JP2003091659A - 電力売買仲介システム - Google Patents
電力売買仲介システムInfo
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- JP2003091659A JP2003091659A JP2001284966A JP2001284966A JP2003091659A JP 2003091659 A JP2003091659 A JP 2003091659A JP 2001284966 A JP2001284966 A JP 2001284966A JP 2001284966 A JP2001284966 A JP 2001284966A JP 2003091659 A JP2003091659 A JP 2003091659A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 24
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 3
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S50/00—Market activities related to the operation of systems integrating technologies related to power network operation or related to communication or information technologies
- Y04S50/10—Energy trading, including energy flowing from end-user application to grid
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】電力の売買に際して発電事業者と電力購入者が
１対１の取引を行うと発電場所と消費場所が遠隔地とな
る事が避けられず電力会社の送電線を借用するための託
送料金および周波数変換施設を使用することよる利用料
金が必要となり販売経費のコスト増となっていた。 【解決手段】全国の電力会社の送電系統を託送情報（電
力会社、託送料金、潮流等）の条件が異なるごとに分割
した区分データを作成し、さらに電力売買を希望する複
数の発電事業者と電力購入者は発電電力および購入電
力、所在地等のデータをインターネットに接続したサー
バーに登録する。双方の登録データを元に複数の発電事
業者と複数の電力購入者相互間で低コストとなるよう送
電経路を探索し、売買当事者の組み合わせと送電経路の
設定を行う電力売買仲介システム。
１対１の取引を行うと発電場所と消費場所が遠隔地とな
る事が避けられず電力会社の送電線を借用するための託
送料金および周波数変換施設を使用することよる利用料
金が必要となり販売経費のコスト増となっていた。 【解決手段】全国の電力会社の送電系統を託送情報（電
力会社、託送料金、潮流等）の条件が異なるごとに分割
した区分データを作成し、さらに電力売買を希望する複
数の発電事業者と電力購入者は発電電力および購入電
力、所在地等のデータをインターネットに接続したサー
バーに登録する。双方の登録データを元に複数の発電事
業者と複数の電力購入者相互間で低コストとなるよう送
電経路を探索し、売買当事者の組み合わせと送電経路の
設定を行う電力売買仲介システム。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は電力売買の仲介に関
するものである。 【０００２】 【従来の技術】電力の販売自由化に伴い図１に示すよう
に多数の発電事業者および電力購入者が全国に散在する
こととなった。 【０００３】電力の売買を行うとき、従来は発電事業者
と電力購入者が１対１での話し合いにより或いは入札に
より売買契約を行っており複数の発電事業者と複数の電
力購入希望者の間で総合的な売買調整は行われていなか
ったため、従来の電力取引方法によって売買を行うと電
力会社の所有する送電線を使用し託送するにあたり送電
ルートが１対１で固定化され長距離化するがそれを解決
する手段がなかったため多額の託送料金が発生した。 【０００４】さらに日本では図１に示す如く電力系統の
周波数が５０Ｈｚおよび６０Ｈｚの２種類がほぼ国内を
２分した状態で存在するため、周波数変換施設を経由利
用するための施設利用料金も発生していた。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】発電事業者と電力購入
者の間の限定された１対１の売買関係では送電経路を短
距離で安価な託送料金になるように設定出来ない点であ
る。 【０００６】 【課題を解決するための手段】例えば図１において７の
発電事業者から４の電力購入者へあるいは３の発電事業
者から５の電力購入者への１対１で電力の取引を行うと
図３に示すような送電経路を経由することになる。 【０００７】この取引経路を図３において説明すると発
電事業者７から電力購入者４に電力を送電するとき送電
線区間Ａ、Ｂおよび周波数変換施設ＦＣを通過すると仮
定するとこのときの託送料金はＡ＋Ｂ＋ＦＣの３区間に
おける区間料金の合計となる。他の経路に於いても同様
に幾つもの区間を通過することになる。 【０００８】この問題を解決するために図２に示すよう
にインターネット等を利用し複数の発電事業者および複
数の電力購入者からその発電場所、発電電力量および購
入場所、購入電力量を含む電力売買の仲介申し込みデー
タ９を受付け、情報をサーバー１の電力取引仲介依頼デ
ータベース１０に登録する。 【０００９】さらに端末２より電力会社から公表されて
いる託送料金、周波数変換施設、潮流などの諸条件が異
なるごとに図３に示すような区分点を設け、区分点間の
送電線区間Ａ〜Ｉに対して託送料金等の情報を含んだ区
分データ８を作成し送電線区分データ入力用端末２から
サーバー１の送電線区分データベース１１に登録する。 【００１０】登録されたデータベースを元に最短の送電
経路および最低の託送料金を託送コスト計算プログラム
１２により比較算出し発電事業者と電力購入者間の売買
の組合せを決めることにする。 【００１１】託送コスト計算プログラムの計算法として
図３において発電事業者７から電力購入者４への送電経
路を探索すると区間Ａ、ＦＣ、Ｂと区間Ｃ、Ｄ、Ｅおよ
び区間Ｃ、Ｈ、Ｉ、ＦＣ、Ｂの３種類の経路が予測され
る。託送費用はその経路に設定された区分データにに含
まれる託送金額の積算となり経路別の託送費用は即刻算
出され安価な経路を設定出来ることになる。 【００１２】さらに図３において託送料金、周波数変換
施設利用料金などの各区分データ内容が共に同一と仮定
して計算したとき発電事業者７は電力購入者６に販売し
発電事業者３は電力購入者４に販売する方法が最も適切
と判断される。仮に発電事業者７の販売電力が購入者６
の購入電力よりも大きかったときは他の電力購入者５に
販売するよう組み合わせすればよいことになる。 【００１３】この選択結果は図２の組み合わせデータ１
３として仲介申し込みのあった発電事業者と電力購入者
にインターネットを通じて通知され、即刻取引の契約に
移ることが出来る。 【００１４】 【実施例】図２に本発明のシステムを示す。インターネ
ット網に接続された仲介者の運用するサーバー１に対し
て発電事業者３．７電力購入者４．５．６はインターネ
ットを介して売買仲介の申し込みを行い、電力取引仲介
依頼データはサーバー１の電力取引仲介依頼データベー
スに蓄積される。 【００１５】各電力会社が公表している託送料金および
潮流データ、周波数変換費用等のデータはその内容が異
なるごとに区分データとして送電線区分データ入力用端
末２よりサーバー１に区分データベース１１として登録
される。 【００１６】この登録データを元に複数の発電事業者お
よび電力購入者間相互に売買電力量、送電経路、託送コ
スト等の比較計算を行うことにより、送電経路の短縮あ
るいは周波数変換施設利用を回避するなどして経済的な
託送費用で電力売買相互の組み合わせを実現することが
できる。 【００１７】 【発明の効果】以上説明したように本発明を実施すれば
安価な経費での電力売買の実現ができ、国内の広範囲な
地域において多数の発電事業者および電力購入者の電力
売買への参加が期待できる。
するものである。 【０００２】 【従来の技術】電力の販売自由化に伴い図１に示すよう
に多数の発電事業者および電力購入者が全国に散在する
こととなった。 【０００３】電力の売買を行うとき、従来は発電事業者
と電力購入者が１対１での話し合いにより或いは入札に
より売買契約を行っており複数の発電事業者と複数の電
力購入希望者の間で総合的な売買調整は行われていなか
ったため、従来の電力取引方法によって売買を行うと電
力会社の所有する送電線を使用し託送するにあたり送電
ルートが１対１で固定化され長距離化するがそれを解決
する手段がなかったため多額の託送料金が発生した。 【０００４】さらに日本では図１に示す如く電力系統の
周波数が５０Ｈｚおよび６０Ｈｚの２種類がほぼ国内を
２分した状態で存在するため、周波数変換施設を経由利
用するための施設利用料金も発生していた。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】発電事業者と電力購入
者の間の限定された１対１の売買関係では送電経路を短
距離で安価な託送料金になるように設定出来ない点であ
る。 【０００６】 【課題を解決するための手段】例えば図１において７の
発電事業者から４の電力購入者へあるいは３の発電事業
者から５の電力購入者への１対１で電力の取引を行うと
図３に示すような送電経路を経由することになる。 【０００７】この取引経路を図３において説明すると発
電事業者７から電力購入者４に電力を送電するとき送電
線区間Ａ、Ｂおよび周波数変換施設ＦＣを通過すると仮
定するとこのときの託送料金はＡ＋Ｂ＋ＦＣの３区間に
おける区間料金の合計となる。他の経路に於いても同様
に幾つもの区間を通過することになる。 【０００８】この問題を解決するために図２に示すよう
にインターネット等を利用し複数の発電事業者および複
数の電力購入者からその発電場所、発電電力量および購
入場所、購入電力量を含む電力売買の仲介申し込みデー
タ９を受付け、情報をサーバー１の電力取引仲介依頼デ
ータベース１０に登録する。 【０００９】さらに端末２より電力会社から公表されて
いる託送料金、周波数変換施設、潮流などの諸条件が異
なるごとに図３に示すような区分点を設け、区分点間の
送電線区間Ａ〜Ｉに対して託送料金等の情報を含んだ区
分データ８を作成し送電線区分データ入力用端末２から
サーバー１の送電線区分データベース１１に登録する。 【００１０】登録されたデータベースを元に最短の送電
経路および最低の託送料金を託送コスト計算プログラム
１２により比較算出し発電事業者と電力購入者間の売買
の組合せを決めることにする。 【００１１】託送コスト計算プログラムの計算法として
図３において発電事業者７から電力購入者４への送電経
路を探索すると区間Ａ、ＦＣ、Ｂと区間Ｃ、Ｄ、Ｅおよ
び区間Ｃ、Ｈ、Ｉ、ＦＣ、Ｂの３種類の経路が予測され
る。託送費用はその経路に設定された区分データにに含
まれる託送金額の積算となり経路別の託送費用は即刻算
出され安価な経路を設定出来ることになる。 【００１２】さらに図３において託送料金、周波数変換
施設利用料金などの各区分データ内容が共に同一と仮定
して計算したとき発電事業者７は電力購入者６に販売し
発電事業者３は電力購入者４に販売する方法が最も適切
と判断される。仮に発電事業者７の販売電力が購入者６
の購入電力よりも大きかったときは他の電力購入者５に
販売するよう組み合わせすればよいことになる。 【００１３】この選択結果は図２の組み合わせデータ１
３として仲介申し込みのあった発電事業者と電力購入者
にインターネットを通じて通知され、即刻取引の契約に
移ることが出来る。 【００１４】 【実施例】図２に本発明のシステムを示す。インターネ
ット網に接続された仲介者の運用するサーバー１に対し
て発電事業者３．７電力購入者４．５．６はインターネ
ットを介して売買仲介の申し込みを行い、電力取引仲介
依頼データはサーバー１の電力取引仲介依頼データベー
スに蓄積される。 【００１５】各電力会社が公表している託送料金および
潮流データ、周波数変換費用等のデータはその内容が異
なるごとに区分データとして送電線区分データ入力用端
末２よりサーバー１に区分データベース１１として登録
される。 【００１６】この登録データを元に複数の発電事業者お
よび電力購入者間相互に売買電力量、送電経路、託送コ
スト等の比較計算を行うことにより、送電経路の短縮あ
るいは周波数変換施設利用を回避するなどして経済的な
託送費用で電力売買相互の組み合わせを実現することが
できる。 【００１７】 【発明の効果】以上説明したように本発明を実施すれば
安価な経費での電力売買の実現ができ、国内の広範囲な
地域において多数の発電事業者および電力購入者の電力
売買への参加が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の地理的概要説明図である。
３．７．発電事業者
４．５．６．電力購入者
【図２】本発明の仲介システムの説明図である。
１． 仲介用サーバー
２． 送電線区分データ入力用端末
３．７．インターネットに接続された発電事業者端末
４．５．６．インターネットに接続された電力購入者端
末 ８．送電線託送データ ９．電力取引仲介依頼データ １０．電力取引仲介依頼データベース １１．送電線区分データベース １２．託送コスト計算プログラム １３．組み合わせデータ 【図３】本発明の送電線経路の区分データの概念図であ
る。 ３．７．発電事業者 ４．５．６．電力購入者 Ａ〜Ｉ 送電線区間
末 ８．送電線託送データ ９．電力取引仲介依頼データ １０．電力取引仲介依頼データベース １１．送電線区分データベース １２．託送コスト計算プログラム １３．組み合わせデータ 【図３】本発明の送電線経路の区分データの概念図であ
る。 ３．７．発電事業者 ４．５．６．電力購入者 Ａ〜Ｉ 送電線区間
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】インターネット等により受け付けた複数の
発電事業者および電力購入者の所在地や取引電力量を含
む電力取引仲介依頼データと、電力会社送電線系統を託
送情報（電力会社、託送料金、潮流等）が異なるごとに
区分点を設け区間ごとに分割した区分データを作成し、
双方のデータを元に電力移送に必要な送電ルートを複数
探索し各ルートにおける託送コスト比較計算を行い、低
コストとなる発電事業者と電力購入者相互の組み合わせ
を行う電力売買仲介システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284966A JP2003091659A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 電力売買仲介システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284966A JP2003091659A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 電力売買仲介システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003091659A true JP2003091659A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19108197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001284966A Pending JP2003091659A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 電力売買仲介システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003091659A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006215758A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Hitachi Ltd | 電力取引仲介システム、電力取引仲介方法、および電力取引仲介プログラム |
| JP2012010489A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Hitachi Ltd | 同時同量装置、その制御方法およびそのプログラム |
| CN105303256A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-02-03 | 西安交通大学 | 一种电力跨省跨区交易路径分析方法 |
| WO2018168053A1 (ja) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 日本電気株式会社 | 電力管理装置、電力管理方法、及び、プログラム |
| WO2020091693A3 (en) * | 2018-11-01 | 2020-07-09 | Energy Absolute Public Company Limited | System and method for facilitating goods or service related activity |
| CN112017069A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-12-01 | 广东电力交易中心有限责任公司 | 基于用电特征的电力市场电价套餐推荐方法、终端 |
| JP2023144643A (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 電力取引システム、及び、電力取引方法 |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284966A patent/JP2003091659A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006215758A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Hitachi Ltd | 電力取引仲介システム、電力取引仲介方法、および電力取引仲介プログラム |
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| WO2018168053A1 (ja) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 日本電気株式会社 | 電力管理装置、電力管理方法、及び、プログラム |
| JPWO2018168053A1 (ja) * | 2017-03-17 | 2020-01-16 | 日本電気株式会社 | 電力管理装置、電力管理方法、及び、プログラム |
| WO2020091693A3 (en) * | 2018-11-01 | 2020-07-09 | Energy Absolute Public Company Limited | System and method for facilitating goods or service related activity |
| US11481719B2 (en) | 2018-11-01 | 2022-10-25 | Energy Absolute Public Company Limited | System and method for facilitating goods or service related activity |
| CN112017069A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-12-01 | 广东电力交易中心有限责任公司 | 基于用电特征的电力市场电价套餐推荐方法、终端 |
| JP2023144643A (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 電力取引システム、及び、電力取引方法 |
| JP7434396B2 (ja) | 2022-03-28 | 2024-02-20 | 本田技研工業株式会社 | 電力取引システム、及び、電力取引方法 |
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