JP2003101134A - 発光モジュール - Google Patents

発光モジュール

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JP2003101134A
JP2003101134A JP2001289525A JP2001289525A JP2003101134A JP 2003101134 A JP2003101134 A JP 2003101134A JP 2001289525 A JP2001289525 A JP 2001289525A JP 2001289525 A JP2001289525 A JP 2001289525A JP 2003101134 A JP2003101134 A JP 2003101134A
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light
photodetector
wavelength
semiconductor light
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JP2001289525A
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Toshio Takagi
敏男 高木
Takashi Kato
隆志 加藤
Jiro Shinkai
次郎 新開
Hiroyuki Yabe
弘之 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作状態において発生される光の波長及びパ
ワーが調整可能な発光モジュールを提供する。 【解決手段】 発光モジュール1aは、第1及び第2の
端面を有する半導体発光素子16と、半導体発光素子1
6の光のパワーをモニターするための光検出器20aお
よびその光の波長をモニターするための光検出器20b
とを含む受光デバイス20と、半導体発光素子16の第
1の端面から光検出器20aへ向かう光の経路上に位置
する第1の部分と、第1の端面から光検出器20bへ向
かう光の経路上に位置する第2の部分とを有するウエッ
ジエタロン18と、光検出器20bがモニターする光の
波長に基づいて、半導体発光素子16の温度を調整可能
なように配置された熱電子冷却器34と、を備え、光検
出器20a及び20bは、第1の部分における透過率の
波長依存性が第2の部分における透過率の波長依存性よ
り小さくなるように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光モジュールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】1.55μm帯のWDM(Wavele
ngth Division Multiplexin
g)システムにおいては、隣接するチャネルの波長間隔
は0.8nmであると規定されている。これは、チャネ
ル波長の絶対精度を±0.1nm以上の精度で制御する
ことを必要とする。このために好適な半導体レーザとし
ては、DFB型半導体レーザ、DBR型半導体レーザが
利用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの半導体レーザ
では、鋭い発振スペクトルが得られるけれども、発振波
長は、レーザ製造段階でレーザチップ内に作成される回
折格子によって決定されてしまう。所望の発振波長を安
定に、また精度良く得ることは、プロセス要因の影響を
受けるため簡単なことではなかった。
【0004】これを実現するために、以下のような試み
がある。半導体レーザチップを発光モジュールに組み立
てた後に、その使用に際して、光モジュールからの出力
光を分岐して、その分岐光を光スペクトラムアナライザ
といった大掛かりな装置でモニターする。このモニター
情報に基づいて、半導体レーザチップの温度又は注入電
流を調整する。
【0005】しかしながら、WDMシステムでは、複数
の波長を用いて16チャネル又は32チャネルでデータ
を並列に伝送するので、WDMシステムに実用的に適用
可能な発光モジュールを実現することは容易なことでは
ない。
【0006】そこで本発明は、光スペクトラムアナライ
ザといった装置を使用することなく、発生される光の波
長及びパワーをモニターでき、その光の波長及びパワー
が調整可能な発光モジュールを提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、このような発
光モジュールを実現するために、半導体レーザを例示と
してさまざまな検討を重ねた。動作状態で発振波長の調
整を行なうためには、発振光を取り出してこの波長を監
視する必要がある。しかしながら、光カプラ等の光分岐
器を発光モジュールの出力とを結合させることは装置の
大型化を招く。
【0008】このような検討に基づいて、以下の技術的
な課題があることが明らかになった。(1)半導体レー
