JP2003106418A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2003106418A
JP2003106418A JP2001303896A JP2001303896A JP2003106418A JP 2003106418 A JP2003106418 A JP 2003106418A JP 2001303896 A JP2001303896 A JP 2001303896A JP 2001303896 A JP2001303896 A JP 2001303896A JP 2003106418 A JP2003106418 A JP 2003106418A
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shaft
gear
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transmission
oil
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JP2001303896A
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Toshikazu Suzuki
利和 鈴木
Gijon Han
ギジョン ハン
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JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0412Cooling or heating; Control of temperature
    • F16H57/0415Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト化が実現されるようにオイルクー
ラが最適配置されている。 【解決手段】 第2軸収納部192の後端側より大きく
後方に突出している第1軸収納部191の後端部の外周
部であり、カウンタ軸401の軸線上に位置されるよう
に、オイルクーラ260を配置し、オイルクーラ260
をトランスミッションケース180の輪郭内に納まるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機に関
し、特に自動変速機の外部にオイルクーラが取り付けら
れている自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機において、クラッチやブレー
キは油圧制御され、或いは軸受や歯車等は、油潤滑さ
れ、さらに、トルクコンバータでは油の流れによりエネ
ルギー交換をすることで動力を伝達している。このよう
に、自動変速機において油は、多岐にわたり使用されて
おり、部材間の動作により生じる摩擦熱により温度上昇
し、さらに油自身の流体摩擦により温度上昇する。自動
変速機は、このような油の温度上昇を抑えるべく、オイ
ルクーラを設けて油を冷却している。
【0003】ここで、油は、オイルポンプにより、コン
トロールバルブを介してオイルクーラに送り込まれてい
る。そして、オイルクーラにおいて冷却された油は、回
転駆動される駆動軸等に形成された油路に送られる。ま
た、自動変速機としては、駆動源からのトルクを第1軸
に入力して、この第1軸から該第1軸に平行に配置した
第2軸を介してトルク伝達する自動変速機が提案されて
いる。例えば、特開平7−229541号公報(以下、
単に従来例という。)には、そのような自動変速機の技
術が開示されている。従来例の自動変速機は、トランス
ミッションケースの内部に、エンジンからトルクコンバ
ータを介してトルクが入力される第1軸と、この第1軸
上でトルクコンバータ側には反対側に配置された遊星歯
車装置からトルク伝達される第1軸出力ギヤと、第1軸
と平行に配置されて一端側に外周に第1軸出力ギヤと噛
み合っている第2軸出力ギヤと、この第2軸出力ギヤか
らファイナンシャルギヤを介しトルク伝達されるディフ
ァレンシャルギヤとが設けた構造になっている。このよ
うな構造とすることで、従来例の自動変速機は装置のコ
ンパクト化を実現している。また、このような自動変速
機は、FF(フロントエンジンフロントドライブ)車に
搭載されている。オイルクーラは、このような自動変速
機のトランスミッションケースに取り付けられており、
該自動変速機にて使用される油を冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
