JP2003091544A - 画像保管方法および装置、並びに画像保管システムおよびプログラム - Google Patents

画像保管方法および装置、並びに画像保管システムおよびプログラム

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JP2003091544A
JP2003091544A JP2001285297A JP2001285297A JP2003091544A JP 2003091544 A JP2003091544 A JP 2003091544A JP 2001285297 A JP2001285297 A JP 2001285297A JP 2001285297 A JP2001285297 A JP 2001285297A JP 2003091544 A JP2003091544 A JP 2003091544A
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JP2001285297A
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English (en)
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Kazuo Shioda
和生 塩田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像データを画像保管サーバに保管す
る際に、画像データの整理を効率よく行う。 【解決手段】 画像形成装置10においてフイルムから
画像を読み取り、読み取った画像を表す画像データを、
画像保管サーバ40に送信、登録する。この際、ユーザ
単位に形成されたフォルダに画像データが保管される。
ユーザは通信端末装置20により画像保管サーバ40に
アクセスし、ユーザのフォルダに保管されている画像デ
ータに対して、撮影日時順に並べる等の整理を行う。こ
れにより、複数の画像データを整理された状態で画像保
管サーバ40に保管することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
デジタル写真サービスを提供するのに用いて好適な画像
保管方法および装置、画像保管システム並びに画像保管
方法および画像整理指示方法をコンピュータに実施させ
るためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からある銀塩写真フイルムを用いた
プリントは、写り具合を見たり、友人に見せてコミュニ
ケーションをとったり、焼き増しして知人に送ったり、
大きく引き伸ばして飾ったり、アルバムに貼り付ける
等、様々に活用されている。しかしながら、銀塩写真フ
イルムを用いたプリントは、整理を怠ると多数たまって
しまい、またプリントやネガフイルムを紛失してしまっ
た場合には整理を行うことが困難となる。また、まめに
整理を行えばプリントやネガフイルムの紛失を防止する
ことができるが、整理の際に撮影日時順やテーマ別に分
類するには非常に手間がかかる。さらに、整理をしても
プリントやネガフイルムの一部を持ち出した場合に、元
に戻すのを忘れてしまうと、整理された状態を維持する
ことが困難となる。
【0003】このため、ネガフイルムに記録された画像
を読み取ることにより取得された画像データあるいはデ
ジタルカメラにより取得された画像データを用いて、写
真画像を保管することが行われている。しかしながら、
このようなデジタルの画像データは、パソコンのハード
ディスクに保管される場合が多く、パソコンを買い換え
た場合には、画像データの移し替えが非常に面倒であ
る。また、CD−R等のメディアに画像データを保管す
る場合もあるが、メディア自体が劣化するため、長期間
画像データを保管するには画像データ消失の危険が伴
う。また、技術の陳腐化により特定のメディアを再生す
る装置がなくなってしまう場合があり、このような場合
は、画像データを再生することさえできなくなってしま
う。
【0004】このため、画像データを保管する画像保管
サーバに、インターネット等のネットワーク経由で画像
データを送信し、画像保管サーバにおいて画像データを
保管する画像保管システムが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像保管システムにおいては、フイルムロール単位で画像
データを保管することが前提となっているため、フイル
ムロールと画像データの保管を依頼したユーザとを対応
付ける作業が繁雑である。また、画像データの整理を行
うための機能が付与されていないため、ユーザが思うよ
うに画像データを整理できず、その結果、画像データが
大量に画像保管サーバに保管されると、プリントと同様
に整理が行いにくいという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑み、画像データの整
理を効率よく行うことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による画像保管方
法は、複数の画像データをユーザ情報とともに取り込
み、該取り込んだ複数の画像データを前記ユーザ情報に
基づいてユーザ単位で保管し、該ユーザ単位で保管され
た複数の画像データについての、整理の指示を受け付
け、該整理の指示に基づいて前記複数の画像データを整
理し、該整理された整理済み画像データを保管すること
を特徴とするものである。
【0008】「ユーザ情報」は、ユーザの検索や分類に
用いるための情報であり、具体的には、ユーザに固有の
ID番号、ユーザ名、電話番号、電子メールアドレス、
住所、年齢、家族構成等を用いることができる。
【0009】複数の画像データのユーザ単位での保管
は、例えばユーザ毎にフォルダを作成し、ユーザ情報か
ら対応するユーザのフォルダに複数の画像データを保管
することにより行われる。
【0010】なお、本発明による画像保管方法において
は、前記複数の画像データが複数の現像済みフイルムロ
ールから読み取られたものである場合、前記複数の画像
データを前記ユーザ単位に加えてさらに前記フイルムロ
ール単位で保管し、該フイルムロール単位で保管された
複数の画像データについての、整理の指示を受け付け、
該整理の指示に基づいて前記複数の画像データを整理
し、該整理された整理済み画像データを保管するように
してもよい。
【0011】「フイルムロール単位での保管」は、ユー
ザフォルダ内にさらにフイルムロール毎にフォルダを作
成し、各フォルダ内に対応するフイルムロールから読み
取った画像データを保管することにより行われる。
【0012】また、本発明による画像保管方法において
は、前記複数の画像データおよび/または前記整理済み
画像データを、画像の属性を表す画像属性情報と関連付
けて保管するようにしてもよい。
【0013】「画像属性情報」は、画像データの検索や
分類に用いるための情報であり、ユーザが直接入力した
情報や、画像データが記録媒体に記録される際に、画像
データに付与された情報等を用いることができる。例え
ば、後者の場合、デジタルカメラにより画像を撮影した
際に画像データに付与される撮影日時の情報等を用いる
ことができる。
【0014】なお、画像属性情報としては、画像データ
の撮影日時を表す情報を含むことが好ましく、この場
合、撮影日時を表す情報に基づいて前記複数の画像デー
タを整理することが好ましい。
【0015】「撮影日時を表す情報」は、ユーザが直接
入力したり、デジタルカメラによる撮影時に画像データ
に付与されたものを用いることができる。また、ネガフ
イルムに記録された画像やプリントを読み取って画像デ
ータを得た場合には、例えば特開平7−141488号
公報に記載された方法により、画像に含まれる撮影日を
認識することにより得られた情報を撮影日時を表す情報
として用いることもできる。
【0016】また、画像属性情報としては、画像データ
の利用状況を表す情報を含むものとしてもよい。
【0017】「利用状況を表す情報」とは、例えば閲
覧、焼き増し注文、電子アルバムの作成、製本アルバム
の作成、電子メールの添付、CD−Rへの記録等、画像
データがどのように利用されたかを表す情報である。
【0018】さらに、本発明による画像保管方法におい
ては、前記保管された整理済み画像データの利用の指示
を受け付け、該利用の指示に基づいて所定の処理を行う
ようにしてもよい。
【0019】「整理済み画像データの利用」の態様とし
ては、例えば閲覧、焼き増し注文、電子アルバムの作
成、製本アルバムの作成、電子メールの添付、CD−R
への記録等が挙げられる。
【0020】「所定の処理」とは、整理済み画像データ
の利用の指示に対応して行われる処理であり、例えば画
像の閲覧を行う処理、焼き増し注文を行う処理、電子ア
ルバムを作成する処理、製本アルバムを作成する処理、
電子メールに画像データを添付して送信する処理、画像
データをCD−Rへ記録する処理等が挙げられる。
【0021】また、本発明による画像保管方法において
は、現在の日付を計時し、前記ユーザ情報に基づいてユ
ーザに関する行事を解析し、前記現在の日付が前記解析
された行事の日付から所定期間前になったときに、前記
解析された行事の通知を行うようにしてもよい。
【0022】また、本発明による画像保管方法において
は、前記整理済み画像データの利用実績を表す利用実績
情報を保管するようにしてもよい。
【0023】さらに、本発明による画像保管方法におい
ては、前記複数の画像データは、ラボに設置された現像
済みフイルムロールから画像を読み取る画像読取装置に
おいて得られたものであってもよい。
【0024】この場合、前記ラボに関するラボ情報を前
記複数の画像データに関連付けて保管するようにしても
よい。
【0025】また、本発明による画像保管方法において
は、前記ユーザ情報は、ユーザIDが記録されたユーザ
IDカードから該ユーザIDを読み取ることにより得る
ようにしてもよい。
【0026】本発明による画像保管装置は、複数の画像
データをユーザ情報とともに取り込む画像取込手段と、
該取り込んだ複数の画像データを前記ユーザ情報に基づ
いてユーザ単位で保管する画像保管手段と、該ユーザ単
位で保管された複数の画像データについての、整理の指
示を受け付ける受け付け手段と、該整理の指示に基づい
て前記複数の画像データを整理する整理手段とを備え、
前記画像保管手段は、該整理された整理済み画像データ
を保管する手段であることを特徴とするものである。
【0027】なお、本発明による画像保管装置において
は、前記複数の画像データが複数の現像済みフイルムロ
ールから読み取られたものである場合、前記画像保管手
段を、前記複数の画像データを前記ユーザ単位に加えて
さらに前記フイルムロール単位で保管する手段とし、前
記受け付け手段を、該フイルムロール単位で保管された
複数の画像データについての、整理の指示を受け付ける
手段としてもよい。
【0028】また、本発明による画像保管装置において
は、前記画像保管手段を、前記複数の画像データおよび
/または前記整理済み画像データを、画像の属性を表す
画像属性情報と関連付けて保管する手段としてもよい。
【0029】また、本発明による画像保管装置において
は、前記画像属性情報が、前記各画像データの撮影日時
を表す情報を含む場合、前記整理手段を、該撮影日時を
表す情報に基づいて前記複数の画像データを整理する手
段としてもよい。
【0030】また、本発明による画像保管装置において
は、記画像属性情報を、前記各画像データの利用状況を
表す情報を含むものとしてもよい。
【0031】さらに、本発明による画像保管装置におい
ては、前記複数の画像データが複数の現像済みフイルム
ロールから読み取られたものである場合、前記画像保管
手段を、前記複数の画像データをさらに前記フイルムロ
ール単位で保管する手段としてもよい。
【0032】また、本発明による画像保管装置において
は、前記受け付け手段を、前記保管された整理済み画像
データの利用の指示を受け付ける手段とし、該利用の指
示に基づいて所定の処理を行う処理手段をさらに備える
ものとしてもよい。
【0033】さらに、本発明による画像保管装置におい
ては、現在の日付を計時する計時手段と、前記ユーザ情
報に基づいてユーザに関する行事を解析する解析手段
と、前記現在の日付が前記解析された行事の日付から所
定期間前になったときに、前記解析された行事の通知を
行う通知手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0034】また、本発明による画像保管装置において
は、前記整理済み画像データの利用実績を表す利用実績
情報を保管する利用実績保管手段をさらに備えるように
してもよい。
【0035】また、本発明による画像保管装置において
は、前記複数の画像データは、ラボに設置された現像済
みフイルムロールから画像を読み取る画像読取装置にお
いて得られたものであってもよい。
【0036】この場合、前記画像保管手段は、前記ラボ
に関するラボ情報を前記複数の画像データに関連付けて
保管する手段であることが好ましい。
【0037】また、本発明による画像保管装置において
は、前記ユーザ情報は、ユーザIDが記録されたユーザ
IDカードから該ユーザIDを読み取ることにより得た
ものであってもよい。
【0038】本発明による画像整理指示方法は、本発明
による画像保管装置を備えた画像保管サーバにアクセス
し、前記複数の画像データの整理の指示を前記画像保管
サーバに対して行うことを特徴とするものである。
【0039】なお、本発明による画像整理指示方法にお
いては、前記整理の指示により整理された整理済み画像
データの利用の指示を前記画像保管サーバに対して行う
ようにしてもよい。
【0040】本発明による画像整理指示装置は、本発明
による画像保管装置を備えた画像保管サーバにアクセス
するアクセス手段と、前記複数の画像データの整理の指
示を前記画像保管サーバに対して行う指示手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0041】なお、本発明による画像整理指示装置にお
いては、前記指示手段を、前記整理の指示により整理さ
れた整理済み画像データの利用の指示を前記画像保管サ
ーバに対して行う手段としてもよい。
【0042】本発明による画像保管システムは、本発明
による画像保管装置を備えた画像保管サーバと、本発明
による画像整理指示装置を有し、前記画像保管サーバと
ネットワークを介して通信可能な端末装置とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0043】「ネットワーク」とは、電話回線やISD
N等を用いたインターネット等の通信網を意味し、例え
ば電力線やケーブルテレビジョン放送回線、LAN等に
も適用することができる。
【0044】なお、本発明による画像保管方法および画
像整理指示方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムとして提供してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、複数の画像データがユ
ーザ情報とともに取り込まれ、取り込んだ複数の画像デ
ータがユーザ情報に基づいてユーザ単位で保管される。
そして、ユーザ単位で保管された複数の画像データにつ
いて、整理の指示が受け付けられ、整理の指示に応じて
複数の画像データが整理され、整理済み画像データが保
管される。このため、複数の画像データを整理された状
態で保管することができ、画像データの利用を効率よく
行うことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の実施形態による
画像保管システムの概略構成を示す図である。図1に示
すように、本実施形態による画像保管システム1は、い
わゆるミニラボ店に設置される複数の画像形成装置10
と、一般ユーザが使用する複数の通信端末装置20と、
インターネット30を介して送信された画像データを保
管して管理する画像保管サーバ40とを備えている。通
信端末装置20と画像形成装置10とは、インターネッ
ト30を介して画像保管サーバ40に接続され、相互通
信により画像保管サーバ40との間で各種情報の送受信
が可能となっている。
【0047】なお、本実施形態では、画像保管サーバ4
0が画像形成装置10および通信端末装置20に対して
集中して管理を行う集中型システムを例に挙げて説明す
るが、複数のサーバによって構成される分散型システム
についても適用することができる。
【0048】画像形成装置10は、ミニラボ店に設置さ
れるものであり、フイルムに記録された画像を読み取っ
て画像データを得、この画像データからプリントを得る
のみでなく、読み取って得た画像データを画像保管サー
バ40に登録することができる。また、デジタルカメラ
により取得されてメモリカード等のメディアに記録され
た画像データについても、プリントおよび画像保管サー
バ40への登録を行うことができる。
【0049】画像形成装置10は、具体的には図2に示
すように、フイルムに記録された画像を読み取って画像
データを得るスキャナ11と、スキャナ11において得
られた画像データに対して所定の補正処理等を行う画像
処理部12と、画像処理部12において得られた処理済
みの画像データをプリント出力するプリンタ13と、画
像処理部12において得られた画像データのインターネ
ット30への出力および種々のデータの入出力を行う入
出力ポート14と、画像処理部12において得られた画
像データを保管するハードディスク15と、画像データ
をCD−Rに記録するCD−Rドライブ16と、後述す
るようにユーザIDがバーコードとして記録されたユー
ザIDカード7からユーザIDを読み取るバーコードリ
ーダ17と、画像形成装置10全体の動作を制御する制
御部18と、マウスやキーボード等により構成される入
力部19と、各部を接続するバス9とを備える。
【0050】制御部18は、ミニラボ店のオペレータに
よる入力部19からの指示により、スキャナ11による
現像済みのネガフイルムからの画像を読み取り、画像処
理部12による画像処理、プリンタ13によるプリント
出力、入出力ポート14からの画像データの送信、ハー
ドディスク15への画像データの保管、バーコードリー
ダ17によるユーザIDカード7からのユーザIDの読
取り、CD−Rドライブ16による画像データのCD−
Rへの記録等、画像形成装置10の各部に対して種々の
制御を行う。
【0051】通信端末装置20は、例えばインターネッ
ト30に接続可能なパソコンにより構成されている。通
信端末装置20は、ユーザのデジタルカメラにおいて取
得された画像データをユーザ自身により画像保管サーバ
40に保管したり、ユーザ情報を画像保管サーバ40に
登録したり、画像保管サーバ40に保管された画像デー
タの閲覧、プリント注文、アルバム作成等を行う際に用
いられる。なお、通信端末装置20は、専用回線を介し
て画像保管サーバ40に接続する専用端末や、携帯電
話、PDA等の携帯端末であってもよい。
【0052】通信端末装置20は、具体的には図3に示
すように、インターネット30を介してデータが入出力
される入出力ポート21と、ポインティングデバイスで
あるマウス22と、数値や文字等を入力するキーボード
23と、種々の表示を行うためのモニタ24と、通信端
末装置20全体の動作を制御する制御部25と、メモリ
カードに記録された画像データを読み出すメモリカード
ドライブ26と、データやプログラムを記憶するハード
ディスク27と、各部を接続するバス28とを備える。
【0053】マウス22は、ウェブサイトに表示されて
いる画像を選択したり、文字入力の位置を指定するとき
等に用いられる。キーボード23は、ユーザ情報、画像
属性情報等を入力するとき等に用いられる。なお、マウ
ス22およびキーボード23に変えて、ポインティング
デバイスの機能および文字等を入力する機能を備えた専
用の入力装置を用いてもよい。
【0054】モニタ24としては、例えば液晶モニタ、
CRTモニタ、ELディスプレイ、プラズマディスプレ
イ、テレビジョン受像機を用いることができる。さら
に、マウス22、キーボード23およびモニタ24の各
機能を備えた、いわゆるタッチパネルを用いてもよい。
【0055】制御部25は、マウス22やキーボード2
3からの入力に基づいて、ユーザ情報、画像属性情報、
さらにメモリカードドライブ26において読み出された
画像データを、入出力ポート21を介して画像保管サー
バ40に送信する。また、制御部25は、画像保管サー
バ40から送信される画像データをモニタ24に表示し
たり、後述するように焼き増し注文等を行うための画面
をモニタ24に表示する機能も有する。なお、画像デー
タの表示や注文等を行う画面の表示は、通信端末装置2
0にインストールされた専用のソフトウェアにより行う
ものであってもよいが、汎用のウェブブラウザにより行
うものであってもよい。
【0056】画像保管サーバ40は、画像形成装置10
や通信端末装置20から送信された画像データを一旦ユ
ーザ単位で保管し、その後通信端末装置20からの指示
により、画像データを整理して保管する。なお、画像デ
ータは画像データを得たフイルムロール単位、あるいは
画像データが記録されたメディア単位で画像形成装置1
0から送信されるため、さらにフイルムロール単位ある
いはメディア単位で画像保管サーバ40に保管される。
また、画像保管サーバ40は、保管された画像データ
を、通信端末装置20の指示に基づいてウェブ画面上に
配置して通信端末装置20に送信したり、保管された画
像データを所定のミニラボ店に送信してプリント注文を
行うことができる。
【0057】画像保管サーバ40は、具体的には図4に
示すように、記憶部41と、記憶部41に保管されたデ
ータベースの制御を行うデータベースサーバ42と、通
信端末装置20からアクセスがあった場合に、通信端末
装置20に表示する画面を生成するウェブサーバ43
と、画像保存サーバ40のドメインネームを管理するド
メインネームサーバ44と、インターネット30に接続
され、画像保存サーバ40を不正侵入から保護するファ
イアウォール45と、データベースサーバ42、ウェブ
サーバ43、ドメインネームサーバ44およびファイア
ウォール45を管理する管理用パソコン46とを備えて
いる。
【0058】管理用パソコン46は、例えば、新たなユ
ーザ情報を受信すると、ユーザIDおよびパスワードを
発行したり、記憶部41に記憶されている画像データと
各種情報との関連付けや、画像データの分類や整理を行
う。また、管理用パソコン46は、現在の日時を計時す
る時計機能を有する。
【0059】記憶部41は、複数の画像形成装置10や
複数の通信端末装置20から送信された大量の画像デー
タを保管可能なように大容量のハードディスクからなる
ものである。
【0060】記憶部41は、図5に示すように、画像形
成装置10や通信端末装置20から送信された画像デー
タを保管する画像保管データベース71と、多数のユー
ザ情報により構成されるユーザ情報データベース72
と、画像保管データベース71およびユーザ情報データ
ベース72等が関連付けられて形成された画像情報保管
データベース73とを有する。なお、画像保管データベ
ース71、ユーザ情報データベース72、および画像情
報保管データベース73は、データベースサーバ42に
より管理される。
【0061】画像保管データベース71は、画像形成装
置10や通信端末装置20から送信された複数の画像デ
ータと、これらの画像データのサイズ等の基本的な情報
である画像基本情報とにより構成される。したがって、
画像形成装置10や通信端末装置20が新たな画像デー
タを送信すると、画像保管データベース71が更新され
る。また、画像保管データベース71は、画像形成装置
10や通信端末装置20から送信された画像データを一
時的に保管するフォルダが、ユーザ1,2…のようにユ
ーザ毎に用意されている(図6参照)。また、後述する
ように整理された画像データを保管するためのフォルダ
もユーザ毎に用意されている。
【0062】画像基本情報は、図7に示すように、ユー
ザID、画像ID(すなわちファイル名)、サイズおよ
び更新日時により構成される。ユーザIDは、画像デー
タを送信したユーザを特定する識別記号である。画像I
Dは、送信された画像データに対して一意に定められた
ものであり、画像を特定するために用いられる。サイズ
は画像データのデータ容量である。更新日時は画像デー
タが最後に更新された日時を示している。
【0063】ユーザ情報データベース72は、図8に示
すように、画像形成装置10や通信端末装置20から送
信されたユーザ情報と、各ユーザ情報を管理するヘッダ
情報とにより構成されている。したがって、新たなユー
ザの登録があると、ユーザ情報データベース72が更新
される。各ユーザ情報は、具体的には、ユーザID、氏
名、生年月日、年齢、住所、趣味、電子メールアドレ
ス、家族構成、画像データの利用実績、その他の情報に
より構成される。
【0064】画像情報保管データベース73は、上述し
た画像保管データベース71とユーザ情報データベース
72とを関連付けた情報のみではなく、さらに、画像属
性情報と関連付けした画像保管情報を記憶している。
【0065】ここで、画像属性情報は、画像データの属
性、すなわち画像データの詳細な情報であり、図9に示
すように、ユーザID、画像ID、共有、撮影日時、画
像ジャンル、フイルム名、撮影場所、処理を行ったミニ
ラボ店の情報、画像保管サーバ40上での利用状況およ
びその他の情報により構成されている。「共有」は、当
該画像データを第三者と共有するか否か、すなわち当該
画像データを第三者も読み出すことができるか否かを表
す情報である。
【0066】なお、画像属性情報は、デジタルカメラに
よって当該画像データとともにメモリカードに記録され
た情報であってもよい。このとき、デジタルカメラは、
例えばGPS受信機を備えていれば、画像属性情報に含
まれる撮影場所の情報をも記録することができる。した
がって、通信端末装置20は、上述のようにキーボード
23から入力された画像属性情報を画像保管サーバ40
に送信するだけではなく、デジタルカメラによってメモ
リカードに記録された画像属性情報を画像保管サーバ4
0に送信してもよい。また、画像データが画像形成装置
10においてフイルムから読み取ることにより得られた
ものである場合、撮影日時の情報は、画像に含まれる撮
影日を認識し、認識された撮影日の情報を画像データに
付与し、画像データに付与された撮影日の情報を撮影日
時の情報として読み出して、画像属性情報に含めること
が好ましい。
【0067】画像情報保管データベース73は、図10
に示すように、ユーザID、画像ID、サイズ、更新日
時、画像属性情報、ユーザ情報、およびその他の情報に
より構成されている。
【0068】そして、画像保管サーバ40は、ユーザが
通信端末装置20を介して画像保管サーバ40にアクセ
スしてくると、画像情報保管データベース73の中から
そのユーザの画像データを読み出して通信端末装置20
に送信し、ユーザの指示に応じて画像データの整理、ア
ルバムの作成、および焼き増し注文等を行う。
【0069】以下、上述のように構成された画像保管シ
ステム1において行われる処理について説明する。な
お、ここでは撮影済みのネガフイルムに記録された画像
の同時プリントおよび画像保管サーバ40への登録をユ
ーザがミニラボ店に依頼するものとして説明するが、ユ
ーザがデジタルカメラにより取得した画像データが記録
されたメディアをミニラボ店に渡して画像データの画像
保管サーバ40への登録を依頼するものであってもよ
い。
【0070】まず、ユーザは、ミニラボ店において事前
にユーザIDカードの発行を受ける。ユーザIDカード
は、ユーザが同時プリントの依頼時や、ユーザがミニラ
ボ店においてデジタルカメラ等の商品を購入した際に発
行される。また、通信端末装置20によりミニラボ店に
アクセスし、会員登録を行うことによりユーザIDカー
ドの発行を受けてもよい。このユーザIDカードには、
ユーザ名、電話番号、住所が記載されるとともに、ユー
ザ固有の番号であるユーザIDがバーコードとして印刷
されている。なお、ユーザIDは、画像保管サーバ40
に保管されたユーザ情報データベース72と対応付けら
れており、後述するようにユーザIDを画像保管サーバ
40に送信することにより、画像保管サーバ40におい
ては、ユーザ情報データベース72を参照して、ユーザ
に関する種々の情報を得ることができる。
【0071】ユーザは、撮影済みのネガフイルムをミニ
ラボ店に持ち込み、同時プリントおよび画像保管サーバ
40への登録を依頼する。この際、ユーザは、ユーザI
Dカードをフイルムとともにミニラボ店に渡す。ミニラ
ボ店の店員は、ユーザIDカードに記載されたユーザの
名前および電話番号をプリントおよび現像済みネガフイ
ルムを入れるDP袋に転記するとともに、プリントの仕
上がり日時をDP袋に記載する。この際、画像データの
画像保管サーバ40への登録を行う旨もDP袋に記載す
る。これらを記載した後、店員は、DP袋の控えをユー
ザに渡す。
【0072】ミニラボ店の店員は、フイルムの現像を行
う。次いで、現像後のネガフイルムおよびDP袋にチェ
ック用の番号が記載されたチェックテープがそれぞれ貼
り付けられる。なお、メディアに記録された画像データ
についてのプリントおよび登録の依頼を受けた場合に
は、DP袋には、メディアの種類、容量あるいは特徴が
記載される。
【0073】そして、画像形成装置10において処理を
行う。具体的には、スキャナ11による現像済みネガフ
イルムからの画像の読取り、読み取った画像データのプ
リンタ13におけるプリント出力、および画像保管サー
バ40へ画像データを登録する旨を画像形成装置10に
おいて指示する。これにより、オーダーが確定し、オー
ダー番号が取得され、店員はこのオーダー番号をDP袋
に転記する。次いで、バーコードリーダ17により、ユ
ーザIDカードからユーザIDを読み取り、さらに、ス
キャナ11により現像済みのフイルムから画像を読み取
って画像データを得る。画像データはハードディスク1
5に保管される。この後、画像データの検定作業を行
い、オーダーを確定させる。
【0074】なお、複数のフイルムについてのプリント
および画像保管サーバ40への登録の依頼があった場合
には、フイルム毎に、現像、オーダー番号の取得、ユー
ザIDの読取り、フイルムのスキャンおよび画像データ
のハードディスク15への保管が行われる。また、画像
データには、撮影日時を表す情報が付与されるが、画像
形成装置10においては、画像データにより表される画
像に含まれる撮影日が認識され、この認識された撮影日
が撮影日時の情報として画像データに付与される(特開
平7−141488号公報参照)。なお、撮影日が認識
できない画像がある場合には、その前後の画像において
認識された撮影日に基づいて、撮影日時を推定し、推定
された撮影日時の情報をその画像を読み取ることにより
得られた画像データに付与すればよい。
【0075】また、ネガフイルムが撮影日時等の種々の
情報を磁気記録可能ないわゆるAPSフイルムである場
合、磁気記録部に記録された撮影日時の情報を画像デー
タに付与すればよい。
【0076】一方、画像毎の撮影日時を表す情報を全く
得ることができない場合がある。このような場合は、フ
イルムから画像を読み取った日時を代用の撮影日時を表
す情報とすればよい。また、ネガフイルムの周囲部分に
記録されているフイルムタイプ名、ロット番号等に基づ
いて、そのフイルムが製造された時期を推定し、その推
定された時期を代用の撮影日時を表す情報として画像デ
ータに付与してもよい。なお、代用の撮影日時を表す情
報が付与される場合には、画像データに付与された撮影
日時を表す情報が代用の撮影日時を表す情報であるか真
の撮影日時を表す情報であるかを識別できるようにする
ことが好ましい。
【0077】そして、店員が画像形成装置10に画像デ
ータの登録を指示すると、画像データおよびユーザID
が入出力ポート14からインターネット30を経由して
画像保管サーバ40に送信される。ここで、複数のフイ
ルムから画像を読み取った場合には、フイルムロール毎
に纏めて画像データが送信される。
【0078】以下、画像データの登録処理および画像保
管サーバ40において行われる基本的な処理について説
明する。図11は、画像データの登録処理および画像保
管サーバ40において行われる処理を示すフローチャー
トである。なお、図11においては、破線で囲まれた処
理が画像形成装置10において行われる処理である。ま
ず、画像形成装置10においてオーダーが確定され(ス
テップS1)、プリンタ13において画像データのプリ
ントが行われる(ステップS2)。なお、画像データの
CD−Rへの書き込み等他のオーダーがある場合には、
その処理も行われる。できあがったプリントはユーザに
渡される(ステップS3)。
【0079】一方、プリントの処理と並行して、画像デ
ータおよびユーザIDが画像保管サーバ40に送信され
る(ステップS4)。画像保管サーバ40においては、
画像データの登録処理が行われる。すなわち、画像保管
サーバ40において画像データおよびユーザIDが受信
され(ステップS5)、ユーザIDに基づいてそのユー
ザIDに対応するユーザ用のフォルダに、受信した画像
データが保管される(ステップS6)。なお、ユーザI
Dに対応するユーザ用のフォルダがない場合には、新た
にフォルダが作成される。また、フイルムロール単位で
画像データが送信された場合には、図6に示すようにユ
ーザフォルダの下位フォルダとして、フイルム1、フイ
ルム2…のようにフイルムロール単位のフォルダが作成
され、各フォルダ内にフイルムロール単位で画像データ
が保管される。また、複数のデジタルカメラ用メディア
がミニラボ店に持ち込まれて画像データの登録が依頼さ
れた場合には、メディア単位でフォルダが作成され、各
フォルダ内にメディア単位で画像データが保管される。
【0080】さらに、送信された画像データについて、
画像保管データベース71、画像属性情報、ユーザ情報
データベース72との関連付けが行われて、画像情報保
管データベース73が更新され(ステップS7)、画像
データの登録を終了する。次いで、画像データの登録が
正常に終了したか否かが判定され(ステップS8)、ス
テップS8が肯定された場合には、ユーザ情報データベ
ース72を参照することにより得られたユーザの電子メ
ールアドレスおよび画像形成装置10に、画像データの
登録が完了した旨を知らせる終了通知の電子メールが送
信される(ステップS9)。
【0081】一方、画像データの登録が正常に終了しな
かった場合、その原因は、通信障害またはメモリオーバ
ーのいずれかである。したがって、ステップS8が否定
された原因が通信障害である場合には(ステップS1
0)、再送要求を画像形成装置10に対して行い(ステ
ップS11)、ステップS4に戻る。一方、ステップS
8が否定された原因がメモリオーバーである場合には
(ステップS12)、メモリのエリアを拡大し(ステッ
プS13)、ステップS11に進む。
【0082】画像形成装置10において終了通知メール
を受信した場合には(ステップS14肯定)、ハードデ
ィスク15における画像データの保管期限が超過したか
否かが判定され(ステップS15)、超過した場合には
ハードディスク15に保管された画像データを削除する
(ステップS16)。なお、ユーザの依頼によりハード
ディスク15での画像データの保管期間を延長してもよ
い。
【0083】一方、画像保管サーバ40においては、登
録した画像データの保管期限が間近に迫っているか否か
が判定され(ステップS17)、ステップS17が肯定
されると、画像データの保管期限が迫っている旨をユー
ザ宛に通知する(ステップS18)。この通知は電子メ
ールで行ってもよく、電話やダイレクトメールで行って
もよい。保管期間の延長を所望するユーザは、保管期間
を延長する旨の通知を画像保管サーバ40に行う。な
お、保管期間の延長を所望しない場合にはその旨の通知
を行うが、通知を行わなくてもよい。
【0084】そして、ユーザからの指示が保管期間を延
長するものであるか否かが判定され(ステップS1
9)、ステップS19が否定されると、画像保管サーバ
40に登録された画像データを削除し(ステップS2
0)、処理を終了する。一方、ステップS19が肯定さ
れると、画像データの保管料金の課金を行う(ステップ
S21)。この課金は、保管料金を電子メール等により
ユーザに通知し、この通知から所定期間内にユーザから
の使用料金の支払いを受けることにより行われる。な
お、使用料金の支払いがなかった場合には、ユーザの画
像保管サーバ40へのアクセスが禁止される。そして、
課金の後、保管期間を延長し(ステップS22)、ステ
ップS17に戻る。
【0085】次いで、プリント出力からプリントをユー
ザに渡すまでの処理について説明する。プリントは、検
品され、さらにDP袋およびネガフイルムとの照合が行
われてDP袋に収容され、ユーザのミニラボ店への来店
時において、ユーザIDカードとともに代金と引き替え
にユーザに渡される。なお、代金には画像データの画像
保管サーバ40への登録料金も含まれる。以下、照合に
ついて説明する。なお、プリントの検品を行った後に、
照合が行われるものとする。
【0086】図12は、照合の処理のフローチャートで
ある。なお、このフローチャートは、ミニラボ店の店員
が行う処理を表すものである。まず、画像データのプリ
ント出力、画像データの画像保管サーバ40への登録お
よびプリントの検品が完了すると(ステップS31)、
DP袋とネガフイルムとの照合がなされる(ステップS
32)。この照合は、ネガフイルムおよびDP袋に貼付
されたチェックテープの番号が一致するか否かを目視に
より判定することによって行われる。照合の結果がNG
であると、他のDP袋にネガフイルムを収容する必要が
あることから、ネガフイルムに貼付されたチェックテー
プの番号と対応する番号のチェックテープが貼付された
DP袋があるかどうかが確認され(ステップS33)、
対応する番号のチェックテープが貼付されたDP袋が発
見された場合は(ステップS34肯定)、発見されたD
P袋にネガフイルムを入れ替える(ステップS35)。
ステップS34が否定された場合は新たなDP袋を作成
し、作成したDP袋にネガフイルムを入れ替える(ステ
ップS36)。
【0087】ステップS32の照合の結果がOKであっ
た場合、またはステップS35もしくはステップS36
の処理の後、プリントとネガフイルムとの照合がなされ
る(ステップS37)。この照合は、ネガフイルムに記
録されている画像とプリントの画像とが一致するか否か
を目視により判定することによって行われる。照合の結
果がNGであると、他のDP袋にプリントを収容する必
要があることから、プリント内容と一致する画像が記録
されたネガフイルムが収容されたDP袋があるかどうか
が確認され(ステップS38)、そのようなDP袋が発
見された場合は(ステップS39肯定)、発見されたD
P袋にプリントを入れ替える(ステップS40)。ステ
ップS39が否定された場合は再プリントを行い、新た
なプリントを対応するネガフイルムが収容されたDP袋
に収容する(ステップS41)。
【0088】ステップS37の照合の結果がOKであっ
た場合、またはステップS40もしくはステップS41
の処理の後、DP袋に記載されたユーザの氏名と、ユー
ザIDカードに記載されたユーザの氏名との照合がなさ
れる(ステップS42)。照合の結果がNGであると、
NG処理が行われる(ステップS43)。このNG処理
は、他のDP袋に収容されたユーザIDカードを確認す
る処理、画像保管サーバ40に登録した画像データの削
除の依頼を画像保管サーバ40に対して行う処理、およ
び他人のユーザIDカードと入れ違いになっていた場合
には、当該他人の画像データについても画像保管サーバ
40からの削除を依頼する処理からなる。
【0089】さらに、ハードディスク15に画像データ
がまだ保管されているか否かが判定され(ステップS4
4)、ステップS44が否定された場合は、再度ネガフ
イルムから画像を読み取って画像データを得る(再スキ
ャン:ステップS45)。ステップS44が肯定された
場合またはステップS45の処理の後、画像データを画
像保管サーバ40に再登録する(ステップS46)。ス
テップS42の照合の結果がOKであった場合またはス
テップS46の処理の後、プリント、ネガフイルムおよ
びユーザIDカードが収容されたDP袋をユーザへ引渡
し(ステップS47)、処理を終了する。
【0090】なお、メディアに記録された画像データの
プリントを行った場合には、DP袋に記載されたメディ
アの種類、容量あるいは特徴に基づいて、DP袋とメデ
ィアとの照合が行われる。ここで、メディアに記録され
た画像データのプリントを行う場合には、プリントの裏
にオーダー番号がプリントされる。したがって、プリン
トとメディアとの照合は、DP袋の記載されたオーダー
番号と、プリント裏にプリントされたオーダー番号とが
一致するか否かを判定することにより行われる。
【0091】また、プリントおよび画像データの画像保
管サーバ40への登録とともに、画像データのCD−R
への記録を依頼する場合がある。このような場合には、
フイルムから読み取られた画像データが、画像形成装置
10のCD−Rドライブ16においてCD−Rに記録さ
れ、プリントおよびネガフイルムとともにDP袋に入れ
られてユーザに渡される。この場合、CD−Rへの画像
データの記録時に、CD−Rの外袋にオーダー番号が記
載される。そして、DP袋に記載されたオーダー番号と
CD−Rの外袋に記載されたオーダー番号とが一致する
か否かを判定することにより、DP袋とCD−Rとの照
合が行われる。なお、メディアに記録された画像データ
をCD−Rに記録する場合にもDP袋に記載されたオー
ダー番号とCD−Rの外袋に記載されたオーダー番号と
が一致するか否かを判定することにより、DP袋とCD
−Rとの照合が行われる。
【0092】画像データの画像保管サーバ40への登録
後、ユーザによる画像の整理が行われる。以下、画像の
整理について説明する。
【0093】ユーザは画像データの登録が完了した旨を
表す電子メールを受信すると、通信端末装置20を用い
て画像保管サーバ40のウェブサーバ43にアクセスす
る。この際、ユーザIDおよびパスワードを用いて画像
保管サーバ40のウェブサーバ43にログインする。こ
れにより、通信端末装置20には、画像保管サーバ40
に登録した画像をフイルムロール単位で表示するフイル
ムストッカー表示画面が表示される。図13はフイルム
ストッカー表示画面の例を示す図である。図13に示す
ように、このフイルムストッカー表示画面には、機能表
示フィールド51、表示選択フィールド52、タイトル
表示フィールド54、画像表示フィールド55、整理機
能表示フィールド56、および表示画面選択フィールド
57が表示される。
【0094】機能表示フィールド51には、初期画面で
あるフイルムストッカー表示画面を表示させるためのフ
イルムストッカーボタン51A、焼き増し注文を行う焼
き増し注文画面を表示させるための焼き増し注文ボタン
51B、画像データを電子メールに添付して送信するメ
ール画面を表示させるためのメールボタン51C、画像
保管サーバ40に登録した画像データを用いてアルバム
を作成したり、作成したアルバムを見るアルバム作成/
閲覧画面を表示させるための「アルバムを作る/見る」
ボタン51D、画像保管サーバ40に登録した画像デー
タを用いてホームページを作成するホームページ作成画
面を表示させるための「ホームページを作る」ボタン5
1E、画像保管サーバ40に登録した画像データの利用
状況を確認するための利用状況ボタン51F、登録され
たユーザ情報を変更するための登録変更ボタン51G、
および機能表示フィールド51に表示されている種々の
機能の使い方を表示させるための使い方ボタン51Hが
表示される。
【0095】表示選択フィールド52には、複数のフイ
ルムロールから得た画像データが登録されている場合
に、画像を表示するフイルムロールを選択するためのフ
イルム選択リスト52Aおよび表示されているフイルム
ロールの名称を変更したり、複数のフイルムロールの表
示順序を変更するための「フイルム名/表示順変更」ボ
タン52Bが表示される。なお、フイルム選択リスト5
2Aはプルダウンメニューとされており、後述するよう
にフイルムロール毎に付与された名称がプルダウンメニ
ューに登録されている。
【0096】タイトル表示フィールド54には、現在表
示されているページのタイトルの表示を行うとともに、
画像保管サーバ40に登録された画像データについての
利用規約を表示させるための利用規約ボタン54Aおよ
び画像保管サーバ40からログアウトするためのログア
ウトボタン54Bが表示される。
【0097】画像表示フィールド55には、現在選択さ
れているフイルムロールのフォルダに登録された画像デ
ータにより表される画像のサムネイル画像55A、およ
び画面をスクロールさせるためのスクロールバー55B
が表示される。なお、各サムネイル画像55Aの下方に
は、撮影日時情報に基づく撮影年月日および後述する画
像のジャンルが表示される。
【0098】整理機能表示フィールド56には、現在表
示されているフイルムロールの名称であるフイルム名と
ともに、表示する画像のジャンルを選択するジャンル選
択リスト56A、画像の並べ替え順序(昇順か降順か)
を選択する順序選択リスト56B、現在表示されている
全ての画像を選択するための全選択ボタン56C、現在
表示されている画像の選択を解除するための選択解除ボ
タン56D、画像表示フィールド55に表示された複数
のサムネイル画像55Aから選択されたサムネイル画像
について、そのサムネイル画像に対応する画像データの
情報(画像ID、撮影日時等)を変更するための画像情
報変更ボタン56E、画像のジャンルの設定および変更
を行う画像ジャンル変更ボタン56F、画像を向かって
右回りに回転させる右回転ボタン56G、画像を向かっ
て左回りに回転させる左回転ボタン56H、選択された
画像を削除する削除ボタン56I、および全ての頁にお
ける画像の選択を解除するリセットボタン56Jが表示
される。
【0099】表示画面選択フィールド57には、表示さ
れている頁を変更するための頁ボタン57A、前の頁に
移動するための前ボタン57B、および後の頁に移動す
るための後ボタン57Cが表示される。
【0100】ユーザはフイルムストッカー表示画面にお
いて、画像の整理を行うことができる。すなわち、ジャ
ンル選択リスト56Aにより表示する画像のジャンルを
選択することにより、選択されたジャンルの画像データ
により表されるサムネイル画像55Aを画像表示フィー
ルド55に表示することができる。ここで、ジャンルと
は、例えば旅行、花火、運動会、成人式、七五三等種々
のイベントの名称等、予めいくつか作成されており、後
述するようにして画像ジャンル変更ボタン56Fをクリ
ックすることにより画像データの画像属性情報として設
定したり、また設定されたジャンルを変更することがで
きるものである。なお、ジャンル選択リスト56Aはプ
ルダウンメニューとされているため、表示するジャンル
の選択を容易に行うことができる。
【0101】また、画像表示フィールド55に表示され
ているサムネイル画像55Aから不要なサムネイル画像
55Aを選択して削除ボタン56Iをクリックすること
により、選択されたサムネイル画像55Aに対応する画
像データを画像保管サーバ40から削除することができ
る。なお、画像データの削除を行う場合には、誤った画
像データの削除を防止するために、削除の確認をユーザ
に行うための確認画面が表示される。
【0102】また、デフォルト状態ではサムネイル画像
55Aは横長の状態で表示されるが、画像には縦長の状
態で正立視することができるものもある。したがって、
縦長の状態で正立視されるサムネイル画像55Aを選択
して右回転ボタン56Gまたは左回転ボタン56Hをク
リックすることにより、選択されたサムネイル画像55
Aに対応する画像データを画面に向かって右または左に
90度回転することができ、その結果、サムネイル画像
55Aを正立視可能な状態で画像表示フィールド55に
表示することができる。
【0103】なお、サムネイル画像55Aの選択はマウ
ス22によって所望とするサムネイル画像をクリックす
ることにより行うことができる。また、マウス22によ
るクリックと、キーボード23のコントロールボタンあ
るいはシフトボタンとマウス22とを併用することによ
り、複数のサムネイル画像を選択することもできる。こ
こで、選択されたサムネイル画像55Aは選択されてい
ないサムネイル画像55Aと枠の色が変更される。ま
た、全て選択ボタン56Cをクリックすることにより、
画像表示フィールド55に表示されている全てのサムネ
イル画像55Aを選択することができる。一方、画像の
表示が複数頁に跨る場合には、表示画面選択フィールド
57の頁ボタン57A、前ボタン57Bまたは後ボタン
57Cをクリックすることにより、表示される頁を変更
して他の画像データに対応するサムネイル画像55Aを
画像表示フィールド55に表示することができる。
【0104】なお、サムネイル画像55Aを選択した状
態において頁を移動しても選択は解除されない。また、
選択解除ボタン56Dをクリックすることにより、現在
表示されている頁についてのみサムネイル画像55Aの
選択を全て解除することができる。一方、リセットボタ
ン56Jをクリックすることにより、全ての頁について
のサムネイル画像55Aの選択を解除することができ
る。このように複数のサムネイル画像55Aを選択して
削除ボタン56I、右回転ボタン56Gまたは左回転ボ
タン56Hをクリックした場合には、選択した複数のサ
ムネイル画像について、同時に削除あるいは回転が行わ
れる。
【0105】また、画像表示フィールド55に表示され
たサムネイル画像55Aを選択してダブルクリックする
と、図14に示すように、選択されたサムネイル画像5
5Aの拡大画像55Cが画像情報55Dとともに表示さ
れる。この拡大画像55Cの表示画面には、現在表示さ
れている画像の前の拡大画像を表示する前ボタン55
E、および現在表示されている画像の後の拡大画像を表
示する後ボタン55Fが表示される。なお、ここで表示
される画像情報には、コマ番号、画像種類、画像サイ
ズ、撮影日時、登録日時および画像IDが含まれる。ユ
ーザは、拡大画像表示画面において、詳細な画像とその
画像情報を認識できる。また、前ボタン55Eまたは後
ボタン55Fをクリックすることにより、現在表示され
ている画像の前または後の画像についての画像情報も認
識することができる。
【0106】また、サムネイル画像55Aを選択して画
像情報変更ボタン56Eをクリックすることにより、画
像ID(すなわちファイル名)や撮影日時を変更するた
めの画像情報変更ダイアログが表示され、このダイアロ
グにおいてファイル名や撮影日時を変更することができ
る。ここで、撮影日時を変更する場合において、複数の
サムネイル画像55Aを選択して画像情報変更ボタン5
6Eをクリックした場合には、選択された全てのサムネ
イル画像についてファイル名および撮影日時を変更する
ことができる。この場合、画像データのファイル名とし
ては、変更した撮影日時を反映させたものとしてもよ
い。例えば、撮影日時が同一の複数の画像データを選択
し、画像情報変更ダイアログを表示させて同一の日付を
指定することにより、撮影日時とともに撮影順で連続す
る番号を有するファイル名が画像データに付与される。
具体的には、図15に示すように、あるフイルムロール
に対応するフォルダ内の画像データのファイル名が001.
jpg、002.jpg…であり、撮影日が2001年の8月11
日と入力された場合には、ファイル名は20010811-1.jp
g、20010811-2.jpg…というように変更される。
【0107】また、順序選択リスト56Bにおいて画像
の並べ替え順序を選択すると、画像表示フィールド55
に表示されているサムネイル画像55Aの順序、すなわ
ち現在表示されているフイルムロールに対応するフォル
ダ内の画像データの順序が並べ代えられる。
【0108】ここで、カメラの機種によっては、ネガフ
イルムをセットした位置から撮影して撮影終了後に巻き
戻す方式のもの(以下昇順方式とする)、および最初に
フイルムを巻いてから撮影の都度巻き戻す方式のもの
(以下降順方式とする)がある。昇順方式のカメラで撮
影した場合、画像形成装置10における画像の読取りは
撮影した順序で行われるため、そのフイルムロールに対
応するフォルダ内においては、撮影した順序で画像デー
タが並べられている。したがって、サムネイル画像55
Aも撮影した順序で画像表示フィールド55に表示され
る。一方、降順方式のカメラで撮影した場合、画像形成
装置10における画像の読取りは、撮影した順序とは逆
の順序で行われるため、そのフイルムロールに対応する
フォルダ内においては、撮影した順序とは逆の順序で画
像データが並べられている。したがって、サムネイル画
像55Aも撮影した順序とは逆の順序で画像表示フィー
ルド55に表示される。
【0109】したがって、画像表示フィールド55に表
示されたサムネイル画像55Aが撮影した順序とは逆の
順序で並べられている場合には、順序選択リスト56B
から昇順を選択することにより、サムネイル画像55A
ひいては画像データを撮影順に並べ替えることができ
る。なお、降順で並べ替えを行いたい場合には、順序選
択リストから降順を選択すればよい。
【0110】なお、表示選択フィールド52のフイルム
選択リスト52Aから他のフイルムロールを選択するこ
とにより、画像表示フィールド55に表示されているサ
ムネイル画像55Aを他のフイルムロールに対応するフ
ォルダに登録された画像データにより表されるものに変
更することができる。ここで、フイルム選択リスト52
Aはプルダウンメニューとされているため、サムネイル
画像55Aを表示するフイルムロールの選択を容易に行
うことができる。このように、他のフイルムロールを選
択し、上記と同様に順序選択リスト56Bから並べ替え
順序を選択することにより、他のフイルムロールから読
み取った画像データについても順序を並べ替えることが
できる。
【0111】なお、画像データの並べ替えをマニュアル
操作により行うようにしてもよい。例えば、画像データ
によっては、撮影日時を表す情報が付与されていなかっ
たり、代用の撮影日時の情報が付与されている場合があ
る。このような場合は、実際の画像を見ながらユーザ自
身が並べ替えを行った方が、より実際の撮影順序に適合
した並べ替えを行うことができる。したがって、整理機
能フィールド56に例えばマニュアルソート等のボタン
を設け、このマニュアルソートボタンをクリックするこ
とにより、図16に示すマニュアルソート画面を表示し
て、ユーザがマニュアル操作により画像の並べ替えを行
うことができるようにしてもよい。
【0112】ここで、マニュアルソート画面には、フイ
ルムストッカー表示画面において選択したサムネイル画
像55Aが表示される。なお、各サムネイル画像55A
の下方には、撮影年月日を反映させたファイル名が表示
されるものとする。また、ファイル名に「A」および
「F」が付与されているものは、代用の撮影日時に基づ
くものであることを示し、とくにFはフイルムの製造番
号から求めた代用撮影日時を表すものである。
【0113】ユーザはこのマニュアルソート画面におい
て、順序を変更したいサムネイル画像55Aを選択し、
所望とするサムネイル画像の位置にドラッグアンドドロ
ップすることにより、サムネイル画像ひいては画像デー
タの順序が並べ替えられる。例えば、ファイル名がA200
108.jpgのサムネイル画像をファイル名が20010503.jpg
のサムネイル画像と20010825.jpgのサムネイル画像との
間にドラッグアンドドロップすると、A200108.jpgの画
像データの順序は、20010503.jpgの画像データと200108
25.jpgの画像データとの間となる。なお、この際、移動
された画像データのファイル名は、後で自動で順序を変
更可能なように、自動またはマニュアル操作により変更
することが好ましい。例えば、A200108.jpgの画像デー
タの順序が、20010503.jpgの画像データと20010825.jpg
の画像データとの間となるように、A200108.jpgを20010
7.jpgのように変更すればよい。
【0114】ところで、デジタルカメラにより撮影を行
うことにより取得した画像データには、自動的に撮影日
時情報が付与される。また、APSフイルムから読み取
った画像データにも、APSフイルムの磁気記録部に記
録された撮影日時情報が付与される。しかしながら、例
えば海外旅行へ行ったときに、カメラの時計において時
差を修正し忘れてしまった場合には、画像の内容と撮影
日時とがずれてしまい、昼間の画像であるのに夜の撮影
日時情報が付与されてしまう場合がある。このような画
像と撮影日時とのずれは、電池を交換した後に時刻を修
正するのを忘れた場合、あるいは長期間時刻合わせをし
なかった場合にも生じる問題である。このような場合に
は、該当するサムネイル画像を選択し、一括して時差補
正をできるような機能を設けることにより、画像データ
に付与された撮影日時情報を画像の内容と対応するもの
に修正することができる。
【0115】表示選択フィールド52におけるフイルム
名/表示順変更ボタン52Bをクリックすると、フイル
ム名/表示順変更画面が表示される。図17はフイルム
名/表示順変更画面の例を示す図である。図17に示す
ように、フイルム名/表示順変更画面には、フイルムロ
ールを特定する複数のフイルム表示フィールド52D、
フイルム表示フィールド52Dに表示された複数のフイ
ルムロールから選択された一のフイルムロールを先頭、
ひとつ上、ひとつ下、および末尾に移動させるための移
動ボタン52E〜52Hが表示される。また、機能表示
フィールド51およびタイトル表示フィールド54が表
示されるとともに、表示選択フィールド52に代えて、
フイルムストッカー表示画面に戻るための「フイルムス
トッカーに戻る」ボタン58Aを含むボタン表示フィー
ルド58が表示される。なお、タイトル表示フィールド
54のタイトルは、「フイルム名/表示順変更」に変更
されている。
【0116】フイルム表示フィールド52Dには、その
フイルムロールの先頭にある画像データのサムネイル画
像52I、フイルム名を入力するフイルム名入力フィー
ルド52J、およびそのフイルムロールについての撮影
年月日、より具体的にはサムネイル画像52Iに対応す
る画像データの撮影年月日を表示する撮影年月日表示フ
ィールド52Kが含まれる。ユーザは、フイルム名/表
示順変更画面において、所望とするフイルム表示フィー
ルド52Dにおけるサムネイル画像52Iを選択して、
移動ボタン52E〜52Hのいずれかをクリックするこ
とにより、選択したフイルム表示フィールド52Dに対
応するフイルムロールの表示順序を変更することができ
る。なお、選択されたサムネイル画像52Iはその枠の
色が他のフイルム表示フィールド52Dにおけるサムネ
イル画像52Iの枠の色と異なるものとされる。また、
フイルム名入力フィールド52Jにおいてユーザが所望
とするフイルム名を入力することにより、そのフイルム
ロールに対してフイルム名が付与される。なお、デフォ
ルトでは、フイルム名はそのフイルムに含まれる画像の
撮影年月日またはミニラボ店においてフイルムから画像
を読み取った年月日が用いられる。なお、付与されたフ
イルム名が対応するフイルムロールから得られた画像デ
ータを保管するフォルダ名となる。
【0117】そして、フイルム名および/またはフイル
ム名の表示順を変更した後、フイルムストッカーに戻る
ボタン58Aをクリックすることにより、図13に示す
フイルムストッカー表示画面に戻る。
【0118】さらに、ジャンルを変更したい画像データ
に対応するサムネイル画像55Aを選択して画像ジャン
ル変更ボタン56Fをクリックすることにより、画像ジ
ャンル変更画面が表示される。図18は画像ジャンル変
更画面の例を示す図である。図18に示すように、画像
ジャンル変更画面には、フイルムストッカー表示画面に
おいて選択したサムネイル画像53B、サムネイル画像
53Bに対応したジャンル入力リスト53C、全ての画
像のジャンルを一括変更するための一括変更ボタン53
D、新しいジャンルを作成する新ジャンル作成ボタン5
3E、およびジャンル名の変更および削除を行うための
ジャンル名変更/削除ボタン53Fが表示される。な
お、一括変更ボタン53Dの左方には、一括変更する際
のジャンルを入力するジャンル入力リスト53Jが表示
される。また、機能表示フィールド51、タイトル表示
フィールド54および表示画面選択フィールド57が表
示されるとともに、表示選択フィールド52に代えて、
ボタン表示フィールド58が表示される。なお、タイト
ル表示フィールド54のタイトルは、「画像ジャンル変
更」に変更されている。
【0119】ここで、ジャンルは例えば旅行、運動会、
成人式、七五三等種々のイベントの名称等、予めいくつ
か作成されてジャンル入力リスト53C,53Jのプル
ダウンメニューに加えられている。なお、新ジャンル作
成ボタン53Eをクリックすることにより新ジャンル作
成ダイアログが表示され、この新ジャンル作成ダイアロ
グにおいてジャンル名を入力することにより新ジャンル
が作成され、ジャンル入力リスト53C,53Jのプル
ダウンメニューに新ジャンルが追加される。
【0120】また、ジャンル名変更/削除ボタン53F
をクリックすることにより、ダイアログが表示され、ジ
ャンル名の変更および削除を行うことができ、変更され
たジャンル名およびジャンル名の削除がジャンル入力リ
スト53C,53Jのプルダウンメニューに反映され
る。
【0121】ユーザは、画像ジャンル変更画面に表示さ
れた複数のサムネイル画像からジャンルを変更するサム
ネイル画像53Bを選択し、ジャンル入力リスト53C
においてジャンルを選択することにより、選択したサム
ネイル画像53Bに対応する画像データのジャンルを変
更することができる。なお、選択されたサムネイル画像
53Bの枠は、選択されていないサムネイル画像53B
の枠と異なる色とされる。
【0122】また、画像データにジャンルが設定されて
いない場合には、ジャンル未設定の画像データに対応す
るサムネイル画像55Aをフイルムストッカー表示画面
において選択し、画像ジャンル変更画面のサムネイル画
像53Bに加えることにより、ジャンル未設定の画像デ
ータにジャンルを設定することができる。
【0123】一方、ジャンル入力リスト53Jにおいて
ジャンルを選択し、一括変更ボタン53Dをクリックす
ることにより、その頁に表示された全てのサムネイル画
像に対応する画像データに設定されたジャンルを一括し
て変更することができる。
【0124】そして、画像ジャンルを変更した後、フイ
ルムストッカーに戻るボタン58Aをクリックすること
により、図13に示すフイルムストッカー表示画面に戻
る。
【0125】なお、画像の整理は、上述した並べ替え、
削除あるいは回転に限定されるものではなく、トリミン
グ、色濃度補正等を行えるようにしてもよい。また、硬
調な画像が好きである、軟調な画像が好きである、とい
うようなユーザの好みや、風景、ポートレイト等の撮影
時におけるシーンの印象を画像データに反映できるよう
にしてもよい。
【0126】また、画像の整理の際に、画像データを第
三者と共有するか否かを設定できるようにしてもよい。
これにより図9に示す画像属性情報の共有の部分が、第
三者との共有を許可するものに設定される。
【0127】さらに、画像の整理の際に、他人が第三者
の閲覧を許可した画像データについても閲覧可能とし、
その画像データをユーザのフォルダにコピーできるよう
にしてもよい。この場合、画像保管サーバ40に保管さ
れた画像データの容量を増加させないために、コピーす
る画像データのショートカットのみをコピーすることが
好ましい。
【0128】さらに、共有が許可されている画像データ
についてそのジャンルを判定し、第三者がジャンル単位
で画像データを閲覧できるようにしてもよい。
【0129】上述したように、画像の整理を行った後、
機能表示フィールド51に表示された各種ボタンに対応
する機能を用いて、画像を利用することができる。
【0130】例えば、機能表示フィールド51の焼き増
し注文ボタン51Bをクリックすると、焼き増し注文画
面が表示され、焼き増しの注文を行うことができる。図
19は、焼き増し注文画面の例を示す図である。図19
に示すように、焼き増し注文画面には、フイルムストッ
カー表示画面において表示されたサムネイル画像55A
と同様のサムネイル画像79A、ジャンル選択リスト5
6A、順序選択リスト56B、全選択ボタン56C、選
択解除ボタン56D、リセットボタン56J、画面をス
クロールさせるためのスクロールバー79B、および選
択された画像についての焼き増し注文を行う焼き増し注
文ボタン79Cが表示される。また、機能表示フィール
ド51、タイトル表示フィールド54および表示画面選
択フィールド57が表示されるとともに、表示選択フィ
ールド52に代えて、ボタン表示フィールド58が表示
される。なお、タイトル表示フィールド54のタイトル
は、「焼き増し注文」に変更されている。
【0131】ユーザは焼き増し注文画面において、複数
のサムネイル画像79Aから焼き増し注文を行う画像デ
ータに対応するサムネイル画像79Aを選択する。この
際、ジャンル選択リスト56Aを用いて所望とするジャ
ンルのサムネイル画像79Aのみを表示したり、順序選
択リスト56Bを用いてサムネイル画像79Aの表示順
序を変更したり、表示画面選択フィールド57の各ボタ
ンを用いて所望とするサムネイル画像79Aを表示する
ことができる。また、全て選択ボタン56C、選択解除
ボタン56Dおよびリセットボタン56Jを用いること
によりサムネイル画像79Aの選択および選択解除を容
易に行うことができる。サムネイル画像79Aの選択の
後、焼き増し注文ボタン79Cをクリックすることによ
り、注文確定画面が表示される。
【0132】図20は注文確定画面の例を示す図であ
る。図20に示すように、注文確定画面には、焼き増し
注文画面において選択したサムネイル画像79E、プリ
ントサイズの入力を行うプリントサイズリスト79F、
プリントタイプ(フチ有りかフチ無しか)を入力するプ
リントタイプリスト79G、プリント枚数を入力する枚
数入力フィールド79H、サムネイル画像79Eのファ
イル名と撮影年月日とを表示する属性表示フィールド7
9I、画面をスクロールさせるためのスクロールバー7
9J、注文を確定する注文確定ボタン79K、焼き増し
注文画面に戻るためのキャンセルボタン79L、および
プリント料金を表示する料金表示フィールド79Mが表
示される。なお、プリントサイズリスト79Fおよびプ
リントタイプリスト79Gは、プルダウンメニューとさ
れている。また、プリントサイズリスト79F、プリン
トタイプリスト79G、枚数入力フィールド79Hおよ
び属性表示フィールド79Iは、サムネイル画像79E
に対応付けられて表示される。
【0133】ユーザは、料金表示フィールド79Mに表
示されたプリント料金を確認しつつ、プリントサイズリ
スト79Fにおいて所望とするプリントサイズを選択
し、プリントタイプリスト79Gにおいて所望とするプ
リントタイプを選択する。さらに、枚数入力フィールド
79Hにおいてプリント枚数を入力する。なお、サムネ
イル画像79Eをダブルクリックすることにより、拡大
された画像が表示されるようにしてもよい。
【0134】そして注文確定ボタン79Kをクリックす
ると、焼き増し注文を行う画像データの画像ID、プリ
ントサイズ、プリントタイプ、プリント枚数、ユーザ名
等を記述した注文情報が生成され、この注文情報が通信
端末装置20から画像保管サーバ40に送信される。画
像保管サーバ40は、ユーザが同時プリントを依頼した
ミニラボ店に注文情報および焼き増し注文のあった画像
データを送信し、そのミニラボ店において焼き増しが行
われる。ユーザは後日ミニラボ店に出向いて、料金の支
払いと引き替えに焼き増しプリントを受け取ることがで
きる。なお、焼き増し注文を行う際に、プリントを受け
取る受取店を指定できるようにしてもよい。この場合、
ユーザは同時プリントを依頼したミニラボ店とは異なる
ミニラボ店をプリントの受取店として指定することがで
きる。
【0135】注文確定ボタン79Kをクリックするある
いはキャンセルボタン79Lをクリックすると、図19
に示す焼き増し注文画面に戻り、さらにフイルムストッ
カーに戻るボタン58Aをクリックすることにより、フ
イルムストッカー表示画面に戻る。
【0136】一方、機能表示フィールド51のメールボ
タン51Cをクリックすると、メール画面が表示され、
知人に画像データを添付した電子メールを送信すること
ができる。図21は、メール画面の例を示す図である。
図21に示すように、メール画面には、フイルムストッ
カー表示画面において表示されたサムネイル画像55A
と同様のサムネイル画像80A、ジャンル選択リスト5
6A、順序選択リスト56B、全選択ボタン56C、選
択解除ボタン56D、リセットボタン56J、画面をス
クロールさせるためのスクロールバー80B、選択され
た画像についての電子メールの送信を行うメール送信ボ
タン80Cが表示される。また、機能表示フィールド5
1、タイトル表示フィールド54および表示画面選択フ
ィールド57が表示されるとともに、表示選択フィール
ド52に代えて、ボタン表示フィールド58が表示され
る。なお、タイトル表示フィールド54のタイトルは、
「メール」に変更されている。
【0137】ユーザはメール画面において、複数のサム
ネイル画像80Aから電子メールに添付する画像データ
に対応するサムネイル画像80Aを選択する。この際、
ジャンル選択リスト56Aを用いて所望とするジャンル
のサムネイル画像のみを表示したり、順序選択リスト5
6Bを用いてサムネイル画像80Aの表示順序を変更し
たり、表示画面選択フィールド57の各ボタンを用いて
所望とするサムネイル画像80Aを表示することができ
る。また、全て選択ボタン56C、選択解除ボタン56
Dおよびリセットボタン56Jを用いることによりサム
ネイル画像の選択および選択解除を容易に行うことがで
きる。サムネイル画像80Aの選択の後、メール送信ボ
タン80Cをクリックすることにより、メール送信画面
が表示される。
【0138】図22はメール送信画面の例を示す図であ
る。図22に示すように、メール送信画面には、メール
画面において選択したサムネイル画像80E、電子メー
ルのタイトルを入力するタイトル入力フィールド80
F、送信先のメールアドレスを入力する送信先アドレス
入力フィールド80G、予めメールアドレスを登録した
アドレス帳がある場合にアドレス帳を開くためのアドレ
ス帳ボタン80H、発信者のメールアドレスが記述され
た発信者アドレスフィールド80I、電子メールの本文
を入力するための本文入力フィールド80J、メールを
送信する送信ボタン80K、およびメール画面に戻るた
めのキャンセルボタン80Lが表示される。
【0139】ユーザは、タイトル入力フィールド80F
に電子メールのタイトルを入力し、送信先アドレス入力
フィールド80Gに送信先のメールアドレスを入力し、
本文入力フィールド80Jに電子メール本文を入力す
る。そして、送信ボタン80Kをクリックすると、選択
したサムネイル画像80Eに対応する画像データが添付
された電子メールが送信される。
【0140】送信ボタン80Kをクリックするあるいは
キャンセルボタン80Lをクリックすると、図21に示
すメール画面に戻り、さらにフイルムストッカーに戻る
ボタン58Aをクリックすることにより、フイルムスト
ッカー表示画面に戻る。
【0141】機能表示フィールド51のアルバムを作る
/見るボタン51Dをクリックすると、アルバム作成/
閲覧画面が表示され、アルバムの作成およびアルバムの
閲覧を行うことができる。図23は、アルバム作成/閲
覧画面の例を示す図である。図23に示すように、アル
バム作成/閲覧画面には、閲覧可能なアルバムの代表画
像のサムネイル画像81A、新しいアルバムを作成する
ためのアルバム作成ボタン81B、既存のアルバムの編
集を行うためのアルバム編集ボタン81C、既存のアル
バムを削除するためのアルバム削除ボタン81D、およ
びアルバムに関する掲示板を表示させるための掲示板ボ
タン81Eが表示される。また、機能表示フィールド5
1およびタイトル表示フィールド54が表示されるとと
もに、表示選択フィールド52に代えて、ボタン表示フ
ィールド58が表示される。なお、タイトル表示フィー
ルド54のタイトルは、「アルバム作成/閲覧」に変更
されている。
【0142】なお、図23には、ひとつのアルバムが既
に作成されているものとする。ユーザは既に作成されて
いるアルバム名(ここでは「アルバム1」をクリックす
ることにより、図24に示すようにそのアルバムが表示
され閲覧を行うことができる。
【0143】一方、アルバム作成ボタン81Bをクリッ
クすることにより、図25に示すように、新たなアルバ
ム用の枠81Fが表示され、この枠81Fを選択してア
ルバム編集ボタン81Cをクリックすることにより、新
たに作成されたアルバムの編集を行うことができる。
【0144】図26は、アルバム編集画面の例を示す図
である。図26に示すように、このアルバム編集画面
は、実際のアルバムのレイアウトを示すレイアウトフィ
ールド82A、表紙の画像を表示する表紙画像フィール
ド82B、アルバムのタイトルを入力するタイトル入力
フィールド82C、レイアウトを変更するためのレイア
ウト変更ボタン82D、表紙の画像を変更する表紙の画
像ボタン82E、レイアウトフィールド82Aに画像を
貼るための「画像を貼る」ボタン82F、画像に対して
コメントを付与するための「コメントを付ける」ボタン
82G、画像の並び替えを行うための「並び替える」ボ
タン82H、オプションボタン82I、画像をはがすた
めの「画像をはがす」ボタン82J、アルバムの内容を
確定させるための確定ボタン82Kおよびアルバム作成
/閲覧画面に戻るためのキャンセルボタン82Lが表示
される。
【0145】新たなアルバムの作成を行う場合には、レ
イアウトフィールド82Aにはデフォルトのレイアウト
が表示されるが、レイアウト変更ボタン82Dをクリッ
クすることにより、アルバムのレイアウトを変更するた
めのレイアウト変更ダイアログが表示される。このレイ
アウト変更ダイアログには、複数のアルバム用のレイア
ウトが表示されており、ユーザは所望とするレイアウト
を選択することにより、新たに作成するアルバムのレイ
アウトを変更することができる。
【0146】また、タイトル入力フィールド82Cをク
リックしてカーソルを表示させることにより、アルバム
のタイトルを入力することができる。
【0147】また、表紙の画像ボタン82Eをクリック
することにより、画像選択画面が表示される。図27は
画像選択画面の例を示す図である。図27に示すよう
に、画像選択画面には、フイルムストッカーの表示画面
において表示されたサムネイル画像55Aと同様のサム
ネイル画像83A、選択を確定させるためのOKボタン
83Bおよびアルバム編集画面に戻るためのキャンセル
ボタン83Cが表示される。ユーザは、画像選択画面に
おいて、表紙にする画像を選択してOKボタン83Bを
クリックすると、アルバム編集画面の表紙画像フィール
ド82Bに選択した画像が表示される。
【0148】レイアウトフィールド82Aには、画像を
貼り付けるための枠が表示されており、枠を選択して画
像を貼るボタン82Fをクリックすることにより、図2
7に示す画像選択画面が表示される。ユーザは、画像選
択画面において、画像を選択してOKボタン83Bをク
リックすると、アルバム編集画面のレイアウトフィール
ド82Aにおいて選択した枠内に、画像選択画面におい
て選択した画像が表示される。この作業を繰り返すこと
により、レイアウトフィールド82Aに表示された枠内
にアルバムに含ませたい画像を貼り付けることができ
る。
【0149】一方、レイアウトフィールド82Aに画像
を貼り付けた後、貼り付けた画像を選択し、画像をはが
すボタン82Jをクリックすることにより、選択した画
像をはがすことができる。
【0150】さらに、コメントを付けるボタン82Gを
クリックすることにより、コメント入力画面が表示され
る。図28はコメント入力画面の例を示す図である。図
28に示すように、コメント入力画面には、レイアウト
フィールド82Aに貼り付けられた画像のサムネイル画
像84A、タイトルを入力するタイトル入力フィールド
84B、コメントを入力するためのコメント入力フィー
ルド84C、画面をスクロールさせるためのスクロール
バー84D、およびアルバム編集画面に戻るための戻る
ボタン84Eが表示される。なお、タイトル入力フィー
ルド84Bおよびコメント入力フィールド84Cはサム
ネイル画像84Aに対応付けられて表示される。
【0151】ユーザは、タイトル入力フィールド84B
において画像のタイトルを、コメント入力フィールド8
4Cにおいてその画像に対するコメントを入力すること
ができる。そして、入力後、戻るボタン84Eをクリッ
クすることにより、アルバム編集画面に戻ることができ
る。
【0152】また、並び替えるボタン82Hをクリック
することにより、画像並び替え画面が表示される。図2
9は画像並び替え画面の例を示す図である。図29に示
すように、画像並び替え画面には、レイアウトフィール
ド82Aに貼り付けられた画像のサムネイル画像86A
と、サムネイル画像86Aに対応した画像データの撮影
年月日と、表示順とを表示する表示フィールド86B、
表示フィールド86Bをスクロールするためのスクロー
ルバー86C、レイアウトフィールド82Aに貼り付け
られた画像を撮影年月日の昇順および降順に並び替える
ための昇順ボタン86D、降順ボタン86E、選択され
た表示フィールド86Bを先頭、ひとつ上、ひとつ下、
および末尾に移動させるための移動ボタン86F〜86
I、およびアルバム編集画面に戻るための戻るボタン8
6Jが表示される。
【0153】ユーザは、表示フィールド86Bの選択、
昇順ボタン86D、降順ボタン86E、および移動ボタ
ン86F〜86Iをクリックすることにより、レイアウ
トフィールド82Aに貼り付けられた画像を所望とする
順序に並び替えることができる。そして、並び替え後、
戻るボタン84Eをクリックすることにより、アルバム
編集画面に戻ることができる。
【0154】なお、オプションボタン82Iをクリック
することにより、アルバムの公開/非公開の設定、公開
の場合のパスワードの設定、公開する友人に対してのみ
パスワードを知らせるための電子メールの送信等を行う
ことができる。なお、パスワードに代えて、アルバムを
閲覧可能なURLを電子メールで送信するようにしても
よい。
【0155】そして、確定ボタン82Kをクリックする
ことにより、アルバムの内容が確定され、新たに作成さ
れたアルバムのフォルダが作成される。なお、アルバム
のフォルダに画像データをコピーすると画像保管サーバ
40の空き容量が少なくなるため、画像データのショー
トカットのみをコピーすることが好ましい。なお、キャ
ンセルボタン82Lをクリックすることにより、アルバ
ムの作成を中止し、アルバム作成/閲覧画面に戻ること
ができる。さらに、フイルムストッカーに戻るボタン5
8Aをクリックすることにより、フイルムストッカー表
示画面に戻ることができる。
【0156】なお、アルバム作成/閲覧画面において、
アルバム編集ボタン81Cをクリックした場合にも、図
26に示すアルバム編集画面が表示され、新たなアルバ
ムを作成する場合と同様に、アルバムの編集を行うこと
ができる。また、アルバム作成/閲覧画面において、既
存のアルバムを選択してアルバム削除ボタン81Dをク
リックすると、そのアルバムを削除することができる。
【0157】また、アルバム作成/閲覧画面において掲
示板ボタン81Eをクリックすると、掲示板画面が表示
される。この掲示板画面は、例えばアルバムの閲覧が許
可された者専用の掲示板であり、アルバムの感想の記
録、新たなアルバムが作成されたことの通知、知人同士
の連絡等に用いることができる。
【0158】機能表示フィールドのホームページを作る
ボタン51Eをクリックすると、ホームページ作成画面
が表示され、ホームページを作成することができる。図
30は、ホームページ作成画面の例を示す図である。図
30に示すように、ホームページ作成画面には、ホーム
ページのタイトルを入力するタイトル入力フィールド8
7A、トップページに表示するコメントを入力するコメ
ント入力フィールド87B、ホームページの背景を選択
するための背景選択フィールド87C、ホームページの
レイアウトを選択するためのレイアウト選択フィールド
87D、ホームページに掲載するアルバムを選択するア
ルバム選択画面を表示するためのアルバム選択ボタン8
7E、内容を確定させるための確定ボタン87F、ホー
ムページの作成をキャンセルしてフイルムストッカー表
示画面に戻るためのキャンセルボタン87Gおよびオプ
ションボタン87Hが表示される。
【0159】背景選択フィールド87Cおよびレイアウ
ト選択フィールド87Dには、背景の図柄、およびレイ
アウトの形態に対応してチェックボックスが表示されて
おり、チェックボックスをチェックすることにより、所
望とする背景の図柄およびレイアウトを選択することが
できる。
【0160】また、アルバム選択ボタン87Eをクリッ
クすることにより、ホームページに掲載するアルバムの
選択画面が表示される。図31はホームページに掲載す
るアルバム選択画面の例を示す図である。図31に示す
ように、アルバム選択画面には、既存のアルバムの表紙
画像のサムネイル画像88A、選択を確定させるための
OKボタン88Bおよびホームページ作成画面に戻るた
めのキャンセルボタン88Cが表示される。なお、アル
バムのタイトルのクリックによりアルバムを表示させる
ようにしてもよい。ユーザは、アルバム選択画面におい
て、マウス22をクリックすることによりホームページ
に掲載するアルバムを選択し、OKボタン88Bをクリ
ックすることにより、ホームページに掲載するアルバム
を選択することができる。
【0161】ユーザは、ホームページに掲載するアルバ
ムを選択し、タイトル入力フィールド87Aにホームペ
ージのタイトルを入力し、コメント入力フィールド87
Bにコメントを入力し、さらに背景およびレイアウトを
選択して確定ボタン87Fをクリックすることにより、
ホームページが作成される。
【0162】なお、オプションボタン82Iをクリック
することにより、ホームページの公開時におけるパスワ
ードの設定、公開する友人に対してのみパスワードを知
らせるための電子メールの送信等を行うことができる。
なお、パスワードに代えて、ホームページのURLを電
子メールで送信するようにしてもよい。
【0163】また、上述した焼き増し注文、メール、ア
ルバムを作る/見るおよびホームページを作る機能のみ
ならず、製本されたアルバムの注文を行う機能、アルバ
ム内において画像を時系列的に表示させる機能、携帯電
話へのアプリケーション、年表のように画像を編集して
みせる機能、画像に文字を入れたりトリミングしたりす
る加工機能等、種々の機能を画像保管サーバ40におい
て実行可能としてもよい。この場合、その機能に応じた
ボタンを機能表示フィールド51に表示することによ
り、ユーザは画像保管サーバ40に対して種々の機能を
実行させることができる。
【0164】一方、機能表示フィールド51の利用状況
ボタン51Fをクリックすることにより、画像保管サー
バ40に登録されている画像データの画像属性情報を参
照して、利用状況を確認することができる。この利用状
況は画像データ毎に、ファイル名、撮影年月日、登録年
月日、保管期限、および焼き増し注文、メール添付、ア
ルバム作成等の利用状況等がテーブルとして表示され
る。また、メール添付については誰に送信したかを表す
情報も利用状況に含まれる。ユーザは利用状況を確認す
ることにより、どの画像データをどのような用途で使用
したかを容易に知ることができる。
【0165】なお、画像属性情報の利用状況を用いて、
図19に示す焼き増し注文画面あるいは図21に示すメ
ール画面において、既に焼き増しを行ったかあるいは既
に電子メールに添付して送信したかを認識できるように
してもよい。例えば、図32に示すように、メール画面
において、既に電子メールに添付して送信した画像デー
タのサムネイル画像80Aの右上位置に○印を付与する
ことにより、ユーザは既に電子メールに添付して送信し
た画像データを、同一の送信先に誤って再度送信してし
まうことを容易に防止することができる。
【0166】また、機能表示フィールド51の登録変更
ボタン51Gをクリックすることにより、ユーザ名、住
所、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス、
ログイン名、パスワード等のユーザに関する情報を変更
するための登録変更画面が表示される。ユーザは登録変
更画面においてユーザに関する情報を変更することがで
きる。
【0167】なお、機能表示フィールド51の使い方ボ
タン51Hをクリックすることにより、機能表示フィー
ルド51に表示されている種々の機能の使い方を知るこ
とができる。
【0168】以上、ユーザが通信端末装置20を用いて
行う処理について説明したが、画像保管サーバ40にお
いては、以下のような処理を行うことも可能である。
【0169】すなわち、画像保管サーバ40が管理用パ
ソコン46に備えられた時計機能を利用し、各ユーザに
応じた情報を提供するプロモーションを行うこともでき
る。ここでは、画像保管サーバ40は、画像情報保管デ
ータベース53の画像属性情報およびユーザ情報をサー
チして、例えば、誕生日、七五三、成人式、結婚式、法
事等の行事に関する情報を抽出する。次に、画像保管サ
ーバ40は、ユーザ毎に、抽出した行事の情報およびそ
の行事の日付を画像情報保管データベース53に付加す
る。そして、画像保管サーバ40は、現在の日付が画像
情報保管データベース53に記述されている行事の日付
から所定期間前になると、その行事が間近であることを
示唆するプロモーション電子メールをユーザに送信す
る。なお、電子メールの代わりに、ユーザ情報に記述さ
れている住所に基づいてダイレクトメールを郵送しても
よい。
【0170】一例として、画像保管サーバ40は、画像
情報保管データベース53のユーザ情報から年齢が19
歳のユーザを抽出し、成人式の数ヶ月前に成人式用の写
真サービス情報を送信することにより成人式についての
プロモーションを行うことができる。また、画像保管サ
ーバ40は、画像情報保管データベース53の画像属性
情報から結婚式およびその日付の情報を抽出し、結婚式
からちょうど1年になる日の所定期間前に、結婚1周年
に関する写真サービス情報をユーザに送信してもよい。
【0171】この場合、ユーザが登録している画像のイ
ンデックス画像を作成し、このインデックス画像を電子
メールに添付したり、葉書にプリントアウトしてダイレ
クトメールとして郵送することが好ましい。
【0172】このように、プロモーションを行うことに
より、ユーザにとっても、画像保管サーバ40を管理す
るサービス提供者にとっても、最小限の手間により魅力
的な画像活用を行うことができる。
【0173】ところで、画像保管サーバ40を管理する
サービス提供者は、ユーザによる画像データの利用状況
に応じて、ユーザが同時プリント等の注文を行ったミニ
ラボ店にロイヤリティを支払う必要がある。ここで、上
述した焼き増し注文を行う場合において、ユーザが同時
プリントを依頼したミニラボ店とは異なるミニラボ店を
プリントの受取店として指定する場合がある。このよう
な場合、焼き増し注文を処理するミニラボ店にはもちろ
んロイヤリティが支払われるが、同時プリントを行った
ミニラボ店も焼き増し注文のあった画像データのスキャ
ン等を行っていることから、多少のロイヤリティは支払
われるべきである。
【0174】したがって、画像保管サーバ40を管理す
るサービス提供者は、画像情報保管データベース73に
保管されている画像属性情報に含まれるミニラボ店の情
報に基づいて、焼き増しプリントを行うミニラボ店が同
時プリントを行うミニラボ店とは異なるものであって
も、同時プリントを行ったミニラボ店を特定し、そのミ
ニラボ店にロイヤリティを支払うことができる。
【0175】また、画像保管サーバ40は、ユーザが通
信端末装置20を介してアクセスしてきたときに、各画
像データについて、アクセス数をカウントしたりアクセ
ス時間を計測し、アクセス数およびアクセス時間を利用
実績として画像情報保管データベース53に記述するこ
とができる。そして、画像保管サーバ40は、ユーザが
通信端末装置20を介して再度アクセスすると、アクセ
ス回数の多い画像を所定個数インデックス表示したり、
アクセス時間の長い画像を所定個数インデックス表示す
ることができる。これにより、画像保管サーバ40は、
ユーザがアクセスする毎にユーザに応じた操作環境を自
動的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像保管システムの概
略構成を示す図
【図2】画像形成装置の構成を示すブロック図
【図3】通信端末装置の構成を示すブロック図
【図4】画像保管サーバの構成を示すブロック図
【図5】画像保管データベース、ユーザ情報データベー
スおよび画像情報保管データベースの関係を示す図
【図6】画像保管データベース内のフォルダ構成を示す
【図7】画像保管データベース内の画像基本情報の構成
を示す図
【図8】ユーザ情報データベースの構成を示す図
【図9】画像属性情報の構成を示す図
【図10】画像情報保管データベースの構成を示す図
【図11】画像データの登録処理および画像保管サーバ
において行われる処理を示すフローチャート
【図12】照合の処理のフローチャート
【図13】フイルムストッカー表示画面の例を示す図
【図14】拡大画像の表示画面を示す図
【図15】画像データのファイル名の変更を説明するた
めの図
【図16】マニュアルソート画面の例を示す図
【図17】フイルム名/表示順変更画面の例を示す図
【図18】画像ジャンル変更画面の例を示す図
【図19】焼き増し注文画面の例を示す図
【図20】注文確定画面の例を示す図
【図21】メール画面の例を示す図
【図22】メール送信画面の例を示す図
【図23】アルバム作成/閲覧画面の例を示す図(その
1)
【図24】アルバム表示画面の例を示す図
【図25】アルバム作成/閲覧画面の例を示す図(その
2)
【図26】アルバム編集画面の例を示す図
【図27】画像選択画面の例を示す図
【図28】コメント入力画面の例を示す図
【図29】画像並び替え画面の例を示す図
【図30】ホームページ作成画面の例を示す図
【図31】ホームページに掲載するアルバム選択画面の
例を示す図
【図32】メール画面の他の例を示す図
【符号の説明】
1 画像保管システム 10 画像形成装置 11 スキャナ 12 画像処理部 13 プリンタ 14 入出力ポート 15,27,45 ハードディスク 16 CD−Rドライブ 17 バーコードリーダ 18,44 制御部 19,42 入力部 20 通信端末装置 21,41 入出力ポート 22 マウス 23 キーボード 24,43 モニタ 25 制御部 26 メモリカードドライブ 30 インターネット 40 画像保管サーバ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データをユーザ情報ととも
    に取り込み、 該取り込んだ複数の画像データを前記ユーザ情報に基づ
    いてユーザ単位で保管し、 該ユーザ単位で保管された複数の画像データについて
    の、整理の指示を受け付け、 該整理の指示に基づいて前記複数の画像データを整理
    し、 該整理された整理済み画像データを保管することを特徴
    とする画像保管方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の画像データが複数の現像済
    みフイルムロールから読み取られたものである場合、前
    記複数の画像データを前記ユーザ単位に加えてさらに前
    記フイルムロール単位で保管し、 該フイルムロール単位で保管された複数の画像データに
    ついての、整理の指示を受け付け、 該整理の指示に基づいて前記複数の画像データを整理
    し、 該整理された整理済み画像データを保管することを特徴
    とする請求項1記載の画像保管方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像データおよび/または
    前記整理済み画像データを、画像の属性を表す画像属性
    情報と関連付けて保管することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の画像保管方法。
  4. 【請求項4】 前記画像属性情報は、前記各画像デー
    タの撮影日時を表す情報を含み、 該撮影日時を表す情報に基づいて前記複数の画像データ
    を整理することを特徴とする請求項3記載の画像保管方
    法。
  5. 【請求項5】 前記画像属性情報は、前記各画像デー
    タの利用状況を表す情報を含むことを特徴とする請求項
    3または4記載の画像保管方法。
  6. 【請求項6】 前記保管された整理済み画像データの
    利用の指示を受け付け、 該利用の指示に基づいて所定の処理を行うことを特徴と
    する請求項1から5のいずれか1項記載の画像保管方
    法。
  7. 【請求項7】 現在の日付を計時し、 前記ユーザ情報に基づいてユーザに関する行事を解析
    し、 前記現在の日付が前記解析された行事の日付から所定期
    間前になったときに、前記解析された行事の通知を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の
    画像保管方法。
  8. 【請求項8】 前記整理済み画像データの利用実績を
    表す利用実績情報を保管することを特徴とする請求項1
    から7のいずれか1項記載の画像保管方法。
  9. 【請求項9】 前記複数の画像データが、ラボに設置
    された現像済みフイルムロールから画像を読み取る画像
    読取装置において得られたものであることを特徴とする
    請求項1から8のいずれか1項記載の画像保管方法。
  10. 【請求項10】 前記ラボに関するラボ情報を前記複
    数の画像データに関連付けて保管することを特徴とする
    請求項9記載の画像保管方法。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ情報は、ユーザIDが記
    録されたユーザIDカードから該ユーザIDを読み取る
    ことにより得たものであることを特徴とする請求項1か
    ら10のいずれか1項記載の画像保管方法。
  12. 【請求項12】 複数の画像データをユーザ情報とと
    もに取り込む画像取込手段と、 該取り込んだ複数の画像データを前記ユーザ情報に基づ
    いてユーザ単位で保管する画像保管手段と、 該ユーザ単位で保管された複数の画像データについて
    の、整理の指示を受け付ける受け付け手段と、 該整理の指示に基づいて前記複数の画像データを整理す
    る整理手段とを備え、 前記画像保管手段は、該整理された整理済み画像データ
    を保管する手段であることを特徴とする画像保管装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の画像データが複数の現像
    済みフイルムロールから読み取られたものである場合、 前記画像保管手段は、前記複数の画像データを前記ユー
    ザ単位に加えてさらに前記フイルムロール単位で保管す
    る手段であり、 前記受け付け手段は、該フイルムロール単位で保管され
    た複数の画像データについての、整理の指示を受け付け
    る手段であることを特徴とする請求項12記載の画像保
    管装置。
  14. 【請求項14】 前記画像保管手段は、前記複数の画
    像データおよび/または前記整理済み画像データを、画
    像の属性を表す画像属性情報と関連付けて保管する手段
    であることを特徴とする請求項12または13記載の画
    像保管装置。
  15. 【請求項15】 前記画像属性情報が、前記各画像デ
    ータの撮影日時を表す情報を含む場合、 前記整理手段は、該撮影日時を表す情報に基づいて前記
    複数の画像データを整理する手段であることを特徴とす
    る請求項14記載の画像保管装置。
  16. 【請求項16】 前記画像属性情報は、前記各画像デ
    ータの利用状況を表す情報を含むことを特徴とする請求
    項14または15記載の画像保管装置。
  17. 【請求項17】 前記受け付け手段は、前記保管され
    た整理済み画像データの利用の指示を受け付ける手段で
    あり、 該利用の指示に基づいて所定の処理を行う処理手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項12から16のいず
    れか1項記載の画像保管装置。
  18. 【請求項18】 現在の日付を計時する計時手段と、 前記ユーザ情報に基づいてユーザに関する行事を解析す
    る解析手段と、 前記現在の日付が前記解析された行事の日付から所定期
    間前になったときに、前記解析された行事の通知を行う
    通知手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項12
    から17のいずれか1項記載の画像保管装置。
  19. 【請求項19】 前記整理済み画像データの利用実績
    を表す利用実績情報を保管する利用実績保管手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項12から18のいずれ
    か1項記載の画像保管方法。
  20. 【請求項20】 前記複数の画像データが、ラボに設
    置された現像済みフイルムロールから画像を読み取る画
    像読取装置において得られたものであることを特徴とす
    る請求項12から19のいずれか1項記載の画像保管装
    置。
  21. 【請求項21】 前記画像保管手段は、前記ラボに関
    するラボ情報を前記複数の画像データに関連付けて保管
    する手段であることを特徴とする請求項20記載の画像
    保管装置。
  22. 【請求項22】 前記ユーザ情報は、ユーザIDが記
    録されたユーザIDカードから該ユーザIDを読み取る
    ことにより得たものであることを特徴とする請求項12
    から21のいずれか1項記載の画像保管装置。
  23. 【請求項23】 請求項12から22のいずれか1項
    記載の画像保管装置を備えた画像保管サーバにアクセス
    し、 前記複数の画像データの整理の指示を前記画像保管サー
    バに対して行うことを特徴とする画像整理指示方法。
  24. 【請求項24】 前記整理の指示により整理された整
    理済み画像データの利用の指示を前記画像保管サーバに
    対して行うことを特徴とする請求項23記載の画像整理
    指示方法。
  25. 【請求項25】 請求項12から22のいずれか1項
    記載の画像保管装置を備えた画像保管サーバにアクセス
    するアクセス手段と、 前記複数の画像データの整理の指示を前記画像保管サー
    バに対して行う指示手段とを備えたことを特徴とする画
    像整理指示装置。
  26. 【請求項26】 前記指示手段は、前記整理の指示に
    より整理された整理済み画像データの利用の指示を前記
    画像保管サーバに対して行う手段であることを特徴とす
    る請求項25記載の画像整理指示装置。
  27. 【請求項27】 請求項12から22のいずれか1項
    記載の画像保管装置を備えた画像保管サーバと、 請求項25または26記載の画像整理指示装置を有し、
    前記画像保管サーバとネットワークを介して通信可能な
    端末装置とを備えたことを特徴とする画像保管システ
    ム。
  28. 【請求項28】 複数の画像データをユーザ情報とと
    もに取り込む手順と、 該取り込んだ複数の画像データを前記ユーザ情報に基づ
    いてユーザ単位で保管する手順と、 該ユーザ単位で保管された複数の画像データについて
    の、整理の指示を受け付ける手順と、 該整理の指示に応じて前記複数の画像データを整理する
    手順と、 該整理された整理済み画像データを保管する手順とをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
  29. 【請求項29】 請求項12から22のいずれか1項
    記載の画像保管装置を備えた画像保管サーバにアクセス
    する手順と、 前記複数の画像データの整理の指示を前記画像保管サー
    バに対して行う手順とをコンピュータに実行させるため
    のプログラム。
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