JP2003101460A - レピータ装置および通信制御方法 - Google Patents

レピータ装置および通信制御方法

Info

Publication number
JP2003101460A
JP2003101460A JP2001287604A JP2001287604A JP2003101460A JP 2003101460 A JP2003101460 A JP 2003101460A JP 2001287604 A JP2001287604 A JP 2001287604A JP 2001287604 A JP2001287604 A JP 2001287604A JP 2003101460 A JP2003101460 A JP 2003101460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication link
layer
station
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001287604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4751548B2 (ja
Inventor
Akira Fujita
亮 藤田
Hiroshi Maekawa
博 前川
Takayuki Hagita
貴之 萩田
Tetsuro Kawaguchi
哲朗 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
KDDI Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
KDDI Corp
Toshiba Digital Media Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp, KDDI Corp, Toshiba Digital Media Engineering Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001287604A priority Critical patent/JP4751548B2/ja
Publication of JP2003101460A publication Critical patent/JP2003101460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751548B2 publication Critical patent/JP4751548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継する2つの無線区間の間のレイヤ設定
を、速やかに統一することが可能なレピータ装置および
通信制御方法を提供する。 【解決手段】 制御部102は、制御部202から通知
される情報と、移動局PSとの間の通信状態とに基づい
て、基地局CSとの間に開設された通信リンクと同じ状
態のレイヤの通信リンクを、移動局PSとの間に開設す
る制御機能と、移動局PSとの間に開設した通信リンク
のレイヤの状態を、制御部202に通知する制御機能を
備える。制御部202は、制御部102から通知される
情報と、基地局CSとの間の通信状態とに基づいて、移
動局PSとの間に開設された通信リンクと同じ状態のレ
イヤの通信リンクを、基地局CSとの間に開設する制御
機能と、基地局CSとの間に開設した通信リンクのレイ
ヤの状態を、制御部102に通知する制御機能を備える
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
システムやPHS(Personal Handyphone System)など
に代表される、移動局を基地局を介してネットワークに
接続する移動通信システムにおいて、移動局と基地局と
の間を無線中継するレピータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、移動通信システムで用い
られるレピータ装置は、移動通信網に収容される基地局
と、加入者などが所持する移動局との間を無線中継する
ものである。
【0003】以下、PHSで用いられるレピータ装置
(以下、PHSレピータ基地局と称する)RS(Repeat
er Station)を例に説明する。図13や図14に示すよ
うに、PHSレピータ基地局RSは、移動局PS(Pers
onal Station)と無線通信する通信部Aと、基地局CS
(Cell Station)と無線通信する通信部Bを備える。
【0004】そして、通信部Aは、移動局PSとの間に
無線区間aを形成し、一方、通信部Bは、基地局CSと
の間に無線区間bを形成し、それぞれ階層(レイヤ)構
造から成るプロトコルを使用して無線通信を行ってい
る。
【0005】そして周知のように、階層構造を成すプロ
トコル制御では、ある階層のプロトコルは上位の階層
(レイヤ)に対してサービスを提供する働きをしてい
る。PHSで用いられるレピータ装置における無線通信
の階層構造としては、最下位層(レイヤ1)では電気的
な伝送路を提供し、第2番目の層(レイヤ2)ではデー
タリンク手順を提供し、第3番目の層(レイヤ3)で
は、アプリケーション手順を提供している。
【0006】また、PHSレピータ基地局の他の特徴と
しては、下位層は上位層に対して伝送路を提供している
ため、下位層が切断された場合は、その上位層がデータ
の送受をできなくなることが挙げられる。
【0007】このような特徴から、PHSレピータ基地
局においては、2つの無線区間a,bにおけるレイヤが
互いに同じ状態でないと、上位のレイヤにおけるデータ
伝送に支障が生じるため、2つの無線区間a,bにおけ
るレイヤの状態を同じにする必要がある。
【0008】従来のPHSレピータ基地局では、2つの
無線区間a,bにレイヤ2を設定する場合、図13に示
すように、それぞれの無線区間a,bにおいて、レイヤ
1が設定されたことをきっかけにして、それぞれレイヤ
2の設定を開始するようにしている。
【0009】つまり、従来のPHSレピータ基地局で
は、レイヤ2の設定は、2つの無線区間a,bの間で、
同期を取ることなく自律的に行うことにより、2つの無
線区間a,bの間で同じ状態のレイヤ2を設定する。
【0010】これに対して、レイヤ2の解放について
は、図14に示すように、一方の無線区間でレイヤ2の
解放が行われると、同期を取るべくPHSレピータ基地
局は、他方の無線区間のレイヤ2を解放するようにして
いる。
【0011】しかし、例えば無線区間aでレイヤ2が障
害などにより突然解放された場合、所定の手順に従え
ば、先にレイヤ3を解放する必要があるが、移動局PS
はレイヤ2の障害によりこの旨をPHSレピータ基地局
に伝えることができない状態に陥ることになる。
【0012】このような状況に対処するために、従来の
