JP2003096847A - 水栓のカートリッジ取付け構造 - Google Patents

水栓のカートリッジ取付け構造

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JP2003096847A
JP2003096847A JP2001293155A JP2001293155A JP2003096847A JP 2003096847 A JP2003096847 A JP 2003096847A JP 2001293155 A JP2001293155 A JP 2001293155A JP 2001293155 A JP2001293155 A JP 2001293155A JP 2003096847 A JP2003096847 A JP 2003096847A
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JP
Japan
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cartridge
water
faucet
hot water
movable valve
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JP2001293155A
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English (en)
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Takahiro Taniguchi
隆博 谷口
Hiroshi Oshima
浩 大島
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ取り外し時に自動的に止水され
る水栓のカートリッジ取付け構造を提供する。 【解決手段】 カートリッジ収容部を有する水栓本体に
給水管および給湯管から本体流路を通ってきた水流出孔
および湯流出孔を形成し、その水流出孔および湯流出孔
のそれぞれに可動弁体を有し、カートリッジ収納部にカ
ートリッジを取付けることで可動弁体を開くことを特徴
とする水栓のカートリッジ取付け構造とした。これによ
り、カートリッジ取り外し時に自動的に止水される水栓
のカートリッジ取付け構造を提供することができる。こ
の効果によりカートリッジ押えが緩んだ場合においても
漏水することがなく、またメンテナンス時などカートリ
ッジを取り外す行為に及んでも止水栓などの水源を止め
る手間がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水栓のカートリッ
ジ取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水栓のカートリッジ取付け構造
は、カートリッジを水栓本体のカートリッジ収容部に挿
入し、カートリッジ押えを絞め込むことにより、カート
リッジの湯流入孔および水流入孔と水栓本体の水流出孔
および湯流出孔を接続し、かつ、カートリッジ下部と本
体の間にあるパッキンが、給水管および給湯管から本体
流路を通ってきた流体がその接続部分から漏水しないよ
うにシールしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水栓のカートリ
ッジ取付け構造は、カートリッジ押えが緩むと、カート
リッジ全体が給水管および給湯管から本体流路を通って
きた水流出孔および湯流出孔からの流体の圧力により浮
き、カートリッジ下部のカートリッジ湯流入孔および水
流入孔と水栓本体の水流出孔および湯流出孔とをシール
しているパッキンが水栓本体からはなれて十分なシール
ができなくなり、給水管および給湯管から本体流路を通
ってきた本体部流路の水流出孔からの流体が漏水すると
いう課題を有していた。
【0004】また、カートリッジをメンテナンスする場
合や取替える場合など、カートリッジをとりはずす際に
は、止水栓などを利用して水源を止める必要があった。
止水栓のような水源を止める装置は露出されている場合
が少なく探す必要が有り、またカートリッジメンテナン
ス時の水源の閉め忘れによる漏水を招くこともあった。
【0005】そこで、本発明では上記の問題点を解決す
るため、カートリッジ取り外し時に自動的に止水される
水栓のカートリッジ取付け構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】第1の
発明では、カートリッジ収容部を有する水栓本体に給水
管および給湯管から本体流路を通ってきた水流出孔およ
び湯流出孔を形成し、その水流出孔および湯流出孔のそ
れぞれに可動弁体を有し、カートリッジ収納部にカート
リッジを取付けることで可動弁体を開くことを特徴とす
る水栓のカートリッジ取付け構造を提供する。
【0007】これにより、カートリッジ取り外し時に自
動的に止水される水栓のカートリッジ取付け構造を提供
することができる。この効果によりカートリッジ押えが
緩んだ場合においても漏水することがなく、またメンテ
ナンス時などカートリッジを取り外す行為に及んでも止
水栓などの水源を止める手間がなくなる。
【0008】第2の発明では、前記カートリッジには、
カートリッジ収納部にカートリッジを取付けた時に、可
動弁体を開方向に動かす突起形状を設けたことを特徴と
する請求項1に記載の水栓のカートリッジ取付け構造を
提供する。
【0009】これにより、カートリッジ取り外し時に自
動的に止水される水栓のカートリッジ取付け構造を提供
することができる。この構造においては、カートリッジ
が水栓本体から離れるとカートリッジ下部の水流入孔部
および湯流入孔部にある突起が本体部流路水流出孔部に
ある可動弁からはずれ、自動的に水栓本体の流路水流出
孔部の可動弁が閉止する。この効果によりカートリッジ
押えが緩んだ場合においても漏水することがなく、また
メンテナンス時などカートリッジを取り外す行為に及ん
でも止水栓などの水源を止める手間がなくなる。
【0010】第3の発明では、前記可動弁体には、カー
トリッジ収納部にカートリッジを取付けた時に、可動弁
体を開方向に動かす突起形状を設けたことを特徴とする
請求項1に記載の水栓のカートリッジ取付け構造を提供
する。
【0011】これにより、カートリッジ取り外し時に自
動的に止水される水栓のカートリッジ取付け構造を提供
することができる。この構造においては、カートリッジ
が水栓本体から離れるとカートリッジ収納部の水流出孔
部および湯流出孔部の可動弁にある突起が押し込まれて
いた力が解除され、自動的に各可動弁が閉止する。この
効果によりカートリッジ押えが緩んだ場合においても漏
