JP2003099533A - 電子薬歴システム - Google Patents

電子薬歴システム

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JP2003099533A
JP2003099533A JP2001288819A JP2001288819A JP2003099533A JP 2003099533 A JP2003099533 A JP 2003099533A JP 2001288819 A JP2001288819 A JP 2001288819A JP 2001288819 A JP2001288819 A JP 2001288819A JP 2003099533 A JP2003099533 A JP 2003099533A
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JP2001288819A
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Kazuki Doi
和樹 土井
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Takazono Sangyo Co Ltd
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Takazono Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経過記録の見読性を高め、ひいては適切な服
薬指導等に供し得ると共に、医療事故等の未然防止にも
役立つ電子薬歴システムを提供する。 【解決手段】 電子薬歴システム1は、各患者の薬歴情
報に対応する経過記録を入力する入力手段12と、前記
経過記録に対応するシェーマ画を作成する画像作成手段
113と、記憶手段111と、表示手段13と、入力手
段12によって入力された経過記録と、前記画像作成手
段113によって作成された前記経過記録に対応するシ
ェーマ画とを関連付けて表示手段13に表示すると共
に、記憶手段111に記憶保存する制御手段112とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子薬歴システム
に関し、特に、各患者の薬歴に対応した経過記録(投薬
後の経過症状等を薬学的見地から記録したもの)を入力
・閲覧し得る電子薬歴システムにおいて、経過記録の見
読性を高め、ひいては適切な服薬指導等に供し得ると共
に、医療事故等の未然防止にも役立つ電子薬歴システム
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、保険薬局では、当該患者にどう
いう形でどのような医薬品が処方されたかを時系列で記
録する薬歴簿を作成し、保存することが義務づけられて
おり、投薬時等に適正に使用されることが望まれてい
る。この薬歴簿には、(1)患者の氏名、生年月日、性
別、被保険者証の記号番号、住所等の患者についての記
録、(2)処方した医療機関名、保険医氏名、処方日、処
方内容等の処方についての記録、(3)調剤日、処方内容
に関する照会の要点等の調剤についての記録、(4)患
者の体質、アレルギー歴、副作用歴等の患者の調剤につ
いての記録、(5)患者への服薬指導事項、及び(6)
指導した保険薬剤師の氏名を記載しなければならない。
また、処方箋応需毎に、患者の服薬状況、服薬中の体調
変化、副作用の疑われる症状の有無、アレルギーの有
無、他医療機関受診の有無、併用薬品(一般用医薬品を
含む)の情報、飲食物(現に患者が服用している薬剤と
の相互作用が認められているものをいう)の採取状況に
ついての項目を患者から聞き取って情報収集し、これら
の情報と記録に基づき、投与される薬剤の適正使用のた
めの服薬指導を行うことが望まれている。 【0003】ところで、近年、前述した薬歴簿に相当す
る内容を電子化して記憶保存する、いわゆる電子薬歴シ
ステムが開発され、適宜利用されている状況にある。斯
かる電子薬歴システムとしては、種々の形態のものが知
られているが、例えば、システムに記憶保存された患者
の薬歴情報を参照しつつ、薬学的見地に立った当該患者
の経過記録(例えば、患者が血糖降下剤について知識不
足であることに起因した低血糖出現の可能性という見地
から、投薬後の患者の経過症状を記録したもの等)を記
憶保存し得る形態のものも知られている。 【0004】然るに、従来の電子薬歴システムにおいて
記憶保存される経過記録は、全てテキスト(文章)形式
