JP2003104403A - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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JP2003104403A
JP2003104403A JP2001294655A JP2001294655A JP2003104403A JP 2003104403 A JP2003104403 A JP 2003104403A JP 2001294655 A JP2001294655 A JP 2001294655A JP 2001294655 A JP2001294655 A JP 2001294655A JP 2003104403 A JP2003104403 A JP 2003104403A
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JP
Japan
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wide
mouth opening
contents
tube container
small hole
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Pending
Application number
JP2001294655A
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English (en)
Inventor
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshida Industry Co Ltd filed Critical Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納部内に残存して使用できない内容物が少
ないチューブ容器を提供する。 【解決手段】 可撓性を有する収納部12と、収納部1
2内の内容物20を取り出し可能な広口開孔16aを形
成する広口開孔部16と、この広口開孔部16に螺合さ
れて取り外し可能に設けられ、上記収納部12の内外を
連通する小孔18aを有する栓体18とを備えている。
上記内容物20は、上記収納部12が押圧されて上記小
孔18aから吐出され、あるいは上記栓体18が取り外
されて上記広口開孔16aから取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性を有する収
納部に収納された内容物を、上記収納部を押圧すること
によって吐出させるチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブ容器は、円筒状の胴部を
有し、その一方の端部はその直径方向外側から圧接され
て板状に封止され、他方の端部にはその周縁部に接合さ
れる閉塞部によって閉塞され胴部内に収納部が形成され
ている。そして、上記閉塞部の中央に外方に向かって突
設された吐出筒を有し、その先端が内容物を吐出させる
ために収納部の内外を連通する吐出孔をなしている。
【0003】この種のチューブ容器は、収納部が押圧さ
れることによって内容物を吐出する。このため、容易に
押圧できるように、胴部は可撓性を有する部材で形成さ
れている。他方、吐出筒は、収納部が押圧されることに
より、撓んだ胴部によって吐出孔が塞がれないように開
孔状態を維持することが必要である。このため、吐出筒
および閉塞部は胴部より高い剛性を有している。
【0004】また、チューブ容器から吐出させる内容物
の量は、使用者が上記胴部を押圧する押圧力を加減して
調整する。このとき、上記吐出孔が大きい場合には僅か
な押圧力によって多量の内容物が吐出されてしまい、そ
の調整が難しくなる。このため、吐出量の調整を容易に
するために、吐出孔は小さく形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチューブ容器にあっては、閉塞部が剛性を有してい
るため、閉塞部は変形しにくく、閉塞部近傍の胴部を十
分に変形させることが難しい。よって、チューブ容器の
閉塞部近傍に内容物が残存していても、それを残すこと
なく吐出させることができず、比較的多量の内容物を使
用することができなかった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、収納部内に残存して取り出せない内
容物が少ないチューブ容器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、可撓性を有する収納部と、この収納部内
の内容物を取り出し可能な広口開孔を形成する広口開孔
部と、この広口開孔部に螺合されて取り外し可能に設け
られ、上記収納部の内外を連通する小孔を有する栓体と
を備え、上記内容物は、上記収納部が押圧されて上記小
孔から吐出され、あるいは上記栓体が取り外されて上記
広口開孔から取り出されることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、栓体を取り外すことによ