オイルクーラは、前述したようにトランスミッションケ
ースの外側に取り付けられており、その一部がトランス
ミッションケースの最外周部分から突出している場合が
あった。ここで、図8に、トルクコンバータ501側
(前側)からみた従来の自動変速機を示している。この
図8に示すように、オイルクーラ502は、自動変速機
500において、前側に配置されているトランスミッシ
ョンケース503に一体とされたコンバータハウジング
504に取り付けられており、ケース全体からみて最外
周部分から突出していた。例えば、オイルクーラの設置
位置は、オイルポンプ部周辺とコントロールバルブとの
レイアウトを考慮して、その2つに干渉なく配置するよ
うな位置に配置する制約があり、このような制約により
オイルクーラがケース全体からみて張り出してしまって
いた。
【0005】このようにケース全体からみてオイルクー
ラ502が突出しているのでは、自動変速機500の他
の構成部分、さらには車における該自動変速機500の
搭載部の周辺の構成が制約を受けてしまう。さらに、コ
ンバータハウジング504にオイルクーラ502を取り
付けていたので、トランスミッションケース503内に
形成するオイルクーラ502のための油路が複雑になっ
ていた。例えば、図8に示すように、コントロールバル
ブ506は、変速機構部分に対応されるようにトランス
ミッションケース503の後方に設けられているが、オ
イルクーラ502がトランスミッションケース503の
前方にあったのでは、図9に示すように、オイルクーラ
502からの油路505a,505bを後方に延ばして
形成する必要があり、複雑になっていた。また、図示し
ない駆動軸内に形成されている軸内油路への油の取り込
み口は、トランスミッションケース503の背面側にあ
り、これにより、オイルクーラ502から駆動軸の軸内
油路に延在させるための油路は複雑になっていた。
【0006】そこで、本発明は、前記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、自動変速機のコン
パクト化が実現されるようにオイルクーラが最適配置さ
れた自動変速機の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の自動変速機は、一端部がトルクコン
バータの出力側に連結され、該トルクコンバータの出力
を外装した変速装置で変速して他端部との中間位置に設
けた出力ギヤから出力する第1軸と、該第1軸と平行に
配設され、前記出力ギヤに噛合する入力ギヤと該入力ギ
ヤより前記トルクコンバータ側に配設した出力ギヤとを
設けた第1軸より短尺の第2軸と、該第2軸と平行に配
設され、第2軸の出力ギヤと噛合するディファレンシャ
ルギヤの出力軸となる第3軸とをトランスミッションケ
ースに収納した自動変速機において、前記トランスミッ
ションケースの前記第1軸の他端部側の外側部と、前記
第2軸の出力ギヤ側端部を覆う軸方向端部とで形成され
る段部に、且つ該トランスミッションケースの軸方向に
投影される輪郭内に納まるようにオイルクーラを配置し
たことを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の自動変速機は、変速装
置の構成により必然的に形成されたトランスミッション
ケースにおける前記段部を利用し、トランスミッション
ケースの軸方向に投影される輪郭内に納まるようにオイ
ルクーラを配置しているので、オイルクーラの一部がト
ランスミッションケースから張り出すようなことはな
い。
【0009】また、請求項2記載の自動変速機は、請求
項1記載の自動変速機において、前記オイルクーラと、
前記トランスミッションの外側部に配置され、前記オイ
ルクーラに作動流体を供給するコントロールバルブとを
前記第1軸を挟んで対向配置するとともに、前記コント
ロールバルブと前記オイルクーラとを前記トランスミッ
ションケース内に形成した流体通路を通じて連通し、前
記コントロールバルブから出力される出力油を前記オイ
ルクーラで冷却してトランスミッションケース内に還流
させることを特徴としている。
【0010】この請求項2記載の自動変速機は、オイル
クーラとコントロールバルブとの間の流体通路を略直線
的な形状をなして形成することができる。また、請求項
3記載の自動変速機は、請求項1又は2に記載の自動変
速機において、前記オイルクーラが、前記トランスミッ
ションケースにおける前記第2軸の延長線上に形成され
た垂直取付面を有する台座に取り付けられていることを
