JP2003098647A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003098647A
JP2003098647A JP2002263345A JP2002263345A JP2003098647A JP 2003098647 A JP2003098647 A JP 2003098647A JP 2002263345 A JP2002263345 A JP 2002263345A JP 2002263345 A JP2002263345 A JP 2002263345A JP 2003098647 A JP2003098647 A JP 2003098647A
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endless belt
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photothermographic
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JP2002263345A
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English (en)
Inventor
Toshiya Kojima
俊也 小島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受像材料上に得られる転写画像の濃度ムラを
所定範囲内に抑え、適正画像を得る。 【解決手段】 水塗布部46から搬送された感材16及
び吸引搬送部52で吸引されて搬送された受材とが、ベ
ルト86とベルト94との間に、搬入する。搬送ローラ
80〜84及び搬送ローラ88〜92によって、ベルト
86及びベルト94が移動して、感材16と受材とが密
着して、経路86C、94Cを移動する。経路86C、
94Cを移動する感材16と受材とを加熱する加熱分布
を平面状に略均一となるようにヒータの温度を設定す
る。そして、経路86C、94Cを移動しながら感材1
6及び受材が平面状に略均一の加熱分布で加熱されて、
感材16に像様露光された画像が熱現像されて、受材に
転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に係
り、より詳しくは、熱現像感光材料に像様露光後受像材
料と重ね合わせ、熱現像転写を行い、受像材料上に画像
を得るようにした画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記憶装置は、ロール状に巻回
された熱現像感光材料を収納する感材マガジンが備えら
れ、感材マガジンに収納された熱現像感光材料を画像が
露光される所定長分引き出し、引き出した熱現像感光材
料を切断し、切断された熱現像感光材料を露光部に搬送
して画像を熱現像感光材料に走査露光している。像様露
光された熱現像感光材料は、水塗布部を通過し、熱現像
転写部に搬送される。また、この画像記録装置は、ロー
ル状に回された受像材料を収納する受材マガジンが備え
られ、受材マガジンから受像材料を引き出して熱現像転
写部に搬送している。熱現像転写部では、搬送された熱
現像感光材料及び受像材料を重ね合わせて加熱ドラムと
無端ベルトにより挟持搬送し、ハロゲンランプ等により
加熱された加熱ドラムからの熱により、加熱ドラム回り
に搬送される熱現像感光材料及び受像材料を加熱する
(例えば、特許文献1参照。)。これにより、熱現像感
光材料に像様露光された画像が熱現像されて受像材料に
転写される。
【0003】
【特許文献1】特開平6−130631号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した画
像記録装置の熱現像転写部では、重ね合わされた熱現像
感光材料及び受像材料が加熱ドラムと無端ベルトにより
挟持搬送されながら加熱され熱現像転写が行われるが、
加熱ドラムの中央部と両端部あるいは加熱ドラムの入口
と出口とでは加熱温度に差が発生し、均一な加熱が困難
となる虞がある。このため、受像材料に得られる画像に
濃度ムラが発生し、適正画像が得られない場合があると
いう問題がある。
【0005】また、上述の画像記録装置の露光部では、
露光光源及び露光光学系に起因する露光ムラが発生する
虞があり、均一な濃度の画像を露光し均一に現像したに
もかかかわらず、得られる画像に濃度ムラが発生する場
合があるという問題ある。
【0006】本発明は、上記事実を考慮し、受像材料上
に得られる転写画像の濃度ムラを所定範囲内に抑え、適
正画像を得ることができる画像記録装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、熱現像感光材料に露光した後、
熱現像感光材料と受像材料とを重ね合わせて加熱搬送路
を通過させて熱現像転写を行い、受像材料上に画像を得
る画像記録装置において、前記加熱搬送路は、熱現像感
光材料に面しかつ熱現像感光材料の全幅を覆うだけの所