水することがなく、またメンテナンス時などカートリッ
ジを取り外す行為に及んでも止水栓などの水源を止める
手間がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をよ
り具体的に説明する。図1に本発明の一実施の形態であ
る水栓の断面図を示す。図1においてシングルレバー式
の湯水混合水栓は、カートリッジ3が収容可能な水栓本
体1をもち、水栓本体1には旋回可能なスパウト2が備
え付けられている。そして、水栓本体1のカートリッジ
収納部12にはカートリッジ3を収容されており、カー
トリッジ3はカートリッジ押え4により押さえられてい
る。カートリッジ3上端のレバー5には操作用のハンド
ル6が備え付けられており、ハンドル6を操作すること
によりカートリッジ3が可動し、湯水を混合および流量
の調整を行うことができる。なお、ここで言うカートリ
ッジ3とは、湯と水をカートリッジ3内に取込み、レバ
ー5の操作によってカートリッジ3内にあるディスクの
通水孔の重なり具合を変えることで湯および水の流量を
調整しそれらの湯と水を混合させる機能を有するもので
ある。
【0013】図2はカートリッジ取付け時の外観斜視図
である。カートリッジ底面を示す図3、カートリッジ収
容部12の内側底面を示す図4より、カートリッジ下部
には湯流入孔7および水流入孔8、混合水流出孔9があ
りそれぞれの孔はパッキン10によりガイドされてい
る。湯流入孔7および水流入孔8には突起11が設けら
れており突起11は湯流入孔7および水流入孔8をふさ
がないようにカートリッジ3下部と一体となっている。
カートリッジ3を本体カートリッジ収容部12にカート
リッジ3下部の位置決め用の凸部13と本体カートリッ
ジ収容部12の凹部14が合うように挿入すると、カー
トリッジ3の湯流入孔7および水流入孔8はそれぞれ水
栓本体1の湯側流出孔15および水側流出孔16と合わ
せられパッキン10によりまわりはシールされる。
【0014】水栓本体1の湯側流出孔お15よび水側流
出孔16にはそれぞれ図5に示すような可動弁体17が
備え付けられており、通常状態はばね18のばね力によ
り弁部19が閉止されており弁部19に取付けられてい
るパッキン20によりシールされている。カートリッジ
3が挿入されることによりカートリッジ湯流入孔7およ
び水流入孔8部にある突起11により可動弁体17の弁
部19が押される。可動弁体17の弁部19が押される
ことにより通水路が確保され突起11の根元の湯流入孔
7および水流入孔8に通水される。
【0015】カートリッジ3を本体カートリッジ収容部
12に挿入した後に、カートリッジ押え4によりカート
リッジ3がはずれないように絞め込む。カートリッジ押
え4を絞め込むことによりカートリッジ3下部のパッキ
ン10は十分につぶされてシールされる。図5に示すよ
うにこのとき湯流入孔7および水流入孔8部の突起11
が最も可動弁体17の弁部19を押した状態となり、最
も通水される状態となる。
【0016】また図6に示すように、可動弁体17の弁
部19側に突起11がついており、カートリッジ3下部
の湯流入孔7および水流入孔8部に突起受け面21を設
けても同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上により、カートリッジ取り外し時に
自動的に止水される水栓のカートリッジ取付け構造を提
供することができる。この構造においては、カートリッ
ジが水栓本体から離れるとカートリッジ下部の水および
湯流入孔部にある突起が本体部流路水流出孔部にある可
動弁からはずれ、自動的に水栓本体の流路水流出孔部の
可動弁が閉止する。この効果によりカートリッジ押えが
緩んだ場合においても漏水することがなく、またメンテ
ナンス時などカートリッジを取り外す行為に及んでも止
水栓などの水源を止める手間がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の一実施の形態である水栓を示す。
【図2】本件発明の水栓のカートリッジ取付け構造の説
明図を示す。
【図3】カートリッジ底面図。
【図4】カートリッジ収容部内側底面であって、B−B
断面を示す。
【図5】可動弁の説明図であって、A−A断面を示す。
【図6】可動弁の別形態の説明図。
【符号の説明】
1 本体 2 スパウト 3 カートリッジ 4 カートリッジ押え 5 レバー 6 ハンドル 7 湯流入孔 8 水流入孔 9 混合水流出孔 10 パッキン 11 突起 12 カートリッジ収容部 13 凸部 14 凹部 15 湯側流出孔 16 水側流出孔 17 可動弁体 18 ばね 19 弁部 20 パッキン 21 突起受け面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ収容部を有する水栓本体に
    給水管および給湯管から本体流路を通ってきた水流出孔
    および湯流出孔を形成し、その水流出孔および湯流出孔
    のそれぞれに可動弁体を有し、 カートリッジ収納部にカートリッジを取付けることで可
    動弁体を開くことを特徴とする水栓のカートリッジ取付
    け構造。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジには、カートリッジ収
    納部にカートリッジを取付けた時に、可動弁体を開方向
    に動かす突起形状を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の水栓のカートリッジ取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記可動弁体には、カートリッジ収納部
    にカートリッジを取付けた時に、可動弁体を開方向に動
    かす突起形状を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の水栓のカートリッジ取付け構造。
JP2001293155A 2001-09-26 2001-09-26 水栓のカートリッジ取付け構造 Pending JP2003096847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190084401A (ko) * 2018-01-08 2019-07-17 최옥근 냉온수 혼합수전

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190084401A (ko) * 2018-01-08 2019-07-17 최옥근 냉온수 혼합수전
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