JP2003100613A - 波面収差測定装置及び波面収差測定方法、並びに、露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

波面収差測定装置及び波面収差測定方法、並びに、露光装置及びデバイスの製造方法

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JP2003100613A JP2001295036A JP2001295036A JP2003100613A JP 2003100613 A JP2003100613 A JP 2003100613A JP 2001295036 A JP2001295036 A JP 2001295036A JP 2001295036 A JP2001295036 A JP 2001295036A JP 2003100613 A JP2003100613 A JP 2003100613A
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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置への測定装置の装着が容易で、被検
光学系の収差を迅速かつ高精度に測定可能な小型の波面
収差測定装置及び方法、デバイス等を高精度にかつ生産
性よく製造可能な露光装置及びデバイスの製造方法を提
供する。 【解決手段】 ウエハステージ上に交換可能に載置さ
れ、ウエハを保持するホルダとほぼ同一形状の受光筐体
82内に波面収差測定装置81の受光部85を収容す
る。その受光部85を、入射する収差測定光MLを互い
に異なる方向を指向する第1及び第2平行光PB1,P
B2に分割する分割素子88、各平行光PB1,PB2
をさらに多数のスポット光SLに分割する第1及び第2
マイクロレンズアレイ90a,90b、その各スポット
光SLの位置情報を検出する第1及び第2収差測定用撮
像素子91a,91b等で構成する。各撮像素子91
a,91bでの検出信号は、無線通信で受光筐体82外
の波面収差算出部に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検光学系の波面
収差を測定する波面収差測定装置及び波面収差測定方
法、並びに、例えば半導体素子、液晶表示素子、撮像素
子、薄膜磁気ヘッド等のいデバイス、レチクル、フォト
マスク等のマスク等の製造プロセスにおけるリソグラフ
ィ工程で使用される露光装置、及び、前記のようなデバ
イスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の露光装置としては、例えば次の
ようなものが知られている。すなわち、レチクル、フォ
トマスク等のマスク上に形成されたパターンの像を所定
の露光光で照明することにより、前記パターンの像を投
影光学系を介してフォトレジスト等の感光性材料の塗布
されたウエハ、ガラスプレート等の基板上に転写するよ
うになっている。
【0003】ここで、特に半導体素子は近年ますます高
集積化しており、その回路パターンにおける一層の微細
化の要求が高まってきている。この微細化要求に対応す
るため、より波長の短い遠紫外光、例えばKrFエキシ
マレーザ光(λ=248nm)、ArFエキシマレーザ
光(λ=193nm)、F2 レーザ光(λ=157n
m)等のパルス光を用いた露光装置も開発されてきてい
る。
【0004】このような、より高解像度の露光装置に対
する要求の高まりに対応して、前記投影光学系に残存す
る収差をより正確にかつ迅速に測定するため、図13及
び図14に示すように、例えばShack−Hartm
ann(シャック−ハルトマン)方式により、前記投影
光学系の収差を波面収差として測定する収差測定装置3
01が提案されている。この収差測定装置301では、
測定対象となる投影光学系302にテストレチクルRt
上のピンホールPHからの球面波SWを入射させる。そ
して、この球面波SWは、収差測定装置301の第1面
303を介して結像させる球面波SWを、リレーレンズ
304にて平行光PBに変換される。そして、その平行
光PBを、多数のマイクロレンズ305が2次元的に配
列されたマイクロレンズアレイ306に入射させる。こ
れにより、前記平行光PBは、各マイクロレンズ305
毎により、所定位置に配置された撮像素子(CCD)3
07上に二次像として結像される。
【0005】ここで、図14(a)に示すように、前記
投影光学系302に収差が存在しない場合には、前記マ
イクロレンズアレイ306に入射する平行光PBは平行
な波面WFpnを有する。このため、マイクロレンズア
レイ306の各マイクロレンズ305による二次像Fn
は、各マイクロレンズ305の光軸AXn上に結像され
る。
【0006】一方、図14(b)に示すように、前記投
影光学系302に収差が存在する場合には、前記マイク
ロレンズアレイに入射する平行光PBは前記収差に応じ
て歪んだ波面WFpaを有する。このため、同平行光P
Bは、各マイクロレンズ305毎にそれぞれ異なる波面
WFpaの傾きAXpを持つことになる。そして、各マ
イクロレンズ305による二次像Faは、各マイクロレ
ンズ305毎にその光軸AXnから前記波面WFpaの
傾き量に応じて横ずれした位置に結像することになる。
このように、各マイクロレンズ305毎の光束の結像位
置の横ずれ量から波面WFpaの傾きAXpを求めるこ
とにより、前記投影光学系302の収差を波面収差とし
て測定することができる。
【0007】このようにすることで、従来より広く使用
されていた、投影光学系により形成される収差測定用の
パターンの像を実際に焼き付けた後に現像して、投影光
学系の収差を測定する方式に比べて、感光材料の塗布ム
ラ、現像ムラ等のプロセス誤差を低減することができ、
より正確な収差測定が可能になる。また、投影光学系の
収差を測定するために現像工程を行う必要がなく、短時
間での収差測定が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の露光
装置は、より高精度な露光を実現するために、投影光学
系の基板側にあたる基板ステージの周辺には数多くの装
置が装着されている。このため、投影光学系の波面収差
を測定するための収差測定装置を装着するスペースも限
られている。
【0009】ところが、前記従来の収差測定装置301
では、図13及び図14に示すように、収差測定光を受
光する受光部の構成要素であるリレーレンズ304、マ
イクロレンズアレイ306及びCCD307が、いずれ
も入射する収差測定光と直交するように配置されてい
る。ここで、例えばマイクロレンズアレイ306の各マ
イクロレンズ305で分割された各光束をCCD307
上に正確に結像させるためには、前記マイクロレンズア
レイ306とCCD307とを所定の間隔をおいて配置
する必要がある。このように、前記各構成要素は、それ
ぞれ所定の間隔をおいて配列する必要がある。このた
め、前記収差測定装置301が、その前記各構成要素の
配列方向に大型化して、露光装置への装着に手間がかか
るという問題があった。
【0010】このような問題を解決するために、前記収
差測定装置の小型化を図るべく、例えば図15に示すよ
うな検出部を有する収差測定装置311が考えられる。
この収差測定装置311では、リレーレンズ304の射
出面側にミラー312が設けられており、リレーレンズ
304から射出された平行光PBがほぼ直角に折り曲げ
られるようになっている。そして、この折り曲げられた
平行光PBに対して直交するようにマイクロレンズアレ
イ306が配置され、さらにそのマイクロレンズアレイ
306に対向するようにCCD307が設けられてい
る。
【0011】従って、前記のようにマイクロレンズアレ
イ306及びCCD307を配置することによって、マ
イクロレンズアレイ306とCCD307との間に所定
の間隔を確保することに起因する収差測定装置311全
体の大型化が抑制される。
【0012】しかしながら、この収差測定装置311に
おいても、前記マイクロレンズアレイ306は、多数の
マイクロレンズ305が2次元的に配列されている。従
って、各マイクロレンズ305毎に結像される像を全て
同時に撮像するために、CCD307も、各マイクロレ
ンズ305に対応する大きさのものを使用せざるを得な
い。このため、収差測定装置311は、依然として、露
光装置に対して容易に装着できる程度に小型化されてい
ないという問題があった。
【0013】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、露光装置への装着が容易で、被検光学系の収差を
迅速かつ高精度に測定可能な小型の波面収差測定装置を
提供することにある。また、被検光学系の収差を迅速か
つ高精度に測定可能な波面収差測定方法を提供すること
にある。さらに、露光精度を向上できて、デバイス等を
高精度にかつ生産性よく製造可能な露光装置及びデバイ
スの製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に記載の発明は、被検光学系の波面収
差を測定する波面収差測定装置において、前記被検光学
系を通過した収差測定光を少なくとも2つの第1の光に
分割する第1光学系と、前記少なくとも2つの第1の光
のそれぞれをさらに複数の第2の光に分割する第2光学
系と、前記第2の光のそれぞれを受光する受光装置と、
前記受光装置で受光した前記第2の光のそれぞれの位置
情報に基づいて前記被検光学系の波面収差情報を算出す
る収差算出装置とを有することを特徴とするものであ
る。
【0015】この本願請求項1に記載の発明では、収差
測定光が、第1光学系を介して、まず、その光軸とほぼ
直交する面内でより小さな断面積の第1の光に分割され
る。このため、被検光学系の波面収差を測定するため
に、その各第1の光をさらに複数の第2の光に分割する
第2光学系を小型化することが可能となる。また、波面
収差測定装置に入射する収差測定光を単一で大型の光学
系を用いることなく、被検光学系の波面収差を測定する
ことが可能となる。そして、露光装置に対する波面収差
測定装置の取付作業が容易なものとなる。また、波面収
差情報を利用することで、被検光学系の収差を迅速にか
つ精度よく測定することが可能となる。
【0016】また、本願請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記第1光学系は、前
記収差測定光を該測定光の光軸に対して交差する面内で
前記少なくとも2つの第1の光に分割するとともに、前
記第1の光のそれぞれを互いに異なる方向に偏向する反
射光学素子を有することを特徴とするものである。
【0017】この本願請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、例えば被検光学
系が露光装置の投影光学系であるような場合、投影光学
系の下方に配置され、大きな表面積を有する基板ステー
ジの表面またはその内部を利用して効率よく収差測定光
を分割することが可能となる。
【0018】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項2に記載の発明において、前記被検光学系の結像
位置を焦点位置とする凹面を有する反射鏡を有し、前記
反射光学素子は、前記被検光学系の結像位置と前記反射
鏡との間に配置され、前記収差測定光を前記反射鏡に向
けて透過するとともに、前記反射鏡で反射された前記収
差測定光を前記少なくとも2つの第1の光に分割するこ
とを特徴とするものである。
【0019】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項2に記載の発明の作用に加えて、収束光として入
射し発散光となる収差測定光が、新たな収差成分を加え
ることなく平行光に変換される。前記のような反射鏡の
構成は、簡単である。