PHSレピータ基地局は、レイヤ2の解放に関しては、
上述したように一方の無線区間でレイヤ2の解放が行わ
れると、他方の無線区間のレイヤ2を解放するようにし
て、早期に通信を復旧できるようにしている。
【0013】ところが、一旦、一方の無線区間のレイヤ
2が切断されると、この無線区間のレイヤ2の復旧が行
われて通信が維持できる場合でも、否応なく他方の無線
区間のレイヤ2も解放・再設定を行うことになるため、
通信効率が低下しやすく、最悪の場合、通信そのものが
切断状態に陥る虞がある。
【0014】また、例えば無線区間aでは既にレイヤ2
の設定がなされ、無線区間bではまだレイヤ2の設定処
理中という状況で、障害の発生などにより無線区間aの
レイヤ2が切断された場合について考える。
【0015】この場合、PHSレピータ基地局の通信部
Bは、通信部Aからの通知により、レイヤ2の解放処理
を実行してすぐに無線区間bのレイヤ2は解放済みの状
態となるが、障害の発生によりこの解放要求が基地局C
Sに伝わらないと、基地局CS側ではレイヤ2の設定処
理を継続した状態のままとなり、PHSレピータ基地局
と基地局CSとで状態のずれが生じる。
【0016】このような状態では、PHSレピータ基地
局が既にレイヤ2を解放している状態にもかかわらず、
基地局CSは、PHSレピータ基地局からレイヤ2の設
定完了の通知を待機する状態となり、最悪の場合、両者
の処理が停止ししてしまう虞があった。すなわち、この
ような状況では、無線区間aと無線区間bとの間で、レ
イヤの設定状態が一致しなくなり、通信が行えない状態
となってしまう。
【0017】ところで、レイヤ2には、SACCHと、
これより高速な伝送が可能なFACCHの2つの論理チ
ャネルを有する。これまでのPHSでは、通信を開始し
た初期においてのみ2つのチャネルを使用し、所定の手
順を経た後は、FACCHを解放して、SACCHのみ
を用いていた。しかしながら、近年、FACCHを通信
中に設定したり、解放したりするケースが発生してい
る。
【0018】このように、レイヤ2に複数のチャネルが
存在する場合、任意のチャネルについて、設定と解放を
任意のタイミングで行う要求が生じうるが、従来のシス
テムでこれに対応するには、レイヤ2を設定し直すため
にレイヤ1の再設定を行う必要がある。
【0019】これは、物理回線を一旦切断して、再度接
続することを意味しており、このような処理では、多く
の時間を費やすことになるため、従来のPHSレピータ
基地局を用いて、複数のチャネルを選択的に用いて通信
するには、実用上困難であった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のレピータ装置で
は、中継する2つの無線区間の間でレイヤの設定状態に
ずれが生じやすく、また複数の論理チャネルを選択的に
用いて通信を行う場合、その設定と解放を速やかに行え
ないという問題があった。
【0021】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、中継する2つの無線区間の間で、片方の無線
区間のレイヤ2の設定状態に変化が生じた場合でも、速
やかに両区間のレイヤ設定を統一することが可能なレピ
ータ装置および通信制御方法を提供することを目的とす
る。
【0022】また、この発明のもう一つの目的は、複数
の論理チャネルを選択的に用いて通信を行う場合でも、
その設定と解放を速やかに行うことが可能なレピータ装
置および通信制御方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、ネットワークに接続
可能な基地局と移動局とを、階層構造からなる通信手順
を用いた無線通信により中継接続するレピータ装置にお
いて、一方の局との無線通信で用いる通信手順に生じた
変化を検出する検出手段と、この検出手段にて検出した
変化に合わせて、他方の局との無線通信で用いる通信手
順を更新する処理を実施する更新手段とを具備して構成
するようにした。
【0024】また請求項6に係わる本発明では、ネット
ワークに接続可能な基地局と移動局とを、階層構造から
なる通信手順を用いた無線通信により中継接続するレピ
ータ装置の通信制御方法において、一方の局との無線通
信で用いる通信手順に生じた変化を検出する検出工程
と、この検出工程にて検出した変化に合わせて、他方の
局との無線通信で用いる通信手順を更新する処理を実施
する更新工程とを具備して構成するようにした。
【0025】上記構成のレピータ装置および通信制御方
法では、一方の局との無線通信で用いる通信手順に生じ
た変化に合わせて、他方の局との無線通信で用いる通信
手順を更新するようにしている。
【0026】したがって、上記構成のレピータ装置およ
び通信制御方法によれば、2つの無線区間の間で、片方
の無線区間のレイヤの設定状態に変化が生じた場合で
も、速やかに両区間のレイヤ設定を統一することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図面を参照して、この発明に係わ
るレピータ装置について説明する。ここでは、レピータ
装置の一例として、PHSで用いられるPHSレピータ
基地局を例に挙げて説明する。
【0028】図1は、この発明の一実施形態に係わるP
HSレピータ基地局RSの構成と、このPHSレピータ
基地局RSが適用されるシステムの一部を示すものであ
る。
【0029】PHSレピータ基地局RSは、主要な構成
要素として通信部100と通信部200とを備える。通
信部100は、加入者が所持する移動局PSと通信を行
うもので、主要な構成要素として無線部101と制御部
102とを備える。
【0030】無線部101は、制御部102の制御のも
とに、移動局PSと無線通信するもので、移動局PSか
ら受信したデータを、制御部102を通じて後述する通
信部200に出力するとともに、制御部102を通じて
通信部200から入力されるデータを移動局PSに無線
送信する。
【0031】制御部102は、通信部100の各部を統
括して制御するとともに、通信部200とデータ交換を
行うもので、例えば無線部101のキャリアセンスの結
果に基づいて、妨害波の影響がなく移動局PSとの通信
に適した空きチャネルを求め、無線部101を通じて移
動局PSに対してチャネルの割り当てを行い、移動局P
Sとの間に通信リンクを開設する制御を行う。
【0032】また、制御部102は、上述したような通
常の通信制御機能に加えて、新たに、移動局PSとの間
の通信リンクが設定されているか否かの通信リンク設定
の有無と、この通信リンクが設定されている場合には、
この場合の論理チャネルがSACCHかFACCHか、
あるいはこの両方なのかの通信リンクの論理チャネルの
種類と、制御部202から通知される基地局CSとの間
の通信リンク設定の有無と通信リンクの論理チャネルの
種類とを比較し、基地局CSとの間に開設された通信リ