って広口開孔から収納部内の内容物を取り出すことがで
きるので、収納部を押圧しても小孔から吐出させること
ができないような栓体付近の内容物を容易に取り出すこ
とができる。したがって、チューブ容器内に残存して使
用できない内容物を極めて少なくすることができる。
【0009】また、栓体を広口開孔部に螺合したので、
栓体と胴部とを相対的に回転させるだけで栓体を容易に
取り外すことができる。即ち、例えば広口開孔部に圧入
された栓体を取り外す場合のように、力をかけて引き抜
かないため、栓体を取り外した勢いによって内容物が飛
散したり、また手から滑らせて栓体を落とす虞も少な
い。
【0010】また、上記収納部を閉塞する蓋体を備え、
この蓋体は、上記栓体が取り付けられた状態で取り付け
られて当該栓体を押圧し、上記小孔を閉塞して収納部の
気密状態を保持する小孔閉塞部と、上記栓体が取り外さ
れた状態で取り付けられて上記広口開孔部を押圧し、上
記広口開孔を閉塞して収納部の気密状態を保持する広口
開孔閉塞部とを備えていることを特徴とする。
【0011】蓋体には、収納部の気密状態を保持する小
孔閉塞部と広口開孔閉塞部とが備えられているので、栓
体が取り付けられている状態では勿論のこと、取り外さ
れた状態であっても内容物の劣化を防止することができ
る。このため、栓体を取り外しても、残存している内容
物を一度に使い切る必要はなく、最後まで適量ずつ使用
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1〜図4は本発明のチ
ューブ容器の一実施形態を示し、図1はチューブ容器の
栓体を外した状態を示す斜視図、図2はチューブ容器の
蓋体を閉止した状態を示す側断面図、図3は栓体を取り
外して広口開孔部から内容物を取り出す状態を示す側断
面図、図4は栓体を取り外したチューブ容器を蓋体で閉
止した状態を示す側断面図であるである。
【0013】本実施形態のチューブ容器10は、たとえ
ば、可撓性を有する収納部12と、この収納部12内に
収納された内容物20を取り出し可能な広口開孔16a
を形成する広口開孔部16と、この広口開孔部16に取
り外し可能に取り付けられ収納部12の内外を連通する
小孔18aを備えた栓体18と、上記小孔18aを閉止
する小孔閉塞部14aを備えた蓋体14とで構成されて
いる。
【0014】上記収納部12は、円筒状をなす胴部12
aと、その一端側開口に成形、固定されてその開口を覆
う肩部12bとを備え、胴部12aの他端側開口がその
直径方向外側から圧接されて板状に封止されて、その内
部に内容物20が収納される。上記肩部12bには胴部
12aと反対側に円筒状の広口開孔部16が突設され、
上記収納部12の内外を連通している。
【0015】そして、この収納部12の胴部12aは合
成樹脂や合成ゴム等の可撓性部材で形成され、肩部12
bおよび広口開孔部16は胴部12aが押圧されても変
形しにくい程度の剛性を備えている。
【0016】広口開孔16aは、指を挿入して内容物2
0をすくい取ることが可能な程度の内径をなしている。
【0017】円筒状をなす広口開孔部16は、収納部1
2側の外径が先端側の外径より大きく形成された段部1
6bを有している。この段部16bの収納部側の外周に
は、蓋体14が螺合される第1ネジ部16cが、先端側
の外周には栓体18が螺合される第2ネジ部16dがそ
れぞれ形成されている。
【0018】上記栓体18は、広口開孔部16との取付
部18bと、収納部12内の内容物20を外部に案内す
る連通部18cとで構成され、上記広口開孔部16に被
せるように取り付けられる。
【0019】取付部18bは、広口開孔部16を覆う円
盤状の閉塞板18dと、その外周縁から突設され筒状を
なす外筒部18eと、その内側に同心状に設けられた内
筒部18fとで構成されている。外筒部18eの内周に
は、上記広口開孔部16の第2ネジ部16dを螺合する
ネジ部18gが形成され、栓体18と広口開孔部16と
が螺合した状態で、内筒部18fが広口開孔16a内に
挿入されるとともに、内筒部18fの外周が広口開孔部
16の内周と密着している。
【0020】連通部18cは、閉塞板18dの中央に突
設され、収納部12から離れる方向に向かって縮径する
ほぼコーン状に形成され、縮径された先端部分には、広
口開孔部16に取り付けられて収納部12の内外を連通
する小孔18aが設けられている。この小孔18aから
は、上記胴部12aが押圧されることにより内容物20
が吐出される。
【0021】上記蓋体14は、広口開孔部16および栓
体18に被さるような器状をなし、円筒状の筒体部14
bと底部14cとを備え、筒体部14bの内周には、第
1ネジ部16cと螺合するネジ部14dが形成されてい
る。蓋体14の内部には、底部14cからそれぞれ突設
され、筒体部14bと同心状に形成された小孔閉塞部1
4aと広口開孔閉塞部14eとが備えられている。小孔
閉塞部14aは、広口開孔部16に栓体18が取り付け
られた状態で、蓋体14を広口開孔部16に螺合する
と、その先端が小孔18aを囲むように栓体18の先端
を押圧し収納部12の気密状態を保持するように形成さ
れている。広口開孔閉塞部14eは、広口開孔部16か
ら栓体18が取り外された状態で、蓋体14を広口開孔
部16に螺合すると、その先端が広口開孔16aを囲む
ように広口開孔部16の先端を押圧し収納部12の気密
状態を保持するように形成されている。
【0022】そして、このチューブ容器10は、収納部
12に内容物20が多量に収納されている場合には、収
納部12の胴部12aを押圧して栓体18に設けられた
小孔18aから内容物20を吐出させる。このとき、胴
部12aの押圧力を調節することによって上記小孔18
aから内容物20を適量だけ容易に吐出させることがで
きる。
【0023】そして、収納部12内の内容物20が少な
くなり、上記肩部12b周辺にのみ残存し上記胴部12
aを押圧しても吐出できなくなった場合には、上記栓体
18を取り外し、広口開孔16から指等を挿入してその
残存内容物20を取り出すことができる。したがって、
チューブ容器10内の内容物20を残すことなく使用す
ることができる。ここで、内容物20を広口開孔16か
ら指ですくい取る例を示したが、これに限らず、へらや
パフ等ですくい出しても構わない。
【0024】また、このチューブ容器10は、栓体18
を取り外した後に、蓋体14を広口開孔部16の外周に
設けた第1ねじ部16cに螺合し締め込むことによっ
て、上記広口開孔閉塞部14eが広口開孔部16を押圧
し、収納部12の気密性を保持することができる。
【0025】よって、栓体18を外しても、収納部12
内の内容物20を一度に使い切る必要はなく、内容物2
0を最後まで無駄なく使用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のチューブ容
器にあっては、栓体を取り外すことによって広口開孔か
ら内容物を取り出すことができるので、栓体付近に残存
する内容物を容易に取り出すことができ、使用できない
内容物を極めて少なくすることができる。
【0027】また、栓体を広口開孔部に螺合したので、
栓体を広口開孔部から容易に取り外すことができる。
【0028】小孔閉塞部と広口開孔閉塞部とを備えた蓋
体を備えたので、栓体を外した後も、収納部を気密状態
に保つことができ内容物の劣化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューブ容器の栓体を外した状態を示
す斜視図である。
【図2】チューブ容器の蓋体を閉止した状態を示す側断
面図である。
【図3】栓体を取り外して広口開孔部から内容物を取り
出す状態を示す側断面図である。
【図4】栓体を取り外したチューブ容器を蓋体で閉止し
た状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 チューブ容器 12 収納部 16 広口開孔部 16a 広口開孔 18 栓体 18a 小孔 20 内容物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する収納部と、この収納部内
    の内容物を取り出し可能な広口開孔を形成する広口開孔
    部と、この広口開孔部に螺合されて取り外し可能に設け
    られ、上記収納部の内外を連通する小孔を有する栓体と
    を備え、 上記内容物は、上記収納部が押圧されて上記小孔から吐
    出され、あるいは上記栓体が取り外されて上記広口開孔
    から取り出されることを特徴とするチューブ容器。
  2. 【請求項2】 上記収納部を閉塞する蓋体を備え、この
    蓋体は、上記栓体が取り付けられた状態で取り付けられ
    て当該栓体を押圧し、上記小孔を閉塞して収納部の気密
    状態を保持する小孔閉塞部と、上記栓体が取り外された
    状態で取り付けられて上記広口開孔部を押圧し、上記広
    口開孔を閉塞して収納部の気密状態を保持する広口開孔
    閉塞部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のチューブ容器。
JP2001294655A 2001-09-26 2001-09-26 チューブ容器 Pending JP2003104403A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254769A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Yoshida Industry Co Ltd チューブ容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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RD04 Notification of resignation of power of attorney

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Effective date: 20040928