JP2003101811A - 通信システムおよびその方法と表示装置 - Google Patents

通信システムおよびその方法と表示装置

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JP2003101811A
JP2003101811A JP2001287575A JP2001287575A JP2003101811A JP 2003101811 A JP2003101811 A JP 2003101811A JP 2001287575 A JP2001287575 A JP 2001287575A JP 2001287575 A JP2001287575 A JP 2001287575A JP 2003101811 A JP2003101811 A JP 2003101811A
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signal
circuit
display device
display
communication system
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Akihiro Koyama
晃広 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置が他の装置と間で通信を行う場合
に、表示装置の表示回路から放射される電磁ノイズによ
って当該通信が悪影響を受けることを抑制できる通信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 アンテナ12で受信されたテレビ信号が
チューナ部13でチャンネル信号として取り出され、U
WB送信部14において、超広帯域インパルス通信方式
で変調され、アンテナ15を介してディスプレイ装置3
に送信される。ディスプレイ装置3では、当該チャンネ
ル信号が、アンテナ21で受信された後に、USB受信
部22で復調され、信号処理部23に出力される。そし
て、信号処理部23において、当該チャンネル信号に基
づいて、画像・音声出力回路24の表示および音声出力
が制御される。アンテナ21およびUSB受信部22
は、信号処理部23等が収容された電磁シールド筐体6
1の外部に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
が無線通信によってチャンネル信号や再生信号を受信す
る通信システムおよびその方法と表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図20に示すように、従来のテ
レビシステム501では、チューナ装置502のチュー
ナ部13において、アンテナ12で受信されたテレビ信
号をチャンネル信号に変換し、インタフェース部550
からケーブル540を介してチャンネル信号をフラット
パネルディスプレイなどのディスプレイ装置503に送
信する。ディスプレイ装置503は、チューナ装置50
2からのチャンネル信号をインタフェース部551で受
信し、これを信号処理部523に出力する。信号処理部
523は、入力したチャンネル信号に基づいて、画像・
音声出力回路(表示駆動回路)24による画像表示およ
び音声出力を制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のテレビシステム501では、チューナ装置50
2とディスプレイ装置503とがケーブル540を介し
て通信を行うため、チューナ装置502およびディスプ
レイ装置503の配置場所の自由度が低いという問題が
ある。また、ケーブル540によって見栄えが悪くなる
という問題もある。また、チューナ装置502とディス
プレイ装置503との間の通信が、画像・音声出力回路
24やディスプレイの表示部が放射する電磁波の影響を
受けないようにする必要がある。同様な問題は、ディス
プレイ装置503がDVDなどの光ディスク再生装置、
カムコーダなどの撮像装置およびコンピュータなどのデ
ータ処理装置から信号を受信する場合にもある。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、表示装置、並びにチューナ 装置、光ディス
ク装置、撮像装置およびデータ処理装置の設置場所の自
由度を高めることができ、しかも見栄えが良い通信シス
テムおよび表示装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明、表示装置が他の装置と間で行う通信を行う
場合に、表示装置の表示部から放射される電磁ノイズに
よって当該通信が悪影響を受けることを抑制できる通信
システムおよび表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発
明の通信システムは、指定されたチャンネル信号を受信
信号から取り出すチューナ装置と、前記チャンネル信号
を用いて画像表示を行う表示装置とを有し、前記チュー
ナ装置は、前記チャンネル信号を所定の無線通信方式に
応じて変調して前記表示装置に送信する送信回路を有
し、前記表示装置は、供給を受けたチャンネル信号に応
じた画像を表示する表示回路と、前記表示回路を収容
し、前記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電磁遮蔽
手段と、前記送信回路が送信したチャンネル信号を受信
し、当該受信した前記チャンネル信号を前記所定の無線
通信方式に応じて復調し、当該復調されたチャンネル信
号を前記表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の外部に
位置する受信回路とを有する。
【0006】第1の発明の通信システムの作用は以下の
ようになる。チューナ装置において、指定されたチャン
ネルの信号が受信信号から取り出されてチャンネル信号
が生成される。次に、チューナ装置の送信回路におい
て、前記チャンネル信号が、所定の無線通信方式に応じ
て変調されて表示装置に送信される。次に、表示装置の
受信回路において、前記送信回路が送信した前記チャン
ネル信号が受信され、当該受信された前記チャンネル信
号が前記所定の無線通信方式に応じて復調される。そし
て、当該復調されがチャンネル信号が、表示回路に供給
される。次に、表示装置の表示回路において、前記受信
回路から供給され、前記復調されたチャンネル信号を用
いて画像表示が行われる。第1の発明の通信システムで
は、上述した構成のように、表示回路が電磁遮蔽手段内
に収容されており、受信回路が当該電磁遮蔽手段の外部
に位置している。そのため、表示回路が放射する電磁波
は、電磁遮蔽手段によって遮蔽されて、受信回路には達
しない。従って、表示回路が放射する電磁波によって、
受信回路が誤動作することを効果的に抑制できる。
【0007】また、第1の発明の通信システムは、好ま
しくは、前記送信回路は、所定の拡散符号系列の信号を
生成する拡散符号生成回路と、前記チャンネル信号と前
記拡散符号系列の信号とを乗算する乗算回路と、前記乗
算によって得られた信号のレベルに対応した所定の周期
のパルス信号を生成するパルス生成回路と、前記パルス
信号をフィルタ処理するフィルタとを有し、前記受信回
路は、前記受信した前記チャンネル信号を前記拡散符号
系列と同じ信号を用いて逆拡散処理する逆拡散処理回路
と、前記逆拡散処理によって得られた信号を積分処理す
る積分回路とを有する。
【0008】また、第1の発明の通信システムは、好ま
しくは、前記チューナ装置は、複数の前記送信回路を有
し、前記チャンネル信号を分割して前記複数の送信回路
を介して並行して送信し、前記表示装置は、前記複数の
送信回路に対応した複数の受信回路を有し、前記複数の
受信回路でそれぞれ復調された複数の前記チャンネル信
号を合成し、当該合成によって得られたチャンネル信号
