JP2003102871A - ソリッドゴルフボール - Google Patents
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Abstract
ンカバーを有するソリッドゴルフボールを提供する。 【解決手段】 中心と表面のショアD硬度差が15以上の
ソリッドコアと、該ソリッドコアを被覆するポリウレタ
ンカバーとを含むゴルフボールであって、前記ポリウレ
タンカバーは、イソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マーと芳香族ポリアミン化合物とを含む組成物の硬化体
で、且つ厚み(t)が1.0mm以下であり、該イソシアネ
ート基末端ウレタンプレポリマーにおける残存ポリイソ
シアネート単量体の含有率が0.1質量%以下であり、前
記硬化体のショアD硬度(D)が35〜60であり、前記カ
バーの厚み(t)との積が10〜45である(10≦D×t≦
45)である。
Description
リウレタンカバーで被覆してなるマルチピースソリッド
ゴルフボールに関するものである。
ム球体をソリッドコアとして用いるソリッドゴルフボー
ルのカバーには、耐久性に優れているという点から、主
に、アイオノマー樹脂製カバーが用いられている。しか
し、アイオノマー樹脂製カバーは、バラタゴム製カバー
に比べて打撃時にゴルファーが受ける衝撃が大きく打球
感が劣る傾向にある。
めに、例えば、特許2709950号では、オレフィン
−不飽和カルボン酸共重合体のナトリウム塩又は亜鉛塩
の硬質アイオノマーと、オレフィン−不飽和カルボン酸
−不飽和カルボン酸エステルターポリマーのナトリウム
塩または亜鉛塩の軟質アイオノマーを混合して用いた混
合アイオノマーカバーが提案されている。軟質アイオノ
マーをブレンドすることにより、打球感をソフトにする
ことができるが、その反面、反発性が低下し、さらには
打撃時の耐擦傷性(チャンキング性)が低下するなど、
アイオノマーカバー本来の長所が損なわれる。
し、バラタよりも耐久性を有する安価なカバー材料とし
て、ポリウレタンが注目されている。例えば、特許第2
662909号では、反応の遅いポリアミン硬化剤でウ
レタンプレポリマーを硬化したポリウレタンカバーが開
示されている。また、特開平9−215778号では、
熱可塑性ポリウレタンエラストマーを用いたカバーが提
案されている。
との反応が速く、急激に粘度上昇するため、カバーの成
形が困難という問題があった。特許第2662909号
では、反応の遅いポリアミン硬化剤を用いることで、ウ
レタンプレポリマーとポリアミン硬化剤の反応進行によ
る急激な粘度上昇を抑えているものの、ウレタンプレポ
リマーの種類、硬化剤の種類、これらの組み合わせ等に
よって、粘度上昇が速くて、カバー成形が困難な場合が
ある。また、成形できた場合であっても、反発性、スピ
ン性能、チャンキング性の点で十分とは言えず、更なる
向上が求められている。
を用いる場合、成形性という点で熱硬化性ポリウレタン
カバーより優れているものの、3次元的架橋点を有して
いないため、熱硬化性ポリウレタンカバーやアイオノマ
ーカバーと比べて耐摩耗性、引き裂き強度、チャンキン
グ性が劣っている。
ものであり、その目的とするところは、成形性、ボール
特性を満足できるポリウレタンカバーを有するソリッド
ゴルフボールを提供することにある。
ボールは、中心と表面のショアD硬度差が15以上のソ
リッドコアと、該ソリッドコアを被覆するポリウレタン
カバーとを含むソリッドゴルフボールであって、前記ポ
リウレタンカバーは、イソシアネート基末端ウレタンプ
レポリマーと芳香族ポリアミン化合物とを含む組成物の
硬化体で、且つ厚み(t)が1.0mm以下であり、該
イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーにおける残
存ポリイソシアネート単量体の含有率が0.1質量%以
下であり、前記硬化体のショアD硬度(D)が35〜6
0であり、前記カバーの厚み(t)との積が10〜45
である(10≦D×t≦45)である。
式で表わされる4,4'−ジアミノジフェニルメタン及