ザといった半導体発光素子からの光を監視するために光
学的な結合手段が必要である。(2)結合手段から得た
光をいくつかの波長成分に分離する手段が必要である。
(3)分離手段からの光を電気信号に変換するための変
換手段が必要である。(4)変換手段はその用途に即し
た波長成分を受け取るように配置することが好ましい。
発明者は、このような課題を鑑みて、本発明を次のよう
な構成とした。
【0009】本発明の発光モジュールは、第1及び第2
の端面を有する半導体発光素子と、半導体発光素子の光
のパワーをモニターするための第1の光検出器および半
導体発光素子の光の波長をモニターするための第2の光
検出器とを含む受光デバイスと、半導体発光素子の第1
の端面から第1の光検出器へ向かう光の経路上に位置す
る第1の部分と、半導体発光素子の第1の端面から第2
の光検出器へ向かう光の経路上に位置する第2の部分と
を有するウエッジエタロンと、第2の光検出器がモニタ
ーする半導体発光素子の光の波長に基づいて、半導体発
光素子の温度を調整可能なように配置された熱電子冷却
器と、を備え、第1および第2の光検出器は、第1の部
分における透過率の波長依存性が第2の部分における透
過率の波長依存性より小さくなるように配置されてい
る。
【0010】ウエッジエタロンの厚みの異なる部分では
異なる波長成分の光が透過するので、同じ波長成分の光
で見れば、その波長成分の光の透過率がウエッジエタロ
ンの厚みに応じて変化していることとなる。第1の部分
及び第2の部分は厚みが異なるので、それぞれ異なる波
長成分の光が透過する。半導体発光素子の光の波長成分
が変化すれば、第1の部分及び第2の部分を透過する波
長成分の光の強度が変化する。この光の強度の変化は、
第1の光検出器及び第2の光検出器によって電気信号に
変換され、電気信号の変化が半導体発光素子において発
生された光の波長の変化を示している。従って、第1の
光検出器及び第2の光検出器によって変換された電気信
号の差信号を一定にするように半導体発光素子を制御す
れば、結果として半導体発光素子部において発生された
光の波長及びパワーが一定になるように制御できる。特
に、第2の光検出器がモニターする光の波長を電気信号
に変換すれば、その差信号を一定にするように熱電子冷
却器の温度を調整でき、結果として半導体発光素子にお
いて発生する光の波長が一定になるように制御できる。
【0011】第1の光検出器及び第2の光検出器は、第
1の部分における透過率の波長依存性が第2の部分にお
ける透過率の波長依存性より小さくなるように配置され
ているので、第1の光検出器が受光する光は波長依存性
が小さく、安定して光のパワーをモニターできる。ま
た、第2の光検出器が受光する光は波長依存性が大きい
ので、波長の検出感度を上げることができる。従って、
双方の光検出器が検出する光のパワー及び波長を示すデ
ータの精度がより一層上がることとなり、それに伴って
半導体発光素子を制御する精度がより一層上がることと
なる。
【0012】また本発明の発光モジュールは、受光デバ
イスは、第3の光検出器を有しており、ウエッジエタロ
ンは、半導体発光素子の第1の端面から第3の光検出器
へ向かう光の経路上に位置する第3の部分とを有してお
り、第3の光検出器は、第3の部分における透過率の波
長依存性が第2の部分における透過率の波長依存性より
小さくなるように配置されているようにしてもよい。第
3の光検出器は、第3の部分における透過率の波長依存
性が第2の部分における透過率の波長依存性より小さく
なるように配置されているので、第3の光検出器が受光
する光は波長依存性が小さく、安定して光のパワーをモ
ニターできる。
【0013】また本発明の発光モジュールは、第3の光
検出器を有しており、ウエッジエタロンは、半導体発光
素子の第1の端面から第3の光検出器へ向かう光の経路
上に位置する第3の部分とを有しており、ウエッジエタ
ロンの透過率は、半導体発光素子が発生する光の波長帯
域内の波長成分に対して所定の周期で変化しており、第
1の光検出器及び第3の光検出器は、それぞれ、第1の
部分が第3の部分から半周期の奇数倍だけ離れるように
配置されているようにしてもよい。第1の部分及び第3
の部分の間隔が半周期の奇数倍になっているので、第1
の光検出器及び第3の光検出器が検出する波長変動成分
が互いにキャンセルされる方向になり、光のパワーを検
出する際の波長依存性がより低減される。
【0014】また本発明の発光モジュールは、第1及び
第3の光検出器を電気的に並列に接続する接続手段を更
に備えるようにしてもよい。電気的に並列に接続すれ
ば、第1の光検出器及び第3の光検出器の電気的出力の
和をとることができる。
【0015】また本発明の発光モジュールは、半導体発
光素子とウエッジエタロンとの間に配置され、半導体発
光素子からの光をコリメートするレンズを更に備えるよ
うにしてもよい。ウエッジエタロンへの光をコリメート
光として入射させれば、ウエッジエタロンの波長特性を
