JP2003106438A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JP2003106438A JP2003106438A JP2001302948A JP2001302948A JP2003106438A JP 2003106438 A JP2003106438 A JP 2003106438A JP 2001302948 A JP2001302948 A JP 2001302948A JP 2001302948 A JP2001302948 A JP 2001302948A JP 2003106438 A JP2003106438 A JP 2003106438A
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Abstract
える二重掛け換え変速時に、2段ショックの発生を防止
することができると共に、二重掛け換え変速時間を短く
することができる自動変速機の変速制御装置を提供する
こと。 【解決手段】 走行中、2−6ブレーキ2-6/Bとハイク
ラッチH/Cを締結することにより達成される第6速か
ら、3−5リバースクラッチ3-5R/CとロークラッチLOW/
Cを締結することにより達成される第3速への変速が判
断されると、2−6ブレーキ2-6/Bを第1掛け換え過程
の終了域にて解放し、ハイクラッチH/Cを第2掛け換
え過程の終了域にて解放し、3−5リバースクラッチ3-
5R/Cを第1掛け換え過程の終了域にて締結し、ロークラ
ッチLOW/Cを第2掛け換え過程の終了域にて締結すると
共に、ハイクラッチH/Cの解放容量を、中間段である
第5速に相当するギヤ比域でギヤ比の変化が止まらない
ように滑り制御するようにした。
Description
に関与する複数の摩擦要素への締結圧及び解放圧を制御
する油圧制御手段を設けた油圧回路構成を持つ自動変速
機の変速制御装置の技術分野に属する。
は、例えば、特開2000−240776号公報に記載
のものが知られている。
には、3個のクラッチC1,C2,C3と2個のブレー
キB1,B2と1個のワンウェイクラッチF1を用い、
前進6速のギヤ段を達成する自動変速機が記載されてい
る。また、車両走行中、電気フェールが起こった場合、
各摩擦要素圧を作動信号圧として作動するフェールセー
フ弁77,78,81により電気フェール時に、1,
2,3速→3速、4,5,6速→6速を作り出すことも
記載されている。
自動変速機の変速制御装置にあっては、締結要素2個,
解放要素2個を同時に掛け換える二重掛け換え(6−
3,5−2)変速があり、従来装置の掛け換え変速で
は、締結要素と解放要素を1づつしかコントロールする
ことができないため、変速中のギヤ比の変化がいったん
中間段で止まる2段変速となり、2段ショックになると
共に、変速時間が長くなるという問題がある(図1
3)。
置にあっては、調圧弁と摩擦要素との間に、各摩擦要素
圧を作動信号圧として作動するフェールセーフ弁77,
78,81等が存在するため、例えば、二重掛け換え変
速時に3以上の高い油圧を同時に出力させてコントロー
ルしようとすると、フェールセーフ弁77,78,81
等が誤作動する。そのため、従来装置の二重掛け換え変
速では、油圧の制御範囲が限定されるし、上記のよう
に、締結要素と解放要素を1個づつしかコントロールす
ることができない。
6速から第3速への飛び越しダウンシフトが判断された
場合、中間段を第4速とすると、第1掛け換え変速に
て、ブレーキB1が解放されると共にクラッチC1が締
結されて、クラッチC1とクラッチC2の締結による第
4速が達成され、続いて、第2掛け換え変速にて、クラ
ッチC2が解放されると共にクラッチC3が締結され
て、クラッチC1とクラッチC3の締結による第3速が
達成される。つまり、第6速→第4速という独立した掛
け換え変速が終了した後、第4速→第3速という独立し
た掛け換え変速を行うというように、変速中のギヤ比の
変化がいったん中間段である第4速で止まる2段変速と
なる。よって、6−4掛け換え変速と4−3掛け換え変
速のそれぞれでショックが発生する2段ショックになる
と共に、6−4掛け換え変速の終了域から4−3掛け換
え変速の開始域までの間は、中間段である第4速のギヤ
比が維持されるため、第6速から第3速までのトータル
変速時間が長くなる。
もので、その目的とするところは、締結要素2個,解放
要素2個を同時に掛け換える二重掛け換え変速時に、2
段ショックの発生を防止することができると共に、二重
掛け換え変速時間を短くすることができる自動変速機の
変速制御装置を提供することにある。
め、請求項1に係る発明では、自動変速機の変速に関与
する複数の摩擦要素への締結圧及び解放圧を制御する油
圧制御手段を設けた油圧回路構成とし、変速判断時、油
圧制御手段に対し変速要求内容に応じた締結圧または解
放圧の制御指令を出力することで複数の前進ギヤ段を達
成する変速制御手段を設けた自動変速機の変速制御装置
において、前記前進ギヤ段は、少なくとも第1の摩擦要
素と第2の摩擦要素を締結することにより達成される第
N速段と、少なくとも第1の摩擦要素と第2の摩擦要素
を解放状態とし、第3の摩擦要素と第4の摩擦要素を締
結することにより達成される第N−α速段と、前記第N
速段と前記第N−α速段との間であって、前記第2の摩
擦要素及び第3の摩擦要素を締結状態とすることにより
達成される中間段と、を有し、前記第N速段から前記第
N−α速段への変速を判断する二重掛け換え変速判断手
段と、二重掛け換え変速判断時、第N速段から前記中間
段に相当するギヤ比までを第1掛け換え過程とし、該中
間段の相当するギヤ比から第N−α速段に相当するギヤ
比までを第2掛け換え過程としたとき、前記第1の摩擦
要素を第1掛け換え過程の終了域にて解放し、前記第2
の摩擦要素を第2掛け換え過程の終了域にて解放し、前
記第3の摩擦要素を第1掛け換え過程の終了域にて締結
し、前記第4の摩擦要素を第2掛け換え過程の終了域に
て締結すると共に、前記第2掛け換え過程の終了域にて
解放する前記第2の摩擦要素の解放容量を、少なくとも
第1掛け換え過程終了前の時点から前記中間段に相当す
るギヤ比域でギヤ比の変化が止まらないように滑り制御
する摩擦要素圧制御手段と、を備えていることを特徴と
する。
の自動変速機の変速制御装置において、前記摩擦要素圧
制御手段は、前記第1の摩擦要素を、変速開始指令から
第1掛け換え過程の終了域にて解放する第1の摩擦要素
圧制御手段と、前記第2の摩擦要素を、変速開始指令か
ら第1掛け換え過程にて解放容量を下げ、第2掛け換え
過程にて解放容量を上げ、変速終了後にて解放する第2
の摩擦要素圧制御手段と、前記第3の摩擦要素を、変速
