JP2003090469A - 管継手用工具 - Google Patents

管継手用工具

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JP2003090469A
JP2003090469A JP2001282828A JP2001282828A JP2003090469A JP 2003090469 A JP2003090469 A JP 2003090469A JP 2001282828 A JP2001282828 A JP 2001282828A JP 2001282828 A JP2001282828 A JP 2001282828A JP 2003090469 A JP2003090469 A JP 2003090469A
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JP
Japan
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collar
joint
tool
joint body
pipe
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JP2001282828A
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English (en)
Inventor
Isao Otani
功 大谷
Akihiro Shimizu
昭宏 清水
Yutaka Goto
裕 後藤
Kazuo Shimane
和男 島根
Akio Aida
明雄 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Sankei Seisakusho KK
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Sankei Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手のカラーの継手本体への押し込みを容
易にする工具を開発する。 【解決手段】 工具(1)の円筒体(3)の一端のフラ
ンジ部(4)に設けた溝(12)をカラー(7)の突起
(25)に嵌合させて、工具(1)とともにカラー
(7)を継手本体(6)内へ押し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線やケーブル等
を保護する電線管の接続に適する管継手用の工具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工場やビル、或いは住宅等の建屋には電
線配線は欠かせず、最近のように多種の電子、電気機器
を用いるようになると、電線やケーブルの数も多く、建
屋の内外に電線等が縦横に走ることになり、それを束ね
電線管の内に納めることがなされる。実際、電線管への
電線やケーブルの収納は電線やケーブルの雨水からの保
護、コンクリート内や土中に埋設したとき等の予期しな
い外力による電線の破損を防止できることから、これら
保護のため多用されている。
【0003】電線管を用いた電気配線工事は、必然的
に、電線管と電線管とをつなぐ又は電線管と配電盤ボッ
クス等をつなぐ継手を必要とし、これ迄にもいくつかの
タイプの継手が提案されている。特開平11−1688
16号公報は、円筒状の金属製継手本体と、該継手本体
内に挿入される弾性パッキンと、弾性パッキンにその一
部が当接し該弾性パッキンを弾性変形させる金属又は合
成樹脂製のカラーと、継手本体にその外周面側からねじ
込まれかつカラーを介して接続されようとする管の外表
面に当接し、接続されようとする管を継手本体に固定さ
せるボルトとからなる電線管用継手の構成を開示する。
【0004】上記した従来の継手は、カラーを装着する
ことによって、カラーが電線管を均一に包み、電線管を
縮径させ電線管と継手本体との間にガタつきのない強固
な支持が可能となる。しかしながら、カラーの継手本体
内への押し込みは、相当に力を要し、作業現場では、カ
ラーの押し込みに時間を要して作業効率の悪さが、生じ
ている。
【0005】このため、カラーの継手本体への押し込み
のためにレンチやスパナーを用いるが、適切な手段とは
言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明は前
述した従来技術の不具合を解消させ得るカラー押し込み
のための専用工具を提供することを解決すべき課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、略円筒
状の継手本体と、該継手本体内に配されるパッキンを継
手本体の一方の開口端部側から押圧するカラーと、継手
本体に設け且つカラーを継手本体に対して移動させる案
内手段と、カラーに設け且つ案内手段に沿って移動自在
なピンと、カラーの外周面に設けた突起と、継手本体の
所定位置に設けられたマークとを有し、前記突起を前記
マークとほぼ同一軸線上に位置させたとき、カラーを継
手本体内へ押し込むことを特徴とする管継手に用いる管
継手用工具であって、該工具が円筒の筒体の半体の対か
らなり、半体の少なくとも一方の端部の径方向外方に延
在するフランジ部が少なくとも一つの溝を有し、半体を
合わせて円筒体とし、カラーの突起に溝を嵌合させ、円