特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。この実施の形態は、本発明を、歯車
変速構造を有する自動変速機に適用したものである。図
1は、本発明を適用し得る自動変速機の全体構成を断面
を示す。また、図2は、自動変速機のギヤトレインをス
ケルトンで示す。
【0012】この自動変速機は、図1及び図2に示すよ
うに、いわゆる3軸構成とされ、フロントエンジン・フ
ロントドライブ(FF)車又はリヤエンジン・リヤドラ
イブ(RR)車用の横置式トランスアクスルの形態を有
し、さらに変速機構としては、前進6速・後進1速を実
現するギヤトレインを備えている。自動変速機は、トラ
ンスミッションケース180内に、互いに並列的に配置
された第1軸である入力軸50、第2軸であるカウンタ
軸401、第3軸であるドライブシャフト453a,4
53bの各軸上に変速ユニットやギヤ等の各種要素が配
設された構成を有する。
【0013】入力軸50は、図示しないエンジンからト
ルクコンバータ230を介してトルクが入力され、且つ
出力側をトルクコンバータ230側に設けており、ま
た、カウンタ軸401は、入力軸50に平行に配置さ
れ、この入力軸50の出力ギヤと噛み合ったカウンタギ
ヤ400を有し、さらに、ドライブシャフト453a,
453bを支持するデフケース451には、カウンタ軸
401のカウンタギヤ400を介してトルク伝達される
ファイナルギヤ452が設けられている。ここで、ドラ
イブシャフト453a,453bは、具体的には、差動
歯車により差動回転する左右軸である。
【0014】自動変速機は、図1及び図2に示すよう
に、入力軸50の周りに、変速ユニットが設けられてい
る。この変速ユニットは、入力軸50の減速回転と非減
速回転とを入力として複数の変速回転を出力する第1の
遊星歯車機構10と、入力軸50の回転を減速させて出
力する第2の遊星歯車機構30と、第2の遊星歯車機構
30と第1の遊星歯車機構10の2つの異なるサンギヤ
11,12との間にそれぞれ介挿された締結及び解放自
在の第1及び第3のクラッチ60及び80と、入力軸5
0と第1の遊星歯車機構10のキャリア14との間に介
挿された締結及び解放自在の第2のクラッチ70と、第
1の遊星歯車機構10のサンギヤ11及びキャリア13
にブレーキ力を作用させる第1及び第2のブレーキ10
0及び110と、第2のブレーキ110と並列に介挿さ
れたワンウェイクラッチ90とを備えている。なおここ
で、変速ユニットは、入力軸50に外装され、トルクコ
ンバータ230の出力を変速する変速装置を構成してい
る。
【0015】また、自動変速機は、第1,第2及び第3
のクラッチ60,70及び80に対応して配置される第
1,第2及び第3の油圧サーボ機構120,130及び
140と、第1及び第2のブレーキ100及び110に
対応して配置される第4及び第5の油圧サーボ機構15
0及び160とを備えている。第1,第2及び第3のク
ラッチ60,70及び80並びに第1及び第2のブレー
キ100及び110は、摩擦部材による多板構成とされ
ており、第1のクラッチ60は、第2の遊星歯車機構3
0の外周側近傍に配置され、その後方近傍に第3のクラ
ッチ80が配置され、第2のクラッチ70は、トランス
ミッションケース180の前端部に配置され、第1のブ
レーキ100は、第1のクラッチ60とトランスミッシ
ョンケース180の内周面との間に配置され、第2のブ
レーキ110は、第1の遊星歯車機構10とトランスミ
ッションケース180の内周面との間に配置されてい
る。また、ワンウェイクラッチ90は、第1のブレーキ
100と第2のブレーキ110との間に配置されてい
る。
【0016】また、第1,第2,第3,第4及び第5の
油圧サーボ機構120,130,140,150及び1
60は、各第1,第2及び第3のクラッチ60,70及
び80並びに第1及び第2のブレーキ100及び110
を、コントロールバルブからの油圧により制御されるピ
ストンにより締結及び解放を行うように構成されてい
る。ここで、第1の油圧サーボ機構120は、第2の遊
星歯車機構30の後方側に配設され、第2の油圧サーボ
機構130は、第2のクラッチ70の内周側近傍に配設
され、第3の油圧サーボ機構140は、第1の油圧サー
ボ機構120の後方でトランスミッションケース180
を構成するサイドカバー200の内側近傍に配設され、
第4の油圧サーボ機構150は、第1のブレーキ100
の後方近傍に配設され、第5の油圧サーボ機構160
は、第2のブレーキ110の前方近傍に配設されてい
る。
【0017】トランスミッションケース180には、各
