JP2003095149A - 荷台の側部に枢着された煽り部用の中間柱構造物 - Google Patents
荷台の側部に枢着された煽り部用の中間柱構造物Info
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Abstract
きを防止できる中間柱構造物を提供する。 【解決手段】本中間柱構造物は,荷台に枢着された煽り
部同士の間に据え付けられ,留め具により煽り部を支持
する中間柱およびその中間柱を荷台に据え付ける据え付
け具とからなる。中間柱は煽り部同士の間に位置し,煽
り部を支持する留め具が組みつけられる支柱プレート
と,該支柱プレートの下方に上部が取り付けられ,下部
が支柱プレートから下方に突き出る支持体とからなる。
据え付け具は,荷台の側面に取り付けられ,該側面との
間に支持体の下部を収納するための凹部をする据え付け
プレートからなる。支持体の外側に,長手方向にそった
溝が形成され,据え付けプレートの凹部は,溝に整合す
る凸部を有する。
Description
に枢着された煽り部を留め具により支持する柱構造物に
関し,特に,煽り部同士の間に据え付けられ,留め具に
より煽り部を支持する中間柱およびその中間柱を荷台に
据え付ける据え付け具とからなる中間柱構造物に関す
る。
荷台の側部および上部を開放できるようにしたウイング
式のものを含め種々のものがあるが,一般に大型の荷台
には,側面の開閉に,煽り部が使用されている(図1で
は符号1により示す)。
の搬入,搬出の際には,下方に(枢動させて)倒し,搬
送時に際しては,上方に(枢動させて)立起させ,その
状態で固定する。固定は,留め具により煽り部1を荷台
のフレーム3に留め付けることにより行われる。
きく(長く)なるが,そのため,重量も増加し,したが
って,取り扱いが容易でなくなる。また,荷物の搬入,
搬出の際に,煽り部全体を倒す必要がない場合もある。
を,図1のように分割し,煽り部同士の間に中間柱4を
備え付け,煽り部1を留め具2により中間柱4と荷台のフ
レーム3とに留め付けている。
るように,煽り部1同士の間に位置し,留め具により煽
り部1を支持する支柱プレート21と,上部が支柱プレー
ト21に固着された,断面が矩形の支持体22とからなる。
支持体22の下部は,荷台の側面に固定されたプレート23
の凹部24に挿入されて固定される。図2(B)は,図2
(A)の線B‐Bにそった,中間柱構造物の横断面図を示
す。この図から分かるように,凹部24は,支持体22の形
状に整合して,断面が矩形となっている。支持プレート
21に,留め具により,煽り部1は留め付けられる。
された支持体22がプレート23の凹部24に挿入されると,
支持体の各側壁は,プレート23の凹部24の三方の面およ
び荷台の側面と接合することで(図2(B)を参照),
留め付けられた煽り部からの力に抗している。しかし,
煽り部からの力は前後および左右の力のみならず,走行
中煽り部が不規則に動くため斜め方向の力もあり,その
ため上記接合では,がたつきが生じる。
うなウイング式の屋根と煽り部との間の密閉係合を悪く
し,また安全な走行に支障が生じかねない。さらに,悪
い密閉係合は,荷台への雨水の侵入を招く。
が留め付けられるフレームに,大きくかつ不規則な負荷
を生じさせる。
ためになされたものであり,中間柱のがたつきを防止で
きる中間柱構造物を提供することを目的とする。
もつ上記中間柱構造物を提供することである。
方向の力に抗することができる,上記中間柱構造物を提
供することである。
明の中間柱構造物は,荷台の側部に枢着された煽り部同
士の間に据え付けられ,留め具により煽り部を支持する
中間柱およびその中間柱を荷台に据え付ける据え付け具
とからなる。ここで,中間柱は,煽り部の間に位置し,
煽り部を支持する留め具が組みつけられる支柱プレート
と,該支柱プレートの下方に上部が取り付けられ,下部
が支柱プレートから下方に突き出る支持体とからなる。
据え付け具は,荷台の側面に取り付けられ,該側面との
間に支持体の下方に突き出た下部を収納するための凹部
をする据え付けプレートからなり,支持体の外側には,
長手方向にそった溝が形成され,据え付けプレートの凹
部は,溝に整合する凸部を有する。
部は,長手方向で上方にいくにつれて,その断面が次第
に小さくなることが望ましく,さらに,先細り形状とな
ることが望ましい。
レートに対して,接合面積を増やし,より整合性を高め
るために,好適に,外に開いた台形状であることが望ま
しい。
間柱の正面図(図3(A))と中央縦断面図(図3
(B))を示す。中間柱30は,煽り部1同士の間に据え付
けられる支柱プレート31と,その支柱プレート31に上部
32aが溶接により固着さ,下部32bが下方に突き出る支持
体32とから構成される。
ることができるように(図4,図5を参照)端部が折り
返されている。同様に上下の端部も折り返されている。
このような折り返しにより,支柱プレート31に必要な剛
性を得ることができる。
て次第に細くなっている。ただし,支柱プレート31とは
上部32aの縁全体で接するようになっている。この縁全
体は,溶接により,支柱プレート31に固着されている。
このように,上部32aを先細りにすることで,上部32aの
横断面積は上方にいくにつれて小さくなる。これは,支
柱プレート31を介して煽り部から受ける,上部32aへの
力は,上方にいくにつれて小さくなるために,上部32a
の横断面積は小さくなる力の応じて小さくしてもよいか
らでる。
支柱プレート31の下端の折り返した部分を乗り越えるよ
うにして(図3(B))支柱プレート31から下方に突き
出ている。任意ではあるが,下部32bの中央には開口32c
が形成されている。この開口32cを設けることで,柔軟
性がでるとともに,軽量化を図ることができる。
32の中央に,長手方向にそって溝32d(図4を参照)を
形成することである。この溝32dの断面形状は,外側に
向かって広がる台形の形をとることが望ましい(図5を
参照)。
で説明する据え付け具を構成する据え付けプレートとの
接合面を増やすことができ,さらに,上記のように断面
形状を台形の形にすることで,一層接合面が増え,斜め
方向の力にも抗することができる。
示されているように,荷台の側面に取り付けられ,支持
