JP2003094855A - 製本システムおよび製本出力方法 - Google Patents

製本システムおよび製本出力方法

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JP2003094855A JP2001291102A JP2001291102A JP2003094855A JP 2003094855 A JP2003094855 A JP 2003094855A JP 2001291102 A JP2001291102 A JP 2001291102A JP 2001291102 A JP2001291102 A JP 2001291102A JP 2003094855 A JP2003094855 A JP 2003094855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを利用した製本システムにお
いて書籍内容の著作権の適切な保護を図る。 【解決手段】 書籍データを保持するサーバ2と、サ
ーバ2にデータの送信要求をする端末5と、サーバ2か
ら送信された書籍内容データに基づいて用紙への画像形
成を行う画像形成装置6と、画像形成された該用紙を製
本する製本装置7を備えており、画像形成装置6と製本
装置7との接続を検知する接続検知手段67、10、7
1を設け、接続が確認されている場合に製本処理を可と
する。 【効果】 画像形成装置に製本装置が接続されていな
い場合の不正コピーを未然に防止して著作権保護を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバに保持した
書籍内容データをネットワークを介して接続された装置
において製本を行う際に、不用意な複製を防止すること
により該書籍内容に対する著作権の適切な保護を図るこ
とを目的とした製本システムおよび製本出力方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子出版の一形態として、インターネッ
ト等のネットワークに接続されたサーバから書籍などに
係るデジタルデータをダウンロードし、しかる後、ネッ
トワークに接続された印刷装置等で印刷してユーザに出
版物を提供したいとの要望があり、従来から該電子出版
を可能とするシステムが提案されている(特開平11−
328526号、特開2000−25360号等)。と
ころが書籍などに係るデジタルデータの提供者は、無制
限に複製が可能であることを懸念し、著作権使用料の収
入が期待できる書籍などに係るデジタルデータの提供を
控える傾向にある。このため、著作権使用料を適正に課
金する方法や、不正コピーを防止する方法も種々提案さ
れている。
【0003】特開平6−103286号公報には、ユー
ザがモデムを介してブックの複製物を伝送するコマンド
を入力すると著作権使用料支払いプログラムが複製コマ
ンドをインターセプトして複製動作を中断させ、著作権
使用料支払いプログラムはブックテキスト又はブックに
付随するファイルに格納された著作権使用料支払い情報
をユーザに提示する技術が記載されている。同公報に
は、この技術によれば、読者がソフトコピーブックの一
部又は全てを複製するときに、著作権使用料の支払いを
読者に強要する手段を設けることにより、著作者及び出
版社はその著作物における著作権を簡易且つ確実に保護
することができると記載されている。
【0004】特開平7−239828号公報には、著作
権サーバで認証したユーザのみに復号可能な暗号化を文
書サーバで施して文書をユーザに対応する印刷エージェ
ントへ転送し、各エージェントが復号化して印刷する技
術が記載されている。同公報には、この技術によれば、
電子出版において不正コピーが防止できると記載されて
いる。
【0005】特開2000−353197号公報には、
端末側で、印刷の終わったデータのファイルを残さない
ようにしたり、印刷物に非コピーであることを証明する
証明書を添付したり、印刷物に識別データのすかしを入
れるなどする技術が記載されており、同公報では、この
技術は、不正防止に好ましいとされている。
【0006】特開2000−112857号公報には、
電子書籍の情報を閲覧鍵により暗号化し、課金手段によ
って復号化して印刷可能にする技術が記載されており、
同公報には、この技術により不正コピーを防止でき、か
つ課金管理を行うことが可能であるとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の技術では、サーバ側での管理外では印刷装置側での状
況管理がなされないため、不正コピーを確実に防止する
ことが困難であるという問題がある。例えば、画像形成
された用紙を画像形成装置から取り出すことができれば
容易に複数の書籍を複写することができる。また、画像
形成装置では、複写機等としての汎用的な使用も考えら
れ、これに適した複数部数設定や処理の中断、中止が可
能になっており、これらの機能を利用することにより、
不正コピー等を行うことが可能になる。また、落丁など
を招くことにより適切な製本がなされないおそれもあ
る。これらの代表的な問題例を以下に列挙する。
【0008】1.端末から書籍の作成を指示された際
に、画像形成装置に製本装置が接続されていないのに画
像作成を行ってしまうと、作成物を原稿に転用して自動
原稿送り装置等を利用して複写すれば、極めて容易に書
籍の複製が作れてしまう。2.画像形成装置には1部作
成途中で中断(一時停止)する機能や中止(キャンセ
ル)する機能があることが多く、書籍の作成途中で意図
的に中断や中止をして、そこまでの作成物を原稿に転用
して自動原稿送り装置等を利用して複写すれば、完全な
1冊ではないにしろ極めて容易に書籍の複製が作れてし
まう。また用紙の一部を抜き取ったりすれば書籍の落丁
につながる。3.画像形成装置において、書籍1部作成
途中に紙なし等の中断事象が発生してやむを得ず停止す
ることがあるが、この時に製本装置の扉を開けて作成途
中物を抜き取れば、上記と同様に書籍の落丁や複製物の
作成が可能になる。4.画像形成装置において、書籍内
容データは一旦HDD等に記憶するので、1部作成後も
データとして残ってしまい、意図的に再利用することが
できる。5.外部入力装置からの書籍の作成を指示され
た時に、画像形成装置において部数設定が可能だと、端
末での管理外で複製が作れてしまう。
【0009】本発明は、上記事情を背景としてなされた
ものであり、不正な複製を防止して著作権を適切に保護
し、また落丁などのない適切な製本管理を可能にする技
術を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の製本システムのうち、請求項1記載の発明は、
書籍内容データを保持するサーバから送信された書籍内
容データに基づいて用紙への画像形成を行う画像形成装
置と、画像形成された該用紙を製本する製本装置とを備
えているとともに、前記画像形成装置と前記製本装置と
が画像形成された用紙の搬送を行うべく接続されている
か否かを検知する接続検知手段を有することを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の製本システムの発明は、請