的確に活用できる。
【0016】また本発明の発光モジュールは、レンズが
透過する光は、第1の部分から前2の部分に向かう方向
の幅が、当該幅に直交する方向の幅よりも広くなるよう
なビームサイズであるようにしてもよい。第1の光検出
器及び第2の光検出器、又は、第3の光検出器はそれぞ
れウエッジエタロンの第1の部分から第2の部分に向か
う方向に沿って配置されているので、各光検出器に透過
光を分配できる。
【0017】また本発明の発光モジュールは、第2の光
検出器は、第1の部分から第2の部分に向かう方向の最
大長よりも、当該幅に直交する方向の最大長が長いよう
にしてもよい。第2の光検出器の第1の方向に沿った長
さを比較的短くなるように構成しているので、第2の光
検出器の波長感度を高めることができる。また、第2の
光検出器の第2の方向に沿った長さを比較的長くなるよ
うに構成しているので、第2の光検出器の受光量を確保
できる。
【0018】また本発明の発光モジュールは、半導体発
光素子の第2の端面に光学的に結合された光ファイバを
更に備えるようにしてもよい。半導体発光素子の光を光
ファイバに伝播することができる。
【0019】また本発明の発光モジュールは、第1の光
検出器がモニターする半導体発光素子の光のパワーに基
づいて、半導体発光素子の光のパワーを制御する制御手
段を備えるようにしてもよい。制御手段は、第1の光検
出器及び第3の光検出器といった複数の半導体発光素子
の光のパワーをモニターする光検出器が設けられている
場合には、それぞれの光検出器がモニターする半導体発
光素子の光のパワーに基づいて、半導体発光素子の光の
パワーを制御する。第1の光検出器がモニターする光の
パワーを電気信号に変換すれば、その電気信号の差信号
を一定にするように制御手段が半導体発光素子を制御で
き、結果として半導体発光素子において発生する光のパ
ワーが一定になるように制御できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示のみのため
に示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮
することによって容易に理解することができる。引き続
いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説
明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。
【0021】本実施形態では、本発明の発光モジュール
が半導体レーザモジュールに適用されるけれども、本発
明は、このような実施の形態に限定されるものではな
い。図1は、半導体レーザモジュール1aの斜視図であ
る。図2は、半導体レーザモジュール主要部10を示す
断面図である。図1及び図2を参照すると、半導体レー
ザモジュール1aは、半導体レーザモジュール主要部1
0と、ハウジング12とを備える。
【0022】ハウジング12は、図1に示された実施例
では、バタフライ型パッケージといった容器である。パ
ッケージ12内の底面上に半導体レーザモジュール主要
部10が配置されている。半導体レーザモジュール主要
部10は、不活性ガス、例えば窒素ガスが封入された状
態でパッケージ12内に封止されている。ハウジング1
2は、半導体レーザレーザモジュール主要部10を収納
している本体部12a、光ファイバ14を主要部10に
導く筒状部12b、及び複数のリードピン12cを備え
る。
【0023】半導体レーザモジュール主要部10は、搭
載部材24、26、28と、レンズ(図2の32a)を
保持するレンズ保持部材32とを有する。
【0024】搭載部材24は、搭載部材26を搭載し、
更に、搭載部材26は、搭載部材28を搭載している。
搭載部材26は、半導体発光素子部16、光検出器20
a、20b、ウエッジエタロン18、球形レンズ21、
電子半導体チップ(制御手段)22を搭載する。また、
半導体レーザモジュール主要部10では、搭載部材24
は、熱電子冷却器(サーモエレクトリッククーラ)34
の上に配置されている。熱電子冷却器34は、受けた電
流に応じて熱エネルギを取り出すことができ、これによ
って温度を制御することができる。熱電子冷却器34と
しては、例えば、ペルチェ効果を利用した温度制御素子
が実用化されている。搭載部材24上には搭載部材26
を介して、半導体発光素子部16が配置されているの
で、熱電子冷却器34は、半導体発光素子部16の温度
を制御するための温度変更手段として機能する。このた
め、搭載部材24の材料は、チップキャリアに利用され
ている窒化アルミニウム(AlN)等の熱良導体が好ま
しい。
【0025】パッケージ本体部12aの内壁には、筒状
部12bに通じる部分に、ハーメチックガラス36で封
止された光学的な窓が形成されている。パッケージ12
の筒状部12bは、本体部12aに通じる貫通孔を有す
る。この貫通孔には、半導体発光素子部16から光ファ
