紙とする位相差フィル
ムを搭載し、上記パネル清掃機構と連動して上記位相差
フィルムを送り出す位相差フィルム送り機構と、画像認
識カメラを備え、上記位相差フィルム送り機構で送り出
された上記位相差フィルムのコーナーを検出する位相差
フィルムコーナー検出機構と、表面に吸引口を有するロ
ーラーを備え、上記位相差フィルム送り機構と連動して
上記位相差フィルムのコーナーを吸着し、上記パネルに
貼り付ける位相差フィルム貼りつけ機構と、上記位相差
フィルム貼り付け機構と連動し、上記位相差フィルム送
り機構が上記位相差フィルムを送り出す際に、上記セパ
レートフィルムを巻き取るセパレートフィルム巻き取り
機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】また、本願の請求項2の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ装置は、請求項1に記載の位相差フィ
ルム貼り付け装置において、上記位相差フィルムコーナ
ー検出機構は、上記位相差フィルム貼りつけ機構のロー
ラーが吸着した上記位相差フィルムのコーナーの位置を
読み取り、該コーナーが上記ローラーの最上部に達する
と上記位相差フィルム貼り付け機構の動作を停止させ、
停止した状態における上記位相差フィルムのコーナーの
位置を読み取ることを特徴とするものである。
【0014】また、本願の請求項3の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ装置は、請求項1または請求項2に記
載の位相差フィルム貼り付け装置において、上記パネル
コーナー検出機構のコーナー検出信号と、上記位相差フ
ィルムコーナー検出機構のコーナー検出信号をもとに、
上記パネルのコーナーが上記位相差フィルムのコーナー
に合致するまで上記パネル吸着搬送機構を水平移動する
とともに上記位相差フィルム貼りつけ機構を上方に垂直
移動し、上記ローラーを上記パネルコーナーに押圧して
上記位相差フィルムを貼り付けることを特徴とするもの
である。
【0015】また、本願の請求項4の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ装置は、請求項1に記載の位相差フィ
ルム貼りつけ装置において、上記位相差フィルム貼りつ
け機構のローラー部は、導電性の材料を金属製の筒に塗
布した真空吸着パイプであることを特徴とするものであ
る。
【0016】また、本願の請求項5の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ方法は、パネルの合いマークを画像認
識カメラで検出するパネルコーナー検出ステップと、上
記パネルを吸着し搬送するパネル吸着搬送ステップと、
上記パネルを搬送する際に粘着ローラーで上記パネルを
清掃するパネル清掃ステップと、上記パネルを清掃する
際に、長尺のセパレートフィルムを連続台紙とする位相
差フィルムを送り出す位相差フィルム送りステップと、
送り出された上記位相差フィルムのコーナーを画像認識
カメラで検出する位相差フィルムコーナー検出ステップ
と、位相差フィルムを送り出す際に、表面に吸引口を有
するローラーで上記位相差フィルムのコーナーを吸着し
て上記パネルに貼り付ける位相差フィルム貼り付けステ
ップと、上記位相差フィルムを送り出し貼り付ける際
に、上記セパレートフィルムを巻き取るセパレートフィ
ルム巻き取りステップとを有することを特徴とするもの
である。
【0017】また、本願の請求項6の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ方法は、請求項5に記載の位相差フィ
ルム貼り付け方法において、上記位相差フィルムコーナ
ー検出ステップは、上記位相差フィルム貼り付けステッ
プにおいて上記ローラーで吸着した上記位相差フィルム
のコーナーの位置を読み取り、該コーナーが上記ローラ
ーの最上部に達すると上記位相差フィルム貼り付けステ
ップの動作を停止させ、停止した状態における上記位相
差フィルムのコーナーの位置を読み取ることを特徴とす
るものである。
【0018】また、本願の請求項7の発明に係る位相差
フィルム貼りつけ方法は、請求項5または請求項6に記
載の位相差フィルム貼り付け方法において、上記位相差
フィルム貼り付けステップは、上記パネルコーナー検出
ステップのコーナー検出信号と、上記位相差フィルムコ
ーナー検出ステップのコーナー検出信号をもとに、上記
パネルのコーナーが上記位相差フィルムのコーナーに合
致するまで上記パネルを水平移動するとともに上記位相
差フィルム貼りつけステップにおける上記ローラーを上
方に垂直移動し、上記ローラーを上記パネルコーナーに
押圧して上記位相差フィルムを貼り付けることを特徴と