ンクの設定と同様にするか否か(通信リンクを設定する
か、解放するか)を判断し、通信リンクを設定する場合
は論理チャネルの種類を同様にする制御機能と、制御部
102は、移動局PSとの間の通信リンク設定の有無
と、通信リンクの論理チャネルの種類を制御部202に
通知する制御機能を備える。
【0033】通信部200は、公衆網に収容される基地
局CSと通信を行うもので、主要な構成要素として無線
部201と制御部202とを備える。無線部201は、
制御部202の制御のもとに、基地局CSと無線通信す
るもので、基地局CSから受信したデータを、制御部2
02を通じて通信部100に出力するとともに、制御部
202を通じて通信部100から入力されるデータを基
地局CSに無線送信する。
【0034】制御部202は、通信部200の各部を統
括して制御するとともに、通信部100とデータ交換を
行うもので、例えば基地局CSより割り当てられたチャ
ネルを無線部201に受信させて、妨害波の影響がある
か否かを判断する。
【0035】そして、制御部202は、この判断結果に
基づいて、割り当てられたチャネルで通信が可能である
か否かを判断し、通信が可能と判断した場合には、通信
部200を制御して上記割り当てられたチャネルを通じ
て基地局CSと通信し、一方、通信が不可能と判断した
場合には、通信部200を制御してチャネルの再割り当
てを基地局CSに要求する。
【0036】また、制御部202は、上述したような通
常の通信制御機能に加えて、新たに、基地局CSとの間
の通信リンクが設定されているか否かの通信リンク設定
の有無と、この通信リンクが設定されている場合には、
この場合の論理チャネルがSACCHかFACCHか、
あるいはこの両方なのかの通信リンクの論理チャネルの
種類と、制御部102から通知される移動局PSとの間
の通信リンク設定の有無と通信リンクの論理チャネルの
種類とを比較し、移動局PSとの間に開設された通信リ
ンクの設定と同様にするか否か(通信リンクを設定する
か、解放するか)を判断し、通信リンクを設定する場合
は論理チャネルの種類を同様にする制御機能と、制御部
202は、基地局CSとの間の通信リンク設定の有無
と、通信リンクの論理チャネルの種類を制御部102に
通知する制御機能を備える。
【0037】次に、上記構成のPHSレピータ基地局R
Sの動作について説明する。なお、以下の説明では、移
動局PSと基地局CSとの間の中継動作のうち、特にこ
の発明に係わる、レイヤ2の通信リンクの設定の制御動
作について説明する。解放する場合については、設定の
場合と同様の手順によってなされるため、ここでは、解
放については説明を省略することにする。
【0038】まず、移動局PSからの要求に応じて、レ
イヤ2の通信リンクを設定する際の処理について説明す
る。図2は、この処理を説明するためのフローチャート
で、この処理は、制御部102,202の連携した制御
によってなされ、移動局PSからのレイヤ2の設定要求
をきっかけに開始する。図3には、この処理によるシー
ケンスの一例を示す。以下、図2および図3を参照して
説明する。
【0039】ステップ2aでは、制御部102が、無線
部101を制御して、移動局PSが要求するレイヤ2の
通信リンクの設定及びこの通信リンクを設定した際の論
理チャネルの種類(SACCHかFACCHか、あるい
はこの両方)の設定処理を実行し、レイヤ2について要
求された設定処理が完了したことを移動局PSに通知
し、ステップ2bに移行する。
【0040】ステップ2bでは、移動局PSとの間に通
信リンクが設定されると、制御部102が、通信部20
0に対して、ステップ2aで新たに設定したレイヤ2の
通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理
チャネルの種類を示す情報を与え、ステップ2cに移行
する。
【0041】ステップ2cでは、制御部102から通知
を受けると、制御部202が、無線区間bが通信リンク
の設定処理中または解放処理中など更新処理の実施中で
あるか否かを判定する。
【0042】ここで、無線区間bが通信リンクの更新処
理の実施中である場合には、ステップ2dに移行し、一
方、更新処理の実施中でない場合には、ステップ2eに
移行する。
【0043】ステップ2dでは、無線区間aにリンク設
定の変化が新たに発生したか否かを判定する。ここで、
新たに変化が発生した場合には、ステップ2bに再び移
行して、その旨を通信部200に通知し、一方、新たな
変化が生じていない場合には、ステップ2cに移行して
待機状態となる。
【0044】ステップ2eでは、制御部202が、ステ
ップ2bで与えられた情報に基づいて、無線区間bに設
定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リ
ンクを設定した際の論理チャネルの種類が、無線区間a
に設定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通
信リンクを設定した際の論理チャネルの種類と同じであ
るか否かを判定する。ここで、無線区間aと無線区間b
のレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンクを設定
した際の論理チャネルの種類が同じである場合には、当
該処理を終了し、一方、異なる場合には、ステップ2f
に移行する。
【0045】ステップ2fでは、制御部202が、ステ
ップ2bで得た情報に基づいて、無線部201を制御し
て、無線区間aで設定されたレイヤ2の通信リンクの設
定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類
と同じレイヤ2の通信リンクの設定処理を実行して、無
線区間bに通信リンクを設定し、当該処理を終了する。
【0046】なお、図3には、無線区間bのリンク状態
が無線区間aと異なる場合について示した。これに対し
て、無線区間bがリンク設定処理中の場合には、図4の
シーケンスに示すように、無線区間bのリンク設定処理
が終了するまで、レイヤ2の設定要求を保留する。
【0047】ここで、無線区間bのリンク設定処理が終
了するのを待機している間に、無線区間aのリンク設定
に変化が生じたことを検出した場合には、この旨を通信
部100が通信部200に通知し、これに対して通信部
200は、通知された最新の設定を、ステップ2fにお
けるリンク設定処理で実現する。
【0048】また、図5のシーケンスに示すように、す
でに無線区間bに設定されているレイヤ2の通信リンク
の設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの
種類が、無線区間aに設定したレイヤ2の通信リンクの
設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種
類と同じ場合には、ステップ2fの処理を実施すること
なく、処理を終了する。
