JP2003091207A - 自己調整用温度を有する融着器を使用するプリンタ - Google Patents

自己調整用温度を有する融着器を使用するプリンタ

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JP2003091207A JP2002188965A JP2002188965A JP2003091207A JP 2003091207 A JP2003091207 A JP 2003091207A JP 2002188965 A JP2002188965 A JP 2002188965A JP 2002188965 A JP2002188965 A JP 2002188965A JP 2003091207 A JP2003091207 A JP 2003091207A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 融着器の動作温度の調整によりプリンタの印
刷品質を向上させる。 【解決手段】 プリンタ(10)は、その内部の少なく
とも2つの領域(IaおよびII)間の温度差を感知す
ることによって制御される融着器(46)を有し、規定
された温度差を検出して電気信号を融着器(46)に送
信し、検出された温度差に基づいて融着器(46)の動
作温度を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してトナー、イ
ンクまたは他の印刷組成物を用紙等の印刷媒体に融着す
る融着器を有するプリンタに関する。特に、本発明は、
その融着器の動作温度の調整によりかかるプリンタの印
刷品質を向上させるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタの融着器(fuser unit)の動作温
度の変化がそのプリンタの制作物の品質に影響を与える
場合があることは周知である。たとえば、1つの印刷品
質の問題は、概してプリンタ、特にその融着器が長時間
の使用時間中に加熱することから生じる。これらの温度
上昇は、トナーまたはインクが連続枚の印刷媒体に最も
よく融着する条件を変化させることがある。したがっ
て、融着器の温度の上昇は印刷作業の全体的な品質、特
に多数の連続印刷シートが伴う印刷作業に望ましくない
変化をもたらす。
【0003】融着器の動作温度が上昇すると、これらの
融着動作により連続枚の印刷媒体がかなり縮んでしまう
ことから、別の印刷品質の問題が生じる。印刷媒体が用
紙の場合、これらの融着器によって引き起こされるシー
トサイズのばらつきは、印刷中の連続枚の用紙の水分含
有量に関連する。たとえば、標準の81/2×11インチ
の上質紙がプリンタの融着器を通過した結果、いずれの
寸法でも八分の一インチほど縮んでしまうことがよく知
られている。インクの液体成分または液体トナーの大部
分を吸収した用紙の場合、より一層(たとえば最大四分
の一インチ)縮むおそれがある。通常、用紙の縮みは、
交差紙目(cross grain)方向(通常、用紙の幅方向)の方
が紙目方向(grain direction)(通常、用紙の長さ方向)
に比べて多いことも当業者には理解されよう。
【0004】このような用紙サイズの変化は、通常望ま
しくないとされる。特に、用紙が第1の側の境界領域内
に印刷情報を収め、その後融着処理によりその印刷情報
をその第1の側に融着する両面印刷作業では望ましくな
い場合がある。この融着処理により用紙は縮んでしま
う。両面印刷作業では、この縮んだ用紙はその第2側に
印刷を行う。第2の側に印刷された情報は、これが印刷
される印刷媒体が最初の印刷を受けたシートと同一サイ
ズ(たとえば、81/2×11インチ)になるという「予
想」において(たとえばコンピュータファイルにおい
て)サイズ調整される。この予想は満たされない場合も
ある。たとえば、元の81/2×11インチ用紙の融着処
理の結果、その各方向が上述のように四分の一インチ縮
んでしまった場合もある。この状況において、印刷され
ている用紙が実際には小さくなっていることから、用紙
の第2の側に印刷された情報が大きくなったように見え
る場合がある。したがって、ある種の用紙の第2の側に
出現する情報は、その用紙の第1の側の印刷の境界領域
において用紙の「透き通し(show through)」が生じて
しまうことが多い。この状況は、第1の側の境界領域に
おいて、読み手を不快にさせることから、未熟な外観、
さらに商業的に許容できない等の様々な視覚的影響を作
り出すことがある。
【0005】かかるプロセスのトナー転写部を実現する
ために、用紙は転写ローラと感光ドラムの間で送られる
必要がある。トナー転写時、転写ローラは電磁的にトナ
ー粒子を感光ドラムの表面から用紙の表面に引きつけ
る。用紙の電気抵抗性は、このドラムから用紙へのトナ
ー転写に伴う多数の要因の1つである。この電気抵抗性
は、特にトナー像を受ける用紙の水分含有量によって影
響を受ける。この水分含有量は、今度は電子写真プリン
タの融着器温度によって影響を受ける。したがって、電
子写真プリンタによってなされる両面印刷作業におい
て、融着器温度の変化により用紙水分の変化を引き起こ
し、それはトナー転写変化をもたらし、次いで印刷品質
に変化をもたらす。
【0006】また、プリンタの中には、手動により融着
器の温度を選択できるようにしたことによって融着器の
温度に関連する問題に対処しているものがあることも当
業者であれば理解されよう。このような選択は通常、使
用される印刷媒体の特性に基づく。たとえば、厚手の用
紙印刷媒体のユーザ選択は、動作に関して、より高温の
融着器の温度モードでのプリンタの使用を必要とする。
この高温は、より厚手の用紙に対するトナーまたはイン
クの十分な融着を維持する(sustain)ために必要とさ
れる増強された熱質量転写(increased thermal mass tr
ansfer)を行って、より良好な印刷組成物の付着を提供
する。この選択を行う際、操作者は、厚手の用紙が選択
されていることをまず認識する必要がある。次いで、プ
リンタのコントロールパネルの適当なボタンを押下しな
ければならない。厚手の用紙の使用が認識されない場
合、または高温の融着器の温度の必要が認められない場
合、あるいは誤ったコントロールパネルのボタンを押下
してしまった場合、印刷の品質に影響を及ぼすおそれが
ある。
【0007】異なる融着器温度動作モードの選択が必要
となる別の例として、透明な印刷媒体への印刷がある
が、これは、かかる媒体が通常、比較的低温の融着器温
度により最良に使用されることによる。このような低温
は、透明な印刷媒体自体の溶融または他の変形を防ぐた
めに必要とされる。ここでもユーザは、選択された透明
印刷媒体に低温の融着器温度が必要であるということを
認識し、プリンタのコントロールパネルの正しいボタン
を押下してその低温を得る必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、現行の慣
習において、プリンタの融着器温度の変化では、印刷媒
体の性質から生じる潜在的な問題およびフロントパネル
インタフェースを介した正しい手動による介在をユーザ
が認識することが必要になる。残念ながら、大多数のユ
ーザは、このような比較的単純な温度変化でさえ必要で
あることが現実には直感的に理解できない。さらに、多
数のユーザがプリンタの操作マニュアルを読まない、あ
るいは不適切な融着器温度の選択によって生じるおそれ
のある印刷品質の問題に気づいていないため、ユーザ教
育は、上記問題に対処する常に有効な方法ではない。融
着器の温度が長時間の印刷動作中に変化するおそれがあ
ること、および/またはこのような温度の変動が印刷作
業全体の品質に影響を及ぼす可能性があることを認識し
ているユーザはさらに少ない。このため、融着の劣化を
製品品質の問題として解釈しているユーザが多い。これ
は、不必要なサービスコールまたは正当化されないユー
ザの不満を招く結果となるおそれがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願人は、上述の融着
器の温度変化の問題および/またはプリンタのコントロ
ールパネルにおける誤った手動選択に対して、かかる変
化が必要になったときには融着器の動作温度を自動的に
変化させる融着器温度制御システムとともに融着ユニッ
トを使用するプリンタ(たとえば、電子写真プリンタ、
インクジェットプリンタ等)を提供することによって対
処する。したがって、本明細書に記載される自己調整型
融着器温度とともに提供されるプリンタを使用すること
によって、ユーザの知識および/またはユーザのプリン
タのコントロールパネルとの対話を最小限に抑える、あ
るいは完全になくすことができる。
【0010】その最も広義の意味において、本特許開示
の自動融着器温度変化プリンタは、(1)プリンタと、
(2)少なくとも2個の温度センサと、(3)検知され
た2つの温度を比較して2つ以上の温度モードを有する
融着器に信号を送信するプリンタマイクロプロセッサ部
品または別体のコンピュータとで構成される。本出願人
の自動融着器温度選択は、好ましくは、(1)プリンタ
の第1領域における第1の温度センサと、(2)プリン
タの第2領域における第2の温度センサと、(3)この
第1および第2の温度センサによって検知された温度を
比較してこの2つの温度の予め定義された(たとえばプ
ログラムされた)温度差に基づいて融着器の動作温度を
変化させるマイクロプロセッサまたはコンピュータによ
って実行される。このため、上記2つの領域の間に存在
する予め決定された(またはプログラムされた)温度差
(すなわち「デルタ」)に基づいて、マイクロプロセッ
サまたはコンピュータは、異なる温度を使用する動作の
モードに融着器を変化する融着器温度制御装置に信号を
送信する。温度差が「それほど大きくない」場合、マイ
クロプロセッサまたはコンピュータは、温度変化信号を
融着器の温度制御装置に送信しない。
【0011】好ましくは、本出願人のプリンタに使用さ
れる融着器は動作温度モードをいくつか有する(たとえ
ば、このようなモードを2ないし10個程有することが
好ましく、「低」「中」「高」の3モードがより一層好
ましい)。これらの融着器温度動作モード間には、第1
領域と第2領域とのある種の予め定義された温度差に基
づいて変更を行ってもよい。このため、かかるマイクロ
プロセッサは、まずプリンタの第1領域における第1の
センサとこのプリンタの第2領域における第2のセンサ
との温度差を検出する。そしてプリンタのマイクロプロ
セッサまたはコンピュータは、(所定のコンピュータプ
ログラムと連動して)この温度差が、異なる動作温度モ
ードに融着器を確実(warrant)に変化させる程十分に
大きいかを決定する。
【0012】本発明のより好ましい実施形態の中には、
融着器温度選択が、プリンタの筐体において全体的に位
置する2つの領域の間の温度差を検知することに基づい
て行われるものもある。本発明の最も好ましい実施形態
の中には、かかる第1領域がプリンタのシート入力側と
その印刷機構(たとえば、電子写真プリンタのトナー転
写機構、インクジェットプリンタのインクジェットノズ
ル等)の間にあるものもある。本特許開示においてかか
る第1領域を「媒体入力領域」と称する場合もある。第
2領域は、融着器とプリンタのシート排出側との間にあ
る。この第2領域を以下「媒体出力領域」と称する場合
もある。したがって、媒体入力領域と媒体出力領域の間
の温度差がそれほど大きくないと、マイクロプロセッサ
は、融着器の温度が適度でないと想定し、コンピュータ
プログラムの命令に基づいて新たな融着器温度を選択す
る。
【0013】本特許開示の根底を成す装置および原理
は、融着器を使用するいずれのプリンタ(たとえば、電
子写真プリンタ、インクジェットプリンタ等)にも適用
可能である。したがって、本特許開示の目的のために、
トナー転写器を含む「第1」または「媒体入力領域」が
インクジェットプリントヘッドを含む「第1」または
「媒体入力領域」と同義であることは、当業者であれば
理解されよう。これらは、本出願人の発明がこれらにお
いて実行される印刷動作の特性ではなく主にこれらの領
域における温度の検出に関するものであるため、同義で
ある。同様に、本出願人の発明は、主に「第2」または
「媒体出力領域」における温度の検出であり、その第2
領域において実行される機械的動作ではない。したがっ
て、本明細書に記載される融着器温度制御システムは、
インクジェットプリンタ、電子写真プリンタまたはその
他融着器を使用するいずれのプリンタにおいても使用可
能である。ただし、電子写真プリンタは本開示の融着器
温度調整装置の使用に特によく適合する。このため、本
発明を電子写真プリンタに適用することは本発明を説明
する際に強調される。
【0014】本出願人の融着器は、互いに回動して加熱
および加圧され、回転しながら接触する2つの対向ロー
ラで構成されることが好ましい。本発明のより好ましい
実施形態の一部において、この2つの対向ローラの少な
くとも一方が誘導加熱素子またはハロゲン管に給電され
る電力によって加熱される加熱装置を内蔵する。他方の
融着器は、印刷シートがその上またはその下を通過する
加熱された板状としてもよい。いずれの場合において
も、プリンタのマイクロプロセッサからその融着器制御
部への適当な信号により、その融着器制御部の上記誘導
加熱素子またはハロゲン管に対する給電が多く(または
少なく)なるため、融着器の動作温度が変化する。それ
ぞれ加熱装置を内蔵する2つの対向ローラの使用も本発
明の実施において想定される。給電された加熱ローラの
使用も想定される。別々に給電される2つのローラも可
能であるが好適ではない。さらに、上記ローラの一方ま
たは両方は、ローラの軸(axle)の位置を調整する機構を
有してもよく、これによりそのローラの対向ローラ、し
たがって2つのローラの間を通る印刷媒体のシートに対
する動作圧力を調整する。同様に、駆動ローラの軸(axl
e)の回転速度を増減させることで、融着器におけるシー
ト残留時間を延長または短縮することができる。
【0015】本特許開示のローラタイプの融着器(たと
えば、図2に示す融着器46/48)に存在する温度と
圧力の条件はかなり変動可能である。これらは互いに対
して変動し、かかる融着器を通過する印刷媒体のシート
(たとえば用紙)の残留時間に対して変動することも可
能である。一般に、これらの温度は約85℃ないし約9
6℃で変動する。しかしながら、ポリマー系トナー粒子
を電子写真プリンタによって用紙供給原料に塗布する場
合には、約87ないし91℃の温度がやや好ましい。本
出願人の融着器の媒体のシートの圧力条件は一般に約5
ないし約8psiの範囲である。特に融着器の動作温度
が約87℃ないし約91℃であり、かつ印刷媒体が用紙
である場合には約6ないし約7psiの範囲の圧力が好
ましい。
【0016】かかる融着器における印刷媒体のシートの
残留時間は、通常かかる融着器の給電された駆動ローラ
部品(たとえば、図2の圧力ローラ46)の角速度によ
って決定される。81/2×11インチの用紙のシートの
典型的な残留時間は、1枚あたり約2ないし約8秒であ
る。約3ないし約6秒の残留時間がさらに好ましい。こ
のため、これらの好ましい残留時間は、1分あたり約1
6ないし約32枚の8 1/2×11インチ用紙処理速度に
ほぼ対応する。一般に、動作温度の上昇にともない残留
時間が短くなる。たとえば、残留時間範囲の下限(lower
end)(たとえば2ないし3秒)は通常、温度がその動
作温度範囲(たとえば、約91℃ないし約93℃)の上
限領域(upper regions)に向かって上昇するときに好ま
しい。
【0017】本発明のより好ましい実施形態は、(1)
第1領域における周囲温度を第1の温度センサが検知
し、(2)第1領域における印刷媒体のシートの温度を
第1の温度センサが検知し、(3)第2領域における周
囲温度を第2の温度センサが検知し、(4)第2領域に
おける印刷媒体のシートの温度を第2の温度センサが検
知し、(5)第1領域はプリンタのシート入力側と融着
器の前段にあるプリンタを通過する媒体経路上の点との
間にあり、(6)第1領域は電子写真プリンタのシート
入力側とそのトナー転写機構の前段にあるそのプリンタ
を通過する媒体経路上の点との間にあり、(7)第1領
域はインクジェットプリンタのシート入力側とそのイン
クジェットプリンタヘッドの前段にある媒体経路上の点
との間にあり、(8)第2領域はプリンタのシート出力
側とトナー融着器の直後にあるプリンタを通過する媒体
経路上の点との間にあり、(9)プリンタのマイクロプ
ロセッサ部または別体の個別コンピュータユニットは、
電気信号を融着器制御部に送信して融着器の動作温度お
よびその動作圧力を変化させ、(10)プリンタのマイ
クロプロセッサ部または別体の個別コンピュータユニッ
トは、電気信号を融着器制御部に送信して融着器の動作
温度およびその動作速度を変化させ、(11)プリンタ
のマイクロプロセッサ部または別体の個別コンピュータ
ユニットは、電気信号を融着器制御部に送信して融着器
の動作温度、圧力および速度を変化させ、(12)融着
器は2つの対向ローラを有し、この2つの対向ローラの
少なくとも一方は誘導加熱素子を使用する過熱装置を内
蔵し、(13)融着器は2つの対向ローラを有し、この
2つの対向ローラの少なくとも一方はハロゲン管を使用
する過熱装置を内蔵し、(14)融着器は2つの対向ロ
ーラを有し、この2つの対向ローラはそれぞれ加熱装置
を内蔵し、(15)融着器は、その融着器を通過する8
1/2×11インチの用紙の融着器内部での残留時間
が約2ないし約8秒であるような動作速度を有し、(1
6)融着器は、その融着器を通過する8 1/2×11
インチの用紙の融着器内部での残留時間が約2ないし3
秒であるような動作速度を有し、(17)融着器は、印
刷された用紙シートが加熱された板の上または下を通過
する際にそのシートに接触しない加熱された板であるこ
とを特徴とするプリンタ(電子写真プリンタ、インクジ
ェットプリンタまたは他の融着器内蔵プリンタ)であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本特許開示の制御システ
ム2の構成要素を示すブロック図である。プリンタ(図
2に示す電子写真プリンタまたは図3に示すインクジェ
ットプリンタ等)は、この制御システム2をさらに設け
て、所定の検知、比較、発信および動作の各機能を実行
する。この制御システム2は、第1の温度センサ3を有
する。この第1の温度センサは、プリンタにおけるいく
つかの異なる領域のいずれか1つにおいて動作可能であ
り、この領域を本発明の教示に従って「第1領域」と呼
ぶことができる(図2の電子写真プリンタ10(E)の
第1領域Ia,Ibおよび/またはIc、図3のインクジ
ェットプリンタ10(I)の第1領域Ia(I),Ib (1)
よび/またはIc(1)を参照されたい)。このため、本出
願人が全体を通して使用する「第1領域」または「領域
I」という用語は、プリンタにおける任意の領域である
が、特に第1領域(たとえば、図2に示す領域Ia,領
域Ib、領域Icまたは図3のインクジェットプリンタに
示す第1領域)のいずれかを意味すると考えることがで
きる。かかる第1領域において、第1のセンサ3は、こ
の第1領域において周囲温度を、またはその第1領域に
おいて印刷媒体自体の温度を検出することが可能であ
る。本特許開示の目的において、「周囲」温度という用
語は、第1領域における大気の温度を意味すると考える
ことができる。この用語は、第1領域に設けられている
プリンタのある特定の機械部品の温度も意味すると考え
ることができる。このため、本出願人が「第1領域の温
度センサ」等の表現を使用する際、その第1領域におけ
る大気の温度および/または特定の機械部品の温度を検
知するセンサを意味すると考えることができる。
【0019】また、本発明のある特定の好ましい実施形
態において、温度センサ3は第1領域にあるときの印刷
媒体自体(たとえば用紙)の温度を検出することも特筆
すべきである。この印刷媒体温度検知は、第1領域にお
ける周囲温度検知に代わる(または追加する)ものとし
てもよい。このため、第1領域に2個以上の温度センサ
が存在するようにしてもよい。たとえば、2個の温度セ
ンサ3aおよび3bが図2において第1領域IaおよびIb
に示される。対照として第1領域Icには1つの第1セ
ンサ、すなわち第1の温度センサ3bのみが設けられて
示される。
【0020】図1に示す制御システム2は、第2の温度
センサ4aおよび4bをさらに示す。これらの一方または
両方はプリンタの第2領域において動作する(図2に示
す電子写真プリンタ10(E)の領域IIまたは図3に
示すインクジェットプリンタ10(I)の領域IIを参
照されたい)。かかる領域IIにおいて、センサ4a
よび4bは同様に上記第2領域の「周囲」温度を検出お
よび/または第2領域を通過する際の印刷媒体自体の温
度を検出することができる。ここでも、印刷媒体温度検
知は第2領域IIにおける周囲温度検知に代わる(また
は追加する)ものとしてもよい。このため、第1領域の
場合と同様に、第2領域には2個の温度センサ(たとえ
ば、図2におけるセンサ4aおよび4bならびに図3にお
けるセンサ4a(1)および4b(1))が設けられて図示され
る(ここでも例として)。
【0021】さらに、2つ以上の周囲温度および/また
は2つ以上の印刷媒体温度を第1領域および/または第
2領域において計ることができる。たとえば、本出願人
の温度検知システムを使用して、所与の領域において周
囲温度を検出することが可能であり、一方、その領域に
おける第2のセンサはその領域において媒体温度を検出
する。このように1つの所与の領域において多数の温度
検知を行う場合、たとえば最高、最低、平均等の温度の
選択等、多数の温度が様々な方法で処理可能である。こ
のような領域温度は、プリンタにおける少なくとも1つ
の他の領域において計られる温度との比較の基準として
使用可能である。単なる例として、第1領域(たとえば
a,IbまたはIc)の最高温度は第2領域の最高温度
と比較することができる。また、比較される温度は必ず
しも対応の温度である必要はない(たとえば、第1領域
の高温と第2領域の高温との比較)。ここでも、さらな
る例として、第1領域の低温または平均温度は第2領域
の高温と比較されてもよい。同様に、第2領域からの所
与の温度を第1領域の最高、最低、平均等の温度と比較
することなども可能である。
【0022】図1では、マイクロプロセッサ5を設けた
制御システム2をさらに示す。このマイクロプロセッサ
は、プリンタ自体の一構成要素としてもよく、あるいは
別体の個別コンピュータユニット(それ以外については
図示省略)の一部としてもよい。いずれの場合において
も、マイクロプロセッサ5は、本発明の実施に必要な機
能をいくつか実行する。たとえば、マイクロプロセッサ
5は、第1領域のセンサ3からの温度生成信号を第2領
域のセンサ4からの温度生成信号と比較する。これら2
つの温度の所定の温度差に基づいて、制御システム2の
動作モードセレクタ6はマイクロプロセッサ5により起
動される(または起動されない)。したがって、この温
度比較および応答は、マイクロプロセッサまたはコンピ
ュータがそのマイクロプロセッサまたはコンピュータに
プログラムされたデータの本体と連動して、コンピュー
タプログラミング技術に精通している者にとって周知の
方法で動作しているものである。データ本体は主に温度
関連データを含む。
【0023】たとえば、マイクロプロセッサ5は、セン
サ3とセンサ4との温度差が融着器の温度モードが変更
される前に最小値になるようにプログラムすることがで
きる。許容値をかかる温度比較動作にプログラムするこ
とが可能であることは自明である。このため、第1領域
と第2領域の間のプログラムされた温度差がたとえば1
3℃になるようにプログラムされていれば、融着器の温
度モードは13℃±X℃の差で変化することが可能であ
る。ここで、Xは1℃等の所定の許容値である。本発明
の他の所定の実施形態においては、この温度データによ
ってマイクロプロセッサ5またはコンピュータが融着器
の動作圧力および/または動作速度を変化可能な他の制
御装置を起動させることが可能である。
【0024】いずれの場合においても、所与の温度差
(たとえば13℃)により動作モードセレクタ7に融着
器の温度モード(および圧力モードおよび/または動作
速度モード)のいずれか1つを選択させることが可能で
ある。単なる例として、図1の項目7は、たとえば
「高、中および低」の3つの温度モードを有する融着器
モードセレクタを示す。ここでも、この3つのモードは
図1において説明の目的でのみ与えられる。かかるモー
ドの数はさらに多くなってもよい。これらのモードはそ
れぞれセンサ3とセンサ4との所定の温度差への到達に
より呼び出すことができる。一般に、第1領域と第2領
域の温度差が大きいと、この温度差を提供する温度モー
ドから遠い(大幅に高いまたは大幅に低い)温度モードを
選択させる。たとえば、より高温の融着器動作温度の必
要を意味する15℃デルタの場合、融着器を約93℃
(たとえば、融着器の「高温モード」)で動作させ、一
方13℃デルタでは融着器を約91℃(融着器の「中」
温度モード)で動作させることができる。同様に、温度
差がさらに低温の場合、融着器が約85℃で動作する
「低」温度モードを選択させることができる。ここで
も、上記の例は本発明の原理の単なる例示、すなわち、
第1のセンサと第2のセンサとの温度差の検出に基づく
プリンタの融着器動作温度の変化に過ぎない。
【0025】さらに図1は、融着器温度制御装置8を示
す。融着器温度制御装置8は、マイクロプロセッサ5ま
たはコンピュータからの温度指令(temperature orde
r)の変更を実行する。これは、融着器9への給電の変
化を指令することによって行われる。かかる制御装置8
はスイッチとしてもよく、加減抵抗器または他の電子機
械的制御装置としてもよい。上述したように、通常この
変化は、融着器の加熱ローラ部品の核である加熱素子ま
たはハロゲン管に対する給電の変化の性質を帯びてい
る。ここでも、かかる変化は特定の温度の選択ではなく
温度モード(たとえば、高、中、低)の選択においてな
されることが好ましい。
【0026】図2は、本特許開示の教示に従って構成さ
れる一般化された電子写真プリンタ10(E)の断面図
を示す。この電子写真プリンタ10(E)は感光ドラム
12を内蔵し、ここに電子写真印刷技術において周知の
方法によって静電潜像が形成され、その後除去される。
たとえば、帯電ローラ14を使用して感光ドラム12の
表面を所定の電圧まで帯電することができる。レーザス
キャナ15はレーザビーム16を放射し、これが感光ド
ラム12の表面を掃引(swept)する際のパルスのオン・
オフにより、上記表面の選択部分をコンピュータプログ
ラムに従って放電する。ドラム12の表面の選択的に放
電された部分は静電潜像を構成する。感光ドラム12
は、現像ローラ20に対して(たとえば矢印18で示す
ように時計方向に)回動する。
【0027】現像ローラ20は、表面がレーザビーム1
6により選択的に放電された感光ドラム12の場所に静
電潜像を現像するために使用される。磁気特性を有する
トナー粒子22は、電子写真プリントカートリッジ26
のトナーホッパ24に格納され、トナーホッパ24の中
から現像ローラ20に移動する。たとえば、現像ローラ
20の内部にある磁石(図示せず)を使用して、トナー
粒子22を現像ローラ20の表面に磁気的に引き付ける
ことができる。現像ローラ20が(たとえば、図2に示
す反時計方向25に)回動すると、現像ローラ20の表
面上のトナー粒子22が感光体12の表面と現像ローラ
20の表面の間の間隙に引き出されることにより、レー
ザビーム16によって放電されたドラムの領域において
静電潜像が現像される。そして、この現像された静電画
像をすぐに用紙等の印刷媒体に転写することが可能であ
る。
【0028】このために、プリンタ10(E)は、積み
重ねた用紙等の積み重ねた印刷媒体を備えて図示され
る。印刷媒体の各シート28はピックアップローラ32
によって媒体保持トレイ30から取り出される。かかる
用紙28はローラ、ベルト、側板ガイド等一連の媒体処
理および案内装置によって電子写真プリンタ10(E)
の内部に画定された媒体経路29を進む。こうして用紙
28はトレイ30から取り出され、媒体経路29を通っ
て電子写真プリンタ10(E)を横断させられる。用紙
28は、最終的には出力トレイ33へと送られる。かか
る媒体経路29に所定の追加機能を設けてもよい。たと
えば、プリンタ10(E)に導入されたあとに、印刷媒
体28は、感光ドラム12の下の所定の場所に該印刷媒
体28の前縁が到達するときとそのドラムの回転とを同
期させるように駆動ローラ34Aおよび34Bを経由し
て移動するようにしてもよい。こうして、静電潜像を担
持する感光ドラム12の表面の一領域を印刷媒体28の
特定の領域と関連させることができる。感光ドラム12
が(たとえば時計方向18に)回動し続けると、トナー
粒子22がドラムの表面の放電領域に付着している感光
ドラム12の部分は、印刷媒体28の選択領域に転写さ
れる。
【0029】このトナー転写を達成するために、印刷媒
体28は転写ローラ36の上かつ感光ドラム12の下を
通る。すなわち、印刷媒体は転写ローラ36と感光ドラ
ム12の間を通る。したがって、ドラム12の底部と転
写ローラ36の上部の間の垂直方向の間隙を垂直方向の
トナー転写領域と考えることができる。ここで、転写ロ
ーラ36は、感光ドラム12の表面からトナー粒子22
を電磁的に引き離して印刷媒体28の上面に引き付け
る。しかしながら、トナー粒子22を感光ドラム12の
表面から印刷媒体28の表面に転写することは100%
の効率で行われない。このためトナー粒子の中には感光
ドラム12の表面に残留してしまうものもある。感光ド
ラム12が回動しつづけると、この感光ドラム12の表
面に付着したままの未転写のトナー粒子は洗浄ブレード
38により除去され、トナー廃棄ホッパ40に堆積され
る。未転写トナー粒子がその表面から払拭されると、感
光ドラム12は再び帯電ローラ14によって帯電可能と
なり、感光ドラムの動作サイクルを完了する。
【0030】一方、印刷媒体28が媒体経路29に沿っ
てさらに移動する(すなわち、感光ドラム12および転
写ローラ36を通過する)と、搬送ベルト42は、プリ
ント担持媒体28を受けて入口ガイドまたはランプ(ra
mp)44に給紙し、融着器、たとえば融着ローラ46/
圧力ローラ48システムへと続く。本システムの融着器
46の構成要素は、ハロゲンランプまたは加熱素子等の
熱源49が設けられて図示される。ここでも、かかるシ
ステム全体を「融着部」「トナー融着器」または単に
「融着器」と称することが多い。学術用語にかかわら
ず、印刷媒体28は融着ローラ46と圧力ローラ48と
の間をトナーと印刷媒体28(たとえば用紙)に熱およ
び圧力の両方を加えた状態で通り、この印刷媒体28上
にトナーが形成される。好ましくは、圧力ローラ48
は、給電および加圧され、回動しながら接触する関係を
この2つの回動するローラの表面の間に提供する。ま
た、融着ローラ46/圧力ローラ48の接触面を経由し
て印刷媒体28を引き出すために必要な動力をさらに提
供している。
【0031】この融着工程は、ほぼ全ての電子写真印刷
プロセスに不可欠である。ここで、感光ドラム12から
印刷媒体28に画像どおりに転写されたトナーは、熱と
圧力の組み合わせによって印刷媒体により完全に定着、
すなわち融着され、これによりかかる印刷媒体上により
永久的な画像を形成する。ここでも、かかる融着装置4
6/48の最も基本的な構成のみを図2に示す。簡略の
ために、加熱ローラ46と圧力ローラ48で構成される
ように図示されている。誘導加熱素子またはハロゲンラ
ンプ等の熱源49は、かかる加熱ローラ46の中空軸に
搭載されることが好ましい。好ましくは、圧力ローラ4
8は給電され、加熱ローラ46と反対方向に回動(する
ことにより駆動)する。いずれのローラを給電された駆
動ローラとするかにかかわらず、画像を担持した印刷媒
体はこの2つのローラの接触面を通過する。このため、
加熱ローラ46からの熱と圧力ローラ48からの圧力の
組み合わせによりトナーが融着され、媒体28に永久画
像を形成する。その後、出力ローラ50および52は印
刷媒体28を挟み込み、移送経路29に沿ってさらに引
っ張り、最終的に出力トレイ33において上記シートを
堆積する。仕上がった印刷物を容易に取り出すことがで
きるようにするためには、出力トレイ33は筐体の外側
(たとえば、プリンタの左外側、すなわち媒体出力側5
6)にあることが好ましい。
【0032】さらに図2は、第1領域の範囲(extent)
がかなり変動可能であることを示すように意図される。
たとえば、プリンタ10(E)の媒体入力側54から
(好ましくは)加熱/圧力部46/48の直前の点まで
広がることができる。かかる第1領域は図2に示す距離
aにわたって延在するように図示される。また第1領
域は、プリンタの媒体入力側54から(好ましくは)感
光ドラム12とインタフェースローラ36との接触面の
直前の点まで延在することも可能である。この第1領域
の実施形態では、図2においてIbが付された距離にわ
たって延在するように図示される。さらに別の第1領域
cは、プリンタ10(E)の媒体入力側54とシート
ピックアップローラ32との間にあるように図示され
る。この第1領域の限度または定義にかかわらず、少な
くとも1個の温度センサ(たとえばセンサ3a)が設け
られる。上述のように、かかるセンサ3aは、第1領域
の周囲温度を検知可能である。また、この第1領域を通
過する1枚の印刷媒体の温度を検知することも可能であ
る。本発明の他の実施形態において、第1領域はかかる
温度センサを2個以上有する。この2個以上のセンサの
場合、周囲温度、媒体温度またはこれらの組み合わせを
検知することができる。単なる例として、図2では2個
のかかる温度センサ3aおよび3bを設けた第1領域Ia
およびIbを示す。センサ3aは、たとえば周囲温度を検
知し、センサ3bは印刷媒体温度を検知すると考えるこ
とができる。この媒体温度検知状態については、さらに
図2において引き出し線3cによって、センサ3bから印
刷媒体28まで延在するように図示される。
【0033】第2領域(図2において距離IIで示され
る)は、加熱/圧力部46/48から電子写真プリンタ
10(E)の媒体出力側56までほぼ延在する。ここで
も、この第2領域は少なくとも1個の温度センサ、たと
えばセンサ4aを有する。本発明の他の実施形態におい
て、この第2領域IIは、周囲温度、媒体温度またはそ
の組み合わせを検知するセンサを2個以上有する。たと
えば、図2では2個のセンサ4aおよび4bが第2領域I
Iに設けられている。
【0034】図3は、一般化されたインクジェットプリ
ンタ10(I)の断面図を示す。また、本特許開示の教
示に従って位置決めされたインクジェットプリンタ10
(I)の特に関連する領域をさらに示している。かかる
インクジェットプリンタ10(I)は、1個以上のイン
クジェットカートリッジ14(I)を支持するプリント
ヘッド12(I)を有する。周知の例として、プリント
ヘッド12(I)は黒、黄、マゼンタおよびシアンの各
インク用の4個の別々のインクカートリッジを支持する
ことができる。また図3は、インクを1個以上のノズル
から用紙等の印刷媒体に吐出する印刷領域15(I)を
さらに示す。この印刷領域15(I)は、インクノズル
の直前の媒体経路上の面16(I)からインクノズルの
直後の媒体経路上の面18(I)までほぼ延在している
と考えることができる。このため、本特許開示の目的に
おいて、「印刷領域を越える」という表現は、インクジ
ェットノズルの後端を越えた直後にある垂直面18
(I)が交差する媒体経路上の点を越えることを意味す
る。
【0035】さらに図3は、ピックローラ24(I)の
動作によって用紙等の媒体シート20(I)がトレイ2
2(I)から除去されようとしている状態を示す。かか
るピック動作およびその後の送り出しに使用される各種
装置は、カットシート処理技術において周知である。い
ずれの場合においても、ピックローラ24(I)は、イ
ンクジェットプリンタ10(I)を横断する媒体経路の
第1部分MP1に媒体シート20(I)を搬送する。単
なる例として、この媒体経路の第1部分MP1は、矢印
28(I)が表す時計方向に回転する給電ローラ26
(I)の外表面にまず向けられるように図示される。給
電ローラ26(I)は、個々の媒体シート20(I)が
印刷領域15(I)に搬送される初期手段として考える
ことができる。多少、給電ローラ26(I)と印刷領域
15(I)との間の印刷媒体シート20(I)の動作は
本来連続的である。すなわち、シートを一旦トレイ22
(I)から取り出し、給電ローラ26(I)の動作に搬
送すると、そのシートは、給電ローラ26(I)がほぼ
均一速度で回動することによりほぼ平滑かつ連続して移
動する。
【0036】この状況は、インク噴出ノズルからのイン
クを収容している際の印刷領域15(I)を通過する同
一シートの不連続な動きと対照される。このために、印
刷領域15(I)にはその固有の印刷領域でのシート移
動または駆動装置30(I)/32(I)を設けて図示
され、駆動装置30(I)/32(I)は、さらに一般
的な意味においてスターホイール30(I)および相補
的排紙ローラ32(I)で構成されて図示される。一般
にこの種の駆動装置は、インクジェット印刷領域を通過
する際にストップアンドゴー(stop-and-go)運動を用紙
に提供するために使用される。また印刷領域15(I)
は、媒体経路全体の第2部分MP2として考えることが
できる。ここでも、印刷領域15(I)を通過する媒体
の動きが「ストップアンドゴー」すなわち「不連続な」
性質であることから、この媒体経路の第1部分MP1
この媒体経路の第2部分MP2の区別がなされる。すな
わち、この印刷領域を通過する不連続な動きは、媒体経
路の第1部分MP1、すなわち給電ローラ26(I)に
おける平滑かつ連続的な動きと全く別のものである。
【0037】上述したように、この印刷領域15(I)
を通過する媒体経路の上記部分に沿った動きは、インク
排出ノズルが印刷媒体の幅(たとえば用紙の幅)を横方
向に繰り返し移動する必要があるため本質的に不均一か
つ不連続である。ここでも、この媒体上の横方向すなわ
ち幅方向の動きの指定された数の増分のそれぞれにおい
て、ノズルはそれぞれ制御用マイクロプロセッサのプロ
グラムされた出力に従ってインクを噴射するか、あるい
はインクの噴射を抑える。したがって、媒体上を横方向
の動きが完了する都度、インクカートリッジ上に一列に
配列されたノズルの数とノズル中心の間の距離を乗算し
たものとほぼ同じくらいの幅が印刷される。このため、
このような幅方向の動きまたはスウォースが完了する都
度、媒体はスウォースの幅だけ媒体経路に沿って前進
し、その後インクカートリッジはその開始位置に戻って
次のスウォースを開始するか、あるいはその元の位置に
戻る途中で別の情報行を印刷する(すなわち、双方向印
刷)。ここでも、印刷領域を通過する不連続な動作すな
わちストップアンドゴーの動きは、インクジェットプリ
ンタ製造技術に精通する者にとって周知の機械的動作、
たとえば図3に示すスターホイール30(I)/相補的
排紙ローラ32(I)によって搬送可能である。
【0038】印刷領域15(I)を出た後、媒体シート
20(I)は、別の媒体経路部分MP4に達するまでそ
のまま別の媒体経路駆動装置34(I)/36(I)の
動作により媒体経路29全体の第3経路MP3に沿って
続行する。この媒体経路のMP4部分は、点38(I)
とトレイ56(I)との間にほぼ配置される。本発明の
好ましい実施形態において、インクジェットプリンタに
は、図3に示す加熱42(I)/ローラ44(I)機構
等の加熱装置がさらに設けられ、インクを印刷媒体にさ
らに融着する。また、電子写真プリンタと異なり、通常
インクジェットプリンタには加熱装置または加熱/圧力
装置が設けられない。かかる融着器を搭載したインクジ
ェットプリンタは現在設計中である。
【0039】ここでも、加熱機構は加熱された板状表面
とすることが可能であり、その上または下を印刷された
ばかりのシートが送られる。好ましくは、媒体経路駆動
装置、たとえば、印刷領域15(I)からシートを取り
出し、トレイ56(I)および/または加熱装置42
(I)/44(I)に搬送する図3に示すシート駆動装
置34(I)/36(I)は、媒体20(I)のシート
を「掴ま」ないベルトタイプの給紙装置(たとえば給電
ローラ34(I)およびエンドレスベルト36(I))
であり、媒体20(I)のシートは媒体経路MP3に沿
って前進する。いずれにしても、この媒体経路装置34
(I)/36(I)は加熱/ローラ装置42(I)/4
4(I)の接触面によりほぼ画定される領域にシート2
0(I)を搬送することが好ましい。すなわち、この領
域の前縁38(I)は、シート20(I)が最初に挟み
込まれ、次いで加熱装置42(I)/44(I)の各ロ
ーラと移動しながら接触するように配置される場所と考
えることができる。この領域の終了点40(I)は、媒
体シート20(I)の後側方が加熱/ローラ装置42
(I)/44(I)との接触から解放される点と考える
ことができる。本発明の好ましい実施形態において、加
熱/ローラ装置42(I)/44(I)を経由するシー
トの前進により十分な運動量がシートに提供され、シー
トをシート収集トレイ56(I)に堆積する。
【0040】加熱/ローラ装置42(I)/44(I)
は、単一ローラ42(I)と単一加熱ローラ44(I)
とで構成されることが好ましい。本発明のより好ましい
実施形態の中には、ローラ42(I)が給電され、加熱
ローラ44(I)が受動素子としたものもある。すなわ
ち、自由に回転する加熱ローラ44(I)は給電ローラ
によって回転または駆動され、この給電ローラと加圧さ
れ、回動しながら接触する。加熱ローラ44(I)は反
時計方向48(I)に回転し、一方ローラ42(I)は
時計方向50(I)に回転するように図示される。その
結果、媒体20(I)は挟み込まれ、次いで加熱/ロー
ラ装置42(I)/44(I)によって搬送される給電
ローラ動作によって領域38(I)〜40(I)を経由
して引っ張られる。加熱ローラ44(I)にはハロゲン
管、誘導加熱素子等の熱源46(I)が設けられるよう
に図示される。
【0041】本特許開示の電子写真プリンタの実施形態
またはインクジェットプリンタの実施形態の加熱/ロー
ラ装置に存在する温度条件はかなり変動可能である。さ
らに、これらは、かかる加熱/ローラ装置において1枚
の印刷媒体(たとえば用紙)の残留時間に対して可変で
ある。一般に、加熱ローラ44(I)のローラ表面の温
度は約300ないし375°Fの範囲である。水性イン
クをインクジェット印刷プロセスに使用した場合には、
約330°Fないし375°Fの温度が多少好ましい。
媒体、特に用紙による圧力条件は、通常0ないし150
psiの範囲である。特に加熱ローラ温度が約330°
Fないし375°Fである場合には約65ないし約13
0psiの圧力がやや好ましい。
【0042】加熱/ローラ装置における媒体の残留時間
は、給電された駆動ローラ(たとえばローラ42
(I))の角速度によっておおむね決定される。8 1
/2×11インチの用紙の場合の典型的な残留時間は1
枚あたり約2ないし約8秒である。約3ないし約6秒の
残留時間がより好ましい。これらの好ましい残留時間
は、通常1分あたり約16ないし約32枚の8 1/2
×11インチの用紙処理速度にほぼ対応する。一般に、
動作温度が上昇すると残留時間は短くなる。たとえば、
温度がその好ましい範囲(たとえば330ないし375
°F)の上限に向かって上昇するほど、残留時間範囲の
下限(たとえば2ないし3秒)が好ましい。
【0043】好ましくは、媒体シート20は加熱/ロー
ラ装置42(I)/44(I)を経由して平滑かつ連続
して給電される。この平滑かつ連続した動作は、図3に
おいてMP4として全体的に示される媒体経路部分まで
延在する。また、この平滑かつ連続した動作は、ここで
も、印刷領域15(I)における媒体シート20(I)
が有する不均一かつ不連続な動作と対照される。すなわ
ち、加熱/ローラ42(I)/44(I)を経由する連
続的な動きは、印刷領域ドライバ装置30(I)/32
(I)によって提供される印刷領域を経由するストップ
アンドゴーの(すなわち不連続な)動きと定性的に異な
る。このため、シート20(I)が、加熱/ローラ装置
42(I)/44(I)によって提供される連続動作に
搬送される前に印刷領域駆動装置30(I)/32
(I)によって提供される不連続な動作から完全に解放
または解除されることが非常に好ましい。
【0044】ここでも、この2種類のシートの動きの間
の遷移は、印刷領域終了点18(I)から加熱/ローラ
42(I)/44(I)まで前進する際に媒体シート2
0(I)を掴まないローラ/ベルト装置34(I)/3
6(I)の使用により達成されることが好ましい。給紙
遷移装置が何であれ、印刷領域15(I)の終了点18
(I)とローラ42(I)/加熱ローラ44(I)の挟
持または接触の開始38(I)との距離52(I)は、
上記のように前進している印刷媒体シート20の長さよ
り長いことが好ましい。たとえば、標準の8 1/2×
11インチの用紙の場合、この距離52は11インチよ
り長いことが好ましい。
【0045】図3に示すインクジェットプリンタ10
(I)は、第1領域、たとえば領域I a(I),Ib(T)およ
び/またはIc(I)をさらに設けて示される。たとえば、
かかる第1領域Ia(I)は、給電ローラ26(I)から印
刷領域15(I)の終了を画定する面18(I)を超えた
点に、さらに第2領域II(I)まで延在することができ
る。インクジェットプリンタに加熱装置(図3に示す加
熱装置42(I)/44(I)または平坦な板状加熱装
置等)を設けた場合、第1領域Ib(I)はかかる加熱装置
まで延在することができる。別の好ましい第1領域I
c(I)は、給電ローラ26とインクノズルの直前の媒体経
路と交差する面16(I)との間に配置されて図示され
る。第1領域Ia(I)およびIb(I)には、センサ3a(I)
よび3b(I)が設けられて図示される。第1領域Ic(I)
は一方のセンサ3a(I)が設けられて図示される。第2領
域IIにも、例として2つのセンサ4a(I)および4b(I)
が設けられて図示される。
【0046】なお、本発明の原理は、2個以上の「第1
領域」から温度が計られ、次いで処理されて作用される
インクジェットプリンタにも適用可能である。単なる例
として、領域Icの温度を最初に計ることが可能であ
る。この第1の温度検知に次いで領域Ibの温度さらに
領域Iaの温度が計られる。2,3個等の領域Iの温度
間の変化、すなわち所定の温度差(たとえば、領域Ic
と領域Iaの温度差)は領域IIの温度と比較され、温
度差(デルタ)を入手し、これによりマイクロプロセッ
サが融着器を異なる温度に変化させる。同様に、領域I
Iにおいて計られる多数の目盛りも同様に処理され(た
とえば、最高、最低、平均等の選択)、領域Iの温度に
対して作用される。
【0047】以上、本発明の具体的な実施形態について
詳細に説明してきたが、これは単なる説明の目的にすぎ
なかったことが理解されるはずである。したがって、本
明細書に記載されるプリンタ(電子写真プリンタ、およ
び暗黙としてインクジェットプリンタによって)を当業
者がいくつかの詳細において変更することにより併記の
特許請求の範囲および請求される要素の等価物の範囲内
において上記プリンタを特定の用途に適応可能であるこ
とから、本特許開示は発明の範囲を限定するものとして
解釈されるべきできはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本特許開示のプリンタの制御システムの構成要
素のブロック図である。
【図2】本発明に従って構成される温度検知システムを
設けた電子写真プリンタの断面図である。
【図3】本発明に従って構成される温度検知システムを
設けたインクジェットプリンタの断面図である。
【符号の説明】
2 制御システム 3 第1の温度センサ 4 第2の温度セン 5 マイクロプロセッサ 8 融着器温度制御装置 9,46 融着器 10 印刷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EB12 EB13 EB30 EC14 EC29 HA44 2H033 AA02 BA32 BB18 BB28 CA07 CA08 CA09 CA39 CA40 CA48

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサからの信号に従って
    異なる温度で動作可能な印刷装置と融着器とを備えたプ
    リンタであって、(1)第1の温度センサと、(2)第
    2の温度センサと、(3)前記第1の温度センサによっ
    て検知された温度と前記第2の温度センサによって検知
    された温度との差を測定し、電気信号を前記融着器に送
    信して前記差に基づいて前記融着器の動作温度を変更す
    るマイクロプロセッサと、を備えるプリンタ。
  2. 【請求項2】 マイクロプロセッサからの信号に従って
    異なる温度で動作可能な印刷装置と融着器を備えた請求
    項1記載のプリンタであって、(1)第1の温度センサ
    を有する第1領域と、(2)第2の温度センサを有する
    第2領域と、(3)前記第1領域において検知された温
    度と前記第2領域において検知された温度の差を測定
    し、電気信号を前記融着器に送信して前記差に基づいて
    前記融着器の動作温度を変更するマイクロプロセッサ
    と、を備えるプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は電子写真プリンタであ
    る、請求項1記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置はインクジェットプリンタ
    である、請求項1記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記第1の温度センサは前記第1領域に
    おいて周囲温度を検知する、請求項1記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記第1の温度センサは前記第1領域に
    おいて印刷媒体の温度を検知する、請求項1記載のプリ
    ンタ。
  7. 【請求項7】 前記第2の温度センサは前記第2領域に
    おいて周囲温度を検知する、請求項1記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記第2の温度センサは前記第2領域に
    おいて印刷媒体の温度を検知する、請求項1記載のプリ
    ンタ。
  9. 【請求項9】 前記第1領域は、前記プリンタのシート
    入力側と、前記融着器の直前にある前記プリンタを通過
    する媒体経路上の点との間に延在する、請求項1記載の
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 前記前記第1領域は、前記プリンタの
    シート入力側と、印刷組成物転写領域の前段にある前記
    プリンタを通過する媒体経路上との点の間に延在する、
    請求項1記載のプリンタ。
JP2002188965A 2001-06-28 2002-06-28 自己調整用温度を有する融着器を使用するプリンタ Withdrawn JP2003091207A (ja)

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