筒体によりカラーを管継手に押しつけた状態で回すこと
が可能であることを特徴とする管継手用工具が提供され
る。
【0008】これにより、工具を開いて電線管に取りつ
け、元の円筒体に戻し、工具のフランジ部の溝とカラー
の突起とを嵌合させた状態で、工具をしっかり握り継手
本体側へ工具を押しながら回してカラーを所定位置へ配
することにより、カラーの押し込み作業はきわめて容易
である。工具の取外しは、工具をカラーから軸心方向へ
離す方向に移動させ、開いた形とさせることで可能であ
る。専用の工具の使用により、パッキンの軸方向の変形
は確実に保証され、良好な水密が得られる。
【0009】好ましくは、継手本体の所定位置にマーク
を設け、このマークとカラーの突起が一致する迄カラー
を回しながら押し込む。これにより、カラーと継手本体
との相対的位置関係を常に一定とさせ、作業者による押
し込み量の違いが生じることを防止できる。このマーク
は凸部とすることで識別容易とさせると良い。
【0010】さらに、本発明によれば、継手本体にねじ
穴、カラーにキリ穴を有し、ピンが案内手段の最終位置
を占めたとき、前記ねじ穴が前記キリ穴とほぼ同一線上
に位置する。さらに、円筒体に長手方向にスリットを入
れ略半開きに拡開可能とし、円筒体の内径が電線管の外
径に略等しい本体と、該本体の一方の開口端部に径方向
外方に延在するよう設けたフランジ部と、該フランジ部
が管継手のカラーの外径に相当する径の開口部を有し、
さらに、該開口部の内周面とフランジ部の端面とに開放
された少なくとも一つの溝を有し、該溝を管継手のカラ
ーの突起に嵌合させ且つカラーを回動させながら管継手
本体内にカラーを押し込み自在としたことを特徴とする
管継手用工具が提供される。
【0011】この専用工具は、合成樹脂製で軽く、しか
も半開きしたとき別体の二つの部材にならないから紛失
することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、継手用工具1
は、接続されようとする電線管2に取り付け自在の円筒
体3を有し、合成樹脂材にて成形される。工具1の先端
のフランジ部4が、管継手5の継手本体6の両側のカラ
ー7の端部を外側より包み、工具1を回すことでカラー
7を少し回しながら、カラー7を継手本体6内へ押し込
む。
【0013】工具1の円筒体3は、手で掴むに十分な長
さとその表面にすべり止めを有し、長手方向にスリット
8(図2)が入っている。このスリット8は工具1を拡
開させるのに役立つ。このスリットと対向する部分の円
筒体内周面10に長手方向に延在する凹部9を設け、こ
の部分の円筒体3の肉厚をうすくする。
【0014】工具1の円筒体3の一端のフランジ部4は
径方向外方に膨出する形で設けられ、開口部11が設け
られている。開口部11の内径はカラー7の外径と略等
しくその内周面に複数個の離間した溝12が配設され
る。溝12はカラー7の後述する突起を収納するに適し
た形状となっている。スリット8と対向するフランジ部
4の外周面側に切り欠き部13を設ける。この切り欠き
部13の対向面は、図4に示すように、円筒体3を拡開
させたとき互いに当接し、拡開量を規制する働きをす
る。円筒体3の内径は電線管2の外径に等しいか、やや
大の寸法とする。
【0015】次に、前述した工具1の使用に適する管継
手5の例を説明する。管継手5の継手本体6は略円筒状
であり、内周面がその両端部(後述するカラー7の挿入
口側)から中央部に向かって漸次に縮径するテーパ面と
なっており、その周壁の軸線方向両端側寄りにそれぞれ
少なくともひとつのねじ穴14を軸線方向に沿った位置
に設けている。また、継手本体6の軸線方向中央部は、
接続しようとする管2の外径よりもやや大きい内径の環
状の棚27を有し、該棚27とテーパ面7との間に段差
を形成している。
【0016】また継手本体6は、後述するカラー7に設
けたピン15を案内してパッキン16が押圧されていな
い状態から押圧された状態とになるようにカラー7を挿
入し且つパッキン16が押圧された状態でカラー7を維
持するための案内手段17が設けられている。
【0017】案内手段17の一例を図6に示す。案内手
段17は、好ましくは継手本体6に設けた略L字の穴か
らなる。略L字の穴17は、先端部が継手本体6の縁部
に隣接する第1の位置18と、第1の位置18から継手
本体6の軸方向の中央に向かって延びた位置の第2の位
置19と、第2の位置19から継手本体6の周方向に沿
って延びた位置の第3の位置20とを有する。
【0018】また、案内手段17の穴の形状に限定はな
く、略ノ字の形状であっても良く、第1の位置18と第
2の位置19との区間を傾斜穴とし、且つ第2の位置1
9と第3の位置20との区間を継手本体6の周方向に延
びた長穴として穴17を形成しても良い。
【0019】このような構成の継手本体6内にその軸線
方向両端部から段差を埋めるように弾性材、例えば、熱
可塑性エラストマーやゴム材、あるいは合成樹脂製の弾
性パッキン16を挿入している。こうしてパッキン16
の一端側が棚27とテーパ面との間に形成された段差に
突き当たり、またパッキン16の他端側がカラー7の先
端部分に突き当たって後述するカラー7の挿入による押
圧でパッキンが軸方向に弾性変形する。
【0020】カラー7は、図6に示すように継手本体6
に挿入する挿入部21とフランジ部22とを有する。挿