定長の幅を有する第1の無端ベルトと、受像材料に面し
かつ受像材料の全幅を覆うだけの所定長の幅を有する第
2の無端ベルトと、前記第1の無端ベルトの移動経路の
一部及び前記第2の無端ベルトの移動経路の一部に各々
形成されると共に、熱現像感光材料及び受像材料が挟持
されて移動する記録媒体移動経路と、前記記録媒体移動
経路間に挟持されかつ重ね合わされた熱現像感光材料と
受像材料とを密着させるように前記記録媒体移動経路を
押圧する押圧手段と、前記第1の無端ベルト及び前記第
2の無端ベルトの少なくとも一方に対応して配設され、
熱現像感光材料及び受像材料が前記第1の無端ベルト及
び前記第2の無端ベルトにより挟持されて移動する移動
方向に複数個で、かつ当該移動方向と交差する方向に複
数個配列されたヒータが設けられると共に、前記複数個
のヒータの各々に対応して複数個の温度検出手段が設け
られた平板と、から構成され、前記温度検出手段により
検出された温度に基づいて前記複数個のヒータの各々を
制御する加熱制御手段を備えている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1の無端ベルト及び前記第2の無端
ベルトを同時に移動させることにより、前記熱現像感光
材料と前記受像材料とを密着させて内部に搬入させる搬
送ローラを更に備えたものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記押圧手段を、バネの伸長
力によって前記第1の無端ベルトを押圧する押圧板とし
たものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の画像記録装置は、熱現像感光材
料に露光した後、熱現像感光材料と受像材料とを重ね合
わせて加熱搬送路を通過させて熱現像転写を行い、受像
材料上に画像を得る。
【0011】ここで、本発明では、加熱搬送路を、熱現
像感光材料に面しかつ熱現像感光材料の全幅を覆うだけ
の所定長の幅を有する第1の無端ベルトと、受像材料に
面しかつ受像材料の全幅を覆うだけの所定長の幅を有す
る第2の無端ベルトと、前記第1の無端ベルトの移動経
路の一部及び前記第2の無端ベルトの移動経路の一部に
各々形成されると共に、熱現像感光材料及び受像材料が
挟持されて移動する記録媒体移動経路と、前記記録媒体
移動経路間に挟持されかつ重ね合わされた熱現像感光材
料と受像材料とを密着させるように前記記録媒体移動経
路を押圧する押圧手段と、前記第1の無端ベルト及び前
記第2の無端ベルトの少なくとも一方に対応して配設さ
れた平板と、から構成する。
【0012】ここで、上記平板には熱現像感光材料及び
受像材料が前記1対の無端ベルトにより挟持されて移動
する移動方向に複数個で、かつ当該移動方向と交差する
方向に複数個配列されたヒータが設けられている。な
お、複数のヒータを、マトリックス状又は千鳥状に配列
するようにしてもよく、また、上記平板の側部に密度を
高く中央部に密度を低く配列するようにしてもよい。ま
た、複数個のヒータの各々に対応して複数個の温度検出
手段が設けられている。なお、温度検出手段は、複数個
のヒータの各々に各1個設けてもよく、また、複数個の
ヒータの各々の近傍に各1個設けてもよい。
【0013】そして、加熱制御手段は、温度検出手段に
より検出された温度に基づいて複数個のヒータの各々を
制御する。
【0014】このように、複数個のヒータの各々に対応
して設けられた複数個の温度検出手段により検出された
温度に基づいて複数個のヒータの各々を制御することか
ら、熱現像感光材料及び受像材料の熱現像転写時の加熱
分布に温度ムラが生ぜず略均一となり、受像材料上に濃
度ムラを所定範囲に抑えた適正画像を得ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。図1には、本実施例に係る画像
記録装置10の概略全体構成図が示されている。
【0016】図1に示す如く、画像記録装置10は全体
として箱型に構成されており、機台12には、図示しな
い前面扉、側面扉が取り付けられている。各扉を開放す
ることにより機台12内を露出状態とすることができ
る。
【0017】また、画像記録装置10の機台12の上面
には、原稿242を載置するための載置台212Aが設
けられており、図示しないレールに支持されている。こ
のため、載置台212Aは、図1の左右方向に移動可能
となっている。この載置台212Aには、矩形状の孔が
設けられ透明ガラス板245が取付けられており、この
透明ガラス板245上に装置奥側の辺を軸として開閉可
能な押えカバー212Bが取付けられている。また、機
台12の上面には、図示しない操作パネルが配設されて
いる。
【0018】図1に示される如く、画像記録装置10の
機台12内には感材マガジン14が配置されており、熱
現像感光材料16がロール状に巻回されて収納されてい
る。この熱現像感光材料16は、感光(露光)面が感材
マガジン14の外方へ向いて巻き取られている。
【0019】感材マガジン14の熱現像感光材料16の
取出し口近傍には、押さえバー18、19が取付けられ