【0049】次に、基地局CSからの要求に応じて、レ
イヤ2の通信リンクを設定する際の処理について説明す
る。図6は、この処理を説明するためのフローチャート
で、この処理は、制御部102,202の連携した制御
によってなされ、基地局CSからのレイヤ2の設定要求
をきっかけに開始する。図7には、この処理によるシー
ケンスの一例を示す。以下、図6および図7を参照して
説明する。
【0050】ステップ6aでは、制御部202が、無線
部201を制御して、基地局CSが要求するレイヤ2の
通信リンクの設定及びこの通信リンクを設定した際の論
理チャネルの種類の設定処理を実行し、レイヤ2につい
て要求された設定処理が完了したことを基地局CSに通
知し、ステップ6bに移行する。
【0051】ステップ6bでは、基地局CSとの間に通
信リンクが設定されると、制御部202が、通信部10
0に対して、ステップ6aで新たに設定したレイヤ2の
通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理
チャネルの種類を示す情報を与え、ステップ6cに移行
する。
【0052】ステップ6cでは、制御部202から通知
を受けると、制御部102が、無線区間aが通信リンク
の設定処理中または解放処理中など更新処理の実施中で
あるか否かを判定する。
【0053】ここで、無線区間aが通信リンクの更新処
理の実施中である場合には、ステップ6dに移行し、一
方、更新処理の実施中でない場合には、ステップ6eに
移行する。
【0054】ステップ6dでは、無線区間bにリンク設
定の変化が新たに発生したか否かを判定する。ここで、
新たに変化が発生した場合には、ステップ6bに再び移
行して、その旨を通信部100に通知し、一方、新たな
変化が生じていない場合には、ステップ6cに移行して
待機状態となる。
【0055】ステップ6eでは、制御部102が、ステ
ップ6bで与えられた情報に基づいて、無線区間aに設
定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リ
ンクを設定した際の論理チャネルの種類が、無線区間b
に設定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通
信リンクを設定した際の論理チャネルの種類と同じであ
るか否かを判定する。ここで、無線区間aと無線区間b
のレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンクを設定
した際の論理チャネルの種類が同じである場合には、当
該処理を終了し、一方、異なる場合には、ステップ6f
に移行する。
【0056】ステップ6fでは、制御部102が、ステ
ップ6bで得た情報に基づいて、無線部101を制御し
て、無線区間bで設定されたレイヤ2の通信リンクの設
定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類
と同じレイヤ2の通信リンクの設定処理を実行して、無
線区間aに通信リンクを設定し、当該処理を終了する。
【0057】なお、無線区間aがリンク設定処理中の場
合や、すでに無線区間aに設定されているレイヤ2の通
信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チ
ャネルの種類が、無線区間bに設定したレイヤ2の通信
リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャ
ネルの種類と同じ場合についての処理は、図4や図5に
示した無線区間bの場合と同様であるため、説明を省略
する。
【0058】次に、PHSレピータ基地局RSから移動
局PSに対して、レイヤ2の通信リンクを設定する際の
処理について説明する。図8は、この処理を説明するた
めのフローチャートで、この処理は、制御部102,2
02の連携した制御によってなされる。図9には、この
処理によるシーケンスの一例を示す。以下、図8および
図9を参照して説明する。
【0059】ステップ8aでは、制御部102が、レイ
ヤ2の通信リンクの設定処理を実行し、無線部101を
制御して、移動局PSに対してレイヤ2の設定要求を行
い、移動局PSとの間に所望の通信リンクを設定し、ス
テップ8bに移行する。
【0060】ステップ8bでは、ステップ8aにて設定
した通信リンクが、リンク再設定などの一時的なものか
否かを判定する。ここで、上記通信リンクが一時的なも
のの場合には、当該処理を終了し、一方、一時的でない
場合には、ステップ8cに移行する。
【0061】なお、一時的な通信リンクの設定は、障害
などによりレイヤ2が突然切断され、復旧するために行
うもので、この場合、再設定の処理であるため、通信部
200に対して、リンク設定の通知は行わない。
【0062】ステップ8cでは、制御部102が、通信
部200に対して、新たに設定したレイヤ2の通信リン
クの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネル
の種類を示す情報を与え、ステップ8dに移行する。
【0063】ステップ8dでは、制御部102から通知
を受けると、制御部202が、無線区間bが通信リンク
の設定処理中または解放処理中など更新処理の実施中で
あるか否かを判定する。
【0064】ここで、無線区間bが通信リンクの更新処
理の実施中である場合には、ステップ8eに移行し、一
方、更新処理の実施中でない場合には、ステップ8fに
移行する。
【0065】ステップ8eでは、無線区間aにリンク設
定の変化が新たに発生したか否かを判定する。ここで、
新たに変化が発生した場合には、ステップ8cに再び移
行して、その旨を通信部200に通知し、一方、新たな
変化が生じていない場合には、ステップ8dに移行して
待機状態となる。
【0066】ステップ8fでは、制御部202が、ステ
ップ8cで与えられた情報に基づいて、無線区間bに設
定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リ
ンクを設定した際の論理チャネルの種類が、無線区間a
に設定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通
信リンクを設定した際の論理チャネルの種類と同じであ
るか否かを判定する。ここで、無線区間aと無線区間b
のレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンクを設定
した際の論理チャネルの種類が同じである場合には、当
該処理を終了し、一方、異なる場合には、ステップ8g
に移行する。
【0067】ステップ8gでは、制御部202が、ステ
ップ8cで得た情報に基づいて、無線部201を制御し
て、無線区間aで設定されたレイヤ2の通信リンクの設
定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類