【0020】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項2または請求項3に記載の発明において、前記反
射光学素子は、前記少なくとも2つの第1の光のうち、
一つの第1の光を第1方向に偏向する第1反射面と、前
記少なくとも2つの第1の光のうち、他の一つの第1の
光を前記第1方向とは異なる第2方向に偏向する第2反
射面と、前記第1反射面で反射された第1の光と前記第
2反射面で反射された第1の光とを隔離する隔離部材と
を有することを特徴とするものである。
【0021】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、
反射鏡で反射された反射光で第1方向に偏向された第1
の光が、第2方向に迷光として漏れ込んで第2方向の第
1の光の位置情報の検出に影響が出るのが回避される。
また、逆に、第2方向に偏向された第1の光が、第1方
向に迷光として漏れ込んで第1方向の第1の光の位置情
報の検出に影響が出るのが回避される。
【0022】また、本願請求項5に記載の発明は、前記
請求項4に記載の発明において、前記受光装置は、前記
第1反射面で反射された第1の光が、さらに前記第2光
学系で分割された複数の第2の光を受光する第1受光素
子と、前記第2反射面で反射された第1の光が、さらに
前記第2光学系で分割された複数の第2の光を受光する
第2受光素子とを有することを特徴とするものである。
【0023】この本願請求項5に記載の発明では、前記
請求項4に記載の発明の作用に加えて、第1受光素子で
検出された第2の光の位置情報と、第2受光素子で検出
された第2の光の位置情報とを合成することで、もとの
収差測定光の波面収差情報を容易に算出することが可能
となる。
【0024】また、本願請求項6に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記第1光学系は、前記収差測定光の入射する
入射面と前記収差測定光を射出する射出面との間が、前
記被検光学系と前記第1光学系との間の媒質よりも高い
屈折率を有する媒質で形成されることを特徴とするもの
である。
【0025】この本願請求項6に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、収差測定光が第1光学系に入射すると、
その収差測定光の開き角度が小さくなる。このため、反
射鏡から射出される平行光の幅が小さくなり、この平行
光をさらに少なくとも2つの第1の光に分割すること
で、第2光学系に入射する第1の光における光軸とほぼ
直交する面内での断面積が小さくなる。これにより、第
2光学系及び受光装置をさらに小型化することが可能と
なる。
【0026】また、本願請求項7に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記被検光学系は、マスクに形成されたパター
ンを基板上に転写する投影光学系であり、前記第1光学
系と前記第2光学系と前記受光装置との少なくとも一つ
は、前記基板を保持するホルダと実質的に同一形状の収
容部材内に収容されることを特徴とするものである。
【0027】この本願請求項7に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、波面収差測定装置を、容易に交換可能な
基板を保持するホルダと同様に取り扱うことが可能にな
る。このため、波面収差測定装置の露光装置に対する装
着を、前記ホルダを交換するための装置を用いて行うこ
とができ、その装着作業が極めて容易なものとなる。
【0028】また、本願請求項8に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、前記第2光学系は、前記第
1の光の光軸と略直交する面内に、二次元的に配列され
る複数の光学素子で構成され、前記第1光学系で前記収
差測定光が少なくとも2つの第1の光に分割される境界
が、前記複数の光学素子の配列の境界に一致することを
特徴とするものである。
【0029】この本願請求項8に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、第1光学系にお
いて、収差測定光がその光軸を含む面で少なくとも2つ
に分割される。この分割に際して、その分割の境界は、
前記収差測定光の直径の位置に対応したものとなる。そ
して、その第1の光の境界と光学素子の配列の境界を一
致させることで、クロストークなどの影響が少なくな
り、各第2の光の測定結果から前記第1の光の波面を復
元するための計算時に有利である。
【0030】また、本願請求項9に記載の発明は、被検
光学系の波面収差を測定する波面収差測定方法におい
て、前記被検光学系を通過した収差測定光を、第1光学
系により少なくとも2つの第1の光に分割し、前記少な
くとも2つの第1の光のそれぞれを、第2光学系により
さらに複数の第2の光に分割し、前記第2の光のそれぞ
れを受光する受光装置により受光し、前記受光装置で受
光した前記第2の光のそれぞれの位置情報に基づいて前
記被検光学系の波面収差情報を算出することを特徴とす
るものである。
【0031】この本願請求項9に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明とほぼ同様の作用が奏される。ま
た、本願請求項10に記載の発明は、前記請求項9に記
載の発明において、前記第1光学系を前記被検光学系の
光軸の周りに回転させて、その第1光学系の複数の回転
位置で前記被検光学系の波面収差情報を測定し、その複
数の回転位置での波面収差情報に基づいて前記被検光学
系の波面収差情報を算出し直すことを特徴とするもので
ある。
【0032】この本願請求項10に記載の発明では、前
記請求項9に記載の発明の作用に加えて、第1光学系に
おける複数の回転位置における被検光学系の波面収差情
報に基づいて、被検光学系の収差情報をより正確に把握
することが可能となる。
【0033】また、本願請求項11に記載の発明は、マ
スクに形成されたパターンを投影光学系を介して基板上
に転写する露光装置において、前記投影光学系の物体面
に配置され、収差測定光を生成する生成部材と、前記投
影光学系の像面側に配置され、前記投影光学系を被検光
学系として波面収差情報を測定する前記請求項1〜請求
項8のうちいずれか一項に記載の波面収差測定装置とを
有することを特徴とするものである。
【0034】この本願請求項11に記載の発明では、投
影光学系の収差情報を迅速かつ容易に、しかも精度よく
測定することができ、投影光学系の結像特性を精度よく
補正することが可能となる。
【0035】また、本願請求項12に記載の発明は、前
記請求項11に記載の発明において、前記基板を保持す
るホルダと、そのホルダを交換可能に載置する基板ステ
ージと、その基板ステージが配置されたステージ室と、
そのステージ室の内外の間で前記ホルダを搬送する搬送
系とを備え、その搬送系は前記波面収差測定装置の少な
くとも一部を前記ステージ室の内外の間で搬送すること
を特徴とするものである。
【0036】この本願請求項12に記載の発明では、前
記請求項11に記載の発明の作用に加えて、前記請求項
7に記載の発明とほぼ同様の作用が奏される。また、本
願請求項13に記載の発明は、リソグラフィ工程を含む
デバイスの製造方法において、前記リソグラフィ工程で
請求項11または請求項12に記載の露光装置を用いて
露光を行うことを特徴とするものである。
【0037】この本願請求項13に記載の発明では、投
影光学系の収差を高精度に測定して、投影光学系の結像
特性をより正確に補正でき、マスク上のパターンの像を
より高精度に転写することが可能となる。しかも、投影
光学系の収差測定のための露光装置の運転停止時間を短
縮することが可能となる。
【0038】次に、前記各請求項に記載の発明にさらに
含まれる技術的思想について、それらの作用とともに以
下に記載する。 (1) 前記第1光学系における前記収差測定光の入射
面上またはその入射面の近傍に、その入射面またはその
入射面の近傍を通過する収差測定光の通過を許容する開
口を設け、その開口の外側に前記第1光学系から射出さ
れる反射光を遮光する遮光体を設けたことを特徴とする
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の波面収
差測定装置。
【0039】第1光学系内で反射された収差測定光の一
部が、迷光として被検光学系側に戻ってくることがあ
る。これに対して、この(1)に記載の構成によれば、
前記のような迷光が、収差測定光の通過を許容する開口
の外側に設けられた遮光体により遮光される。このた
め、第1光学側からの反射光による迷光の影響を抑制で
きて、より正確に被検光学系の波面収差情報を検出する
ことができるという作用及び効果が得られる。
【0040】(2) 前記被検光学系の結像位置と前記
第1光学系における前記収差測定光の入射面との間に集
光光学系を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項
5、前記(1)のうちいずれか一項に記載の波面収差測
定装置。
【0041】ここで、例えば収差測定光の光量が少ない
ような場合には、マスク上の球面波を発生させる開口を
拡大して波面収差測定装置に到達する収差測定光の光量
を増加させることがある。しかし、このようにマスク上
の開口を拡大すると、波面収差測定装置の第1面で、収
差測定光が所定の大きさを持った像として結像される。
この収差測定光が第1光学系内の凹面鏡で反射させて平
行光に変換したときに、その平行光の外側部分に新たに
収差を生じるおそれがある。これに対して、この(2)
に記載の構成によれば、収差測定光は、集光光学系を介
して第1光学系に入射することになるため、前記のよう
な外側部分に生じる収差が補正される。これにより、前
記のようにマスク上の開口が拡大されているような場合
にも、被検光学系の波面収差情報を迅速かつ高精度に測
定することができるという作用及び効果が得られる。
【0042】また、収差測定光を集光光学系を通過させ
ることで、第1光学系内における収差測定光の開き角度
がさらに小さくなる。このため、反射鏡から射出される
平行光の幅が一層小さくなり、この平行光をさらに少な
くとも2つの第1の光に分割することで、第2光学系に
入射する第1の光における光軸とほぼ直交する面内での
断面積が一層小さくなる。これにより、第2光学系及び
受光装置をさらに一層小型化することができるという作
用及び効果が得られる。
【0043】(3) 前記第1光学系における収差測定
光の射出面と、前記第2光学系との間にリレー光学系を
設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5、前記
(1)、(2)のうちいずれか一項に記載の波面収差測
定装置。
【0044】従って、この(3)に記載の構成によれ
ば、第1光学系から射出される第1の光の瞳位置を自由
に調整することができて、設計の自由度が向上されると
いう作用及び効果が得られる。
【0045】(4) 前記第1光学系と前記第2光学系
との間に、前記第1の光の一部を透過させるとともに他
の一部を前記第1光学系の射出面とほぼ同じ高さ位置で
反射させる第3光学系と、その第3光学系で反射された
反射光を受光する第2受光装置とをさらに備えることを
特徴とする請求項1〜請求項6、前記(1)〜(3)の
うちいずれか一項に記載の波面収差測定装置。
【0046】ここで、波面収差情報を測定するための受
光装置に加えて、例えば第1光学系から射出される第1
の光の瞳の形状を観察するために、第2受光装置を装備
することがある。これに対して、この(4)に記載の構
成によれば、受光装置と第2受光装置とが第1光学系の
射出面とほぼ同じ高さ位置に配置されるため、その第2
受光装置の装備により波面収差測定装置が収差計測光の
入射方向に大型化するのを抑制できるという作用及び効