求項1記載の発明において、前記接続検知手段により、
前記画像形成装置と製本装置との前記接続が確認された
場合に製本出力処理を許可し、前記接続が確認されない
場合に製本出力処理を不許可とする製本出力処理可否判
定手段を有することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の製本システムは、請求項2
記載の発明において、前記製本出力処理可否判定手段に
よる可否判定に優先して、前記画像形成装置による画像
形成を可能にする画像形成許可手段を備えていることを
特徴とする。
【0013】請求項4記載の製本システムは、データに
基づいて画像形成を行うことができる装置であって書籍
内容データを保持するサーバから送信された書籍内容デ
ータに基づいて用紙への画像形成を行う画像形成装置
と、該画像形成装置での書籍内容データの利用を識別
し、該識別結果に従って画像形成装置の動作制御を可能
とした画像形成装置制御手段と、該画像装置で画像形成
された用紙を製本する製本装置とを備えていることを特
徴とする。
【0014】請求項5記載の製本システムは、書籍内容
データを保持するサーバから送信された書籍内容データ
に基づいて用紙への画像形成を行う画像形成装置と、該
画像形成装置で画像形成された用紙を製本する製本装置
とを備えており、前記製本装置に製本処理物の取り出し
が可能な取出し口が設けられていることを特徴とする製
本システム。
【0015】請求項6記載の製本システムは、請求項5
記載の発明において、前記取出し口に取出し扉が開閉可
能に設けられており、該取出し扉を必要に応じて閉鎖保
持する扉ロック手段を有することを特徴とする。
【0016】請求項7記載の製本システムは、請求項6
記載の発明において、前記扉ロック手段の動作を制御す
る取出し扉制御手段を有していることを特徴とする。
【0017】請求項8記載の製本システムは、請求項1
〜7のいずれかに記載の発明において、書籍内容データ
が記録されたデータベースと、該データベースに接続さ
れ、該データベースから書籍内容データを取り出してネ
ットワークを通して送信するサーバと、該サーバに前記
書籍内容データの送信要求を行う端末とを有しているこ
とを特徴とする。
【0018】請求項9記載の製本出力方法は、書籍内容
データを保持するサーバからネットワークを通して送信
された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて用
紙への画像形成を行い、画像形成された該用紙を製本装
置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法におい
て、前記画像形成装置と製本装置とが接続されているこ
とを確認した場合に、製本出力処理を実行し、上記接続
が確認されない場合に、製本出力処理を不可にすること
を特徴とする。
【0019】請求項10記載の製本出力方法は、書籍内
容データを保持するサーバからネットワークを通して送
信された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて
用紙への画像形成を行い、この画像形成された用紙を製
本装置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法に
おいて、製本出力処理途中に処理の中断指令がなされた
場合、該中断指令を受容することなく、少なくとも1部
の製本が完了するまで処理を続行することを特徴とす
る。
【0020】請求項11記載の製本出力方法は、書籍内
容データを保持するサーバからネットワークを通して送
信された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて
用紙への画像形成を行い、この画像形成された用紙を製
本装置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法に
おいて、製本完了に至ることなく処理が中断した場合、
画像形成をした用紙または製本途中の製本処理物の画像
形成装置または製本装置からの取り出しを不可とするこ
とを特徴とする。
【0021】請求項12記載の製本出力方法は、書籍内
容データを保持するサーバからネットワークを通して送
信された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて
用紙への画像形成を行い、この画像形成された用紙を製
本装置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法に
おいて、製本出力処理途中に処理の中止指令がなされた
場合、画像形成途中においてはその後の画像形成を中止
するとともに既に画像形成された用紙を製本装置に搬送
し、その用紙にて製本を完了させ、製本途中において
は、製本処理を中止することなく製本を完了させること
を特徴とする。
【0022】請求項13記載の製本出力方法は、書籍内
容データを保持するサーバからネットワークを通して送
信された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて
用紙への画像形成を行い、この画像形成された用紙を製
本装置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法に
おいて、画像形成装置に備える部数設定機能を無効にし
て、製本作成を1部に限定することを特徴とする。
【0023】請求項14記載の製本出力方法は、書籍内
容データを保持するサーバからネットワークを通して送
信された該書籍内容データに基づいて画像形成装置にて
用紙への画像形成を行い、この画像形成された用紙を製
本装置に搬送し、該製本装置で製本する製本出力方法に
おいて、サーバから送信されて画像形成に供された上記
書籍内容データを、製本完了後に再利用不可に消去する
ことを特徴とする。
【0024】すなわち、請求項1記載の製本システムに
よれば、接続検知手段により、画像形成装置と製本装置
とが画像形成済み用紙の搬送が可能であるように接続さ
れているか否かを確認することができ、請求項9に記載
するように、製本処理に先立って該確認を行うことによ
り、製本装置が接続されないままに用紙への画像形成が
なされて該用紙を用いた不正コピーを招くことを未然に
防止して的確な著作権保護を図ることができる。
【0025】上記接続検知手段による検知結果は、操作
者によって確認することもできるが、請求項2に記載す
るように、該検知結果を製本出力処理可否判定手段にお
ける判定要素として、その判定結果に基づいて製本出力
処理の許可、不許可を定めるのが望ましい。なお、製本
出力処理とは、少なくとも画像形成装置での画像形成、
製本装置での製本完了に至る一連の工程をいい、端末か
らサーバへの書籍内容データの送信要求およびサーバで
のデータ送信を含むものであってもよい。該出力処理の
許可においては、これら一連の処理の進行を可能とし、
不許可とする場合には、これらの工程のいずれかにおい
て処理を実行不可とするものであればよく、画像形成装
置や製本装置を制御することにより行うことができる。
【0026】例えば、画像形成装置における画像形成を