油圧サーボ機構120,130,140,150,16
0のピストンを制御する油路が適宜形成されている。ト
ランスミッションケース180には、さらに各種油路が
適宜形成されており、さらに、入力軸50には、軸内油
路51が形成されており、この軸内油路51に潤滑油を
供給することにより、第1及び第2の遊星歯車機構10
及び30、第1、第2及び第3のクラッチ60,70及
び80、並びに第1及び第2のブレーキ100及び11
0の摩擦部材間の潤滑が行われる。
【0018】第1の遊星歯車機構10は、図1に示すよ
うに、カウンタドライブギヤ170の後方近傍に配置さ
れており、図2に示すように、大径のサンギヤ11、小
径のサンギヤ12、キャリア13,14及びリングギヤ
17の4つの変速要素からなる。なおここで、カウンタ
ギヤ170は、入力軸50の中間位置に設けられ、トル
クコンバータの出力を前記変速ユニットで変速して第2
軸側に出力する出力ギヤをなしている。
【0019】第1の遊星歯車機構10は、ロングピニオ
ン15が大径のサンギヤ11に噛合し、ショートピニオ
ン16が小径のサンギヤ12に噛合し、ロングピニオン
15がリングギヤ17の内歯と噛合するラビニヨ式で構
成されている。大径のサンギヤ11及び小径のサンギヤ
12は、第2の遊星歯車機構30を介して入力軸50か
らの入力がなされる減速回転の入力要素をなす。すなわ
ち、小径のサンギヤ12は、第1のクラッチ60に連結
されて、第2の遊星歯車機構30からの入力がなされ、
また、大径のサンギヤ11は、第3のクラッチ80に連
結されて、第2の遊星歯車機構30からの入力がなされ
る。また、大径のサンギヤ11は、第1のブレーキ10
0によりトランスミッションケース180に固定可能と
されている。
【0020】キャリア13,14は、互いに噛合するロ
ングピニオン15とショートピニオン16とを支持して
おり、入力軸50からの入力が直接なされる非減速回転
の入力要素をなす。キャリア14は、第2のクラッチ7
0を介して入力軸50に連結され、キャリア13は、第
2のブレーキ110によりトランスミッションケース1
80に固定可能とされるとともに、ワンウェイクラッチ
90によりトランスミッションケース180に一方向の
回転のみが可能とされている。ここで、ワンウェイクラ
ッチ90は、係合方向が第1速時の反力トルク支持方向
に設定されて第2のブレーキ110の機能を発揮するも
のである。また、リングギヤ17は出力要素をなし、カ
ウンタドライブギヤ170に連結されており、カウンタ
ドライブギヤ170は、第1の遊星歯車機構10と第2
のクラッチ70との間に位置しており、後述するよう
に、入力軸50とは切離された中間隔壁195に回転自
在に支持されている。
【0021】第2の遊星歯車機構30は、図1に示すよ
うに、第1の遊星歯車機構10の後方近傍に配置されて
おり、図2に示すように、サンギヤ31、リングギヤ3
2及びキャリア33の3つの変速要素からなる。第2の
遊星歯車機構30は、サンギヤ31が後述するトランス
ミッションケース180のサイドカバー200に形成さ
れたスリーブ部材210に固定され、リングギヤ32が
入力要素として入力軸50に連結され、キャリア33が
出力要素として第1及び第2のクラッチ60及び70を
介して、第1の遊星歯車機構10に接続されている。
【0022】カウンタギヤ400は、入力軸50と平行
でこの入力軸50に比較して短尺なカウンタ軸401の
後端側に固定された入力軸50のカウンタドライブギヤ
170に噛合する大径のカウンタドリブンギヤ402
と、カウンタ軸401においてカウンタドリブンギヤ4
02より前端側に固定された出力要素としての小径のリ
ダクションギヤ403とを備えている。ここで、カウン
タ軸401は、両端が第1及び第2の軸受404a及び
404bにより回転自在に支持されている。このカウン
タギヤ400は、カウンタドリブンギヤ402及びリダ
クションギヤ403により、入力軸50からの出力を減
速するとともに、反転させてディファレンシャル装置4
50に伝達することで、適宜の減速比を得るようにして
いる。
【0023】なおここで、カウンタギヤ400におい
て、カウンタドリブンギヤ402は、入力軸50側の出
力ギヤであるカウンタドライブギヤ170に噛合する入
力ギヤをなし、リダクションギヤ403は、このカウン
タドリブンギヤ402よりトルクコンバータ側に配設し
た出力ギヤをなしている。ディファレンシャル装置45
0は、デフケース451に固定されたファイナルギヤ4
52をカウンタギヤ400のリダクションギヤ403に