を用いて前記表示を行う。また、第1の発明の通信シス
テムは、好ましくは、前記表示装置は、前記チャンネル
信号を用いて音声出力を行う。
【0009】第2の発明の表示装置は、チャンネル信号
を用いて画像表示を行う表示装置であって、供給を受け
たチャンネル信号に応じた画像を表示する表示回路と、
前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
を遮蔽する電磁遮蔽手段と、チューナ装置からチャンネ
ル信号を受信し、当該受信したチャンネル信号を所定の
無線通信方式に応じて復調し、当該復調されたチャンネ
ル信号を前記表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の外
部に位置する受信回路とを有する。
【0010】また、第2の発明の表示装置は、好ましく
は、前記電磁遮蔽手段は、筐体である。また、第2の発
明の表示装置は、好ましくは、前記電磁遮蔽手段は、接
地された導体である。
【0011】第3の発明の通信システムは、光ディスク
を再生して再生信号を生成する光ディスク再生装置と、
前記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを有
し、前記光ディスク再生装置は、前記再生信号を所定の
無線通信方式に応じて変調して前記表示装置に送信する
送信回路を有し、前記表示装置は、供給を受けた再生信
号に応じた画像を表示する表示回路と、前記表示回路を
収容し、前記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電磁
遮蔽手段と、前記送信回路が送信した再生信号を受信
し、当該受信した前記再生信号を前記所定の無線通信方
式に応じて復調し、当該復調された再生信号を前記表示
回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信
回路とを有する。
【0012】第4の発明の表示装置は、再生信号を用い
て画像表示を行う表示装置であって、供給を受けた再生
信号に応じた画像を表示する表示回路と、前記表示回路
を収容し、前記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電
磁遮蔽手段と、光ディスク再生装置から再生信号を受信
し、当該受信した再生信号を所定の無線通信方式に応じ
て復調し、当該復調された再生信号を前記表示回路に供
給し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを
有する。
【0013】第5の発明の通信システムは、撮像した画
像信号を記録媒体に記録し、前記記録媒体から読み出し
た画像信号を再生して再生信号を生成する撮像装置と、
前記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを有
し、前記撮像装置は、前記再生信号を所定の無線通信方
式に応じて変調して前記表示装置に送信する送信回路を
有し、前記表示装置は、供給を受けた再生信号に応じた
画像を表示する表示回路と、前記表示回路を収容し、前
記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電磁遮蔽手段
と、前記送信回路が送信した再生信号を受信し、当該受
信した前記再生信号を前記所定の無線通信方式に応じて
復調し、当該復調された再生信号を前記表示回路に供給
し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有
する。
【0014】第6の発明の表示装置は、再生信号を用い
て画像表示を行う表示装置であって、供給を受けた再生
信号に応じた画像を表示する表示回路と、前記表示回路
を収容し、前記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電
磁遮蔽手段と、撮像装置から再生信号を受信し、当該受
信した再生信号を所定の無線通信方式に応じて復調し、
当該復調された再生信号を前記表示回路に供給し、前記
電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有する。
【0015】第7の発明の通信システムは、データ処理
を行うデータ処理装置と、前記データ処理によって生成
されたデータを用いて画像表示を行う表示装置とを有
し、前記データ処理装置は、前記データ処理によって生
成されたデータを、無線通信方式に応じて変調して前記
表示装置に送信する送信回路を有し、前記表示装置は、
供給を受けた信号に基づいて画像を表示する表示回路
と、前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電
磁波を遮蔽する電磁遮蔽手段と、前記送信回路が送信し
た信号を受信し、当該受信した信号を前記所定の無線通
信方式に応じて復調し、当該復調された信号を前記表示
回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信
回路とを有する。
【0016】第8の発明の表示装置は、供給を受けた信
号に基づいて画像を表示する表示回路と、前記表示回路
を収容し、前記表示回路が放射する電磁波を遮蔽する電
磁遮蔽手段と、データ処理装置が送信した信号を受信
し、当該受信した信号を前記所定の無線通信方式に応じ
て復調し、当該復調された信号を前記表示回路に供給
し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有
する。
【0017】第9の発明の通信方法は、指定されたチャ
ンネル信号を受信信号から取り出すチューナ装置と、前
記チャンネル信号を用いて画像表示を行う表示装置とを
用いた通信方法であって、前記チューナ装置が、前記チ
ャンネル信号を所定の無線通信方式に応じて変調して前
記表示装置に送信し、前記表示装置内の電磁遮蔽手段の
外部に位置する受信回路が、前記チャンネル信号を受信
し、当該受信した前記チャンネル信号を前記所定の無線
通信方式に応じて復調し、前記受信回路が、前記復調さ
れたチャンネル信号を前記電磁遮蔽手段の内部に位置す
る表示回路に供給し、前記表示回路が、前記供給を受け
たチャンネル信号に応じた画像を表示する。
【0018】第10の発明の通信方法は、光ディスクを
再生して再生信号を生成する光ディスク再生装置と、前
記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを用いた
通信方法であって、前記光ディスク再生装置が、前記再
生信号を所定の無線通信方式に応じて変調して前記表示
装置に送信し、前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に
位置する受信回路が、前記再生信号を受信し、当該受信
した前記再生信号を前記所定の無線通信方式に応じて復
調し、前記受信回路が、前記復調された再生信号を前記
電磁遮蔽手段の内部に位置する表示回路に供給し、前記
表示回路が、前記供給を受けた再生信号に応じた画像を
表示する。
【0019】第11の発明の通信方法は、撮像した画像
信号を記録媒体に記録し、前記記録媒体から読み出した
画像信号を再生して再生信号を生成する撮像装置と、前
記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを用いて
通信を行う通信方法であって、前記撮像装置が、前記再
生信号を所定の無線通信方式に応じて変調して前記表示
装置に送信し、前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に
位置する受信回路が、前記再生信号を受信し、当該受信
した前記再生信号を前記所定の無線通信方式に応じて復
調し、前記受信回路が、前記復調された再生信号を前記
電磁遮蔽手段の内部に位置する表示回路に供給し、前記
表示回路が、前記供給を受けた再生信号に応じた画像を
