JP2003105899A - パネルの連結構造 - Google Patents

パネルの連結構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】パネルを複数連結した可動間仕切から所望のパ
ネルのみ抜き取ろうとした場合に、パネル同士の位置関
係を保ったままでの抜き取りができないので、所望の間
仕切を抜き取るためには、連結された間仕切を1枚ずつ
外さねばならず、中抜き作業が非常に煩雑となる。 【解決手段】隣接するパネル1の少なくとも一方のパネ
ル1の側枠部材4に回動可能に設けた連結バックル9を
設け、他方のパネル1の側枠部材4にこの連結バックル
9の先端部に設けた爪部94に係り合い可能に構成した
係り合い部6を設け、パネル1を隣接させたままの状態
で、連結バックル9を、パネル1が厚み方向に沿って移
動できるような退避位置であるパネル1の側端面400
より内側に退避するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等に使用
される可動間仕切を構成するパネル同士を連結させるた
めに好適に用いられる連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィス等で空間を仕切る可動間仕切
は、通常、複数枚のパネルを連続させて連結して使用す
るのが常である。そして、このような可動間仕切を構成
するパネルには、高さや厚み幅を揃えて連結しやすくす
るといった観点や、外観を良くするという観点から、同
種類のパネルを用いることが多い。
【0003】ところで、このような同種類のパネル同士
を連結するものとして、例えば、下端部に爪部材を設け
て左右方向にパネルを連結させるようなものが知られて
いる。このようなものは、パネルの側縁部近傍に爪部材
を収納させておき、パネルを連結する場合には、その爪
部材の自由端側を下方に回転させて、その先端部に設け
られた爪部を上方に向けて突出させ、隣接するパネルを
上方から載せて、この隣接するパネルを嵌め合わせて連
結している。そして、この下端部の連結によって隣接方
向への離脱を規制するとともに、このパネルの上端部分
を適宜バックルや連結金具などで連結して、確実にパネ
ル同士を連結させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
パネルの連結を解除する場合には、上端部分のバックル
や連結仮金具を外し、上に持ち上げて下端部分を連結し
ている爪部材の爪部の嵌め合わせを、パネルを解除しな
ければならない。
【0005】さらに、上記のような連結構造によって連
結させた可動間仕切から、例えば、そのレイアウトの変
更のために、所望のパネルのみ抜き取ろうとすると、こ
のパネルの両側縁部の下端側を連結しているそれぞれの
爪部の嵌め合わせを解除しなければならないが、この抜
き取りたいパネルにさらに連結しているパネルがある場
合は、このパネルに連結しているパネルごとすべて持ち
上げねばならず、実質的には下端部側の爪部材の連結を
解除することができない。すなわち、所望のパネルを抜
き取るためには、連結されたパネルを端から一枚ずつ外
さねばならず、中抜き作業が非常に煩雑となるものであ
った。
【0006】加えて、このように一枚ずつパネルを外し
ていくためには、これらのパネルの近傍に置いてある家
具類なども移動させなければならないという不具合もあ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、同種類のパネルを隣
接して設け、パネルの一側部側に設けた突没可能な爪部
材を、隣接するパネルの引掛部に引っ掛けて連結するよ
うにしたパネルの連結構造において、爪部材を引っ掛け
て連結した状態から、この爪部材を、パネルの厚み方向
に沿ってパネルを水平移動させることのできる位置に退
避するように設けたことを特徴とするものである。な
お、「突没」は、例えば回転によるものや、水平方向の
移動によるものなどを含むものである。
【0008】このような構成のものであれば、面方向に
連結した複数枚のパネルの中から所望のパネルを抜き取
る場合に、パネルを持ち上げたり面方向に1枚ずつずら
したりすることなく、抜き取りたいパネルに設けられて
いる爪部材および引掛部のそれぞれ係り合いを解除し、
該爪部材を退避させることによって、直接的に所望のパ
ネルのみをパネルの厚み方向に沿って水平にずらして抜
き取り作業を行うことができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0010】図1は、パネル1を本実施の形態において
連結させた可動間仕切100の概観斜視図を示したもの
