JP2003106625A - 制御システム及びそれを用いた空気調和装置 - Google Patents
制御システム及びそれを用いた空気調和装置Info
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- JP2003106625A JP2003106625A JP2001296354A JP2001296354A JP2003106625A JP 2003106625 A JP2003106625 A JP 2003106625A JP 2001296354 A JP2001296354 A JP 2001296354A JP 2001296354 A JP2001296354 A JP 2001296354A JP 2003106625 A JP2003106625 A JP 2003106625A
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Abstract
手段の設定を電源投入時に行うと共に、前記標準電波か
らの時計データで、一定時間毎に前記時計手段の設定修
正を可能としたことを特徴とする空気調和装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 前記標準電波の受信機能を持った標準電
波受信装置35を通信配線等で接続された冷媒系統内に
設け、標準電波を受信し、その受信した標準時間データ
を空気調和装置用のデータに変換して送信することによ
り、前記通信配線上に接続された時計手段を持つ他の制
御装置の時刻設定および修正を行うことが可能となる。
また、標準電波受信装置35に、変調部を設けて電力線
に重畳させて送信することにより、これを受信可能な他
の電気器具の時計手段をも設定および修正が可能とな
る。
Description
電力線で接続され、この通信配線や電力線を用いて通信
を行う複数の制御装置の前記時計手段のカレンダーや現
在時刻等の設定方法および、設定後の修正方法とに係
り、特に前記時計機能を備えた空気調和装置に接続され
た複数の制御装置への設定方法および、設定後の修正方
法に関する。
に、ウィクリータイマーなどを設け、予め設定した任意
の曜日や時間に自動で運転を開始あるいは、停止させる
ことが可能であったが、このため、現地に設置して電源
を投入した時点で、そのカレンダーや現在時刻等を現地
の設置業者あるいはサービスマンなどの人の手により設
定する必要があった。また、故障等で一旦電源を落とし
たり、停電等があった場合も、もし、その設定がバック
アップを受けていなければ、次の電源投入時に再度前記
設定を行なわなければならなかった。
空気調和装置では、設置後の電源投入時や、バックアッ
プが行われていない場合の電源の再投入時など、多大な
労力を必要とするケースが多かった。
ーなどの機器が複数台設置されていた場合、電源投入時
にそのウィークリータイマー全ての設定を行う必要があ
ることはもちろんであるが、最初の電源投入時に時刻等
を同一時刻に合わせて設定しても、それぞれの制御部内
で使用されているそれぞれの制御部品の僅かな誤差等か
ら表示器に表示される時間にズレが出て来てしまうこと
があり、これも修正するためには、人の手で設定内容を
修正しなければならなかった。
受信し、この標準電波を受信した制御装置が、時計手段
を有した装置であれば、この受信したカレンダーや時刻
等のデータで、前記時計手段の設定および修正を自動的
に行うと共に、他の時計手段を持つ複数の制御装置ある
いは、電気器具へ通信配線や電力線を用いて前記データ
を送り、前記制御装置あるいは、前記電気器具の時計手
段の設定および、設定後の修正を可能とした制御システ
ムを提供することにある。
徴とする空気調和装置を提供することにある。
は、カレンダーや現在時刻等を設定する設定手段を有し
た複数の制御装置を備え、各制御装置間で通信を行う制
御システムにおいて、いずれかの制御装置に標準電波を
自動受信する受信手段を搭載し、自動受信した標準時間
に従って各制御装置の設定手段にカレンダーや現在時刻
等を設定し、或いは設定手段に設定されたカレンダーや
現在時刻等を修正することを特徴とするものである。
を備えた電気器具であって、カレンダーや現在時刻等を
設定する設定手段を有した電気器具を備えた制御システ
ムにおいて、標準電波を自動受信する受信手段を搭載し
た制御装置を備え、この制御装置が商用電源に接続さ
れ、電力線搬送機能を備えた電気器具の前記設定手段に
対し、カレンダーや現在時刻等を設定し、或いは設定手
段に設定されたカレンダーや現在時刻等を修正すること
を特徴とするものである。
