JP2003095444A - 保守用部品緊急配送システムと保守用部品緊急配送システムに用いる保管庫 - Google Patents

保守用部品緊急配送システムと保守用部品緊急配送システムに用いる保管庫

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JP2003095444A JP2001293994A JP2001293994A JP2003095444A JP 2003095444 A JP2003095444 A JP 2003095444A JP 2001293994 A JP2001293994 A JP 2001293994A JP 2001293994 A JP2001293994 A JP 2001293994A JP 2003095444 A JP2003095444 A JP 2003095444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運送会社の有する物流システムを利用してユ
ーザーの保守現場にシステムや機器類の保守、管理に必
要な保守用部品の供給を迅速に行なう。 【解決手段】 メーカーと、運送会社とが連携して保守
現場の機器類の保守、管理を行なう。メーカーは、機器
類の保守管理に必要な保守用部品を運送会社に供給す
る。保守用部品は、種類ごとに仕分けされて運送会社が
保有する全国のベース拠点6に設置された保管庫8内に
保管されている。ベース拠点6は、宅配便の配達物を集
配する運送会社の拠点である。ユーザー1から保守依頼
を受けたメーカーは、運送会社に保守現場と、保守用部
品を指示する。運送会社は、ユーザー1の保守現場に最
も近いベース拠点6を特定してそのベース拠点6に対
し、指示された部品の出庫を指示し、指示を受けたベー
ス拠点6の保管庫8内から指定された保守用部品を取り
出し、その部品を指定された場所に宅配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メーカーの要望に
応じてメーカーが指示する保守用部品を保守現場に緊急
に配送するシステムと、保守用部品緊急配送システムに
用いる保管庫に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムは、金融、流通、
1次産業、2次産業、3次産業に深く浸透し、いまやコ
ンピュータシステムを抜きにして事業は考えられない状
況に至っている。したがって、そのシステムがダウンし
たときには、システムの復旧が遅れれば遅れるほど損害
額が増大し、一刻も速い復旧が要求される。システムの
ダウンには、いろいろな要因がふくまれるものの、シス
テムを構成する装置の保守用部品(緊急パーツ)の早急
な確保が何よりも必要である。また、定期点検で判明す
る保守用部品の確保についても同じである。
【0003】現在、メーカーが行なっている保守用部品
の輸送システムは、概略以下のようなものである。すな
わち、図5において、銀行、コンビニエンスストアなど
のユーザー21で稼動しているコンピュータシステム、
たとえばATMがダウンしたときには、ユーザー21か
らメーカーの営業拠点22に機器の保守依頼が要請され
る。
【0004】メーカーの営業拠点22は、この要請を受
けてメーカーのコールセンター23に保守用部品の手配
の要請が出される。コールセンター23は、この要請を
受けてメーカーのパーツ・センター24に保守用部品の
発注を出す。パーツ・センター24は、発注依頼を受け
た保守用部品を梱包し、ユーザー21が近距離であれば
トラック便25にて保守用部品をユーザー21の保守現
場に直送し、保守現場に派遣されたサービスマンは、そ
の保守用部品を受け取って機器を修理する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】保守用部品を供給する
パーツ・センター24の設置の態様はメーカーによって
様々であるが、通常、パーツ・センター24は、全国で
一箇所の場合が多い。たとえば、パーツ・センター24
が東京都内に設置されている場合に、ユーザー21が関
東近県の場合には、パーツ・センターからユーザーへ
は、トラック便25によって、保守現場まで保守用部品