噛合させ、デフケース451内に配置された差動歯車の
差動回転が左右軸(ドライブシャフト)453a,45
3bに出力される構成とされている。このディファレン
シャル装置450は、トランスミッションケース180
及びその前端に取付けられたコンバータハウジング23
1に支持されている。
【0024】以上のような構成を有する自動変速機は、
図示しない電子制御装置と油圧制御装置とによる制御
で、運転者により選択されたレンジに応じた変速段の範
囲で車両負荷に基づき、前進6速(1ST〜6TH)、
後進1速(REV)の変速を行う。前進6速、後進1速
を行う際の動作については以下のようになる。なお、図
3は各クラッチ及びブレーキの係合及び解放(○印で係
合、無印で解放を表す)で達成される変速段を図表化し
て示す。
【0025】第1速(1ST)は、第1のクラッチ60
とワンウェイクラッチ90の締結により達成される。こ
の場合、第1速では、入力軸50から第2の遊星歯車機
構30を経て減速された回転が第1のクラッチ60経由
で小径のサンギヤ12に入力され、ワンウェイクラッチ
90の締結によりトランスミッションケース180に係
止されたキャリア14に反力を取って、リングギヤ17
の最大減速比の減速回転がカウンタドライブギヤ170
に出力される。なお、エンジンコースト時には、キャリ
ア13にかかる反力トルクが逆転するので、図3で括弧
付きの○で示すように、第2のブレーキ110を締結さ
せる。
【0026】また、第2速(2ND)は、第1のクラッ
チ60と第1のブレーキ100の締結により達成され
る。この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構30
を経て減速された回転が第1のクラッチ60経由で小径
のサンギヤ12に入力され、第1のブレーキ100の締
結によりトランスミッションケース180に固定された
大径のサンギヤ11に反力を取って、リングギヤ17の
減速回転がカウンタドライブギヤ170に出力される。
このときの減速比は、第1速(1ST)より小さくな
る。
【0027】また、第3速(3RD)は、第1のクラッ
チ60と第3のクラッチ80との同時締結により達成さ
れる。この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構3
0を経て減速された回転が第3のクラッチ80と第1の
クラッチ60経由で同時に大径のサンギヤ11と小径の
サンギヤ12に入力され、第1の遊星歯車機構10が直
結状態となるため、両サンギヤ11,12への入力回転
と同じリングギヤ17の回転が、入力軸50の回転に対
しては減速された回転として、カウンタドライブギヤ1
70に出力される。
【0028】また、第4速(4TH)は、第1のクラッ
チ60と第2のクラッチ70との同時締結により達成さ
れる。この場合、一方で入力軸50から第2の遊星歯車
機構30を経て減速された回転が第1のクラッチ60経
由で小径のサンギヤ12に入力され、他方で入力軸50
から第2のクラッチ70経由で入力された非減速回転が
キャリア14に入力され、2つの入力回転の中間の回転
が、入力軸50の回転に対しては僅かに減速されたリン
グギヤ17の回転としてカウンタドライブギヤ170に
出力される。
【0029】また、第5速(5TH)は、第2のクラッ
チ70と第3のクラッチ80との同時締結により達成さ
れる。この場合、一方で入力軸50から第2の遊星歯車
機構30を経て減速された回転が第3のクラッチ80経
由で大径のサンギヤ11に入力され、他方で入力軸50
から第2のクラッチ70経由で入力された非減速回転が
キャリア14に入力され、リングギヤ17の入力軸50
の回転より僅かに増速された回転がカウンタドライブギ
ヤ170に出力される。
【0030】また、第6速(6TH)は、第2のクラッ
チ70と第1のブレーキ100の締結により達成され
る。この場合、入力軸50から第2のクラッチ70経由
で非減速回転がキャリア14にのみ入力され、第1のブ
レーキ100の締結によりトランスミッションケース1
80に固定されたサンギヤ11に反力を取るリングギヤ
17の更に増速された回転がカウンタドライブギヤ17
0に出力される。
【0031】また、後進(REV)は、第3のクラッチ
80と第2のブレーキ110の締結により達成される。
この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構30を経
て減速された回転が第3のクラッチ80経由でサンギヤ
11に入力され、第2のブレーキ110の締結によりト
ランスミッションケース180に固定されたキャリア1