室内ユニットとを持つ冷媒系統に伝送線路で接続され
た、カレンダーや現在時刻等を設定する設定手段を有し
た複数の制御装置を備え、各制御装置間で通信を行う空
気調和装置において、いずれかの制御装置に標準電波を
自動受信する受信手段を搭載し、自動受信した標準時間
に従って各制御装置の設定手段にカレンダーや現在時刻
等を設定し、或いは設定手段に設定されたカレンダーや
現在時刻等を修正することを特徴とするものである。
や現在時刻等を設定する設定手段を有した複数の制御装
置のカレンダーや現在時刻等を一定時間毎に修正するこ
とを特徴とするものである。
装置に標準電波を自動受信する受信手段の他に、時計手
段を備え、受信手段で受信した標準電波に従い、前記時
計手段に対するカレンダーや現在時刻等の設定を行うこ
とを特徴とするものである。
した制御装置が標準電波受信装置であることを特徴とす
るものである。
て、図1から図4を示しながら説明する。
の室外ユニット1a,1bと、複数台の室内ユニット2
a〜2nと、この空気調和装置のプログラム運転を行わ
せるウィークリータイマー34と、中央監視室等に設置
し、1箇所で、全室内ユニットの運転停止や、温度等の
設定および監視を行える集中制御装置36と、本発明に
よる標準電波の受信機能を持った制御装置を標準電波受
信装置35として、通信配線41に接続した1冷媒系統
の空気調和装置の例である。
すると、室外ユニット1aは、冷媒を圧縮する圧縮機1
0aと、外気との熱交換を行う室外熱交換器11aと、
冷媒の循環方向を反転させる四方弁12aと、圧縮機1
0aより吐出された冷媒中に混入しているオイルを分離
するための油分離器13aと、開閉弁14aと、アキュ
ームレータ15aと、室外電動式膨張弁16aとを冷媒
配管で接続して内蔵し、これらのオンオフ等の制御を行
う室外制御装置30aを装備している。室外ユニット1
bは、前記室外ユニット1aと同様のため、図示およ
び、説明は省略するが、室外ユニット1aと室外ユニッ
ト1bは、ユニット間配管4へ手動バルブ17a,17
b,18a,18bを介して並列に接続されており、こ
の2台の室外ユニットの間は、手動バルブ19a,19
bを介して、バランス管5でつながれている。
ト2aで説明すると、室内空気と熱交換する室内熱交換
器20aと、室内電動式膨張弁21aとを冷媒配管で接
続して、内蔵し、室内温度センサ22aと、室内制御装
置32aを備えており、この室内制御装置32aには、
通信配線42aでリモコン33aが接続されている。
前記室内ユニット2aと同様のため、図示および、説明
は省略するが、室内ユニット2a〜2nは、それぞれユ
ニット間配管4の一端側へ並列に接続され、そのユニッ
ト間配管4の他端は、室外ユニット1a,1bへ接続さ
れている。
る通信配線40と、室内ユニット2a〜2nを渡ってい
る通信配線41との中間には、室外ユニット側へは、室
内ユニット側からの空調負荷を取りまとめ、室外ユニッ
ト側へ必要能力分の運転を指示し、室内ユニットへは、
室外ユニット側の除霜運転等の運転状態や、故障情報等
の通信の仲介をする中央制御装置31が有り、通信配線
41には、室内ユニット2a〜2nの他に、標準電波を
受信可能な標準電波受信装置35と、プログラム運転を
行わせるウィークリータイマー34と、中央監視室等に
設置して1箇所で全室内ユニットの運転停止や、室内設
定温度等の設定や確認を行える集中制御装置36が接続
されている。
を参照して、その構成を説明すると、標準電波受信装置
35は、標準電波を受信するアンテナを内蔵した受信部
50と、標準電波を受信するタイミングの設定や、受信
した標準電波のデータを、本空気調和装置で使用してい
るデータに変換する制御部51と、その変換されたデー
タをウィークリータイマー34や、集中制御機器36等
へ通信配線を用いて送信をする送信部52と、本標準電
波受信装置35内の各部位に電源供給を行う電源部53
と、制御部51で変換し、送信部52で送信するデータ
の電力線への重畳を行う変調部54の主に、5つの部位
による構成となっており、制御部51内には、標準電波
のデータを一定時間毎に取り込ませるためのインターバ
ルタイマーであるタイマー55と、そのタイマー55の
時間を設定する設定部56を有している。
標準電波の受信からデータ変換をされて、通信配線や、
電力線等の伝送線路で接続された各装置への送信される
までを説明すると、この標準電波受信装置35に、電源
が投入されると、標準電波の受信が開始されるが、ま
ず、電源投入後最初の標準電波受信か否かが、制御部5
1で判断され(S1)、電源投入後、最初の標準電波受
信で無ければ、インターバルタイマーのタイマー55
