JP2003098256A - 車両用障害物地図作成装置 - Google Patents

車両用障害物地図作成装置

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JP2003098256A JP2001293638A JP2001293638A JP2003098256A JP 2003098256 A JP2003098256 A JP 2003098256A JP 2001293638 A JP2001293638 A JP 2001293638A JP 2001293638 A JP2001293638 A JP 2001293638A JP 2003098256 A JP2003098256 A JP 2003098256A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正確に障害物の構造や配置を把握する 【解決手段】車両用障害物地図作成装置は、対象物まで
の距離を計測する距離計測装置101と、車両挙動を検
出する車両情報検出装置201と、車両情報検出装置2
01により検出した車両挙動に基づいて、距離計測装置
101により計測した対象物までの距離情報を対象物の
位置情報に変換して記憶する位置情報変換記憶装置30
1と、距離計測装置101の計測特性を記憶する距離計
測特性記憶装置401と、車両情報検出装置201によ
り検出した車両挙動と、距離計測特性記憶装置401に
記憶された計測特性とに基づいて、位置情報変換記憶装
置301に記憶された複数の対象物の位置情報からノイ
ズ情報を除去して対象物の位置情報を分類するノイズ除
去装置501と、分類された位置情報に基づいて障害物
の地図を生成する障害物地図生成装置601とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両周囲に存在す
る障害物を検出して、障害物地図を作成する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平10−112000号公報に記載
の障害物認識装置では、距離測定センサによって測定さ
れた障害物までの距離情報に基づいて、距離測定センサ
の計測範囲の各地点が「障害物あり」、「障害物無
し」、「不明」のいずれの領域であるかを判定する。こ
の判定結果と実際の障害物の有無との関係を判定正答率
として予め記憶しておき、判定正答率に基づいて「障害
物あり」と「障害物無し」の判定結果の確からしさを算
出して障害物の地図を作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の障害物認識装置では、距離測定センサによる障
害物の有無の判定正答率を予め算出しておく必要があ
る。また、この方法では、障害物認識装置を車両に搭載
した場合に、車両の速度や方向の変化に対応して障害物
を正確に認識することが難しいという問題があった。
【0004】本発明の目的は、距離測定装置の特性や車
両挙動に基づいて、正確に障害物の構造や配置を把握す
ることができる車両用障害物地図作成装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明
は、対象物までの距離を計測する距離計測装置と、車両
挙動を検出する車両情報検出装置と、車両情報検出装置
により検出した車両挙動に基づいて、距離計測装置によ
り計測した対象物までの距離情報を対象物の位置情報に
変換して記憶する位置情報変換記憶装置と、位置情報変
換記憶装置に記憶された複数の対象物の位置情報からノ
イズ情報を除去して対象物の位置情報を分類するノイズ
除去装置と、分類された位置情報に基づいて障害物の地
図を生成する障害物地図生成装置とを備えることによ
り、上記目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1の車両用障害物地図
作成装置において、距離計測装置の計測特性を記憶する
距離計測特性記憶装置をさらに備え、ノイズ除去装置
は、車両情報検出装置により検出した車両挙動と、距離
計測特性記憶装置に記憶された計測特性とに基づいて、
ノイズ情報を除去することを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、請求項2の車両用障害物地図
作成装置において、距離計測特性記憶装置が記憶する計
測特性は、距離計測装置の最大検知距離、検知幅、検知
角、距離分解能、計測周期のうちのいずれか、もしくは