開始から第1掛け換え過程の終了域にて締結する第3の
摩擦要素圧制御手段と、前記第4の摩擦要素を、第2掛
け換え過程の終了域にて締結する第4の摩擦要素圧制御
手段と、を有する手段であることを特徴とする。
の自動変速機の変速制御装置において、前記第1の摩擦
要素圧制御手段を、変速開始指令から急解放とし、イナ
ーシャフェーズ域ではピストンストロークが戻らない程
度で斜めに油圧を抜き、第1掛け換え過程の終了時点で
完全に解放する手段とし、前記第2の摩擦要素圧制御手
段を、変速開始指令と同時に容量を下げ、第1掛け換え
進行域にて容量を下げておく手段とし、前記第3の摩擦
要素圧制御手段を、変速開始指令により初期圧を付与
し、ピストンストロークが終了した後、第1掛け換え過
程進行域にて油圧を斜め上げとし、中間段のギヤ比に達
したら一気に締結する手段としたことを特徴とする。
請求項3に記載の自動変速機の変速制御装置において、
前記第2の摩擦要素圧制御手段を、第2掛け換え過程の
進行域から終了域にかけて容量を徐々に上げてゆき、第
2掛け換え過程の終了後、斜め抜きにより解放する手段
とし、前記第4の摩擦要素圧制御手段を、遅くとも第1
掛け換え過程において初期圧を付与し、ピストンストロ
ークが終了した後、第1掛け換え過程及び第2掛け換え
過程の終了域までほぼ一定圧を保持し、N−α段のギヤ
比に達したら一気に締結する手段としたことを特徴とす
る。
項4の何れかに記載の自動変速機の変速制御装置におい
て、前記複数の摩擦要素、もしくは、各締結圧油路のそ
れぞれに、摩擦要素圧の有無を検出する油圧検出手段を
設け、前記油圧制御弁を含む電気系のフェールと調圧弁
のフェールを、前記油圧検出手段からの油圧検出信号に
より判断するシステムとしたことを特徴とする。
項5の何れかに記載の自動変速機の変速制御装置におい
て、前記変速制御手段を、前進6速のギヤ段を達成する
手段とし、前記二重掛け換え変速判断手段を、第6速か
ら第5速を中間段として第3速への二重掛け換え変速、
もしくは、第5速から第4速を中間段として第2速への
二重掛け換え変速を判断する手段とし、前記中間段域で
ギヤ比の変化が止まらないように変速指令開始から変速
終了までの全変速域にて解放容量を制御する第2の摩擦
要素を、第4速と第5速と第6速にて締結されるハイク
ラッチとしたことを特徴とする。
は、走行中、二重掛け換え変速判断手段において、少な
くとも第1の摩擦要素と第2の摩擦要素を締結すること
により達成される第N速段から、第3の摩擦要素と第4
の摩擦要素を締結することにより達成される第N−α速
段への変速が判断されると、解放要素である第1の摩擦
要素が第1掛け換え過程の終了域にて解放され、第2の
摩擦要素が第2掛け換え過程の終了域にて解放され、第
3の摩擦要素が第1掛け換え過程の終了域にて締結さ
れ、第4の摩擦要素が第2掛け換え過程の終了域にて締
結されると共に、第2掛け換え過程の終了域にて解放す
る第2の摩擦要素の解放容量が、少なくとも第1掛け換
え過程終了前の時点から中間段に相当するギヤ比域でギ
ヤ比の変化が止まらないように滑り制御される。すなわ
ち、従来技術のように変速を中間段でギヤ比の変化を止
めながら独立した2つの掛け換え変速を行う摩擦要素圧
制御ではなく、第2の摩擦要素の解放容量を、少なくと
も第1掛け換え過程終了前から中間段に相当するギヤ比
域でギヤ比の変化が止まらないように滑り制御する摩擦
要素圧制御としている。よって、締結要素2個,解放要
素2個を同時に掛け換える二重掛け換え変速時に、従来
の独立した2つの掛け換え変速に伴う2段ショックの発
生を防止することができると共に、中間段に相当するギ
ヤ比域でギヤ比の変化が止まらないことにより二重掛け
換え変速時間を短くすることができる。
擦要素圧制御手段において、第1の摩擦要素を、変速開
始指令から第1掛け換え過程の終了域にて解放し、第2
の摩擦要素圧制御手段において、第2の摩擦要素を、変
速開始指令から第1掛け換え過程にて解放容量を下げ、
第2掛け換え過程にて解放容量を上げ、変速終了後にて
解放し、第3の摩擦要素圧制御手段において、第3の摩
擦要素を、変速開始から第1掛け換え過程の終了域にて
締結し、第4の摩擦要素圧制御手段において、第4の摩
擦要素を、第2掛け換え過程の終了域にて締結するとい
うように、4個の摩擦要素圧をそれぞれ独立に制御する
ようにしたため、各摩擦要素圧制御手段が他の摩擦要素
圧制御手段により何ら拘束されることなく、目標とする
圧力特性を得る制御を行うことができる。特に、第2の
摩擦要素圧制御手段においては、滑らかなギヤ比変化の
達成とショックを抑制する解放容量制御を高いコントロ
ール性により行うことができる。
擦要素圧制御手段において、変速開始指令から急解放と
し、イナーシャフェーズ域ではピストンストロークが戻
らない程度で斜めに油圧を抜き、第1掛け換え過程の終
了時点で完全に解放するように第1の摩擦要素の油圧が
制御され、第2の摩擦要素圧制御手段において、変速開
始指令と同時に容量を下げ、第1掛け換え進行域にて容
量を下げるように第2の摩擦要素の油圧が制御され、第
3の摩擦要素圧制御手段において、変速開始指令により
初期圧を付与し、ピストンストロークが終了した後、第
1掛け換え過程進行域にて油圧を斜め上げとし、中間段
のギヤ比に達したら一気に締結するように第3の摩擦要
素の油圧が制御される。すなわち、変速開始時には、第
1の摩擦要素が変速開始指令から急解放されることでイ
ナーシャフェーズが早期に開始され、また、第1掛け換
え進行域では、第1の摩擦要素が滑るためにほぼニュー
トラル状態となり、タービン回転数を上昇させると共
に、第3の摩擦要素の油圧を斜め上げにすることにより
イナーシャフェーズが早められることになるため、第1
の掛け換え過程は、ニュートラル気味にして素早く終了
させることができる。加えて、中間段のギヤ比に達した
ら第3の摩擦要素が一気に締結されるが、その時に第2
の摩擦要素の容量を下げておくことで、中間段のギヤ比
に達したら出力軸トルクがステップ応答的に中間段に相
当する出力軸トルクまで上昇することを防止することが
できる。
擦要素圧制御手段において、第2掛け換え過程の進行域
から終了域にかけて容量を徐々に上げてゆき、第2掛け
換え過程の終了後、斜め抜きにより解放するように第2
の摩擦要素の油圧が制御され、第4の摩擦要素圧制御手
段において、変速開始指令により初期圧を付与し、ピス
トンストロークが終了した後、第1掛け換え過程及び第
2掛け換え過程の終了域までほぼ一定圧を保持し、N−
α段のギヤ比に達したら一気に締結するように第4の摩
擦要素の油圧が制御される。すなわち、第2掛け換え過
程に入ると、第2の摩擦要素の容量を徐々に上げること
で、中間段→N−α段のイナーシャフェーズの引きが無