イバ14の端部(図示せず)へ向かって伝搬する光が通
過する。筒状部12bの先端部分には、レンズ(図2の
38a)を保持するレンズ保持部材38が設けられてい
る。レンズ保持部材38と筒状部12bとの間には、光
アイソレータ40を設けることができる。光アイソレー
タ40は、光ファイバ14からの逆方向の光を遮断す
る。
【0026】筒状部12bの先端部分からは光ファイバ
14が導入される。光ファイバ14は、フェルール42
によって先端部分が覆われ保護されている。レンズ保持
部38は、スリーブ44を保持している。フェルール4
2は、スリーブ44に挿入されると、パッケージ12に
対して光学的に位置決めされる。つまり、光ファイバ1
4、レンズ保持部材40のレンズ、及び半導体レーザモ
ジュール主要部10が位置合わせされる。
【0027】図2を参照すると、半導体レーザモジュー
ル主要部10では、搭載部材24は、素子搭載部24a
及びレンズ支持部24bを含む。レンズ支持部24b
は、素子搭載部24aの一主面上に設けられる。レンズ
支持部24bは、レンズ保持部材32を受け入れるため
のガイド孔を有する。ガイド孔には、レンズ保持部材3
2が挿入され、レンズ保持部材32は素子搭載部24a
に搭載される半導体発光素子部16からの光を集光する
ためのレンズ32aを保持する。ガイド孔内におけるレ
ンズ保持部材32の位置を移動させることによって、半
導体発光素子部16とレンズ32aとの距離を調整する
ことができる。
【0028】半導体発光素子部16は、搭載部材26上
に搭載されている。半導体発光素子部16は、光共振器
を構成することができる光出射面16a及び光反射面1
6bを備える。光出射面16aの光反射率は光反射面1
6bの光反射率より低いので、光出射面16aからレー
ザ発振光を取り出すことができる。光出射面16aは、
レンズ32a、38aを介して光ファイバ14と光学的
に結合している。
【0029】半導体発光素子部16としては、例えば分
布帰還型(DFB)半導体レーザを用いることができ
る。DFBレーザに限られるものではなく、ファブリペ
ロー型半導体レーザにも同様に適用できる。
【0030】ウエッジエタロン18は、搭載部材26上
に搭載されている。ウエッジエタロン18は、その入射
面18aにおいて、半導体発光素子部16の光反射面1
6bと光学的に結合している。このために、ウエッジエ
タロン18の入射面18aは、半導体発光素子部16の
光反射面16bと対面することができる。ウエッジエタ
ロン18は、その出射面18bにおいて、第1及び第2
の光検出器20a、20bといった光電変換手段20に
光学的に結合されている。このために、出射面18b
は、第1及び第2の光検出器20a、20bと対面する
ことができる。
【0031】次に、ウエッジエタロン18について説明
する。図3は、本実施形態におけるウエッジエタロン1
8を示す図である。図3を参照すると、ウエッジエタロ
ン18において、光学的平面である受光面18a及び透
過面18bは、微小な角度αを成して相対的に傾斜して
いる。ここで角度αは、ウエッジエタロン18に入射し
た光が受光面18aと透過面18bとの間で多重干渉を
起こす範囲に設定される。具体的には、角度αは0.0
1°以上0.1°以下であることが好適である。
【0032】また、ウエッジエタロン18は、受光面1
8aを形成するように設けられた多重層反射膜18c
と、透過面18bを形成するように設けられた多重層反
射膜18dとを有している。この多重層反射膜18c、
18dにより受光面18a及び透過面18bの反射率が
調整される。本実施形態の場合は、受光面18a及び透
過面18bの反射率は30%程度に設定している。ウエ
ッジエタロン18の透過率の変動が正弦波状に周期的に
なるようにするためには、受光面18a及び透過面18
bの反射率を30%から40%程度にすることが好まし
い。
【0033】続いて、光検出器20a、20bについて
説明する。図4(a)を参照すると、光検出器20a、
20bは、フォトダイオードチップ(受光デバイス)2
0上に一方向に沿って配列され、半導体発光素子部16
から放射されるレーザ光の波長を含む波長域に対して受
光感度を有している。また、光検出器20a、20bの
各々は、これら2つの光検出器20a、20bが並置さ
れている方向(第1の方向)における最大長Wよりも、
この第1の方向と直交する方向における最大長Lが長く
なっている。この形態は、特に、ウエッジエタロン18
と共に用いる場合に好適である。すなわち、ウエッジエ
タロン18では、受光面18aは透過面18bに対して
傾斜しているため、透過光の波長が傾斜方向に沿って変
化している。このような状況の下では、光検出器20
a、20bの光検出領域の幅(第1の方向の最大長)が
小さい程、受光する光の単色性が向上するので、光検出
器20a、20b各々の出力信号は、波長に対して急峻
に変化するようになる。しかし、単に光検出領域の幅を
小さくすると受光強度が低下してしまうという問題があ