で、図2は、その連結部分を示す要部の正面図を示し、
図3は、その分解斜視図を示したものである。
【0011】図1に示すパネル1は、同種類のパネル1
を複数枚連結することによって可動間仕切100を構成
するもので、パネル1の表裏面を形成するパネル要素2
と、このパネル要素2を前後面に装着するための内部構
造体たる構造枠体3とを具備してなるものである。
【0012】パネル要素2は、板金製の板状部材の内面
に芯材を充填してなる長方形状のもので、構造枠体3の
略全域を覆うようにしている。これらのパネル要素2の
内側には、合成樹脂製の図示しない爪部を設けて、この
爪部を後述する構造枠体3の図示しないパネル要素取付
部に嵌め込むことによって、当該構造枠体3に着脱可能
に装着し得るようにしている。
【0013】構造枠体3は、左右の側端面400を形成
する2つの側枠部材4と、これらの側枠部材4に跨って
水平方向に取り付けた複数の横枠部材5とから構成され
ている。この側枠部材4や横枠部材5は、断面を中空形
状にした金属フレームによって成形し、適所に開口部を
設けて、パネル要素を取り付けられるようにしている。
【0014】側枠部材4は、金属フレームによって左右
の側壁部40、41と前壁部42と後壁部43とを構成
し、その下端部近傍の内方に後述するブラケット7をは
め込んで取り付けるために下端部を開口させた略角パイ
プ状のものである。さらに、本実施の形態においては、
後述するブラケット7をその下端部近傍に取り付けるた
めのねじ孔410(図3参照)を、パネルの側端面40
0を形成する側壁部40と反対側の側壁部41に設けて
いる。
【0015】ブラケット7は、後述する爪部材たる連結
バックル9を取り付けるためのものであるが、側枠部材
4の下端部分に取り付けて、側枠部材4とともにパネル
1の側部を構成しているものである。このブラケット7
は、板金素材を塑性加工して、側壁部71と前壁部72
と後壁部73とを形成し、パネル1の側端面400側に
位置する面を後述する引掛部70bを備えた壁部70を
残して底部74との間を開口させ、さらにを設けたもの
である。また、側枠部材4の下端部近傍の内方に取り付
けられるように、その横断面を側枠部材4よりも小さく
形成し、さらに側枠部材4に設けたねじ孔410に対応
する側壁部71の位置にねじ孔710を設けて、これら
ねじ孔410およびねじ孔710にネジPを締め付ける
ことによって側枠部材4に取り付けられるようにしてい
る。このブラケット7は、さらに、下端部にアジャスタ
8を取り付けて側枠部材4の上端部までの高さすなわち
パネル1の高さを調節可能に構成している。
【0016】このように構成したパネル1を、本実施の
形態においては、パネル1の側部を構成するブラケット
7を介して回動可能に設けた爪部材たる連結バックル9
を回転させ、その連結バックル9の先端部に設けた爪部
94を、開口部10を通して側端面400から突出させ
て、隣接するパネル1のブラケット7に設けた引掛部7
0bに引っ掛け、さらに固定手段Fによって連結バック
ル9を係り合い状態で固定して連結するようにしてい
る。そして、この連結バックル9と引掛部70bとの係
り合い状態から、この連結バックル9がパネル1の厚み
方向に沿った水平移動を妨げない退避位置であるパネル
1の側端面400より内側に退避し得るように構成した
ものである。
【0017】連結バックル9を取り付けるためのブラケ
ット7は、図4に示すように、そのパネル要素2の面側
に位置する前壁部71および後壁部72に、連結バック
ル9の回転軸91(図5など参照)を厚み方向に平行に
取り付けるための回転軸取付孔76を設け、連結バック
ル9を引掛け位置と退避位置との間で回転できるように
している。さらに、この回転軸取付孔76から離間した
位置に、ピン案内孔77と、ピン退避用溝78と、ピン
ロック用溝79とを連続して設けている。ピン案内孔7
7は、その幅をピン92の縦断面よりも若干大きく設け
た円弧状のものであり、ピン92を内部に沿わせるよう
に上方に向かって移動させて、連結バックル9を係り合
い位置まで回転させるためのものである。ピン退避溝7
8は、案内孔の下端部側から、鉛直方向より側壁部側に
所定角度(例えば10度)斜め方向に形成し、ピン92
をこのピン退避溝78に嵌まり込ませることによって、
連結バックル9の退避位置での動きを規制するためのも
のである。ピンロック用溝79は、案内孔の上端部分か
ら、水平方向より所定角度(例えば20度)斜め下方に
形成したもので、後述する固定手段Fの構成要素として
設けたものある。
【0018】連結バックル9は、図5に示すように連結
バックル本体90と、この連結バックル9本体を回転さ
せる厚み方向に平行な回転軸91と、連結バックル本体
