JP2003092927A - 新菌株の栽培方法 - Google Patents

新菌株の栽培方法

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JP2003092927A
JP2003092927A JP2002263753A JP2002263753A JP2003092927A JP 2003092927 A JP2003092927 A JP 2003092927A JP 2002263753 A JP2002263753 A JP 2002263753A JP 2002263753 A JP2002263753 A JP 2002263753A JP 2003092927 A JP2003092927 A JP 2003092927A
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ulmarium
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ferm
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riofilum
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JP2002263753A
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Yukihiro Kono
由己太 河野
Susumu Matsui
侑 松井
Hideo Morita
日出男 森田
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Takara Bio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多茎となるリオフィラム ウルマリウム新菌
株を育種し、該菌株を用いた子実体の栽培方法を提供す
る。 【解決手段】 オガクズ(スギオガクズとブナオガクズ
等容混合)と米糠を3:1(容積比)に混合して水分含
有率63%に調整し、ポリプロピレン製850ml容広
口ビン(内径60mm)に内容量535gになるように
圧詰めした培地に固体種菌10gを接種して常法に従い
子実体を発生させた場合、茎の長さ20mm以上になる
茎数が平均65本以上となるリオフィラム ウルマリウ
ム新菌株〔但し、リオフィラム ウルマリウムLu 1
−13とリオフィラム ウルマリウムLu 1−8との
交配株を除く〕。該新菌株を培地に接種し、子実体を形
成させるリオフィラム ウルマリウム新菌株の子実体の
栽培方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリオフィラム ウルマリ
ウム( Lyophyllum ulmarium )新菌株の栽培方法に関
し、更に詳細には多茎性のリオフィラム ウルマリウム
の新菌株の子実体の栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のきのこ栽培はコナラ、クヌギ、ブ
ナ等の原木を利用したほだ木栽培がほとんどであり、そ
のため気象条件により収穫が左右されることが多く、ま
た最近ではほだ木に使用する原木の不足や原木切り出し
のための労働力が不足している等の理由によって、原木
の入手は困難であった。更にほだ木栽培は培養期間が長
く、例えば種菌の接種から収穫までに1年半〜2年も要
すること等により、生産コストが相当高額になることが
避けられなかった。このため、近年になりエノキタケ、
ヒラタケ、ナメコ等の栽培において、オガクズに米糠を
配合した培養基を用いてビン又は箱で栽培を行う菌床人
工栽培法が確立され、1年を通じて安定してきのこを収
穫できるようになって来た。リオフィラム ウルマリウ
ムを栽培する場合も、オガクズに米糠を配合した培養基
を用いてポリプロピレン製の広口ビンで栽培を行う菌床
人工栽培法が、作業性が良く栽培室の管理が容易で、1
年を通じて安定してきのこを収穫できるため、主流とな
ってきている。公知のリオフィラム ウルマリウムの品
種としては数品種があるが、これらはポリプロピレン製
の広口ビンで栽培した場合、どの品種においても茎の長
さ20mm以上になる茎数が40〜50本となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、公知の
リオフィラム ウルマリウムのどの品種においても、オ
ガクズに米糠を配合した培養基を用いて、ポリプロピレ
ン製の広口ビンで栽培した場合、茎の長さ20mm以上
になる茎数は40〜50本となる。しかし、リオフィラ
ム ウルマリウムの人工栽培品は年々その販売数量も増
えて、食用に供するときの用途も多岐にわたってきてお
り、現行品の茎数では多様化する用途に対応仕切れなく
なってきているのが現状であり、多茎性の菌株の開発が
望まれている。したがって本発明の目的は、上記現状に
かんがみ、オガクズに米糠を配合した培養基を用いてポ
リプロピレン製の広口ビンで栽培した場合、多茎となる
リオフィラム ウルマリウム新菌株を育種し、該菌株を
用いた子実体の栽培方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明はリオフィラム ウルマリウム新菌株