それらの組み合わせであることを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの車
両用障害物地図作成装置において、車両情報検出装置が
検出する車両挙動は、車両の位置と向きと速度であるこ
とを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記
載の車両用障害物地図作成装置において、ノイズ除去装
置は、距離計測装置の位置と最大検知距離の位置とに基
づいて定められる探索領域に含まれる対象物の位置情報
を検出して分類することを特徴とする。 (6)請求項6の発明は、請求項5の車両用障害物地図
作成装置において、位置情報の探索領域の車両進行方向
の幅を、車両の速度と距離計測装置の計測周期とに基づ
いて変化させることを特徴とする。 (7)請求項7の発明は、請求項5または6の車両用障
害物地図作成装置において、ノイズ除去装置は、分類さ
れた複数の対象物の位置情報の中から、直線構造を有す
る対象物の位置情報を検出することにより、さらに対象
物の位置情報を分類することを特徴とする。 (8)請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの車
両用障害物地図作成装置において、障害物地図生成装置
は、分類された位置情報に基づいて対象物の存在する可
能性に応じた複数の領域を設定し、設定した領域ごとに
制御・警報レベル情報を含んだ障害物地図を生成するこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1〜7の発明によれば、対象物までの距離
データを車両挙動に基づいて対象物の位置情報に変換し
た後に、対象物の位置情報からノイズ情報を除去して分
類し、分類した位置情報に基づいて障害物地図を作成す
るので、ノイズとなる距離データを排除することがで
き、障害物の構造や配置を正確に把握することができ
る。 (2)請求項2の発明によれば、距離計測装置の計測特
性を記憶する距離計測特性記憶装置をさらに備え、ノイ
ズ除去装置は、車両情報検出装置により検出した車両挙
動と、距離計測特性記憶装置に記憶された計測特性とに
基づいて、ノイズ情報を除去するので、さらに正確に障
害物の構造や配置を把握することができる。 (3)請求項3の発明によれば、計測特性は、距離計測
装置の最大検知距離、検知幅、検知角、距離分解能、計
測周期のうちのいずれか、もしくはそれらの組み合わせ
であるので、これらの計測特性に基づいて正確にノイズ
情報を除去して対象物の位置情報を分類することができ
る。 (4)請求項4の発明によれば、車両挙動の情報は車両
の位置、向き、速度であるので、正確に車両と対象物と
の位置関係を把握することができるとともに、正確に対
象物の位置を分類することができる。 (5)請求項5の発明によれば、対象物の位置情報を分
類するための領域を距離計測装置の位置と最大検知距離
の位置とに基づいて定められる探索領域としているの
で、距離計測装置で検知不可能な領域に存在する情報を
処理する必要が無く、処理時間を短縮することができ
る。 (6)請求項6の発明によれば、位置情報の探索領域の
車両進行方向の幅を車両の速度と距離計測装置の計測周
期とに基づいて変化させるので、位置情報を分類する際
に車速や計測周期の変化の影響を受けることがない。 (7)請求項7の発明によれば、直線構造を有する対象
物の位置情報を検出してさらに位置情報を分類すること
により、さらに正確に障害物の位置・構造を把握するこ
とができる。 (8)請求項8の発明によれば、障害物地図には対象物
の存在する可能性の領域に応じた制御・警報レベルが含
まれているので、簡単かつ正確に車両と障害物との接触
可能性を検出することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による車両用障害
物地図作成装置の一実施の形態の構成を示す図である。
車両用障害物地図作成装置は、距離計測装置101と、
車両情報検出装置201と、位置情報変換記憶装置30
1と、距離計測特性記憶装置401と、ノイズ除去装置
501と、障害物地図生成装置601とを備える。距離
計測装置101は、車両周囲に存在する障害物(対象
物)までの距離を測定する装置であり、超音波センサや
マイクロ波レーダ、レーザレーダ等を用いることができ
る。距離計測装置101は、車両の進行方向に対して横
向きに、左右対象な位置に1つずつ車載される。本実施
