JP2003099330A - 情報機器システム - Google Patents

情報機器システム

Info

Publication number
JP2003099330A
JP2003099330A JP2001292164A JP2001292164A JP2003099330A JP 2003099330 A JP2003099330 A JP 2003099330A JP 2001292164 A JP2001292164 A JP 2001292164A JP 2001292164 A JP2001292164 A JP 2001292164A JP 2003099330 A JP2003099330 A JP 2003099330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication
information device
volatile storage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001292164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4576079B2 (ja
Inventor
Yosuke Kaneko
洋介 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001292164A priority Critical patent/JP4576079B2/ja
Publication of JP2003099330A publication Critical patent/JP2003099330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4576079B2 publication Critical patent/JP4576079B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子機器を大型化することなく、電
子機器の所有者の許可無しに、データを取り出せ無いよ
うにした情報機器システムを提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、情報機器は、当
該情報機器内の不揮発性記憶部に記憶されている所有者
特有情報の入力無しには当該情報機器と外部の不揮発性
記憶機器との間のデータ通信を行えないようにする通信
制限手段を含み、上記不揮発性記憶機器は、上記情報機
器の上記通信制限手段による上記情報機器と上記不揮発
性記憶機器との間のデータ通信の制限を解除するための
通信制限解除手段を有し、上記通信制限解除手段は、上
記情報機器と上記不揮発性記憶機器との接続時に、上記
情報機器からの制御信号に基づき上記情報機器に通信制
御解除信号を送り、上記情報機器と上記不揮発性記憶機
器との間のデータ通信を可能とすることを特徴とする情
報機器システムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報機器システムに
係り、特に、電子機器を大型化することなく、しかも、
電子機器の所有者の許可無しに、所有者以外の者がデー
タを取り出せ無いようにした情報機器システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラ等の電子機
器では、撮像によって得られたデジタルの被写界情報等
を不揮発性の記憶部に記録するために、専用の不揮発性
記憶部装着用スロットを設けていることが多い。
【0003】このように、不揮発性記憶部装着用スロッ
トを小型の電子機器の内部に設けると、最低限、不揮発
性メモリの外形を収めるスペースが必要となるので、そ
れだけ電子機器を大型化してしまうと言う問題がある。
【0004】また、安価なデジタルスチルカメラ等の電
子機器においては、電子部品の中で比較的に高価な不揮
発性のメモリを搭載せずに、安価なDRAM等をデータ
記憶部に用いている場合がある。
【0005】しかるに、この場合には、電子機器の電源
として用いられている電池が消耗すると、DRAM等の
データ記憶部に保存していたデータが無くなってしまう
危険性があるので、ユーザは、当該電子機器をパーソナ
ルコンピュータ(PC)等の外部機器に接続してデータ
を退避させておく必要がある。
【0006】しかるに、このような場合、ユーザは、当
該電子機器をパーソナルコンピュータ(PC)等の外部
機器に接続してデータを退避させるまでは、電池を交換
することができない上に、それまでの間、大事なデータ
を電子機器内に残しておくことには不安感がある。
【0007】そのため、電子機器に不揮発性記憶部専用
のスロットを設けるのではなく、予め、ある程度の内蔵
記憶領域を小型の電子機器内に持たせ、デジタル形式の
データを一時的にそこに蓄えるようにすると共に、多く
の電子機器が標準で持っているUSBやIEEE139
4と言ったPC接続用端子と、不揮発性メモリ接続部を
兼用することにより、電子機器のPC接続用端子に外付
けの不揮発性メモリを接続し、そこからデータを外部に
吸い出せるようにした形式の電子機器が考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような形
式の電子機器の場合、データが電子機器内の内蔵記憶領
域に保存されているので、単純に、PC接続用端子等の
接続部に不揮発性メモリを接続すれば当該電子機器の所
有者以外の者でもデータを吸い出すことが可能となって
しまう。
【0009】このように、所有者の許可無く勝手にデー
タを吸い出せてしまうことは、個人情報の漏洩などの観
点からしても望ましくないので、当該電子機器の所有者
の許可無しに、所有者以外の者がデータを取り出せ無い
ようにする必要があると考えられる本発明は、上記の事
情に鑑みてなされたもので、電子機器を大型化すること
なく、しかも、電子機器の所有者の許可無しに、所有者
以外の者がデータを取り出せ無いようにした情報機器シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 取り外し不能なデータ記
憶部および外部機器を接続するための汎用のコネクト部
を有する情報機器と、上記情報機器の汎用のコネクト部
を介して上記情報機器に接続可能な上記外部機器の一つ
であって、少なくとも二つの汎用のコネクト部およびフ
ァイル管理システムを有する不揮発性記憶機器とを具備
する情報機器システムにおいて、上記情報機器は、上記