4に反力を取るリングギヤ17の逆転がカウンタドライ
ブギヤ170に出力される。
【0032】以上が本発明を適用し得る自動変速機の概
略構成であるが、本発明が適用された自動変速機は、オ
イルクーラ260が、トランスミッションケース180
の輪郭内に納まるように、或いはトランスミッションケ
ース180の最外周部から張り出さないように取り付け
られている。以下に、具体的に説明する。トランスミッ
ションケース180は、入力軸50及びこれに取付けら
れている各要素、カウンタギヤ400並びにディファレ
ンシャル装置450を収納可能な形状として形成されて
いる。トランスミッションケース180は、図4及び図
5に示すように、大別して、ケース本体190とその後
端を覆うサイドカバー200とから構成されている。
【0033】ケース本体190は、各軸上の各要素を収
納するように最適形状に形成された周壁により筒状に構
成されている。すなわち、ケース本体190は、入力軸
50の外周側を覆って入力軸50を収納する円筒状の第
1軸収納部191と、図4で第1軸収納部191の右上
部に連設して設けられ、カウンタ軸401の外周側を覆
うと共に、カウンタ軸401の後端面を覆ってカウンタ
軸401を収納する第2軸収納部192と、図4で第1
軸収納部191の右下部に設けられ、一方のドライブシ
ャフト453aの外周側を覆うようにして収納する第3
軸収納部193とを備えている。
【0034】第1軸収納部191には、第1及び第2の
遊星歯車機構10及び30、第1,第2及び第3のクラ
ッチ60,70及び80、並びに第1及び第2のブレー
キ100及び110等で構成される変速ユニットが収納
され、且つ出力ギヤとなるカウンタドライブギヤ170
が前面側に配設されており、第2軸収納部192には、
カウンタドライブギヤ170に噛合するカウンタドリブ
ンギヤ402及びその前面側に配置されたリダクション
ギヤ403で構成されるカウンタギヤ400のみが設け
られていることにより、第1軸収納部191の後端側が
第2軸収納部192の後端側より大きく後方に突出され
ている。また、第1軸収納部191の後端開口面に、略
皿形状のサイドカバー200が複数のボルト221によ
り取付けられている。
【0035】第2軸収納部192は、カウンタ軸401
の後端面を覆う部分の内側面に取付けられた第1の軸受
404aにより、カウンタ軸401の一端を回転自在に
支持している。第3軸収納部193は、第2軸収納部1
92におけるカウンタ軸401の後端面を覆う部分に連
設された部分に、ドライブシャフト453aを外部に出
すための開口部が形成されている。
【0036】また、ケース本体190には、図4では左
側面にコントロールバルブ250が配置されている。コ
ントロールバルブ250は、オイルクーラ260に油を
供給することを含めて、前記第1,第2及び第3のクラ
ッチ60,70及び80や第1及び第2のブレーキ10
0及び110を、第1,第2,第3,第4及び第5の油
圧サーボ機構120,130,140,150及び16
0により油圧制御し、或いはこれらクラッチ60,7
0,80並びに第1及び第2のブレーキ100及び11
0、さらには軸受或いは歯車等に潤滑を供給し、トルク
コンバータ230で作動流体として使用する油の流動を
制御する。
【0037】オイルクーラ260は、ケース本体190
の第1軸収納部191の外周面における後端側であっ
て、第2軸収納部192のカウンタ軸401の後端面を
覆う部分の外側面に対向する位置に配置されており、前
記コントロールバルブ250に対して、第1軸収納部1
91を挟んだ対向位置に配置されている。すなわち、ト
ランスミッションケース180の第1軸収納部191の
外周面における後端側と、第2軸収納部192のカウン
タ軸401の後端面を覆う軸方向端部面とで形成される
段部であり、且つ第1軸収納部191を挟んでコントロ
ールバルブ250に対向位置してオイルクーラ260が
配置されている。さらに、オイルクーラ260は、トラ
ンスミッションケース180の軸方向に投影される輪郭
内に納まるように配置されている。
【0038】ケース本体190には第1軸収納部191
の外周面においてカウンタ軸401の軸線上近傍に位置
するように垂直取付面を有する取付け台座191aが形
成されている。取付け台座191aは、カウンタ軸40
1の軸線上に位置されるようトランスミッションケース
180に形成されている。オイルクーラ260は、この
取付け台座191aに横置き状態で取付けられている。
ここで、このオイルクーラ260は、水により冷却を行