許可、不許可とすることにより製本出力処理の許可、不
許可とすることができる。またサーバからの書籍内容デ
ータの送信処理を許可または不許可とすることにより製
本出力処理の許可、不許可とすることもできる。
【0027】上記接続検知手段は、画像形成装置と製本
装置とが、画像形成済み用紙の搬送が可能な状態で接続
されているか否かを検知できるものであればよく、本発
明としては特定の構成に限定されない。例えばリミット
スイッチ等を利用して接続状態を電気的な信号として出
力するものが挙げられる。また、画像形成装置と製本装
置とを通信手段を介して接続可能とし、該通信手段を通
した信号の授受によって接続検知を行うこともできる。
【0028】また製本処理可否判定手段は、画像形成装
置や製本装置に備えるものでもよく、また、端末やサー
バ側に備えるものであってもよい。該判定手段製本処理
の許可、不許可は、直接、サーバや画像形成装置、製本
装置を制御するものでもよく、また、ネットワークを介
して制御するものであってもよい。
【0029】なお、製本に際しては、上製本を作成する
ために、画像成形装置に接続された製本装置を使用せ
ず、オフラインの製本装置を用いることがあり、その場
合には、画像形成装置と製本装置との接続を解いて画像
形成のみを行うことが必要となる。ただし、上記のよう
に製本処理可否判定手段による処理の可否判定を行う
と、製本装置の接続を解くことにより製本出力処理が不
許可とされるため、該判定手段の可否判定に拘わらず、
製本装置が接続されていない状態で画像形成までの処理
を行うことを可能にする必要がある。その場合には請求
項3に記載するように、上記判定手段に優先して画像形
成を可能にする画像形成許可手段を設けておく。該画像
形成許可手段は、画像装置等に、許可スイッチを設け、
操作者による操作によって動作せるものでもよく、ま
た、サーバや端末に備え、ネットワークを介するなどし
て、画像形成装置に画像形成の許可信号を送信するもの
であってもよく、また、製本処理可否判定手段の動作を
規制することで画像形成装置での画像形成を可能にする
ものであってもよい。
【0030】本発明の製本システムにおける画像形成装
置は、書籍内容データに基づいて用紙への画像形成を行
うものであり、通常は、該データから所定の用紙サイズ
に収まるように変換された印刷用データを用いて画像形
成を行う。画像形成の方法は特に限定されるものではな
く、デジタルデータを用いて用紙への画像形成を行うこ
とができるものであればよい。その多くでは感光体を有
し、該感光体への潜像形成と、該感光体から用紙への転
写により行われるが、本発明としてはこの構成に限定さ
れるものではない。
【0031】なお、画像形成装置は、製本システムのた
めの専用の装置として用意される他、複写機やコンピュ
ータ用プリンタとして他用途に使用されることを前提に
用意したものあってもよく、また他用途での使用を前提
とはしないものの他用途使用が可能な状態で用意される
ものであってもよい。このように他用途での使用が可能
な画像形成装置では、製本システムの装置として使用し
た場合に不正コピーの防止という観点からは好ましくな
い機能を有していることがある。例えば、複数部数の設
定機能や、処理の中断、中止機能等である。そこで、製
本システムには、請求項4に記載するように、 画像形
成装置での書籍内容データの利用を識別することがで
き、該識別結果に従って画像形成装置の動作制御行うこ
とができる画像形成装置制御手段を設けるのが望まし
い。該画像形成装置制御手段では、画像形成装置におけ
る他用途での使用を想定した機能であって、製本システ
ムの装置として好ましくない機能をキャンセルしたり、
該機能による動作によって支障が生じないように画像形
成装置を制御する。
【0032】例えば、中断機能によって画像形成装置で
の1部作成途中に中断(一時停止)すると、抜き取りに
よる不正コピーや書籍の落丁につながるおそれがあるた
め、請求項10に記載するように、作成途中では中断指
令を受け付けず、1部作成完了まで継続するのが望まし
い。これにより不正コピーを阻止したり落丁を招くこと
を阻止することができる。
【0033】また、上記にも拘わらず、画像形成装置に
おいては、書籍1部作成途中に紙なし等の中断事象が発
生してやむを得ず停止することがある。このときに作成
途中物を抜き取ることができれば、上記と同様に落丁を
招いたり複製を可能にする。そこで、請求項11に記載
するように、画像形成装置や製本装置からの作成途中物
の抜き取りを不可にするのが望ましい。中断事由が解消
した場合には、処理を続行すればよく、製本完了後に装
置からの抜き取りを可能にすればよい。
【0034】また、画像形成装置で1部作成途中で中止
(キャンセル)機能が働いた場合にも、書籍の作成途中
で意図的に中止して、そこまでの作成物を原稿に転用し
て複製を行ったり1部抜き取りを行ったりすることがで
きる。そこで、請求項12に記載するように、中止指令
を受けたら、そこまでの作成物を強制的に製本してしま
うことが望ましい。
【0035】さらに画像形成装置では、複数部数の設定
機能があるものがあり、この機能が働くと、製本システ
ムの管理外で複製が作れてしまう。そこで、請求項13
に記載するように、書籍の作成(製本モード)を指示さ
れたら、部数設定機能を1部しか選択できなくするよう
に制御するのが望ましい。
【0036】また、画像形成装置においては、書籍内容
データは一旦HDD等に記憶するのが通常である。この
データが製本完了後も残ってしまうと意図的に再利用す
ることが可能になる。そこで、請求項14に記載するよ
うに1部作成(製本完了したかで判断)毎に、使用して
いたデータを再利用不可に消去するのが望ましい。これ
により製本完了後に残ったデータにより不正コピーを行
うことを不可能にする。
【0037】本発明の製本システムにおける製本装置
は、画像形成装置で画像形成された用紙を製本するもの
であり、製本の形態としては特に限定されず、糊付け製
本、表紙のくるみ製本、小口または三方の断裁等の製本
処理がなされ、製本が完了した書籍が得られる。なお、
製本装置は、上記した画像形成装置に、画像形成済みの
用紙を搬送できるように接続されており、通常は、該製
本装置に請求項5に記載するように製本処理物の取出し
が可能な取出し口を設ける。該取出し口を除いては、画
像形成装置、製本装置から製本処理物を通常時には取り
出せないものとしておけば、不正な抜き取りを防止する
ことができる。
【0038】また、請求項6に記載するように、上記取
出し口に取出し扉を開閉可能に設け、該扉を閉鎖保持で
きる扉ロック手段を設けることにより上記不正抜き取り
をより確実に防止できる。該扉ロック手段の動作は、管
理者によって手動操作するものでもよいが、請求項7に
記載するように取出し扉制御手段を設け、製本処理物の
取出しをコントロールすることができる。これにより不
正な取出しは確実に排除できる。
【0039】なお、本発明の製本システムでは、書籍内
容データを保持するサーバを必須の構成要素として含む
ものでもよい。該サーバ側では、請求項8に記載するよ
うに、通常は、書籍内容データが記録されたデータベー
スと、該データベースに接続され、該データベースから