情報機器内の不揮発性記憶部に記憶されている所有者特
有情報の入力無しには上記情報機器と上記不揮発性記憶
機器との間のデータ通信を行えないようにする通信制限
手段を有し、上記不揮発性記憶機器は、上記情報機器の
上記通信制限手段による上記情報機器と上記不揮発性記
憶機器との間のデータ通信の制限を解除するための通信
制限解除手段を有し、上記通信制限解除手段は、上記情
報機器と上記不揮発性記憶機器との接続時に、上記情報
機器からの制御信号に基づき上記情報機器に通信制御解
除信号を送り、上記情報機器と上記不揮発性記憶機器と
の間のデータ通信を可能とすることを特徴とする情報機
器システムが提供される。
【0011】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 上記不揮発性記憶機器の上記二つの
汎用のコネクト部のうち、第1のコネクト部は通信のホ
ストコントローラを持つ第1の情報端末との通信を行う
ためのコネクタであり、第2のコネクト部は通信のター
ゲットコントローラを持つ第2の情報端末との通信を行
うコネクタであることを特徴とする(1)に記載の情報
機器システムが提供される。
【0012】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 上記情報機器内の不揮発性記憶部に
記憶されている所有者特有情報は、上記情報機器に備え
られた手動操作部材によって設定され、上記通信制御解
除手段は、上記不揮発性記憶機器が上記第1のコネクト
部を用いて上記第1の情報端末に接続されたときに、上
記第2のコネクト部を用いて上記第2の情報端末として
の上記情報機器に上記通信制御解除信号を送ることを特
徴とする(2)に記載の情報機器システムが提供され
る。
【0013】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) 上記情報機器内の不揮発性記憶部に
記憶されている所有者特有情報は、上記情報機器に備え
られた手動操作部材によって予め設定登録される上記不
揮発性記憶機器の製造情報であり、上記通信制限解除手
段による上記通信制御解除信号は、上記不揮発性記憶機
器の製造情報であり、上記情報機器内の不揮発性記憶部
に予め設定登録される製造情報を有する不揮発性記憶機
器が上記情報機器に接続されたときに、上記通信制限手
段による上記情報機器と上記不揮発性記憶機器との間の
データ通信の制限を解除することを特徴とする(1)に
記載の情報機器システムが提供される。
【0014】すなわち、本発明の情報機器システムで
は、内蔵メモリおよびPC接続用端子等の取り外し不能
なデータ記憶部および外部機器を接続するための汎用の
コネクト部を有するデジタルスチルカメラ等の情報機器
に、パスワードや個人情報等の所有者特有情報を持たせ
ると共に、当該情報機器の所有者以外の者が解除するこ
とができないようにするロック機構を持たせることによ
り、内蔵メモリをロックさせ、PC接続用端子等の汎用
のコネクト部に外付けするメモリの一部にパスワード解
除信号等、両機器の所有者のみカメラの内蔵メモリを吸
い出せる信号を持たせることにより、第3者による情報
機器内蔵メモリのデータの不正な吸い出しからプロテク
トすることができるようしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態による情報
機器システムの概念的なシステム構成を示すブロック図
である。
【0017】すなわち、図1に示すように、例えば、デ
ジタルスチルカメラ等の情報機器1には、予め、データ
が保存されている情報記憶部101と、当該情報機器1
全体の動作の制御を司る制御回路(CPU)102と、
外部との通信を行うためにUSB等の特定のコードに信
号を変換し、前記制御回路102に対する通信の割り込
みの制御等を行う組み込み機器用ターゲットコントロー
ラ103と、後述する不揮発性記憶手段2を実際に接続
する凹型の形状をしたPC接続部104とが設けられて
いる。
【0018】そして、前記情報機器1に接続される不揮
発性記憶手段2には、不揮発性情報記憶部201と、通
信の制御などを行う制御回路(CPU)202と、後述
する外部機器としてのPCからの信号を受け取って内部
の制御回路202および不揮発性情報記憶部201で処
理できる形に変換するターゲットコントローラ203
と、PCなどに差し込んで接続する所定の大きさの凸型
の形状をしたPC接続部204とが設けられている。
【0019】また、不揮発性記憶手段2には、本実施の
形態の特徴として、上述した以外に、一般に、外部機器
に対してPCが外付けの記憶部材の処理を行うのと同様
の信号を送るような制御信号を発信するホストコントロ
ーラ205と、上記PC接続部204とは異なる大きさ
の凸型の形状をした周辺機器接続部206とが備えられ
ている。
【0020】通常の場合、USB等を例に挙げると、常
に、PCが通信のホスト側となるので、PC側のコネク
タと、PCからの信号を受け取って通信の動作を行うタ
ーゲットとなるデジタルスチルカメラ等の情報機器のコ
ネクタとが定義されている。一般に、広く知られている
USBのコネクタに挿入されて不揮発性メモリ部に接続
される記憶媒体の場合、PCのUSBコネクタに適合す
る形状のコネクタを一つ有している。
【0021】そして、通信のターゲット機器とはコネク
タ形状が不一致であるため、またターゲット機器同士で
は、どちらもホストコントローラを有しておらず制御信
号を送信することができないため、現状のシステムでは
デジタルスチルカメラとUSBコネクタに接続する記憶
媒体を接続することができない。
【0022】また、USB on the Goと呼ば
れるUSBの新しい通信規格に準拠した製品でシステム
を構築しょうとすると、規格の制約上、電力供給が現状
のUSBよりも制限されており、記憶媒体に電源を供給
することができず、電源を不揮発性記憶手段側に持たせ
ると、記憶手段が大型化してしまうことになる.そこ
で、本実施の形態では、図2に示すように、不揮発性記
憶手段2が、通信のターゲットとしてのPC等と接続す
るときには、PC接続部204と、ターゲットコントロ
ーラ203とを用いて通信を行い、デジタルスチルカメ
ラ等とデータの通信を行う際には、ホストコントローラ
205と周辺機器接続部206を用いて通信を行い、電
源は通信機器のコネクタの出力側を切り替えて、コネク
タを通して供給されるようにして、図1に示した情報機
器システムを構築する。
【0023】具体的に、情報機器1と不揮発性記憶手段
2の通信制限解除手段の設定方法等を図3の(a),