る。そこで、ウエッジエタロン18の傾斜方向と直交す
る方向には波長が変化しない点、つまり波長分散がない
点に着目し、波長分散が生じる方向(ウエッジエタロン
18の傾斜方向)には短くすると共に、この方向と直交
する方向には長い光検出器20a、20bを構成した。
実際に使用される際には、光検出器20a、20bは、
ウエッジエタロン18に対して図4(b)及び図4
(c)に示すように配置される。なお、図4(a)〜
(c)においては、光検出器20a、20bの光検出領
域は、矩形となるよう構成されているが、例えば、並列
方向に短く、並列方向と直交する方向に長い楕円を成す
ように形成されてもよい。本実施形態の光検出器20a
及び光検出器20bは、InP基板上に形成されたIn
GaAs半導体層を受光窓とするInGaAs−pin
型PDを用いて形成している。
【0034】本実施の形態の別の例である、光検出器5
0a、50b、50cについて説明する。図5(a)を
参照すると、光検出器50a、50b、50cは、フォ
トダイオードチップ50上に一方向に沿って配列され、
半導体発光素子部16から放射されるレーザ光の波長を
含む波長域に対して受光感度を有している。光検出器5
0bは、各光検出器50a、50b、50cが並置され
ている方向(第1の方向)における最大長W1よりも、
この第1の方向と直交する方向における最大長L1が長
くなっており、W1を長辺とし、L1を短辺とした楕円形
状となっている。一方、光検出器50a、50cはそれ
ぞれ同形状であり、第1の方向における最大長W2と、
この第1の方向と直交する方向における最大長L2とが
ほぼ同じ長さとなっており、W2(L2)を直径とする円
形状となっている。光検出器50bの形状がウエッジエ
タロン18と共に用いる場合に好適であることは既に述
べた通りである。光検出器50a、50cをそれぞれ単
独で見た場合には、光検出領域が狭まっており受光強度
が低下してしまうこととなるが、光検出器50a、50
cの各々の出力信号を合算して取り扱うことで受光強度
の低下といった問題に対処することができる。加えて、
光検出器50a、50cはそれぞれ分離して設けられて
いるので、例えば受光する光の特性に合わせてそれぞれ
の配置を適宜変更することができる。
【0035】電子半導体チップ22は、熱電子冷却器3
4を駆動するための温度調整部、半導体発光素子部16
を駆動するためのパワー調整部を含む。温度調整部は、
光検出器20bからの電気信号を受け、これに基づいて
熱電子冷却器34への電気信号を調整し、半導体発光素
子部16の発振波長を制御する。パワー調整部は、光検
出器20aからの電気信号を受け、これに基づいて半導
体発光素子部16への駆動電流を調整し、半導体発光素
子部16の発振パワーを制御する。
【0036】また電子半導体チップ22は、ハウジング
12内に収納されることなく、半導体レーザモジュール
1aと別個に設けることができる。この場合には、ハウ
ジング12のリードピン12cを介して、電気信号の送
受を行うことができる。光検出器20a、20bからの
電気信号は、リードピン12cを介して電子半導体チッ
プ22に送られ、電気半導体チップ22からの信号は、
リードピン12cを介して熱電子冷却器34及び/又は
半導体発光素子部16に送られる。
【0037】ウエッジエタロン18に対する光検出器の
配置について図6を用いて説明する。図6(a)は、半
導体発光素子部16、ウエッジエタロン18、球形レン
ズ21、及びフォトダイオードチップ20の配置を模式
的に示す。また、図6(b)は、半導体レーザ16、ウ
エッジエタロン18、球形レンズ21、及びフォトダイ
オードチップ50の配置を模式的に示す。
【0038】図6(a)では、半導体発光素子部16の
光反射面16bから出射される発散的な光Bは球形レン
ズ21によって実質的なコリメート光(平行光)C、D
にされた後にウエッジエタロン18に入射する。コリメ
ート光C、Dは、ウエッジエタロン18の厚さがd1
(第1の厚さ)の第1の位置、及び厚さd2(第2の厚
さ)の第2の位置に主要に入射する。これらのコリメー
ト光C、Dのうち、入射部分のウエッジエタロン18の
厚さd1又はd2に依存した波長成分がそれぞれコリメ
ート光E、Fとして透過する。
【0039】図6(a)に示されたウエッジエタロン1
8は、受光面18aと透過面18bとが角度αを成すく
さび型のエタロンである。この傾斜によって、ウエッジ
エタロン18の第1の位置において厚さd1を実現し、
第2の位置において厚さd2を実現している。このウエ
ッジエタロン18では、横方向Xにエタロン18を移動
させると、第1及び第2の部分における厚さが変化す
る。このため、透過スペクトルが変化する。
【0040】ここで、ウエッジエタロン18の横方向X
に対する透過率Tの相関関係について図7を用いて説明
する。図7は、横方向Xと透過率Tとの相関関係を示し
た図である。波長λのコリメート光が球形レンズ21か