が直送されるが、保守現場が遠隔地の場合には、物流会
社の陸送便26として依頼し、さらに、ユーザーの地域
で積み替えて地域の運送会社の軽四輪車、バイク便27
に現場まで保守用部品を配達するほか、航空便28とし
て航空会社に運送を依頼したときには、現地営業拠点2
9の保守要員が空港でその保守用部品を受け取り、その
ままユーザー21の現場に直行してシステムの補修を行
なうといった体制が採られている。
【0006】したがって、ユーザー21の保守現場がパ
ーツ・センター24から比較的近い地域であるときに
は、ユーザー21は、比較的はやく、補修に必要な保守
用部品を入手することが可能であるが、パーツ・センタ
ー24から離れた地域の現場では、保守用部品が到着す
るまでにかなりの日時を要し、迅速な補修は到底期待で
きない。
【0007】コンピュータメーカーには、コンピュータ
システムのアフターサービスとして、必要なときに必要
なサービス保守用部品が早急に確保できる在庫管理シス
テム構築が期待されるが、コンピュータシステムは、今
や24時間稼動し、システムの故障は何時発生するかは
予想することができない。
【0008】何時でもユーザーのコンピュータシステム
の故障、修理に対応できるようにするには、保守要員の
出動とともに、保守用部品の部品提供は24時間体制で
行なわれなければならず、叉全国のユーザーに迅速に対
処するには、全国に分散してパーツセンターが設置され
ていなければならないが、各メーカーにおいて、必要時
に必要なサービス保守用部品を供給できるように、24
時間体制でパーツセンターの倉庫内にサービス保守用部
品を確保し、要請があれば直ちに出荷できる体制を整え
ることは、メーカーに保守、管理に莫大な設備と、労力
と費用を強いられることになる。このような理由から、
メーカーだけに機器類の保守体制の万全の確保を期待す
ることは難しい。
【0009】本発明の目的は、運送会社の有する物流シ
ステムを利用してユーザーの保守現場にシステムや機器
類の保守、管理に必要な保守用部品の供給を迅速に行な
う保守用部品緊急配送システムと保守用部品緊急配送シ
ステムに用いる保管庫とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による保守用部品緊急配送システムにおいて
は、メーカーと、運送会社とが連携して保守現場の機器
類の保守、管理に必要な保守用部品を供給する保守用部
品緊急配送システムであって、保守用部品は、種類ごと
に仕分けされて運送会社が保有する全国のベース拠点に
設置された保管庫内に保管され、ベース拠点は、宅配便
の配達物を集配する運送会社の拠点であり、ユーザーか
ら保守依頼を受けたメーカーは、運送会社に保守現場
と、特定の保守用部品の配送を指示し、運送会社は、ユ
ーザーの保守現場に最も近いベース拠点を特定してその
ベース拠点に対し、指示された保守用部品の出庫を指示
し、指示を受けたベース拠点においては、保管庫内から
指定された保守用部品を取り出し、その部品をメーカー
より指定された場所に配送するものである。
【0011】また、メーカーと、運送会社とが連携して
保守現場の機器類の保守、管理に必要な保守用部品を供
給する保守用部品緊急配送システムであって、メーカー
の営業担当拠点に対して寄せられたユーザーから保守依
頼をうけてメーカーの営業担当拠点から、ユーザーの保
守用部品を特定してメーカーのコールセンターに保守用
部品の入手を依頼する処理と、メーカーのコールセンタ
ーから、指定された保守用部品配送を運送会社のロジス
ティクス・コールセンターに指示する処理と、保守用部
品の配送指示を受けたロジスティクス・コールセンター
が、全国に散在する運送会社のベース拠点の中から、指
定された場所に最も近いベース拠点を特定し、そのベー
ス拠点に要請のあった保守用部品の出庫指示指令を配信
する処理と、ベース拠点の保管庫から指定された保守用
部品を指定された場所に輸送する処理とを有するもので
ある。
【0012】また、運送会社の各ベース拠点に複数の保
管庫を設置し、各保管庫には、荷主であるメーカー側で
決定した需要予測数量に基づいて決定された数の保守用
部を収納しておくものである。