ている。押さえバー18、19の上部には、一対のガイ
ド板22及び一対の搬送ローラ24a、24bが配置さ
れている。画像記録装置10の左側の搬送ローラ24a
には、搬送ローラ24aを支持する支持体25が該搬送
ローラ24aと一体的に取付けられている。
【0020】図2に示される如く、押さえバー18に
は、一対の側板18a、18bが取付けられている。側
板18bには、偏心カム122が圧接されている。偏心
カム122の偏心軸120には、軸124が嵌入してお
り、軸124は、モータ126に連結されている。な
お、押さえバー18は、図示しないバネの付勢力によっ
て常に側板18bが偏心カム122に圧接されるように
なっている。また、押さえバー18には、下方側両端に
おいて、一対の軸受け21a、21bが取付けられてい
る。一対の軸受け21a、21bには、固定軸20が嵌
入されている。従って、押さえバー18は、モータ12
6の回転によって、軸124を介して偏心カム122が
回転し、偏心カム122の回転によって固定軸20を回
動中心として回動するようになっている。なお、押さえ
バー18は、図3及び図4に示す如く、押さえバー19
に向かって押さえバー19に圧接、離間したりするよう
に回動する。
【0021】図3及び図4に示す如く、搬送ローラ24
aを支持する支持体25は、固定軸25aを中心に回動
するようになっている。また、支持体25は、図示しな
いバネの付勢力によって常に押さえバー18の上側に圧
接するようになっている。従って、押さえバー18が固
定軸20を回動中心として回動すると、支持体25が固
定軸25aを中心として、押さえバー18の回動と逆方
向に回動するようになっている。これにより、押さえバ
ー18が押さえバー19に圧接すると(図4参照)、搬
送ローラ24aは搬送ローラ24bから離間し、押さえ
バー18が押さえバー19から離間すると(図3参
照)、搬送ローラ24aは搬送ローラ24bに圧接す
る。
【0022】一対の搬送ローラ24a、24bの上部に
は(図1参照)、ガイト板26及びカッタ28、30が
取付けられている。カッタ28、30は、カッタ28が
カッタ30にまで移動して熱現像感光材料16を切断す
るようになっている。
【0023】カッタ28、30の上部には、移動可能な
ガイト板32a、32b及び固定されたガイト板34
a、34bが取付けられている。
【0024】ガイト板32a、32bは、図5に示す如
く、4本の支持柱152a〜152dによって所定の間
隔で対向配置するようになっている。また、ガイト板3
2bには、側板136が取付けられている。側板136
には、偏心カム142が圧接されている。偏心カム14
2の偏心軸受け140には、軸144が嵌入しており、
軸144は、モータ146に連結されている。なお、押
さえバー32bは、図示しないバネの付勢力によって常
に側板136が偏心カム142に圧接されるようになっ
ている。また、押さえバー136には、下方側両端にお
いて、一対の軸受け130a、130bが取付けられて
いる。一対の軸受け130a、130bには、固定軸1
34が嵌入されている。従って、押さえバー32bは、
モータ146の回転によって軸144を介して偏心カム
142が回転し、偏心カム142の回転によって固定軸
134を回動中心として回動するようになっている。な
お、押さえバー32bは、図3及び図4に示す如く、画
像記録装置10の左右方向に回動する。
【0025】露光部22(図1参照)は搬送ローラ36
a、36bと搬送ローラ38a、38bとの間に位置し
ており、熱現像感光材料16が、搬送ローラ36aと搬
送ローラ36bとの間及び搬送ローラ38aと搬送ロー
ラ38bとの間を通過するようになっている。この熱現
像感光材料16の通過に同期して、前記載置台212A
が同方向に移動するようになっている。なお、この熱現
像感光材料16の通過は、図示しない搬送ローラ36
a、36bの近傍に配設された赤外線を発光する発光素
子と該発光素子から発光された光を受光する受光素子と
から構成された感光材料検出センサにより、発光素子か
らの光が熱現像感光材料16により遮断されたことを検
知することにより、検出される。
【0026】露光部22の上方かつ前記透明ガラス板2
45の下方の空間部には、露光装置238が設けられて
いる。露光装置238には、光源40A、レンズユニッ
ト(セルフォックレンズアレイ)42が配置され、熱現
像感光材料16の搬送に同期して移動する載置台212
A上の原稿242の反射画像を熱現像感光材料16の感
光面上に結像する役目を有している。
【0027】光源40Aは、原稿242の幅方向に沿っ
てそれぞれ配列されたB光用のLEDと、G光用のLE
Dと、R光用のLEDが交互に一直線上に配列された2
個のLEDアレイで構成されており、各LEDは独立し
てその発光時間及び発光輝度が制御可能となっている。
このため、光軸上に光量や光質を制御するためのカラー
フィルタや絞り機構を設ける必要がなく、光量や光質の
制御をLEDの電流制御によって行うことができるよう
になっている。なお、熱陰極管及び冷陰極管によって同