入部21は継手本体6に設けたテーパ面と相補するテー
パ面を有しており、カラー7と継手本体6とが密接した
ときに、図5に示す押圧された状態にパッキン16を弾
性変形させる。また、挿入部21は、その周壁の半径方
向外側に突出するピン15と、継手本体6のねじ穴14
にねじ込まれるボルト23を挿通するキリ穴24(バカ
穴)とを有する。
【0021】ピン15は、好ましくはキリ穴24の位置
とほぼ対向する位置に設けられ、継手本体6の案内手段
17は前記ボルト23のねじ穴14の位置とほぼ対向す
る位置に設けられていることが望ましい。また、キリ穴
24は、ボルト23の締め付けによりカラー7が更に軸
線方向内側に挿入され且つパッキン16を更に押圧する
位置に設けられることが望ましい。
【0022】図7に示すように、カラー7のキリ穴24
と同一線上に第1の突起25を設け、継手本体6のねじ
穴14と同一線上に第2の突起26を設ける。ピン15
が案内手段17の第3の位置20にきたとき、両突起2
5,26が同一線上に位置するようにする。
【0023】次に、電線管2の管継手5への取付方法に
ついて述べる。継手本体6の案内手段17の第1の位置
18にカラー7のピン15をセットし、カラー7がセッ
トされた継手本体6内へと電線管2を挿入する。工具1
を拡開して電線管2を包むようにして取り付け、元の円
筒体に戻す。このとき、フランジ部4の開口部11内に
カラー7のフランジ部22が入り込みかつ溝12を突起
25と嵌合させた状態とさせる。
【0024】工具1を手でつかみ、回しながらカラー7
を継手本体6内へと押込む。この作業によりカラー7に
植立させたピン15は案内手段17の第2の位置19か
ら第3の位置20へと移動し、カラー7の回動と前進を
止める。次に、ボルト23をねじ込み、その先端を電線
管2の外周面に当接させ、電線管2を管継手5に固定さ
せる。該固定を確認した後、工具1を後方へ戻し、カラ
ー7から工具1を離し、拡開し、工具1を電線管2から
取外す。
【図面の簡単な説明】
【図1】工具の使用状態を示す平面図である。
【図2】工具の側面図である。
【図3】図2の矢視III −III よりみた断面図である。
【図4】工具を拡開したときの側面図である。
【図5】管継手の使用状態を示す断面図である。
【図6】案内手段とカラーを示す平面図である。
【図7】第1と第2の突起を示す平面図である。
【符号の説明】
1 工具 2 電線管 3 円筒体 4 フランジ部 5 管継手 6 継手本体 7 カラー 8 スリット 9 凹部 12 溝 13 切り欠き部 14 ねじ穴 15 ピン 16 パッキン 17 案内手段 24 キリ穴 25,26 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 昭宏 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 後藤 裕 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 島根 和男 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 合田 明雄 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 Fターム(参考) 3H015 HA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状の継手本体と、該継手本体内に
    配されるパッキンを継手本体の一方の開口端部側から押
    圧するカラーと、継手本体に設け且つカラーを継手本体
    に対して移動させる案内手段と、カラーに設け且つ案内
    手段に沿って移動自在なピンと、カラーの外周面に設け
    た突起と、継手本体の所定位置に設けられたマークとを
    有し、前記突起を前記マークとほぼ同一軸線上に位置さ
    せたとき、カラーを継手本体内へ押し込むことを特徴と
    する管継手に用いる管継手用工具であって、 該工具が円筒の筒体の半体の対からなり、 半体の少なくとも一方の端部の径方向外方に延在するフ
    ランジ部が少なくとも一つの溝を有し、 半体を合わせて円筒体とし、 カラーの突起に溝を嵌合させ、 円筒体によりカラーを管継手に押しつけた状態で回すこ
    とが可能であることを特徴とする管継手用工具。
  2. 【請求項2】 継手本体にねじ穴、カラーにキリ穴を有
    し、ピンが案内手段の最終位置を占めたとき、前記ねじ
    穴が前記キリ穴とほぼ同一線上に位置する請求項1記載
    の管継手用工具。
  3. 【請求項3】 円筒体に長手方向にスリットを入れ略半
    開きに拡開可能とし、円筒体の内径が電線管の外径に略
    等しい本体と、該本体の一方の開口端部に径方向外方に
    延在するよう設けたフランジ部と、該フランジ部が管継
    手のカラーの外径に相当する径の開口部を有し、さら
    に、該開口部の内周面とフランジ部の端面とに開放され
    た少なくとも一つの溝を有し、該溝を管継手のカラーの
    突起に嵌合させ且つカラーを回動させながら管継手本体
    内にカラーを押し込み自在としたことを特徴とする管継
    手用工具。
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