【0013】また、メーカーは、需要予測数量に基づき
決定した保守用部品の保管を運送会社に依頼し、依頼を
受けた運送会社は、依頼された保守用部品をメーカーの
パーツ・センターから引きとり、保守用部品の種類ごと
に区別してベース拠点の保管庫内に保管するものであ
る。
【0014】また、宅配便の配達について確立されてい
る運送会社のベース拠点の機能を活用してメーカーの保
守用部品をベース拠点の保管庫内に保管し、要請のあっ
たユーザーの保守現場に指定された保守用部品を宅配便
の機能を利用して配送するものである。
【0015】また、全国のベース拠点にて保管する各保
守用部品の数量は、運送会社のロジスティクス・コール
センターにて一括管理し、運送会社のロジスティクス・
コールセンターは、メーカーの在庫計画に基づき、各ベ
ース拠点に対する保守用部品の補充指示をメーカーのパ
ーツ・センターに対して行うものである。
【0016】また、保守用部品緊急配送システムに用い
る保管庫においては、キャスタ付きのロールボックスに
搭載され、ロールボックスに搭載されたまま運送会社の
ベース拠点の倉庫内に保管されるものである。
【0017】また、保管庫内には棚が取り付けられ、棚
は、ロールボックスに備え付けられた棚であり, 保管庫
の外壁を通してロールボックスの横桟に支えられている
ものである。
【0018】また、保管庫は、組立式の箱であり、箱本
体となる筒体と、筒体内に設置する底板と、筒体の上部
に取り付けられる天板との組合せから成り、筒体は、開
閉用の扉を有し、底板は、底面に緩衝用の台脚が取り付
けられ、ロールボックスの底に設置されるものである。
【0019】また、保管庫は、組立式の箱であり、箱本
体となる筒体と、筒体の底に設置する底板と、筒体の上
部に取り付けられる天板との組合せから成り、筒体は、
正面となる一面に観音開き式の扉を有するものである。
【0020】また、筒体は、角筒であり、底板は、方形
で筒体内に収められ、天板は、周辺に折曲縁を有し、筒
体の上面開口を覆い、天板の各折曲縁と、正面を除く筒
体の各上縁とは、結束バンドをもって脱着可能に結合さ
れているものである。
【0021】また、筒体は、両側面で二つ折りに折り畳
み可能となっているものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。本発明による保守用部品緊急配送シス
テムは、メーカーと、運送会社とが連携してユーザーの
現場に装置の保守、管理に必要な部品を供給する保守用
部品緊急配送システムである。
【0023】図1に本発明による保守用部品緊急配送シ
ステムの概略を説明する。図1において、ユーザー1で
ある銀行や、コンビニエンスストアその他の施設(以下
ユーザーという)に設置されたコンピュータシステム、
例えばATM(現金予払機:Automatic Teller Machin
e)が故障した場合、ユーザー1からメーカーの営業担
当拠点2に対して電話にて「保守依頼」が発せられ、以
下に説明する一連の処理によって、保守用部品がユーザ
ー1の保守現場に届けられる。すなわち、
【0024】メーカーの営業担当拠点2にて、ユーザー
1より「保守依頼」の要請を受けた担当者は、故障した
ATMの状態をユーザー1から聞き取り、状況から判断
して交換すべき「部品(保守用部品)」を特定し、ある
いはカストマー・エンジニア(保守要員)をユーザー1
の保守現場に派遣してATMを診断し、交換すべき部品
を特定し、メーカーのコールセンター3に保守用部品の
入手を依頼する。
【0025】メーカーのコールセンター3は、依頼を受
けたユーザー1の名前とともに指定された部品名を出庫
依頼情報として、その情報を運送会社のロジスティクス
・コールセンター(部品の総合管理センター)4に発信
する。ロジスティクス・コールセンター4は、保守用部
品出庫の依頼を受けると、出庫依頼情報から、全国に散
在する運送会社のベース拠点の中から、指定されたユー
ザー1の保守現場に最も近いベース拠点6を特定し、そ
のベース拠点6の運行情報端末に対し、依頼を受けたユ
ーザー1に対する保守用部品の出庫指示指令を配信し、
同時に運行情報端末の確認を音声にて促す。
【0026】ベース拠点6は、宅配便の配達物を集配す