様の調光を行うこともできる。
【0028】露光部22の右方にはスイッチバック部4
4が設けられており、また、感光材料マガジン14の上
方には水塗布部46が設けられている。水塗布部46に
は複数のパイプが連結されて水を供給できるようになっ
ている。水塗布部46の側方には熱現像転写部48が配
置されており、水塗布された熱現像感光材料16が送り
込まれるようになっている。
【0029】一方、感光材料マガジン14の右方でかつ
機台12の底面側には受材マガジン50が配置されてい
る。受材マガジン50には、所定長に切断された受像材
料51が重ねられて収納されている。受像材料51の画
像形成面には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されて
おり、この画像形成面が装置の下方へ向いて重ねられて
いる。受材マガジン50の上側には、受像材料51を吸
引して熱現像転写部48に搬送する吸引搬送部52が設
置されている。吸引搬送部52は、図6に示す如く、受
像材料51を吸引する電動真空ポンプで構成された吸引
部54と、吸引部54をガイトするガイト部材56を備
えている。吸引部54は、スライド構造の支持柱57の
先端に取付けられている。支持柱57の吸引部54対し
て逆側にはバネ58が取り付けられている。支持柱57
は、バネ58が図示しない駆動手段によって伸長伸縮す
ると、これに応じて支持柱57がスライドする構成とな
っている。支持柱57は、回転板62の回転中心64で
支持されており、回転板62の回転に応じて吸引部54
を備えた支持柱57が回転するようになっている。な
お、回転板62には、3本の突起部59、60、61が
取り付けられている。
【0030】なお、吸引部54は、電動真空ポンプで構
成するようにしているが、これに限定するものでなく、
逆止弁のついた弾性体室構造のものを用いるようにして
もよい。この場合、支持注57のスライド動作駆動系を
使って押圧したり逆止弁のリリースをして、受像材料5
1を吸引したりリリースする。
【0031】吸引搬送部52の上側には(図1参照)、
一対の搬送ローラ72a、72b及びガイト板74a、
74bが配置されており、吸引搬送部52から吸引され
て搬送された受像材料51が一対の搬送ローラ72a、
72bにより搬送されてガイト板74a、74bを介し
て熱現像転写部48に送り込まれるようになっている。
【0032】熱現像転写部48は、送り込まれた熱現像
感光材料16に面しかつ熱現像感光材料16の全幅を覆
うだけの所定長の幅を有する第1の無端ベルト86を備
えている。また、ガイト板74a、74bを介して送り
込まれた受像材料51に面しかつ受像材料51の全幅を
覆うだけの所定長の幅を有する第2の無端ベルト94を
備えている。熱現像転写部48は、搬入部N近傍に、第
1の無端ベルト86及び第2の無端ベルト94を同時に
移動させることにより、熱現像感光材料16と受像材料
51とを密着させて内部に搬入させる搬送ローラ82、
90を備えている。熱現像転写部48は、搬入部N近傍
に更に搬送ローラ80、88を、また、搬出部M近傍に
搬送ローラ84、92を備えている。搬送ローラ80〜
84により第1の無端ベルト86が移動し、搬送ローラ
88〜92により第2の無端ベルト94が移動するよう
になっている。
【0033】第1の無端ベルト86の移動経路の一部及
び第2の無端ベルト94の移動経路の一部には、第1の
無端ベルト86及び第2の無端ベルト94が搬送ローラ
82、90と搬送ローラ84、92との間で、各々直線
的に移動する経路86C、94Cが形成されている。第
1の無端ベルト86が直線的に移動する経路86Cと第
2の無端ベルト94が直線的に移動する経路94Cとの
間では、図8に示すように、熱現像感光材料16及び受
像材料51が挟持されて搬送されるようになっている。
図8に示す如く第1の無端ベルト86の上側には、複数
のバネ164及び押圧板162が配置されており、該バ
ネ164の伸長力によって、押圧板162が、第1の無
端ベルト86が下方に押圧されるようになっている。第
2の無端ベルト94の下側には、アルミニウム平板16
0が配置されている。アルミニウム平板160は固定さ
れているので、バネ164の伸長力によって押圧板16
2が第1の無端ベルト86が下方に押圧されると、熱現
像感光材料16と受像材料51とが密着する。そして、
搬送ローラ80〜84及び搬送ローラ88〜92によっ
て、第1の無端ベルト86及び第2の無端ベルト94が
移動すると、熱現像感光材料16と受像材料51とが密
着しかつ第1の無端ベルト86及び第2の無端ベルト9
4に挟持されて直線的に移動することになる。
【0034】アルミニウム平板160には、図9に示す
如く、熱現像感光材料16及び受像材料51が挟持され
て移動する移動方向(矢印A方向)に3個及びこの移動
方向と交差する方向(例えば、直交する方向や略直交す
る方向)に3個の合計9個のヒータ170a〜170i
が備えられている。このヒータ170a〜170iの各
々には各1つづつ該ヒータ170a〜170iの温度を
検出するセンサ300a〜300iが備えられている。