に関し、オガクズ(スギオガクズとブナオガクズ等容混
合)と米糠を3:1(容積比)に混合して水分含有率6
3%に調整し、ポリプロピレン製850ml容広口ビン
(内径60mm)に内容量535gになるように圧詰め
した培地に固体種菌10gを接種して常法に従い子実体
を発生させた場合、茎の長さ20mm以上になる茎数が
平均65本以上となることを特徴とする〔但しリオフィ
ラム ウルマリウムLu 1−13(FERM P−1
2571)とリオフイラム ウルマリウム Lu 1−
8(FERM BP−1416)との交配株を除く。〕
本発明の第2の発明は、リオフィラム ウルマリウム
K−8101(FERM P−13795)、リオフィ
ラム ウルマリウム K−8103(FERMP−13
796)、リオフィラム ウルマリウム K−8104
(FERMP−13797)なる菌株との対峙試験にお
いてこれらのリオフィラム ウルマリウム新菌株と帯線
を形成しない菌株から選択されるリオフィラム ウルマ
リウム新菌株に関する。本発明の第3の発明は、リオフ
ィラム ウルマリウム新菌株の子実体の栽培方法に関
し、リオフイラム ウルマリウム Lu 1−13(F
ERM P−12571)とリオフイラム ウルマリウ
ムLu 1−8(FERM BP−1416)との交配
株以外の交配株であって、オガクズ(スキオガクズとブ
ナオガクズ等容混合)と米糠を3:1(容積比)に混合
して水分合有率63%に調整し、ポリプロピレン製85
0ml容広ロビン(内径60mm)に内容量535gに
なるように圧詰めした培地に固体種菌10gを接種して
常法に従い子実体を発生させた場合、茎の長さ20mm
以上になる茎数が平均65本以上となるリオフィラムウ
ルマリウム新菌株を培地に接種し、子実体を形成させる
ことを特徴とする。
【0005】本発明者らは、多茎性のリオフィラム ウ
ルマリウム菌株を育種するために、自然界より選抜育種
した菌株の栽培試験を行い、オガクズ(スギオガクズと
ブナオガクズ等容混合)と米糠を3:1(容積比)に混
合して水分含有率63%に調整し、ポリプロピレン製8
50ml容広口ビン(内径60mm)に内容量535g
になるように圧詰めした培地に固体種菌10gを接種し
て常法に従い子実体を発生させた。次に茎の長さ20m
m以上になる子実体の茎数を計測し、多茎性の菌株を選
抜し、多茎性新菌株として固定することに成功した。次
に選抜育種された新菌株を親株として交配育種すること
により、更に多茎性が増強され、上記栽培方法におい
て、茎の長さ20mm以上になる茎数が65本以上とな
るリオフィラム ウルマリウム新菌株を見出した。特
に、交配によって得られ、本発明者らがリオフィラム
ウルマリウムK−8104と命名した交配株において
は、前記栽培方法において、茎の長さ20mm以上にな
る茎数が通常より30〜40本も多い80本となること
を見出し、本発明を完成させた。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。以下、本発明の新菌株の育種について述べる。 1.選抜育種 自然界に発生しているリオフィラム ウルマリウム11
2個の子実体より組織分離を行い、純粋分離した菌糸体
90菌株を得た。次にこの90菌株を前記栽培方法によ
り栽培試験を行った。栽培試験により、子実体を形成し
た菌株48株の子実体の茎数を計測し、多茎性の菌株と
して、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−13を
選抜した。リオフィラム ウルマリウム Lu 1−1
3の菌学的性質は特願平4−231634号明細書に記
載されており、該菌株は工業技術院生命工学工業技術研
究所にFERM P−12571として寄託されてい
る。
【0007】2.交配育種 本発明の新菌株を交配育種により得た。特開昭63−2
73467号公報に記載のように、リオフィラム ウル
マリウム Lu 1−8は収量、生育速度、子実体形態
に優れたリオフィラム ウルマリウム新菌株の交配育種
の親株として優れた性状を有している。このリオフィラ
ム ウルマリウム Lu 1−8と前出の多茎性の選抜
育種株、リオフィラムウルマリウム Lu 1−13を
親株として、多茎性の菌株の交配育種を行った。なおリ
オフィラム ウルマリウム Lu 1−8は工業技術院
生命工学工業技術研究所にFERM BP−1416と
して寄託されている。
【0008】以下、リオフィラム ウルマリウム Lu
1−8とリオフィラム ウルマリウム Lu 1−1
3の交配方法を詳しく述べる。スギオガクズと米糠を乾
燥物重量比9:7になるように混合して、水道水を水分
含有率63%になるように加えた培養基を形成し、12
0℃、90分間高圧蒸気滅菌した。この培養基を冷却し
た後、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−8の固
体種菌10gを接種し、暗所にて温度25℃、湿度50
〜60%の条件下で105日間培養を続けた後、常法に
従って子実体を発生させた。同子実体の傘部より得た胞
子を、PGY寒天平板培地(グルコース2%、ペプトン
0.2%、酵母エキス0.2%、リン酸1カリウム0.