(b)に示す。
【0024】この情報機器1のユーザは他の者が、当該
情報機器1内蔵のデータを取り出すことを禁止するため
に、予め、情報機器1が具備している手動操作部材10
6からの設定により、所有者以外には解らないパスワー
ド等を入力し、内蔵する情報記憶部101に保存してお
く。
【0025】そして、不揮発性記憶手段2は、PC接続
部204を用いてPC等の通信のホスト信号を発行でき
る端末に接続し、端末上で、先に、情報機器1に設定し
たパスワードなどの入力を行う端末上で解除用のパスワ
ードを設定するため、不揮発性記憶手段2にはパスワー
ド入力のための手動操作部材や入力されたパスワードの
確認用表示部等も不要となり、機器の大きさを小型化す
ることができる。
【0026】そして、不揮発性記憶手段2は、周辺機器
用接続部206を用いて情報機器1に接続した時にパス
ワードのチェックを行って、若し、両端末間でパスワー
ドの設定が一致していれば、図4に示すように情報機器
1の表示部105に認証が成功し送信可能であることを
表示させ、情報機器1内蔵の情報記憶部101のデータ
を不揮発性記憶手段2の不揮発性情報記憶部201に内
容をコピーする。
【0027】若し、接続時にのパスワードのチェックに
おいて、両端末間でパスワードが不一致であった場合に
は、図5に示すように予め定められた時間毎に、表示部
105に認証が失敗したことを表示させる。
【0028】これにより、通信を不可として、内蔵の情
報記憶部101のデータを所有者以外の者では取り出し
不可とした情報機器システムを実現することができる。
【0029】図6は、この情報機器システムを具体的に
構築するためのの最小限の構成を示すブロック図であ
る。
【0030】すなわち、図6に示すように、情報機器1
の制御回路11は、CPUや周辺プロセッサ等で構成さ
れ情報機器全体の動作の制御を司る回路であり、デジタ
ルスチルカメラであれば、撮像からデータ保存データ出
力まで行うことを可能とする回路である。
【0031】本実施の形態では、この制御回路11は、
通信制限手段としても動作を行うようにしている。
【0032】すなわち、この制御回路11は、予め、手
動操作部材106等によって記憶回路12に保存された
所有者固有情報と、通信回路17に接続される後述する
外部機器からの通信制御解除信号が一致した場合には、
情報機器1と不揮発性記憶手段2の通信を可能にする制
御等の動作も実際に行うようにしている。
【0033】また、情報機器1の記憶回路12は、少な
くとも一つのDRAMや不揮発性メモリなどによって構
成されている。
【0034】そして、この記憶回路12には、制御回路
11が実際に動作を行うプログラムや情報機器1が動作
をするのに必要な設定情報や、所有者がカスタマイズを
行った個人情報などが記憶されている。
【0035】また、この記憶回路12には、本実施の形
態に用いられる所有者の特有情報(パスワード等)も、
記憶されている。
【0036】また、情報機器1のファイル管理回路13
は、前記記憶回路12内のデータを制御回路11で処理
する際や、前記記憶回路12内のデータを当該情報機器
1に外付けされた外部機器に出力する際に、データの取
り扱いを容易にするためのデータと関連データの管理を
行う回路である。
【0037】なお、このファイル管理回路13によるフ
ァイル管理は、制御回路11の内部で制御を行うことも
考えられる。
【0038】また、情報機器1の電源切り替え回路14
は、当該情報機器1が不揮発性記憶手段2との通信を行
う際に必要となる回路である。
【0039】すなわち、不揮発性記憶手段2は小型化等
のために、電源回路を内蔵していないので、不揮発性記
憶手段2内の電気回路を動かすのに必要な電源は、外部
よりコネクタを通して供給してやる必要がある。
【0040】本来、PCとの接続のために設けられたコ
ネクタ手段(PC接続部104や、PC接続部204
等)は、外部から電源を供給してもらうことは有っても
逆に供給することができる構成にはなっていない。
【0041】そのため、電源切り替え回路14は、情報
機器1内蔵のコネクタ手段が、外付け機器との接続を機
械的なスイッチもしくは電気的なスイッチにて検出し
て、且つ所定時間電源の供給が無かった場合には、ここ
で言う情報機器1のコネクタ手段(PC接続部104)
から、不揮発性記憶手段2のコネクタ手段(周辺機器接
続部206)へと電源を供給するための切り替えを行う
手段である。
【0042】このように、電源切り替え回路14は、不
揮発性記憶手段2が動作している間は電源を供給しつづ
け、動作停止と共に、省電力化のために、電源の供給を
カットする切り替えを行う回路である。
【0043】また、情報機器1の表示回路15は、当該
情報機器1の状態や操作の内容を確認のために表示する
表示部材であって、液晶ディスプレイ等によって構成さ
れている。
【0044】この表示回路15は、デジタルスチルカメ
ラ等であれば、撮影した画像データの確認などに用いら
れる回路である。
【0045】そして、この表示回路15は、本実施の形
態では、それらの動作の他に通信制限手段を解除すると
きや、所有者特有情報等の設定時に確認するときや、接
続時に認証の可否を表示し外部との通信状態などをユー
ザに示すときに用いられる回路である。
【0046】また、情報機器1の入力回路16は、ユー
ザが情報機器に入力を行う回路であり、ユーザがカスタ
マイズするための手動操作部材106からの入力や、デ
ジタルスチルカメラであれば手動操作部材106の入力
に応じて動作し、被写界情報を情報機器に取り込むCC
DやCMOSセンサ等も含まれる。
【0047】本実施の形態では、この入力回路16は、
予め入力する所有者特有情報の入力にも用いられる。
【0048】また、情報機器1の通信回路17は、当該
情報機器1が外部との通信を行うために、当該情報機器
1内蔵のデータを外部と通信可能な形式に変換し、コネ
クタ手段までを含む回路である実際に外付けの機器との
通信を行うために必須の回路である。
【0049】一方、不揮発性記憶手段2の制御回路21
は、不揮発性記憶手段の全体の動作の制御を司る回路で
ある。
【0050】すなわち、この制御回路21は、コネクタ
手段に接続された外付けのPC等から送られてきたデー
タのリード・ライト命令等を実際に行う回路である。
【0051】また、この制御回路21は、本実施の形態
では、情報機器1のセットアップ信号や情報機器1の記
憶回路12からのデータを受信するためのリード信号や
情報機器1の通信制限手段を解除するための信号等を送
信する回路である。