なお、ヒータの数はこれに限定するものでなく、また、
配置する位置もこれに限定するものでなく、ヒータを千
鳥状に配列するようにしてもよく、また、アルミニウム
平板160の側部に密度を高く中央部に密度を低く配列
するようにしてもよい。また、ヒータ170a〜170
iの各々にセンサを設けているが、これに限定するもの
でなく、ヒータ170a〜170iの各々の近傍に各1
個設けるようにしてもよい。また、ヒータ170a〜1
70iが備えられたアルミニウム平板160は、第2の
無端ベルト94の下側に配置するようにしているが、こ
れに限定するものでなく、ヒータを備えたアルミニウム
平板を、第1の無端ベルト86の上側に、又は、第1の
無端ベルト86の上側及び第2の無端ベルト94の下側
に配置するようにしてもよい。
【0035】熱現像転写部48の熱現像感光材料16及
び受像材料51の排出口M近傍には(図1参照)、熱現
像感光材料16及び受像材料51を剥離する剥離爪95
が設置されている。剥離爪95の上側には、剥離爪95
によって剥離された熱現像感光材料16を一対の搬送ロ
ーラ98a、98bに案内する一対のガイト板96a、
96bを備えている。一対の搬送ローラ98a、98b
の上側には、一対の搬送ローラ102a、102bを備
えている。一対の搬送ローラ102a、102bの左側
には、熱現像転写が終了した熱現像感光材料16を収納
する収納部104が配置されてる。なお、ガイト板96
bは、剥離爪95によって剥離された熱現像感光材料1
6を一対の搬送ローラ98a、98b、さらに、一対の
搬送ローラ102a、102bに案内できる構成となっ
ている。
【0036】剥離爪95の下側には、剥離爪95によっ
て剥離された受像材料51を一対の搬送ローラ108
a、108bに案内する一対のガイト板106a、10
6bを備えている。一対の搬送ローラ108a、108
bの右側でかつ画像記録装置10の外部右側には、原稿
画像が熱現像転写された受像材料51を載置して収納す
る受像材料載置台105が備えられている。
【0037】なお、熱現像転写部48の下側には、画像
記録装置10の種々の制御を行うための制御系110が
備えられている。
【0038】次に、本実施例の作用を説明する。
【0039】押さえバー18を、図1及び図3に示すよ
うに、押さえバー19から離間しておく。これにより、
一対の搬送ローラ24a、24bが圧接する。そして、
ロール状に巻かれている熱現像感光材料16の一部を一
対の搬送ローラ24a、24bに挟ませ、かつ熱現像感
光材料16を感材マガジン14に収納する。
【0040】ガイト板32a、32bを、図1及び図3
に示すように、熱現像感光材料16がガイト板34a、
34bに案内されるように、位置させておく。
【0041】また、吸引搬送部52では、図6に示す如
く、バネ58を伸長させて支持柱57をスライドさせて
吸引部54を、受材マガジン50に収納されている受像
材料51に到達させる。受像材料51に到達した吸引部
54により受像材料51を吸引し、回転板62を回転さ
せて、図7に示すように受像材料51を、一対の搬送ロ
ーラ72a、72bまで、搬送する。一対の搬送ローラ
72a、72bに受像材料51が搬入すると、吸引搬送
部52は、吸引部54の吸引を止め、一対の搬送ローラ
72a、72bの回転によって受像材料51が、熱現像
転写部48に搬入されるように、待機状態にする。
【0042】押えカバー212Bの閉止後、操作パネル
の操作によって、スタートの指示があると、画像処理が
開始される。
【0043】すなわち、搬送ローラ24a、24bが作
動され、熱現像感光材料16が搬送ローラ24a、24
bによって搬送され(図1参照)、そのまま、熱現像感
光材料16は、その感光(露光)面を上方へ向けた状態
で露光部22へ搬送される。熱現像感光材料16が露光
部22に到達したことを感光材料検出センサにより検出
された時、熱現像感光材料16の搬送と同時に載置台2
12Aの移動を開始する。載置台212Aの移動速度
は、本実施例では露光部22がセルフォックレンズアレ
イ42を用いた等倍系であるので、熱現像感光材料16
の搬送速度と略同様の速度となっている。なお、ミラー
スキャン系では、倍率に応じた速度となる。
【0044】露光装置238では、光源40Aが点灯す
るが、この点灯は各LEDが独立してその発光輝度及び
発光時間が制御可能であるため、適用される原稿242
の濃度や熱現像感光材料16のカラーバランスに応じて
制御される。すなわち、光軸上にカラーフィルタや絞り
機構を設けなくても、各LEDへの電流制御のみで最適
な光量及び光質を得ることができるため、露光装置23
8としての構成が簡単となる。
【0045】この露光装置238において、光源40A
の各LEDから発光された光が、原稿242で反射され
セルフォックレンズアレイ42により熱現像感光材料1
6に案内されて、露光部22に位置する熱現像感光材料
16が像様露光される。
【0046】像様露光が開始された後は、像様露光が行
われながら熱現像感光材料16は、そのまま搬送され
て、スイッチバック部44へ搬送される。像様露光が終