でしか入力・閲覧できないものであるため、患者の症状
についてテキストのみでは詳細に表現し難い場合が生じ
たり、テキストを読み進めるだけでは経過記録の内容を
迅速に理解し難い場合があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる従来
の問題点を解決するべくなされたものであり、各患者の
薬歴に対応した経過記録を入力・閲覧し得る電子薬歴シ
ステムにおいて、経過記録の見読性を高め、ひいては適
切な服薬指導等に供し得ると共に、医療事故等の未然防
止にも役立つ電子薬歴システムを提供することを課題と
する。 【0006】 【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するべ
く、本発明は、各患者の薬歴情報に対応する経過記録を
入力する入力手段と、前記経過記録に対応するシェーマ
画を作成する画像作成手段と、記憶手段と、表示手段
と、前記入力手段によって入力された経過記録と、前記
画像作成手段によって作成された前記経過記録に対応す
るシェーマ画とを関連付けて前記表示手段に表示すると
共に、前記記憶手段に記憶保存する制御手段とを備える
ことを特徴とする電子薬歴システムを提供するものであ
る。 【0007】斯かる発明によれば、画像作成手段によっ
て、経過記録に対応するシェーマ画(疾患部位等を示す
模式図)を作成し、作成したシェーマ画と経過記録とを
関連付けて表示し、記憶保存することができる。従っ
て、テキスト形式のみの経過記録に比べ、患者の症状等
を表現し易く、視認性にも優れることになるので、シェ
ーマ画を含めた全体として経過記録の見読性を高めるこ
とになり、ひいては適切な服薬指導等に供し得ると共
に、医療事故等の未然防止にも役立つ。なお、シェーマ
画と経過記録との関連付けは、例えば、経過記録の表示
ウィンドウと、対応するシェーマ画の表示ウィンドウと
を並べて表示する形態や、テキスト形式の経過記録中の
所定箇所に、対応するシェーマ画を挿入貼付して表示さ
せる形態の他、経過記録の所定箇所をクリックすること
により、シェーマ画をポップアップ表示させる形態等、
両者の関連付けが明確になる限りにおいて種々の表示形
態を採用することができる。また、経過記録とそれに対
応するシェーマ画の記憶保存は、両者を一体として1つ
のファイルで記憶保存する(例えば、経過記録中にシェ
ーマ画を挿入するような場合)こともできる他、それぞ
れ別ファイルで記憶保存させる一方、両者の関連付け情
報を別途記憶保存するように構成することも可能であ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の
一実施形態に係る電子薬歴システムの概略構成図であ
る。図1に示すように、本実施形態に係る電子薬歴シス
テム1は、システム本体11と、入力手段12と、表示
手段13とを備えている。システム本体11は、記憶手
段111と、制御手段112と、画像作成手段113と
を備えている。 【0009】システム本体11は、例えば、パーソナル
コンピュータやワークステーション等、汎用のコンピュ
ータを利用して構成することができる。システム本体1
1には、ハードディスク等から構成される記憶手段11
1と、CPUやメモリ等から構成される制御手段112
と、制御手段112のメモリに読みこまれて実行される
シェーマ画(疾患部位等を示す模式図)作成用プログラ
ム等から構成される画像作成手段113とが内蔵されて
いる。 【0010】入力手段12は、各患者の薬歴情報及び当
該薬歴情報に対応する経過記録(投薬後の経過症状等を
薬学的見地から記録したもの)を入力する手段であり、
例えば、薬剤師が処方箋や薬歴記入表を見て、その記載
事項をキー入力するためのキーボードから構成される。 【0011】表示手段13は、各患者の薬歴情報と、当
該薬歴情報に対応する経過記録と、当該経過記録に対応
するシェーマ画とを関連付けて画面表示するための手段
であり、例えば、CRTや液晶モニタから構成される。 【0012】以上の構成を有する入力手段12及び表示
手段13が、システム本体11と電気的に接続されてい
る。 【0013】システム本体11の制御手段112は、入
力手段12によって入力された各患者の薬歴情報及び当
該薬歴情報に対応する経過記録と、画像作成手段113
によって作成された前記経過記録に対応するシェーマ画
とを関連付けて表示手段13に表示すると共に、記憶手
段111に記憶保存するようにプログラミングされてい
る。なお、入力手段12による入力及び画像作成手段1
13によるシェーマ画の作成に際しては、制御手段11
2乃至画像作成手段113によって、表示手段13に所
定のメニュー画面や入力画面が表示されるように構成さ
れており、薬剤師は、斯かるメニュー画面等に従って、
適宜薬歴情報及び経過記録の入力、並びにシェーマ画の
作成を行えばよい。 【0014】以下、本実施形態に係る電子薬歴システム
1の特徴部分であるシェーマ画の作成及び経過記録との
関連付け方法について説明する。 【0015】図2は、表示手段13の表示画面例であ
り、入力手段12によって既に入力された所定の患者の
薬歴情報が薬歴情報表示ウィンドウ131に表示され、
当該薬歴情報に対応する経過記録が経過記録表示ウィン
ドウ132に表示され、更に、ツールウィンドウの「シ
ェーマ」ボタン133をクリックすることにより、シェ
ーマ画作成ウィンドウ134がポップアップ表示された
状態を示している。図2に示すように、シェーマ画作成
ウィンドウ134には、記憶手段111に予め記憶保存
された人間の所定部位(図2の例では頭部)の模式図が
表示されるように構成されており、これに対して、テキ
スト、直線、長方形、円(楕円)、自由曲線、連続直線
等を描画できる描画ツール135を使用して加工を行
い、疾患部位等を示すシェーマ画を作成する。図3は、
シェーマ画作成ウィンドウ134内で作成したシェーマ
画の例を示すものであり、発疹が生じた箇所を図形及び
テキストで表現している。 【0016】以上のようにして作成されたシェーマ画
は、図3に示す「貼付け」ボタン136をクリックする
ことにより、予め経過記録表示ウィンドウ132で設定
された所定箇所に挿入され貼付される。図4は、経過記
録表示ウィンドウ132内において、経過記録(テキス
ト)136に挿入され貼付されたシェーマ画の例を示
す。図4に示すように、作成したシェーマ画と経過記録
とを関連付けて表示することにより、テキスト形式のみ
の経過記録に比べ、患者の症状等を表現し易く、視認性
にも優れるという利点が得られる。なお、本実施形態で
は、経過記録表示ウィンドウ132内に表示された経過
記録及びシェーマ画に対応する薬歴が、薬歴情報表示ウ
ィンドウ131に表示され、経過記録表示ウィンドウ1
32と並べて表示されるため、経過記録の理解をより一
層高めることが可能である。 【0017】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る電
子薬歴システムによれば、画像作成手段によって、経過
記録に対応するシェーマ画を作成し、作成したシェーマ
画と経過記録とを関連付けて表示し、記憶保存すること
ができる。従って、テキスト形式のみの経過記録に比
べ、患者の症状等を表現し易く、視認性にも優れること
になるので、シェーマ画を含めた全体として経過記録の
見読性を高めることになり、ひいては適切な服薬指導等
に供し得ると共に、医療事故等の未然防止にも役立つと
いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は、本発明の一実施形態に係る電子薬歴
システムの概略構成図である。 【図2】 図2は、図1に示す表示手段の表示画面例で
あり、シェーマ画作成ウィンドウがポップアップ表示さ
れた状態を示している。 【図3】 図3は、シェーマ画作成ウィンドウ内で作成
したシェーマ画の例を示す。 【図4】 図4は、経過記録表示ウィンドウ内におい
て、経過記録に挿入され貼付されたシェーマ画の例を示
す。 【符号の説明】 1…電子薬歴システム 12…入力手段 13…表示手
段、111…記憶手段112…制御手段 113…画像
作成手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各患者の薬歴情報に対応する経過記録を
    入力する入力手段と、 前記経過記録に対応するシェーマ画を作成する画像作成
    手段と、 記憶手段と、 表示手段と、 前記入力手段によって入力された経過記録と、前記画像
    作成手段によって作成された前記経過記録に対応するシ
    ェーマ画とを関連付けて前記表示手段に表示すると共
    に、前記記憶手段に記憶保存する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする電子薬歴システム。
JP2001288819A 2001-09-21 2001-09-21 電子薬歴システム Pending JP2003099533A (ja)

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