る拠点であり、メーカーのパーツセンター5から保守用
部品Mの供給を受けて機器の保守に必要な保守用部品の
一定量をストックしており、指定された部品をピッキン
グあるいはパッキングし、以後は宅配便の配達業務と同
じ扱いで、自社の運搬車両7を用い、自車の手配がつか
ないときには、傭車を用いてメーカーの営業拠点2ある
いはユーザー1の保守現場に指定された保守用部品を輸
送する。メーカーの営業拠点2あるいはユーザー1の現
場では、保守要員が待ち受け、その部品を受け取ってユ
ーザー1のATMの保守を行なう。
【0027】一方、保守用部品Mの配達を完了した車両
の運転手はベース拠点6に対し、保守用部品の配達完了
報告を行い、ベース拠点6は、ロジスティクス・コール
センター4に配達完了報告をし、その報告はロジスティ
クス・コールセンター4に蓄積する。
【0028】なお、各ベース拠点6での保守用部品Mの
保管状態は、常時ロジスティクス・コールセンター4に
てチェックされ、ロジスティクス・コールセンター4
は、保守用部品の在庫管理計画に基づいてメーカーのパ
ーツ・センター5に各ベース拠点に対する部品の補充を
指示し、パーツ・センター5は、その指示に基づいて各
ベース拠点6への保守用部品Mの補充を行なう。本発明
のシステムは、図1と、図5とを比較して分かるよう
に、従来、メーカーのパーツ・センターが行なっていた
保守用部品の受注から発送業務のすべてを運送業者側に
おいて代行しようというものである。
【0029】この実施形態においては、ユーザーの保守
現場への保守用部品Mの配送は、運送会社の各ベース拠
点6にて行い、全国のベース拠点6にて保管する各保守
用部品の数量は、ロジスティクス・コールセンター4に
て一括管理し、メーカーの在庫計画に基づき、各ベース
拠点6に対する保守用部品Mの補充指示をメーカーのパ
ーツ・センター5に対して行う。運送会社のロジスティ
クス・コールセンター4から補充の指示を受けたパーツ
・センター5は、車両、航空機などの輸送手段を使って
指定されたベース拠点6へ保守用部品Mの補充を行な
う。
【0030】以上は、本発明による保守用部品緊急配送
システムの概略である。直接運送会社の各ベース拠点6
は、宅配便の集配のターミナル(基地)として365
日、24時間稼動している宅配便の拠点である。ベース
拠点の数は運送会社によって様々であるが、ヤマト運輸
株式会社の場合には、全国71個所にベース拠点を所有
している。宅配便の配達について確立されているベース
拠点の機能を活用すれば、日本全国あらゆる場所に対
し、2時間以内に保守用部品の緊急配送が可能である。
【0031】本発明においては、宅配便の配達について
確立されている運送会社のベース拠点の機能を活用して
メーカーの保守用部品Mを保管し、要請のあったユーザ
ーの保守現場にその部品を配送するシステムを構築した
ものである。すなわち、図2において、本発明において
は、運送会社の各ベース拠点6に複数の保管庫8を設置
し、各保管庫8には、荷主であるメーカー側で決定した
需要予測数量に基づいて決定された数の保守用部品Mを
収納しておき、ロジスティクス・コールセンター4から
配信される指示に基づき、ベース拠点6で宅配便の配送
作業に従事する運送会社の職員が指定された保守用部品
Mを保管庫8内から取り出し、指定された場所、例えば
ユーザー1の保守現場に宅配するのである。
【0032】図3に、各ベース拠点6に設置する保管庫
8の一例を示す。保管庫8は、組立式の角形の箱であ
り、図3(a)のように、箱本体となる筒体9と、底板
10と、天板11との組合せから成っている、筒体9
と、天板12とは例えば導電性ポリプレン樹脂製のダン
ボール紙(5mm厚)であり、筒体9は、上下面が開放
された角筒で、正面となる胴部の一面に観音開き式の扉
12を有し、図3(b)に示すようにその両側面でその
板面を二つ折りに折り曲げ可能となっており、ベース拠
点6への搬入時には、二つ折りに折り重ねて運搬され
る。
【0033】天板12は、方形で、その四周縁に折曲縁
11aを有し、正面を除いて各折曲縁11aと、筒体9
の各辺の上縁には小孔13が開口されている。底板10
は、方形で、重量物の支持に耐え得る材質、例えば合板
であり、その底面には発泡合成樹脂(発泡ポリスチレン