了した後は、搬送ローラ36a、36b、38a、38
b、24a、24bの逆回転によって、熱現像感光材料
16上の像様露光された部分がカッタ28の直前に位置
するまで、熱現像感光材料16を搬送する。像様露光さ
れた部分がカッタ28の直前に位置したとき、搬送ロー
ラ36a、36b、38a、38b、24a、24bの
回転を止める。そして、押さえバー18を、図4に示す
ように、押さえバー19に圧接するように位置させる。
このとき、搬送ローラ24aは、搬送ローラ24bから
離間することになる。なお、ガイト板32a、32bは
図3に示す位置のままである。そして、カッタ28をカ
ッタ30の方へ移動させることにより、熱現像感光材料
16を切断する。なお、切断された像様露光がされてい
ない熱現像感光材料16は、圧接している押さえバー1
8、19によって、下方に落下せずそのままの状態を維
持することになる。
【0047】熱現像感光材料16が切断された後、搬送
ローラ36a、36b、38a、38b、を回転させ始
め、切断された熱現像感光材料16の後端がガイト板3
4a、34bに達するまで、搬送する。熱現像感光材料
16の後端がガイト板34a、34bに達っしたとき、
搬送ローラ36a、36b、38a、38bの回転を止
める。その後、ガイト板32a、32bを、図4に示す
ように、熱現像感光材料16がガイト板32a、32b
間に搬入されずガイト板32bの内側を搬送する位置に
セットする。
【0048】搬送ローラ36a、36b、38a、38
b、24b、24Cを回転させ始め、熱現像感光材料1
6を水塗布部46へ送り込むようにする。像様露光され
た熱現像感光材料16は、ガイト板32bの内側に搬送
され、搬送ローラ24b、24cに到達する。そして、
搬送ローラ24b、24cによって、原稿画像が記録さ
れた熱現像感光材料16が水塗布部46に搬入される。
ここで、搬送ローラ24bに対向配置された搬送ローラ
24aは、図4に示すように、搬送ローラ24bと圧接
されていないことから、搬送ローラ24bが回転したと
しても、像様露光がされていない熱現像感光材料16
は、搬送されずに圧接している押さえバー18、19に
よって、そのままの状態を維持することになる。
【0049】水塗布部46では、熱現像感光材料16に
水が塗布され、さらに、スクイズローラ76a、76b
によって余分な水が除去されながら水塗布部46を通過
する。水塗布部46において画像形成用溶媒としての水
が塗布された熱現像感光材料16は、スクイズローラ7
6a、76bによって熱現像転写部48へ送り込まれ
る。
【0050】一方、スクイズローラ76a、76bによ
って熱現像感光材料16が熱現像転写部48へ搬入され
るのと同期して、待機状態となっている搬送ローラ72
a、72bが回転し始める。そして、熱現像感光材料1
6と受像材料51とが、搬送ローラ82、90で挟まれ
た第1の無端ベルト86と第2の無端ベルト94との間
に、受像材料51よりも熱現像感光材料16が所定長さ
先行するように、搬入する。搬入した熱現像感光材料1
6と受像材料51とは、バネ164の伸長力によって押
さえ板162が第1の無端ベルト86を下方に押さえる
ことから、密着する。そして、搬送ローラ80〜84及
び搬送ローラ88〜92によって、第1の無端ベルト8
6及び第2の無端ベルト94が移動して、熱現像感光材
料16と受像材料51とが、第1の無端ベルト86及び
第2の無端ベルト94により挟持されかつ密着して、経
路86C、94Cを移動する。
【0051】経路86C、94Cを移動している間熱現
像感光材料16及び受像材料51は、ヒータ170a〜
170iにより加熱されたアルミニウム平板160が該
熱を伝導することにより、加熱される。
【0052】ここで、ヒータ170a〜170iの設定
温度について説明する。
【0053】図1に示す如く、経路86C、94Cは、
紙面に垂直方向からの外気によって冷やされる。このた
め、例えば、図9に示す如く、アルミニウム平板160
の側部X(熱現像感光材料16及び受像材料51の移動
方向(矢印A方向)の略中間位置)から他の側部Y(矢
印A方向の略中間位置)に向かう直線上の温度は、該直
線の中間位置が高くなり、側部X、Yに近くなるに従っ
て低くなる。ここで、加熱温度が高いと転写画像の濃度
が高くなり、また、加熱温度が低いと転写画像の濃度が
低くなる。このため、アルミニウム平板160の中央部
に対応する位置の転写画像の濃度が高く、また、アルミ
ニウム平板160の側部に対応する位置の転写画像の濃
度が低くなり、転写画像に濃度ムラが発生し、適正画像
が得られない。
【0054】そこで、本実施例では、予め均一濃度の原
画像を像様露光して熱現像転写を行って受像材料51に
画像を得た後、該画像の濃度分布を測定し、該測定結果
に基づいて、受像材料51上に得られる画像濃度の分布
が略均一となる各ヒータ170a〜170iの設定温度
を設定する。例えば、均一濃度の原画像を像様露光して
熱現像転写を行った際のヒータ170dの温度がTd、
ヒータ170eの温度がTe、ヒータ170fの温度が
