JP2003100414A - キャリア付き接触子群、該キャリア付き接触子群を組込んだコネクタ、及び該キャリア付き接触子群の加工方法 - Google Patents

キャリア付き接触子群、該キャリア付き接触子群を組込んだコネクタ、及び該キャリア付き接触子群の加工方法

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JP2003100414A
JP2003100414A JP2001283101A JP2001283101A JP2003100414A JP 2003100414 A JP2003100414 A JP 2003100414A JP 2001283101 A JP2001283101 A JP 2001283101A JP 2001283101 A JP2001283101 A JP 2001283101A JP 2003100414 A JP2003100414 A JP 2003100414A
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Tatsutomo Takeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが引き下げられ、一つのコネクタ
内での接触力が均一である接触子を提供することであ
る。 【解決手段】 キャリア付き接触子群は、U字状圧接部
と該U字状圧接部から延在するビーム部とを有する第1
及び第2の接触子が交互に繰り返し配置され、該第1及
び第2接触子がそれぞれのビーム部の端部においてキャ
リアと連接したキャリア付き接触子群であって、少なく
ともいずれか一方の接触子のビーム部が長手直交方向に
略L字状に折り曲げられ、第1接触子のU字状圧接部が
一直線上に整列配置された第1列と、該第1列と重なら
ないで第1列と略平行になるように、第2接触子のU字
状圧接部が一直線上に整列配置された第2列とが形成さ
れている一方で、前記第1及び第2接触子の各ビーム部
のキャリア側の端部が、一直線上に整列配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、キャリア
付き接触子群に関する。本発明は、詳細には、2種類の
接触子がキャリアを介して多数整列配置されたキャリア
付き接触子群に関する。本発明は、さらに、上記キャリ
ア付き接触子群を組込んだコネクタ及び該キャリア付き
接触子群の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタにおいては、接触子を狭ピッチ
(例えばハーフピッチ)で配置することが要求されてい
る。接触子を狭ピッチで配置すると、隣り合う接触子同
士が干渉してしまう。隣り合う接触子の干渉を防止しな
がら狭ピッチ化を実現するために、接触子のU字状圧接
部を三次元的に配置することが行なわれている。接触子
のU字状圧接部の三次元的配置を実現するためには、U
字状圧接部の位置が異なった第1接触子群及び第2接触
子群という異形状の2種類の接触子群がコネクタに組み
込まれている。
【0003】図1及び2は、従来のキャリア付き接触子
群110,130を示している。図1は、第1のキャリ
ア付き接触子群110を示している。第1のキャリア付
き接触子群110において、ビーム部114に対してセ
ットバック量の大きいU字状圧接部112を有する第1
接触子111がキャリア150を介して多数整列配置さ
れている。同様に、図2は、第2のキャリア付き接触子
群130を示している。第2のキャリア付き接触子群1
30において、ビーム部134に対してセットバック量
の小さいU字状圧接部132を有する第2接触子131
がキャリア150を介して多数整列配置されている。
【0004】キャリア付き接触子群110,130は、
一般に、条材をプレス加工及び曲げ加工等を行なうこと
によって作成される。異形状の2種類のキャリア付き接
触子群110,130を製造するために、各キャリア付
き接触子群110,130に対応したプレス金型やそれ
を取扱うための冶工具等を2種類必要とする。したがっ
て、従来の接触子製造方法では、金型等の製造費用や管
理費用がかさむという問題を有しており、接触子ひいて
はコネクタの製造コストを低減することが困難であると
いう問題を有している。
【0005】図1に示すように、隣り合う接触子111
同士のピッチP’は、幅広のU字状圧接部112の幅に
よって決定される。その結果、隣り合う細長いビーム部
114間には、大きな隙間すなわち材料ロスが発生して
いる。同様に、第2のキャリア付き接触子群130にも
材料ロスが発生している。したがって、従来のキャリア
付き接触子群の構成では、隣り合うビーム部間の隙間部
分が有効利用されておらず、接触子ひいてはコネクタの
製造コストを低減することが困難であるいう問題を有し
ている。
【0006】また、第1及び第2のキャリア付き接触子
群110,130は、別体の条材から作成されている。
別体の条材であるために、使用される条材が異ロットで
ある可能性がある。条材が異ロットであるために、条材
の機械的特性が微妙に異なり、キャリア付き接触子群1
10,130ひいては接触子111,131の機械的特
性も微妙に異なっている可能性がある。したがって、第
1接触子111及び第2接触子131をコネクタに組込
んだとき、第1接触子111の接触力と第2接触子13
1の接触力とが一つのコネクタ内で異なっていることに
起因して接触不良が起こるといった問題を潜在的に有す
る。
【0007】ところで、キャリア付き接触子群110,
130は、次のようにして不図示のインサートモールド
体に組み入れられる。
【0008】すなわち、第1接触子111の間に第2接
触子131が位置するように、第1のキャリア付き接触
子群110と第2のキャリア付き接触子群130とを重
ね合わせて位置決めする。重ね合わされた第1及び第2
のキャリア付き接触子群110,130は、成形金型内
の所定位置に配置されたあと樹脂で一体成形される。2
つのキャリア付き接触子群110,130を重ね合わせ
たあとに位置ずれが起こる可能性があるために、第1接
触子111及び第2接触子131の位置決め精度が悪い
という問題を有する。また、インサートモールド体に組
込まれた第1及び第2のキャリア付き接触子群110,
130からそれぞれのキャリア150を切り離す必要が
あるので、キャリア150との切離性が悪いという問題
を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明に
係るキャリア付き接触子群の解決すべき技術的課題は、
接触子の製造コストを引き下げることである。
【0010】さらに、本発明の解決すべき技術的課題
は、一つのコネクタ内での接触子の接触力を均一にする
ことである。
【0011】さらに、本発明の解決すべき技術的課題
は、インサートモールド体に組込まれた接触子の位置決
め精度を高くすることである。
【0012】さらに、本発明の解決すべき技術的課題
は、キャリアとの切離性を良くすることである。
【0013】さらに、本発明の解決すべき技術的課題
は、該キャリア付き接触子群を組込んだコネクタ及び該
キャリア付き接触子群の加工方法を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明に係るキャリア付き接触
子群は、U字状圧接部と該U字状圧接部から延在するビ
ーム部とを有する第1接触子及び第2の接触子が交互に
繰り返し配置され、該第1接触子及び第2接触子がそれ
ぞれのビーム部の端部においてキャリアと連接されてい
る。
【0015】上記キャリア付き接触子群において、少な
くともいずれか一方の接触子のビーム部が長手直交方向
に略L字状に折り曲げられ、第1接触子のU字状圧接部
が一直線上に整列配置された第1列と、該第1列と重な
らないで第1列と略平行になるように、第2接触子のU
字状圧接部が一直線上に整列配置された第2列とが形成
されている一方で、前記第1接触子及び第2接触子の各
ビーム部のキャリア側の端部が、一直線上に整列配置さ
れていることを特徴とする。
【0016】上記構成のキャリア付き接触子群は、例え
ば、以下のように手順で作成される。
【0017】まず、薄板がロール状に巻回された条材が
準備される。そのあと、条材を打ち抜いて、折曲加工前
キャリア付き接触子群すなわちプリフォームが作成され
る。プリフォームは、複数の第1接触子と複数の第2接
触子と該第1及び第2接触子の各端部に連接するキャリ
アとを備えてなる。交互に配置された第1接触子及び第
2接触子は、それぞれ、U字状圧接部と該U字状圧接部
から延在するビーム部とを備えている。第2接触子と帯
状部とを結ぶ第2キャリア連結部の方が第1キャリア連
結部よりも長尺である。次に、プリフォームは、折曲金
型で、第1接触子のビーム部又は第2接触子のビーム部
の少なくともいずれか一方が略L字状に折り曲げられ
る。略L字状に折り曲げられたプリフォームには、さら
に、第2キャリア連結部がU字状に折曲されてU字状折
曲部が形成されたあと、正面視、第1接触子及び第2接
触子が整列配置される。
【0018】上記構成のキャリア付き接触子群によれ
ば、接触子のU字状圧接部の第1列及び第2列が互いに
重ならないように、略平行に整列配置されている一方
で、接触子の各ビーム部のキャリア側の端部が、一直線
上に整列配置されている。すなわち、異形状の2種類の
接触子が一つのキャリア付き接触子群に同時に形成され
ている。
【0019】したがって、1つの条材から2種類の接触
子を製造することができ、金型の製造費用や管理費用を
低減することができる。
【0020】また、同じ形状をした2つのビーム部間に
は、別の形状をした他のビーム部が配置されているの
で、ビーム間の隙間部分が有効利用されている。すなわ
ち材料ロスが低減されている。
【0021】一つのキャリア付き接触子群に2種類の接
触子が形成されているので、2種類の接触子間の特性ば
らつきがなくなり、一つのコネクタ内での接触子の接触
力を均一にすることのできる。
【0022】また、インサートモールド体と一体化され
たキャリア付き接触子群から一つのキャリアを容易に切
り離すことができる。
【0023】本発明に係るキャリア付き接触子群は、U
字状圧接部と該U字状圧接部から延在するビーム部とを
有する第1接触子及び第2の接触子が交互に繰り返し配
置され、該第1接触子及び第2接触子がそれぞれのビー
ム部の端部においてキャリアと連接したキャリア付き接
触子群であって、前記第1接触子においては、U字状圧
接部がビーム部に対して偏心配置されており、前記第2
接触子のビーム部は、ビーム末端部がビーム基端部に対
して偏心するように大略くの字状に屈曲した屈曲部を有
し、U字状圧接部がビーム基端部に対して、第1接触子
と同じ方向に且つ同じ量だけ偏心配置されており、少な
くともいずれか一方の接触子のビーム部が長手直交方向
に略L字状に折り曲げられ、第1接触子のU字状圧接部
が一直線上に整列配置された第1列と、該第1列と重な
らないで第1列と略平行になるように、第2接触子のU
字状圧接部が一直線上に整列配置された第2列とが形成
されている一方、前記第1接触子及び第2接触子の各ビ
ーム部のキャリア側の端部が、一直線上に整列配置され
ていることを特徴とする。
【0024】上記構成のキャリア付き接触子群によれ
ば、異形状の2種類の接触子のU字状圧接部が、共に、
ビーム部に対して同じ方向に且つ同じ量でずれている。
このような、キャリア付き接触子群を2つ準備して、こ
の一対のキャリア付き接触子群は、同じ形状をした接触
子のビーム部同士が対向する状態で金型に装填されたあ
と、射出成形することによって、インサートモールド体
が作成される。このインサートモールド体はさらにコネ
クタに組込まれる。一方の接触子群では、すべてのU字
状圧接部がある一方向に且つ同じ量で偏心している。他
方の接触子群では、すべてのU字状圧接部が反対方向に
且つ同じ量で偏心している。したがって、例えば、一方
の接触子群に対して、導電性の心線が均等なピッチで配
置された第1フラットケーブルを用いて導電性心線とU
字状圧接部との圧接接続を実現する一方で、他方の接触
子群に対して、第1フラットケーブルと同じピッチを有
する第2フラットケーブルを用いて導電性心線とU字状
圧接部との圧接接続を実現することによって、接触子と
フラットケーブルとが電気的に接続されたハーネス体を
作成することができる。
【0025】上記偏心量が、第1接触子及びそれに隣り
合う第2接触子がなすピッチ間隔の4分の1であること
が好ましい。上記関係を満足するように上記と同じよう
にしてインサートモールド体を作成する場合、接触子群
のすべてのU字状圧接部が、正面視重なり合うことなく
均等なピッチで配置される。したがって、導電性心線が
均等なピッチで配置された一つのフラットケーブルを用
いるだけで、導電性心線とU字状圧接部とをそれぞれ圧
接接続することができる。
【0026】好ましくは、U字状に折曲されたU字状折
曲部が、接触子と帯状部とを結ぶキャリア連結部に設け
られている。
【0027】第2キャリア連結部のビーム部側の端部
に、突出部が配設されており、該突出部を帯状部側に引
き寄せることによって、第2キャリア連結部をU字状に
折曲させる。
【0028】前述したように、第2接触子と帯状部とを
結ぶ第2キャリア連結部の方が第1キャリア連結部より
も長尺である場合、略L字状に折り曲げられた2種類の
接触子の長さを揃える必要がある。予め第2キャリア連
結部を第1キャリア連結部より長尺にしておいて、余剰
部分が第2キャリア連結部に発生するようにしておく。
余剰部分は、U字状に折曲してU字状折曲部とすること
で吸収される。
【0029】U字状折曲部はビーム部の略L字状の折曲
量の少ない接触子に設けられている。これにより、略L
字状折曲、引き寄せの一連の加工を行なう際のU字状圧
接部同士の干渉をなくすことができる。
【0030】第1接触子のU字状圧接部と第2接触子の
U字状圧接部とが、正面視、部分的に重なり合ってい
る。
【0031】上記構成によれば、キャリア付き接触子群
が接触子の整列方向に短縮されているので、接触子の整
列方向すなわちキャリア付き接触子群の延在方向の寸法
を短くでき、条材の材料費をさらに削減することができ
る。
【0032】キャリア付き接触子群を予め成形した樹脂
成形品に係合固定する構成とすることも可能であるが、
接触子の正確な位置決め及び確実な固定等の観点から、
キャリア付き接触子群を樹脂と一体成形したインサート
モールド体が装着されたコネクタが作成される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態に
係る、キャリア付き接触子群1、インサートモールド体
60及びコネクタ70について、図3〜図18を参照し
て詳細に説明する。
【0034】図3は、本発明に係るキャリア付き接触子
群1を示し、(A)は正面図であり、(B)は側面図で
ある。図4は、図3に示したキャリア付き接触子群1の
折曲加工前のプリフォーム2を示し、(A)は背面図で
あり、(B)は側面図である。図5〜7は、図4に示し
たプリフォーム2を順次加工している様子を示す側面図
である。また、図8は、図7に示したプリフォーム2の
折曲加工後形状を示し、(A)は側面図であり、(B)
は正面図である。
【0035】図3に示すように、キャリア付き接触子群
1は、複数の第1接触子10及び複数の第2接触子30
がキャリア50に対して交互に等間隔(ピッチP)で整
列配置されている。第1接触子10と隣り合う第2接触
子30とのピッチPは、コネクタの形状によって適宜決
定されるが、例えば、1.27mmである。キャリア付
き接触子群1は、良導体の金属材料(例えば銅合金)の
条材を0.1〜0.5mmの板厚に加工したものが使用
され、後述する種々の加工が施された後に、その表面に
金メッキが施されている。
【0036】第1接触子10は、幅広のU字状圧接部1
2と、平面視、幅狭で直線状のビーム部14とを備えて
なる。第2接触子30は、幅広のU字状圧接部32と、
正面視、大略くの字状に屈曲した屈曲部35を有する幅
狭のビーム部14とを備えてなる。第1接触子10にお
いて、U字状圧接部12とビーム部14との間は略L字
状に大きく折り曲げられている。第2接触子30におい
て、U字状圧接部32とビーム部34との間は、第1接
触子10の場合より略L字状に小さく折り曲げられてい
る。
【0037】第1接触子10において、U字状圧接部1
2の中心線は、直線状のビーム部14の中心線に対し
て、ピッチPの4分の1の大きさで図3の右方向に偏心
している。第2接触子30において、U字状圧接部32
の中心線は、大略くの字状に屈曲したビーム部34の下
部分の中心線に対して、ピッチPの4分の1の大きさで
図3の右方向に偏心している。また、第1接触子10の
U字状圧接部12及び第2接触子30のU字状圧接部3
2においては、正面視、それらの側端部が互いに重なり
合っている。
【0038】第1接触子10に連なる第1キャリア連結
部18と、第2接触子30に連なる第2キャリア連結部
38とが、キャリア50の帯状部52と直交するように
延在している。それとともに、キャリア50の帯状部5
2には、キャリア50を順送りするための穴部54とが
設けられている。
【0039】第1接触子10のビーム部14は、U字状
圧接部12との反対側の先端において、折取部16を介
して第1キャリア連結部18と連結されている。同様
に、第2接触子30のビーム部34は、U字状圧接部3
2との反対側の先端において、折取部36を介して第2
キャリア連結部38と連結されている。
【0040】第2キャリア連結部38のU字状圧接部3
2側の先端近傍には、両側部が幅方向に突出した突出部
37が形成されている。また、第2キャリア連結部38
において、突出部37と帯状部52との間には、U字状
に屈曲したU字状屈曲部39が形成されている。なお、
第1接触子10のビーム部14及び第2接触子30のビ
ーム部34において、U字状屈曲部39の反対側の各面
は、他のコネクタの接触子(不図示)と当接する接触面
14a,34aとなる。
【0041】次に、図4〜8を参照しながら、図3に示
したキャリア付き接触子群の加工方法を説明する。
【0042】所定の厚みの薄板がロール状に巻回された
条材(銅合金)を準備する。ロール状に巻回された条材
は、穴部54に従って所定ピッチで順送りされて、不図
示の順送金型を用いて、図4〜7に示すようなステップ
を経てキャリア付き接触子群1に加工される。
【0043】まず、不図示の打抜き金型が薄板の条材に
対して適用されて、図4に示す折曲加工前キャリア付き
接触子群すなわちプリフォーム2の形状に加工される。
【0044】第2接触子30のビーム部34の上部分屈
曲部が、第1接触子10のU字状圧接部12と隣り合う
第1接触子10のU字状圧接部12との間の直近を通る
ように寸法構成されている。そして、第2接触子30の
U字状圧接部32は、第1接触子10のU字状圧接部1
2より突出している。第2接触子30の第2キャリア連
結部38は、第2接触子30のU字状圧接部32の突出
長に相当する長さだけ、第1接触子10の第1キャリア
連結部18より長くなるように寸法構成されている。
【0045】図5に示すプリフォーム2では、不図示の
折曲金型が適用されて、その第1接触子10のビーム部
14が大きな折曲量を有するように折曲加工される。同
様に、図6に示すプリフォーム2では、不図示の折曲金
型が適用されて、その第2接触子30のビーム部34が
小さな折曲量を有するように折曲加工される。
【0046】図7に示すプリフォーム2の第2接触子3
0においては、突出部37に対して不図示の治具が掛け
られて、突出部37が帯状部52に向けて引き寄せられ
る。その結果、図8に示すように、第2キャリア連結部
38がU字状に折り曲げられて折曲部39が形成され
る。このとき、第1接触子10のU字状圧接部12及び
第2接触子30のU字状圧接部32の両端部が、正面視
及び側面視、揃うように整列配置される。このような手
順により、図8に示すキャリア付き接触子群1が作成さ
れる。一つのキャリア付き接触子群1から2種類の接触
子10,30が同時に得られるので、接触子10,30
の製造コストを引き下げることができる。
【0047】上記プロセスによって加工されたキャリア
付き接触子群1は、所定の接触子数で切断される。所定
数で切断された接触子10,30は、図9の平面図にお
いて上下対称になるように、不図示のインサート成形用
金型に装填される。そのあと、熱軟化した絶縁性のモー
ルド樹脂62(例えば、PBT、PCT、LCD、ナイ
ロン等の工業用プラスチック材料)がインサート成形用
金型内に注入されて射出成形される。すなわち、接触子
群10,30及びモールド樹脂62が一体成形される。
モールド樹脂62と一体成形されたキャリア付き接触子
群1のキャリア50が折取部16,36において接触子
群10,30から切り離される。その結果、図9〜13
に示すインサートモールド体60が得られる。
【0048】一対の接触子群が対称に埋設固定されたイ
ンサートモールド体60において、第1接触子10のU
字状圧接部12及び第2接触子30のU字状圧接部32
が、それぞれ、対向し且つ略平行になるように、その外
側部分及び内側部分に整列配置される。すなわち、図9
に示すように、インサートモールド体60では、第1接
触子10のU字状圧接部12が一直線上に整列配置され
た外側列と、該外側列と重ならないで外側列と略平行に
なるように、第2接触子30のU字状圧接部32が一直
線上に整列配置された内側列とが形成されている。それ
とともに、図11〜13に示すように、第1接触子10
及び第2接触子30の各ビーム部14,34のキャリア
側の端部が、一直線上に整列配置されている。そして、
図11に示すように、第1接触子10及び第2接触子3
0の各接触面14a,34aが交互に並んでいる。ま
た、一方のキャリア付き接触子群1に基づく各接触面1
4aと他方のキャリア付き接触子群1に基づく各接触面
14aとが内側に対向しており、一方のキャリア付き接
触子群1に基づく各接触面34aと他方のキャリア付き
接触子群1に基づく各接触面34aとが内側に対向して
いる。
【0049】上述したインサートモールド体60は、図
14〜18に示したコネクタ70に組込まれる。
【0050】図14〜18に示したコネクタ70は、一
例として示したコネクタであり、スリーエム社から市販
されているミニチュアデルタリボン(MDR)システム
に使用されるレセプタクル(雌コネクタ)、すなわち、
コンピュータ、FA、ME等の1.27mmピッチの機
器間接続用のいわゆる「ハーフピッチI/Oコネクタ」
を示している。コネクタ70において、絶縁性のモール
ド樹脂ボディ72(例えば、PBT、PCT、LCD、
ナイロン等の工業用プラスチック材料)がダイキャスト
ボディ74(例えば、亜鉛合金ダイキャストニッケルメ
ッキ)に装着固定されている。モールド樹脂ボディ72
は、両側部に係合アーム82を有し、係合アーム82は
インサートモールド体60に設けられた係合片84に係
合するように構成されている。インサートモールド体6
0をモールド樹脂ボディ72に装着すると、インサート
モールド体60は上記係合構造によりモールド樹脂ボデ
ィ72に固定的に保持される。その後、ダイキャストボ
ディ74の側面及び底面がシュラウド78によって覆わ
れる。
【0051】図14に示すように、コネクタ70の上面
には、U字状圧接部12の外側列及びU字状圧接部32
の内側列からなる第1圧接部と、第1圧接部に対して対
向し且つ略平行に配置されて、U字状圧接部12の外側
列及びU字状圧接部32の内側列からなる第2圧接部と
が設けられている。不図示の一つのフラットケーブルを
第1圧接部及び第2圧接部に対して位置決めしたあと、
フラットケーブルを各U字状圧接部12,32に押し込
むと、フラットケーブルの絶縁被覆体が破られて、不図
示の導電性心線が露出して各U字状圧接部12,32に
圧入されて電気的に接続される。その後、ケーブルカバ
ー76の係合片84をモールド樹脂ボディ72の係合ア
ーム82と係合させてU字状圧接部12,32をケーブ
ルカバー76で覆う。その結果、一つのケーブルがコネ
クタ70に対して電気的に接続されたハーネス体が得ら
れる。
【0052】一方、コネクタ70の下面には、不図示の
レセプタクルと接続するための接続口80が設けられて
いる。各ビーム部14,34の接触面14a,34aが
レセプタクルの端子と接触することにより電気的接続が
得られる。
【0053】本発明によれば、一つのキャリア付き接触
子群1から2種類の接触子10,30が作成されている
ので、各接触子10,30の諸特性が一定になってい
る。そして、接触子10,30の組込まれた一つのコネ
クタ70内において、接触子10,30の接触力が一定
になっている。
【0054】次に、本発明の第2実施形態に係る、キャ
リア付き接触子群1について、図19〜図20を参照し
ながら詳細に説明する。
【0055】図19は、第2実施形態に係るキャリア付
き接触子群1を示し、(A)は正面図であり、(B)は
側面図である。図20は、図19に示したキャリア付き
接触子群1の折曲加工前のプリフォーム2を示し、
(A)は背面図であり、(B)は側面図である。
【0056】図19に示すキャリア付き接触子群1は、
第1実施形態で説明したものと大略同じであるが、以下
の点が異なっている。
【0057】すなわち、キャリア付き接触子群1の第1
及び第2の接触子10,30において、各U字状圧接部
12,32の中心線が、直線状のビーム部14,34の
中心線に対して偏心しておらず、ビーム部14,34の
中心線に対して一直線上にあるということである。
【0058】一対のキャリア付き接触子群1を用いてイ
ンサートモールド体60を一体成形する場合、一般に、
一方のキャリア付き接触子群1のビーム部14,34の
接触面14a,34aが他方のキャリア付き接触子群の
ビーム部14,34の接触面14a,34aに対向する
ように配置される。その結果、必然的に、一方のキャリ
ア付き接触子群1による第1圧接部の各U字状圧接部1
2,32が、他方のキャリア付き接触子群1による第2
圧接部の各U字状圧接部12,32の真正面に位置す
る。対向する第1圧接部及び第2圧接部の各U字状圧接
部12,32同士が重なり合うために、第1実施形態で
説明したような、1本のフラットケーブルで第1圧接部
及び第2圧接部の各U字状圧接部12,32に対して電
気的接続を得るということは不可能である。したがっ
て、この場合には、2本のフラットケーブルを準備し
て、第1圧接部の各U字状圧接部12,32及び第2圧
接部の各U字状圧接部12,32のそれぞれに対して各
フラットケーブルの導電性心線が圧接される。その結
果、一つのコネクタ70で2つのケーブルが接続された
ハーネス体が得られる。
【0059】なお、上記実施形態の説明においては、第
1接触子10のビーム部14が大きな折曲量を有するよ
うに折曲加工されているとともに、第2接触子30のビ
ーム部34が小さな折曲量を有するように折曲加工され
ている。しかしながら、いずれか一方のビーム部を折曲
加工するとともに、他方のビーム部を折曲加工しないで
直線状にして、U字状圧接部12,32を三次元的に配
置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のキャリア付き第1接触子を示し、
(A)は正面図であり、(B)は側面図である。
【図2】 従来のキャリア付き第2接触子を示し、
(A)は正面図であり、(B)は側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係るキャリア付き接
触子群を示し、(A)は正面図であり、(B)は側面図
である。
【図4】 図3に示したキャリア付き接触子群の打抜加
工後のプリフォームを示し、(A)は背面図であり、
(B)は側面図である。
【図5】 図4に示したプリフォームにおいて、第1接
触子の先端側を折り曲げる様子を示す側面図である。
【図6】 図5に示したプリフォームにおいて、第2接
触子の先端側を折り曲げる様子を示す側面図である。
【図7】 図6に示したプリフォームにおいて、第2接
触子の基部側を折り曲げる様子を示す側面図である。
【図8】 図7に示したプリフォームの折曲加工後の形
状を示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図であ
る。
【図9】 本発明の第1実施形態に係る接触子群が埋設
固定されたインサートモールド体の平面図である。
【図10】 図9に示したインサートモールド体の正面
図である。
【図11】 図9に示したインサートモールド体の底面
図である。
【図12】 図9に示したインサートモールド体の側面
図である。
【図13】 図10において、インサートモールド体を
I−I線で切断したときの断面図である。
【図14】 本発明の第1実施形態に係るコネクタの平
面図である。
【図15】 図14に示したコネクタの正面図である。
【図16】 図14に示したコネクタの底面図である。
【図17】 図14に示したコネクタの側面図である。
【図18】 図15において、インサートモールド体を
II−II線で切断したときの断面図である。
【図19】 本発明の第2実施形態に係るキャリア付き
接触子群を示し、(A)は正面図であり、(B)は側面
図である。
【図20】 図19に示したキャリア付き接触子群の打
抜加工後のプリフォームを示し、(A)は背面図であ
り、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 キャリア付き接触子群 2 プリフォーム 10 第1接触子 12,32 U字状圧接部 14,34 ビーム部 14a,34a 接触面 16,36 折取部 18 第1キャリア連結部 30 第2接触子 35 屈曲部 37 突出部 38 第2キャリア連結部 39 U字状折曲部 50 キャリア 52 帯状部 54 穴部 60 インサートモールド体 62 モールド樹脂 70 コネクタ 72 モールド樹脂ボディ 74 ダイキャストボディ 76 ケーブルカバー 78 シュラウド 80 接続口 82 係合アーム 84 係合片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状圧接部と該U字状圧接部から延在
    するビーム部とを有する第1接触子及び第2接触子が交
    互に繰り返し配置され、該第1接触子及び第2接触子が
    それぞれのビーム部の端部においてキャリアと連接した
    キャリア付き接触子群であって、 少なくともいずれか一方の接触子のビーム部が長手直交
    方向に略L字状に折り曲げられ、 第1接触子のU字状圧接部が一直線上に整列配置された
    第1列と、該第1列と重ならないで第1列と略平行にな
    るように、第2接触子のU字状圧接部が一直線上に整列
    配置された第2列とが形成されている一方で、 前記第1接触子及び第2接触子の各ビーム部のキャリア
    側の端部が、一直線上に整列配置されていることを特徴
    とするキャリア付き接触子群。
  2. 【請求項2】 U字状圧接部と該U字状圧接部から延在
    するビーム部とを有する第1接触子及び第2接触子が等
    間隔で交互に繰り返し配置され、該第1接触子及び第2
    接触子がそれぞれのビーム部の端部においてキャリアと
    連接したキャリア付き接触子群であって、 前記第1接触子においては、U字状圧接部がビーム部に
    対して偏心配置されており、 前記第2接触子のビーム部は、ビーム末端部がビーム基
    端部に対して偏心するように大略くの字状に屈曲した屈
    曲部を有し、U字状圧接部がビーム基端部に対して、第
    1接触子と同じ方向に且つ同じ量だけ偏心配置されてお
    り、 少なくともいずれか一方の接触子のビーム部が長手直交
    方向に略L字状に折り曲げられ、 第1接触子のU字状圧接部が一直線上に整列配置された
    第1列と、該第1列と重ならないで第1列と略平行にな
    るように、第2接触子のU字状圧接部が一直線上に整列
    配置された第2列とが形成されている一方、 前記第1接触子及び第2接触子の各ビーム部のキャリア
    側の端部が、一直線上に整列配置されていることを特徴
    とするキャリア付き接触子群。
  3. 【請求項3】 U字状に折曲されたU字状折曲部が、前
    記接触子と帯状部とを結ぶキャリア連結部に設けられて
    いることを特徴とする、請求項1又は2記載のキャリア
    付き接触子群。
  4. 【請求項4】 前記第1接触子の前記U字状圧接部と前
    記第2接触子の前記U字状圧接部とが、正面視、部分的
    に重なり合っていることを特徴とする、請求項1又は2
    記載のキャリア付き接触子群。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のキャリア付き接触子
    群を樹脂と一体成形し、該インサートモールド体を組込
    んだことを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 薄板がロール状に巻回された条材を準備
    するステップと、 前記条材を打ち抜くことにより、プリフォームが、複数
    の第1接触子と複数の第2接触子と該第1接触子及び第
    2接触子の各端部に連接するキャリアとを備えてなり、
    交互に配置された第1接触子及び第2接触子は、それぞ
    れ、U字状圧接部と該U字状圧接部から延在するビーム
    部とを備えており、第2接触子と帯状部とを結ぶ第2キ
    ャリア連結部の方が第1キャリア連結部よりも長尺であ
    るプリフォームを作成するステップと、 前記プリフォームの第1接触子のビーム部又は第2接触
    子のビーム部の少なくともいずれか一方を略L字状に折
    り曲げるステップと、 前記ステップで折り曲げたプリフォームの第2キャリア
    連結部をU字状に折曲させてU字状折曲部を形成し、正
    面視、第1接触子及び第2接触子を整列配置するステッ
    プと、を備えることを特徴とするキャリア付き接触子群
    の加工方法。
  7. 【請求項7】 前記第2キャリア連結部のビーム部側の
    端部に、突出部が配設されており、該突出部を帯状部側
    に引き寄せることによって、第2キャリア連結部をU字
    状に折曲させることを特徴とする、請求項6記載のキャ
    リア付き接触子群の加工方法。
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