【0052】また、不揮発性記憶手段2の記憶回路22
は、後述する第1の通信回路24や第2の通信回路25
により接続された外付け機器のデータを退避して保存し
ておくための回路であり、不揮発性記憶手段2は一般的
に電源を持たないため、不揮発性メモリによって構成さ
れている。
【0053】また、不揮発性記憶手段2のファイル管理
回路23は、情報機器1のファイル管理回路13同様に
内部でのデータ管理や外部とのデータ管理方法を同じに
して通信を容易にする回路である。
【0054】また、不揮発性記憶手段2の第1の通信手
段24は、PC等、通信のホストとなれる機器との接続
を行う手段であって、主に、データの受信処理を行う回
路である。
【0055】この第1の通信手段24は、本実施の形態
では、データの受信処理のほかにコネクト部よりPC等
から電源を受け取って制御回路などに電源を供給する働
きをしている。
【0056】また、不揮発性記憶手段2の第2の通信手
段25は、例えば、デジタルスチルカメラ等のように、
前記第1の通信手段とコネクタ手段の形状の異なるホス
トコントローラを持たない情報機器1との通信を行う回
路である。
【0057】すなわち、この第2の通信手段25は、情
報機器1に対して通信のための送信信号を送る回路であ
る。
【0058】また、この第2の通信手段25は、情報機
器1の記憶回路12内に有るデータを不揮発性記憶手段
2の記憶回路22にコピーする処理や、電源をコネクタ
を通して情報機器1より受け取って制御回路21に電源
を供給する働きも行うものである。
【0059】以上が本発明の一実施の形態を実施する最
低限の回路構成である。
【0060】図7は、本発明の一実施の形態の変形例と
して、複数の情報機器の通信制限解除信号を持つ場合の
構成を示すブロック図である。
【0061】すなわち、図7に示すように、この変形例
では、汎用記憶部31を有する不揮発性記憶手段2の中
の記憶部30の一部を、機器通信情報記憶部32として
用いるようにしている。
【0062】そして、この機器通信情報記憶部32に、
不揮発性記憶手段2をPCに接続して所有者固有情報を
設定する際に、機器と所有者固有情報を関連付けて保存
しておく形式としたものである。
【0063】これによって、機器ごとに異なった通信制
限解除信号を送信することが可能となる。
【0064】また、簡易化のため、機器と所有者固有情
報を関連付けずに保存しておくことも考えられる。
【0065】その際には、通信制限解除信号を順次送
り、送信エラーが無くなるか、機器通信情報記憶部32
にデータが無くなるまで、所有者固有情報の認証のリト
ライを行うことが考えられる。
【0066】図8の(a),(b)は、本発明の一実施
の形態の他の変形例として、通信制限解除信号として製
造情報を用いる場合の構成を示すブロック図である。
【0067】すなわち、この変形例では、通信制限解除
信号の設定の簡易化のために、不揮発性記憶手段2には
PC等に接続して、通信制限解除信号を書きこむのでは
なく、予め、汎用記憶部31を有する不揮発性記憶手段
2の記憶部30の一部を製造情報記憶部33として用い
るようにしている。
【0068】具体的には、図8の(a),(b)に示す
ように、この製造情報記憶部33に、製造時のシリアル
番号等の変更できない不揮発性記憶手段2ごとに固有の
情報等の製造情報を一つまたは複数として書き込んでお
く形式としたものである。
【0069】そして、その製造時のシリアル番号等の変
更できない不揮発性記憶手段2ごとに固有の情報等の製
造情報を、情報機器1側の手動操作部材106等により
当該情報機器1側の記憶回路12の一部にその不揮発性
記憶手段2に固有な情報を入力し、通信時に、それと不
揮発性記憶手段2の製造情報記憶部41に書き込まれて
いる不揮発性記憶手段ごとに固有の情報等の製造情報を
比較して認証を行う形式としたものである。
【0070】この形式の場合には、複数の不揮発性記憶
手段2を予め登録しておくことによって、所有者が許可
すれば、複数の不揮発性記憶部2に情報を吸い出すこと
が可能になる。
【0071】但し、シリアル番号等の製造情報を登録す
る際に、所有者が設定するパスワードを入力してからシ
リアル番号等の製造情報を登録する必要があるといえ
る。
【0072】そうしないと、所有者以外の者が勝手に製
造時のシリアル番号等の製造情報を登録して、情報機器
1内蔵のデータを抜き出すことが可能となってしまうの
で、先に述べた方法のような対策が必要となるからであ
る。
【0073】図9は、前述したような本発明の一実施の
形態において、情報機器1のコネクト手段に外部機器が
接続されたときの動作を説明するために示したフローチ
ャートである。
【0074】すなわち、ここでは、情報機器1のコネク
タ手段(104)に外部機器が接続されたことを、機械
的なスイッチもしくは電気的なスイッチにより検出した
場合、情報機器1の制御回路11には割り込み信号が発
生し、図9のステップ#1からの各処理が実行される。
【0075】まず、ステップ#1では、当該情報機器1
へのコネクタ接続時に、制御回路11の内蔵タイマーを
スタートさせ、時間の計測を開始する処理が行われる。
【0076】そして、タイマーのカウントが始まったら
ステップ#2に進む。
【0077】次に、ステップ#2では、タイマーが予め
設定された所定時間経過したかどうかを判定する処理が
行われる。
【0078】この場合、タイマーがオーバーフローする
まで、ステップ#3の判定処理を繰り返す処理が行われ
る。
【0079】次に、ステップ#3では、コネクタ手段よ
り外部から電源供給があるかどうかを検出処理が行われ
る。
【0080】ここで、若し、コネクタ手段を通して電源
が供給されている場合には、PC等の通信のホスト機器
となる機器端末が接続されたことになるので、そのまま
ステップ#4に進む。
【0081】次に、ステップ#4では、通常のUSB等
の通信制御を行い、内蔵の記憶手段12内のデータの送
受信等と言った外部機器からの制御信号に基づく動作を
行えるような初期設定処理が行われる。
【0082】そして、所定時間タイマーが経過しても、
電源がコネクタ手段より供給されて来ないようであれ
ば、それは接続された機器がPC等の端末ではなく、本
来ターゲットとなる機器としての不揮発性記憶手段2が
繋がったことになるので、ステップ#5に進む。
【0083】次に、ステップ#5では、電源切り替え回
路14を制御して、コネクタ手段に電力を供給して、ス
テップ#6に進む.次に、ステップ#6では、対ターゲ
ット機器との通信となるので、対ターゲット機器との通