Tfであったとする。この場合、受像材料51上に得ら
れる画像濃度の分布が略均一でかつ適正画像となるため
には、各ヒータ170d、e、fの温度がT0であると
すると、ヒータ170dの設定温度をTd+ΔTd、ヒ
ータ170eの設定温度をTe−ΔTe、ヒータ170
fの設定温度をTf+ΔTfとする。このような温度設
定を各ヒータ170a〜170i毎に行う。そして、こ
のような温度で設定されたヒータ170a〜170iに
よりアルミニウム平板160を加熱して、アルミニウム
平板160を介して、経路86C、94Cを移動してい
る熱現像感光材料16及び受像材料51を加熱する。
【0055】このように、各ヒータ170a〜170i
の温度を設定して、経路86C、94Cを移動している
熱現像感光材料16及び受像材料51を加熱することに
より、可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材
料51の色素固定層に転写されて画像が得られる。
【0056】その後、熱現像感光材料16と受像材料5
1とが、搬送され、かつ剥離爪95が移動され、受像材
料51よりも所定長さ先行して搬送される熱現像感光材
料16の先端部に剥離爪95が係合して熱現像感光材料
16の先端部をガイト板96a、96bに案内される。
案内された熱現像感光材料16は、更に搬送されて搬送
ローラ98a、98bに到達し、該搬送ローラ98a、
98bで搬送されてガイト板96bを介して、搬送ロー
ラ102a、102bに到達する。そして、搬送ローラ
102a、102bによって、熱現像感光材料16が感
光材料収納部104に集積される。
【0057】一方、熱現像感光材料16と分離した受像
材料51は、ガイト板106a、106bを介して搬送
ローラ108a、108bに到達する。そして、搬送ロ
ーラ108a、108bによって、受像材料51は、受
像材料載置台105に集積される。
【0058】以上説明したように、予め均一濃度の原画
像を像様露光して熱現像転写を行って受像材料に画像を
得た後、該画像の濃度分布を測定し、該測定結果に基づ
いて、受像材料51上に得られる画像濃度の分布が略均
一となる温度を各ヒータの目標温度として設定し、該目
標温度となるように各ヒータを制御しているため、熱現
像転写時の加熱分布が平面状上に温度ムラが生ぜず略均
一となり、受像材料上に濃度ムラを所定範囲に抑えた適
正画像を得ることができる。
【0059】以上説明した実施例では、感材マガジンか
ら引き出されて搬送されている感光材料の位置は、露光
部近傍に設置された感光材料検出センサにより検出する
ようにしているが、これに限定するものでなく、搬送ロ
ーラの回転数を検出して感光材料の位置を検出するよう
にしてもよい。
【0060】なお、前述した実施例では、感光材料に像
様露光された原稿画像を受像材料に熱現像転写する際、
感光材料及び受像材料は密着して直線的に移動すること
から、円柱形状の加熱ドラムによって感光材料及び受像
材料を回転させながら加熱して熱現像転写する熱現像転
写部と比較すると、例えば、円柱形状の加熱ドラム内の
空間や該加熱ドラムを感光材料及び受像材料が回るため
の空間を除去することができ、これにより、熱現像転写
部を小型化することができる。よって、画像記録装置を
小型でかつ低コストにすることができる。
【0061】また、前述した受材マガジンは、所定長に
切断された受像材料を重ね合わて収納することから、受
像材料をロール状に収納する受材マガジンと比較する
と、受像材料をロール状に収納するための円柱空間を除
去することができ、これにより、受材マガジンを小型化
することができる。よって、画像記録装置を小型でかつ
低コストにすることができる。
【0062】さらに、前述した実施例では、感材マガジ
ンから搬出しかつ露光部で像様露光されながら露光部を
通過するように感光材料を搬送することから、感光材料
を像様露光するために必要な長さ分引き出す空間を必要
としない。よって、画像記録装置を小型でかつ低コスト
にすることができる。
【0063】よって、画像記録装置を小型でかつ低コス
トにすることができることから、本実施例は、従来の画
像記録装置の大型でかつ高コストという問題を解決して
いる。すなわち、画像記録装置を、ロール状に巻回され
た感光材料を収納する感光材料収納部と、前記感光材料
収納部に収納された感光材料を引き出し搬送する感光材
料搬送手段と、前記感光材料搬送手段により引き出され
搬送された感光材料に像様露光する露光部と、受像材料
を収納する受像材料収納部と、前記受像材料収納部に収
納された受像材料を搬送する受像材料搬送手段と、前記
露光部によって像様露光が終了した感光材料を所定の長
さに切断する切断手段と、前記切断手段により切断され
た後に前記感光材料搬送手段により搬送された感光材料
に像様露光された画像を熱現像して前記受像材料搬送手
段により搬送された受像材料に転写する熱現像転写部
と、を備えた画像記録装置において、前記熱現像転写部
を、各々直線的に移動する移動経路を一部に有しかつ前
記移動経路間に重ね合わされた感光材料及び受像材料を