う水冷構造とされている。
【0039】また、図1にも示すように、ケース本体1
90の前端面を閉塞するように、オイルポンプ240を
収納したオイルポンプケース241及びオイルポンプカ
バー242が配置されている。オイルポンプ240によ
り、コントロールバルブ250に供給される油圧が形成
される。また、ケース本体190の前端には、オイルポ
ンプケース241の前方に位置して、コンバータハウジ
ング231が取付けられており、コンバータハウジング
231の内側にトルクコンバータ230が配置されてい
る。
【0040】また、ケース本体190には、図4及び図
5に示すように、コントロールバルブ250からの油を
オイルクーラ260を介して送り出すための入側及び出
側の油路271及び272が形成されている。入側油路
271は、コントロールバルブ250からオイルクーラ
260への油路を構成し、出側油路272は、オイルク
ーラ260から入力軸50に設けた軸内通路51への油
路を構成している。例えば、出側油路272について
は、サイドカバー200に形成されている後述の油路2
01aを一部に含むものとして構成されている。
【0041】ここで、オイルクーラ260とコントロー
ルバルブ250とが第1軸収納部191を挟むように対
向して配置されていることから、図6に示すように、入
側油路271は、ケース本体190においてその内側面
191bと外側面191cとの壁内を、略直線形状とさ
れて形成されており、また、オイルクーラ260への入
り口付近では、屈曲する形状をなしている。この入側及
び出側の油路271及び272により、油は、コントロ
ールバルブ250からオイルクーラ260を経由して冷
却され、入力軸50の軸内油路51に送り込まれる。す
なわち、コントロールバルブ250とオイルクーラ26
0とをトランスミッションケース180内に形成した流
体通路をなす入側油路271を通じて連通し、コントロ
ールバルブ250から出力される出力油をオイルクーラ
260で冷却してトランスミッションケース180内に
出側油路272を介して還流させている。
【0042】サイドカバー200には、その外側面に、
入力軸50に形成されている軸内油路51に油を導くた
めの管形状からなる複数の油路201a,201b,2
01c,201dが形成されている。図7に示すよう
に、サイドカバー200に形成されている前記油路の内
の一の油路201aは、前記出側油路272の一部をな
しており、ケース本体190における前記オイルクーラ
260の排出部分と屈曲させた形状の油路により連結さ
れている。
【0043】また、サイドカバー200には、その内側
面に、入力軸50を回転自在に支持すると共に、第1及
び第3のクラッチ60及び80と第2の遊星歯車機構3
0を支持するスリーブ部材210が取付けられている。
このスリーブ部材210には、オイルクーラ260の出
側油路272を構成するサイドカーバ200の前記一の
油路201aと、入力軸50に連結される油路51とを
連結する油路210aが形成されている。
【0044】以上のような構成をなす自動変速機は、ケ
ース本体190において突出形状をなす第1軸収納部1
91と第2軸収納部192のカウンタ軸401の後端面
を覆う軸方向端部面とで形成される段部に、且つトラン
スミッションケース180の軸方向に投影される輪郭内
に納まるように取り付けられている。ここで、前記段部
の形状は、変速ユニットのギヤ配列から必然的な形状と
された部分であり、これにより、自動変速機は、このよ
うな段部を有効利用しつつ、オイルクーラ260がトラ
ンスミッションケース180から張り出さない構成を実
現し、装置全体のコンパクト化を実現している。さら
に、このようにすることで、自動変速機は、例えば、自
動変速機の他の構成部分、さらには車における該自動変
速機の搭載部の周辺の構成の自由度を高くすることを実
現可能にする。
【0045】また、自動変速機は、コントロールバルブ
250とオイルクーラ260との間の流体通路である入
側油路271を略直線的な形状をなして形成しており、
これにより、簡単な構成とした流体通路構造を実現する
ことができる。なお、本発明は、前述の実施の形態とし
て説明した自動変速機の構成に限定されるものではな
い。
【0046】前述の実施の形態では、オイルクーラ26
0は、横置きにしているが、これに限定されるものでは
ない。すなわち例えば、オイルクーラ260は、前述し
たように、トランスミッションケース180の輪郭内に
納まっていれば良いのであって、このようなことから、
縦置きであってもよく、斜め置きであっても良い。この
場合、オイルクーラ260の取り付け台座191aにつ
いては、そのようなオイルクーラ260の取り付け方に
応じて適宜形状を決定する。
【0047】また、前述の実施の形態では、自動変速機
を前進6速を実現するギヤトレインを構成しているが、
これに限定されるものではなく、前進5速以下又は7速
以上の自動変速機にも本発明を適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の自
動変速機によれば、変速装置の構成により必然的に形成
されたトランスミッションケースにおける段部を利用
し、トランスミッションケースの軸方向に投影される輪
郭内に納まるようにオイルクーラを配置しているので、
オイルクーラの一部がトランスミッションケースから張
り出さないようにすることができるという効果が得られ
る。また、請求項2記載の自動変速機によれば、オイル
クーラとコントロールバルブとの間の流体通路を略直線
的な形状をなして形成することができるので、流体通路
を簡単な構成にすることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動変速機の構成を示す断
面図である。
【図2】前述の自動変速機を示すスケルトン図である。
【図3】前述の自動変速機の作動を示す図である。
【図4】前述の自動変速機のトランスミッションケース
を示す背面図である。
【図5】前述のトランスミッションケースを示す側面図
である。
【図6】前述のトランスミッションケース内における入
側油路付近の形状を示す断面図である。
【図7】前述のトランスミッションケース内における出
側油路付近の形状を示す断面図である。
【図8】従来の自動変速機の構成を示す斜視図である。
【図9】前述の従来の自動変速機におけるオイルクーラ
から延在される油路の形状を示す断面図である。
【符号の説明】
50 入力軸 180 トランスミッションケース 190 ケース本体 191 第1軸収納部 191a 取付け台座 192 第2軸収納部 193 第3軸収納部 200 サイドカバー 260 オイルクーラ 401 カウンタ軸 453a,453b ドライブシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J063 AA02 AB12 AC05 BA03 BA15 BB41 CA01 CD41 XH02 XH12 XH23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部がトルクコンバータの出力側に連
    結され、該トルクコンバータの出力を外装した変速装置
    で変速して他端部との中間位置に設けた出力ギヤから出
    力する第1軸と、該第1軸と平行に配設され、前記出力
    ギヤに噛合する入力ギヤと該入力ギヤより前記トルクコ
    ンバータ側に配設した出力ギヤとを設けた第1軸より短
    尺の第2軸と、該第2軸と平行に配設され、第2軸の出
    力ギヤと噛合するディファレンシャルギヤの出力軸とな
    る第3軸とをトランスミッションケースに収納した自動
    変速機において、 前記トランスミッションケースの前記第1軸の他端部側
    の外側部と、前記第2軸の出力ギヤ側端部を覆う軸方向
    端部とで形成される段部に、且つ該トランスミッション
    ケースの軸方向に投影される輪郭内に納まるようにオイ
    ルクーラを配置したことを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 前記オイルクーラと、前記トランスミッ
    ションの外側部に配置され、前記オイルクーラに作動流
    体を供給するコントロールバルブとを前記第1軸を挟ん
    で対向配置するとともに、前記コントロールバルブと前
    記オイルクーラとを前記トランスミッションケース内に
    形成した流体通路を通じて連通し、前記コントロールバ
    ルブから出力される出力油を前記オイルクーラで冷却し
    てトランスミッションケース内に還流させることを特徴
    とする請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記オイルクーラは、前記トランスミッ
    ションケースにおける前記第2軸の延長線上に形成され
    た垂直取付面を有する台座に取り付けられていることを
    特徴とする請求項1又は2項に記載の自動変速機。
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