の形態では、図2に示すように、車両1の後輪の後方部
に外側を向いて左右に1つずつ搭載されている。距離計
測装置101による計測可能範囲は、図2に示す楕円1
02の範囲内である。
【0008】車両情報検出装置201は、図3に示すよ
うに、車速センサ201aと操舵角センサ201bとを
有し、車両1の位置や方向、速度などの車両挙動に関す
る情報を検出する。検出した車両挙動情報は、位置情報
変換記憶装置301に送られる。位置情報変換記憶装置
301は、車両情報検出装置201から送られる車両挙
動情報に基づいて、距離計測装置101によって計測さ
れた障害物までの距離データを障害物の位置情報に変換
して記憶する。
【0009】障害物の位置情報は、位置情報変換記憶装
置301の記憶領域における座標上で表現される。図4
(a)は、実空間の座標系における車両1と障害物20
6との位置関係を示す図であり、図4(b)は、位置情
報変換記憶装置301の記憶領域における座標系にて、
車両1に対する相対的な障害物206の位置を示す図で
ある。実空間の座標系における障害物206の位置は、
車両1との相対的な位置を示す位置情報変換記憶装置3
01の記憶領域における座標上の点311で示される。
また、図4(a)で符号204で示される距離計測装置
101の位置は点310で示される。
【0010】実空間の座標系における障害物の位置を記
憶領域の座標系での点に変換する方法について図4
(a),(b)を用いて説明する。予め、実空間座標系
に基準となるX軸、Y軸を定めておき、車両1の位置2
02と、X軸と車両の進行方向との成す角203とを検
出する。車両の位置202と進行方向を示す角203
は、車両情報検出装置301により検出する。具体的に
は、車両1の左右後輪を結ぶ軸とこの軸に直交して車両
中心を通る軸を車両1の固定座標系と定め、ある時刻t
0における車両1の固定座標系を実空間座標系XYに定
める。時間変化Δtごとの車両1の位置202と進行方
向を示す角203とを車速センサ201a、操舵角セン
サ201bを用いて検出する。検出した車両の位置20
2と進行方向を示す角203とに基づいて、距離計測装
置101の位置204と、2つの距離計測装置101を
結ぶ軸(以下、計測軸と呼ぶ)205の方向とを算出す
る。図4(b)に示す記憶領域の座標系では、算出した
計測軸205上に、距離計測装置101により検出した
距離データに相当する位置に、障害物206の位置情報
である点311を定める。
【0011】従って、障害物206が検出されるまで
は、位置情報変換記憶装置301の記憶領域におけるデ
ータは0であり、障害物206を検出すると記憶領域に
おける座標上に対応するデータが追加される。以後、車
両の移動に伴い検出される障害物206の相対的な位置
が、記憶領域の座標上のデータとして追加されていく。
図4(b)に示す記憶領域上の座標上の白丸312,3
13,314,315は311よりも以前に検出された
障害物の位置を示すデータである。
【0012】ノイズ除去装置501は、距離計測特性記
憶装置401に記憶されている距離計測装置101の検
知範囲特性と、車両情報検出装置201によって検出さ
れる車速などの車両情報とに基づいて、位置情報変換記
憶装置301に記憶された障害物位置情報を分類して、
第1の障害物地図を作成する。障害物位置情報の分類方
法について、図5を用いて説明する。
【0013】位置情報変換記憶装置301の記憶領域に
おける座標系にて、障害物の位置情報を分類してノイズ
情報を除去するための探索領域を定める。この探索領域
は、距離計測装置101の位置310と計測軸上の最大
検知距離位置316の2点を焦点とする楕円領域317
とする。この探索領域317を距離計測特性と車速とに
応じて変化させることにより、車速に依存することな
く、障害物位置情報を分類することができる。
【0014】車両1の進行方向をx軸に取り、探索領域
317の楕円の焦点位置の座標XをそれぞれX0,X1、
車速をVc、距離計測装置101の計測サンプリング周
期をTsとすると、探索領域317内に含まれる点の座
標Xは、次式(1)を満たさなければならない。 |X−X0|+|X−X1|<Vc・Ts+α …(1) ただし、αは補正項であり、楕円焦点座標X0,X1はそ
れぞれ、距離計測装置101,計測軸上の最大検知距離
位置207の座標Xに相当する。図6(a)は、車速V
cが小さい場合の探索領域317を示す図であり、図6
(b)は、車速Vcが大きい場合の探索領域317を示
す図である。図6(a)、(b)から分かるように、車