くなり、第2掛け換え過程の終了域にて、第2の摩擦要
素の容量を徐々に上げることで、変速終了時にステップ
応答的にN−α段に相当する出力軸トルクまで上昇する
のが防止され、第2掛け換え過程の終了後、第2の摩擦
要素を斜め抜きにより解放させることで、N−α段に相
当する出力軸トルクまでの急激なトルク変化が抑えられ
るため、第2の掛け換え過程は、ギヤ比の変化を緩やか
にしてショックを抑えることができる。
擦要素、もしくは、各締結圧油路のそれぞれに、摩擦要
素圧の有無を検出する油圧検出手段が設けられ、油圧制
御弁を含む電気系のフェールと調圧弁のフェールが、油
圧検出手段からの油圧検出信号により判断される。よっ
て、従来技術のように、調圧弁と摩擦要素との間に、各
摩擦要素圧を作動信号圧として作動するフェールセーフ
弁を設ける必要が無くなるため、二重掛け換え変速時に
各締結・解放要素を自由にコントロールでき、油圧制御
性を向上させることができる。
換え変速判断手段において、第6速から第5速を中間段
として第3速への二重掛け換え変速、もしくは、第5速
から第4速を中間段として第2速への二重掛け換え変速
が判断され、この二重掛け換え変速判断時には、第4速
と第5速と第6速にて締結されるハイクラッチの解放容
量が、中間段に相当するギヤ比域でギヤ比の変化が止ま
らないように、変速指令開始から変速終了までの全変速
域にて制御される。よって、二重掛け換え変速時のハイ
クラッチ圧制御則を一つ設定しておけば、6−3変速時
にも5−2変速時にも共通して用いることができる。
の変速制御装置を実現する実施の形態を、請求項1〜請
求項6に対応する第1実施例に基づいて説明する。
1は第1実施例の変速制御装置が適用された前進6速後
退1速の自動変速機のギヤトレーンを示すスケルトン図
である。この自動変速機は、ギヤトレーンとして、1組
の単純遊星歯車組G1と1組のラビニヨ型複合遊星歯車
組G2の組み合わせが用いられている。単純遊星歯車組
G1は、第1サンギヤS1と、第1キャリアC1と、第
1リングギヤR1とを有して構成されている。ラビニヨ
型複合遊星歯車組G2は、第2サンギヤS2と、第2キ
ャリアC2と、第3サンギヤS3と、第3キャリアC3
と、第3リングギヤR3とを有して構成されている。
ータを経過してエンジン駆動力が入力される入力軸IN
は、第1メンバM1を介して第1リングギヤR1に直結
されると共に、第2メンバM2及びハイクラッチH/C
を介して第3キャリアC3に連結されている。
とロークラッチLOW/Cと第5メンバM5を介して第3サ
ンギヤS3に連結されていると共に、第3メンバM3と
3−5リバースクラッチ3-5R/Cと第6メンバM6を介し
て第2サンギヤS2に連結されている。そして、前記第
6メンバM6は、2−6ブレーキ2-6/Bを介して変速機
ケースTCに固定されている。
を介して変速機ケースTCに固定されている。前記第2
キャリアC2は、第7メンバM7と、並列配置のロー&
リバースブレーキL&R/BとローワンウェイクラッチLOW/O
WCを介して変速機ケースTCに固定されている。前記第
3リングギヤR3は、第8メンバM8を介して出力ギヤ
OUTに連結されている。
とスロットル開度から決まる運転点と変速スケジュール
に基づき前進6速の自動変速制御が行われ、Dレンジ位
置からRレンジ位置へのセレクト操作により後退1速の
変速制御が行われる。この変速制御での各摩擦要素の作
動表を図2に示す。なお、図2において、○印は締結、
無印は解放、○に×の印は締結であるがエンジンブレー
キ時に作動、○にハッチングの印はエンジン駆動時に機
械的に作動することを示す。
とロー&リバースブレーキL&R/Bとの締結により達成さ
れる。この場合、入力軸INから第1メンバM1を介し
て単純遊星歯車組G1を経て減速された回転が、第3メ
ンバM3からロークラッチLOW/C及び第5メンバM5を
介して第3サンギヤS3に入力され、ローワンウェイク
ラッチLOW/OWCの係合により変速機ケースTCに固定さ
れた第2キャリアC2により反力を受けながら第3リン
グギヤR3が減速回転し、第8メンバM8を介して出力
ギヤOUTからは最大減速比による減速回転が出力され
る。なお、エンジンブレーキ時には、空転するローワン
ウェイクラッチLOW/OWCに代えてロー&リバースブレー
キL&R/Bが反力を受ける。
と2−6ブレーキ2-6/Bとの締結により達成される。こ
の場合、入力軸INから第1メンバM1を介して単純遊
星歯車組G1を経て減速された回転が、第3メンバM3
からロークラッチLOW/C及び第5メンバM5を介して第
3サンギヤS3に入力され、2−6ブレーキ2-6/Bの締
結により変速機ケースTCに固定された第2サンギヤS
2により反力を受けながら第3リングギヤR3が減速回
転し、第8メンバM8を介して出力ギヤOUTからは第
1速よりも小さい減速比による減速回転が出力される。
と3−5リバースクラッチ3-5R/Cとの締結により達成さ
れる。この場合、入力軸INから第1メンバM1を介し
て単純遊星歯車組G1を経て減速された回転が、第3メ
ンバM3からロークラッチLOW/C及び第5メンバM5を
介して第3サンギヤS3に入力されると共に、第3メン
バM3から3−5リバースクラッチ3-5R/C及び第6メン
バM6を介して第2サンギヤS2に入力され、ラビニヨ
型複合遊星歯車組G2が直結状態となるため、両サンギ
ヤS2,S3と同じ回転にて第3リングギヤR3が回転
し、第8メンバM8を介して出力ギヤOUTからは第2
速よりも小さい減速比による減速回転が出力される。
とハイクラッチH/Cとの締結により達成される。この
場合、一方で入力軸INから第1メンバM1を介して単
純遊星歯車組G1を経て減速された回転が、第3メンバ
M3からロークラッチLOW/C及び第5メンバM5を介し
て第3サンギヤS3に入力され、他方で入力軸INから
第2メンバM2及びハイクラッチH/Cを介して入力軸
INと同じ回転が第3キャリアC3に入力され、これら
2つの入力回転の中間の回転により第3リングギヤR3
が回転し、第8メンバM8を介して出力ギヤOUTから
は入力回転よりも僅かに減速された減速回転が出力され
る。
ッチ3-5R/CとハイクラッチH/Cとの締結により達成さ
れる。この場合、一方で入力軸INから第1メンバM1
を介して単純遊星歯車組G1を経て減速された回転が、
第3メンバM3から3−5リバースクラッチ3-5R/C及び
第6メンバM6を介して第2サンギヤS2に入力され、
他方で入力軸INから第2メンバM2及びハイクラッチ
H/Cを介して入力軸INと同じ回転が第3キャリアC
3に入力され、これら2つの入力回転により拘束されて
第3リングギヤR3が回転し、第8メンバM8を介して
出力ギヤOUTからは入力回転よりも僅かに増速された
回転が出力される。