信の初期設定として、前記タイマーをリセットして、再
び、初期化したりすると言った処理が行われる。
【0084】次に、ステップ#7では、図10にその詳
細を示す対記憶容量通信開始ルーチンに進む。
【0085】図10は、前述したような本発明の一実施
の形態において、情報機器1のコネクト手段に本来ター
ゲットとなる機器としての不揮発性記憶手段2が接続さ
れたときに実行される対記憶容量通信ルーチンの動作を
説明するために示したフローチャートである。
【0086】まず、ステップ#8では、情報機器1に接
続された不揮発性記憶手段2の第2の通信回路25よ
り、本来PC等の端末が送っている通信のセットアップ
信号を、不揮発性記憶手段2の制御回路21が送信して
くるのを待つ処理が行われる。
【0087】ここで、通信のセットアップ信号が届かな
い場合には、ステップ#9に進み、通信のセットアップ
信号を受信した場合にはステップ#11に進む。
【0088】次に、ステップ#9では、ステップ#6で
リセットして動作を再開したタイマーが予め設定した所
定時間の経過によりオーバーフローしていないかどうか
を確認するサブルーチンの処理が行われる。
【0089】ここで、仮に、所定時間経過しても、ステ
ップ#8で通信のセットアップ信号を受理しない場合に
はステップ#10へ進み、まだタイマーが所定時間を計
測していなければステップ#8に戻って、再び、通信の
セットアップ信号を受信したかどうかの判定を行う。
【0090】次に、ステップ#10では、通信が失敗等
の要因により、所定時間確保できない場合に、情報機器
1から電源を取りつづけると情報機器1の電池電源がへ
たってしまうので、所定時間経過したら不揮発性記憶手
段2の電源をオフ状態にしてスリープモードに移行する
ための処理ルーチンが実行される。
【0091】ここでは、情報機器1の電源をオフにした
ら、スリープモードに入る。
【0092】次に、ステップ#11では、通信のセット
アップの処理が行われる。
【0093】ここでは、通常、PCとの通信と同様に、
情報機器1がどんな機器で、どのような通信プロトコル
を用いて通信を行う機器か、データをどれくらい記憶回
路12に持っているかなどの情報を不揮発性記憶手段2
の制御回路21からの要求に応じて、情報機器1側から
不揮発性記憶手段2側に送信すると言った処理が行われ
る。
【0094】そして、不揮発性記憶手段2の制御回路2
1が通信に必要な情報を全て情報機器1より取得し、制
御回路21からの要求が終了したら、情報機器1のセッ
トアップ処理を終了して、ステップ#12に進む。
【0095】次に、ステップ#12では、通信制限解除
信号が正常に受信できるまで、これ以降のステップの処
理に移行せずに待機する処理が行われる。
【0096】そして、通信制限解除信号が正常に受信す
ることができた場合には、ステップ#13に進む。
【0097】なお、本実施の形態では、通信制限解除信
号の受信まで、ステップ#12にて待機を続ける処理と
なっているが、所定時間経過しても通信制限解除信号が
送られて来ない場合には、先に、図5で示したような表
示を表示回路15に所定時間表示して情報機器1の電源
をオフにすることも考えられる。
【0098】次に、ステップ#13では、通信の制限を
解除し、本通信が終わるまで以降の処理を行うためのフ
ラグを立てる処理が行われる。
【0099】そして、そのままステップ#14に進む。
【0100】次に、ステップ#14では、情報機器1の
記憶回路12の中のデータがそれぞれ持っている送信O
Kフラグをチェックする処理が行われる。
【0101】これは、上書きの危険性を避けるために、
既に、外部に取り出されたデータや、ユーザが図13に
示すように表示回路105を見ながら、手動操作部材1
06での入力により、データを外部に取り出す必要がな
いと判断して、予め、送信OKフラグを降ろしてあるデ
ータの送信を行わないようにするためである。
【0102】そして、ここで、今回、送信するデータ数
やデータ容量を確認して不揮発性記憶手段2と通信を行
うことにより、不揮発性記憶手段2の制御回路21にそ
れらのデータを送る処理が行われる。
【0103】次に、ステップ#15では、まだ送信OK
フラグが立っているデータが残っているかどうかを確認
する処理が行われる。
【0104】なお、ここでは、図示していないが、既
に、送信OKフラグが立っているデータが無ければ、送
信完了となるのでステップ#18に進む。
【0105】しかるに、まだ送信OKフラグが立ってい
るデータがあれば、ステップ#16に進む。
【0106】次に、ステップ#16では、送信OKフラ
グが立っているデータを実際に不揮発性記憶手段2側に
送信する処理が行われる。
【0107】そして、送信完了となったらステップ#1
7に進み、送信完了したデータに対応する送信OKフラ
グを降ろす処理が行われる。
【0108】そして、送信OKフラグが無くなるまでス
テップ#15以降のループを行い通信を完了させる。
【0109】次に、ステップ#18では、通信を完了し
たので、コネクタ手段を介して不揮発性記憶手段2に供
給している電源を遮断するスリープ処理を行う。
【0110】これで、情報機器1と不揮発性記憶手段2
との通信は完了となる。
【0111】図11は、不揮発性記憶手段2側の通信処
理の流れを説明するために示すフローチャートである。
【0112】まず、ステップ#19では、不揮発性記憶
手段2の制御回路21により、当該不揮発性記憶手段2
に供給される電源が、第1の通信手段24のコネクタ手
段を通してPCからの電源供給であるか、第2の通信手
段25のコネクタ手段を通して情報機器1からの電源供
給であるかを判定するルーチン処理が行われる。
【0113】ここで、制御回路21は、第1の通信手段
24からの電源供給であれば、ターゲット機器として動
作を行い、第2の通信手段25からの電源供給であれば
ホスト機器として通信を行う必要がある。
【0114】本実施の形態におけるステップ#19で
は、簡易化のために、第2の通信手段25からの電源供
給であって、情報機器1に接続された場合であるとして
ステップ#20に進む。
【0115】次に、ステップ#20では、図12にその
詳細を示す通信の初期状態のチェック処理が行われる。
【0116】図12は、この通信の初期状態のチェック
処理ルーチンの流れを説明するために示すフローチャー
トである。
【0117】まず、ステップ#34では、不揮発性記憶
手段2内の記憶回路22の残り容量をチェックする処理
が行われる。
【0118】次に、そのまま進んだステップ#35で
は、記憶回路22に、まだ空き容量が残されているかど