びその誘導体であることが好ましく、特に2,2'−ジ
クロロ−3,3',5,5'−テトラエチル−4,4'−
ジアミノジフェニルメタンであることが好ましい。
1〜9のアルキル基、ハロゲン原子又は水素原子のいず
れかを表わす。) 前記イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーは、T
DI系ウレタンプレポリマー、MDI系ウレタンプレポ
リマー及び水素添加MDI系ウレタンプレポリマーから
なる群より選ばれる少なくとも1種であることが好まし
い。
終荷重1275N負荷したときの変形量が2.50〜
3.20mmであることが好ましい。
は、特定の硬度分布を有する加硫ゴム体からなるソリッ
ドコアを、特定のポリウレタンカバーで被覆したことに
特徴を有している。
ンカバーについて説明する。本発明で用いられるポリウ
レタンカバーは、残存ポリイソシアネート単量体の含有
率が0.1質量%以下であるイソシアネート基末端ウレ
タンプレポリマーと芳香族ポリアミン化合物とを含む組
成物(以下、「ウレタンカバー用組成物」という)の硬
化体で構成されている。
ウレタンプレポリマーは、イソシアネート基をウレタン
プレポリマー分子鎖中に少なくとも2以上有するもので
あって、残存するポリイソシアネート単量体の含有量が
0.1質量%以下のものであればよい。ウレタンプレポ
リマー分子鎖中のイソシアネート基の位置は限定され
ず、ウレタンプレポリマー分子鎖主鎖末端にあってもよ
いし、側鎖末端にあってもよい。前記イソシアネート基
末端ウレタンプレポリマーは、ポリオールのヒドロキシ
ル基に対するポリイソシアネート化合物のイソシアネー
ト基のモル比を過剰にした状態で、両者を反応させて得
られる。
シアネート基末端ウレタンプレポリマー中に残存してい
る未反応のポリイソシアネート化合物のことをいう。イ
ソシアネート基末端ウレタンプレポリマー中の残存ポリ
イソシアネート単量体の含有率は、(イソシアネート基
末端ウレタンプレポリマー中に残存しているポリイソシ
アネート単量体の質量/イソシアネート基末端ウレタン
プレポリマーの全質量)×100で定義され、ガスクロ
マトグラフィーによって定量することができる。前記ポ
リイソシアネート単量体の含有率が0.1質量%を超え
ると、ポリウレタンカバー用組成物中に析出物が発生し
やすくなる。前記析出物が発生する機構は明確でない
が、残存ポリイソシアネート単量体とポリアミン硬化剤
との反応生成物が析出するものと推定される。このよう
な析出物の発生は、イソシアネート基末端ウレタンプレ
ポリマーとポリアミン硬化剤との反応を不均一にする原
因となり、その結果、均質なポリウレタンカバーの作製
が困難となる。不均質なポリウレタンカバーは、カバー
の耐久性に影響を及ぼし、特にチャンキング性が低下す
る。またウェット時のスピン量が減少する傾向にある。
ーの原料として用いられるポリイソシアネート化合物は
特に限定しないが、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレ
ンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネート
の混合物(TDI)、4,4'−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)、1,5−ナフチレンジイソシア
ネート(NDI)、3,3'−ビトリレン−4,4'−ジ
イソシアネート(TODI)、キシリレンジイソシアネ
ート(XDI)、パラフェニレンジイソシアネート(P
PDI)等の芳香族ジイソシアネート;4,4'−ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート(水素添加MD
I)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂環式ジイソシア
ネート又は脂肪族ジイソシアネート等のうちの1種また
は2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、得ら
れるポリウレタンカバーの機械的特性及びゴルフボール
の反発性や耐候性・耐水性が良好であるという点から、