速Vcが小さい時は探索領域のx軸方向の幅は小さくな
り、車速が高いときは探索領域317のx軸方向の幅は
大きくなる。
【0015】ノイズ除去装置501は、図5を参照する
と、探索領域317内に含まれる障害物位置311,3
12,313を検出し、検出した複数の障害物位置31
1,312,313により構成される直線318を、最
小二乗法等を用いて算出する。式(1)で示すように、
車速Vcとサンプリング周期Tsとに基づいて探索領域3
17の大きさを変えることにより、障害物の配置や構造
を特定するために十分なサンプル数を確保することがで
きる。これにより、近似直線318の精度を向上するこ
とができるので、後述する障害物位置情報を分類する精
度を向上することができる。
【0016】続いて、探索領域317内に含まれる各障
害物位置情報311,312,313から直線318ま
での距離(偏差)ついての分散値を求める。分散値は、
距離計測装置101の分解能等に依存する。従って、分
散値のしきい値は、距離計測装置101の分解能、測定
誤差及び位置情報変換記憶装置301の分解能により決
定する。求めた分散値が所定値のしきい値以下であると
きは、各障害物位置311,312,313は同一のク
ラスタ(グループ)に属すると判定する。一方、求めた
分散値が所定のしきい値より大きいときは、同一クラス
タの終点を検出したと判定する。すなわち、分散値が所
定のしきい値以下の値を示す点は同一クラスタに属し、
所定のしきい値を越えた点は、ノイズ情報であるか別の
クラスタに属する位置情報であると判定する。
【0017】また、探索領域317に包含される障害物
位置情報の数が所定の数よりも少ないときも、クラスタ
の終点を検出したと判定する。このことを図7を用いて
説明する。順次、クラスタの分類を行っていった場合
に、探索領域317に包含される障害物位置情報の数が
所定の数よりも少ない場合、図7に示すように、障害物
位置情報330〜333は同一のクラスタに属する情報
であるが、障害物位置情報334は他のクラスタに属す
るものである。すなわち、障害物位置情報330と障害
物位置情報334との間に連続性が無いために、両者は
別のクラスタに属するものと判定する。
【0018】図8を用いて、障害物位置情報を分類した
結果に基づいて、ノイズ情報を除去して第1の障害物地
図を得る方法について説明する。車両周囲に存在する障
害物には、例えば駐車場における駐車車両や柱、壁、ガ
ードレール等がある。車両が移動しながら、駐車車両や
ガードレールなどの障害物を距離計測装置101を用い
て検出し、記憶領域の座標上に障害物位置を記憶してい
くと、比較的直線性の良い点列を構成することが分か
る。しかし、上述した障害物位置の分類結果には、障害
物の位置情報のバラツキや、距離計測装置101自身に
よる計測誤差なども含まれている。従って、直線構造を
有する障害物を正確に検出するために、測定結果の直線
性の精度を向上させるための処理を施す必要がある。
【0019】上述した障害物位置情報を分類した各クラ
スタにおいて、直線構造を有する障害物を検出するため
の再探索領域320,321を定める。再探索領域32
0,321は、クラスタを構成する障害物位置情報を包
含する最小の領域に基づいて規定する。再探索領域32
0,321を規定する際には、図8に示すy軸方向、す
なわち計測軸方向の領域は、距離計測装置101の距離
分解能、位置情報変換記憶装置301の記憶領域の距離
分解能、障害物位置情報の測定結果のバラツキを考慮し
て拡大する。また、図8に示すx軸方向、すなわち車両
1の進行方向の領域は、障害物位置情報の測定結果のバ
ラツキ等を考慮したy軸方向の拡大分に加えて、車速V
cと距離計測装置101のサンプリング周期Tsとを考慮
して拡大する。
【0020】このように、再探索領域320,321を
拡大することにより、障害物位置情報を記憶する際、す
なわちアナログデータをデジタルデータに変換して記憶
する際の量子化誤差の影響を低減することができる。ま
た、ノイズ情報として分類することができなかった障害
物位置情報を障害物構造を規定するために用いることが
できるので、障害物地図としての正確性が向上する。
【0021】再探索領域320,321を定めると、再
探索領域320,321に含まれる障害物位置情報の中
から、後述する再探索条件を満たす障害物位置情報の点
群を抽出する。すなわち、再探索領域320に含まれる
障害物位置情報の任意の2点を焦点とする楕円領域内に
含まれる障害物位置情報の点の数が最大となる楕円領域