うかを確認する処理が行われる。
【0119】ここで、記憶回路22に、空き容量が残さ
れていなければ、ステップ#37に進んで受信禁止フラ
グを立てた後、この初期状態チェックルーチンを終了し
て図11のフローにリターンする。
【0120】しかるに、記憶回路22に、まだ空き容量
があればステップ#36に進んで新たに受信データ収納
用のフォルダを作成した後、この初期状態チェックルー
チンを終了して図11のフローにリターンする。
【0121】次に、図11のステップ#21では、当該
不揮発性記憶手段2に接続された情報機器1をセットア
ップするための信号を情報機器1側に送信する。
【0122】次に、ステップ#22では、ステップ#2
1で送信したセットアップ信号に対する情報機器1から
の応答があるかどうかを判定する処理が行われる。
【0123】ここで、若し、情報機器1からの応答が無
ければステップ#23に進んで所定時間経過するまでス
テップ#22で情報機器1からの応答処理を待つ。
【0124】若し、所定時間経過しても情報機器1から
の応答信号が来なければ、通信失敗としてステップ#2
4に進んで情報機器1からの電源をオフにするスリープ
処理が行われる。
【0125】ここでは、情報機器1からの電源をオフに
したら、スリープモードに入る。
【0126】しかるに、所定時間経過する前に情報機器
1からの応答信号を得て、情報機器1のセットアップが
完了したらステップ#25に進む。
【0127】次に、ステップ#25では、予め設定され
た通信制限解除信号を送信する処理が行われる。
【0128】次に、ステップ#26では、情報機器1か
ら通信OK処理が応答されたかどうかを判定する処理が
行われる。
【0129】ここで、若し、通信NGが戻されたら、ノ
イズなどで通信が失敗した恐れがあるのでステップ#3
0に進んで、通信NGが所定回数まで達していなけれ
ば、ステップ#25に進んでリトライ処理が行われる。
【0130】そして、既に所定回数リトライ処理を行っ
ても、通信が失敗している場合には、制御解除信号が間
違っていると判断して、ステップ#31に進んで情報機
器1からの電源をオフにするスリープ処理が行われる。
【0131】ここでは、情報機器1からの電源をオフに
したら、スリープモードに入る。
【0132】次に、ステップ#27では、ステップ#2
6で通信OKフラグが立った場合に、制御回路21より
データを受信するための信号を情報機器1の制御回路1
1に向けて送信する処理が行われる。
【0133】次に、ステップ#28では、情報機器1か
らの未受信データがあるかどうかを判定する処理が行わ
れる。
【0134】ここで、若し、データの受信が終了してい
ない場合には、ステップ#29に進んでデータの受信処
理を行い、ステップ#28のループを回りつづける。
【0135】そして、全ての受信データの受信が終了し
たら、ステップ#32に進んで情報機器1からの電源を
切り上述したと同様なスリープモードに入る。
【0136】以上が、本発明の一実施の形態における通
信の流れである。
【0137】なお、本実施の形態では、ステップ#3の
判断で、若し、相手がPCであれば、通常の対PC通信
を行うが、PC通信を行う場合でも、通信制限手段を働
かせることも考えられる。
【0138】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
4以外にも、以下に付記1乃至付記3として示すような
発明が含まれている。
【0139】(付記1) 上記不揮発性記憶手段の電源
は、上記汎用のコネクト手段を通して上記情報機器の側
から供給されることを特徴とする請求項1に記載の情報
機器システム。
【0140】(付記2) 上記不揮発性記憶手段が持つ
上記二つの汎用のコネクト手段は、コネクタ形状がそれ
ぞれ異なっていることを特徴とする請求項1に記載の情
報機器システム。
【0141】(付記3) 上記情報機器は、デジタルス
チルカメラであることを特徴とする請求項1に記載の情
報機器システム。
【0142】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、デジタルスチルカメラなどの情報機器に取り外
し可能な専用スロットを設けて機器を大型化させること
も無く、また、機器の内部に残されている取り外しので
きない記憶手段に収められた所有者データを所有者の許
可無しに取り出すことができない情報処理システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態による情報機器
システムの概念的なシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、本発明の一実施の形態による情報機器
システムを構築するための、PC接続部204と、周辺
機器接続部206とを有する不揮発性記憶手段2の接続
形態を説明するための図である。
【図3】図3の(a),(b)は、本発明の一実施の形
態による情報機器システムを構成する情報機器1と不揮
発性記憶手段2の通信制限解除手段の設定方法等を具体
的に説明するための図である。
【図4】図4は、本発明の一実施の形態による情報機器
システムを構成する情報機器1側での通信可能状態を具
体的に説明するための図である。
【図5】図5は、本発明の一実施の形態による情報機器
システムを構成する情報機器1側での通信不能状態を具
体的に説明するための図である。
【図6】図6は、この情報機器システムを具体的に構築
するためのの最小限の構成を示すブロック図である。
【図7】図7は、本発明の一実施の形態の変形例とし
て、複数の情報機器の通信制限解除信号を持つ場合の構
成を示すブロック図である。
【図8】図8の(a),(b)は、本発明の一実施の形
態の他の変形例として、一つまたは複数の情報機器の通
信制限解除信号として不揮発性記憶手段2の製造情報を
用いる場合の構成を示すブロック図である。
【図9】図9は、本発明の一実施の形態において、情報
機器1のコネクト手段に外部機器が接続されたときの動
作を説明するために示したフローチャートである。
【図10】図10は、本発明の一実施の形態において、
情報機器1のコネクト手段に本来ターゲットとなる機器
としての不揮発性記憶手段2が接続されたときに実行さ
れる対記憶容量通信ルーチンの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】図11は、本発明の一実施の形態において、
不揮発性記憶手段2側の通信処理の流れを説明するため
に示すフローチャートである。