25倍)製の台脚14を備えている。
【0034】本発明において、保管庫8は、運送会社で
用いられている既存のキャスタ付きのロールボックス1
6に組みつけられる。ロールボックス16は、図4に示
すように、荷物の運搬用のカートであり、正面及び上面
が開放された網籠からなり、網籠の横桟に引っ掛けて内
部に脱着可能に設置する棚17が設置され、正面開口
は、脱着式の扉によって塞がれるものである。保管庫8
を設置するに際しては、棚17をロールボックス16か
ら取外しておく。
【0035】図5において、保管庫8をロールボックス
16内に設置するに際しては、まず、ロールボックス1
6の底板上に保管庫8の底板10を敷き、その上方より
扉12を開いた状態で筒体9を差し込んで底板10を囲
み、次いで、筒体9の上面開口を天板11で覆い、筒体
9の正面を除いて、天板11の各折曲縁11aと筒体9
の各上縁との各小孔13に結束バンド15を挿通し、結
束バンド15を緊締して筒体9と、天板11とを一体的
に脱着可能に結合し、正面に観音開き式の開閉扉12を
有する保管庫8に組み立てる。
【0036】さらに、ロールボックス16から取外した
棚17を保管庫8内に差し込み、棚の両端に備えたフッ
ク18を保管庫8の両側面に生成されている切込み19
(図3(a)参照)を通して外部に引出し、外部に引出
したフック18をロールボックス16の両側網板の横桟
20に引っ掛け、棚17を保管庫8内に水平姿勢に設置
する。
【0037】保守用部品は、底板10上、あるいは棚1
7上に収納され、常時は扉12を閉じて施錠される。保
管庫8の筒体9は、棚17によって、ロールボックス1
6に結合されているため、筒体9をロールボックス16
の上部開口から引き抜くことはできない。
【0038】保守用部品を納めた保管庫8を運搬する時
には、保管庫8をロールボックス16に載し、必要によ
り、ロールボックス16の正面開口を網戸(図示略)で
閉じて運送会社が扱う一般の荷物と同じ扱いで移動で
き、またトラックの荷台にのせて運送するときにも、保
管庫8をロールボックス16ごと通常の10トントラッ
クの荷台に16台を搭載して運送できる。保管庫8の移
送あるいは運送時にロールボックス16から受ける衝撃
は、保管庫8の底板10に取り付けた台脚14の緩衝作
用によって衝撃が緩和される。
【0039】本発明において、保管庫8は、キャスタ付
きのロールボックスに搭載され、ロールボックスに搭載
されたまま運送会社のベース拠点6の倉庫内に設置して
保守用部品を運送会社のベース拠点6で保管するもので
ある。メーカーは、需要予測数量に基づき決定したAT
Mの保守用部品の保管を運送会社に依頼し、依頼を受け
た運送会社は、依頼された保守用部品をメーカーのパー
ツ・センター5から引きとり、保守用部品Mの種類ごと
に区別してベース拠点6の保管庫8内に保管する。
【0040】この場合に、運送会社がメーカーから預か
る保守用部品Mは、ケース内に収容し、ケースには、側
面および上面に商品が認識できる商品名、コード・バー
コードのシールを貼付して出庫、入庫の際の保守用部品
の識別に備える。ベース拠点6は、出荷指令を受け取っ
た指示内容に従って指定された保守用部品を保管庫から
取り出し、自車、場合により傭車によって宅配便と同じ
扱いで保守現場に指定された保守用部品を配達するので
あるが、運送会社の各ベース拠点が保有する現行の宅配
集配システムをそのまま活用して日本国内のいかなる場
所であっても、保守現場へ2時間以内に保守用部品を配
送することが可能である。
【0041】以上実施形態においては、銀行・コンビニ
エンスストアなどに設置されるATMの保守用部品の配
送について説明をしたが、運送会社のベース拠点で保管
する保守用部品は、ATMに限らず、一般のコンピュー
タシステムを構成する装置の保守用部品であってもよ
く、さらにはコンピュータシステムの部品に限らず、自
動車部品などであってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、運送会社のベー
ス拠点に預かった機器類の保守用部品をメーカーから指
示に従って保守現場に配達するシステムであり、現在宅
配便を扱う運送会社は、全国に分散した多数のベース拠