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本実施の形
態1について図面を参照しながら説明する。図1は本実
施の形態1による位相差フィルム貼りつけ装置の構成図
である。図1において、1は位相差フィルム送り機構で
あり、位相差フィルム9は図1(b)のような長尺のセ
パレートフィルム10を連続台紙としたものを用いる。
2は上部にローラー部を有する位相差フィルム貼りつけ
機構で、位相差フィルムの粘着面のコーナー出しの補助
と位相差フィルム貼りつけヘッドを兼ねている。ローラ
ーには導電性の材料を金属製の筒に塗布した真空吸着パ
イプを用いる。3は位相差フィルムコーナー検出機構で
あり、位相差フィルムのコーナーを読み取る。4はパネ
ル清掃機構であり、位相差フィルム貼りつけ前のパネル
の清掃を行うためのものである。5はパネル吸着搬送機
構であり、パネルの清掃や位相差フィルムの貼りつけ時
に水平移動する。6はセパレートフィルム巻き取り機構
であり、パネル吸着搬送機構5と連動してセパレートフ
ィルム10を回収する。7はパネルコーナー検出機構で
あり、パネルの合いマークを検出するためのもので、8
はパネル吸着保持機構であり、上流機から流れてきたパ
ネルを一時的に吸着保持するためのものである。
【0020】以上のように構成された位相差フィルム貼
りつけ装置について、その動作について図2を用いて説
明する。まず上流機から流れてきたパネル11をパネル
吸着機構8によって吸着保持し、保持した状態で、パネ
ル11の合いマークをパネルコーナー検出機構7によっ
て検出して、パネル11の位置を検出する(図2
(a))。次に、パネル11をパネル吸着搬送機構5に
より吸着し、吸着した状態で水平移動させる(図2
(b))。この時、5秒間でパネル清掃機構4を通過さ
せパネル表面の清掃を行い、位相差フィルム貼り付け機
構2の直前で待機させる(図2(c)及び(d))。ま
た、パネル清掃機構4と、位相差フィルム送り機構1及
びセパレートフィルム巻き取り機構6を連動させ、セパ
レートフィルム10を常に伸ばした状態にする。さら
に、位相差フィルム貼り付け機構2のローラーも連動さ
せ、上記動作により送られてきた位相差フィルム9のコ
ーナーを吸着し、位相差フィルムコーナーの粘着面出し
を行う。次いで、位相差フィルムコーナー検出機構3
が、位相差フィルムのコーナーがローラー部の最上部に
位置することを検出した時点で上記動作を停止し、位相
差フィルムコーナー検出機構3で位相差フィルムのコー
ナーの位置を検出する(図2(d))。その後、パネル
コーナー検出機構7及び位相差フィルムコーナー検出機
構3の検出信号を元に、パネル吸着搬送機構5の位置補
正を行う。次に、位相差フィルムコーナー検出機構3を
上昇させ、パネル11を位相差フィルム貼りつけ機構2
の上部まで移動し、位相差フィルム貼りつけ機構2をパ
ネルに接触させる(図2(e))。パネル吸着搬送機構
5とセパレートフィルム巻き取り機構6を連動させるこ
とで、セパレートフィルムの剥離と位相差フィルムの貼
り付け動作を連続的に行う(図2(f))。
【0021】このように、本実施の形態1による位相差
フィルム貼りつけ装置及び貼り付け方法では、長尺のセ
パレートフィルム10を連続台紙とする位相差フィルム
9を位相差フィルム貼り付け機構2により吸着し、位相
差フィルムコーナー検出機構3がコーナーを検出するま
で巻き取るとともに、パネル吸着搬送機構5に吸着され
たパネル11をパネル清掃機構4に通過させ、位相差フ
ィルム貼り付け機構2の直前で待機させた後、位相差フ
ィルム貼り付け機構2にパネル11のコーナーがくるま
でパネル吸着搬送機構5を移動し、位相差フィルム貼り
付け機構2をパネルに押し付け、位相差フィルム送り機
構1とセパレートフィルム巻き取り機構6を連動させる
ことで、セパレートフィルム10の剥離と位相差フィル
ム9の貼り付け動作を連続的に行えるようにしたから、
位相差フィルムを貼り付ける際の異物の付着確率を低減
することができる効果がある。また、従来のように位相
差フィルムの位相差フィルムホッパーからの取り出し、
位置合わせ、及びセパレートフィルムの剥離をー枚一枚
行う必要がないから、生産性の向上、装置作製時の材料
コスト削減を図ることができる効果がある。
【0022】なお、パネルを移動する際に、位置決め爪
を備えた回転円盤を用いてパネルを水平移動したり、位
置決めしたりする方法があるが、この方法では構造上パ
ネルサイズの大きさに比例した円周の長い回転円盤が必
要になり、中大型パネルへの適用が困難であるため、本
発明では大型パネルまで対応した吸着搬送機構を用い
た。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
位相差フィルム貼りつけ装置によれば、画像認識カメラ
を備え、パネルの合いマークを検出するパネルコーナー