表示する。
【0020】第12の発明の通信方法は、データ処理を
行うデータ処理装置と、前記データ処理によって生成さ
れたデータを用いて画像表示を行う表示装置とを用いて
通信を行う通信方法であって、前記データ処理装置が、
前記データ処理によって生成されたデータの信号を所定
の無線通信方式に応じて変調して前記表示装置に送信
し、前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に位置する受
信回路が、前記信号を受信し、当該受信した前記信号を
前記所定の無線通信方式に応じて復調し、前記受信回路
が、前記復調された信号を前記電磁遮蔽手段の内部に位
置する表示回路に供給し、前記表示回路が、前記供給を
受けた信号に応じた画像を表示する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
通信システムについて説明する。第1実施形態 本実施形態は、第1および第2の発明に対応した実施形
態である。図1は、本実施形態の通信システム1の全体
構成図である。図1に示すように、通信システム1は、
例えば、アンテナ15および21を介して、チューナ装
置2とディスプレイ装置3とが超広帯域(Ultra Wide Ba
nd) インパルス通信方式で通信を行う。チューナ装置2
が本発明のチューナ装置に対応し、ディスプレイ装置3
が本発明の表示装置に対応している。超広帯域インパル
ス通信方式は、周波数資源を有効に利用できる無線技術
であり、非常に細かいパルス幅(例えば1ns以下)の
パルス列からなる信号を用いて、ベースバンド伝送を行
うものである。その占有帯域幅をその中心周波数(例え
ば1GHzから10GHz)で割った値が略1となるよ
うなGHzオーダーの帯域幅を有する近距離無線通信方
式である。
【0022】〔チューナ装置2〕図1に示すように、チ
ューナ装置2は、例えば、アンテナ12、チューナ回路
13およびUWB(Ultra Wide Band) 送信回路14を有
する。UWB送信回路14が本発明の送信回路に対応し
ている。アンテナ12は、例えば、テレビ信号(画像信
号および音声信号)を受信し、当該受信したテレビ信号
をチューナ回路13に出力する。
【0023】図2は、チューナ回路13の機能ブロック
図である。図2に示すように、チューナ回路13は、例
えば、高周波増幅回路31、周波数変換回路32および
A/D変換回路33を有する。高周波増幅回路31は、
アンテナ12から入力したテレビ信号のうち、指定され
たテレビ信号(以下、チャンネル信号とも記す)を選択
して増幅する。周波数変換回路32は、高周波増幅回路
31から入力した増幅されたテレビ信号をチャンネル信
号に変換する。A/D変換回路33は、周波数変換回路
32から入力したアナログのチャンネル信号を、デジタ
ルのチャンネル信号SG1001に変換し、これをUW
B送信回路14に出力する。
【0024】UWB送信回路14は、チューナ回路13
から入力したチャンネル信号SG1001を変調してア
ンテナ15を介してディスプレイ装置3に送信する。図
3は、UWB送信回路14の機能ブロック図である。ま
た、図4は、図3に示すUWB送信回路14の各回路に
おける信号波形を示す図である。また、図5は図3に示
すUWB送信回路14におけるデータ系列の信号スペク
トラムを示す図であり、図6は図3に示すUWB送信回
路14における拡散信号の信号スペクトラムを示す図で
あり、図7は図3に示すUWB送信回路14から出力さ
れる信号のスペクトラムを示す図である。
【0025】図3に示すように、UWB送信回路14
は、例えば、周波数合成器1001、拡散符号生成器1
002、乗算器1003およびパルス生成器1004を
有する。なお、パルス生成器1004の後段にバントパ
スフィルタを設けてもよい。また、本実施形態では、バ
イフェース方式により信号を変調および復調する場合を
例示したが、本発明では、PP(Pulse Position)変調方
式で信号を変調および復調してもよい。
【0026】拡散符号生成器1002は、周波数合成器
1001の周波数で拡散符号系列SG1002(図4
(b))を乗算器1003に出力する。乗算器1003
では、データ系列である送信データSG1001(図4
(a)、図5)に拡散符号系列SG1002が乗算され
て拡散信号SG1003(図4(c)、図6)となり、
この拡散信号SG1003がパルス発生器1004に出
力される。
【0027】パルス発生器1004では、拡散信号SG
1003の0/1に対応して、例えば100psの非常
に細かいチャンネル信号SG1005(図4(e)、図
7)となり、アンテナ15を介して送信される。
【0028】〔ディスプレイ装置3〕図1に示すよう
に、ディスプレイ装置3は、台座30の上に固定されて
いる。ディスプレイ装置3は、例えば、アンテナ21、
UWB受信回路22、信号処理回路23および画像・音
声出力回路24を有する。ここで、UWB受信回路22
が本発明の受信回路に対応している。ディスプレイ装置
3は、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどの
フラットパネルディスプレイである。
【0029】図8に示すように、ディスプレイ装置3
は、グランド16に接続された(接地された)導電性の
電磁シールド筐体61を有し、信号処理回路23および
画像・音声出力回路24が電磁シールド筐体61に収容
されている。電磁シールド筐体61が本発明の電磁遮蔽
手段に対応している。また、ディスプレイ装置3のケー
ス60内に、電磁シールド筐体61の外部に位置するよ
うにアンテナ21およびUWB受信回路22が設けられ
ている。電磁シールド筐体61は、信号処理回路23お
よび画像・音声出力回路24、並びにディスプレイ装置
の表示部が放射する電磁ノイズ(電磁波)を遮蔽する導
電性の筐体である。本実施形態では、アンテナ21およ
びUWB受信回路22を電磁シールド筐体61の外側に
配置したことで、信号処理回路23および画像・音声出
力回路24や表示部が動作時に放射する電磁ノイズがア
ンテナ21およびUWB受信回路22に達することを抑
制でき、アンテナ21およびUWB受信回路22による
受信処理を安定して正確に行うことができる。その結
果、チューナ装置2とディスプレイ装置3との間の超広
帯域インパルス通信を高品質に行うことができる。な
お、本実施形態では、電磁シールド筐体61が接地され
ている場合を例示したが、電磁シールド筐体61は必ず
しも接地されている必要はない。
【0030】アンテナ21は、チューナ装置2が送信し
たチャンネル信号SG1005を受信し、これをUWB
受信回路22に出力する。
【0031】図9は、UWB受信回路22の機能ブロッ
ク図である。UWB受信回路22は、アンテナ21を介
して受信した受信信号であるチャンネル信号を復調して
チャンネル信号SG1608を生成する。UWB受信回
路22は、チャンネル信号SG1608を図示しないケ
ーブルを介して信号処理回路23に出力する。図10
は、図9に示すUWB受信回路22のいわゆるDLL
(Delay Lock Loop)の構成を持つタイ
ミング同期回路の主要回路1609における相関特性を
示す図である。
【0032】図3に示すUWB送信回路14が送信した
チャンネル信号SG1005は、アンテナ21で受信さ
れ、受信信号1601がバンドパスフィルタ1602に
出力される。受信信号1601は、バンドパスフィルタ
1602で不要成分が除去された後に、乗算器160
7,1613,1610に出力される。
【0033】拡散符号生成器1604は、周波数合成器
1603の周波数で拡散符号系列(図3に示すUWB送
信回路14で用いた拡散符号系列と同じ拡散符号系列)
をパルス発生器1605に出力する。パルス発生器16
05では、パルスを発生させると共に、拡散符号生成器
1604から出力された拡散符号系列をパルスに重畳し