書籍内容データを取り出して送信可能なサーバとによっ
て書籍内容データを保持するサーバを構成することがで
きる。なお、書籍内容とは、文学作品、学術論文、辞書
辞典、雑誌その他の著述物であり、写真や絵が含まれる
場合がある。また、写真集、画集、地図帳のごとく著述
が主体でない場合も書籍内容に該当する。書籍内容デー
タとは、これら書籍内容に係るデジタルデータをいう。
また、上記サーバは複数のサーバ、例えばデータサーバ
や管理サーバにより構成されるものであってもよい。サ
ーバでは、端末からの書籍内容データの送信要求に際
し、課金処理完了後に書籍内容データを送信することも
できるし、書籍内容データを送信後に製本完了をもって
課金処理することもできる。
【0040】さらに本発明の製本システムでは、上記サ
ーバに対し書籍内容データの送信要求を行う端末を必須
の構成要素として含むものであっても良い。該端末は、
書籍内容データを保持するサーバに該データの送信要求
を行うものであり、通常はネットワークに接続して送信
要求信号を出力する。ただし、ネットワークを介するこ
となくサーバに直接されたものとすることもできる。ま
た該端末は、操作情報、書籍に関する蓄積データ情報等
を表示するために、通常はブラウン管、液晶ディスプレ
イ等からなる表示手段を備える。サーバから送られる書
籍内容データを該表示手段により閲覧可能にするもので
あってもよい。また、端末は通常は上記送信要求を行う
ための操作部として入力手段を備えており、該入力手段
は、キーボードやマウス、タッチパネル等により構成す
ることができる。該端末は、ネットワークを介して前記
画像形成装置や製本装置と離れて設置されるものでもよ
く、また、これら装置に組み込まれたものであってもよ
い。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に本発明の製本システムに係
る一実施形態を添付図に基づき説明する。図1は、本発
明の製本システムの概念図であり、書籍内容データを記
録したデータベース1と、該データベース1が接続さ
れ、該データの管理と製本出力処理を制御するサーバ2
とがネットワーク4を介して接続されており、これらデ
ータベース1、サーバ2によって書籍内容データを保持
するサーバが構成されている。またネットワーク4に
は、各書店毎(図1では書店Aと書店Bを図示)に設置
された、複数の端末5…5、画像形成装置6、製本装置
7が接続されている。
【0042】上記データベース1は出版社などにより管
理、設置されており、書籍の内容が記録されたデジタル
データ(以下、「書籍内容データ」と呼ぶ)を大容量の
ディスク装置などに格納してある。サーバ2は、例えば
書籍内容データの配信サービスを管理する管理業者によ
って管理や設置がなされていて、上記データベース1に
記録された個々の書籍内容データを各端末5からの送信
要求に応じて閲覧用画像データや印刷データに変換し
て、端末5や画像形成装置6に提供する。送信に際して
は、必要に応じて、書籍内容データの変換,圧縮,暗号
化などを行ってデジタル署名を付してから送信してもよ
い。また、サーバ2では、通常は、製本に際して課金情
報の計算と計算結果に基づく課金処理を実行する。
【0043】なお、データベース、サーバを複数設置し
て、それぞれは別な書籍内容データ(別な書籍に係るデ
ジタルデータ)を保存するようにしてもよく、またサー
バによっては異なる出版社により管理や設置がなされて
いるものであってもよい。さらに、サーバとして、デー
タベースを管理するデータサーバと製本処理を制御する
管理サーバとにより構成することもできる。
【0044】また、上記ネットワーク4としては、LA
N(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、
コンピュータネットワーク、データ通信網、またはこれ
らを相互に接続して複合化したものが例示される。要は
情報の伝達が可能なネットワークであればよく、その種
別は特に限定されない。この実施形態ではインターネッ
ト網によりネットワーク4が構築されている。
【0045】上記端末5は、閲覧要求や印刷要求をサー
バ2に送信すると共に、サーバ2からの閲覧用画像デー
タを受けて閲覧用表示を行うものである。画像形成装置
6はサーバ2から印刷用データを受けて、印刷(画像形
成)を行うものである。上記製本装置は、画像形成装置
6で画像形成された用紙が搬送され、これに対し製本を
実行して書籍の出力を行うものである。
【0046】以下に各装置の構成を詳細に説明する。図
2は、各装置の接続を含めたブロック図、図3〜5は、
各装置を個別に示すブロック図であり、図3はサーバ及
び端末の構成を説明するブロック図、図4は画像形成装
置の構成を説明するブロック図、図5は製本装置の構成
を説明するブロック図である。
【0047】図3に示すように、サーバ2は、製本出力
制御手段30と、データベース管理手段31と、ネット
ワーク通信手段32とを有しており、これら手段は、図
示しない中央演算処理装置(CPU)、主記憶装置、補
助記憶装置などから構成され、補助記憶装置に記録され
たプログラムに基づいて、各手段や全体を制御する。
【0048】データベース管理手段31は、内部バスに
より上記製本出力制御手段30に接続され、該手段30
により入出力制御されており、記憶媒体としてHDD等
の大容量ディスク装置を備えた書籍データ記憶手段31
1および書誌データ記録手段312を有している。これ
ら記憶手段には 書籍の本文データにより構成された書
籍内容データと書誌データとが格納されてデータベース
1が構成されている。上記記憶媒体としてはHDDに限
らず光ディスク、光磁気ディスクなど任意の記憶媒体を
用いることができる。
【0049】また、データベース管理手段31は、この
他に、データベースから所望の書籍内容データを検索す
るためのデータ検索手段313を有しており、例えば目
的とする書籍名を指定してデータの検索を行ったり、書
籍の一部内容によってデータの検索を行ったりすること
ができる。さらに著作権管理のためにダウンロードカウ
ント手段314を有しており、カウント結果は必要に応
じて記憶装置に記憶される。
【0050】また上記製本出力制御手段30では、端末
5に対する認証を行うことができる。すなわち、端末5
からのログイン要求があると、端末5と当該端末5を操
作するユーザとのいずれか一方又は両方の正当性を判断
する。正当な場合は端末5は製本出力のための手順の継
続が可能となるものの、不当な場合は端末5での手順の
実行が禁止される。また、端末5から再度ログイン要求
があれば、新たに正当性の判断をやり直して、正当であ
れば端末5は手順の実行が可能となる。
【0051】また、製本出力制御手段30では、端末5
の要求に基づいてデータベース管理手段31にアクセス
し、該管理手段31におけるデータ検索手段313によ
り書籍データ記憶手段311、書誌データ記憶手段31
2に格納された書籍内容データを特定する。たとえば、
要求本コードにより書籍内容データを指定する場合、先
ず、書誌データ記憶手段312にて書籍を特定し、この
データにリンクされた書籍データを書籍データ記憶手段
にて該当する書籍内容データを特定する。そして、上記
製本出力制御手段30では、端末5が要求する送信要求
に対し、画像形成装置6における印刷仕様やハードウェ
ア的な性能に応じて、格納された書籍内容データを印刷
可能な印刷用データへと変換する。また、製本出力制御
手段30では、課金手段33を動作させて製本出力処理
または製本完了カウント手段73に応じて課金処理を施
す。製本出力制御手段30はネットワーク通信手段32
を介してネットワーク4に接続されており、該ネットワ
ーク通信手段32は、既知のプロトコルに従って製本出
力手段30の入出力信号の通信を行う。
【0052】端末5は、図3に示すように、書籍閲覧発
注手段50とネットワーク通信手段51とを備えてお
り、 前記書籍閲覧発注手段50は、図示しない中央演
算処理装置(CPU)、主記憶装置、補助記憶装置など
から構成され、ROM等に記録されたプログラムに基づ
いて、端末5の各部及び全体を制御する。前記書籍閲覧
発注手段50はネットワーク通信手段51に接続され、
該ネットワーク通信手段51は、ネットワーク4を介し
て製本出力制御手段との通信を公知のプロトコルにより
実行する。
【0053】なお、前記閲覧発注手段50では、発注、
閲覧の操作入力を行う入力手段501と操作メニューや
閲覧内容等を表示する表示手段502を有している。入
力手段501は、各種操作を行うための操作キーを備え
ていて、ユーザが閲覧、注文などの各種を設定可能とな
っている。表示手段502は、閲覧や注文に関して各種
情報を表示するものであり、例えば、液晶パネルなどで
構成されており、各種情報としては、閲覧だけでなく、
ユーザが入力手段501を用いて入力した入力結果、選
択可能なオプション、サーバ2から受信した書誌デー
タ、書籍代金情報、等が表示される。これら入力手段5
01と表示手段502とは、例えばタッチパネル等によ
り一体に構成していてもよい。
【0054】発注、閲覧のための書誌データは、書誌デ
ータ表示手段510により上記表示手段502に表示さ
れる。該書誌データに基づいて閲覧用の書籍データの送
信を要求する場合には、入力手段501を介して必要な
情報が入力され、書籍データ要求手段511により要求
信号が送信される。サーバ2から送信された閲覧用デー
タは書籍データ表示手段512により表示手段502に
表示させる。さらに、サーバ2に対し、書籍の発注を行
う場合、入力手段501を介して必要な入力が行われ、
該発注情報は書籍発注手段513により送信される。こ
れらの手段は、端末5内において内部バスで互いに接続
されている。
【0055】画像形成装置6は、図4に示すように、画
像形成装置制御手段60、ネットワーク通信手段61、
書籍データ記憶手段62、画像形成手段63、収納手段
64、搬送手段65、操作手段66、シリアル通信手段
67、操作手段66に含まれる許可スイッチ手段68、
第2給紙手段69を有している。
【0056】画像形成装置制御手段60は、中央演算処
理装置(CPU)、主記憶装置、補助記憶装置などから
構成され、ROM等に記録されたプログラムに基づい
て、画像形成装置6の各部及び全体を制御する。ネット
ワーク通信手段61は、ネットワーク4を介して画像形
成装置6とサーバ2との通信を公知のプロトコルにより
実行する。また、シリアル通信手段67は、シリアルケ
ーブル10を介して製本装置7と接続され、製本装置7
との通信を公知のプロトコルににより実行する。また、
該シリアル通信手段67と、シリアルケーブル10と、
製本装置7における後述するシリアル通信手段71とに
より、画像形成装置6と製本装置7とが用紙搬送が可能
に接続されているか否かを検知する接続検知手段が構成
される。
【0057】書籍データ記憶手段62は、HDD等の記
憶装置で構成され、ネットワーク4を介して受信した書
籍内容データを一時的に記憶しておくものである。画像
形成手段63は、上記書籍内容データに基づき逐次用紙
に印刷(画像形成)を実行するものであり、電子写真方
式、インクジェット方式、銀塩写真方式など、デジタル
データに基づいて画像を形成できる方式であればいずれ
の方式でもよい。収納手段64は、上記画像形成手段に
より画像形成が行われる用紙を収納して、給紙する手段
であり、用紙の有無を検知する有無検知手段641、用
紙サイズを検知するサイズ検知手段642、第1給紙手
段643を備えている。なお、該収納手段64では、第
2給紙手段69を対象として有無検知、サイズ検知を行
うこともできる。
【0058】搬送手段65は、収納手段64に収納され
た用紙を第1給紙手段643または第2給紙手段69か
ら画像形成手段63に搬送し、さらに画像形成した用紙
を後述する製本装置7へと搬送するものである。
【0059】操作手段66は、画像形成装置6の操作を
指示するためのものであり、操作情報を入力するための
入力手段660と入力情報、操作情報等を表示する表示
手段661を有している。画像作成装置6は、製本シス
テムにおける装置として使用する画像モードと、その他
の用途、例えば複写機として使用する複写モードの切替
が可能であり、操作部66には、画像形成装置6を複写
モード等の他の用途に使用する場合に用いられる機能を
付与するものとして、中断指令手段662、中止指令手
段663、複数部数設定手段664を有している。許可
スイッチ手段68は、画像形成装置6に製本装置7が接
続されていない場合にも強制的に画像形成を可能にする
ものであり、本発明における画像形成許可手段に相当す
る。
【0060】次に、製本装置7は、図5に示すように、
製本装置制御手段70とシリアル通信手段71と搬送手
段72、製本完了カウント手段73、取出し扉付き取出
し口74、扉ロック手段75を有しており、さらに、突
当手段701、整合手段702、糊付手段703、収納
手段704、断裁手段705、くるみ手段706を備え
ている。
【0061】製本装置制御手段70は、中央演算処理装
置(CPU)、主記憶装置、補助記憶装置などから構成
され、ROM等に記録されたプログラムに基づいて、製
本装置7の各手段及び全体を制御する。シリアル通信手
段71は、前述したようにシリアルケーブル10を介し
て画像形成装置6と接続され、画像形成装置6との通信
を公知のプロトコルににより実行する。取出し口74
は、製本処理物を製本装置7から取り出すためのもので
あり、該取出し口には開閉可能な取出し扉(図示しな
い)が設けられている。扉ロック手段75は、該取出し
扉を一時的に閉鎖するものであり、該扉ロック手段75
によるロックを解除することにより取出し扉の開操作が
可能になる。該扉ロック手段75の動作は、製本装置制
御手段70により制御されており、製本装置制御手段7
0は、取出し扉制御手段として機能する。突当手段70
1〜くるみ手段706は、製本に際しての具体的な動作
を行うための既知の手段であって、用紙の糊付け製本、
表紙のくるみ製本、小口または三方の断裁、等の良く知
られた処理を行うものであり、その詳細な説明は省略す
る。
【0062】以下、上記製本システムの動作を説明す
る。書籍の製本(書籍内容データの印刷と製本)を所望
するユーザは、端末5を操作して、サーバ2へログイン
要求を発する。ログインによって、サーバ2と端末5と
の間で論理的な通信チャネルが確保される。
【0063】サーバ2はログイン要求を受信すると、当
該ログイン要求の正当性をチェックし、正当であれば端
末5を認証し、端末5による以下の手順の実行が可能と
なる。サーバ2は、製本出力手段30からの制御により
データベース管理手段31により書誌データ(書籍内容
データの題名、およびその料金など)を書誌データ記憶
手段312から読み出し、これをネットワーク通信手段
32、ネットワーク4を介して端末5に対して送信す
る。ネットワーク通信手段51を介して書誌データを受
けた端末5では、書誌データ表示手段510により該書
誌データが表示手段502に表示させる。ユーザは、こ
の表示を見て入力手段501を用いてプレビュー画面に
て索引の閲覧を行う。そして、ユーザが書籍内容データ
の閲覧を行おうとする対象を入力手段501により特定
することにより、その情報が書籍データ要求手段511
により、ネットワーク通信手段51、ネットワーク4を
介してサーバ2に対して送信される。
【0064】端末5からの要求を受けたサーバ2では、
データ検索手段313により要求対象書籍を特定して書
籍データ記憶手段311から該当する書籍内容データを
読み込み、閲覧の際の画像表示に適した閲覧用画像デー
タに変換したうえで、端末5に対してネットワーク4を
介して送信する。閲覧用画像データを受信した端末5で
は、書籍データ表示手段512により表示手段502に
書籍内容を表示させる。これにより、ユーザは書籍の内
容を確認することができる。
【0065】端末5を操作するユーザは、表示手段50
2に表示された内容(閲覧用画像データによる書籍の内
容)を確認して、了承できれば入力手段501により注
文入力する。注文情報は書籍発注手段513により、端
末5からネットワーク4を介してサーバ2に送信され
る。この注文データを受けたサーバ2では、書籍内容デ
ータを印刷用データに変換したうえで、ネットワーク通
信手段32、ネットワーク4を介して画像形成装置6に
送信する。該送信に際しては、画像形成装置6に対する
開始信号を付加する。
【0066】上記した印刷用データと開始信号とをネッ
トワーク通信手段61を介して受信した画像形成装置6
では、該印刷用データを一時的に書籍データ記憶手段6
2に記憶し、画像形成装置6を書籍モードに設定する。
次いで、画像形成装置制御手段60では、製本処理可否
判定手段として機能し、書籍印刷製本可否判断がなされ
る。この判断手順を図6のフローチャートにより説明す
る。
【0067】画像形成装置制御手段60では、画像形成
装置6に対する開始信号が受信しているか否かを確認
し、開始信号が確認された場合には次ステップに移行
し、開始信号が確認されない場合には、画像形成処理は
不要として可否判断処理を終了する(ステップs1)。
【0068】開始信号が確認された場合、次に画像形成
装置6が書籍モードであるか否かが確認される。すなわ
ち、このステップにおいて画像形成装置6が書籍内容デ
ータを利用する状態にあるか否かが識別される(ステッ
プs2)。画像形成装置6が書籍モードにない状態で
は、製本処理ではないものとして通常の印刷処理が実行
され、判断処理を終了する(ステップss1)。一方、
画像形成装置6が書籍モードにあることが確認された場
合、次ステップにおいて画像形成装置6に製本装置7が
接続されているか否かが確認される(ステップs3)。
該確認は、上述したようにシリアル通信手段67、71
間での通信が可能であるか否かによって確認する。通信
困難な場合に接続されていない状態であると判定する。
上記通信が可能な状態では、画像形成装置6と製本装置
7とが接続状態にあると判定して、書籍印刷製本処理を
実行する(ステップs4)。なお、画像形成装置6と製
本装置7との接続が確認されない場合、通常は、不正コ
ピーを防止するため製本処理が終了扱いとなるが、上製
本の作成等のためにオフラインの製本装置を使用する等
のために前記した許可スイッチ手段68がONになって
いないか否かを確認する(ステップss2)。ここで、
許可スイッチ手段68がONになっていない場合には、
製本処理を不許可とするため処理を終了する。一方、許
可スイッチ手段68がONになっている場合には強制的
に画像形成を行うために、ステップs4に移行して製本
処理を続行する。
【0069】製本処理の実行に従っては、画像形成手段
63で印刷を実行する。画像形成用の用紙は、収納手段
64で有無検知手段641での有無検出、サイズ検知手
段642でのサイズ検知を経た後、所定のサイズの用紙
が第1給紙手段643または第2給紙手段69から給紙
され、搬送手段65にて画像形成手段63に搬送され
る。画像形成手段63では必要な画像形成がなされ、画
像形成された用紙は、搬送手段65により製本装置7へ
と搬送される。
【0070】製本装置7では、搬送された用紙を装置7
内の搬送手段72で適宜搬送しつつ、製本に必要な突
当、整合、糊付、収納、断裁、くるみ等の処理が各手段
により実行され、製本の完了に至ると製本完了カウント
手段73により製本のカウントがなされる。製本が完了
した書籍は、取出し口74の扉を開けて取り出すことが
できる。
【0071】なお、前記した画像形成装置6では、一部
書籍の製本出力処理の中途に処理を中断させる機能を有
する中断指令手段662および処理を中止させる機能を
有する中止指令手段663を有している。これらの手段
により処理が中断または中止された場合、処理途中に用
紙の一部または全部の抜き取りが可能になると、落丁の
発生や不正コピーを可能にする。そこで、画像形成装置
制御手段60では、中断指令または中止指令が発せられ
た場合の制御手順を定めている。その手順を図7のフロ
ーチャートにより説明する。
【0072】中断指令または中止指令は、製本処理出力
中に、中断指令手段662または中止指令手段663に
よって割り込み処理がなされることにより発生する。こ
の処理が発生すると、図7に示すように、先ず、画像形
成装置6が書籍モードであるか否かが確認される(ステ
ップsa1)。ここでモードが書籍モード以外である場
合には、中断指令が有効として判定処理は終了する。一
方、書籍モードである場合には、次ステップに移行し、
1部作成途中であるか否かが確認される(ステップsa
2)。1部作成途中でない場合は、処理の続行は必要な
く、判定処理を終了する。
【0073】上記により1部作成途中であることが確認
されると、先ず中断指令であるか否かが確認される(ス
テップsa3)。そこで中断指令と確認された場合、該
指令は受容せず、1部の製本作成が完了するまで処理を
続行し、完了後に処理を中断し、判定処理を終了する
(ステップsas1)。指令が中断指令でない場合、次
のステップで中止指令か否かが確認される(ステップs
a4)。中止指令でない場合には、判定処理を終了す
る。一方、指令が中止指令である場合には、画像形成
(印刷)を中止し、それまでに画像形成された用紙を製
本装置7に搬送し、上記と同様にして製本を完了させる
(ステップsas2)。これら処理により処理途中での
用紙の抜き取りが困難になり、落丁、不正コピーの防止
が可能になる。
【0074】また、上記中断指令、中止指令によらず、
用紙切れ、紙つまりの発生等により処理が強制的に中断
される場合がある。このような場合にも上記と同様に用
紙の抜き取りが可能になると、落丁、不正コピーの問題
が生じる。そこで中断事由が発生しているか否かを判定
する制御手順を画像形成装置60に定めている。その手
順を図8に基づいて説明する。
【0075】先ず、画像形成装置6が書籍モードにある
か否かが確認され(ステップsb1)、書籍モードでな
い場合には、処理を終了する。一方、書籍モードにある
場合には、製本の1部作成途中であるか否かが確認され
(ステップsb2)、1部作成途中にない場合には、中
断停止を有効として処理を終了する。一方、1部作成途
中である場合には、次ステップに移行し、中断停止中で
あるか否かが確認される(ステップsb3)。中断停止
中でないと判定された場合、製本装置制御手段70を介
して扉ロックが解除されているか否かが確認され(ステ
ップsbs1)、扉ロックが解除されている場合には処
理を終了して、扉がロックされている場合には製本制御
手段70を介して扉のロックを解除しておく(ステップ
sbs2)。一方、ステップsb3で中断停止中である
ことが確認された場合、 扉がロックされているか否か
が確認され(ステップsb4)、扉がロックされている
場合には判定処理を終了し、扉がロックされていない場
合には、扉をロックする処理を行って(ステップsb
5)、判定処理を終了する。上記のように製本のための
画像形成を行っている場合に中断事由が発生した場合に
は、取出し扉をロックして処理途中の製本処理物の取り
出しを不可にして不正コピーや一部抜き取りによる落丁
を防止する。
【0076】また、画像形成装置6には、複数部数設定
手段664を有しており、該手段により複数部数の設定
がなされると、容易に複数部の書籍を作成できてしま
う。書籍を注文する場合、一人一冊が普通であり、複数
部数設定を悪用した水増し印刷を防止するため、複数部
数設定を原則として禁止する。該制御は画像形成装置制
御手段60によりなされており、その制御手順を図9に
基づいて説明する。
【0077】先ず、画像形成装置6が書籍モードである
か否かが確認され(ステップsc1)、書籍モード以外
では処理を終了する。一方、書籍モードである場合に
は、複数部数の設定がなされているか否かが確認される
(ステップsc2)。複数部数の設定がなされていない
場合には、この処理を終了する。一方、複数部数の設定
がなされている場合には、1部スイッチがONであるか
否かが確認される(ステップsc3)。1部スイッチ手
段665は画像形成装置6に設けられた不揮発メモリス
イッチやハードウェアディップスイッチなどである。こ
こで一部スイッチがOFFである場合、サーバ2は複数
部数の作成を許可しており、複数部数の設定を禁止する
処理を終了する。一方、1部スイッチがONである場合
は、複数部数の作成は許可されていないので、複数部数
設定手段における部数設定を1部設定に強制リミットし
(ステップsc4)、本処理を終了する。上記により画
像形成装置6に備えられた複数部数設定手段の利用によ
り不正なコピーがなされるのを防止する。
【0078】また、画像作成装置6では、画像作成に際
し、上記したように書籍内容データ(印刷用データに変
換されている)が書籍データ記憶手段62に一時的に記
憶されている。このデータは、製本完了後にも再利用す
れば書籍をさらに作成することができ、不正コピーへの
利用が可能である。そこで、書籍の作成が完了した場合
には、製本装置7から完了通知を受け、該データの消去
を可能にする。この制御手順を図10に基づいて説明す
る。
【0079】先ず、画像形成装置6が書籍モードである
か否かが確認され(ステップsd1)、書籍モード以外
の場合には処理を終了する。一方、画像形成装置が書籍
モードである場合には、1部作成が完了したか否かが確
認される(ステップsd2)。作成が完了していない場
合には、この処理を終了する。作成が完了している場合
は、書籍データ記憶手段62に記憶された書籍内容デー
タを再利用できないように消去し、本処理を終了する。
【0080】なお、この製本システムでは、課金処理に
ついては詳述しないが、その処理内容は本発明としては
特に限定されるものではなく、既知の方法により課金処
理を行うことができる。
【0081】また、この実施形態では、画像形成装置へ
の製本装置の接続確認、中断指令または中止指令に対す
る制御、中断事由の発生に対する制御、取出し扉の制
御、画像形成装置に記憶された書籍内容データの消去等
の構成を全て含む製本システムまたは製本出力方法につ
いて説明したが、本発明としてはこれらの少なくとも一
つを構成要素とするものであればよく、全てを構成に含
むものに限定されないことはいうまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製本シス
テムおよび製本出力方法によれば、画像形成装置、製本
装置側での状況に応じて製本出力処理を行うことがで
き、適切な著作権保護と製本管理を行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における製本システムの
システム構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 同じくシステム構成の詳細を示すブロック図
である。
【図3】 同じくシステムのうちサーバおよび端末の構
成の詳細を示すブロック図である。
【図4】 同じくシステムのうち画像形成装置の構成の
詳細を示すブロック図である。
【図5】 同じくシステムのうち製本装置の構成の詳細
を示すブロック図である。
【図6】 同じく画像形成装置における制御手順(接続
確認処理)を示すフローチャート図である。
【図7】 同じく画像形成装置における制御手順(中
断、中止指令確認処理)を示すフローチャート図であ
る。
【図8】 同じく画像形成装置における制御手順(中断
停止確認処理)を示すフローチャート図である。
【図9】 同じく画像形成装置における制御手順(複数
部数設定禁止処理)を示すフローチャート図である。
【図10】 同じく画像形成装置における制御手順(書
籍内容データ消去処理)を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 データベース 2 サーバ 4 ネットワーク 5 端末 6 画像形成装置 7 製本装置 30 製本出力制御手段 31 データベース管理手段 32 ネットワーク通信手段 50 書籍閲覧発注手段 51 ネットワーク通信手段 60 画像形成装置制御手段 61 ネットワーク通信手段 62 書籍データ記憶手段 63 画像形成手段 64 収納手段 65 搬送手段 66 操作手段 67 シリアル通信手段 70 製本装置制御手段 71 シリアル通信手段 72 搬送手段 73 製本完了カウント手段 74 取出し口 75 扉ロック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 雅彦 東京都国立市富士見台1−28−19−1−36 −315 (72)発明者 新 勇一 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HH03 HJ08 HK08 HK14 HN05 HN22 HQ17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書籍内容データを保持するサーバから送
    信された書籍内容データに基づいて用紙への画像形成を
    行う画像形成装置と、画像形成された該用紙を製本する
    製本装置とを備えているとともに、前記画像形成装置と
    前記製本装置とが画像形成された用紙の搬送を行うべく
    接続されているか否かを検知する接続検知手段を有する
    ことを特徴とする製本システム。
  2. 【請求項2】 前記接続検知手段により、前記画像形成
    装置と製本装置との前記接続が確認された場合に製本出
    力処理を許可し、前記接続が確認されない場合に製本出
    力処理を不許可とする製本出力処理可否判定手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の製本システム。
  3. 【請求項3】 前記製本出力処理可否判定手段による可
    否判定に優先して、前記画像形成装置による画像形成を
    可能にする画像形成許可手段を備えていることを特徴と
    する請求項2記載の製本システム。
  4. 【請求項4】 データに基づいて画像形成を行うことが
    できる装置であって書籍内容データを保持するサーバか
    ら送信された書籍内容データに基づいて用紙への画像形
    成を行う画像形成装置と、該画像形成装置での書籍内容
    データの利用を識別し、該識別結果に従って画像形成装
    置の動作制御を可能とした画像形成装置制御手段と、該
    画像装置で画像形成された用紙を製本する製本装置とを
    備えていることを特徴とする製本システム。
  5. 【請求項5】 書籍内容データを保持するサーバから送
    信された書籍内容データに基づいて用紙への画像形成を
    行う画像形成装置と、該画像形成装置で画像形成された
    用紙を製本する製本装置とを備えており、前記製本装置
    に製本処理物の取り出しが可能な取出し口が設けられて
    いることを特徴とする製本システム。
  6. 【請求項6】 前記取出し口に取出し扉が開閉可能に設
    けられており、該取出し扉を必要に応じて閉鎖保持する
    扉ロック手段を有することを特徴とする請求項5記載の
    製本システム。
  7. 【請求項7】 前記扉ロック手段の動作を制御する取出
    し扉制御手段を有していることを特徴とする請求項6記
    載の製本システム。
  8. 【請求項8】 書籍内容データが記録されたデータベー
    スと、該データベースに接続され、該データベースから
    書籍内容データを取り出してネットワークを通して送信
    するサーバと、該サーバに前記書籍内容データの送信要
    求を行う端末とを有していることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載の製本システム。
  9. 【請求項9】 書籍内容データを保持するサーバからネ
    ットワークを通して送信された該書籍内容データに基づ
    いて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、画像形
    成された該用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で製本
    する製本出力方法において、前記画像形成装置と製本装
    置とが接続されていることを確認した場合に、製本出力
    処理を実行し、上記接続が確認されない場合に、製本出
    力処理を不可にすることを特徴とする製本出力方法。
  10. 【請求項10】 書籍内容データを保持するサーバから
    ネットワークを通して送信された該書籍内容データに基
    づいて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、この
    画像形成された用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で
    製本する製本出力方法において、製本出力処理途中に処
    理の中断指令がなされた場合、該中断指令を受容するこ
    となく、少なくとも1部の製本が完了するまで処理を続
    行することを特徴とする製本出力方法。
  11. 【請求項11】 書籍内容データを保持するサーバから
    ネットワークを通して送信された該書籍内容データに基
    づいて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、この
    画像形成された用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で
    製本する製本出力方法において、製本完了に至ることな
    く処理が中断した場合、画像形成をした用紙または製本
    途中の製本処理物の画像形成装置または製本装置からの
    取り出しを不可とすることを特徴とする製本出力方法。
  12. 【請求項12】 書籍内容データを保持するサーバから
    ネットワークを通して送信された該書籍内容データに基
    づいて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、この
    画像形成された用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で
    製本する製本出力方法において、製本出力処理途中に処
    理の中止指令がなされた場合、画像形成途中においては
    その後の画像形成を中止するとともに既に画像形成され
    た用紙を製本装置に搬送し、その用紙にて製本を完了さ
    せ、製本途中においては、製本処理を中止することなく
    製本を完了させることを特徴とする製本出力方法。
  13. 【請求項13】 書籍内容データを保持するサーバから
    ネットワークを通して送信された該書籍内容データに基
    づいて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、この
    画像形成された用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で
    製本する製本出力方法において、画像形成装置に備える
    部数設定機能を無効にして、製本作成を1部に限定する
    ことを特徴とする製本出力方法。
  14. 【請求項14】 書籍内容データを保持するサーバから
    ネットワークを通して送信された該書籍内容データに基
    づいて画像形成装置にて用紙への画像形成を行い、この
    画像形成された用紙を製本装置に搬送し、該製本装置で
    製本する製本出力方法において、サーバから送信されて
    画像形成に供された上記書籍内容データを、製本完了後
    に再利用不可に消去することを特徴とする製本出力方
    法。
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