果が得られる。
【0047】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下に、本発明
を、半導体素子製造用の、いわゆるステップ・アンド・
スキャン方式の走査露光型の露光装置、及び、その投影
光学系の波面収差を測定するための波面収差測定装置に
具体化した第1実施形態について、図1〜図6に基づい
て説明する。
【0048】図1には、第1実施形態に係る露光装置3
0の概略構成が示されている。この露光装置30は、ベ
ース盤31、基板ステージとしてのウエハステージW
S、投影光学系PL、レチクルステージRS、そして照
明光学系IL及び制御系等を備えている。
【0049】前記ウエハステージWSは、前記投影光学
系PLの像面側に配置され、前記ベース盤31上に不図
示の気体軸受けを介して浮上支持されている。そして、
前記ウエハステージWSは、X軸方向(図1における紙
面左右方向)及びY軸方向(図1における紙面直交方
向)に独立して2次元移動可能に構成されている。ウエ
ハステージWS上には、基板としてのウエハWがそれぞ
れホルダ34を介して真空吸着されている。前記ウエハ
ステージWSは、ウエハステージ駆動系35により駆動
されるとともに、その位置がウエハ干渉計システム36
により検出されるようになっている。このウエハ干渉計
システム36で検出されたウエハステージWSの位置情
報は、露光装置30全体の動作を制御する主制御装置M
PUに供給される。
【0050】前記投影光学系PLは、前記ウエハステー
ジWSの上方に配置される。投影光学系PLは、複数の
レンズエレメントの集合体であり、全体として両側テレ
セントリックで所定の縮小倍率、例えば1/4を有する
屈折光学系をなしている。そして、各レンズエレメント
は、その姿勢や他のレンズエレメントとの相対位置が変
更可能に保持されている。これら各レンズエレメント
は、不図示の結像特性調整機構により、その姿勢や相対
位置を調整することによって、投影光学系PLに残存す
る収差が補正されるようになっている。
【0051】前記レチクルステージRSは、前記投影光
学系PLの物体面側に配置される。このレチクルステー
ジRSは、マスクとしてのレチクルRを主として所定の
走査方向、ここではY軸方向(図1における紙面直交方
向)に駆動可能に保持している。このレチクルステージ
RSは、レチクルステージ駆動系41により駆動される
とともに、その位置がレチクル干渉計システム42によ
り検出されるようになっている。このレチクル干渉計シ
ステム42で検出されたレチクルステージRSの位置情
報は、前記主制御装置MPUに供給される。
【0052】前記照明光学系ILは、前記レチクルRを
上方から照明する照明系をなしている。この照明光学系
ILは、図1に示すように、光源部46、シャッタ4
7、及び、ミラー48、ビームエキスパンダ49,5
0、第1フライアイレンズ51、レンズ52、振動ミラ
ー53、レンズ54、第2フライアイレンズ55、レン
ズ56、固定ブラインド57、可動ブラインド58、リ
レーレンズ59,60等から構成されている。
【0053】前記光源部46は、例えばArFエキシマ
レーザを出射する光源と減光システム(減光板、開口絞
り等)とを有している。光源部46から射出されたレー
ザ光は、シャッタ47を透過した後、ミラー48により
偏向されて、ビームエキスパンダ49,50により適当
なビーム径に整形され、第1フライアイレンズ51に入
射される。この第1フライアイレンズ51に入射された
光束は、2次元的に配列されたそのエレメントにより複
数の光束に分割され、レンズ52、振動ミラー53、レ
ンズ54により、分割された各光束が異なった角度より
第2フライアイレンズ55に入射される。この第2フラ
イアイレンズ55より射出された光束は、レンズ56に
より、前記レチクルRと共役な位置に設置された固定ブ
ラインド57に達し、ここで所定形状にその断面形状が
規定される。そして、レチクルRの共役面から僅かにデ
フォーカスされた位置に配置された可動ブラインド58
を通過し、リレーレンズ59,60を経て均一な露光光
ELとして、レチクルR上を照明する。ここで、露光光
ELは、レチクルR上の、前記固定ブラインド57によ
って規定された所定形状、ここでは矩形スリット状の照
明領域を照明する。
【0054】また、前記投影光学系PLには、ウエハW
の合焦状態を調べるためのオートフォーカス/オートレ
ベリング計測機構(以下、「AF/AL系」という)6
3が設けられている。ここで、スキャン露光によりレチ
クルR上のパターンをウエハW上に正確に転写するに
は、レチクルR上のパターン形成面とウエハWの露光面
とが投影光学系PLに関して共役になっている必要があ
る。そこで、前記AF/AL系63は、ウエハWの露光
面が投影光学系PLの像面に焦点深度の範囲内で合致し
ているかどうか(合焦しているかどうか)を検出するよ
うになっている。また、このAF/AL系63は、ウエ
ハWの露光面の傾斜が投影光学系PLの像面の傾斜に対
してほぼ合致しているかどうかを検出するようになって
いる。
【0055】このAF/AL系63は、投射光学系64
と受光光学系65とを備えた、いわゆる斜入射方式のA
F/AL系となっている。つまり、前記投射光学系64
は、前記ウエハWの露光面に対して、前記ウエハW上に
塗布されたフォトレジストを感光させない前記露光光E
Lとは異なる照明光FLで照明された所定のパターンの
像を斜め上方から投射する。前記受光光学系65は、そ
の露光面上に投射された前記パターンの像の反射光を受
光するとともに、受光したパターンの像の位置情報を前
記主制御装置MPUに供給するようになっている。そし
て、主制御装置MPUは、供給されたパターンの像の位
置情報に基づいてウエハWの合焦状態及び傾斜を算出
し、その露光面が投影光学系PLの像面と合致させるべ
く、ウエハステージ駆動系35を介してウエハステージ
WSの姿勢、すなわちウエハWの姿勢を制御する。
【0056】ここで、ステップ・アンド・スキャン方式
でレチクルR上の回路パターンをウエハW上のショット
領域に走査露光する場合、前述のように矩形状に整形さ
れた照明領域は、レチクルR側の走査方向(+Y方向)
に対して直交する方向に長手方向を有するものとなって
いる。そして、前記主制御装置MPUの制御のもとで、
レチクルステージ駆動系41を介して、レチクルステー
ジRSを走査方向(+Y方向)に所定の速度Vrで移動
させる。これにより、レチクルRが所定の速度Vrで走
査され、前記レチクルR上の回路パターンが前記矩形状
の照明領域で一端側から他端側に向かって順次照明され
る。そして、前記照明領域内におけるレチクルR上の回
路パターンが、前記投影光学系PLを介してウエハW上
に投影され、投影領域が形成される。
【0057】このとき、ウエハWはレチクルRとは倒立
結像関係にある。このため、前記主制御装置MPUの制
御のもとで、ウエハステージ駆動系35を介して、ウエ
ハステージWSを前記レチクルRの走査方向とは反対方
向(−Y方向)へ、前記レチクルRの走査に同期して所
定の速度Vwで走査させる。これにより、ウエハWのシ
ョット領域の全面が露光可能となる。走査速度の比Vw
/Vrは正確に投影光学系PLの縮小倍率に応じたもの
になっており、レチクルR上の回路パターンがウエハW
上の各ショット領域上に正確に縮小転写される。
【0058】さらに、本実施形態の露光装置30では、
ウエハステージWS上に載置されたウエハW及びホルダ
34の交換を行うホルダ搬送系としての搬送システム6
8が設けられている。この搬送システム68は、図2に
示すように、ローディングガイド69、第1及び第2ス
ライダ70,71、アンロードアーム72、ロードアー
ム73等を含むウエハローダ74と、浮上機構(図示
略)とから構成されている。
【0059】前記ローディングガイド69はY軸方向に
延びており、第1及び第2スライダ70,71がこのロ
ーディングガイド69に沿って移動可能に取り付けられ
ている。前記第1スライダ70にはアンロードアーム7
2が取り付けられており、前記第2スライダ71にはロ
ードアーム73が取り付けられている。
【0060】ここで、露光装置30におけるウエハ交換
の動作について、ウエハステージWS上にあるウエハ
W’とウエハローダ74により搬送されてきたウエハW
とが交換される場合について説明する。
【0061】まず、主制御装置MPUは、ウエハステー
ジWS上のホルダ34の真空吸着を不図示のスイッチを
介してオフし、ウエハW’の吸着を解除させる。次に、
主制御装置MPUは、不図示の浮上機構駆動系を介し
て、同じく不図示の浮上機構を所定量上昇駆動させる。
これにより、ウエハW’が所定位置まで持ち上げられ
る。この状態で、主制御装置MPUは、不図示のウエハ
ローダ制御装置にアンロードアーム72の移動を指示
し、ウエハローダ制御装置により第1スライダ70が駆
動制御される。そして、アンロードアーム72が、ロー
ディングガイド69に沿ってウエハステージWS上まで
移動されてウエハW’の真下に配置される。
【0062】この状態で、主制御装置MPUは、浮上機
構を所定位置まで下降駆動させる。この浮上機構の下降
の途中で、ウエハW’がアンロードアーム72に受け渡
されるので、主制御装置MPUはウエハローダ制御装置
にアンロードアーム72の真空吸着開始を指示する。こ
れにより、アンロードアーム72にウエハW’が吸着保
持される。
【0063】次に、主制御装置MPUは、ウエハローダ
制御装置にアンロードアーム72の退避とロードアーム
73の移動開始を指示する。これにより、アンロードア
ーム72が、図2の−Y方向に第1スライダ70と一体
的に移動が開始される。このアンロードアーム72の移
動開始と同時に、第2スライダ71がウエハWを保持し
たロードアーム73と一体的に+Y方向に移動される。
そして、ロードアーム73がウエハステージWSの上方
に来たとき、ウエハローダ制御装置により、第2スライ
ダ71が停止されるとともにロードアーム73の真空吸
着が解除される。
【0064】この状態で、主制御装置MPUは浮上機構
を上昇駆動させ、浮上機構によりウエハWを下方から持
ち上げさせる。次いで、主制御装置MPUは、ウエハロ
ーダ制御装置にロードアーム73の退避を指示する。こ
れにより、第2スライダ71がロードアーム73と一体
的に−Y方向に移動を開始して、ロードアーム73の退
避が行われる。このロードアーム73の退避開始と同時
に、主制御装置MPUは、浮上機構の下降駆動を開始さ
せる。これにより、ウエハWをウエハステージWS上の
ホルダ34に載置させ、このホルダ34の真空吸着をオ
ンにし、ウエハ交換の一連のシーケンスが終了する。
【0065】なお、ウエハステージWS上に載置された
前記ホルダ34を交換する際にも、このウエハ交換時と
同様のシーケンスにより行われる。次に、以上のように
構成された露光装置30において、その投影光学系PL
の収差測定に好適な波面収差測定装置81について、図
3〜図6に基づいて説明する。
【0066】図3に示すように、波面収差測定装置81
は、収容部材としての受光筐体82と波面収差算出部8
3とインタフェイス84とからなっている。前記受光筐
体82は、前記ウエハステージWS上において、前記ホ
ルダ34に代えて着脱可能に載置されている。また、前
記受光筐体82は、その外形が前記ホルダ34とほぼ同
一形状に形成されており、前記搬送システム68を利用
して、前述のウエハWの交換方法と同様にしてウエハス
テージWSに対して着脱するようになっている。その受
光筐体82の内部には、前記投影光学系PLを通過した
収差測定光MLを受光する受光部85が収容されてい
る。
【0067】なお、この波面収差測定装置81を使用す
る際には、前記露光装置30のレチクルステージRS上
に、複数のピンホールPHが形成されたテストレチクル
Rtを載置する。そして、前記露光光ELを、そのピン
ホールPHを介して球面波を有する収差測定光MLに変