て、遅延器1606,1612及び乗算器1610に出
力する。
【0034】遅延器1606では、拡散符号系列を重畳
したパルスを1/2パルス幅遅延させて乗算器1607
に出力する。また、遅延器1612では、拡散符号系列
を重畳したパルスを1パルス幅遅延させて乗算器161
3に出力する。
【0035】したがって、乗算器1607では、送信デ
ータを復調するための、拡散符号系列を重畳したパルス
が受信信号に乗算され、逆拡散処理が行われる。また、
乗算器1610では、遅延器1606の出力より1/2
パルス幅先行したタイミングで、拡散符号系列を重畳し
たパルスが受信信号に乗算され、逆拡散処理が行われ
る。また、乗算器1613では、遅延器1606の出力
より1/2パルス幅遅延したタイミングで、拡散符号系
列を重畳したパルスが受信信号に乗算され、逆拡散処理
が行われる。
【0036】乗算器1607の乗算結果は、積分器16
08に出力され、積分器1608で積分されてチャンネ
ル信号SG1608として信号処理回路23に出力され
る。乗算器1610の乗算結果は、積分器1611に出
力され、積分器1611で積分されて差分器1615に
出力される(図10の1702)。乗算器1613の乗
算結果は、積分器1614に出力され、積分器1614
で積分されて差分器1615に出力される(図10の1
701)。
【0037】差分器1615では、積分器1611の出
力と積分器1614の出力の差分(図10の1703:
実線)をとり、その差分をループフィルタ1616に出
力する。図10から分かるように、位相のずれ(横軸)
に対して出力(縦軸)が線形に応答している。したがっ
て、この差分についてループフィルタ1616でフィル
タリングした出力(差分)を周波数合成器1603にフ
ィードバックする。
【0038】周波数合成器1603では、ループフィル
タ1616の出力が正ならば拡散符号系列の発生位相を
若干遅らせ、負ならば拡散符号系列の発生位相を若干進
めるように制御する。これにより、ループフィルタ16
16の出力(差分)がゼロになり、乗算器1607に供
給される拡散符号系列を重畳したパルスと受信信号の位
相が揃うことになり、逆拡散出力が最大となる。
【0039】信号処理回路23は、MPEGデコーダで
あり、UWB受信回路22から復調されたチャンネル信
号SG1608を入力し、当該チャンネル信号SG16
08を用いて、画像・音声出力回路24を制御する。信
号処理回路23は、例えば、画像・音声出力回路24に
動画像を表示させる制御を行う。なお、信号処理回路2
3は、チャンネル信号SG1608がMPEG方式でエ
ンコードされている場合には、チャンネル信号SG16
08をMPEG方式でデコードする。
【0040】画像・音声出力回路24は、信号処理回路
23からの制御に基づいて、チャンネル信号SG160
8に応じた画像をディスプレイ表示する。また、画像・
音声出力回路24は、信号処理回路23からの制御に基
づいて、チャンネル信号SG1608に応じた音声を出
力する。
【0041】以下、図1に示す通信システム1の動作例
を説明する。先ず、図示しない送信装置から送信された
テレビ信号が、チューナ装置2のアンテナ12で受信さ
れ、チューナ回路13に出力される。次に、チューナ回
路13において、図2に示す高周波増幅回路31おび周
波数変換回路32の処理を経て、テレビ信号がチャンネ
ル信号に変換され、チャンネル信号SG1001がUW
B送信回路14に出力される。次に、UWB送信回路1
4において、図3に示す構成によって、チャンネル信号
SG1001が、超広帯域インパルス通信方式の信号に
変調された後に、アンテナ15を介してディスプレイ装
置3に送信される。
【0042】当該超広帯域インパルス通信方式のチャン
ネル信号は、ディスプレイ装置3のアンテナ21で受信
され、UWB受信回路22に出力される。次に、当該チ
ャンネル信号が、図8に示す構成のUWB受信回路22
において、復調され、当該復調によって得られたチャン
ネル信号SG1608が信号処理回路23に出力され
る。
【0043】次に、信号処理回路23において、チャン
ネル信号SG1608を用いて、画像・音声出力回路2
4が制御され、チャンネル信号SG1608に応じた動
画像がディスプレイに表示され、チャンネル信号SG1
608に応じた音声がスピーカから出力される。
【0044】通信システム1では、上述した動作過程
で、信号処理回路23および画像・音声出力回路24
と、アンテナ21およびUWB受信回路22との間に電
磁シールド筐体61が介在しているため、信号処理回路
23および画像・音声出力回路24や表示部が放射する
電磁ノイズがアンテナ21およびUWB受信回路22に
達することを抑制できる。
【0045】以上説明したように、通信システム1によ
れば、チューナ装置2からディスプレイ装置3に超広帯
域インパルス通信方式でチャンネル信号を送信するた
め、チューナ装置2とディスプレイ装置3との間にケー
ブルを設ける必要がなくなる。そのため、チューナ装置
2およびディスプレイ装置3の配置の自由度が高まると
共に、見栄えも良くなる。また、通信システム1によれ
ば、上述したように、信号処理回路23および画像・音
声出力回路24や表示部が放射する電磁ノイズがアンテ
ナ21およびUWB受信回路22に達することを抑制で
きるため、アンテナ21およびUWB受信回路22によ
る受信処理を安定して正確に行うことができる。その結
果、チューナ装置2とディスプレイ装置3との間の超広
帯域インパルス通信を高品質に行うことができる。
【0046】第1実施形態の変形例 図11は、前述した第1実施形態の変形例に係わる本実
施形態の通信システム1aの全体構成図である。図11
に示すように、通信システム1aは、チューナ装置2a
およびディスプレイ装置3aを有している。チューナ装
置2aは、UWB送信回路14a,14bおよびアンテ
ナ15a,15bを有している。なお、本実施形態で
は、2対のUWB送信回路およびアンテナを有する場合
を例示したが、本発明は、3対以上のUWB送信回路お
よびアンテナを有していてもよい。ここで、UWB送信
回路14a,14bは、基本的に前述した第1実施形態
のUWB送信回路14と同じ構成を有している。また、
ディスプレイ装置3aは、UWB受信回路22a,22
bおよびアンテナ21a,21bを有している。ここ
で、UWB受信回路22a,22bは、基本的に前述し
た第1実施形態のUWB受信回路22と同じ構成を有し
ている。
【0047】チューナ装置2aでは、チューナ回路13
aが生成したチャンネル信号を2つに分割し、当該分割
によって得られた一方のチャンネル信号をUWB送信回
路14aに送信し、他方のチャンネル信号をUWB送信
回路14bに送信する。UWB送信回路14a,14b
は、それぞれチャンネル信号を変調してアンテナ15
a,15bから並行して送信する。ディスプレイ装置3
aのアンテナ21a,21bはチャンネル信号を受信
し、それぞれUWB受信回路22a,22bに並行して
出力する。UWB受信回路22aは、前記分割して得ら
れた2つのチャンネル信号のうち、対応する一方のチャ
ンネル信号を復調して信号処理回路23aに出力する。
また、UWB受信回路22bは、前記分割して得られた
2つのチャンネル信号のうち、対応する他方のチャンネ
ル信号を復調して信号処理回路23aに出力する。
【0048】信号処理回路23aでは、UWB受信回路
22a,22bから入力した復調されたチャンネル信号
を合成して新たなチャンネル信号を生成し、これに基づ
いて画像・音声出力回路24を制御し、画像・音声出力
回路24に画像表示および音声表示を行わせる。
【0049】図12に示すように、ディスプレイ装置3
aは、グランド16に接続された(接地された)導電性
の電磁シールド筐体61を有し、信号処理回路23aお
よび画像・音声出力回路24が電磁シールド筐体61に