体32の下部32bを収納して,中間柱を支持するためのも
ので,ほぼ台形の据え付けプレート41から作られる。据
え付けプレート41は,荷台の側面とで,下部32bを収納
できるように,凹部42が縦方向に形成されている。
下部32bの断面と整合するように,凸部43が(図4で
は,荷台の側面に向かって)形成されている。
付けプレート41の凹部42により形成されて,開口部内
に,中間柱の支持体32の下部32bが挿入されてときの横
断面を示す。図5から分かるように,下部32の側面と,
据え付けプレート41の内面および荷台の側面との接合面
積が増える,これにより,支持体32はより強固に据え付
けプレート41に支持され,したがって,中間柱30はがた
つくことなく荷台に据え付けられる。さらに,前述した
ように,溝32dの断面形状が外側に向かって開く台形に
なり,凸部43がこれと整合する形状をもつことで,支持
体32,すなわち中間柱30は(図5の紙面において)斜め
方向に力にも抗することができる。
体32が,荷台の側面に取り付けられた据え付けプレート
41により支持され,留め具44により,煽り部1が留めつ
けられた状態を示す。
手方向にそった溝を有する中間柱と,その溝と整合する
凸部を有する据え付け具とから構成される中間柱構造物
は,中間柱と据え付け具との接合面が増加し,そのため
中間柱のがたつきを防止できる。
形とするとで,据え付け具との接合面積が一層増加し,
中間柱に作用する,前後および左右の力のみならず,斜
め方向の力にも抗することができ,したがって,中間柱
の据え付けがより堅固となる。
部を有する,屋根がウイング式の荷台の斜視図を示す。
来の中間柱の拡大斜視図を示し,図2(B)は,図2
(A)の線B‐Bにそった,従来の中間柱構造物の横断面
図を示す。
る中間柱の正面図を,図3(B)は,その中央縦断面図
を示す。
の側面に取り付けられた据え付けプレートの凹部に挿入
する前の状態を示す斜視図である。
横断面図を示す。
付けられた状態を,留め具により留め付けられた左右の
煽り部とともに示す。
26)
Claims (5)
- 【請求項1】荷台に枢着された煽り部同士の間に据え付
けられ,留め具により煽り部を支持する中間柱およびそ
の中間柱を荷台に据え付ける据え付け具とからなる中間
柱構造物であって,前記中間柱が,前記煽り部同士の間
に位置し,煽り部を支持する留め具が組みつけられる支
柱プレートと,該支柱プレートの下方に上部が取り付け
られ,下部が前記支柱プレートから下方に突き出る支持
体とからなり,前記据え付け具は,前記荷台の側面に取
り付けられ,該側面との間に前記支持体の下部を収納す
るための凹部をする据え付けプレートからなり,前記支
持体の外側に,長手方向にそった溝が形成され,前記据
え付けプレートの凹部は,前記溝に整合する凸部を有す
る,ことを特徴とする中間柱構造物。 - 【請求項2】請求項1に記載の中間柱構造物であって,
前記支柱プレートに取り付けられた前記支持体の上部
は,長手方向で上方にいくにつれて,その断面が次第に
小さくなる,ことを特徴とする中間柱構造物。 - 【請求項3】請求項2に記載の中間柱構造物であって,
前記支持体の上部は,先細り形状となる,ことを特徴と
する中間柱構造物。 - 【請求項4】請求項2に記載の中間柱構造物であって,
前記支持体の上部は,楔状となる,ことを特徴とする中
間柱構造物。 - 【請求項5】請求項1に記載の中間柱構造物であって,
前記支持体の溝の横断面形状は,前記据え付けプレート
に対して,接合面積を増やし,より整合性を高めるため
に,外に開いた台形状となる,ことを特徴とする構造
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001288264A JP2003095149A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 荷台の側部に枢着された煽り部用の中間柱構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001288264A JP2003095149A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 荷台の側部に枢着された煽り部用の中間柱構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003095149A true JP2003095149A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19110941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001288264A Pending JP2003095149A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 荷台の側部に枢着された煽り部用の中間柱構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003095149A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011093401A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Shinjo Jidosha Kk | スタンションの保持構造、およびスタンション保持用ハウジング並びに当該ハウジングを具備する車両 |
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001288264A patent/JP2003095149A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011093401A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Shinjo Jidosha Kk | スタンションの保持構造、およびスタンション保持用ハウジング並びに当該ハウジングを具備する車両 |
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