322を求め(図8参照)、この楕円領域内に含まれる
障害物位置情報を抽出する。
【0022】具体的には、障害物位置情報の点の数が最
大となる楕円領域322内に含まれる点の座標Yは、次
式(2)を満たす必要がある。 |Y−Y0|+|Y−Y1|<β …(2) ただし、Y0,Y1は、再探索領域320に含まれる障害
物位置情報の任意の2点の座標Yであり、楕円の焦点座
標に相当する。βは所定の定数である。βが大きくなる
と、楕円322のy軸方向の領域が大きくなるので、楕
円322内の点群の直線性は低くなる。逆にβが小さい
と、楕円322のy軸方向の領域が小さくなるので、楕
円322内の点群のx軸方向の直線性は高くなる。すな
わち、楕円322内に含まれる点群により構成される直
線と各障害物位置情報を示す点との偏差は小さくなる。
【0023】図8に示す再探索領域320では、障害物
位置情報323は楕円322内に含まれない。従って、
障害物位置情報323は、駐車車両の側面などの直線構
造を有する障害物とは別の障害物情報であると判定され
る。上記式(2)の条件を満たす障害物位置情報を、第
1の障害物地図として用いる。
【0024】障害物地図生成装置601は、第1の障害
物地図に基づいて連続的な障害物地図を生成する。駐車
支援のための車両制御システムや警報システムには、自
車両の位置や予測軌道と障害物位置との情報に基づいて
ブレーキやハンドルを制御したり、障害物との接触可能
性を判断して警報を発するものがある。車両と障害物と
の接触可能性を判断するためには、車両周囲に存在する
障害物の地図を用いることができるが、障害物との接触
可能性を随時計算するためには、多大なデータを扱うこ
とができる高速演算処理装置を用いなければならない。
このため、本実施の形態の車両用障害物地図作成装置で
は、障害物の地図自体に、制御目標値または警報レベル
に相当するデータを含める。
【0025】図9は、図8に示す第1の障害物地図の各
クラスタを構成する点群に基づいて、3段階の制御・警
報レベルを割り当てた障害物地図である。すなわち、障
害物位置情報に基づいて、信頼係数が95%、90%、
85%等の信頼区間を定めることにより、制御・警報レ
ベルを割り当てる。信頼係数とは、その区間に障害物位
置情報を示す点が含まれている確率であり、楕円322
内に含まれる点群を含む中心領域の信頼係数が最も低
く、中心領域から外側の領域になるほど信頼係数は大き
くなる。
【0026】図9では、点群を含む中心の領域が制御・
警報レベル3であり、制御・警報レベル3を取り囲む真
ん中の領域の制御・警報レベルを2、最も外側の領域の
制御・警報レベルを1としている。この場合、制御・警
報レベルが3の領域は、障害物が存在する可能性が最も
高いため、車両がこの領域に進入したときの車両と障害
物との接触可能性は最も高い。レベル3に比べてレベル
2,レベル2に比べてレベル1の領域については、車両
と障害物との接触可能性は低くなる。障害物地図に障害
物の位置情報とともに制御・警報レベルを含めることに
より、車両と障害物との接触可能性を簡単に調べること
ができる。すなわち、障害物が存在する領域に車両が進
入した時に、車両が進入した領域の制御・警報レベルを
調べることにより、現在の車両の制御レベルまたは警報
レベルを把握することができる。これにより、車両が進
入した領域の制御・警報レベルに応じて、不図示のスピ
ーカを用いて警報を発したり、ブレーキ(不図示)を用
いて車両制御を行うことができる。
【0027】上述した障害物地図の作成手順について、
図10のフローチャートを用いて簡単に説明しておく。
なお、各ステップの処理内容において、上述した説明の
中で詳しく述べた部分については、その説明を省略す
る。ステップS1では、距離計測装置101により障害
物206までの距離を計測する。距離を計測するとステ
ップS2に進む。ステップS2では、車両情報検出装置
201により車両の挙動を検出する。車両の挙動には、
上述したように、車両の位置、進行方向、速度などが含
まれる。車両の挙動を検出するとステップS3に進む。
ステップS3では、ステップS1で検出した障害物まで
の距離情報を、ステップS2で検出した車両の挙動に基
づいて障害物の位置情報に変換する。位置情報への変換
は、位置情報変換記憶装置301により行われるが、変
換方法は上述したのでここではその説明を省略する。ス
テップS4では、ステップS3で変換した位置情報を位
置情報変換記憶装置301に記憶する。