収容されている。電磁シールド筐体61が本発明の電磁
遮蔽手段に対応している。また、ディスプレイ装置3の
ケース60内に、電磁シールド筐体61の外部に位置す
るようにアンテナ21a,21bおよびUWB受信回路
22a,22bが設けられている。電磁シールド筐体6
1は、信号処理回路23aおよび画像・音声出力回路2
4や表示部が放射する電磁ノイズ(電磁波)を遮蔽する
導電性の筐体である。
【0050】以上説明したように、通信システム1aに
よれば、UWB送信回路14a,14bおよびUWB受
信回路22a,22bを設けたことから、チューナ装置
2aが受信したテレビ信号から生成したチャンネル信号
を、超広帯域インパルス通信方式でチューナ装置2aか
らディスプレイ装置3aに高速に(短時間で)送信でき
る。また、通信システム1aによれば、アンテナ21
a,21bおよびUWB受信回路22a,22bを電磁
シールド筐体61の外側に配置したことで、信号処理回
路23aおよび画像・音声出力回路24や表示部が放射
する電磁ノイズがアンテナ21a,21bおよびUWB
受信回路22a,22bに達することを抑制でき、アン
テナ21a,21bおよびUWB受信回路22a,22
bによる受信処理を安定して正確に行うことができる。
その結果、チューナ装置2aとディスプレイ装置3aと
の間の超広帯域インパルス通信を高品質に行うことがで
きる。
【0051】第2実施形態 図13は、本実施形態の通信システム101の全体構成
図である。図13に示すように、通信システム101
は、例えば、アンテナ15および21を介して、DVD
(Digital Versatile Disk)プレーヤ102とディスプレ
イ装置103とが、第1実施形態で説明した超広帯域イ
ンパルス通信方式で通信を行う。当該実施形態は、第3
および第4の発明に対応した実施形態である。
【0052】〔DVDプレーヤ102〕図13に示すよ
うに、DVDプレーヤ102は、例えば、DVD再生回
路113およびUWB送信回路14を有する。UWB送
信回路14は、図3〜図8を用いて第1実施形態で説明
したものと同じである。
【0053】図14は、図13に示すDVD再生回路1
13の機能ブロック図である。図14に示すように、D
VD再生回路113は、例えば、ディスクアクセス回路
150、復調回路151および誤り訂正回路152を有
する。ディスクアクセス回路150は、DVDディスク
を回転駆動し、DVDディスクから読み取った読み取り
信号を復調回路151に出力する。復調回路151は、
例えば、ディスクアクセス回路150から入力した読み
取り信号を8−16復調して誤り訂正回路152に出力
する。誤り訂正回路152は、復調回路151から入力
した復調された読み取り信号を誤り訂正処理して再生信
号SG1001を生成し、これをUWB送信回路14に
出力する。UWB送信回路14は、再生信号SG100
1に対して、図3〜図8を用いて説明した処理を行い、
それによって得られた再生信号SG1001をディスプ
レイ装置103に送信する。
【0054】〔ディスプレイ装置103〕図13に示す
ように、ディスプレイ装置103は、台座30の上に固
定されている。ディスプレイ装置103は、例えば、ア
ンテナ21、UWB受信回路22、信号処理回路123
および画像・音声出力回路24を有する。ディスプレイ
装置103は、液晶などのフラットパネルディスプレイ
である。ここで、アンテナ21、UWB受信回路22お
よび画像・音声出力回路24は、第1実施形態で説明し
たものと同じである。
【0055】図15に示すように、ディスプレイ装置1
03は、グランド16に接続された(接地された)導電
性の電磁シールド筐体61を有し、信号処理回路123
および画像・音声出力回路24が電磁シールド筐体61
に収容されている。電磁シールド筐体61が本発明の電
磁遮蔽手段に対応している。また、ディスプレイ装置1
03のケース60内に、電磁シールド筐体61の外部に
位置するようにアンテナ21およびUWB受信回路22
が設けられている。電磁シールド筐体61は、信号処理
回路123および画像・音声出力回路24や表示部が放
射する電磁ノイズ(電磁波)を遮蔽する導電性の筐体で
ある。
【0056】アンテナ21は、DVDプレーヤ102が
送信した再生信号を受信し、これをUWB受信回路22
に出力する。UWB受信回路22は、アンテナ21から
入力した再生信号に対して、図9および図10を用いて
第1実施形態で説明した処理を行い、その結果である再
生信号SG1608を信号処理回路123に出力する。
信号処理回路123は、再生信号SG1608を用い
て、MPEGデコード処理を行い、画像・音声出力回路
24を制御する。
【0057】以下、図13に示す通信システム101の
動作例を説明する。先ず、DVD再生回路113におい
て、図12に示すディスクアクセス回路150、復調回
路151、誤り訂正回路152およびMPEGデコーダ
回路153の動作および処理によって、DVDディスク
の再生処理が行われ、再生信号SG1001がUWB送
信回路14に出力される。次に、UWB送信回路14に
おいて、図3に示す構成によって、再生信号SG100
1が、超広帯域インパルス通信方式の信号に変調された
後に、アンテナ15を介してディスプレイ装置103に
送信される。
【0058】当該超広帯域インパルス通信方式の再生信
号は、ディスプレイ装置103のアンテナ21で受信さ
れ、UWB受信回路22に出力される。次に、当該再生
信号が、図8に示す構成のUWB受信回路22におい
て、復調され、当該復調によって得られた再生信号SG
1608が信号処理回路123に出力される。
【0059】次に、信号処理回路123において、再生
信号SG1608がデコードされ、その結果に応じて、
画像・音声出力回路24が制御され、再生信号SG16
08に応じた動画像がディスプレイに表示され、再生信
号SG1608に応じた音声がスピーカから出力され
る。
【0060】以上説明したように、通信システム101
によれば、DVDプレーヤ102からディスプレイ装置
103に超広帯域インパルス通信方式でチャンネル信号
を送信するため、DVDプレーヤ102とディスプレイ
装置103との間にケーブルを設ける必要がなくなる。
そのため、DVDプレーヤ102およびディスプレイ装
置103の配置の自由度が高まると共に、見栄えが良く
なる。また、通信システム101によれば、アンテナ2
1およびUWB受信回路22を電磁シールド筐体61の
外側に配置したことで、信号処理回路123および画像
・音声出力回路24や表示部が放射する電磁ノイズがア
ンテナ21およびUWB受信回路22に達することを抑
制でき、アンテナ21およびUWB受信回路22による
受信処理を安定して正確に行うことができる。その結
果、DVDプレーヤ102とディスプレイ装置103と
の間の超広帯域インパルス通信を高品質に行うことがで
きる。
【0061】第3実施形態 図16は、本実施形態の通信システム201の全体構成
図である。図18に示すように、通信システム201
は、例えば、アンテナ15および21を介して、カムコ
ーダ202とディスプレイ装置3とが、第1実施形態で
説明した超広帯域インパルス通信方式で通信を行う。当
該実施形態は、第5および第6の発明に対応した実施形
態である。
【0062】〔カムコーダ202〕図16に示すよう
に、カムコーダ202は、例えば、ビデオテープ再生回
路213およびUWB送信回路14を有する。UWB送
信回路14は、図3〜図7を用いて第1実施形態で説明
したものと同じである。
【0063】ビデオテープ再生回路213は、図示しな
い撮像部によって撮像されてビデオテープに記録された
データを読み出して再生し、再生信号SG1001をU
WB送信回路14に出力する。UWB送信回路14は、
再生信号SG1001に対して、図3〜図7を用いて説
明した処理を行い、それによって得られた再生信号SG
1001をディスプレイ装置3に送信する。