らウエッジエタロン18に対して入射すると、その入射
するコリメート光がウエッジエタロン18を透過する透
過率と、ウエッジエタロン18の横方向Xとの相関関係
は曲線71のように周期的に変動する。つまり、横方向
1、X3の位置において透過率Tは極大値Tma xをと
り、横方向X2の位置において透過率Tは極小値Tmin
とる。コリメート光の波長をλ+Δλとすると曲線72
のように周期的に変動する。曲線71と曲線72とは波
形がほぼ同じで位相が異なるものである。透過率Tが極
大値TmaxをとるX1及びX3において、コリメート光の
波長がλからλ+Δλへ変化した場合の透過率Tの減少
分の絶対値は、透過率Tが極小値TminをとるX2におけ
る透過率Tの増加分の絶対値と同じ値であり、ウエッジ
エタロン18の他の部分の増減分の絶対値以下となって
いる。つまり、横方向XがX1、X2、X3に対応するウ
エッジエタロン18の各部分は、ウエッジエタロン18
に入射する光の波長変動に対する透過率の変動の小さい
領域であるといえる。
【0041】横方向XがX1、X2、X3に対応するウエ
ッジエタロン18の各部分の透過率Tは、極大値若しく
は極小値であるから、それぞれの部分近傍の透過率Tの
変化率は他の部分の変化率以下である。逆に透過率Tの
変化率が他の部分以上である場所の例としては横方向X
がX4及びX5に対応するウエッジエタロン18の各部分
が挙げられる。X4は、X1及びX2のほぼ中間に位置
し、X5は、X2及びX3のほぼ中間に位置している。こ
のX4及びX5に対応するウエッジエタロン18の各部分
は、ウエッジエタロン18に入射するコリメート光の波
長がλからλ+Δλへ変化した場合の透過率Tの増加分
又は減少分の絶対値がそれぞれほぼ同じ値であり、ウエ
ッジエタロン18の他の部分の増減分の絶対値以上とな
っている。つまり、横方向XがX4、X5に対応するエタ
ロン18の各部分は、エタロン18に入射する光の波長
変動に対する透過率の変動の大きい領域であるといえ
る。
【0042】このようなウエッジエタロン18の横方向
Xに対する透過率Tの相関関係に鑑みて、本実施形態で
は光検出器20a及び光検出器20bの配置を次のよう
にしている。図6(a)に戻って、光検出器20aの中
心位置Xaは、図7に示すX 1となるようにしており、
光検出器20bの中心位置Xbは、図7に示すX4となる
ようにしている。つまり、光検出器20aは、ウエッジ
エタロン18の波長依存性の小さい部分に対応するよう
に位置し、光検出器20bは、エタロン18の波長依存
性の大きい部分に対応するように位置している。
【0043】別の見方をすれば、光検出器20aは、同
じ波長の光に対するウエッジエタロン18の位置依存性
の小さい部分に対応するように位置し、光検出器20b
は、同じ波長の光に対するウエッジエタロン18の位置
依存性の大きい部分に対応するように位置している。更
に、本実施形態では光検出器20a及び20bのそれぞ
れが配置されている部分の特性を生かすべく、光検出器
20aを光のパワーをモニターするためのものとして、
光検出器20bを光の波長をモニターするためのものと
して用いている。光検出器20aがモニターしている光
のパワーを示すデータは、半導体レーザモジュール1a
の外部に設けられているドライバデバイス(図示しな
い)に送られて、そのドライバデバイスからの信号によ
って半導体発光素子部16の光の出力が制御される。ま
た、光検出器20bがモニターしている光の波長をモニ
ターするためのデータに基づいて、熱電子冷却器34が
半導体発光素子部16の温度を制御することで、半導体
発光素子部16の光の波長を制御する。
【0044】これは、光の波長をモニターする光検出器
は波長変動に対して敏感である必要があるために、波長
依存性や位置依存性が大きい部分に配置した方がより的
確な検出が可能となるためであり、一方、光のパワーを
モニターする光検出器は波長変動に対してむしろ鈍感で
ある方が好ましく、波長依存性や位置依存性が小さい部
分に配置した方がより的確な検出が可能となるためであ
る。
【0045】図6(b)では、図6(a)のフォトダイ
オードチップ20を図5を用いて説明したフォトダイオ
ードチップ50に置き換えた実施形態を示している。フ
ォトダイオードチップ50に設けられた光検出器50a
の中心位置Xcは、図7のX1に対応するように、光検出
器50bの中心位置Xdは、図7のX4に対応するよう
に、光検出器50cの中心位置Xeは、図7のX2に対応
するようにそれぞれ配置されている。このように配置す
れば、光検出器50a及び50cは、ウエッジエタロン
18の波長依存性の小さい部分に対応するように位置
し、光検出器50bは、ウエッジエタロン18の波長依
存性の大きい部分に対応するように位置している。
【0046】別の見方をすれば、光検出器50a、50
cは、同じ波長の光に対するウエッジエタロン18の透
過率の位置依存性の小さい部分に対応するように位置