点を保有し、しかも各ベース拠点は24時間稼動してい
るため、運送会社の保有する宅配便の配送機能を最大限
に利用してそのまま、ATMなどのコンピュータシステ
ムをはじめ、各種機器類、自動車、鉄道車両、航空機な
どの保守に必要な保守用部品を保守現場に迅速に届ける
ことが可能となり, たとえば、ATMが故障した場合に
おいて、従来に比して故障したATMの修理時間を大幅
に短縮することが可能となり、一般ユーザー(ATM利
用者)に対してもATMが長時間使用不能になることの
不便をなくすことができ、同時にATM設置場所のオー
ナに大きな安心感を与えることができる効果を有する。
【0043】また、本発明によるときには、保守用部品
を専用の保管庫に保管するとともに、保管庫は、各構成
部材に分解し、筒体は折り畳み可能のため、コンパクト
であり、全国に分散した運送会社の多数のベース拠点へ
容易に搬入でき、各構成部材を組立て、キャスタ付きの
ロールボックスに搭載してベース拠点に機器の保守用部
品専用の保管庫を簡単に設置でき、逆に不要時にはこれ
を分解してコンパクトに格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保守用保守用部品緊急配送システ
ムの概略を示す図である。
【図2】保管庫から保守用部品を出荷する要領を示す図
である。
【図3】(a)は保管庫の1実施形態を示す分解斜視
図、(b)は保管庫を折り畳んだ状態を示す図である。
【図4】ロールボックスを示す図である。
【図5】保管庫をカートに搭載した状態を示す図であ
る。
【図6】従来の保守用部品配送システムの概略を示す図
である。
【符号の説明】
1 ユーザー 2 メーカーの営業拠点 3 メーカーのコールセンター 4 ロジスティクスコールセンター 5 メーカーのパーツセンター 6 ベース拠点 7 車両 8 保管庫 9 筒体 10 底板 11 天板 12 扉 13 小孔 14 台脚 15 結束バンド 16 ロールボックス 17 棚 18 フック 19 切込み 20 横桟
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60S 5/00 B60S 5/00 B65G 1/137 B65G 1/137 A G06F 17/60 114 G06F 17/60 114 138 138 (72)発明者 前川 喜知也 東京都江東区海辺8番4号 千代田梱包工 業株式会社内 Fターム(参考) 3D026 BA27 BA29 3F022 EE05 LL02 LL05 MM08 MM15 MM22 MM30 MM35 MM36 MM44 MM57 PP04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メーカーと、運送会社とが連携して保守
    現場の機器類の保守、管理に必要な保守用部品を供給す
    る保守用部品緊急配送システムであって、 保守用部品は、種類ごとに仕分けされて運送会社が保有
    する全国のベース拠点に設置された保管庫内に保管さ
    れ、 ベース拠点は、宅配便の配達物を集配する運送会社の拠
    点であり、 ユーザーから保守依頼を受けたメーカーは、運送会社に
    保守現場と、特定の保守用部品の配送を指示し、運送会
    社は、ユーザーの保守現場に最も近いベース拠点を特定
    してそのベース拠点に対し、指示された保守用部品の出
    庫を指示し、指示を受けたベース拠点においては、保管
    庫内から指定された保守用部品を取り出し、その部品を
    メーカーより指定された場所に配送することを特徴とす
    る保守用部品緊急配送システム。
  2. 【請求項2】 メーカーと、運送会社とが連携して保守
    現場の機器類の保守、管理に必要な保守用部品を供給す
    る保守用部品緊急配送システムであって、 メーカーの営業担当拠点に対して寄せられたユーザーか
    ら保守依頼をうけてメーカーの営業担当拠点から、ユー
    ザーの保守用部品を特定してメーカーのコールセンター
    に保守用部品の入手を依頼する処理と、 メーカーのコールセンターから、指定された保守用部品
    配送を運送会社のロジスティクス・コールセンターに指