【0028】以下、ステップS5〜S8で行われる処理
は、ノイズ除去装置501により行われる。ステップS
5では、ステップS4で記憶した障害物の位置情報をク
ラスタごとに分類するための探索領域を設定する。探索
領域の設定方法も上述したので説明を省略する。次のス
テップS6では、ステップS5で設定した探索領域内に
含まれる障害物の位置情報をクラスタごとに分類する。
すなわち、上述したように、探索領域内に含まれる複数
の障害物の位置情報が構成する直線を算出し、算出した
直線と各障害物位置情報との距離についての分散値を求
める。分散値が所定のしきい値以下であるときは同一の
クラスタに属すると判定する。分散値がしきい値より大
きいときはクラスタの終点を検出したと判定して、しき
い値より大きい分散値の障害物位置情報は別のクラスタ
に属するかノイズ情報であると判定する。
【0029】ステップS7では、ステップS6で分類し
たクラスタ内に含まれる複数の障害物の位置情報の中か
ら、直線構造を有する障害物を検出するための再探索領
域を設定する。再探索領域の設定方法についても詳しい
説明は省略する。ステップS8では、ステップS7で設
定した再探索領域内の障害物の位置情報のうち、再探索
条件を満たす点群を検出する。再探索条件を満たす点群
とは、上述したように式(2)の条件を満たす障害物位
置情報の集合であり、直線構造を有する障害物を示す。
再探索条件を満たす点群を検出すると、ステップS9に
進む。ステップS9では、ステップS8で検出した点
群、すなわち障害物位置情報に基づいて、障害物地図生
成装置により障害物地図を生成する。障害物地図は、上
述したように障害物の配置や構造とともに、制御・警報
レベルを含んだものである。障害物地図の作成方法も上
述したので説明を省略する。
【0030】以上、本発明による車両用障害物地図作成
装置によれば、障害物までの距離データを車両挙動に基
づいて障害物の位置情報に変換するので、正確に車両と
障害物との位置関係を把握することができる。また、障
害物の位置情報を車両挙動と距離計測装置の計測特性と
に基づいて分類し、さらに直線構造を有する障害物を検
出して障害物地図を作成することにより、ノイズとなる
距離データを排除することができ、障害物の構造や配置
を正確に把握することができる。また、障害物地図に制
御・警報レベルの情報を含めることにより、障害物が存
在する領域に車両が進入した時に、車両が進入した領域
の制御・警報レベルを調べることにより、現在の車両の
制御レベルまたは警報レベルを把握することができる。
【0031】本発明は上述した実施の形態に限定される
ことはない。例えば、車両情報検出装置201は、車速
センサ201aと操舵角センサ201bとに基づいて、
車両の位置と方向を検出したが、ジャイロ等を用いて検
出してもよい。また、制御・警報レベルは3段階に限ら
れず、好みの段階に分けることができる。上述した一実
施の形態の説明では、制御・警報レベルの領域を信頼係
数が95%、90%、85%の信頼区間としたが、信頼
係数もこれらの値に限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用障害物地図作成装置の一実
施の形態の構成を示す図
【図2】距離計測装置の車載位置と計測範囲を示す図
【図3】車両情報検出装置の構成を示す図
【図4】(a)は、実空間座標系において車両と障害物
との位置関係を示す図、(b)は、記憶領域の座標系に
おいて車両と障害物との位置関係を示す図
【図5】障害物位置情報を分類するための探索領域を示
す図
【図6】(a)は、車両が低速で走行しているときの探
索領域を示す図、(b)は、車両が高速で走行している
ときの探索領域を示す図
【図7】障害物位置情報の分類方法について説明するた
めの図
【図8】再探索領域と再探索条件を満たす障害物位置情
報群を示す図
【図9】制御・警報レベル情報を含む障害物地図を示す
【図10】障害物地図の一実施の形態の作成手順を示す
フローチャート
【符号の説明】 1…車両、101…距離計測装置、102…計測範囲、
201…車両情報検出装置、201a…車速センサ、2
01b…操舵角センサ、202…車両の位置、203…
Y軸と車両の進行方向との成す角、204…距離計測装
置の位置、205…計測軸、206…障害物、301…
位置情報変換記憶装置、310…距離計測装置の位置、
311,312,313,314,315,323,3
30,331,332,333,334…障害物の位置
情報、316…最大検知距離の位置、317…探索領
域、318…近似直線、320,321…再探索領域、
322…再探索条件を満たす領域、401…距離計測特
性記憶装置、501…ノイズ除去装置、601…障害物
地図生成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 B60R 21/00 626G 628 628F G08G 1/16 G08G 1/16 C Fターム(参考) 5H180 AA01 CC03 CC11 CC12 CC14 LL01 LL02 LL04 LL08 5J070 AC02 AC06 AC13 AE01 AF03 AJ13 AK22 AK28 BF12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物までの距離を計測する距離計測装置
    と、 車両挙動を検出する車両情報検出装置と、 前記車両情報検出装置により検出した車両挙動に基づい
    て、前記距離計測装置により計測した対象物までの距離
    情報を対象物の位置情報に変換して記憶する位置情報変
    換記憶装置と、 前記位置情報変換記憶装置に記憶された複数の前記対象
    物の位置情報からノイズ情報を除去して前記対象物の位
    置情報を分類するノイズ除去装置と、 前記分類された位置情報に基づいて障害物の地図を生成
    する障害物地図生成装置とを備えることを特徴とする車
    両用障害物地図作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用障害物地図作成装
    置において、 前記距離計測装置の計測特性を記憶する距離計測特性記
    憶装置をさらに備え、 前記ノイズ除去装置は、前記車両情報検出装置により検
    出した車両挙動と、前記距離計測特性記憶装置に記憶さ
    れた計測特性とに基づいて、前記ノイズ情報を除去する
    ことを特徴とする車両用障害物地図作成装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車両用障害物地図作成装
    置において、 前記距離計測特性記憶装置が記憶する計測特性は、前記
    距離計測装置の最大検知距離、検知幅、検知角、距離分
    解能、計測周期のうちのいずれか、もしくはそれらの組
    み合わせであることを特徴とする車両用障害物地図作成
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の車両用障
    害物地図作成装置において、 前記車両情報検出装置が検出する車両挙動は、前記車両
    の位置と向きと速度であることを特徴とする車両用障害
    物地図作成装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の車両用障
    害物地図作成装置において、 前記ノイズ除去装置は、前記距離計測装置の位置と最大
    検知距離の位置とに基づいて定められる探索領域に含ま
    れる対象物の位置情報を検出して分類することを特徴と
    する車両用障害物地図作成装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の車両用障害物地図作成装
    置において、 前記位置情報の探索領域の車両進行方向の幅を、前記車
    両の速度と前記距離計測装置の計測周期とに基づいて変
    化させることを特徴とする車両用障害物地図作成装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の車両用障害物地
    図作成装置において、 前記ノイズ除去装置は、前記分類された複数の対象物の
    位置情報の中から、直線構造を有する対象物の位置情報
    を検出することにより、さらに前記対象物の位置情報を
    分類することを特徴とする車両用障害物地図作成装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の車両用障
    害物地図作成装置において、 前記障害物地図生成装置は、前記分類された位置情報に
    基づいて対象物の存在する可能性に応じた複数の領域を
    設定し、前記設定した領域ごとに制御・警報レベル情報
    を含んだ障害物地図を生成することを特徴とする車両用
    障害物地図作成装置。
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