90を回転操作するとともに固定させるためのピン92
とをユニット化して設けたものである。
【0019】連結バックル本体90は、正面視略L字形
の板状のバックル部90aと、このバックル部90aの
前後面にブラケット7の前壁部71および後壁部72の
内側面に沿うように突出する鍔部90bとを鋳造によっ
て一体成形したものである。バックル部90aには、前
後面に跨ってピン92を貫通させるピン差込部93と、
その先端部に、連結バックル9を略水平にした場合に上
方に突出して隣接するパネル1の引掛部70bに引っ掛
かり可能な爪部94を設けている。この爪部94は、連
結バックル9を係り合い位置(図4(c))において上
向きになるように設け、後述する引掛部70bに引っ掛
けようにしたものである。
【0020】回転軸91は、鍔部90bを前後に貫通す
るように設けたものである。
【0021】ピン92は、ピン差込部93およびブラケ
ット7に設けたピン案内孔77を通して、連結バックル
9を回転させることが可能な程度の長さを有した縦断面
円形の棒状のものである。このように断面を円形にして
ピン案内孔77での摩擦を少なくしているが、角柱状の
ものでも良い。
【0022】開口部10は、ブラケット7の壁部70の
下方側に位置する開口75と、この開口75と連続する
ように壁部70の下端部分を略台形状に切り欠いて設け
た開口部70aと、側枠部材4の側端面400を形成す
る側壁部41の下端部分を矩形状に切り欠いて設けた切
欠部400a(図3)とによって形成したものであり、
連結バックル9を回転させて、その爪部94を側端面4
00から突出させるようにしたものである。
【0023】引掛部70bは、ブラケット7に設けた開
口部70aの上側に連続させて、爪部94の大きさに対
応する幅に切り欠いて設けたもので、隣接するパネル1
の開口部10から突出した連結バックル9の爪部94を
引っ掛けるようにしたものである。
【0024】固定手段Fは、連結バックル9と引掛部7
0bと係り合わせた時に、ピン92を、ロック用溝79
およびこれに重なる連結バックル9のピン差込孔の下端
部側に位置させロックピンとして機能させて、連結バッ
クル9の回転をロックして、係り合い位置で固定させる
ようにしたものである。このように連結バックル9を回
転させるためのピン92を固定手段Fとしても利用でき
るように構成して、部品点数を減らしている。
【0025】次に、上記のように構成した連結構造を採
用して、パネル1同士を連結する場合および連結を解除
する場合について、主として図6を使用して説明する。
図6は、連結バックル9の回転時の状態を示したもので
ある。
【0026】同種類のパネル1同士を連結させる場合に
は、まず、パネル1同士を隣接させ、一方のパネル1側
に取り付けられた連結バックル9のピン92をピン退避
溝78からピン案内孔77まで持ち上げて(図
(a))、ピン案内孔77を沿わせることによって回転
させ(図(b))、側端面400から先端部に設けた爪
部94を突出させる。そして、爪部94を他方のパネル
1に設けられた引掛部70bに引掛けるようにして係り
合わせ、さらに、ピン92をロック用溝79内に位置さ
せるようにして連結バックル9を固定して(図
(c))、パネル1同士を連結する。なお、このように
パネル1の下端部を連結させる場合、それぞれのパネル
1の左右の側枠部材4に、連結バックル9と引掛部70
bとが設けられているので、連結部分において、左右ど
ちらのパネル1に設けられている連結バックル9を使用
して連結させてもよい。そして、使用しない連結バック
ル9は、ピン92をピン退避溝78に位置させるように
して、ブラケット7の内部に位置させ、二つの連結バッ
クル9がお互い干渉しないようにする。さらに、上端部
側には、例えば、図1に示すように、ボルトVを斜め下
方に挿入可能な第1の連結部材Aをパネル1の側枠部材
4に取り付け、一方これに対向する隣接するパネル1の
側枠部材4にボルトVに対応するナットを備えた第2の
連結部材Bを取り付けて、連結する。
【0027】次に、上述したパネル1の連結を解除する
場合について説明する。
【0028】まず、ボルトVを外すことによって上端部
の第1の連結部材Aおよび第2の連結部材Bの連結を解
除する。次に、パネル1同士を隣接させたままの状態
で、ピン92をロック用溝79から斜め上方のピン案内
孔77側へ移動させる(図(c))。ピン案内孔77の
位置まで持ち上げると、下方に向けて案内孔内をピン9
2が重力に従って滑るように移動し、もしくはピン92
を手で移動させ(図(b))、それに伴って連結バック
ル9が、隣接するパネル1を厚み方向に移動することを
妨げない退避位値である側枠部材4の側端面400より
も内側に退避する。さらに、ピン92は、重力に従って
ピン退避溝78内へ移動し、連結バックル9の回転方向
の動きが規制され退避位置に留まる。
【0029】そして、複数枚のパネル1を面方向に連結
した可動間仕切100から、所望のパネル1のみを抜き
取りたい場合は、パネル1同士を隣接させた状態で、抜
き取りたいパネル1の両側端を連結している連結を上述
のように解除して連結バックル9をパネル1の側端面4
00の内側に退避させ、パネル1を厚み方向に移動させ
て抜き取るようにする。
【0030】以上詳述した本実施の形態の連結構造は、
同種類のパネル1を隣接して設け、パネル1の側部たる
ブラケット7に取り付けた回転可能な連結バックル9
を、隣接するパネル1の引掛部70bに引っ掛けて連結
するようにしたパネルの連結構造において、連結バック
ル9を引掛部70bに引っ掛けて連結した状態から、連
結バックル9をパネル1の厚み方向に沿ってパネル1を
水平移動させることができる位置であるパネル1の側端
面400内側に退避可能にに構成したので、連結バック
ル9と引掛部70bとの係り合いを解除し、可動間仕切
100から所望のパネル1のみを抜き取りたい場合に、
当該パネル1の左右に隣接するパネル1との連結を解除
させ、それぞれの連結構造を構成する連結バックル9
を、この連結バックル9が設けられているパネル1の側
端面400よりも内側に退避させて、抜き取りたい間仕
切を厚み方向にずらすのを妨げないようにすることがで
きる。すなわち、一方に連なるパネル1を一枚ずつ外す
ことなく、所望のパネル1のみを中抜きすることできる
ようになる。
【0031】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はない。
【0032】例えば、連結バックル9に対する引掛部と
して、本実施の形態では、壁部70を切り欠いて設けた
引掛部70bとしたが、引掛部として、弾性を有する素
材で爪部94を上方からもしくは側方から挟み込むよう
な凹部を有するもの構成し、この引掛部の弾性力に抗し
て爪部94を引っ掛けるようにしたものでも良い。
【0033】また本実施形態においては、連結バックル
9をブラケット7を介して取り付けるようにしたが、ブ
ラケット7を使用せず、側枠部材4に直接取り付けるよ
うにしたものでもよい。
【0034】また、連結バックルを、爪部を連結状態で
下向きとなるように設けたものに構成し、引掛部を、こ
の爪部を引掛け可能に、例えば壁部70の上端部を切り
欠いて設け、さらに連結バックルを鉛直上方から下向き
に回動できるような開口部をブラケット7および側枠部
材4に設け、この連結バックルを上方側から下方に向け
て回転させて連結させるようにするとともに、連結バッ
クルを上方へ向けて回転させパネル1の側端面400よ
り内側に退避し得るように構成したものでもよい。
【0035】また、図7に示したように構成したもので
も良い。この実施の形態は、側枠部材14の下端部に設
けたアジャスタ18に爪部材19を貫通させて取り付
け、この爪部材の下方に取り付けたナットNをアジャス
タの表面のネジ部180に回転させることによって、爪
部材19を上方に移動させる。そして、その先端に設け
た爪部194を、引掛部たる隣接するパネル11に設け
た側枠部材14の下端部14aに引っ掛けるようにした
ものでも良い。一方、これと対向する側の爪部材19
は、連結する側の爪部材と干渉しないように、使用しな
い爪部材19を、その爪部194を側端面1400と逆
方向に向くように回転させておく。このようなものであ
れば、連結を解除する際に、ナットNを緩めて爪部材1
9全体を下方側に移動して、水平方向に側端面1400
の逆方向に回転させ、パネル11がその厚み方向に沿っ
た水平移動することを妨げない側端面1400より内側
位置に退避させることができる。
【0036】また、図8に示すように構成したものでも
良い。この実施の形態は、構造枠体13を構成する側枠
部材14の下端部に支持部たるアジャスタ28を取り付
けて支持させるようにしたパネル11に、テーパ状の貫
通孔290を有する爪部材29を取り付け、その貫通孔
の下端部を回転可能に固定する。そして、その爪部材2
9を取り付け、その先端部に設けた爪部294を側枠部
材14の下端部14aに引っ掛けて連結する際、固定部
材Kを爪部材29に設けた凹部291に嵌め合わせて、
爪部29の引っ掛かり状態を維持させるようにしたもの
でも良い。一方これと対向する側の爪部材29は、連結
する側の爪部材29と干渉しないように、その爪部29
4を側端面1400と逆方向を向くように回転させてお
く。このようなものであれば、固定部材Kを回転させて
爪部材29の側端面2400側に近い凹部292に嵌め
込ませて上方から押し、貫通孔290の下端部とアジャ
スタ28の接触点Tを支点にして下向きに回転させて爪
部294を下方に移動させて係り合いを解除し、さらに
爪部材29を水平方向に側端面2400の逆方向に回転
させて、パネル21がその厚み方向に沿った水平移動す
ることを妨げないパネル21の側端面2400の内側に
退避させることができる。
【0037】その他、各部の具体的構成についても、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】すなわち、本発明のパネルの連結構造は、
同種類のパネルを隣接して設け、パネルの一側部側に設
けた突没可能な爪部材を、隣接するパネルの引掛部に引
っ掛けて連結するようにしたパネルの連結構造におい
て、爪部材を引っ掛けて連結した状態から、この爪部材
をパネルの厚み方向に沿ってパネルを水平移動させ得る
位置に退避可能に構成したものである。
【0040】このようなものに構成したので、複数の連
結されたパネルから、所望のパネルのみを抜き取りたい
場合に、爪部材を退避させることによって所望のパネル
のみを直接的に厚み方向にずらして抜き取ることがで
き、中抜き作業を非常にスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体の概観斜視
図。
【図2】同要部を示す正面図。
【図3】同要部を示す概観斜視図。
【図4】同実施の形態におけるブラケットを示す正面図
および側面図。
【図5】同実施の形態における連結バックルを示す正面
図および平面図。
【図6】同作用説明図。
【図7】別の実施の形態の要部を示す正面図。
【図8】別の実施の形態の要部を示す正面図。
【符号の説明】
1、11・・・パネル 2・・・パネル要素 3、13・・・構造枠体 6・・・引掛部 7・・・側部(ブラケット) 9・・・爪部材(連結バックル) 14・・・側部(側枠部材) 18、28・・・支持部(アジャスタ) 19、29・・・爪部材 91・・・回転軸 94、194、294・・・爪部 14a・・・引掛部(下端部) 400、1400・・・側端部(側端面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 徹 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 Fターム(参考) 3J001 FA05 HA04 JD24 KA19 KB03 KB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同種類のパネルを隣接して設け、パネルの
    一側部側に設けた突没可能な爪部材を、隣接するパネル
    の引掛部に引っ掛けて連結するようにしたパネルの連結
    構造において、 前記爪部材を前記引掛部に引っ掛けて連結した状態か
    ら、当該爪部材を前記パネルの厚み方向に沿ってパネル
    を水平移動させ得る位置に退避可能に設けたことを特徴
    とするパネルの連結構造。
  2. 【請求項2】構造枠体の表裏にパネル要素を取り付けた
    同種類のパネルを隣接して設け、パネルの厚み方向に沿
    った回転軸と、当該回転軸によって回転可能に支持され
    た爪部材と、当該爪部材に設けられた爪部を下方側から
    引っ掛け可能な引掛部とを備え、隣接するパネルの引掛
    部に爪部を引っ掛けて連結するようにしたパネルの連結
    構造において、 前記爪部材を、引掛部に引っ掛けて連結した状態から爪
    部材をパネルを隣接した状態で下向きに回転させて、当
    該爪部材を設けているパネルの側端部より内側に退避さ
    せることを特徴とするパネルの連結構造。
  3. 【請求項3】パネルが、構造枠体の下端部を支持する支
    持部を備えたものであり、 爪部材を、前記脚部に上下動可能に取り付け、当該爪部
    材を下方から上方へ動かすことによって爪部を引掛部に
    係り合わせた請求項1又は2記載のパネルの連結構造。
  4. 【請求項4】爪部材を、さらに脚部に対して水平方向に
    回転可能に設け、当該爪部材の爪部を下方に移動させて
    から、爪部材を水平方向に回転させて、パネルの側端部
    より内側に退避可能に設けた請求項1乃至3記載のパネ
    ルの連結構造。
  5. 【請求項5】爪部材を、さらに脚部に対して水平方向に
    回転可能に設け、当該爪部材全体を下方に移動させてか
    ら、爪部材を水平方向に回転させて、パネルの側端部よ
    り内側に退避可能に設けた請求項1乃至4記載のパネル
    の連結構造。
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