【0064】〔ディスプレイ装置3〕図16に示すよう
に、ディスプレイ装置3は、台座30の上に固定されて
いる。ディスプレイ装置3は、例えば、アンテナ21、
UWB受信回路22、信号処理回路23および画像・音
声出力回路24を有する。ディスプレイ装置3は、液晶
などのフラットパネルディスプレイであり、例えば、第
1実施形態で説明したものと同じである。
【0065】図17に示すように、ディスプレイ装置3
は、グランド16に接続された(接地された)導電性の
電磁シールド筐体61を有し、信号処理回路23および
画像・音声出力回路24が電磁シールド筐体61に収容
されている。電磁シールド筐体61が本発明の電磁遮蔽
手段に対応している。また、ディスプレイ装置3のケー
ス60内に、電磁シールド筐体61の外部に位置するよ
うにアンテナ21およびUWB受信回路22が設けられ
ている。電磁シールド筐体61は、信号処理回路23お
よび画像・音声出力回路24や表示部が放射する電磁ノ
イズ(電磁波)を遮蔽する導電性の筐体である。
【0066】以下、図16に示す通信システム201の
動作例を説明する。先ず、カムコーダ202のビデオテ
ープ再生回路213において、撮像時にビデオテープに
記録されたデータが読み出されて再生され、再生信号S
G1001がUWB送信回路14に出力される。次に、
UWB送信回路14において、図3に示す構成によっ
て、再生信号SG1001が、超広帯域インパルス通信
方式の信号に変調された後に、アンテナ15を介してデ
ィスプレイ装置3に送信される。
【0067】当該超広帯域インパルス通信方式の再生信
号は、ディスプレイ装置3のアンテナ21で受信され、
UWB受信回路22に出力される。次に、当該再生信号
が、図9に示す構成のUWB受信回路22において、復
調され、当該復調によって得られた再生信号SG160
8が信号処理回路23に出力される。
【0068】次に、信号処理回路23において、再生信
号SG1608を用いて、画像・音声出力回路24が制
御され、再生信号SG1608に応じた動画像がディス
プレイに表示され、再生信号SG1608に応じた音声
がスピーカから出力される。
【0069】以上説明したように、通信システム201
によれば、カムコーダ202からディスプレイ装置3に
超広帯域インパルス通信方式でチャンネル信号を送信す
るため、カムコーダ202とディスプレイ装置3との間
にケーブルを設ける必要がなくなる。そのため、カムコ
ーダ202およびディスプレイ装置3の配置の自由度が
高まると共に、見栄えが良くなる。
【0070】また、通信システム201によれば、アン
テナ21およびUWB受信回路22を電磁シールド筐体
61の外側に配置したことで、信号処理回路23および
画像・音声出力回路24や表示部が放射する電磁ノイズ
がアンテナ21およびUWB受信回路22に達すること
を抑制でき、アンテナ21およびUWB受信回路22に
よる受信処理を安定して正確に行うことができる。その
結果、カムコーダ202とディスプレイ装置103との
間の超広帯域インパルス通信を高品質に行うことができ
る。
【0071】第4実施形態 図18は、本実施形態の通信システム301の全体構成
図である。図18に示すように、通信システム301
は、例えば、アンテナ15および21を介して、パーソ
ナルコンピュータ302とディスプレイ装置3とが、第
1実施形態で説明した超広帯域インパルス通信方式で通
信を行う。当該実施形態は、第7および第8の発明に対
応した実施形態である。
【0072】〔パーソナルコンピュータ302〕図14
に示すように、パーソナルコンピュータ302は、例え
ば、PC処理回路313およびUWB送信回路14を有
する。UWB送信回路14は、図3〜図8を用いて第1
実施形態で説明したものと同じである。
【0073】PC処理回路313は、例えば、CPU、
メモリおよびバスなどの通常のパーソナルコンピュータ
の機能を有し、データ処理を行って生成したデータの信
号SG1001をUWB送信回路14に出力する。UW
B送信回路14は、信号SG1001に対して、図3〜
図8を用いて説明した処理を行い、それによって得られ
た信号SG1005をディスプレイ装置3に送信する。
【0074】〔ディスプレイ装置3〕図18に示すよう
に、ディスプレイ装置3は、台座30の上に固定されて
いる。ディスプレイ装置3は、例えば、アンテナ21、
UWB受信回路22、信号処理回路323および画像・
音声出力回路24を有する。信号処理回路323は、U
WB受信回路22で復調されたデータにもとづいて、画
像・音声出力回路24の表示および音声出力を制御す
る。ディスプレイ装置3は、液晶などのフラットパネル
ディスプレイであり、例えば、第1実施形態で説明した
ものと同じである。
【0075】図19に示すように、ディスプレイ装置3
は、グランド16に接続された(接地された)導電性の
電磁シールド筐体61を有し、信号処理回路23および
画像・音声出力回路24が電磁シールド筐体61に収容
されている。電磁シールド筐体61が本発明の電磁遮蔽
手段に対応している。また、ディスプレイ装置3のケー
ス60内に、電磁シールド筐体61の外部に位置するよ
うにアンテナ21およびUWB受信回路22が設けられ
ている。電磁シールド筐体61は、信号処理回路23お
よび画像・音声出力回路24や表示部が放射する電磁ノ
イズ(電磁波)を遮蔽する導電性の筐体である。
【0076】以下、図18に示す通信システム301の
動作例を説明する。先ず、パーソナルコンピュータ30
2のPC処理回路313において生成されたデータの信
号SG1001がUWB送信回路14に出力される。次
に、UWB送信回路14において、図3に示す構成によ
って、信号SG1001が、超広帯域インパルス通信方
式の信号に変調された後に、アンテナ15を介してディ
スプレイ装置3に送信される。
【0077】当該超広帯域インパルス通信方式の信号
は、ディスプレイ装置3のアンテナ21で受信され、U
WB受信回路22に出力される。次に、当該信号が、図
9に示す構成のUWB受信回路22において、復調さ
れ、当該復調によって得られた信号SG1608が信号
処理回路23に出力される。
【0078】次に、信号処理回路23において、信号S
G1608を用いて、画像・音声出力回路24が制御さ
れ、信号SG1608に応じた動画像がディスプレイに
表示され、信号SG1608に応じた音声がスピーカか
ら出力される。
【0079】以上説明したように、通信システム301
によれば、パーソナルコンピュータ302からディスプ
レイ装置3に超広帯域インパルス通信方式でチャンネル
信号を送信するため、パーソナルコンピュータ302と
ディスプレイ装置3との間にケーブルを設ける必要がな
くなる。そのため、パーソナルコンピュータ302およ
びディスプレイ装置3の配置の自由度が高まると共に、
見栄えがよくなる。
【0080】また、通信システム301によれば、アン
テナ21およびUWB受信回路22を電磁シールド筐体
61の外側に配置したことで、信号処理回路23および
画像・音声出力回路24や表示部が放射する電磁ノイズ
がアンテナ21およびUWB受信回路22に達すること
を抑制でき、アンテナ21およびUWB受信回路22に
よる受信処理を安定して正確に行うことができる。その
結果、パーソナルコンピュータ302とディスプレイ装
置103との間の超広帯域インパルス通信を高品質に行
うことができる。
【0081】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。上述した実施形態では、電磁遮蔽手段として、電磁
シールド筐体61を例示したが、それ以外の形状であっ
てもよい。また、上述した実施形態では、所定の無線通
信方式として、超広帯域インパルス通信方式を例示した
が、その他、OFDM(Orthogonal Frequency Division
Multiplexing)方式や、スペクトラム拡散方式などを用
いてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置の設置場所の自由度を高めることができ、しかも見
栄えが良い通信システムおよび表示装置を提供すること
ができる。また、本発明によれば、表示装置が他の装置
と間で行う通信を行う場合に、表示装置の表示部から放
射される電磁ノイズによって当該通信が悪影響を受ける
ことを抑制できる通信システムおよび表示装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の通信システム
の全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示すチューナ回路の機能ブロッ
ク図である。
【図3】図3は、図1に示すUWB送信回路の機能ブロ
ック図である。
【図4】図4は、図3に示すUWB送信回路の各回路に
おける信号波形を示す図である。
【図5】図5は、図3に示すUWB送信回路におけるデ
ータ系列の信号スペクトラムを示す図である。
【図6】図6は、図3に示すUWB送信回路における拡
散信号の信号スペクトラムを示す図である。
【図7】図7は、図3に示すUWB送信回路から出力さ
れる信号のスペクトラムを示す図である。
【図8】図8は、ディスプレイ装置内の電磁シールド筐
体を説明するための図である。
【図9】図9は、図3に示すUWB受信回路の機能ブロ
ック図である。
【図10】図10は、図9に示すUWB受信回路のいわ
ゆるDLL(Delay Lock Loop)の構成
を持つタイミング同期回路の主要回路における相関特性
を示す図である。
【図11】図11は、第1実施形態の変形例に係わる本
実施形態の通信システムの全体構成図である。
【図12】図12は、ディスプレイ装置内の電磁シール
ド筐体を説明するための図である。
【図13】図13は、本発明の第2実施形態の通信シス
テムの全体構成図である。
【図14】図14は、図13に示すDVD再生部の機能
ブロック図である。
【図15】図15は、ディスプレイ装置内の電磁シール
ド筐体を説明するための図である。
【図16】図16は、本発明の第3実施形態の通信シス
テムの全体構成図である。
【図17】図17は、ディスプレイ装置内の電磁シール
ド筐体を説明するための図である。
【図18】図18は、本発明の第4実施形態の通信シス
テムの全体構成図である。
【図19】図19は、ディスプレイ装置内の電磁シール
ド筐体を説明するための図である。
【図20】図20は、従来のテレビシステムの全体構成
図である。
【符号の説明】
1,1a,101,201,301…通信システム、
2,2a…チューナ装置、3,3a…ディスプレイ装
置、12,13,15,21…アンテナ、14,14a
…UWB送信回路、22,22a,22b…UWB受信
回路、23,23a…信号処理回路、24…画像・音声
出力回、60…ケース、61…電磁シールド筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04B 7/26 S 5/93 H04N 5/93 E Fターム(参考) 5C025 AA06 AA09 DA08 5C052 AA02 AB04 AC10 DD04 EE03 5C053 FA24 HA40 LA06 5C056 FA01 GA11 HA01 HA04 JA05 5K067 AA06 AA34 BB21 DD52 FF23 KK00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定されたチャンネル信号を受信信号から
    取り出すチューナ装置と、 前記チャンネル信号を用いて画像表示を行う表示装置と
    を有し、 前記チューナ装置は、 前記チャンネル信号を所定の無線通信方式に応じて変調
    して前記表示装置に送信する送信回路を有し、 前記表示装置は、供給を受けたチャンネル信号に応じた
    画像を表示する表示回路と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 前記送信回路が送信したチャンネル信号を受信し、当該
    受信した前記チャンネル信号を前記所定の無線通信方式
    に応じて復調し、当該復調されたチャンネル信号を前記
    表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する
    受信回路とを有する通信システム。
  2. 【請求項2】前記表示装置は、フラットパネルディスプ
    レイである請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】前記送信回路は、超広帯域インパルス通信
    方式で前記変調を行い、 前記受信回路は、前記超広帯域インパルス通信方式で前
    記復調を行う請求項1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】前記送信回路は、 所定の拡散符号系列の信号を生成する拡散符号生成回路
    と、 前記チャンネル信号と前記拡散符号系列の信号とを乗算
    する乗算回路と、 前記乗算によって得られた信号のレベルに対応した所定
    の周期のパルス信号を生成するパルス生成回路とを有
    し、 前記受信回路は、 前記受信した前記チャンネル信号を前記拡散符号系列と
    同じ信号を用いて逆拡散処理する逆拡散処理回路と、 前記逆拡散処理によって得られた信号を積分処理する積
    分回路とを有する請求項1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】前記チューナ装置は、複数の前記送信回路
    を有し、前記チャンネル信号を分割して前記複数の送信
    回路を介して並行して送信し、 前記表示装置は、前記複数の送信回路に対応した複数の
    受信回路を有し、前記複数の受信回路でそれぞれ復調さ
    れた複数の前記チャンネル信号を合成し、当該合成によ
    って得られたチャンネル信号を用いて前記表示を行う請
    求項1に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】前記表示装置は、前記チャンネル信号を用
    いて音声出力を行う請求項1に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】チャンネル信号を用いて画像表示を行う表
    示装置であって、 供給を受けたチャンネル信号に応じた画像を表示する表
    示回路と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 チューナ装置からチャンネル信号を受信し、当該受信し
    たチャンネル信号を所定の無線通信方式に応じて復調
    し、当該復調されたチャンネル信号を前記表示回路に供
    給し、前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを
    有する表示装置。
  8. 【請求項8】前記受信回路は、 前記受信した前記チャンネル信号を、変調時に用いられ
    た拡散符号系列と同じ信号を用いて逆拡散処理する逆拡
    散処理回路と、 前記逆拡散処理によって得られた信号を積分処理する積
    分回路とを有する請求項7に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】前記電磁遮蔽手段は、筐体である請求項7
    に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】前記電磁遮蔽手段は、接地された導体で
    ある請求項7に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】光ディスクを再生して再生信号を生成す