挟持して移動させる一対の無端ベルトと、前記移動経路
間に挟持されかつ重ね合わされた感光材料と受像材料と
を密着させるように前記移動経路の少なくとも一方を押
圧する押圧手段と、平面状に配列された複数のヒータ
と、前記複数のヒータの各々に対応して設けられた温度
を検出する複数の温度検出手段と、前記複数の温度検出
手段により検出された温度に基づいて、前記重ね合わさ
れた熱現像感光材料及び受像材料の熱現像転写時の加熱
分布が平面状に略均一となるように前記複数個のヒータ
の各々を制御する加熱制御手段と、により構成してい
る。
【0064】なお、前述した実施例では、受材マガジン
には、所定長に切断された受像材料を収納するようにし
ているが、これに限定するものでなく、ロール状に巻回
された受像材料を収納するようにてもよい。また、前述
した実施例では、感材マガジンから感光材料を引き出し
搬送しながら、露光部で像様露光をしているが、これに
限定するものでなく、感材マガジンから像様露光を行う
に必要な所定長分感光材料を引き出して、引き出された
感光材料を所定長に切断して露光部に搬送し、所定長に
切断された感光材料に露光部で像様露光を行うようにし
てもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、複数個のヒータの各々に対応して設けられた複数個
の温度検出手段により検出された温度に基づいて、熱現
像転写時の加熱分布が平面上に略均一となるように複数
個のヒータの各々を制御することから、熱現像感光材料
及び受像材料の熱現像転写時の加熱分布に温度ムラが生
ぜず略均一となり、受像材料上に適正画像を得ることが
できる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像記録装置の断面図である。
【図2】押さえバーの概略図である。
【図3】感材マガジンから露光部まで感光材料を搬送す
る経路を示した図である。
【図4】露光部から水塗布部まで感光材料を搬送する経
路を示した図である。
【図5】ガイト板の概略図である。
【図6】受像材料を受材マガジンから吸引して引き出す
際の吸引搬送部の概略図である。
【図7】搬送ローラから受像材料を熱現像転写部に搬送
する際の吸引搬送部の概略図である。
【図8】熱現像転写部の一部の断面図である。
【図9】アルミニウム板に備えられたヒータ及びセンサ
の配置関係、アルミニウム板の各箇所の温度分布及び各
ヒータの設定温度の関係を示した図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料 14 感材マガジン 22 露光部 48 熱現像転写部 50 受材マガジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱現像感光材料に露光した後、熱現像感
    光材料と受像材料とを重ね合わせて加熱搬送路を通過さ
    せて熱現像転写を行い、受像材料上に画像を得る画像記
    録装置において、 前記加熱搬送路は、 熱現像感光材料に面しかつ熱現像感光材料の全幅を覆う
    だけの所定長の幅を有する第1の無端ベルトと、 受像材料に面しかつ受像材料の全幅を覆うだけの所定長
    の幅を有する第2の無端ベルトと、 前記第1の無端ベルトの移動経路の一部及び前記第2の
    無端ベルトの移動経路の一部に各々形成されると共に、
    熱現像感光材料及び受像材料が挟持されて移動する記録
    媒体移動経路と、 前記記録媒体移動経路間に挟持されかつ重ね合わされた
    熱現像感光材料と受像材料とを密着させるように前記記
    録媒体移動経路を押圧する押圧手段と、 前記第1の無端ベルト及び前記第2の無端ベルトの少な
    くとも一方に対応して配設され、熱現像感光材料及び受
    像材料が前記第1の無端ベルト及び前記第2の無端ベル
    トにより挟持されて移動する移動方向に複数個で、かつ
    当該移動方向と交差する方向に複数個配列されたヒータ
    が設けられると共に、前記複数個のヒータの各々に対応
    して複数個の温度検出手段が設けられた平板と、 から構成され、 前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記
    複数個のヒータの各々を制御する加熱制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の無端ベルト及び前記第2の無
    端ベルトを同時に移動させることにより、前記熱現像感
    光材料と前記受像材料とを密着させて内部に搬入させる
    搬送ローラを更に備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段を、バネの伸長力によって
    前記第1の無端ベルトを押圧する押圧板としたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の画像記録装置。
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