05%、硫酸マグネシウム0.05%、寒天2%)で発
芽させ、単胞子分離して一核菌糸20株を得た。同様に
して、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−13の
一核菌糸20株も得た。次に、リオフィラム ウルマリ
ウム Lu 1−8の一核菌糸とリオフィラム ウルマ
リウム Lu 1−13の一核菌糸を、1株ずつPGY
寒天平板培地上に対峙させて接種して25℃にて14日
間培養して交配を行い交配株400株を得た。次に、オ
ガクズ(スギオガクズとブナオガクズ等容混合)と米糠
を3:1(容積比)に混合して水分含有率63%に調整
し、ポリプロピレン製850ml容広口ビン(内径60
mm)に内容量535gになるように圧詰めした培地
に、該交配株の固体種菌10gをそれぞれ接種して常法
に従い子実体を発生させ、茎の長さ20mm以上になる
茎数を測定し、多茎性の交配株であるリオフィラム ウ
ルマリウム K−8101、リオフィラム ウルマリウ
ム K−8103、リオフィラム ウルマリウム K−
8104を得た。
【0009】交配株のリオフィラム ウルマリウム K
−8101、リオフィラム ウルマリウム K−810
3、リオフィラム ウルマリウム K−8104はそれ
ぞれLyophyllum ulmarium K-8101、Lyophyllum ulmariu
m K-8103、Lyophyllum ulmarium K-8104、と表示され、
工業技術院生命工学工業技術研究所にFERM P−1
3795、FERM P−13796、FERM P−
13797としてそれぞれ寄託されている。
【0010】次に、リオフィラム ウルマリウム K−
8101(FERM P−13795)の菌学的性質を
以下に示す。 (1)麦芽エキス寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は40mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を多量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目で表面全体に密な気中
菌糸を生じる。菌糸は白色である。 (2)バレイショ・ブドウ糖寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は35mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を大量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目には表面全体を白色の
菌糸が覆う。 (3)ツァペック・ドックス寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は25mm、菌糸は樹
状に伸長し極めて希薄、気中菌糸は少ない。17日目で
シャーレ全体に菌糸が生育。菌糸は樹状で白色、希薄で
ある。 (4)サブロー寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は45mm、白色で綿状
の密な菌糸、気中菌糸はやや多い。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育し、気中菌糸は極めて多く、綿状で白
色である。 (5)オートミール寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は38mm。菌糸はよく
分枝して伸び、気中菌糸は少ない。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育、綿状の気中菌糸を大量に生じる。白
色である。 (6)合成ムコール寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は19mm、菌糸は白
色で放射状に伸びる。17日目で菌糸はシャーレ全体に
生育し、気中菌糸を大量に生じる。菌糸は白色である。 (7)YpSs寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は47mm。菌糸は白
色、密で気中菌糸を大量に生じる。マット状に生育。1
0日目で菌糸はシャーレ全体に生育し、気中菌糸も大量
に生じる。菌糸は白色である。 (8)フェノールオキシダーゼ検定用培地(25℃) 7日目で小程度の生育。コロニー径は25mm。菌糸は白
色で短くマット状、気中菌糸は少ない。培地は褐変し、
褐変半径は39mm。17日目で中程度の生育、コロニー
径は39mm、褐変半径は40mm。 (9)最適発育温度 PGY寒天培地に直径5mmの種菌を接種し、各温度でそ
れぞれ培養して、12日後に各コロニー径を測定したと
ころ、最適発育温度は25℃付近であった。また、5
℃、35℃では生育しなかった。 (10) 最適発育pH PGY液体培地(PGY寒天培地から寒天を除いたも
の)60mlずつを殺菌後、各pHに調整し、直径5mmの
種菌を接種して、25℃にて15日間静置培養後、菌体
の乾燥重量を測定したところ。最適発育pHは7〜8で
あった。また、本菌株の生育限界はpH3.5〜10の
範囲であった。
【0011】次に、リオフィラム ウルマリウム K−
8103(FERM P−13796)の菌学的性質を
以下に示す。 (1)麦芽エキス寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は37mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を多量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目で表面全体に密な気中
菌糸を生じる。菌糸は白色である。 (2)バレイショ・ブドウ糖寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は33mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を大量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目には表面全体を白色の
菌糸が覆う。 (3)ツァペック・ドックス寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は14mm、菌糸は樹
状に伸長し極めて希薄、気中菌糸は少ない。17日目で
シャーレ全体に菌糸が生育。菌糸は樹状で白色、希薄で
ある。 (4)サブロー寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は38mm、白色で綿状
の密な菌糸、気中菌糸はやや多い。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育し、気中菌糸は極めて多く、綿状で白
色である。 (5)オートミール寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は26mm。菌糸はよく
分枝して伸び、気中菌糸は少ない。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育、綿状の気中菌糸を大量に生じる。白
色である。 (6)合成ムコール寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は24mm、菌糸は白
色で放射状に伸びる。17日目で菌糸はシャーレ全体に
生育し、気中菌糸を大量に生じる。菌糸は白色である。 (7)YpSs寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は40mm。菌糸は白
色、密で気中菌糸を大量に生じる。マット状に生育。1
0日目で菌糸はシャーレ全体に生育し、気中菌糸も大量
に生じる。菌糸は白色である。 (8)フェノールオキシダーゼ検定用培地(25℃) 7日目で小程度の生育。コロニー径は18mm。菌糸は白
色で短くマット状、気中菌糸は少ない。培地は褐変し、
褐変半径は35mm。17日目で中程度の生育、コロニー
径は39mm、褐変半径は40mm。 (9)最適発育温度 PGY寒天培地に直径5mmの種菌を接種し、各温度でそ
れぞれ培養して、12日後に各コロニー径を測定したと
ころ、最適発育温度は25℃付近であった。また、5
℃、35℃では生育しなかった。 (10) 最適発育pH PGY液体培地(PGY寒天培地から寒天を除いたも
の)60mlずつを殺菌後、各pHに調整し、直径5mmの
種菌を接種して、25℃にて15日間静置培養後、菌体
の乾燥重量を測定したところ、最適発育pHは7〜8で
あった。また、本菌株の生育限界はpH3.5〜10の
範囲であった。
【0012】次に、リオフィラム ウルマリウム K−
8104(FERM P−13797)の菌学的性質を
以下に示す。 (1)麦芽エキス寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は39mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を多量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目で表面全体に密な気中
菌糸を生じる。菌糸は白色である。 (2)バレイショ・ブドウ糖寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育で、コロニー径は37mm、白色で密
な菌糸、気中菌糸を大量に生じる。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育する。17日目には表面全体を白色の
菌糸が覆う。 (3)ツァペック・ドックス寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は17mm、菌糸は樹
状に伸長し極めて希薄、気中菌糸は少ない。17日目で
シャーレ全体に菌糸が生育。菌糸は樹状で白色、希薄で
ある。 (4)サブロー寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は46mm、白色で綿状
の密な菌糸、気中菌糸はやや多い。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育し、気中菌糸は極めて多く、綿状で白
色である。 (5)オートミール寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は36mm。菌糸はよく
分枝して伸び、気中菌糸は少ない。10日目でシャーレ
全体に菌糸が生育、綿状の気中菌糸を大量に生じる。白
色である。 (6)合成ムコール寒天培地(25℃) 7日目で小程度の生育、コロニー径は25mm、菌糸は白
色で放射状に伸びる。17日目で菌糸はシャーレ全体に
生育し、気中菌糸を大量に生じる。菌糸は白色である。 (7)YpSs寒天培地(25℃) 7日目で旺盛な生育、コロニー径は44mm。菌糸は白
色、密で気中菌糸を大量に生じる。マット状に生育。1
0日目で菌糸はシャーレ全体に生育し、気中菌糸も大量
に生じる。菌糸は白色である。 (8)フェノールオキシダーゼ検定用培地(25℃) 7日目で小程度の生育。コロニー径は22mm。菌糸は白
色で短くマット状、気中菌糸は少ない。培地は褐変し、
褐変半径は34mm。17日目で中程度の生育、コロニー
径は39mm、褐変半径は40mm。 (9)最適発育温度 PGY寒天培地に直径5mmの種菌を接種し、各温度でそ
れぞれ培養して、12日後に各コロニー径を測定したと
ころ、最適発育温度は25℃付近であった。また、5
℃、35℃では生育しなかった。 (10) 最適発育pH PGY液体培地(PGY寒天培地から寒天を除いたも
の)60mlずつを殺菌後、各pHに調整し、直径5mmの
種菌を接種して、25℃にて15日間静置培養後、菌体
の乾燥重量を測定したところ。最適発育pHは7〜8で
あった。また、本菌株の生育限界はpH3.5〜10の
範囲であった。
【0013】次に本発明で得られたリオフィラム ウル
マリウム交配株と、他のリオフィラム ウルマリウム菌
株との異同判定として、両菌糸がもっている性因子が異
なれば、その菌糸は互いに異なる菌糸であるという菌類
分類学的事実に基づき、性因子の異同を寒天培地上にお
ける対峙培養によって調べた。供試したリオフィラムウ
ルマリウム菌株としては、公知菌株の代表例としてリオ
フィラム ウルマリウム IFO 9637、リオフィ
ラム ウルマリウム IFO 30525、リオフィラ
ム ウルマリウム IFO 30775、リオフィラム
ウルマリウム Lu 1−8、リオフィラム ウルマ
リウム Lu 1−13、リオフィラム ウルマリウム
Lu 1−2(FERM P−12584)、リオフ
ィラムウルマリウム M−8171(FERM BP−
1415)、及び種菌業者から購入したリオフィラム
ウルマリウム1菌株を使用した。
【0014】ここでリオフィラム ウルマリウム Lu
1−8は鳥取県大山で、前出のリオフィラム ウルマ
リウム Lu 1−13は福島県裏磐梯、リオフィラム
ウルマリウム Lu 1−2は群馬県霧積でそれぞれ
採集され本発明者等によって純粋分離された後、それぞ
れ選抜育種された株であり、リオフィラム ウルマリウ
ム M−8171はリオフィラム ウルマリウム Lu
1−8とリオフィラム ウルマリウム Lu 1−1
7の交配により創製された菌株である。種菌業者から購
入したリオフィラム ウルマリウム1菌株とは、日本農
林種菌株式会社より購入したリオフィラム ウルマリウ
ム菌株である。これらの各菌株の二核菌糸を保存スラン
ト(PGY寒天斜面培地)より3mm×3mm×3mmのブロ
ックとして切り出し、それぞれをPGY寒天平板培地の
中央部に、リオフィラム ウルマリウム K−8101
又はリオフィラム ウルマリウム K−8103又はリ
オフィラム ウルマリウム K−8104の二核菌糸ブ
ロック(3mm×3mm×3mm)と対峙するように植菌し
(2cm間隔)、25℃、14日間培養後、両コロニーの
境界部に帯線が生じるか否かを判定した。結果を表1に
示す(帯線を生じた場合+、生じなかった場合−)。
【0015】
【表1】
【0016】1)日農種菌→日本農林種菌株式会社製リオ
フィラム ウルマリウム種菌 *菌株はすべてリオフィラム ウルマリウム
【0017】表1に示したようにリオフィラム ウルマ
リウム K−8101又はリオフィラム ウルマリウム
K−8103又はリオフィラム ウルマリウム K−
8104は、供試したすべてのリオフィラム ウルマリ
ウム株と帯線を生じ、このことからこれらの菌株が新菌
株であることは明白である。
【0018】前述のように、公知のリオフィラム ウル
マリウムのどの品種においても、オガクズに米糠を配合
した培養基を用いて、ポリプロピレン製の広口ビンで栽
培した場合、茎の長さ20mm以上になる茎数は49〜
50本である。
【0019】本発明の新菌株を、オガクズ(スギオガク
ズとブナオガクズ等容混合)と米糠3:1(容積比)に
混合して水分含量63%に調整し、ポリプロピレン製8
50ml容広口ビン(内径60mm)に内容量535g
になるように圧詰めした培地に、固体種菌としてそれぞ
れ10g接種して常法に従い子実体を発生させた場合、
茎の長さ20mm以上になる茎数の平均本数を表2に示
す。なお、公知のリオフィラム ウルマリウム菌株の代
表例として、前出のリオフィラム ウルマリウム Lu
1−8、リオフィラム ウルマリウム M−817
1、日農種菌を同様に栽培した場合も、表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】* 各16ビン栽培を行った際の平均値
【0022】表2に示されるように本発明の新菌株は、
いずれも従来株より、茎の長さ20mm以上になる茎数
の平均本数は多く、その中でも、多茎性のリオフィラム
ウルマリウム Lu 1−13を親株とした交配株の
3菌株は更に多茎性が向上していた。特に交配株リオフ
ィラム ウルマリウム K−8104においては前記栽
培方法において茎の長さ20mm以上になる茎数の平均
本数が従来よりも30〜40本も多い80本となり、多
茎性菌株として最も優れていた。
【0023】また該菌株は、茎の長さ20mm以上にな
る茎数が特に多いため栽培品にボリューム感があり、商
品価値も高いものであった。なおこれらの交配株は収量
において、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−1
3、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−8、リオ
フィラム ウルマリウム M−8171、日農種菌と同
等であった。次に、その総栽培日数は100日以下であ
り、総栽培日数が100日を超えるリオフィラム ウル
マリウム Lu 1−8より短期間で栽培が可能な菌株
であった。またいずれの交配株の子実体も、食味は美味
であり、食用の多茎品種として優れた性質を有してい
た。
【0024】以上、詳細に説明したように多茎性親株を
使用した交配により、本発明の交配株が育種できる。交
配に使用する親株の組合せとしては、多茎性親株同志の
交配、多茎性親株と、他の優良な性質を有する親株との
交配等、目的により親株を選択することができる。また
自然界より純粋分離し、人工栽培に適した菌株として選
択固定された株の突然変異株より本発明の新菌株を選抜
しても良く、突然変異株より選抜された多茎性菌株を親
株として交配育種しても良い。
【0025】上述したリオフィラム ウルマリウム新菌
株を栽培する場合は、現在使用されている人工栽培用基
材のいずれも使用することができ、また、現在使用され
ている増収剤のいずれも使用することができる。また、
本発明による新菌株を高栄養又は増収剤を多用した培地
にて栽培した場合、増収に従い茎の長さ20mm以上に
なる茎数も増加する。更に、本発明による新菌株は、前
述した以外にもその多茎性を利用した商品形態をめざす
栽培方法のいずれにも対応することができる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されない。
【0027】実施例1 オガクズ(スギ、ブナ等容混合)と米糠を3:1(容積
比)になるように混合して、水道水を水分含有率63%
になるように加えて十分にかくはんした混合物を、ポリ
プロピレン製850ml容広口ビン(内径60mm)に全自
動詰め込み機(協栄鉄工株式会社製:EI8615D
型)にて、内容量535gになるよう圧詰めして培養基
を形成した。このときのビンを含めた重量は580gで
あった。更に、ビン口中央部より下方に向かって直径1
cmの穴を底付近まであけ、キャップで打栓したものを1
20℃、90分間高圧蒸気滅菌した。この培養基を冷却
した後、リオフィラム ウルマリウム K−8104の
固体種菌10gを接種し、暗所にて温度25℃、湿度5
0〜60%の条件下で30日間培養を行い、培養菌糸体
を作った。この培養菌糸体を更に同条件下で40日間培
養を続けて熟成した後、キャップを取り除いて培養基の
上から1cmの深さまで菌糸層をかき取り、水道水20ml
を加えて吸水させた。4時間放置後に余剰の水を傾斜さ
せて廃棄し、温度15℃、湿度95%、照度50lux
の条件下で10日間培養して子実体原基を発生させ、更
に照度を900luxに上げて13日間培養して成熟子
実体を得た。成熟子実体の茎の長さ20mm以上になる茎
数は栽培した16ビンの平均で80本と多く、形態のよ
い発生のそろった高品質の極めて多茎性のリオフィラム
ウルマリウム子実体が得られた。
【0028】実施例2 オガクズ(スギ、ブナ等容混合)と米糠を3:1(容積
比)になるように混合して、水道水を水分含有率63%
になるように加えて十分にかくはんした混合物を、ポリ
プロピレン製850ml容広口ビン(内径60mm)に全自
動詰め込み機(協栄鉄工株式会社製:EI8615D
型)にて、内容量535gになるよう圧詰めして培養基
を形成した。このときのビンを含めた重量は580gで
あった。更に、ビン口中央部より下方に向かって直径1
cmの穴を底付近まであけ、キャップで打栓したものを1
20℃、90分間高圧蒸気滅菌した。この培養基を冷却
した後、リオフィラム ウルマリウム K−8101の
固体種菌10gを接種し、暗所にて温度25℃、湿度5
0〜60%の条件下で30日間培養を行い、培養菌糸体
を作った。この培養菌糸体を更に同条件下で40日間培
養を続けて熟成した後、キャップを取り除いて培養基の
上から1cmの深さまで菌糸層をかき取り、水道水20ml
を加えて吸水させた。4時間放置後に余剰の水を傾斜さ
せて廃棄し、温度15℃、湿度95%、照度50lux
の条件下で10日間培養して子実体原基を発生させ、更
に照度を900luxに上げて14日間培養して成熟子
実体を得た。成熟子実体の茎の長さ20mm以上になる茎
数は栽培した16ビンの平均で72本と多く、形態のよ
い発生のそろった高品質の多茎性のリオフィラム ウル
マリウム子実体が得られた。
【0029】実施例3 オガクズ(スギ、ブナ等容混合)と米糠を3:1(容積
比)になるように混合して、水道水を水分含有率63%
になるように加えて十分にかくはんした混合物を、ポリ
プロピレン製850ml容広口ビン(内径60mm)に全自
動詰め込み機(協栄鉄工株式会社製:EI8615D
型)にて内容量535gになるよう圧詰めして培養基を
形成した。このときのビンを含めた重量は580gであ
った。更に、ビン口中央部より下方に向かって直径1cm
の穴を底付近まであけ、キャップで打栓したものを12
0℃、90分間高圧蒸気滅菌した。この培養基を冷却し
た後、リオフィラム ウルマリウム K−8103の固
体種菌10gを接種し、暗所にて温度25℃、湿度50
〜60%の条件下で30日間培養を行い、培養菌糸体を
作った。この培養菌糸体を更に同条件下で40日間培養
を続けて熟成した後、キャップを取り除いて培養基の上
から1cmの深さまで菌糸層をかき取り、水道水20mlを
加えて吸水させた。4時間放置後に余剰の水を傾斜させ
て廃棄し、温度15℃、湿度95%、照度50luxの
条件下で10日間培養して子実体原基を発生させ、更に
照度を900luxに上げて13日間培養して成熟子実
体を得た。成熟子実体の茎の長さ20mm以上になる茎数
は栽培した16ビンの平均で65本と多く、形態のよい
発生のそろった高品質の多茎性リオフィラム ウルマリ
ウム子実体が得られた。
【0030】参考例1 オガクズ(スギ、ブナ等容混合)と米糠を3:1(容積
比)になるように混合して、水道水を水分含有率63%
になるように加えて十分にかくはんした混合物を、ポリ
プロピレン製850ml容広口ビン(内径60mm)に全自
動詰め込み機(協栄鉄工株式会社製:EI8615D
型)にて、内容量535gになるよう圧詰めして培養基
を形成した。このときのビンを含めた重量は580gで
あった。更に、ビン口中央部より下方に向かって直径1
cmの穴を底付近まであけ、キャップで打栓したものを1
20℃、90分間高圧蒸気滅菌した。この培養基を冷却
した後、リオフィラム ウルマリウム Lu 1−13
の固体種菌10gを接種し、暗所にて温度25℃、湿度
50〜60%の条件下で30日間培養を行い、培養菌糸
体を作った。この培養菌糸体を更に同条件下で40日間
培養を続けて熟成した後、キャップを取り除いて培養基
の上から1cmの深さまで菌糸層をかき取り、水道水20
mlを加えて吸水させた。4時間放置後に余剰の水を傾斜
させて廃棄し、温度15℃、湿度95%、照度50lu
xの条件下で10日間培養して子実体原基を発生させ、
更に照度を900luxに上げて16日間培養して成熟
子実体を得た。成熟子実体の茎の長さ20mm以上になる
茎数は、栽培した16ビンの平均で58本であった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により食品
として利用価値の高い多茎性のリオフィラム ウルマリ
ウム子実体を得ることが可能となった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オガクズ(スギオガクズとブナオガクズ
    等容混合)と米糠を3:1(容積比)に混合して水分含
    有率63%に調整し、ポリプロピレン製850m1容広
    ロビン(内径60mm)に内容量535gになるように
    圧詰めした培地に固体種苗10gを接種して常法に従い
    子実体を発生させた場合、茎の長さ20mm以上になる
    茎数が平均65本以上となるリオフイラムウルマリウム
    新菌株。但しリオフィラム ウルマリウム Lu 1−
    13(FERM P−12571)とリオフイラム ウ
    ルマリウム Lu 1−8(FERM BP−141
    6)との交配株を除く。
  2. 【請求項2】 リオフイラムウルマリウム新菌株がリオ
    フイラムウルマリウムLu K−8101(FERM
    P−13795)、リオフイラム ウルマリウム K−
    8103(FERM P−13796)、及びリオフイ
    ラムウル マリウム K−8104(FERM P−
    13797〉から選択される菌株との対峙試験において
    これらの菌株と帯線を形成しない菌株である請求項1記
    載のリオフィラム ウルマリウム新菌株。
  3. 【請求項3】 リオフイラム ウルマリウム Lu 1
    −13(FERMP−12571)とリオフイラム ウ
    ルマリウムLu 1−8(FERM BP−1416)
    との交配株以外の交配株であって、オガクズ(スギオガ
    クズとブナオガクズ等容混合)と米糠を3:1(容積
    比)に混合して水分含有率63%に調整し、ポリプロピ
    レン製850ml容広ロビン(内径60mm)に内容量
    535gになるように圧詰めした培地に固体種菌10g
    を接種して常法に従い子実体を発生させた場合、茎の長
    さ20mm以上になる茎数が平均65本以上となるリオ
    フイラム ウルマリウム新菌株を培地に接種し、子実体
    を形成させることを特徴とするリオフィラム ウルマリ
    ウム新菌株の子実体の栽培方法。
  4. 【請求項4】リオフィラム ウルマリウム新菌株がリオ
    フィラム ウルマリウム Lu K−8101(FER
    M P−13795)、リオフイラム ウルマリウム
    K−8103(FERM P−13796)、及びリオ
    フイラム ウルマリウム K−8104(FERM P
    −13797)から選択されるリオフィラム ウルマリ
    ウム新菌株との対峙試験で帯線を形成しない菌株である
    である請求項3記載のリオフィラム ウルマリウム新菌
    株の子実体の栽培方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104429586A (zh) * 2013-09-18 2015-03-25 孙君莲 食用菌液体菌种在栽培袋内多点快速发菌的方法

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