と同じレイヤ2の通信リンクの設定処理を実行して、無
線区間bに通信リンクを設定し、当該処理を終了する。
【0068】なお、図9には、無線区間aに設定する通
信リンクが一時的なものではないと判定し、無線区間b
がリンク設定処理中ではなく、かつ無線区間bに設定さ
れているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンク
を設定した際の論理チャネルの種類が、無線区間aに設
定されたレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンク
を設定した際の論理チャネルの種類とは異なる場合のシ
ーケンスについて示した。
【0069】これに対して、無線区間aに設定する通信
リンクが一時的なものである場合には、図10のシーケ
ンスに示すように、制御部102は、通信部200に対
して、通信リンクの設定の通知は行わない。
【0070】また、無線区間bがリンク設定処理中の場
合や、すでに無線区間bで設定されたレイヤ2の通信リ
ンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネ
ルの種類と、無線区間aに設定したレイヤ2の通信リン
クの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネル
の種類と同じ場合についての処理は、図4や図5に示し
た場合と同様であるため、説明を省略する。
【0071】次に、PHSレピータ基地局RSから基地
局CSに対して、レイヤ2の通信リンクを設定する際の
処理について説明する。図11は、この処理を説明する
ためのフローチャートで、この処理は、制御部102,
202の連携した制御によってなされる。図12には、
この処理によるシーケンスの一例を示す。以下、図11
および図12を参照して説明する。
【0072】ステップ11aでは、制御部202が、レ
イヤ2の通信リンクの設定処理を実行し、無線部201
を制御して、基地局CSに対してレイヤ2の設定要求を
行い、基地局CSとの間に所望の通信リンクを設定し、
ステップ11bに移行する。
【0073】ステップ11bでは、ステップ11aにて
設定した通信リンクが、リンクの再設定などの一時的な
ものか否かを判定する。ここで、上記通信リンクが一時
的なものの場合には、当該処理を終了し、一方、一時的
でない場合には、ステップ11cに移行する。
【0074】ステップ11cでは、制御部202が、通
信部100に対して、新たに設定したレイヤ2の通信リ
ンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネ
ルの種類を示す情報を与え、ステップ11dに移行す
る。
【0075】ステップ11dでは、制御部202から通
知を受けると、制御部102が、無線区間aが通信リン
クの設定処理中または解放処理中など更新処理の実施中
であるか否かを判定する。
【0076】ここで、無線区間aが通信リンクの更新処
理の実施中である場合には、ステップ11eに移行し、
一方、更新処理の実施中でない場合には、ステップ11
fに移行する。
【0077】ステップ11eでは、無線区間bにリンク
設定の変化が新たに発生したか否かを判定する。ここ
で、新たに変化が発生した場合には、ステップ11cに
再び移行して、その旨を通信部100に通知し、一方、
新たな変化が生じていない場合には、ステップ11dに
移行して待機状態となる。
【0078】ステップ11fでは、制御部102が、ス
テップ11cで与えられた情報に基づいて、無線区間a
に設定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通
信リンクを設定した際の論理チャネルの種類が、無線区
間bに設定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこ
の通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類と同じ
であるか否かを判定する。ここで、無線区間aと無線区
間bのレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンクを
設定した際の論理チャネルの種類が同じである場合に
は、当該処理を終了し、一方、異なる場合には、ステッ
プ11gに移行する。
【0079】ステップ11gでは、制御部102が、ス
テップ11cで得た情報に基づいて、無線部101を制
御して、無線区間bで設定されたレイヤ2の通信リンク
の設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの
種類と同じレイヤ2の通信リンクの設定処理を実行し
て、無線区間aに通信リンクを設定し、当該処理を終了
する。
【0080】なお、図9には、無線区間aに設定する通
信リンクが一時的なものではないと判定し、無線区間b
がリンク設定処理中ではなく、かつ無線区間bに設定さ
れているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リンク
を設定した際の論理チャネルの種類が、無線区間aに設
定されているレイヤ2の通信リンクの設定とこの通信リ
ンクを設定した際の論理チャネルの種類とは異なる場合
のシーケンスについて示した。
【0081】これに対して、無線区間aに設定する通信
リンクが一時的なものである場合の処理は、図10に示
した場合と同様であるため、説明を省略する。
【0082】また、無線区間aがリンク設定処理中の場
合や、すでに無線区間aに設定されているレイヤ2の通
信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理チ
ャネルの種類が、無線区間bに設定されているレイヤ2
の通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論
理チャネルの種類と同じ場合についての処理は、図4や
図5に示した場合と同様であるため、説明を省略する。
【0083】以上のように、上記構成のレピータ装置で
は、一方の無線区間においてレイヤの通信リンクの設定
とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類が
変化すると、これに合わせて他方の無線区間におけるレ
イヤの通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際
の論理チャネルの種類を変更するようにしている。
【0084】したがって、上記構成のレピータ装置によ
れば、2つの無線区間の間で、片方の無線区間のレイヤ
の通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論
理チャネルの種類に変化が生じた場合でも、速やかに両