換して前記投影光学系PLに入射させる。この状態で、
前記受光筐体82を、その上面が前記投影光学系PLの
像面に位置するように配置する。
【0068】前記インタフェイス84は、前記受光部8
5と前記波面収差算出部83とを接続するものであり、
前記受光部85のワイヤレス送信機86からの信号を受
信するワイヤレス受信機87を装備している。前記波面
収差算出部83は、前記インタフェイス84を介して入
力された前記受光部85での前記収差測定光MLの検出
情報に基づいて前記投影光学系PLの波面収差情報を算
出するものとなっている。この波面収差算出部83は、
前記露光装置30の主制御装置MPUに接続されてお
り、算出された投影光学系PLの波面収差情報が前記主
制御装置MPUに供給されるようになっている。
【0069】次に、前記受光部85の概略構成について
説明する。図4〜図6に示すように、前記受光部85
は、第1光学系としての分割素子88と、一対の第1ハ
ーフミラー89a,89bと、第2光学系としてのマイ
クロレンズアレイ90a,90bと、受光装置としての
一対の収差測定用撮像素子(以下、「収差用CCD」と
いう)91a,91bと、一対の瞳計測用撮像素子(以
下、「瞳計測用CCD」という)92a,92bと、各
CCD91a,91b,92a,92bを制御する制御
基板93とを有している。
【0070】前記分割素子88は、略円柱状をなす合成
石英、蛍石等の光学材料からなり、その一方の端面には
平面状の入射面96が、他方の端面にはその入射面96
の中心を焦点位置とする放物面状の反射鏡を構成する反
射面97が形成されている。この入射面96上には、前
記投影光学系PLを通過した前記収差測定光MLが結像
され、前記ピンホールPHの一次像が形成される。前記
反射面97は、前記入射面96から入射した収差測定光
MLの入射光IBを反射するとともに平行光PB1,P
B2に変換する。そして、この分割素子88は、前記受
光筐体82に対してその中心部の表面に前記入射面96
が配置されている。
【0071】前記分割素子88には、前記入射面96よ
り若干内部側に、中央部に前記収差測定光MLの通過を
許容する程度の開口98を有する円環状の遮光体99が
封入されている。この遮光体99の存在により、前記反
射面97で反射された平行光PB1,PB2の一部が前
記入射面96から射出され、迷光として投影光学系PL
に入射するのが抑制されるようになっている。
【0072】また、この分割素子88は、その遮光体9
9より前記反射面97側の部分が前記収差測定光MLの
光軸を含む境界面100で図4及び図6において左右に
二分されている。そして、その境界面100に沿うよう
に隔離部材としての隔離体101が封入されている。こ
の隔離体101の存在により、反射面97における隔離
体101の一方側で反射された光が、迷光として隔離体
101の他方側の光路部分102bに侵入するのが抑制
される。また、同様に、反射面97における隔離体10
1の他方側で反射された光が、迷光として隔離体101
の一方側の光路部分102aに侵入するのが抑制され
る。
【0073】前記隔離体101で隔離される両側の各光
路部分102a,102bには、反射光学素子としての
第2ハーフミラー103a,103bが封入されてい
る。これら第2ハーフミラー103a,103bは、前
記入射光IBを前記反射面97に向けて透過するととも
にその反射面97で反射された前記平行光PB1,PB
2を反射すべく前記平行光PB1,PB2に対して斜め
に交差するように配置されている。ここで、第2ハーフ
ミラー103aは、前記隔離体101の一方側の第1平
行光PB1を、図4及び図6において左方向の第1方向
に偏向する第1反射面をなしている。一方、第2ハーフ
ミラー103bは、前記隔離体101の他方側の第2平
行光PB2を、図4及び図6において右方向の第1方向
とは反対の第2方向に偏向する第2反射面をなしてい
る。このように、これら第2ハーフミラー103a,1
03bにより、前記反射面97で反射された収差測定光
MLが、互いに方向の異なる第1平行光PB1と第2平
行光PB2とに分割されるようになっている。なお、こ
の場合、分割された各平行光PB1,PB2の断面形状
は、半円形状になっている。
【0074】前記分割素子88の外周面の前記第1及び
第2方向における各第2ハーフミラー103a,103
bと対応する位置には、前記各平行光PB1,PB2を
分割素子88の外部に射出する射出面104a,104
bが形成されている。そして、この分割素子88では、
前記収差測定光MLが入射する入射面96から前記各平
行光PB1,PB2が射出される射出面104a,10
4bに至るまでの間が、全て前記光学材料で充填されて
いる。言い換えると、分割素子88の入射面96と射出
面104a,104bとの間が、前記投影光学系PLと
分離素子88との間の雰囲気媒体に比べて屈折率の高い
媒体で形成されていることになる。
【0075】前記収差用CCD91a,91bは、前記
分割素子88の各射出面104a,104bに対して所
定の間隔をおいて対向するように配置されている。そし
て、前記分割素子88の射出面104aと第1受光素子
としての第1収差用CCD91aとの間の第1平行光P
B1の光路内には、第1ハーフミラー89aと第1マイ
クロレンズアレイ90aとが介装されている。また、前
記分割素子88の射出面104bと第2受光素子として
の第2収差用CCD91bとの間の第2平行光PB2の
光路内には、第1ハーフミラー89bと第2マイクロレ
ンズアレイ90bとが介装されている。
【0076】前記各第1ハーフミラー89a,89b
は、前記各平行光PB1,PB2に対して斜めに配置さ
れている。そして、各第1ハーフミラー89a,89b
は、前記各平行光PB1,PB2の一部を、透過平行光
PB1t,PB2tとして前記各マイクロレンズアレイ
90a,90bに向かって透過させる。この一方で、各
第1ハーフミラー89a,89bは、前記各平行光PB
1,PB2の他の一部を、反射平行光PB1r,PB2
rとして反射してほぼ直角に折り曲げる。
【0077】この各透過平行光PB1t,PB2tは、
前記各マイクロレンズアレイ90a,90bに入射す
る。このマイクロレンズアレイ90a,90bは、多数
のマイクロレンズ105が前記各透過平行光PB1t,
PB2tの光路の断面全体をカバーするように平面略半
円形状に配列されている。そして、前記各透過平行光P
B1t,PB2tは、この各マイクロレンズアレイ90
a,90bを介して、その複数のマイクロレンズ105
a,105bごとに第2の光としての多数のスポット光
SLに分割される。
【0078】そして、各スポット光SLは、前記マイク
ロレンズアレイ90a,90bに対向するように配置さ
れた前記収差用CCD91a,91b上に結像される。
これにより、前記収差用CCD91a,91b上に、前
記ピンホールPHの形成される。この各収差用CCD9
1a,91bは、全てのスポット光SLを受光するのに
十分な面積を持ち、前記マイクロレンズアレイ90a,
90bと対応するように、多数の画素が平面略半円形状
に配列されている。そして、この各収差用CCD91
a,91bにより、各スポット光SLの集光点Fpの位
置(結像位置)が検出される。
【0079】ここで、前記マイクロレンズアレイ90
a,90bは、前記分割素子88で分割された透過平行
光PB1t,PB2tの光軸と略直交する面内に、二次
元的に配列される複数のマイクロレンズ105a,10
5bからなっている。そして、前記マイクロレンズアレ
イ90a,90bは、前記透過平行光PB1t,PB2
tの光軸と略直交する面内において、前記複数のマイク
ロレンズ105a,105bの配列の境界、前記透過平
行光PB1t,PB2tの分割された境界と一致するよ
うに配置されている。言い換えると、マイクロレンズ1
05a,105bの配列の境界が、前記透過平行光PB
1t,PB2tの直径に対応する部分と一致するように
なっている。このため、クロストークなどの影響を少な
くできて、各スポット光SLの測定結果から前記透過平
行光PB1t,PB2tの波面を計算する際に、その波
面をより正確に復元することができて有利である。
【0080】一方、前記各反射平行光PB1r,PB2
rは、前記各第1ハーフミラー89a,89bと所定間
隔をおいて反射平行光PB1r,PB2rと直交するよ
うに配置された前記各瞳計測用CCD92a,92bに
入射する。ここで、この瞳計測用CCD92a,92b
は、前記両第1ハーフミラー89a,89b、前記両マ
イクロレンズアレイ90a,90b及び前記両収差用C
CD91a,91bとともに、前記分割素子88の両射
出面104a,104bと同じ高さ位置となるように、
前記受光筐体82内に収容されている。
【0081】この瞳計測用CCD92a,92b上に
は、前記各第2ハーフミラー103a,103bで分割
された各平行光PB1,PB2の瞳の像が形成される。
この各収差用CCD91a,91bは、前記反射平行光
PB1r,PB2rの断面全体を受光するのに十分な面
積を持つように、多数の画素が平面略半円形状に配列さ
れている。そして、この各瞳計測用CCD92a,92
bにより、前記各平行光PB1,PB2の瞳の形状が検
出される。このように検出された前記各平行光PB1,
PB2の瞳の形状は計算により合成され、その合成結果
から分割素子88に入射した入射光IBに基づく瞳の形
状が求められる。
【0082】なお、この瞳の形状を検出する場合には、
前記露光光ELを、前記テストレチクルRtに一部に形
成された瞳計測用開口Opを介して前記投影光学系PL
に入射させる。この状態で、前記受光筐体82を、その
上面が前記投影光学系PLの像面に位置するように配置
する。
【0083】前記収差用CCD91a,91bで検出さ
れた前記各スポット光SLの集光点Fpの位置情報、及
び、瞳計測用CCD92a,92bで検出された瞳の形
状に関する情報は、前記制御基板93に供給される。そ
して、それらの情報は、前記制御基板93に設けられた
ワイヤレス送信機86を介して、受光筐体82の外部の
インタフェイス84のワイヤレス受信機87に無線通信
され、さらに前記波面収差算出部83に供給される。
【0084】このように、前記各スポット光SLの集光
点Fpの位置情報及び前記瞳の形状に関する情報の検出
を、前記受光筐体82を所定角度ずつ回転させながら、
前記分割素子88を複数の回転位置に配置して繰り返し
行う。そして、前記制御基板93は、その都度、検出さ
れた前記各スポット光SLの集光点Fpの位置情報及び
前記瞳の形状に関する情報を前記インタフェイス84を
介して前記波面収差算出部83に供給するようになって
いる。
【0085】この波面収差算出部83は、供給された前
記複数の回転位置での各スポット光SLの集光点Fpの
位置情報及び前記瞳の形状に関する情報に基づいて、前
記投影光学系PLの波面収差情報の算出を繰り返す。そ
して、波面収差算出部83は、算出された波面収差情報
に平均等の統計処理を施して、前記投影光学系PLの波
面収差の算出結果を前記露光装置30の主制御装置MP
Uに供給する。そして、この主制御装置MPUは、供給
された波面収差の算出結果に基づいて、前記投影光学系
PLの収差を補正すべく、その投影光学系PL内の各レ
ンズエレメントの姿勢や他のレンズエレメントとの相対
位置を結像状態調整機構(図示略)を介して調整するよ
うになっている。
【0086】次に、前記分割素子88の製造方法につい
て、説明する。前記分割素子88は、図4及び図6に示
すように、5つのエレメントで構成されている。すなわ
ち、この分割素子88は、前記入射面96を有する平行
平板エレメント111、図4及び図6においてその下方
に配置される2つの直角プリズムエレメント112,1
13、及び、そのさらに下方に配置される2つの下部エ
レメント114,115からなっている。この下部エレ
メント114,115の上部には、前記直角プリズムエ