【図12】図12は、図11のステップ#20で実行さ
れる通信の初期状態のチェック処理ルーチンの流れを説
明するために示すフローチャートである。
【図13】図13は、本発明の一実施の形態において、
上書きの危険性を避けるために、ユーザが表示回路10
5を見ながら、データを外部に取り出す必要がないと判
断したデータを手動操作部材106で入力する状態を具
体的に説明するための図である。
【符号の説明】
1…情報機器、 101…情報記憶部、 102…制御回路(CPU)、 103…組み込み機器用ターゲットコントローラ、 104…PC接続部(コネクタ手段)、 2…不揮発性記憶手段、 201…不揮発性情報記憶部、 202…制御回路(CPU)、 203…ターゲットコントローラ、 204…PC接続部(コネクタ手段)、 205…ホストコントローラ、 206…周辺機器接続部(コネクタ手段)、 106…手動操作部材、 11…制御回路(通信制限手段)、 12…記憶回路、 13…ファイル管理回路、 14…電源切り替え回路、 15…表示回路、 16…入力回路、 17…通信回路、 21…制御回路、 22…記憶回路、 23…ファイル管理回路、 24…第1の通信回路、 25…第2の通信回路、 30…記憶部、 31…汎用記憶部、 32…機器通信情報記憶部、 33…製造情報記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り外し不能なデータ記憶部および外部
    機器を接続するための汎用のコネクト部を有する情報機
    器と、 上記情報機器の汎用のコネクト部を介して上記情報機器
    に接続可能な上記外部機器の一つであって、少なくとも
    二つの汎用のコネクト部およびファイル管理システムを
    有する不揮発性記憶機器とを具備する情報機器システム
    において、 上記情報機器は、上記情報機器内の不揮発性記憶部に記
    憶されている所有者特有情報の入力無しには上記情報機
    器と上記不揮発性記憶機器との間のデータ通信を行えな
    いようにする通信制限手段を有し、 上記不揮発性記憶機器は、上記情報機器の上記通信制限
    手段による上記情報機器と上記不揮発性記憶機器との間
    のデータ通信の制限を解除するための通信制限解除手段
    を有し、 上記通信制限解除手段は、上記情報機器と上記不揮発性
    記憶機器との接続時に、上記情報機器からの制御信号に
    基づき上記情報機器に通信制御解除信号を送り、上記情
    報機器と上記不揮発性記憶機器との間のデータ通信を可
    能とすることを特徴とする情報機器システム。
  2. 【請求項2】 上記不揮発性記憶機器の上記二つの汎用
    のコネクト部のうち、第1のコネクト部は通信のホスト
    コントローラを持つ第1の情報端末との通信を行うため
    のコネクタであり、第2のコネクト部は通信のターゲッ
    トコントローラを持つ第2の情報端末との通信を行うコ
    ネクタであることを特徴とする請求項1に記載の情報機
    器システム。
  3. 【請求項3】 上記情報機器内の不揮発性記憶部に記憶
    されている所有者特有情報は、上記情報機器に備えられ
    た手動操作部材によって設定され、 上記通信制御解除手段は、上記不揮発性記憶機器が上記
    第1のコネクト部を用いて上記第1の情報端末に接続さ
    れたときに、上記第2のコネクト部を用いて上記第2の
    情報端末としての上記情報機器に上記通信制御解除信号
    を送ることを特徴とする請求項2に記載の情報機器シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記情報機器内の不揮発性記憶部に記憶
    されている所有者特有情報は、上記情報機器に備えられ
    た手動操作部材によって予め設定登録される上記不揮発
    性記憶機器の製造情報であり、 上記通信制限解除手段による上記通信制御解除信号は、
    上記不揮発性記憶機器の製造情報であり、 上記情報機器内の不揮発性記憶部に予め設定登録される
    製造情報を有する不揮発性記憶機器が上記情報機器に接
    続されたときに、上記通信制限手段による上記情報機器
    と上記不揮発性記憶機器との間のデータ通信の制限を解
    除することを特徴とする請求項1に記載の情報機器シス
    テム。
JP2001292164A 2001-09-25 2001-09-25 情報機器システム Expired - Fee Related JP4576079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292164A JP4576079B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 情報機器システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292164A JP4576079B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 情報機器システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003099330A true JP2003099330A (ja) 2003-04-04
JP4576079B2 JP4576079B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=19114179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292164A Expired - Fee Related JP4576079B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 情報機器システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4576079B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195719A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Nec Corp 不揮発メモリ装置、不揮発メモリシステム、データの消去方法、プログラム及び記憶媒体