と2−6ブレーキ2-6/Bとの締結により達成される。こ
の場合、入力軸INから第2メンバM2及びハイクラッ
チH/Cを介して入力軸INと同じ回転が第3キャリア
C3にのみ入力され、2−6ブレーキ2-6/Bの締結によ
り変速機ケースTCに固定された第2サンギヤS2によ
り反力を受けながら第3リングギヤR3が増速回転し、
第8メンバM8を介して出力ギヤOUTからは第5速よ
りもさらに増速された回転が出力される。
ッチ3-5R/Cとロー&リバースブレーキL&R/Bとの締結に
より達成される。この場合、入力軸INから第1メンバ
M1を介して単純遊星歯車組G1を経て減速された回転
が、第3メンバM3から3−5リバースクラッチ3-5R/C
及び第6メンバM6を介して第2サンギヤS2に入力さ
れ、ロー&リバースブレーキL&R/Bの締結により変速機
ケースTCに固定された第2キャリアC2により反力を
受けながら第3リングギヤR3が逆転し、第8メンバM
8を介して出力ギヤOUTからは減速した逆回転が出力
される。
び電子変速制御系を示す図3によりその構成を説明する
と、図3において、1はロークラッチLOW/Cの締結ピス
トン室、2はハイクラッチH/Cの締結ピストン室、3は
2−6ブレーキ2-6/Bの締結ピストン室、4は3−5リ
バースクラッチ3-5R/Cの締結ピストン室、5はロー&リ
バースブレーキL&R/Bの締結ピストン室である。前記ロ
ークラッチLOW/C、ハイクラッチH/C、2−6ブレーキ2-
6/B、3−5リバースブレーキ3-5R/C、ロー&リバース
ブレーキL&R/Bは、それぞれ締結ピストン室1〜5にD
レンジ圧あるいはRレンジ圧である締結圧を供給するこ
とで締結され、また、この締結圧を抜くことで解放され
る。なお、Dレンジ圧とは、マニュアルバルブ16を介
したライン圧であり、Dレンジ選択時のみ発生する。R
レンジ圧とは、マニュアルバルブ16を介したライン圧
であり、Rレンジ選択時のみ発生し、Rレンジ以外で
は、ドレンポートと接続しており、油圧は発生しない。
の締結圧を制御する第1油圧制御弁、7はハイクラッチ
H/Cへの締結圧を制御する第2油圧制御弁、8は2−6
ブレーキ2-6/Bへの締結圧を制御する第3油圧制御弁、
9は3−5リバースクラッチ3-5R/Cへの締結圧を制御す
る第4油圧制御弁、10はロー&リバースブレーキL&R/
Bへの締結圧を制御する第5油圧制御弁である。
元圧としソレノイド力により変速制御圧を作り出す第1
デューティソレノイド6aと、Dレンジ圧を元圧とし変
速制御圧とフィードバック圧を作動信号圧としてローク
ラッチ圧を調圧する第1調圧弁6bにより構成されてい
る。なお、第1デューティソレノイド6aは、ソレノイ
ドOFF時にロークラッチ圧をゼロとし、ソレノイドO
N時にはONデューティ比が増大するほどロークラッチ
圧を高くする。
元圧としソレノイド力により変速制御圧を作り出す第2
デューティソレノイド7aと、Dレンジ圧を元圧とし変
速制御圧とフィードバック圧を作動信号圧としてハイク
ラッチ圧を調圧する第2調圧弁7bにより構成されてい
る。なお、第2デューティソレノイド7aは、ソレノイ
ドON時(100%ONデューティ比)にハイクラッチ
圧をゼロとし、ONデューティ比が減少するほどハイク
ラッチ圧を高くし、ソレノイドOFF時にハイクラッチ
圧を最大圧とする。
元圧としソレノイド力により変速制御圧を作り出す第3
デューティソレノイド8aと、Dレンジ圧を元圧とし変
速制御圧とフィードバック圧を作動信号圧として2−6
ブレーキ圧を調圧する第3調圧弁8bにより構成されて
いる。なお、第3デューティソレノイド8aは、ソレノ
イドOFF時に2−6ブレーキ圧をゼロとし、ソレノイ
ドON時にはONデューティ比が増大するほど2−6ブ
レーキ圧を高くする。
元圧としソレノイド力により変速制御圧を作り出す第4
デューティソレノイド9aと、ライン圧を元圧とし変速
制御圧とRレンジ圧とフィードバック圧を作動信号圧と
して3−5リバースクラッチ圧を調圧する第4調圧弁9
bにより構成されている。なお、第4デューティソレノ
イド9aは、ソレノイドON時(100%ONデューテ
ィ比)に3−5リバースクラッチ圧をゼロとし、ONデ
ューティ比が減少するほど3−5リバースクラッチ圧を
高くし、ソレノイドOFF時に3−5リバースクラッチ
圧を最大圧とする。
を元圧としソレノイド力により変速制御圧を作り出す第
5デューティソレノイド10aと、Dレンジ圧またはR
レンジ圧を元圧とし変速制御圧とフィードバック圧を作
動信号圧としてロー&リバースブレーキ圧を調圧する第
5調圧弁10bにより構成されている。なお、第5デュ
ーティソレノイド10aは、ソレノイドOFF時にロー
&リバースブレーキ圧をゼロとし、ソレノイドON時に
はONデューティ比が増大するほどロー&リバースブレ
ーキ圧を高くする。
(油圧検出手段)、12は第2圧力スイッチ(油圧検出
手段)、13は第3圧力スイッチ(油圧検出手段)、1
4は第4圧力スイッチ(油圧検出手段)、15は第5圧
力スイッチ(油圧検出手段)、16はマニュアルバル
ブ、17はパイロット弁、19はライン圧油路、20は
パイロット圧油路、21はDレンジ圧油路、22はRレ
ンジ圧油路、23はD&Rレンジ圧油路、24はローク
ラッチ圧油路、25はハイクラッチ圧油路、26は2−
6ブレーキ圧油路、27は3−5リバースクラッチ圧油
路、28はロー&リバースブレーキ圧油路である。すな
わち、ロークラッチ圧油路24と、ハイクラッチ圧油路
25と、2−6ブレーキ圧油路26と、3−5リバース
クラッチ圧油路27と、ロー&リバースブレーキ圧油路
28とのそれぞれの油路に、締結圧の有無をスイッチ信
号(締結圧有りでON、締結圧無しでOFF)により検
出する第1〜第5圧力スイッチ11〜15が設けられて
いる。
ユニット(変速制御手段)、50はシフトレバーであ
る。シフトレバー50は、車両停車時に変速機出力軸を
ロックするPレンジ、後退速を達成するRレンジ、エン
ジンからの入力トルクを出力することはなく、前進方向
及び後退方向の移動が可能な状態を示すニュートラル状
態を達成するNレンジ、各前進変速段を達成するDレン
ジ、1速時においてロー&リバースブレーキL&R/Bを締
結するよう制御するエンジンブレーキレンジの各レンジ
を有している。また、このシフトレバー50はマニュア
ルバルブ16と連結されており、運転者がシフトレバー
50を操作することによって、マニュアルバルブ16の
位置が切り換わり、目的とする変速状態を達成するもの
である。
サ)、42はスロットル開度を検出するスロットルセン
サ、43はエンジン回転数を検出するエンジン回転セン
サ、44はタービン回転数を検出するタービン回転セン
サ(変速機入力軸回転センサ)、45はシフトレバー5