区間のレイヤの通信リンクの設定とこの通信リンクを設
定した際の論理チャネルの種類を統一することができ
る。
【0085】また、上記構成のレピータ装置では、一方
の無線区間におけるレイヤの通信リンクの設定とこの通
信リンクを設定した際の論理チャネルの種類の変化に合
わせて、他方の無線区間におけるレイヤの通信リンクの
設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種
類を変更する際に、他方の無線区間がレイヤ設定の処理
中の場合には、この処理の終了を待ってから、他方の無
線区間におけるレイヤの通信リンクの設定とこの通信リ
ンクを設定した際の論理チャネルの種類を変更するよう
にしている。
【0086】したがって、上記構成のレピータ装置によ
れば、他方の無線区間の通信相手との間でレイヤの設定
処理にずれが生じることがないので、速やかに両区間の
レイヤの通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した
際の論理チャネルの種類を統一することができる。
【0087】さらに、上記構成のレピータ装置では、一
方の無線区間におけるレイヤの通信リンクの設定とこの
通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類の変化に
合わせて、他方の無線区間におけるレイヤの通信リンク
の設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの
種類を変更する際に、他方の無線区間が既に一方の無線
区間におけるレイヤの通信リンクの設定とこの通信リン
クを設定した際の論理チャネルの種類となっている場合
には、レイヤ設定の処理を行わないようにしている。
【0088】したがって、上記構成のレピータ装置によ
れば、一方の無線区間におけるレイヤの通信リンクの設
定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類
が変化しても、他方の無線区間に対する不要なレイヤ設
定処理を行わないので、より速やかに両区間のレイヤの
通信リンクの設定とこの通信リンクを設定した際の論理
チャネルの種類を統一することができる。
【0089】そして、上記構成のレピータ装置では、一
方の無線区間におけるレイヤの通信リンクの設定とこの
通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類が変化し
ても、この変化が一時的なものの場合には、他方の無線
区間におけるレイヤ設定の処理を行わないようにしてい
る。
【0090】したがって、上記構成のレピータ装置によ
れば、一方の無線区間におけるレイヤの通信リンクの設
定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種類
がたびたび変化するような場合には、他方の無線区間に
対して不要なレイヤ設定処理を行わないので、両区間の
レイヤ設定を安定した状態で統一することができる。
【0091】そしてまた、これらの処理は、従来のよう
に下層のレイヤ1から行う必要がないため、複数の論理
チャネルを選択的に用いて通信を行う場合にも対応で
き、その設定と解放を速やかに行うことができる。
【0092】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、レイヤ
2の設定と解放を例に挙げて説明したが、他のレイヤで
あっても適用することができ同様の効果を得られる。そ
の他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を
施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、一方
の局との無線通信で用いる通信手順に生じた変化に合わ
せて、他方の局との無線通信で用いる通信手順を更新す
るようにしている。
【0094】したがって、この発明によれば、2つの無
線区間の間で、片方の無線区間のレイヤの通信リンクの
設定とこの通信リンクを設定した際の論理チャネルの種
類に変化が生じた場合でも、速やかに両区間のレイヤ設
定を統一することが可能なレピータ装置および通信制御
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるレピータ装置の一実施形態の
構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したレピータ装置の通信リンクの設定
処理を説明するためのフローチャート。
【図3】図2に示した処理によってなされる通信リンク
の設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図4】図2に示した処理によってなされる通信リンク
の設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図5】図2に示した処理によってなされる通信リンク
の設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図6】図1に示したレピータ装置の通信リンクの設定
処理を説明するためのフローチャート。
【図7】図6に示した処理によってなされる通信リンク
の設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図8】図1に示したレピータ装置の通信リンクの設定
処理を説明するためのフローチャート。
【図9】図8に示した処理によってなされる通信リンク
の設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図10】図8に示した処理によってなされる通信リン
クの設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図11】図1に示したレピータ装置の通信リンクの設
定処理を説明するためのフローチャート。
【図12】図11に示した処理によってなされる通信リ
ンクの設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図13】従来のレピータ装置によってなされる通信リ
ンクの設定処理を説明するためのシーケンス図。
【図14】従来のレピータ装置によってなされる通信リ
ンクの解放処理を説明するためのシーケンス図。
【符号の説明】