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131079A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Toshiba Corp メモリカード検出装置
JPH09134232A (ja) * 1995-09-08 1997-05-20 Hitachi Maxell Ltd 複合機能型pcカード
JPH10505931A (ja) * 1995-04-05 1998-06-09 ジェムプリュス カードリーダ用情報収集システム
JPH10301898A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Casio Comput Co Ltd 電子機器及びインタフェース回路
JP2001005470A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Kenwood Corp 情報再生システム、情報再生装置、メモリ媒体及び情報再生方法
JP2001195370A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Toshiba Corp カード型電子機器
JP2001230799A (ja) * 2000-02-16 2001-08-24 Ricoh Co Ltd 入出力装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131079A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Toshiba Corp メモリカード検出装置
JPH10505931A (ja) * 1995-04-05 1998-06-09 ジェムプリュス カードリーダ用情報収集システム
JPH09134232A (ja) * 1995-09-08 1997-05-20 Hitachi Maxell Ltd 複合機能型pcカード
JPH10301898A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Casio Comput Co Ltd 電子機器及びインタフェース回路
JP2001005470A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Kenwood Corp 情報再生システム、情報再生装置、メモリ媒体及び情報再生方法
JP2001195370A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Toshiba Corp カード型電子機器
JP2001230799A (ja) * 2000-02-16 2001-08-24 Ricoh Co Ltd 入出力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195719A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Nec Corp 不揮発メモリ装置、不揮発メモリシステム、データの消去方法、プログラム及び記憶媒体
JP4725111B2 (ja) * 2005-01-13 2011-07-13 日本電気株式会社 不揮発メモリ装置、不揮発メモリシステム、データの消去方法、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4576079B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8085310B2 (en) Image capturing apparatus and power supply control method therefor
US20020033886A1 (en) Electronic camera and electronic camera system
KR100823100B1 (ko) 휴대용 단말기에서 데이터 유출 방지 방법 및 장치
JP4524316B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
WO2007116804A1 (ja) デジタルカメラシステム
WO2002101640A1 (fr) Module d'extension de fonction
JP2006330949A (ja) 外部記憶媒体セキュリティ管理システム及び外部記憶媒体セキュリティ管理方法
US7612922B2 (en) Image-sensing method and apparatus, control method and apparatus therefor, and storage medium
JP2002186021A (ja) 電源制御機能付き携帯電話機とその制御方法
US7071975B2 (en) Image pickup apparatus
US10460088B2 (en) Electronic device and connection method
JP2003099330A (ja) 情報機器システム
KR100605804B1 (ko) 휴대용 단말기의 표시문자 폰트 변경 장치 및 그 방법
JP2000286957A (ja) 情報処理装置及び媒体
JP4036635B2 (ja) 情報機器システム、及び、情報機器
JP2003152713A (ja) 通信相手認証方法、情報通信システム、及び制御プログラム
JP2001125661A (ja) 電子機器および同機器のセキュリティ方法
US8154603B2 (en) Imaging device transferring data to external device
JP4253206B2 (ja) デジタルカメラ
JP2004185235A (ja) 電子機器及び電子機器の制御プログラムダウンロード方法
US20220374506A1 (en) Authentication device and authentication system
JP2000089961A (ja) アプリケーション登録端末システムおよび登録方法
US11323622B2 (en) Gimbal, method and apparatus for controlling photographing apparatus
JP7512688B2 (ja) 撮像装置および通信方法
KR19990085912A (ko) 휴대 통신단말기간 데이터 백업 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees