JP2003094931A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003094931A
JP2003094931A JP2001291361A JP2001291361A JP2003094931A JP 2003094931 A JP2003094931 A JP 2003094931A JP 2001291361 A JP2001291361 A JP 2001291361A JP 2001291361 A JP2001291361 A JP 2001291361A JP 2003094931 A JP2003094931 A JP 2003094931A
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air
vehicle
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blower unit
passage
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JP2001291361A
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Hisashi Ueda
久志 植田
Satoshi Hibino
聡 日比野
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風ユニットを車室外に搭載した車両におい
て、区画壁(ファイヤウォール)の強度が大きく低下し
てしまうことを防止する。 【解決手段】 区画壁200が、空気通路140の通路
断面積が最小となるに位置するようにする。これによ
り、例えば図1のA−Aの位置に区画壁200を位置さ
せる場合に比べて貫通穴210の開口面積を小さくする
ことができる。したがって、区画壁200の強度が大き
く低下してしまうことを防止できるので、車両強度が大
きく低下してしまうことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車室内
における空調装置の占める体積を低減して車室内スペー
スの拡充を図る手段として、送風ユニットを車室外(例
えば、エンジンルーム内)に搭載したものがあるが、こ
の送風ユニットを車室外に搭載した空調装置では、送風
ユニットと空調ユニットとを連通させる空気通路を、車
室内と車室外とを区画する区画壁(例えば、ファイヤウ
ォール)を貫通させる必要がある。
【0003】このため、区画壁に空気通路を通すための
貫通穴が形成されてしまうので、区画壁の強度が低下し
て車両強度が大きく低下してしまうおそれがある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、送風ユニットを
車室外に搭載した車両において、区画壁の強度が大きく
低下してしまうことを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、車室外に搭
載され、室内に吹き出す空気を送風する送風ユニット
(110)と、車室内に搭載されて送風ユニット(11
0)に接続され、室内に吹き出す空気のエンタルピを調
節する空調ユニット(130)とを備え、送風ユニット
(110)と空調ユニット(130)とを連通させる空
気通路(140)は、車室内と車室外とを区画する区画
壁(200)に形成された貫通穴(210)を貫通して
おり、さらに、区画壁(200)は、空気通路(14
0)の通路断面積が最小となる部位から通路断面積が最
小通路断面積の150%となる部位までの間に位置して
いることを特徴とする。
【0006】これにより、例えば後述する図1のA−A
の位置に区画壁(200)を位置させる場合に比べて貫
通穴(210)の開口面積を小さくすることができるの
で、区画壁(200)の強度が大きく低下してしまうこ
とを防止できる。したがって、車両強度が大きく低下し
てしまうことを防止できる。
【0007】請求項2に記載の発明では、車室外に搭載
され、室内に吹き出す空気を送風する送風ユニット(1
10)と、車室内に搭載されて送風ユニット(110)
に接続され、室内に吹き出す空気のエンタルピを調節す
る空調ユニット(130)とを備え、送風ユニット(1
10)と空調ユニット(130)とを連通させる空気通
路(140)は、車室内と車室外とを区画する区画壁
(200)に形成された貫通穴(210)を貫通してお
り、さらに、区画壁(200)は、空気通路(140)
の通路断面積が最小となる部位に位置していることを特
徴とする。
【0008】これにより、例えば後述する図1のA−A
の位置に区画壁(200)を位置させる場合に比べて貫
通穴(210)の開口面積を小さくすることができるの
で、区画壁(200)の強度が大きく低下してしまうこ
とを防止できる。したがって、車両強度が大きく低下し
てしまうことを防止できる。
【0009】なお、請求項3に記載の発明のごとく、区
画壁(200)を走行用エンジンが収納されたエンジン
ルームと車室内とを区画するファイヤウォールとしても
よい。
【0010】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に係る車両用空
調装置100の車両搭載状態を示す模式図であり、図1
中、200は車室内と走行用エンジンが収納されたエン
ジンルーム(車室外)と車室内とを区画する金属製のフ
ァイヤウォール(以下、区画壁と呼ぶ。)である。
【0012】なお、区画壁200は、車両幅方向に拡が
るように拡がるように車両ボディに設けられて車両ボデ
ィの強度部材の一部を構成するものである。
【0013】そして、エンジンルーム内には、車室内に
空気を送風する車両用空調装置100の送風ユニット1
10が搭載されており、この送風ユニット110は、遠
心式のファン(図示せず。)、ファンを収納する渦巻き
状のスクロールケーシング111、及びファンを回転駆
動する電動モータ(図示せず。)等からなるものある。
【0014】なお、本実施形態では、図2に示すよう
に、室内空気を送風ユニット110に供給する場合と車
外空気を送風ユニット110に供給する場合とを切り換
える内外気切換ユニット120と送風ユニット110と
が一体化されており、121は内気を導入する内気導入
口であり、122は車外空気を導入する外気導入口であ
り、123は内気導入口121を開閉する内気ドアであ
り、124は外気導入口122を開閉する外気ドアであ
る。因みに、内気導入口121は、区画壁200に設け
られた内気口(図示せず。)に接続される。また、図1
中、130は室内に吹き出す空気の冷却又は加熱するこ
とにより室内に吹き出す空気のエンタルピを調節する空
調ユニット130であり、この空調ユニット130は、
車室内に搭載されて送風ユニット110に接続されてい
る。
【0015】なお、本実施形態では、空気を冷却する冷
却手段として蒸気圧縮式冷凍機の蒸発器(図示せず。)
を採用し、空気を加熱する加熱手段としてエンジンの廃
熱(エンジン冷却水)を熱源とするヒータコア(図示せ
ず。)を採用しており、本実施形態では、空気流れ上流
側から蒸発器、ヒータコアの順に空調ユニット130内
に収納されている。因みに、図1中、131は送風ユニ
ット110から空調ユニット130に送風された空気中
の塵埃を除去しつつ空気を浄化するフィルタである。
【0016】そして、送風ユニット110と空調ユニッ
ト130とは、両ユニット110、130を連通させる
空気通路140が区画壁200に形成された貫通穴21
0を貫通するように接続されているとともに、区画壁2
00は、空気通路140の通路断面積が最小となる部位
から通路断面積が最小通路断面積の150%となる部位
までの間(本実施形態では、通路断面積が最小となる部
位)に位置している。
【0017】なお、本実施形態では、貫通穴210に勘
合された接続部材220を介して送風ユニット110と
空調ユニット130とが接続されており、この接続部材
220は、両ユニット110、130を接続するととも
に、空気通路140(スクロールケーシング111の空
気吹出口112)と区画壁200の貫通穴210との隙
間を密閉するシール手段(パッキン)を兼ねている。
【0018】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0019】本実形態では、区画壁200は、空気通路
140の通路断面積が最小となる部位から通路断面積が
最小通路断面積の150%となる部位までの間に位置し
ているので、例えば図1のA−Aの位置に区画壁200
を位置させる場合に比べて貫通穴210の開口面積を小
さくすることができる。
【0020】したがって、区画壁200の強度が大きく
低下してしまうことを防止できるので、車両強度が大き
く低下してしまうことを防止できる。
【0021】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、両ユニット110、130は貫通穴210で接続さ
れていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
両ユニット110、130の接続部分が貫通穴210
(区画壁200)からずれていてもよい。
【0022】また、上述の実施形態では、送風ユニット
110がエンジンルームに搭載され、空調ユニット13
0が車室内前方部に搭載されたものであったが、本発明
はこれに限定されるものでなく、送風ユニット110を
トランクルームに搭載し、空調ユニット130が車室内
後方部に搭載してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置の車両
搭載状態を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る車両用空調装置の送風
ユニットの模式図である。
【符号の説明】
110…送風ユニット、130…空調ユニット、140
…空気通路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室外に搭載され、室内に吹き出す空気
    を送風する送風ユニット(110)と、 車室内に搭載されて前記送風ユニット(110)に接続
    され、室内に吹き出す空気のエンタルピを調節する空調
    ユニット(130)とを備え、 前記送風ユニット(110)と前記空調ユニット(13
    0)とを連通させる空気通路(140)は、車室内と車
    室外とを区画する区画壁(200)に形成された貫通穴
    (210)を貫通しており、 さらに、前記区画壁(200)は、前記空気通路(14
    0)の通路断面積が最小となる部位から通路断面積が最
    小通路断面積の150%となる部位までの間に位置して
    いることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 車室外に搭載され、室内に吹き出す空気
    を送風する送風ユニット(110)と、 車室内に搭載されて前記送風ユニット(110)に接続
    され、室内に吹き出す空気のエンタルピを調節する空調
    ユニット(130)とを備え、 前記送風ユニット(110)と前記空調ユニット(13
    0)とを連通させる空気通路(140)は、車室内と車
    室外とを区画する区画壁(200)に形成された貫通穴
    (210)を貫通しており、 さらに、前記区画壁(200)は、前記空気通路(14
    0)の通路断面積が最小となる部位に位置していること
    を特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記区画壁(200)は、走行用エンジ
    ンが収納されたエンジンルームと車室内とを区画するフ
    ァイヤウォールであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の車両用空調装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819220Y1 (ja) * 1968-11-02 1973-06-01
JPS6325125A (ja) * 1986-07-12 1988-02-02 ダイムラ−−ベンツ アクチエンゲゼルシヤフト 加熱または空調用ブロワ
JPH10250342A (ja) * 1997-01-07 1998-09-22 Denso Corp 車両用空調装置

Patent Citations (3)

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