し、光検出器50bは、同じ波長の光に対するウエッジ
エタロン18の透過率の位置依存性の大きい部分に対応
するように位置している。更に、本実施形態では光検出
器50a〜50cのそれぞれが配置されている部分の特
性を生かすべく、光検出器50a、50cを光のパワー
をモニターするためのものとして、光検出器50bを光
の波長をモニターするためのものとして用いている。
【0047】既に図5を用いて説明したように、光検出
器50bは縦長の楕円形をしている。このような形状を
しているのは、波長感度を高めるためであり、波長変動
の大きい領域に配置することによりその効果はより発揮
される。また、光検出器50b全体として受光量を確保
してS/N比を良好にする必要があるために、波長感度
に影響を与えない縦方向に伸ばすことによって受光量を
確保している。
【0048】光検出器50a、50cは、それぞれ透過
率の変動方向が逆になるように、透過率の変動周期の1
/2に対応する距離だけ離れて位置している。このよう
にすることで、光検出器50a、50cがそれぞれ検出
する光出力の波長成分が相殺することとなり、より効果
的に光のパワーをモニターできる。
【0049】図6(c)では、図6(b)のフォトダイ
オードチップ50の各光検出器の位置を変更したフォト
ダイオードチップ51を用いた実施形態を示している。
フォトダイオードチップ51に設けられた光検出器50
aの中心位置Xfは、図7のX1に対応するように、光検
出器50bの中心位置Xhは、図7のX5に対応するよう
に、光検出器50cの中心位置Xgは、図7のX2に対応
するようにそれぞれ配置されている。このように配置す
れば、光検出器50a及び50cは、ウエッジエタロン
18の波長依存性の小さい部分に対応するように位置
し、光検出器50bは、ウエッジエタロン18の波長依
存性の大きい部分に対応するように位置している。
【0050】半導体レーザモジュール主要部10の組立
方法の概要について説明する。半導体レーザモジュール
主要部10を構成する搭載部材24に搭載部材26を配
置する。搭載部材26上に半導体発光素子部16を実装
し、球形レンズ21を仮固定する。この状態で半導体半
導体発光素子部16を発光させ、球形レンズ21を透過
するコリメート光をモニターしながら球形レンズ21の
位置を決定し、UV接着剤等で固定する。
【0051】次に、光検出器20a、20bが形成され
たフォトダイオードチップ20が取り付けられた搭載部
材28を搭載部材24上に載置し、光検出器20aで検
出される光の出力と、光検出器20bで検出される光の
パワーとがほぼ釣り合うような位置に搭載部材28を固
定する。
【0052】球形レンズ21と光検出器20a、20b
の間にウエッジエタロン18を配置し、光検出器20
a、20bの出力をモニターしながらウエッジエタロン
18を横方向にスライドさせる。前提として、ウエッジ
エタロン18の角度αと、光検出器20a及び光検出器
20bの間隔とはそれぞれ最適値をとるように設定され
ているので、例えば光検出器20aの出力が極大となる
位置にウエッジエタロン18の位置を調整して固定す
る。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に発
光モジュールによれば、発光デバイスの一端から取り出
された光をエタロンデバイスを用いて分光するようにし
た。このエタロンデバイスの出力からの分光された複数
の光の各々を光電変換し電気信号を生成した。この電気
信号は光電変換された光の強度を示している。光信号が
処理されて得られる電気信号は、発光デバイスの発光状
態を反映している。これらの電気信号に基づいて発光デ
バイスを調整すれば、発光デバイスにおいて発生される
光の波長やパワーを制御することができる。
【0054】従って、発光される光の波長やパワーを動
作状態において調整可能な発光モジュールが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、半導体レーザモジュールの斜視図であ
り、その内部の様子が明らかになるように一部破断図に
なっている。
【図2】図2は、半導体レーザモジュール主要部を表し
図1のI−I断面における断面図である。
【図3】図3は、エタロンの一例を示す斜視図である。
【図4】図4(a)は、光電変換手段の正面図である。
図4(b)は、図4(a)の光電変換素子を図3のエタ
ロンと共に用いる例を示す平面模式図である。図4
(c)は、図4(a)の光電変換手段を図3のエタロン
と共に用いる例を示す側面模式図である。
【図5】図5(a)は、光電変換手段の正面図である。
図5(b)は、図5(a)の光電変換素子を図3のエタ
ロンと共に用いる例を示す平面模式図である。図5
(c)及び図5(d)は、図5(a)の光電変換手段を
図3のエタロンと共に用いる例を示す側面模式図であ
る。
【図6】図6(a)〜図6(c)は、搭載部材上に配置
された半導体レーザ、レンズ、エタロン及び光検出器を