が、制御部51の設定部56で設定された時間を経過し
ているか否かが判定され(S2)、経過していなけれ
ば、このフローチャートのステップ1へ戻り、電源投入
後最初の受信か否かからの判断が、繰り返し行われる。
この時、この標準電波受信装置35からは、後述する設
定制御データの送信に関した送信は行われない。
制御部51は、タイマー55をリセットしてスタートさ
せ(S3)、次回のデータ取り込みまでの時間のカウン
トを開始させるとともに、受信部50へ、標準電波のデ
ータ取り込みを指示する(S4)。そして、受信部50
で標準電波のデータを取り込み、この取り込まれたデー
タは、制御部51へ送られ、本空気調和装置用のカレン
ダーや時計を設定する設定制御データへ変換され(S
5)、この変換された前記設定制御データは、制御部5
1から送信部52へ送られる(S6)。送信部52へ送
られた前記設定制御データは、例えば、図1に示した通
信配線41で接続された複数台の室内ユニット2a〜2
nや、ウィークリータイマー34や、集中制御機器36
等に送信されるとともに、変調部54へも送られ、変調
をかけられ、電力線に重畳させられて送信される(S
7)。そして、標準電波受信装置35内に設けられた時
計手段を設定して(S8)、このフローチャートのステ
ップ1に戻り、また、電源投入後、最初の標準電波受信
か否かの判断から繰り返される。
和装置のデータ構成について図4を参照して説明する
と、まず、先頭から送信側の装置アドレスである発信元
データ62があり、次に、受信側の装置アドレスである
受信先データ63が付加され、その後に、送信元から何
のデータが送られて来ているのかを示す制御種別データ
64が付加されて、最後に送信すべき標準電波を受信し
て本空気調和装置用にデータ変換された年月日データ6
0と、時刻データ61とが付加されて1つの設定制御デ
ータ65として構成されている。例えば、図4の発信元
データ62の「5F」は、標準電波受信装置35のアド
レスであり、続く受信先データ63の「FF」は、通信
配線あるいは、電力線上に接続された全ての装置を示
し、その後の「05」は、後に続くデータが、カレンダ
ーや、時計を設定するための設定制御データ65である
ことを示している。
加えて説明すると、図5を参照して、標準電波受信装置
35から送信された設定制御データ65は、通信配線や
電力線等の伝送線路を通じて、例えば、ウィークリータ
イマー34が受信したとすると、ウィークリータイマー
34は、設定制御データ65を受信した返信として、発
信元データをウィークリータイマー34のアドレス「3
2」とし、受信先データを標準電波受信装置35のアド
レス「5F」として、制御種別データ64を返信を意味
する「F0」にして、その後に、標準電波受信装置35
から送信されたカレンダーデータと、時計データとを付
加して、返信データとし、これを標準電波受信装置35
へ返信する。
イマー34からの返信データを受信すると、送信した設
定制御データ65との比較を行い、制御種別データ64
以降のデータが同じであれば、ウィークリータイマー3
4が、標準電波受信装置35から送信された設定制御デ
ータ65を正しく受信したことを判断し、このカレンダ
ーや、時刻設定に関する送受信を終了する。
ウィークリータイマー34は、このデータを元に、自分
の時計手段の設定を行い、この時計データを元に運転を
行う。
データを受信した中央制御部31は、上述の様に室外ユ
ニットと、室内ユニットの通信の取りまとめと、仲介を
行っている機器で、もともと時計手段を持っていないた
め、この送信データの受信先データが「FF」となって
いることから、一旦、受信はするが、その後の制御種別
データが、「05」となっているため、特に中央制御部
31内での処理は行わず、標準電波受信装置35からの
送信データをそのまま室外ユニット1a,1bへ送り、
この送信データを受信した室外ユニット1a,1bは、
特に前記カレンダーデータや、前記時計データを必要と
しない機種では、制御種別データ「05」を読み取った
時点で、この送信データを無視して、運転制御を行い、
前記時計データを必要とする機種では、前記ウィークリ
ータイマー34の様に、受信した前記時計データで、自
分の時計手段の設定を行い、標準電波受信装置35へ、
中央制御部31を経由して返信を送り返している。
調和装置として説明したが、特に1冷媒系統の空気調和
装置のみに限定されるもので無く、複数の冷媒系統に渡
って配線されるリンク配線の様な伝送可能な配線路で接
続された空調システムとしても構わず、また、標準電波
受信装置35を1台の装置として、通信配線にて接続し