0のレンジ位置を検出するインヒビタスイッチ、46は
変速機内の油温を検出する油温センサであり、これらに
より電子変速制御系を構成する。そして、A/Tコント
ロールユニット40においては、各圧力スイッチ11,
12,13,14,15からのスイッチ信号及び各セン
サ・スイッチ類41,42,43,44,45,46か
らの信号を入力し、これらの入力情報と予め設定された
変速制御則やフェールセーフ制御則等に基づいて演算処
理を行い、第1デューティソレノイド6aと、第2デュ
ーティソレノイド7aと、第3デューティソレノイド8
aと、第4デューティソレノイド9aと、第5デューテ
ィソレノイド10aに対して演算処理結果に沿ったソレ
ノイド駆動信号が出力される。
Tコントロールユニット40で実行される6−3踏み込
みダウンシフトでの第1解放側である2−6ブレーキ2-
6/B(第1の摩擦要素)の油圧制御処理の流れを示すフ
ローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
うかが判断される(二重掛け換え変速判断手段)。NO
の場合は、ステップS2へ進み、1個の締結要素と1個
の解放要素による掛け換え変速制御が実行され、YES
の場合は、ステップS3以降の流れに進む。
点線特性に示すように、SA_PR1まで急解放される。
までtRR1の時間を要して油圧が下げられ、更にSA_PR2ま
で油圧が下げられる。ここで、SA_PR1は、入力トルクに
応じて予め定められている値であり、具体的には、容量
を確実に保持できる値(容量+α)とされる。また、SA
_RR1、tRR1は、入力トルクに応じて予め定められている
値であり、入力トルクが大きくなるほど大きな値に設定
されている。
下がったかどうか判断され、SA_PR2まで油圧が下がるま
でステップS4の油圧を下げる処理が繰り返され、SA_P
R2まで油圧が下がると、ステップS6へ進む。
ギヤ比GR1(油圧応答性やギヤ比検出精度等を考慮し
て、6速ギヤ比より所定値だけ高い値に設定)に達して
いるかどうかが判断され、GR<GR1の場合はステップS
7へ進み、油圧が一定に保持され、GR≧GR1に達すると
ステップS8へ進む。なお、実ギヤ比GRは、車速センサ
41からの変速機出力軸回転信号と、タービン回転セン
サ44からの変速機入力軸回転信号により、油圧制御処
理中は常に演算されている。
ギヤ比GR1から第2設定ギヤ比GR2(6速ギヤ比と5速ギ
ヤ比の中間ギヤ比)までの間において、入力トルク毎に
設定されたSA_PRcから入力トルク毎に設定された勾配で
SA_PRdまで増加された油圧値と、入力トルク毎に設定さ
れた勾配でSA_PR2からSA_PRc以下に減少された油圧とを
比較し、高い油圧を選択して油圧が制御される。
ギヤ比GR2に達しているかどうかが判断され、第2設定
ギヤ比GR2に達するまではステップS8の処理が繰り返
され、第2設定ギヤ比GR2に達するとステップS10へ
進む。
に達すると、入力トルク毎に決められた勾配で油圧が上
昇される。
油圧が上がったかどうかが判断され、油圧がSA_Preに達
すると、ステップS12へ進んで油圧が保持される。
定ギヤ比GR3(油圧応答性やギヤ比検出精度等を考慮し
て、5速ギヤ比よりも所定値だけ低い値に設定されてい
る)に達しているかどうか判断され、第3設定ギヤ比GR
3に達するまで油圧が保持され、第3設定ギヤ比GR3に達
するとステップS14へ進む。
間を要して油圧が下げられる。ここで、SA_RR4は入力ト
ルク毎に予め設定されている値であり、TA8は一定値で
ある。
放される。
第1の摩擦要素圧制御手段に相当する。また、このフロ
ーチャートは、5−2踏み込みダウンシフトにおいて、
第1解放側である3−5リバースクラッチ3-5R/C(第1
の摩擦要素)の油圧制御処理としても用いることができ
る。
Tコントロールユニット40で実行される6−3踏み込
みダウンシフトでの第1締結側である3−5リバースク
ラッチ3-5R/C(第3の摩擦要素)の油圧制御処理の流れ
を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説
明する。
どうかが判断される(二重掛け換え変速判断手段)。N
Oの場合は、ステップS22へ進み、1個の締結要素と
1個の解放要素による掛け換え変速制御が実行され、Y
ESの場合は、ステップS23以降の流れに進む。
側点線特性に示すように、初期圧としてPA1まで油圧を
上げ、次のステップS24では、RA1の勾配で油圧を上
げ、次のステップS25での判断により実ギヤ比が第3
設定ギヤ比GR3に達していない場合には、ステップS2
6へ進み、図8の第1締結側点線特性に示すように、勾
配を保持しながら油圧が上げられる。
第3設定ギヤ比GR3に達したと判断されると、ステップ
S27へ進み、図8の第1締結側点線特性に示すよう
に、SA_RA5までTA8の時間で油圧が上げられ、次のステ
ップS28で最大圧までT9の時間で油圧が上げられる。
は、第3の摩擦要素圧制御手段に相当する。また、この
フローチャートは、5−2踏み込みダウンシフトにおい
て、第1締結側であるロークラッチLOW/C(第3の摩擦
要素)の油圧制御処理としても用いることができる。
Tコントロールユニット40で実行される6−3踏み込
みダウンシフトでの第2解放側であるハイクラッチH/
C(第2の摩擦要素)の油圧制御処理の流れを示すフロ
ーチャートで、以下、各ステップについて説明する。
どうかが判断される(二重掛け換え変速判断手段)。N
Oの場合は、ステップS32へ進み、1個の締結要素と
1個の解放要素による掛け換え変速制御が実行され、Y
ESの場合は、ステップS33以降の流れに進む。
側実線特性に示すように、SB_PR1まで急解放される。
R1までtRR1の時間を要して油圧が下げられ、更にSB_PR2
まで油圧が下げられる。ここで、SB_PR1は、入力トルク
に応じて予め定められている値である。また、SB_RR1、
tRR1は、入力トルクに応じて予め定められている値であ
り、入力トルクが大きくなるほど大きな値に設定されて
いる。
が下がったかどうか判断され、SB_PR2まで油圧が下がる
までステップS34の油圧を下げる処理が繰り返され、
SB_PR2まで油圧が下がると、ステップS36へ進む。な
お、このSB_PR2は、5速ギヤ比になったときには滑り状
態となる油圧に設定される。
定ギヤ比GR3に達しているかどうかが判断され、GR<GR3
の場合はステップS37へ進み、油圧が一定に保持さ
れ、GR≧GR3に達するとステップS38へ進む。
定ギヤ比GR3から第4設定ギヤ比GR4(5速ギヤ比と3速
ギヤ比の中間ギヤ比)までの間において、入力トルク毎
に設定されたSB_PRcから入力トルク毎に設定された勾配