TDI若しくは水素添加MDIが好ましく用いられる。
ーの原料として用いられるポリオールとしては、水酸基
を複数有するものであれば、低分子量化合物、高分子量
化合物の如何を問わない。低分子量のポリオールとして
は、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール等のジオール;グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオールなど
のトリオールが挙げられる。高分子量のポリオールとし
ては、活性水素を持つ開始剤とアルキレンオキサイドと
の反応によって得ることができるポリエーテルポリオー
ル;アジピン酸等の2塩基酸とグリコール又はトリオー
ルとの脱水縮合によって得られる縮合系ポリエステルポ
リオール;ε−カプロラクタム等のラクタムの開環重合
によって得られるラクトン系ポリエステルポリオール;
環状ジオールを用いて合成されるポリカーボネートジオ
ール;アクリル系共重合体に適宜水酸基を導入してなる
アクリルポリオールなどのポリマーポリオールが挙げら
れる。前記ポリエーテルポリオールとしては、ポリオキ
シエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコー
ル(PPG)、ポリオキシテトラメチレングリコール
(PTMG)等が挙げられ、縮合系ポリエステルポリオ
ールとしてはポリエチレンアジぺート(PEA)、ポリ
ブチレンアジペート(PBA)、ポリヘキサメチレンア
ジペート(PHMA)などが挙げられ、ラクトン系ポリ
エステルポリオールとしてはポリ−ε−カプロラクトン
(PCL)などが挙げられる。反発性及び耐水性に優れ
ているという点からは、好ましくはポリエーテルポリオ
ール、さらに好ましくはポリオキシテトラメチレングリ
コールが使用される。これらのうち、ポリオキシテトラ
メチレングリコールが好ましく用いられる。
レポリマーとしては、TDI系ウレタンプレポリマー、
MDI系ウレタンプレポリマー及び水素添加MDI系ウ
レタンプレポリマーからなる群より選ばれる少なくとも
1種が好ましく用いられる。具体的には、TDI系ウレ
タンプレポリマー;MDI系ウレタンプレポリマー;水
素添加MDI系ウレタンプレポリマー;TDI系ウレタ
ンプレポリマーと水素添加MDI系ウレタンプレポリマ
ー混合物などが好ましく用いられる。
ーとは、TDI又はTDIを主成分とするポリイソシア
ネート化合物とポリオール(好ましくはポリテトラメチ
レングリコール)とを反応することにより得られるイソ
シアネート基末端ウレタンプレポリマーのことをいい、
前記MDI系ウレタンプレポリマーとは、MDI又はは
MDIを主成分とするポリイソシアネート化合物とポリ
オール(好ましくはポリテトラメチレングリコール)と
を反応することにより得られるイソシアネート基末端ウ
レタンプレポリマーのことをいい、水素添加MDI系ウ
レタンプレポリマーとは、水素添加MDI又はこれを主
成分とするポリイソシアネート化合物とポリオール(好
ましくはポリテトラメチレングリコール)とを反応する
ことにより得られるイソシアネート基末端ウレタンプレ
ポリマーのことをいう。
率が0.1質量%以下であるイソシアネート基末端ウレ
タンプレポリマーの具体例としては、ユニロイヤル社か
ら市販されているアジプレンLF900A、LF950
A、アジプレンLF800A、アジプレンLF700D
等が挙げられる。
物とは、少なくとも2以上のアミノ基が芳香環に結合し
ている化合物をいい、1つの芳香環に2以上のアミノ基
が結合しているフェニレンジアミンタイプでもよいし、
1つのアミノ基が1つの芳香環に結合しているアミノフ
ェニル基を2個以上含むポリアミノベンゼンタイプでも
よい。アミノ基同士の影響、立体障害による影響が少な
くて済むという点から、ポリアミノベンゼンタイプが好
ましく用いられる。ポリアミノベンゼンタイプは、2つ
のアミノフェニル基が直接結合しているジアミノベンゼ
ンでもよいし、2つのアミノフェニル基が低級アルキレ
ン基やアルキレンオキシド基を介在して結合していても
よい。これらのうち、低級アルキレン基を解して2つの