    示する処理と、 保守用部品の配送指示を受けたロジスティクス・コール
    センターが、全国に散在する運送会社のベース拠点の中
    から、指定された場所に最も近いベース拠点を特定し、
    そのベース拠点に要請のあった保守用部品の出庫指示指
    令を配信する処理と、 ベース拠点の保管庫から指定された保守用部品を指定さ
    れた場所に輸送する処理とを有することを特徴とする保
    守用部品緊急配送システム。
  3. 【請求項3】 運送会社の各ベース拠点に複数の保管庫
    を設置し、各保管庫には、荷主であるメーカー側で決定
    した需要予測数量に基づいて決定された数の保守用部品
    を収納しておくことを特徴とする請求項1または2に記
    載の保守用部品緊急配送システム。
  4. 【請求項4】 メーカーは、需要予測数量に基づき決定
    した保守用部品の保管を運送会社に依頼し、依頼を受け
    た運送会社は、依頼された保守用部品をメーカーのパー
    ツ・センターから引きとり、保守用部品の種類ごとに区
    別してベース拠点の保管庫内に保管することを特徴とす
    る請求項3に記載の保守用部品緊急配送システム。
  5. 【請求項5】 宅配便の配達について確立されている運
    送会社のベース拠点の機能を活用してメーカーの保守用
    部品をベース拠点の保管庫内に保管し、要請のあったユ
    ーザーの保守現場に指定された保守用部品を宅配便の機
    能を利用して配送することを特徴とする請求項1または
    2に記載の保守用部品緊急配送システム。
  6. 【請求項6】 全国のベース拠点にて保管する各保守用
    部品の数量は、運送会社のロジスティクス・コールセン
    ターにて一括管理し、運送会社のロジスティクス・コー
    ルセンターは、メーカーの在庫計画に基づき、各ベース
    拠点に対する保守用部品の補充指示をメーカーのパーツ
    ・センターに対して行うことを特徴とする請求項2に記
    載の保守用部品緊急配送システム。
  7. 【請求項7】 保管庫は、キャスタ付きのロールボック
    スに搭載され、ロールボックスに搭載されたまま運送会
    社のベース拠点の倉庫内に保管されるものであることを
    特徴とする請求項5に記載の保守用部品緊急配送システ
    ムに用いる保管庫。
  8. 【請求項8】 保管庫内には棚が取り付けられ、棚は、
    ロールボックスに備え付けられた棚であり, 保管庫の外
    壁を通してロールボックスの横桟に支えられているもの
    であることを特徴とする請求項7に記載の保管庫。
  9. 【請求項9】 保管庫は、組立式の箱であり、箱本体と
    なる筒体と、筒体内に設置する底板と、筒体の上部に取
    り付けられる天板との組合せから成り、筒体は、開閉用
    の扉を有し、底板は、底面に緩衝用の台脚が取り付けら
    れ、ロールボックスの底に設置されるものであることを
    特徴とする請求項7に記載の保管庫。
  10. 【請求項10】 保管庫は、組立式の箱であり、箱本体
    となる筒体と、筒体の底に設置する底板と、筒体の上部
    に取り付けられる天板との組合せから成り、筒体は、正
    面となる一面に観音開き式の扉を有するものであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の保守用部品緊急配
    送システムに用いる保管庫。
  11. 【請求項11】 筒体は、角筒であり、底板は、方形で
    筒体内に収められ、天板は、周辺に折曲縁を有し、筒体
    の上面開口を覆い、天板の各折曲縁と、正面を除く筒体
    の各上縁とは、結束バンドをもって脱着可能に結合され
    ていることを特徴とする請求項10に記載の保管庫。
  12. 【請求項12】 筒体は、両側面で二つ折りに折り畳み
    可能となっているものであることを特徴とする請求項1
    0に記載の保守用部品緊急配送システムに用いる保管
    庫。
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