でSB_PRdまで増加された油圧値と、入力トルク毎に設定
された勾配でSB_PR2からSA_PRc以下に減少された油圧と
を比較し、高い油圧を選択して油圧が制御される。
定ギヤ比GR4に達しているかどうかが判断され、第4設
定ギヤ比GR4に達するまではステップS38の処理が繰
り返され、第4設定ギヤ比GR4に達するとステップS4
0へ進む。
に達すると、入力トルク毎に決められた勾配で油圧が上
昇される。
油圧が上がったかどうかが判断され、油圧がSB_Preに達
すると、ステップS42へ進んで油圧が保持される。
定ギヤ比GR5(油圧応答性やギヤ比検出精度等を考慮し
て、3速ギヤ比より所定値低い値に設定)に達している
かどうか判断され、第5設定ギヤ比GR5に達するまで油
圧が保持され、第5設定ギヤ比GR5に達するとステップ
S44へ進む。
間を要して油圧が下げられる。ここで、SB_RR4は入力ト
ルク毎に予め設定されている値であり、TB8は一定値で
ある。
放される。
は、第2の摩擦要素圧制御手段に相当する。また、この
フローチャートは、5−2踏み込みダウンシフトにおい
て、第2解放側であるハイクラッチH/C(第2の摩擦
要素)の油圧制御処理としても用いることができる。
Tコントロールユニット40で実行される6−3踏み込
みダウンシフトでの第2締結側であるロークラッチLOW/
C(第4の摩擦要素)の油圧制御処理の流れを示すフロ
ーチャートで、以下、各ステップについて説明する。
どうかが判断される(二重掛け換え変速判断手段)。N
Oの場合は、ステップS52へ進み、1個の締結要素と
1個の解放要素による掛け換え変速制御が実行され、Y
ESの場合は、ステップS53以降の流れに進む。
側実線特性に示すように、初期圧としてPA1まで油圧を
上げ、次のステップS54では、RA2の緩やかな勾配で
油圧を上げ、次のステップS55での判断により実ギヤ
比が第5設定ギヤ比GR5(3速ギヤ比)に達していない
場合には、ステップS56へ進み、図8の第2締結側実
線特性に示すように、勾配を保持しながら油圧が上げら
れる。
第5設定ギヤ比GR5に達したと判断されると、ステップ
S57へ進み、図8の第2締結側実線特性に示すよう
に、SB_RA5までTA8の時間で油圧が上げられ、次のステ
ップS58で最大圧までT9の時間で油圧が上げられる。
は、第4の摩擦要素圧制御手段に相当する。また、この
フローチャートは、5−2踏み込みダウンシフトでの第
2締結側である2−6ブレーキ2-6/B(第4の摩擦要
素)の油圧制御処理としても用いることができる。
二重掛け換えでのギヤ比の考え方は、図9に示すよう
に、第6速のギヤ比から第5速のギヤ比を経過して第3
速のギヤ比に移行するとき、第5速で変速が止まらない
ように、スムーズなギヤ比の変化を目指すという点にあ
る。このために、第1掛け換え過程が終了する前にハイ
クラッチH/Cの容量を下げて対応している。
え方は、図9に示すように、一言でいえば、遅くとも第
1掛け換え過程から変速終了までの領域において、ハイ
クラッチ容量制御によりギヤ比の変化とショックとをコ
ントロールする点にある。
ュートラル気味にして素早く第6速に相当するギヤ比か
ら中間段である第5速に相当するギヤ比までの変化を短
時間で行うこと、また、中間段に相当するギヤ比におい
てギヤ比の変化を止めないことによる変速時間の短縮化
にあり、第2掛け換え過程においては、ギヤ比の変化を
滑らかにしてショックを抑えるという変速品質の確保に
ある。
え方を達成するために、例えば、6−3踏み込みダウン
シフトの場合、第1解放要素である2−6ブレーキ2-6/
Bと第1締結要素である3−5リバースクラッチ3-5R/C
と第1解放要素であるハイクラッチH/Cと第2締結要
素であるロークラッチLOW/Cのそれぞれの油圧が下記に
述べるように制御される。
に示すフローチャートに従って制御されるが、図9の実
線特性に示すように、急解放により第1掛け換え過程で
のイナーシャフェーズを早期に開始することがポイント
となる。
は、図5に示すフローチャートに従って制御されるが、
図9の分断線特性に示すように、ピストンストローク
後、油圧を斜め上げにし、第1掛け換え過程でのイナー
シャフェーズを早める点と、第5速ギヤ比がきたら一気
に締結する点とがポイントとなる。
示すフローチャートに従って制御されるが、図9の1点
鎖線特性に示すように、第1掛け換え過程では3−5リ
バースクラッチ3-5R/Cの締結時、ギヤ比の5速で一気に
5速トルクまで突き上げないように容量を予め下げる点
と、第2掛け換え過程のイナーシャフェーズ進行域では
容量を上げてイナーシャフェーズの引きを無くす点と、
第2掛け換え過程の終了域ではロークラッチLOW/Cの締
結時、出力軸トルクがステップ応答的に3速相当の出力
軸トルクに上昇しないように容量を上げる点と、第3速
ギヤ比となったら第3速相当の出力軸トルクまでのトル
ク上昇を油圧の斜め抜きにより抑える点とがポイントと
なる。なお、ハイクラッチH/Cの油圧バラツキが所定
値以上大きい場合は、変速が第5速で止まってしまうた
め、入力トルクに対して油圧に上限リミットを設定する
ようにする。
示すフローチャートに従って制御されるが、図9の点線
特性に示すように、第3速のギヤ比がきたら一気に締結
する点がポイントとなる。
に基づいて第1掛け換え過程での変速作用について説明
すると、変速開始指令域では、2−6ブレーキ2-6/Bを
急解放し、第1掛け換えイナーシャフェーズを早期に開
始する。このとき、ハイクラッチH/Cの油圧を下げる
が、2−6ブレーキ2-6/Bが滑っているため、滑らな
い。
2-6/Bが滑るため、ほぼニュートラル状態となり、ター
ビン回転が上昇する。言い換えると、ギヤ比が第5速側
に変化して変速が進行する。
がきたら、3−5リバースクラッチ3-5R/Cを一気に締結
する。この時、ギヤ比の変化が第5速で止まってしまう
ことで生じる出力軸トルクのステップ応答的な第5速相
当の出力軸トルクへの上昇を行わないように、第1掛け
換え進行域の段階において、ハイクラッチH/Cの油圧
を第5則のギヤ比になったときにハイクラッチH/Cが
滑る油圧まで下げておく。
ュートラル気味にすることで、素早く第6速から中間段
である第5速に相当するギヤ比の変化が短時間で行わ
れ、、第5速に相当するギヤ比になった時点でハイクラ
ッチH/Cが滑ることにより、ギヤ比が第5速に相当す
るギヤ比で止まることもなく、第2掛け換え過程への移
行が速やかに行われると共に、出力軸トルクが5則相当
のトルクに上昇するのを抑えることができる。
に基づいて第2掛け換え過程での変速作用について説明
すると、第2掛け換え進行域では、ハイクラッチH/C
の容量を上げ、中間段である第5速から第3速のイナー
シャフェーズの引きを無くすと共に、イナーシャフェー
ズをゆっくり進行させ、ショックを良くする。この滑ら
かな変速に進行により、出力軸トルクを上昇させること
になる。
がきたら所定勾配でロークラッチLOW/Cを締結させる。
この時、出力軸トルクが変速終了時に一気に3速状態の
出力軸トルクまで上昇してしまわないようにハイクラッ
チH/Cは容量を上昇させて引きずらせる。
了後に出力軸トルクが3速相当の出力軸トルクまでステ
ップ応答的に上昇するのを防止させるため、ハイクラッ
チH/Cを斜め抜きにし、出力軸トルクがステップ状に
上昇せずに斜めに上昇して最終的に3速相当の出力軸ト
ルクに到達するようにする。
ヤ比の変化を滑らかにしてショックが抑えられるし、変
速終了時や変速終了後にステップ応答的に3速相当の出
力軸トルクまで上昇することが防止される。
ラッチH/Cを締結することにより達成される第6速か
ら、3−5リバースクラッチ3-5R/CとロークラッチLOW/
Cを締結することにより達成される第3速への変速が判
断されると、2−6ブレーキ2-6/Bを第1掛け換え過程
の終了域にて解放し、ハイクラッチH/Cを第2掛け換
え過程の終了域にて解放し、3−5リバースクラッチ3-
5R/Cを第1掛け換え過程の終了域にて締結し、ロークラ
ッチLOW/Cを第2掛け換え過程の終了域にて締結すると
共に、ハイクラッチH/Cの解放容量を、中間段である
第5速に相当するギヤ比域でギヤ比の変化が止まらない
ように滑り制御するようにしたため、締結要素2個,解
放要素2個を同時に掛け換える二重掛け換え変速時に、
従来の独立した2つの掛け換え変速では生じていた2段
ショックの発生を防止することができると共に、二重掛
け換え変速時間を短くすることができる。すなわち、図
13に示す従来技術のように、ギヤ比変化を中間段で止
めながらの独立した2つの掛け換え変速を行う摩擦要素
圧制御ではなく、図12に示すように、2個の解放要素
のうち、ハイクラッチH/Cの解放容量を、ギヤ比の滑
らかな変化とショックをコントロールすべく変速指令開
始から変速終了までの全変速域にて制御することによ
り、ギヤ比変化が中間段で止まらない第1掛け換え過程
と第2掛け換え過程による摩擦要素圧制御としている。
から第1掛け換え過程の終了域にて解放し、ハイクラッ
チH/Cを、変速開始指令から第1掛け換え過程にて解
放容量を下げ、第2掛け換え過程にて解放容量を上げ、
変速終了後にて解放し、3−5リバースクラッチ3-5R/C
を、変速開始から第1掛け換え過程の終了域にて締結
し、ロークラッチLOW/Cを、第2掛け換え過程の終了域
にて締結するというように、4個の摩擦要素圧をそれぞ
れ独立に制御するようにしたため、各摩擦要素圧制御手
段が他の摩擦要素圧制御手段により何ら拘束されること
なく、目標とする圧力特性を得る制御を行うことができ
る。特に、ハイクラッチH/Cの油圧制御においては、
ギヤ比の滑らかな変化達成とショックを抑制する解放容
量制御を高いコントロール性により行うことができる。
から急解放とし、イナーシャフェーズ域ではピストンス
トロークが戻らない程度で斜めに油圧を抜き、第1掛け
換え過程の終了時点で完全に解放するように油圧を制御
し、ハイクラッチH/Cを、変速開始指令と同時に容量
を下げ、第1掛け換え進行域にて容量を下げるように油
圧を制御し、3−5リバースクラッチ3-5R/Cを、変速開
始指令により初期圧を付与し、ピストンストロークが終
了した後、第1掛け換え過程進行域にて油圧を斜め上げ
とし、中間段のギヤ比に達したら一気に締結するように
油圧を制御するようにしたため、ニュートラル気味にし
て第1の掛け換え過程を素早く終了させることができる
と共に、中間段である第5速のギヤ比に達したらステッ
プ応答的に第5速の出力軸トルクまで上昇することを防
止することができる。
過程の進行域から終了域にかけて容量を徐々に上げてゆ
き、第2掛け換え過程の終了後、斜め抜きにより解放す
るように油圧を制御し、ロークラッチLOW/Cを、変速開
始指令により初期圧を付与し、ピストンストロークが終
了した後、第1掛け換え過程及び第2掛け換え過程の終
了域までほぼ一定圧を保持し、第3速のギヤ比に達した
ら一気に締結するように油圧を制御するようにしたた
め、ギヤ比変化を緩やかにして第2の掛け換え過程での
ショックを抑えることができる共に、変速終了時や変速
終了後に出力軸トルクが第3速の出力軸トルクまで上昇
するのを防止することができる。
7,28のそれぞれに、摩擦要素圧の有無を検出する油
圧スイッチ11,12,13,14,15が設けられ、
各油圧制御弁6,7,8,9,10を含む電気系や調圧
弁のフェールが、油圧スイッチ11,12,13,1
4,15からの油圧検出信号により判断する構成とした
ため、二重掛け換え変速時に各締結・解放要素を自由に
コントロールでき、油圧制御性を向上させることができ
る。すなわち、従来技術のように、電気フェール検知の
ため、調圧弁と摩擦要素との間に、各摩擦要素圧を作動
信号圧として作動するフェールセーフ弁を設ける必要が
無くなることによる。
速への二重掛け換え変速、または、第5速から第4速を
中間段として第2速への二重掛け換え変速が判断された
時には、第4速と第5速と第6速にて締結されるハイク
ラッチH/Cの解放容量を、中間段域でギヤ比の変化が
止まらないように、変速指令開始から変速終了までの全
変速域にて制御するようにしたため、二重掛け換え変速
時のハイクラッチ圧制御則(図6)を一つ設定しておけ
ば、6−3変速時にも5−2変速時にも共通して用いる
ことができる。
の変速制御装置を第1実施例に基づき説明してきたが、
具体的な構成については、この第1実施例に限られるも
のではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要
旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容され
る。
−2変速が発生する前進6速後退1速の自動変速機への
適用例を示したが、自動変速機の変速に関与する複数の
摩擦要素への締結圧を個々に制御する油圧制御弁を設け
た油圧回路構成を持つ自動変速機で、2個の締結要素と
2個の解放要素を同時に掛け換える二重掛け換え変速が
あれば、前進4速や前進5速や前進7速等の自動変速機
に対しても適用することができる。例えば、第1実施例
では、第2の摩擦要素(ハイクラッチH/C)の油圧を
変速開始指令と共に低下させているが、これに限られる
ものではなく、タイマ値や油圧スイッチ等をトリガして
第2の摩擦要素の油圧を低下させ始めても、第1掛け換
え過程が終了する前の時点での開始タイミングであれ
ば、本発明に含まれる。また、第1実施例では、中間段
に相当するギヤ比の時には第2の摩擦要素が滑るような
油圧に予め低下させて保持する例を示したが、これに限
られるものではなく、例えば、第2の摩擦要素の油圧を
所定の勾配で低下させながら、中間段に相当するギヤ比
になった時には、第2の摩擦要素が滑るようにしても本
発明に含まれる。
速後退1速の自動変速機のギヤトレーンを示すスケルト
ン図である。
る変速制御での各摩擦要素の作動表を示す図である。
る油圧回路及び電子変速制御系を示す図である。
行される6−3踏み込みダウンシフトでの第1解放側で
ある2−6ブレーキ2-6/Bの油圧制御処理の流れを示す
フローチャートである。
行される6−3踏み込みダウンシフトでの第1締結側で
ある3−5リバースクラッチ3-5R/Cの油圧制御処理の流
れを示すフローチャートである。
行される6−3踏み込みダウンシフトでの第2解放側で
あるハイクラッチH/Cの油圧制御処理の流れを示すフ
ローチャートである。
行される6−3踏み込みダウンシフトでの第2締結側で
あるロークラッチLOW/Cの油圧制御処理の流れを示すフ
ローチャートである。
行される6−3踏み込みダウンシフトでの二重掛け換え
タイムチャートである。
方と油圧の考え方を示すギヤ比特性図及び油圧特性図で
ある。
フトにおける第1掛け換え過程での変速作用を示す図で
ある。
フトにおける第2掛け換え過程での変速作用を示す図で
ある。
けるギヤ比特性、加速度特性、各摩擦要素の油圧特性を
示す概略図である。
ヤ比特性、加速度特性、各摩擦要素の油圧特性を示す概
略図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 自動変速機の変速に関与する複数の摩擦
要素への締結圧及び解放圧を制御する油圧制御手段を設
けた油圧回路構成とし、変速判断時、油圧制御手段に対
し変速要求内容に応じた締結圧または解放圧の制御指令
を出力することで複数の前進ギヤ段を達成する変速制御
手段を設けた自動変速機の変速制御装置において、 前記前進ギヤ段は、少なくとも第1の摩擦要素と第2の
摩擦要素を締結することにより達成される第N速段と、
少なくとも第1の摩擦要素と第2の摩擦要素を解放状態
とし、第3の摩擦要素と第4の摩擦要素を締結すること
により達成される第N−α速段と、前記第N速段と前記
第N−α速段との間であって、前記第2の摩擦要素及び
第3の摩擦要素を締結状態とすることにより達成される
中間段と、を有し、 前記第N速段から前記第N−α速段への変速を判断する
二重掛け換え変速判断手段と、 二重掛け換え変速判断時、第N速段から前記中間段に相
当するギヤ比までを第1掛け換え過程とし、該中間段の
相当するギヤ比から第N−α速段に相当するギヤ比まで
を第2掛け換え過程としたとき、前記第1の摩擦要素を
第1掛け換え過程の終了域にて解放し、前記第2の摩擦
要素を第2掛け換え過程の終了域にて解放し、前記第3
の摩擦要素を第1掛け換え過程の終了域にて締結し、前
記第4の摩擦要素を第2掛け換え過程の終了域にて締結
すると共に、前記第2掛け換え過程の終了域にて解放す
る前記第2の摩擦要素の解放容量を、少なくとも第1掛
け換え過程終了前の時点から前記中間段に相当するギヤ
比域でギヤ比の変化が止まらないように滑り制御する摩
擦要素圧制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動変速機の変速制御
装置において、 前記摩擦要素圧制御手段は、 前記第1の摩擦要素を、変速開始指令から第1掛け換え
過程の終了域にて解放する第1の摩擦要素圧制御手段
と、 前記第2の摩擦要素を、変速開始指令から第1掛け換え
過程にて解放容量を下げ、第2掛け換え過程にて解放容
量を上げ、変速終了後にて解放する第2の摩擦要素圧制
御手段と、 前記第3の摩擦要素を、変速開始から第1掛け換え過程
の終了域にて締結する第3の摩擦要素圧制御手段と、 前記第4の摩擦要素を、第2掛け換え過程の終了域にて
締結する第4の摩擦要素圧制御手段と、 を有する手段であることを特徴とする自動変速機の変速
制御装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の自動変速機の変速制御
装置において、 前記第1の摩擦要素圧制御手段を、変速開始指令から急
解放とし、イナーシャフェーズ域ではピストンストロー
クが戻らない程度で斜めに油圧を抜き、第1掛け換え過
程の終了時点で完全に解放する手段とし、 前記第2の摩擦要素圧制御手段を、変速開始指令と同時
に容量を下げ、第1掛け換え進行域にて容量を下げてお
く手段とし、 前記第3の摩擦要素圧制御手段を、変速開始指令により
初期圧を付与し、ピストンストロークが終了した後、第
1掛け換え過程進行域にて油圧を斜め上げとし、中間段
のギヤ比に達したら一気に締結する手段としたことを特
徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の自動変
速機の変速制御装置において、 前記第2の摩擦要素圧制御手段を、第2掛け換え過程の
進行域から終了域にかけて容量を徐々に上げてゆき、第
2掛け換え過程の終了後、斜め抜きにより解放する手段
とし、 前記第4の摩擦要素圧制御手段を、遅くとも第1掛け換
え過程において初期圧を付与し、ピストンストロークが
終了した後、第1掛け換え過程及び第2掛け換え過程の
終了域までほぼ一定圧を保持し、N−α段のギヤ比に達
したら一気に締結する手段としたことを特徴とする自動
変速機の変速制御装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の自
動変速機の変速制御装置において、 前記複数の摩擦要素、もしくは、各締結圧油路のそれぞ
れに、摩擦要素圧の有無を検出する油圧検出手段を設
け、 前記油圧制御弁を含む電気系のフェールと調圧弁のフェ
ールを、前記油圧検出手段からの油圧検出信号により判
断するシステムとしたことを特徴とする自動変速機の変
速制御装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の自
動変速機の変速制御装置において、 前記変速制御手段を、前進6速のギヤ段を達成する手段
とし、 前記二重掛け換え変速判断手段を、第6速から第5速を
中間段として第3速への二重掛け換え変速、もしくは、
第5速から第4速を中間段として第2速への二重掛け換
え変速を判断する手段とし、 前記中間段域でギヤ比の変化が止まらないように変速指
令開始から変速終了までの全変速域にて解放容量を制御
する第2の摩擦要素を、第4速と第5速と第6速にて締
結されるハイクラッチとしたことを特徴とする自動変速
機の変速制御装置。
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