100…通信部 101…無線部 102…制御部 200…通信部 201…無線部 202…制御部 CS…基地局 PS…移動局 RS…PHSレピータ基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 亮 東京都港区虎ノ門3−5−1 ディーディ ーアイポケット株式会社内 (72)発明者 前川 博 東京都港区虎ノ門3−5−1 ディーディ ーアイポケット株式会社内 (72)発明者 萩田 貴之 神奈川県横浜市都筑区加賀原2丁目1番1 号 京セラ株式会社横浜事業所内 (72)発明者 川口 哲朗 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 デジタルメディアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5K033 AA02 DA01 DA19 DB18 5K034 AA14 AA20 EE03 FF11 KK21 SS02 5K067 AA15 BB04 EE02 EE06 EE10 GG01 GG11 HH01 HH21 5K072 AA23 BB13 BB25 BB27 DD11 DD16 EE01 EE31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続可能な基地局と移動
    局とを、階層構造からなる通信手順を用いた無線通信に
    より中継接続するレピータ装置において、 一方の局との無線通信で用いる通信手順に生じた変化を
    検出する検出手段と、 この検出手段にて検出した変化に合わせて、他方の局と
    の無線通信で用いる通信手順を更新する処理を実施する
    更新手段とを具備することを特徴とするレピータ装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段は、 前記他方の局との無線通信で用いる通信手順が更新処理
    中の場合には、この更新処理が終了するのを待機する第
    1の手段と、 この第1の手段にて待機している更新処理が終了した場
    合に、前記検出手段にて検出した変化に合わせて、前記
    他方の局との無線通信で用いる通信手順を更新する処理
    を実施する第2の手段とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載のレピータ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の手段は、前記第1の手段にて
    待機している間に、前記検出手段が新たな通信手順の変
    化を検出した場合には、前記第1の手段にて待機してい
    る更新処理が終了した後に、前記検出手段にて検出した
    最新の変化に合わせて、前記他方の局との無線通信で用
    いる通信手順を更新する処理を実施することを特徴とす
    る請求項2に記載のレピータ装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の局との無線通信で用いている
    通信手順を検出する手順検出手段を備え、前記更新手段
    は、前記手順検出手段が検出した通信手順と、前記他方
    の局との無線通信で用いる通信手順とが一致する場合に
    は、通信手順を更新しないことを特徴とする請求項1に
    記載のレピータ装置。
  5. 【請求項5】 前記更新手段は、一方の局との無線通信
    で用いる通信手順に生じた変化が一時的なものの場合に
    は、通信手順を更新しないことを特徴とする請求項1に
    記載のレピータ装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続可能な基地局と移動
    局とを、階層構造からなる通信手順を用いた無線通信に
    より中継接続するレピータ装置の通信制御方法におい
    て、 一方の局との無線通信で用いる通信手順に生じた変化を
    検出する検出工程と、 この検出工程にて検出した変化に合わせて、他方の局と
    の無線通信で用いる通信手順を更新する処理を実施する
    更新工程とを具備することを特徴とする通信制御方法。
  7. 【請求項7】 前記更新工程は、 前記他方の局との無線通信で用いる通信手順が更新処理
    中の場合には、この更新処理が終了するのを待機する第
    1の工程と、 この第1の工程にて待機している更新処理が終了した場
    合に、前記検出手段にて検出した変化に合わせて、前記
    他方の局との無線通信で用いる通信手順を更新する処理
    を実施する第2の工程とを備えることを特徴とする請求
    項6に記載の通信制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の工程は、前記第1の工程にて
    待機している間に、前記検出工程が新たな通信手順の変
    化を検出した場合には、前記第1の工程にて待機してい
    る更新処理が終了した後に、前記検出工程にて検出した
    最新の変化に合わせて、前記他方の局との無線通信で用
    いる通信手順を更新する処理を実施することを特徴とす
    る請求項7に記載の通信制御方法。
  9. 【請求項9】 前記他方の局との無線通信で用いている
    通信手順を検出する手順検出工程を備え、前記更新工程
    は、前記手順検出工程が検出した通信手順と、前記他方
    の局との無線通信で用いる通信手順とが一致する場合に
    は、通信手順を更新しないことを特徴とする請求項6に
    記載の通信制御方法。
  10. 【請求項10】 前記更新工程は、一方の局との無線通
    信で用いる通信手順に生じた変化が一時的なものの場合
    には、通信手順を更新しないことを特徴とする請求項6
    に記載の通信制御方法。
JP2001287604A 2001-09-20 2001-09-20 レピータ装置および通信制御方法 Expired - Fee Related JP4751548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287604A JP4751548B2 (ja) 2001-09-20 2001-09-20 レピータ装置および通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287604A JP4751548B2 (ja) 2001-09-20 2001-09-20 レピータ装置および通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003101460A true JP2003101460A (ja) 2003-04-04
JP4751548B2 JP4751548B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=19110386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001287604A Expired - Fee Related JP4751548B2 (ja) 2001-09-20 2001-09-20 レピータ装置および通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4751548B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08195708A (ja) * 1995-01-13 1996-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 親機子機兼用電話装置