アミノフェニル基が結合しているジアミノアフェニルア
ルカンが好ましく、特に下記一般式で示される4,4'
−ジアミノジフェニルメタン及びその誘導体が好まし
い。p体でしかもアミノフェニル基間に介在する分子鎖
がそれ程長くない場合には、ハードセグメントにあたる
ベンゼン核が直線状に平面的に並列することが可能とな
り、ウレタン結合、尿素結合、及びベンゼン核の水素結
合や分子間の凝集エネルギーが効率よくいかせることに
なるため、反発性が向上し、またチャンキング性等のカ
バー強度、カバーの耐久性も向上する傾向にあるからで
ある。
1〜9のアルキル基、ハロゲン原子又は水素原子のいず
れかを表わす。) 前記アルキル基は、炭素数が1〜9のアルキル基、具体
的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチ
ル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基、n−ノニル基等の直鎖状のアルキ
ル基;i−プロピル基、i−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基、ネオペンチル基等の分枝状のアルキ
ル基;シクロプロピル基、シクロヘキシル基等の脂環式
アルキル基等が挙げられる。これらのうち、立体障害が
少ないという点から、メチル基、エチル基が好ましい。
前記ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等が挙げられ、好ましくは塩素及び臭素である。R1
からR8のアルキル基やハロゲン原子は、それぞれ異な
るアルキル基やハロゲン原子であっても良い。前記4,
4'−ジアミノジフェニルメタン誘導体としては、例え
ば、3,3'−ジクロロ−4,4'−ジアミノジフェニル
メタン、3,3'−ジメチル−5,5'−ジエチル−4,
4'−ジアミノジフェニルメタン、3,3',5,5'−
テトラメチル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、
3,3',5,5'−テトラエチル−4,4'−ジアミノ
ジフェニルメタン、3,3',5,5'−テトライソプロ
ピル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、3,3'−
ジメチル−5,5'−ジイソプロピル−4,4'−ジアミ
ノジフェニルメタン、3,3'−ジエチル−5,5'−ジ
イソプロピル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、
3,3'−ジメチル−5,5'−ジ−t−ブチル−4,
4'−ジアミノジフェニルメタン、3,3'−ジクロロ−
5,5'−ジエチル−4,4'−ジアミノジフェニルメタ
ン、2,2'−ジクロロ−3,3',5,5'−テトラエ
チル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、2,2',
3,3'−テトラクロロ−4,4'−ジアミノジフェニル
メタンなどが挙げられ、2,2'−ジクロロ−3,3',
5,5'−テトラエチル−4,4'−ジアミノジフェニル
メタンは毒性が低いので、特に好ましい。
リアミン化合物の配合量は特に限定しないが、残存ポリ
シソシアネート単量体を0.1質量%以下含有するイソ
シアネート基末端ウレタンプレポリマーに対して、NH
2/NCO=0.85〜1.15(モル比)となる様に
配合をすることが好ましい。
組成物には、ウレタン反応で使用される従来より公知の
触媒を含有してもよい。前記触媒としては、トリエチル
アミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミンなどの
モノアミン類;N,N,N',N'−テトラメチルエチレ
ンジアミン、N,N,N',N'',N''−ペンタメチル
ジエチレントリアミン等のポリアミン類;1,8−ジア
ザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン(DBU)、トリ
エチレンジアミン等の環状ジアミン類;ジブチルチンジ
ラウリレート、ジブチルチンジアセテートなどの錫系触