示す側面図である。
【図7】図7は、図3のエタロンの透過率の特性を示し
た図である。
【符号の説明】
1a…半導体レーザモジュール、10…半導体レーザモ
ジュール主要部、12…ハウジング、14…光ファイ
バ、16…半導体発光素子部、18…ウエッジエタロ
ン、21…レンズ、24、26、28…搭載部材、32
…レンズ保持部材、34…熱電子冷却器、38…レンズ
保持部、40…光アイソレータ、42…フェルール、4
4…スリーブ。
フロントページの続き (72)発明者 新開 次郎 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 矢部 弘之 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 CA00 DA03 DA38 5F073 AB25 AB27 AB28 FA02 FA07 FA08 FA25 GA12 GA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の端面を有する半導体発光
    素子と、 前記半導体発光素子の光のパワーをモニターするための
    第1の光検出器及び前記半導体発光素子の光の波長をモ
    ニターするための第2の光検出器とを含む受光デバイス
    と、 前記半導体発光素子の第1の端面から前記第1の光検出
    器へ向かう光の経路上に位置する第1の部分と、前記半
    導体発光素子の第1の端面から前記第2の光検出器へ向
    かう光の経路上に位置する第2の部分とを有するウエッ
    ジエタロンと、 前記第2の光検出器がモニターする前記半導体発光素子
    の光の波長に基づいて、前記半導体発光素子の温度を調
    整可能なように配置された熱電子冷却器と、を備え、 前記第1及び第2の光検出器は、前記第1の部分におけ
    る透過率の波長依存性が前記第2の部分における透過率
    の波長依存性より小さくなるように配置されている、発
    光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記受光デバイスは、第3の光検出器を
    有しており、 前記ウエッジエタロンは、前記半導体発光素子の第1の
    端面から前記第3の光検出器へ向かう光の経路上に位置
    する第3の部分とを有しており、 前記第3の光検出器は、前記第3の部分における透過率
    の波長依存性が前記第2の部分における透過率の波長依
    存性より小さくなるように配置されている、請求項1に
    記載の発光モジュール。
  3. 【請求項3】 前記受光デバイスは、第3の光検出器を
    有しており、 前記ウエッジエタロンは、前記半導体発光素子の第1の
    端面から前記第3の光検出器へ向かう光の経路上に位置
    する第3の部分とを有しており、 前記ウエッジエタロンの透過率は、前記半導体発光素子
    が発生する光の波長帯域内の波長成分に対して所定の周
    期で変化しており、 前記第1の光検出器及び第3の光検出器は、それぞれ、
    前記第1の部分が前記第3の部分から半周期の奇数倍だ
    け離れるように配置されている、請求項1に記載の発光
    モジュール。
  4. 【請求項4】 前記第1及び前記第3の光検出器を電気
    的に並列に接続する接続手段を更に備える、請求項2又
    は3に記載の発光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記半導体発光素子と前記ウエッジエタ
    ロンとの間に配置され、前記半導体発光素子からの光を
    コリメートするレンズを更に備える、請求項1から4の
    いずれか1項に記載の発光モジュール。
  6. 【請求項6】 前記レンズが透過する光は、前記第1の
    部分から前記第2の部分に向かう方向の幅が、当該幅に
    直交する方向の幅よりも広くなるようなビームサイズで
    ある、請求項5に記載の発光モジュール。
  7. 【請求項7】 前記第2の光検出器は、前記第1の部分
    から前記第2の部分に向かう方向の最大長よりも、当該
    幅に直交する方向の最大長が長い、請求項1から6のい
    ずれか1項に記載の発光モジュール。
  8. 【請求項8】 前記半導体発光素子の第2の端面に光学
    的に結合された光ファイバを更に備える、請求項1から
    7のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  9. 【請求項9】 前記第1の光検出器がモニターする前記
    半導体発光素子の光のパワーに基づいて、前記半導体発
    光素子の光のパワーを制御する制御手段を備える、請求
    項1から8のいずれか1項に記載の発光モジュール。
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