    る光ディスク再生装置と、 前記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを有
    し、 前記光ディスク再生装置は、 前記再生信号を所定の無線通信方式に応じて変調して前
    記表示装置に送信する送信回路を有し、 前記表示装置は、 供給を受けた再生信号に応じた画像を表示する表示回路
    と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 前記送信回路が送信した再生信号を受信し、当該受信し
    た前記再生信号を前記所定の無線通信方式に応じて復調
    し、当該復調された再生信号を前記表示回路に供給し、
    前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有する
    通信システム。
  12. 【請求項12】再生信号を用いて画像表示を行う表示装
    置であって、 供給を受けた再生信号に応じた画像を表示する表示回路
    と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 光ディスク再生装置から再生信号を受信し、当該受信し
    た再生信号を所定の無線通信方式に応じて復調し、当該
    復調された再生信号を前記表示回路に供給し、前記電磁
    遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有する表示装
    置。
  13. 【請求項13】撮像した画像信号を記録媒体に記録し、
    前記記録媒体から読み出した画像信号を再生して再生信
    号を生成する撮像装置と、 前記再生信号を用いて画像表示を行う表示装置とを有
    し、 前記撮像装置は、 前記再生信号を所定の無線通信方式に応じて変調して前
    記表示装置に送信する送信回路を有し、 前記表示装置は、 供給を受けた再生信号に応じた画像を表示する表示回路
    と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 前記送信回路が送信した再生信号を受信し、当該受信し
    た前記再生信号を前記所定の無線通信方式に応じて復調
    し、当該復調された再生信号を前記表示回路に供給し、
    前記電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回路とを有する
    通信システム。
  14. 【請求項14】再生信号を用いて画像表示を行う表示装
    置であって、 供給を受けた再生信号に応じた画像を表示する表示回路
    と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 撮像装置から再生信号を受信し、当該受信した再生信号
    を所定の無線通信方式に応じて復調し、当該復調された
    再生信号を前記表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手段の
    外部に位置する受信回路とを有する表示装置。
  15. 【請求項15】データ処理を行うデータ処理装置と、 前記データ処理によって生成されたデータを用いて画像
    表示を行う表示装置とを有し、 前記データ処理装置は、 前記データ処理によって生成されたデータを、無線通信
    方式に応じて変調して前記表示装置に送信する送信回路
    を有し、 前記表示装置は、 供給を受けた信号に基づいて画像を表示する表示回路
    と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 前記送信回路が送信した信号を受信し、当該受信した信
    号を前記所定の無線通信方式に応じて復調し、当該復調
    された信号を前記表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手段
    の外部に位置する受信回路とを有する通信システム。
  16. 【請求項16】供給を受けた信号に基づいて画像を表示
    する表示回路と、 前記表示回路を収容し、前記表示回路が放射する電磁波
    を遮蔽する電磁遮蔽手段と、 データ処理装置が送信した信号を受信し、当該受信した
    信号を前記所定の無線通信方式に応じて復調し、当該復
    調された信号を前記表示回路に供給し、前記電磁遮蔽手
    段の外部に位置する受信回路とを有する表示装置。
  17. 【請求項17】指定されたチャンネル信号を受信信号か
    ら取り出すチューナ装置と、前記チャンネル信号を用い
    て画像表示を行う表示装置とを用いた通信方法であっ
    て、 前記チューナ装置が、前記チャンネル信号を所定の無線
    通信方式に応じて変調して前記表示装置に送信し、 前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回
    路が、前記チャンネル信号を受信し、当該受信した前記
    チャンネル信号を前記所定の無線通信方式に応じて復調
    し、 前記受信回路が、前記復調されたチャンネル信号を前記
    電磁遮蔽手段の内部に位置する表示回路に供給し、 前記表示回路が、前記供給を受けたチャンネル信号に応
    じた画像を表示する通信方法。
  18. 【請求項18】光ディスクを再生して再生信号を生成す
    る光ディスク再生装置と、前記再生信号を用いて画像表
    示を行う表示装置とを用いた通信方法であって、 前記光ディスク再生装置が、前記再生信号を所定の無線
    通信方式に応じて変調して前記表示装置に送信し、 前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回
    路が、前記再生信号を受信し、当該受信した前記再生信
    号を前記所定の無線通信方式に応じて復調し、 前記受信回路が、前記復調された再生信号を前記電磁遮
    蔽手段の内部に位置する表示回路に供給し、 前記表示回路が、前記供給を受けた再生信号に応じた画
    像を表示する通信方法。
  19. 【請求項19】撮像した画像信号を記録媒体に記録し、
    前記記録媒体から読み出した画像信号を再生して再生信
    号を生成する撮像装置と、前記再生信号を用いて画像表
    示を行う表示装置とを用いて通信を行う通信方法であっ
    て、 前記撮像装置が、前記再生信号を所定の無線通信方式に
    応じて変調して前記表示装置に送信し、 前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回
    路が、前記再生信号を受信し、当該受信した前記再生信
    号を前記所定の無線通信方式に応じて復調し、 前記受信回路が、前記復調された再生信号を前記電磁遮
    蔽手段の内部に位置する表示回路に供給し、 前記表示回路が、前記供給を受けた再生信号に応じた画
    像を表示する通信方法。
  20. 【請求項20】データ処理を行うデータ処理装置と、前
    記データ処理によって生成されたデータを用いて画像表
    示を行う表示装置とを用いて通信を行う通信方法であっ
    て、 前記データ処理装置が、前記データ処理によって生成さ
    れたデータの信号を所定の無線通信方式に応じて変調し
    て前記表示装置に送信し、 前記表示装置内の電磁遮蔽手段の外部に位置する受信回
    路が、前記信号を受信し、当該受信した前記信号を前記
    所定の無線通信方式に応じて復調し、 前記受信回路が、前記復調された信号を前記電磁遮蔽手
    段の内部に位置する表示回路に供給し、 前記表示回路が、前記供給を受けた信号に応じた画像を
    表示する通信方法。
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