媒;アゼライン酸、オレイン酸、アジピン酸等の有機カ
ルボン酸類などが挙げられ、好ましくはアゼライン酸で
ある。
イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーと前記芳香
族ポリアミン化合物の他に必要に応じて、硫酸バリウム
等の充填剤;二酸化チタン等の着色剤;分散剤、老化防
止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光材料、蛍光増白剤
等の添加剤等をゴルフボールカバーによる所望の特性が
損なわれない範囲で含有してもよい。
上記組成を有するポリウレタン組成物の硬化体単独の硬
度(硬化体単独の硬度を「スラブ硬度」ということがあ
る)を、ショアD硬度で35以上、好ましくは40以
上、より好ましくは42以上とする。35未満では軟ら
かすぎて反発が低くなりすぎるからである。一方、スラ
ブ硬度が大きくなるにしたがって、カバーが硬くなるこ
とを意味するため、打球感が硬くなるばかりか、スピン
量が少なくなりすぎて、アプローチショットでのコント
ロール性が低下する。よって、スラブ硬度(ショアD硬
度)の上限は60以下であり、好ましくは58以下、よ
り好ましくは55以下とする。
0mm以下であり、好ましくは0.9mm以下であり、
且つウレタンカバーを構成するウレタン硬化体のスラブ
硬度(D)との積(D×t)が10以上、好ましくは2
0以上、より好ましくは21以上で、45以下、好まし
くは40以下、より好ましくは38以下とする。カバー
の厚みを薄くすることにより、ゴム加硫体で構成される
ソリッドコアの割合を高めて、軟らかいウレタンカバー
によるボールの反発性低下を防止することができる。一
方、カバーが薄くなりすぎると、成形が困難になり、ま
た打撃等により磨耗した場合や亀裂が生じたときにコア
が露出してしまうことになる。従って、カバーの厚み
は、カバー材料となるウレタン硬化体のスラブ硬度との
関係で決める必要がある。D×tが10未満では軟らか
い材料で且つ薄いために、カバーの役目を果たせないか
らである。
ト基末端ウレタンプレポリマーと芳香族ポリアミン化合
物とが均質に混合された状態で行う必要があることか
ら、アミン硬化剤が溶融状態となる温度で両者を混合す
ることが好ましい。従って、アミン硬化剤を溶融状態と
し、ウレタンプレポリマーをその温度近くにまで昇温し
て両者を混合し、該混合物を、その混合温度近くにまで
昇温した金型に注入すればよい。
よりマルチピースソリッドゴルフボールのソリッドコア
で用いられていた1層又は2層以上の加硫ゴム体を用い
ることができるが、本発明で用いられるポリウレタンカ
バーとの組合わせにおいて、以下のようなソリッドコア
であることが好ましい。
で、前記ソリッドコアの中心と表面の硬度差(中心の硬
度<表面の硬度)がショアD硬度で15以上であること
が好ましい。
レタンカバーを薄くする、すなわち、ソリッドコアを直
径40.8〜42.2mmと大径化して、ソリッドコア
による反発性を活かすと共に、中心と表面のショア硬度
差が15以上に調整することにより、打撃時の衝撃が小
さく打球感がソフトで高反発のボールが得られる。
る加硫ゴム体の割合が大きくなるため高反発なゴルフボ
ールを得易く、また中心と表面の硬度差を15以上と調
整しやすい。よって、ソリッドコアのより好ましい下限
は41.0mm以上、更に好ましくは41.2mm以上
である。一方、外径の上限は、42.2mm以下とする
ことが好ましく、より好ましくは41.8mm以下であ
る。42.2mm超では、ゴルフボールの大きさが規格
で決められていることとの関係から、カバーが薄くなり
すぎて、成形が困難だからである。
かくするとともに、表面部に至るほど硬くすることによ
り、反発性を確保しつつ、打球感をソフトにすることが
可能となる。つまり、中心と表面の硬度差を大きくする
程、反発性が大きくなる傾向にあり、さらにフライト初
期において、打出し角を大きくし、スピンを小さくでき
るので、特にアイアンショットでの飛距離を伸ばすこと
が可能になる。このような理由から、両者の硬度差は、
ショアD硬度で15以上が好ましく、より好ましくは1
7以上、更に好ましい下限は20以上である。一方、硬
度差を大きくすることは製造上の問題から、30程度が
限界であり、好ましくは28以下である。具体的には中
心部のショアD硬度が20〜40程度で、表面の硬度が
45〜65程度の範囲で、両者の硬度差を15以上とす
ることが好ましい。
は、コア全体としての軟らかさの指標となる始荷重10
kgf(98N)から終荷重130kgf(1275
N)負荷したときの変形量は、2.60mm以上が好ま
しく、より好ましくは2.70mm以上であり、さらに
好ましくは2.75mm以上である。変形量の上限とし
ては、3.30mm以下が好ましく、より好ましくは
3.20mm以下であり、更に好ましくは3.00mm
以下である。
るソリッドコアは、上記要件を満足するものであれば特
に限定せず、一般にソリッドゴルフボールに従来より用
いられているコア用ゴム組成物の加硫体である。
ム(BR)、エチレンプロピレンジエン3元共重合体
(EPDM)、イソプレンゴム(IR)、スチレンブタ
ジエンゴム(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)等のジエン系ゴムに、共架橋剤として不飽
和カルボン酸及び/またはその金属塩、架橋開始剤とし
ての有機過酸化物、さらに必要に応じて比重調整剤等の
添加剤を含むゴム組成物が用いられる。
サイド、1,1―ビス(t―ブチルパーオキシ)−3,
5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t―ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t
−ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物が挙げられ、
これらのうちジクミルパーオキサイドが好ましく用いら
れる。有機過酸化物の配合量は、ジエン系ゴム100質
量部に対して0.3〜3.0質量部が好ましく、より好
ましくは0.5〜1.5質量部である。
はメタクリル酸等のような炭素数3〜8のα、β−不飽
和カルボン酸が好ましく用いられ、その金属塩としては
亜鉛、マグネシウム塩等の一価又は二価の金属塩が用い
られる。不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩の配合
量は、ジエン系ゴム100質量部に対して20〜50質
量部が好ましく、特に25〜40質量部が好ましく用い
られる。
宜設定するが、上記硬度条件を充足したソリッドコアを
得るためには、160〜180℃で、10〜25分とす
ることが好ましい。
ようなソリッドコアとカバーとの組合わせで構成され
る。好ましくは、ソリッドコアが1層、すなわち1種類
のゴム組成物の加硫ゴム球体とポリウレタンカバーで構
成されるツーピースゴルフボールであって、該ゴルフボ
ールに始荷重10kgf(98N)から終荷重130k
gf(1275N)負荷したときの変形量が2.50m
m以上であることが好ましく、より好ましくは2.60
mm以上、更に好ましくは2.65mm以上で、3.2
0mm以下であることが好ましく、より好ましくは3.
10mm以下、更に好ましくは2.90mm以下であ
る。ソリッドコアの硬度等を考慮した上でのカバー硬度
に該当するボールの変形量を上記範囲とすることによ
り、ソリッドコアとポリウレタンカバーとのベストな組
合わせ(ソフトな打球感で高反発性でスピン保持性が良
好)を実現することができる。
リウレタンカバーで被覆されたゴルフボールの従来より
公知の製造方法を適用できる。具体的には、加硫成型体
であるコアを半球状の金型に保持させた状態でカバー用
組成物を注入し、次にこれを反転させて、別の半球状の
金型に注入したポリウレタンカバー組成物を合わせるこ
とにより、カバーを成形すればよい。
必要に応じてディンプルを多数表面上に形成する。また
本発明のゴルフボールは、美観および商品価値を高める
ために、通常ペイント仕上げ、マーキングスタンプ等を
施して市場に投入される。
ることもできるが、複数のカバーとして構成することも
できる。
N)を負荷した状態から終荷重130kgf(1275
N)を負荷したときまでの変形量(mm)を測定した。