レメント112,113の斜面112a,113aに接
するような斜面状の一端面114a,115aが形成さ
れている。
【0087】前記分割素子88を製造するにあたって
は、まず、前記平行平板エレメント111の入射面96
とは反対側の裏面111aに、前記収差測定光MLを透
過しない材料で円環状の前記遮光体99を形成する。
【0088】前記各直角プリズムエレメント112,1
13には、その直角部と対向する斜面112a,113
aに前記収差測定光MLの一部を透過し、前記反射面9
7で反射した光を反射する前記各第2ハーフミラー10
3a,103bを形成する。また、その直角プリズムエ
レメント112,113のいずれか一方には、前記斜面
112a,113aが斜め下方を向くように配置したと
きの垂直面112b,113bの少なくとも一方に、前
記収差測定光MLを透過しない材料で前記隔離体101
の一部を形成する。この垂直面112b,113bは、
直角プリズムエレメント112,113同士を固定する
固定面として機能する。
【0089】前記各下部エレメント114,115の前
駆体114’,115’には、その一端面114a,1
15aに前記直角プリズムエレメント112,113の
斜面112a,113aに対応する斜面を形成する。こ
れに対して、その前駆体114’,115の他端面11
4b、115b側は、垂直平面114c,115cと直
交するような水平面のままとしておく。さらに、その前
駆体114’,115’のいずれか一方には、前記垂直
平面114c,115cに前記収差測定光MLを透過し
ない材料で前記隔離体101の一部を形成する。
【0090】そして、前記平行平板エレメント111の
裏面111aに、前記垂直面112b,113b同士が
貼り合わされた両プリズムエレメント112,113の
両水平面112c,113cを貼り合わせる。次いで、
前記両プリズムエレメント112,113の両斜面11
2a,113aに、前記垂直平面114c,115c同
士が貼り合わされた前記前駆体114’,115’の両
一端面114a,115aを貼り合わせる。このよう
に、各エレメント111〜113及び前記前駆体11
4’,115’が貼り合わされたものは、その両端面が
平面状をなす円柱体となっている。
【0091】次に、このような円柱体における前記下部
エレメント114,115の前駆体114’、115’
の他端面114b,115b側に、化学的気化加工法
(CVM: Chemical Vapor Machining )により、前記
入射面96の中心を焦点位置とする放物面からなる反射
面97を形成する。そして、その反射面97上に、例え
ば金属蒸着、金属めっき等を施して反射鏡を形成するこ
とにより、分割素子88を形成する。
【0092】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (イ) この波面収差測定装置81では、投影光学系P
Lを通過した収差測定光MLを第1平行光PB1と第2
平行光PB2とに分割する分割素子88を有している。
また、この波面収差測定装置81は、前記各平行光PB
1,PB2をさらに複数のスポット光SLに分割する第
1及び第2マイクロレンズアレイ90a,90bと、そ
の各スポット光SLを受光する第1及び第2収差用CC
D91a,91bとを有している。さらに、この波面収
差測定装置81は、前記各収差用CCD92a,91b
で受光した前記各スポット光SLの位置情報に基づいて
前記投影光学系PLの波面収差情報を算出する波面収差
算出部83を有している。
【0093】このため、断面円形状の収差測定光ML
が、分割素子88を介して、その光軸とほぼ直交する面
内において断面略半円形状をなし、断面積が半分の第1
及び第2平行光PB1,PB2に分割される。このた
め、投影光学系PLの波面収差情報を測定するために、
その各平行光PB1,PB2をさらに複数のスポット光
SLに分割する第1及び第2マイクロレンズアレイ90
a,90bを小型化することができる。これにより、波
面収差測定装置81に入射する収差測定光MLを単一で
大型のマイクロレンズアレイを用いることなく、投影光
学系PLの波面収差情報を測定することができる。従っ
て、波面収差測定装置81を小型化することができて、
波面収差測定装置81を露光装置30に対して容易に取
り付けることができる。また、波面収差情報を利用する
ことで、投影光学系PLの収差を迅速にかつ精度よく測
定することができる。
【0094】(ロ) この波面収差測定装置81では、
分割素子88の収差測定光MLをその光軸に対して交差
する面内で第1及び第2平行光PB1,PB2に分割す
る。また、前記各第2ハーフミラー103a,103b
は、前記両平行光PB1,PB2を互いに異なる方向に
偏向するようになっている。
【0095】このため、波面収差測定装置81を投影光
学系PLの下方に配置され、大きな表面積を有するウエ
ハステージWSに装着することで、そのウエハステージ
WSの表面またはその内部を利用して効率よく収差測定
光MLを分割することができる。従って、波面収差測定
装置81の一層の小型化を図ることができる。
【0096】(ハ) この波面収差測定装置81では、
投影光学系PLの結像位置を焦点位置とする凹面をなす
反射面97を有している。そして、第2ハーフミラー1
03a,103bが、前記投影光学系PLの結像位置と
前記反射面97との間に配置されている。そして、前記
両第2ハーフミラー103a,103bは、収差測定光
MLを前記反射面97に向けて透過するとともに、前記
反射面97で反射された前記収差測定光MLを第1及び
第2平行光PB1,PB2に分割するようになってい
る。
【0097】このため、波面収差測定装置81に収束光
として入射し、そして発散光となる収差測定光MLを、
簡単な構成で新たな収差成分が加えられることなく平行
光PB1,PB2に変換することができる。
【0098】(ニ) この波面収差測定装置81では、
第1平行光PB1を第1方向に偏向する第2ハーフミラ
ー103aと、第2平行光PB2を前記第1方向とは異
なる第2方向に偏向する第2ハーフミラー103bとを
有している。そして、前記第1平行光PB1と前記第2
平行光PB2とを隔離する隔離体101を有している。
【0099】このため、第1平行光PB1が、第2方向
に迷光として漏れ込んで第2方向の第2平行光PB2の
位置情報の検出に影響が出るのが回避される。また、逆
に、第2平行光PB2が、第1方向に迷光として漏れ込
んで第1平行光PB1の位置情報の検出に影響が出るの
が回避される。従って、互いに異なる方向に偏向された
第1及び第2平行光PB1,PB2の一方が、他方に対
して迷光として影響するのを抑制できて、より正確に波
面収差情報を検出することができる。
【0100】(ホ) この波面収差測定装置81では、
第2ハーフミラー103aで反射された第1平行光PB
1が、第1マイクロレンズアレイ90aで複数のスポッ
ト光SLに分割され、そのスポット光SLを受光する第
1収差用CCD91aを有している。また、第2ハーフ
ミラー103bで反射された第2平行光PB2が、第2
マイクロレンズアレイ90bで複数のスポット光SLに
分割され、そのスポット光SLを受光する第2収差用C
CD91bを有している。
【0101】このため、第1収差用CCD91aで検出
された各スポット光SLの位置情報と、第2収差用CC
D91bで検出された各スポット光SLの位置情報とを
合成することで、もとの収差測定光MLの波面収差情報
を容易に算出することができる。
【0102】(ヘ) この波面収差測定装置81では、
分割素子88において、収差測定光MLの入射する入射
面96とその収差測定光MLの分割された第1及び第2
平行光PB1,PB2を射出する射出面104a,10
4bとの間が、投影光学系PLと分割素子88との間の
不活性ガスよりも屈折率の高い光学材料で形成されてい
る。
【0103】このため、収差測定光MLが分割素子88
に入射すると、その収差測定光MLの開き角度2θ1か
ら2θ2(ここで、θ1>θ2、図4参照)へと小さく
なる。このため、反射面97から射出される平行光PB
1,PB2の幅が小さくなり、この平行光PB1,PB
2を、さらに第1及び第2平行光PB1,PB2に分割
することで、第1及び第2マイクロレンズアレイ90
a,90bに入射する前記各平行光PB1,PB2にお
ける光軸とほぼ直交する面内での断面積がさらに小さく
なる。従って、第1及び第2マイクロレンズアレイ90
a,90b及び第1及び第2収差用CCDをさらに小型
化することができ、さらに波面収差測定装置81全体を
一層小型化することができる。
【0104】(ト) この波面収差測定装置81は、レ
チクルRに形成されたパターンの像をウエハW上に転写
する投影光学系PLの波面収差を測定するものである。
そして、この波面収差測定装置81では、分割素子88
と第1及び第2マイクロレンズアレイ103a,103
bと第1及び第2収差用CCD91a,91bとが、ウ
エハWを保持するホルダ34と実質的に同一形状の受光
筐体82内に収容されている。
【0105】このため、波面収差測定装置81を、容易
に交換可能なホルダ34と同様に取り扱うことが可能に
なる。従って、波面収差測定装置81の露光装置30に
対する装着を、ホルダ34を交換する搬送システム68
を用いて行うことができ、その装着作業を極めて容易に
行うことができる。
【0106】(チ) この波面収差測定装置81では、
分割素子88を投影光学系PLの光軸AXの周りに回転
させて、その分割素子88の複数の回転位置で投影光学
系PLの波面収差情報を測定する。そして、その複数の
回転位置での波面収差情報に基づいて、前記投影光学系
PLの波面収差情報を算出し直すようになっている。
【0107】このため、分割素子88における複数の回
転位置における投影光学系PLの波面収差情報に基づい
て、投影光学系PLの収差情報をより正確に把握するこ
とができる。
【0108】(リ) この波面収差測定装置81では、
分割素子88における収差測定光MLの入射面96の近
傍に、その入射面96の近傍を通過する収差測定光ML
の通過を許容する開口98が設けられている。そして、
その開口98の外側には、前記分割素子88から投影光
学系PL側に戻ってくる収差測定光MLの一部を遮光す
る遮光体99が設けられている。
【0109】このため、分割素子88内で反射され、迷
光として投影光学系PL側に戻ってくる収差測定光ML
の一部が、遮光体99により遮光される。従って、分割
素子88側からの迷光の影響を抑制できて、より正確に
被検光学系PLの波面収差情報を検出することができ
る。
【0110】(ヌ) この波面収差測定装置81では、
分割素子88と前記第1及び第2マイクロレンズアレイ
90a,90bとの間における、前記分割素子88の射
出面104a,104bとほぼ同じ高さ位置に、第1ハ
ーフミラー89a,89bが設けられている。これら各
第1ハーフミラー89a,89bは、それぞれ第1及び
第2平行光PB1,PB2の一部を透過させるととも
に、他の一部を反射させてほぼ直角に折り曲げる。そし
て、その各第1ハーフミラー89a,89bで折り曲げ
られた平行光PB1,PB2の他の一部を受光する第1
及び第2瞳計測用CCD92a,92bが設けられてい
る。
【0111】このため、第1及び第2収差用CCD91
a,91bと、分割素子88から射出される第1及び第
2平行光PB1,PB2の瞳の形状を観察するための第
1及び第2瞳計測用CCD92a,92bとを、分割素
子88の射出面104a,104bとほぼ同じ高さ位置
に配置することが可能となる。従って、前記両収差用C
CD91a,91bに加えて、さらに前記両瞳計測用C
CD92a,92bを装備する構成にも関わらず、波面
収差測定装置81の収差測定光MLの入射方向における
大型化を抑制することができる。
【0112】(ル) この露光装置30では、収差測定
光MLを生成するピンホールPHを有するテストレチク
ルRtを、投影光学系PLの物体面側のレチクルステー
ジRSに配置する。そして、波面収差測定装置81を前
記投影光学系PLの像面側に配置して、投影光学系PL
の波面収差情報を測定するようになっている。
【0113】このため、投影光学系PLの波面収差情報
を迅速かつ容易に、しかも精度よく測定することがで
き、測定された波面収差情報を利用して投影光学系PL
の結像特性を精度よく補正することができる。
【0114】(第2実施形態)つぎに、本発明の第2実
施形態について、前記第1実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
【0115】図7に示すように、この第2実施形態の波
面収差測定装置121では、前記分割素子88の入射面
96の投影光学系PL側に集光光学系としての集光レン
ズ122が設けられている。そして、この波面収差測定
装置121を用いる場合には、この集光レンズ122の
上面123を投影光学系PLの像面に合わせ込んで、そ
の投影光学系PLの波面収差情報を測定するようになっ
ている。
【0116】従って、本実施形態によれば、前記第1実
施形態における(イ)〜(ル)に記載したのとほぼ同様
の効果に加えて、以下のような効果を得ることができ
る。 (ヲ) ここで、例えば収差測定光MLの光量が少ない
ような場合には、テストレチクルRt上の球面波を発生
させるピンホールPHの開口径を拡大して波面収差測定
装置121に到達する収差測定光MLの光量を増加させ
ることがある。しかし、このようにテストレチクルRt
上のピンホールPHの開口径を拡大すると、波面収差測
定装置121の入射面96で、収差測定光MLが所定の
大きさを持った像として結像される。この収差測定光M
Lを分割素子88内の反射面97で反射させて平行光に
変換すると、その平行光の外側部分に新たに収差を生じ
るおそれがある。
【0117】これに対して、この波面収差測定装置12
1では、収差測定光MLは、集光レンズ122を介して
分割素子88に入射することになるため、前記のような
外側部分に生じる収差が補正される。従って、前記のよ
うにテストレチクルRt上のピンホールPHの開口径が
拡大されているような場合にも、投影光学系PLの波面
収差情報を迅速かつ高精度に測定することができる。
【0118】また、収差測定光MLを集光レンズ122
を通過させることで、分割素子88内における収差測定
光MLの開き角θ3が、前記第1実施形態の同分割素子
88内での開き角θ2よりさらに小さくなる。このた
め、反射面97から射出される平行光PB1,PB2の
幅が一層小さくなる。これにより、この平行光PB1,
PB2を、さらに第1及び第2平行光PB1,PB2に
分割することで、第1及び第2マイクロレンズアレイ9
0a,90bに入射する各平行光PB1,PB2におけ
る光軸とほぼ直交する面内での断面積が一層小さくな
る。従って、第1及び第2マイクロレンズアレイ90
a,90b及び第1及び第2収差用CCD91a,91
bを一層小型化することができる。
【0119】(第3実施形態)つぎに、本発明の第3実
施形態について、前記各実施形態と異なる部分を中心に
説明する。
【0120】図8に示すように、この第3実施形態の波
面収差測定装置131では、前記第2実施形態の波面収
差測定装置121において、その分割素子88の各射出
面104a,104bの各マイクロレンズアレイ90
a,90b側にリレー光学系としてのリレーレンズ13
2が設けられている。なお、このリレーレンズ132
も、分割された各平行光PB1,PB2の光軸と直交す
る断面での形状に対応する平面形状、つまり略半円形状
をなすように形成されている。
【0121】従って、本実施形態によれば、前記各実施
形態における(イ)〜(ヲ)に記載したのとほぼ同様の
効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。 (ワ) このように、リレーレンズ132を介在させる
ことで、分割素子88から射出される各平行光PB1,
PB2の瞳位置を自由に調整することが可能となる。従
って、波面収差測定装置131の設計の自由度を向上す
ることができる。
【0122】(第4実施形態)つぎに、本発明の第4実
施形態について、前記各実施形態と異なる部分を中心に
説明する。
【0123】図9に示すように、この第4実施形態の波
面収差測定装置141では、分割素子の構成が前記各実
施形態とは異なっている。すなわち、この波面収差測定
装置141における第1光学系としての分割素子142
は、平行平板ガラス143とコリメータレンズ144と
反射光学素子としてのプリズム145とからなってい
る。
【0124】前記平行平板ガラス143は、その上面が
投影光学系PLを通過した収差測定光MLの入射面96
をなしている。前記投影光学系PLの波面収差情報の測
定時には、この平行平板ガラス143は、その入射面9
6が投影光学系PLの結像面に一致するように配置され
る。前記コリメータレンズ144は、前記平行平板ガラ
ス143の下方に配置され、その平行平板ガラス143
を介して入射し、発散光をなす収差測定光MLを平行光
PBに変換する役割を担っている。
【0125】前記プリズム145は、断面直角三角形状
をなしており、前記コリメータレンズ144の下方にお
いて稜146が前記収差測定光MLの光軸に直交するよ
うに配置されている。この稜146を挟む一対の斜面
は、反射膜が形成された第1及び第2反射面147a,
147bとなっている。そして、この両反射面147
a,147bにより前記平行光PBが、第1及び第2平
行光PB1,PB2に分割されるようになっている。こ
こで、第1反射面147aは、前記第1平行光PB1を
図9において左方向の第1方向に偏向する。一方、第2
反射面147bは、前記第2平行光PB2を図9におい
て右方向の第1方向とは反対の第2方向に偏向するよう
になっている。そして、これら両反射面147a,14
7bは、前記各平行光PB1,PB2の射出面を兼ねて
いる。そして、このプリズム145で分割され、偏向さ
れた第1及び第2平行光PB1,PB2が、それぞれ第
1及び第2マイクロレンズアレイ90a,90bに入射
するようになっている。
【0126】また、この波面収差測定装置141では、
第1ハーフミラー89a,89bと第1及び第2瞳計測
用CCD92a,92bとが省略されている。従って、
本実施形態によれば、前記第1実施形態における
(イ)、(ロ)、(ホ)、(ト)、(チ)及び(ル)に
記載したのとほぼ同様の効果に加えて、以下のような効
果を得ることができる。
【0127】(カ) この波面収差測定装置141で
は、入射した収差測定光MLを断面直角三角形状のプリ
ズム145で、第1及び第2平行光PB1,PB2に分
割している。このように単純な形状のプリズム145で
もって、前記収差測定光MLを分割することが可能とな
り、波面収差測定装置141の構成の簡素化を図ること
ができる。
【0128】(第5実施形態)つぎに、本発明の第5実
施形態について、前記各実施形態と異なる部分を中心に
説明する。
【0129】図10に示すように、この第5実施形態の
波面収差測定装置151では、分割素子の構成が前記各
実施形態とは異なっている。すなわち、この波面収差測
定装置151における第1光学系としての分割素子15
2は、反射光学素子としてのプリズム153とコリメー
タレンズ154とからなっている。
【0130】前記プリズム153は、前記第4実施形態
のプリズム145とほぼ同様の構成のものである。ただ
し、この波面収差測定装置151のプリズム153は、
その稜155が投影光学系PLの結像位置より投影光学
系PL側で収差測定光MLの光軸に直交するように配置
されている。この稜155を挟む一対の斜面は、反射膜
が形成された第1及び第2反射面156a,156bと
なっている。そして、この両反射面156a,156b
により前記収差測定光MLが、第1の光としての第1及
び第2反射光RB1,RB2に分割されるようになって
いる。ここで、第1反射面156aは、前記第1反射光
RB1を図10において左方向の第1方向に偏向する。
一方、第2反射面156bは、前記第2反射光RB2を
図10において右方向の第1方向とは反対の第2方向に
偏向するようになっている。
【0131】前記各反射面156a,156bで反射さ
れた前記各反射光RB1,RB2は、一旦焦点を結んだ
後に、プリズム153と第1及び第2マイクロレンズア
レイ90a,90bとの間に配設された第1及び第2コ
リメータレンズ154a,154bにそれぞれ入射する
ようになっている。そして、この各コリメータレンズ1
54a,154bにより、前記各反射光RB1,RB2
がそれぞれ第1及び第2平行光PB1,PB2に変換さ
れ、その各平行光PB1,PB2が前記各マイクロレン
ズアレイ90a,90bに入射するようになっている。
【0132】また、この波面収差測定装置151では、
第1ハーフミラー89a,89bと第1及び第2瞳計測
用CCD92a,92bとが省略されている。従って、
本実施形態によれば、前記第4実施形態に記載したのと
ほぼ同様の効果を得ることができる。
【0133】(変更例)なお、本発明の実施形態は、以
下のように変更してもよい。 ・ 前記第1〜第3実施形態において、第1ハーフミラ
ー89a,89bと第1及び第2瞳計測用CCD92
a,92bとを省略してもよい。
【0134】・ 前記第4実施形態において、プリズム
145と第1及び第2マイクロレンズアレイ90a,9
0bとの間に、第1ハーフミラー89a,89bを設
け、その各第1ハーフミラー89a,89bと対応する
ように第1及び第2瞳計測用CCD92a,92bを設
けてもよい。
【0135】・ 前記第5実施形態において、第1及び
第2コリメータレンズ154a,154bと第1及び第
2マイクロレンズアレイ90a,90bとの間に、第1
ハーフミラー89a,89bを設け、その各第1ハーフ
ミラー89a,89bと対応するように第1及び第2瞳
計測用CCD92a,92bを設けてもよい。
【0136】・ 前記第4実施形態において、プリズム
145と第1及び第2ミクロレンズアレイ90a,90
bとの間に、リレーレンズ132を設けてもよい。 ・ 前記第5実施形態において、第1及び第2コリメー
タレンズ154a,154bと第1及び第2マイクロレ
ンズアレイ90a,90bとの間に、リレーレンズ13
2を設けてもよい。
【0137】・ 前記各実施形態において、収差測定光
MLを、例えば3つ以上の平行光に分割し、その分割さ
れた平行光のそれぞれに対応するようにマイクロレンズ
アレイ及び収差用CCDを設けるようにしてもよい。
【0138】・ 前記第各実施形態において、第1平行
光PB1と第2平行光PB2とを必ずしも正反対の方向
に偏向させる必要はなく、また両平行光PB1,PB2
も、必ずしもほぼ直角に折り曲げる必要もない。要は、
受光筐体82内で、折り曲げられた各平行光PB1,P
B2がその受光筐体82の内壁に干渉しない範囲であっ
て、第1平行光PB1と第2平行光PB2とが互いに異
なる方向に折り曲げられる構成であればよい。
【0139】・ 前記各実施形態では、各CCD91
a,91b,92a,92bで検出された情報を、ワイ
ヤレス通信で波面収差算出部83に供給する構成とし
た。これに対して、例えばウエハステージWS等の波面
収差測定装置81,121,131,141が接する場
所に、その波面収差測定装置81,121,131,1
41との電気的接点を設け、その電気的接点を介して前
記各CCD91a,91b,92a,92bで検出され
た情報を波面収差算出部83に供給するようにしてもよ
い。
【0140】・ 前記各実施形態では、分割素子88,
142,152を複数の回転位置で投影光学系PLの波
面収差情報を測定する構成としたが、前記分割素子8
8,141,152を回転させることなく、例えば代表
的な1つの位置で投影光学系PLの波面収差情報を測定
するようにしてもよい。
【0141】・ 前記各実施形態では、投影光学系PL
に入射する収差測定光MLに球面波を発生させるための
生成部材として、ピンホールPHが形成されたテストレ
チクルRtを用いる構成について説明した。しかしなが
ら、本発明は、収差測定光MLに球面波SWを発生でき
るものであれば、この構成に限定されるものではない。
例えば、投影光学系PLの波面収差情報を測定するに際
しては、テストレチクルRtに代えて、レチクルステー
ジRS上に開口部を形成し、この開口部を塞ぐように取
り付けられた透明板上に、ピンホールPHパターンを形
成してもよい。その他に、通常のデバイス用レチクル
に、同様のピンホールPHパターンを形成してもよい。
また、レチクルステージRS自体に、同様のピンホール
PHパターンを形成してもよい。これらの場合、前記ピ
ンホールPHの数は、1つであってもよいし、複数であ
ってもよい。
【0142】・ 前記各実施形態において、前記投影光
学系PLの照明領域内の複数箇所について波面収差情報
を測定し、それらの波面収差情報に基づいて、投影光学
系PLの収差情報を求めるようにしてもよい。
【0143】・ 前記各実施形態では、露光光ELとし
てArFエキシマレーザ(193nm)あるいはF2レ
ーザ(157nm)を露光光ELとしたが、露光光EL
として、例えばKrFエキシマレーザ(248nm)、
Kr2レーザ(146nm)、Ar2レーザ(126n
m)等の他、金属蒸気レーザやYAGレーザの高調波、
あるいはg線(436nm)、i線(365nm)等の
超高圧水銀ランプの輝線等を採用してもよい。
【0144】・ 前記各実施形態では、前記露光光EL
とは異なる収差測定光MLを投影光学系PLに入射させ
て波面収差情報の測定を行ってもよい。この場合、収差
測定光MLとしては、例えばDFB半導体レーザまたは
ファイバレーザから発振される赤外域、または可視域の
単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(またはエルビ
ウムとイッテルビウムの双方)がドープされたファイバ
アンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長
変換された高調波を用いてもよい。また、収差測定光M
Lとしては、アルゴンランプ、クリプトンランプ、キセ
ノンランプ等の希ガス放電ランプ、キセノン−水銀ラン
プ、ハロゲンランプ、蛍光灯、白熱灯、水銀灯、ナトリ
ウムランプ、メタルハライドランプ等から出射される紫
外光、可視光または赤外光、またはそれらの光を単波長
化した光の高調波、YAGレーザ光、金属蒸気レーザ光
等の高調波等も適用できる。
【0145】・ 前記各実施形態では、露光装置30の
投影光学系PLを波面収差情報の測定対象の被検光学系
として具体化したが、露光装置30における照明光学系
IL等その他の光学系、あるいは露光装置とは異なった
光学装置における光学系の波面収差測定装置に具体化し
てもよい。
【0146】・ 前記各実施形態では、本発明を半導体
素子製造用の露光装置30に適用している。これに対し
て、例えば液晶表示素子(LCD)などを含むディスプ
レイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレ
ート上へ転写する露光装置、薄膜磁気ヘッドの製造に用
いられてデバイスパターンをセラミックウエハ上へ転写
する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いら
れる露光装置等にも、本発明を適用することができる。
【0147】また、半導体素子等のデバイスだけでな
く、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び
電子線露光装置などで使用されるレチクルまたはマスク
を製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシ
リコンウエハ等へ回路パターンを転写する露光装置にも
本発明を適用できる。ここで、DUV(深紫外)やVU
V(真空紫外)光等を用いる露光装置では、一般的に透
過型レチクルが用いられ、レチクル基板としては石英ガ
ラス、フッ素がドープされた石英ガラス、蛍石、フッ化
マグネシウム、または水晶などが用いられる。また、プ
ロキシミティ方式のX線露光装置や電子線露光装置等で
は、透過型マスク(ステンシルマスク、メンブレンマス
ク)が用いられ、マスク基板としてはシリコンウエハ等
が用いられる。
【0148】・ また、露光装置として、投影光学系P
Lを用いることなく、マスクと基板とを密接させてマス
クのパターンを露光するコンタクト露光装置、マスクと
基板とを近接させてマスクのパターンを露光するプロキ
シミティ露光装置の光学系にも適用することができる。
また、投影光学系としては、全屈折タイプに限らず、反
射屈折タイプであってもよい。
【0149】・ さらに、本発明の露光装置は、縮小露
光型の露光装置に限定されるものではなく、本発明を、
例えば等倍露光型、拡大露光型の露光装置に適用しても
よい。また、本発明は、マスクと基板とを相対移動させ
ながらマスクのパターンを基板へ転写し、基板を順次ス
テップ移動させるスキャニング・ステッパに限らず、マ
スクと基板とを静止した状態でマスクのパターンを基板
へ転写し、基板を順次ステップ移動させるステップ・ア
ンド・リピート方式の露光装置に適用してもよい。
【0150】・ 前記各実施形態におけるレンズエレメ
ント、分割素子88,142、マイクロレンズアレイ9
0a,90b等の光学素子としては、蛍石、石英などが
主に採用されるが、フッ化リチウム、フッ化マグネシウ
ム、フッ化ストロンチウム、リチウム−カルシウム−ア
ルミニウム−フロオライド、及びリチウム−ストロンチ
ウム−アルミニウム−フロオライド等の結晶や、ジルコ
ニウム−バリウム−ランタン−アルミニウムからなるフ
ッ化ガラスや、フッ素をドープした石英ガラス、フッ素
に加えて水素もドープされた石英ガラス、OH基を含有
させた石英ガラス、フッ素に加えてOH基を含有した石
英ガラス等の改良石英を用いてもよい。
【0151】なお、複数のレンズから構成される照明光
学系IL、投影光学系PLを露光装置30の本体に組み
込み光学調整するとともに、多数の機械部品からなるレ
チクルステージRSやウエハステージWSを露光装置3
0の本体に取り付けて配線や配管を接続し、さらに総合
調整(電気調整、動作確認等)をすることにより前記実
施形態の露光装置30を製造することができる。露光装
置30の製造は、温度及びクリーン度等が管理されたク
リーンルームで行うことが望ましい。
【0152】次に、上述した露光装置30をリソグラフ
ィ工程で使用したデバイスの製造方法の実施形態につい
て説明する。図11は、デバイス(ICやLSI等の半
導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、薄膜
磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャ
ートを示す図である。図11に示すように、まず、ステ
ップS201(設計ステップ)において、デバイスの機
能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)
を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行
う。引き続き、ステップS202(マスク製作ステッ
プ)において、設計した回路パターンを形成したマスク
(レクチルR等)を製作する。一方、ステップS203
(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラスプレ
ート等の材料を用いて基板(シリコン材料を用いた場合
にはウエハWとなる。)を製造する。
【0153】次に、ステップS204(基板処理ステッ
プ)において、ステップS201〜S203で用意した
マスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフ
ィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次
いで、ステップS205(デバイス組立ステップ)にお
いて、ステップS204で処理された基板を用いてデバ
イス組立を行う。このステップS205には、ダイシン
グ工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程
(チップ封入等)等の工程が必要に応じて含まれる。
【0154】最後に、ステップS206(検査ステッ
プ)において、ステップS205で作製されたデバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こう
した工程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷され
る。
【0155】図12は、半導体デバイスの場合におけ
る、図12のステップS204の詳細なフローの一例を
示す図である。図12において、ステップS211(酸
化ステップ)では、ウエハWの表面を酸化させる。ステ
ップS212(CVDステップ)では、ウエハW表面に
絶縁膜を形成する。ステップS213(電極形成ステッ
プ)では、ウエハW上に電極を蒸着によって形成する。
ステップS214(イオン打込みステップ)では、ウエ
ハWにイオンを打ち込む。以上のステップS211〜S
214のそれぞれは、ウエハ処理の各段階の前処理工程
を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選
択されて実行される。
【0156】ウエハプロセスの各段階において、上述の
前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程
が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS
215(レジスト形成ステップ)において、ウエハWに
感光剤を塗布する。引き続き、ステップS216(露光
ステップ)において、先に説明したリソグラフィシステ
ム(露光装置30)によってマスク(レチクルR)の回
路パターンをウエハW上に転写する。次に、ステップS
217(現像ステップ)では露光されたウエハWを現像
し、ステップS218(エッチングステップ)におい
て、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材
をエッチングにより取り去る。そして、ステップS21
9(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済
んで不要となったレジストを取り除く。
【0157】これらの前処理工程と後処理工程とを繰り
返し行うことによって、ウエハW上に多重に回路パター
ンが形成される。以上説明した本実施形態のデバイス製
造方法を用いれば、露光工程(ステップS216)にお
いて上記の露光装置30が用いられ、真空紫外域の露光
光ELにより解像力の向上が可能となり、しかも露光量
制御を高精度に行うことができる。さらに、投影光学系
PLの収差を高精度に測定して、その投影光学系PLの
結像特性をより正確に補正でき、マスク上のパターンの
像をより高精度に転写することが可能となる。しかも、
投影光学系PLの収差測定のための露光装置30の運転
停止時間を短縮することが可能となる。従って、結果的
に最小線幅が0.1μm程度の高集積度のデバイスを高
精度に歩留まりよく生産することができる。
【0158】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
請求項9に記載の発明によれば、波面収差測定装置を小
型化することができて、露光装置に対する装着が容易と
なり、被検光学系の収差を迅速かつ高精度に測定するこ
とができる。
【0159】また、本願請求項2に記載の発明によれ
ば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、収差測
定光を効率よく分割することができて、波面収差測定装
置の一層の小型化を図ることができる。
【0160】また、本願請求項3に記載の発明によれ
ば、前記請求項2に記載の発明の効果に加えて、簡単な
構成で収差測定光を平行光に変換することができる。ま
た、本願請求項4に記載の発明によれば、前記請求項2
または請求項3に記載の発明の効果に加えて、他の方向
に偏向された第1の光による迷光の影響を抑制できて、
より正確に波面収差情報を検出することができる。
【0161】また、本願請求項5に記載の発明によれ
ば、前記請求項4に記載の発明の効果に加えて、第1受
光素子での検出結果と第2受光素子での検出結果とを合
成することで、もとの収差測定光の波面収差情報を容易
に算出することができる。
【0162】また、本願請求項6に記載の発明によれ
ば、前記請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、装置全体を一層小型化すること
ができる。
【0163】また、本願請求項7及び請求項12に記載
の発明によれば、前記請求項1〜請求項6のうちいずれ
か一項に記載の発明の効果に加えて、波面収差測定装置
を、露光装置に対して基板を保持するホルダの交換装置
を用いて装着でき、その装着作業が極めて容易なものと
なる。
【0164】また、本願請求項8に記載の発明によれ
ば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、各第2
の光間でのクロストークなどの影響が少なくなり、各第
2の光の測定結果から前記第1の光の波面を復元するた
めの計算時に有利である。
【0165】また、本願請求項10に記載の発明によれ
ば、前記請求項9に記載の発明の効果に加えて、第1光
学系における複数の回転位置における被検光学系の波面
収差情報に基づいて、被検光学系の収差情報をより正確
に把握することができる。
【0166】また、本願請求項11に記載の発明によれ
ば、投影光学系の結像特性を精度よく補正することがで
き、露光精度の向上を図ることができる。また、本願請
求項13に記載の発明によれば、デバイスを高精度にか
つ生産性よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 露光装置を示す概略構成図。
【図2】 図1のウエハステージにおけるウエハ交換に
関する説明図。
【図3】 第1実施形態の波面収差測定装置を示す概略
構成図。
【図4】 図3の受光部を示す断面図。
【図5】 図3の受光部を示す平断面図。
【図6】 図3の分割素子を拡大して示す断面図。
【図7】 第2実施形態の波面収差測定装置の受光部を
示す断面図。
【図8】 第3実施形態の波面収差測定装置の受光部を
示す断面図。
【図9】 第4実施形態の波面収差測定装置の受光部を
示す断面図。
【図10】 第5実施形態の波面収差測定装置の受光部
を示す断面図。
【図11】 デバイスの製造例のフローチャート。
【図12】 半導体デバイスの場合における図11の基
板処理に関する詳細なフローチャート。
【図13】 従来の波面収差測定装置の概略構成図。
【図14】 (a)は投影光学系に収差が存在しない場
合の、(b)は投影光学系に収差が存在する場合の波面
収差測定装置における波面収差の計測状態に関する説明
図。
【図15】 従来の波面収差測定装置における一改良例
の概略構成図。
【符号の説明】
30…露光装置、34…ホルダ、68…搬送系としての
搬送システム、81,121,131,141,151
…波面収差測定装置、82…収容部材としての受光筐
体、88,142,152…第1光学系としての分割素
子、83…収差算出装置としての波面収差算出部、90
a…第2光学系として第1マイクロレンズアレイ、90
b…第2光学系として第2マイクロレンズアレイ、91
a…受光装置及び第1受光素子としての第1収差測定用
撮像素子、92a…受光装置及び第2受光素子としての
第2収差測定用撮像素子、96…入射面、97…反射鏡
を構成する反射面、101…隔離部材としての隔離体、
103a…反射光学素子及び第1反射面を構成する第2
ハーフミラー、103b…反射光学素子及び第2反射面
を構成する第2ハーフミラー、104a,104b…射
出面、145,153…反射光学素子としてのプリズ
ム、147a,156a…第1反射面、147b,15
6b…第2反射面、ML…収差測定光、PB1…第1の
光としての第1平行光、PB2…第2の光としての第2
平行光、PL…被検光学系としての投影光学系、R…マ
スクとしてのレチクル、RB1…第1の光としての第1
反射光、RB2…第2の光としての第2反射光、Rt…
生成部材としてのテストレチクル、SL…第2の光とし
てのスポット光、W,W’…基板としてのウエハ、WS
…基板ステージとしてのウエハステージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA20 AA53 BB05 BB22 CC17 CC22 DD02 DD06 FF04 FF55 FF67 GG03 GG12 GG14 HH03 JJ03 JJ05 JJ26 LL09 LL10 LL28 LL30 LL46 QQ25 QQ28 2G086 HH06 5F046 BA04 BA05 DA13 DB05 FA10 FB10 FB12 FB16 FB17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検光学系の波面収差を測定する波面収
    差測定装置において、 前記被検光学系を通過した収差測定光を少なくとも2つ
    の第1の光に分割する第1光学系と、 前記少なくとも2つの第1の光のそれぞれをさらに複数
    の第2の光に分割する第2光学系と、 前記第2の光のそれぞれを受光する受光装置と、 前記受光装置で受光した前記第2の光のそれぞれの位置
    情報に基づいて前記被検光学系の波面収差情報を算出す
    る収差算出装置とを有することを特徴とする波面収差測
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1光学系は、前記収差測定光を該
    測定光の光軸に対して交差する面内で前記少なくとも2
    つの第1の光に分割するとともに、前記第1の光のそれ
    ぞれを互いに異なる方向に偏向する反射光学素子を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の波面収差測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被検光学系の結像位置を焦点位置と
    する凹面を有する反射鏡を有し、前記反射光学素子は、
    前記被検光学系の結像位置と前記反射鏡との間に配置さ
    れ、前記収差測定光を前記反射鏡に向けて透過するとと
    もに、前記反射鏡で反射された前記収差測定光を前記少
    なくとも2つの第1の光に分割することを特徴とする請
    求項2に記載の波面収差測定装置。
  4. 【請求項4】 前記反射光学素子は、前記少なくとも2
    つの第1の光のうち、一つの第1の光を第1方向に偏向
    する第1反射面と、前記少なくとも2つの第1の光のう
    ち、他の一つの第1の光を前記第1方向とは異なる第2
    方向に偏向する第2反射面と、前記第1反射面で反射さ
    れた第1の光と前記第2反射面で反射された第1の光と
    を隔離する隔離部材とを有することを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の波面収差測定装置。
  5. 【請求項5】 前記受光装置は、前記第1反射面で反射
    された第1の光が、さらに前記第2光学系で分割された
    複数の第2の光を受光する第1受光素子と、前記第2反
    射面で反射された第1の光が、さらに前記第2光学系で
    分割された複数の第2の光を受光する第2受光素子とを
    有することを特徴とする請求項4に記載の波面収差測定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1光学系は、前記収差測定光の入
    射する入射面と前記収差測定光を射出する射出面との間
    が、前記被検光学系と前記第1光学系との間の媒質より
    も高い屈折率を有する媒質で形成されることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の波面
    収差測定装置。
  7. 【請求項7】 前記被検光学系は、マスクに形成された
    パターンを基板上に転写する投影光学系であり、前記第
    1光学系と前記第2光学系と前記受光装置との少なくと
    も一つは、前記基板を保持するホルダと実質的に同一形
    状の収容部材内に収容されることを特徴とする請求項1
    〜請求項6のうちいずれか一項に記載の波面収差測定装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第2光学系は、前記第1の光の光軸
    と略直交する面内に、二次元的に配列される複数の光学
    素子で構成され、前記第1光学系で前記収差測定光が少
    なくとも2つの第1の光に分割される境界が、前記複数
    の光学素子の配列の境界に一致することを特徴とする請
    求項1に記載の波面収差測定装置。
  9. 【請求項9】 被検光学系の波面収差を測定する波面収
    差測定方法において、 前記被検光学系を通過した収差測定光を、第1光学系に
    より少なくとも2つの第1の光に分割し、 前記少なくとも2つの第1の光のそれぞれを、第2光学
    系によりさらに複数の第2の光に分割し、 前記第2の光のそれぞれを受光する受光装置により受光
    し、 前記受光装置で受光した前記第2の光のそれぞれの位置
    情報に基づいて前記被検光学系の波面収差情報を算出す
    ることを特徴とする波面収差測定方法。
  10. 【請求項10】 前記第1光学系を前記被検光学系の光
    軸の周りに回転させて、その第1光学系の複数の回転位
    置で前記被検光学系の波面収差情報を測定し、その複数
    の回転位置での波面収差情報に基づいて前記被検光学系
    の波面収差情報を算出し直すことを特徴とする請求項9
    に記載の波面収差測定方法。
  11. 【請求項11】 マスクに形成されたパターンを投影光
    学系を介して基板上に転写する露光装置において、 前記投影光学系の物体面に配置され、収差測定光を生成
    する生成部材と、 前記投影光学系の像面側に配置され、前記投影光学系を
    被検光学系として波面収差情報を測定する前記請求項1
    〜請求項8のうちいずれか一項に記載の波面収差測定装
    置とを有することを特徴とする露光装置。
  12. 【請求項12】 前記基板を保持するホルダと、そのホ
    ルダを交換可能に載置する基板ステージと、その基板ス
    テージが配置されたステージ室と、そのステージ室の内
    外の間で前記ホルダを搬送する搬送系とを備え、その搬
    送系は前記波面収差測定装置の少なくとも一部を前記ス
    テージ室の内外の間で搬送することを特徴とする請求項
    11に記載の露光装置。
  13. 【請求項13】 リソグラフィ工程を含むデバイスの製
    造方法において、 前記リソグラフィ工程で請求項11または請求項12に
    記載の露光装置を用いて露光を行うことを特徴とするデ
    バイスの製造方法。
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