た形で説明しているが、例えば、室外ユニット内の室外
制御部30aや、集中制御装置36などの前記標準電波
を受信できる位置に設置可能とされる制御装置の中に組
み込み、その制御装置の1機能として備えても構わな
い。
の様に変調部54を内蔵させてあるため、通信配線41
での接続を行わずに、室外ユニットあるいは、室内ユニ
ットと共通の電源から、この標準電波受信装置35の電
源を取ることにより、前記電力線による電力線搬送がで
きる。つまり、一般家庭の壁コンセントを通じての通信
が可能となるため、電力線搬送機能を備えた電気器具で
あれば、前記壁コンセントに電源プラグを差し込むだけ
で、前記変調部54で変調され電源に重畳させたデータ
で、前記電気器具の時計手段を設定および修正を行うこ
ともできる。
の標準電波を受信した制御装置が、時計手段を有した装
置であれば、この受信したカレンダーや時刻等のデータ
で、前記時計手段の設定および修正を自動的に行うと共
に、他の時計手段を持つ複数の制御装置あるいは、電気
器具へ通信配線や電力線を用いて前記データを送り、前
記制御装置あるいは、前記電気器具の時計手段の設定お
よび、設定後の修正が可能となる。
み込んだマルチタイプの空気調和装置の概略図である。
る。
から通信配線や電力線へ送信するまでを示したフローチ
ャートの概略図である。
である。
タを示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 カレンダーや現在時刻等を設定する設定
手段を有した複数の制御装置を備え、各制御装置間で通
信を行う制御システムにおいて、 いずれかの制御装置に標準電波を自動受信する受信手段
を搭載し、 自動受信した標準時間に従って各制御装置の設定手段に
カレンダーや現在時刻等を設定し、或いは設定手段に設
定されたカレンダーや現在時刻等を修正することを特徴
とする制御システム。 - 【請求項2】 電力線搬送機能を備えた電気器具であっ
て、カレンダーや現在時刻等を設定する設定手段を有し
た電気器具を備えた制御システムにおいて、 標準電波を自動受信する受信手段を搭載した制御装置を
備え、 この制御装置が商用電源に接続され、電力線搬送機能を
備えた電気器具の前記設定手段に対し、カレンダーや現
在時刻等を設定し、或いは設定手段に設定されたカレン
ダーや現在時刻等を修正することを特徴とする制御シス
テム。 - 【請求項3】 室外ユニットと室内ユニットとを持つ冷
媒系統に伝送線路で接続された、カレンダーや現在時刻
等を設定する設定手段を有した複数の制御装置を備え、
各制御装置間で通信を行う空気調和装置において、 いずれかの制御装置に標準電波を自動受信する受信手段
を搭載し、 自動受信した標準時間に従って各制御装置の設定手段に
カレンダーや現在時刻等を設定し、或いは設定手段に設
定されたカレンダーや現在時刻等を修正することを特徴
とする空気調和装置。 - 【請求項4】 前記カレンダーや現在時刻等を設定する
設定手段を有した複数の制御装置のカレンダーや現在時
刻等を一定時間毎に修正することを特徴とする請求項3
に記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 いずれかの制御装置に標準電波を自動受
信する受信手段の他に、時計手段を備え、受信手段で受
信した標準電波に従い、前記時計手段に対するカレンダ
ーや現在時刻等の設定を行うことを特徴とする請求項3
または4に記載の空気調和装置。 - 【請求項6】 受信手段を搭載した制御装置が標準電波
受信装置であることを特徴とする請求項3乃至5のいず
れかに記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001296354A JP4683798B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 空気調和装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003106625A true JP2003106625A (ja) | 2003-04-09 |
JP4683798B2 JP4683798B2 (ja) | 2011-05-18 |
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- 2001-09-27 JP JP2001296354A patent/JP4683798B2/ja not_active Expired - Fee Related
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