ョアD型を用いて測定した。コア中心の硬度は、コアを
2分割し、その半球のカット断面の中心部にピックをあ
てて測定し、コア表面の硬度は、コアの表面にピックを
あてて測定した。
ブ硬度) カバー用組成物を用いて熱プレス成形により、厚み約2
mmのシートを作製し、23℃で2週間保存した。この
シートを、測定基板等の影響が出ないように、3枚以上
重ねた状態で、ASTM−D2240に規定するスプリ
ング式硬度計ショアD型を用いて測定した。
速度45m/secで衝突させ、衝突前後の該円筒物及
びゴルフボールの速度を測定し、それぞれの速度及び重
量から、各ゴルフボールの反発係数を算出した。測定
は、各ゴルフボールで5回行って、その平均を算出し
た。後述する熱可塑性ポリウレタンエラストマー製カバ
ー(D)を用いたゴルフボールNo.6の反発係数を1
00として、指数化した。反発指数が大きいほど、反発
性が高いことを示している。
クラブを取付け、ヘッドスピードを20m/secに設
定して、打撃されたゴルフボール連続写真撮影すること
によってスピン量(r.p.m)を測定した。
ヘッドスピード36m/secでボールの2ヶ所を1回
づつ打撃し、打撃部分を目視で観察し、下記基準に基づ
いて3段階で評価し、悪い方の結果をその評価とした。 ○:ボール表面に傷がわずかに残るがほとんど気になら
ない程度 △:ボール表面に傷がくっきり残り、若干毛羽立ちが見
られる。 ×:ボール表面がかなり削れ、毛羽立ちが目立つ。
バーを取り付け、ヘッドスピード40m/secとして
打撃し、打ち出し直後の打ち出し角度を測定した。測定
は5回行って、平均を求めた。
番クラブ(ドライバー、W#1)を取り付け、ヘッドス
ピード50m/秒に設定して、各ゴルフボールを打撃
し、ボールが落下した地点(キャリー)及び転がって停
止するまで(ラン)との合計距離を測定した。測定は各
ゴルフボールで12回行い、その平均を算出して、各ゴ
ルフボールの結果とした。後述する熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマー製カバー(D)を用いたゴルフボールN
o.6の反発係数を100として、指数化した。
加硫条件で加硫成形することにより、直径41.2〜4
1.8mmの球状ソリッドコアa〜eを得た。得られた
ソリッドコアの表面と中心の硬度差及び圧縮変形量を測
定した結果を、表1に示す。
SR株式会社製のハイシスポリブタジエンBR−18を
用い、ジフェニルジスルフィドとしては住友精化株式会
社製のジフェニルジスルフィドを用い、ジクミルパーオ
キサイドとしては日本油脂株式会社製を用いた。
を有するカバー用ポリマー組成物A〜Fのいずれかを表
2に示す条件で硬化して、表3に示すようなゴルフボー
ルNo.1〜11を製造した。
イヤル株式会社製のTDI(NCO含量=3.7%)−
PTMG系プレポリマーで、遊離TDIが0.1%以下
である。アジプレンLF950Aはユニロイヤル株式会
社製のTDI(NCO含量=6.1%)−PTMG系プ
レポリマーで、遊離TDIが0.1%以下である。アジ
プレンLF800Aはユニロイヤル株式会社製のTDI
(NCO含量=2.9%)−PTMG系プレポリマー
で、遊離TDIが0.1%以下である。アジプレンLF
700Dはユニロイヤル株式会社製のTDI(NCO含
量=8.3%)−PTMG系プレポリマーで、遊離TD
Iが0.1%以下である。バイブラセンB635はユニ
ロイヤル株式会社製のMDI(NCO含量=7.8%)
−PTMG系プレポリマーで、遊離MDIが0.1%超
である。バイブラセンB670はユニロイヤル株式会社
製のMDI(NCO含量=11.2%)−PTMG系プ
レポリマーで、遊離MDIが0.1%超である。
社製の4,4′−メチレンビス(3−クロロ−2,6−
ジエチルアニリン)(アミン価297mgKOH/g)
である。
製のポリテトラメチレンオキシドアミノベンゾエート
(アミン価249.4mgKOH/g)である。パンデ
ックスT1198は大日本インキ工業株式会社製のアジ
ペート系熱可塑性ポリウレタンエラストマーである。
反発指数、スピン量、打出し角、チャンキング、飛距離
を評価した。結果を表3に示す。
マーカバーであり、No.5はポリウレタンカバーであ
るが、構成成分のウレタンプレポリマーの残存イソシア
ネート単量体の含有率が0.1質量%以下の場合であ
る。いずれも、ソリッドコアの中心と表面の硬度差は1
5以上であり、カバーのスラブ硬度は35〜60の範囲
内で、厚みは1.0mm以下であるが、チャンキング性
が劣っていた。
単量体の含有率が0.1質量%以下のウレタンプレポリ
マーを用いて形成したウレタンカバーで、厚みは1mm
以下であり、スラブ硬度が35〜60の範囲内である
が、ソリッドコアの中心と表面の硬度差が15未満であ
るため、スピン量が多く、飛距離が低下する傾向にあっ
た。
硬度差が15以上のソリッドコアを使用し、ウレタンカ
バーの構成成分として残存ポリイソシアネート単量体の
含有率が0.1質量%以下のウレタンプレポリマーを用
いた場合である。しかしながら、カバーの厚みが1.4
mmと分厚いため、反発性が劣っていた。特にウレタン
カバーを構成するポリウレタンのスラブ硬度が低いカバ
ーEを用いたボールNo.9ではスピン量が増大しすぎ
て、飛距離の低下が大きかった。一方、ウレタンカバー
を構成するポリウレタンのスラブ硬度が高すぎるカバー
Fを用いたボールNo.11では、ボール全体が硬くな
り、スピン量が低下しすぎて、コントロール性が低下す
ることになる。ボールNo.9については、ポリウレタ
ンのスラブ硬度は本発明の範囲内であるが、カバーがぶ
厚過ぎるため、反発性が低下していた。
差が15以上のソリッドコアを使用し、ウレタンカバー
の構成成分として残存ポリイソシアネート単量体の含有
率が0.1質量%以下のウレタンプレポリマーを使用
し、さらにカバー厚みを1.0mm以下とし、スラブ硬
度を35〜60とした場合である。いずれもチャンキン
グ性に優れ、スピン量を低下させることなく、高い反発
性を確保していた。
ッドコアの硬度分布が適正化して反発性を高めるととも
に、ウレタンカバーの硬度及び厚みを調節してコントロ
ール性及び反発性を確保し、さらにウレタンカバーの材
料としてウレタンプレポリマーの構成成分及びその残存
単量体量を規定することにより、チャンキング性を確保
している。よって、ソフトな打球感及びコントロール性
と、これに相反する耐久性、反発性を達成することがで
きる。
Claims (5)
- 【請求項1】 中心と表面のショアD硬度差が15以上
のソリッドコアと、 該ソリッドコアを被覆するポリウレタンカバーとを含む
ソリッドゴルフボールであって、 前記ポリウレタンカバーは、イソシアネート基末端ウレ
タンプレポリマーと芳香族ポリアミン化合物とを含む組
成物の硬化体で、且つ厚み(t)が1.0mm以下であ
り、 該イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーにおける
残存ポリイソシアネート単量体の含有率が0.1質量%
以下であり、 前記硬化体のショアD硬度(D)が35〜60であり、
前記カバーの厚み(t)との積が10〜45である(1
0≦D×t≦45)であるソリッドゴルフボール。 - 【請求項2】 前記芳香族ポリアミン化合物は、下記一
般式で表わされる4,4'−ジアミノジフェニルメタン
及びその誘導体である請求項1に記載のソリッドゴルフ
ボール。 【化1】 (式中、R1からR8は、それぞれ炭素数が1〜9のアル
キル基、ハロゲン原子又は水素原子のいずれかを表わ
す。) - 【請求項3】 前記芳香族ポリアミン化合物は、2,
2'−ジクロロ−3,3',5,5'−テトラエチル−
4,4'−ジアミノジフェニルメタンである請求項2に
記載のソリッドゴルフボール。 - 【請求項4】 前記イソシアネート基末端ウレタンプレ
ポリマーは、TDI系ウレタンプレポリマー、MDI系
ウレタンプレポリマー及び水素添加MDI系ウレタンプ
レポリマーからなる群より選ばれる少なくとも1種であ
る請求項1〜3のいずれかに記載のソリッドゴルフボー
ル。 - 【請求項5】 ゴルフボールに、始荷重98Nから終荷
重1275N負荷したときの変形量が2.50〜3.2
0mmである請求項1〜4のいずれかに記載のソリッド
ゴルフボール。
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