JP2000049691A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Matsushita Commun Ind Co Ltd 無線回線中継装置及び、その無線回線中継方法
JP2000209144A (ja) * 1999-01-19 2000-07-28 Denso Corp 移動端末用中継装置
JP2000224338A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Alpine Electronics Inc 車載用通信装置
JP2000513554A (ja) * 1998-04-17 2000-10-10 サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 移動通信システムでの呼障害時再接続方法
JP2000341765A (ja) * 1999-03-25 2000-12-08 Kyocera Corp 簡易型携帯電話システム
JP2001128208A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 無線通信システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08195708A (ja) * 1995-01-13 1996-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 親機子機兼用電話装置
JP2000513554A (ja) * 1998-04-17 2000-10-10 サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 移動通信システムでの呼障害時再接続方法
JP2000049691A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Matsushita Commun Ind Co Ltd 無線回線中継装置及び、その無線回線中継方法
JP2000209144A (ja) * 1999-01-19 2000-07-28 Denso Corp 移動端末用中継装置
JP2000224338A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Alpine Electronics Inc 車載用通信装置
JP2000341765A (ja) * 1999-03-25 2000-12-08 Kyocera Corp 簡易型携帯電話システム
JP2001128208A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4751548B2 (ja) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1278342B1 (en) Method and system for controlling communication network and router used in the network
CN1957627B (zh) 用于传导无线通信的wtru和方法
JP4002837B2 (ja) 無線ローカル領域ネットワークにおけるハンドオフを容易にするための方法と装置
JP2020191640A5 (ja)
CN104221449B (zh) 用于实现共存同步蓝牙和lte/wimax传输的方法和装置
JP3461493B2 (ja) ネットワークシステムおよび中継局装置
EP1496711A1 (en) Handover control method
JP2007531430A5 (ja)
US8488496B2 (en) Wireless local area network (LAN) system
KR100678179B1 (ko) 이동통신 시스템에서 단절된 통신 링크를 복구하기 위한장치 및 방법
CN102761952B (zh) 物理层状态同步的方法、设备和系统
JP4440299B2 (ja) 移動機
RU2377726C2 (ru) Способ осуществления беспроводной связи, система беспроводной связи, использующая этот способ, и ее беспроводной терминал
EP1179914A2 (en) System, method and record medium for packet transmission capable of reducing delay due to resource assignment
WO2008007418A1 (fr) Système et procédé de répétition de données
JP2004260258A (ja) 無線lanシステム
JP2004527184A (ja) ブリッジ端末を通じて相互接続可能な複数のサブネットワークを備えたネットワーク
CN101217445A (zh) 防止环路产生的方法和以太环网系统
CN101641981B (zh) 基站、使用基站的移动通信系统及数据传送方法
US20100255853A1 (en) Creation of a pilot channel in an opportunistic radio communications system
JP2003101460A (ja) レピータ装置および通信制御方法
US20020123276A1 (en) Network comprising a plurality of sub-networks which can be linked via bridge terminals
JPWO2006075402A1 (ja) オープンループネットワークノード装置及びオープンループネットワーク制御方法
CN106470456B (zh) 一种在网终端进行中继选择的方法及终端
JP4162481B2 (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080725

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080725

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080725

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees