JP2003099101A - 機能切り替え方法及び機能切り替え装置 - Google Patents
機能切り替え方法及び機能切り替え装置Info
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- JP2003099101A JP2003099101A JP2001291665A JP2001291665A JP2003099101A JP 2003099101 A JP2003099101 A JP 2003099101A JP 2001291665 A JP2001291665 A JP 2001291665A JP 2001291665 A JP2001291665 A JP 2001291665A JP 2003099101 A JP2003099101 A JP 2003099101A
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Abstract
1の装置及び第2の部品を備えずに第2の機能を発揮す
る第2の装置のいずれにも組み込んで、それぞれ第1の
機能及び第2の機能を指示することができる技術を提供
する。 【解決手段】 判別手段12は電子膨張弁11の有無を
判別し、その結果を中央演算部13に与える。中央演算
部13はゲートアレイ14に動作を行わせ、通信網3と
室内機2aとが通信する機能を含む、第1の機能を指示
する。電子膨張弁11が無い場合には、判別手段12が
その旨の判別結果を中央演算部13に与える。中央演算
部13はゲートアレイ14に動作を行わせない第2の機
能を指示する。
Description
に共通して採用できる制御技術に関する。
部から通信によって空気調和機が遠隔監視、遠隔制御さ
れる第1のタイプと、空気調和機が単独で動作する第2
のタイプとがある。また空気調和機には、所定の部品、
例えば室内機の電子膨張弁が備えられる第1のタイプ
と、電子膨張弁が備えられない第2のタイプとがある。
ステムには第1のタイプの空気調和機が採用され、第2
のタイプの空気調和システムには第2のタイプの空気調
和機が採用される。
との通信を行う目的で、外部との通信を行うための通信
機能を備える必要がある。一方、第2のタイプの空気調
和機では外部との通信が不要であるので、通信機能を備
える必要がない。
いては、第1のタイプであるか第2のタイプであるかに
より、通信機能の有無が相違する二種の制御装置を設
計、製造する必要があった。しかし概して、大量生産に
よるコストダウンを図る上では、機能が付加されること
による価格の増大よりも、複数種の製品を設計、製造す
ることによる価格の増大の方が、価格に与える影響が大
きい。
で、所定の部品を備えて第1の機能を発揮する第1の装
置及び第2の部品を備えずに第2の機能を発揮する第2
の装置のいずれにも組み込んで、それぞれ第1の機能及
び第2の機能を指示することができる技術、あるいは所
定の部品を備えずに第1の機能を発揮する第1の装置及
び第2の部品を備えて第2の機能を発揮する第2の装置
のいずれにも組み込んで、それぞれ第1の機能及び第2
の機能を指示することができる技術を提供することを目
的とする。
にかかるものは、第1の部品(14)の動作が必要であ
る第1の機能と、前記第1の部品の前記動作が不要であ
る第2の機能とが、第2の部品(11)の有無に依存し
て切り替わる装置を制御する、機能切り替え方法であっ
て、(a)前記第2の部品の有無を判別する工程と、
(b)前記工程(a)の結果に基づいて前記第1の部品
の動作の可否を決定する工程とを備える。
請求項1記載の機能切り替え方法であって、前記第1の
部品(14)はクロックに基づいて動作する。
理部(13)及び第1の部品(14)を備える機能切り
替え装置(10,15)であって、前記処理部は、前記
機能切り替え装置装置の外部における第2の部品(1
1)の有無に依存して前記第1の部品の動作の可否を決
定することにより、前記機能切り替え装置の外部に対し
て、前記第1の部品の動作が必要である第1の機能と、
前記第1の部品の前記動作が不要である第2の機能とを
切り替えて指示する。
請求項3記載の機能切り替え装置(10,15)であっ
て、前記第1の部品(14)はクロックに基づいて動作
する。
請求項3又は請求項4に記載の機能切り替え装置(1
5)であって、前記第2の部品の有無を判別し、その結
果を前記処理部(10)に伝達する判別手段(12)を
更に備える。
示するブロック図である。空気調和機として、室外機
1、室内機2a,21,22,…,2nが設けられてい
る。
回路10を備えている。集積回路10は種々の処理を行
う中央処理部(図中「CPU」(Central Processing U
nitの略)として示す)13と、通信機能を発揮する部
品であるゲートアレイ14とを有している。室内機2a
はゲートアレイ14によって室外機1、室内機21,
22,…,2n及び通信網3と接続されている。即ち、図
1で示されている空気調和機は、従来技術で説明された
第1のタイプの空気調和システムにおいて使用される。
張弁11を備えている。電子膨張弁11は図示されない
冷媒系統において設けられ、周知の機能を果たす。即
ち、図1で示されている空気調和機は、従来技術で説明
された第1のタイプの空気調和機である。判別手段12
は電子膨張弁11の存在の有無を判別し、その結果(つ
まり電子膨張弁11が存在すること)は中央処理部13
に与えられる。判別手段12は集積回路10と共に電子
回路15として把握することができる。室内機2 1,
22,…,2nも室内機2aと同じ構成を採用できる。
ロック図である。空気調和機として、室外機1、室内機
2b,21,22,…,2nが設けられている。
路10、判別手段12を備えている。しかし室内機2a
とは異なり、室内機2bは電子膨張弁11を備えておら
ず、また通信網3と接続もされていない。即ち、図2で
示されている空気調和機は、従来技術で説明された第2
のタイプの空気調和機であって、第2のタイプの空気調
和システムにおいて使用される。室内機21,22,…,
2nは室内機2bと同じ構成を採用でき、それぞれの中
央処理部13によって互いに接続される。また室外機1
に対してもそれぞれの中央処理部13によって接続され
る。
11が存在しないと判断し、その結果(つまり電子膨張
弁11が存在すること)は中央処理部13に与えられ
る。
する部品であるので、クロックに基づいて動作する。し
かし、室内機2bは第2のタイプの空気調和システムに
おいて使用されるため、通信網3と接続するための、ゲ
ートアレイ14の動作は不要である。それどころか、ゲ
ートアレイ14からはクロックノイズが放射される可能
性があり、第2のタイプの空気調和システムにおいて不
要なノイズが発生する可能性がある。
2aにおいてはゲートアレイ14による通信機能と、第
1のタイプの空気調和機にも第2のタイプの空気調和機
にも必要な通常の制御機能とを併有する第1の機能が発
揮される。当該第1の機能の指令は集積回路10によっ
て行われる。一方、室内機2bにおいてはゲートアレイ
14による通信機能を有さず、上記通常の制御機能を有
する第2の機能が発揮される。当該第2の機能の指令は
集積回路10によって行われる。
機能及び第2の機能を決定する処理を示すフローチャー
トである。まずステップS1において、判別手段12に
よって電子膨張弁11の有無が判別される。当該判別手
段12及びその動作は公知であり、例えば特開平2−2
67482号に紹介されている。
中に「YES」と示されたルートを採り、ステップS2
に進む。これは図1に示された第1のタイプの空気調和
機において電子回路15が備えられた場合である。ステ
ップS2においては中央演算処理部13によって、当該
電子回路15、若しくは集積回路10が搭載された空気
調和機は第1のタイプであって、第1の機能を果たすと
判断する。そしてステップS4に進み、中央演算処理部
13はゲートアレイ14を動作させる。
ば、図中に「NO」と示されたルートを採り、ステップ
S3に進む。これは図2に示された第2のタイプの空気
調和機において電子回路15が備えられた場合である。
ステップS3においては中央演算処理部13によって、
当該電子回路15、若しくは集積回路10が搭載された
空気調和機は第2のタイプであって、第2の機能を果た
すと判断する。そしてステップS5に進み、中央演算処
理部13はゲートアレイ14を動作させない。具体的に
は、例えば中央演算処理部13からゲートアレイ14へ
とリセット信号を与える。
作が必要である第1の機能と、その動作が不要である第
2の機能とが、電子膨張弁11の有無に依存して切り替
わる。そして電子膨張弁11の有無に基づいてゲートア
レイ14の動作の可否が決定される。これにより、ゲー
トアレイ14が組み込まれた集積回路10、電子回路1
5、あるいは更に室内機2bにおいて、電子膨張弁11
が無いことに応じて、ゲートアレイ14を動作させな
い。従って、電子膨張弁11の有無で相違する室内機2
a,2bのそれぞれに応じて、ゲートアレイ14を備え
るか否かの二種の集積回路10、電子回路15を製造す
るのではなく、ゲートアレイ14を常に備える一種の集
積回路10、電子回路15を製造装置を製造すれば足り
る。これは設計、製造コストの低減を招来する。
いて動作するので、第2のタイプの空気調和機におい
て、ひいては第2のタイプの空気調和システムにおいて
不要なクロックノイズの放射を回避することができる。
1の機能を発揮する第1のタイプの空気調和機と、電子
膨張弁11を備えずに第2の機能を発揮する第2のタイ
プの空気調和機とを例にとって説明した。しかしなが
ら、有無の判断対象は、勿論、電子膨張弁11に限られ
ず、一般的に所定の部品であっても本発明を適用でき
る。また所定の部品を備えずに第1の機能を発揮する第
1のタイプの装置及び所定の部品を備えて第2の機能を
発揮する第2のタイプの装置に関しても本発明を適用す
ることができる。
り替え方法によれば、第1の部品が組み込まれた装置に
おいても、第2の部品の有無に応じて、第1の部品を動
作させないことができる。これにより、第2の部品の有
無に応じて第1の部品を備えるか否かの二種の装置を製
造するのではなく、第1の部品を常に備える一種の装置
を製造すれば足り、設計、製造コストを低減することが
できる。
替え方法によれば、第2の部品の有無に応じて、第1の
部品を動作させないことにより、第2の機能において不
要なクロックノイズの放射を回避することができる。
替え方法によれば、機能切り替え装置は、第2の部品を
備えて第1の機能を発揮する第1の装置及び第2の部品
を備えずに第2の機能を発揮する第2の装置のいずれに
も組み込んで、それぞれ第1の機能及び第2の機能を指
示することができる。つまり第1の装置にも第2の装置
にも使用できるので、切り替え装置の設計、製造コスト
を低減することができる。これは第1の装置が第2の部
品を備えずに第1の機能を発揮し、第2の装置が第2の
部品を備えて第2の機能を発揮する場合にも当てはま
る。
替え装置によれば、第2の部品の有無に応じて、第1の
部品を動作させないことにより、第2の機能において不
要なクロックノイズの放射を回避することができる。
替え装置によれば、機能切り替え装置は、第2の部品を
備えて第1の機能を発揮する第1の装置及び第2の部品
を備えずに第2の機能を発揮する第2の装置のいずれに
も組み込んで、それぞれ第1の機能及び第2の機能を指
示することができる。つまり第1の装置にも第2の装置
にも使用できるので、切り替え装置の設計、製造コスト
を低減することができる。これは第1の装置が第2の部
品を備えずに第1の機能を発揮し、第2の装置が第2の
部品を備えて第2の機能を発揮する場合にも当てはま
る。
ある。
ある。
トである。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の部品(14)の動作が必要である
第1の機能と、前記第1の部品の前記動作が不要である
第2の機能とが、第2の部品(11)の有無に依存して
切り替わる装置を制御する方法であって、 (a)前記第2の部品の有無を判別する工程と、 (b)前記工程(a)の結果に基づいて前記第1の部品
の動作の可否を決定する工程とを備える、機能切り替え
方法。 - 【請求項2】 前記第1の部品(14)はクロックに基
づいて動作する、請求項1記載の機能切り替え方法。 - 【請求項3】 処理部(13)及び第1の部品(14)
を備える装置(10,15)であって、 前記処理部は、前記装置の外部における第2の部品(1
1)の有無に依存して前記第1の部品の動作の可否を決
定することにより、前記装置の外部に対して、前記第1
の部品の動作が必要である第1の機能と、前記第1の部
品の前記動作が不要である第2の機能とを切り替えて指
示する、機能切り替え装置(10,15)。 - 【請求項4】 前記第1の部品(14)はクロックに基
づいて動作する、請求項3記載の機能切り替え装置(1
0,15)。 - 【請求項5】 前記第2の部品の有無を判別し、その結
果を前記処理部(10)に伝達する判別手段(12)を
更に備える、請求項3又は請求項4に記載の機能切り替
え装置(15)。
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