検出機構と、表面に吸着面を有し、上記吸着面に吸着さ
れたパネルを搬送するパネル吸着搬送機構と、粘着ロー
ラーを備え、上記パネル吸着搬送機構が上記パネルを搬
送する際に、上記パネルを清掃するパネル清掃機構と、
長尺のセパレートフィルムを連続台紙とする位相差フィ
ルムを搭載し、上記パネル清掃機構と連動して上記位相
差フィルムを送り出す位相差フィルム送り機構と、画像
認識カメラを備え、上記位相差フィルム送り機構で送り
出された上記位相差フィルムのコーナーを検出する位相
差フィルムコーナー検出機構と、表面に吸引口を有する
ローラーを備え、上記位相差フィルム送り機構と連動し
て上記位相差フィルムのコーナーを吸着し、上記パネル
に貼り付ける位相差フィルム貼りつけ機構と、上記位相
差フィルム貼り付け機構と連動し、上記位相差フィルム
送り機構が上記位相差フィルムを送り出す際に、上記セ
パレートフィルムを巻き取るセパレートフィルム巻き取
り機構とを備えることとしたから、位相差フィルムを貼
り付ける際の異物の付着確率を低減することができる効
果がある。また、従来のように位相差フィルムの位相差
フィルムホッパーからの取り出し、位置合わせ、及びセ
パレートフィルムの剥離を一枚一枚行う必要がないか
ら、生産性の向上、装置作製時の材料コスト削減を図る
ことができる効果がある。
【0024】また、本発明の請求項2に係る位相差フィ
ルム貼りつけ装置によれば、請求項1に記載の位相差フ
ィルム貼り付け装置において、上記位相差フィルムコー
ナー検出機構は、上記位相差フィルム貼りつけ機構のロ
ーラーが吸着した上記位相差フィルムのコーナーの位置
を読み取り、該コーナーが上記ローラーの最上部に達す
ると上記位相差フィルム貼り付け機構の動作を停止さ
せ、停止した状態における上記位相差フィルムのコーナ
ーの位置を読み取ることとしたから、位相差フィルムの
コーナーの位置を正確に検出することができる効果があ
る。
【0025】また、本発明の請求項3に係る位相差フィ
ルム貼りつけ装置によれば、請求項1または請求項2に
記載の位相差フィルム貼り付け装置において、上記パネ
ルコーナー検出機構のコーナー検出信号と、上記位相差
フィルムコーナー検出機構のコーナー検出信号をもと
に、上記パネルのコーナーが上記位相差フィルムのコー
ナーに合致するまで上記パネル吸着搬送機構を水平移動
するとともに上記位相差フィルム貼りつけ機構を上方に
垂直移動し、上記ローラーを上記パネルコーナーに押圧
して上記位相差フィルムを貼り付けることとしたから、
位相差フィルムをパネルに正確に貼り付けることができ
る効果がある。
【0026】また、本発明の請求項4に係る位相差フィ
ルム貼りつけ装置によれば、請求項1に記載の位相差フ
ィルム貼りつけ装置において、上記位相差フィルム貼り
つけ機構のローラー部は、導電性の材料を金属製の筒に
塗布した真空吸着パイプであることとしたから、従来の
ように加圧して位相差フィルムを貼り付ける必要がな
い。
【0027】また、本発明の請求項5に係る位相差フィ
ルム貼りつけ方法によれば、パネルの合いマークを画像
認識カメラで検出するパネルコーナー検出ステップと、
上記パネルを吸着し搬送するパネル吸着搬送ステップ
と、上記パネルを搬送する際に粘着ローラーで上記パネ
ルを清掃するパネル清掃ステップと、上記パネルを清掃
する際に、長尺のセパレートフィルムを連続台紙とする
位相差フィルムを送り出す位相差フィルム送りステップ
と、送り出された上記位相差フィルムのコーナーを画像
認識カメラで検出する位相差フィルムコーナー検出ステ
ップと、位相差フィルムを送り出す際に、表面に吸引口
を有するローラーで上記位相差フィルムのコーナーを吸
着して上記パネルに貼り付ける位相差フィルム貼り付け
ステップと、上記位相差フィルムを送り出し貼り付ける
際に、上記セパレートフィルムを巻き取るセパレートフ
ィルム巻き取りステップとを有することとしたから、位
相差フィルムを貼り付ける際の異物の付着確率を低減す
ることができる効果がある。また、位相差フィルムの位
相差フィルムホッパーからの取り出し、位置合わせ、及
びセパレートフィルムの剥離を一枚一枚行う必要がない
から、生産性の向上、装置作製時の材料コスト削減を図
ることができる効果がある。
【0028】また、本発明の請求項6に係る位相差フィ
ルム貼りつけ方法によれば、請求項5に記載の位相差フ
ィルム貼り付け方法において、上記位相差フィルムコー
ナー検出ステップは、上記位相差フィルム貼り付けステ
ップにおいて上記ローラーで吸着した上記位相差フィル
ムのコーナーの位置を読み取り、該コーナーが上記ロー
ラーの最上部に達すると上記位相差フィルム貼り付けス
テップの動作を停止させ、停止した状態における上記位
相差フィルムのコーナーの位置を読み取ることとしたか
ら、位相差フィルムのコーナーの位置を正確に検出する
ことができる効果がある。
【0029】また、本発明の請求項7に係る位相差フィ
ルム貼りつけ方法によれば、請求項5または請求項6に
記載の位相差フィルム貼り付け方法において、上記位相
差フィルム貼り付けステップは、上記パネルコーナー検
出ステップのコーナー検出信号と、上記位相差フィルム
コーナー検出ステップのコーナー検出信号をもとに、上
記パネルのコーナーが上記位相差フィルムのコーナーに
合致するまで上記パネルを水平移動するとともに上記位
相差フィルム貼りつけステップにおける上記ローラーを
上方に垂直移動し、上記ローラーを上記パネルコーナー
に押圧して上記位相差フィルムを貼り付けることとした
から、位相差フィルムをパネルに正確に貼り付けること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による位相差フィルム貼
りつけ装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1による位相差フィルム貼
りつけ装置による動作について説明するための図であ
る。
【図3】従来の位相差フィルム貼りつけ装置の構成図で
ある。
【図4】従来の位相差フィルム貼りつけ装置による動作
について説明するための図である。
【符号の説明】
1 位相差フィルム送り機構 2 位相差フィルム貼りつけ機構 3 位相差フィルムコーナー検出機構 4 パネル清掃機構 5 パネル吸着搬送機構 6 セパレートフィルム巻き取り機構 7 パネルコーナー検出機構 8 パネル吸着保持機構 9 位相差フィルム 10 セパレートフィルム 11 パネル 20 位相差フィルム 21 位相差フィルムホッパー 22 位相差フィルム取り出し吸着アーム 23 2枚取り防止検知機構 24 位相差フィルム位置合わせ機構 25 位相差フィルム貼りつけヘッド 26 位相差フィルム貼りつけローラー 27 剥離テープ 28 セパレートフィルム剥離機構 29 セパレートフィルム巻き取り機構 30 パネル清掃機構 31 粘着ローラー清掃機構 32 パネル吸着搬送機構 33 パネルコーナー検出機構 34 パネル位置合わせ機構 35 セパレートフィルム 36 パネル
フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA06 BC14 BC22 2H091 FA11X FA11Z FC29 FD15 LA07 LA12 5G435 AA11 AA17 BB12 HH03 KK07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像認識カメラを備え、パネルの合いマ
    ークを検出するパネルコーナー検出機構と、 表面に吸着面を有し、上記吸着面に吸着されたパネルを
    搬送するパネル吸着搬送機構と、 粘着ローラーを備え、上記パネル吸着搬送機構が上記パ
    ネルを搬送する際に、上記パネルを清掃するパネル清掃
    機構と、 長尺のセパレートフィルムを連続台紙とする位相差フィ
    ルムを搭載し、上記パネル清掃機構と連動して上記位相
    差フィルムを送り出す位相差フィルム送り機構と、 画像認識カメラを備え、上記位相差フィルム送り機構で
    送り出された上記位相差フィルムのコーナーを検出する
    位相差フィルムコーナー検出機構と、 表面に吸引口を有するローラーを備え、上記位相差フィ
    ルム送り機構と連動して上記位相差フィルムのコーナー
    を吸着し、上記パネルに上記位相差フィルムを貼り付け
    る位相差フィルム貼りつけ機構と、 上記位相差フィルム貼り付け機構と連動し、上記位相差
    フィルム送り機構が上記位相差フィルムを送り出す際
    に、上記セパレートフィルムを巻き取るセパレートフィ
    ルム巻き取り機構とを備えた、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼りつけ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位相差フィルム貼り付
    け装置において、 上記位相差フィルムコーナー検出機構は、上記位相差フ
    ィルム貼りつけ機構のローラーが吸着した上記位相差フ
    ィルムのコーナーの位置を読み取り、該コーナーが上記
    ローラーの最上部に達すると、上記位相差フィルム貼り
    付け機構の動作を停止させ、停止した状態における上記
    位相差フィルムのコーナーの位置を読み取る、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼り付け装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の位相差
    フィルム貼り付け装置において、 上記パネルコーナー検出機構のコーナー検出信号と、上
    記位相差フィルムコーナー検出機構のコーナー検出信号
    をもとに、上記パネルのコーナーが上記位相差フィルム
    のコーナーに合致するまで上記パネル吸着搬送機構を水
    平移動するとともに上記位相差フィルム貼りつけ機構を
    上方に垂直移動し、上記ローラーを上記パネルコーナー
    に押圧して上記位相差フィルムを貼り付ける、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼り付け装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の位相差フィルム貼りつ
    け装置において、 上記位相差フィルム貼りつけ機構のローラー部は、導電
    性の材料を金属製の筒に塗布した真空吸着パイプであ
    る、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼りつけ装置。
  5. 【請求項5】 パネルの合いマークを画像認識カメラで
    検出するパネルコーナー検出ステップと、 上記パネルを吸着し搬送するパネル吸着搬送ステップ
    と、 上記パネルを搬送する際に粘着ローラーで上記パネルを
    清掃するパネル清掃ステップと、 上記パネルを清掃する際に、長尺のセパレートフィルム
    を連続台紙とする位相差フィルムを送り出す位相差フィ
    ルム送りステップと、 送り出された上記位相差フィルムのコーナーを画像認識
    カメラで検出する位相差フィルムコーナー検出ステップ
    と、 位相差フィルムを送り出す際に、表面に吸引口を有する
    ローラーで上記位相差フィルムのコーナーを吸着して上
    記パネルに貼り付ける位相差フィルム貼り付けステップ
    と、 上記位相差フィルムを送り出し貼り付ける際に、上記セ
    パレートフィルムを巻き取るセパレートフィルム巻き取
    りステップとを有する、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼りつけ方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の位相差フィルム貼り付
    け方法において、 上記位相差フィルムコーナー検出ステップは、上記位相
    差フィルム貼り付けステップにおいて上記ローラーで吸
    着した上記位相差フィルムのコーナーの位置を読み取
    り、該コーナーが上記ローラーの最上部に達すると上記
    位相差貼り付けステップの動作を停止させ、停止した状
    態における上記位相差フィルムのコーナーの位置を読み
    取る、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼り付け方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の位相差
    フィルム貼り付け方法において、 上記位相差フィルム貼り付けステップは、上記パネルコ
    ーナー検出ステップのコーナー検出信号と、上記位相差
    フィルムコーナー検出ステップのコーナー検出信号をも
    とに、上記パネルのコーナーが上記位相差フィルムのコ
    ーナーに合致するまで上記パネルを水平移動するととも
    に上記位相差フィルム貼りつけステップにおける上記ロ
    ーラーを上方に垂直移動し、上記ローラーを上記パネル
    コーナーに押圧して上記位相差フィルムを貼り付ける、 ことを特徴とする、位相差フィルム貼り付け方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534997A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 ディエヌシー エンジニアリング カンパニー リミテッド 液晶ディスプレイのバックライト用フィルム付着方法及びその付着装置
JP2009282329A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Arisawa Mfg Co Ltd 立体画像表示装置の製造方法
WO2019088260A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 Liande・J・R&D株式会社 支持装置、及びこれを備えた貼付システム
KR20200003225A (ko) 2017-09-28 2020-01-08 닛토덴코 가부시키가이샤 광학적 표시 장치의 적층체를 제조하는 방법 및 장치

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